当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「Just Because!(TVアニメ動画)」

総合得点
81.8
感想・評価
901
棚に入れた
3648
ランキング
394
★★★★☆ 3.7 (901)
物語
3.8
作画
3.6
声優
3.7
音楽
3.8
キャラ
3.8

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

Just Because!の感想・評価はどうでしたか?

はちくじまよいちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

モヤモヤ感を楽しめるかどうか

 好き嫌いが分かれそうな作品でした。タッチ、めぞん一刻、きまぐれオレンジ☆ロード、謎の彼女Xとかのモヤモヤ感の残る恋愛模様を描くアニメは久々のような気がして自分的には楽しめました。もどかしいのが良いんですよね。
もう力が付きかけていた作画もなんとか完走できましたね。
キャラ的にはメイン女性3人共魅力的でしたが、小宮さんが一番でした。

 大学の推薦って蹴って別の大学受けることなんてできるんですね、自分の頃には無かったような気がします。

投稿 : 2018/01/06
閲覧 : 162
サンキュー:

8

ネタバレ

コーネリア さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

……ダメ……

既に若干忘れ気味ですがw(自分の脳ミソ疑いたくなります…
青春恋愛もの好きなので知り合いにすすめられ視聴開始

キャラデザはあまり好きな感じではないけど、小宮さんは可愛かったです^^

op、好きです^^
やなぎなぎさん好きなのでテンション上がります!
何話か見て、ホームのシーンは泉が戻ってくるのを起点に過去と未来(現在進行形?の好きな人を目線で表してるのかな、電車も上りと下りだしと久々予想しながら見ていました

泥沼純粋恋愛なのかな?とワクワク
面白くなってきたな~
というところに、夏目さんの
ダメ…
で個人的ボルテージマーーックスw
このシーンはヤバかったです!
その後そこそこ楽しみつつ、最終回なんじゃこりゃ!!??で終わりました
最終回がどうしても……で
引っ張って引っ張って
探されて
ホームラン打って
丘行くのおせーよ!
んで永遠の未読
~の大学であの最後…おい!!!まじか!?てなりました
個人的には最後の最後でダメにされた感があります
万策尽きたーー!!なのか、わざとなのか、テンションめちゃ下がりました
あーあ、惜しかったな~な感じです


下手な感想文読んでいただきありがとうございます(..)

投稿 : 2018/01/06
閲覧 : 184
サンキュー:

13

ネタバレ

タケ坊 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

卒業までの空気感が伝わる、素朴で繊細な恋物語 

☆物語&感想☆

新興の制作会社、PINE JAM初オリジナル作品の恋愛物語。
恋愛モノの作品はどうしても結末がある程度は予測されるものが大半なため、
如何にその過程を上手く描けるか、が鍵になるとは常々思うところだが、
オリジナルで制作された本作は、これまでにあまり観たことがない、
高校卒業も差し迫った3年の冬から始まる物語という点では、
なかなか興味をそそるもので、視聴することに決定。

物語の内容自体は「あいつを好きな君の横顔が、たまらなく綺麗だったから」という謳い文句と、
EDの歌詞の内容などが端的に表しているとおり、微妙な距離感を保ちつつ、
恋愛物語にしては劇的な展開の連続はあまりなく(三角関係のドロドロとか)
スローペースでじっくり、素朴に、淡々と進む。
そもそも本来この時期に恋愛なんてやってる場合じゃないのだから、むしろ自然と言えば自然の流れ。
終わりゆく高校生活の何とも言えないあの空気感に包まれた状況
(進路が決まってる者と受験が控えている者の違い、終わってしまう侘びしさや寂しさなど)に、
微妙な距離感から揺れ動くキャラ内面を組み合わせ、今の季節感バッチリに合わせてきた脚本と、
控えめな演出は好印象で素晴らしかった。

しかしながら、これまでの素朴だが味のある演出が功を奏してきたとはいえ、
やはり最終話はアニメ的にややベタでももう少し分かりやすく視聴者が感動できるような、
盛り上がる演出の方が良かったように思えるし、この点だけが勿体無いように感じた。
ネタバレになってしまうが、
{netabare}
卒業式の日、LINEで約束した場所で会わなかったこと、
それから大学の入学まで何も音沙汰が無い、っていうのは解り辛いし普通に考えると腑に落ちない。
(尺の都合で省かれたのかもしれないが)

そして、物足りないのは最後の告白の場面。
一応二人共お互いの気持ちに気付いていない状態からの、言わば突然の告白なだけに、
あの場面だけでハッピーエンドで良かったね、というのはあまりにも取ってつけたような印象で、
気持ち的に付いて行けず、素直に大きな感動を得るまでには至らなかった。
告白までの2人のお互いを思う気持ちがどうだったのか、そこさえもう少し伝わっていれば、
もう少し告白の場面で感動できたのかもしれないが...
こんなことなら、泉と小宮がくっつく結末の方が作品として良かったかも。。
いや、小宮が振られるあのシーンは良かったし...う~ん難しい
{/netabare}

最終話までの物語の作り方や演出からすれば、あのラストでも違和感はないものの、
やはり緩急っていうのは大事だなと実感。
これが小説であれば何も問題はないとは思うところですが。

☆声優☆

比較的経験の浅い声優中心ではあったものの、違和感は特になかった。
恐らくキャラの感情が剥き出しになってぶつけ合うような、
演技力自体がそこまで試される場面が少なかったからだろうと思う。

☆キャラ☆

相馬と森川に関しては何も問題はなく、観ていて心地よかった。
それに対してヒロイン!?の夏目が少し弱かったように思える。
どちらかと言えば小宮の方がヒロインに適している、
というか魅力があったと感じた視聴者も多いんじゃないだろうか。
まぁ個人的な好み的には森川さんの人妻感が一番ですけど笑

泉のヒロインを惹きつける部分に不自然さは無かったと思いますね。
さり気無く気を使える点や優しさなどは如何にもなイケメンキャラで、
実際に居ればこういうタイプはモテるでしょうし、
夏目が小宮とのやり取りを見て気持ちが動くのも解ります。

基本的にキャラの独白が無いので、観る側が想像を膨らませないといけないものの、
これが本作の特徴で良いところでもあり、やや物足りないと感じるところでもあったと思う。

あとちょい役でコメディ要因だけど写真部の男二人が結構良いキャラでしたね笑
最終話でのコンクールの件はちょっと意外でした。

☆作画☆

終盤やや怪しい所も散見されたが、
新興の制作会社で30分の初オリジナルということを考えれば、
背景描写も含めれば、むしろ健闘した方かもしれない。
相対的に見てさほど点数は付けられないけど。

☆音楽☆

やなぎなぎと恋愛ものとの相性はやはりイメージによく合う。
本作では作中BGMにも関わっているようだが、
敢えて派手さは抑えめでしっとりと、間を活かした効果音主体の演出も非常に効果的だったように思う。
EDの楽曲の寂しく哀愁を感じさせるメロディと歌詞がとても作品に合っていてこちらも良かった。


少々勿体無いところもあるものの、パッとしない恋愛作品が多いなか、
初の30分アニメのオリジナル作品ということを鑑みれば、よく出来ていると思う。
派手さは抑えめながら素朴な味わいとキャラの距離感、卒業間近の空気感がよく表現されており、
BGMの良さも相まって、冬に観る作品としては季節感も良い。
恋愛モノのジャンルが好きな人には一見の価値はあると思う。

投稿 : 2018/01/05
閲覧 : 256
サンキュー:

24

ただそんだけ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

面白さが加速する

1話目から引き込まれることはなかったが、見るたびごとにjust because!の魅力にとりつかれていった。歌の歌詞との繋がりも深く今季No1作品でした。

投稿 : 2018/01/05
閲覧 : 128
サンキュー:

4

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

・青春群像劇好きにとってはたまらない作品です
・色味も含め雰囲気が地味っぽい感じもしますが、それがこの作品には合っているのだと思います
・どうしても「月がきれい」を思い出してしまうこともあり、先の展開には期待しています
・毎週楽しみにしている作品の一つです

※視聴中なので★は未評価です

投稿 : 2018/01/05
閲覧 : 208
サンキュー:

6

みーた  さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

甘酸っぱい青春恋愛アニメ

細かい心理描写を描いたストーリーが面白い。
話の雰囲気は少しだけ「月がきれい」に似ている。

LINE?のような演出も悪くないけど、
10年後に見たら時代を感じてしまいそう。

残念だったのは作画。もともとよくはなかったが
後半になるにしたがってかなり目に付くように。

投稿 : 2018/01/05
閲覧 : 204
サンキュー:

7

CERyb99194 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

綺麗な作品

見ていて楽しませてもらいました
本当に綺麗でな作品

投稿 : 2018/01/05
閲覧 : 174
サンキュー:

3

marutomo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

青春な感じ

すれ違って切なくなるかんじのやつ

投稿 : 2018/01/04
閲覧 : 180
サンキュー:

6

ネタバレ

雀犬 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タラレバばっかり言ってたら高校生活が終わってしまった

PINE JAM制作オリジナルアニメーション。
イマドキの高校生たちの姿を飾らずに描く青春ストーリー。
タイトル「Just Because」の意味は「ただ、なんとなく」。

【Just Becauseらしさ】
さて、本作でまず褒めるべきは雰囲気作りが非常に良くできている所だと思います。
おそらく写真を加工していると思いますが、
舞台となる鎌倉の深沢周辺の風景をふんだんに使った背景の上に、
歩く、走るといったキャラクターの日常芝居を丁寧に書き込むことで
空気感や生活感を出すことに成功しています。
劇伴も控えめで、冬の校舎の静かな雰囲気もうまく演出できていたと思います。

また演出も凝っています。
例えば第4話の初詣のシーンでは
画面に映される焚火で燻っている二人の恋心を表現したり、
第9話の冒頭、お気に入りのイチゴ牛乳ではなくコーヒーを選ぶところで
夏目の心境の変化を表現したり。
こういった細かな仕掛けを様々なシーンに忍ばせ、
少ない台詞でキャラクターの微妙な心情を引き出そうとしています。
モノローグを使わないのもこだわりなのでしょう。

キャラクターやストーリーに派手さはありませんが、
現実にいそうなキャラ、起こりそうな出来事で話を組み立てる。
いわゆる「生っぽさ」出すための気遣いが随所に感じられます。
Just Becauseらしさというものが、この作品にはありました。

僕がJust Becauseで一番感心したのが友達の描き方ですね。
野球部のバカ3人組、写真部の冴えない男2人、リア充感漂う美緒の友達、
それぞれが気の合う仲間でつるんでいるときの楽しさや居心地の良さを自然体でうまく出せている。
依子と葉月の気心の知れた関係、奥手な葉月をさり気無くフォローする感じも好印象でした。
物語上それほど大きな要素ではないのですが、文句なしに素晴らしかったと思います。
ぶっちゃけ恋愛よりも友情の方がうまく描けているような気がします。

【タラレバ高校生】
{netabare}
本作は恋愛物です。恋愛物で大切なのは雰囲気よりも登場人物への共感。
「ああ、その気持ち分かる」と思わせることが何よりも大事だと思います。
思いっきり個人の好みが出る要素ですが、ここが弱く感じました。

部活引退したら…
ホームランを打てたら…
消しゴムを返せば…
センター試験が終わったら…
コンクールで入賞したら…
お互いの新生活が落ち着けば…
志望校に合格したら…

このアニメの登場人物は誰もかれも思い切りが悪い。まるでタラレバ高校生です。
リアルといえばリアルなのかもしれないが、そこに対して作り手が無自覚なのはいただけない。
無自覚ゆえに、それぞれが自分自身の臆病さを克服するという成長感を感じられる場面を作れない。
また、せっかく高校3年生の最後の冬という舞台を用意し、
主人公に季節外れの転校生という興味を引く設定を与えたのに
「今やらなければもう時間はない」という切迫感や
「あの時ああしておけば良かった」という後悔が表現されていない。
結局最後もLINE頼み。既読がつかなければそこから行動に移せない。
類似点が指摘されるアニメ「月がきれい」の最終回で
主人公はLINEでヒロインと連絡を取ろうとして思い止まり走りだす場面がある。
対照的な主人公の行動、どちらが視聴者の共感を呼ぶかは言うまでもありません。

というか、この主人公が両ヒロインに好かれる理由がいまひとつ分からないのです。
意外と付き合いが良い所もあるけれど、基本的に不愛想で痛い所を突かれると不機嫌になる癖がある。
決して心象が良いキャラとは言えない。別に容姿が優れているわけでもない。
何か秀でているものがあるわけではなく、人を惹きつける要素は見当たらない。
意味なくモテる、まるでライトノベル主人公のようだ
…と思ったら原作者はライトノベル作家だった。
{/netabare}

【負けヒロイン】
{netabare}
登場人物たちの煮え切らない行動が目立つ中、自分の気持ちに一番素直なのが小宮なんですね。
「私もコンクールで賞取ったら先輩に告白する」という事実上の告白だったり
合格祈願のお守りを渡して自分は身を引こうとしたのに
「私…やっぱり瑛太先輩が好き」と言ったり。
彼女は、気持ちを邪魔する障害物があったとき、遠回りせず飛び越えられる
たった一人の人物です。
だからJust Because!のキャラで圧倒的一番人気なのでしょう。

しかし残念なのは小宮をただの負けヒロインにしてしまったことです。
せっかくの良いキャラクターをあまり物語の中で活かせていない。
彼女のひたむきさに心を動かされ、美緒や瑛太が積極的になる…という展開にもならない。
要するにこのアニメは群像劇の体をなしていないのです。

美緒に関しては、陽斗と葉月の現在進行形の恋を見て、
中学生の時から前に進めない自分の恋が馬鹿らしく思えてきて、
片想いを終わらせるという流れが一応あるのですが、
小宮については話のつながりがあまり感じられず、
もったいない使い方をしてしまったなぁという感想です。

「本作は型にはまった物語ではなく自然体の恋愛描写を志向している」という反論もあるかと思う。
それにしては推薦を蹴るとか最終話の1ケ月LINE放置とか不自然な話運びが目立ちました。

結局、受験勉強で主役の二人をあまり動かせず受け身な印象を拭えなかったように思います。
これを解決するには受験が終わってから卒業するまでの期間に
話の山場を持ってくるべきだったのではないでしょうか。
{/netabare}

【総評】
ライトノベルと少女漫画を足して4で割ったような薄味の内容。
演出は上々、作画もリソースが足りないなりに頑張ったとは思います。
でも繰り返しになりますが恋愛物で一番大切なのは雰囲気ではなく、共感できるかどうか。
私は脇役以外にあまり共感できるキャラがいなかったので評価が低くなります。
ストーリーも作り込みが足りないように感じました。
残りわずかの高校生活、季節外れの転校生という設定をもう少し活かして欲しかったです。
合格点(3.5以上)はギリギリつけられないかな…


【各話コメント】
毎週各話コメントをつけていましたが、
本文がそれなりの長さになったので大幅に削ってあります。
{netabare}
第1話「On your marks!」
恐ろしく地味な立ち上がり。
恋愛物の第1話で主人公とヒロインの顔合せすらないというのは前代未聞じゃないだろうかw

第2話「Question」
どうも相関図的には
瑛太(主人公) → 夏目(メインヒロイン) → 陽斗 → 葉月
という一方通行パターンのようですね。
OPアニメーションで駅のホームに登場人物が並ぶカットがあるのですが、
この時のキャラクターの目線に注目すると
小宮 → 瑛太⇔夏目 陽斗⇔葉月
という関係に進んで行くのではないかと思います。

第3話「Andante」
アンダンテの意味は「歩くようにゆっくり」
しかし第1話の「On your marks=位置について」から始まって
陽斗は勢いよく飛び出したけど、主人公カップルは全然動かんよな。

第4話「Full swing」
この回は犬と猫を使った演出が面白かった。
犬が飼い主を案ずるような表情をしていたり、猫もジト目で瑛大のことを見ていたり。
実写でも十分な内容だけど、こういう表現ができるのは漫画やアニメならでは。

第5話「Rolling Stones」
うーむ退屈なエピソードでした。
このアニメの欠点は色々あるけど、「キャラが薄い」のが一番いただけないね。

第6話「Restart」
ヒロインが昔に消しゴムをくれたことをずっと忘れず大切な思い出にする、
という話は「恋と嘘」でもあったんだけど、ジャスコの方が上手く使えていると思う。
このエピソードってはっきり言ってガキくさいじゃないですか。
第2話の台詞を使えば「高校生っぽい」感じではない。
だから夏目がここで片想いを終わらせるという選択が自然にみえる。
彼女の恋心はあの神社の焚火のように燃え尽きる間際だったのだろう。

