K さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
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宝石の国の感想・評価はどうでしたか?
K さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ka_za_ki さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
月刊アフタヌーンで市原春子先生が連載している漫画のアニメ化。
宝石の擬人化(?)したキャラクター達が、攻めてくる月人(つきじん)と戦って仲間を守る話・・・でいいんだろうか。
物語の途中から色んな謎に迫っていく展開でした。
見所はとにかく綺麗な3Dアニメだというところではないでしょうか。
例えばラブライブのライブシーンのような3D感が全編に渡っており、とても見応えのある作画になってました。
キャラクター達も可愛かったですが、設定では(宝石なので)男でも女でもないって事みたいです。
個人的には成長と共に変わっていく主人公フォスの演じ分けが凄いと思いました。
1994 さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
最初はおてんば娘な主人公。
しかし、大切な仲間との別れ等を通じて変わっていく(物理的にも)姿が見所。
これを「成長」と捉えていいものか。。
最終回の続きが気になったので漫画も読みましたが、
原作は本当に登場人物の判別がつかないですねww
原作→アニメで入った人は、アニメ版の出来に「おおー!」ってなったんじゃないでしょうか。
うにゃ@ さんの感想・評価
3.2
物語 : 2.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
宝石の質感、アクション等動きもよく世界観も含めCG作品にあった作品。
殺風景な世界のわりに、それをカバーするかのように声優が豪華でキャラ同士の掛け合いもよくテンポよく進んでいく。
ただ、原作進行中の作品にしてはよくあるが、ものすごく中途半端で終わってる。
もうすこし切れよく工夫して終わらせれなかったのに、全てが謎のまま終わらせた感じでで原作のPV作品になってる。
2期が出ないとアニメ作品としては、少し残念な作品になってしまったかと思う。
100点中64点
yosiyuki2 さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
退会済のユーザー さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
今までに見たことのないアニメだった。これからこういう作品が増えてくるのだろうか・・・
世界観としては、どこか終末世界の雰囲気を感じる。「人類は衰退しました」に近い。今後経済や社会、科学技術の発展する見込みがない中、こういう作品が求められるのかもしれない。
40代後半のおっさん さんの感想・評価
3.1
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
宝石の国、その名のとおり、宝石たちが自我を持ち生活する世界。
最初はあまり惹かれなかったが、月人達の目的や正体などに触れる所あたりから、面白くなってきて、終わったw
続編が欲しいとこだけど、原作ストックが少ないみたいなので厳しいかな。
ズッキーニ偉大なる さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
漫画で一巻が出た時から熱愛してました。自分の好きな漫画がアニメ化した時は、いつも気持ちが沈んでいたのですが
宝石の国だけは違いました。
アニメの場合はストーリーと言うより映像に釘付けでアニメ化してくれて良かったと思いました。
見た事ない方はストーリーに癖があるので相性が合えばトコトンのめり込む作品だと思います。
aaayk さんの感想・評価
3.7
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
リタ さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ピピン林檎 さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
※個人的な取っ掛かりの少ない作品なので、感想・レビューもいまいちキレの悪いものになってしまいました。
(以下、本文)
まず最初に、本作への個人評価 ☆ 3.5 というのは、「評価保留」という意味です(※本サイトでは「平均点」や「評価保留」の場合は 3.0 が推奨されていますが、2010年代に入ってから制作された作品はどれも、ひと昔前の作品よりもベースレベルがアップしていると思うので、それを考慮して「平均点」ないし「評価保留」をそれ以前の作品より 0.5 だけ個人的に上げて付けることにしています)。
もともと私の場合は、本作を見る気は全然なかったのですが、
①本サイトを始め、幾つかのアニメ評価サイトでの評判が割と良かったこと
②円盤売上も、第1巻が8,500枚を超えており、平均で7,000枚程度はいきそうなこと、
・・・を知り、気になって視聴してみました。
ただ、視聴し始めてすぐ思ったのですが、宝石って、全然知識がなくて取っ付きが悪い・・・。
フォスフォフィライト(phosphophyllite 和名「燐葉石」(りんようせき))とか、シンシャ(辰砂 cinnabar 和名「丹(に)」、硫化水銀(II)(HgS)からなる鉱物)といわれても頭の中が??状態になるだけで、ここはせめて、ネフライト・クンツァイト・ジェダイト・ゾイサイト(※ダークキングダム四天王)あたりの宝石・鉱物を使って欲しい気がしました。
次に、黒衣の僧侶と月から襲来する者たち(※かぐや姫の迎えの者たちをイメージさせる)ですが、これを見ていて、もしかしたら本作は、「諦観」とか「空(くう)」みたいな仏教哲学をモチーフとする作品に今後発展するのかな?とも思いましたが、せいぜい{netabare}犬型の月人(というよりハヌマン=インドの猿神っぽい)が僧侶に癒されて昇天?している{/netabare}描写があるだけのこの第1期(になるはず?)を見終えた限りでは、まだ何ともいえませんし。
・・・ということで、現時点では、私としてはやはりシナリオ面からも作画面からも、本作の評価を保留せざるを得ません(以下、少し詳しく説明)。
◎シナリオ面の留意事項
とくに、シナリオ面に関しては、本サイトの大勢の意見とは違って、どちらかというとマイナス方向にベクトルが向いた評価保留となります。
というのは、本作の場合、一つ一つの話は、視聴者に飽きられないように引き際で変化球を投げるのを常とする等の工夫を凝らしていて、それを見ている間はそこそこ面白いと思うのですが、さて、全体を見終わって、それで結局これは何の・どんな話だったの?と考えてみると・・・
辛(かろ)うじて、{netabare}主人公フォスの変貌・成長の物語{/netabare}だったのかな?
