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「魔法使いの嫁(TVアニメ動画)」

総合得点
80.9
感想・評価
978
棚に入れた
4381
ランキング
429
★★★★☆ 3.6 (978)
物語
3.5
作画
3.7
声優
3.6
音楽
3.6
キャラ
3.5

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魔法使いの嫁の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

うーむ、一気観してしまった

原作未読。
タイトル的に「~の嫁」ってなぁ・・・そして2クール・・・自分的に大丈夫かぁ?と思って視聴開始。あれよあれよという間に観てしまいました。もの凄くいろんな物が違和感ある物語なんだけどもの凄く調和が取れてるというか・・・ひっかかる部分(ひねくれもんですので・・・)なく観れました。原作自体よくできているんだと思いますが制作側もこの作品の当たり前ではない事が当たり前な世界観を見事に作り上げたんではないかと思います。現実でありそうな部分と非現実的な部分が1人の少女を通じて繋がり周りを巻き込んで広がっていく・・・そんな感じですかね。主人公の少女は一つ間違うと嫌なキャラになってしまい作品自体残念になりかねないのですが声優さん、良かったと思いますよ。


私のツボ:つまるところ「人生」とは?って事?


OVA・Season2(前後期)視聴済(2024.2)
思い出せないので1期から通しで観ました。
製作はWITStudioさんからスタジオカフカさんへと変更になりましたが、この作品用に立ち上げたとも言える所なので、1期と比較しても全く違和感ない仕上がりだと思います。1期から通しで観ても全然苦痛に感じる事もなく、主人公の周りに繋がりの輪が広がる様は今のところ良い方向なのかなと思います。
こういう作品だと割と強引に学園通い設定をぶち込んで物語を拡げる部分が見受けられますが、こちらは、主人公と後見人?たる魔法使いが人として成長する為にこのままではいけないのではないか?という読者でさえ不安を覚える二人なので、それほど強引な展開とも感じません(むしろ必要なのでは?と思わせる)。
例によってやっかい事に首を突っ込む羽目になるのですが、その辺りも嬉々として出しゃばるわけでなく、巻き込まれるというわけでもなく、それまで自分でどうする事もできず己を呪っていただけの主人公が自分の意思で助けれるなら助けたいという行動の結果が回り皆の成長の発端となる様がとても自然かなと感じる作品ですね。
まぁ、後期のOPは個人的にはあまり作品に合ってないと感じ好きになれなかったですが。

私のツボ:割と異性との距離感が不安(笑)

投稿 : 2024/02/06
閲覧 : 523
サンキュー:

15

ネタバレ

RFC さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

これは妻であっても嫁ではない

放送当時から気になっていましたが、
放送当時は私のメンタルヤバ目だったため、
「ダークなのを見るとマジでヤバいかもしれん」と敬遠。
機会あってこの度視聴開始。

【作品概要】
両親に見捨てられ、親戚にも厄介者扱いされて
自分の存在価値を感じられなくなった日本の女子高生羽鳥チセ。
生きてる意味もなく、自殺しようとしていたところを
「死ぬくらいなら自身をオークションに出品しろ」と言われ、
英国に。
そこでとある異形の魔法使いがチセを
7億円で落札するところから物語は始まります。

【作品に対する感想】
 人の価値観から外れた魔法使いと、
 自分の価値を捨てた少女の物語。
 タイトルとエリアスの絵的にてっきり中世くらいの話かと
 思ってたら、思いっきり現代の話でした(^^;

 いきなり人身売買から始まるという
 なかなか衝撃的でダークな入り。

 ただ作品全体としてはそこまで極端にダークなわけではなく、
 程々に笑いや暖かい物語もはさまれ、どろどろの
 ぐっちょんぐっちょんというわけではありません(語彙力)
 
 ネガティブな心情や迷いを丁寧に描いているところが
 私的に高評価でした。
 主人公のチセはもちろん、アンジェリカ、リンデル達
 サブキャラ、人の価値観を外れたエリアスもね。

 2期も必ず視聴します。

1)物語
 精霊や悪霊など見えざるものが見えることで
 全てを失った・捨てたチセがいろんなもの(良くも悪くも)と
 出会い、自分を見直していく良い物語だったと思います。

 あと種族や立場や思想によっても、同じ事象が別物の意味になる。
 そういった描写が好印象です。
 双方の持ってる物差しが違いすぎて会話にならないって感じでした。
 常識というのがどこまで通づるものか。

2)作画
 幻想的な作画が多く、とても綺麗でした。
 特にドラゴンの国がお気に入りです。

 エリアスは淡々と、チセは口数が少なくローテンションな中、
 ときどきエリアスがポンチ絵になるのが割と癒しでした。
 ちょっとARIAのにおいを感じます。
 作風がマットで重めなので、丁度良いバランスだったと思います。

 あと癒し系の見えざるものがかなり可愛いのもバランサーでした。

3)声優
 竹内良太(エリアス)
 落ち着いた太い声で、これは惚れます。
 
 種﨑敦美(羽鳥チセ)
 「アーニャがんばる」の後にこれを聞いたら 
 とても同一人物とは思えません(^^;振り幅凄いですね。


4)音楽
 まずは賢者的立ち位置のリンデルの歌ですね。
 透き通った声で聞き惚れました。
 
 ED 環-cycle-が作風にとてもあってて
 お気に入りでした。

 BGMはロケーションが英国の田舎なせいか
 牧歌的な曲が多く、好きでした。

 あとピンチのシーンでよく使われてた
 ピアノを叩きつけたような曲…というかSE?
 印象的です。
 
5)キャラ
 これは妻であっても嫁ではない。
 チセとエリアス…二人のキャラが凄く惹きつけられました。
 どっちも共感できるんですよね。
 二人の悪い部分をくっつけると私になりそうです。
{netabare}
 エリアスが人の感覚が分からないこともあり、
 彼の愛情は「悪意がないモノマネ」なんですけど、
 それを分かった上で相手の輪郭を手探りで探していく…。
 お互いが分からないなりに相手を理解しようとする。
 そういうゆっくりとした描写が良かったです。
{/netabare}
 
 ➀羽鳥チセ
  冒頭の死んだ目が印象的です。(逆に惹きつけられました)
  この娘の諦め方、すごく共感できるんですよね。
  ここまで自己肯定感が下がってしまった状態から
  回復するのって、物凄く時間と労力がかかると思います。
  他者からの優しい言葉も、頭で意味は理解できても
  心に届かないんですよね。
  ルツの言ったように、呪いが解けてほしいと私も思います。

 ➁エリアス
  最初と中盤以降で印象がかなり変わる御仁。
  全てを悟ったような淡々とした賢者のような雰囲気でしたが、
  中盤からは常識から乖離気味で子供呼ばわりされる羽目に。
  ただこの乖離は悪なのかと言われればそう割り切れません。
   
  後半にその理由は語られますが、人間の物差しの正しさは
  どこまで通用するのかと考えさせられます。
  確かにこやつの言動を人間の物差しで測ると
  おかしい所もあるんですけど、その物差しは
  どこまで正しいのか?っていう印象です。

 ➂アンジェリカ、リンデル
  淡々としたエリアスに変わってチセにとっての
  賢者的立ち位置の二人。
  この二人の安心感、すごく心地いいです。


6)印象深いシーン
{netabare}
 ➀顔が簡単に変わるエリアス
  顔って割と人のアイデンティティに
  直結するところと思うんですよ。
  ポンポン変えられるエリアスを観てると、
  人が他人を認識する要素って何なんだろうって
  ちょっと複雑な気持ちになりました。

 ➁ドラゴンの生死感
  死はあくまで輪廻の通過点という思いが
  子ドラゴンまでいきわたってるのが鮮烈でした。

 ➂ドラゴンの国 ネヴィンの問いかけ
  自分の価値を捨てたチセ。
  チセは自己犠牲の選択をすることが多い
  (そこまで深刻でなくても、自分だけで抱え込もうとする)。
  彼女の自己犠牲は崇高なものというよりは、
  自分の命が守るべきものに入っていないことで
  簡単に自己犠牲の選択ができてしまう
  歪んだもののように思えます。
  彼女にどんなに「自分を大切にして」と言っても
  届かないんだと思うんですよ。  
  ネヴィンはチセが大切と思えてる他者を貶めるという
  言い方で問いかけました。
  これでも人によっては届くかどうかは分かりませんが、
  チセの場合少し心を動かされたようです。

  こういう繊細なやり取りと機微がとても好印象でした。

 ➃ドラゴンの呪いとチセ
  死にたくなくなったとたん、死ぬことに。

  死にたい人が死にたくなくなくなるだけでも、
  物凄くエネルギーって必要だったと思うんですよ。
  それを慮ると、もう皮肉すぎて遣り切れない思いでした。


{/netabare} 

投稿 : 2023/05/28
閲覧 : 386
サンキュー:

17

ネタバレ

NEKONYAN さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

雰囲気がいい

二クール目からは少し拍子抜け
性格が思ってたよりもただの子供だった
とはいえ、いろいろトラウマシーンもあったし何だかんだ強烈な印象を残したアニメだった
雰囲気良かったし、種崎さんの演技も最高だったし見どころ満載でしたね
二期あるなら見たいです。

投稿 : 2023/04/20
閲覧 : 602
サンキュー:

5

ネタバレ

ローズ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

生きる

生まれつき妖精などを見る事が出来た羽鳥智世。
イギリスのオークションでエリアスに落札される。
チセは、魔法使いの弟子でもあり、妻としても迎い入れられるのであった。

前半は物語の設定や人物紹介の意味合いが大きいかな。
個人的には、魔法使いと魔術師の差が分かりづらかったので、もう少し説明が欲しかった所。
エリアスの出生は分かりませんでしたが、
龍の管理をしているリンデルによって育てられたところは良かったです。
チセが本作品の主人公ですが、
動物の骸骨が頭になっている異形のエリアスについての説明は必要ですから。

チセが魔法使いの杖を作った所で前半は終了。
火の鳥(鳳凰?)に変化した事には驚かされましたが。
使い魔となったルツの回想やチセとの関係の描写も良き。
分かりづらい所もあるかもですが、それらは追い追い語られる事になるのかな。

後半は数話単位のお話。
チセが本格的に魔法と関わる事になります。
チセとエリアスの関係も徐々にですが進展はあります。
個人的には、セクシーな容姿でCV早見さんが妖精のお話が涙腺にグッと来ましたね。

