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「君の膵臓をたべたい(アニメ映画)」

総合得点
75.7
感想・評価
305
棚に入れた
1464
ランキング
783
★★★★☆ 3.8 (305)
物語
3.8
作画
4.0
声優
3.7
音楽
3.8
キャラ
3.8

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君の膵臓をたべたいの感想・評価はどうでしたか?

やまじい。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

sumika!

実写映画から入りました。原作は読んでいないです。

実写映画よりは原作よりのストーリーのようです。

すみません、sumikaの印象しか残っていないです。

また観ます。

投稿 : 2020/05/10
閲覧 : 257
サンキュー:

3

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

生姜醤油でたべたい<55>

難病モノ、恋愛モノ、助けてください!助けてください!ってなイメージがあって能動的に観ようとはしてなかったけど、Eテレで放映したので視聴。
二人の関係性の変化から主役の成長へとつなげるお話は退屈することなく最後まで観れた。

難病モノつっても徐々に弱って行って悲しいですって展開は無く、というかあえてそういう展開をしないための唐突な死を入れた様子。
どっちかというと男目線の話で、冴えない僕ちゃんを何故か好いてくれる女の子のお陰で成長ってな落ち物ヒロインみたいな面がありますな。
「膵臓を食べたい」はタイトルインパクトのためにエピソード振った様子で、難病モノでもないのと同じように、目を引く要素の実装といったところ。
女の子側の動機が"余命を知っても行動を変えない"からの、誰でも良かったけど一緒にいたら愛着沸いたくらいに見えるのはどうなんでしょうな。
総評的には観てよかった側だけど、映画として映画館まで足を運んだら物足りなさはあるかな。

投稿 : 2020/05/10
閲覧 : 273
サンキュー:

5

fuzzy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

そういう意味ね

予備知識なかったので
このタイトルを書店とかで見る度に
ゾンビとか残虐系?とか少し思いましたが
そういう話なのねと、見終わって。

流してみましたが涙しました

ちょっと四月は君の嘘と
キャラがかぶってる感が自分の中でありましたが

よいお話かと

投稿 : 2020/05/10
閲覧 : 283
サンキュー:

3

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

新年、一本目。強い演出力を感じる。

「君のすい臓を食べたい」は所謂、お涙頂戴物のネット小説から派生したアニメ映画ではあるが、演出がなかなか上手い佳作のアニメーション映画である。

作画がうまいというよりは、演出やレイアウトの上手さであり、構図や人物の仕草などがとても自然に描かれており、デッサンが行き届いるようで非常に安定感がある。

逆に絵が上手いだけに声優さんの演技力が微妙な気がしなくもないが、爽やかな後味の良いアニメ映画なので、良かったです。

投稿 : 2020/05/09
閲覧 : 376
サンキュー:

11

Dave さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 1.5 作画 : 5.0 声優 : 1.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

主人公の男の子にモテ要素がないのが致命的

1. 主人公に共感できない理由
画はきれいだし、まあそれなりに真面目に頑張って作った作品だとは思うんですが、まったく刺さらなかったですね。で、なぜ刺さらないのかを考えてみたんですが、やはり主人公の男の子に魅力を感じられないのが最大の原因かと思うのです。だからリアリティを感じられない・共感できない。

2. 光らなければ刺さらない
作品の早い段階で、ヒロインの女の子が置かれた状況は理解できたし、彼女の魅力もテンポよく描けていると思います。では、それに釣りあう相手だっただろうか?別に少女漫画に出てくるようなイケメン・万能で非の打ちどころのない爽やかくんである必要はないのです。むしろ、不器用でもいいし、欠点があるくらいの方が魅力的かも知れません。でも、一方で他にはないキラリと光る部分がないと、ヒロイン側からアプローチをかける説得力が生まれない。

3. たとえば…
たとえば「四月は君の嘘」の主人公ピアニストとか、「ハイスコア・ガール」のゲーマー少年とか、彼らはべつにイケメンじゃないし、パッと見てモテるタイプではない。しかし明らかに人よりも優れた部分があって、その背景に普通の人にはできない努力をしていて。そのうえでさりげない優しさがあったなら、ああ確かに女子としては惚れるかなあと。

4. なんだ、この他力本願
ところが、ただクラスの目立たないだけの主人公だと、主人公を応援する気になれない。これじゃあ、まるで努力もなく勝手にハーレムを夢見るオタクの空想みたい。よくありますよね、昨今のチープな異世界モノとか、魔法なんとかとかにありがちなパターン。まあ、あそこまでチープとは言いませんが、やはりもう少し主人公の魅力は引き出す必要があったんじゃないでしょうか。

5. ちゃんと男性声優起用しましょうよ
この手のアニメ映画にありがちなんですが、主人公の声優が下手…と思ったらやっぱり本職の声優じゃないんですね。これもよくわからない「ジブリからの伝統」なのかもしれないんですが、どうして本職の声優さん使わないんですかね?特に男性キャラね、男性の声はべつに重要じゃないとでも思ってるんでしょうか? ヒロイン役のLynnが上手いだけに、余計にレベル差を感じました。

6. 逆ご都合主義
最後に、あの終わり方…つまり「事件」のことですが、どうしてあのイベントを入れる必要があったのでしょう?「逆ご都合主義」とでも評すべきトンでも展開で、そんな偶然あるわけないだろうと全力で突っ込みました。

7. 人物描写の薄さと苛立ち
親友の女子の方も首尾一貫してウザいし、ガムくんも印象的なわりには「通りがかり菊蔵」なみの絡みの薄さで、これまた魅力が描き切れていませんよね。実写映画の方も昔、海外に行く飛行機の中で見たような気がするけど…そちらもあまり覚えてはいないものの、こんなにひどい感想ではなかったような気がします。

投稿 : 2020/05/06
閲覧 : 411
サンキュー:

