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「3月のライオン 第2期(TVアニメ動画)」

総合得点
87.0
感想・評価
761
棚に入れた
4085
ランキング
174
★★★★★ 4.3 (761)
物語
4.4
作画
4.3
声優
4.4
音楽
4.2
キャラ
4.4

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3月のライオン 第2期の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

つぼ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

次は酷評(風)だニャ!

さぁ!みなさん!ご一緒に!

ニャン ニャン ニャーニャで ニャー将棋♪

ニャン ニャン ニャーニャで ニャー将棋♪

一歩ずつ前へ進む 頑張り屋さんニャー

まだまだ 一番弱いけど 肉球パンチを おみまいニャ

ニャン ニャン 歩兵(ふひょう)

ニャー将棋♪


<次は桂馬だニャ!>

ピョンと飛んで 右左 ちょいと斜めから

敵も味方も飛び越えて カンガルーパンチが炸裂ニャ

~♪

って!

もう! 油断すると、ついフルコーラス歌っちゃうよ!もう! ニャー将棋音頭、楽しいよ!歌っちゃうよ!もう!まったく、困るんだよね、耳に残っちゃうよ、もう!モーモー、だよ、ニャーじゃないよ、まったく、もう!

○次はあらすじだニャ!

物語自体は、主人公が不遇な生い立ちから周りの方々の人情や支援を受けての人間成長物語ですから、とても王道で間違いのないストーリーです、原作者お得意のほんわかな雰囲気も良いですし、ネコ飼いからしたらあのネコあるあるはたまりません(笑)、川本一家の暖かさも素晴らしいです、ストーリー・作画・楽曲・演技・演出ら全てが満点で文句なしです、、、



「これが!将棋アニメ(漫画)じゃなかったらな~~あぁ!?」

※是非、↑を古美門研介(風)のセリフと仮定して脳内再生してお楽しみ下さい




ピョンと飛んで 右左 ちょいと斜めから

敵も味方も飛び越えて カンガルーパンチが炸裂ニャ

ニャン ニャン 桂馬(けいま)

ニャー将棋♪

セリフ<次は金将だニャ>


王様を守るニャ ボディーガードだニャー♪

敵の王にも寄っていく お側にいるのが大好きニャ

ニャン ニャン 金将 ニャー金将

ニャンニャ ニャーニャで ニャー将棋♪

って!!



あ~、それにしてもcv茅野愛衣さんの歌声は良いね~、癒されるわ~


○次こそ酷評(風)するだニャ!

ホント、何で将棋を題材にしちゃったかな~、

将棋した事による大きな問題点

①主人公、零の精神性(力)に矛盾が生じている

不幸な境遇でありながら零は中学生でプロ棋士になっています、これが示す事実は零の「人間的な自立」と「経済的な自立」です、共に自立としたのは、プロ棋士になる為にはその生活のほとんど「将棋」に費やねばならないからです、零くらいの年頃の一般人が悩むような諸問題は既に解決か達観している事でしょう、それほどプロ棋士には将棋に打ち込む必要があるからなのです、言葉は汚いですが甲子園球児が野球馬鹿なように、若年のプロ棋士も将棋馬鹿なのです、物語にあるような問題や心の葛藤は自己内でとうに解決済みでなのです(あんなモノローグを呟く事はないでしょう)、

②将棋自身が持つエンタメ性の低さ

一般人に何十手先を読み合うプロ棋士による将棋の勝敗(投了)は到底わかりません、その証明にもなるのですがNHKの将棋解説もプロ棋士二人がかりで解説していますよね(解説聞いている時だけ何だかわかった気になるw)、それほど難しいのです、野球やサッカー等の点取り協議や陸上やスケートのようにタイム協議なら一目瞭然です実にわかりやすい、フィギュア等の採点競技でもその身体的能力の高さや美しさは一般人にも充分に伝わります、繰り返しますが将棋の投了に至る過程を一般人がエンタメとして捉えるのは無理でしょう、プロ棋士の凄さが一般人でも知れるのは物語でも描かれている○○万人の頂点であるだの、対局が何十時間にも及ぶだの、外見からの状況情報に過ぎません、つまりどう凄い強いのかは肝心要の対局内容から一般人には理解出来ないのです、


「理解出来ないものには感動も称賛もわかない」







ニャン ニャン ニャーニャで ニャー将棋♪

ニャン ニャン ニャーニャで ニャー将棋♪

どこまでも真っ直ぐ 前進あるのみ

後戻りは出来ないニャ 不器用で一途な生き方ニャ

ニャン ニャン 香車(きょうしゃ)

ニャー将棋♪



セリフ<次は銀将だニャ>


って!!!


次は○○だニャ!のcv久野美咲さんも良いね~、子供の役凄いわ


○次こそ!次こそ!酷評(風)するだニャ!


将棋って題材面白くない?

こんな感じで、原作者と編集者で他愛もなく始めた連載なのでしょうか?

特に二期は、いじめ問題を差し込んだ為に、この物語は何処に向かっているのか見えにくくなってしまいました(個人的に私がいじめ問題を生存競争だと認識しているからかも知れませんが)、

おそらく、原作者は孤高の宗谷名人(閉じていく世界)と零(開いていく世界)の対局でエンディングを考えているのではないか?と一期の頃、私は考えていましたが、今はわからなくなりましたね、

もしかしたら、将棋を題材にした事を今になって原作者は悔いているのではないか?とするくらいの脱線具合に感じます、

「違うの!将棋が良いの!将棋じゃなきゃヤダヤダ!ヤダ!」とするなら、

零を中学生プロ棋士のような天才と初期設定せず、悩み多き一般高校生の主人公零として、自身の自立や尊厳の為に奨励会・プロ棋士を目指す!って物語にすれば良かったのでは?と私は考えます、

零を両親の遺産で独り暮らししていたとすれば、川本一家との接点も潰れず、今の物語の形態のままでつくれますしね、


将棋アニメと将棋(風)アニメの違い、


みりん風調味料はみりんじゃないのよ、アルコールが入っていないからね、風なのよ


まぁ、案外捉え方の違いかも知れませんけどね



さぁ!それでは皆さん!気を取り直し、ご一緒に!(いよいよ、もうどうでも良くなる!)

クールに構えるは 影の主役だニャー

攻めも守りもこなすけど ワキと背中はスキだらけ

ニャン ニャン 銀将(ぎんしょう)

ニャー将棋♪



セリフ<次は飛車だニャ>



最強の戦士と呼ばれた勇者ニャ

タテヨコ自在に飛べるから 全てのニャーにモテモテニャ

ニャン ニャン 飛車(ひしゃ) ニャー飛車(ひしゃ)

ニャンニャ ニャーニャで ニャー将棋♪


次は3番(曲)だニャ!

(んで、結局どんなレビューだったんだよ、これはさ)


「酷評(風)レビューだニャ!」(フー!シャー!)

投稿 : 2019/01/02
閲覧 : 363
サンキュー:

9

ネタバレ

みつぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

今回2期を一気に見ました

前回よりも内容がダークでした

学校のいじめ問題が出てきてハラハラドキドキ

虐めを題材にしてどうするのって凄く不安でどう収めるのって超心配してしまった

結局これで解決だって内容ではなく

リアル同様あやむやな展開で時間が解決みたいな内容で終わっていた

そこそこの展開で虐め問題が描かれていると言う事なのかな

でもあたたかぽかぽかもたくさんあり

涙笑顔ありよく出来ている

個人評価85点

投稿 : 2018/10/06
閲覧 : 259
サンキュー:

5

Huître さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

Tout est bien qui finit bien.

