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「キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series(TVアニメ動画)」

総合得点
78.8
感想・評価
755
棚に入れた
3311
ランキング
534
★★★★☆ 3.7 (755)
物語
3.8
作画
3.7
声優
3.7
音楽
3.6
キャラ
3.7

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キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Seriesの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

dossun さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルの深い意味と癒される世界観

23年5月1日視聴済み。

<よかったこと>
・訪れる国の特色が強い
・その国のタイトルの意味について考えさせられる
・キノとエスメルのいい距離感
・シズ様のいい声
・人を殺すことができる国で世界観がわかる
・優しい国は神回

<わるかったこと>
なし

非常に見ごたえを感じるアニメでした。
ひとつひとつ、各話のタイトルから、この国はどんな国なのか、本質は何かを考えさせられました。
{netabare} 特に、優しい国は、こういうことか。。。なんて優しい国なんだと思わせられると同時に、彼女は一緒に来れていたらなんて考えます。
また、キノの過去がわかる話がありますが、彼女がこんな苦労を抱えていたのかと思うとなお一層視点が変わってきます。{/netabare}
是非、全話見届けてほしいです。

投稿 : 2024/03/31
閲覧 : 89
サンキュー:

4

ネタバレ

いさ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

2003年に放送されたものをリブートした作品

優しい国や大人の国など共通なものもありますが
人を殺せる国がキノの死生観を良く現してると思います
前作の人を喰った話のかわりに入れたものだと思うが
二つの話を見比べてみると面白いと思うよ

投稿 : 2024/01/13
閲覧 : 100
サンキュー:

1

ネタバレ

青龍 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

寓話的異世界ファンタジーのさきがけ

【本作の紹介】
人間、歳を取ると「最近の若者は…」と説教臭くなるものですが、得てしてそういう「ありがたいお話」は、子どもたちの耳には届かない。
「寓話」が、そこまで見越して作られたのかは定かではありませんが(笑)、面白い話、続きが気になる話なら、教訓めいた内容を含んでいたとしても子どもたちは興味をもって最後まで聞いてくれる。
寓話は人類の偉大な発明の一つでしょう(多分)。

本作は、主に主人公のキノが喋るバイクのエルメスと旅をしながら、我々の常識とは異なる制度や価値観を持つ都市国家を巡って経験した、人生の教訓めいたことをほのめかす「寓話的要素」を持った短編を集めたオムニバス形式の作品。

最近だと、『魔女の旅々』が近いでしょうか。もっとも、本作は、ファンタジーといっても時代設定の幅が広く、喋るバイクなどが出てくるので、人類の文明がある程度進歩した後、個々の都市国家ごとに個別に衰退した社会とみるのが適切でしょうか。

というような内容なので、具体的な内容に触れた方がイメージが伝わりやすいですし、短編集なので1話くらいバラしても比較的問題が少ないと思われるので、ネタバレ有りの3話の感想を下に書きます。
ネタバレ有りでもいいという方は視聴判断の参考にしてください。


【「迷惑な国」のネタバレ有りの感想】
{netabare}タイトルになっている「迷惑な国」とは、ビーム兵器など周辺の国を圧倒できるほどのオーバーテクノロジー持った巨大な都市国家がキャタピラーで大陸を「移動する国」のこと。
そんな圧倒的軍事力を持った巨大な建造物が領土を通過すれば、滅ぼされるのではないかという恐怖もあるでしょうし、当然大きな跡もできる。
だから、「移動する国」は、「領土を持つ国」にとって、「迷惑な国」でしかない。

もっとも、我々の常識的価値観からすれば、国家の三要素とは、「領土、国民、主権」をいうので、「移動する国」は、領土を持たず、国ではない。

したがって、「移動する国」は、我々の常識的価値観の外側にある。

こっからは思考実験。

その非常識な「移動する国」は、自分たちが世界中を旅したいという極めて平和的な目的から移動しているだけで、ビーム兵器など他国を侵略する能力はあっても、それを行使する気はなく、通過したいだけ。
だから、「移動する国」にとって、「領土を持つ国」の中で素直に自分たちを通してくれない国が、「迷惑な国」ということになる。

個人的に面白い設定だなあと。

確かに、通過される方には、巨大都市が通過した跡は残るし、何のメリットもないので迷惑でしかない(ただ、圧倒的な軍事力の差があるので、「領土を持つ国」が「移動する国」の通過を拒否できないというのがまた面白い。)。

だけど、「移動する国」は、領土を占領しようってわけではないので、「領土を持つ国」が通過に協力して被害を抑えることはできる。
そうであるにもかかわらず、「領土を持つ国」が、「移動する国」と話し合うこともせず、一方的に邪魔しておきながら、生じた損害を全て賠償しろというのも何か違う感じがする。

「移動する国」が、「話の通じるゴジラ」だと思えば、必ずしも防衛軍を派遣して討伐しようとするだけが解決策じゃないなあと(笑)。

土地の所有は、古来より、遊牧、農耕、鉱山開発、工場の建設などにおいて、富の源泉でした。しかし、これからメタバースなど仮想空間における人の活動が盛んになると、物理的な土地の価値は相対的に低下するので、必死に土地を守ること自体が時代遅れになるかもなどと妄想しました(もっとも、領土をめぐる紛争はなくなってませんが…)

もう少し話を広げられそうですが、寓話からどういった教訓を得るかは、その人次第なところがあるので、今日は、この辺にしておきます(笑)。{/netabare}

投稿 : 2023/12/26
閲覧 : 139
サンキュー:

9

ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

モーターサイクルダイアリーズ

時雨沢恵一原作、電撃文庫人気シリーズ。

物語は寓意に満ち溢れた童話短編集、
キノとモトラドのエルメスによる諸国放浪記。

原作の表紙にずっと惹かれていたのですが、
イメージとは違い凄惨な話が続きますね。
キノが銃を握りしめて眠るのが印象的でした。

ここには様々な都市国家が存在していて、
原始的なものから、近代的なものまで、
文化の成熟度まで違います。
様々な人と交流しながら、
街を散策し、人と世界を理解する、
キノを徹底して、傍観者にすることで、
視聴者を舞台に上げることに成功しています。

評価は上がったり下がったりなのですが、
作品を正しく理解するには、
ここで描かれていない、余白にこそ、
真実があるのでは、ないでしょうか。

最終話視聴追記。
最後は不思議な物語で締めましたが、
{netabare}人の身勝手さに皮肉と言った所でしょうか。
11話「大人の国」が良かったですね。
願わくば好きなことをして生きる、
キノの過去が描かれ興味深いものとなりました。{/netabare}
動き出したものだけに世界は開かれるのです。

投稿 : 2022/05/23
閲覧 : 885
サンキュー:

71

ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

日々旅にして 、旅を栖とす。<追記;here and there>

人生は旅といえる。
色々な場所で様々な経験をし、人は成長する。
そして、次第に生の意味を知る。
このアニメは、生きる上でのヒントを感じさせてくれる。

主人公キノは達観し冷静。
それは、どこから来るのだろう。
たぶんそれは経験と自信に裏打ちされたもの。
でもそれは一朝一夕ではない。

故郷での先代キノとの出会い。
相棒エルメスと師匠の存在。
{netabare}11話のキノと今のキノ。
並々ならぬ苦労を感じる。{/netabare}

旅路の出来事は様々。
それには原因があって結果がある。
いわば、必然といってもいいだろう。
印象に残った国を二つ挙げよう。

嘘つき達の国。
{netabare}優しい故に、嘘をつく。
皆嘘を信じ幸せそうなんだけど・・・
空虚さが胸を打った。{/netabare}

優しい国。
{netabare}滅びゆく国を静かに受け入れる。
逃げる方法もあっただろうに・・・
人々の優しい選択が悲しい。{/netabare}

個々人で、感じるところは違うだろう。
しかし、その中で学べるものはあると思う。
気の遠くなる旅の果て。
人の世を熟考するのも一興である。

<追記;here and there>
{netabare}やなぎなぎさんが歌うオープニング曲です。

2か月くらい前かなあ。
突然、ひとつのメロディーが頭に浮かんできました。
何処で聴いたんだろう。
遥か昔か、最近か。
思い出せない。

ただ、なぜかなぎさんの曲ということはわかった。
そこでネットで検索し判明。
以前、1話で視聴をやめていた「キノの旅」の主題歌ではありませんか。

そのメロディーとは、「果てまでーーーーー 気ーの遠ーーーくーー」のところ。
目の前がパッと開ける感じの伸びやかさ。
これが、なぎさんの儚げな声と相まって、まるで天空に居るかのよう。

歌詞は至る所センスの塊。
たとえば、空遠に夕虹とか、大雨が住んでとか。
一体どこからそんな不思議なセンテンスが・・・
ほんと、もうやばいです。

アレンジもほぼ神。
特にドラムの音が鼓動のよう。
ドキドキテンションマックス状態。
それでいて、ふと気が遠くなる気持ちよさ。
控えめに言ってもこの曲、なぎさん歴代No.1楽曲です。{/netabare}

投稿 : 2022/05/23
閲覧 : 288
サンキュー:

24

nyaro さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ロードムービーの皮をかぶったSFでした。12話は短すぎ。原作ファン向けでしょう。

「魔女の旅々」のレビューや評価で本作の模倣というコメントがかなりあったので視聴していみました。なるほど、否定できませんね。
 都市国家を旅する、そして、師匠的な存在、1話1エピソードの構成。現地の人間たちの善悪正義を超越したような内容。恋人同士の物悲しい物語。確かにそっくりでした。

 2003年度版を見ていないので設定の知識はあいまいですが、まあ、だいたいのところは見てとれます。あのしゃべるバイクは師匠から引き継いだ、キノという名前は何かの称号?という感じでしょう。代々銃の名手?