第7話「Snow Day」
夏目と小宮がライバル関係になることで、話は盛り上がる。作画は完全に崩壊。

第8話「High Dynamic Range」
1週間の総集編を入れて作画は回復。内容は平凡。

第9話「Answer」
やっぱり話に大きな動きはないけれども、
この素朴さがJust Becauseらしさなのかもしれません。

第10話「Childhood's end」
このあたりでキャラクターの恋の行方にあまり興味を持てなくなってきた。

第11話「Roundabout」
受験本番でのカットバック演出はなかなか良かったです。

第12話「Get set, go!」
LINEに依存しすぎだろ君たち!!
{/netabare}

投稿 : 2018/01/04
閲覧 : 816
サンキュー:

49

ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

真剣と書いてマジ

繊細なストーリー、といいますか、「感情の機微を描く」というのが根本にありますね。
(インタビューなどで「感情の機微」というのが多用されていますので、
それについて、製作者側の狙いを考えてみます。)

私達視聴者が一度は通った高校3年生の後期という状況の中で、5人の恋愛模様を通して描く「感情の機微」。

「感情の機微」というのは具体的には何者でしょうか?感情の変化かな?

小宮が泉をデートに誘ってもいいか、夏目に許可を求めたら
「ダメ・・・」と返って来た、この作品の名シーンで考えてみますか。
機微というほど繊細かというと、このシーン、この話数で夏目の恋愛ベクトルが
泉に向くわけですから、大きな心情の変化がありました。
しかし、大きなといっても、大雑把な、という事ではないですよね。
心情の変化に至るまでを丁寧に描き出していると思います。

まず、夏目は中学から今まで相馬の事を好きだと周りには言ってきたのですが、
相馬の葉月に対する恋心を知り、一歩引いてしまいます。
何故か?
夏目は相馬を「何となく」好きだったのです。
葉月に対しアプローチを仕掛け続ける相馬や、
相馬の告白に対し、真剣に考えて返事をしたいという相談をしてくる葉月を見て、
夏目は自分の相馬への思い、恋というのは「なんとなく」な所をどこか感じていたのではないでしょうか。
もしかしたら、夏目は相馬に対し行動にも移せないものだったのではないでしょうか?
(消しゴムを返す事すらようやくだったやり取りからも、全くもって行動できていなかった?)

真剣に恋や相手に向き合う相馬、葉月を見て自分の恋の曖昧さに気付いたからこそ、二人の関係を応援、もしくは自分の中学生時代の恋に諦めがつくようになったのかもしれません。

話を戻しましょう。夏目はセンター入試の後、駅に来てくれた泉の事を思い出します。
中学時代、泉は夏目の事を良く手伝ってくれました。
「肝心なことはなにもいわないくせに・・・」という夏目のぼやきからも、
泉が夏目の事を好きなことは何となく気付いていたんでしょうね。

気付いていて、気付いていないように振舞った。
それは夏目が、泉へ恋心は抱いていなかったからでしょうか?

自分の事を見ていてくれていた泉を思い出し、センターの一件で気持ちが泉へ傾く夏目。

恋のライバルの小宮に「ダメ」と言ってしまう部分で、
引き下がれた相馬への恋とは違い、泉への恋は譲れない物があるという、
視聴者への分かりやすい提示ですね。

泉が夏目にとって「譲れない存在」になることが、
今まで泉の片思いを見て来た視聴者にとって達成感的な感情や、夏目の真剣さを受け取るかもしれません。

夏目が電車の中で泉について思い出したときは、視聴者にまだ夏目が泉を好きかはっきりと提示されていないのですが、
(気持ちが傾きかけてるという感じはするのですが。いわゆる「匂わせる、予感させる」、というやつかな)
その後の「ダメ」のなかに存在する「譲れない」という要素がはっきりとした泉への恋心を示してくれます。

感情の提示の仕方で、一方通行か双方向の恋愛かを提示してくる。
少しずつ変化していく恋心を丁寧に描くことが大きな感動を生んでくれる。

「もしかして好きなのかな?」という予感を感じさせるシーンを提示し、
「ダメってやっぱり好きなのか!」という予感が確信に変わるシーンを後に入れる。

この細やかな感情の提示の仕方が、感情の機微を描く上で最大限効果を発揮しましたね。

結局「感情の機微」って何?って聞かれそうですが、感情の細かい変化、ですかね?

夏目が泉への恋愛感情をはっきり示すこの回が、夏目の細かい変化を丁寧に描き、ダイナミックに描き出しているか、
それを感じられたら幸せなんじゃないかと思います。

正直、泉が夏目にマジになって「関係ないはないだろ!」とか、
泉のスマフォをみて「完璧本気じゃん!」と言う夏目、
葉月に対して「私ちゃんと好きな人いるから」などの話を
公式より提示された「なんとなく」と、真剣(マジ)という共通項を用いて、
全体を通して語るべきですが、
あまりに各話で語り落としたくない部分が多いので、
ターニングポイントである「ダメ・・・」の回を中心に書かせていただきました。
このターニングポイント以降、
泉よりも夏目視点のほうが重要になってきているのも面白い点ではありますね。

投稿 : 2018/01/04
閲覧 : 302
サンキュー:

47

ネタバレ

こたろう さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

続編観たい

高校3年の3学期。高校生活も終わり間近の時期に中学までいた地元へ転校してきた主人公泉瑛太
転入先の高校に居たのは中学時代の親友と初恋の相手

高校最後の3ヶ月で動き出す恋愛模様を描いた作品です。


いやー良かったww
私好みの作品でした♪
他の方も類似作として「月がきれい」を挙げられてますが、月がきれいが好きならば気にいると思います。
月がきれいは中学生ということでやはり幼さが残っていますがこちらは高校3年生。やはり少し大人びて描かれており違った良さがありますね。

登場人物の心情の機微などは私の稚拙なレビューより他の方のレビューを見ていただいた方が参考になると思うので割愛させていただきますm(_ _)m


キャラは皆素晴らしいです。
陽斗のヘタレでちょっと抜けてても泉には男気を見せれる親友ですし
美緒はなんとなく好きだった陽斗に区切りをつけ自分を見てくれていた、陰ながら支えてくれていた瑛太への気持ちに気付くシーンは最高の一言に尽きます。美緒の「…ダメ」で私のテンションは沸騰しましたww
小宮ちゃんは最初はめんどくさい空気読まない場を掻き乱す系かなーと思いましたが、、
いやいや、アニメ界トップクラスですよこの子。
声にならない声で叫びだしたくなりますよ
ホンマにいい子ですし、自分に正直ですし、でもやっぱり女の子で乙女で繊細で空気読めて、、
ほぼほぼ負けヒロインだろうというのは分かってはいましたが、こんなに悔やまれる負けヒロインはニセコイの小野寺さんに次ぐレベルです。
もうホント可愛い!

葉月ちゃんは溢れ出す母性がもはや熟女レベルこれはこれでたまらんですね!

