コタロー さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
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さよならの朝に約束の花をかざろうの感想・評価はどうでしたか?
コタロー さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ぺー さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
岡田麿里初監督作品 / 劇場版オリジナルアニメ
ふと映画を観たくなったもので。
『あのはな』地上波再放送中。2019年夏期『荒ぶる季節の乙女どもよ。』でシリーズ構成担当中。新作映画『空の青さを知る人よ』も控えてる。氏の作品の露出が多くなってる最中で手を出してみました。
映画は引き算の作業。TVシリーズと比べ尺の関係で観客に解釈を委ねるものが少なくありません。こちらは想像と妄想の翼をいくらでも広げることができますし、鑑賞にあたってはフラットな視点で楽しむことが肝要かと思います。
とりわけ、「泣ける」「感動した」との評は処し方が難しい。「泣ける」「感動した」は感想を持ちよって共有するのに適していて、鑑賞前の指標とするのはあまり得策ではないと個人的には思ってます。想像と妄想の翼が上手く広がらなくなる恐れがあることが理由です。
なんのことはありません。要はこれまでよく失敗をしてきましたよ!ってことです。ハードル上がりまくってませんか?これw
そして『さよ朝』は劇場版の良いところである “ 説明がうるさくない ”ことを満喫できた作品です。
これからの方は、“めっちゃ綺麗な映像”“物語を邪魔しない劇伴”“キャラに合う声優の選択”。この3点において高いレベルの作品である、を理由に鑑賞の優先順位を上げて良いと思います。
中身はファンタジー。イオルフという長命種族の少女マキア(CV石見舞菜香)とその息子で人間のエリアル(CV入野自由)を中心とした物語です。
親子の愛。愛あるが故の葛藤に心を揺さぶられますが、おそらく監督が描きたかったかもしれない
“ 時間は有限であるからこその尊さ ”
に説得力を持たせるには齢400年余のファンタジー設定は不可欠でした。ゴリゴリのCG使った実写でも不可能ではありませんが、アニメだからこそ成立し得る傑作といって差し支えないかと思います。
丁寧に親子の感情の揺れを綺麗な映像に落とし込みながら、私達が無為に過ごしているかもしれない“時間”について思いを馳せるところまで踏み込んだ内容となっています。
大切に想う者同士を隔てるもの。それは互いの残された時間の差。
あなたは先逝く者にどんなことを伝えたいのだろうか?
あなたは先逝く身としてどんなことを伝えたいのだろうか?
あなたは残される者として何を自分に留めておくのだろうか?
あなたは残される者へのどんな想いを胸に抱き旅立つのだろうか?
けっして軽くない題材を扱いながらわりと俯瞰的に捉えた抑えめ演出だったことが意外であり印象に残りました。あの岡田さんがってやつです。
ファンタジー大作。とりわけ実写だとアクロバティックにドラマティックになりがちなわけで、もし『さよ朝』が仰々しい演出全開だったら持ち味がだいぶ削がれてしまったことでしょう。
そんな繊細なバランスの上に成り立った115分。お薦めです。
※以下ネタバレ所感
“ 時間 ”に絞って本編の良かったところ
■機を織る民
{netabare}中島みゆき『糸』。ap bank bandがフェスでカバーしてブレイクしたあまりにも有名なこの曲。映画冒頭で脳裏をよぎった人は私だけではありますまい。
「縦の糸はあなた 横の糸は私」と二人の繋がりを唄い、ハッピーエンドを示唆して閉じる名曲です。
これだけでも深みはあり一本映画ができそうですが、…といってたらホントに2020年に『糸』から着想を得て一本封切られるみたいですw
本作ではさらに