という感想が浮かんでくるだけで、肝心の一種異様な作品世界への理解が一向に深まっていないこと、に気付いて結構ガッカリしてしまったからです。
1クール12話も視聴者を付き合わせるんだったら、その点はもう少し何か考えて欲しかった気がしますし、これは同じく2017年のヒット作となった『メイドインアビス』を視聴した時にも思ったことなのですが、作品全体が何となく間延びしている(=シナリオ散漫な)印象で、このまま続編が作られたとしても、ピタリと着地点の決まった出来にはなりそうもない(=曖昧な、どちらかというと胡麻化したような陳腐な終わり方をしてしまう)予感しか今のところしません。
もしかしたら、前述の「仏教」モチーフを組み込んだ凄い展開がこれから待っているのかも知れませんけれども(※かなり期待薄)。
◎作画面の留意事項
それから、作画面ですが、本作をフルCGアニメとして優れている、という意見が多く上がっていますが、それも個人的には??です。
というのは、この手のフルCGアニメでは、2013年秋に既に『蒼き鋼のアルペジオ-ARS NOVA-』(制作=サンジゲン)が登場しており、本作を見終えてから改めて同作を少し見直してみましたが、人物の描かれ方も、物質の動きも、バトルシーンの迫力も、どう見ても『アルペジオ』の方が圧勝です(※ついでにいうと、シナリオ面はなおさら大差でアルペジオの勝ち)。
因みに本作を制作したオレンジという会社はCG制作に特化したアニメ制作会社で、2015年冬放送のアニメ『艦これ』のCGパートの制作も担当していたそうですが、この『艦これ』と『アルペジオ』を比較した場合、シナリオ面はともかく、CGによる作画面に関しては、やはり公平に見てサンジゲンの圧勝という判定を下さざるを得ません。
私が、本作のモチーフとなっている「宝石」に関して、ほとんど知識・関心がないために、本作への取っ掛かり具合がもともと弱かったのと同じで、本作を作画面から高く評価しておられる方々の多くは、『アルペジオ』や『鑑これ』のモチーフとなっている「軍艦」(※正確には「艦艇」)への知識・関心がほとんどなく、そのためにそれらの作品が未見となっていて、フルCGアニメとしては(※ディズニー作品を除いて)本作が国産アニメでは一番の高品質と映ってしまったのではないか?という疑念を強く持ちました。
その辺は、個々人が自分の基準で評価すればいいだけの話ですが、私個人としては、上記の理由で作画面に関しても本作に注文を付けておきたいと思いました。
もし今後、続編が制作されて、それもそこそこ評判が良いのならば、改めて視聴して個人評価を確定したい作品です。
◆制作情報
{netabare}
原作マンガ 市川春子(『月刊アフタヌーン』2012年12月-連載中)
監督 京極尚彦
シリーズ構成 大野敏哉
キャラクターデザイン 西田亜沙子
音楽 藤澤慶昌
アニメーション制作 オレンジ{/netabare}
◆各話タイトル&評価
★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回
=============== 宝石の国 (2017年9-12月) =============
{netabare}
第1話 フォスフォフィライト ★ 月人(つきじん)との戦、博物誌の仕事、シンシャの秘密 ※OPなし・ED「鏡面の波」
第2話 ダイヤモンド ★ ダイヤとボルツ、巨大カタツムリ、フォス消滅?
第3話 メタモルフォス ☆ フォスのナメクジ化?、ダイヤの奔走、フォス再生
第4話 魂・肉・骨 ☆ 貝(アドミラビリス)の王ウェントリコスス、海底へ、罠
第5話 帰還 ☆ 王の弟、クオーツアゲートの足
第6話 初陣 ★ アメジスト兄弟との組合わせ、サファイアの月人来襲
第7話 冬眠 ★ アンタークチサイトとのコンビ、流氷の囁き
第8話 アンタークチサイト ☆ 宝石の生まれる海岸、合金の手、連れ去られた相棒 ※ED「liquescimus」
第9話 春 ☆ フォスの成長
第10話 しろ ★ 六つ目の月人来襲、施設侵入、ダイヤ奮戦、月人分裂
第11話 秘密 ☆ 先生と月人、先生への疑念、フィスの決意、パパラチアの目覚め
第12話 新しい仕事 ☆ 月人との対話の試み、シンシャへの仕事依頼・受諾、先生の呼び出し※OPなし・ED「鏡面の波[Orchestra Ver.]」{/netabare}
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)5、☆(並回)7、×(疑問回)0 ※個人評価 ☆ 3.5
OP 「鏡面の波」
ED 「煌めく浜辺」
あぷり さんの感想・評価
4.4
物語 : 3.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
最初は、その独特すぎる設定に頭をひねりながら見ていましたが、CGを活かしたアクションやキャラクターの動きにみるみる惹き込まれました。日本製CGアニメの目指すべき方向性の1つが提示されたかんじ。
本作は、基本的に主人公のフォスフォフィライトと、ヒロイン(?)であるシンシャの物語。トラブルメーカーでありながら愛すべき存在であるフォスが、有能ながらも性質の厄介さゆえ孤立してしまうシンシャに、生きがいとなる仕事を探してあげるお話です(原作でもまだ決着は付いていませんね…)。
その中で展開されていくフォス自身の変化や、他のキャラクターの掘り下げ、月人との関係性についてのエピソードはどれも完成度が高く、見応えがありました!(あちこちに話が展開されていて本筋が見えにくくなっていたのが欠点になっていたかも知れませんが…)
原作では、月と地上との深い関わりが明らかになったり、より一層宝石たちの人間性(宝石性?)が深くなっていったり、見どころ満載なので、早く二期を制作して欲しいです!!