6

ネタバレ

フォニー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

好みじゃない、、

当時流行っていて友達はだいたい読んでたから私も読んだけれど原作は好きになれませんでした。
今日もその偏見込みで観ながらこれを書きました。

前半のヒロインの突飛な行動によって恋愛風味が出てるあたりの雰囲気がどうも観ていて惹かれませんでした。このあたりは個人的に文章で読んでいる方が映像よりは好きだったかも。
設定自体は多分そこまで問題じゃないけれど、全て会話とモノローグで成り立たせようとする作りのものが私の好みじゃくて、、。
個人的に言葉が少ない会話も多くない作品を好むのでこの物語の特性と合わなかったです。
見たまんまの作品、というレビューを書いてらっしゃる方がいると思いますが、その通りだと思います。
突然始まり、突然終わる感じ。

キャラも、悪いとかじゃなくてただ好みじゃないという感じです。
キャラのセリフの浮いた感じは、脚本家のセンスと気が合わなかったなという感じです。
演出もわざと浮いた感じにしてるのかもしれないですけど、それを好きと思えなかったので物語全体的に好きになれなかったです。
でもこの作品もあの原作も、こういう雰囲気じゃないと面白くないのかも。

でも一定数の評価を得られる、美しい描写とか興味を惹かれるようなシーンがあることは確かだと思います。
単なる恋愛モノではなく、死を意識しながら進むし、本人たちもありふれた感情じゃないと言っています。
最後概念的な描写は良かったし名前についてのエピソードは結構好きです。

原作読んだときは軽く衝撃から来た嫌悪感で深く考えなかったけど、冷静に見ればただ生死と向き合うだけじゃなくて自己の発見についての話だったということがわかります。
そもそもの設定とかへのつっこみは、もうこの物語の目的上何の意味も為さないなと思いました。

最後まで観て、本読んだ直後よりは無理じゃないかもしれないです。
好きではないけれど、なんで好きになれないのかわからない。
展開は一つの物語としてすごくいいのかもしれない、と思えました。

投稿 : 2020/05/06
閲覧 : 301
サンキュー:

5

ネタバレ

元毛玉 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

猟奇的なバイキング?

原作未読

たまたまTVで視聴しました。
なんかタイトル名で猟奇的な作品だと思い込んでて
スルーしてた作品です。

お話のざっくり概要
膵臓が悪いJKの桜良と地味で暗い図書委員の春樹
春樹は他人に興味がなく、読書ばかりしてます。
…共病文庫で秘密を共有する事になった二人
そして同位同食を信じているのかネタなのか
「膵臓が食べたい」らしいです
タイムリミットまでの間のボーイミーツガール
予定に書いているやりたい事を通じて縮まる距離
桜良に振り回されながら、春樹は大切な事を学ぶ
だいたいそんな感じ

見終わって
全然、猟奇的な作品では無かったw
あ! ホルモンは食ってましたよw
タイトルで損している気もします。
あんまり書くとネタバレになりそう(;^_^A

作画は優しい感じの絵ですね。
物語は最初に結末を提示されて、そこに至る過程
関係性の変化…そして成長を描いてますね。

声優は…春樹役の人だけ特出して棒な感じですが
全体的には高レベルかなーと。桜良は凄く◎
音楽も作風に合ってたと思います。
キャラは…ガム男がふつうにいいやつだったのが
驚きましたw 人間見た目じゃないねーw

作品全体としては、
春樹に感情移入できる作りになっています。
最初に特に興味ないのは自分も同じでした。
ただ、物語を通してどんどん桜良に惹かれます。
愛されるように、愛せるように
春樹の心の変化が急すぎず遅すぎず
しっくりくるテンポで変化していくのは
とても心地よくて素晴らしいです。

{netabare}
それだけに感情がぶった切られるのですが(苦笑)
{/netabare}

タイトル名で敬遠している人は見て見て下さい。

猟奇的なのは食べ放題での食べる量ぐらいですw
あんなに食べて太らないの羨ましい…

投稿 : 2020/05/06
閲覧 : 488
サンキュー:

33

ホロムギ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

青春時代の憧れです。

小説、実写映画、アニメという順番で観てきましたが、
アニメのヒロインが一番現実にいそうなキャラでした。

小説のヒロインは男はこういう女の子が好きなんだろ?
という感じで書かれています。(はい!ド・ストライクで大好きです!)
高校生のときに好きだった、思わせぶりが上手な女の子を思いっきり重ねて読んでしまいました...。青春だったなー。

実写映画のヒロインは演技が少し拙いところがあったのと、少し原作とは違っていた点がありました。(小栗旬と北川景子のところ)
小説よりも少しだけわざとらしい感じで思わせぶりでしたね。(もちろん大好きです!)
遊んでいない感じがして、交換が持てる少女でした。

アニメのヒロインは、仕草や言葉遣いが年相応で現実に一番近い女の子でした。
それでも原作のイメージは壊さず、明るく元気で誰とでも仲良し。しっかりと自分の意見を持っていて、主人公を上手く引っ張っていきます。
喜怒哀楽もよく出ていて、これはモテること間違いありません。私ならすぐ引っ掛かります。(いくつになっても大好きです!)

小悪魔な一面ももつ、明るく、時に儚く、守ってあげたくなる素敵な女の子。そう、憧れなんです!!


大切なことだからもう一度言いますね。

『憧れなんです!』


そんな女の子に振り回されて嫌そうにしつつも、拒否しない主人公。
あるあるな話ですね。だけどそれがいい。
冴えない男子が憧れの女の子を見る目線では面白くも何ともありません。他人との関りを忌避しているようでいて、人の綺麗な面も暗い面も見ることができる、名前も出てこない主人公の視点だからこその物語。

ヒロインに恋するアニメです!
男性必見のアニメとも言えます。

劇中で何曲か使われているsumikaさんの音楽も良いですね。このアニメから好きになりよく聴くようになりました。


こんな青春がしたかった。これは宝物だった。
そういう感情が持ちたい男性に強くオススメので是非見て下さい!!