{netabare}「縦糸は流れ行く月日 横糸は人のなりわい」{/netabare}
時間軸の要素を入れて織り成し加減が複雑になります。というより「あなたと私」を見せてさらに「時間と私たち」を見せる仕様。筋が通ります。
長老ラシーヌ(CV沢城みゆき)がメザーテ軍人イゾル(CV杉田智和)に対し「布を織り日々を織る単調な繰り返し」と言ったイオルフの生活はいわば
“縦糸は日々を織る 横糸は布を織る”
とも置き換えられるでしょう。布=人のなりわいです。“ヒビオル(布)”がマキアにとってどれほどの意味を持っていたのか察して余りありますね。
ヒビオルがいろんなとこで暗喩的に使われてました。いいっす。まじいいっす。{/netabare}
そしてよく115分に纏められたなというくらいの壮大さ。
■体感時間の差異
物語のテーマが“流れゆく月日と人のなりわい”だとしたら、その時間と人を描くための主たる要素となったのが“体感時間の差異”でしょう。
{netabare}レイリア(CV茅野愛衣)とクリム(CV梶裕貴)の行き違いなんかがそう。
レイリアの意に反して交わらざるを得なかった人間だ、とのクリムの見立ても間違っていません。同一種族でまた平和なあの頃にと思う彼を責められはしないのです。
レイリアが経験してクリフが経験できなかったこと。それは自分より寿命の短い人間つまり娘メドメル(CV久野美咲)を愛するという体験です。
映画冒頭から劇中の時間はおおむね20年経過してた頃合いでしょうか。イオルフと人間との間には時間の捉え方にずれがあります。
イオルフ、ここではクリムにとっては瞬間であったろう20年間。目の前で最愛の人をさらわれたのはついこの間という感覚のまま、そしておそらくレイリアの心境の変化を理解できぬまま斃れたクリムがただただもの悲しいのでした。
人間のライフサイクルさえ知っていればレイリアへの声のかけ方も違うものになってたでしょう。{/netabare}
{netabare}イオルフのレイリアは人間の子を宿しました。
イオルフのマキアは人間の子を育てました。
人間のディタ(CV日笠陽子)は人間の子を産み育てました。
3つの異なるタイプの母親が登場します。ずっぷり関わったマキア。娘を拠り所に孤独を慰めたレイリア。私たちとおんなじディタ。
異なる体感時間を持ってようが、いくら孤独を恐れようが、母から子への眼差しはとことん暖かいことに普遍性を感じます。
イオルフに感情の起伏がないように見えたのは寿命の長さが関係しているはずですね。時間は限りあるからこそってやつです。{/netabare}
■別れが来るから 情が移るから
{netabare}愛する人を必ず先に見送らなければならない(単身者向け)
我が子を必ず先に見送らなければならない(家族持ち向け)
彼女もいない俺はどうすりゃいいんだー(・。・; ・・・という話ではありません。
出会いがあれば別れがあるわけであります。
そのつらい別れを自分が経験することが確定しているとわかりきってるのに踏み込みますか?踏み込めますか?を突きつけられる作品でもあります。
作品で出された答えは明快です。
A 踏み込むでしょう!
時間は有限であるからこそ人は一生懸命生きるのだよ、ってね。{/netabare}
{netabare}そのメッセージは明快かつ前向きです。
ハーフのバロウ(CV平田広明)さんの締めが良い!
「(長老は)笑うだろうよ。おまえが苦しいだけじゃない別れを教えてくれたことが嬉しくってな。」{/netabare}
繰り返し観たいと思える作品でした。
感動したか?
泣けたか?
いにしえのドラゴン“レナト”よろしく赤目病に罹ったかのように目を真っ赤にはらしてたかと。
こういった時間という縦軸で魅せる作品に自分はめっぽう弱いのです。
■オマケ
・ヒビオルは高級品に納得
{netabare}エリアルと出会った時に彼を包んだヒビオルを時は流れて看取る時にかけてあげてましたがものすごく耐久性良いですね。{/netabare}
・配役ミス?