衛狸庵 さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
人が死ねば魂が抜け肉が腐り魄(骨)となる……そんな感じなのかな?
とてもアニメらしい題材だと思います。
とにかく、2話までは我慢して見ました。
どんな世界なのか良く分からず、勝手に話が進みます。
3話から雰囲気も良くなって来ました。
キャラは中性・両性・無性と、なんと言ったらいいのか、美しいです。
声優さん豪華です!
今シーズンでは、話としてはプロローグ的な感じで、見終わっても「だから何?」的な印象を受けました。
原作は未読です。
2期がある事を望みます。
バトルシーンは、よく動き楽しめました。
宝石達の話、突拍子もない話ですが、楽しめました。
剣道部 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
[文量→中盛り・内容→余談が本論系]
【総括】
もう、レビュタイのまんまです。☆5と迷うくらい。多分、今期(2017秋)一番のファンタジーであり、一番のギャグアニメ。ネタ的な意味じゃなく、真面目な作風にたまに入り込むギャグのレベルが高すぎてビビります。CM見たときにクソアニメだと思っていた、自分の見る目のなさがクソでした。
オススメです。
《以下ネタバレ》
【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
色々と考察しがいがあるアニメだけど、まだまだ裏がありそうなんで、その部分は(絶対にあってほしい)2期の時に考えたいと思います。
とりあえず1期で際立ったのが、主人公のフォスフォフィライトのキャラ。序盤の、ただひたすらに前向きな「良い性格してやがるぜ」状態のフォスが最高に良かったです。また、アンタークチサイトを失った後の、影のあるフォスも最高でした。いわゆる、「闇落ち」ともちょっと違い、ちゃんと「前のフォス」が残ってるのも良いんだよね。考え方、人生観が変わっただけで、根本はフォスなんだよな~。あの危うさが良いよね。
あと、ダイヤも最高だった。なんかこう、「純粋な黒可愛いさ」w シンシャとの絡みも面白かったな~。
宝石達の独特な死生感。フォスの深い悩み。あれだけフォスをバカにしてる宝石達も、絶対にフォス見捨てない絆の強さ。ほんとに、触れば壊れそうな絶妙のバランスの上で成り立っています。アジアンな音楽も良かったし、作画的にも、CGならではの表現をしていました。声優さんも、フォスのやる気ない気だるい感じは、黒沢さんがピッタリでしたね。
10話の月人(シロ)VSダイヤは最高のCGバトルでした。グルグル回るし、サイズの違いによる緊迫感もよく表現され、CGならではの演出が随所にあって。あそこが作品のクライマックスなんだけど、そこから意図的にギャグ方面に展開させた11話、12話には余裕さえ感じられました。2期、絶対に待ってます!
(あと、金剛先生が、某エロアニメのエロ坊主より、エロさがにじみ出てましたw)
{/netabare}
【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
度胸だけは余っている。心と体の硬度入れ換えろとかw 独特だね。不滅だから、諦めきれない。月人。不思議な魅力。坊主が、某アニメよりエロく感じる(笑)
2話目
ダイヤ、良い子や(笑) ダイヤの透明感が、ピュアさに繋がってるのね。と思わせ、脆さもあるところが、更にダイヤっぽい。ラスト、引きのある展開だな~。
3話目
なんかこう、死生観が独特だね。淡白というか。そこを表現してる部分もあるのかな。ここ100年で一番しゃべったわよ(笑) ダイヤとシンシャのカラミ、良いね~♪ よく動くな。フォスに、まさかのスキルが(笑
4話目
なるほど~。肉と骨と魂ね。なかなかの展開だな。
5話目
なんかもう、シンシャに助けられる役目だな、フォス。防御力野郎(笑) 申し訳なさ過ぎて開き直るしかないわ(笑) あんだけバカにしてても、みんなフォスを助けようとするし、忘れられると落ち込むんだね。フォスの心象描写よ(笑)
6話目
ダメ社員(笑) 本格的にシリアス? 実際、マイナスにしかなってないしね。フォスの適材は、単独での偵察と報告でしょ。
7話目
自分が変わった、と思ったのに、それは勘違いで、実際には大して期待されてなくて、だから怒られなくて、それが辛いのね。この作品、何気にギャグ面が秀逸。そして、またもや引きのあるラスト。
8話目
海のどこかで僕の両手も挙がってることでしょうw でも、本当にフォス、死を撒き散らしてるよな~。フォスの苦しみもやる気もわかるけど、いよいよ犠牲者が出たとなると、どう評価されるかな?
9話目
強くなってるな。よりによって、シンシャのことを忘れていたか。フォスの性格は前の方が良かったな。でも、周りが前通りだから、作品自体の雰囲気は戻ったな。双子に二本の手でバイバイとかw
10話目
アンタークの死は、人生観みたいなもんを変えたんだね。ダイヤ、良いキャラだな~。後半の、月人対ダイヤ戦は、ホントに息を飲むのを忘れるくらいの戦闘シーンだった。CGでの戦闘シーンとしては、今までで一番かも。
11話目
おい、急に可愛いな(笑) 成仏? ここで新キャラ?
