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「魔法使いの嫁(TVアニメ動画)」

総合得点
80.9
感想・評価
983
棚に入れた
4406
ランキング
433
★★★★☆ 3.6 (983)
物語
3.5
作画
3.7
声優
3.6
音楽
3.6
キャラ
3.5

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魔法使いの嫁の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

みかづき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

かっこいいバトルなんて存在しない。心の距離を純粋に辿ろうともがく。魔法の世界で

私のどーでもいい感想日誌を読んでくれてありがとう。

妖精や魔法の存在が、異世界モノや魔法で倒す系とは全く異質。
「厳か」であるところは秀逸であり、当作の基盤にある。

主人公のチセが、父と弟、母と幼い頃に別れ、
物語の始まりとなる15歳までの描写は僅か。
だがその多感なときの『痛み』、その毎日は、
忘れえることは出来ない、
常人には想像し難いものであったろう。

元々「人外」の姿・状態の黒い茨の魔法使いエリウス。
外から眺めるように「人間を理解しよう」とし、
徐々に人間に近づいてゆくエリウス、その心情は、
表情なしの骨顔、「声と目」の抑揚だけのため、
情緒面を伝えるも、共感できる→から
よもや感動までできるひとは、残念ながら少ないとおもう。
だが、声優さんの声はとてもあっていて
主人公をとてもひきたてている。

バトルは、だいじなものを奪い、奪われる
というテーマで終始行われた。
バトルかっこいいモノ でなく、尊い。

主人公は、人間に限らず身近な他者の心の痛みに極めて敏感で、
自己犠牲を厭わない最大限のちからで他者を必ず救おうとする
(今回はヒーローでなく)正義もののヒロインだ。
それが連続して、わかったときは戸惑った。

だが、自分がもつ強烈な『痛み』が
他者の『痛み』を見ぬふりができない
と言う事はよく描写され、伝わってくる。
この『痛み』が 当作のテーマだとおもう。

そして
自分の魔法力に対して、体が極端に脆く、自己制御ができない。

ヨセフとの最終盤のやりとり
「他者を犠牲にするな!」
『ならば自分が犠牲ならいいのか!?』

この問いに主人公はハッとする。。
かつていなかった、自分をなにより大切に想ってくれる者が
今は、いることを。
その者たちを天秤にかけて捨てる
同じかそれ以上の愚行だと言っているように
私には聞こえた。

永世を渉る巨大な力で諸悪の根源たる"灰の目"を
掃討するという話にはならない。
共存する妖精たちの清濁混合、無邪気さとの等しさとも感じとれるが。
説明されない、消化しきれない部分は残る。
"灰の目"は天災のようなものなのだろうか?

音楽は惜しい・・。歌詞がダイレクト過ぎて苦手。
あと後半のOPは作詞作曲編曲歌い手は4人とも違うから、
曲に対して歌い手を選ぶなら、このMay'rnさんは私は好きじゃない声だった。
なんか自然でない、作りものっぽい発声と震える声で、
曲はいいのに馴染めなかった。

あと、シリアスなシーンで、
安定して急に挿入されるコメディタッチの描写は、
他のレビューとおなじく、私も、唐突でついて行けなかった。
「みやすさ、馴染みやすさ、気楽さ」のエッセンスが、
本作ならではの雰囲気を薄くしている。

大人向けでもなく、とはいえ子ども向けでもない。
でも、追求したテーマや描写や機微は良く、意欲作だと感じました。

投稿 : 2020/09/17
閲覧 : 421
サンキュー:

12

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

真夏の夜の夢

“星待つひと”を先に観ていることがそうさせるのだろうか…。

舞台をロンドン郊外の長閑な田園風景に移し、心優しき(?)キャラ達に包まれるチセ。
それがかえって不安をかき立て、ザワザワさせられる。
上手い演出であり、そして何より美しい。
オープニングや予告編を巧みに使ったクリフハンガー感も絶妙である。

2クールを目いっぱい使い、周りを固める魅力的な登場人物のストーリーを絡めながら、チセを見守る姿に説得力を持たせてゆく構成が素晴らしい。

そして、ここぞという場面で見せるチセの表情に痺れる。
前半最後の“あのシーン”に被る「Here」、JUNNAの絶唱に震える。

“スレイ・ベガ”について少し調べてみた。
「真夏の夜の夢」である。

とある森の中へ恋仲の青年と駆け落ちした娘、彼女には親が決めた婚約者がおり、二人の後を追って行く。さらに、そのフラれ男を慕う娘が加わって…。

ウィリアム・シェークスピア作の喜劇であり、元祖ラブコメである。

この二組の男女をかき回すのが森の妖精たち。

浮気性の妖精王“オベロン”と嫉妬深い女王“タイターニャ”、さらにオベロンが田舎娘に産ませた子供である“パック”、またの名を“愛し仔”ロビン・グッドフェロー。

主人公“チセ”のロンドンにおける最大の理解者であり、魔法道具を扱う店の女主人“アンジェリカ”、彼女の使い魔である“ヒューゴー”(久野美咲)が、初めてチセに会った時にかけた言葉が興味深い。

「ようロビン!」である。

チセがスレイ・ベガ、“夜の愛し仔”と呼ばれる元ネタとつながる訳だ。

他にも、“真夏の夜の夢”からは、瞼に塗る“媚薬”や“取り換え子”を巡るストーリーなど、魅力的なアイテムや民間伝承が“まほよめ”の世界に取り入れられている。
気付かないだけで、まだまだ数多くのこだわりが散りばめられているはず。

ハリーポッターではないが、先達へのリスペクトを感じながら、これからもチセとの旅を続けてゆきたい、心の底からそう思うのである。

投稿 : 2020/08/18
閲覧 : 454
サンキュー:

21

ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

温かい

人身売買でとある魔法使いエリアスに買われたチセが彼との生活や周囲に発生するできごとによって心を取り戻していくハートフルな物語。
命の危機に何度も晒されつつも、彼との絆を深めていく。
それに、時折助けてくれる仲間がいてまた心が温まる。

ドラゴンとのやり取りも良い。

個人的に一番心に残っているのはリャナン・シーの話。
{netabare}人間の命を奪う存在なのに、とあるリャナン・シーは老人ジョエルを殺さず、ずっと見ている。リャナン・シーの姿は通常人間に見えない。しかし、純粋に体が弱って寿命が近いジョエルに対して、チセがなんとかしようと奮闘する。リャナン・シーとジョエルの間の愛に感動した。{/netabare}

あとはチセと母親について
{netabare}夫が消えて精神的に追い込まれた母親(チセと同じく普通の人間が見えない物を見ることができたような気がする)がチセを殺そうとしたことがあり、そのことを悔いて自殺したような節があった。話の詳細は忘れてしまった。確か彼女は親に捨てられ恨んでいたが、本当は愛をもらっていたと気付いたという内容だったはず。{/netabare}


OP
Here 歌 JUNNA
You 歌 May'n
ED
環-cycle- 歌 糸奇はな
月のもう半分 歌 AIKI & AKINO from bless4
The Legend of "The Ancient Magus Bride" 歌 Jessic
挿入歌
リベロアーラ 歌 坂本美雨
君の行方 歌 KOCHO
精霊の舞 〜Dance of the Spirit 歌 KOKIA
アンノドミニ 歌 北條響
イルナ エテルロ 歌 竹中大地
Rose 歌 Kaco
花数え 歌 新居昭乃
Story 歌 コトリンゴ
主題歌は岩里祐穂さんの作詞多め。さすがです。
糸奇はなという歌手が出てきてびっくり。どんな人なんだろう。不思議な歌声。
bless4はやはり好き。2人のハーモニーは心地よい。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
1. April showers bring May flowers.
この世界で生きることを投げ出そうとした15歳の少女、羽鳥チセ。彼女はオークショニアの誘いに応じ、自分自身を商品とし、闇の競売会へ出品する。ヒト為らざる魔法使い、エリアス・エインズワースに500万ポンドの値で買われ、将来の「花嫁」として迎えられたとき、チセに見えていた世界の姿が変わり始める──。