サブキャラもいい味出してます。
写真部の2人もそうですが個人的には鈴木桃花ちゃんが可愛いくて好きです♪
最近メガネっ娘に惹かれるんですよねww
新たな属性が身に付いた様ですww


物語はラストは綺麗にまとめましたが
イチャラブ展開が大好物な私としては
瑛太×美緒や陽斗×葉月や小宮のその後の進捗というか展開をもっと見ていたいと思いました♪
蛇足になるのは分かっています。でもこういうキャラが生き生きしてる作品のアフターストーリーというかそういったもののOVAを是非観たいと思える作品でした♪

投稿 : 2018/01/03
閲覧 : 251
サンキュー:

30

紅鍵 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

月がきれい難民キャンプ

実に良かった。2017年春アニメの『月がきれい』から流れて来た人は自分含め結構いるだろうが、月がきれいとはまた方向性の違う青春が見れた。月がきれいは全面的に中学生の恋愛の甘酸っぱさを押し出した作品だったが、Just Because!は高三の冬という受験間近の独特の雰囲気を醸し出し、また自身の過去の恋愛にけじめをつけて新たな道へ歩んで行くというふうな作風で個人的にとても良かったと思う。全体の評価としては良いが作画が安定してなかったのが残念。

投稿 : 2018/01/03
閲覧 : 267
サンキュー:

4

ねいばー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

なつめさん

面白い。

11話一気に見て、最後の1話も放送直後にみた。
変にひねっているところがなくて、話はわかりやすく、
でも退屈はしなくてよかった。
なんで世の中であんまり評価されていないのかわからない。
こういう系の作品では、最近のだとダントツで良かったように思う。

声優は、ヒロインがいいような悪いような微妙な感じ。

キャラは全員良かった。

野球シーンとか、動物の作画が微妙だったけど、
雰囲気は良かった。

音楽も文句なしに良い。

投稿 : 2018/01/03
閲覧 : 166
サンキュー:

10

ネタバレ

preston さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

すごく感謝してる

11月に一気観して発症した月がきれいロスを癒してくれてありがとう

得意の青春モノなので見事なまでにハマった。
ままならないことに不器用だけど一生懸命やってる姿を
見ると心が洗われるもの。
後半は擦れ違いにすごくヤキモキさせられて、
どうするの? どうなるの? まさかの恵那ルートでもええんやで!?
と次話までの1週間が長いのなんの。

欲を言えば、最後は捻らないで卒業式でケリを付けてたほうが
きれいだったかなという感じがするけれど、
ま、何はともあれ、お互いの気持ちを確かめ合えてよかったね、
ということにしておきましょう。

【満足度90/100】

投稿 : 2018/01/03
閲覧 : 180
サンキュー:

9

褐色の猪 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

中央線沿線と湘南鎌倉はもうおなか一杯

序盤の種蒔きは良かったです。

ラストまでの展開も青春ものとして可不可無いと思います。

ただ全般観て、特にアニメじゃなきゃ表現出来ない場面は見受けられず、

作画の質から言っても実写で作成した方が良かったんじゃないですかね。

投稿 : 2018/01/03
閲覧 : 416
サンキュー:

14

Derp さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良作

飾らない情緒があってとても美しい作品でした。
作品の世界観に浸れる。

高校生活が終わりに向かう中での恋愛模様が描かれており、大人から見たら子供っぽい恋愛、子供から見たら大人っぽい恋愛という感じが絶妙でした。

ドラマとして誇張しすぎていない点が素晴らしく、視聴者をしらけさせない脚本でした。

音楽も素晴らしかった。

演出・映像的にはあと一歩という感じがしました。それがあったら鬼に金棒だったかもしれません。

いずれにせよ、見る価値があるアニメです。ドラマ的な振り幅は狭いもののその中で非常に見事に上手くやっている。

投稿 : 2018/01/03
閲覧 : 179
サンキュー:

6

amZ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

学園青春もの

全体的に静かな青春学園ものでした。
シンプルな青春ものでキャラクターもメイン5人ぐらいと絞られており関係がわかりやすかったのが良いと思います。

ヒロイン2人がどっちも素敵なのはいいですね!
実写化してもよさそうな内容に思います。(見たいとは言ってない

投稿 : 2018/01/02
閲覧 : 202
サンキュー:

17

ネタバレ

タマランチ会長 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 2.0 作画 : 1.0 声優 : 2.0 音楽 : 5.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

すべてをぶち壊したのは作画崩壊

 私は実写系青春恋愛群像劇は大好物です。この作品の作風から、私の好みのストライクなのは間違いありませんでした。当然期待しました。しかし、その期待は1話から暗雲が立ち込め、最後まで改善することはありませんでした。
 その経緯を1話から振り返ってみます。

2話までの感想
 OPはやなぎなぎと北川勝利。雰囲気はすごくいい。・・・だけれど、いろいろと惜しいところが目白押し。作画が崩れるというか、キャラでザ段階でデッサンが狂ってるんじゃないかと思えるくらい崩れている。背景と人物を比べて人物が浮いてしまうような画面処理。OPの出だしの両脇を電車が通る演出も、目がチカチカするような感じで全然いいとは思えない。引っ越しの荷物を出しておいてるんだけど、置いた瞬間消えてしまったように見える。毎週見せるOPからこのクオリティーなのかと思うと、不安がつのる。水族館で、クラゲ越しに見れば光の屈折で人物がゆがむはずなんだけど、それを無視。
 専門学校生が作っているかのような拙さを感じます。多分スタッフが若いのでしょう。が、これまでの実写系のアニメ、長井龍雪監督やPAワークスの諸作品と比べるとかなり見劣りするし、不自然さが気になって物語に入り込むのを邪魔している。

4話まで
 陽斗や夏目は、自分の恋愛に夢中で周りがホントに見えていません。実際そういうもんなのでしょうか?この頃の年代と言えば、異性はみんな自分に気があるんじゃないかと思い込んでいるものだと思うし、周りは夏目や主人公の意中の人を知っているのに、陽斗や夏目がそれをみじんにも感じていないところとか、陽斗なんか夏目に好きなヤツいるのかとか聞いちゃって、無神経すぎる、不自然だな、脚本的なご都合主義なのかと感じてしまう。(あの夏なんかは、自分が誰に想われているかってのはお互いうすうす気づいている様子がよく描けていたように思います。)こういうリアリティーのなさは問題。

6話まで
 夏目が自分の気持ちに区切りをつけると言って、陽斗に消しゴムを渡しました。このときの夏目の表情は、なんだろううれしいのか悲しいのか分からないぼんやりとした顔…その後「宿題が終わったようにすっきりした」と友達に言っていましたが、どう解釈すればいいのかまるで分からない。
 それに対して陽斗の表情も過去のエピソードのことを思い出せずにポカンとしていましたが、アホじゃないんですから夏目の気持ちを考えたり、周りの反応に気を付けたりして、自分に気があるのではないかくらいは気づかなくてはいけません。そういうそぶりもないのは、脚本の都合上そうあらなくてはならないのか、つまりはご都合主義なのかと感じてしまいます。こういった部分が改善されない限り、実写系青春アニメとしては成功しないでしょう。この作品は3話以外はキャラデザと作監が総じて悪い。目の位置のデッサンが素人くさく崩れているし、焦点があってない。ぼんやりしたキャラの表情が、リアルできれいな背景から浮いてしまっています。

7話
7話で、小宮が夏目に「先輩をデートに誘っていいか」と了解を取りにいきます。話としては盛り上がります。しかし、なぜ小宮が夏目にそんなことを聞きに行くのでしょう。現時点で、主人公の想い人が夏目だということは分かっているのですが、夏目はそれに気づかず陽斗に想いを寄せていたという段階で、夏目にそんなことを言いに行く義理などないはずです。
 そこで、まさかの「だめ」発言が飛び出しました。陽斗を吹っ切った後、受験で世話になって気持ちが動いたということで、まあいいでしょう。しかし、この「だめ」発言と似たようなシチュエーションの作品がありました。「Orange」です。この作品は世話の焼ける翔が嫌いで自分は酷評だったのですが、翔が先輩から告られて、お互いに気になっている段階の菜緒に、手紙(紙切れだったと思うけど)で付き合ってもいいかなと聞きに来た。菜緒はこれまた紙切れに「だめ」と一言書いて下駄箱にしのばせるのですが、その「だめ」の文字が、なんとも健気で味わい深いものでした。比べちゃなんだけど、Just Because!のダメは、小宮の勢いでの了解とりと、夏目の身勝手な思いからとっさに口をついて出ただけみたいな感じで、なんとも味気ないなと。

8話
 小宮の株が急上昇。デートを取り付けるためのラインの文言を悩んだり、飼い猫が送信しちゃったり、表情がはっきりしている上、感情の起伏がはげしいから実に分かりやすいです。主人公のデートへ向かう道中、夏目と鉢合わせして、ついてくる夏目。小宮と合流し、「ダメって言ったのに」「会長の許可いります?」「じゃあ何で聞いたの?」「なんとなく」と、実に彼女らしいテキトーな受け答えでした。
 細かいところになりますが、部室でアルバムをめくるシーンがあるんですが、そのアルバムが薄っ!ページが1枚しかありません。たぶん表紙裏表紙のセルが1枚抜けています。顔のデッサン、右目が小さくなることがしばしば。ただでさえ感情を押し殺して表に出さないキャラが多いのに、これじゃ微妙な表情芝居は無理でしょう。だから小宮みたいな分かりやすい表情のキャラはそういう影響は受けにくい。きわめつけはラストシーン。小宮と別れた数秒後、同じ方向から突然現れるきれいになった森川さん。きれいになったばかりでなく、体のサイズまで大きくなっていました。ほとんど泉と背丈が変わらないし、顔は男の泉より大きかった。この辺が作画の甘さ。作画監督と作画マンがしっかりしないといかん。