12話目
もう絶対に二期観たいね。原作買おうかな?
{/netabare}
【余談~ 宝石情報まとめ(Wiki程度) ~】
{netabare}
Wiki程度の情報ですがw
フォスフォフィライト→非常に脆く、衝撃に弱い。とても希少価値の高い石である。主人公の弱さを表すにはもってこいか。
辰砂→硫化水銀からなる鉱物。アニメ中の毒は水銀ですね。水銀の精製だけでなく、朱色の顔料や漢方薬にも使われたようなので、実際の辰砂は役に立たないわけではなさそうです(ただし、基本的には水銀化合物なので、現代では飲むことはありません。これを万能薬と信じてバンバン飲んでた古代中国の皇帝達は、早死にしているらしいです)。
金剛→仏教用語的に、「最も固いもの」。一説に、金剛石(ダイヤモンド)とする説があるようだけど、アニメにはダイヤもいるようだから、前者の概念的な意味での金剛なのかな? ちなみに、金剛をググったところ、「金剛石」よりも、「(戦艦の)金剛」よりも、「(艦コレの)金剛」がトップにきていて、日本の事が心配になりましたw
ダイヤモンド→言わずと知れた、最高硬度の宝石。でも、硬度にもいくつか種類があり、ダイヤモンドが最高硬度なのは「モース硬度」といわれるもの(引っ掻いた時の傷のできにくさ)であり、靱性(叩いた時の割れにくさ)は意外と低く、ハンマーで叩くと普通に砕ける(笑) ガラスなんかと似た性質。例えば、10円玉で傷を付けようと思うと、同じ厚さのガラスより鉄の方が簡単に傷つくけど、銅鍋で叩いたら、ガラスはすぐに割れるけど、鉄の板は簡単には壊れない。そういう靱性にもちゃんと触れているので、好印象でした。
ボルツ→通称、ブラックダイヤモンド。カーボナイトとも言う。ダイヤモンドの微少な結晶が集まって出来たもの。天然モノはレアだが、工業用のダイヤがこれに近い。硬度はダイヤモンドと変わらないが、ダイヤモンドにあるへき開がないため、強いとされたか。合理的な判断や無駄を嫌う様は、工業製品のような印象だった。
モルガナイト&ゴーシェナイト→緑柱石の一種であり、色や産地によって呼ばれ方が異なる。青色ならアクアマリン、緑色ならエメラルド、そしてピンクがモルガナイトで透明がゴーシェナイト。石言葉は、モルガナイトが「可愛らしさ」「性格の良さ」。ゴーシェナイトが「気品」「聡明」「優雅」。ゴーシェはともかく、モルガは性格が逆だと思う。何か裏があるのかな?
ルチル→高温高圧で生まれる鉱石。針上のルチアが、他の宝石に入ると、スターサファイヤやスタールビーなどと言われる。石言葉は「家庭円満」「強運」「金運」「観察力」など。医師という職業上、観察力からきてるのかな?
ジェード→翡翠のこと。中国では、不老不死や再生の象徴とされる。非常に硬度が高く、アニメ内では
「堅牢のジェード」と呼ばれ、金剛先生の秘書的な役割を果たす。ちなみに、日本の国石。
ユークレース→とても希少性が高い宝石。硬度は低くないが、へき開という性質のため、簡単に割れてしまう(ダイヤと一緒)。石言葉は「奇跡」「出会い」「洞察力」。月人の出現予測担当も頷ける。
レッドベリル→赤いエメラルドとも呼ばれる、稀少性の高い宝石(天然物は、地球上で1、2番に珍しい)。石言葉は「情熱」「美麗」。うん、洋裁担当として、美麗に情熱的だもんねw
アメシスト→アメジストのこと。石言葉は「誠実」「高貴」「平和」など。日本式双晶という、二つの水晶がハート型にくっついてるものに、アメジストが多いのがアニメの由来かな。バッカスと月の女神の逸話もありますね。
ジルコン→石言葉は「夢見る思い」。フォスの次に若く、ボルツに憧れてるからね。
オブシディアン→黒曜石。硬い上に加工しやすく、昔から石器など武器に使われた。武器製作担当としてはこれ以上ない。
イエローダイヤモンド→そのまんま、黄色いダイヤモンドですね。性質的にはダイヤモンドと同じ。日本では「黄ばんでる」なんて言われて、あまり人気がないようですね。
アレキサンドライト→「昼のエメラルド」「夜のルビー」と言われ、太陽光のもとでは青緑に、人工照明のもとでは赤に変化する、希少価値の高い石。その辺が、二重人格のアレキちゃんらしさ。
アンタークチサイト→別名、南極石。南極大陸で初めて採れた。室温で溶ける性質は、アニメと同様。冬を守るのに相応しい石である。
パララチア→サファイアの一種で、桃色と橙色の中間色のもの。幻の宝石とも言われる。この希少さが、なかなか起きない個性か。
、、、擬人化アニメはやっぱり、元ネタをちゃんと生かしてるのは評価高いよね♪ 石という難しいものをよくキャラにしているなという感じ。キャラありきで石を探したのか、石ありきでキャラを考えたのか。どっちかな? (多分、後者だろうけど)
ちなみに、キャラクターグッズとして、おそらくアニメ史上最高価格をつけたのが、本作。フォスフォフィライトをイメージした宝石が、なんと324万円。
しかも、販売当日に売れるとかね。スゴいよね。。
{/netabare}
continue16 さんの感想・評価
1.5
物語 : 1.0
作画 : 1.0
声優 : 3.0
音楽 : 1.5
キャラ : 1.0
状態:途中で断念した
観ていて苦痛に感じるほどにつまらなかったです。
途中で観るのを辞めてしまいました。
オリヴィエ さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ぶっちゃけ早い話が宝石の擬人化なんだけど、鉱石の特性をよくキャラに生かせていて、この世界感に引き込まれて一気に見てしまった・・・。
{netabare}人間が「魂」「骨」「肉」に分かれて別々の進化を辿りそれぞれ月人[魂]、宝石[骨]、アドミラビリス[肉]になっているっていう設定とかSF的で本当にイカしてる!{/netabare}
宝石達はその髪の質感とかバラバラに砕けたりする体質とか3Dと上手くマッチしていて凄い。
そしてなによりフォスがある事{netabare}(アンタークチサイトが月人に連れ去られる){/netabare}をきっかけに印象がガラッと変わるのだけれど、その豹変っぷりが凄い。ともよ氏の演技力の高さに改めて感心してしまう。
もう本当に続きが気になる展開なので原作買って読みます!
