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「宝石の国(TVアニメ動画)」

総合得点
82.2
感想・評価
946
棚に入れた
3795
ランキング
372
★★★★☆ 3.9 (946)
物語
3.8
作画
4.1
声優
4.0
音楽
3.8
キャラ
3.9

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宝石の国の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

これは珍しい。。美麗な擬人宝石の不思議な世界

 
 独特で透明感のある世界

 華麗で可憐な女性キャラ達

 そして、豪華な声優陣

1話で切ってました・・が、他の方のレビューを見て再開。(またこのパターンw)

3話辺りから、徐々に面白くなっていきました。

中盤の展開はハラハラ、ワクワク。

~{netabare}
カタツムリに溶かされた日にゃ、どうなることかと思いましたが、あんなんなっても復活するんですねw

そんな軟体動物も実は王。
cvは斎藤千和さん。いやホント幅広い。
フォス、裏切られて両足を失うも、それが第一変態のきっかけに。

そして流氷に両腕を砕かれ第二変態。
まるで寄生獣のようなバトルw
使いこなせるようになってからは楽しい使い方をしてましたねw

シロのくだりは追いかけられるのがちょっと怖かった。
あれがワンコっぽくなるなんて。結局じゃれようとしてただけなんかw

ヒロインが強くなっていくのは嬉しいですが、性格まで変わってしまうと、あのダメダメ期のフォスが可愛く思えてしまいました。

サブキャラも推しキャラ満載でした。
特に・・

 ダイヤモンド :cv茅野愛衣。正統派ヒロイン。
 オブシディアン:cv広橋涼。かわゆす。
 ゴーシェナイト:cv早見沙織。声癒される。
 ユークレース :cv能登麻美子。声惹かれる。

 そして・・・
 フォスフォフィライト:黒沢ともよ
 声に妙な魅力があります。さすが黄前ちゃんw
 2018年「第十二回声優アワード」主演女優賞は
 この作品の存在が大きいでしょうね^^

それにしても、あの終わり方は中途半端過ぎますねw
原作が連載中らしいから、仕方がないのかな。

連れ去られた宝石たちは月で幸せに暮らしてたりして・・
{/netabare}~

静かなEDも、なんかいいですね。

 原作:市川春子の漫画
 2012年 『月刊アフタヌーン』に連載
 2013年 「このマンガがすごい! 2014年」
     オトコ編第10位
 2017年10月 アニメ放送
 制作:オレンジ。3Dが得意なCGアニメーション
    制作会社でこれが初の単独元請け
    作品らしいですね。グッジョブ!
 2020年10月 Huluで視聴

正直、珍しいタイプの作品でした。
観てみて損はないかと。

投稿 : 2020/10/12
閲覧 : 338
サンキュー:

37

ふぁんた さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

カタツムリと月と宝石たち

不思議で個性的な世界観。
完成度の高い独特の雰囲気がとても素敵。


美しい少女たちが宝石ということもあるが、
さらに3DCGの無機質さがより一層、
その美しさと儚さを磨き上げている。

宝石美少女達(劇中では彼と呼ばれる)と渋いお坊さま先生。
不思議な取り合わせです。


さらに!!
月人の不思議で不気味なデザイン。
「まどか」の魔女と同じようにインパクトが半端なかったです。

一話目の月人との対戦で
かなり鷲掴みにされました。


宝石少女達は硬度によるが
戦闘では簡単に割れ崩れてしまう。

この設定もなかなか個性的で驚かされました。


物語はたくさんいる宝石少女達を
主人公フォスを絡めて掘り下げていきます。
徐々にこの世界の成り立ち、宝石と月人とカタツムリの関係。
月には何があるのか。
物語のコアに向かっていきます。

しかし、原作途中だったのでしょうか、
全ての不思議がそのままで終わってしまいました。

2期でこの謎の解明編を是非して欲しいです。


素晴らしい世界観と3DCGの妙が美しい宝石の国。
続きがとても気になる作品です。

投稿 : 2020/09/18
閲覧 : 244
サンキュー:

12

Pocali さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

細かい設定以外は善い!

宝石たちの制服とか、ヒールの靴とか、先生がお坊さんスタイルとか、いちいち設定に謎?というか違和感?が多いので、そこがとても気になってしまうのだけれど。
ストーリーやキャラクターデザインも素敵だし、CGも見慣れると意外とすんなり集中できました!
とくに、ダイヤモンドとウェントリコススが好きでした。
主人公が垢抜けてから逆になんだかパッとしないので、もっと派手なキャラデだったら良かったけれど、宝石の性質に擬えているからしょうがないのかな。
これぞ、もっと評価されるべき、的なアニメなのではないかと。
レビューを色々観ているとあまり期待できないのかも…と思っていましたが、私は楽しめました!
ラブライブ大好きな親友に勧めておきました、監督が同じみたいなので。

投稿 : 2020/08/09
閲覧 : 287
サンキュー:

13

ムスムス さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

お約束などない!

CGでの制作には賛否両論あると思うが、漫画の世界観はかなりよく表現できていると思う。
特に原作の魅力であるアーキテクチャや月人の表現は素晴らしい。
見始めた時は原作を知らなかったので、女の子にしか見えないキャラたちの一人称が「僕」だったり、寄宿学校っぽい雰囲気が古い耽美系漫画を彷彿とさせて、合わなそうだと思ったのだが、見続けるうちに斬新な世界観や詩的な表現にすっかり引き込まれた。
この作品に、王道、セオリー、お約束なんてものはない。(良い意味で!)