2. One today is worth two tomorrows.
ロンドンの片隅にある古書店。その本当の姿を知るものは少ない。エリアスに連れられ、彼が古くから取引を続ける魔法道具の工房を訪れたチセ。工房の女主人アンジェリカは、チセにささやかな魔法を教えるが……。夜の愛し仔(スレイ・ベガ)のまことの力が、彼女の記憶の一欠片を水晶細工として蘇らせる。

3. The balance distinguishes not between gold and lead.
教会の命を受け、エリアスを監視する聖職者サイモン。彼はエリアスたちに、3つの案件を伝える。そのひとつを解決するため、最果ての地に赴むいたチセとエリアス。そこではエリアスの師、リンデルと、滅びに瀕した旧き種族が待っていた。今まさに大地に還らんとする古の者と共に、チセは天空を馳せる夢を見る。

4. Everything must have a beginning.
猫の集う街、ウルタール。その昔ウルタールでは、人と猫との間に悲しい出来事があった。惨禍の中心にいたものの魂は澱みとなり、代々の猫の王により封印され続けている。ふたつ目の案件を解決するため、この街を訪れたチセとエリアスは、そこに残る妄念を浄化しようと試みるが……。

5. Love conquers all.
魔法使いに騙された、哀れな少女。魔術師レンフレッドにはそう見えていた。だがチセは、エリアスの真意がどうあれ、彼から離れるつもりはなかった。なぜならエリアスは、初めて自分を必要としてくれた存在だから。チセは澱みの中に歩みを進め、惨禍の真相を知る。そして悲劇の裏側には、ひとりの少年の姿が──。

6. The Faerie Queene.
本来還るべきところに、還っていく魂たち。それを見送りながらチセは自身を想う。ウルタールの一件から10日と数日が過ぎても、チセは眠りに落ちたままだった。彼女を案じるエリアスとサイモンの前に、予期せぬ客が姿を現す。それは常若の国(ティル・ナ・ノーグ)の主。ブリテンの夜の一角を統べるもの。妖精たちの女王(ゲアラハ)、ティターニア。

7. Talk of the devil, and he is sure to appear.
たなびく漆黒の毛並み、燃えるように赤い目をしたその犬は、チセのことをイザベルと呼んだ。教会からの最後の案件は、とある墓地に現れた黒妖犬(ブラック・ドッグ)の検分。だが、見定めるべき彼の助けでチセはからくも難を逃れる。一方、レンフレッドの弟子アリスもまた、黒妖犬(ブラック・ドッグ)を手に入れるべく動き出していた。

8. Let sleeping dogs lie.
アリスは変貌したエリアスを見て、直感する。これは、けしてヒトには為り得ぬものだと。レンフレッドとアリスを操り、黒妖犬(ブラック・ドッグ)を手に入れようとしていた魔術師カルタフィルス。彼の「作品」にチセを傷つけられたエリアスは、今までとは違う異様な姿と力の片鱗を見せる。エリアスを知る魔術師たちは彼をこう呼ぶ。裂き食らう城(ピルム・ムーリアリス)、と。

9. None so deaf as those who will not hear.
教会の案件はすべて片付き、おだやかな日々が戻ってくるはずだった。だが最後の一件以来、エリアスの様子がおかしい。チセが初めてエリアスの部屋で一夜を過ごした翌朝、彼はこつ然と姿を消した。チセの身を案じるアンジェリカの言葉も、人より純粋なルツの言葉も、戸惑うチセの心を上滑りしていく。

10. We live and learn.
海豹人(セルキー)と共に竜の背に乗り、チセはリンデルの許へと向かう。自分だけの、魔法使いの杖を作るために。エリアスに「飼われるままでいる」ことを拒もうとしないチセを見かね、リンデルは夜の闇の中からエリアスを見出した頃の話を始める。そのころ、独り残るエリアスに魔術師たちの集う場、学院(カレッジ)からの便りが届いていた。

11. Lovers ever run before the clock.
ヒトのふりをしたがる、奇妙な為り損ない。いつしかエリアスが己のことを話さなくなったのは、師の教え故か、人への苦い記憶がそうさせるのか。リンデルの二つ名、百花の歌(エコーズ)の由来。その歌は雪解けの水音に似て、朗々と風に乗り、季節外れの開花と妖精たちの輪舞を現出させる。そして歌の魔力はチセが覗き込む水面(みなも)を水鏡に変えた。水鏡の向こう側に見える姿はもちろん──。

12. Better to ask the way than go astray.
完成した杖に触れた瞬間、チセは幻視する。無数の閃光の先に広がる、霧に包まれた巨木の群れを。縁(えにし)の糸が結ばれ、彼女はかつて見送った竜と再会する。自ら命を絶った母、自分を置いていった父。その本当の思いは、今となっては知る術はない。しかし今のチセには、伝えたい思いと言葉、そして伝えるべき相手がいる。切なる思いは彼女をはるか遠く、帰るべき場所へと運んでいく。

13. 「魔法使いの嫁」スペシャルダイジェスト
人間とヒトならざるものたちの交流。息を呑む幻想的な光景。ときに残酷さを突き付けつつも、どこか温かみのある世界と、そこに生きる者たちの心の機微-。10月から好評放送中のアニメ「魔法使いの嫁」。第13話の放送を前に、第1話~第12話の見どころを振り返ります!もう一度見たい方も見逃してしまった方も、どうぞお楽しみに!

14. East, west, home's best.
野に森に、夏の足音が聞こえだした頃。風に舞う綿蟲たちの毛刈りに追われるチセとエリアス。竜の国から急ぎ帰ったチセには、伝えたい想いがあるはずだった。しかし、それはいつ、どんな形で伝えたらいいのかが解らない。そしてエリアスもまた、己の中に芽生えた理解しがたい感覚に戸惑っていた……。

15. Looks breed love.
愛した相手に才を与える代わりに、命を奪う吸血鬼、リャナン・シー。彼女にとって愛すことと、大切な存在を失わぬため愛さぬことは、どれほどの違いがあるのだろう。彼女の想い人、ジョエルの命は尽きかけていた。その胸の内には、薔薇の園で見た一瞬の幻としてリャナン・シーの姿が焼き付いている。終わりが訪れる前に、惹かれ合う二人をひと目だけでも会わせたい。そう強く願うチセは、彼らの為に出来る事をやろうと決意する

16. There is no place like home.
行き過ぎた魔力の行使に悲鳴をあげるチセの体。チセの傷を癒やすため、エリアスは彼女を抱えて妖精の国へ向かう。ティターニアは問う。人の世で疎まれ、魔力に耐えられぬ愛し仔と、人の為りそこないと謗られる茨の魔法使いが、なぜ人の世に居続けるのかと。魔法使いという人と交わる生き方をエリアスが選んだ理由とは。

17. God's mill grinds slow but sure.
野山は雪をまとい、旧き女神と神獣が森を闊歩する最も昼の短き頃。クリスマスが近づき、活気づくロンドンの街で再会した魔法使いの弟子と魔術師の弟子。大切な人のためにプレゼントを選ぶ二人だが、何を贈ればいいものか、見当すらつかない。一日を共に過ごし、チセに心を開いたアリスは、レンフレッドと出会った頃を語り始める。

18. Look before you leap.
「弟なんていらない!」少女ステラが口にした心にもない一言は、恐ろしい出来事を引き起こす。弟イーサンは消え、父も母も弟のことを忘れた。イーサンを覚えているのは言葉を発したステラひとりだけ。弟を探すステラと出会ったチセたちは、灰ノ目が仕掛けた遊びに巻き込まれる。

19. Forgive and forget.
チセと友達になったステラは、すぐさまエインズワース邸を訪れた。彼女の子供らしい率直さが、チセには少しだけ眩しい。だがステラが来た直後から、エリアスの様子が落ち着かない。彼はその身を獣のような姿に変えると、逃げるように駆け去った。エリアスの中にまた新たに芽生えたもの。それは痛みにも似た、自分では抑えがたい感情だった。

20. Any port in a storm.
それは夢の中の出来事。しかしチセは確かに彼と会い、言葉を交わした。チセたちがカルタフィルスと呼ぶ魔術師と。そして彼の中で彼と共に在る、何者かとも。竜の国から連れ去られた雛たちを取り戻すべく、学院の魔術師たちと競売場に向かったチセとエリアス。希少な竜の雛を欲する者たちの熱狂が最高潮に達したその時、人間は自らの愚かさを知ることとなる。