アニメとして一応綺麗に終わっているけどこのクオリティで続きを見たいので気長にまってますヾ(。・ω・)ノ
やまげん さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
フルCGで制作されたアニメはいくつか見たことがありますが、これまで見たものは、「フルCGだった割にはそんなに違和感がなかった」と思うことはあっても、やっぱりところどころで、手書きが見たいなあと思うシーンも多いものでした。
でも本作品では、このシーンを手書きのアニメで見たい!と思った瞬間が一度もありませんでした。
アニメ作品を、CGで作らないほうがいい作品、CGで作っても良い作品、CGで作った方が良い作品に分けたら、この作品はCGで作った方が良い作品だと思います。
キャラが宝石であるだけに、人間とは異質な質感や動きなどはCGのほうがよく表現できるのではないかと思います。
この作品をCGで作らなかったら、体が欠けていないときのキャラはどう見てもただの人間に見えてしまう気がします。
CGの出来も、動きの激しいバトルシーンだけでなく、キャラがゆっくり歩いているシーンだったりといった日常的な動作も違和感なく表現されていて完璧に感じました。
シーンに関しても、カットしてもあまり問題のなさそうなシーンまで動きが作られていて、とにかくCGで動かそうという制作陣の熱意を感じました。
ストーリーに関しては、これからというところで終わってしまったような感じで少し残念です。続編の制作に期待です。
ヲリノコトリ さんの感想・評価
3.2
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
【あらすじ】
永遠の命を持つ宝石と、それを狙う月人との戦い。擬人化された宝石たちの輝きをフルCGで描き出す実験的作品。
【成分表】
笑い★★☆☆☆ ゆる☆☆☆☆☆
恋愛☆☆☆☆☆ 感動★★★★☆
頭脳★★☆☆☆ 深い★★☆☆☆
【ジャンル】
フルCGアニメ、バトル、ファンタジー、少女ではない
【こういう人におすすめ】
割とディープめのアニメ好き。戦闘シーンの作画で俺を唸らせてみろ!と思ってる人。今のフルCGアニメはどこまでできる?と思ってる人。
【あにこれ評価(おおよそ)】
67.3点。かなり好評。
【個人的評価】
頑張って完走した。フルCGアニメの完成はまだ先といった印象。OPが好き。
【他なんか書きたかったこと】
{netabare} 原作未読。
とりあえず、ストーリー的には「なんじゃこりゃ」って感じですね(笑)これをSFと言っちゃったらさすがにサイエンスさんが心折れて学校来なくなっちゃいますよ(意味不明)
あれほど豪快に質量保存を無視してる作品は久しぶり。ネウロの血を思い出した。毒液で光を集めるってなんのこっちゃ。どのくらいの衝撃でどこが割れるんだ君たちは。……いや、言ったらきりない(笑)
いろんなタイミングでパラパラ落ちる彼らの細かい破片を「もったいねー」と思いながら見てました。指に唾つけて拾ったりしてんのかな……いや、コロコロするやつか。
だからまあファンタジーですね。
ファンタジーとして見るなら、その辺はすべてスルーできます。設定は「練られている」とは思いませんが、「原作者の頭の中から零れ落ちた荒削りだがキラキラした何か」みたいなものは感じます。芸術家肌の人なのかな?漫画もまだ読んでないですが、アニメのシーンを見た感じ構図がかっこよさげ。
しかしまあすごいとこで終わりました。これ2017秋のあにこれ1位か!みんな結構チャレンジャーというかギャンブラーというか……。これ続編なかったら割と電波なアニメなんじゃ……。
でもそこはどうでもいいんですよね?ストーリーは。
3DCGのことですよね。
なんか回を追うごとに3DCGの使い方が上手くなっていった気がしましたが。単に私が慣れていっただけ?10話のダイヤちゃんが逃げたり隠れたりするシーンが最高でした。8話全体の戦闘シーンも良かったんですが、そっちは3Dとしての良さだったのかどうか。フルCGとは言え、すべての動きが3Dモデリングで動いてたわけじゃなかったですよね?細かくどこがどうかとはわかりませんが、少なくとも先生の服の動きとかアンタークが月人の頭爆発させたとことか。
でもやっぱ、何気ない人の動きにかなり違和感ありますよね。人が止まってるときは違和感なかったけど。あとカメラが動いてるときも違和感が薄まった気がします。3DCGの最大の利点はカメラワークかもしれません。
かなり「狙った」力作だなと思いましたが、このアニメで「フルCGアニメすげえ!もう全然違和感ないわ!」とは言えない。
結論としては、残念ながら、今はまだその時ではない、と。
今、3DCGはノウハウも表現も既存のアニメに敵わない。後から始めたのだから当然ですね。しかしやめてはいけません。「3DCGはこのくらい」と思ってはいけません。色は、混ぜると濁って、汚くなっていきますよね。でもそれは関係なくて(ないのかよ!)、この調子で歩みを止めなければ2Dアニメーションと3DCGの完全な融合はいつかなされるはずです。今までの失点が加点になったとき、世界は一変する。その時を待ってます。 {/netabare}
未来 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
すごく綺麗でした。
初めは20数年声優してた女性の方に
漫画詳しいですよね。最近オススメの漫画ありますかって聞きました。