終盤はチセにかけられた龍の呪いを解く話。
作中では良い印象がなかったカルタフィルス。
チセにもカルタフィルスにもツラい過去がありました。
どちらを支持するのかは両論あると思いますが、
主人公補正があるので、どうしてもチセ目線になりますね。
最終的には、キチンとまとめられています。

ラストで本作品のタイトル回収。
やはり花嫁姿というのは、誰が着ても、一番綺麗に見えますね。
まだまだチセとエリアスの間には見えない距離があるかもですが、
少しずつ歩み寄る事は可能でしょう。


さてさて、本作品で1期が終わります。
予習や復習をしておかないと、2期が始まってしまいますよ。

投稿 : 2023/02/18
閲覧 : 186
サンキュー:

26

ネタバレ

Lilac さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

世界観がとても良い

最初は互いに利用し合うだけの都合の良い存在として出会い接していたチセとエリアスが、共に足りない部分を補い合ったりして成長していく中で、お互いが好きになったりして絆が深まっていく所がとても良かった。作画、楽曲、物語共にとても世界観が良く、惹かれる作品だった。

投稿 : 2023/01/02
閲覧 : 154
サンキュー:

6

ネタバレ

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:----

人間描写も背景も丁寧に作られた作品

主人公のチセが重いバックボーンを抱えており、それゆえ、やや感情の起伏に乏しいところがあるが要所要所で意志の強さを見せたりと魅力的に感じました。

ファンタジーな世界観というよりはスローライフな世界観という印象が個人的に強く、人との関わりとかが背景とも相まって丁寧に描いている印象で、多少のばらつきはあるが中には一つのエピソードで満足度の高いものもある。

もっとも、ダークファンタジーゆえにシリアスな描写もあり、おだやかな感じとの落差がまあまあ凄い。

原作の評判がすこぶる高いので、機会あれば手に取って読んでみたいですね。

投稿 : 2022/11/25
閲覧 : 170
サンキュー:

12

ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

新SFスーパー英雄(?)列伝81

終盤、ヨセフに片目と左腕を奪われるチセ
その時からチセは変わった・・・

チセ
「ふっ、左腕が疼くぜ」
「私は邪王真眼。漆黒の堕天使、チセ」
ヨセフ
「邪王真眼か。相手にとって不足は無いようだね。じゃ、始めようか。戦争を」
チセ
「邪王真眼発動。フィールド展開、封王封陣円!」
「爆ぜろリアル、弾けろシナプス、バニッシュメントディスワールド!」
(って、いいかげんにしろーっ)

・・・いや、片目と片腕なんで、中二病かと(おいっ)
暗く重い内容ながら、魅力的な設定と美しい作画に引き込まれました。
魔法というかダークファンタジー的な感じで、魔法もより闇に近い力っていうんでしょうか。
非常に丁寧に作られており、登場人物の心の動きとかが、分かりやすく次はどんな話になるんだろうか、待ち遠しかったです。
1期は・・・

正直、自分としては、2期特に後半はイマイチでした(汗)
辞めなかったのは四頭身のキャラを見たかっただけだったりして(待て)
ただ、最終回は良かったです。
こんな夫婦喧嘩だったら、ずっと二人でやってください(笑)

おまけ(ラスト)
「あ・・・え~と、これ(どうしたの?)」
「もういいや、顔を貸してください!顔!(え?うん)」
「眼帯?」
「眼帯で隠された眼は邪王真眼って聞いたけど(うっ)」

だから~、中二病でも恋がしたい!じゃねえって(自爆)
巻き込まれたルツが不憫で(ウソ)

投稿 : 2022/10/29
閲覧 : 185
サンキュー:

8

ネタバレ

Bハウス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ファンタジー世界らしい物語

舞台がイングランドと言うのもあって
向こうの精霊がモチーフのキャラクターが多数登場する

冒頭一人の女の子が手を鎖でつながれてやってくる
彼女の名前はチセ

スレイベガと呼ばれる大量の魔法を捻出できる能力者

その影響で人が見えないものも見えてしまうため
周囲から孤立し家族とも離散している

母親の自殺を機に自分も自殺しようとしたが
ある魔法使いによって提案を持ち掛けれる

それは非合法のオークションに自ら出品する
人身売買

ただ落札されるのを漠然と待っていると
突然どこともなく姿を見せた一人の魔法使い

彼の名はエリアス
本来人嫌いで人里離れた家に
ブラウニーのシルキーと住んでいた

落札した後彼はチセにこう言い放つ

「今後は私の弟子になってもらう
そして君は僕のお嫁さんだ」

こうしてエリアスとチセの
二人の物語が幕を開ける

最初に書いた通り精霊のキャラが出てくるので
ちょっと他の作品にはない空気感あるし
序盤チセはどこかの水辺に沈みがちw

印象に残っているのは灰の目のいたずらと
老いたドラゴンの話かな

灰の目は演出的にもトリッキーなので
初見だとわかりにくい所はあるが
この話でチセとエリアスの距離感が詰まる

ドラゴンは死を意識していたチセに
目の前の問題にある姿を見せる事で
生きる価値と言うものを植え付けていたのかもしれない

後半に入るとカルタフィスという
見た目は子供中身は極悪なマットサイエンティストが
チセを狙って陰謀を仕掛けていく

個人的にはこの作品の武闘派である
アリスがお気に入り

他のキャラクターが複雑な性格なので
彼女の愚直で真っ直ぐな思いは好感が持てた

作中でエリアス、チセ、カルタフィスそれぞれの
過去が描かれているが

どれも暗いし切ない内容なので
序盤とは違う空気が味わえたと思う

この作品劇場版や舞台も展開されているが
2021年OADとして続編が作られるとの事

学園編だとキノみたいになるのかな(ネェヨ

投稿 : 2021/07/08
閲覧 : 394
サンキュー:

3

ネタバレ

ウィラード さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

最初は良いものの段々とくどく感じるようになる

最初にまず物語の雰囲気で良いなと思いました
ただその後、演出や展開が単調的に感じました

アニメのおかげで売れたように感じました
魔法使いというなら自分は
魔法使いの嫁よりは自分はレンタルマギカの方が好きです


かと言って少女向け特化って訳でもないです
ただ、一話完結のような物語が続いていて
とてつもなく既視感を感じてしまってみるのが退屈になっていきました

悪く言えばオリジナリティを感じられない所です
と言ってもテンプレ的ななろう作品よりはオリジナリティあります


同じ感じでどっかで見たような展開と言われている
時間の支配者の方が自分はオリジナリティを感じました

思うにこのアニメは雰囲気を楽しむ作品だと思います
EDも良いと思うんでそういう楽しみ方をされる方はおすすめできると思います

投稿 : 2021/01/26
閲覧 : 595
サンキュー:

6

ネタバレ

みかづき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

かっこいいバトルなんて存在しない。心の距離を純粋に辿ろうともがく。魔法の世界で

私のどーでもいい感想日誌を読んでくれてありがとう。

妖精や魔法の存在が、異世界モノや魔法で倒す系とは全く異質。
「厳か」であるところは秀逸であり、当作の基盤にある。

主人公のチセが、父と弟、母と幼い頃に別れ、
物語の始まりとなる15歳までの描写は僅か。
だがその多感なときの『痛み』、その毎日は、
忘れえることは出来ない、
常人には想像し難いものであったろう。

元々「人外」の姿・状態の黒い茨の魔法使いエリウス。
外から眺めるように「人間を理解しよう」とし、
徐々に人間に近づいてゆくエリウス、その心情は、
表情なしの骨顔、「声と目」の抑揚だけのため、
情緒面を伝えるも、共感できる→から
よもや感動までできるひとは、残念ながら少ないとおもう。
だが、声優さんの声はとてもあっていて
主人公をとてもひきたてている。

バトルは、だいじなものを奪い、奪われる
というテーマで終始行われた。
バトルかっこいいモノ でなく、尊い。

主人公は、人間に限らず身近な他者の心の痛みに極めて敏感で、
自己犠牲を厭わない最大限のちからで他者を必ず救おうとする
(今回はヒーローでなく)正義もののヒロインだ。
それが連続して、わかったときは戸惑った。

だが、自分がもつ強烈な『痛み』が
他者の『痛み』を見ぬふりができない
と言う事はよく描写され、伝わってくる。
この『痛み』が 当作のテーマだとおもう。

そして
自分の魔法力に対して、体が極端に脆く、自己制御ができない。

ヨセフとの最終盤のやりとり
「他者を犠牲にするな!」
『ならば自分が犠牲ならいいのか!?』

この問いに主人公はハッとする。。
かつていなかった、自分をなにより大切に想ってくれる者が
今は、いることを。
その者たちを天秤にかけて捨てる
同じかそれ以上の愚行だと言っているように
私には聞こえた。

永世を渉る巨大な力で諸悪の根源たる"灰の目"を
掃討するという話にはならない。
共存する妖精たちの清濁混合、無邪気さとの等しさとも感じとれるが。
説明されない、消化しきれない部分は残る。
"灰の目"は天災のようなものなのだろうか?