 最終回まで。
 小宮がまぶしかった。後はダメ。ライン1か月未読とか、大学に進学した夏目の進路を主人公が知りながら(当然友達が教えないわけないですから)連絡もとらないとか、もうアホかというくらい不自然なところがありました。こういうのは実写系恋愛青春群像劇にとっては致命的といっていいくらいのリアリティの低さ。

総評
 詩情豊かな演出。全体としては、なるほどやりたいことは分かるし、意欲も買う。背景きれい。実写的テンポやカット割り頑張っている。音楽もよい。しかし、圧倒的に作画がダメ。最終回なんか、より目のまぬけな表情、安定したデッサン狂い、顔の大きさ変わる動画、パースおかしいだろっていう背景とのアンバランスなどなど。シナリオはほとんどストーリー性がとぼしいのだから、演出や雰囲気で勝負しなければならないのに、これだけボロクソの作画ではすべてぶち壊し。スタッフの志がもったいない。
 作画が作品の全てをぶち壊した。それを修正できなかった監督の力量のなさも嘆かわしい。それでも方向性は間違っていないと思うので、次回作では作画監督をしっかりした人に任せて、ぜひリベンジしてほしい。

投稿 : 2018/01/02
閲覧 : 251
サンキュー:

9

ネタバレ

MuraBustan さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

初々しい

皆純情で良い。写真ってやっぱりいいなあ。

投稿 : 2018/01/02
閲覧 : 207
サンキュー:

6

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

なんか 淡いというか 懐かしいというか

なんか 淡いというか 懐かしいというか
あの頃は 恋愛の悩みで これ以上 ないと思ったけど
悩みの質量ともに年々 ひどくなる

投稿 : 2018/01/02
閲覧 : 178
サンキュー:

2

ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

甘酸っっぺ~~~、ゴホッ、ゲフンw

[文量→中盛り・内容→感想系]

【総括】
あ、すいません(汗) オジサン、あまりの甘酸っぱさにむせてしまいました(笑)

というくらい、真っ直ぐな恋愛ストーリー。色々な意味で、「月がきれい」と比較されるのも頷けます。

絵はかなり綺麗だったと思います。背景とか。

観るのに大分カロリー消費するアニメでしたw 正直テンポは遅いけど、中盤以降おもしろくなってくし、ゆっくりじっくり楽しめる方に向いてるかな。

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
作中、初詣の場面があり、重要なターニングポイントにもなっていたので、1月1日のレビュー投稿にしました(笑)

卒業を間際にした高校生の微妙な恋愛模様をわりとリアルに描いた作品。

三角四角にすれ違いに、、、甘酢っぺ~な~と(笑)

むくわれないサブヒロイン好きとしては、ヒロインの中ではダントツに小宮がお気に入りでした。が、好みを別にしても、もう少し、泉が小宮に惹かれても良かったかなと思いました。

基本的に、森川と相馬は一直線だし、泉と夏目も一直線。そういうブレの無さは好感をもてるけど、展開の(どちらとくっつくかという)面でのドキドキ加減は失われるわけで。

実際、夏目VS小宮のクダリは面白かったしね(デートに誘っていい?→ダメ、とか、凄く良かったです)。

さて、本作の特徴として、「みんなが(恋愛以外の)何かに一生懸命」「LINE」というものがあるのでしょう。前者に関しては、私が古い人間だからだろうけど、やっぱり、恋にうつつを抜かしている場合かと言いたくなるし。推薦けって一般受験とか、高校の立場近や後輩のこととか考えると、無責任極まりないし。その点でも、小宮だけは2年生だし、写真には本気で取り組んでいたから、シンプルに応援できました。後者のLINEはまあ、グループ交際感が出てたから良かったですね。既読や未読もうまく要素として使っていましたし。

ラストシーンの告白の言葉を「超シンプル」にしたのは、こだわりなんだろうと思いますが、良かったですね。リアルを追求してきた作風に合っていたと思います。ただ、桜の描写はもうちょい踏ん張ってほしかったかな。

まあとにかく、今後の小宮さんに素敵な未来が待っていますように♪ (月がきれい とは、比べない方が吉ですね)
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
リアル路線の恋愛モノ? 1回戦から東海大相模とか、悲劇だなw 友達との再会に、ホームラン。なかなか良い話だが。LINEのやり取りとか、月がきれいに勝負挑んでるw

2話目
弟を面倒見て、ポイントアップw あれ? 私の知ってる高校生っぽくはないぞ(自爆)

3話目
キャラがなかなかイイね。微妙なキャラ付けがあって。リアルにしたいのか、ディフォルメしたいのか。

4話目
肉、少し高いなw いや、高校生が、中学時代の生徒会副会長を覚えているとか、普通だろ(笑) いや~、フラレた理由が気にはなるけど、フルなら初めから気を持たせるなよな~とか、思ってしまう。

5話目
夏目、人が良すぎるだろw ゲ(笑)

6話目
吹奏楽部は、アニメだと、河川敷で吹くのがマストなのかな(笑)?

7話目
今のところ、小宮さんが一番好きかな~。センター試験に大雪、ラブひなを思い出す。センター試験、受けたことないな~。高校も大学もセレクションだったしw あと二桁って(笑) てか、ビックカメラ押し(笑)

8話目
小宮さん、可愛いな~。ジュンク堂書店、好きだな~。お前怖いわ、って、的確w 青学受けんの? 上智じゃなかったけ? 泉にとっての受験は、相馬にとってのホームランなわけね。

9話目
森川さんの変化、あまり伝わらないがw 一瞬映ったらサッカー、レベル高すぎだろw 反動蹴速迅砲か(笑) え? 青学から上智に変えるのは、キツくねぇか? つか、上智の推薦蹴って青学受け直す泉もどうかと思うが。つか、AOなのか? 学校推薦なら転校でどうなるか分からないけど、それ以上に、単願が条件でしょ。

10話目
つか、生徒会長やってたなら、AOで受けとけば良かったじゃん。内申も悪くないんだろうし。青学クラスなら、生徒会長&内申4.2くらいで出せるでしょ。私も色々調べたけど、生徒会長ってスゴいよ、全国出場と同ランクくらいにカウントしてる大学もいっぱいあるよ。ここで、待ち受けな。小宮、良い奴。

11話目
交通費は、リアルだよな~。でもまあ、遠距離も悪くはないけどね。姉ちゃんしゃべれよ~!って、みんな思ったはず。志村、後ろ後ろ!の気持ちw まあ、夏目が上智受かって、泉が青学蹴れば問題ないか。ん? 森川も相馬も、事実を伝えてない設定なの?

12話目
落ちたんだね。まあ、推薦決まってから勉強サボってればキツいわな。ただこれ、「上智に推薦で行ける奴も、テストなら青学落ちます」ってなるけど、上智に失礼じゃね(笑)? (ちなみに、上智の方が偏差値は上ですよ、基本的に。そして、実際にもあり得ることだと思います。別に上智に限らず、推薦組とセンター組を学力で比べたらね。まっ、私、剣道部はスポーツ推薦ですから、学力最下層ですがw) あと、岩手では卒業式の3月、まだバリバリ寒いから、「春の訪れ」なんて答辞はほぼないですw 「未だ雪深い○○にも、僅かながら春の気配を感じる今日この頃」とかが一般的です(笑) 小宮さん、切ないな~。


{/netabare}

投稿 : 2018/01/01
閲覧 : 378
サンキュー:

46

むらさきたましい さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

すれ違うが故の青春

主人公の瑛太君は、あまり感情を出さないし、女性陣も所属するグループが違うので、情報共有できなかったり、正直、最初は感情移入がしづらい展開でした。
ただし、途中で瑛太の気持ちが明らかになるし、夏目美緒ちゃんもどんどん魅力的になっていき、物語も分りやすい展開になっていきます。
また、美緒ちゃんだけてなく、森川葉月さんと、その友達の依子さん、そして、カメラ少女の小宮恵那ちゃんなど、魅力的な登場人物でした。