そしたら宝石の国がおもしろいよって教えてくれました。
アニメはじまるからぜひ見てとプッシュがあり、見てみました。
すごく綺麗でした。
なんというか、沢山良いところが多すぎて
すごいなーとか
綺麗だな
歌上手だな
3Dすごいな
物語上手だなとか
色々思って 上手く言葉に出来ないので
2期をお願いします・・。
101匹足利尊氏 さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
原作コミックは未読。
実は一話で一度挫折した作品。
理由は決して作品の出来が悪かったわけではなく、
宝石、パワーストーン等の予備知識すらなしで挑んだ私が、
あまりにも重厚な作品世界を処理し切れず頭がショートしてしまったから(苦笑)
100歳、1000歳当たり前の宝石キャラの時間感覚等に面喰らい、
コツコツと硬質なその足音に戸惑っている内に置いてきぼりを喰らい。
そうこうしている内に、なんか{netabare}主人公バラバラになるしw{/netabare}
その他、人知を越えた圧倒的な世界観にKOされた感じ。
これはせめてもう少し勉強してから出直そうと、硬度と靱性の違いなど、
にわかに拾って来た宝石の基礎知識等を頭に付け焼き刃して再挑戦した次第。
で、改めてこの辺りを頼りに作品世界の一端から受容して、無事、完走してみて……。
こういう作品を観ると、作品の一体感って大事だなとつくづく思い知らされます。
アニメを視聴していると、作画だけが突出しているとか、
BGMだけハイクオリティでフロントセンターに出張って来ているとか、
アンバランスな作品に出くわすことも多々ありますが、
本作にはそれが、あまりない所が素晴らしいです。
テカリが目立つCGを前面に押し出した作画にしても、キャラデザにしても、
ビブラートを効かせない純度が高い主題歌にしても、煌びやかなBGMにしても、
独特な巻癖があるレタリングにしても、
正直、各々の要素だけを見ると光沢がキツイと言いましょうかw
これらが果たして一つの作品としてまとまるのかな?
とちょっと心配になりますが、
観てみるとそれぞれが見事に作品世界を構成するパーツとして機能。
研磨、洗練されたアニメーション映像の数々に、終始、感心しっぱなしでした。
そういう点で私が特に印象に残ったのは
第七話{netabare}「冬眠」。宝石たちが専用衣装を着て眠りにつくシーンは、
芸術として突き抜けた魅惑があり、思わず感嘆の溜息が漏れました。{/netabare}
個性的と言えば、主人公フォス役の黒沢ともよさんの
気だるげなボイスも、相当に独特。
『響け!ユーフォニアム』何かでも思いますが、
彼女がひとりごちると独自のゾーンが形成されますw
それすらも作品世界に糾合してしまう辺りにも、さらに本作の力量を実感します。
その他、壮大な世界観も懐の深い作品に丸呑み。
例えば{netabare}「にんげん」は既に滅びた世界なのかもしれないとか、
遙か昔、「にんげん」は既存の肉体を捨てた?とか、
無機物も進化すれば生命足り得るかもしれないとか、{/netabare}
如何にもSF作品なんかが勝負手として繰り出して来そうな設定が、
路傍の石の如く、サラリと転がっているのが規格外。
反面、幾億年の進化と奇跡を越えて、強い輝きを放つのは、
あの人との約束とか、絆とか。
理想の自分との乖離に悶々とするとか、
その力を急激な成長と共に得たことによる高揚や戸惑い、
そんな中で変わってしまうもの、失われていくもの……。
太古の昔、「にんげん」の少年少女たちも抱いたであろう挫折、葛藤、高揚……。
青春とも呼ばれたであろう諸々がキラリと光を放つのが美しくて眩しいです。
その輝きの先を観てみたい。完成度の高いCGアニメ作品です。
ゲリオ さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
本作について原作は全く存じておらず、初見では大衆向けではない意識高い系の作品という印象を持った。
キャラクターが宝石を擬人化したものということで、主にビジュアル面を重視したアニメ作品であると感じていた。
ところが2話、3話と見続けていくうちに、ストーリー面でも徐々に引き込まれていき、気付けば同時期に放送したアニメの中でも最も視聴意欲が高くなった作品となった。
中でも印象に残ったのは8~9話において主人公のフォスフォフィライトが豹変してしまうところだろうか。主人公の性格や見た目がここまで変化してしまう作品ってかつてないように思える。
超弱いくせに小生意気な初期フォスも可愛くて好きだったが、覚醒後はやたら凛々しくなって良い意味で鳥肌が立った。違和感はあれど不快感がないというか。それもcv.黒沢ともよさんの演技力の賜物だろうか。前々からダウナーキャラを演じさせれば若手でトップだろうと感じていたが、改めて実力派だなーと評価をあげる作品となった。
他の宝石たちも人気の声優さんたちがあてられて、質アニメでありながら声優ファン向けな側面もあるアニメだった。ところが、制作前の段階ではキャラの一部に男性声優を起用する案もあったようで、個人的にはそうならなくて本当に良かったと感じてしまったが。確かに本作のキャラには性別がなく、主人公のフォス含め男声でも内容的には問題なかったとは思うけれどね。