音楽は惜しい・・。歌詞がダイレクト過ぎて苦手。
あと後半のOPは作詞作曲編曲歌い手は4人とも違うから、
曲に対して歌い手を選ぶなら、このMay'rnさんは私は好きじゃない声だった。
なんか自然でない、作りものっぽい発声と震える声で、
曲はいいのに馴染めなかった。

あと、シリアスなシーンで、
安定して急に挿入されるコメディタッチの描写は、
他のレビューとおなじく、私も、唐突でついて行けなかった。
「みやすさ、馴染みやすさ、気楽さ」のエッセンスが、
本作ならではの雰囲気を薄くしている。

大人向けでもなく、とはいえ子ども向けでもない。
でも、追求したテーマや描写や機微は良く、意欲作だと感じました。

投稿 : 2020/09/17
閲覧 : 406
サンキュー:

12

ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

癒し系ダークファンタジー<追記;星待つひと>

異形のものが見える少女ちせ。
心に傷を負い、世捨て人としてロンドンへ。
魔法使いエリアスに買われ、弟子そして嫁に。
これはこの世から疎外された魔法使いと少女の物語です。

おどろおどろしさと癒しをまとった不思議な雰囲気。
ときに激しく、ときに静かに事が動き出します。
魔法使いに魔術師、妖精にドラゴン、そして人ならざる者。
あまり気持ちのいいアニメではないけど、何故か心が惹かれます。

冒頭、エリアスが圧倒的な保護者に見えます。
しかし、時が経過するにつれて、その関係が対等そして逆転。
ちせは一種母親のような存在に。
この世から遊離したエリアスをちせがたしなめることも。
その軽い漫才チックなやりとりは楽しいです。

基本、心の闇をかき乱すシリアスな出来事が発生。
暗い展開が続きます。
でも、様々な人および人外と出会いにより居場所を見つけるちせ。
その温かい絆が心のより所になります。

ちせは落ち着いているようで意外とドジ、そして頑固で気が強い。
終盤にはその堅物観が発揮されて頼もしい。
自分の信念を貫くことの大切さを教えてくれます。

老ドラゴンネヴィンの重厚な語り口と水に落ちるちせが印象的なアニメ。
物語はまだまだ続くようです。
でもまあ、ここら辺で終了するのもまた良しとしましょう。

<追記;星待つひと>
{netabare}知りませんでした、本編の前にこんなOVAがあったとは。
全3話の過去回想記です。

ちせの幼少期、日本での不思議な記憶。
迷い込んだ魔法図書館での出会い。
静かで優しく、ときに激しい。
ある本を巡る叶わぬ想い。
哀しさの中に暖かい気遣いが溢れています。

思い出をちせがエリアスに語る形で進行。
ゆっくりとした静かな語らいに心が洗われます。
いまや、いつもの風景と化した穏やかな日常。
シルキーのじーっがカワイイです。{/netabare}

投稿 : 2020/04/30
閲覧 : 472
サンキュー:

41

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

世界観や雰囲気はかなり好みではあったが

 原作は未読。
 主人公が人ならざるものを認知できることで不幸な過去を送るも、その能力が前へ進む力にも
なるという点などは、「夏目友人帳」に通じるものがあるような。主人公の過去という点に関しては
本作の方がえげつなかったけど。
 この主人公の過去のみならず、各キャラの過去や処遇など、本作はなかなか容赦ない感じ。

 全体を通してみると羽鳥 智世の成長譚としてはそれなりに楽しめたが、カタルシスはあまり
得られず。
 バトルものようなものではないことは最初から判っていたが、それでもなんらかの達成感を視聴
しながら共有したかったのだが。。。
 この辺は智世の危険を承知で首を突っ込んでいく発端や、自己犠牲の解決方法の繰り返しに
イライラさせられたのかも。
 この特性、当初は絶望による捨て鉢なものが起因しているのかと思ったが、その後
エリアス・エインズワースとの出会いにより、前向きになっても相変わらずという感じ。どうも
彼女自身の本質的なものみたい。
 こういうタイプは他作品の主人公でもよく見られるが、似たような感のある
「Fate/stay night」の衛宮 士郎や「物語シリーズ」の阿良々木 暦は、本人が自身の生き方を
肯定しつつも作品自体は一種の異常者として描いているように、本作の智世も結構危ないものを
感じてしまった。

 一方のエリアスだが、当初は智世を導く存在かと思いきや、感情的な部分は智世より幼かったり
する点が意外だった。
 この辺はキャラの特性として面白いものがあったが、エリアスの保護者としての油断で智世が
危険な状態になるという展開の繰り返しは話作りとしてはあまり上手くないものを感じてしまった。
 智世とエリアスの関係性に関してはそれぞれに欠けている部分を高めあっていくのかと
思っていたが、互いに言い出せないままといったパターンが多く、これもモヤモヤした原因かも。
 互いに打ち明けられない状態の時は個々の心情を描くことで補完できたりするが、そういった
部分も弱いかなあという感じ。
 こうした心情描写もそうだが、ストーリーの細かい流れや作品世界の設定など、全体に言葉
足らずの印象で、この辺は原作にはあるけど削られてしまったのか?。

 全体を通して智世とエリアスと対峙する役回りだったのがカルタフィルス。
 こういった立ち位置のキャラを単なる悪役でなく悲劇的存在として描くのは、主観的印象だが
女性原作者の作品に割と多いように思える。
 こういった存在はドラマをより深いものにしてくれる反面、そのキャラの悪行に対して許しの
ような部分が生じてしまうため、悪者退治のようなカタルシスは得にくくなる。

 イギリスの田舎を主舞台にした情景はいかにも妖精が潜んでいそうな感じで、雰囲気作りは
良かったんじゃないかと。
 そこで描かれた食生活や季節行事などの田舎暮らしの描写もなかなか楽しかった。
 こういった作品世界の雰囲気を盛り上げるのに役立っていた感があったのがBGMや挿入曲。
 以前、別のレビューに書いたけど、種崎 敦美氏の幸薄そうな演技が大好きで、そういう点で
本作の智世役はかなり堪能できました。

2020/02/02

投稿 : 2020/02/02
閲覧 : 623
サンキュー:

8

ネタバレ

Soma さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

世界観がとても良い

気になって観たらし面白すぎて一気に視聴
世界観がとても良い

投稿 : 2019/12/11
閲覧 : 324
サンキュー:

4

ネタバレ

rFXEy91979 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:今観てる

『魔法使いの嫁』というのは、圧倒的映像美と荘厳なファンタジー。

#1「April showers bring May flowers」
{netabare}久しぶりに堪能しました!

言葉以上に語る映像、静謐に紡ぐ世界と、チセの環境の変化だったり、受け入れられることへの戸惑い。足し算と引き算だったり、あらゆる叡知を尽くしてなければ、辿り着けない実に見事で、とても素敵な1話でした。

1カット1カットにしっかりとした動きを入れたり、目に見れない表裏一体と呼ぶべき、優しく危険な世界。どれほどの技術を費やし、考え抜いて構成したか?それを想像するだけでも、手が込んでて圧巻でした。

本放送時、ボクは見ていてジブリを思い出しました。といっても単に演出、香りがそうだと言うのではなく(それもあるにはありますが)、日本人が慣れ親しんだ、"何気無い景色の裏にあるかもしれない、別の世界"。それを想起させてくれる、そういう意味でのジブリです。

WIT STUDIOはボクにとって、後世にまで残って欲しい、稀有なアニメスタジオです。『ヴィンランド・サガ』もですが、作品で勝負をしていく、そんな姿勢が好きだから。

中断していたまほよめ全話を制覇するのが楽しみです!{/netabare}

#2「One today is worth two tomorrows.」
{netabare}深く静かな夜の時間が、似合うアニメは有り難いです。

日中は人の喧騒、熱気が蔓延る世界ですが(あくまで良くも悪くもです)、夜は眠りについた世界の異なる息吹を与えてくれます。この作品はまさにそういう息吹を感じるファンタジーで、2話はそこで静かに生きて、敬意を欠かない人が出ます。"自然"を借りる魔法使い、地元の知古の嫌われ神父(または牧師)w。それぞれの熟練たちがチセを導き助言をくれます。だから余計な騒々しさや、軽率さは微塵もなく、プロとしての見識だったり、経験値を教えてくれます。

ロンドンの街並みだったり、アイスランドの広大さも、作品のすべての面での深いところを与えてくれます。世界は騒ぎ立てたりせず、ただそこにあり続ける。それをどう考えて、そして捉えて触れていくか?これからチセが考えなければならない大事な一つです。という感想が2話を見終えて、湧いてきました。

雄大な自然と世界はアニメになると濃さが増す。まさにそういう好例が、このアニメと思いました。{/netabare}

#3「The balance distinguishes not between gold and lead.」
{netabare}今回も良かったです。
"死"を特殊なものとはせず、自然の摂理と捉えるドラゴン。穏やかな最後のときに羨望を向けるチセ。コクが深く、想像力をも刺激させる素晴らしさ。エモーションを加速させる映像美と静かな芝居に、ただただその身を委ねました。委ねたお陰で至福でした。

チセは既存の概念を、ここである意味揺さぶられて、"生と死"とは?"空と共に生きる"とは?を思案して、初めて新しい価値観に出会えたように見えました。

特別なものなどない、ただ知らないだけだった。なら自分の忌むべき力は、自分自身はどうありたいか?そんなゴールと次のスタートにチセはようやく立てたみたいで、何というかビターであれど、幸せな後味でした。上手く言葉を紡げないけど、なんかそう思いました。

次はいよいよあの回です!久しぶりだし、ドキドキです!{/netabare}

投稿 : 2019/08/26
閲覧 : 353
サンキュー:

6

ネタバレ

ぷー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

自然と視聴を続けられた作品。

主人公のエリアスと羽鳥チセに関わるほとんどの人物にストーリーがありメインストーリーでも後々関わるキャラクターも多く見ごたえがありました。
また、ルツとシルキーの立ち位置が素晴らしい。シルキー関連のお話もとても良かったです。
演出に関しても良い点がいくつもあり、特に11話の遠く離れたエリアスとチセが水鏡を通して会話している演出はすっっっっごく良かった!

投稿 : 2019/04/25
閲覧 : 304
サンキュー:

5

ネタバレ

はる さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

世界観がカッコいい

初めは怖い話かと思ったけれど世界観がジブリぽくてカッコ良かったです!

投稿 : 2019/04/04
閲覧 : 226
サンキュー:

4

ネタバレ

てたい さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

ゆーるく見る感じで見てました!
良いアニメだと思いますよ(^^)

投稿 : 2019/04/03
閲覧 : 263
サンキュー:

3

ネタバレ

rie-ru.2 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

The beautiful world is sensitive, painful and saveable.