杉田さんが出てくると真面目なところもそうでなく見えてしまい残念な気持ちに。沢城さんと掛け合うとさらにその思いを強くしますね~
視聴時期:2019年9月
--------
2020.03.18
≪配点を修正≫ +0.1
2019.09.15 初稿
2020.03.18 配点修正
2021.08.14 修正
ゆp さんの感想・評価
3.4
物語 : 2.5
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
Twitterで見つけた面白そうなアニメ。
「泣ける」「愛を知れる」等のあからさまに泣かせに来てるスタンスのアニメでしたが当サイトの評価が抜群に高く視聴を決めました。
総評を言ってしまうと「何がしたいのか分からなかった」でした。
音楽や作画、モロ好みの世界観で視聴時間は物凄く短く感じました。どんなベクトルから抉ってくんだろーなーとワクワクしながら映画を見ていました。
そして映画の幕が閉じスタッフロールが流れた瞬間最初に感じたことは「え?もう終わり!?」でした。
ハードルの下を思いっきりくぐっていきました。
元々PVの時点から終わりがぼんやりと分かっている作品でその予想を超えるかどうか期待しながら見ていたんですけどねぇ…予想してた終わり方とドンピシャな場所に着地しました。
最後だけそれっぽくして他に残っている疑問点、問題点は視聴者に丸投げしましたね。
結局主人公のみで自己完結してしまっていて他の人との繋がりなども全く見れない、愛情は全て息子オンリーで少し感情移入もしづらかった。
あと細かい矛盾やツッコミ所も多い、如何にもp.aっぽい作品。
泣きアニメは露骨に泣かせにきすぎて感情移入ができなかったり他の部分が疎かになってしまう、それらの欠点を体現したような作品でした。
よ! さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
R さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
オリジナルアニメ映画。
2時間でこんなにも人の心に残るなんて、
素晴らしい作品だと思う。
アニメの感想 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
コーヒー豆 さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
主人公のマキアと息子のエリアルを中心軸にお話が進んでいきます。
ここさけの岡田麿里さんが監督をしており、ピーエーワークスさんといいお仕事をされていますね。
親子関係でのシーンに、映画館で目が潤んだ方も多いことと予想されます。女性監督ならではの視点が絶妙に生かさせているシーンも多かったと思います。
鬼滅の刃だけでない、いろんなアニメ映画も多くの人に観てほしいなと感じさせてくれる作品でした。
テナ さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
somi さんの感想・評価
4.4
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
あんまり時間のある人間ではないので、レビューも毎回書ける立場ではないのですが今回は書かざる得ません。
映像美は言うまでも無く素晴らしいです。
細かい突っ込みを言う人なら突っ込み所も大なり小なりあると思います。
でもこの物語の伝えようとしている所は、そういう事じゃないんですね。
心であり、愛であり、想いであり。
そして時間・・
時間の大切さ、儚さ。
この話が心に刺さるかどうかはその人の歩んだ人生や経験に左右されると思います。
最もオススメしたい人は、ある程度子育ての経験がある人。
子育て中の奥様とかモロかと。
勿論、若い方でも見る方の受け取り方次第で相当な満足を与えてくれると思います。
もっと時間が取れる時に、もう一度ゆっくり見ようと思います。
ホント良かったです。
コレの為に年末にでもブルーレイ買ってデカいテレビも買っちゃおうかなと本気で考えています。
最後に、、
ここでは無くAmazonのレビューで
「うすっぺらい」と小馬鹿にした言い回しで語ってる方がいました。
それは彼の人生がまだまだ厚みを帯びていないからであり、ご自身の成長と共に感じ得るものが多くなる筈です。
「何を伝えたいかイマイチわからない」とも言われてましたが、それも今後の人生の経験と共に理解も深まると思います。
フィリップ さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
