当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「恋は雨上がりのように(TVアニメ動画)」

総合得点
81.5
感想・評価
722
棚に入れた
3199
ランキング
411
★★★★☆ 3.7 (722)
物語
3.7
作画
3.7
声優
3.7
音楽
3.7
キャラ
3.7

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

恋は雨上がりのようにの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

試しに作ってみた さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ちょうど映画化されたので、みてみました!歳の差恋愛ものでよかったです

主人公の女子高生が好きなのは、45歳ファミレス店長、バツイチ、子供一人。題名のとおり、雨上がりの日に、とあるファミレスの店長に恋した女の子が主人公です。

この作品は、ファミレスでバイトしているシーンが多いので、一瞬、「Working」!?と思った出だしでした。でも、ギャグが少ないので雰囲気が違います。
そして、あきらちゃんから店長への愛の告白は、意外と早いです。

{netabare} でも、店長は、もういい歳だから。こんなおっさんのどこがいいんだ~。といって、あきらちゃんを相手にしません(^^;
それ以降はあきらちゃんの猛アタックで頑張ります。その甲斐もあり、後半では店長が頬を赤らめるシーンもありましたね。 {/netabare}

男性の服の匂いを嗅ぐシーンとか、ちょっと変態ですが、憧れちゃいます。好きな人の趣味に興味を持つところも、一途で素敵です。

怪我で退部した陸上部のこと、友情、年の差恋愛、夢を追う店長 といろいろな要素がある作品。
そして、あきらちゃんが部活や友情で悩むなか、店長はいい感じにアドバイスして、導いてくれます。なんだかんだお似合いな二人でした。
最後は少しうるっときました。

だけど、見終わって、少し疑問が残りました。。 {netabare}
あきらちゃんが恋愛より陸上部を選択したこと。といっても、また店長のところ戻ってきます!というような感じでしたが。
陸上への情熱とか、友達を大切にしているところは、そこまで描かれていなかったはず。最終話では、恋愛と部活と両方、成功させてほしかったな。 {/netabare}

そして、最後に。
あきらちゃんの絵が、「スクールランブル」の八雲ちゃんに見える!!性格も!!第一話は完全にそっくりです。でも可愛いです。

投稿 : 2018/06/09
閲覧 : 368
サンキュー:

9

まーぽん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

素晴らしい ※再レビューUPです。

 レビューを読み返し、あまりの酷さに書き直させて頂きます。 

 自分の中で久々のスマッシュヒットの作品になりました。 

 全10巻の原作を買い、アニメの円盤を購入し、実写映画は

 特典付き前売り鑑賞券を購入し封切日初回を見てきました、しかも

 横浜ワールドポーターズのイオンシネマへ(一応聖地でつ)

 余談はここまでにして本題に入りますね、

 何が素晴らしい?それは

 1 原作が素晴らしい!

 2018年 第63回 小学館漫画大賞(一般向け部門)受賞

 累計185万部突破している、ビックコミックスピリッツの作品

 あとは作品を読んで下さい。

 2 制作会社・スタッフが素晴らしい!

 スタジオは進撃の巨人が代表作のWIT STUDIO 監督は

 元シンエイ動画所属の渡辺 歩監督 ドラえもん・のび太の恐竜2006

 の監督ですね。音楽は吉俣良さん、大河ドラマ篤姫へ提供されています。

 美術監督は吉原 俊一郎さん、マクロスF 進撃の巨人、カバネリなど。

 テレビシリーズにしては演出、キャラの演技が繊細であきらの

 嬉しい気持ちを足踏みで表現させたり、背景は現地より美しく描かれて

 いました。(聖地が近所なもので)

 WITSTUDIOのホームページに、VISIONとしてこんな文言がありました。

「私達が目指すべき映像は、人々の心の中にいつまでも残り、大事に思われ

 続ける作品です」 なのであの映像が出来る訳ですよ。

 余談ですがWITの原画 西原恵利香さんは なかなかの美人さんです。

 3 声優の演技が素晴らしい!

 個人的に3話、7話のあきらの演技が最高!
 
 「僕って言った」というくだりと「どうして胸が張り裂けそうなの」
  
  のくだりですね 渡部紗弓さん 平田広明さん最高です。
 
 4 音楽が素晴らしい!