恋愛物とした場合、true tearsや一週間ブレンズの様に、登場人物に辛い背景を背負わしてないので、劇的な展開ではないかも知れませんが、大好きな作品です。

投稿 : 2018/01/01
閲覧 : 208
サンキュー:

15

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

落ち着いた雰囲気の青春恋愛アニメ

卒業を間近にした高校3年の3学期を描くオリジナル青春恋愛アニメ。全12話。
湘南あたりの高校が舞台ですが、描かれる季節が冬ということもあり、作品全体の空気はキラキラした青春というより、もっと落ち着いた感じ。生徒同士の会話や校舎内の様子などの日常描写を観ていると、将来への不安や卒業の寂しさといったものも、ほのかに感じられて、雰囲気はなかなか良かったと思います。
ストーリーに関しても、派手さはありませんが、告白までの躊躇や気持ちの微妙なすれ違い、片思いの切なさといった要素はそれなりに丁寧に描かれていて、恋愛物としては平均以上だったように思います。
一方で、やや足りなかったのはキャラの魅力。特に主人公の泉瑛太は、性格も容姿も能力も別に悪くはないのでしょうが、ただ悪くないというレベルでは主人公として弱いです。主人公を「普通」に描くのは、リアル感を出すためなのか、共感を得やすくするためなのかわかりませんが、どこか一つでも特筆すべき長所(ヒロインを愛する情熱なら誰にも負けないとか、そういうのでもいいので)は、あったほうが良かったと思います。
作画は、キャラの動きなどに違和感を覚えるときもありましたが、風景は綺麗でしたし、冬の空気感もしっかり伝わってきました。
声は、ヒロイン・夏目美緒を演じた礒部花凜の名前は「Go!プリンセスプリキュア」のOP曲の歌手として記憶していて(個人的にとても好きなOPで、音楽に5点をつけた作品だったので)、てっきり歌手の人なのかと思っていたら声優もやっていたのですね。演技のほうは普通に悪くなかったです。
最後まで観終わって、まあまあ楽しめました。やや地味な作風でしたが、それは必ずしも短所ではなく、この作品の魅力でもありました。あとは、キャラにもう少し感情移入できれば、もっと良い作品になったように思います。

投稿 : 2018/01/01
閲覧 : 256
サンキュー:

29

ネタバレ

すけたつ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

記憶の君に告ぐさよなら

----------------------------------------------------------------
初恋は、突然で、不思議な、長い人生の中でも特別な感情。
次の恋は、一目惚れでも、築かれた恋でも、初恋より小さく感じます。

<中学時代>
もし、初恋の相手の、初恋の相手が、自分でなかったとしたら…
心を痛めても、粘り強く相手との関係を築かないといけないかも。

でも、2人の関係が築かれそうな時、片方が転校してしまったら…
感情が曖昧なまま止まって、お互い初恋をこじらせてしまうかも。

<高校時代>
高校3年生の3学期に、そんな2人が再会したとしたら…
記憶のまま止まっていた、曖昧な感情が急激に動き出すかも。
----------------------------------------------------------------

個人的に上記のような妄想が止まらない魔法にかけられて、
主人公とヒロインの恋を「応援するしかない!」と思えた作品。

それ故、「視聴者をハラハラさせる」という制作陣の狙いにはまり、
OPテーマの「over and over」を聞くだけで胃が痛くなりました。

<胃が痛くなる理由 ①構成>
前半 : 僕とは違う人に片思いをする彼女
後半 : 両思いになった途端に現れる恋のライバル
後半 : お互いの恋が実りそうな時に進路などですれ違う2人
前半から後半へ進むにつれて段階的にハラハラさせる構成。

<胃が痛くなる理由 ②制作陣>
脚本家: 最後の方以外は違和感なく観れる素晴らしい脚本だった気が。
音楽 : OPテーマの「over and over」が作品の大きな原動力。
演出 : これも特にOPの最後の部分の変化が印象的でした。
影響を受けるくらい心理描写や会話、キャラの動きなどがよかった。
主人公に想いを寄せる後輩の片思いが上手く可愛く描かれたのも二重丸。

<胃が痛くなる理由 ③キャラクター>
デザイン:深夜アニメ好きには馴染むデザインだと思います。
性格  :嫌なキャラがいなく、良いキャラを量産する努力が感じれた。
とにかく主人公とヒロインの恋愛を応援したくなれてよかった。

恋愛成分足りてない僕にとってハラハラは強烈なインパクトでした。
こんな気持ちを与えてくれる作品を好きになっていきました。

投稿 : 2018/01/01
閲覧 : 171
サンキュー:

13

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

あいつを好きな君の横顔が、たまらなく綺麗だったから…

この作品は、オリジナルTVアニメ作品だったみたいですね。
でも、アニメ化の発表は視聴意欲を加速度的に高める最高のオマケつき…
この作品の脚本・シリーズ構成は『さくら荘のペットな彼女』の鴨志田一さん、そしてキャラクター原案は、「月曜日のたわわ」でお馴染みの比村奇石さんのコラボ作品である事が、大々的に打ち出されていましたから。

アニメーション制作は、2015年に設立されたばかりの株式会社パインジャムさん…
これまで「魔法少女なんてもういいですから。」「月曜日のたわわ」「ゲーマーズ」を手掛けられてきた会社です。
ゲーマーズが30分枠の初挑戦作品、そして今年2本目の本作は初のオリジナル作品…
そう考えると、チャレンジ精神旺盛な会社なんですね。

更にこの作品には気になる点が…
音楽プロデュースが、やなぎなぎさんなんです。
これまでやなぎなぎさんの作成された楽曲はたくさん聞いてきました。
でも、この様な形で作品に関わるのは、これが初めてなのではないでしょうか。

こんなにも気になる点のメガ盛り作品…もうこの時点で視聴する気マンマンです。

この物語の舞台は高校3年生の2学期の終わり…
この時期のクラスは大きく3つに分かれています。

大学のセンター試験を前に自分を追い込んでいる人…
大学の推薦入学が決まって、残りの高校生活を謳歌している人…
就職して自ら生計を立てようとする人…

高校に入るときのスタートラインはみんな一緒だった筈なのに、こんなにも一人ひとりのゴールが違うなんて…
ごく当たり前の通過点でしかないのですが、改めて考えてみると感慨深いです。

中学から高校、そして大学への駒を進める人は、これが2度目の篩い分け…
そして、これが自力で手を伸ばせる最後の瞬間…
もちろん、例外はあります。でもそれはあくまで例外であって誰もが選択できる訳ではありません。
ここから先、それぞれの路線はもう絡み合う事は無く、目指す終着点はまるで違うモノになるから…

だから思います。
ちゃんと決める前に自分を見つめ直して欲しい…ホントにそれで良いの?
思い切り背伸びをして欲しい…少しでも後悔を減らすために…
自分に素直になって欲しい…これからこれまで以上に長い人生を切り拓いていくために…

この物語では、そんな土壇場のタイミングで昔の仲間が4年ぶりに地元に戻ってきたことをキッカケに自分の気持ちと在り方…そして自分の将来を見つめ直す物語です。

3年生に残っている時間は、とても不思議で大切な時間…
だって、ここれまでは何を願う必要も無く同じ時間を過ごすことができた。
ただ、その道は時限付き…である事は、歩き出す前から分かっていたこと。

それなのに胸がざわつくのは、きっと自分の心の声とちゃんと向き合っていないから…
誰にも等しく与えられた3年間…どの様に使うか、どんな思い出を心に刻むかは本人次第…

だから、きっと一番大切なのは、自分勝手であること…なんだと思います。
この作品でも幾つか目の当たりにすることがあった感情です…
でも、仕方ないんです。
そう、今行動しなきゃ絶対後悔すると思ってのことなんですから…
きっと、こんなタイミングじゃなかったら絶対できないことも、
後が無いから…残された時間が無いからと自分で自分をせかした結果なのですから…

そう考えると、自分の心模様ってちょっと切ない…
だって、結果が分かっていたとしても、一度動き出した気持ちは結果なんてどこ吹く風と、止まる気配すら見せてくれないのですから…

だから解き放たれたその先を夢見て、今の自分を枷に嵌めるんだ…
自分の全部を出し切りたいから…徹底的に自分を追い込むんだ…
だって…どうしても叶えたい夢があるんだから…