制作:P.A.WORKS、
監督、脚本:岡田麿里、
副監督:篠原俊哉、キャラクター原案:吉田明彦、
キャラクターデザイン・総作画監督:石井百合子、
音楽:川井憲次
別れの一族・イオルフの民。
彼らは10代半ばで見た目の成長が止まり、
何百年もの寿命があるため、人と交われば、
「ひとり」になると考えられていた。
イオルフの民は、人里を離れた土地で、
ヒビオルという布を織って暮らし、
生きてきた痕跡をそのなかに宿す。
縦糸は流れゆく月日、横糸は人の生業を表す。
ヒビオルには、織った人の思念や想いが、
生きた証として手紙のように残る。
つまり、ヒビオルとは、ただの布ではなく、
イオルフの民の心や大切なものとしての象徴だった。
主要人物は、マキアとレイリアという女性。
マキアは、怖がりで引っ込み思案の性格。
親がいないマキアは、長老の教えに従い慎ましく生きていた。
一方、レイリアは、怖いもの知らずで、
崖の上から水の中に飛び込むことができる。
ある日、イオルフの民が住んでいる土地が、
メザーテという大国から攻撃を受ける。
目的はイオルフの民の女性を王妃として迎えることで、
近隣諸国に対して国威を発揚し、
支配力を維持するためだった。
メザーテは、これまで古の獣・レナトを利用して、
大きな力を得ることに成功していた。
しかし、レナトが原因不明の赤目病に罹患するようになった。
そのため、同じように古の力を宿し、
人智を超えた存在・イオルフの民を
国威を保つための代わりとして
取り入れようとする目論見があった。
攻められたイオルフの民の国は、多くが殺され、
レイリアが王妃の候補として連れ去られる。
一方、マキアは暴走したレナトとともに、
国外へ飛び出すことになり、難を逃れる。
森の中で気が付いたマキアは、野盗によって襲われた集落で
子供を守って死んでいた女性を発見する。
女性は赤ん坊をきつく抱きしめて守っていた。
マキアはその指を1本ずつ折って、
生きていた赤ん坊を連れ出し、
自分の憧れだったレイリアの名を参考に
エリアルと名付け、育てる決心をするのだった。
この作品はふたつの軸から考えることができる。
ひとつは、マキアとエリアルという親子の物語。
もうひとつは、マキアとレイリアという母の物語だ。
ほかの岡田麿里の作風と一線を画すのは、
母の物語ということだろう。
思春期の男女の心理描写が
いつも大きなテーマになっていた作者にとって、
親が登場する作品は、『花咲くいろは』くらいしか
なかった気がする。
そういう意味では特別で、
自叙伝的な内容と評する人もいた。
どこが自叙伝的なのかというと、
それは親子の関係性だろう。
マキア、レイリアとも子供との複雑な問題を抱えている。
望まれていない、形だけの関係ともいえる。
父が不在で、秩父の浅野温子と呼ばれる美人の母を持ち、
普通とはかけ離れた家庭環境のなかで育った岡田麿里。
繊細な心を抱えて不登校児童となった
彼女にとって、母と子の関係性というのは
不思議なものだったに違いない。
集団における人間関係の複雑さが
不登校の原因のひとつだった岡田麿里のことを
母が理解することはなかった。
それどころか、近所の陰口に耐え切れず、
殺そうとしたことさえあったという。
母と子は別々の生物であって、
両者をつなぐのは血のつながりから湧き上がる
愛情という目に見えないものが一般的なわけだが、
血のつながりを体感的に見出せなければ、
両者の間にあるものは何なのだろうか。
親子であっても別人格であるふたりの人間。
母からの視点では、子供を愛することで、
生きる活力を得て、幸せを感じることができる。
しかし、親子がやがて違う生き方を選んだとしても、
そこに「愛」というものを感じることができたなら、
幸せなことなのではないだろうか。
「さよならの朝」に愛という美しい約束の花を
かざることができたなら、親子の関係性としては、
それで良いではないか。それをたんぽぽの種子のように
ほかの土地の人たちにも伝えることができるのなら、
意味のあることではないか、というようなことを
表現しているのかもしれない。
{netabare}この作品の大きな特徴は、レイリアの最後の決断にある。
個人的には、長年、離れていた我が子との再会に
レイリアは歓喜し、ふたりで城を抜け出すと想像していた。
しかし、レイリアは、ここで自らの性質である
「思い切りの良さ」を発揮して宙を舞う。
自分の子供にイオルフの民としての遺伝がなかったことを
見て取り、一瞬のうちに別れを決意する。
そして、子供に「私のことは忘れて」と告げるのだ。
私は2度目の鑑賞で、レイリアは岡田麿里の母なのだと感じた。