21. You can't make an omelet without breaking a few eggs.
空覆う巨影。渦巻く炎の息。生きとし生けるものの恐怖を形にしたかのような古の姿を取り戻した竜は、ロンドンの空を舞う。だがチセにはそれが、戸惑う幼子のように感じられた。チセは竜の背に乗り、彼の魂を鎮めようとする。しかしその代償は大きく、彼女の身に異変が起こる。

22. Necessity has no law.
草色の蝋燭の灯り。塩入りの林檎酒。ローズマリーの枝と百合の花。それが秘密の集いに加わるための招待状。竜の呪いを解く方法を求め、チセとエリアスは古今の呪いに通じる魔女たちの集会に同席する。そして茨の魔法使いは立ち返る。命を繋ぐには、別の命で贖う他はないという真理に。

23. As you sow, so shall you reap.
たとえ自分のためだとしても。自分が求めていた答えが絵空事だったとしても。その人が為そうとしたことは、裏切りに他ならなかった。不死と噂される魔術師はチセに取引を持ちかける。彼がチセの眼前に差し出したもの、そして求めた対価とは――。

24. Nothing seek, nothing find.
人為らざる者の好意は必ずしも人のためになるとは限らない。自明だったはずの事を、己の身と魂で識ることとなった茨の魔法使いは独り荒れ野を彷徨う。ならば、人の好意は人ならぬ身に何をもたらすのか。救いを求めた者と、救おうとした者。カルタフィルスとヨセフの旧き記憶をチセは幻視する。

25. Live and let live.
この国に来て関わった大切な人々と妖精たち。彼らの力を借り、ついにチセは不死の魔術師と対峙する。ふたりの魂を苛んできた痛みや苦しみは、どこか似ていた。苦痛から逃れるために、一方はいつしか己の身を顧みなくなり、もう一方は他者を生贄にし続けた。その繰り返しに果てがないことを今のチセは識っている。少女の想いは、逃れがたき連鎖にひとつの区切りをもたらす。

投稿 : 2020/06/30
閲覧 : 529
サンキュー:

13

ネタバレ

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

イングランドで魔法という安心感

<2018/5/13追記>
先日よーやく観終えました。

後半の感想を一言で言うと
「腕がゴッドハンド洋一」

全般的には良かったです。
{netabare}ダメ人間(ダメ骨頭?) {/netabare}のエリアスを
結局気がついたらチセが{netabare}尻に敷いてる{/netabare}というか。

大団円なんだろうか?
よくわからないけどあの{netabare}花嫁姿{/netabare}は少し泣けました。
これは{netabare}娘の嫁入りを見守る父{/netabare}の気分か?

個人的には前半最後の{netabare}火の鳥{/netabare}になって帰って来るとこが1番!!!

良作だと思います。

<2017/10/15初レビュー>
原作未読。
今期期待の作品の一つでしたが今のところ期待どおり。
魔法が魔法っぽいところが良いですね。
ヨーロッパの御伽噺な感じのところは好みです。

{netabare}オークションに出品された{/netabare}日本人の少女チセが犬の頭骨みたいな頭の魔法使いエリアスに{netabare}500万ユーロで競り落と{/netabare}されるところから物語は始まります。
エリアスがチセを{netabare}落札{/netabare}したのは{netabare}弟子兼嫁{/netabare}にするため。

これから面白くなりそうな雰囲気が満載です。

ところでなんとなくですが赤髪の白雪姫を思い出しました。
他の方も書いてますが、チセは白雪をとことんネガティヴにした雰囲気。
髪が赤いというのもありますが、物語全般に漂う「お姫様と王子様」感が・・・。
これからの展開次第なのでしょうが1話を観た印象は「魔法使いの白雪姫」でした。

<2017/11/19追記>
評価デフォルト3にしてましたが、今期も半分超えたので評価値付けてみました。
魔法が黴臭く感じるところ、好きです。
お話もお姫様的なものだけではなく、成長を描いているような。
そういうところも好きです。
何よりやはり雰囲気が好み。
今期は豊作です♪

<2018/1/2追記>
2クールの折り返し地点ということで追記です。

次回予告気になりましたね。
チセがエリアスの手の届かないところに行ってしまうかのような前フリがなされてました。
感覚的には「会社の後輩の女の子の面倒をたくさん見ていろいろあって{netabare}その子と社内結婚したはいいけど気がついたら俺より出世{/netabare}してるやんΣ(゚д゚lll)」という感じのせつなさでしょうか?(異論は認めます)

まあ、あのままだと{netabare}恋愛{/netabare}というより唯の{netabare}共依存{/netabare}という感じもしますし、ここら辺で大転回は望むところです。
年明けから期待大です。

ところで予告のチセの手。
モンスターエンジンのゴッドハンド洋一みたいになってましたけど大丈夫なんでしょうか?笑
まさかチセがこないだおじいちゃんの蔵でブレスレットを見つけたわけではないと思いますが。
なんか重いことあったんでしょうね。

投稿 : 2020/06/08
閲覧 : 1380
サンキュー:

60

みたらし さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

変に着飾ってない王道ファンタジーアニメ

派手な魔法描写や、戦闘ものではないです。
心理描写、関係性などといった点に重点が置かれている作品です。
自分は元々ファンタジーは闇が深いぞイメージを待っているので
すんなり受け入れられましたが、そうじゃない方には少ししんどいと
思われるかもしれません。ベースに悲しい空気感を纏っています。
でも、細かいデザインがとても美しかったり、
妖精やドラゴンなどファンタジー要素もしっかりしてます。
チセちゃんと妖精ちゃんのやりとりも素敵です

重厚なファンタジー小説読んだ気分になれます(笑)
続きが気になる作品の1つです。

投稿 : 2020/06/06
閲覧 : 373
サンキュー:

9

ごる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

感動的な?話ではない…

なんか良い話ですが、雰囲気暗いので感動的まではいかないです(・・;)
後期のオープニングのMay'nが物語のイメージっぽくないです(^o^;)

投稿 : 2020/05/15
閲覧 : 425
サンキュー:

3

ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

癒し系ダークファンタジー<追記;星待つひと>

異形のものが見える少女ちせ。
心に傷を負い、世捨て人としてロンドンへ。
魔法使いエリアスに買われ、弟子そして嫁に。
これはこの世から疎外された魔法使いと少女の物語です。

おどろおどろしさと癒しをまとった不思議な雰囲気。
ときに激しく、ときに静かに事が動き出します。
魔法使いに魔術師、妖精にドラゴン、そして人ならざる者。
あまり気持ちのいいアニメではないけど、何故か心が惹かれます。

冒頭、エリアスが圧倒的な保護者に見えます。
しかし、時が経過するにつれて、その関係が対等そして逆転。
ちせは一種母親のような存在に。
この世から遊離したエリアスをちせがたしなめることも。
その軽い漫才チックなやりとりは楽しいです。

基本、心の闇をかき乱すシリアスな出来事が発生。
暗い展開が続きます。
でも、様々な人および人外と出会いにより居場所を見つけるちせ。
その温かい絆が心のより所になります。

ちせは落ち着いているようで意外とドジ、そして頑固で気が強い。
終盤にはその堅物観が発揮されて頼もしい。
自分の信念を貫くことの大切さを教えてくれます。

老ドラゴンネヴィンの重厚な語り口と水に落ちるちせが印象的なアニメ。
物語はまだまだ続くようです。
でもまあ、ここら辺で終了するのもまた良しとしましょう。

<追記;星待つひと>
{netabare}知りませんでした、本編の前にこんなOVAがあったとは。
全3話の過去回想記です。

ちせの幼少期、日本での不思議な記憶。
迷い込んだ魔法図書館での出会い。
静かで優しく、ときに激しい。
ある本を巡る叶わぬ想い。
哀しさの中に暖かい気遣いが溢れています。