投稿 : 2020/08/09
閲覧 : 266
サンキュー:

11

さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

作家性の再現度が高い

アニメが始まる前に原作にチャレンジしたのですが、世界観がつかめず、1巻で断念しました。

市川春子さんの漫画は結構好きなんですけどね。この宝石の国はキャラ数が多いので、覚えきれないというのと、宝石の少年たちが割れる描写が怖くて読み進められなかったです。

アニメになることは期待しつつも、視聴を後回しにしていたのは漫画を読んだときに覚えた気色悪さが大きく影響していたと思います。

アニメはCGということで、どの程度宝石の屈折率を再現出来るのだろうかと期待しておりました。

実際アニメを見てみると、1話冒頭から市川春子さんの世界によくマッチする不思議な音楽と想像していた原作のままの映像美でよくもまあこれだけ原作を再現されたなあと感心しました。

色が付き、物語が整理されたことで、キャラはより引き立って見えましたし、内容もすんなり入ってきてとても見やすくなってました。

気になっていた宝石の屈折率の再現は、かなりデフォルメされていてアニメの限界を感じてしまいましたが、髪の透け感などかなり細かい調整がされていて、丁寧に仕上げてるなと思いました。
出来る範囲で宝石の美しさを表せてたので、割れる描写もそれほどグロさを感じず、綺麗という感想すら持ち合わせる仕上がりになってます。

エフェクトや草原なめの疾走シーンなど、宝石以外の見せ方もかっこよくて
想像以上に物語にのめりこんでしまったので、ここで終わってしまうのかと最終回の歯切れの悪さがやや残念でした。


面白い記事のメモ
https://ascii.jp/elem/000/001/671/1671694/

投稿 : 2020/07/27
閲覧 : 301
サンキュー:

17

ネタバレ

チィ千 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

宝石鑑定アニメ

原作は月刊アフタヌーンで連載している市川春子氏の漫画作品です。監督とキャラデザがラブライブのゴールデンコンビが結成してるので、作画やストーリーがかなりこった作品になっております。


良い点
・人間が登場しないがかわりに多くの宝石の人が出て来て様々な個性が出ている。宝石の強度などもさらっと言っているのでそこも面白い。
・物語も面白く、主人公がいくつもの苦難を乗り越えていく様はまるで少年漫画のようで一度見たら止まらなくなる。話が進むにつれて主人公の性格がコロコロ変わる
・フルCGでありながらも演出のモーションやスピーディーなアクションシーンに驚かされて、オレンジの作品が強く印象に残る一品
・シリアスかつハードなストーリーの合間に宝石たちのコミカルな展開はなかなかに面白い。道中登場する犬のような分裂する生命体も愛くるしく、序盤に出てくる深海生物もキモカワイ
・bgmや世界観がとても良い
悪い点
・フルCGなので戦闘シーンはCG酔いしそうかも、大画面で見るときは注意しよう
・名前の呼ばれない宝石とかが一気に出てきたりするので覚えるのが大変。主人公のフォスの本名も覚えにくい
・宝石なので月人という敵との戦いでよく体破損したり砕け散ったりする
・もう一人主人公のシンシャの陰がちょっと薄くなってしまった。最後はフォスと密かに暗躍する形には至ったけど、今後のストーリーに期待です。

投稿 : 2020/07/21
閲覧 : 257
サンキュー:

9

take_0(ゼロ) さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

叫ばない魂の叫び・・・

変えられない低い硬度の体質
自分の役割が欲しい・・・
自分の役割を探す・・・
役に立ちたい・・・
賞賛されたい・・・
変わりたいとは常々思っております・・・
早々無理だからお手軽な方法を~


優しさと聡明さを持ちながらも
いるべき場所、役に立つ場所がほしい・・・
迷惑をかけたくない・・・
いるだけで迷惑・・・
自分の存在価値は何なのか・・・
それでも期待してしまう言葉・・・
生きているだけでいいといわれても納得できない心・・・


最高硬度を持ちながらも
ダメなところいっぱいあるの・・・
さらに優秀な者をうらやんでしまう・・・
アイツさえいなければ・・・
居ても居なくても苦しい・・・
何の役にもたっていないのなら居ても居なくても・・・

序盤の数話を見ただけでキャラクターのセリフに引き込まれた。
あまり説教臭くしたくはないのだけれども、キャラクターのセリフにドキッとした。
現実の世界で、誰もがふと考えたり、愚痴ったり、したことのある言葉だからだ。
少なくとも私は思い当たる節がある。
これだけで、私は引き込まれてしまった。

各キャラクターが美しく、またフォス君のド直球な語り(愚痴)や独特の雰囲気、所々にあるコミカルなカラミで生々しさはないのだが、現実社会に生きている多くの人間が抱える悩みを代わりに吐露している気がした・・・。
魂の叫びと称したのはその為だ。


ただ、作品自体はそんなに説教臭いわけではない、上記はあくまでも序盤で私が強く引き込まれた理由に過ぎない。

実は、ネット上で「このアニメ見とけ!」的なまとめでタイトルは知っていたのだけれども、独特の絵柄から見るのを敬遠していたのですよ、この作品。
で、いざ見た上での強烈な印象をまずは語らせていただきましたw

さて、作品自体ですが、
とても素晴らしい、映像も美しく、雰囲気もいい。
CGで描かれているようですが、従来のCGアニメとも一線を画す雰囲気を作れているのは、これからのアニメの可能性を感じます。
ストーリーもとても興味深く、今後続きを見るのを楽しみにしています。

キャラクターもとても魅力的です。
硬度で明確な差があるように、性格の描かれ方もはっきりしています。多様なキャラクターで楽しいです。
「割れる」シーンだけは、少々ドキッとしてしまいますが・・・痛そうですよね我々人間から見るとw。

あとは・・・、先にも述べましたがフォス君のド直球語りと各キャラとのコミカルなカラミ、こちらも見ていて楽しいです。
あれだけのド直球、物量の語りを嫌味なく、ちょっとしたかわいさを伴って表現できるのは声優さんの力量だと思います。

あと・・・ポイントポイントで出てくるフォス君のジト目、最高。

【追記】
全話観終わりました。
途中からほんの少し、私が思っていたのと空気が変わりました。
謎はほんの少し方向性が見え、
変わりたいと願っていたフォス君は確かに変れました。
確かに変ったけれども、それが自分の望む姿だったのかどうか・・・。
そして「戦いたい」という願いも叶いました、その結果が自分の望む結果だったのか、思っていたとおりの満足感が得られたのかどうか・・・。
私は、リアルの中高生が感じているような世間知らずな無敵感、何でもできる感、可能性を求めている子供っぽいフォス君の方が好みでしたが、これを成長といっていいものか少々悩みます。
ただ、某小林さんが言っていた「人は大人になりたくって大人になったんじゃない、子供でいられなくなっただけ・・・」という言葉が思い起こされました。
この辺も、リアルの自分と重ねちゃったなぁ・・・。