投げかけられた言葉は、岡田麿里が母から告げられた
ものだったのかもしれない。{/netabare}
奔放で明るく周りから人気の美人の母。
一方、繊細で人の心について深く思考し、
外へ出るのが怖くて、飛び出せない岡田麿里。
この作品では、交わりようのないふたつの人格に対して、
離れて生きることも母として、子としての
生き方のひとつだと捉えている。
{netabare}その証拠にレイリアがレナトの上から見下ろして
我が子の上空を旋回するときに、
まるで幸せを感じさせるかのような劇伴が流れる。
そして父と母から捨てられた娘・メドメルは、
下界での新しい暮らしを覚悟しつつ
上空を舞う母に対して、
「お母さまって、とてもお綺麗な方なのね」と呟く。
私は初めて観たとき、強烈な違和感に襲われたが、
母子の別離を違う視点で捉えると、
ここがひとつの最高潮としての表現でも
何ら不自然ではないのだと気付いた。
そして、この台詞には岡田麿里が
母を許した意味が込められている気がしてならない。{/netabare}
{netabare}一方、岡田麿里のもうひとりの分身ともいえる
マキアは、別離後、最期のときにだけエリアルの元を訪れる。
時は経ってもマキアの愛情は、ヒビオルのように
いつまでも鮮やかに残っていた。
これまでのふたりで過ごした時間が、美しく蘇ってくる。
別れのときは、あまりにも悲しい瞬間だった。
しかし、これまで苦しいことがあったとしても、
ふたりで過ごした時間はかけがえのないものだった。{/netabare}
ヒビオル(日々織る)に命を吹き込む仕事は、
脚本を書くことと同義なのだろう。
古の生き物、どこか別の世界で生きる、
普通とは違う性質を持つ人間は「ひとり」になる。
それでも他者と関わりを持ち、誰かを愛することは、
人の心にずっと残り、それが継承されることで、
美しい世界を作り上げていくのだ。
別れの日の朝、マキアとレイリアの頭上には、
澄明な青と美しい形状の雲が広がっている。
悲しみ、喜びを表現しているというより、
ただ、そこに存在する美しい朝の空。
胸に沁みるような無垢な光景があった。
(2021年3月13日初投稿)
ASKA さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
「あの花」「ここさけ」の脚本家の岡田磨里さんが初監督作品。
不老長寿の種族イオルフの少女マキアとマキアに育てられた人間の少年エリアルの物語。
監督は岡田磨里さん、制作はP.A.WORKSということでとても楽しみにしていて、やはり内容もすごく感動してしまいました。
またキャラクターはもちろん背景や空や雲の描写、街中の描写なども細かく書き込まれており、ストーリーもとても濃密で、泣かせてくるポイントもしばしば。
声優の演技も上手く、とてもキャラに合っていました。
ninin さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
115分
「あの花」など数多くのアニメ作品の脚本をされている岡田麿里さんの初監督作品。
AT-Xで放送されていたので観てみました。
姿形は10代のまま不老長寿の種族の一人である少女マキアとあることで出会い、マキアに育てられた人間の少年エリアルの物語。
時が無限にある種族と限りある人間との切ない思い、不老長寿とはいえ少女が1人で子供を育てる大変な思い、周りがサポートしてくれるところもありましたがやはり一人で育てていくのは大変ですね。
思いはエリアルの成長するにつれてやがてすれ違いに、でも終盤は分かり合えた感じがして良かったです。
{netabare}
最後のエリアルの穏やかな死に顔と看取るマキアにちょっとウルウルしましたね。
{/netabare}
制作はP.A.WORKS、綺麗でしたね。
ご興味があれば是非観てくださいね。オススメです。
主題歌は、rionosさんが歌っています。
最後に、不老長寿の人たちって結構仙人みたいな生活していますねw
みどりーぬ さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
この物語は
・泣きたい
・生きている意味が見出せない
・人間関係で悩んでいる
そんな人に見てもらいたいです。
私の様なひん曲がった性格の人を初心に帰らせてくれました。この作品で人間の根源にあるものを見つめ直せました。
P.Aファンの私だからこそおすすめできます。とても素晴らしい作品でした。
セシウス さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
