当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「プリンセス・プリンシパル(TVアニメ動画)」

総合得点
86.1
感想・評価
989
棚に入れた
3982
ランキング
212
★★★★☆ 4.0 (989)
物語
4.0
作画
4.1
声優
3.9
音楽
4.0
キャラ
4.0

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

プリンセス・プリンシパルの感想・評価はどうでしたか?

おぬごん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

設定盛りすぎじゃ…?→そんなことなかった!面白い!!

「∀ガンダム」「コードギアス」の大河内一楼の最新作、オリジナルアニメです
監督は「東京マグニチュード8.0」「ばらかもん」の橘正紀
キャラ原案は「キノの旅」「ポッピンQ」の黒星紅白
音楽は言わずと知れた梶浦由記
と、名だたるスタッフが集結しています
ただ制作の片割れが杜撰なスケジュール管理で有名なアクタス(先日バンビジュの傘下になりましたねw)であることと、大河内氏の直近2作(「ヴァルヴレ」と「カヴァネリ」、ともに未視聴)の評判が芳しくないことから、放送前の評判は期待と不安が入り混じっていたように思います

不安要素は他にもあって…この作品の概要を簡単に説明すると↓こんな感じです
「東西に分断された架空の19世紀イギリスのスチームパンク的世界観で繰り広げられる、女子高生スパイアクションそして百合!」
タイトルにも書きましたが、盛りすぎでは!?

ところがどっこい、これらの要素はなるべくベタでシンプルに作られていて、できあがった(組み合わされた)現物を見てみたらすんなり受け入れることができました
例えるなら上の長ったらしい説明を「女子高生×スパイ×スチームパンク」にまとめたようなもんですよ!(公式)
それでいて各要素が外すことなく隙なく機能していて非常に楽しめました
この辺はまさに監督と構成の腕ですよねえ

基本的に一話完結の構成で、ハードでありながら時に人情あり、時にギャグあり、時に百合ありと盛り沢山な内容でした
キャラ5人のうちアンジェと王女がメインストーリー、ちせがバトル、ベアトリスがコミカル、ドロシーがシリアスと役割分担されていたのも上手かったですね
ちなみにこの作品「case1〜24」の中から12の話を選んで放送するという形を取ってるんですよね
最終回を見るに続編を作る気満々みたいですが、その場合残り12話を埋める形になるのか、新たに12話を追加する形になるのか気になるところですね


オリジナルアニメかつ上述の不安要素のせいでかなり心配しながら視聴を始めましたが、1話から最終回まで引き込まれっ放しでした!
スタッフ凄い!


余談(2017年10月1日追記)
最終回1週間後の放送枠で、アンジェ視点で時系列順にエピソードを振り返る総集編が放送されました
ですが、この総集編、最終回までではなく8話までを振り返るものだったんですよねw
つまりは8話以降で放送に穴を開けてしまった場合の備えだったわけで(結局使わずに済んだけど)、
やっぱり製作側もアクタスを信用してなかったんですね…w

投稿 : 2017/10/01
閲覧 : 221
サンキュー:

15

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

嘘つきはスパイの始まり

この作品はオリジナルアニメだったようですね。
今期1,2を争うくらい私の中で高評価だったこの作品…
きっかけは1話開始早々のオープニングでした。

綺麗な作画で始まり、「目は口程に物を言う」を体現した主要キャラに否が応でも期待は高まります。
そして音楽担当梶浦さんのクレジットで俄然盛り上がるのですが、このオープニングの真骨頂はここからです。

オープニングのサビに合わせて静から動に一挙に移り変わるのですが、「躍動感溢れる…」なんて台詞では言い尽くせないほどの展開に思わず鳥肌が立ってしまいました。
その最大の理由はキャラの瞳と表情…

「ドロシー」の不敵な笑みと見開いた瞳の先には何が映っているのか…
顎を引きしっかりと前を見据える「ちせ」の瞳には微塵の迷いも感じられない…
「ベアト」はここでもやっぱり泣き虫だけど可愛いから良し…
もうすっかりキャラの持つ魅力に引きずり込まれているというのに、この作品…全然容赦がないんです。
さらに追い打ちをかけるように畳みかけてくるんです。

「プリンセス」の澄み渡った微動だにせず常に1点を見続ける信頼しきった大きな瞳…
その先には真っ直ぐにプリンセスに手を差し延べる黒蜥蜴星からやってきた「アンジュ」が…
そしてアンジュの瞳にはプリンセスを絶対守るという不断の決意が脈々と感じられる…
なんて濃厚な1分30秒なんだろう…
オープニングだけで完全にこの作品の虜になってしまったようです。

物語の舞台は革命によって「王国」と「共和国」に分断された19世紀末のロンドン…
今や各国のスパイが暗躍する「影の戦争」の最前線と化していました。
その「王国」領域内にある名門校クイーンズ・メイフェア校に通う、オープニングで紹介した5人が本作品の主要キャラとなっています。

そして物語の方ですが、「コントロール」からの指令を基に様々な任務をこなしていく彼女たちの活躍ともう一つ…今の彼女たちを形作っている過去や抱えている確執により深掘りされた彼女たちが描かれています。

19世紀末という時代のせい…?
国家が分裂してスパイが暗躍する世の中のせい…?
それとも自分の生まれ育った境遇のせい…?

どうして彼女たちはこの様な境遇に身を置くことになったのか…
そう考えるとどうしてもやるせなさを感じてしまいます。

みんな高校生くらいの年ごろ…
きっと優先させたい願いは、指令に忠実である事じゃないと思うんです。
だって一生のうち、今は通り過ぎていくだけで決して取り戻せないから…
そう思いながら視聴していましたが、どうやら彼女たちの活躍する動機は何かのせいにして仕方なく…という訳ではなく、普通の高校生くらいの女の子の普通では計り知れないほど重い十字架を背負っているから…

だからその目的のためなら全てにおいて優先できるモノを持っている彼女たちだから輝いているのだと思いました。
彼女たちの活躍は多岐に渡ります。
中にはとんでもない指令もありますが、「集まるべくして集まった5人」の総力が次々と不可能を可能に塗り替えていくので見ていて心が躍ります。

気品に満ち溢れたプリンセス…
容姿端麗でスタイル抜群なドロシーは全身が武器…
何度も憎んだ父親からの贈り物…それがベアトの唯一無二の存在意義…
5人の中では一番小柄…でも義理堅さと剣術は一級品のちせ…
そして類まれな天性の才能を持つ黒蜥蜴星生まれのアンジュ…

きっと誰一人欠けても成立しないこのチーム…
これまで受けた肉親からの仕打ちと悲しみ…そして何も抵抗できなかった悲劇の先でようやく花開いたこのチーム…
みんなが魅力的で甲乙付け難いくらい好きですが、敢えて一人を推すなら「ちせ」でしょうか。
ドロシーの抱え続けてきた闇にも涙で前が見えなくなりました。
でもちせの丘の上での「痛いの痛いの飛んでけ」のくだり…涙腺崩壊には十分すぎるくらいの威力があったと思います。
彼女たちの活躍が気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、Void_Chords feat.MARUさんの「The Other Side of the Wall」
エンディングテーマは、主要キャラ5人で歌う「A Page of My Story」
アニメと完全に融合していたオープニングが私のお気に入りです。
歌詞が全部英語なのでカラオケで歌えるかは微妙ですけれど…

1クール全12話の物語でした。
私の中で今季1,2を争うこの作品…やっぱり伊達ではありませんでした。
できるのは絶賛することだけです。
1期で終わってしまうのが残念とは思っていますが、この尺に物足りなさを感じるくらいが逆に良い場合もあって、それはこういう作品に当てはまるのかなと思いました。
もし続編が出るなら絶対に見ますけれど…というか、続編があってもおかしくない終わり方だったので期待してるんですけれど…
続編宜しくお願いしますね。

投稿 : 2017/10/01
閲覧 : 265
サンキュー:

31

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

世界観と美少女キャラが魅力の、センスの良いスパイ活劇

19世紀末、壁で東西に分断されているアルビオン王国の首都・ロンドンが舞台。普段は名門高校に通う5人の少女が裏でスパイとして暗躍するスチームパンク作品。全12話。
毎週楽しみに観ていました。とても面白かったです。
まずなんといっても、雰囲気が非常に魅力的です。そのまま描いても十分に楽しめそうな19世紀末のロンドンをベースに、SF的な蒸気機関テクノロジーが組み合わされた架空の街の様子を、ただ眺めているだけでもワクワクします。
内容のほうは、基本的に1話完結のスパイアクションで、それ自体が普通に面白いですし、エピソードの時系列をバラバラに放送することで、各キャラクターの背景や大きなストーリーも小出しにあきらかになって、全体の流れとしても興味を惹きます。また、美少女キャラならではの日常の魅力、あるいは友情や絆の物語的な一面もあるので、普通のスパイ活劇とは違う楽しみ方もできそうです。
キャラは、メインの5人がきちんと個性や役割を描き分けられていて、チーム物の作品としてバランスが良いです。キャラデザはとてもかわいく、服装も素敵で、ビジュアル的にも魅力がありました。
作画は非常に綺麗。背景画が素晴らしいだけでなく、キャラの顔、アクションシーンの動きなども良くて、文句なしの出来でした。音楽は、ED曲が好みでした。BGMも良かったです。
声も普通に悪くないです。プリンセス役の関根明良という名前には、あまり馴染みのない人が多いかもしれませんが、アイカツで藤原みやびを演じていた声優さんですね。(と言われてもアイカツファン以外にはわからないでしょうが)
最後まで観終わって、世界観、キャラ、作画、音楽など、とてもセンスの良さを感じる作品でした。全12話に対して、エピソードのcase番号が24まであるということは、2期を期待していいんでしょうか。是非お願いしたいところです。

投稿 : 2017/10/01
閲覧 : 256
サンキュー:

27

スズメバチ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

設定がかなり奥深そう

世界観、人物、物語の組み立て方etc.