物語は「これから」というところで終わっていました。
各キャラクターの魅力も深まり、続きが見たいところです。

投稿 : 2020/07/14
閲覧 : 365
サンキュー:

28

ニワカオヤジ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

3DCGがこれほど合う作品はないかも。

原作をちょっとだけ読みましたが、黒髪とハゲ(つまりボルツと先生)以外のキャラクターの見分けがつかず、話が非常にわかりにくかったです。
絵もどちらかというと地味で、これをアニメ化しようと思い、また完成させたスタッフには脱帽です。

アニメでは、カラーになったのでキャラの見分けがついたのと、CGにより髪の毛の宝石感、ギクシャクした鉱物っぽい動き、月人の不気味さなどが強調されていました。3DCGでしか表現できない作品ですね。
体が割れてしまう描写は血が出るよりも残酷で、見ているこっちが痛くなるほどでした。

OP曲は、ドラムンベースを基調にポリリズム、変拍子を駆使した複雑な演奏に透明感のあるボーカルが乗っかり、作品の世界観にマッチして素晴らしかったです。
変拍子はなんと8分の7拍子。7拍子なんて、アニメでは初だろうし、特撮を入れても「ゴジラのテーマ」以来だと思います。


かなり完成度の高い作品でしたが、ちょっと気になったところもありました。

①フォスが覚醒した代わりに三白眼になっちゃうのはいかがなものか。
②思わせぶりな謎を全く解決しないまま終了。アニメ化するの早すぎたのでは?

特に②は評価に致命傷を与えかねないのですが、それを気にさせないほどに映像、演出が良かったです。

投稿 : 2020/07/13
閲覧 : 254
サンキュー:

36

たかひろ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

勝手に人の宝石を奪ったらダメですよ!

原作未読だけど最後まで見たら原作買いたくなる!

物語を簡単に説明すると宝石の国に暮らす宝石たちが日常をくらいでいく中、突然というか定期的に宝石を強奪する人が現れて宝石たちが戦っていくお話。

フルCGで独特の世界観だから序盤はしんどいカモしれませんが、見る価値は充分にあると思います。

投稿 : 2020/07/07
閲覧 : 223
サンキュー:

6

ネタバレ

シボ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

綺麗で儚い宝石達のお話

終始どこか不思議でおとぎ話のような、説明しにくいアニメでした。

登場人物達は人間の女の子みたいな感じですが、さまざまな宝石で
体が作られてます。

それぞれ役割があって、戦闘が得意とか医療や服飾担当など
学校のクラスメートみたいな感じでみんな仲が良くて、そのほのぼのと
した日常会話が面白いです。

和尚のような先生もいるし。

主人公のフォスは地味な宝石の特性で特になんの特徴もなくて
弱小な設定です。
そんな弱小フォスの成長物語なのかなって感じで観てました。

ある日フォスはシンシャに敵から襲われて
いるところを助けられます。
シンシャは体から毒をまき散らしてしまう不思議な特性が。
その特性で仲間と離れて暮らしてる孤独なシンシャをいつか救い出すと
のがフォスにとって大きな目標に。

序盤フォスは弱いし、すぐに文句を言うけど、
そんなぶちぶち言ってるフォスが無邪気で可愛かったな~。

宝石の名前を持った子達(年齢は凄い上って設定ですね)は
それぞれ性格が全く違くて、少女のようだったり、男の子風だったり
するのだけど、みなそれぞれのことを家族や兄弟のように大事に思っていて
素敵な感じです。

特にダイヤモンドは、まぶしく輝いてるし無邪気で可愛いんだな~。

話は家族のような宝石達の特徴や性格などの紹介を含めながら
序盤から、後半まで謎の月人との戦いを繰り広げながら進んでいきます。
(なので、あまりストーリに進展がなくて少し退屈に感じたかな)

無邪気だったフォスは仲間であるアンタークを助けられなかったことや
自身がその腕や足を合金などで補強したりを経て、後半は雰囲気が変わって
すっかり大人な感じに。

ラストはシンシャとともに月人や先生の謎について
いよいよ挑み始めるってところで終わってしまいました。

フルCGの世界はとても美しくて戦いのシーンは絵巻物にありそうな
不思議な世界観で見ごたえありました。

基本不死の宝石の子達は攻撃を受けると
首が取れたり、足がもげたりと砕けるのですが、血は出ないし
全然グロくなくて
むしろそのキラキラ輝く断面の美しさとか、砕ける音の響きとかが
美しくて印象的でした。

なにかあるとすぐ割れてしまうキャラクター達はそれぞれがとっても
個性的で、性格もみんなそれぞれ違うので観てて楽しかったな。

特にダイヤモンドとボルツのコンビが好きです。

衣装も黒のショートパンツに襟元ぴっちりのシャツ、
ネクタイってちょっと変なんだけど、細身の体と足の長さが
より引き立っててかっこかわいいって感じで良いですね。

12話目にして、やっと意味不明の敵や自分達や先生についての謎
について明らかにすべく動き出したって感じで、
何もわからないまま終わってしまったので、次回があれば必聴ですね。

投稿 : 2020/06/13
閲覧 : 374
サンキュー:

47

くるまさる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

第2期お願いします

原作が好きで観てみました。
変な改変もなく原作が好きな人でも安心して観れると思います。

軽く内容を紹介しますと、宝石の体を持つ生物達が金剛先生と呼ばれる男と協力し、月からやってきて宝石達をさらっていく月人と呼ばれる物と戦うという物語です。
所々にコミカルなシーンがあり緩く物語が進んでいくので人によっては好き嫌いがあるかもしれません。
しかしキャラが魅力的であり、様々な謎も散りばめられていてとても面白い作品になっているので気になる方は一度観て欲しい作品です。
ただアニメは途中で終わっており第2期の製作はあるかわかりません。というか多分ありません。
続きが気になる方はアフタヌーンという雑誌で連載しており単行本も出てるのでそちらをご覧下さい。