 本作を見て「魔女の旅々」では気が付きませんでしたが、ロードムービーの皮をかぶったSF…それも60年代くらいのスペースオペラである、ということですね。なぜ、都市国家なのだろう、とおもったらあれはSFでいうところの「惑星国家」です。だから法律も科学技術水準も思想も文化もマチマチです。

 そもそも生産や国家間取引があまり活発そうに見えない状況など、本来地球上なら成り立たないような設定です。これを宇宙にもっていけば スッキリします。

 移動国家やレーザーサイト、AI的な設定などほぼスペースオペラに置き換えれば説明が付きます。そもそもバイクがAI搭載の宇宙船です。そういえば3日という期限は銀河鉄道999のその惑星の1日停車するという感じを思い出します。銃もコスモドラグーンみたいですし。なにより生活感がないのが非常にSF的です。

 どうなんでしょう。本作だけ見ても主人公の奥行が分からないので、のめり込めない部分はあります。「魔女」の方が旅のきっかけも因縁も説明があるので感情移入はしやすいです。まあ、どちらの作品もヒューマニズムがあるのかないのかがわかりづらいのは一緒ですね。加えて本作は俺TUEEEすぎますので、危機感はないですね。お金の問題や目的も「魔女」の方が後発な分説明は丁寧です。なんといってもイレイナ可愛いです。

 ただ、ラノベで読んだ場合、この1話完結1エピソードを楽しみながら、過去の因縁や人間関係のつながりなんかを楽しむのでしょう。その点では小説を読んだ場合の印象が違うだろうな、という想像はつきます。未読なのではっきりは言えませんが、そうなると12話だと短すぎですね。2クールは過去の解きほぐしも含め欲しいです。これは「魔女の旅々」と同様の不満です。

 さて、ストーリーで殺人とか移動の国とか博物館のバイクとか大人とか、比較的悲惨な話が多いですね。そこに寓話性を見出すこともできますが、どうでしょう。

 例えば移動する迷惑な国はどう考えればいいでしょうか。非の比率が高いのは移動する国側だと思いますが、キノの行動はどう考えればいいでしょうか。一方で殺人の国は多分に寓話的ですよね。治安というものをどう考えるか。自由をどう考えるか。という要素は読み取れます。昔の西部劇に出てくる開拓村の論理にみえます。
 既視感はあるようなないようなという感じで、オリジナルがあるにせよ良く練られていると思います。

 話全体は面白いですけど、多分にラノベで楽しむスタイルの物語ですので、おそらく一気見は向かないでしょう。ポツポツと1話2話ずつ楽しむのがいいのではないでしょうか。
 ただ、私の印象では原作ファンの映像化のニーズに応えたような作品だなあ、とは思いました。

 機会があれば2003年度版も見ます。その上で評価、特にストーリーとキャラは再考するかもしれません。





 

投稿 : 2022/05/17
閲覧 : 510
サンキュー:

13

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

中学生へあがる頃には、このライトノベルのタイトルを知っていました。
中学校の図書室は勿論、市内、高校の図書室にも置いてあり、誰もが知る、一度は触れたことのある作品だと思っていました。
だから、ここの感想を読んで初めて観たという感想が多く目に付いたのは意外であり、自分の常識は世間の常識では無いのだなと改めて気づかされたりもしました。

今回のアニメ化はテンポ感が良くて見やすいし、原作の空気感を上手くつかんだ美術やキャラクターの雰囲気も良いし、キノの少年的ボイスも良く合っていて、期待を遥かに上回るアニメ化です。
観ていたら、久しぶりに小説を読みたくなってしまったのですが、近所の図書館やブッ○オフでは残念ながら見つけることが出来ませんでした。まあ、新刊書店で買いますが、表紙のキノがいつの間にか近年の絵柄になってしまったのがちょっと残念。

今回のアニメ化では、重要キャラクターとの出会いを中心に詰め込んでいるようですね。
”伝統”とか、娯楽のためだけの話も味だと思っているのですが、1クールしかない以上仕方のない事です。
その分キャラ売りとしては需要を満たせそうですし。
あれ、それってつまり元来のファンに焦点を当てたアニメという事ですね…
最初はなんやコイツと思ったティー(4話に登場しました)…でも冒険が進むにつれてキノに続く好きなキャラになったり…掘り下げる話がもっとあると良いんですけどね…いかんせん話数が足りない…

これは二期に期待するしかありませんね。

というかこのままで終わったら許しませんよ!原作の全てをアニメ化するくらいじゃないと、再アニメ化した意味がないんです。だったら原作を読みます。原作にはすべてのエピソードをアニメ化されて、ネタバレ状態でも、楽しめる素晴らしい“あとがき”があるんですから!

投稿 : 2022/05/16
閲覧 : 473
サンキュー:

15

うぐいす さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

一話完結の国めぐり

しゃべる事ができるバイクと主人公がいろいろな国に行きいろいろな人と出会いいろいろな事に巻き込まれたりするお話。

主人公たちの成長物語では全くない。
価値観や概念を「国とその人々」で表現していて、それらに触れた主人公の反応や判断が自分と違っていたり近しかったり比較するところが面白い。

単純にイエスノーで片付けられない事やうやむやになる事も結構多いが、そこは視聴者の想像に任せる的なところが多い。
もっと説明を多くして2クールやっても面白かったかも。

見終えて、まだ見てない良作あったんだなーと思った。

投稿 : 2022/05/03
閲覧 : 242
サンキュー:

3

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

「おやすみ、エルメス」「おやすみ、キノ」いつまでもキノとエルメスの旅を見ていたい。

観終わりました。
「ガンゲイル・オンライン」を見終えて時雨沢恵一先生のこのキノの旅はそういえば観たことなかったので、見てみました。
名前くらいは聞いたことありましたが、どんな話だろうと思っていました。
見てみると、旅人のキノとモトラド(バイク)エルメスの1人と1台が色々な国に行って色々交流したりする、1話完結のストーリーで見やすかったです。
OP、EDともにやなぎなぎさんの曲も良かったです。
キノ役悠木碧さん、エルメス役斉藤壮馬さんも役にはまっていて良かったです。
おススメします。

投稿 : 2022/04/01
閲覧 : 161
サンキュー:

23

ネタバレ

福松 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

旅はいいねぇ、ちょっと変わってるけど(第四話以外視聴完了)

第七話まで視聴、ただし第四話だけ見逃しました。
私自身、元々旅好きなものですから好みかもしれないと視聴開始しました。昔はバイクでも旅をしてたので暑さ寒さ、日差しに風雨とその厳しさは身に染みて知っているつもりです。
全体として良い溜息の出る作品で、ニヤリとする回もあり、とても気に入りました。息をつく暇もなく、台詞を一言も聞き逃したくない気持ちにさせられ、またそれに応えてくれます。
本作ではかなり特異な諸国を旅します。まあ、たいていは酷い国です。稀に力技を用いるキノですが、強引な感じはしませんでした。国自体が特異なのであって、キノの行動などが特異なのではないからだと思います。明確にはわかりませんが、隙のない脚本をしているんだろうなぁ。それにつけても人間って度し難いですね笑。
なお、キノの旅には別バージョンのアニメもあり、そちらは飛び飛びですが視聴しています。機会があれば別バージョンも本気で観たいと考えています。

2021-1220追記
第十話まで視聴しました。
第九話は色んなエピソードがある上、キノ一行とシズ一行の両方が交錯した感じで、裏を読むのが苦手な私の頭の中には?マークが点灯しました。だけど、特にポイントの国の制度には大きな興味が引かれましたし、楽しかったのでよしとしたいと思います。最後の「アニメ版あとがき」なんて初めて観ました。原作者さんと良好な関係で作られた作品なんだなーって思うと幸せな気分になります。
第十話、珍しく何の問題もない・・・。おかしい・・・。子供五人ですか。それが出来て、希望を持てる国は本当に良い国だと思います。出国期限の問題だけが引っかかります。まさかこれは全て演技なのでしょうか?
突然の火砕流。野宿の場所も指定されていたし、あの国の人達は予見していた、ということなのでしょうか。手紙。うわぁ・・・。なんてこった。やはり、キノの旅はただでは済まないのですね。

2021-1227追記、評価確定
最終第十二話まで視聴しました。

第十一話、んー、キノが大きくなった、のではないみたいです。完全に男ですよね。この女の子が今のキノなのかな。手術を受けるのですか、大病なのかな。ん、頭の中の子供を取り出す手術。最後の一週間。ちゃんとした大人、とか言われるとドキッとしますが、とりあえず観続けます。
職業選択の自由のない国なのですか。昨日観たサクガンのドリームコロニーと重なります。案の定、異様な雰囲気になります。入国時の台詞も滞在ルールもキノそのままだったので、流れが見えてきました。
親が上位だって? とほほ。って、まさかの男キノ刺殺となったけど、カメラが揺れ続けます。これが新キノ誕生の瞬間でした。
ニーグリップ大事。あ、ヘルメットをどこかで手に入れるんだよー。倒れたバイクを起こすのもとても大切ですね。ぬかるみや砂利の上ではこれが結構大変なのです。
最後のお菓子、さあ、投げろ! あれ、割っただけでした。たぶんその後、捨てたと思います。お互いに名前を確認するように付け合うって、なんか素敵なスタートですね。元の名前はなんだろう、サクラとかウメとか、んー。寝てたお花畑に関係するのでしょうか。