正直、書きたいことが多くて頭がこんがらがっています。
なるべく整理して書いてみる。


{netabare}
●生きたくない子

捨てられ絶望した末買われたチセは、期待もせず、ただ言われるがまま様々なものと出会っていく。
穏やかに死を迎える竜に対し、悲しむのでなくむしろ羨んでしまう。
猫殺しの罪を犯したもの、その犠牲者を消すのでなく浄化したいと願うのは、同様に安らかな死を望む彼女自身の表れでもある。

そこで、この作品はそうしたチセの触れる世界や心境を美しい作画で表現している。
顕著なのがその浄化の場面。
花畑とその中で消えゆくものたちは、青空の下なのにどこか淡く薄い、儚げな色彩で描かれていた。
それはおそらく、穏やかな死を羨んでいたこと、やっと自らの居場所を見つけたのに短命を告げられたこと、
そんな彼女の死生観を反映したものなのだ。

またそれとは対照的に、エルフの踊る夜、水鏡でチセとエリアスが会話するシーンの絵は、
夜空の下きらびやかで幻想的な雰囲気を醸し出していた。
これは、エリアスや様々なものに触れ合うことで心を開いていった彼女を表しているのではないか。
そしてその結実が、火を纏い鳥となってエリアスの元へ帰る演出なのだろう。

物語の前半部はそんなチセの出会う世界や、彼女が希望を得て前を向くまでを描いていたと言える。



●人を知りたいもの

それが後半部になると、エリアスが人間らしさを知っていく話が中心となっていく。
2クールの枠を存分に使い、緩やかながら丁寧にチセと感情を学んでいく。

そうした点において、エリアスのデザインはファンタジーならではの優れたものだったように思える。
少年、青年、大人、どの容姿であっても人間では、前半部の庇護者たる姿、後半部の人間を知っていく子どもらしさを、
容易に表現できなかったのではないだろうか。
SFだとそういう役割はAIなんかが担うんだろうけど、本作はファンタジーであるためより生々しさが出ているのも面白い。



●少しの不満

ただ一点だけもやもやとしたものが。
本作はチセの視点をメインに進むので、どうしてもチセに感情移入してしまう。
そのため終盤に「エリアスがチセの友人、ステラを呪いの身代わりにしようとしたこと」のショックが強い。
もちろん冷静に考えれば、そう簡単に上手く事を運べないのもわかるし、エリアスなりに決断したことも分かるんだけども。

いくら嫉妬や寂しさ等の感情を知ったとは言っても「知ったばかりで十分にコントロール出来ない」のだ。
そもそもエリアスは人間をほぼゼロから知り始めたことを頭に入れておかないと、
評価は変わってしまうかもしれない(私もこの回を見た時はかなり動揺した)
エリアスは「友達」という概念もきちんと分かっていないのだろうから。

…と、若干不満らしきものも漏らしてしまったけれど。とても良い作品には変わりない。
ラスト2話を見ても分かるように、本作はあくまでチセの物語なのだ。

呪われた子が、助けられ受け入れられて世界に心を開き、自らも他者を救いたいと願う。
その思い行いが「自らの中の母の呪縛」、自分自身であり母でもあるそれを解きはなつ。
そして自らに仇なす者の苦しみをも理解し救う、そんな物語。



●結構重要な余談

…ふと考える。
上記の不満、エリアスの不甲斐なく見えた姿は猫殺しの話と構造が同じ。
『愛する者のため、他者を犠牲にするよう追い詰められた』のだから。
さらには嫉妬の心理まで一致する。
「猫には九つも命がある」「チセはステラにだけ違う顔をする」…

するとこれは、『罪を犯して取り返しがつかなくなる前に、今度は罪を犯すこと自体を止める』話でもあったんじゃないか。
猫殺しが猫殺しになる前に、チセはエリアスを救ったのだ。
{/netabare}


冷静になってきちんと考えたら、これ、かなり練られたストーリーなのかも…私が鈍いだけ?
反省します。

投稿 : 2019/04/01
閲覧 : 405
サンキュー:

13

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

ほんとは何がしたいかよく分からなかった。。

公式のINTRODUCTION
{netabare}
この優しく、 残酷で、 でも愛おしい世界は私たちのすぐそばにも息づいている。

人間とヒトならざるものたちの交流。息を呑む幻想的な光景。
ときに残酷さを突き付けつつも、どこか温かみのある世界と、そこに生きる者たちの心の機微。

連載開始から程なく漫画好き・ファンタジー好きの間で話題となり、2015年に数々の漫画賞を受賞。現在は累計400万部を超える大ヒット作となった正道ファンタジー『魔法使いの嫁』(月刊コミックガーデンで連載中)。2016年にはアニメ化プロジェクトが始動し、完全オリジナルアニメーション『魔法使いの嫁 星待つひと』全3部作がコミックス特装版第6巻・7巻・8巻に同梱される形で発表された(8巻は2017年9月9日発売予定)。

そして2017年10月、TVアニメ版『魔法使いの嫁』が満を持してスタートする。

映像化を担うのは『進撃の巨人』『甲鉄城のカバネリ』など、数々の話題作を手がけたWITSTUDIO。ハイクオリティかつエモーショナルな映像を作り続ける彼らが、原作の持つ空気をアニメならではの表現で鮮やかに描き出す。放送は2017年秋と2018年冬の2クール。完全数量限定生産のBlu-rayも発売決定。
{/netabare}

公式のストーリー
{netabare}
羽鳥チセは15歳の少女。
彼女は帰れる場所も、生きる理由も、そのための術も、何も持ち合わせていない。
ただひとつ、生まれ持った特別な力を除いて。
そんなチセを弟子として、そして将来の花嫁として迎え入れたのは、異形の魔法使い・エリアス。
自然と寄り添い、悠久の時を生きる魔法使いの暮しの中で、チセは大切な何かを少しずつ取り戻していく…。
これは、世界の美しさを識る為の物語。
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:ヤマザキコレ(マッグガーデン刊)
監督/シリーズ構成:長沼範裕
脚本:高羽彩
キャラクターデザイン:加藤寛崇
色彩設計:小針裕子
美術監督:竹田悠介
撮影監督:鈴木麻予
CGIディレクター:須貝真也
2Dワークス:西谷知恵
特効監修:谷口久美子
特殊効果:荒畑歩美
編集:今井大介
音楽:松本淳一
音楽制作:フライングドッグ
音楽制作協力:BASiLiCA
音響監督:はたしょう二
アニメーション制作:WIT STUDIO
{/netabare}
キャスト{netabare}
羽鳥チセ:種崎敦美
エリアス:竹内良太
ルツ:内山昂輝
シルキー:遠藤綾
アンジェリカ:甲斐田裕子
サイモン:森川智之
セス:諏訪部順一
リンデル:浪川大輔
ミハイル・レンフレッド:日野聡
アリス:田村睦心
ティターニア:大原さやか
オベロン:山口勝平
カルタフィルス:村瀬歩
{/netabare}


1話ずつの感想

--------------------キリトリ線--------------------

#1『April showers bring May flowers.』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
この世界で生きることを投げ出そうとした15歳の少女、羽鳥チセ。彼女はオークショニアの誘いに応じ、自分自身を商品とし、闇の競売会へ出品する。ヒト為らざる魔法使い、エリアス・エインズワースに500万ポンドの値で買われ、将来の「花嫁」として迎えられたとき、チセに見えていた世界の姿が変わり始める──。
{/netabare}
感想
{netabare}

親戚の家を転々として行きちせが場所がなかったチセが
魔法使い、エリアス・エインズワースの弟子&花嫁として迎えられて
大事にされるってゆうおはなしだった^^


小さいころからフシギなものが見えたりしてて
親戚の家をてんてんとしてて
あるときあたたかい家族ができて
自分のフシギな能力も悪くないんだって気がついて。。


これって主人公が女子の夏目友人帳みたい。。
友人帳は出てこないけど

ここまでだったら夏目友人帳だけど
このあとラブストーリーが入ってきたら「美女と野獣」かも^^
ちょっと楽しみ☆彡


エリアスはやさしい人だけど
チセをわざと妖精といっしょに行かせてチセがこわい目に合ってたけど
先に言っておかないで「いい授業になるか。。」ってちょっとイジワルかも^^
でも、夜の森はきれいだった☆


あと、エインズワースが魔法使いって元ネタがあるのかな?
「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 3rei!!」にも出てたけど
{/netabare}
{/netabare}
#2『One today is worth two tomorrows.』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ロンドンの片隅にある古書店。その本当の姿を知るものは少ない。エリアスに連れられ、彼が古くから取引を続ける 魔法道具の工房を訪れたチセ。工房の女主人アンジェリカは、チセにささやかな魔法を教えるが……。夜の愛し仔(スレイ・ベガ)のまことの力が、彼女の記憶の一欠片を水晶細工として蘇らせる。
{/netabare}
感想
{netabare}

前半はあらすじのおはなしで
今回のおはなし見てたら
なんだかにゃんも魔法使えそうな気がしてきちゃった(∩^o^)⊃━☆゜.*


チセの能力ってすごいみたい。。
でも、そんな能力をうらみながらお母さんが死んじゃったのかな?

その能力が暴走したときエリアスがそばで止めてくれて
ほっとしちゃった^^


魔法道具屋さんのアンジェリカさんはいい人で
そこにいた大きなにゃんこみたいなウーパールーパー?がかわいかった♪


後半は
教会から来たサイモン神父さんのおはなしかな?

教会と魔法使いってどうなのかな?
仲がよさそうなんだけどなんだかビミョーみたい。。


さいごはエリアスとチセがドラゴンの様子を見にアイスランドに行ったら
チセがドラゴンにさらわれちゃった!?

さらった人のおはなしは来週みたい
あたたかくっていい感じのおはなしなんだけど
ちょっとイジワルな空気がにゃんはあんまり好きじゃないかな?

それにちょっとおはなしが早すぎるみたい?