 OP・ED共にすごく世界観を表していて素晴らしく 劇中のBGMは

 購入した円盤に同封されていたのですが、聞いているだけでそのシーンが

 蘇ってくるほどの仕上がり、7話のあのシーンが蘇ります。

 持論として「名画(映画)には名曲あり」です。

 珍しく長々を書いてしまいました

 最後に 実写の小松菜奈ちゃんが可愛い!(アニメと関係ねぇ~)
 

 
 

 

投稿 : 2018/06/09
閲覧 : 330
サンキュー:

14

ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

悪くない・・・

初めは、キャラデザ的にはどうかなーと思っていた。
けれど・・・
慣れれば気にならなかった。
というか中盤以降はむしろイイと思えた。

前半は、ストーリーに引き込まれる部分が多かった。
けれど・・・
{netabare}
後半は、う~ん・・・
少しえっちい展開も想像した自分に反省。

ただ盛り上がりに欠けた感は、否めないかな。
あと驟雨とか各話のタイトルも深くエピソードには関わってなかったような。
(自分が不勉強なだけかもですが)

まあでも、プラトニックもいいもんですね。
{/netabare}

こんなラブストーリーも、あり、かな。
ネタバレや先入観を与えそうなのでこの辺にしときます。

投稿 : 2018/06/08
閲覧 : 211
サンキュー:

9

黒ひじき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

なかなか良かった・・・と思う。

私的に良かった部分は・・・

・ヒロインが魅力的!(顔の好みは分かれるかも?)
・背景とか風景が綺麗に描かれていてステキです。
・どろどろした恋愛話とは対極?に思います。
 なので私的には爽やかな気持ちになれました!

と、いいつつも、近藤店長の立場を自分に置換えてみたら・・・
こんな爽やかなお話にはならないだろう・・・たぶん・・・おそらく・・・(汗)

投稿 : 2018/06/05
閲覧 : 195
サンキュー:

3

ネタバレ

anime さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

さわやか純愛系に癒されました

45歳の冴えないファミレス店長に、高校生のヒロインが恋心を寄せるところから始まる恋愛系。

世の中年男性が羨むようなシチュエーションを軸としながらも、惚れた腫れたに終始することなく、お互いに過去を振り返りながら、今見失いかけているものに気づき始める、みたいなところをしっかり描いているところが印象的でした。

ちょっとした「人生訓」にでもなりそうなメッセージを込めつつも、鼻につくことなく、さらっと琴線に触れてくるセリフ回しやモノローグも見事。

とかく恋愛モノって男女どちらかの視点に偏りがちだけど、この作品ではメインの2人それぞれの心の動きが丁寧かつ説得力をもって描かれており、この手の話にしては珍しく、多分幅広い世代の男女に響くんじゃないかと感じさせられます。

結局2人の関係がどうなるかは示されませんでしたが、それぞれの未来が晴れ上がってきていて、どう転んでも「バッドエンド」はないよって感じ、まさに雨上がりのイメージにぴったりのラストシーンでした。

味わい深い良作だと思います。

投稿 : 2018/06/03
閲覧 : 178
サンキュー:

4

りゅう〜と さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

感動しました(>_<)

(´-`).。oO(できれば2期来て欲しいな)

投稿 : 2018/06/02
閲覧 : 206
サンキュー:

1

ネタバレ

ミッチー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

青春の若々しさ

最初は17歳と45歳のラブストーリーかと思ってましたが、最後まで見てみるとそれ以外の所から伝わるものが多かったり

橘は年長者の近藤から経験豊富ゆえの助けを得たり、近藤は高校生の橘から自らの若い頃の自分を思い出し、なおざりになりがちだった自分のかつての夢に向かって進んで行くというストーリーなのかなって思いました

一字一句覚えてはないけど、「飛び立つことをやめたのが、もしそれが諦めからのものだったら、きっとそのツバメは一生空を見続けるだろう」という近藤の言葉には感じるものがありました。45歳の言葉だけあって説得力があり、やっぱり一つでも妥協していいものなんてないのかなって思いました。

未練は残らないように、残ってても遅くでもいいからもう一度過去の夢を追いかける、そのことが人を成長させるのかなと考えさせられました

投稿 : 2018/06/02
閲覧 : 221
サンキュー:

2

ネタバレ

カネくれたら教える さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

今までにない恋愛アニメで良かった!