あと蛇足になりますが、公式では宝石達に性別はないとのことですが、姿形や声からしてどう見ても女の子です。
ただ所謂ボンキュボンみたいな子はほとんどおらず、
スレンダーばかりで中性的にも見れるのでそういうのが好きな人には刺さるんじゃないでしょうか。

投稿 : 2020/05/31
閲覧 : 316
サンキュー:

11

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

黒沢ともよさんの名演技が光る作品

原作未読。最終話まで視聴。

不思議な世界観の作品。
細かい説明が無いまま物語が進んでいくが、何故か引き込まれていく。

主人公・フォスは、トラブルメーカーなのに、結局、誰からも愛されている(ように感じた)。

エンドロールを見ると、有名声優さんがずらりと並ぶこの作品。
その中で、ひときわ際立つ名演技を見せてくれた黒沢ともよさん。

なんだか、謎めいた終わり方でしたね。
第2期を期待して待ちたくなる作品です。

投稿 : 2020/05/27
閲覧 : 790
サンキュー:

93

ネタバレ

吉田 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

原作は一応知っていたけどどんな話なのか分からなかったし絵がちょっと趣味に合わなかったけどアニメを見たら好きになりました
あの原作をCGアニメにするのは素晴らしい。
個性的なキャラクターもとても良かったです。
不満点はあそこで終わったとこかな。
気になって原作を買ったけど面白かったけどフォスが可哀想になった

投稿 : 2020/05/08
閲覧 : 192
サンキュー:

9

knightgiri さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

意外にいいかも、原作がモーニング掲載のマンガだからか?

娘に勧められなかったらまず観なかったですね。PV見た段階でBLの匂いがして一番苦手なジャンルと偏見持ってました。年頃の娘が「よかった」と勧めてくるので、彼女を理解(親子間コミュニケーション 笑)するために観てみたのですが。

1話~2話でシッカリ掴まれました。世界観が新鮮。登場する主人公達は、みな宝石属性を持っていて(ダイヤ、サファイヤ、アメジスト・・etc)それぞれの硬度に基づいて戦闘するもの、医者、事務方と仕事についている世界。「戦闘」というのは空から彼らを襲いに来る謎の「月族」という集団と戦っている最中なのです。

そんな世界で成人を迎えた、主人公の「フォス」が自分の仕事(役割)を探す成長物語。

独特の世界観がいい。なんとなく人類が滅んだ後の世界で、主人公達の生い立ちに、人類滅亡の謎がありそうです。敵役の「月族」とのバトルシーンもよく描けていて、仲間の殉職シーンとか結構えげつない。かといってシリアス一辺倒かと思いきや、トークも面白かったり。

類似のジャンル作品をあげるなら・・・「ノエイン」、「週末少女旅行」、「約束のネバーランド」かな。

登場する主人公達はみな女子キャラなのに、何故か呼称は「彼」「兄さん」「弟」という・・・まるで宝塚歌劇団みたい。そう、宝塚だ。 笑

アニメの制作会社は「オレンジ」。CG作画で有名なところみたいですね。でも聞いたことなかった。常日頃、CG作画に否定的な私ですが、本作に限ってはCGで描かれる主人公達の「硬さ」が、「鉱物属性」の設定にマッチしているように感じます。

続編、いや原作も観たくなりました。

投稿 : 2020/04/25
閲覧 : 253
サンキュー:

14

順順 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

2期希望!

タイトルからあまり期待してなかったけど、
めちゃくちゃ面白かった。
OP.ED共に作品の雰囲気に合ってたし、
CVも良かった。
2期も制作してほしいけど、
認知度低いから無理かなー

投稿 : 2020/04/11
閲覧 : 258
サンキュー:

10

とらちん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

ここで終わり?

良かったのですが、もし2期がないなら続きを原作で読む気がない人にとってはフラストレーションが溜まりますよね。

投稿 : 2020/03/19
閲覧 : 233
サンキュー:

5

ネタバレ

ツークツワンク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

美麗なCGを楽しむアニメ

独特の世界観とCGを使ったスピード感のある戦闘描写は他のアニメでは見られない長所

ただ、物語に没頭できたかというとイマイチ
映画で言うと冒頭のキャラ紹介が1クールかけて続く感じなので、物語や月人との関係にもあまり動きが無い
そして、次々バディを入れ替えるのだが、それに関しても単なるキャラ紹介に過ぎず、関係の掘り下げに繋がる面が少ないのでなんとも味気ない

主なストーリーはフォスがミスをしでかす、あるいは足を引っ張ることが軸になっており見ていて楽しいかと言われると微妙
好奇心旺盛で探求心の塊なのは分かるけど勝手に突っ走って周りの人達を傷つけながら巻き込んでいくトラブルメイカーって言うのは最悪
フォスを助けようとしてアンタークが手を失った時にも謝罪をしないでへらへらしてるときには呆れてしまった
序盤から主人公を下げまくるという点では、なろうとは対極的かも
覚醒後も他のメンバーとようやく肩を並べることが出来るというレベルで大きな活躍もしていない
ここから成長物語を描いていくぞって段階で物語が終わってしまうので評価は保留になってしまうけど1クールの中だとあんまり良い感情は抱けなかったかな
これから月に勝手に行ってまた迷惑かけそうな雰囲気がなんとも……

主人公の成長物語ではなく良かれと思って行動した結果、どんどん沼に嵌っていくという悲劇なのだとしたら見方を誤っているので謝罪したい

宝石たちの手足バラバラや目玉が飛び散るシーンについても美しいって表現してる人が多いけど自分としてはグロシーンにしか見えないし、バラバラになってもくっつけて治るから平気っていう倫理観にはちょっとついていけないことも
その分、完全消滅させられた時の絶望感があるのだろうけど、容易に復活してしまうような印象を受けてしまったので、バラバラになってもまた再生するんだろうなと思うにつれて戦闘にも緊張感が持てなくなってしまった

キリの良い場面で終わる作品ではないのであまりハードルを上げずにCGの美しさを見るくらいにしておいた方がいいかも

投稿 : 2020/02/27
閲覧 : 224
サンキュー:

5

うるかり さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

題材的に3DCGと合ってる

原作は途中まで(確か王となんやかやあるあたりま)。
市川春子の作風はすごく好き。
雰囲気が割と重要な作風なので好き嫌いは分かれると思う。

3DCGなのが宝石の体っていう題材にすごく合ってていいと思う。
無機質な冷たい感じがねえ。
ただ、原作は作者の作風からして情報量がかなりそぎ落とされてて若干難解というか見る側の想像力とか理解力も試されるんだけど、アニメはちゃんと描かれてしまっているのがなんかこう、「描かれてしまっている」って感じるところがなくもない。
余白がないというか。漫画的な表現方法だから難しいのかもしれないけれど。
「これだけの線でこんなにはっとさせられるのか」というのはない。
その分アニメのほうが原作より少し入りやすいと思う。
なんで、EDはすごく好き。あれを本編でやるとそらまた大変だから仕方ないか。


でもとにかく8話がやばい。なにあの8話。すごい。
久々に目が離せなかったしぞくぞくしたしなんか泣きそうになった。
いいものを見せていただきました。
あと4話らしいけどどうするんだろう。
原作もっかい読みたいです。8話のあの場面どうなってんのか見たい。
絶対かっこいい。

ブルーレイ買った。

投稿 : 2020/02/16
閲覧 : 338
サンキュー:

16

ネタバレ

なばてあ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

応力ひずみ線図におけるキュビスム的陰影

原作未読。

蠱惑的な解像感の高い世界における、予断を許さない残酷な展開、美術と音響のはてしない完成度の高さ、グリグリ動くバトルシーンの作画の良さみ・・・というと『{netabare}メイドインアビス{/netabare}』と重なる。とはいえ、その作品の根幹以外の部分は大きく異なる。こちらはずっと同じ小さな島が舞台。また、こちらは登場人物がとにかく多数。さらにこちらは、頭身高めのスマートなキャラデザ。そしてこちらは、フルCG。

誰もが指摘していることなので、いまさらわたしが言うまでも無いことだけれど、宝石の擬人化ものという内容と、フルCGという方法が、ベストマッチすぎる。耽美に針を振り切ったキャラデザと相まって、とにかく作画の見栄えが良すぎる。いわゆる手描き作画とのズレが、あらゆるカット、すべてのコマ、一瞬一秒、プラスにはたらく。他のキャラクタ作画との違いを認識するたびに宝石たちのリアリティが増す。

どこか得体の知れない、フラットな平穏、ゆるやかなデッドエンドが基調なので、バトルシーンが挿入されることはあっても、雰囲気は「日常系」である。そこはちょうど同じクールに放映された『{netabare}少女終末旅行{/netabare}』に通じるところがある。わたしがこの作品に強く惹かれるのはそこだろう。「日常系3.0」的なスマートさがある。心理的緊張や不穏な動向がありつつも、世界の輪郭が帯びる靱性のために、それらはすぐに凪いでいく。

・・・少なくとも、凪いでいくように、見える。その距離。その屈託。その留保。ヒトによってはそれを「文学的リアリティ」と名指すのかもしれない。わたしはそう呼びたくないのだけれど、別の言い方が思い浮かばない。ただ『{netabare}アビス{/netabare}』や『{netabare}終末{/netabare}』と際だって違う点があるとすれば、主人公フォスがどんどん変化していくところだろう。成長、とは言えない、変化。

「とは言えない」ところが切なくて悲しくて、眼が離せない。「とは言えない」ところにこの作品のアイデンティティが、賭けられている。どんどん、どんどん、フォスから目が離せなくなる。彼がそこにいることが悲しいし、彼が先に進むことが切ない。フォスの見た目が変わるたびに、彼の組成(内面)は変わっていって、それが成長だなんてわたしは口が裂けても言いたくない。ぜったいに。そのくらいこの作品が、好きだ。

フォス役の黒沢ともよさんは好演。『{netabare}響け!ユーフォニアム{/netabare}』と同じくすごくナマっぽい、挑発的な表現を選ぶなら、すごくアニメっぽくない演技で、彼女の声がもたらす違和感も、すべてのシーンでポジティブにはたらく。ヒトっぽさが強調されることで、逆説的に、宝石っぽさが際立つ構造。またアンターク役の伊瀬茉莉也さんも控えめながら印象的な演技だった。『{netabare}アビス{/netabare}』とはまったく趣がちがって、どちらも、すごい。

この作品が苦手なヒトは少なくないだろう。キャラデザが耽美系になるとどうしてもその磁場からはじかれてしまう視聴者が増えてしまう。でも、このキャラデザには必然性がある。あんまり自分の見たアニメを他の人に勧めることをしないわたしだけれど、『{netabare}Occultic;Nine{/netabare}』以外でそんなことしたこともないはずだけど、この作品では禁を破る。未見ならぜひ、見てもらいたい。

衝撃:★★★★☆
独創:★★★★☆
洗練:★★★★☆
機微:★★★★
余韻:★★★★

投稿 : 2020/02/10
閲覧 : 309
サンキュー:

9

ネタバレ

デルタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

後半にかけてどんどん面白くなる

このアニメは最初見ていると主題がなんなのか全くわからない状態が続きます.物語の前半まではたくさんいる登場キャラの紹介と世界観の説明でだいたい終わります.しかし,ある出来事をきっかけに主人公のフォスフォフィライトに劇的に変化が訪れ,物語が1つの謎に向かって進み始めます.もうそこからはノンストップで見てしまいました.

このアニメはかなり特殊な世界観が構築されており映像化するのがかなり難しい作品かと思うのですが,美麗な映像と迫力ある戦闘シーンで映像作品としてのクオリティは高いです.原作を読んでいるとどうしても白黒なので,「宝石感」をあまり感じないのですが,映像化されることで宝石たちに色と光沢が加わり,原作とはまたかなり違った明るい印象を全体を通して受けました.