もっともっと長期スパンで作り続けてほしい作品でした。

投稿 : 2017/10/01
閲覧 : 180
サンキュー:

5

marucuru さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

みんな優しくせつなく美しい

先ず絵がきれい。背景がとても美しい。

キャラクターはみんな愛くるしい。どんなお話なのか、っていう事を

全く知りませんでしたが「観てみよう!」という気になりました。


19世紀ヨーロッパ「アルビオン王国」

そこには名門校に通う5人の少女達がいた。容姿端麗、運動能力抜群の

彼女たちにはもう一つ別の顔がある。昼間は普通の女学生、夜は国家の

為に暗躍するスパイ集団だった。


お話には、一人一人を紹介するようなエピソード回があるのですが、、、

これが悲しくて切ない事この上ありません。

時代背景などに翻弄されるお話としては、ありがちなストーリーかも

しれませんが「彼女たちなら何とかするんじゃないか」

いや「何とか頑張ってほしい」と思わせてくれます。

本流のお話は正直面白くないので、このサイドストーリーがお勧めです。


スパイっていう設定ではありますが、駆け引きや暗躍の仕方が、

あまりスパイっぽくはありません。何かと「私たちはスパイだから」

って言い放ったりするのですが、行動原理は感情的なことが多くあります。

スパイが鍛錬や訓練で身に着けた知恵と能力を使って乗り越える困難を、

特殊アイテムでさらっと解決してしまうあたりも、スパイっぽくない

要因かもしれません。


冷酷、仕事に忠実なスパイと言いながら、人間的で心根の優しい彼女たち。

いっその事この設定のまま、色々なエピソードを見せて欲しいと思わせて

くれる作品でした。

投稿 : 2017/09/30
閲覧 : 172
サンキュー:

8

2010sw さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

抜群のセンス+7話 そうか!!+いい終わりだった。

作画もストーリーも良いが
どっちかというと絵とセンスが好き。
とにかくカッチョイイ!

そうだなーこの雰囲気は、
ちょっと違うけどルパン3世の1期を
想いだした。

幅広い属性に対応するキャラ配置も心憎い。

動きも良く、泣き所さえも取り揃えた
見ごたえがある一品!
5話は特に痛かったでござるヨ。

EDもすごく好き。これは是非使わせて
いただきたいとおもってゐる。

7話追記---

このアニメ”心残り”が絶妙ってことに気付いた。
人と別れるとき、たいてい心残りがある。

あるときは”判らない理由”
あるときは”言いたかったコト”

それが、6話もそうだったけど

ある。

自分ゴトだけど、
つい数日前もそれが。
帰らぬ人には、
もう言葉は伝わらない。

ああ・・
刺さるなぁ・・・

30分のワクの中に、それをしっかりと
押し込めて、高いクォリティの作画で
物語を紡いでいく。ものすごく
考え抜かれた展開で短時間を感じさせない。

イイ!!

毎週コレを無料で見れるなんて・・
感謝に耐えんわ。

--追記最終回--

途中からフラグが立ってきてこれは・・と想ったが
イイ終わりだった。
やっぱり自分はこういうのが好きだ。
そうあって欲しいと思うから。
たとえ現実と乖離があっても。

投稿 : 2017/09/30
閲覧 : 234
サンキュー:

9

頑張って見る蔵 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

かわいいスパイの活劇モノ

―全話視聴の感想―
19世紀末、「ケイバーライト」と呼ばれる新動力源を独占したことにより覇権国家となったアルビオン王国(モデルはイギリス)。
その後、革命がおこり「王国」と「共和国」の二つに分裂する。
首都ロンドンは東西に隔てられる壁が作られ、双方の勢力がスパイを放ち、睨みを利かせる「影の戦争」の最前線となる。
主人公の女の子達は女子高生を隠れ蓑にしながら、日々スパイ活動を続けていく。

スパイチームの女の子たちはそれぞれ空が飛べたり、声が自在に操れたり、刀遣いに長けていたり、声が自在に操れたり、権力に近かったりといった個性があってその個性を生かしていろいろな任務をこなしていく。

話の時系列がバラバラのため、まだまだ全体像をつかむことはできないが、全話オムニバス形式なのかと思えば、続きがあるような。終始一貫性がなく印象が微妙に薄い。
時系列順に見直せば再発見があるかもしれない。

各キャラクターもエピソードごとに掘り下げられているのでお気に入りのキャラクターがいればその子に対する思い入れは深くなると感じた。
私のお気に入りはドロシーちゃんです!!
女子高生を偽っているけど二十歳だし、お酒もたばこもやりたい放題。
いつでも色仕掛けしていくスタイルは本当にわかりやすくていいと思います。そしてエピソードもなかなかヘビーで素晴らしい。

スパイもの、スチームパンクものを目当ての視聴は厳しい。
今のところキャラの女の子っぽさ強化以外で必要だったとは思えない謎の女子高生要素や、敵陣営のへっぽこさなど、歯触りの悪い点が多々ある。
リアルっぽさを求めたアニメではなくあくまでキャラアニメだ。

展開が安定しているという点はハラハラせずに安心して見られるので良い点かもしれない。

ソーシャルゲームが人気になればこのコンテンツもより盛り上がるかもしれない。

投稿 : 2017/09/30
閲覧 : 226
サンキュー:

12

kotsu さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

観て損なし!いや普通に好きです!

夏アニメで毎週毎週楽しみにして観てました!
シリアスなシーンとか引き込まれました!
キャラクターのデザイン結構好みです!
オープニングの曲かっこよかったです!
二期は分かりませんが出たらうれしいです!
ありがとうございました(*^^*)

投稿 : 2017/09/30
閲覧 : 221
サンキュー:

9

ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

美少女系のスパイもの…だが、内容がしっかりまとまっている良作

アニメオリジナル作品ですが、内容がしっかりまとまっていてとても見やすいし、キャラも可愛いだけではなくきちんと背景まで作っていて好感が持てます。

19世紀末という設定ですが、世界史で習ったことがあるような世界観がまずは良いです。設定に懲りすぎるとそれだけで馴染むまで時間がかかりますし、世界観を知るうちに最終回を迎えてしまうような作品もけっこうありますので。この作品のメインとなるのはキャラの背景や関係性だと思うので、これくらいがちょうど良いのではないかと思います。

そのキャラもうまく作られているなと感心しました。メインが5人の女子なのですが、それぞれ主役になる回があり、そこでキャラの生い立ちやここにたどり着いた経緯を知ることができます。ただし、それについても凝ったものではありません。ありきたりといってはなんですが、どこかで見たようなものがうまく詰められたという感じです。{netabare}プリンセスとアンジェが実は入れ替わっていたとか、ベアが人体実験されていたとか、ドロシーが子供の頃虐待を受けていたとか、ちせの敵が実は父親だったとか。{/netabare}1クールに詰め込みすぎて破綻するよりよっぽどマシだと思います。

作画は大変良いです。キャラデザインも可愛いし、背景も綺麗です。頑張って作っているのが伝わってきます。アクタスというと、遅れ遅延の常習犯(ガルパンとか、レガリアとか、ろんぐらいだぁすとか…おいおい…)なので心配してましたが、なんとかなりそうです。共同製作というのと、9月に大きな会社(バイダイビジュアル)の子会社となったのが効いているのかもしれないが…。それと音楽も良いです。OPの曲、好きです。

物語は1クールをうまく使ってまとめたなという感じです。メイン5人の物語とそれを繋ぎながら最終回に持っていく展開がとても良いです。そしてなにより、続きが見たいと思わせるラスト。この物語の世界がどうなっていくのか、この5人がどう絡んでいくのか、気になります。

かわいいキャラでありながら、内容はわりとハード。ストーリー展開も良く、とても見易いと思います。どんな人にでもお勧めできる作品です。

投稿 : 2017/09/30
閲覧 : 370
サンキュー:

38

ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

壁によって隔てられた、二人で一人のプリンセスの嘘で綴る優しくて残酷なおとぎ話

革命によって王国と共和国、2つに割れてしまった※1アルビオン王国を舞台に5人のスパイ少女=プリンシパルの活躍を描くスチームパンクSF活劇。2人の少女と3人の仲間たちが国境の壁を取り払うべく奮闘します。