投稿 : 2020/05/05
閲覧 : 253
サンキュー:

8

ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

春の真実

相当胸に刺さる作品です。
ここまでじゃないけど、自分も同じような経験をしたからかな。
今朝観て、鬱状態でレビューを書いています。

前情報なしでの視聴でした。
膵臓を食べたいだって!
ホラー映画と思っていました。
にもかかわらず、美しい背景をバックにした笑顔が素敵な女の子。
興味をそそられないわけはありません。

冒頭からの葬式シーン。
死を前提にした作品なんてずるい!
との初端の感想。
そして図書室・・・

病院での出会いが印象的です。
女の子はなかなかの策士。
気になる男の子に近づくために、日記を落としておくなんて。
この日記が後に重要なアイテムに・・・

逝くのはわかっていたけど、突然でした。
少なからず、私もショックを受けました。
あとは推して知るべし。
涙々の私なのでした。

本ばかり読んでいた私の高校時代。
人に興味はなく、一人っきりで過ごしていました。
ある四月の暖かい日、明るい女の子に出会いました。
誰にも好かれ、誰にも優しい。
私の目には魔法使いのように見えました。
彼女、読書ばかりする私に興味を持っていたらしいです。
計画的にアタックされ、友達に・・・
その子と親しくなるにつれ、私は少しだけ社交的になれたような気がします。

エンディングロール後のシーンがなければ、救われない作品。
人生は長いぞ、覚悟しろ。
明るい春の朝日の中で、そう思いました。

投稿 : 2020/05/05
閲覧 : 362
サンキュー:

21

ゆん♪ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

やっぱり辛いんだよな…このラスト

原作既読。実写視聴済。
原作があまりにも衝撃すぎて、アニメも劇場では観ることができませんでした。
地上波で放送するので今回見てみたけど、やっぱりラストはキツい。

最初から病気で余命幾ばくも無いっていうのは分かっていて、ハッピーエンドではあり得ないと思ってはいたけど、このラストはあんまりだーーー!って

「僕」がいい人っぽくないけどいい人で泣ける。

旅行のシーンが好き。これは原作でも好きだったシーン。

そして病院抜け出して花火のシーン。映像で見るときれい。

ラストの共病文庫を”君”が読むシーンは泣けるTT

投稿 : 2020/05/04
閲覧 : 259
サンキュー:

7

みしま さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

なんだろう、この安さw

空から美少女が降ってきて嫁にしてくれと言うのは、男の子の妄想全開アニメのパターンとして、今や嘲笑の対象ですらあるが、これはその手の込んだ変奏だ。
ルックスは整っていても、取り付く島のない、故にモテそうもないイケメン男子。そこにぐいぐいと押してくる「空から降ってきたような」健気な可愛い子。理由もなく初めから強い主人公や、その場その場で思いついた戦略がなぜかことごとく図に当たる異世界の知将、それら「見るだけでお腹いっぱい」になる連中と何が違うのだろう。モテないをこじらせた男子が、いかに女子に対して辛く当たってみたいかを、そのまま絵に描いたようなアニメだ。

投稿 : 2020/05/04
閲覧 : 228
サンキュー:

6

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

死と向き合う女子高生と男子高校生の物語

膵臓の病気により余命宣告されている女子高生「山内 桜良」と、
心を閉ざしている男子高校生の物語です。
彼女は、天真爛漫な性格で、とても可愛く描かれています。
彼は、死と向き合う彼女に感化されて、成長していく過程が描かれています。
彼女の亡くなり方は意外でした。突然の死を受け入れられない描写も上手かったです。
約100分の映画作品で、作画も綺麗で、美しい一つの物語に魅せられました。

投稿 : 2020/05/04
閲覧 : 165

るるかん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

インパクトが薄く残念

桜良の気持ちの変化、春樹の気持ちの変化を描きつつ、お互いの想いの高揚と信頼を深め淡く綺麗な恋を表したのでしょうか?
また、お互いを認めあうことで各々の人間的な成長を表したのでしょうか?
二人の深い愛情や絆を感じさせる描写が無かったとは言わないが、印象に残るような深みを込めた場面が私には伝わってこなかった。
見映えは普通でも食べたら凄く美味しい料理と、見映えも味もまぁまぁ良い料理のどちらが好きですか?と問われたら味が合わない可能性があっても私は前者を食べてみたい。
この映画は前者かと思って観ていたので、終わってから少し味気なく感じました。

二人の絆がこれから構築されていく・・・という大切な場面で桜良が突発的な事故で死ぬとか・・・無いとは言わないが、置き去りにされた聴衆はそこから想像の世界で迷走ですか?

ホットコーヒーを頼んだら、ぬるいコーヒーが運ばれて来て、『えっ?なんで?』と思いつつ飲んでしまう気弱な私には、もう二度とそのお店には行かないくらいの抵抗しかできない。
私には本作がギリギリぬるいコーヒーのようであまり刺さらなかった。あと10度くらい熱かったら十分な題材の作品だったと思うので残念に思いました。

EDは良くない。テレビだったので途中で切り替えてしまうくらい余韻を引かない曲。これも残念でした。声優も私にはあまりフィットしませんでした。

投稿 : 2020/05/03
閲覧 : 257
サンキュー:

6

ネタバレ

RUSHIKA꙳★* さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

桜は咲くべきときを待っている。

タイトルの意味を知ったら
あなたはきっと涙ぐむ。


☆あらすじ☆
盲腸の抜糸のため病院を訪れた『僕』。
偶然拾った日記には作者が膵臓癌で
余命が少ないこと、、が書かれていた。

動揺する僕の前にクラスメイトの
桜良が現れる。
そして、奇妙な君と僕の関係が始まる。。


前半15分、グダグダな序盤で
退屈…と思っていたが、
彼らが旅行に行くところから
一気に引き込まれる。。

ジャンルが小説よりは恋愛よりに
作られている。

作画が劇場版ということもあり
とても綺麗。

{netabare} 結局、春樹である必要性が
よく分からなかった。もっと
付き合いやすい話しやすい奴じゃ行けなかったのか
なぜ反対 のひとを選ばないといけなかったのか
恋愛脳に感化されていたら楽しめたのだろうか……
小説版ではきちんとそこら辺の事情がはっきり
描かれていた
尺を伸ばしてくれれば………
無理にアニメ化するくらいなら
劇場版にしなくても良かったと思ってしまった。
アニメ版みて興味を持ったら本をとにとって欲しい。
{/netabare}

投稿 : 2020/05/02
閲覧 : 222
サンキュー:

5

ひのこぉ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

平均点

アニメあんまり見ないけど、新海誠作品は見るよ〜っていう人向き。物語が緩やかに展開していくし、あまり伏線は無いようなちょっと見てて飽きる作品。つまらないわけでは無いけど、特別面白いってわけでも無い内容。でも好きな人は好きなアニメ映画だとは思う。けどこれは平均点くらいかな……

投稿 : 2020/05/02
閲覧 : 191
サンキュー:

3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

これは推せる

君の膵臓がたべたいのアニメ版、実写とは違って作品が全体的に凝っていてとても感動する。
この作品はどんな人にも推せる作品。

投稿 : 2020/02/04
閲覧 : 207

カヲル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

10代向け

10代前半向けの作品ですね
青春純愛物といった感じでしょうか。泣きゲー?系です。
主人公の二人のやり取りが素敵な場面があったり、
青臭くみもだえて直視できない場面があったりと
楽しめますし悪くないです。とりあえず青いです。
10代前半の男の子向けの作品だなと感じました。

投稿 : 2020/01/27
閲覧 : 275
サンキュー:

4

knightgiri さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

やっぱり観てよかった

キャッチーなタイトルからずっと観るのを楽しみにしてたんですが、これ実写版の方が先に作られていたんですね。

最初は「ホラーか?」と本気で思ってたんですが実写版のPV見てからきっと心に響くストーリーに違いないと思ってました。ハイ期待を裏切らない恋愛作品です。

どうして「膵臓が食べたい・・・・」となるのか全く想像できなかったけど、(文字通りなら「好きで好きで食べたい位好き・・・・」ドン引きですよね?)本作では最期に美しく纏まっています。

作品をみて青春っていいなぁ、とついオヤジ思考になってしまうんですが、コレ主人公と同世代の高校生が観ても「共感」し辛いのではないかな。大人向けの、少なくとも青春を懐かしむ世代向けの作品だと思います。

思うんですが、こういう純文学的な要素が含まれたノベルの映画化ってやはり実写よりもアニメの方が向いているのでは?(実写版観てませんが 笑) 実写版ではどうしても観る側には「リアリティ」の枠が足枷になってしまうが、アニメだと良い意味で「妄想」「想像」が刺激されて、観る人それぞれの「共感」がうまれる。

自分的には「限られた命の持つ、美しさ、包容力」に触れた感じがします。そう、まさに「桜」ですね。

追伸:声優さんについては皆さん賛否両論あるとは思いますが、私はコレで良いと思います。青春の初々しさを見事に演出してますよね。

投稿 : 2020/01/15
閲覧 : 270
サンキュー:

9

ネタバレ

うにいくら さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

なぜ?

余命幾ばくという心情も伝わるし、感動する場面もある。だが死因が病気でなく殺人事件ってなんの冗談でしょうか?殺人事件で殺されたことにして、余命最後の時期のうやむやさを無かったことにしたのか…彼女が浮かばれなさすぎる!主人公の男の子が成長すれば彼女にはどんな仕打ちをしたっていいのか?
それでマイナスです

投稿 : 2019/12/15
閲覧 : 286
サンキュー:

7

ネタバレ

いしゆう さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

”私も君も変わんない。一日の価値は全部一緒”

あらすじはあにこれを参照ください。
放映時期:2018年9月~

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

〇物語
人と一定の距離を置く僕が余命わずかな彼女と出会い
人と関わることの大切さや意味を学んでいく・・・・

〇キャラ
基本 ”僕”{netabare}(志賀春樹){/netabare}と”山内桜良”の二人
登場人物が少ないのでだれだれって迷うことは無いです。

〇音楽
sumikaが歌う”ファンファーレ””春夏秋冬””秘密”
OP曲の”ファンファーレ”何かずるい これは好きになる○o。.。

〇作画
スタジオヴォルン
無表情な彼の顔が”桜良”に感化されて
少しずつ少しずつ変化していくのは感動しました

あと背景の時折差し込む淡い光が儚い青春のように感じます♪

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

〇観終わって

物語の前半で”桜良”が
”私も君も変わんない。一日の価値は全部一緒”といったセリフ

この言葉 はっとしました 
時間は平等 だれもが明日の事なんかわからないですよね

だからこそ限られた時間の中 
意識して使わないともったいないって改めて考えさせられました!


前半で感動したわたしは
それからも”桜良”が示す色々な幸せの形に共感○o。.
余命わずかでも精一杯青春する彼女の生き方はとても眩しく感じました♪

それ以外でも {netabare}

どこまでも前向きで真っ直ぐ前を向いて楽しく生きている”桜良”
一日の終わりには一人不安で泣いている”桜良”{/netabare}

いつも等身大の彼女からはたくさんの元気もらいました!!

んー 観終わったとき
心のこりが取れてやわらかくなった感じの余韻も◎です♪ ○o。.○o。.


〇最後に
タイトルの”君の膵臓をたべたい”

もちろん比喩表現ですが
本当の意味は作品を観て確認してください♪ 
{netabare}
彼の心には彼女と過ごした証が宝物となってずっと残ってるんですね

終盤”共病文庫”を読み終わった彼の泣き崩れた姿を観て泣けちゃった。
{/netabare}

以上 最後までお読み下さりありがとうございます。

☆゚・*:.。.☆゚・*:.。.☆☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆☆.。.:*・゚☆

レビューの評価けっこう割れてますよね?
どうしてなのかなって気になってずっと読ませていただいて 
結果作品への愛情からと勝手に解釈しました○o。.