思い出をちせがエリアスに語る形で進行。
ゆっくりとした静かな語らいに心が洗われます。
いまや、いつもの風景と化した穏やかな日常。
シルキーのじーっがカワイイです。{/netabare}

投稿 : 2020/04/30
閲覧 : 479
サンキュー:

41

DB さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

2クール作品でしたが、1クール目まではまだ理解できたのですが、精神世界にどっぷりはまりこんだ2クール目はもはや理解できる世界ではなく、正直見るのが辛くなったのですが、なんとか完走したという感じです。精神分裂感を十分に味わえました・・・

投稿 : 2020/04/27
閲覧 : 396
サンキュー:

3

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

弟子で嫁であるヒロインの行く末が気になる物語

タイトルから転生モノかと思って観始めたら、さにあらず。
制作は。。え?WIT STUDIO?
偶然にも最近観た「屍人の帝国」と同じ。進撃やカバネリのようなゾンビ系ではないのでちと意外。でも確かに異形のものは出て来てるw
英国らしい部屋、家具、庭の雰囲気が妙に心地いい。
気のせいか神戸異人館街で見たような部屋も。

ヒロインは好みとは違ったけど、行く末がどうなるのかが気になる。
そして1話の終わり方が次が観たくなるやつ。
そんなこんなで何となく完走。

設定は暗めだけどほんわかする絵やエピソードもあり飽きさせない構成だったかと。

投稿 : 2020/03/12
閲覧 : 453
サンキュー:

21

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

世界観や雰囲気はかなり好みではあったが

 原作は未読。
 主人公が人ならざるものを認知できることで不幸な過去を送るも、その能力が前へ進む力にも
なるという点などは、「夏目友人帳」に通じるものがあるような。主人公の過去という点に関しては
本作の方がえげつなかったけど。
 この主人公の過去のみならず、各キャラの過去や処遇など、本作はなかなか容赦ない感じ。

 全体を通してみると羽鳥 智世の成長譚としてはそれなりに楽しめたが、カタルシスはあまり
得られず。
 バトルものようなものではないことは最初から判っていたが、それでもなんらかの達成感を視聴
しながら共有したかったのだが。。。
 この辺は智世の危険を承知で首を突っ込んでいく発端や、自己犠牲の解決方法の繰り返しに
イライラさせられたのかも。
 この特性、当初は絶望による捨て鉢なものが起因しているのかと思ったが、その後
エリアス・エインズワースとの出会いにより、前向きになっても相変わらずという感じ。どうも
彼女自身の本質的なものみたい。
 こういうタイプは他作品の主人公でもよく見られるが、似たような感のある
「Fate/stay night」の衛宮 士郎や「物語シリーズ」の阿良々木 暦は、本人が自身の生き方を
肯定しつつも作品自体は一種の異常者として描いているように、本作の智世も結構危ないものを
感じてしまった。

 一方のエリアスだが、当初は智世を導く存在かと思いきや、感情的な部分は智世より幼かったり
する点が意外だった。
 この辺はキャラの特性として面白いものがあったが、エリアスの保護者としての油断で智世が
危険な状態になるという展開の繰り返しは話作りとしてはあまり上手くないものを感じてしまった。
 智世とエリアスの関係性に関してはそれぞれに欠けている部分を高めあっていくのかと
思っていたが、互いに言い出せないままといったパターンが多く、これもモヤモヤした原因かも。
 互いに打ち明けられない状態の時は個々の心情を描くことで補完できたりするが、そういった
部分も弱いかなあという感じ。
 こうした心情描写もそうだが、ストーリーの細かい流れや作品世界の設定など、全体に言葉
足らずの印象で、この辺は原作にはあるけど削られてしまったのか?。

 全体を通して智世とエリアスと対峙する役回りだったのがカルタフィルス。
 こういった立ち位置のキャラを単なる悪役でなく悲劇的存在として描くのは、主観的印象だが
女性原作者の作品に割と多いように思える。
 こういった存在はドラマをより深いものにしてくれる反面、そのキャラの悪行に対して許しの
ような部分が生じてしまうため、悪者退治のようなカタルシスは得にくくなる。

 イギリスの田舎を主舞台にした情景はいかにも妖精が潜んでいそうな感じで、雰囲気作りは
良かったんじゃないかと。
 そこで描かれた食生活や季節行事などの田舎暮らしの描写もなかなか楽しかった。
 こういった作品世界の雰囲気を盛り上げるのに役立っていた感があったのがBGMや挿入曲。
 以前、別のレビューに書いたけど、種崎 敦美氏の幸薄そうな演技が大好きで、そういう点で
本作の智世役はかなり堪能できました。

2020/02/02

投稿 : 2020/02/02
閲覧 : 635
サンキュー:

8

ネタバレ

Soma さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

世界観がとても良い

気になって観たらし面白すぎて一気に視聴
世界観がとても良い

投稿 : 2019/12/11
閲覧 : 333
サンキュー:

4

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

もしかしたらすれ違った人は・・・

視聴理由 とくになし

序盤 裏社会的な?

中盤 op1神曲

終盤 シリアスシーンもあり、と

この話は自殺をする寸前の少女が奴隷商人にロンドンに連れてかれる話
ジャンルは魔法・嫁
奴隷商人と聞いて身構える方もいるでしょうが、ここで出番は終了です。しかもオークションに出すだけの人なので虐待などはございません。
さて本題ですが、個人的には面白い、と感じました。序盤は魔法というファンタジーさを触れながらもどこか現実感が存在するという不思議な感覚や物語の本質となる「生きる理由」というものに早めに触れていたため、引き込まれました。「生きる理由」というのはいわゆる「頭でわかっちゃいるけど」みたいな状態になってしまいます。それを具体的かつ感情的に判断することで明確な「生」が得られる、と私は考えています。その点、具体的でも感情的でもないですが、「生きる理由」の鱗片を触れ、それを無駄にしない判断というのは見るべきものです。
中盤から物語が本格的に展開してきます。そして主人公は特殊な人間だと自覚します。ここが割と重要で社会の中で隠密に生きるには「特殊でない」ことが一番なんですよね。でもあまりにも特殊すぎると「社会不適合者」なんてレッテルが張られてしまいます。しかし、それを「とても悪い」と受けてしまうとこの主人公のように自殺を計画してしまいます。自分が特殊であると認識したとき、自分は自分であり社会に必要ないわけではなく「社会」から離れただけなのだ、と解釈できればあとは「自由」があるのみです。そしてこの主人公は実際に「社会」とは隔離された「魔法」という概念に触れています。
まぁ哲学(?)みたいなこというのはここらへんにして(結局言いたいことが分からなくなっただけ)

内容です。先ほども描いたように序盤の引き込みは良く、中盤からの勢いは良く、終盤はしっかりとしたオチで、全体として良かったと思います。基本クズ(アホ)はあまりいなかったのでキャラクターにイライラすることはありませんでしたが、どうしても気になったのは「ギャグ」部分です。すべてをシリアスシーンにしろ、というわけでは全然ないのですがシリアスシーンの直後にギャグシーンというのも、微妙ですよね。急に作風が変わり「きょとん」みたいな効果音まで丁寧に用意して...
しかし、全体的に良かったのでオススメします。
完全なファンタジーというより裏社会のファンタジー(限られた人しか知らないようなファンタジー)なのでもしかしたら通りすがった人は魔法使いだったりするかもしれませんね
まぁ舞台はイギリスなので我々には直接的にはカンケイないですけど

監督・シリーズ構成を担当したのは長沼範裕さん。「となりの怪物くん」の副監督をした方です。今作初のテレビアニメ監督だそう
キャラクターデザイン・総作画監督は加藤寛崇さん。「鬼灯の冷徹」のキャラデザをした方ですね
劇伴は松本淳一さん。実写映画で何回か劇伴を担当されたようですがテレビアニメの劇伴は初めてなようです
アニメーション制作はWIT STUDIOさん。鬼灯の冷徹やカバネリを制作したところです