最終第十二話、目つきの悪い羊たち。お、ちゃんと不整地ではステップに立っている。いいですねー。
お互いに軽口を叩いていますが、これも信頼の証なのでしょうね。旅の相棒、欲しいです。さて、そろそろ理由が気になってきます。
倒れた旅人。何か証拠はないかなと思ったけど、かなり実利的な行動に出ます。羊をはねまくります。悪役感が凄いです。もう理由は気にならなくなりました。襲ってくるなら撃退するのみ、が流儀ですね。
闘羊かー。元気でいてくれて良かったって、元気すぎるやんw 全滅したけど。
昼寝を挟み、次の旅が始まります。

全体を振り返って、旅の気楽さと過酷さを不思議な感じで表現していたと思います。欲を言うなら、旅人の孤独というものも描いて欲しかったです。登場人物がほぼなしになるので、作品的には厳しいかもですね。あったのならすみません。
あと、お師匠さんが出てこなかったですね。キノの旅の前のシリーズでは、うっすらと記憶にあるのですが、ちゃんと覚えてはおりません。(覚えててもここに書くのは控えるべき?)
シズ一行と一瞬、交錯しましたが、ちゃんとした関係性が語られませんでした。これは次のシリーズに持ち越し、ということなのでしょうか。それとも見逃した第四話の影響でしょうか。前のシリーズにある、という可能性もありますね。
夏目友人帳のように、どんどん伸ばせる物語だと思いますので、気長に続編を待ちたいと思います。前のシリーズの視聴が先ですけどね。

メモ:第四話のみ見逃したのでどこかで視聴し追記予定。前述の通り、シズ一行の話で、わたしは結構重大なポカミスをしたのかもしれません。(各配信サイトの粗筋の冒頭のみチラ見しました)

投稿 : 2021/12/27
閲覧 : 217
サンキュー:

13

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

もし。。こんな国があったら?ってゆうおはなしでいろいろ考えさせようってしてるアニメかも?

公式のINTRODUCTION
{netabare}
主人公の人間キノと言葉を話す二輪車エルメスは、
世界をあちこち旅している。
世界のあちこちには個性豊かな国があり、
人々は自分たちなりの法や常識をもって暮らしていて、
キノとエルメスはそんな国々を訪れ、基本的に3日間だけ滞在し、
また次の国へと旅立っていくのだ。
そんなキノとエルメスの旅の話は、時に優しく、時に哀しく、
時に滑稽で、時に胸に突き刺さる。そして、珠玉の物語たちは、
一言では言い表せない鮮烈な光景を私たちに見せてくれるのだ。
“美しくなんかない。そしてそれ故に、美しい”世界を。
この不変的な魅力は多くの人々を惹きつけてやまず、シリーズ累計820万部を記録。
ファンの根強い応援を受け、2017年に再TVアニメ化とコミカライズ2作が始動した。
さらに大きく広がる「キノの旅」ワールドに、ぜひご期待ください。
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:時雨沢恵一(電撃文庫刊)
キャラクター原案:黒星紅白
監督:田口智久
シリーズ構成:菅原雪絵
キャラクターデザイン:アミサキリョウコ
総作画監督:アミサキリョウコ・立川聖治
プロップデザイン:廣瀬智仁・竹上貴雄
エフェクト作画監督:橋本敬史
色彩設計:合田沙織
撮影監督:平川竜嗣
CGディレクター:内山正文
編集:森田編集室
音楽:出羽良彰
音響監督:飯田里樹
音響効果:上野 励
音響制作:マジックカプセル
プロデュース:EGG FIRM
アニメーション制作:Lerche
OP&EDテーマ:やなぎなぎ
製作:キノの旅の会
{/netabare}
キャスト{netabare}
キノ:悠木 碧
エルメス:斉藤壮馬
シズ:梅原裕一郎
陸:松田健一郎
ティー:佐倉綾音
師匠:Lynn
相棒:興津和幸
フォト:水瀬いのり
ソウ:緒方恵美
{/netabare}


1話ずつの感想

--------------------キリトリ線--------------------

第1話 『人を殺すことができる国』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:菅原雪絵 絵コンテ/演出:田口智久 総作画監督:アミサキリョウコ 作画監督:立川聖治/幸野浩二

旅の途中、キノとエルメスは若い男と出会う。すぐ先にある国に移住するつもりだという若い男の話によると、そこは法律で殺人が禁止されておらず、凶悪な犯罪者も逃げ込んでいるらしい。しかし、その国に立ち寄ったキノとエルメスが目にしたのは、穏やかに暮らす人々と平和な街並みだった。
{/netabare}
感想
{netabare}

「キノの旅」って前から聞いたことはあったけど見たのってこれがはじめて

キノがしゃべるバイクといっしょにあちこち旅してまわるおはなしみたい。。


1話目は人を殺してもいい国なのにとっても平和。。ってゆうおはなし

にゃんははじめ
その国に入った人は洗脳とかされちゃうのかな?って思ったけど
別にそんなことなくってみんなふつうの人だった。。

にゃんはそれで分かった^^

だって人を殺してもいい国で1番先に殺されちゃうのって
きっとみんなから1番きらわれてる人だから。。

「撃っていいのは撃たれるかくごのあるヤツだけだ」
ってゆう有名なセリフがあるけど
このおはなしってその通りだったみたい^^


絵はきれいだしちょっとファンタジーで
それなのに
人のイヤなところといいところががつたわってくるみたいなおはなし

にゃんは「蟲師」に何となくにてるかも?って思った


あと、レストランでクレープとクリームを重ねて出してたけど
なんだかホットケーキみたいだったw
おいしそう♪
{/netabare}
{/netabare}
第2話 『コロシアム』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:菅原雪絵 絵コンテ:田口智久/釘宮洋 演出統括:笹原嘉文 演出:南康宏
総作画監督:アミサキリョウコ/立川聖治 作画監督:桑原直子/芳山優/永田陽菜/山形孝二/稲田雅樹

前から訪れたいと思っていた国に到着したキノ。すばらしい国と聞いて期待していたのだが、王の代替わりによって何もかも変わってしまっていた。人々は働かず、賞品目当てのならず者や、事情を知らぬ旅人までもコロシアムで戦わせ、見世物にしているという。キノは自らの意思でその戦いに参加することに。
{/netabare}
感想
{netabare}

前回は「人を殺すことができる国」のおはなしだったけど
今回は「人を殺すようにさせる国」のおはなしだったみたい


この国の市民権を取るにはコロシアムの殺しあいで勝ちぬけばいいんだけど
さいごに勝って市民権をもらうとき何でも1つルールを作れるんだって

けっきょくキノは決勝戦に勝って1人だけ殺すんだけど
それがながれ弾に見せかけてわざと殺した王様だった。。
ってゆうおはなしだったけど
キノがさいごまで誰も殺さないようにしていたのがよかった☆


にゃんは今回もきっと王様を狙うって思ったけど
王様が変わってから殺しあいをはじめたなんて聞いたら
やさしい人だったら王様を何とかしなくっちゃって思うよね^^

だけどさいごキノが戦った相手が
お父さんの王様を殺そうってした王子だったってゆうのは分からなかった。。

王子さまはキノに負けちゃったけど
キノとおんなじくらいやさしい人で
キノよりちょっと弱いくらいの人だったみたい^^


今回1番にゃんがビックリしたのは犬がしゃべったこと!じゃなくって
犬がしゃべったことにしゃべるバイクのエルメスがびっくりしたこと!?