投稿 : 2018/07/29
閲覧 : 231
サンキュー:

2

ネタバレ

ダレイオス さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

将棋アニメとして見て評価を下げるにはあまりにも惜しい作品

1期の続きから始まる続編
2期の1話は1期から間隔が開いているからか
1期はどういうアニメだったのかがわかる作りでした。
寒い感じは否めないが独特のテンポのいいギャグや
出てくるキャラがギャグキャラよりのキャラ付けだったり
の感じが出ている作風は面白く相変わらず楽しめました。
将棋についても将棋の指し方から、将棋にたいしての取り組み方など
主人公が詳しく話してくれるので将棋アニメとしても
丁寧な描写が多く素直に楽しめる。
1話は将棋が上手くない人とプロ棋士である主人公のコメディから
スタートしていて、その組み合わせが面白い。
将棋が上手くない人の意見に対して主人公がプロ棋士ならではの
意見やツッコミを入れるこれが絶妙な所をついていて面白く楽しめました。
相変わらず、独特な映像的な演出も健在で見ていて面白い映像になってました。
ただ、2期は映像的な癖は意味もなくドアップシーンが増えていたり
この制作会社らしさが強く出ており1期はよりは
癖が強くなっていました。そのあたりは人を選ぶでしょう。

ストーリーは名人の強さを描写をしながら
そのライバル棋士のキャラの心理面に気を使ったりしながら進めてましたね。
名人は喋らないけど周りのキャラの心理面を掘り下げることにより
名人の凄さは感じ取ることは出来ました。
ライバル棋士のキャラが名人と戦うことの大変さはもちろんだけど
戦うまでの大変さも伝わってきたし
戦ったあとも精神をボロボロになってしまうぐらい厳しいことは伝わってきました。
そういった描写は素直に良かったなと思えました。

主人公については新人王戦に向けて進んでいる感じで描かれてました。
その中で主人公の過去の回想が語られて
内弟子になったことにより元々いた家族との距離感などで
苦しんだ辛い過去が語られたりその話も大変さは伝わってきました。
苦しんだ過去はリアリティーがあり当時子供ながら難しい人間関係に
置かれた状況を生き抜いてきた生々しさの描写は特に色々考えらせられました。
主人公に関しては相変わらず詩人だなとは思いましたが
そのおかげで一言一言に重みがあり凄く気持ちは伝わります。

主人公以外は中学生の女の子の難しい人間関係の問題が描かれてましたね。
こっちの方は正直この制作会社の癖の強い演出もあってキツイ内容では
ありましたが主人公側のそれぞれの立場の人間の考え方や思いが語られて
その部分が深く掘り下げられていたのでそれぞれの意見は違えど人間関係に苦しんでいる中学生の女の子のことを
真剣に色々とみんな考えているんだなと伝わってくる
作りだったのは考え深かったです。
特に主人公は自分が人間関係に苦しんでいたけど自分は我慢していただけだから
自分には何か助けてあげられる策がないことで自分の力の無さに悩んでいたり
したりする気持ちは痛いほどわかったので
そういった丁寧な心理描写はとても良かったです。
中学生の女の子も自分は頑張って正しいことをしてきたつもりだけど
その行動のせいで人間関係が崩れたという
難しいジレンマが描かれていて「どうしてこうなるの?」という理不尽さは
こちらも気持は痛いほど伝わってきました。

うーん、この人間関係の崩れも妙にリアリティーはあったし
その崩れに対しての主人公側でない周りの大人の対応の冷たさや
状況を知らない保護者が出てきて大騒ぎになったらどうしよう・・・的な
問題など様々な問題が描かれていたし
実際に出てきた時の保護者の態度なんかも問題の難しさを演出していて
雑にまとめずに丁寧に人間関係の難しさを描けていたと思います。
正直、テンポ優先でアニメが作られる時代で
ここまで丁寧に作られているとは思わなかったので感心してしまいました。
そのおかげで観ている視聴者に色々な考え方や問題に対しての向き合い方があるなと
思わせるものになっていたし、人間関係の崩れる過程の壮絶さ周りの大人の冷たさの問題など
綺麗ごとですませてはない奥の深い問題提起のストーリーになってました。

将棋対局自体については2話の序盤まではしっかりと描かれてましたが
その後は1クール目ぐらいまでダイジェストでしたね。
ただ、主人公が人間関係に悩んでいる中学生の女の子のことを
見て自分はどう将棋を指すべきなのか?を考えたり
二海堂の将棋の取り組み方を見て、ライバルの二海堂がどのような思いで
将棋に取り組んでいたのかを悟ったり
二海堂の言葉の意味も、そういう意味があったのか・・・と
悟ったり、二海堂についてはキャラが掘り下げられて
将棋について人生を賭けていると伝わってきて
1つ1つのエピソードに意味があるのはとても良くて
1期同様に色んな人が登場してそれぞれの思いが交錯する内容で
それを主人公がどう思うのかでしたね。
なので、そこまで将棋対局自体の描写は重視はしていなかった感じでしたが
とにかく主人公に関しては心理描写が丁寧なので
どう思うかに関しても聞いていて説得力はありました。
ライバルを見て主人公がどう思って自分なりの答えを出して
成長を感じさせられるキャラクター描写が出来ていたので・・・

他のライバルキャラについても1期同様に将棋について人生を賭けている
ということがヒシヒシと伝わってくるエピソードが中心で
主人公側だけでなくて相手側もどう挑んできているのかの描写が出来ていたので
それらについてはとても良かったです。
主人公側だけから見れば憎むべき相手なのかもしれないが
そうではなくて相手側のからも描くことによって
いやいやいやいや、ライバルキャラにも都合がありけして憎むべき相手ではない
という描写が出来ていたのは良かったです。
このおかげで主人公側だけの都合で描かれていた作品ではないという作りになっていたので・・・

気になる所は中盤以降は無駄に寒いギャグが増えるので
個人的には面白いので楽しめましたが人を選ぶかなとは思いました。
かなり長い時間寒いギャグに使われるのも
ストーリーが中々進まないことになってるので間延びしている感じは否めない気はしました。
あと寒いギャグは割合シリアスを和らげるために使われている傾向もあるので
シリアスとのバランスがいいか
噛みあってないかは評価はわかれそうだなと思いました。

後半の将棋対局は少ないながらもの将棋対局がある場合は
ダイジェストではなくなり、きちんと描かれていたので
楽しめることは多かったです。勝負のターニングポイントも
わかるので、そういったシーンは盛り上がりました。
それに後半は明るい家族の温かい話も増えて
温かみのある日常シーンが増えるのですが
主人公と中学生の女の子の家族の交流は主人公が将棋を指す理由を
みつけるという成長を描くことしながら
温かみのあるシーン作りが出来ていたので
その表現の仕方は凄く良かったです。この表現の仕方は感服に値します。

棋士以外のキャラは中学生の女の子の爺さんにあたるキャラがいましたけど
考え方は子供騙しではなくて、中学生の女の子の優しさに対して
大人な意見かつ真剣に中学生の女の子の優しさを尊重しつつよく考えているんだなと
伝わってくる対応の仕方をしていたので
そういうキャラクター描写はとても良かったです。
そのおかげで深みのある優しさを感じることが出来ました。
主人公の義理の母親は主人公のことを客観的に見たことを心の中で語ってましたが
これについては主人公のことをよく見ているな・・・と伝わってきたし
これによって色々な人が見た意見が描けていたので
一方的な見方の作りになってなくて良かったなと思えました。
このアニメて様々な人の意見が色んな角度で主人公側の都合だけでなく
描かれているケースが多いので、そういう作りは感心してしまう。