作画は安定していて、戦闘シーンなども迫力があり、キャラデザも個性が出ていました。かなり好印象ですが綺麗という印象は少なかったので4.5にさせていただきました。内容のほうもそうなのですが、全体的に良かったです
op1はあの名曲「創聖のアクエリオン」を作詞した岩里祐穂さん作詞、白戸佑輔さん作編曲、JUNNAさん歌唱の「Here」神曲。ものすごくよい曲なのでぜひフルを聞いてみてください。16歳であの歌唱力はすごすぎます。
op2も岩里祐穂さん作詞、中野領太さん作曲、NAOKI-Tさん編曲、「アクセル・ワールド」opを歌ったMay'nさん歌唱の「You」
ed1は小峰公子さん作詞、「狼と香辛料」opを作曲した吉良知彦さん作編曲、糸奇はなさん歌唱の「環-cycle-」神曲。作編曲した吉良さんはこの曲を完成した後に亡くなれており、ネットでは遺作と言われています。それを聞くと余計に重みが増し、曲で泣けます
ed2も岩里祐穂さん作詞、白戸佑輔さん作編曲、全力で未完成な「君の神話」を歌ったAKINO from bless4さんとAIKIさん歌唱の「月のもう半分」
声優さんも良く、キャラにあっていた声や実際にいるような演技でした

総合評価 全体的に良かったです

投稿 : 2019/12/09
閲覧 : 473
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19

あべしっ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白い!が、評価は分かれる

イギリスのオーソドックスなファンタジー小説を読んでいるかのような作品です。 作者は伝統や風習をよく知ってるんだろうなぁ。

日常には隠されている世界があって-―、という世界観が大好きです。

主人公が日本人である必用があったのか?とは思いましたが、チセの過去がどんどんと表れていく展開はとても良かったし、物語の雰囲気にもマッチしていたと思います!

ただキャピキャピとした雰囲気はない!w 偏見だけれど、たぶん女性視聴者のが多いんじゃないかな?エリアスはキャピキャピしていましたけど。「世界観は好きだけど、可愛い女の子が少ない」という方は『カードキャプターさくら』や『型月作品』をオススメします。

普段アニメを観ない人にも観てほしいな~と思える作品でしたね。幅広い層にうけると思います。

投稿 : 2019/12/04
閲覧 : 447
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5

和光同塵 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

夏目友人帳に似てる

面白い

投稿 : 2019/12/03
閲覧 : 449
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3

ネタバレ

scandalsho さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

妖精たちと主人公の距離感が魅力

原作未読。最終話まで視聴。

欧州と魔法。妖精たち、ドラゴンなど、ファンタジー感が心地良い作品。
魔法系というより、不器用な二人の恋愛を描いた作品といった方が良いかもしれない。

主人公(チセ)が過去のトラウマを少しずつ乗り越えていく感じが良い。
前半はとにかく暗いイメージしかなかったチセけど、少しずつ明るくなっていく。

妖精たちとチセの距離感が微笑ましい。
特に、シルキーとの距離感が、最初から最後までずっと心地良い。
チセに対するシルキーの素振りや振る舞いが、とても可愛かった。

【以下は、特に面白かった回のレビュー的な「何か」です】(笑)
{netabare}
第15話。
後半のシルキーのくだりは興味深かった。
前半のシルキーのお掃除(というか、瞬間リフォーム)は面白かった。

第16話。
チセ、アリスとクリスマスプレゼントを買いに行く。
チセのもとにはたくさんのプレゼントが・・・。
多くの人(?)と出会い、愛されている証。

第18話
ルツのセリフ『この間まで父親と娘みたいだったのに、今度は母親と子供みたいだ・・・』
分かる、分かる。

第21話
エリアスの行動にチセがキレる。
忘れがちだけど、そもそもエリアスは何かが欠けている、不完全な存在だ。

第23話
いよいよクライマックスが近いせいか、全員集合感が半端ない。
オッドアイのチセ。
自業自得とはいえ、ちょっと可哀想・・・。
{/netabare}

投稿 : 2019/09/07
閲覧 : 805
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59

プクミン さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

物語の方向性が分からない

アニメを視聴したきっかけが、タイトル的に面白そうだからという理由。
実際見てみると、バトルものとかではなく、主人公(羽鳥 智世)と主人公を買い取ったエアリスの話。
で?
何かあるかと思えば、な~んにも無い!!

独特な雰囲気と綺麗な景色はあるものの、物語の方向性が全く見えてこない。
主人公は主人公で、新しい環境に戸惑っている感じなのは分かるけど、買い取った方のエアリスはと言うと、淡々としていて二人ともキャラとしての魅力が感じられなかった。

なら、どこを楽しめばいいのだろうか?
一応6話まで進めてみたけど、話が進んでいるようで進んでない感じが苦痛になり断念。

この作品は、かなり好みが分かれる部類かなと思いました。
3話ぐらいまで見ると、好みがはっきり分かれそうかなと。
物語に魅入ったり、作品が肌に合う人は最後まで観れるのかな?
逆に興味が持てなくなると、断念してしまいそう。

という感じの作品でした。
途中断念なので、評価は3.0のままにしておきます。

投稿 : 2019/09/06
閲覧 : 574
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16

ネタバレ

rFXEy91979 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:今観てる

『魔法使いの嫁』というのは、圧倒的映像美と荘厳なファンタジー。

#1「April showers bring May flowers」
{netabare}久しぶりに堪能しました!

言葉以上に語る映像、静謐に紡ぐ世界と、チセの環境の変化だったり、受け入れられることへの戸惑い。足し算と引き算だったり、あらゆる叡知を尽くしてなければ、辿り着けない実に見事で、とても素敵な1話でした。

1カット1カットにしっかりとした動きを入れたり、目に見れない表裏一体と呼ぶべき、優しく危険な世界。どれほどの技術を費やし、考え抜いて構成したか?それを想像するだけでも、手が込んでて圧巻でした。

本放送時、ボクは見ていてジブリを思い出しました。といっても単に演出、香りがそうだと言うのではなく(それもあるにはありますが)、日本人が慣れ親しんだ、"何気無い景色の裏にあるかもしれない、別の世界"。それを想起させてくれる、そういう意味でのジブリです。

WIT STUDIOはボクにとって、後世にまで残って欲しい、稀有なアニメスタジオです。『ヴィンランド・サガ』もですが、作品で勝負をしていく、そんな姿勢が好きだから。

中断していたまほよめ全話を制覇するのが楽しみです!{/netabare}

#2「One today is worth two tomorrows.」
{netabare}深く静かな夜の時間が、似合うアニメは有り難いです。

日中は人の喧騒、熱気が蔓延る世界ですが(あくまで良くも悪くもです)、夜は眠りについた世界の異なる息吹を与えてくれます。この作品はまさにそういう息吹を感じるファンタジーで、2話はそこで静かに生きて、敬意を欠かない人が出ます。"自然"を借りる魔法使い、地元の知古の嫌われ神父(または牧師)w。それぞれの熟練たちがチセを導き助言をくれます。だから余計な騒々しさや、軽率さは微塵もなく、プロとしての見識だったり、経験値を教えてくれます。

ロンドンの街並みだったり、アイスランドの広大さも、作品のすべての面での深いところを与えてくれます。世界は騒ぎ立てたりせず、ただそこにあり続ける。それをどう考えて、そして捉えて触れていくか?これからチセが考えなければならない大事な一つです。という感想が2話を見終えて、湧いてきました。

雄大な自然と世界はアニメになると濃さが増す。まさにそういう好例が、このアニメと思いました。{/netabare}

#3「The balance distinguishes not between gold and lead.」
{netabare}今回も良かったです。
"死"を特殊なものとはせず、自然の摂理と捉えるドラゴン。穏やかな最後のときに羨望を向けるチセ。コクが深く、想像力をも刺激させる素晴らしさ。エモーションを加速させる映像美と静かな芝居に、ただただその身を委ねました。委ねたお陰で至福でした。

チセは既存の概念を、ここである意味揺さぶられて、"生と死"とは?"空と共に生きる"とは?を思案して、初めて新しい価値観に出会えたように見えました。

特別なものなどない、ただ知らないだけだった。なら自分の忌むべき力は、自分自身はどうありたいか?そんなゴールと次のスタートにチセはようやく立てたみたいで、何というかビターであれど、幸せな後味でした。上手く言葉を紡げないけど、なんかそう思いました。

次はいよいよあの回です!久しぶりだし、ドキドキです!{/netabare}

投稿 : 2019/08/26
閲覧 : 364
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6

ぼるしち さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

嫉妬で苦しいいいい!!