{netabare}
世界観に慣れさえすれば話の本筋は「主人公の成長」と「謎の解明」というシンプルなものになります.後者に関しては1クールなこともあり,あまり深くは解明されませんが,
原作ではこのアニメが終わったあたりからどんどん面白くなって行くので2期に期待です.
{/netabare}

投稿 : 2020/01/28
閲覧 : 343
サンキュー:

13

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

アンタークチサイトのこと

宝石たちはみんな1000年を超えるほどの年齢を重ねています
生まれて300年のフォスフォフィライトは、ほんの子供にすぎません

わがままを言って周囲を呆れさせ
できないこともできると言い張る。
闇雲に進んでは傷だらけになって
そのたび傷口を異物で癒やすものだから
フォスは普通のおとなにはなれず
別の異形のものとなっていきます。

その途中で出逢うのが アンタークチサイト
水のようにもろくやわらかく 氷のように冷静
冬の季節にひとりぼっちで 皆の幸せを祈っています

フォスフォフィライトは自らの愚かさと幼さから
アンタークチサイトを壊し 失ってしまいます

でも最後までそれをアンタークは責めません
どこまでも優しい どこまでも勇敢なアンターク


わたしはフォスフォフィライトの後悔を知っています

反抗とうぬぼれから
優しいこどもでもなく
賢いおとなでもないものになってしまって
大事なものを 大切にできなかった痛み

壊したものは治らない
失ったものは戻せない

もう二度と繰り返さないように
アンタークのようになりたいと願い
その想いから強くなれたとしても
彼女はもう戻ってきません


フォスフォフィライトは、このまま進むしかないのです。

投稿 : 2020/01/12
閲覧 : 318

考え中(←名前です) さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

宝石=美しさ+儚さ

Youtubeで見つけたオープニングに惹かれて視聴。

【公式】https://www.youtube.com/watch?v=C9MuI4gfyiA

簡単にまとめると、自分達をさらいにくる月人を
宝石達がガチンコで追い払い続けるお話なのですが、
作品全体の雰囲気やセンスの良さがキラリと光る秀作でした。

特に3DCGの固さと鉱物の硬さをマッチさせる手法はお見事。
OPの独特なフォント(漢字に「の」が入ってる?)も好印象。

宝石達の見た目は女の子ですが、戦いっぷりと一人称は男の子なので、
ひと昔前の少女マンガを彷彿とさせる中性的な雰囲気。
まぁ、それは人間目線の話で、当の本人達に性別なんてものは無いのでしょう。
そして、なぜか先生だけはガッツリ男!w

きっと、見どころは宝石達の美しさと、
負けた時の散り際の儚さなんじゃないかと。。。

これってSFなのかな?それともサイエンス・ファンタジー??
いずれにしても、かなり楽しめました。

2期が待ち遠しい作品です♪

投稿 : 2020/01/10
閲覧 : 209
サンキュー:

10

まつはや さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

独特の世界観がいい

【一話視聴後の感想】
まず、CGアニメは初めて見るんですが、ほとんど違和感がないです。キャラデザインの可愛さのおかげなんでしょうか。特に、キラキラの中に硬さを出すのが大変だったという、宝石たちの髪が綺麗です。

宝石たちは装飾品として狙われている、割れても元に戻るなど、オリジナリティある設定と世界観に惹かれました。ですが、「他に劣るがよく動き物語を引っ張る主人公」「同じく他に劣るが特殊能力もちのふさぎ込んだ友人」など設定自体は王道で、安心して視聴できるかと思います。
フォスは生意気なんですが、黒沢ともよさんの演技のおかげでどこか憎めない感じがしていいです。黒沢さんの演技は、本作の魅力に少なからず貢献していると思います。
物語だけでなく、宝石がぶつかる時なんかの音など細かい部分にも気を使っているのもいいですね。落ち着いた雰囲気のオープニングも作品にあっています。視聴継続です。

投稿 : 2019/12/25
閲覧 : 348
サンキュー:

23

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

3D CGアニメとしての魅力溢れる

 原作は未読。
 いきなり総評のようになってしまうが、本作がテレビで放映された2017年秋は独特の世界観を
持つ作品が多かったのが印象的だった。
 本作以外だと、「クジラの子らは砂上に歌う」、「魔法使いの嫁」、「少女終末旅行」、
「キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series」など。
 最近多い異世界もののようにベタな設定の作品も、俳句などの定型詩のようにある種決められた
世界観、設定の中で独自性を求めていく面白さがあるが、やはり個人的には独特の世界観を持つ
作品に惹かれてしまう。
 そういう意味ではなかなか楽しいシーズンだったが、その中でも良かったのが本作。
 世界観や設定だけでなく、内容もこの世界の謎を巡るミステリー要素、主人公の
フォスフォフィライト(以後、フォスと表記)を始めとする魅力的なキャラ、CGを活かした
バトルシーン、シリアスな作風の中にある種のシュールさを持つユーモアなど、見どころ一杯と
いったところ。

 キャラに関してはやはりフォスが印象的で、いい加減だったり、大言壮語するも、シンシャや
ダイヤモンドへの対し方を始め、根底に優しさが感じられ、とにかく憎めない感じの魅力的な
キャラ。このフォスに関しては中の人である黒沢 ともよ氏の演技がそれに一役買っている感じ。
 他のキャラも魅力的なキャラが多かったが、大半が宝石ということで他の作品ほど設定や
デザインに差異が感じられず、その分キャストの演技による魅力というのが大きかったように
思える。
 宝石は設定的には性別がないがキャストは全て女性で、人気・実力を持った女性声優を集めた
なかなか豪華なキャスティングといった感じ。
 キャラによって女性的なものと男性的なものがいるが、前述のように宝石は全て女性キャストで
あるため、宝塚歌劇的雰囲気を感じたり。

 ストーリー的にはこのフォスの成長譚といった側面が強いが、独特の世界観を持つ作品ながら、
このフォスの成長部分に関しては新たな力を得て強くなっていくという、少年バトルものに
見られるような王道的なものであるところが面白い。
 ただ、本当に強くなった要因はアンタークチサイトが月人に連れ去られたことによる精神的変化が
大きく、そういう意味では悲しき強化といった感も。
 以後は雰囲気がかなり変わるが、それでも以前の愛らしい雰囲気は残しているところが嬉しい。

 基本的にはシリアスな作品ではあるのだが宝石達の日常など、コミカルな要素も多分にあり、
この辺の女子日常系的雰囲気も楽しみどころの一つといった印象。
 笑いに関しては金剛先生の天然っぷりが結構大きかったような。