声優さんについては主人公役の方は1期同様にモノローグ風に語られる時の喋りは気持ちのこもった
演技が出来ていていたのは良かったです。
2期はシリアスも多かった分、全体的にも演技力が必要だった作風でしたが
場面場面しっかりとした演技でキャラの気持ちは伝わってきたし
泣いたり悲しんだりの感情的になった場面でも
その場面に合った演技作りが出来ていたし凄く良かったです。
ギャグ演技も演技自体はきちんとギャグとして機能している演技が
出来ていたのでその点もとても良かったです。
演技については問題はありませんでした。

まとめると1期以上に癖が強い作画1期同様に寒いギャグなので人を選ぶだろうが
個人的には面白くてギャグは楽しめました。
内容自体は将棋対局自体の描写は1クール目はダイジェストでしたが
中学生の女の子の人間関係の問題や二海堂や他のライバルたちの
将棋について人生を賭けていると伝わってくるエピソードは良かったです。
特に人間関係の問題については考えさせられる内容で
もの凄いシリアスではありましたが問題の本質は描けていて
綺麗ごとでは描いていなくてよく出来ているな・・・と思いました。
うーん、将棋アニメでなければ相当な高評価が出来るだろうが
将棋アニメなのでその辺が前半の評価のポイントでしょうね。
後半は将棋対局自体は少ないながらも将棋対局がある場合はしっかりしてくるので
素直に将棋アニメとして楽しめました。
ただ、将棋対局自体は少ないのでやはり将棋アニメとしての評価となると・・・でしょうね。
それでも後半は温かみのある成長をストーリーを描けているので
内容自体は高評価の出来る作りでした。
将棋アニメとして見て評価を下げるにはあまりにも惜しい作品

投稿 : 2018/07/01
閲覧 : 312
サンキュー:

9

pin さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

主人公はこのあと恋をするのかな。続きが見たいかも。

人と人との関係が希薄なものになりつつある現代社会で、暖かさを感じられる作品。

登場人物たちが、とても強い信念で目の前のものに向き合う姿が印象的だった。

投稿 : 2018/06/23
閲覧 : 274
サンキュー:

6

ネタバレ

Seven_7G3A さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

まさに「あんみつ全部のせ」と「磯辺焼き+力うどん」!

原作既読+44話(1期+2期)までの感想です。
「うーん。良かった。物語の中にずーっと浸っていたい、心地よさのある優しい作品ですね。ただ甘いわけでも、ただ優しいわけでもなく、現実の厳しさや辛さに裏打ちされて出てくる優しさというのか、今ある現実世界の中でこんな優しさに触れてみたいなー、と希望を抱かせてくれる作品でした。3期も期待!」

物語は、大きな目標があるわけでも、単純な日常モノでもなく、人間ドラマが中心になって展開します。将棋を柱としていますが、将棋はそのドラマの舞台装置の一部で、名人や優勝に向けて切磋琢磨したりする事が物語の大筋ではありません。(この点が「ちはやふる!」とは少し違う点でしょうか。) なので、将棋の戦いのシーンでも棋士の背景や人間ドラマの方にスポットが当てられます。
主人公零(レイ)がご褒美に「あんみつ全部のせ」をヒロイン役一家に奢った回で、「甘いもの」と「塩っぱいもの」、「温かいもの」と「冷たいもの」のループでお箸(スプーン?)が止まらない!!!と、ヒロイン役一家が悲鳴をあげていましたが、この物語もまさにその通りで、その人間ドラマの甘辛、温冷の緩急の付け方が絶妙で、ついつい視聴が止まらなくなりました。

個人的には「兄者」が好きですねー。「ぼん」も良いけど。

2期のひなちゃん中心回なのですが、(「聲の形」未視聴の方は見ないように)
{netabare}本当にいじめの展開がリアルで、結末も説得力がありました。被害者は本当に心に傷を持ちます。「聲の形」を見た後に、こちらを観ましたが、「聲の形」の中盤以降の展開で、被害者と加害者が仲良しごっこ集団を作るのだけど、本当にリアリティーがないと改めて感じましたね。それぐらい、被害者と加害者の間には高い壁があると思います。ましてや恋愛感情なんて!「聲の形」作者はたぶん加害者寄りの視点の持ち主なのかな、と、「謝れば許すでしょ?その後、加害者と友達になったり被害者もできるでしょ?」と。でも「3月のライオン」作者は被害者寄りで、「絶対許さない!」と結論付けています。 善悪論ではなく、どっちが加害者・被害者双方の心情描写として現実味があるか?という意味で、断然「3月のライオン」でしたね。僕個人的には。{/netabare}

将棋バトルものを期待していたら、肩透かしを食らうかもしれませんが、「東京下町物語」として観たらとても優秀な作品だと思います。

シャフトの新房監督の演出も流石です。
作画も綺麗で、原作の良い所が活かされていると思いました。
見て損は無いかと思います!

投稿 : 2018/06/11
閲覧 : 472
サンキュー:

7

ネタバレ

うにおいくら さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

将棋を知らなくても楽しめる

 高校生プロ棋士の話。
 第2期というぐらいだから第1期の続きの訳なんだが、多分第2期を見ていないと理解しにくいと思う。是非とも第1期から見てもらいたい。

 私は将棋が大好きだった少年時代を過ごしているので、このアニメが棋士を主人公に描かれているというだけで大満足なのだが、将棋を知らない人でも楽しめる内容だと思う。

正直に言うと将棋だけのアニメだと期待して見ていたのだが、実はそれだけではなく高校生プロ棋士とその周りにいる人々との関わりみたいなアニメだ。

 一言で言ってしまえば「東京の下町の人情味あふれる物語」なのだが、ひなたのいじめ問題とか老棋士の孤独とか…実社会の問題をさりげなく取り入れている物語であったりもする。

ある意味「社会派アニメ」ともいえるか?

是非じっくりと見てもらいたいアニメである。

投稿 : 2018/06/05
閲覧 : 301
サンキュー:

6

まゆげ@ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

原作組も楽しめます❗

原作にかなり忠実でとても良いです。
是非、制作陣もそのままで3期もやってほしい!

投稿 : 2018/05/15
閲覧 : 221
サンキュー:

4

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

イジメっ子がイジメをしていた自覚がない理由とはd(ゝω・´○)

原作が好きだし、アニメもキレイに作ってくれるてるので大好きです♪

何もかも好きなんですが、特に…

あかりお姉ちゃんがたまりません(*´Д`*)
理想なんです♪

現実には、こんな人いないだろうなぁorz

芸能人で考えてみると…

映画で役をやってた倉科カナ…
(;-ω-)ウーン胸大きいけどフワフワ感がなぁ…

外見が似てそうな筧美和子かな…
(;-ω-)ウーン性格が違いそう。

声優で外見が1番好きな茅野愛衣…

これだ!(゚∀゚)
あかりさんの中の人だし、言うことなし♪
結婚して体つきがもっとフワフワになれば、あかりさんに近づいていきそう♪ԅ(¯﹃¯ԅ)グヘヘ


それはさておき…

特にこの2期は「イジメ」が取り上げられてて、色々考えさせられます。

今から、「イジメっ子がイジメをしていた事を自覚できない理由」を述べていきますが、壮絶なイジメを体験をされた方は見ないで下さい。気分を害するだけの内容なので(〃・д・) -д-))ペコリン