主要キャラは、ケイバーライトなるメタテクノロジーの産物※2Cボールの使い手、壁を走り雲を翔け、地を空を縦横無尽に飛び回る黒蜥蜴星からの使者アンジェ、※3美貌と口車が武器、車の運転から射撃に格闘、何でもござれの頼れるお姉さんドロシー、七色の声を操る人工声帯の持ち主でプリンセスの為に健気にがんばる侍女役のベアト、華奢な身体にだんびら掲げ、並み居る敵をバッサバッサと切り倒す剛の者、朴訥一途なちせ童子、そして、大きな夢と秘密を抱き、王女かくあるべきと毅然に振舞う努力の人"プリンセス"の5人。どのキャラもとってもチャーミングです(笑)

1話はコンセプト紹介、2話にて世界観の提示及びキャストのお披露目終了という印象を受けて、3話目以降からは複雑に謎が絡み合う重厚なドラマが始まるかと思いきや、中を開ければ物語は単純そのもの。1話完結ミッション遂行型スパイアクションが展開されます。

Cボールを用いた浮遊感抜群のアンジェの超絶アクションから、小さき剣豪ちせちゃんの華麗にして神速なる迫力の殺陣、ガンアクションからカーチェイスまで、活劇描写の作り込みは極めて高レベル。繊細でキレのあるアクションシーンは繰り返しの視聴に耐え得るほどお見事な出来栄えです。瞬きせずにご堪能あれ。

※1:普通にブリテン島の古名だったりする。ラテン語の「白い」が語源。イギリスの古典マビノギオンとかの中に記述がある。ガンダムに出てくるホワイトベースの亜種ではない(笑)

※2:重力制御で飛んだり跳ねたり自由自在、重~い物だって持ち上げられちゃう不思議アイテム。閃光で敵の目を眩ましたりも出来る。継続して使用すると熱を帯び、臨界点を越えるとやがて崩壊する。

※3:という設定。アニメキャラは大体みんなかわいく描かれているので差別化が図れていないというのはお約束。

構成について

全話通しての流れは以下の通り
{netabare}
#01-case13 Wired Liar
#02-case1 Dancy Conspiracy
#03-case2 Vice Voice
#04-case9 Roaming Pigeons
#05-case7 Bullet Blade's Ballad
#06-case18 Rouge Morgue
#07-case16 Loudly Laundry
#08-case20 Ripper Dipper
#09-case11 Pell-mell Duel
#10-case22 Comfort Comrade
#11-case23 Humble Double
#12-case24 Fall of the Wall
{/netabare}
サブタイがどれも面白いですね(笑)時系列がほぼあべこべですが、単体として楽しめるお話が殆どなので、特にストレスを感じる事は無いと思います。初見では意味不明なシーンも後の話を踏まえると、なるほどなと腑に落ちる構成になっているので、かえっていい演出になっていると思いました。

ただ各話ごとの結びつきはそれほど強くないので、謎が謎を生む様な後引く展開は最終2話を除いてありません。嘘の多いお話ではありますが、素直に騙されつつ、少女たちの動向を額面どおりに受け取って、目で直観で楽しむというのが正しい見方なのかもしれません。

世界観などについてのあれこれ

「ロンドンの壁」のモデルは言わずもがな冷戦時代のドイツにあったベルリンの壁ですね。この壁、労働力の流出防止や体制の維持の為に作られた経緯がありますが、本作でもほぼ同じ役割を果たしている様です。壁が壊される時が物語の終幕となるはず‥大きな注目どころです。

ただ壁の作られたいきさつ、ローマ帝国の再来と謳われるほどの覇権国家であるアルビオン王国で何故革命が起きたのかという点については説明不足の様に思えました。

この設定についてはフランス革命がモチーフになっている感じですけど、国力が落ちたり、暴政や圧制が続いたりして、国民の不満が高まっていたという説明は特に無し。栄華を極めた実際の19世紀後半の大英帝国にも貧困による深刻な問題はありましたが、アルビオン王国の経済はケイバーライトの独占と強大な軍事力を盾にさらに潤っていたはず。労働にあぶれて困窮する人はよっぽど少ないんじゃないかと思いました。王国領に住む貧しい人々の描写は※ディケンズやバーネットからの借用の域を出ず、誇張がある様に見受けられました。

※:ディケンズは19世紀に活躍した庶民派の文豪。代表作は「クリスマス・キャロル」とか「デビッド・コパフィールド」とか。バーネットは「小公子」とか「秘密の花園」なんかで御馴染みの児童文学作家。両者とも当時のロンドンの風景を臨場感豊かに描いている事で有名。
{netabare}
もう一つ、プリンシパルが目立ち過ぎるのに違和感を覚えました。ヴィクトリア朝後期と言えばまだ女性のスカートの丈が長かった時代(笑)そんな中5人の少女がミニスカワンピで身を着飾り、ロンドン中を闊歩していたら、それだけで好奇の的になるかと‥暗号文の受け渡しや機密情報の伝達を人前で割と堂々と行なっている所なんかについてはファンタジーの範疇を越えている気がしました‥。ここら辺を徹底するか否かが、リアルとメルヘンを分ける分水嶺になっているのだと思います。王女様がお付きの人も無しに学友だけを連れて行動するというのも有り得ない事ですし、4話のハチャメチャ尾行訓練(笑)とかもコメディタッチ過ぎて、スパイものとしての緊張感を著しく減退させていた様に思いました。

仮にも19世紀末の英国を舞台としているのだから、少なくともストッキングの着用と襟元、スカートの丈くらいは史実に即したものにして欲しかったです。この時代のロンドンで生足を晒して外に繰り出す女性なんて子供を含めてまずいないでしょう(汗)

それと2話のダンスホールのシーン、いくら大人なドロシーでもハタチのうら若きお嬢さん、初老の紳士に対して「好みのタイプだったのに」なんて捨て台詞を残すのはかな~りおかしい。(学生という設定だし)脚本に甘さがある様に思いました。こんなこと言ったら無作法で傲慢な子と見られて、瞬く間に衆目に晒されてしまうんじゃないでしょうか? スパイとしてコレはひじょーにまずい気がします(汗)
{/netabare}
OP、EDについて、OPムービーの完成度は今期随一と評価したいです。「The Other Side of the Wall」は曲の迫力もさる事ながら、ドライな様で情熱的な歌詞が超クール! 転じてEDはポップな切紙絵調のなごやかムービー、の様でいて、曲調にも歌詞にも憂いあり、どことなく不安めいた余韻を残します。歌の中にも抜かりなく嘘を仕込んでいる印象があり、両者とも世界観に忠実である点が素晴らしいです。

優しさを秘めた嘘で綴る痛快娯楽活劇プリンセス・プリンシパル、心を空にしてお楽しみ下され。

最後まで見終えて(9話以降の感想)
{netabare}
9話に中休みとしての日常回、10話に初回を思い起こさせるハードなお話を置いて、最終2話の長編に繋ぐという、とてもバランスの良い構成でした。

9話はちせちゃんのカルチャーギャップからくる奇行を、微笑ましく描いたり、勇敢に描いたり、コメディ描写もそこかしこに見られる小さな決闘のお話。初回近くにこれをもってこられたら、かなり動揺したと思いますが、いつの間にかこのアニメの作法にも慣れてきていたので、難なく許容する事が出来ました(笑)5人の仲良し度が更に深まった良回だったと思います。

転じて10話は水を打った様に静か。本来のスパイものの空気に立ち返ります。スパイ養成所時代のドロシーとアンジェともう一人の優しくも残酷な友情が描かれました。

そして最終2話は女王暗殺と革命を目論むグループと、それを阻止せんとするプリンシパル、コントロール内部にまでも入り込んだ2重スパイの暗躍を交えての急展開。カーチェイスにガンアクション、ちせちゃんアクション(笑)に加え、少女たちの友情と勇気が遺憾なく解放されたプリンセス・プリンシパルの集大成とも言えるお話でした。

パラシュートに書かれていたメッセージの一行目の単語(turtledove)が分からなかったので調べてみましたが、コキジバトの意味だそうで。仲睦まじいコキジバトのつがいの姿、転じて愛する人を指す語となったそうです。なので全文を訳すと‥

わたしの大好きな人(シャーロット)生き延びて。アンジェとして!

になるんですね。籠の中の鳥だったシャーロットの身代わりとしてプリンセスになったアンジェの子供時代からの思いが、短かくも優しい文章の中に込められているようでした。

最後を飾る浜辺のシーンは何だか色々な意味でお約束でしたね。スパイや怪盗は仕事を終えた後、必ず南の島へバカンスに行きます(嘘)また美少女アニメには必ず水着回があります(これは概ね本当)

あくまでもパラレルワールドを描いた作品なので、実際の歴史と照らし合わせてみた場合、描写に違和感が生じるのは当然と言えば当然なのですが、いいとこ取りと言いましょーか、衣装、SFガジェット、刀や銃などの舞台装置を始めとし、革命、冷戦、入れかえ物語などのドラマ要素も含め、最後まで"人造された世界観"という印象が付きまといました。

詩の囁きから連鎖的に紡ぎ出される世界観には矛盾が起こりにくく、オブジェクトが背景に溶け込んだ水彩画の様な調和を持ちますが、これはその対極。設計図を引いて素材を集めて組み立てる類のもの、見事に切り貼りされたコラージュの様な趣のある作品でした。
{/netabare}

投稿 : 2017/09/29
閲覧 : 421
サンキュー:

49

ネタバレ

tachikoma さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

2期希望!