今回 色々な場面で共感したり新しい気持ちに気付けて楽しかったです♪
本当に視聴して良かったと感じています ありがとうございました。






 

投稿 : 2019/11/21
閲覧 : 331
サンキュー:

23

ネタバレ

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

僕のための物語。

【概要】

アニメーション制作:スタジオヴォルン
2018年9月1日に公開された劇場アニメ。

原作は、「小説家になろう」に連載していたweb小説が双葉社に紹介されて書籍化された、
小説家・住野よるによる青春小説。
監督は、牛嶋新一郎。

【あらすじ】

物語は雨の日から始まる。クラスメイトである山内桜良 (やまうち さくら)の死。
「僕」は彼女の葬式にも通夜にも出なかった。
「僕」はひとりだけで、彼女との想い出を振り返っていた。

桜が咲いていた四月の日。他人に興味がなく関わらない生き方をしてきた「僕」が、
盲腸の手術の抜歯に訪れた病院に待合席で拾った、「共病文庫」という文庫本。
中身は、膵臓の病気で余命わずかなことを綴られた日記帳だった。
すぐに現れた持ち主が桜良で、彼女の見た目は健康そのものだったが、
冗談ではなくて膵臓が使えなくなって、あとちょっと死ぬという。

「僕」は病院関係者と彼女の身内以外で病気を知る唯一の人間になってしまった。
このことがきっかけで、彼女が「僕」に接してくるようになり、
彼女の秘密を知る「僕」は、彼女が余生でやりたいことに付き合うようになった。

桜良に振り回される日々で、「僕」は少しずつ何かが変わっていくのだった。

【感想】

「僕」と「彼女」の会話主体で朗読劇みたいなアニメ。
過剰なまでの台詞の多さと作者の理屈で物語が進んでいきます。

コミュ障唐変木男子に勝手気ままな美少女が何故かまとわりついて青春していくという、
妄想みたいな御都合主義観あふれる展開。多分、エモい物語として作られたのでしょうが、
「僕」の無表情ぶりと「彼女」の、わざとらしい元気さが気になってしまい、
見ていてカップルとしても特に心惹かれることの無いビミョー感。

ふたりの態度に意味があって、上辺の言葉や行動の裏に込められている、
別の意図が存在しているのかな?と思えば、種も仕掛けもなく実に見たまんまなお話。

見た目は新海誠を意識したような綺麗な作画なのですが、
視聴者に情報を伝えるのは台詞のみで、キャラの表情に動きが少なく、
視線や手の動き、足運びなど無意識から出る仕草にといったサインも特に無く、動く紙芝居状態。
TVシリーズなら及第点でも劇場版アニメとしては面白みのないアニメーション。
そこまで考えて作画芝居をさせている会社は京都アニメーションなどに限られている事実があるので、
そこは責めるところじゃないでしょうけどね。

平坦な日常話だけにならないように、ふたりのイチャつきに青春ポイントを散りばめているのですが、
『海がきこえる』に影響されたような話とか定番の花火シーンとか、既視感がある展開がちらほら。
ふたりの距離を縮めるためだけにストーカーキャラにされたクラスメイトがいて、
ドキドキイベント後には一度も登場しなかったり、他にも主要キャラの身内の扱いとか、
物語の都合でパーツで動いてるに過ぎない人間描写が散見して雑だなと思いました。

やかましいほどに「彼女」が饒舌で台詞が多すぎ、不治の病設定なのに、
好き勝手に飲み食い暴力なんでも出来る全く病人に見えない元気さに情緒や共感が薄く、
病気に対する不安が言葉と薬と注射器だけで、ほとんど可視化されていない。
そもそも悲劇感を出すためにとってつけたような病気で残り時間がない設定。
闘病生活の現実は重要でないかのように、もうすぐ死ぬとだけ。

それこそ、“呪いで死ぬ”“回避不可能な殺害予告”でも代用可能な設定で、
『そこ、泣けるでしょ?』みたいな、感動させるための無理矢理感が気になりました。

ただ単に『君の膵臓をたべたい』と決め台詞を効果的に使いたいためだけに、
キャラの生命を物語の小道具にする。
無感動でコミュ障な「僕」に人並みの感情を芽生えさせるために、
「彼女」の生命を養分にしなければなかった。

結末から逆算した物語の作り物っぽさが凄く不自然に見えたり、
芝居の間とか作画の感情表現よりも、感動させようと台詞を詰め込みすぎる、
小説家としての欲が映像から垣間見えてきたり、
感動ジャンルのアニメとしては、あまり出来が良くないなと思いました。

まあ、劇場でカップルに観られることに特化したアニメらしいですので、
満ちたることのない男女の別離の物語にカップルが自分らを重ね合わせたり、
感想を言い合ったりするのが正解なのかもしれませんけどね。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2019/11/20
閲覧 : 432
サンキュー:

54

tomledoru さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

悲劇のボーイミーツガール

私自身が,肝臓を壊したときに
飲んだ薬が牛や豚の「肝臓」から
作られた茶色い薬でした。

自分の体の疾患を治すため
動物の肝臓(レバーみたいなもの)を
食べたということなのですが,
今はもっといい薬ができているかもしれません。

この話では「膵臓」を
食べると治るという(膵臓の場合は昔からの迷信)
こういう他人や動物の部位を食べるという話は,
実際に言い伝えられているようです。

人は,皆,余命を持って生きていますが
それが1年なのか,2年なのかわからないかだけです。
怪我や病気ににならないと,なかなか命とか
健康の大切さに気づけないものです。

もしも,自分の余命が「x年」とわかっていれば
一日一日の日々を大切にするでしょうし

大切な人や周りの人にやさしくできるでしょうし
自分が今すべきことを明確にするでしょう。

この話に出てくるヒロインはまさに手探りで
そうしようとしますし,彼氏もできるだけのことを
しようとします。

しかし,
見る側は意外な結末に,涙するしかありません。

追記

意外な結末は,作者のご都合主義なのかどうかは
わたしには,図り切れません。

そのまま,臓器不全で,与えられた寿命を全うする
結末が,本筋なのもしれませんが,あえてそうしなかった
意外性には,呆気に取られても,
仕方のないことかもしれません。

アニメでは,ヒロインの死後の時間を
無駄に引っ張り過ぎた部分の中で,

ヒロインの死後での周りの登場人物の感情を
描き切れていなかったのは,少し残念な
ところかもしれません。

そこは,原作や実写映画の方が,
すっきりしていてよかったので,「興味があれば」,
比べてみるのもいいかなと思います。

投稿 : 2019/11/19
閲覧 : 261
サンキュー:

10

ネタバレ

(*´ω`*) さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

逃げた

キャッチさせて頂いている2人の、
珍しい辛口レビューを見て興味が湧き、視聴しました。

序盤10分を視聴すれば、大体の展開が想像できるシンプルな作品です。
後半の出来事だけは全く予測できませんでしたが。


{netabare}
刺されるとか無いよね(´・д・`)

なぜ病気、死と立ち向かう人間をそんな中途半端に殺してしまうのか。
開いた口が塞がらなかった。

恋愛がテーマの作品から脱線してしまう為、
病気に体を蝕まれ衰弱していくシーンを描写したくなかっただけに思えます。
面倒な部分から逃げてしまった。


病気を受け入れ必死に生きる姿を「蛇足」とあざけるような展開に失望しました。{/netabare}

投稿 : 2019/11/16
閲覧 : 336
サンキュー:

15

ネタバレ

 (・ω ・ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

やっとわかって、泣いた(☆1.3.5のみで評価)

実は2周目
最初はべたな話しだな・・・
と思ってた
けど

愛でもない
恋でもない
情でもない

ただ方向性が違う二人が少しずつ近づいてくような
そして

考え?
思い?
フィーリング? が重なったと気付いたとき

涙でた
号泣した

投稿 : 2019/11/09
閲覧 : 255
サンキュー:

3

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 1.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ノンフィクションなら… 批評です

ひょんな事から主人公はある少女の秘密を知ってしまう。それは家族しか知り得ない、彼女の病気、余命に纏わる事。全く異なった性格の二人、いつしか心の居心地の良さに気付き、惹かれ合って行くが…

本作ですが、まず人の死を題材にしている以上、賛否は当然で有り、共感、感情移入が出来れば涙を流し良しと出来るが、そうでない場合は批判が口をつくのは致し方ないと思います。

本作を好まれる方々には申し訳ありませんが、此処からは個人的な作品批判になります。
作品の意図するものが解りにくく、何を重きに置いているのか?命の重たさ?主人公の成長?ヒロインに対する哀れみ?なので共感出来ない事と、

ノンフィクションであれば、ヒロインに対する哀れみは大きく、可能性も無い話しでは無いのですが、
フィクションとなると、先に有るのは人の利です。よって言葉は悪いですが、ヒロインの結末は下劣な手法だと言わざるを得ないです。これで涙を誘うような演出、構成はプロの主業とは言い難いと思います。ホラーやダークファンタジー、戦争物ならいざ知らず、リアルに近い題材で人の死を扱うには、軽い気がします。この内容で劇場版として、収益を得ようとする行為は非常に残念に思います。

投稿 : 2019/10/15
閲覧 : 238
ネタバレ

ウル さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

登場人物誰一人共感できませんでした

私はお涙頂戴系の物語は好きですし王道で先が読める展開も面白かったら気にならいないタイプですがこのアニメは合わなかったです。

ここからはほとんど批判なので好きな人は見ない方がいいかもしれません。
不快な気分になると思います。

主人公の魅力が全然ない(描写がない)のに、病気のことが知られたくらいで、自分と性格が正反対なくらいで、なぜ付きまとうのか、好きになるのか意味が分かりません。
ヒロインの友達に声かけられても無視したり、別にヒロインに優しくしてる訳でもない。暗いし、コミュ障、デリカシーもない…この主人公の良いところってどこ?
見ていて好きになったタイミングも全くわかりません。
病気のこと知っても態度変えずに相手してくれるとはいってもこの主人公と一緒に過ごしたいって理由はわからなくもないですが色々足りないと思います。
それだけの理由であそこまで付きまとうのはリアリティがなく感じます。
前からめちゃくちゃ好きで仕方がなかったのならわかなくもないですけどそんなこともないですし。

ヒロインの余命いくばくもない膵臓の病なのにまさかの酒にスイーツ、焼肉食べ放題⁉︎
これ現代が舞台ですよね?
慢性膵炎なら劇症型急性膵炎を起こして亡くなると思いますし、膵癌だとしたって、末期には膵性糖尿病でインスリン注射打ってたってコントロール不能な状態ですよ?
この作者はちゃんとそこらへん取材したの?調べたのってレベルです。
闘病生活している人に誤解を与えかねないです。
私は本当に苦しんでそれでも前へ進もうと努力して闘病生活をしている人を知ってますのでこんなの有り得ないと思いました。

あと人と関わるの嫌でヒロインの友達には無視するのに元カレにはしつこい人は嫌いって言って挑発する…どうゆうこと?
この後ヒロインがさっきはごめんと謝るシーンも僕が君に出来ることは少ないと思うよとかありがとうの前にまず主人公が謝れよと。
ヒロインも主人公のこと挑発して気持ち弄んだのも悪いですけどそこから襲おうとして冷静になってビビッて一言も言わないで逃げ出す主人公もそうとう悪いですよ。
あと主人公をよく見せるために元カレを悪く描いてるところも好きじゃないです。
そういう物語も嫌いじゃないですがそれは主人公や周りの人たちが魅力的であってはじめて成立するものであって魅力のない主人公をよく見せるためだけに周りの有能そうなキャラクターを無能に見せるのは違います。


1番ビックリした場面は僕は君と違って健康体だよって返す部分があるんですが描きたいことはわかりますよ…冗談言えるほど仲良くなったんだって。
けど余命もう半年切ってる子に言っていいことと悪いことってありますよね?
ヒロインは気にしてないかもしれませんが見てるこっちはすごく不快な気持ちになりました。
高校生で余命半年でそんな冗談聞き流せるとは思えないです。
いくら自分で色々言ってても自分で言うのと他人が言うのじゃ訳が違います。
もし自分がヒロインの立場ならショックすぎますし主人公の立場なら口が裂けてもそんなことは言いません。てか言えませんよね。「死」というテーマがここまで軽く扱ってるとは思いませんでした。
ここをいいシーン風にしてるのが意味がわかない。