もうちょっとゆっくり
あたたかい人の気もちとか感じられたらいいのにね☆彡

でも、そんなに悪くなかったって思う
{/netabare}
{/netabare}
#3『the balance distinguishes not between gold and lead.』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
教会の命を受け、エリアスを監視する聖職者サイモン。彼はエリアスたちに、3つの案件を伝える。そのひとつを解決するため、最果ての地に赴むいたチセとエリアス。そこではエリアスの師、リンデルと、滅びに瀕した旧き種族が待っていた。今まさに大地に還らんとする古の者と共に、チセは天空を馳せる夢を見る。
{/netabare}
感想
{netabare}

ドラゴンにさらわれた先で待ってたのは。。ってゆうあらすじのおはなしで
どうしてチセをこんなヘンなやり方で
ドラゴンの国につれてこなくっちゃいけなかったのかよく分からなかった。。

ふつうに招待してくれたらよかったのに☆彡

ドラゴンの子どもたちはかわいかった♪

そこで死にかけたドラゴンと会うんだけどドラゴンって死ぬのは平気みたい
死んで木になる。って

それでそのドラゴンに空を飛ぶ夢を見せてもらうんだけど。。


死ぬことを考えるおはなしだったのかな?
一生けんめい生きることと。。

でも、そんなおはなしにしたらちょっと短すぎたみたい

それにさっきも書いたけどドラゴンにくわえられて
空を飛んで連れてこられたんだから
ドラゴンのおじいさんに夢を見せてもらわなくっても
さっき空を飛んできたばっかりなのに^^

いいおはなしだったのかも?
でも、なんだかちょっとちがうかなぁ?って思った。


あと、チセはそんなに長く生きられないのかな?
魔法使いになったら大丈夫なのかな?
{/netabare}
{/netabare}
#4『Everything must have a beginning.』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
猫の集う街、ウルタール。その昔ウルタールでは、人と猫との間に悲しい出来事があった。惨禍の中心にいたものの魂は澱みとなり、代々の猫の王により封印され続けている。ふたつ目の案件を解決するため、この街を訪れたチセとエリアスは、そこに残る妄念を浄化しようと試みるが……。
{/netabare}
感想
{netabare}

だんなさんが奥さんを放したくなくってケガレになったみたい
浄化ヨユーてゆう感じだったんだけど
このケガレを利用しようってしてる悪い魔術師が
ジャマしてつかまっちゃった。。

それでチセが長く生きれないことバラしちゃった。。


ってゆうおはなしだったけど
何だか今季3本目の旅するおはなしになったみたい^^
チセはまた水に落とされちゃったねw

こんどはちせがケガレの浄化。。
って何だか「双星の陰陽師」みたいだけどこっちは魔法^^

奥さんはだんなさんを成仏(?)させたがってるみたいだけど
たぶんエリアスがなんとかしてくれるんじゃないのかな?

それだったらあんまりおもしろいおはなしにならなさそう。。

どうなるのかな?
{/netabare}
{/netabare}
#5『Love conquers all.』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
魔法使いに騙された、哀れな少女。魔術師レンフレッドにはそう見えていた。
だがチセは、エリアスの真意がどうあれ、彼から離れるつもりはなかった。なぜならエリアスは、初めて自分を必要としてくれた存在だから。チセは澱みの中に歩みを進め、惨禍の真相を知る。そして悲劇の裏側には、ひとりの少年の姿が──。
{/netabare}
感想
{netabare}

えーっ!?このおはなしってどうなんだろう?

体の弱い奥さんを丈夫にするために流しの魔術師に相談したら
ネコを殺して薬を作れば長生きするってだまされて
けっきょく奥さんはドロドロになって死んじゃって
だんなさんはネコの呪いで化け物になっちゃった。。

ってゆうおはなしでさいごはチセが浄化してあげたんだけど。。
おはなしがグロかった。。

ってゆうか人を殺すようなおはなしでも
はじめからそう分かってたらまだ大丈夫なんだけど
このおはなしってちょっといいおはなしだって思ってて
そんなにグロくなるなんて思わなかったからちょっと引いちゃった。。


それにねこたちはかわいそうだったけど
ダンナさんは人を殺したわけじゃなくって
奥さんの命を救いたくってネコたちを殺してただけ。。

それでもしケガレになっちゃうんだったら
お肉を食べる人みんな呪われちゃうよね?

だってこのおはなしだと
だんなさんって奥さんの命を助けるためにネコたちを殺しただけだったけど
人間はお肉なんて食べなくっても生きられるのに
たくさんの命を殺してるんだから。。

「いや、自分は殺してない」って言いわけしても
誰かにかわりに殺してもらってるんだから
もっと悪いしもっと呪われちゃうんじゃない?って思う。。


何だかあんまりすっきりしないおはなしだった。。
{/netabare}
{/netabare}
#6『the faerie queene.』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
ウルタールの一件から10日と数日が過ぎても、チセは眠りに落ちたままだった。彼女を案じるエリアスとサイモンの前に、予期せぬ客が姿を現す。それは常若の国(ティル・ナ・ノーグ)の主。ブリテンの夜の一角を統べるもの。妖精たちの女王(ゲアラハ)、ティターニア。
{/netabare}
感想
{netabare}

おはなしはすごくゆっくり。。

何か起きるけどいつもそんなに大したことじゃなくって
でも、ちょっとずつエリアスとチセが近くなってくってゆうおはなしみたい


はじめの方は先週のつづき

レンフレッドたちはいい人みたいだったけど
チセのことエリアスから助けようってしてくれたのかな?
なんだかラスボスがいるのかも?


エリアスはチセが死ぬのはなんとかする予定だったから言わなかった。。
とか実験だとかって
エリアスは人の考えてることは分かるけど気もちはよく分からない
チセといっしょにいて分かるようになりたいとか思ってるみたい

チセは
エリアスがもういらないってゆうまでそばにいるって言いかけて眠っちゃった


後半は妖精の王女様の夫婦とのおはなし
なんだか中二病っぽくかっこつけて出てきたけど
夫婦でマンザイしてるみたいだったw

でもチセがだんなさんに
夫婦だ。。子どもが。。とか言われてテレてたね^^

そんなチセにエリアスも内蔵がぎゅってw

エリアスさん顔が変わらないけど見てみたかった^^
{/netabare}
{/netabare}
#7『Talk of the devil, and he is sure to appear.』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
たなびく漆黒の毛並み、燃えるように赤い目をしたその犬は、チセのことをイザベルと呼んだ。教会からの最後の案件は、とある墓地に現れた黒妖犬(ブラック・ドッグ)の検分。だが、見定めるべき彼の助けで チセはからくも難を逃れる。一方、レンフレッドの弟子アリスもまた、黒妖犬(ブラック・ドッグ)を手に入れるべく動き出していた。
{/netabare}
感想
{netabare}

今回のおはなしは少年がラスボスなのかな?
レンフレッドをおどかしてキメラの素材集めをしてるみたい

ブラック・ドッグは傷だらけで自分のこと人間だって言ってたけど
どうなってるのかよく分からなかった。。
来週分かるのかな?

その少年がチセをおそって大ケガさせてエリアスはおこったみたい
怪物になった。。
見ててこわい。。

あんまり考えさせられるおはなしじゃないし
そんなに感動もしないのにグロいから
来週もこんな感じだったら見るのやめちゃおうかな?
{/netabare}
{/netabare}
#8『Let sleeping dogs lie.』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
アリスは変貌したエリアスを見て、直感する。これは、けしてヒトには為り得ぬものだと。レンフレッドとアリスを操り、黒妖犬(ブラック・ドッグ)を手に入れようとしていた魔術師カルタフィルス。彼の「作品」にチセを傷つけられたエリアスは、今までとは違う異様な姿と力の片鱗を見せる。エリアスを知る魔術師たちは彼をこう呼ぶ。裂き食らう城(ピルム・ムーリアリス)、と。
{/netabare}
感想
{netabare}

何がしたいかよく分からないおはなし。。


エリアスをチセが止めたって思ったらこんどはエリアスがチセを止めて。。

それにチセの傷も
あれだけ血が出てるのにぜんぜん平気そう。。

前のネコのときのおはなしもカルタフィルスのせいだったみたいだし
いろいろワケが分からない悪いことしてるのに
けっきょくカルタフィルスは変わらないままで
何だかすっきりしないおはなしで気もち悪い。。


にゃんはここでやめちゃうけど好きな人ごめんなさい。。
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2019/02/05
閲覧 : 1288
サンキュー:

86

ネタバレ

よっぴ~ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

えっと~

この世界観好きです。
人にもよると思いますが、私はこの2人がとても好きです。
数十年後、例のものが顔を出したストーリーを見てみたいです。

投稿 : 2019/01/16
閲覧 : 358
サンキュー:

7

ネタバレ

※アニをた獣医師 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ただいまの言える場所… チセたちの帰る場所へ。

結構なネタバレなので注意です!
この作品大好きなので書くことが多くて…m(__)m

{netabare}
物語は、羽鳥チセが奴隷として競売をかけられているところから始まる。どうなってしまうのか、そんなとき、エリアスという人間ならざる異形の魔法使い。彼が彼女を弟子&妻にしたい、そういってエリアスは彼女を500万ポンド(これ日本円で八億五千万ほど)
で引き取る。
そうして引き取られ、チセはエリアスや他の仲間たちと次第に打ち解けていく。
エリアスとチセとの愛情とも家族愛ともとれる感情がたまらなく良い(人外×少女 (^^)b)
エリアスが人の心をどんどん学んでいくのも素晴らしく良いストーリーです。
いろいろあるので、またアニメが始まってからですね♪ {/netabare}

この不思議な世界観は、原作でも一度見たら引き込まれること間違いなしだと思います(人にもよります)
少女チセがエリアスと共に成長していくという、二人の似ているところがあるからこそ、そういって進んでいくのかもしれません。
チセが生きていてよかったと思えるようになるといいですね…


歌はJUNNAさんの『Here』すごいです!世界観を表す歌声はとてもあっています!いいですよねぇ♪
Here ここ。チセが帰りたい場所、エリアスが待っている場所、という意味合いでしょうか?
2クール、この分だといいところまでいきそうです!
もしかしたら、この作品もアニメとマンガ同時に終わる可能性も…あんまりないですかね?

作画が鳥肌ものですよ!美しい。

1話、羽鳥智世、本日競売にかけられる。まだ彼女はこの世界を好きになれない。そんな中エリアス、彼女を救うかのように現れる。弟子にするといって。
500万ポンド。日本円では7億円越えてるな。昔だと8億円とか?金じゃないけれども。エリアスは彼女を育てると共に何かをしたいんだろう。エリアスは紛れもない魔法使い。
スレイベガ、夜の愛し仔。
魔力の生産と吸収に長けて、その身に内包する魔力によって魔や妖を引きつけ、魅了する。生きているだけで際限なく魔力の生産と吸収を繰り返す、やがて肉体が負荷に耐えられなくなり、大多数が若くして突然死に至る。その特性上、膨大な魔力の貯蔵庫として使える。そんな存在。
そんなチセは魔法使いの弟子になる。

こういうほんわかしたところもこの作品の醍醐味♪
エリアスもいいですなぁ♪チセが弟子なんて、嫁なんて~♪
シルキ~♪この子も癒しだわ!

そんな中チセはエアリエルに誘われる。幻想的できれい、美しい。だが誘われるのは罠。もうチセには帰る場所がある。エリアスが、シルキーが。家族がいる。
エリアスイケメンだよなぁ♪ でもデフォの絵も良い
大胆な告白だ!ラブラブの波動をくれ!