{netabare}
【イジメっ子がイジメをしていた自覚がない理由は…】
{netabare}
「ただのコミュニケーションとしか思ってない」
からです。

えっ?と思われるかもしれませんが、イジメっ子にとってはそんなもんです。

さらに…

「かまってやってる」「してやってる」という思いがあると、もっとイジメていた事を自覚できません。

イジメ以外にも…

パワハラ、セクハラ、モラハラ、等の〇〇ハラスメント。
DVやストーカーをやってる奴らも、ネットで影で誹謗中傷してる奴らも…


ただのコミュニケーションとしか思ってません。

※ここでは上の行為を行ってるものを「加害者」
被害にあってる方を「被害者」とします。
{/netabare}

【何故コミュニケーションとしか思えないのか】
{netabare}
いろいろ理由がありますが…
・自己肯定感のため
・相手とそういう事でしか関わりが持てないから
等があります。

だから、ただのコミュニケーションなんです。


「自己肯定感のため」だけなら、少しは罪の意識があるかもしれません。

怖いのが、「相手とそういう事でしか関わりを持てない」というのは罪悪感が持てないのです。

もしかすると高揚感を持ってしまう場合もあり、「加害者」はエスカレートしていきます。

これが多数からのイジメやネット炎上などになると、拍車がかかってエスカレートしていきます。

「加害者」が「ただのコミュニケーション」としか思っていないような「悪意のない悪」ほど、タチの悪いものはないと思ってます。
{/netabare}

【相手とそういう事でしか関わりを持てないのは…】
{netabare}
これはイジメっ子にもイジメられっ子にもあてはまります。
悲しいかな、それ以外の関係性が持てないのです。

もし、趣味や盛り上がる事で関係が持てたのなら「イジメ」は発生しません。

イジメもそうですが、ネットで「荒らし行為」をしてる輩もそういう事でしか、誰かとからめないんだと思います。

「加害者」全般にもいえる事ですね。


「コミュニケーション」はお互いが楽しかったり気持ちよかったりすれば、「いい関係」になりますが…

イジメやネットの荒らしや〇〇ハラスメント、特にストーカーが一方的な快楽のためだけに行ってる行為は「加害者、被害者」という関係になってしまいます。

加害者側は「ただのコミュニケーション」被害者側は「イジメ等」と相反した思いなので、泥沼化していくんだと思います。
{/netabare}

【日常の一部である無視】
{netabare}
人との関係性で相手に興味がなかったり、イジメとかタチの悪い相手などに関わりたくない「無視」というのがあります。

「イジメ」より多いであろう「無視」も人との関わり方(コミュニケーション)だと思ってます。

イジメやパワハラなどを、わかってて無視をする「自覚のある無視」は罪悪感を感じるかもしれません。

でも…

ネットでよくみる「こいつとは関わりたくないなぁ」というような「自覚のない無視」はいつも発生してるので罪悪感もなにも感じません。

これは一つの「防御反応」だと思いますが、「無視」という行為は誰もがやっている行為であるといえます。


ネットで日常的に行われてる「自覚のない無視」によってコミュ等をやめていく人も多いと思います。
これはコミュ力がない「無視されてる人」に原因があるので致し方がないと思いますが…

イジメやパワハラと共に行われている周りからの「自覚のある無視」は、被害者の方にとっては、たまったものではあまりません。

「イジメ」からの辛さに「無視」が加わることによって辛さが何倍も何倍もふくれ上がってしまうからです。


「無視」してる人の中には「イジメられっ子」が可哀想だと思って声をかける人もいますが、本作品のように「イジメられっ子」が受け入れられる事はなかなかありません。

受け入れられる可能性が高いのは、その「イジメられっ子」に興味がある人だけだと思います。

ひなたのようにね♪
{/netabare}

【イジメはこの世から消えないと思う…】
{netabare}
私は…

イジメ=コミュニケーションだと思ってるので、世の中から消えないと思う。

悲しいけど…


あえてイジメにあわない方法としてあげるとしたら、


「コミュニケーション能力を高める」

ことぐらいしか思いつかないorz

でもコミュ力を高めるのが、とてつもなく難しいのですorz


では、コミュ力を高めれない人はどうすればいいか…


「魅力を高める」

でしょうか。

「魅力を高める」のに効率的なのが、「何かに特化して夢中になる事」をあげたいです。


アニコレならアニメの知識を、豊富に持ってるユーザーは「尊敬」や「憧れ」の対象になって、他のユーザーから近寄ってくれる可能性が高いです。

一つの作品に特化するのもいいでしょう。

趣味でもスポーツでもなんでもいい!
興味持った事を長年突きつめると、そのことだけには自信を持つ事ができ、相手を蔑む行為さえしなければ「魅力のある人」になれます♪
{/netabare}

【芸能人や著名人の中にはイジメにあった人が多くいます…】
{netabare}
特に「指原莉乃」と「さかなクン」を尊敬しちゃいます♪

指原は中学時代に「イジメ」「引きこもり」の経験があるそうですが、極度のアイドルオタクだったおかげで辛いのを乗り越えれたみたいです。

モー娘か他のアイドルか忘れましたが、ネットで好きなアイドルを叩く荒らしと戦いまくってたそうですww

指原に魅了されてしまうのが、年々とキレイになってるなぁと思うからです。

バラエティでも過去のことをよく話しますが、暗さもイヤミぽさも感じません。
凄いスキルだと思います♪

時々みせる闇の部分が、私はとっても好きですけどねww


「さかなクン」もイジメにあっていたそうです。

さかなクンはイジメにあってた時に「魚の世界と似てるな」と思ったらしいです。
以外全文↓
{netabare}
広い海へ出てみよう

東京海洋大客員助教授・さかなクン


 中1のとき、吹奏楽部で一緒だった友人に、だれも口をきかなくなったときがありました。いばっていた先輩(せんぱい)が3年になったとたん、無視されたこともありました。突然のことで、わけはわかりませんでした。

 でも、さかなの世界と似ていました。たとえばメジナは海の中で仲良く群れて泳いでいます。せまい水槽(すいそう)に一緒に入れたら、1匹を仲間はずれにして攻撃(こうげき)し始めたのです。けがしてかわいそうで、そのさかなを別の水槽に入れました。すると残ったメジナは別の1匹をいじめ始めました。助け出しても、また次のいじめられっ子が出てきます。いじめっ子を水槽から出しても新たないじめっ子があらわれます。

 広い海の中ならこんなことはないのに、小さな世界に閉じこめると、なぜかいじめが始まるのです。同じ場所にすみ、同じエサを食べる、同じ種類同士です。

 中学時代のいじめも、小さな部活動でおきました。ぼくは、いじめる子たちに「なんで?」ときけませんでした。でも仲間はずれにされた子と、よくさかなつりに行きました。学校から離れて、海岸で一緒に糸をたれているだけで、その子はほっとした表情になっていました。話をきいてあげたり、励ましたりできなかったけれど、だれかが隣にいるだけで安心できたのかもしれません。

 ぼくは変わりものですが、大自然のなか、さかなに夢中になっていたらいやなことも忘れます。大切な友だちができる時期、小さなカゴの中でだれかをいじめたり、悩んでいたりしても楽しい思い出は残りません。外には楽しいことがたくさんあるのにもったいないですよ。広い空の下、広い海へ出てみましょう。
{/netabare}

さかなクンを最初みた時は「ウザイキャラ」だなぁと思ってましたww

私は魚類というか水生生物全般が好きなので、さかなクンの豊富な知識に魅了されちゃいました♪

他に沢山の方がイジメや辛いことを経験されてます。

イジメで辛い思いをされてる方も一度は、好きな芸能人著名人+「イジメ」とググってみてはいかがでしょうかd(ゝω・´○)
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2018/05/14
閲覧 : 498
ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「いったいぼくは いつのまに出ていたんだ?――こんなに明るい所に……」