11、12話とちょっと詰め込み過ぎかなと、あと終わりも少し物足りなく感じた。
ただすべては2期のための伏線…と思いたい。

全体を通して楽しめた作品でした。
5話のちせとの出会い回は本当に何度も繰り返しみました。

ぜひ続きが観たい作品です。

投稿 : 2017/09/29
閲覧 : 173
サンキュー:

5

ネタバレ

dakiramk3 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

佳作と言い切ってしまおう

 全体的にスチームパンクな世界観はなかなか渋くて良かった。
 肝心のスパイ任務、特に潜入の描写がややおざなりな気がしないでもないが、それ以外はまあまあで、スパイ展開時の緊張感と、もう一つのウリである女子連中でやりとりしてる弛みとのバランスが良い。

 話の中核であるチェンジリング作戦が、よく考えると何も解決してない気がしないでもないが、それを残しておいたのは後の展開を考えてのことなのだろうか。1クールで全てを詰め込まなかったのは英断とも言えるが、逃げとも言えないこともないかも知れない。

 まあ基本的に楽しませてもらったので佳作という評価で如何ッスかね。 

投稿 : 2017/09/28
閲覧 : 182
サンキュー:

6

関西GSGS さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

1クールだったのが勿体ない

設定などが意外としっかりしていて見ていて面白かったし、全体的な安定感はあった・・・テンポも良かったし

ただ1クールだったのが・・・悔やまれます。
内容が歯抜け気味で、設定に対しての重みがない。

とくに、最後の二話で評価をガタっと落しました。
色々と投げ出したうえに、それまで丁寧だったものが雑に・・・
せめて2クールあれば、もっと違うものになっていたと思うだけに残念でなりません。

投稿 : 2017/09/28
閲覧 : 226
サンキュー:

7

ネタバレ

りゅぅぞぅ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 1.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

ジャンル・時代背景には惹きつけられるものがありましたが、何か面白くない

 ジャンル スパイ


 ストーリー

 何か、革命がおきて ロンドンが分割されたんだけど

そのロンドン内にはいろんな国家のスパイが混ざっているらしくて

スパイのお話し



 感想

 3話で切ってしまいました・・・

理由・展開が気にならなかった・・・

  ・心躍る・ゆさぶるものがなかった・・・

 ただ、スパイっていうジャンルと ロンドン分割っていう時代背景は

良かったなぁーと思います

 
 これから、天使の3P視聴を行おうと思いますww


 

投稿 : 2017/09/28
閲覧 : 203
サンキュー:

5

ネタバレ

はちまんV さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

とてもよかった

久しぶりにレビューを書くのでこれまどんな感じで書いていたか忘れたけど
良かった点を挙げると
・テンポが良い
・スパイってなんかカッコよくて爽快感がある
・爽快感だけではないちょっと辛い話もある
・西洋が舞台だけどチセ(日本人)が良いスパイスになっている
・とにかくチセが可愛い
・ベアトも可愛い
・ついでにドロシーもいい子(成人)

投稿 : 2017/09/28
閲覧 : 192
サンキュー:

6

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

【大変よく出来てました】①

2017年夏アニメの中で「真面(まとも)」に仕事してる内の一つ。
文句がほとんど無いので手短に。

仮想歴史としての19世紀末。特定範囲を無重力化出来る「ケイバ―ライト」の発明と独占、「空中艦隊(飛行戦艦)」の保有と植民地利益により世界に冠たる覇権国家となった「アルビオン王国(英国がモチーフ)」。10年前の革命により「共和国」と「王国」に分かれ「ロンドンの壁」を境に両陣営が睨み合ってる世界。
共和国側の諜報機関「コントロール」麾下、少女5人のチーム「プリンシパル」は王国側に「カバー(敵国に偽の経歴で潜入したスパイ)」として普段は名門・クイーンズ・メイフェア校の女生徒として生活し、コントロールより指令が下ると己の特性を生かしたスパイ活動を暗躍する・・・・

社会環境、生活環境&雑貨、服飾衣料、ミリタリー、建築、交通機関などの(割と)細かな舞台設定。スパーバイザーでもいらっしゃったのかしらん?(それでも文句タラタラ言う方もいらっしゃるでしょうが尺の長さも考えて許してあげましょう)
昨今には無い、視聴者に媚びず「プロフェッショナル」な仕事をこなす美少女たち。(「無駄口」を叩きすぎず、クールな手際は見ててイイですネ)
話数の飛び飛び放映は「手抜き」と思われがちですが、膨らみ過ぎたエピソードを1クール(12話)に収めるのが苦しい為に、やむなく最低限必要な情報が入った話数をチョイスしたのでしょう(と、思いたい)。逆に抜けてる話数が気になって想像が膨らんだ方は「素晴らしい」と思います。

ドラマもスパイ物・少女たちの生い立ち(プリンセスが実は・・・アンジェも本当は・・・ドロシーの実年齢は・・・ゴホン、ゴホン)もハードな感じで良かったです。
作画も良いですネ。背景も丁寧でスチームパンクしてる雰囲気がいいです。
ジェットコースターのようなOPですが、本編でもアクションはキレッキレで痛快でした。

今期の良質な他作品は中途で締めてるモノが多いですが、本作もそんな感じ。時間をあけて抜けた話数を作ってほしいものですね。

投稿 : 2017/09/27
閲覧 : 159
ネタバレ

HmFDB75691 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

最終話&総評 傑作ではないが良作

このサイトのあてになるのかわからないランキングで1位になっていたので、見ることにしてみた。

第1話、第2話 いろいろ含みがありそうだけど
{netabare}
作画やキャラデザは文句なし。設定はやや複雑だけど、伏線をちゃんと回収して、ストーリーもそこそこ。注文をつけるなら、つづきが気になる終わり方をしてほしい。
絶賛するほどではないが、今期のアニメではいいほうだと思う。ゲームにはなってそうだけど、オリジナルかな。

西側が共和国で、東側は王国。王国のほうが強大なのだろう。アンジェたちは共和国側で、スパイとして王国側の学校に潜入中。
プリンセスは王位継承の順位が下のほうで、トップに立とうと奮闘中。そのためにアンジェに近づいた。だけど、アンジェとプリンセスは幼いときに知り合っていた……。こんな感じでいいのかな。

こういう展開だと、アンジェとプリンセスは子供のころに入れ替わってるんじゃないかって深読みしたくなる。アンジェとプリンセスの容姿が似ているのは、ただの偶然なのか、とか。

今後は、アンジェがプリンセスになりきって、王国に潜入する展開になるのか。でも、プリンセス自身がすでに肝が据わっているようにも見える。
いろいろ含みがありそうだけど、あまり期待せずに見ていきたい。
{/netabare}

第3話 主要キャラの背景を予想してみた
{netabare}
・アンジェ
プリンセスとは姉妹。東の王国側で生まれたが出生に秘密がある。命を狙われているため、西側に逃れた。王室の親族であるにも関わらず虐げられた経緯があり、王室を憎んでいる。
「プリンセスなんか大嫌い」と叫んだのはプリンセスというより、王室に対するもの。アンジェの目的はプリンセスと入れ替わり、プリンセスを消し去ること。だから、プリンセスに「一緒に逃げよう」と言った。

・ドロシー
二重スパイ。王国側のスパイで、コントロールの居所を探り、壊滅させるのが目的。成功したら金銭や地位を約束されている。裏で糸を引いているのはノルマンディー公。だけど、約束を反故にされたうえに命まで狙われる。結果、両方から追われることになる。

・ベアトリス
二重スパイ。共和国側のスパイで、プリンセスに接近し、さらに地位の高い人物を狙っている。ただし、彼女自身にスパイの自覚はなく、機械によってコントロールされたりする。裏で糸を引いているのはドリーショップ。

・プリンセス
女王になることでなく、ケイバーライトを消滅、または均等に分け与え、世界のバランスをただすのが目的。そのためには女王になる必要がある。

現時点ではこんな感じ。二重スパイはありそうだし、プリンセスも嘘をついている気はする。
アンジェとプリンセスの容姿が似ている点は、何度かセリフ等で出ているので、伏線の可能性は高いが、ミスリードかもしれない。
{/netabare}

第4話 とくにオチはなし
{netabare}
毎回、オチがあると思ったけど、今回はなかった。
王国は共和国のように小型化には成功していなかったけど、飛行戦艦は製造できて世界を凌駕している、と考えればいいのかな。飛行機あるならじゅうぶんだろって思ったりするけど。設定が複雑で把握してないとわからなくなりそう。

プリンセスが二重スパイとは考えなかった。ひねりがないから。あるなら、王国でも共和国でもない三重スパイか。
情報をリークした人物がわからずに終わった。最後にアンジェがドロシーをチラ見してたのが気になるけど。

ドロシーが二重スパイで王国側の命令で動いていると予想しているけど、ドロシーがプリンセスを二重スパイと疑うのは不自然か。二重スパイ同士、味方ってことになるから。ドロシーは共和国側の人間だけど、王国側に寝返っているという設定ならいいか。書いててわけがわからなくなってくる……。
{/netabare}