犬がしゃべるよりバイクがしゃべる方がずっとビックリなんだけどw


それからキノが実は女の子だったってゆうことかな^^


あと、かわいそうだなって思ったのは

キノが作った新しいルール
みんなで殺しあって勝った人が王様になる。。
で、みんなが殺しあいを始めちゃったこと

中にはいい人もいたのに
キノってそんな人たちが殺されてもかまわないの?
ってちょっと思ったけど

自分は殺されないって思って
人が殺しあうのを見て楽しもうなんて思った人たちだから
ひどい目にあってもしょうがないのかな?って。。

あと、この国がいい国だってダマされてだんなさんといっしょに来て
だんなさんと戦うことになって自分は逃がしてもらったけど
そのあとだんなさんは殺されちゃった奥さんがキノをだまして
この国に来させたこと。。

にゃんは自分がされてイヤなことは人にはしないようにしてるけど
そうじゃない人もいっぱいいるみたい。。

ダマされるのはかわいそうだけど
ダマす人もきっとかわいそうな人なんだ。。って思った。。
{/netabare}
{/netabare}
第3話 『迷惑な国』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:菅原雪絵 絵コンテ:齋藤徳明 演出統括:笹原嘉文 演出:伊藤史男 総作画監督:立川聖治 
作画監督:山形孝二/渡辺真由美/永田陽菜/もりやまゆうじ/稲田雅樹

キノがハンモックで一休みしていると、突然地面が揺れた。揺れは次第に大きくなり、巨大な灰色の城壁が現れる。動く国の姿に驚愕するキノとエルメス。キノが試しに手を振ってみると、動く国はキノに入国するかと尋ねてきた。応じたキノたちは歓迎され、常に移動しつづける動く国で数日を過ごすが……。{/netabare}
感想
{netabare}

まわりのモノふみつぶしながら動いてく大きな塔の国のおはなし


その国はすごい技術とか持ってるから
ほかの国とか侵略しようって思ったらできちゃうんだけど
住んでる人たちがみんないい人たちみたいで
国ごと動いてみんなで観光旅行するだけで幸せみたい^^

でも国はいつも動いてないと動力がこわれちゃうから
まわりのものをふみつぶしながら世界中を旅してるの。。


それで今回は
その国がすすめないような長くて高いカベを作ってる国に行きあたって
前をふさぐ人とかにどけるように言って
止めようってするその国の軍隊を無視してつっきって行っちゃうの。。


迷惑な国ってゆうのは塔の国のほうだってにゃんは思ってたんだけど
カベを作ってそこを通る人たちから高いお金を取ってる国も迷惑だし
けっきょくさいごのほうで塔の国の人が言ってた

「どんな人間でもどんな国でもあるていど他人や他国に迷惑をかけながら存在しているものですよ。。」

ってゆうおはなしだったみたい^^


その国から出てキノがエルメスに「もし森の人じゃなければ。。」
って答えたところはどうゆうイミかよく分からなかったけど

きっとキノは前にカベの国を通りぬけようってして
通行料が高すぎて通れなくってこまってるときに塔の国に出会って
ヒッチハイクさせてもらったんじゃないかな?

だからべつに塔の国のほうがいい国だったからってゆうわけじゃないのに
敵のミサイル攻撃から塔の子どもたちの描いてる絵を守ってあげたのって
その恩がえしのつもりだったのかも?
動いてる塔から動いてる車をねらうキノがかっこよかった☆


今回のおはなしって
塔の国はもちろん悪いんだけど
悪いって何?ってゆうのもあったのかな?

悪いの意味をしらべたら
「好ましくないこと、受け入れがたいこと」
って書いてあったけど

カベの人たちは塔の人たちのこと許せなくって悪いのは塔の人たちだけど
塔の人たちは止まることって受け入れられないんだから悪いのは止める人たち。。


にゃんはケンカとか好きじゃないから自分が正しいって思っても
誰かがまちがってるってゆうんだったらそれでもいいかなって思っちゃうけど
ふつうの人だったらケンカになって勝った人が正しいんだから
きっとこのおはなしも勝った塔の国の方が正しかったんじゃないのかな?

にゃんはケンカしないから負けることもなくって
いつも自分が正しいって思ってるw

でもきっと、どっちが正しいかなんてどうでもよくって
自分のしたいことしたいって思ったら
勝つしかないんだって思う。。
{/netabare}
{/netabare}
第4話 『船の国』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:菅原雪絵 絵コンテ:川原龍太 演出:鎌田祐輔 総作画監督:アミサキリョウコ
作画監督:山形孝二/渡辺真由美/永田陽菜/もりやまゆうじ/稲田雅樹/桑原直子/甲田菜穂

“船の国”と呼ばれる国に入国したシズと陸。海に浮かんだその国は、大陸の間を移動しながら交易し、仕事と引き換えに旅人も運んでくれるのだ。国の長から掲示された仕事は民衆の監視だったが、シズは彼らと共に働きたいと希望。それは受け入れられ、案内人としてティーという名の少女をつけられる。
{/netabare}
感想
{netabare}

今回はキノたちも出てきたけどキノの旅ってゆうよりシズの旅みたいだった^^


船の国でこのままだとこの船はしずんじゃうって知ったシズが
みんなの未来のことなんか考えないで
「このままでいい」ってゆうボスたちを殺して
みんなを自由にしてあげようってしたんだけど

実はボスはみんなをまとめてた船の人工知能でそのまま消えちゃって
ほんとにみんなの未来のこと心配してなかったのって
国民のみんなだった。。ってゆうおはなし


何にもしゃべらない女の子ティーはシズといっしょに行きたかったのかな?
シズにみんなといっしょに行けって言われて
シズを刺しちゃって実はよそ者だったって分かったところは悲しかった。。


おはなしは映画の「マトリックス」にちょっと似てたのかも?

でも、こっちはみんなを自由にしたって思ったら
みんなは元のくらしの方がよかった。。って思ってたけど。。


にゃんは前に「近いうちに関東大地震が来る」ってゆうの聞いて
ママに「うちは引っ越したりしないの?」って聞いたら
「死ぬときはみんないっしょだから」って言われて
そうなんだ。。って思ったことがある。。

それできっとこの船の人たちもおんなじなのかな?って思った

いつかしずむって言われてもほんとにしずんじゃうかもいつかも分からないし
しずむときはみんないっしょだし
そんなに心配してもしょうがない。。って思ってるんじゃないのかな?

それともみんな死ぬことが心配なんじゃなくって
きゅうに違うくらしをしなくっちゃいけなくなることが心配なだけなのかも?

だからほんとは「鬼灯の冷徹」みたく地獄ってこんなところって分かってたら
死ぬのだってあんまりこわくないのかも?


にゃんもだけど東京のあたりでふつうに今もくらしてる人たちって
この船の人たちのことバカにできないって思った。。
{/netabare}
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第5話『嘘つき達の国』
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公式のあらすじ
{netabare}
脚本:菅原雪絵 絵コンテ/演出:中島大輔 総作画監督:立川聖治 作画監督:幸野浩二/永田陽菜/山形孝二

冷たい風が吹く初冬。とある国で三日間の滞在の許可を得たキノとエルメスは、恋人の帰りを待ち続けているという男と出会う。彼と別れた後、町の住民たちから歓迎されるキノたち。そこで、恋人の帰りを待つ男が国の英雄であったこと。そして彼のために、人々がある嘘をつきつづけていることを知る。
{/netabare}
感想
{netabare}

おはなしはあらすじのともう1つ別の英雄のおはなしがあって
いそぎ足になったみたい?


はじめのはキノがある国の英雄記念館の見学に行くの

そこには旅人だった英雄が使ってたいろんなものが展示されてたんだけど
英雄が花を愛しててあちこちにうえて回ってたってゆうスコップに
キノとエルメスが「あれはトイレの穴をほるためだ」とかって
2人でツッコミを入れるのがおかしかったw

キノはそこに展示されてたバイクににこっそりたのまれたの
「バイクなのにじっとしてるのは地獄だからここから連れだしてほしい」って

それで町を出るとき旅に出たいってゆう男の子に会って
そのバイクのこと教えてあげたの。。


旅に出たい。。逃げだしたい。。
そんな2人をキノが応援してあげたってゆうおはなしだったのかな?

にゃんは家でじっとしてるのが好きだから
こんなおはなしってよく分からないなぁ。。
この前やってた「メイドインアビス」とかもよく分からなかった。。

わざとあぶないところとかめんどうなところとか行くことないのに。。って


あらすじのおはなしはだます人、だまされる人が
みんな相手のことを思ってだましたりだまされてるフリをしたり。。
ってゆうおはなしで

いいおはなしだったのかもだけど
待ってる恋人がすぐそばにいるのに気がつかないとかっておかしいし
恋人の村の娘がお姫さまだったって分かったってゆうのも???
ほんとはそうじゃなかったし。。

今回はおはなしをムリに作りすぎてておもしろくなかったみたい。。
{/netabare}
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第6話『雲の中で』
{netabare}
公式のあらすじ
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脚本:菅原雪絵 絵コンテ:田口智久 演出:野亦則行 総作画監督:アミサキリョウコ
作画監督:桑原直子/中城悦男/もりやまゆうじ/稲田真樹

高い山々が連なる中、旅の一団が野営をしていた。裕福そうな一行は、暖かな恰好で笑い合い、夕餉の支度をする。そんな中、黙々と働く一人の少女がいた。ボロをまとったその少女は、皆から罵倒され、馬鹿にされても、誰も恨まず憎まず、ただ真面目に働くが……。
{/netabare}
感想
{netabare}

今回のおはなしは
とちゅうでキノの小さいころのおはなしなのかな?って思ったけど
ぜんぜんちがっててキノはただ近くを通りかかっただけだった。。


おはなしはドレイにされた少女が
だれもうらまないでまっすぐに生きてたら
自分をひどい目に合わせた人たちが毒を食べてみんな死んじゃって
少女は自由になって幸せになるおはなし。。


この少女ってにゃんと考えてることが似ててビックリしちゃった。

にゃんはこの世界って地獄だって思うから
ここから出してもらうまでがんばろうって思う

誰かをうらんだってしょうがないって思う
だってイジメたりする人たちって幸せそうに見えるだけで
幸せじゃないから人を苦しめてよろこんでる

自由になることと幸せになることっておんなじだったら
幸せじゃない人たちってみんな自由じゃないし
自由じゃない人たちはみんな幸せじゃないはず


気がついたらこの世界に閉じこめられてて
ここがいい世界じゃないって知ってるけど見て見ないフリ。。

こうゆう世界になったらいいなって思いながらがんばってるけど
それって今は自由じゃないってゆうことだよね?