原作コミックは未読。

序盤、主人公たちやその周囲に将棋以外でも、大きな試練が訪れたものの、
少年棋士がヘコみまくっている印象が強かった1stシーズンに比べて、
差し込む光の眩しさが印象的な2ndシーズンだったと思います。
仲間の存在、誰かのためを思って奮闘することで得られるエネルギーって
やっぱり大きいなと感じました。

そして、シリーズ全体を振り返って何より感じたのは、
日々、しっかりと地に足をつけて生き続けることの大切さ。

暗闇の中で無意味と感じた日常を投げ出したくなったり、
闘うことから逃げ出したくなっても、腐らず続けていたからこそ、
トンネルを抜けた後、光に照らされて輝くこともあるかもしれないし、
嵐のように救われることもあるかもしれない。

私にとっては、先が見えない日々に心が崩れそうになった時、
思い出して毎日しっかり歩んでいく際に、
杖として支えとなる、貴重な一作となりそうです。


その他、特に心がざわついたのは、

{netabare} いじめ加害者の心情描写。

良い学校、良い会社……。
そんなことばかり言われて嫌になったから。
との主旨の供述は言い訳と感じられた方も多いとは思いますし、
勿論いじめが許されるわけでは全くありませんが、
私はその心理描写に真に迫るものを感じました。

思うに、世の中、夢を持たなきゃ生きてる価値ないとか、ビジョンを持てとか、
先のことばかりで、今がスッポリ抜け落ちている心が多すぎなんですよ……。

大体、数手先まで見通して勝負手を指し合う棋士ですら、
10年先どころか明日の自分のことすら読み切れてないわけですし、
ある棋士に至っては、自身の人生の意義を見失いかけたり、最後の力も底をつきかけたりして、
海の底に水没したり、焼野が原で火だるまになったりしているわけです。

そこで、まず5年、10年先のこと考えて頑張れとか正気の沙汰じゃありません。
今の日常が充実して光を得ていく主人公や川本家とは対照的な心を眺めていて、
私はいたたまれない気持ちになりました。

そんな心の損壊と向き合い続けた学年主任には
もっと労いの言葉をかけてあげたいです。

さらには、最終話、主人公の圧倒的才能と努力に敗れ去り、
荒れ続けた幸田家の義姉と義弟の描写とか……。{/netabare}

光が差した心だけじゃなく、闇に包まれた心もしっかりと見つめていくことで、
本作の人間描写は厚みが増していたと思います。


シャフトの作画は相変わらず独特の風味。
天下一武道会でも始まるのかwと言うくらい派手に
比喩表現が飛躍した棋戦の白熱もさることながら、
日常の価値を体現すべく、著しく美化された川本家の食卓、料理も引き続き強烈。
個人的に微妙な食べ物だと思っていた白玉があんなに美味しそうに見えるとは……。
リアルでも記憶にない貴重な経験をさせて頂きました。

豊富な心情表現の引き出しで、珍獣揃いの棋界とその周辺を描いた、
人間ドラマが光る秀作でした。

投稿 : 2018/05/13
閲覧 : 898
サンキュー:

42

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上杉達也 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

いじめについて

将棋がほとんどなかったですが。。。

いじめについての2クールだったような気がします。

終わってないからしょうがないのか?感はすごいですw

次回にまた期待。

投稿 : 2018/05/12
閲覧 : 274
サンキュー:

3

まだ初心者 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

2期の面白さは異常

1期のレビューにも書きましたが、マジでめちゃくちゃ面白いです。最初から最後まで良かったです。感動するシーンもあって絶対観たほうがいいアニメのひとつです。1期を観た方は確実に観ると思うのであえて詳しいことは書きません。

投稿 : 2018/05/10
閲覧 : 299
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6

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

流石NHKアニメ

ヒカルの碁系で将棋がわからなくても楽しく視聴できる。棋士中心の人間ドラマという形ではなく、主人公の周りの人間関係が中心で、勝負事の厳しさと周りの人間関係の暖かさがとてもひかれる作品。
作者が同じなので当然ハチクロ臭のする良作で流石NHKアニメという作り。
2期はいじめ問題がでたり、若干ネガティブ展開が多目に感じられるが、それをうまく演出できていて最後まで中だるみすることなく見ることができる。

100点中77点

投稿 : 2018/05/09
閲覧 : 224
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6

luna さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

将棋アニメ?ではなく

将棋以外の部分の方が面白かったです。

川辺でくるくる回りながら歩くシーンがとても印象的でした。

非常に綺麗な演出!

学校問題も少し重たいですが興味深かったです。

続編に期待です。

投稿 : 2018/05/08
閲覧 : 189
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5

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ちょっと辛い。

やっぱイジメのとこは見てて辛いものがあるなぁ。
けど、頼りになる先生がいて良かった。現実であんなちゃんとしてくれる先生っているのかな。
ダメなことをダメだと言ってくれる人って貴重な存在だな。子供の頃はわかんなかったけどね。
正しいこと、厳しいことを言える人になりたい。大人になると、ダメなやつはもう、なんも言わずにほっとくってなっちゃうからね。
それにしても出てくる食べ物が美味しそう。白玉食べたい。

投稿 : 2018/05/05
閲覧 : 205
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シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

将棋の世界に生きる少年とゆかいな(?)仲間たちの成長物語

この作品で制作側が伝えたかった事は何なのか。。
何にしても、重い回と日常回の差がありすぎw
最近話題である将棋の世界を知るにはいいかも知れませんが。

{netabare}
特にイジメ問題の扱い方が、どうにも作風にそぐわないと感じました。
あ、いや、良くない内容だったという訳ではなく、
むしろすごくリアリティがあって考えさせられる内容だったもので、
将棋を餌にしたイジメ撲滅キャンペーンアニメだったのかと思いたくなる程でした。

それにしても花澤さんはやっぱすごい。
他にも本当にいろいろな主役級の役をやっていて、
この作品でも花澤さんだとわかるのに、
決して、黒猫や撫子やユキちゃん先生がしゃべっているようには聞こえない。
いつも違和感なくその役にハマリ切っていると思います。
{/netabare}

しかしこの作品、けっこう女性キャラに救われている部分が大きいのは否めないように思えます。
少なくとも自分は将棋の話だけだったら最後まで観てないでしょう。。

投稿 : 2018/05/02
閲覧 : 194
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8

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

冬来りなば春遠からじ

これを地でゆくアニメです。
1期の厳冬が、2期ではやっと緩み始めます。
これも、癒しの3姉妹をはじめ、高校の先生や仲間。
そして、将棋のライバルや先輩のおかげ。
様々な人間模様に触れて、成長する主人公が心地いいです。

社会問題「いじめ」
本期では、具体的にクローズアップされています。
その本質は様々だれど、どれもこれも一筋縄ではいきません。
けれど、問題に真正面に向かっていく決意や勇気。
周りの理解や励ましが重要であることを教えてくれます。
それらが一体となって、良い方向に向かっていくのではないでしょうか。

この作品、将棋アニメと言うよりヒューマンアニメ。
人の心に深く深く潜っていくことによって、闇を明らかにします。
その中で、何が大事か何が必要か。
それを身に染みて考えさせられました。

物語は未だ早春。
やっと3月に差し掛かったばかり。
「3月のライオン」
このタイトルの意味がわかったような気がします。

投稿 : 2018/04/29
閲覧 : 352
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32

さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

零が少し明るくなった第二期

独特の作画はさすがシャフトですね(>_<)

1期の序盤と異なり、零が活き活きしてますね。
学校や他の棋士、そして三姉妹との交流を通して、零の心に人間味が出てきたということなんでしょうね(^^♪

投稿 : 2018/04/28
閲覧 : 270
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12

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ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