姿はそのままで数百年生きるイオルフという種族の少女が、人間の赤ん坊を拾って苦労して育て上げ、最後にはその死を看取って泣くというお話です。
親子の関係を基本的には親側視点で描いています。
舞台は帝国主義時代のヨーロッパに似た世界で、王都、工業都市、農場などを淡い色彩で描いています。
監督と脚本が同じ人なので、主人公のイオルフという種族の美麗で儚げなイメージがよく表現できていると思いました。長命な彼らは時間の流れがゆっくりで人間のようにガツガツしていないので、人間と関わりを持つと結局振り回されてしまいます。それでも種族を超えて愛情や友情を育むことができる、というストーリーは素直に感動することができました。
主人公を演じた石見舞菜香さんの演技は、大人しいタイプの女性が心を揺らした時に出す搾り出すような声って感じが本当に素晴らしかったです。
主題歌の「ウィアートル」はこの作品のテーマによくあった名曲だと思います。劇伴もハープを中心にした静かな曲が中心でよかったと思います。
落ち着いた上質な感じのする作品です。子供のいる人、特に女性はストライクゾーンに入ってくる作品だと思います。
惜しむらくはこの長くてよくわからないタイトルです。このタイトルでかなり損をしていると思います。会話の話題にも出しにくいし、英題の「マキア」の方がずっと良かったと思うのですが。
yJnkd27391 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
初めて映画館で観た時、号泣してしまった
それほどにこの作品には心を動かされた
なぜこれほどまでに心動かされるのか、それはやはり登場人物に対する感情移入だと言える。
特にこの作品は登場人物それぞれの表情の些細な動きや、声色の変化が絶妙で、登場人物全員の視点で完璧に感情移入が出来る。
また、物語に入り込むに辺り大切なのは世界観である
美しく繊細に描かれた自然や中世の建物は
視聴者をその世界に引き込むには十分過ぎるものだった。
画面の情報量を多くする事で敢えて説明せず、視聴者側に考察し、感じ取ってもらおうとしているので見れば見るほど新しい発見がある素晴らしい作品
その為、何も考えずに見れる作品ではなくいわゆる一般層には分かりづらい部分があるのかも知れない
しかし、これを観て心動かされた人の心の中に一生残り続ける作品になっただろう
しくる さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
取り敢えず観て欲しい。これに尽きる
「岡田さんの100パーセントを出した作品を見てみたい」という堀川さんの言葉を受けて、自ら監督を務めたいと申し出た岡田さん。 岡田麿里さんといえば『ここさけ』『あの花』などで有名な脚本家だが、本作は岡田さんの初監督作品となる。
あまりのクオリティの高さに感動し、帰り道で購入した画集のインタビューに目を通すと数々の名作を生み出してきた熟練のアニメーターの方々が岡田麿里さんの高い要求に必死で応え、細部までこだわり抜いた作品だったことが改めて分かる。
知名度の高い俳優などを起用し宣伝などをしなかった分、確かに隠れた名作になってしまった。しかし、本作を観たオタク達は口を揃えて「もっと評価されるべきだ」と言っている。無論私もそのうちの1人であり、これほど良い作品があまり知られていない事実にむずむずしている。
Fanatic さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
きおくそうしつ さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
作品のテーマや方向性、世界観は素晴らしいと思いました。
ただ目指す着地点を察してしまう分、もっと上の満足感を期待してしまいました…。
若干、ん?っと引っかかる点があったり
尺が足りないわりに必要かな?と思うシーンがあったり、
いい作品なんですが、うるっとはしても泣けなかったです。
退会済のユーザー さんの感想・評価
4.8
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ありがちな展開に進んでいくアニメは退屈だが、この作品はそうではない。一つ一つ考え込んで作られているのがよく分かった。とても素敵なP.A.WORKSらしい作品でした。
遊微々 さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ゆい さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
映画館で観ました。あちらこちらからすすり泣きが!