 多くのキャラが宝石の体を持つ存在だが、その硬質感が3DCGアニメに非常に合っていたように
思えた。
 また宝石のような硬質なものだけでなく、しろのような毛がモフモフした存在もよく描かれて
いたが、この辺は同じオレンジ制作が後に制作した「BEASTARS」でその魅力が遺憾なく
発揮されているような。

2019/11/24

投稿 : 2019/11/24
閲覧 : 338
サンキュー:

17

ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

文字通り透明感

<2017/12/23追記>
最終回見終えました。

こうして振り返るとここまでが序章のようでしたね。
兎にも角にも二期が待ち遠しい。

今期で一番好きな作品となりました。

<最初のレビュー2017/10/7>
始まってすぐ、髪の毛が宝石っぽいな、と思ってたら、速攻こっぱげなお坊さんが出てきて「?」となりました。
このお坊さんは宝石がモチーフではないんだろうか?

とか思って観てたら、実は宝石なのは、{netabare}身体全体{/netabare}なんだと知ってびっくり。
その宝石の{netabare}身体を装飾品とするために月から狩りにやってくる金ピカの仏像{/netabare}たち。
BLOOD-Cでもそんなのいましたがこういうの怖いですよね妙に。

宝石の国の住人は全部で28人。
みんな宝石の名前のようです。
主人公のフォスフォフィライト。
wikiによるとリン酸塩鉱物の一種で珍しいものだそう。
色は薄い翠。
和名は燐葉石。
非常に脆く衝撃に弱い。

もう一人キーマンっぽいシンシャは
硫化水銀の暗赤色の鉱物で漢字だと「辰砂」
別名「賢者の石」「丹砂」「朱砂」「丹(に)」などとも。
肌に身に付けるのではなく、水銀を精製する原材料だそうです。
水銀だから毒なんですね。

今期、クジラの子と並んで期待してた作品ですが今のところ期待通りで嬉しいです。

<2017/10/15追記>
第2話。ダイヤとボルツが出てきましたね。
ボルツってなんの石だ?と思い調べたら黒色ダイヤモンドのことだそうです。
一般的にはカーボナードと呼ばれる多結晶ダイヤモンド。ダイヤに比べて非常に割れにくい。
硬い硬い鉛筆の芯を想像してしまいました。

ところでダイヤ。
髪が綺麗ですね。
思わず見惚れてしまいました。
キューティクル満載。

<2017/11/18追記>
7話観ました。
{netabare}アメジストの二人は無事修復。
何もできなかったフォスは落ち込み、叱られもしなかったことが悔しくて・・・。

というわけでタイトルが「冬眠」
クマか?
とか思いましたが、やはり宝石たちの眠りはひと味違いますね。
寝惚けたボルツとか怖すぎる。{/netabare}
ところで初登場のアンタークチサイト。
{netabare}室温で液体?{/netabare}と思って一旦停止ボタンを押してウィキで調べました。
別名「南極石」
塩化カルシウム6水和物
{netabare}25℃で液体になるそうです。{/netabare}
って、塩化カルシウム?
それって食塩の親戚みたいなもんだよね。
言われてみれば確かに「鉱物」の類なんだろうけど。なんだかなー。
じゃソルト(食塩)なんてキャラもそのうち出てくんの?
つか、雪が降るよな気候なら水だって氷になるし鉱物じゃん。
とか{netabare}なんとか思いながら再生再開したら氷の方は出てきましたね。
フォス達のような自我は持たないと言ってましたが・・・{/netabare}

この作品は毎回驚きと美しさと笑いを振りまいてくれます。

<2017/11/19追記>
評価値デフォルトの3としてましたが、今期も半分超えたので評価値付けてみました。
現時点では4.8!
物語のインパクト、映像美、登場人物の魅力、時折挟まれる笑いなど全において、私の中ではほぼぼぼ完璧です。

<2019/11/17 追記>
久しぶりに録画を見返しました。
レビュー更新しようとして気がついたんですがあにこれではそんなに評価高くないんですね。
不思議。

第10話を観て。
やはり「しろ」から逃げるダイヤの映像が凄まじい。
不思議でよく練られた世界観。
透き通るように美麗な映像。
ナチュラルに織り混ぜてくる笑いと峻烈なバトル
そして先の見えない物語。
やはり好きな作品です。

原作はまだ読んでないんですがなんとなくハードな展開になっていきそう。
とにかく二期が待ち遠しい作品です。

投稿 : 2019/11/17
閲覧 : 898
サンキュー:

83

おこめはん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

一見線の細い美少女のアニメだけど

宝石で手足の長いスラッとした登場人物達を見て、てっきりシリアス一辺倒なアニメかと思いきや、コミカルな部分がしっかりあって、ギャップにやられてしまいました。
戦闘も美しく耽美な感じに戦うのかと思いきや、身を削ったり力任せだったりと泥臭い、にも関わらずやっぱり美しいです。宝石だから。
なぜ宝石が生物として生きているのか、月人は一体何なのか、設定も凄く練られている雰囲気が。
いつか原作も読みたい。
そして、2期ぜひともお願いしたいです。

投稿 : 2019/09/01
閲覧 : 299
サンキュー:

13

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

フォスフォフィライトって言いにくい早口言葉のようで、言いやすいよね?