また、本作はCGアニメーションと非常に相性の良かった作品であった点も特筆するべきだろう。宝石たちの質感、月人の不気味さ、それらが激しく滑らかに動くアクションシーンなどCGであることの強みが最大限に活かされていた。この点だけでも原作をアニメ化したことに大きな意義があったと言えるのではないだろうか。
ストーリーはまだ序章という段階で終わりを迎えてしまったが、不思議と満足感のあるまとめ方だった。宝石と月人と「にんげん」の関係などは何も明らかにならなかったけど、それは2期以降でいいじゃんという。まぁ、原作のストックが聞くところによると無いみたいなので続編のアニメ化は大分先になると思われるが…。
総評としては、原作をCGアニメとして映像化した点に関して完璧だったと思う。原作ファンにとっても、私のような新規にとっても、大変満足感のある良作アニメであったと言える。
グレートムダ さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
takarock さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ニューウェーブ系作家の旗手として、
現在最も評価にさらされているのが市川春子かもしれませんね。
短編集「虫と歌」、「25時のバカンス」を経て、
その集大成的な作りになっている本作「宝石の国」。
本作に限らず、市川春子作品は、
テーマ性、コマ割り、線、ベタ塗り、トーン使いと、様々な語り口から語られていますけど、
前衛的で野心的、多分に狂気を孕んでいるけど思索的で繊細・・
そんな市川春子の世界観は、アニメーションという媒体でも十二分に伝わったと思います。
本作のアニメ化が決まった頃に、あにこれの仲間と
「あまり大衆受けするような作品ではないよね・・」なんて話をしていて、
危惧していたりもしたんですけど、蓋を開けてみれば杞憂でしたね。
3DCGとのマリアージュ、声優陣の熱演、
なによりも「絶対に原作ファンの期待を裏切らないものを作る」という
制作陣の気合を感じました。
原作者の市川春子とも蜜に相談して制作していったとのことで、
そうした努力が見事に結実した出来だったと思います。
市川春子の描くテーマというのは、短編集の作品の頃からずっと一貫していて、
代表的なのは、
①あらゆるものが生物として描かれる。
②身体的な欠損。その喪失と再生(あるいは再構築)。
③疑似家族。
④人にあらざるものとのコミュニケーション。
こんなところでしょうか。
これらのテーマは、当然のごとく本作にも踏襲されていて、
本作を視聴して改めて感じたのは、
なんだか「新世紀エヴァンゲリオン」のようだとw
{netabare}突如倒すべき敵として現れる(使徒のような)月人、
「すべてはシナリオ通り」とか今にも言いそうな金剛先生、
喪失と再生(再構築)によって変容していくフォス、
そして、かつて「にんげん」と呼ばれる存在が居て、
骨(宝石)、肉(アドミラビリス)、魂(月人)に進化していったとのことですが、
異形の敵と認識していた相手が元は同じにんげんだったなんて世界観は、
やはり「新世紀エヴァンゲリオン」を想起してしまいますw
牽強付会の説だというのは自覚していますw
もうちょっとしっかり考察しないといけないんでしょうけど、面倒なのでごめんなさいw{/netabare}
まぁそういうこともあってか、現在連載中の本作ですが、
その結末は「おめでとう」ENDになるのではないかと予想していますw
あるいは、デウス・エクス・マキナ的なENDになるのかもしれませんが、
いずれにしても、しっかりと伏線を回収して整合性の取れたENDにはならないだろうと。
何故ならば、それが市川春子の作家性だと思っているからですw
たとえば、「ゼーガペイン」や「無限のリヴァイアス」といった作品は、
世界観の構築、舞台設定、ストーリーなどがプロットの段階から練りに練られた作品で、
考察すればする程その見返りが期待できるのに対して、
本作をはじめとする市川春子作品は、世界観の構築や舞台設定からの考察アプローチでは、
行き詰まると私は思っています。
理屈からでなく感性(作家性)から本作を読み取る、
そちらの方がより良い結果を得られるでしょうね。
退会済のユーザー さんの感想・評価
4.5
物語 : 3.5
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
トシ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
のか さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
原作未読 全10話
あらすじ
人間の姿をした宝石たちが謎の敵と戦うお話し?(すいません、疑問形です)
では感想を
3DCGってここまで進んでいたんですね。
素直にびっくりしました。
綺麗でよく動くwww表情も豊かになって2Dアニメに比べても遜色なかった気がします
しかし・・・個人的にやっぱり3DCGは苦手です^^;
その為、作画評価は少し低くなっています
内容的には良かったと思いますよ。
バトルあり、謎的なものもあり。成長や友情。
色んな成分があって視聴していて飽きませんでした。
ネタバレしたくないので詳しく書きませんけどwww
個人的に残念だったのは、壮大なキャラ紹介で1クールが終わってしまった事ですかね。
2期が無かったらキレますよ、私www
作画も当然ながら崩壊はなし。
3DCGの凄さを見るべきです^^
でも、主人公の顔が成長し過ぎではないでしょうか?