この後ヒロインが通り魔に殺されますがこのシーンいります?
事件をテレビを見てびっくりして泣き崩れる主人公。
亡くなる前に教えるヒロインの約束、本を返せす約束ここまではいいです。
もっと長く入れると思った、後悔がないようにすごしてほしかった。もっと一緒にいたかった、犯人許せないという表現もなくいきなり葬儀にはいります。
この表現の仕方なら病気で弱っていくヒロインを看病しながらその中で主人公やヒロイン周りの人達の心理描写を表現した方が良かったと思います。
尺が足りなくて無理やり刺殺された感がいなめないです。
無意味にヒロインが亡くなったとしか思えないです。

ヒロインの日記をヒロインの親友に渡すシーンでなんであんた葬儀に来なかったのと言われテーブルを叩き店をざわつかせますが親友が冷静になって謝ります。
そして来てくれてありがとうちゃんと話すのは初めてかな?みたいなこと言いますがここもまず主人公も謝れと。
親友に半端な気持ちで一緒にいるなって言われてたのに葬儀来なかった主人公が悪いです。
主人公もショックなのはわかりますが親友も同じくらいショックですし忠告もしてるのに葬儀には出てほしい。
ここの心理描写でもあれば少しは見方が変わったのかもしれませんが。
何故葬儀に出なかったのかも主人公の口らはっきり言うべきだったと思います。
それで印象がかなり違ったと思いました。
この後ヒロインの親友と友達になろうって言いますが言い方悪いですけどこんな自分のことや気持ちを人に伝えるのが下手な主人公がどうやって親友と友人になれたのかが疑問で仕方ない。
ラスト二人でお参りするシーンがありますがどうやって仲良くなったか全く分からないまま終わります。

奇をてらったタイトルをつけ、そのタイトルに至る結末は無理やりなこじつけ。病気への追求が圧倒的に足りない何でもかんでも詳細(病名など)に書く必要はありませんが、少なからず「死」という重いテーマを扱う以上、それにキチンと向き合う必要はあります。
しかしこのアニメでは、ただただ主要人物を殺したい、タイトルに無理やり繋げたいがために都合よく病気が使われている気がしてなりません。

最後に作画はかなり綺麗でよかったです。

まとめですが物語もどこでどのように暮らしているのか、今まで学校でどう過ごしてきたのか、何に悩んで葛藤を抱えてきたのかなど、バックグラウンドが描かれず、親や家族ですら、さらっと触れるだけで、まるでほかの人間は空気のよう。

フィクションの作品では人間の関係性や心理はとても大切で根底にあるものだと思っています。その背景や心情が希薄で感情移入出来ませんでした。

投稿 : 2019/10/08
閲覧 : 347
サンキュー:

16

ネタバレ

ツークツワンク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

DTの妄想ストーリー

主人公は他人に関心の無いクラス内カーストも見たところ底辺のコミュ障。
そんな彼が病院で偶然日記帳を拾ったことから、持ち主の美人で性格良しの女性と交際を始めるが彼女の余命は残り少なかった……

「世界の中心で愛を叫ぶ」を知ってる世代もだいたいアラサーなのかな
ということでこのような作品が何年か周期で若者の間でブームになるのは分からなくもない

世間一般の人達は先行して作られた実写版の方で消化してるからわざわざアニメ版を見るのはアニオタくらいかと思いきや「君の名」効果で割と視聴している一般人も多かったりするのが意外

主題歌、挿入歌、エンディングも「君の名」を見習ったのか滅茶苦茶良いし、キャラデザもこれまた一般人に受けるようにアニメアニメしてない感じのオシャレな感じに仕上がっている


閑話休題で、冒頭がヒロインの葬式シーンから始まって出落ち感半端ないが、最後の最後で葬式ぶっこまれるよりは先に消化してくれた方が自分としては良いかなと思う

日記帳を拾ったことからコミュ障が美人と付き合うというDTの妄想を描いたようなストーリー展開に身もだえしながらも、テンプレの旅行(ホテルで一緒の部屋に泊まる)やなんやかんやイベントを挟みつつ、最後はやっぱり定番の花火を一緒に見てヒロインは通り魔に殺されておしまい

映画という尺の都合もあるのだろうけど、全体的にキャラの魅力があんまり描けていないというか。ヒロインは可愛いんだけどそこにひたすら萌えるような作品ってわけでもないんですよねこれ

コミュ症主人公に魅力を感じるシーンが一つもない
サブキャラの中でガム君だけは主人公の変化も描けていて良かったかなって思うんだけど、ヒロインの友人&元カレが単なる障害物にしかなっていなくて残念
元カレが通り魔だったら面白かったかもしれない

初回は友人が単なるヒステリー気味のキャラかと思いきや、2回見直すとコミュ障主人公の対応もかなり問題だったりで余計に主人公が嫌いになりそう

物語はキャッキャウフフしている場面が多く、病人だから食事のシーンとかで病弱なんですよアピールしたりとか、病院で苦しんでいるシーンを加えた方が良かったのではないかと思う
唯一病人らしいシーンが鞄の中の大量の薬と注射というね
膵臓やられてそれだけの薬飲んでる奴が酒呑んだら即死しそう

そこら辺の描写が薄いせいか死生観について考えさせられることもあまりなく、冒頭の葬式は病気で死んだ!と思わせて実は通り魔に殺されたんですよ!
なんてどんでん返しにもならないようなことされてもなぁという感想

病気とか関係なく人は死ぬタイミングを選べませんよ全力で生きましょうってことや命の儚さや死の理不尽さを伝えたいのかなってのは分かるのだけれども

最後のエンディングロール前も素直にコミュ障卒業した主人公と友人が和解
でエンディングロール終わったら墓参りで良かったんじゃないのかなこれ
そこでエンディング入るんかいって終わり方していて、えって思ってしまった

音楽、キャラデザは良かったので雰囲気で押し切ったという作品に感じてしまう

投稿 : 2019/09/23
閲覧 : 315
サンキュー:

5

ネタバレ

石ころ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

世代によって温度差のある作品?