第5話 オチはわかった
{netabare}
車両を切り離すのはやりそうな気がした。映画ではよくあるので。切り離されたほうにいて車で追いかけたりする。オチもわかった。ちせを裏切り者と呼んでいたから。

わかりやすい話だったけど、面白かった。ちせのズロース(?)も和洋折衷でよかった。

わからないのは、なぜ、話の順番を入れ替えているのか。ややこしいだけで、それほどメリットを感じない。伏線なのか、変わったことをしたかっただけなのか。
{/netabare}

第6話 ドロシーのエピソード
{netabare}
よくある泣ける(でもないか)話。そんなことしゃべったらフラグ立つぞって突っ込んでいた。
もともとドロシーは王国側の人で共和国に逃げてきた。共和国のスパイになって王国に戻っている……でいいのかな。このアニメ、設定は複雑。

スパイらしい活動はしているが、緊迫感や緊張感が乏しい印象。
case18とする必要があるのか疑問。普通、第18話になったら、かなり話は進んでいると思うんだけど……。
{/netabare}

第7話 伏線?の回収
{netabare}
ちせが弾丸をよけたところが面白かった。それ以外は普通。オチもなかった。バッドエンドになりそうな雰囲気はあったけど。
前回(case18)の借金取りがまた出てきた。今回(case16)のエピソードのほうがさきになる。前回、ドロシーが借金取りを見てハッとなった伏線(と言うほどでもないが)が回収されている。

case1~case18まではキャラクターの裏事情のエピソードで、話はそれほど進んでいない気がする。
次回はcase19以上だと思う。1クールアニメならそろそろ結末に向かわなければいけないので。
{/netabare}

第8話 この展開はあると思った
{netabare}
最初のレビューで、アンジェとプリンセスは子供のころに入れ替わってると深読みしていた。ありがちな展開だけど、面白かった。これがないと、味気ない。

アンジェ=シャーロット(プリンセス)、プリンセス=アンジェ、でいいのかな。ややこしいので、いままでどおりで。
アンジェの髪の色が気になった。意図的に染めているのか。子供のころは金髪だったので、二人が姉妹の可能性も高くなったか。

第3話で、アンジェが「プリンセスなんか大嫌い」と叫んだのは、自分自身ということになる。このセリフが入れ替わりの伏線だった。アンジェの言っている黒とかげ星は、王国のことを指しているのかも。
いままでの話を入れ替えて見直すと、面白いかもしれない。
{/netabare}

第9話 ちせのエピソード
{netabare}
ほのぼのと始まり、ちせの決闘という展開。ちせのエピソードがあってもいいけど、もっとまえに入れるべきじゃないか。
前回の入れ替わりに繋がるところは、アンジェの表情に影が差したくらい。

スパイものとしても物足りない。仲間を見捨ててミッションをつづけるか、といった緊迫したものを期待していた。

これまでの話をcaseで並べてみる。

case01(第2話)プリンセスとアンジェの再会
case02(第3話)紙幣の原版ミッション、ベアトリスの声の秘密
case07(第5話)ちせが仲間になる
case09(第4話)小型化ケイバーライトミッション、リークは謎
case11(第9話)ちせの決闘
case13(第1話)王国の研究者を共和国へ逃がすミッション
case16(第7話)洗濯ものミッション
case18(第6話)ドロシーのエピソード
case20(第8話)プリンセス、アンジェの入れ替わり判明

なにかあるかなと思ったけど、なにもないなあ……。リークした人物がまだ謎のままだけど、たぶん、ドロシーだろう。
{/netabare}

第10話 終盤なのに意外と普通の話
{netabare}
ドロシーが関係するエピソードはバッドエンドになるなあって思った。
遊園地を絡めたオチはよかった。アンジェではなく、ドロシーに持っていくのはありがちな展開だけど、このアニメはうまく描いているので、ありがちだけど楽しめる。

一話完結として見ると秀逸ではあるが、全話で一つのストーリーと思って見ているせいか、ちょっと物足りない。せっかくの入れ替わりが生かせていない。次回は期待できそうではあるが。
{/netabare}

第11話 最終回を予想してみた
{netabare}
シャーロットが女王になって終わる。

これは普通にありそうな結末。
残り1話でアンジェがシャーロットだと説明する尺はない。簡単に済ませるにはこうするしかない。

現女王は、入れ替わりに気づいている。

身内なら当然である。気づいたなら放っておくはずがないので、

"チェンジリング作戦"は王国側が考えたもので、シャーロットを取り戻すのが目的だった。

この作戦を共和国に持ち込んで円滑に進める王国側の人間が必要となる。

それが、ドロシー。

ドロシーは王国側のスパイで、いくつもミッションを成功させてきた。現役のスパイなので、養成所もパスできた。年齢の謎も解決する。みんなドロシーに騙されていたというオチ。

問題はプリンセス。アンジェの気持ちを変えるため犠牲になる可能性大。プリンセスの結末がこのアニメの印象を決めるだろう。タイトルの「プリンセス・プリンシパル」はプリンセスのことかもしれない。
{/netabare}

最終話&総評 傑作ではないが良作
{netabare}
最終話はあっさりしていた。
"Fall of the Wall"はじっさいの壁ではなく、アンジェの心の壁というオチだった。
このタイトルなら、プリンセスかアンジェが女王になって壁をなくすと思うよ。
もう少しひねりのある結末を見たかった。残り1話では仕方ないか。
水着(?)のラストから考えると、このアニメはミッションインポッシブルでなく、チャーリーズ・エンジェルのほうなんだろう。


総評

作画、キャラデザは文句なし。ストーリーもさいきんのオリジナルのなかでは一番いい。とくに第2話(case1)がいい。入れ替わりがわかってから見ると違った印象になる。これで終わってしまうのは惜しい作品である。

ここからは不満点。
山場と言えるのは、入れ替えの第8話。終盤にかけてこれを生かしたなら、もっと面白いクライマックスになった。

チェンジリング作戦が主軸なのに実行されずに終わってしまった。アンジェを王室に潜入させて、色々ミッションをこなすほうがよかった。

ホームページに説明まであるのに、ほとんど登場しないキャラがいたりする。その一方で、ホームページで紹介されないキャラを終盤の敵役にさせるのはどうかと思う。

スパイらしい活動が少なかった。仲間をとるか、ミッションをとるか、といったスパイにありがちな展開もなし。

メンバーのなかに一人くらい二重スパイがいてもいいと思うんだけど……。アンジェがドロシーを疑うようにチラ見したシーンはなんだったんだ。case順に並べたダイジェストがあるので、そこでなにかわかるかも。

二期がありそうな終わり方だったが、あまり期待できない。それに全12話でうまくまとめたほうが傑作は生まれる。傑作になり損ねた良作というのが全体の感想。
{/netabare}

投稿 : 2017/09/27
閲覧 : 731
サンキュー:

10

ネタバレ

mamiko さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

メンバーたちが凄すぎです。

 アンジェを筆頭に集まった精鋭四人。それぞれには深い過去があって過去を知った時切なく驚くことでしょう。
 なぜプリンセスがいるのかは物語の中盤に真実が語られます。面白かったので二期を希望します。

投稿 : 2017/09/27
閲覧 : 194
サンキュー:

5

ひき さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

第2期は…?

イギリス風の国が舞台。
革命により首都ロンドンが旧東西ドイツの様に壁で隔てられ、
それぞれ王国と共和国の二国で分断された世界。
アンジェら少女たちは共和国のスパイとして暗躍する。
どの話もストーリー性に優れ、アクションあり、感動あり、
で非常に完成度が高く面白い。
革命の犠牲者とも言えるアンジェとプリンセスの話が全体を通しての核となるが、
二人の絆がなんともせつない。
第2期を窺わせるラストとなったが、是非とも続きが見てみたい。

投稿 : 2017/09/26
閲覧 : 221
サンキュー:

11

pin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

オリアニにしては、作り込んでるように見えるけど…

ゲーム中に流れるアニメみたいな、なんか薄い印象。物語の設定は重厚なのに…
スパイなのにキャラが幼稚っぽいからかな。

投稿 : 2017/09/26
閲覧 : 210
サンキュー:

6

ネタバレ

あにもち さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

物語
美少女×スパイというので、しかもこの可愛いキャラデザ。完全に舐めて見てました…。
今季上位に入るほどの良作でした。
時系列バラバラで放送されてるのでまたちゃんとした時系列で見直そうかなって。
見ておくべきアニメです。

作画

声優

音楽
ED結構好き

キャラ
ドロシーの話は結構キツかったなぁ。
なんか駄目な大人って全面的に嫌いになれないのよねぇ。

投稿 : 2017/09/26
閲覧 : 179
サンキュー:

5

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

洗濯屋回が2番目です(タイトル思いつかず)<53>

全体感想としては、「このアニメは女の子のかわいさをお楽しみいただくため、邪魔にならない程度のさし障りのないシリアスをお楽しみいただくアニメです」といったところ。
一応設定した政治的背景の関わりの薄さとか、プリンセスは女王になって具体的にどうするのか見えないとかスパイ物っつーかシリアス劇としては物足りない感じ。
アクションも走ってりゃ弾に当たらない系というか最終回煙幕使いすぎ系というか。
売れたら2期作れるよう、プリンセス周りで大状況が動くこともなく。
そんなスパイアクションの回より人情噺が好み・・・というかドロシー担当回は締め方がよかったなぁという印象。
あと、なにげにおっさんのキャラデザがいい。
ズビズダーの人という十字架を下ろせてよかった黒星紅白は原案だから、おっさんとかはキャラデザの人がやってんのかな。

空けて混ぜて<56>
6話まで視聴。
世界大戦の火種が燻る分割ロンドン(のどちらかはどうでもいい)。(なぜかはどうでもよく)新たな諜報機関が設立された。
およそ精神と肉体の極限を要求される訓練により、彼らは自分のことを少女と思い込むようになった。
ねねっち、長門、と貧乳派が多数を占める中、オパーイ星人のエピソードは放送枠外のCase18に追いやられるのであった。
と、時系列シャッフルと抜けエピソードに苦しむお友達のために今までの流れを説明したところで。
今回はキッズ向け無双やらそこまで台詞で全部言うんかーい、てな展開がなくて想像力を喚起する終わり方で良かったね。

何の効果も上げていない時系列シャッフルが意図不明だったけど、エピソードの間が空いているということの方が本命だったのかな、と。本編で何が足らなくても全ては空けたところにあるんです、みたいな。
その迷彩としてのシャフルかもだ。
客層に応じた工夫ってやつですね。

絵的にはすごくいい<50>
1話視聴。
絵的にはすごいいいんだけど、話はちょっと雰囲気だよりというか。
初回で引き込むには弱く、それっぽいだけの話が続くと辛いなぁ。

やっぱスパイには精神と肉体の極限を超えた訓練(寒中水泳)が必要だね。

投稿 : 2017/09/26
閲覧 : 262
サンキュー:

10

ネタバレ

teji さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

思ってたより おもしろかった

思ってたより おもしろかった スパイものだけにもうすこし 駆け引き的なところがあればと感じたかなぁ・・ 作画からあまり 期待してなかっただけに面白いとかんじたかな

投稿 : 2017/09/26
閲覧 : 175
サンキュー:

3

37111 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

レベルの高いところでよいバランス

1話視聴後感想と今後の期待度
一言コメント:意外と硬派だった。
期待度:★★★★

女の子いっぱい出てきてスパイして。。。というと萌要素満載な感じでしたが、最後までそういった方面に行かずストーリー重視のしっかり見せる話になっておりおおむね満足でした。

作画も安定しており破綻のないクオリティーでした。

多分ストーリー的にはいろいろ突っ込みどころがあるのでしょうが、そういった細かいところは意外とどうでもいい。雰囲気重視?w

投稿 : 2017/09/26
閲覧 : 321
サンキュー:

19

ネタバレ

カラオケ鍛錬中 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

正直期待していませんでした!!!

観始める前まであまり期待していませんでした。それが見ているうちに今期で一番期待して観ていました。最後少し駆け足な部分もありましたが1クールではこの辺りが尺的に限界かなっと思います。なのでぜひ2期制作決定になるのを楽しみにしています!今後の伏線の回収の仕方や物語の作りこみ次第でさらに面白い作品になると思うので焦らず内容を作りこんでの2期決定になってほしいです!

投稿 : 2017/09/26
閲覧 : 221
サンキュー:

5

askima さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

可愛い女の子たちのスパイもの

基本的には1話完結もの。序盤は時間軸が入れ替わるから、???みたいになったけど、1話完結ながらもストーリー的には進んでいく感じのやつ。

ジョーカーゲームにファンタジーと優しさを加えて、厳しさを取り除いた女学生版みたいな感じだ。
1クールだけどこれ以上やったらダレそうだから、ちょうどいい感じで終わった。

投稿 : 2017/09/25
閲覧 : 217
サンキュー:

7

ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

二期ありきの構成

4話までの感想「いいからちせを出せ」
{netabare}“悪魔のリドル”ってアニメでは、ど根性ガエルの五郎というかモグラというか、そんな三下キャラを美少女化したようなキャラが居て、しかもそれがしっかり可愛くて、「こんなものまで美少女化するのかー、スゲーなぁ」と感心したことがあります。
で、このプリンセスプリンシパルだけど、1話を見てその時と同じ衝撃を受けました。
単なる思い違いだと思うのだけど…というかそうあって欲しいとさえ思うことなんだけど…。

ちせがモータルコンバットのライデンの美少女化に見えて仕方ない

う~~~ん、やっぱり思い違い?
三度笠?に能面貼ってないのでゼイラムでもないし、砂ぼうずともちょっと違うような…とはいえ、まさかそんな…ねぇ。
けどもしライデンであるならこれまたスゲーところから引っ張ってきたとして、もうそれだけで評価せざるを得ない。
そのうちケイバーライトを使ってサイコクラッシャーや感電死みたいなことするんじゃないかとヒヤヒヤしつつ視聴。
フェイタリティやったら拍手モノだけど、放送できないよね?
…が、2話3話と、ちせが全然出ずに地味~な話が続く。

ええい、プリンセスとかいいからちせを出せちせを

と思う程になってたのだけど、モーコンであろうとなかろうとここまで思わせたのはスタッフ大成功だと思う。
そして4話、やっとちせがマトモに登場する話になったけど…ぐぬぬ、あんまり活躍しない。
さすがにずっと脇役させられるとも思えないので、この先に期待ってことでしょうか。{/netabare}

5話感想「本当にちせが出た」
{netabare}4話までの感想で「ちせを出せ」と書いたその直後の5話で早速ちせメイン回キターーーー!
しかもアクションスゲー頑張ってるし。
やったね、オレ様大勝利?
…。
と喜んでたのだけど、あれ、ちょっと待てよ?
ひょっとして4話終了段階で公式とか見れば次回どんな話か予告あったり…する?
自分見てなかったのでやったーって感じなんだけど、周りらはナニ当たり前のことを…と思われてたりして。
こ、公式の予告(あるのかすら知らない)とか雑誌の予定とか見てないっすよ、ホウトウデス。

で、話は戻って5話感想。
この世界の日本はなんか怖いのう…ちょっとのことで簡単にハラキリしそう。
相手はプリンセス言っても順位はそんなに高くないんだよね?まぁ不利な条約をもちっとマトモにしてくりゃれと頼む側なので下手(したて)に出るのはしょうがないんだろうけど。
トランプのシーンはよく分からなかった、手先の器用さを競い合ってたのだろうか?
でもって親父との対決、↑で書いた様にモーコンのイメージがあるので、いつ親父の指先から電撃が飛び出すんじゃないかとヒヤヒヤした。
最後ちせは親父を打ち倒し涙するワケだけど…同時にベア子は忌まわしき改造手術が4話に引き続き身を守ることとなり、内心どう思ってるか気になった。
ってか改造は喉だけなのだろうか?ホントにそれだけ??

とりあえず2話以降、時系列を変えてメンバーがどのように集まったのかを見せる回が続いてきたけど、5話でひと段落?
まだ居たっけ?
出揃ったらプリンセスが継承権を上げるために親戚兄弟をヌッ殺してく話になるのかなーと思ってるのだが…今のところそれを匂わす描写は余りない。
これからってことかのう?
かなり期待の作品…だけど、レガリアみたいなことを起こすんじゃないかとちと不安。
特に5話あんなに頑張っちゃって…息切れせんよね?大丈夫だよね?{/netabare}

6話感想
{netabare}自分の親父には改造され、ちせの親父には斬首されかけ、ドロシーの親父には機械いじくり回され…ベア子はなにかと親父に縁があるな。
ってか主人公ベア子ちゃう?
妙に活躍多い気が…メンバー紹介用に「視聴者と同じ目線(何も知らない)キャラ」として扱われてるだけ?
ええい、もっとちせを出せ。{/netabare}

7話感想
{netabare}ああ、こうだよこう。
戦争モノいうたって兵站や銃後の描写が疎かだとションボリしちゃうクチなのですが、こういう「兵隊だけでなくそこで生活してる人」がちゃんと描かれてるのはホっとしてしまう。
それよりなによりビックリなのは6話で登場した借金取りの再登場!
6話では「ひょっとしたら親父殺害の犯人に仕立て上げられてるかも?踏んだり蹴ったりだなぁ」と同情は寄せつつも、所詮その回限りの捨てキャラだろうしと思ってそこまで肩入れはしてませんでした。
時系列よく分からないので6話の後なのか不明だけど、再び元気な姿を見せてくれて安心しました。
でもってこれも6話から気付いてたけど広川太一郎ボイスじゃーん?
1回限りの捨てキャラならまだしも、もしこれからもちょくちょく出てくるようであるなら…この作品の批判書けなくなってまう!(現状書く気は無いけど)
世代的にねぇ…あの声をまた聞けるというだけで涙腺緩みまっせ。
しっかしなんで広川太一郎?モーコン(これは自分の勝手な思い込み)といいこのスタッフのセンス物凄いかも知れない。

ところで自分は滅多に声優については言及しないんですが広川太一郎ついでにちょっとだけ。
ベア子登場時、3話前半までキャンキャンうるさくて「ちょっとイヤだな」と思ってたのだけど、それは後半の変声機使った時の対比を引き立たせるためワザとそうしてたんだ、と最近になって思うようになりました。
序盤に感じたうるささがいつの間にか気にならなくなってるので多分意図的だったんだろう、と。
よくある話、第一印象がマイナスからスタートだと0に戻っただけでも好印象に錯覚するというヤツのせいか、ベア子もかなり好きになってたり(一番はちせだけどねー、インパクトが異常だったので)。
そこまで狙ってやってたとしたら…ひょっとして音響の方って凄い人だったりする?