これって牢屋とおんなじ。。

でも、にゃんって何か悪いことしたのかな?

にゃんは自分は悪いことなんかしてないって思ってたけど
でも、いい人とか自由な人って暗い思いになったりなんかしないはずだから
自分はいい人。。自由な人。。じゃないって分かる。。

早く自由になりたいけど
自殺したりするのって牢屋から逃げだすのといっしょで
逃げてもきっともっと苦しくなるだけ

牢屋の中で悪いことしたら
もっと暗い牢屋に入れられるだけ

だから
あんまり人にメイワクかけないように
にゃんのまわりだけでも明るいところにできたらなぁ。。って思う

自由になれるときが来るまで☆彡
{/netabare}
{/netabare}
第7話『歴史のある国』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:菅原雪絵 絵コンテ:斎藤徳明 演出統括:笹原嘉文 演出:伊藤史夫
総作画監督:立川聖治 作画監督:幸野浩二/永田陽菜/山形孝二/稲田真樹/甲田菜穂

キノとエルメスが次に向かう国は大きくて立派な時計塔があるらしい。キノは、その国がかつて師匠と相棒が訪れた場所だと思いだす。若いころ、世界のあちこちを旅していた師匠。時計塔がある国で、相棒が汚職警官に濡れ衣を着せられ、逮捕されてしまった。師匠は相棒を見捨てる振りをして一度出国する。
{/netabare}
感想
{netabare}

今回のおはなしは
主人公最強系のおはなしで
師匠と相棒が大あばれして汚れた国がきれいになったおはなし

いつもと違くてぜんぜん考えないで見れて
ふつうにおもしろかった♪
{/netabare}
{/netabare}
第8話『電波の国』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:菅原雪絵 絵コンテ:大橋明代 演出:鎌田祐輔 総作画監督:アミサキリョウコ/立川聖治
作画監督:幸野浩二/永田陽菜/山形孝二/稲田真樹/桑原直子/もりやまゆうじ

シズは、陸やティーとともに、移住先を探す旅を始める。政治や経済が安定している国に辿り着いた一行は、じっくり国を見て回る。人々は親切で移民の受け入れもしているとわかり、喜ぶシズ。事件に巻き込まれたのを機に、この国が抱える長年の問題を知った彼は、上層部に掛け合って解決に乗り出す。
{/netabare}
感想
{netabare}

いい国だったけど大量殺人事件がおきて
シズが犯人を止めて事件はおわったんだけど
警察も国民の人も電波のせいだったゆうの

この国はむかしドレイが集められてできた国で
そのときえらい人たちがドレイの頭に機械をうめて
電波であやつるようにしたせいで
何百年もたった今でもときどきおかしくなる人が出るんだって。。

それを信じないシズは
電波塔に近づくとおかしくなるからってゆう人たちのかわりに
電波塔をこわしに行ってきたんだけどもうとっくにこわれてて
証拠の写真をとって帰ってきたの。。

それを聞いた人たちはシズのゆうことを信じないで
電波塔に近づいたせいでおかしくなったって言って
シズたちをつかまえようって。。

でも、ティーが赤ちゃんを人質にしてくれて
そのあと警察署長さんを代わりに人質にして
何とかその国から出られたの。。

。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。.。:+*゚ ゜゚ *+:。.。:+*゚ ゜゚ *+:

にゃんもシズが正しいって思った
でも、みんなが信じてることを「ちがう」なんて言わない方がいいって思う

だっておかしくなったのはその人か電波のせいか
どっちにしてもその人はどこかに閉じこめれられて出てこれないんだし
だれも悪い人なんかいないってみんなが思ってた方が気もちがいいし

それにたぶんそんなことないって思うけど

もしかしたらほんとの電波はどこかの地下から出てて
機械がなくっても人の心をコントロールできるように進化したかも?とか
宇宙から。。とかっていろいろ言われたら
だれもぜったいそうじゃないって言いきれないって思う^^

。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。:+* ゚ ゜゚ *+:。.。.。:+*゚ ゜゚ *+:。.。:+*゚ ゜゚ *+:

にゃんのおばさんがよく宗教のビデオもってくるけど
今回のおはなしってきっと元ネタは
「ブタに真珠を投げてやるな。。そんなことしたらおこっておそってくるぞ」
ってゆう聖書のおはなしかも?

真珠って正しいことってゆう意味で
信じたくない人たちに正しいこと言ったら
無視するだけじゃなくって逆ギレしておそってくるって。。ってゆう^^;


あと、おわりの方にもう1本のおはなしがあって
そっちはティーと陸が仲よくなるおはなしかな?

ティーはおかしなところで育ったからかなとっても変わってるけど
シズたちといっしょにいて少しずつ変わっていってるみたい☆
{/netabare}
{/netabare}
第9話『いろいろな国』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:菅原雪絵 絵コンテ/演出:ソエジマヤスフミ 総作画監督:アミサキリョウコ/立川聖治
作画監督:幸野浩二/永田陽菜/甲田菜穂/芳山優/稲田真樹/桑原直子/もりやまゆうじ

ある山の上で、山賊の長老が十代半ばの少年と共に見張りをしている。彼らは慎重に獲物を見定めていた。バギーに乗った黒髪の男に小さな女の子と犬。一人で旅するモトラド乗り。そして……。他にもキノがお茶を飲んだり、料理をしたり。そんなキノとエルメスたちのいつもの、いろいろな旅の話。
{/netabare}
感想
{netabare}

今週はみじかいおはなしが4本


はじめは「山賊たちのおはなし」

山賊の長老が少年と見張りをしてて
少年に通りすぎてく旅人のこと
「あの連中はワシらの獲物としてふさわしいか?」って聞くの

少年はかんたんにおそえそうだって思って「ふさわしい」って答えるんだけど
長老はダメだ。。って理由を教えるの

はじめの旅人はシズたち2人と1匹で次のはキノだから
おそわなくってよかったんだけど
どうして長老がこんなに用心ぶかくなったかってゆうと
昔、キノの師匠と相棒をおそったときにひどい目にあったからw


次は「徳を積む国」

その国ではいいことするとポイントがもらえて
悪いことするとポイントがへらされるの
それでポイントが0以下になったらつかまっちゃうんだって

だからいいこといっぱいしておけば
人を殺しても罪にはならないみたい^^

今回キノが話をしてた相手って
元大統領でいいこといっぱいしてきた人だったんだけど
それは人を殺すためだった。。
でも、殺す相手が思いつかない。。って!?


けっきょくこの人って人を殺したいって思ってただけで
本当はいい人だったんじゃない?って思う

本当に悪い人だったら
とっくに見つからないように誰か殺してるんじゃないのかな?

でも、自分のこと「人生を失敗した男」って思ってるから
ほかの人がその人のことどう思っても
きっと人生を失敗したんだよね。。

星新一さんのおはなしに会社を乗っ取ろうってがんばってるうちに
社長さんになっちゃった人のおはなしがあったけど似てるかも?


「料理の国」

キノがすごいシェフにまちがわれて
その国の名物料理を作ってあげることになっちゃうおはなし^^

その料理はお酢がきいててゲキカラで。。^^

この前の「食戟のソーマ 餐ノ皿」の学園祭の対決見てたら言ってたけど
ゲキカラ料理ってクセになるみたい^^

オチもおもしろかったw


それからティーの「願いがかなうお札」のおはなし

書いた願いがかなうって言われてティーがお札に願いごとを書くんだけど
「ここにあるみんなの願いがかないますように。。」って

みんないい子だってほめてくれたけど
ティーがどうしてそんなお願いをしたかってゆうと
「どうせこんなの役にたたないから」ってw


さいごは「美しい記憶の国」

キノの師匠が教えてくれたすばらしい国のおはなし

「あの国のことは忘れようとしても忘れられない」ってゆうくらい
でも、師匠はその国のこと何にも教えてくれなかった。。って

それでその国に入ったキノはいつの間にかその国を出てたんだけど
エルメスは「ふつうに3日滞在してとってもすばらしい国だった」って
それでキノは自分あての手紙を見つけて分かったの

その国は自分の国のこと外には知られたくないけど
旅人には楽しんでもらいたいから記憶を消すことにしてるんだって
それでキノはそうゆう条件で国に入れてもらったんだって。。

だから記憶がなくってあたり前なんだけど???
でも、自分で描いた絵もあってほんとにたのしかったみたい^^


「師匠は教えることがそもそもできなかったんだ。。」ってキノが言ったら
エルメスが「それは入国する前にも言った」ってw


さいごに原作者さんのあとがきがあったのもよかった☆
「夢を語ろう!」ってゆうアツいメッセージ

にゃんの夢は「早く死んじゃうこと」かな?
長生きとかしたくないから。。

でも、自殺とかはちょっとちがう気がする。。

いつか神さまが「もういいよ」って言ってくれるまで
たぶん生きてるんじゃないかな?って思う。。
{/netabare}
{/netabare}
第10話『優しい国』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:菅原雪絵絵コンテ/演出:笹原嘉文 総作画監督:アミサキリョウコ/立川聖治
作画監督:山形孝二/永田陽菜/幸野浩二/甲田菜穂/相澤真梨子/稲田真樹/もりやまゆうじ