チセかわいい。
1話からそのチセをエリアスとかいうおっさんが金で買って無理やり風呂に連れ込み裸を見る。
その時点でもうダメだーとなり視聴を中止する。

"なんでロリコンのおっさんが中学生を性的に好き勝手できる同棲生活を好き好んで見ないといけないんだ"(21歳 童貞)

投稿 : 2019/08/01
閲覧 : 450
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3

じゅぴ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

よかった

現代ファンタジー系の作品でとても面白い
妖精たちとの関係も良き
またみたい作品

投稿 : 2019/07/01
閲覧 : 301
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3

柊(ひいらぎ) さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

素敵な世界感

良かった

投稿 : 2019/06/17
閲覧 : 263
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4

ストックトン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

ファンタジー系の作品だけど、あんまり魔法感は
なかったかな。
呪術使ってるみたいな感じに思う。
色々な苦難を乗り越える夫婦生活のストーリー
なのか分からないけど、あまり嫁感はなかったかも。
でもときどきグッとくるようなストーリーもあるから
その辺りは良かった。

投稿 : 2019/04/27
閲覧 : 310
サンキュー:

6

ネタバレ

ぷー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

自然と視聴を続けられた作品。

主人公のエリアスと羽鳥チセに関わるほとんどの人物にストーリーがありメインストーリーでも後々関わるキャラクターも多く見ごたえがありました。
また、ルツとシルキーの立ち位置が素晴らしい。シルキー関連のお話もとても良かったです。
演出に関しても良い点がいくつもあり、特に11話の遠く離れたエリアスとチセが水鏡を通して会話している演出はすっっっっごく良かった!

投稿 : 2019/04/25
閲覧 : 310
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5

ネタバレ

はる さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

世界観がカッコいい

初めは怖い話かと思ったけれど世界観がジブリぽくてカッコ良かったです!

投稿 : 2019/04/04
閲覧 : 234
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4

ネタバレ

てたい さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

ゆーるく見る感じで見てました!
良いアニメだと思いますよ(^^)

投稿 : 2019/04/03
閲覧 : 275
サンキュー:

3

ネタバレ

rie-ru.2 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

The beautiful world is sensitive, painful and saveable.

正直、書きたいことが多くて頭がこんがらがっています。
なるべく整理して書いてみる。


{netabare}
●生きたくない子

捨てられ絶望した末買われたチセは、期待もせず、ただ言われるがまま様々なものと出会っていく。
穏やかに死を迎える竜に対し、悲しむのでなくむしろ羨んでしまう。
猫殺しの罪を犯したもの、その犠牲者を消すのでなく浄化したいと願うのは、同様に安らかな死を望む彼女自身の表れでもある。

そこで、この作品はそうしたチセの触れる世界や心境を美しい作画で表現している。
顕著なのがその浄化の場面。
花畑とその中で消えゆくものたちは、青空の下なのにどこか淡く薄い、儚げな色彩で描かれていた。
それはおそらく、穏やかな死を羨んでいたこと、やっと自らの居場所を見つけたのに短命を告げられたこと、
そんな彼女の死生観を反映したものなのだ。

またそれとは対照的に、エルフの踊る夜、水鏡でチセとエリアスが会話するシーンの絵は、
夜空の下きらびやかで幻想的な雰囲気を醸し出していた。
これは、エリアスや様々なものに触れ合うことで心を開いていった彼女を表しているのではないか。
そしてその結実が、火を纏い鳥となってエリアスの元へ帰る演出なのだろう。

物語の前半部はそんなチセの出会う世界や、彼女が希望を得て前を向くまでを描いていたと言える。



●人を知りたいもの

それが後半部になると、エリアスが人間らしさを知っていく話が中心となっていく。
2クールの枠を存分に使い、緩やかながら丁寧にチセと感情を学んでいく。

そうした点において、エリアスのデザインはファンタジーならではの優れたものだったように思える。
少年、青年、大人、どの容姿であっても人間では、前半部の庇護者たる姿、後半部の人間を知っていく子どもらしさを、
容易に表現できなかったのではないだろうか。
SFだとそういう役割はAIなんかが担うんだろうけど、本作はファンタジーであるためより生々しさが出ているのも面白い。



●少しの不満

ただ一点だけもやもやとしたものが。
本作はチセの視点をメインに進むので、どうしてもチセに感情移入してしまう。
そのため終盤に「エリアスがチセの友人、ステラを呪いの身代わりにしようとしたこと」のショックが強い。
もちろん冷静に考えれば、そう簡単に上手く事を運べないのもわかるし、エリアスなりに決断したことも分かるんだけども。

いくら嫉妬や寂しさ等の感情を知ったとは言っても「知ったばかりで十分にコントロール出来ない」のだ。
そもそもエリアスは人間をほぼゼロから知り始めたことを頭に入れておかないと、
評価は変わってしまうかもしれない(私もこの回を見た時はかなり動揺した)
エリアスは「友達」という概念もきちんと分かっていないのだろうから。

…と、若干不満らしきものも漏らしてしまったけれど。とても良い作品には変わりない。
ラスト2話を見ても分かるように、本作はあくまでチセの物語なのだ。

呪われた子が、助けられ受け入れられて世界に心を開き、自らも他者を救いたいと願う。
その思い行いが「自らの中の母の呪縛」、自分自身であり母でもあるそれを解きはなつ。
そして自らに仇なす者の苦しみをも理解し救う、そんな物語。



●結構重要な余談

…ふと考える。
上記の不満、エリアスの不甲斐なく見えた姿は猫殺しの話と構造が同じ。
『愛する者のため、他者を犠牲にするよう追い詰められた』のだから。
さらには嫉妬の心理まで一致する。
「猫には九つも命がある」「チセはステラにだけ違う顔をする」…

するとこれは、『罪を犯して取り返しがつかなくなる前に、今度は罪を犯すこと自体を止める』話でもあったんじゃないか。
猫殺しが猫殺しになる前に、チセはエリアスを救ったのだ。
{/netabare}


冷静になってきちんと考えたら、これ、かなり練られたストーリーなのかも…私が鈍いだけ?
反省します。

投稿 : 2019/04/01
閲覧 : 416
サンキュー:

13

スマートなトーマス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

世界観が良かった

好きでした。

投稿 : 2019/03/17
閲覧 : 443
サンキュー:

3

ネタバレ

星ノ海酩夜 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

感動と芸術で形成された2クールアニメ

※結構前に観ていたので思い出し書きになります。

競売にかけられた主人公、チセが魔法使いのエリアスに弟子、そして嫁として迎えたいと多額のお金で買われ、魔法が使われる異世界で数々の出会いや別れと直面していき、チセが一人の魔法使いの嫁として成長していく話。

難しそうで敷居が高そうに感じられますが、基本的に2,3話完結型の話が多く、その世界観に簡単にのめりこめると思います。

この作品の良さは世界観に合った主題歌の壮大さと、美しい作画、そして残酷な科学者たちと美しい心を持った人間や生き物たちの掛け合いにあります。

また上記で述べたように基本2,3話完結型なので、感動する場面が多く、自分も何話か涙を流して観ていました。

魔法使いの嫁というタイトルですが、「魔法バトル」のような描写は無く、戦闘アニメが苦手という人でも全然、というかむしろそういった人の方が楽しめるように感じました。

ただ個人差はありますが、{netabare}エリアスのチセに関しての注意の浅さ、幼すぎる思考や言動{/netabare}にイラつきを感じてしまう可能性もあるので…

自分は3話のドラゴンの回で心をつかまれました。1,2話で切ってしまった人は是非3話までだまされたと思って視聴してみてください。
本当に綺麗なアニメですのでオススメです。

投稿 : 2019/03/09
閲覧 : 345
サンキュー:

11

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

ほんとは何がしたいかよく分からなかった。。

公式のINTRODUCTION
{netabare}
この優しく、 残酷で、 でも愛おしい世界は私たちのすぐそばにも息づいている。

人間とヒトならざるものたちの交流。息を呑む幻想的な光景。
ときに残酷さを突き付けつつも、どこか温かみのある世界と、そこに生きる者たちの心の機微。

連載開始から程なく漫画好き・ファンタジー好きの間で話題となり、2015年に数々の漫画賞を受賞。現在は累計400万部を超える大ヒット作となった正道ファンタジー『魔法使いの嫁』(月刊コミックガーデンで連載中)。2016年にはアニメ化プロジェクトが始動し、完全オリジナルアニメーション『魔法使いの嫁 星待つひと』全3部作がコミックス特装版第6巻・7巻・8巻に同梱される形で発表された(8巻は2017年9月9日発売予定)。

そして2017年10月、TVアニメ版『魔法使いの嫁』が満を持してスタートする。

映像化を担うのは『進撃の巨人』『甲鉄城のカバネリ』など、数々の話題作を手がけたWITSTUDIO。ハイクオリティかつエモーショナルな映像を作り続ける彼らが、原作の持つ空気をアニメならではの表現で鮮やかに描き出す。放送は2017年秋と2018年冬の2クール。完全数量限定生産のBlu-rayも発売決定。
{/netabare}

公式のストーリー
{netabare}
羽鳥チセは15歳の少女。
彼女は帰れる場所も、生きる理由も、そのための術も、何も持ち合わせていない。
ただひとつ、生まれ持った特別な力を除いて。
そんなチセを弟子として、そして将来の花嫁として迎え入れたのは、異形の魔法使い・エリアス。
自然と寄り添い、悠久の時を生きる魔法使いの暮しの中で、チセは大切な何かを少しずつ取り戻していく…。
これは、世界の美しさを識る為の物語。
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:ヤマザキコレ(マッグガーデン刊)
監督/シリーズ構成:長沼範裕
脚本:高羽彩
キャラクターデザイン:加藤寛崇
色彩設計:小針裕子
美術監督:竹田悠介
撮影監督:鈴木麻予
CGIディレクター:須貝真也
2Dワークス:西谷知恵
特効監修:谷口久美子
特殊効果:荒畑歩美
編集:今井大介
音楽:松本淳一
音楽制作:フライングドッグ
音楽制作協力:BASiLiCA
音響監督:はたしょう二
アニメーション制作:WIT STUDIO
{/netabare}
キャスト{netabare}
羽鳥チセ:種崎敦美
エリアス:竹内良太
ルツ:内山昂輝
シルキー:遠藤綾
アンジェリカ:甲斐田裕子
サイモン:森川智之
セス:諏訪部順一
リンデル:浪川大輔
ミハイル・レンフレッド:日野聡
アリス:田村睦心
ティターニア:大原さやか
オベロン:山口勝平
カルタフィルス:村瀬歩
{/netabare}


1話ずつの感想

--------------------キリトリ線--------------------

#1『April showers bring May flowers.』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
この世界で生きることを投げ出そうとした15歳の少女、羽鳥チセ。彼女はオークショニアの誘いに応じ、自分自身を商品とし、闇の競売会へ出品する。ヒト為らざる魔法使い、エリアス・エインズワースに500万ポンドの値で買われ、将来の「花嫁」として迎えられたとき、チセに見えていた世界の姿が変わり始める──。
{/netabare}
感想
{netabare}

親戚の家を転々として行きちせが場所がなかったチセが
魔法使い、エリアス・エインズワースの弟子&花嫁として迎えられて
大事にされるってゆうおはなしだった^^


小さいころからフシギなものが見えたりしてて
親戚の家をてんてんとしてて
あるときあたたかい家族ができて
自分のフシギな能力も悪くないんだって気がついて。。


これって主人公が女子の夏目友人帳みたい。。
友人帳は出てこないけど

ここまでだったら夏目友人帳だけど
このあとラブストーリーが入ってきたら「美女と野獣」かも^^
ちょっと楽しみ☆彡


エリアスはやさしい人だけど
チセをわざと妖精といっしょに行かせてチセがこわい目に合ってたけど
先に言っておかないで「いい授業になるか。。」ってちょっとイジワルかも^^
でも、夜の森はきれいだった☆


あと、エインズワースが魔法使いって元ネタがあるのかな?
「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 3rei!!」にも出てたけど
{/netabare}
{/netabare}
#2『One today is worth two tomorrows.』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ロンドンの片隅にある古書店。その本当の姿を知るものは少ない。エリアスに連れられ、彼が古くから取引を続ける 魔法道具の工房を訪れたチセ。工房の女主人アンジェリカは、チセにささやかな魔法を教えるが……。夜の愛し仔(スレイ・ベガ)のまことの力が、彼女の記憶の一欠片を水晶細工として蘇らせる。
{/netabare}
感想
{netabare}

前半はあらすじのおはなしで
今回のおはなし見てたら
なんだかにゃんも魔法使えそうな気がしてきちゃった(∩^o^)⊃━☆゜.*


チセの能力ってすごいみたい。。
でも、そんな能力をうらみながらお母さんが死んじゃったのかな?

その能力が暴走したときエリアスがそばで止めてくれて
ほっとしちゃった^^


魔法道具屋さんのアンジェリカさんはいい人で
そこにいた大きなにゃんこみたいなウーパールーパー?がかわいかった♪


後半は
教会から来たサイモン神父さんのおはなしかな?

教会と魔法使いってどうなのかな?
仲がよさそうなんだけどなんだかビミョーみたい。。


さいごはエリアスとチセがドラゴンの様子を見にアイスランドに行ったら
チセがドラゴンにさらわれちゃった!?

さらった人のおはなしは来週みたい
あたたかくっていい感じのおはなしなんだけど
ちょっとイジワルな空気がにゃんはあんまり好きじゃないかな?

それにちょっとおはなしが早すぎるみたい?

もうちょっとゆっくり
あたたかい人の気もちとか感じられたらいいのにね☆彡

でも、そんなに悪くなかったって思う
{/netabare}
{/netabare}
#3『the balance distinguishes not between gold and lead.』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
教会の命を受け、エリアスを監視する聖職者サイモン。彼はエリアスたちに、3つの案件を伝える。そのひとつを解決するため、最果ての地に赴むいたチセとエリアス。そこではエリアスの師、リンデルと、滅びに瀕した旧き種族が待っていた。今まさに大地に還らんとする古の者と共に、チセは天空を馳せる夢を見る。
{/netabare}
感想
{netabare}

ドラゴンにさらわれた先で待ってたのは。。ってゆうあらすじのおはなしで
どうしてチセをこんなヘンなやり方で
ドラゴンの国につれてこなくっちゃいけなかったのかよく分からなかった。。

ふつうに招待してくれたらよかったのに☆彡

ドラゴンの子どもたちはかわいかった♪

そこで死にかけたドラゴンと会うんだけどドラゴンって死ぬのは平気みたい
死んで木になる。って

それでそのドラゴンに空を飛ぶ夢を見せてもらうんだけど。。


死ぬことを考えるおはなしだったのかな?
一生けんめい生きることと。。

でも、そんなおはなしにしたらちょっと短すぎたみたい

それにさっきも書いたけどドラゴンにくわえられて
空を飛んで連れてこられたんだから
ドラゴンのおじいさんに夢を見せてもらわなくっても
さっき空を飛んできたばっかりなのに^^

いいおはなしだったのかも?
でも、なんだかちょっとちがうかなぁ?って思った。


あと、チセはそんなに長く生きられないのかな?
魔法使いになったら大丈夫なのかな?
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#4『Everything must have a beginning.』
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公式のあらすじ
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猫の集う街、ウルタール。その昔ウルタールでは、人と猫との間に悲しい出来事があった。惨禍の中心にいたものの魂は澱みとなり、代々の猫の王により封印され続けている。ふたつ目の案件を解決するため、この街を訪れたチセとエリアスは、そこに残る妄念を浄化しようと試みるが……。
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感想
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だんなさんが奥さんを放したくなくってケガレになったみたい
浄化ヨユーてゆう感じだったんだけど
このケガレを利用しようってしてる悪い魔術師が
ジャマしてつかまっちゃった。。

それでチセが長く生きれないことバラしちゃった。。


ってゆうおはなしだったけど
何だか今季3本目の旅するおはなしになったみたい^^
チセはまた水に落とされちゃったねw

こんどはちせがケガレの浄化。。
って何だか「双星の陰陽師」みたいだけどこっちは魔法^^

奥さんはだんなさんを成仏(?)させたがってるみたいだけど
たぶんエリアスがなんとかしてくれるんじゃないのかな?