注目ポイントですwww
声優さん、凄かったですね。
ほぼ全員が主役を張れる人たちが集まっています。
びっくりしましたwww
音楽は・・・普通の一言。好みにハマらずですwwww
キャラは宝石に関係あるのかな?って思っていましたが、無かったです。
ツンデレやクーデレ、ヲタクや世話好きさんなど多種多様。
1番人気は誰なんですかね?
どんな人に勧めたらいいか分からないアニメです。
バトルメインでもないし、友情メインでもなし。
主人公の成長物語ともちょっと違うと私は思っていますwww
なので、これから視聴する方は是非ご自分の目で確かめてください。
3DCGが苦手な私でも違和感なく視聴出来ましたので、そこは心配ないと思います。
ちょっとグロ系要素もありますので、注意が必要ですかね。
今夜、夢に出てきそうと思っていますwww
2017年秋アニメNO.1だけのことはあった気がしますので、ぜひご覧あれwww
個人的にはそこまでハマってはないですけど(笑)
(〃^∇^)o_彡☆あははははっ
では最後に一言
絶望した~!あまり魅力を感じない主人公に絶望した~!
主人公に魅力を感じる話数が後半って何なんですか!
パワーアップの仕方にも問題ありですよ!普通は(努力で解決!)じゃないですか~
もう少しだけでいいので主人公を魅力のあるキャラにしてほしかったです~!
絶望した~!www
イス さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
宝石の擬人化の一発ネタかと勝手に思っていましたが予想以上に宝石たちの住まう国の設定が練り込まれていて「身体が割れてしまう、けど死なない、たまにさらわれる、さらわれないように戦ってる」と(ざっくりしすぎ)私たちの世界とは全く違う設定に虜になりました。戦闘シーンもよく動いていて驚きました。
素敵で不思議なキャラデザで意外な一面を見せられたり皆でわちゃわちゃ楽しそうに会話しているのを見ると愛しく思えます。
強く印象に残っているのは、ダイヤの可愛らしい仕草、アメシストの緊迫した表情、シンシャがフォスの言葉を信じていたと分かる台詞、、アンタークのあの微笑み。まだまだいっぱいあります。
主人公の扱いがわりと雑なのも特徴で、「え?フォスはこんな状態でこれからどうなるの…?」とハラハラさせられるのが何回もありました。
黒沢ともよさんの演技も流石です。
フォニー さんの感想・評価
4.8
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
桶狭間スイッチ さんの感想・評価
2.8
物語 : 2.0
作画 : 2.5
声優 : 3.0
音楽 : 2.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
宝石の擬人化セーラームーンて感じ。
鉱物性能(各種硬度や言い伝え等)を擬人キャラたちに置き換え、特性として反映させたり、
人類の悠久進化の過程で、産み出された三物との戦争という「設定」は惹き込まれたが、
如何せんシナリオが全く進まない。し面白くない。
12話全て只の自己紹介で終わったぜ?
鉱物達のバトルアニメだから、いくら腕切り落とされようが、強大な敵が現れようが簡単に再生出来るため、ハラハラ感皆無。
ちょいちょい挟むギャグも寒い。
終盤まで無能な主人公への苛立ちを押し殺しても、唐突な様変わりにコレジャナイ感。
成長過程見せないと感情移入すらできひん。
最年少300年生きてて1シーズンであれだけ博識武闘派夜行性なれんなら、チミタチの歴史はアメーバと変わらんやんけーとかまぁそう言った人類史準拠の生物学持ち込んだりは野暮なんでしょうねい、「宝石」なんだし。
CGレベルと世界観は目を見張るものがあり、宝石さん達の脚線美を6時間楽しんだ。ぐらいの感想。
海も宝石も坊さんも月人も一話から引っ張って全て謎のまま終わります。
ジュン さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
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宝石たちの中で最年少のフォスフォフィライトは、硬度三半とひときわ脆く、靭性も弱くて戦闘に向かない。また、他の仕事の適性もない。そのくせ口だけは一丁前という、まさに正真正銘の落ちこぼれだった。そんなフォスに、三百歳を目前にしてやっと「博物誌編纂」という初めての仕事が与えられる。
今から遠い未来、かつて存在した生物が、不死の身体をもつ「宝石」になった世界で、月から飛来する謎の敵“月人”と宝石たちとの激しい戦いを描く、強くてもろくて美しいアクションファンタジー。(TVアニメ動画『宝石の国』のwikipedia・公式サイト等参照)
黒沢ともよ、小松未可子、茅野愛衣、佐倉綾音、田村睦心、早見沙織、内山夕実、高垣彩陽、内田真礼、伊藤かな恵、小澤亜李、種﨑敦美、茜屋日海夏、広橋涼、皆川純子、能登麻美子、釘宮理恵、中田譲治、生天目仁美、桑島法子、原田彩楓、上田麗奈
原作:市川春子(講談社『アフタヌーン』連載)、 監督:京極尚彦、シリーズ構成:大野敏哉、キャラクターデザイン:西田亜沙子、CGチーフディレクター:井野元英二、コンセプトアート:西川洋一、色彩設計:三笠修、撮影監督:藤田賢治、編集:今井大介、音楽:藤澤慶昌、音響監督:長崎行男
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