山に囲まれた小さな国がある。美しい自然に恵まれた国だが、旅人の評判はとても悪い。あまりのひどさに逆に興味を持ったキノは、エルメスとともにその国を訪れる。ところが、住民はキノとエルメスの姿を見るや、大喜び。さらに、さくらという名の少女が立候補し、キノたちをホテルまで案内してくれる。
{/netabare}
感想
{netabare}

その国は旅人に冷たかったんだけど
実は火砕流でほろびるって分かって
旅人にいい思い出をのこしてもらえるようにって
キノたちにやさしくしてくれたの。。


はじめ国境の門番の人たちが
キノが3日で出てくって聞いてからやさしくなった気がして
どうして3日?ってゆうのと
こんないい人たちなのに悪いウワサがいっぱいってどうして?って思った

考えながら見てたけどどうしてか分からなかったけど
さいごまで見ててもだまされたみたいだった。。


だって3日間は安全だとか3日たったから火砕流が来るなんて
ぜったい誰にも分からないって思う


それにその国の人たちみんながきゅうに手のひら返しなんてちょっとヘン

子どもだけでも逃がしてあげたい。。
だったら親もいっしょに行かないと。。
って思う人だってたくさんいるって思う

それで逃げようってする人と残ろうってする人に分かれて
大さわぎになるって思う
それなのにみんなおんなじ意見って洗脳とかされてそう。。

今回のおはなしってとちゅうまではやさしくっていいおはなしだったけど
オチは作者の人がムリヤリ人を動かしたみたいで
気もちが伝わってこないおはなしだったと思う。。
{/netabare}
{/netabare}
第11話『大人の国』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:菅原雪絵 絵コンテ/演出:田口智久 総作画監督:アミサキリョウコ/立川聖治
作画監督:桑原直子/中城悦雄/山本恵美里/幸野浩二/もりやまゆうじ/鰐淵和彦

大人になる前の“最後の一週間”を過ごす少女は、旅人のキノと出会う。キノは、少女が知らない城壁の外の世界を旅し、自由気ままに生きているらしい。十二歳になったら大人になり、両親の職業を継ぐものと教えられてきた少女。ほんの少しだけ疑問を感じた彼女は両親にそれを打ち明けるが……。
{/netabare}
感想
{netabare}

キノがキノになったときのおはなしで
あらすじの少女が大きくなって今のキノになって
少女に出会った旅人のキノははじめのキノ


少女の国では12歳になったら頭を手術して子どもを取り出すんだって
そうすると1晩でイヤなことでもできるリッパな大人になれるんだって。。

少女はキノと話してるうちに
手術なんかしなくっても大人になれないかな?って考えて
親に言ったら殺されそうになって
キノはそれを止めようってして刺されて死んじゃった。。


そのとき近くにいたキノのモトラドが少女に話しかけてきて
モトラドのゆう通り運転して少女は逃げたの。。

そうゆうおはなしで
大人はこの前の電波の国の人たちみたくおかしくなってて
子どもは親のモノだからゆうこと聞かなかったら殺してもいいって思ってるの


なんだかこのおはなしに出てくる大人って
ほとんどの人が自分は正しくって
まちがってる人は殺してもいいとかって思ってるみたいかも?


今回のおはなしでにゃんがフシギだったのって
少女を殺そうってしたこと。。

だってみんなが手術される前に牧師さんが
「お前たち子どもは好きかって行動してればいい。。」って言ってたんだから
少女がヘンなこと考えてたっていいんじゃないのかな?って

1晩で大人になれるんだったら
子どもがイヤがっても手術したらリッパな大人になれるのに。。って


あと、大人の人が言ってた「大人」ってよく分からなくって。。
子どもがちょっとヘンなこと聞いたらキレるのが大人なのかな?

それにキノをさした少女のパパが
そんなにさわいだりしないのもちょっとヘンかも?

自分たちのジャマする人は平気で殺せるのがこの国の大人なのかな?

そんな国住みたくないけど
ずっと住んでたらそれがふつうだから
住んでられるのかも?
{/netabare}
{/netabare}
第12話『羊たちの草原』
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}

脚本:菅原雪絵 絵コンテ:齋藤徳明 演出:野亦則行 総作画監督:アミサキリョウコ/立川聖治
作画監督:桑原直子/永田陽菜/幸野浩二/山形孝二/もりやまゆうじ/甲田菜穂相澤真梨子/稲田真樹

キノとエルメスが、地平線まで続くなだらかな草原をのんびり走っていると、羊の群れと遭遇した。キノは刺激しないように距離を取ってすれ違おうとするものの、羊の群れは突如走り出し、襲い掛かる。追い詰められたキノは戦おうとするが、エルメスは自分を置いてキノだけ逃げるよう勧める。
{/netabare}
感想
{netabare}

キノがおそってくる羊たちから逃げてガケの下にかくれてるんだけど
車と骨になった旅人の死体を見つけてから
その車を使って反撃をはじめるの。。


おそってくる羊たちを撃つところはとってもシュール^^

ピストルで撃たれた羊たちが
反対のほうに飛んでくところはグロくってかわいそうだった、、

でも、走っておそってくる羊を撃ったら
死んじゃった羊ってたぶん向こうに飛んでかないで
そのまま転がってこっちのほうに来るんじゃないのかな?

あとガケがすごい高そうに見えたけど
かばんを投げてもこわれなかったからほんとは2階くらいだったのかも?

車にはねられた羊だってすっごい飛んでったけど
あんなに強く何10匹もぶつかったら車だってこわれたりしそう。。

そうゆうところがウソっぽかったし感動とか考えたりするところもなくって
最終回のおはなしじゃなかったみたい?><
{/netabare}
{/netabare}

見おわって。。


キノが旅をしていろんな国をまわって歩くおはなしだったけど
SFとか霊界とかのないときの「世にも奇妙な物語」みたいだったかも?

変わった人とか法律とかあって
いろいろ考えちゃうおはなしが多かったみたい。。

投稿 : 2021/12/12
閲覧 : 1050
サンキュー:

96

ネタバレ

うおお さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

おもしろい!

(1話)
{netabare} 魔女の旅々のレビューでめっちゃ比較されてたこの作品。見てみたらすごい面白い。キノの考え方だったりちょっと変わった国の設定を楽しみたい。 {/netabare}
(最終話まで見てからの感想)
{netabare} すごくいい作品でした。1話1話ごとの展開にそれぞれ魅力があって面白かった。ずっと見ていたいタイプの作品。 {/netabare}

投稿 : 2021/03/20
閲覧 : 367
サンキュー:

1

mimories さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

次の街へと淡々と

 
「魔女の旅々はキノの旅に似てる」と聞くので、あえて思ったことを。
結論から言って、やってることはほぼ同じ。でもそんなに印象が被らなかった。

唐突にラジオ番組の話でアレだが、自分はラジオパーソナリティが一人のときと複数のときでは違う印象を持っている。一人のときはリスナーに向けて話してて、複数パーソナリティのときは彼ら同士の話を外から聞く、みたいな。
それと同じで、イレイナは一人旅だけど視聴者に聞かせる雰囲気で、一方のキノはエルメスと二人旅してるのを外から見るイメージ。
これは自分にとって大きな差。確かに似てるんだけど、あまり自分の中で印象が被ってないのは、そのへんが理由かもしれない。

主人公の感情の出し方にも結構違いがあるんで、そこも被らない要因かな。
自分も旅行好きなんで思うが、旅って行く人それぞれに物語があるわけで、同じ場所に行っても同じ印象でないのが当たり前。
シリアスな話では「キノ」も良く出来てると思う一方、コメディぽくなると「魔女旅」のほうが上手く出来てる分エンタメ性は高いかな。
…それにしてもコレの最終話は驚くほどつまらなかった。数えてないけど寝そうだった。結局ヘンな意味で後味が悪い作品になったのが残念。

まあ、基本どっちも面白いんでどっちも観た人の勝ち?とは思う。

投稿 : 2021/03/20
閲覧 : 783
サンキュー:

2

ネタバレ

P さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

キノシリーズを見終わって

本作はキャラデザも声優さんも変わっています。
キノの女性らしさは、こちらの方が出ていた気がします。
キノの両親や元々のキノとかは「誰?」ってなりましたけど、先入観があるから仕方ないですね。
物語や主要キャラの残忍さや非情さは薄まっていたと思います。
人が死なない描写が増えたような…
これはこれでよく考えられていて良かったのですが、サッパリしませんでした。
戦争のような話も減り、好みが分かれそうです。
個人的には物足りなさがあり、物語やキャラとしては前作の方が好きです。
逆に必要以上の感情や演出が場合によってはくどく感じました。
それでも、一長一短な所を含めて楽しめました。
同じ話も出てきていましたが、違う分岐をしたり、並べ方を変えたりしていて、新しい見方が出来ました。
「よくぞ作ってくれた」という思いです。
まだ見ていない方は全作見るのがオススメです。

投稿 : 2021/03/04
閲覧 : 392
サンキュー:

6

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

原作未読でアニメのみ視聴という視点から感想を言うと、12話という少ない話数でこれだけ濃い内容というのは素晴らしいと思った。
見てて楽しいと言うよりも、見入ってしまうと言う表現の方が正しい。
主人公のキノが物語を通して成長とか、問題解決というのではなく、まさにキノの旅そのもののアニメというのが何より良かった。