次回はロンドンへ。

2話。シルキーの少しの笑顔がかわいい。人一倍感情をもつ妖精ですからね。今日はロンドンへ向かう。
アンジェリカさん、エリアスには厳しいですな(笑)
彼女も魔法使い。
魔法と魔術の違い。魔術は科学。魔法は妖精などの力を借りて理に干渉して起こす奇跡。ただ制御が難しい
リスクは魔法の方が大きい。
ただチセはレベルが違う。スレイベガである彼女は。
{netabare} ただそんな彼女になんのリスクもないと思うのかね… {/netabare}
サイモンさん、胡散臭いらしい(笑) エリアスもだが
シルキーかわいい。(サラマンダーついてきてるw)
そして今回、エリアスへの頼み事。薬でした。
あら、ドラゴンに拐われるチセ。
この人もいい人だからね(笑)

3話。ドラゴンにくわえられ、チセはどこへ。
ドラゴンの国へようこそ。この人はエリアスの知り合いリンネル。
チセの冷静なツッコミに安心。
死してドラゴンは木になり、土に還るのか…死を恐れない。それでもチセは心配する。優しい子だ。
それでもチセはそうは思わない。思えないのか…
できないことを羨むな…か… 少し切ない。
それは遠い遠い昔の記憶。ドラゴンの。ネビンの最後の記憶。そして彼は木となる。そしてチセに受け継がれる、その木が杖として、いつか。リンデンバウム、白いきれいな花が咲く。 羨ましい還り。


それにしても素晴らしい作画。

4話。猫の国。猫の命は9つあるという。
猫の噂は1日で100マイルか。すごいな。
猫は魔術師が嫌い。狡猾だから(過去になんか)

猫の国の過去。命を奪うもの。そして猫の国にある淀み。それをどうにかしに来たというわけか。

突然の強襲。そして誰かの過去を見るチセ。
沼倉さんだ。淀みの核。ミナとマシュ。彼を救ってほしいと願うミナ。魔法をまだちゃんと扱えないけど、チセは決意する。今回はエアリエルが助けてくれる。

ここで魔術師が登場する。レンフレッド。
スレイベガの遠くない死。チセはどうする。

5話。スレイベガの運命。だがチセの決意は揺るがない。今のチセにはエリアスが必要。浄化の最中、チセは見る。淀みの中で。ある魔術師と会うマシュ。
これがいけなかった。ミナを救おうとしたマシュは禁忌を犯す。猫が次第にいなくなっている?
狂っていた。マシュは猫を殺し、薬?を作った。
だが薬を飲んだ彼女は救われなかった。マシュは壊れた。それ以上は猫が止めたのだ。彼と彼女は悔やみの中で死んでしまったのだ…
チセは救う。魂を。消さない。タンポポが種を風にのせるみたいに…

そこでミナは見た。花の庭園を。そこでマシュとまた会えた。救われたのだ。

この後、チセは深い眠りについた。

6話。エリアスは人の心がよくわからない。それは過去に何かあったから。そのため、チセを買った。
チセはこのあと眠りにつく。チセはエリアスの理解者になるんだろうね。怖がらなくていいとはね。

チセのことが心配なシルキー。いい子だよね。
眠れる森の美少女だね。チセは。そんなサイモンとエリアスの前に妖精の女王、ティターニアが現れる。
オベロンさん、工藤やん(笑) せやかて工藤!
親戚のおっさんか。チセが起きたとたんに(笑)
エリアスは人の恋心というものを実感したね♪チセも

{netabare} ティターニアの乳はエロすぎる bgmも素晴らしいですね{/netabare}
エリアス、ロマンチックなこというよね~♪
ドキドキしちゃうよ!

そして来ました。ルツ。

7話。魔法を習得しつつあるチセ。エリアスの教え。
エリアスの過去。それはいずれ語られる物語。
ブラックドックを見に行く。それが目的です、今回は。
そして殺人。誰かやったか?そしてチセはよくないものと出会う。
危ないと思ったとき、黒い誰かが現れた。
まだルツじゃないけど、かっけー。イザベル…誰かな
イザベルを求めるブラックドック。
ユリシー。それが彼の名前。彼女を守り続けたいと願う一人の人か、犬なのか。
アリスという女性もブラックドックがほしいのか?

黒幕はあの少年。名をカルタフィルス。

なんだかんだエリアスも手伝うのだな。

チセが…エリアス激怒だよ…人にはなれないものの怒り

8話。エリアスは怒っていた。怪我したチセをイザベルと重ねるユリシー。
チセはまた過去をみる。イザベルとユリシーの。
イザベルは眠ってしまった。ユリシーは待ち続けた。
エリアスは完全に化け物となっていた。
カルタフィルス、呼ばれたくない名前なのだろう。
そこにレンフレッドが助けに現れる。が、カルタフィルスは死んでいない。
カルタフィルスはイザベルを媒体にキメラを作っていた。チセ…彼女が怒るのは初めてだろうか?
魔法はなんだってできる、か。だがそれは禁忌。
理を曲げてはいけない。妖精が現れた。ウィルオウィスプである。そしてカルタフィルス、記憶がとんでいるようだ。(チセとエリアス、ラブラブだな。)
ブラックドック、使命を果たすため、チセに名を貰う。
名をルツ。チセと運命を共にするもの。共同体。契約を結ぶ。(挿入歌いいね)おやすみ、イザベル。いずれ行くまで待つんだろう。彼女は。
ルツ、意味は哀れみ深い友。
そしてカルタフィルスのもうひとつの名、ヨセフ。死ねない怪物。いずれまた現れるだろう。

ウィルオウィスプ、働き者だな。石田さん。

9話。つかの間の日常かな♪ いい家族だなぁ~♪
引きこもりエリアス。シルキーかわゆい。お母さん。
アンジェリカさんの登場。女子会ですね。
チセも表情豊かになってきたね♪頼ればいいんだよ。
うむむ。チセはわかってるけど…エリアスに頼りきりということ。でもまだ子供だもん。今の帰る場所。
ここの家。
エリアス!ハイエースだ!シルキー怒ってる(笑)
ルツイケメンだな(笑) ルツお兄さんしてる。

この話好きなんだよな。おじいさんの恋の物語。
はやみんだ!ヤナンシ~♪これはガーランドと吸血鬼の恋。これを恋といわずしてなんという。

エリアスは水浴中です。
チセはエリアスのことをもっと知りたいんだよな。
これは自分達が到底できない恋なんだろう。

またまたドラゴンです!

10話。チセの杖を作りましょう!シルキー、いいなぁ
うちに来ないだろうか(来るわけがない)
チセはどじっ子。そして心が寂しいエリアス。
チセはエリアス共依存みたいな感じだからな。
そしてリンデルにエリアスの過去について教えてもらうのでした。エリアスはどこから来たんでしょうな…
リンデルとエリアスの出会い。後の師と弟子。
三石さん(みさとさん!)
人になろうとした成れの果て?なのだろうか?

11話。チセの道か。どうするか。
そしてエリアスとリンデルの二人の旅。それは簡単なものではなかった。子供には隠れていてもエリアスが見えていた。何をしたでもないのに…人間不信になるのも無理はない。それでもリンデル絆はある。
そして少しずつ魔法についても覚えていった。器用。
エリアスは人を食べたことがある。それでもチセはエリアスを大切に思うだろう。そしてリンデルさんは彼らしい考えですね(笑)
ドラゴンアタック。チセ沈没!
そして杖を作りましょう。リンデルさん歌うめぇ。
水鏡。エリアスとチセ。恋しいんだね。
近くて遠い、そんな感じ。ラブラブラーブ。

12話。エリアス。寂しいですね。
杖が完成。そしていつかのドラゴン。
教えられることが多いチセ。捨てられることが怖いんだな。当たり前のこと。だけど、だからこそ今の出会いがある。生んでくれただけで感謝か。
魔法で帰る。さすがチセ。エリアスにあいたいという気持ちがつれていく。いい演出。
おかえり。そしてただいま。愛されてるなぁ♪

いつか向き合うのだろう。ここが今のチセの場所。

そして次回から新しいところへはいる。2クールです
シリアスが強くなっていきますか。

13話来ました!漫画と同時におわるのか?
開幕この声。アーカードですか?
新しいop、これはmay'sさんか!いいですね♪
シリアスとんで綿蟲です。毛がり。ルツすき。
雪蟲だ。そのおかげでエリアスも人の心が少しずつわかってきた感じだ!だがいらないと判断するところがまだね。チセもちゃんと話したいんだよね♪
和むわぁ~♪
チセの過去(最新話でのことが気になる)
エリアス、それはね、寂しいとか恋しいって言うんだ

自分も勉強しなきゃです。ここは原作より早めてみてる感じですね。
そして登場しますのは、灰の目です。(黒幕だろw)
Ed、いいっすね、そして次回はあのはやみん。
大好き話。

14話。チセが紅い狐に!フェネックか?どこかへいってしまう。自由。どこへいこうとするのか。どこを目指すのか。迷いが生じる。彼女はやはりエリアスとの場所を望むのだ。(かわいい) 狐か。前回のシリアスが一瞬で終わるのがしゅき。

そしてこの話に突入。はやみん登場。
ジョエルさん。ヤナンシーのはやみん。吸血鬼だからな。近くにいるだけで… これはもう恋ではない。愛と呼ぶ。それほどいとおしい。
チセはどうするか。エリアスはまだわからない。人の心が。ジョエルさんは、悲しさから新しい出会いがった。もう一度彼女に逢いたい。美しい…彼女に…
チセはそのために薬を作ります~♪(たびたびはいるコメディー好き)

届きそうで届かない。触れられない距離。切ないがそれが当たり前なのだ…
5徹とか死ぬわ!

成功だぜ!やったでおい。
これを愛と呼ばずしてなんという!
ヤナンシーを知っていたのか…いいや。いっぱい貰ったさ。惰性の人生が。幸福なものへと…
美しい物語。愛。辛くても愛してしまった。
(はやみん大好きになるよ…)

チセの涙は悲しみと喜びだろう。
(オベロン、帰れ)

そうだ、チセヤバくなるんだった…

15話。チセが…エリアスは妖精にチセをとられるかもと思ってしまったのかもしれない。そして家はシルキーに任せる。彼女も寂しいのはもう…
妖精のお医者様。彼女はチセが本当に生きていきたいと思う心。そのことを試すために憎まれ役か。

エリアスも同情なんて真っ平ごめんだって感じか。
チセもエリアスも今のまま生きていたいと臨む。

シルキーのお話。だいしゅき!がんばり屋の彼女はとてもよい笑顔をする!かわいすぎか!
彼女の過去。(ヤナンシーのはやみんも登場しているんですね、ここでも)
どこかいく宛もない場所を求める。辛い…
そう、ここで初めて言葉を発する。彼女が灯りとなる
それが彼女の生きる道。彼女の名前はシルキー。
バンシーではなくシルキー。
時間のずれがあるからシルキーはすごい待ったんだろうな。ああ、かわいいなぁ。もう!