絶賛する声、酷評する声それぞれあると思いますが、原作小説?携帯小説?、実写映画は一切観ずに、アニメ映画の方鑑賞しました。私見をここにメモしておこうと思います。

アニメ制作側は何を伝えたいのかまとまっていなかった。物語を通し生きるとは何か示すものなのか、主人公がヒロインと関わって人間的に成長する物語なのか。それともヒロインの晩年をただつらつらとその日常を描く作品なのか。全くわからなかった。感動、共感できなかった。

ストーリーですが尺は100分と内容の割に長いように感じられました。とにかく中身が薄い。これは原作に由来する稚拙さかわからないがありきたりな展開で面白くない。タイトルのインパクトに負けていると思います。

映画始まってすぐ主人公はヒロインの通夜葬式には行かなかったと語り、初見からしてみれば出落ちで呆気にとられました。ストーリーの構成は主人公とヒロインの邂逅から別れとその後を回想するように組み立てらていて単純明快であった。話のターニングポイントとして口数の少ない主人公がヒロインに「ありがとう」と言う場面が2箇所あるがその前後の演出は良かった。葬式でヒロインの友達が霊前で泣き崩れるシーンは臨場感があったのと、主人公がテレビのニュースでヒロインが通り魔に殺害され死亡したことを知ったシーンの主人公の表情、動きがよく描き出されていた。それ以外光る演出は皆無です。

作画は安定していて見やすかった。若干キャラのモーションがいい加減な部分も散見されました。風景は3DCGを多用しているせいかキャラが一部浮いてしまっているところもありました。

声優ですが、どのキャラもそうですが、喜怒哀楽が表現しきれていないように感じられました。特に主人公の声優はただ声を当ててだけでキャラになりきれていない。泣き崩れるシーンの声はひどく唸っているようにしか聴こえなかった。

投稿 : 2019/09/03
閲覧 : 387
サンキュー:

12

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ある意味僕には哀しい作品

天命を待つ身に突然訪れる別の理由の死という結末は斬新だし、
きっと多くの方に魅力を与える作品だと思います。

ただ、僕はこのストーリーにはあまり共感出来なかった。

残り少ない人生を精一杯生きようとする彼女の姿は美しい。
でもあまりに悲劇を背負わせようとする展開は苦痛でしかなかった。

主人公の心の成長も、彼女の運命を踏み台にしているような終わり方が
僕は全く好きになれない。

対局の人格を描き、互いが互いの魅力を感じ求めていく姿はとても素晴らしい。
タイトルの意味がそこにあるのも良く分かります。

でも、たとえそれによって心の成長をすることが出来たんだとしても、
好きになった人の儚い人生を身近で感じた者として、直ぐに気持ちを切り替え
前を向いていられるなんて、男として全く理解出来ないし、したくない。

死期を悟る彼女が明るく演じる姿には切なさと共感を感じたのは確かです。

友人を気遣い病気を知らせなかった彼女の気持ち、「共病文庫」の相手として
彼を選んだ理由も良く分かる。そして恭子の気持ちや行動も良く分かる。

でも、どうしても僕はこの主人公が嫌で嫌でしょうがない。

もし物語の最初からもう少し彼の優しさを感じることが出来たなら、もっとこの
作品が好きになっていたかも知れません。

投稿 : 2019/08/07
閲覧 : 214
ネタバレ

えりりん908 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

キャラクターは作者の駒などではないと思います!

初めに、すみません。
これはレビューにもなっていない、
私の勝手な、感情的コメントです。
なので、評点はデフォルトのままで、触りません。
これから書くことも、目にしたら不快に感じる方も
多くいらっしゃると思うので、ネタバレタグでたたみます。

{netabare}この作品に接して、
思ったこと、言いたいことは、タイトルに書いた通りです。
作者は、原作を描く小説家でも、アニメや映画をつくる制作者でも、
その作品世界の神様であるからこそ、
キャラクターを愛し、慈しむ人でなければならないと思います。
今まで私自身、あまりはっきりと意識してきたことではないのですが、
この作品をみたとき、明確に認識しました。

「作り手は、キャラクターを二度殺すな」

現実の世界でも、物語の世界でも、
命あるものが死ぬことは、運命かも知れません。
だからと言って
それが、
与えられた寿命さえも、全うできるとは限らないという、
世界の残酷さを表現するためだとしても、
少なくともそこに、キャラクターに対する愛情がなければ、
それはただの、作り手の傲岸な自己満足です。
人が、死ななければならない物語であるのなら、
作品の受け手が釈然としないままに放り出されるような、
そんなものであっては、
絶対にいけないと、思っています。
{/netabare}

投稿 : 2019/07/22
閲覧 : 414
サンキュー:

34

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君の膵臓をたべたいのストーリー・あらすじ

それは「僕」のクラスメイトである山内桜良 (やまうち さくら) が綴っていた、秘密の日記帳であり、彼女の余命が膵臓の病気により、もう長くはないことが記されていた。

「僕」はその本の中身を興味本位で覗いたことにより、身内以外で唯一桜良の病気を知る人物となる。

「山内桜良の死ぬ前にやりたいこと」に付き合うことにより、「僕」、桜良という正反対の性格の2人が、互いに自分の欠けている部分を持っているそれぞれに憧れを持ち、次第に心を通わせていきながら成長していく。そして「僕」は「人を認める人間に、人を愛する人間になること」を決意。桜良は恋人や友人を必要としない僕が初めて関わり合いを持ちたい人に選んでくれたことにより「初めて私自身として必要されている、初めて私が、たった一人の私であると思えた」と感じていく。(アニメ映画『君の膵臓をたべたい』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2018年9月1日
制作会社
studio VOLN
公式サイト
kimisui.jp/
主題歌
sumika
挿入歌
sumika

声優・キャラクター

高杉真宙、Lynn、藤井ゆきよ、内田雄馬、福島潤、田中敦子、三木眞一郎、和久井映見

スタッフ

原作:住野よる『君の膵臓をたべたい』(双葉文庫)、原作イラスト:loundraw、監督:牛嶋新一郎、脚本:牛嶋新一郎、キャラクターデザイン・総作画監督:岡勇一、美術監督:小川友佳子、美術監督補佐:渡辺佳人、色彩設計:堀川佳典、撮影監修:斉藤寛、撮影監督:小池真由子、3DCG監督:岸これみ、編集:神宮司由美、音響監督:はたしょう二、音楽:世武裕子、アニメーションプロデューサー:三田圭志

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