めっちゃいい話だった…。凄いわ…
愛する恋人が亡くなって悲しい話かな?ありがちな。って予想してたら、全く違いました。
お涙ちょうだいでもないし、人を死なせて泣かせる話でもなくただ純粋に感動できた。
これからもまた外の世界の人に会ってその人の人生に寄り添って見送るのかなって想像が膨らみます♪
たまに例外もいるけど、母になると強くなれるんだなぁ!早く子供がほしい
202006いま さんの感想・評価
4.0
物語 : 2.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
ふぁんた さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
時間と愛を紡いでいくことをテーマにした本作。
不老長寿のイオルフと人の人生時間の大きな違い
生きることの儚さ。
それを長命ゆえに幾度も何世帯にも渡って見送る定めの悲しい種族。
あの花の岡田麿里さんの初監督作品。
ちょっとタイトルがあの花同様ナイーブすぎて、
なんとなく敬遠していました。
いやー、、、大号泣でしたよ。
声に出してここまで泣いてしまったのはヴァイオレット以来じゃないかな。
たった2時間とは思えないような濃密なストーリーと人物描写。
特にエリアルの成長に伴う精神の変化はとても丁寧に描かれます。
ストーリーの背骨がしっかりしていてブレないので
劇への没入感が非常に強いです。
すごいなと感じるのは、ちょっとしたエピソードがしっかりと後の話に返ってくるんです。
例えばディタの子供の頃のエピソード。
{netabare}最後エリアルに謝ったあの涙は、マキアが手助けをしてくれたからではなく、
自らが人の親になって、自分たちの最大限の愛情を注ぐ子供が、
親のことを嫌いなわけがないと理解したのであろうし、
好きでいてほしいという願望を自らも持ったからでしょう。
当たり前であり、とても崇高な親子関係を幼稚な嫉妬で打ち壊そうとした自分が卑しく思えたんでしょうね。{/netabare}
このシーンボロボロ泣いてしまいました。
主軸2人の女の子の母親としての対比。
{netabare}産んで育てることができなかったレイリアと
産まずに継母として育てたマキア。{/netabare}
それぞれの母の愛情の深さを感じることができます。
レイリアが{netabare}産んだのにも関わらず育てることもできなかったことは、
見事にマキアとの裏表になっています。
主ストーリーはマキアですが、レイリアのそれがあるからこそ、
エリアルとの関係が血の繋がりだけが親子にするのではなく、
心の繋がりも親子の強い絆になることを紡いだのだと感じることができます。{/netabare}
クライマックスの戦争のシーンは{netabare}出産とオーバーラップしながら
エリアルの戦闘シーンだったので、
こちらで新しい生命が芽生え、あちらでは消えるのかとソワソワしました。{/netabare}
水辺での{netabare}「母さん!」{/netabare}はもうこれでもかと追撃がくるような涙腺崩壊でした。
本当はずっと言いたかった言葉だったんだろうなと。。
エピローグパートでもこれでもかと涙腺攻撃をされて、
劇終了後の余韻は素晴らしく、感情を本当に揺さぶられました。
最後のシーンがあったからこそ、イオルフの長命の設定が生かされ、
人との生きる時間の違い、悲しさと、
人生の儚さをを感じることができる素晴らしい締めです。
そして愛を紡いだ結果は子供、孫、、と繋がっていく。
苦しいだけじゃない別れを経験したイオルフの人々は
今後どのような愛を織っていくのでしょうか。
PAの作画はさすが本当に美しく最高にこの物語を演出してくれました。
この物語に出会えて心から感謝します。
本当に思春期の子はいつまでもこじらせないで、
お母さんを大切にしてあげてください。
私も手を合わせておきました。
響け! さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
途中まですごく冷めた心で観てたんですが、いや、最後は涙が…思ってた以上によかった!