投稿 : 2020/12/25
閲覧 : 336

桶狭間スイッチ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:----

厨二バイク

国巡りの旅を冠したショートショート。
旧作見ておらず、これが最初の所感。

バイクが話すとか犬が話すという面食らう設定があるが、類稀な美声声優たちのおかげでそこまで違和感なく観れる。

ただ物語りが単調というか起伏があまり無い。
初話から起承転結や意外性に殆ど「人殺し」を持ってくる。
ここで人殺したり、この人の口から殺すという発言だったり、とにかく話の起伏に殺しを多用しすぎ。
そのせいか、動じない様を見せつける厨二感溢れるバイクさんと、相槌交わす万能感に浸ってる主人公さんがちとウザいというか何というか。

完成度のあまり高くない短編集。っていう感じのアニメですね。
キノが女の子っていうのはサイコーだぜ。

投稿 : 2020/11/10
閲覧 : 298
サンキュー:

2

ネタバレ

らいの さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 1.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

ストーリーが入ってこない

短編のショートショートでキノがバイクで旅をして、様々な人と出会う話。
なんとなく訴えかけるような内容だが話の作りが分かりにくくストーリが入ってこない。

投稿 : 2020/09/22
閲覧 : 353
サンキュー:

1

sukesuke さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

2003年放送のキノの旅がよりよく見えた。

2003年のキノの旅を見ていた場合、とても評価が悪くなると思う。
見ていなければ評価の内容は変わっていただろう。
ちなみに音楽の評価についても、前作の影響から合っていないと感じたためである。
うるさいのだ。もっと静かにしてほしかった。



2003年のキノの旅は無機質でありつつも、1話毎に深いドラマがしっかりとあった。
ブラックな面や、皮肉のきいた物語と演出。とても面白かった。
しかし、声優が棒読みだったり、作画があまり良くなかったりと、悪い所も結構目立った。

このリメイク版アニメは、その悪い所については大きく改善されていた。
特に作画はとても綺麗だと感じた。(作風に合ってはいないが)

しかし、良い所は全くもって引き継がれていなかった。
二度は見ないアニメだった。

投稿 : 2020/08/18
閲覧 : 556
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10

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Pocali さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

キノとエルメスが愛おしい

素晴らしいお話でした!
そして見やすい。

国それぞれの法律?のようなものが、すごく分かりやすくてすんなり理解ができるので、展開やオチが非常に心地が良い。
そしてキノとエルメスがただただ愛おしい。

11話目の、キノがキノに成るまでのお話は、最後は涙でした。
キノが旅に出られて本当に良かった。
途中で望遠鏡でキノを確認した男の人がキノのことを「可愛らしい女の子」と言った時は、まだ …?! でしたが、11話目で本当に女の子だったのか!と、驚きました。
ずっと男の子だと思って観てました…

最後に、もう一度シズとの再会も観たかったです。

投稿 : 2020/07/25
閲覧 : 265
サンキュー:

7

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たかひろ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

作者のセンスが光る作品

原作未読、前作のリメイクなのかな?

キノが、バイク(エルメス)に乗って色々な国を回って行く1話完結型のお話です。

毎話毎話トンチが効いた話で終盤になると『なるほどな』と納得させられる事がほとんどなのでAパートBパートだけを見ると、ただの意味がわからないアニメになっちゃいますので最後まで視聴する事をオススメします。

作品の世界観や作画は素晴らしいものなので是非続きをやって欲しいです。

投稿 : 2020/06/29
閲覧 : 288
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2

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イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

トータル、前作と同水準

<2020/6/13 追記>
評点4.0→4.2に修正です。
どうやら入力ミスしてたようで。

<2017/12/23追記>
最終回を見終えました。
これまで↓に書いてきたレビューと印象は変わらず。
・声はキャラクターにぴったり
・キャラクターの絵柄は少し馴染めなかった
・お話は好みの分かれる感じの寓話
なので評価は4.2のままとしました。
最終回は大人の国のがしっくりきたような。
なぜ羊(笑

<2017/10/9初レビュー>
最初のアニメと比べると
声は、キノは同じくらいの好感度。エルメスは圧倒的に今作の方が◎。
キャラクターは前作の様にぼんやりしてた方が好みだったな。特にキノが{netabare}女の子に{/netabare}しか見えない(いや{netabare}女の子{/netabare}なんですけどね)のは、物語のあやふや感が減って少し残念。

トータルで見ると前作と同水準を維持。

なので今期楽しみな作品の一つです。

<2017/10/14追記>
読み返したら中身に全く触れてなかったので追記です。以下は前作のレビューからの抜粋コピペです。

あてのない旅を続ける{netabare}少年の様な少女{/netabare}キノと喋るバイク、エルメスのお話。

1話完結というかショートショートの趣ですね。
旅先の国々にはそれぞれ独自の事情があります。
それは風習だったり、ルールだったり、歴史だったり、技術だったり。
現実の世界では当たり前すぎる常識なはずのものを一個だけひっくり返したり、ずらしたり、といったものです。
そうした国でキノとエルメスは何を観て何を感じるのか。
ある種、思考実験じみたお話です。
なんか、そう。
星新一のショートショートの様。

こういうお話は好きですね。

<2017/11/19追記>
評価デフォルト3にしてましたが、今期も半分超えたので評価値付けてみました。
現時点では4.2。
全般的には割と好きなんですが絵が少し苦手かも。

投稿 : 2020/06/13
閲覧 : 819
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53

DB さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

前作もぼんやりとしか覚えていませんのでまあ楽しく見ることができました。同じ話が入っているのかも分かってませんが、なぜ今リメイクしたのでしょう?前作と同じような雰囲気を感じましたのでリメイクする必要があったのか、なんて考えてしまいました。

投稿 : 2020/04/27
閲覧 : 266
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1

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kapita さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

本当に良い作品だった

少年かと思ってたらのキノと言葉を話すバイクとの旅の話です
色々な国を旅していきますが、ほのぼのした内容かと思いきやその結末が色々で考えさせられる結末が多いです
その国にとっては道理でも他の国や旅人にとっては理不尽に思えるようなこともあったりで
キノは見た目の可愛らしさからはびっくりの銃の腕前だったり、少年だとばかり思っていたら実はだったり
キノの過去や、言葉を話すバイクの過去だったりがあってどの話も本当によかった
リメイクとの事でリメイク前のも見てみたくなりました
見て損はない良作だと思います
ホントおすすめです!!

投稿 : 2020/02/28
閲覧 : 422
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12

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STONE さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

リメイク作品ではあるが・・・

 原作は未読。
 リメイク作品で前回のアニメ化作品とはだいぶ雰囲気が異なる。
 アニメ的作画という点では本作の方が良いが、作品自体が寓話的という部分に焦点を置くと、
前作のシンプルな作画、暗めのトーンといった画風の方がそれっぽかった感があったけど。
 リメイクものではあるが、エピソードに関しては前作と被るものは少なめ。被ったエピソードに
関しては「大人の国」はキノのオリジンとも言うべき内容だし、「コロシアム」、「優しい国」は
人気エピソードなので、リメイクされるのも納得。
 ただ「コロシアム」に関してはトーナメント戦の様々な戦いも面白みの一つであったのに、
本作では尺の関係上そこら辺は省かれてしまった。そういう点では2話費やした前作の方が
良かった。
 「優しい国」に関しては、本作でキノ役を担当した悠木 碧氏が、前作の同エピソードでは宿屋の
娘さくらを演じたており、なんか感慨深いものがある。

 内容は主人公のキノによるロードムービー的作品で、その世界観や設定は独特なものがあるが、
これは各話の寓話的テーマを打ち出すために舞台設定といった感じ。
 そのため細かい設定や展開は良くも悪くも大ざっぱな印象で、人によってはこの辺が気に
なりそう。個人的にはそういうものだと思って、あまり気にならなかったけど。
 ストーリーも、寓話的ということでアイロニーを込めたものが多く、ある種の毒を持った作風が
これまた独特。

 キノに関して、主人公然としたものでもなく、逆にダーティーヒーロー的なものでもなく、その
独特の立ち振る舞いが印象深い。あくまで旅人というアウトサイダー的スタンスを崩していない
感じ。
 テレビ放映時、「迷惑な国」の肯否がネットで盛り上がっていたのが思い出されるが、この
エピソードに代表されるようにキノのスタンス、更に作品のテーマ的にも敢えて作品側の結論を
出さず、受け手に投げ掛けて終わることが多いように思える。

 1クール12話という制限のせいか、描写不足の感が強いのが残念。
 あと同じく短い尺の中、シズ、師匠、フォトといった他のキャラをピックアップした回が
多かったせいか、キノの印象がちょっと弱くなってしまったように思える。
 前作よりコメディテイストのエピソードが多かった印象もあり、前述のピックアップキャラの
分散のこともあって、良くも悪くも前作よりバラエティに富んでいる印象。

2019/12/31

投稿 : 2019/12/31
閲覧 : 519
サンキュー:

10

北海イクラ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ファンタジー

面白すぎて2003年版もすぐ観に行きました。
マージで面白い。キノすこ。

投稿 : 2019/11/18
閲覧 : 249
サンキュー:

2

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Takaさん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

新規には敷居が高いかな

人間キノと言葉を話すバイクのエルメスの2人旅?