彼女もまた、皆の帰りをまち、ただいまといえる場所を求めていたのだ。
皆が笑顔でいられる場所であったらいい。

16話。冬の日です。弟子同士のお話。だそうな。
終盤に近づく。チセは大丈夫かな?エリアス過保護とルツの落ち込み、ルツはお利口。
まずはエリアスとチセのゆったりとしたお話。
シルキー暖かいな~♪この二人の愛は温い。
脆そうで崩れてしまいそうだけれど、だからこそいとおしく思える。愛し愛される。理想ですね♪

そしてチセのプレゼント選び。レンフレッドも愛されていますな~♪
かっこいい系女子。アリス。
かっこいいボディーガードのルツ。
アリスの過去。チセ、薬ダメ。ぜったい!
アリスをゴミのような場所から救ったのがレンフレッドの先生。かっこいい大人だよ。
優しい大人だ、人を救うという。レンフレッドはこの子のために目を犠牲にしてますからね…
イケメンすぎるだろうが!アリス、そりゃあね。大好きになっちゃうさ。そんなさ。自分のことをしっかり見てくれる人に出会えたんだからさ。
そうなんだよね、幸せは自分が決めるんだよ。
(エリアスがとりのことは黙っている)

こっちもこっちでおあついね~♪チセ、愛されてる。
暖かいお話でした。お説教はあるけどね(笑)
余談、風邪引くよ、チセ。

そして悪魔の囁き手…

17話。終わりが近づいてきている。
愛されているチセ。それを愛で恩返ししたい。
黒幕が厄介。ステラは重要な鍵になる。

まほよめ、9巻で終わりなのかな…きりがいいかもな…

対価。必要だよな。チセ、重ねてるのな。
出たよ。灰の目だよ。(父親なのだろうか…)
もしかしたら… ルツお兄さん!ありがとう!
かっこいいな!ルツお兄さんよ!
弟さん(笑) 臆しない(笑) 

エリアス、愛だよ。それが愛。くまさんチセ!
姉弟愛だな!
そう。輕口はいけないよ。それが重いんだ。

18話。チセに友達ができました。エリアス、嫉妬。
チセにも家族だけではなく、親しい人もできたね♪
エリアスは寂しいんですな。チセの隣にいないのが自分でないとモヤモヤするんだな。こっちを向いて欲しかったんだな。大人になりきれなかった子供のように
チセも恋に恋する少女なのです。シルキーかわいい。

強行突破のチセとルツ。たまに入るデフォのアニメの絵がいいですねぇ~♪
父と娘だったのが、母と子みたいに見えるんだね。

久しぶりのアンジェリカさん。
チセの子守唄最強説。永遠の眠り。母性の塊か!
チセも永くない…どうすればいいのだろうか…
チセ。何て起こしかただ!そしてチセおやすみ。

続いてはドラゴン拐われる!かた、カタルフィルス?だっけ?


{netabare} エリアスとチセの寿命。これがキーとなる。どうするのか。{/netabare}

19話。鈴木さんだ。いい声ですよね♪
ヨセフ。カルタフィルスのもう一人の人。
ドラゴンが誘拐された。その手助けだという。
チセ!言い方よ(笑) 痛かったんですよ!あの時って

ドラゴンが競売にかけられる。そうふんだチセ。
エリアス。イケメンになったな。
レンフレッドもチセを気にしている。彼なりの優しさ

ほころび始める…チセとエリアス。そう感じる。
向き合う時が来る。
ドラゴン、誘拐したやつ、表に出ようか。
色っぽい声。真綾さん。
チセには見える、ドラゴンの気持ちが…

20話。ドラゴンの暴走をとめるチセ。
それは誰かのために。だがその代償は大きい。
命は永くない。一人で受け止めてしまったがために。
そのことにエリアスは悩む。人のように。

チセとエリアス。どう向き合うのだろう。
命…彼女はどう向き合いたいのか。
過去とどう向き合うのか。

21話。逃げたいときは逃げる。でもできない人もいる。難しい…
チセ、他人を助けるのは自分を助けてからなんだよ。

エリアスはここから手段をとわなくなってしまう…
誰を犠牲にしてでも…自分を見てくれるのは。
チセだけなんだから…ルツも協力か。
(台詞気になるなら漫画買おうね)

目指す場所…エリアス…ここまで来たか。
チセも気づく。
エアリエル、チセ大好きなんだものな。

ステラ…彼女を犠牲に…チセ、進め!
チセは拒む。他を犠牲にして自分が生きることを…
二人で考えようと決めたのに…
嫌なんだよ。チセは。エリアスがなりたくない化け物とよんでいたものになろうとしているのが…
エアリエルも話し合えといっていたのに…

来週はもう単行本ぬかしたチセの過去の話。
母親と父親、弟…

22話。ヨセフ。チセに永遠の命を取引。
チセの過去。お母さんとチセ。まだ弟とお父さんがここにいるときの過去。体質は母親譲り。何かが見える
カルタフィルス、切り離された何か。これはチセが向き合わなければいけない過去。
そう、お父さんは戻ってこなかった…
そしてお母さんは壊れていった…そう、嫌な考えが過ったのだ…
許してといって、母は…この世を去った。
チセは母を許さないことで、今の自分を肯定したかったのだ。だからそれは感謝。

チセが次にすること。ヨセフを救うこと。

23話。終わりが近い。言葉を交わさなくても、チセはエリアスを信じてる。


やっぱりアニメ化は成功でしょ!もうたまらんです!
きれいな作画、魅了される。
この美しい世界で何が見られるだろう。
安心して見られるんです!

アニメが先に終了するのか。原作通りか、オリジナルか。どちらだろう。


最終話。カルタフィルスとチセ。二人は似ている。
そこに灰の目が現れる。エリアスもルツも。
妖精はチセの味方。エアリエル。エリアス、蕀の魔法使いたる所以。二人が求めたものは同じ。
だからこそ見捨てられない。
永久におやすみ、カルタフィルス。
眠りの子守唄を聴いて。おやすみ。

眠り姫。チセ。夢の中でチセはヨセフと。
そしてチセは人になれた…で、さっそくチセの説教とエリアスの説教というか、痴話喧嘩。
幸せな帰る場所がそこにあった。


チセの帰る場所。ようやくエリアスもシルキーも、ルツも。皆がいる場所ができた。
チセとエリアスの分かり合えるのは、もう少し時間がかかるかもしれない。でもそれが普通なのだ。


ある魔法使いがいました。彼は弟子に奴隷を選びました。そして同時に嫁になりました。
正式な夫婦となって森の家で暮らしました。
これはそんな不思議な魔法使いたちの物語。
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続編の学院編決定です!まだまだ漫画でこの作品が見れるのでとてもうれしいです!
とりあえず区切りがよく、ハッピーエンドで終わりました。チセとエリアス、二人の物語は続いていきます。学院だとアリスも結構でてきそうですね♪

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この作品には感謝してもしきれないです!
二人はようやく夫婦になれたのだと想うと、とても幸せな気持ちになれました。いろいろな出来事や、困難なことがあったけど、そのおかげでエリアスたちに出逢えたんだ。支えあって、末長くお幸せに!


好きなシーンはいろいろとありますが、まずは1話のお風呂シーンのチセがあたふたするところですかね。{netabare}
まだエリアスが人の心がわかっていないとき。気遣いとかそういうものがあまり感じられない。少しはあるけど、まだ弟子とかそれぐらい。
チセがペットみたいですよね。{/netabare}

次はブラックドックのはなし。
{netabare} 彼にルツという名を与えるところ。彼の覚悟、チセと共に生きていき、共に朽ちる覚悟を見せられる。 {/netabare}

まだまだあるけど、チセの花嫁のところもいい。

シルキーのうきうきするところとか~♪

投稿 : 2018/12/15
閲覧 : 896
サンキュー:

28

ネタバレ

三毛猫メリー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

魔法使いの嫁

過去に視聴済み。

私が感動したのは11~12話に出てくる
リンデル(歌は竹中大地さん)が歌う
「イルナ・エテルロ」のシーン。
これでエリアスにたいするチセの想いがわかって良かった。

この回がなかったら、このアニメの評価は普通で終わっていた。

投稿 : 2018/11/28
閲覧 : 355
サンキュー:

9

ネタバレ

べる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

前半は凄かったが・・・

全24話構成。原作既読。
前期のOPが神がかっておりこれだけでも必見。
物語としては全体的に暗いめの内容だが鬱展開ではないので割と万人向けかもしれない。世界観はタイトルからわかるようにファンタジー。
一般社会から拒絶されていた少女が「本物」の魔法使いに出会うお話。最初は人身売買とダークな導入だが物語りへの影響はほとんど無し。恋人・嫁というより「家族」として接する感じで双方が子であり親である。すこし微妙な距離感が良い雰囲気を出している。
が、後期でOPが変更になったタイミングから失速感がはんぱ無い。
前半の勢いがウソのような地味さ加減で別作品を見ているよう。
最期までがんばりきれなかったのは本当に惜しい。

投稿 : 2018/11/08
閲覧 : 289
サンキュー:

5

ネタバレ

Bee@ぐーるぐる さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

自分用

言葉は分かり合うためじゃなくて、話し合うためにあるんだ。

投稿 : 2018/10/10
閲覧 : 261
サンキュー:

2

ネタバレ

NO99 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

我慢できませんでした

13話まで視聴
退屈で 長い

投稿 : 2018/09/23
閲覧 : 359
サンキュー:

1

ネタバレ

takeboo さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

ついていけず

4話まで視聴してみましたが、話が退屈すぎていつの間にか寝てしまう事しばしば。
時間が勿体無いので、視聴を止めました。私には合わなかったようです。
48点。

投稿 : 2018/06/29
閲覧 : 339
サンキュー:

2

ネタバレ

kurosuke40 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

人間と怪物

私は要らない子という呪いを背負った智世と
感情的なアプリオリを言語化できておらず、また自らの感情と他者との付き合い方に疎いエリアスのお話。

全編を通しての智世の解呪と
後半からは、人外のエリアスが、感情と他者との折り合いの付けあい方を学んでいく。

前半は智世が居場所を決めていくまでの過程。
おそらく智世にとって適切な場所を見つけたものの、関係性を深めていくことができない。
エリアスも自分は化け物だから、怖がられて嫌われるのではないかという思いから、踏み込めない。
智世は智世で、エリアスが望まないならば深入りしたくない。深入りすると私は要らない子だから、また捨てられてしまうかもしれないと踏みとどまってしまう。
しかし、お節介な管理人やネヴィンの後押しもあって、智世は踏み込んでいく。
エリアスから寂しいという言葉を引き出し、ただ買われたから、ではなく
寂しがる人がいるから、と居場所を決めていく。

ただ居場所があればよかった、から、関係性を深めていけないことに対する不満がでてきていることへの葛藤だったり、
「そんなに怖がらなくていいですよ」とエリアスの内実を指摘していく様は、
見えない心の動きを指摘していて、あーそうだよなーと見ていて心地よかった。

ただ踏み込んだ分後半からはエリアスの内実が見え、子供っぽさが顕現してくる。
冒頭からエリアスは理性的に書かれているだけに肩透かしを食らった感があったけど、
実はこの部分が人外というジャンルの強みなんでしょうね。

感情はどのように言語化されていくかというと、
赤ん坊のときに、母親から「嬉しいね」「悲しいね」というアプリオリに言葉をもらって言語化していくものらしい。
エリアスは出生の特殊さや、また人との付き合いも薄いこともあって、そのような経験は薄い。
現実にも感情を言語化できていない人間男性はいるだろうが、物語の主要人物としてはあまり受け入れられないだろう。
あくまで人外だし、しょうがないよね、となる必要がある。
心の人外的な要素の描写が薄かったため、当初は子供っぽさが見えた際には驚いたが、だがこの穴は計算されたものにも思える。

また人間と人外では、論理が違う部分が多々ある。
人外では生きるために親は子を崖に突き落とすかもしれないが、
人間ではあくまで慣習的にはそのような行為は認められていない。

人外(怪物)の論理では、大切なものは相手の意思に関係なく、自分のものにして大事にしまっちゃおうねだが、
人間の論理では、一緒に話し合って妥協点を見つけましょうになる。たとえ、智世が竜の呪いに殺されてしまう結論になっても、だ。

どちらの論理が正しいか、は置いておいて
家族として暮らしていくには智世とエリアスは折り合いをつけないといけない。
弟子だったら師匠に合わせるだろうが、あくまでタイトル通り嫁の話なのだ。

このような人外側の感情的な自覚の薄さからくる感情への対処法を知らない子供っぽさや、
セロリが好き嫌いレベルではない論理の違いがラディカルに表れ、乗り越える様が主題になる。
まぁぶっちゃけ内実的には見た目以外はエリアスは疎い人間男性ぐらい、の程度の違いになっていて、そこまで人外人外してないですが。

智世が居場所を見つけて、自尊心を取り戻していき、私を縛るのは私自身だったと気づく過程には
完全な人外ではなく、元々人間で人間的な慣習が残る野獣で十分だったかもしれない。
ただ個人的には、歩み寄るという必然性が多い分、完全な人外の方が好きかなーと思いました。

前半の素直じゃない二人の様子や、
後半のエリアスの子供っぽさを踏まえてお互いやっていこうと歩む様は見ていて心地よかったですね。
誰も他人と完全に理解しあうことはできない。
言葉は分かり合うためではなく、話し合うためにある、とステラさんの言でした。

ご精読ありがとうございました。


蛇足
智世が一緒に話し合いましょうと提案する割に、一人で決断と実行に先走るのは、
もうちょっとエリアスは怒っていいと思う。
作中でも長生きしようよと、別方向から諭されているけど。

あくまで人間側の論理に人外が合わせる方向になっていますが、
(智世が人間の先生という立場で、エリアスも妖精女王の前で受け入れ先を人間に求めているのがわかる)
理屈から言う人間が人外側に合わせることもありといえばありで、
どのような結論になろうと、そこは他人が立ち入るところじゃない。
人外ジャンル、闇が深そうだ……。

好みだったので原作買いましたが、原作に忠実なアニメ化でしたね。
2クールでじっくりと再現してくれたのは良かった。

この作品での自由は、自由意志かな。

OP1、良いね。

ヨセフも強引に救い上げる剛腕さ、すきだわー

投稿 : 2018/06/24
閲覧 : 289
サンキュー:

11

ネタバレ

yapix 塩麹塩美 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

エリアスって・・・♂なの?

 我々は誤解している。
 否、
 あえてそれに気付かないふりをしている。
  {netabare}人は徹頭徹尾「孤独」であるということに。{/netabare}

  {netabare}人に限らず、
 生きとし生けるものは全て、
 孤独に生まれ孤独に死ぬ。
 動かせぬ、
 抗えぬ、
 節理。
 ただ人だけが、
 生に意味を見出し、
 死に価値を見出そうとする。

 チセは誰かに終わらせてほしかった。
 この苦痛に満ちた意味のない生を。
 
 エリアスはなにかを求めていた。
 終わりの知れぬ生に変化をもたらすものを。

 カルタフィルスは彷徨っていた。
 ただただ何かを求めて彷徨っていた。

 「共感」とは何であるのか?
 本当に相手の気持ちがわかるのか?
 あなたのその痛みを理解することができるのか?
 あなたのその痛みは私の知る痛みと同じ痛みなのか?
 ただわかったつもりになっているだけではないのか?
 「スレイ・ベガ」として生きることを理解することができるのか?
 「異形」として存在し続けることを理解することができるのか? 
 「不死の呪い」を抱えて生きることを理解することができるのか?

 私が抱える「痛み」は
 ただ私だけの「痛み」なのだ。
 何人も肩代わりできぬ、
 何人も理解できぬ、
 私に固有の「痛み」なのだ。
 
 それが「孤独」ということ。
 「孤独」を受け入れることが出来たとき
 誰かと共に歩むことができるようになるだろう。{/netabare}

 もう少しチセとエリアスには穏やかな生活を送って欲しかったかも。
 
 
 

 
 

 
 

投稿 : 2018/05/22
閲覧 : 377
サンキュー:

21

ネタバレ

サタカ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

まだまだ原作を追います!

原作既読組です
本作は現代なのにどこか懐かしい雰囲気とそれに交わる魔法や妖精が息づく世界観に引き込まれて原作から入りました。話題にもなってたしね!

アニメはその世界観を壊すことなく更に美しく製作されていました。好きだったシーンがカラーで動いているんだから「オーーー」とため息が出ます。

主人公のチセとその親との関係が救われないまま終わるのでアニメだけだともやもやするかも 原作組なので、これからしっかり回収してくれるんだろうとワクワクしてます

最後のシーンでチセの衣装が白く、まるでウエディングドレスの様になっていたのは原作と違い非常に美しい確変で感動しました

ちょっと気になったのは元々明るくは無い話なのだが画面全体が暗くしすぎで見づらく感じた所。演出か規制かわかりませんが明るさ調整しながら見なきゃわからない

話はまだまだ回収出来ていない所でENDを迎えてしまうからアニメだけ追うつもりの視聴者は物足りないかも 個人的には原作の新刊早く出てくれと祈るばかりで楽しみにしています

投稿 : 2018/05/17
閲覧 : 248
サンキュー:

6

ネタバレ

やまげん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

OPとEDが耳に残る

人と人モドキの存在が、お互い助け合って成長・理解をしていく物語、かな。なんとなくだが、作者は女性かなという気がする。

前半は、リンデルの歌のシーンやルツとの契約のシーンなど、美しいシーンが多かった。

チセが自分の感情だったり思考だったりをその時々で断片的にしか語らないから、最終話付近になるまでチセのキャラ設定がよくつかめなかった。

チセは、自分の命を大切にしないところがあったけど、それもラストの展開で触れられていて、ようやく少し腑に落ちた。

2期からOPが変わったが、それまでに放送されたシーンをつなぎ合わせて作ったOPでちょっと残念だった。
最終話になって、オリジナルのシーンが増えたOPが放送されたが、最終話までひっぱることに意味はあったのだろうか。

22話でちせが過去に飛ばされたとき、母親の「あなたなんか生まなきゃ~」のセリフでちょうどAパートが終わってCMに入ったら、途端に「あなたが生まれなければ、この世に生まれなかったものがある」のナレーションと某学院のCMが始まって笑ってしまった。
アニメと、アニメ作品と全く関係ないCMがリンクするという貴重な瞬間を見た。

投稿 : 2018/05/13
閲覧 : 255
サンキュー:

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魔法使いの嫁のストーリー・あらすじ

羽鳥チセは15歳の少女。
彼女は帰れる場所も、生きる理由も、そのための術も、何も持ち合わせていない。
ただひとつ、生まれ持った特別な力を除いて。

そんなチセを弟子として、そして将来の花嫁として迎え入れたのは、
異形の魔法使い・エリアス。
自然と寄り添い、悠久の時を生きる魔法使いの暮しの中で、
チセは大切な何かを少しずつ取り戻していく…。

これは、世界の美しさを識る為の物語。(TVアニメ動画『魔法使いの嫁』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2017年秋アニメ
制作会社
WIT STUDIO
主題歌
≪OP01≫JUNNA『Here』≪OP02≫May'n『You』≪ED01≫糸奇はな『環-cycle-』≪ED02≫AIKI & AKINO from bless4『月のもう半分』

声優・キャラクター

種﨑敦美、竹内良太、内山昂輝、遠藤綾

スタッフ

原作:ヤマザキコレ(マッグガーデン刊)、 監督:長沼範裕、シリーズ構成:長沼範裕、脚本:高羽彩、キャラクターデザイン:加藤寛崇、色彩設計:小針裕子、美術監督:竹田悠介、撮影監督:鈴木麻予、CGIディレクター:須貝真也、2Dワークス:西谷知恵、特効監修:谷口久美子、特殊効果:荒畑歩美、編集:今井大介、音楽:松本淳一、音楽制作:フライングドッグ、音楽制作協力:BASiLiCA、音響監督:はたしょう二

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