卒業まで残された僅かな時間…
それぞれの思いを胸に秘め、それぞれの物語が動いていきます。
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、やなぎなぎさんの「over and over」
エンディングテーマは、夏目美緒(礒部花凜)、森川葉月(芳野由奈)、小宮恵那(Lynn)の「behind」
どちらもやなぎなぎさんの楽曲ですが、どちらも甲乙付け難いほど素敵な曲です。
オープニングは言うに及ばず…個人的に驚きだったのがエンディングを歌った3人の声質がやなぎなぎさんの曲調に合っていた事です。
3人の声にやなぎなぎさんが合わせてくれたのかもしれませんが、想像以上に胸に染み入る曲でした。

1クール12話の物語でした。
全般的に堪能させて貰いましたが少しだけ…
・最後が引っ張り過ぎ…と感じたのは私だけでしょうか。
・Lynnさんの演技…やっぱ良かったです。
 部室での一コマ…私も貰い泣きでした。

投稿 : 2018/01/01
閲覧 : 479
サンキュー:

41

ネタバレ

bonanza さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

やなぎなぎの世界

思ったより面白かった。
OPが始まった途端、やなぎなぎの世界に入り込む。ちょっと暗い感じだけど、人の温もりを感じる話。
EDの曲はキャラクターが歌っているわけだけれど、これまたやなぎなぎが乗り移ったかのようだった。
それがまた話に合っていて、深みを感じた。

最後がまた良かった。

投稿 : 2018/01/01
閲覧 : 150
サンキュー:

4

ネタバレ

とろろ418 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ふわりと融けたぼたん雪

嫌いじゃないんですけど、全体的にふわっとした印象です。
メイン5人、高校3年の冬、とポイント絞ってるのは評価したいところですが、それにしてはちょっと薄味すぎるかと。
物語はもっと彩りあった方が良いと思いますし、これだとおそらくリアルよりも起伏がないのでは。
リアルを描こうとして逆にリアルさを欠いてしまった気がしますね。

{netabare}例えば相馬なんかは、もっとパワフルでも良かったのではなかろうか。
それこそ片道数時間なんて気にも留めないような。
振られても振られてもめげずにアタックし続け、ストーカーと呼ばれた末にようやく振り向かせることに成功するぐらいで良かったかも。
そういう点で森川さんもちょっと簡単に靡きすぎに見えましたね。
夏目さんは、魅力と呼べる部分の描写がもっと必要だったかな。
ただでさえ、メインの中でただ一人恋の対象が変わっているキャラですし。

その逆に泉と小宮は非現実的存在に近く、キャラとして良く映えていたと思いますね。
特に小宮は、表情豊かで人懐っこくて、料理上手くて、好奇心旺盛で芯が強くて、健気で優しくて、おまけにボインで。と何気に超ハイスペックなヒロインだったのでは。
そしてその小宮に言い寄られても意思を曲げなかった泉は素直にかっこいいと思いました。{/netabare}

せめて終わり方がしっかりしてたら、もう少し評価できたと思うのですが。ううむ、残念。

投稿 : 2017/12/31
閲覧 : 167
サンキュー:

11

ネタバレ

HmFDB75691 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

総評 よかった点、そうでもなかった点

面白い展開になったらレビューしようと思ったけど、なかなか面白くならないのでレビューしてみた。


第1話~第6話 テーマはOP曲にあるのかな?
{netabare}
作画やキャラデザは普通。派手だったり、かわいすぎると、リアリティがなくなるから、青春恋愛ならちょうどいい感じ。
ストーリーは、目新しいところもなく、ネタバレを気を付ける必要もない内容。アイドルを起用して実写ドラマにしたら面白かったかな。アニメだとちょっとインパクトのないストーリー。

このアニメを面白くさせるキーになるキャラが森川葉月と思うんだけど、遠距離恋愛になってしまうという要素しかない。そこが残念。森川葉月が泉瑛太に惚れていたら、少しは面白くなったかも。

OP曲の通りなら、記憶に残る相手に告白してきっぱり忘れるという内容になるんだろう。夏目美緒のターンが終わったから、つぎは泉瑛太。泉瑛太と夏目美緒が結ばれずに終わるのかなって思った。
{/netabare}

第7話~第9話 普通に終わりそうなので、予想(妄想)してみた
{netabare}
森川葉月の髪型以外、驚く展開もなくつづいている。
最終回も近いので、ラストを予想、妄想してみた。

まず、葉月の返事。これは「YES」。先延ばしでNOだと、葉月のキャライメージが悪くなる。夏目美緒のためにNOの可能性は低い。美緒の気持ちに葉月が気づくのが遅すぎる。葉月の返事を視聴者に注目させるなら、第1話で気づかせておくべき。

夏目美緒にほかに好きな人がいる。泉瑛太で間違いないけど、二人が結ばれない前フリじゃないかって思った。
で、第9話のラストで妄想。
瑛太は走るのを忘れて寝ていた。小宮恵那はバイクに乗っている。この二つを組み合わせれば、恵那が瑛太に会いに行く途中で事故る。と言ってもそれほど重傷ではない。瑛太は責任を感じて、恵那に気持ちが傾いていく……。

美緒と瑛太が両想いのこのときを狙って、なにかあると面白くなると思う。
{/netabare}

第10話 三人の結末を考えてみた
{netabare}
・小宮恵那
「廃部寸前の部は廃部にならない」というアニメの王道があるため、コンテスト優勝は必須。優勝し、さらに瑛太と結ばれるのは欲張りすぎ。

恵那は、"恋に破れたものの、好きな人の写真でコンテスト優勝"。


・夏目美緒
葉月が遠距離恋愛OKした時点で、瑛太と同じ大学に行く展開は消えたと思う。いつでも会えていちゃいちゃしたら、遠距離恋愛する葉月が際立ってしまう。離れ離れでつきあうと、葉月と同じパターンになるので、恋にも破れる。

美緒は、”瑛太と同じ大学に行けず、さらに振られる(もしくは、振られた状況になる)”。


・泉瑛太
美緒にスマホを見られて勘違いされても、恵那に怒ったりしなかった。美緒に見られたあとも、そのままにしていた。美緒と同じ大学に行く勉強中に、恵那からの呼び出しに応えている。つまり、美緒よりも、恵那を優先している。美緒については記憶を引きずっている感じ。

瑛太は、”現時点では恵那と結ばれるのが自然”。

でも、視聴者は瑛太と美緒が結ばれるのを期待してるから……。

恵那は身を引くかな。美緒が好きだった瑛太が好きだったんです、みたいな感じで。
{/netabare}

第11話 最終回を予想してみた
{netabare}
受験アニメなら一緒の大学に合格してハッピーエンドだけど、この作品は違うと思う。"恋愛と進学は別"がテーマのアニメだと思う。これを前提にして、最終回を予想してみる。

泉瑛太は受験前日に相馬陽斗と話して、夏目美緒と同じ大学に行くことが子供っぽく思えた。だから、"合格"を見て、自嘲気味に笑った。瑛太は推薦の大学、つまり、美緒とは別の大学に進むと決めた(美緒の合格はまだ知らないので)。

最終回はいくつか告白シーンがあるけど、最初は瑛太→美緒。「好きな人と同じ大学に行くのは子供っぽい」といったニュアンスのことを言って、美緒に殴られる。

真相(美緒の気持ち)を知るのは、小宮恵那からだけど、恵那→瑛太の返事を聞いてから。NOの返事を聞いてから、恵那は第11話で作っていたものを瑛太に渡す。美緒が瑛太をいつも見ていたという証拠写真かな。

美緒は合格した大学に行かずに、浪人して自分の進みたい道を見つける。

エンディング曲が流れるなかで、瑛太と美緒が再会し、美緒→瑛太の告白……。というのが好みの終わり方。
{/netabare}

最終話 野球はいらなかったと思う
{netabare}
シンプルな終わり方だった。

合格のほうが選択肢が増えて面白いと思うけど、尺がないか。運命というより、制作側の都合により、二人は結びついたって感じ。

小宮恵那の写真はだれが撮ったんだ? 恵那が写真部を引っ張ってたんだろ、って突っ込んだ。振られたうえに、誰かが撮った写真で金賞はどうなんだろう。
恵那は夏目美緒が泉瑛太を好きなのを知っているはず。だけど、瑛太に伝えなかった。ラストシーンのために伏せた感じで、ちょっと違和感ある。