それだったらあんまりおもしろいおはなしにならなさそう。。

どうなるのかな?
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#5『Love conquers all.』
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公式のあらすじ
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魔法使いに騙された、哀れな少女。魔術師レンフレッドにはそう見えていた。
だがチセは、エリアスの真意がどうあれ、彼から離れるつもりはなかった。なぜならエリアスは、初めて自分を必要としてくれた存在だから。チセは澱みの中に歩みを進め、惨禍の真相を知る。そして悲劇の裏側には、ひとりの少年の姿が──。
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感想
{netabare}

えーっ!?このおはなしってどうなんだろう?

体の弱い奥さんを丈夫にするために流しの魔術師に相談したら
ネコを殺して薬を作れば長生きするってだまされて
けっきょく奥さんはドロドロになって死んじゃって
だんなさんはネコの呪いで化け物になっちゃった。。

ってゆうおはなしでさいごはチセが浄化してあげたんだけど。。
おはなしがグロかった。。

ってゆうか人を殺すようなおはなしでも
はじめからそう分かってたらまだ大丈夫なんだけど
このおはなしってちょっといいおはなしだって思ってて
そんなにグロくなるなんて思わなかったからちょっと引いちゃった。。


それにねこたちはかわいそうだったけど
ダンナさんは人を殺したわけじゃなくって
奥さんの命を救いたくってネコたちを殺してただけ。。

それでもしケガレになっちゃうんだったら
お肉を食べる人みんな呪われちゃうよね?

だってこのおはなしだと
だんなさんって奥さんの命を助けるためにネコたちを殺しただけだったけど
人間はお肉なんて食べなくっても生きられるのに
たくさんの命を殺してるんだから。。

「いや、自分は殺してない」って言いわけしても
誰かにかわりに殺してもらってるんだから
もっと悪いしもっと呪われちゃうんじゃない?って思う。。


何だかあんまりすっきりしないおはなしだった。。
{/netabare}
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#6『the faerie queene.』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ウルタールの一件から10日と数日が過ぎても、チセは眠りに落ちたままだった。彼女を案じるエリアスとサイモンの前に、予期せぬ客が姿を現す。それは常若の国(ティル・ナ・ノーグ)の主。ブリテンの夜の一角を統べるもの。妖精たちの女王(ゲアラハ)、ティターニア。
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感想
{netabare}

おはなしはすごくゆっくり。。

何か起きるけどいつもそんなに大したことじゃなくって
でも、ちょっとずつエリアスとチセが近くなってくってゆうおはなしみたい


はじめの方は先週のつづき

レンフレッドたちはいい人みたいだったけど
チセのことエリアスから助けようってしてくれたのかな?
なんだかラスボスがいるのかも?


エリアスはチセが死ぬのはなんとかする予定だったから言わなかった。。
とか実験だとかって
エリアスは人の考えてることは分かるけど気もちはよく分からない
チセといっしょにいて分かるようになりたいとか思ってるみたい

チセは
エリアスがもういらないってゆうまでそばにいるって言いかけて眠っちゃった


後半は妖精の王女様の夫婦とのおはなし
なんだか中二病っぽくかっこつけて出てきたけど
夫婦でマンザイしてるみたいだったw

でもチセがだんなさんに
夫婦だ。。子どもが。。とか言われてテレてたね^^

そんなチセにエリアスも内蔵がぎゅってw

エリアスさん顔が変わらないけど見てみたかった^^
{/netabare}
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#7『Talk of the devil, and he is sure to appear.』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
たなびく漆黒の毛並み、燃えるように赤い目をしたその犬は、チセのことをイザベルと呼んだ。教会からの最後の案件は、とある墓地に現れた黒妖犬(ブラック・ドッグ)の検分。だが、見定めるべき彼の助けで チセはからくも難を逃れる。一方、レンフレッドの弟子アリスもまた、黒妖犬(ブラック・ドッグ)を手に入れるべく動き出していた。
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感想
{netabare}

今回のおはなしは少年がラスボスなのかな?
レンフレッドをおどかしてキメラの素材集めをしてるみたい

ブラック・ドッグは傷だらけで自分のこと人間だって言ってたけど
どうなってるのかよく分からなかった。。
来週分かるのかな?

その少年がチセをおそって大ケガさせてエリアスはおこったみたい
怪物になった。。
見ててこわい。。

あんまり考えさせられるおはなしじゃないし
そんなに感動もしないのにグロいから
来週もこんな感じだったら見るのやめちゃおうかな?
{/netabare}
{/netabare}
#8『Let sleeping dogs lie.』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
アリスは変貌したエリアスを見て、直感する。これは、けしてヒトには為り得ぬものだと。レンフレッドとアリスを操り、黒妖犬(ブラック・ドッグ)を手に入れようとしていた魔術師カルタフィルス。彼の「作品」にチセを傷つけられたエリアスは、今までとは違う異様な姿と力の片鱗を見せる。エリアスを知る魔術師たちは彼をこう呼ぶ。裂き食らう城(ピルム・ムーリアリス)、と。
{/netabare}
感想
{netabare}

何がしたいかよく分からないおはなし。。


エリアスをチセが止めたって思ったらこんどはエリアスがチセを止めて。。

それにチセの傷も
あれだけ血が出てるのにぜんぜん平気そう。。

前のネコのときのおはなしもカルタフィルスのせいだったみたいだし
いろいろワケが分からない悪いことしてるのに
けっきょくカルタフィルスは変わらないままで
何だかすっきりしないおはなしで気もち悪い。。


にゃんはここでやめちゃうけど好きな人ごめんなさい。。
{/netabare}
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投稿 : 2019/02/05
閲覧 : 1304
サンキュー:

86

ネタバレ

よっぴ~ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

えっと~

この世界観好きです。
人にもよると思いますが、私はこの2人がとても好きです。
数十年後、例のものが顔を出したストーリーを見てみたいです。

投稿 : 2019/01/16
閲覧 : 369
サンキュー:

7

wfKow15513 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

面白かった~

チセとエリアスの心の変化と二人の関係の変化は見ていてとても心地好い物でした。
この作品に出合わせてくれた人に感謝(*^-^*)

投稿 : 2019/01/06
閲覧 : 338
サンキュー:

5

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魔法使いの嫁のストーリー・あらすじ

羽鳥チセは15歳の少女。
彼女は帰れる場所も、生きる理由も、そのための術も、何も持ち合わせていない。
ただひとつ、生まれ持った特別な力を除いて。

そんなチセを弟子として、そして将来の花嫁として迎え入れたのは、
異形の魔法使い・エリアス。
自然と寄り添い、悠久の時を生きる魔法使いの暮しの中で、
チセは大切な何かを少しずつ取り戻していく…。

これは、世界の美しさを識る為の物語。(TVアニメ動画『魔法使いの嫁』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2017年秋アニメ
制作会社
WIT STUDIO
主題歌
≪OP01≫JUNNA『Here』≪OP02≫May'n『You』≪ED01≫糸奇はな『環-cycle-』≪ED02≫AIKI & AKINO from bless4『月のもう半分』

声優・キャラクター

種﨑敦美、竹内良太、内山昂輝、遠藤綾

スタッフ

原作:ヤマザキコレ(マッグガーデン刊)、 監督:長沼範裕、シリーズ構成:長沼範裕、脚本:高羽彩、キャラクターデザイン:加藤寛崇、色彩設計:小針裕子、美術監督:竹田悠介、撮影監督:鈴木麻予、CGIディレクター:須貝真也、2Dワークス:西谷知恵、特効監修:谷口久美子、特殊効果:荒畑歩美、編集:今井大介、音楽:松本淳一、音楽制作:フライングドッグ、音楽制作協力:BASiLiCA、音響監督:はたしょう二

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