一生かかってでも僕は君に恩を返すよ

原作未読 全22話

3月のライオンの2期です。1期から観ることをオススメします。プロ棋士の高校生で主人公の桐山零(きりやまれい)とその周りいる人たちとの関わり合いを描いたお話。先輩やライバルとの将棋対決、あることで知り合った川本一家との心暖まるエピソードを軸に物語は進んでいきます。

今回は、川本家のお話が大部分を占めていました。

辛く苦しい展開が多いお話でしたが、デリケートなことなので丁寧に扱っている感じが良かったですね。

少しずつ光が灯っていく展開も最後はスッキリしました。
{netabare}
いじめを受けた後の桐山くんとの川岸、京都での桐山くんと出会い、桐山くんの高校でソーメン流し、桐山くんとの受験勉強、お祭りで桐山くんとあかりお姉ちゃんとのお店の前の露店など、ひなたちゃんがメインヒロインでしたねw
{/netabare}
桐山くんが川本家に訪れた際に昼寝していたひなたちゃんに寄り添う桐山くんとの何気ない一コマが好きでした。

将棋のお話ももちろんありました。{netabare}二海堂の敵討ち新人戦や宗谷名人との対局やその帰りのお話、島田さんと柳原さんとの棋匠戦は、島田さんが勝つと思いましたが、柳原さん凄い執念でしたね。島田さんはちょっと可哀想でした。{/netabare}

時々、棋士の先輩たちとやりとり、川本家末っ子のモモちゃんやお茶目なネコたち、桐山くんの部活動の先輩たちの交流などに癒されましたね。

硬軟織り交ぜていて飽きの来ない展開、将棋がメインですが人間関係が主体の作品、気になる方は是非1期から観てくださいね。

最後に、{netabare}高校生になったひなたちゃん、{/netabare}髪型似合っていましたよ^^

投稿 : 2018/04/24
閲覧 : 325
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32

gm560 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

なんかすごく・・・

なんかすごく・・・すごい良かったです。
1期も良かったんですが、2期は自分にとってここ何年かで記憶にないぐらい
本当に良かった。

目から何かが出てくるんですけど、重い話が多いんですが、でもあたたかい、
というか熱かったです。競技ものとしてもドラマとしても。
将棋も川本家を中心とした日常も、それぞれドラマがあって引き込まれて、
ストーリーも最高に良かったのですが、盛り上げる音楽や作画、演出が
よすぎて、余計に感動したり感情移入して気持ちが盛り上がったりしました。
あと、後半のOPがなんか本当にいろんな意味で春が来たみたいで最高でした。

と絶賛しました、がしかし、気軽に見られるようなアニメではないと思います。
なんというか話が重い。重いけど、すごく重厚な人間と人間のドラマ、
しっかりと深いストーリーを楽しみたい人におすすめです。

私が今、人に一番おすすめしたいアニメです。
合う合わないはありそうだけど、見てない人はぜひ1期からじっくりと、
見て、堪能してほしいです。

投稿 : 2018/04/23
閲覧 : 239
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8

ネタバレ

衛狸庵 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

勝負師の気迫

勝つか負けるかの世界。プロの勝負師という者の気迫が伝わって来ました。
追う者、追われる者、それぞれが背負う物、それはけっして軽くない。
お互い抱えきれないほどの重い物を背負いながら挑む勝負。
正に死闘ですね。
棋匠戦、見ていて熱くなりました。

人間ドラマ系のお話は、退屈なものになりがちだと思うのですが、このお話は一気に見てしまいます。
とても上手に複数のストーリーを関連付けて1つにまとめています。
実に面白く楽しめました。
何と言っても将棋を知らなくても楽しめます。

2期目は「いじめ」をテーマにしたお話もあります。
おおむね良くまとめているとは思いましたが、すっきりしない所が幾つかあります。
苛めていた女の子は悪者として、罰を受ければいいんだと言った先生。
悪い奴なんだから当然の報いだと言うけど、そんなの子も教え諭し救うのが先生の仕事では?
救いようのない奴もいますけどね。
実際多いのは、担任の女教師の様に、言いやすい苛められていた子を責めて自分の責任転嫁をする奴。
まぁ、これじゃ苛めなんて無くなりませんよね。
人格者の学年主任の先生、ズバリと生徒達の前で問題定義した事は良い事だと思います。
見て見ぬふりをしていた生徒達も、結局は苛めに参加していたんですからね。
でも、「やって無い事を証明しろ」は無いでしょ。
それ悪魔の証明ですよ。
まぁ、詭弁を使ってへこますのは良いけど、へたすりゃ逆効果ですよ。

余談ですが、「ちかん」の場合被害者の立場が強く申告するだけで証拠も無いのに訴えられる。
でも「いじめ」の場合はやっている者の立場が強く、証拠があっても白を切って逃げられる。
これって変ですよね。

3期あるのでしょうか?
熱望します。

投稿 : 2018/04/17
閲覧 : 227
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4

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「嵐の向こうにあるもの」

この作品は言わずもがなですが「3月のライオン」の続編となります。
物語の内容に繋がりがあるので、前期を未視聴の方はそちらからの視聴をお勧めします。

物語の内容は1期から続いていますが、主人公である桐山零と周りの状況は大きく変化しています。
そしてこの変化は、桐山零の成長を描く上で必要不可欠だったんだろうと思います。

完走して振り返ってみると、1期は「導入部」という表現が一番相応しいと思いました。
桐山はプロ棋士として将棋に向き合っていますが、何故桐山は将棋を生業とするようになったのか…
そして桐山の構成要素の一つとして欠かせない過去の確執…

きっと誰も悪くないんだと思います。
もし…唯一悪人がいるとすれば、幼い頃両親を交通事故で亡くした桐山を引き取った幸田家での出来事を籠の外から眺めていて…
時期を見計らい案の定、籠の中から助けを求める雛鳥に対して諭す事を怠った大人なんじゃないかと私は思っています。

桐山の周りには将棋と同じくらい苦しいモノがたくさんあって…
それらから目を逸らせない生活を強いられて…
やっと掴んだチャンスは桐山の住む空っぽの部屋に繋がっていましたね。
そしてやっぱり将棋にはしがみ付くことしかできなくて…
でもそれは自分だけじゃなく、周りのプロ棋士の誰もが一緒であること…
だから、これは「今とこれまで」を知る物語だったんだと思います。

そして待望の2期…
物語の序盤では気付きませんでしたが、完走して振り返ってみると、この作品は「今とこれから」を知る物語だと思いました。
同一作品なので登場人物がガラッと変わる事はありませんが、特定の人物は登場する頻度が大きく変わっています。
頻度の増えた人と頻度の減った人…
そして桐山と「今とこれから」の物語を紡いでいくのは頻度の増えた人たち…
それを痛感する物語の構成だったと思います。

そして1期、2期とも将棋以外に人間関係で大きな問題を抱えている作品でもありました。
1期は桐山自身…
そして2期は桐山に優しさを教えてくれた人たちに起こる問題…
どちらもとても重く、一筋縄で解決できる問題ではありません。

でも1期と2期とで明らかに違うのは、2期は1期より人間関係が主体的に描かれている事です。
まぁ、それも仕方ないのかもしれませんけれど…
何故なら、今回の「当たり」は、桐山に家庭の温もりと優しさを教えてくれた川本家だったのですから…

川本家は3姉妹とおじいちゃんと…数匹の猫で暮らしています。
かやのん演じる長女あかり…今は亡き母親代わりを一身に背負った彼女は、妹たちの面倒を見ながらおじいちゃんの経営する和菓子屋や親戚のスナックを手伝う生粋の頑張り屋さんです。
決して裕福とはいえない川本家ですが、彼女の存在が川本家全体を温かさで包み込んでくれているみたい…
でもどんなに頑張ってもまだ20代前半…
母親の様に全てを背負うことなんて出来ないことくらい誰だって分かっています。
だから彼女には落ち度も無いし、ましてや不出来なんかじゃない…
でも、彼女はそんな自分が不甲斐無いと涙を流すんです。
全然そんな事ないのに…
かやのんの声質とキャラの相性も抜群でした。