で、肝心のちせですが、勤勉くんか!ついでにこれは…塚原卜伝か?
ああいった世界なので人種差別どうなってんだろ?と思ったけど別に日本人だからといって差別はされてない?
5話で大人達が奇異な目で見られてたけど、あの土下座っぷりは特殊な局面だったのか武士だか政治家がああってだけで、民草は至って普通なんかね?
いや~今後も活躍が楽しみですが…借金取りの再登場はあるのかどうかも気になり出したりしちゃったりなんかしてー。


余談・他サイトのネタを拝借してるため問題がある場合は消します
なんでまた広川太一郎が?と思い、ついつい考察サイトを覗いてしまいました…考察なだけでネタバレは無いのでダメージは無いかな。
そこでちょっと気になる点があったのでここでちょいと。
OPの花についてなのだけど、
ちせ  :梅
アンジェ:ユリまたはキキョウ
ベアト :牡丹?
ドロシー:不明
となってて、多分ドロシーはオダマキじゃないかな?
花だけ見たらスイセンやヒメノカリスも候補に挙がるけど、葉っぱが三複葉ってことで。
問題はアンジェ。
自分はよく考えずにキキョウだと思ってたら、六弁なので違うかもしれないとのこと。
あそっか…かといってユリというのは違う気がする。
意匠化されてるとはいえひょんと突き出た柱頭が無いのはあり得ないというか。
じゃあ何かといえば、見た目だけで言えばバビアナが近いような…?
けどそんなの使うんかいな?あんまりマイナー…ってよりもドメジャーな物しかこういった所では使わない気がするんだが。
う~ん、なんか見落としあるのかのう。
ついでに言うとベア子は美女ナデシコだと思ってた。
これは歯車一個一個を花と捕らえるか花びらと捕らえるかの違いだけど…フォルム的にボタンはどうかな?
ボタンってアレよ?賭ケグルイのEDの背景にでんと描かれてるやつ(あっちは花札からの引用だろう)。

更にもうひとネタ。
カサブランカをユリの何たら~と書いてあったけど順序が逆。
ヤマユリ等を品種改良してできた純白の花にカサブランカって名前を付けた園芸品種。
野生には生えてないし作出されたのも1970年代、作中のメッセージとして使うには時期が違い過ぎる。
作中は単に命名由来の地名を指してるだけでユリは関係ないかと…「カサブランカの白い家」はちょっとフフッとなったけど。
{/netabare}

8話感想
{netabare}まさかの2話のネタバラシ。
てっきり「アンジェとプリンセスはずっと以前から入れ替わってた?」はクライマックスまで引っ張るのかと思ってたのでビックリ。
これは「そこまで引っ張るほどでもない」ってことなのか「クライマックスに相応しい山場は存在せず、淡々とした話が続く」ってことなのか?
まぁどっちでも良いし、ボンヤリとした部分を早目に明確にしてくれたのは親切心だと受け取ろう。
(自分は考察サイトを覗いてしまったので「やった睨んだ通りだったぜ」と喜ぶことはできませんでした。しまったなぁ…)
継承権上げるために身内同士の骨肉の争いをするのかと思ったけど、そっちには行かないのかな。

それにしても(作中の)現代でも孤児は居るけど、革命前は更に酷い有り様だったんやねぇ…。
単に史実を元にそう描いただけかも知れないけど、あれでは革命起きても止む無しと納得のできる描写で好印象。
やっぱり民間人描いてナンボだよ、ウン。

ケイバーライトを使って物凄い怪力を演出してたけど、発光は視聴者には見えてキャラには見えないのかな?
それと残念なことに広川太一郎は出ませんでした、2回で打ち止めかねぇ?{/netabare}

9話感想
{netabare}ちせメインで異文化ギャップを見せつつ世界観の掘り下げと今までのおさらいっぽい回。
多分異文化交流で最大のハードルは匂い、靴履きっ放しで足が臭い⇔納豆や糠が臭い、お互い臭い言ってて、美少女相手でも容赦のない姿勢は好感が持てる。
7話感想で日本人差別はどうなってるんだろ?と思ったら、差別以前の「よく分からない国」だったと判明。
いやぁ~こういう回は必要です、分かってるねぇ。
折角出身の違うキャラを一人ポンと投入したのだから、当然起こるべきことを当然のこととしてスラっと描いてくれるのは子気味いい。
そりゃあ目立つし、からかわれもするだろうて。
同時にプリンセスが継承権がそんなに高くない“らしさ”も上手く表現されてたと思う(高かったらちせへの挑発はすぐに止めたかと)。

まだNINJAは広まってない模様、下手にちせが活躍したら勘違いNINJAが流行っちゃいそう。
なんかあったら黒トカゲ星人よりも噂になりそうじゃない?NINJA。
ってか活躍する機会は今のところあんまり無いのね、スパイだったら仕方ないやね。
刃傷と人情かけてた気がする。
堀川公の邸宅は大使館みたいなものと思っていいのか?
弱小国扱いにしては立派な庭園に見えたが…。
それ以上に気になったのはちせの姉の存在、あれ、以前から触れてたっけ?
ひょっとして実在してない?
と思ったのも、手紙の内容が機密をぶっちゃけ過ぎてるから。
あの世界なら普通に検閲あるよねぇ…日本に住む姉宛てというより天国宛てな感じがした。
“きんつば”も含め、餡子って実は外国人は抵抗持つ人が多いと聞いたことがある、甘く煮た豆が信じられないとかなんとか。
ってことで振舞われたきんつばはちせにとってのみご馳走で、もしお土産に持ち帰っても糠漬け同様不評だったろうなぁと思うとちょっとクスッとくる。
あそうそう、安易にSUSHIを出さなかったのも好印象、時代的にあり得ないもんね(なれ寿司ならあるんだろうけど)。
SUMOUは言わずもがな、カン違いっぷり全開で笑うところだろうけど、どんなに珍妙に思えてもその民族の儀礼なら尊重するってのはこれまた常識…ってのはあくまで対等な場合で、プリンセスが弱小国の珍妙文化を実践してくれるってのはなかなか凄いことなんじゃなかろうか。
これでちせは篭絡されちゃったかなー?{/netabare}

10話感想
{netabare}8話で、2話で張った謎(アンジェとプリンセスの入れ替わり)をサラリと明かしたのはなんでじゃろー?と思ってたら、ナルホドねぇ。
委員長の憧れの相手…その相手が持つ憧れの部分──気張らず飄々とした感じか──は、真似しようとしたってそう簡単にできるものではない。
また真似しようとしてヘマこいて二重スパイしなきゃならないハメになったっぽい、薬に手を出した?
入れ替わって上手いこと演じ切ってる(真似てる)アンジュとプリンセスとの対比を明確にするために8話では早々にネタバラシをしたんだろうと推測。
同時に、入れ替わって演じ続けるのもいつか限界が来るかも?ってのを暗示してるようにも思える。

アンジェが犬小屋(じゃないけど)へワイヤー使って行く際、ベア子がなにか言おうとした内容は「なんでCボール使わないの?」って感じかと。
手の内を明かさない→委員長を疑ってるって伏線やね。
もしあそこでケイバー使ってたら逃走経路に電車は使わず、もっと面倒なことにになってただろう。
ケイバー使い過ぎると病気になるんで使用を極力避けてるのか?とも思ったけど、その件は掘り下げられないのかな。

鹿威しのシーン、池に浮いてる葉はオオオニバス、温室でないと栽培は難しい、ってことで室内庭園か。
そしてそれが何のためなのかはちせも知らず…くっそw着実にカン違い日本を広めてやがる。

いや~今回も楽しめました。
驚くくらい毎回しっかりとした内容で、一部では大河内チェンジリング説が飛び交ってる模様…ヒデー言われようだw{/netabare}

11話感想
{netabare}・植民地からの人員で結成された軍の一部に反乱の兆しアリ、プリンセスを旗印に掲げようとしている
これが11話始まる前に起きてた出来事だと思うんだ。
それとあの状況で「プリンセスをなるべく目立つように殺せ」ではなく「“暗殺”せよ」と命が下るということは…暗に「アンジェがプリンセスに入れ替わりなさい」と言ってるって解釈でいいのかな?
で、それを受けての11話の感想というか推測。
ゼルダの上司、ってかコントロールでいいのかな?の思惑について。

仮説1・反乱するにしても本物のプリンセスではなく息のかかったアンジェの方がコントロールしやすいってこと?
仮説2・わざと反乱させてその後「お前のプリンセスはニセモノでしたベロベロバー」として瓦解させる、反乱分子を燻り出して潰す作戦?
またはこれら以外。