美緒は瑛太の盛り立て役で終わった気がする。野球は省いて、美緒に恋愛以外の一面を持たせるべきだった。
どうしても野球を入れたいなら、美緒と恵那がいい。
{/netabare}

総評 よかった点、そうでもなかった点
{netabare}
よかった点

・OP曲
最初のフレーズがいいし、内容にも合っている。でも、よく考えたら、夏目美緒は相馬陽斗に告白してない。曲と一致しているようで、していなかった。

・キャラクター
小宮恵那→泉瑛太→夏目美緒→相馬陽斗→森川葉月(矢印は好意を寄せている相手)と、最初は面白い相関図だった。
葉月→瑛太もあったらよかったかも。ちょっとギャグだけど。


そうでもなかった点

・夏目美緒の秘密が、秘密というほど秘密ではなかった
序盤で視聴者を惹きつけるほどではない。
消しゴムエピソードを勘違いして、本当は瑛太だったとすればもう少し面白くなった。

・主人公が物足りない
短期間で二人の女子に好意を寄せられるのは、とてもアニメ的。相馬陽斗のほうがリアリティがあり、好感が持てる。
瑛太は視聴者を裏切らないお約束キャラではあるが、陽斗を主人公にしてもよかった。

・終盤のストーリー
恵那が振られ、葉月が遠距離恋愛なら、美緒にも何かほしい。陽斗に振られたのがそれに該当するのだろう。だけど、瑛太に切り替えるのが速かった気もする。
だから、瑛太に振られるシーンがほしかった。陽斗に振られたとき以上に大泣きすれば、以前から好きだとわかり、印象も変わる。

このアニメのテーマは”すれ違い”なんだろう。ネットの感想で、卒業式になぜ告白できなかったのか、という疑問があった。時間を見れば、少なくとも美緒は三時間以上待っていた。原因は野球をやっていたからだけど、ちょっと微妙なすれ違いである。
瑛太が推薦を蹴って、受験一本に絞ってたら、すれ違いの面白さが出たと思う。
{/netabare}

投稿 : 2017/12/31
閲覧 : 474
サンキュー:

10

ISSA さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

それぞれの旅立ちまでの物語

秋アニメで初視聴したのがこれ。

just becauseを検索したら「なんとなく…」英語は最強に苦手ですが、海外だとよく使うフレーズみたい。

1話だけの視聴した印象では、たまゆら&フォトカノ的な、ユーフォ的な、バッテリー的な、月がきれい的な…

高校三年生の秋過ぎたら受験生は勉強、私みたいな就職組は行き先決まったら遊びかバイト…
それぞれ微妙で距離出てくる友達もいるし、そんな微妙なひとときの話かも。

化ければ…月がきれい、外せば…コンビニカレシかw

2話まで視聴
アビスから続くファンタジー大量発生のせいか青春群像物が新鮮で面白く感じる。
作画や効果音の演出より、純粋な言葉…会話を魅せる感じのアニメかな。
2話目でコンビニは超えてるw

視聴完了
淡々と話が進むので、キュンキュンしたり引き付けられる感じはないけど、冬に見る恋愛系ならこれもありかも。

位置について…よ~い! ドン!までのお話です。

投稿 : 2017/12/31
閲覧 : 402
サンキュー:

35

tsukivv さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

高校生の産毛な恋心をこれでもかと詰め込んだ作品

内容賛否両論あると思いますが、個人的には恋愛アニメの中でもトップクラスの出来だと思いました。
(作画についてはノーコメントで)

出てくるキャラにちゃんと感情移入できるかどうかで大きく評価が変わってくる作品だなと思いました。

相馬のヘタレっぷりも、森川がどうしようもなく好きだからゆえで、行動を起こすだけでもすごいし、徐々に心を動かされていく森川が謎めいてて凄く良い。
森川が唯一心情が掴みにくいキャラだったと思います。
これは相馬の恋の行方を視聴者にも考えてもらえるようにあえてふわふわさせたのかもしれません。

初詣での相馬の行動はないなと思いました。
お茶を拒否したり、クラスの奴がいたからとか、森川が嫌がることしかしてなかったし、相馬の不器用さを出したかったのかもしれませんが、あまりに酷すぎる行動だったなと思います。
あの時は、自分のトランペットに励まされたと言ってくれたことより、嫌な気持ちにさせられたことの方が強かったから即答だったのかな?って思わせてしまう内容でした。

森川に欠点らしき欠点が全くないから、余計に相馬のもどかしさが伝わってきますね。

最後振られた時は観てるこっちも泣けるくらい辛かったし、そこからの森川の告白がすごく安心出来たり、視聴者が感情移入しやすいのは、この2人の恋だったと思います。

一方で、泉と夏目ですがこれってなかなか共感しにくいというか、自分で補っていく必要があったと思います。
もともと夏目は相馬が好きという設定でずっと進んできたけど、あの日消しゴムをくれて恋した自分が忘れられていなかっただけで、実は相馬の恋がきっかけで仲良くなった泉に自分の気付いていない恋心があったという内容です。自分とくっつくことは絶対にないけどなんとなく続けてしまっている片思い。Just Becauseというタイトルの由来も夏目の相馬への思いを表しているのだなと思いました。

夏目のなんとなくの恋の途中も、泉への気持ちが自覚できた後も
夏目は凄く辛い思いをしますよね。夏目だけは最初から最後まで
ずっと報いがなかったというか、いいことが何一つ起きなかった。
この夏目にどれだけ感情移入できたかでこの作品への評価はかなり変わると
思います。もう、夏目が出てくるだけで泣けてきますもんね。

センター試験の日の泉が本当に格好良くて、受験の時にお互いに思い出し合って感情を高めている演出もすごくよかった。

でも、唯一のマイナス評価は最終回です。
何故卒業の日に告白しなかったのか。。。
夏目と泉がくっつくことは誰でも予想できますし、
夏目が報われる姿を誰もが期待したと思います。

あの感情の高ぶりが頂点の時に告白するからこそ、ドラマなのに。
最後、大学で偶然会ってお互い好きでしたはちょっと冷めすぎだったかな。

でも、全体的にキャラクターの心情が痛いほど伝わってくる本当にいい作品でした。恋愛ドラマは感情移入できるかどうかで変わってきますし
この作品は主人公とヒロインの気持ちがかなり汲みにくいので低評価が多いのも納得できます。
むしろ、泉じゃなくて夏目が主人公みたいなものですからねー

アニメを観て、こんなに心動かされたのは久々だったのでレビューしてみました。書きたいことがまとまらずかなり拙いですが、ご容赦ください。

小宮について触れなかったですが、待ち受けを変えてしまったことへの謝罪で本当にいい子なんだなと思いました。作品的な立ち位置では夏目の恋を邪魔する役割が多すぎてちょっと扱いが酷かったなと。

投稿 : 2017/12/31
閲覧 : 124
サンキュー:

10

次の30件を表示

Just Because!のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
Just Because!のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

Just Because!のストーリー・あらすじ

高校三年の冬。
残りわずかとなった高校生活。
このまま、なんとなく卒業していくのだと誰もが思っていた。
突然、彼が帰ってくるまでは。
中学の頃に一度は遠くの街へと引っ越した同級生。
季節外れの転校生との再会は、
「なんとなく」で終わろうとしていた彼らの気持ちに、
小さなスタートの合図を響かせた。(TVアニメ動画『Just Because!』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2017年秋アニメ
制作会社
PINE JAM
主題歌
≪OP≫やなぎなぎ『over and over』≪ED≫夏目美緒(CV.礒部花凜)森川葉月(CV.芳野由奈)小宮恵那(CV.Lynn)『behind』

声優・キャラクター

市川蒼、磯部花凛、村田太志、芳野由奈、Lynn、櫻庭有紗、貫井柚佳、近藤玲奈、千本木彩花、天﨑滉平、山本祥太、柳田淳一、小林大紀、大川透

スタッフ

キャラクター原案:比村奇石、 監督:小林敦、脚本:鴨志田一、キャラクターデザイン:吉井弘幸、音楽プロデュース:やなぎなぎ

このアニメの類似作品

この頃(2017年秋アニメ)の他の作品

ページの先頭へ