世界感は非常に独特で、人類文明は過去となった遠い未来の宝石の身体で出来た人のお話で、とても美しく、不思議です。
以下キャラ紹介です。紹介文にネタバレも含んでる部分あり。
{netabare} 主人公フォスはとても好奇心が強く、おてんばで、ドジで、強くなって、綺麗な心の持ち主で、可愛く優しく綺麗です。馬鹿ですが、馬鹿ではないです。そんな矛盾した所を持ち合わせてます。2番目に好きなキャラクター。
シンシャは賢くて、冷静です。人から離れてるのは人を傷付けたくないためからの行動で、そのような優しさを持ち合わせてます。寂しげで気を張ってますが、フォスにかけられた言葉を忘れられずにいます。強気なようですが、心の何処かで助けを求めています。1番好きなキャラクター。
ボルツは強く、合理主義者です。一見傲慢にみえるが(事実傲慢さはあるが)、本当の意味では人を決して見捨てない心の持ち主。パートナーになった人の事も分析してアドバイスをあげたりもします。ダイヤの事を誰よりも大切に思ってます。ダイヤに戦わせないのは合理的な考えもあるでしょうがダイヤに傷ついて欲しくないからだと僕は思います。3番目に好きなキャラクター。
アンタークは皆が冬眠する冬を守る宝石です。今までは先生以外で冬活動していた唯一の宝石だけあって性格強さ賢さ医療技術全て上位のオールラウンダーです。いつかきっと...。アンタークチサイトで検索かけると冬活動はなるほどと思いました。
ウォーターメロンはウォーターメロンたそです。アニメではふぇ〜しか言いませんし名前も明かされなかったですが頭の上が気になって名前を調べました笑
先生は謎です。 {/netabare}
作画に目がいきがちですが、キャラクター全てに魅力あります。ストーリーも然り。
原作は見てないので結末は知りませんが、謎が多くアニメでは解決もほとんどされてません。でもストーリーはきちんと成立してると感じました。よくこんな世界感を作り出したなと思う。原作者を見たら女性でした、僕は男ですが男にはこの世界は作れないだろうなと思います。
原作観るか2期待つか悩むなあ(´∀`)

投稿 : 2019/08/21
閲覧 : 195

てんぷら さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

この作品のせいで目が肥えた

宝石が擬人化したSFバトルファンタジー。
宝石の性質上(硬度、靱性などで強さに個性が出ています。ちなみにダイヤモンド族のボルツが作中最強)最弱であろうフォスフォフィライトが主役の成長モノ。
ワンピース、ナルトなどと同じ王道を行く設定ですが、全く違う。それは見ればわかることです。

ダイヤモンドとボルツの関係が本当に好き。とてもリアルな兄弟愛を感じます。
そして主役フォスの声優黒沢ともよさんがすげぇんだよ。超豪華声優陣の中、主役に抜擢されるのもうなずけるほどの演技力です。本当に痺れた

作画、音楽、声優、構想。何もかもが素晴らしい世界観を形成しています。何度見てもキラキラしていて褪せない、飽きない。ダイヤ可愛すg
3DCGがここまで噛み合った作品を見たのは初めてです。コストカット用のCGじゃない。寧ろふつうの作画では満足できなかったかもしれない。そう思えるほど神がかったアニメーション演出です。
現時点の3DCG作品の中では最高傑作で間違い無いでしょう。

唯一腑に落ちないのは原作が繋がりすぎていてかなり中途半端なところで終わってしまったことですね。アニメ見終わったら速攻で全巻買って見ることをオススメします。

二期が待ち遠しくてたまりません。ストック的に原作が終わるまで見送りかな...

投稿 : 2019/08/05
閲覧 : 305
サンキュー:

18

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

CGアニメ

原作未読です。特殊な世界観に合ったCG映像、宝石の弾ける際の音響、卓越された声優陣、アニメならではの作品だと思います。
特筆すべきは黒沢ともよさんの演技です。並み居る声優陣の中でも、圧倒的です。
若干取っ付きにくい世界観ですが、アニメならではの表現が出た良作だと思います

投稿 : 2019/08/04
閲覧 : 209
ネタバレ

山田 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

誰しも根拠無く甘えられていた頃は懐かしいものです

美しい世界観、個性溢れる宝石達、3DCGによる映像、静かなる音楽、その全てがマッチしていて全編通して心地良く視聴できました。
ストーリー展開は少し遅いものの、しっかりと強弱がつけられており、シリアスシーンとギャグシーンを適度に散布。
加えて激しい疾走シーンやバトルシーンなど見所盛りだくさんでしたね。
その中でも随一のエピソードとなるのが、フォスがアンタークと行動を共にした冬でしょう。
あとは3種に分かれて生き残ったらしい肉・骨・魂という概念、先生と月人の関係などストーリー的にはまだまだこれからといった感じ。
個人的には可愛いなめくじ王さんとかまた出てきてほしいので、3つ巴の攻防みたいな熱い展開期待してます!
余談ですがフォスの声優である黒沢ともよさんって誰?って思ったら昔sound horizonで子役出演してた人だ!こんなとこで再開するとは思わなかった・・・
今回の演技も本当に凄かったです。フォスのちょっと小生意気な感じから、覚醒後の何か少し悟ったような雰囲気も含めて名演に感謝です。

投稿 : 2019/07/24
閲覧 : 248
サンキュー:

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宝石の国のストーリー・あらすじ

宝石たちの中で最年少のフォスフォフィライトは、硬度三半とひときわ脆く、靭性も弱くて戦闘に向かない。また、他の仕事の適性もない。そのくせ口だけは一丁前という、まさに正真正銘の落ちこぼれだった。そんなフォスに、三百歳を目前にしてやっと「博物誌編纂」という初めての仕事が与えられる。

今から遠い未来、かつて存在した生物が、不死の身体をもつ「宝石」になった世界で、月から飛来する謎の敵“月人”と宝石たちとの激しい戦いを描く、強くてもろくて美しいアクションファンタジー。(TVアニメ動画『宝石の国』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2017年秋アニメ
制作会社
オレンジ
主題歌
≪OP≫YURiKA『鏡面の波』≪ED≫大原ゆい子『煌めく浜辺』

声優・キャラクター

黒沢ともよ、小松未可子、茅野愛衣、佐倉綾音、田村睦心、早見沙織、内山夕実、高垣彩陽、内田真礼、伊藤かな恵、小澤亜李、種﨑敦美、茜屋日海夏、広橋涼、皆川純子、能登麻美子、釘宮理恵、中田譲治、生天目仁美、桑島法子、原田彩楓、上田麗奈

スタッフ

原作:市川春子(講談社『アフタヌーン』連載)、 監督:京極尚彦、シリーズ構成:大野敏哉、キャラクターデザイン:西田亜沙子、CGチーフディレクター:井野元英二、コンセプトアート:西川洋一、色彩設計:三笠修、撮影監督:藤田賢治、編集:今井大介、音楽:藤澤慶昌、音響監督:長崎行男

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