そしてこれは二時間という時間の中で一つの人間の一生を上手くまとまって見届けられる。すごくいい作品だったと思います。
みなさん観るのをお勧めする作品です。
とろろ418 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
良くも悪くも作者の意志が色濃く出ているので、そこをどう捉えるかで評価が大きく変わりそうな作品です。
個人的には悪い方でしたね。
マキアがエリアルというひとつの命の見守り役になるという全体像は素晴らしいと思う反面、そこだけに注力して欲しかったです。
親である必要はあれど、母親に絞る必要があったのか。
エリアルが自立する理由がそれである必要があったのか。
レイリアとクロムは物語に必要だったのか。
この辺りが作者特有の色ではあるんですが、そのせいで世界観や物語の軸が不安定になっていると感じてしまうんですよね。
物語をマキアとエリアル周りだけに絞って、互いがひとりになったあとの喪失感や親としてのエリアルなどを色濃く描いておけば、もっと印象的なラストに繋がったのではないでしょうか。
kapita さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
うるっとくる良い作品でした
背景がとても綺麗で、声優さんもそれぞれのキャラクターにとてもよくあっていたと思います
余分な説明がないのも集中できました
親が子供に対する無償の愛、それも実の子供ではない子供に対しての・・・
そんな無償の愛を感じられる作品です
むらさきたましい さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
男女間の愛を描いた作品はたくさんありますが、本作で描かれた「無償の愛」には、心を揺さぶられました。
人は親になるのではなく、親になる喜びを与えられるんですよね。
最後は涙がこぼれました。
淡い色彩の風景が印象に残る名作です。
さすが、P.A.worksのお仕事だと思います。
褐色の猪 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
公開:2018年2月
監督:岡田麿里
制作:P.A.WORKS
制作発表時からキャラ画が気に入っていた作品
物語、展開と深さ捻りは有りませんが期待を裏切る事はありません。
ドバっと「さぁ泣け!」と強要する以前の作品達とも趣は少し違います。
作画は背景描写が綺麗、奥行きも感じられ昨今の写実加工風味とは一線を画しますね。
ただ戦闘など動きの多い場面も多少有りそこでちょっとイラッと、
帰宅後確認したら「クロムクロ」の制作会社だったんですね、どーりで
まぁでもこの辺りは人により許容出来る範囲かも。
人物は漫画チックですが私はこのキャラ画が気に入っての視聴ですから私的に満足。
BGMはやや誇張気味、しかし特に問題はなく合ってます。
思春期の女性から、子を育むご夫婦やカップル等ぜひ見てもらいたい
暖かく柔らかな涙満ちる、良いアニメでした^^
{netabare}
こーいう雰囲気がお好きでしたら
2015年度 個人制作短編アニメーション
「ALETTA~人を愛した天使~」
https://www.anikore.jp/anime/11696/
もぜひ観て欲しい。
私的に気に入っているショートアニメーション作品です。
{/netabare}
ぐそく さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
正直自分は過去のPA、岡田麿里作品で泣いたことはなかったんですが今作では久々にアニメ映画で泣きました
端的に言えば、子育て奮闘記
そしてその子の生涯を見る映画です
サブキャラや設定には描写不足な点はあるもののテレビアニメや2部作映画ではないので仕方ないかなと。
ファンタジー世界だからか岡田麿里だからかハードル上げて色眼鏡で見られがちな気がしますね
これから見る人はなるべく先入観を持たずに見てみてほしいです
わしわし男爵 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
PA.workさんの作品にしては凄い良いと思いました。SHIROBAKOや花咲くいろはなどは自分にはあまり合わなかったのですが、この作品にはとても感動しました。
有意義な2時間を過ごせましたね
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一人ぼっちが 一人ぼっちと出会った
出会いと別れが紡ぐ永遠の一瞬
少女はその時 愛にふれた
『あの花』『ここさけ』の岡田麿里、初監督作品。(アニメ映画『さよならの朝に約束の花をかざろう』のwikipedia・公式サイト等参照)
石見舞菜香、入野自由、茅野愛衣、梶裕貴、沢城みゆき、細谷佳正、佐藤利奈、日笠陽子、久野美咲、杉田智和、平田広明
キャラクター原案:吉田明彦、監督:岡田麿里、副監督:篠原俊哉、キャラクターデザイン&総作画監督:石井百合子、メインアニメーター:井上俊之、コア・ディレクター:平松禎史、美術監督:東地和生、美術設定&コンセプトデザイン:岡田有章、音楽:川井憲次、音響監督:若林和弘
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