要はLの更迭によってどっち側になってるのか自分には分からない。
ほほう、こりゃ次の話が気になりますなぁ…といいつつひょっとして大きな見落とししてる?という不安を抱きつつコレ書いてたり。
ってかね、単に戦争やりたいだけだったらCボール精錬技術盗めばいいんじゃね?(※)と思ってるので、内部の不穏分子粛清狙いなんじゃないかなー?と思ったり。
その一方であの時代に身の証を立てる手段ってあるんかいな?という疑問も。

それにしても継承権上位の連中出ないねぇ。
女王陛下自らでもいいけど「実は私も壁は要らないと思ってます」ってドンデン返しもありえる?と思ってるので。
あと気になったのは「プリンセスは始末した」と聞いて死体の確認をしないのはどうなんだろう。
ゼルダも何かウラがあったり?
…と、ここら辺は疑い出したらキリが無いですね。
いやぁホント次回が気になる。



4話より、共和国側はケイバーライトの小型化はできたけど実用化(実戦配備化)できるほどの精錬技術は無いらしい、一方で帝国側はその逆。
10話より、Cボールの配備はスパイでもごく一部止まり。
その問題をクリアして反乱軍に配備されたとかでもなければ反乱の狼煙を上げるのは早計な気が。
まぁ所詮は帝国内の内乱なので、共和国としては上手くいけば儲けもん程度で焚きつけただけだったりして。
Cボール自体が物語を左右する鍵となってるのかただの小道具止まりなのか…どっちでも良いけど現状では不明なため、予測は難しいのう。{/netabare}

最終回まで見て
{netabare}ああやっぱり、コントロール(の更に上、共和国上層部)は一枚岩じゃなかったってことか。
帝国で内乱起きればそれでいい、植民地軍がどうなろうが共和国側の腹は痛まないってことで扇動することにしたゼルダ・ジェネラル派と、それはアカンとする慎重派・L派に分かれてるってところか。
まぁやっぱり戦争おっ始めるならCボール大量生産からでないとちょっとアレよね。
恐らくジェネラルはあの後始末されただろうけど、共和国にタカ派(といっていいのか?)が残ってる限りゼルダはその手先として働き口があるのであんなに余裕綽々だったんでしょう。
日本としては帝国と共和国どっちに着くべきか決めかねてる状態なので、自分から仕掛ける気は無いが何かアクシデントが起きてくれた方が見極めやすいってことだったのかな?
なのでアクシデント(騒動)を未然に防ごうとするちせが堀川に諭されたってことなんだと思う。
ヤバいのはノルマンディにプリンセスの影武者が存在すること、共和国側にCボールがあることが知れてしまった点か。
スパイで一番ヤバいのは尻尾を掴まされることで、こりゃ大変だ~ってところでアニメは終わってしまいました。
2期やる気なのかね?ってか是非やって欲しいのだが。

充分面白かったけど、最後はちょっと物足りない感じだったかな?
・結局ゼルダの失態は死体を確認しなかったこと
・アンジェが会場に戻ってくるの早すぎ
→航空機で暫く飛んでたんでしょ?結構な距離離れてたと思うのだが…。
・10年前に入れ替わったネタを使い切れてない
→是が非でも壁を無くしたいという動機にはなるけど、別にそんな理由無くても昔出会ったことがあるってだけでも動機としては充分満たせるかと。
→イングウェイ少佐から鍵を奪ったのは10年前まだ乞食だった頃に培った技で「こんなところで活かせるなんて」くらい言わせれば良かったんじゃないかなー?
→その場合、鍵はすぐには取り戻されずに最後まで引っ張る展開にしないといけなくなるが。
・さすがにちせは対Cボール用の技を編み出しては居なかったか
→そこまでやってたら「ああ、日本はどっちつかずで場合によっては簡単に掌返す勢いなんだな」ってのに深みが増したんじゃないかな。
・これは追及してもしなくてもいいことだけど、そもそもアンジェとプリンセスがソックリな理由も…できたらあった方が良い様な?

と、突っ込み所が無い訳ではないけど、総じて充分楽しめました。
なにより序盤ちせのモーコン勘違い、中盤の広川太一郎で中ダルみ回避は個人的にはお見事と言わざるをえない(どっちもオッサン向けのような…)。
あと2話で張った謎を8話であっさりバラすのもビックリでした。
それだけに終わり方がねぇ…やっぱり2期っすか?2期に期待ってことっすかねぇ。{/netabare}

投稿 : 2017/09/25
閲覧 : 614
サンキュー:

12

lumy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

豪華制作陣の見事な融合。

前情報なく急に現れた今期のダークホースは、
ダークホースと銘打つのが勿体無いほどの
豪華制作陣でした。
脚本:大河内一楼、音楽:梶浦由記、
キャラデ:黒星紅白、製作:Studio3Hz×ActasInc。
さてさて、どんな作品に仕上がることかと
期待と不安をもって第1話を視聴しましたが、
見事に不安は消し去りましたね。
大河内氏はカバネリのトラウマがあったので、
中盤からの失速にも備えていましたが、
こちらも杞憂に終わりましたw

硬派なイメージのスチームパンクをここまで二次元に
落とし込んだ技術は素晴らしかったと思います。
(カバネリの美樹本デザインは、リアル路線なので
硬派さが拭えませんでした)
脚本・作画・美術・音楽の各要素が優秀点以上であり、
監督がきちんとそれぞれの才能を融合させた点も
好印象でした。

難癖をつけるとすれば、2期があるように見せかけて
今のところは保留という点でしょうか。
しかし、読売新聞の一面広告を出せるぐらいの
気合いが入っているので、おそらく2期は堅いでしょう!
(政治欄の横に載っていたのは違和感がありましたがw)

投稿 : 2017/09/25
閲覧 : 245
サンキュー:

38

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

可もなく不可もなく

架空のロンドンが舞台のスパイアクションアニメ

{netabare}
カーチェイスや戦闘シーンは別にダメではないのだが。
せっかくのスパイ要素を無駄にしてる気がする。
緊迫感もあまり無かった。

序盤から中盤にかけて話数ごとに時系列ズラしてるけど何の意味があるのだろう。わざわざズラす必要性が見受けられなかった。

壁の関しても中途半端に終わってしまってスッキリしない。
全部見終わってもなんだかなーな気分。
まあプリンセスも助けられたし、一応ハッピーエンドだからいいか。

主人公は別に嫌いじゃないけど、何故か愛着が湧かなかった。
ドロシーのほうが人間味があって好きかもしれない。

{/netabare}

いちおう毎週見てはいたが、特に印象には残らなかった。

投稿 : 2017/09/25
閲覧 : 183
ネタバレ

はしざきーーー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

クオリティーの高さに圧倒

作画、世界観、キャラ、音楽、声優どれを取っても欠点がない
見た目とは裏腹にとても残酷なところも自分の好きな部類だった
アンジェとプリンセスの過去の話もうまく作られていたし、ドロシー、ちせの回でも切なくしっかりまとまっていた
最終回はまだ、不完全燃焼だけど、二期がやることを期待してます

投稿 : 2017/09/25
閲覧 : 212
サンキュー:

7

次の30件を表示

プリンセス・プリンシパルのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
プリンセス・プリンシパルのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

プリンセス・プリンシパルのストーリー・あらすじ

舞台は19世紀末、巨大な壁で東西に分断されたアルビオン王国の首都ロンドン。伝統と格式ある名門、クイーンズ・メイフェア校には、5人の少女たちが在籍していた。彼女たちは女子高校生を隠れ蓑に、スパイ活動を展開。変装、諜報、潜入、カーチェイス……。少女たちはそれぞれの能力を活かし、影の世界を飛び回る。

「私たちは何?」
「スパイ。嘘をつく生き物だ」(TVアニメ動画『プリンセス・プリンシパル』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2017年夏アニメ
制作会社
Studio 3Hz / アクタス
主題歌
≪OP≫Void_Chords feat.MARU『The Other Side of the Wall』≪ED≫アンジェ(CV.今村彩夏)プリンセス(CV.関根明良)ドロシー(CV.大地葉)ベアトリス(CV.影山灯)ちせ(CV.古木のぞみ)『A Page of My Story』

声優・キャラクター

今村彩夏、関根明良、大地葉、影山灯、古木のぞみ、菅生隆之、沢城みゆき、山崎たくみ、土師孝也、飯田友子

スタッフ

キャラクター原案:黒星紅白、 監督:橘正紀、シリーズ構成・脚本:大河内一楼、キャラクターデザイン・総作画監督:秋谷有紀恵、総作画監督:西尾公伯、コンセプトアート:六七質、メカニカルデザイン:片貝文洋、リサーチャー:白土晴一、設定協力:速水螺旋人、プロップデザイン:あきづきりょう、音楽:梶浦由記、音響監督:岩浪美和、美術監督:池信孝、美術設定:大原盛仁/谷内優穂、色彩設計:津守裕子、HOA(Head of 3D Animation):トライスラッシュ、グラフィックアート:荒木宏文、撮影監督:若林優、編集:定松剛

このアニメの類似作品

この頃(2017年夏アニメ)の他の作品

ページの先頭へ