最初はキノの性別も分からなかったし、
1つの国に、基本3日しか滞在しないという謎のルールの意味や、
お師匠さんの素性や先代キノ?など、
知りたい情報があまり出てこなかったのは残念。

原作ファンありきな感じだった。

投稿 : 2019/11/06
閲覧 : 376
サンキュー:

2

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退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

美徳 悪徳

可愛い?作画なのに

毒のある作品…良心が悲鳴をあげた!



好きなエピソード順に
感想を。



『迷惑な国』
これは…見事な風刺に 開いた口が塞がらなかった。

巨大なキャタピラで、移動をし続ける国と
「通せんぼの国」のお話。

移動を続ける国は
動力炉からでるエネルギーを発散させる為に移動をせざるを得ない、
国民が 色々な景色を楽しみながら旅をしたい、その2つの理由で移動を続けている。

豊富なエネルギーがあるからなの?
この国の民は皆笑顔。

無邪気で 大きな声で挨拶をする子供達、
生活に全く不満がない故、おおらかな大人達、

その皆の笑顔が…とにかく奇妙。

目の前に「通せんぼ」の国が現れる。
通せんぼの国の将軍は、移動する国に当然反発するのだが…

「皆さん 退いてくださーい!怪我をしますよ。」
と普通に注意をするのです。

笑顔の国と怒れる国
どちらが「迷惑な国」なのでしょう…

たとえ「通せんぼの国」が、
他国にとって、キノにとって不都合な国だとしても、
そこで生活をし 農作物を作っている人達も いるのです。



『嘘つき達の国』
とても哀しく あたたかい。
人の心は一体 何なのでしょうか…

心に傷を負った元革命家と
彼を「大切」に思う 人々、身分を隠して「彼」のお世話をする女性のお話。

皆が それぞれの想いを持ち
「彼」を護る為に 嘘をついている

優しさや愛に溢れている嘘つきの国

普遍的でなくとも 幸せというのは容を変えて存在している。
自分にとっての幸せとは何か を考えさせられました。



『羊たちの草原』
いく通りにも考察できて、面白い!
羊を擬人化させての風刺に胸がスカッとします。

「君たちは 何故…そうまでして闘う?」

ほんとだよね。

そして人間はいつから…都合良く勝手に自然を壊し始めたんだろう。。
後始末もろくに出来ないのに。



『雲の中で』
これは「奴隷の少女」と 一人の男性のやりとりで物語が始まり、終わりを迎えます。

「奴隷の少女」の言葉に何を思うか。

{netabare}「私は 人を恨んだり憎んだりしません。人を殺そうと思う事は 悪 です。その様な事を思ってはいけません。それが 真理 ですから。私は今、将来を試されているのです。」{/netabare}

腐った世界で
人でなしだけが 生き残れる世界で

少女はその言葉を心から信じて 守って すがって 生きてきたのでしょう。

しかし
人の心には…どうしても迷いや矛盾が生じる時がある。
辛いけれど…



『人を殺す事ができる国』
1話目に このお話をもってくるとは…凄いと思います。
「屁理屈」に クスッとなる、ある意味、爽快なお話。
瞬時に 心、掴まれました。



全体を通して思ったのは…

謎を少しだけ残して『ん?』と思わせ
後にその謎が解る、というミステリー的な要素もあり、軽く笑えるお話もあり。


「伏線回収」がきちんと成されています。


これは私の我儘なのだけど

「キノの正体」「キノの過去」のお話…
知りたくなかった…です…まだ。




私も旅をしたい!
ブラフ・シューペリアに乗りたい!無理だけど…


人は
いつだって自分の特別な場所を探してるもので。
自分の「国」を作ろうとしてる。




私も頑張ってみようか…な

投稿 : 2019/10/03
閲覧 : 1509

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

意味のある良作

旧作は名作の部類。本作は少しマイルドなエピソードが多い感がありますが、作画と声優さんで更に今風のマイルドになった感じです。
エピソードはまだまだストックが有るので機会があれば、再度制作を期待します。
テーマは主に人のエゴイストを片寄せて国と言う設定で表現しており、言わば世界の事実を紹介している個々のエピソードに意味がある良作だと思います。
本作のみの視聴で作品に何かしら感じるものがある方は是非、作画声優は本作の物は望めませんが、エピソードは重いものが多いので旧作の視聴をお勧めします

投稿 : 2019/09/08
閲覧 : 367
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rFXEy91979 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:今観てる

念願叶った初キノ視聴!早速見ごたえ十分でした!!

第1話「森の中で・b Lost in the Forest・b」
「人を殺すことができる国 Jungle's Rule」
「森の中で・aLost in the Forest・a」
{netabare} 一度でも殺人を犯した人間たちの集落。だからこそ、その街では殺人が“禁止されない”。「人を殺すことができる国」の意味を知ったときは、なるほどと唸りました。静かですけど見応えありです。
ずっとキノのアニメには触れたいなと思ってましたが、今回遂に初キノ出来て、非常に僕は嬉しいです。BGMもでしゃばらずで作画もとても静謐ですし、金曜の夜に観るにはうってつけのアニメです!

2019.08.19
改めて視聴しました。

やはり静かで穏やかですが、鋭利性がしっかりしていて、同時に描かれない箇所にまで思いを巡らせ続けました。

殺人の合法=無秩序の推奨ではない。むしろ秩序や平和の為に許されている殺人行為。

秀でた逆説性であって、実に巧みなお話でした。命を軽んじ、嘲笑している人にとっては地獄なとこが。

また何度も見るでしょうね。
そんぐらいに、スゴく好きです。{/netabare}

第2話「コロシアム Avengers」
{netabare} これもスゴく良かったです。
明確な"怒り"と"殺意"を一点集中させるキノ。その姿は"アベンジャー"とも"報復者"とも呼べますが、牙は権力を持つ者と、娯楽にしていた者たちに。

"人を呪わば穴二つ"
そんな言葉を思い出します。

ラストはいわば一つの秩序を、メチャクチャにして去った。そしてそれに喜びはせず、水面に怒りを叩き付ける。成そうと戻るものはない。分かっているけどやると決めた。多分現状一番好きで、素晴らしいお話ですよ。

シズも加わり(といっても一緒に旅するわけじゃないけど)、旅の周りは少しずつ賑わい出して、カラーも増えた。

これも深い夜の時間に堪能するにはピッタリです。{/netabare}

第3話「迷惑な国 Leave Only Footsteps!」
{netabare}これは何とも困惑ですね。可笑しくって、唖然の意味で(笑)。

動力炉の事情ゆえにノンストップな迷惑な国。が、先にはもう一方の迷惑な国もあり。そんな事情にキノがちょろっと絡むんですけど、それがシュール。それぞれ身勝手極まる事情で行進・繁栄してるんですが、何とまあ弱肉強食。傷痕残して無事に通過。前回のシリアス空気がバイバイしていて可笑しいですが、ちょっと不思議な余韻が残って、そこが非常に乙でしたね。

降りられない国の未来もいつかどこかで知りたいですね。各話は独立してるんですが、続きあったら読んで見たいなあ。{/netabare}

投稿 : 2019/08/26
閲覧 : 309
サンキュー:

4

ストックトン さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

1話1話は短いストーリーで構成されているんだけど、
毎回様々な伏線から予想だにしないあっと驚くような
結論にたどり着くのがもの凄く面白かった。
毎回観終わってからも、自分の頭の中で回想して
楽しんでたりしてた。
そのくらい話がよく作りこまれているし、こういう
考え方があるのかあとか、それはそうだよなって
感心してしまうほどだった。

投稿 : 2019/04/28
閲覧 : 261
サンキュー:

2

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キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Seriesのストーリー・あらすじ

主人公の人間キノと言葉を話す二輪車エルメスは、目的もなく、世界をあちこち旅している。世界のあちこちには個性豊かな国があり、人々は自分たちなりの法や常識をもって暮らしていて、キノとエルメスはそんな国々を訪れ、基本的に3日間だけ滞在し、また次の国へと旅立っていくのだ。そんなキノとエルメスの旅の話は、時に優しく、時に哀しく、時に滑稽で、時に胸に突き刺さる。そして、珠玉の物語たちは、一言では言い表せない鮮烈な光景を読者に見せてくれるのだ。“美しくなんかない。そしてそれ故に、美しい"世界を。(TVアニメ動画『キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2017年秋アニメ
制作会社
ラルケ
公式サイト
www.kinonotabi-anime.com/
主題歌
《OP》やなぎなぎ『here and there』《ED》やなぎなぎ『砂糖玉の月』

声優・キャラクター

悠木碧、斉藤壮馬、梅原裕一郎、松田健一郎、佐倉綾音、Lynn、興津和幸

スタッフ

原作:時雨沢恵一(電撃文庫刊)、キャラクター原案:黒星紅白
監督:田口智久、シリーズ構成:菅原雪絵、キャラクターデザイン:アミサキリョウコ、総作画監督:アミサキリョウコ/立川聖治、プロップデザイン:廣瀬智仁/竹上貴雄、色彩設計:合田沙織、撮影監督:平川竜嗣、編集:森田編集室、音楽:出羽良彰、音響監督:飯田里樹、音響効果:上野励、音響制作:マジックカプセル、プロデュース:EGG FIRM

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