次に花澤さん演じる次女ひなた…
今回一番感情を揺さぶられたのは間違いなく彼女でしょう…
そして今ハッキリと思うのは、このひなた役が花澤さんだったから、彼女の言動が見る側の感情をも激しく揺さぶったのだと思います。

ひなたが喉元に突きつけられたのは尖った刃の切っ先…
その切っ先は決して鋭くはありませんが、肉体ではなく心を抉る刃…
例えなまくらだとしても何度も何度も…何度も何度も切り付けられたらどんなに気丈に振る舞っていても、傷口は広がるばかりです。
彼女の選択肢の先には苦痛しかないのかもしれない…
自分がどこまで耐えられるか分からない…
それでも友達との絆を何よりも優先し…友達のピンチに手を差し延べ続けた彼女…
彼女を待ち受ける顛末は言うに及ばず…

でも彼女は大粒の涙をボロボロ流しながらこう言うんです…
「独りぼっちになるの、怖いよ…」
「ホントはずっと怖かった…」
「でも…でも、後悔なんてしないっ。しちゃ駄目だっ…」
「だって、私のした事は、絶対…間違ってなんか…ないっっ!」

そういえばとある川岸でもそうでした。
「は…ぁ…、零ちゃん…?」
全く飲み込めなかったその状況を少しずつ理解するなり目に生気が戻っていく彼女…
「ふぇっ…えええぇっっ…‼」
「どうして? えっ? え、なんで? なんでここにいるの? どうして?」
「う…うぅぅっ…」
頬を伝う涙は止まる事を知らなくて、嗚咽と共にただただ溢れ続けて…

これらの鬼懸かった花澤さんの演技に、私の涙腺は全く抵抗できませんでした。
花澤さんが演じるからより感情移入できた作品はたくさんありますが、この作品はその中でも上位に食い込む作品だと確信しています。

3女は久野美咲さん演じる幼稚園児のモモちゃん…
「久野さん×幼い子=鉄板」という図式はこの作品でも健在です。

この川本家との関わりが桐山をどう影響を与えるのか…
彼女たちの本気の全力に桐山は何を感じ、どの様に振る舞うのか…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、YUKIさんの「フラッグを立てろ」とUNISON SQUARE GARDENさんの「春が来てぼくら」
エンディングテーマは、Brian the Sunさんの「カフネ」とRUANNさんの「I AM STANDING」
オープニングは2曲ともお気に入り…
エンディングはRUANNさんの歌が印象に強く残りました。

2クール計22話の物語でした。
今はこの作品がNHKで放送された事に感謝しています。
これまでの傾向を見ると、難しい事態が起こらない限り最後まで描き切った作品が多いです。
そしてこの作品も続編のストックはそれなりにあるみたいです。
この両者を勘案すると、3期の放送があってもおかしくありません。
思えば家族の一大事をみんなで乗り越えたから…しっかり節目を迎えられたのだと思います。
今は続編の放送を楽しみに待っていたいと思います。

投稿 : 2018/04/17
閲覧 : 317
サンキュー:

29

のび太 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

棋士の少年と、それを取り巻く人々の群像劇

2期もシャフト制作で安定の作画でした。

主人公が棋士なので、将棋は出てきますが、基本はヒューマンドラマみたいな感じです。
人は他人と係わる中で、知らぬ間に傷つけたり傷つけられたり、助けたり助けられたり。
誰もが、そんな風に生きている、みたいな。

1期では殺伐とした勝負の世界の中で、唯一の癒しだった3姉妹にも、容赦なく嵐が吹き荒れました。
嵐の去ったあとには、穏やかな春が訪れるのかな?

登場人物たちの、心の叫びが聞こえてくる作品でした。

投稿 : 2018/04/15
閲覧 : 272
サンキュー:

22

えくいてぃ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

うん!今回もよかった~

去年~今年にかけて将棋界すごいことになってますね~
中学生棋士がリアルでも見られるなんてっ!
こんなタイミングでこのアニメって
すごいなぁ~って思いながら毎回見てました。

今期は将棋の厳しさに加えて、
社会問題になってるいじめとかも取り上げられてて、
見応えたっぷり!

いじめをされた方は「されたという証拠」は出せないけど、
いじめをした方も「してないという証拠」を出せないというシーン、
先生の一言で気持ちがスッっと楽になりました。

そして主人公レイくん!
かっこい~~!

投稿 : 2018/04/14
閲覧 : 188
サンキュー:

5

ネタバレ

ヒロミ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

疑問

ヒナは1期ではずっとレイちゃんと呼んでいたのに何故2期ではたまに桐山さんと呼んでいたのでしょうか?あと2期は将棋の話よりも3姉妹(主にヒナですが)の話が圧倒的に多かった。今まで嫌いではなかったけどこうも3姉妹の話ばかりされるとうんざりする(-_-)

投稿 : 2018/04/11
閲覧 : 204
サンキュー:

2

ネタバレ

lumy さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

まさにNHKにしかできない作品。

原作未読、第1シーズン視聴済みです。
第1シーズンの私の評価は、それほどまで高くなく、
どちらかと言えば、主人公の零の暗さが際立ち
淡々とした「静」のイメージをもっていました。

しかし、この第2シーズンはかなりの「動」があり、
1クール目のテーマである{netabare}イジメ{/netabare}からして
攻めに転じていると感じました。
上記のテーマに加えて、将棋をベースにしていること、
人間ドラマを丁寧に描く原作を忠実に再現することが
できる放送元は、まさにNHKがうってつけであり、
またNHKにしかできないアニメ化であったと思います。

各キャラクターの心情に心動かされましたが、
第2シーズンにおける主人公の精神的な解放や成長が
一番印象に残りました。
たとえ人との関わりで傷つけられても、
それを治癒してくれるのはやっぱり人との関わりなんですね。
新たな零くんの物語を見たいので、放送受信料を払うから
絶対に第3シリーズお願いしますよw
(えたんだーるさんの情報だとまた落とされるみたいですが…)

(追記)
最終話を見るまでは、☆5つをつける項目はなかったのですが、
島本須美さんのあの演技は反則です。
途中まで「作画、万策尽きたか?」と思いましたが、
あの演出がわざとであれば、こちらも反則ですねw
もちろん、他の声優さんも豪華かつ素晴らしい演技をされています。
ということで、「声優」が☆5つ評価となりました。

投稿 : 2018/04/08
閲覧 : 341
サンキュー:

33

ネタバレ

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

感情を揺さぶる力がとても強い、人間ドラマ作品

幼いころに家族を亡くし、現在は1人で暮らしながら高校に通っている孤独な将棋棋士・桐山零が、近所に住む川本家の三姉妹など周囲の様々な人との触れ合いの中でちょっとずつ心を開き、人間として、棋士として成長していく姿を描く作品の2期。全22話。
1期の感想に、人間ドラマ的な部分は見応えがあるけれど将棋のパートは物足りない、というようなことを書いたのですが、この2期も基本的には同様の印象。川本ひなたの学校でのいじめ問題がストーリーの中心となる前半については、不快な展開が入念に描かれており、観ている人間を物語に引き込む力はかなり強かったです。1期からの積み重ねにより、川本家の人々がどれほど善良な人間なのかということは本当によく知っているので、彼女らが苦しむ様子を観ていると悲しくて、その原因を作った人たちには憤りを覚えてしまいました。キャラクターに感情移入させるという点については、ほぼ完璧に近かったと思います。ただ、物語自体を冷静に振り返ると、視聴者に好感を持たれているキャラを理不尽で辛い試練に直面させれば、観ている人間の感情が動かされるのは当然とも言え、また作品内でのこの問題の畳み方にもそれほど納得感があったわけでもなく、手放しで褒められる内容ではなかったようにも感じました。一方、作品後半で多く描かれていた将棋パートについては、将棋の魅力や勝負の熱さ、あるいは題材が将棋であることの必然性といったものは十分には伝わってこず、1期同様あまり感心しませんでした。
作画は素晴らしかったです。人物描写では、キャラの感情が露わになる場面など、その表情から気持ちが痛いほど伝わってきます。背景も非常に綺麗で、実在する町をモデルにしていても、色を自在に変えて現実よりももっと美しく描くことができるという、アニメの利点を存分に活かしていたと思います。
声では、川本ひなた役の花澤香菜の演技がとても良かったです。
最後まで観終わって、物語自体は必ずしも良い点ばかりではなかったですが、作画、演出、声など全体的にレベルが高く、アニメ作品としてはとても高品質でした。3期があるならば普通に観たい作品です。

投稿 : 2018/04/07
閲覧 : 220
サンキュー:

14

ネタバレ

オタク神 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

3シリーズも期待!

主人公 桐山零くんが大きく成長します
面白すぎてとまらなくなり、一日で全部見ました!
また、見返したいと思えるアニメでした

投稿 : 2018/04/06
閲覧 : 151
サンキュー:

2

DEIMOS さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

他人のために頑張る第2期。

人気将棋漫画のアニメ第2期。

第1期では、主人公の心の闇を周りの人たち(川本家、研究会、先生)が癒す話だったが、
第2期では、主人公が、逆に、ひなちゃんや二海堂らを助ける中で、人間的に成長する話。
この構図が対照的で面白い。助け助けられる中で人間関係のドラマは生まれる。

以前、ストーリーのペースは鈍足。流石に、もう少しペースアップしてもいいのでは。

名倉靖博の演出に磨きがかかってきたか。

投稿 : 2018/04/06
閲覧 : 211
サンキュー:

2

ゲリオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:今観てる

優良ポエムドラマ(・へ・)

一期から数えて合計四クール。非常に楽しませてもらいました。
去年書いた前クールの自分の評価見直したら「まあまあ面白かったポエムドラマ」的なこと言っちゃってるが、申し訳ないが訂正させてください。かなり面白かったです。
NHKアニメでここまで長い間きちんと視聴したのって初めてじゃなかろうか?
ストーリーが進むほどに好きになるタイプの作品だったかもしれない。

とりあえず今回の総評は17年秋より始まった第二シリーズの感想を書くこととする。
まず今期は、いじめに関する話題が作品において重要なテーマになっていた点に着目したい。
将棋関係ないじゃんと言われればそれまでだが、本作における個人的注目度がが急激に増したのははっきり言ってソコが面白かったからだ。
いじめ描写はかなり凄絶であり、さらにいじめの対象になったのが最もいじめられそうにないとことん善キャラのひなちゃんだったところがまた辛くて…アニメ見てここまで胸が熱くなったのって珍しいわ。
思い返しただけでも、あのクソアマ&その親を殴りたくなる。
結局あの親子が明確にしっぺ返しに遭う展開にならなかったけど、今後原作では因果応報になるんだよね?なるよね?ならなきゃならねえだろ!頼むよー、ほんま。アニメ続編も!
・・・・・・おっと、取り乱してしまった失礼。
現実問題、いじめの加害者が相応の罰を与えられることは少ない。もちろん反省することもない。
ある意味その辺を問題視する上でもリアリティに描かれたアニメだったのかもしれない。

第4話における「わたしは間違ってない!」というひなちゃんの断固たる決意。
これが、いじめに対抗する手段として作者なりの答えであろう。
ひなちゃん役の花澤さんの鬼気迫る演技力よ。
"宇宙よりも遠い場所"もそうだったけど、ざーさん昔より出演本数は減ったけどひとたび主演を張れば必ず良い仕事するように見受けられる。まだまだ一線級だなと思う。
ちなみにクソアマこと高城を演じた悠木碧さんもあそこまでヘイトを溜めるキャラを演じられたのに脱帽。
また、この場面を演出しただけでもシャフトが制作した価値があったんじゃないかと。
胸糞展開過ぎた感はあるが、いじめがいかに害悪である問題かを改めて表現できた点で良かったのではないだろうか。
女子のいじめって漫画アニメで見る限り相当陰湿だが、少女漫画でよくあるいじめた相手を簡単に許して仲直りする展開はホンマクソであると常々感じてきたが、本作で最後まで負けない、許さないを貫いたひなちゃんは本当にカッコ良かったなと。

さて、完全に将棋アニメの感想ではなくなっているが…(汗)
将棋のメインストーリーの方も並行して面白くなってるのは事実で、特に17~18話の柳原棋匠vs名勝負製造機こと島田八段のお話が印象深い。
それまで会長との老人コンビの印象しかなかった柳原棋匠がまさかあれほどの執念を見せるとは…
こういう目立たないサブキャラが異彩を放つ回は大好きである。大塚芳忠さんの演技も凄すぎてつくづく声優に恵まれたアニメだったなあと感じる。

思いがけず長いレビューになってしまったが最後に主人公の零についても一つだけ。
最終話で幸田の義母さんも「随分と雰囲気が柔らかくなった」と心の中で語っていたが確かにその通りだなと思う。
一期冒頭の零は「自分のせいで家族を壊した」みたいなポエム吐きながら不幸アピール全開の少年だったが、「自分は間違ってない」というひなちゃんの決意を目の当たりにしたことで、自分も考えをあらためて幸田家に顔を出せるようになったのだ。
川本家や二階堂、先生らの支えのお陰で人間として成長したんだなぁと感慨深くなる。
あの頃の根暗主人公はもういない、零の成長とともに内容も面白くなる作品であり、原作ストックが貯まり次第是非とも続編の制作を願いたいアニメであった。

投稿 : 2018/04/05
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3月のライオン 第2期のストーリー・あらすじ

羽海野チカさんが「ヤングアニマル」(白泉社)で連載中のマンガを原作としたTVアニメの第2シリーズ。前作は2016年10月~2017年3月に放送され、東京の下町に暮らす孤独な高校生プロ棋士・桐山零と彼を取り巻く人々との交流を描き、幅広い層に好評を博した。監督は新房昭之さん、キャラクターデザインは杉山延寛さん、アニメーション制作はシャフト。(TVアニメ動画『3月のライオン 第2期』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2017年秋アニメ
制作会社
シャフト
公式サイト
3lion-anime.com/
主題歌
《OP01》YUKI『フラッグを立てろ』《OP02》UNISON SQUARE GARDEN『春が来てぼくら』《ED》Brian the Sun『カフネ』

声優・キャラクター

河西健吾、茅野愛衣、花澤香菜、久野美咲、岡本信彦、井上麻里奈、細谷佳正、三木眞一郎、杉田智和、木村昴、千葉繁、大川透、櫻井孝宏、石田彰、玄田哲章、阪口大助、中村悠一、東地宏樹、大塚明夫、岩田光央、大塚芳忠、悠木碧、西明日香

スタッフ

原作:羽海野チカ(白泉社 ヤングアニマル連載)
監督:新房昭之、キャラクターデザイン:杉山延寛、美術設定:名倉靖博、美術監督:田村せいき、音響監督:亀山俊樹、音楽:橋本由香利

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