風景画がとても綺麗で一つ一つの演出がとても良かった!特にキャラの表情が本当によく伝わった。
ヒロインの魅力がそこらの萌えアニメと違い本当に綺麗な人だと感じられました!
アキラって名前もイイネ!
{netabare} 友達との友情も綺麗に描かれていた、
ただアキラの友人が「陸上だけじゃないよね」
と言ったくせに自分から押し付けてくるのはどうなのかな?と感じた、まぁそれだけ陸上が大切でそれだけの思いがアキラと友人の間にあったんだと思います、だけどしつこすぎだと感じてしまった。 {/netabare}
改善すべき点もあると思いますが
このようなアニメがどんどん増えていってほしいと心から感じました!あとed最高

投稿 : 2018/05/30
閲覧 : 794
サンキュー:

18

ポテ☆とと さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

純文学が読みたくなるアニメ!

全体的に、言葉使い勝が綺麗
なぜだろうと考えると、店長が純文学好き
それに伴い、主人公も好き(?)
後半は、純文学の物語の様に流れるストーリー
言葉が綺麗なので、文字を読むのが苦手な僕も
純文学の小説を読んでみようと思う!
そして、あにこれのコメントを
素晴らしい言葉使いで綴りたい!

投稿 : 2018/05/27
閲覧 : 280
サンキュー:

7

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

雨上がりの美しさ。

映像がめっちゃ綺麗。
そして、あきらちゃんが可愛い!
恋愛ものってあんま好きじゃないけど、これはきゅんきゅんしたよ。
なんか見終わるのもったいなくて、時間あけて見てしまった。笑
丁寧に作られた作品は丁寧に生きている感じがして好きです。

投稿 : 2018/05/20
閲覧 : 163

kiji さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

リアリティがいい線までいってる

某ファミレスガス〇を中心舞台に描かれてる

高校生の少女が中年男を好きになってアタックしていく

そんな感じの作品でしたb

細かくは書きませんが、40代のバツイチ子持ちのオジサンには

夢のある話に思えた(笑)

ここの部分だけがリアルには、相当な低確率になると

だからこそ面白いんだよねアニメわv

投稿 : 2018/05/18
閲覧 : 219
サンキュー:

11

ネタバレ

setuchi さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

雰囲気を楽しむにはいいのかな。。

実は舞台がめちゃくちゃ地元のせいもありw
見た事のある風景がパンパン出てきて
とても他人事じゃありませんでしたwというのはさておき、
ヒロイン綺麗でしたねー。。夕子さん並。。w
というわけでレビューは甘いです、ハイw

現実にはあり得ないお話を純文学という枠で
うまくまとめて綺麗なアニメにしてみました的な感覚でしょうか。
一人を除き、登場人物全員を応援したくなる
とても雰囲気の良いアニメだったと思います。

最後まで関係を進展させなかったおじさんの苦悩と我慢w
気持ちのまま突き進んでいく少女の若さと危うさ。。
重なり、離れてまた重なり。。
毎週見応えがありました。。。。4話以外は。。。。w

恋愛においての結論をぼかしたままアニメは終わりますが
この最終話もこれはこれで良い最終話かなと。

お暇なときに、視聴おすすめします☆


  

投稿 : 2018/05/14
閲覧 : 222
サンキュー:

7

knightgiri さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

最近枯れてきたと思う、大人達へ! 見ろ!

最近は「君の名は」「打ち上げ花火・・・」とかいろいろとヒューマンドラマなアニメが多かったのでちょっと食傷気味で見ていなかった本作品。お勧めです。

作画が好みでなかったので、序盤はとっつきにくかったです。設定も、ファミレスで働く店長と女子高生の交流とか・・・・ありえねーっ!(´・ω・`)

でも同じ中年の自分視線で「店長」みてるとなんか共感できるんです。(涙)若かったころの「真っ直ぐ」「夢」とかいつの間にか忘れてるんですよね、我々。それを女子高生との触れ合いで取り返していくストーリー。そう、「中年」には「ピュア恋」が必要なんです!! 

音楽もバイオリンでよかったですよ。なんだかんだで一気に12話見てしまいました。

個人的には中年・女子高生なんて世の中的には「理解されない関係」ですよね。でもこの作品をみて、「純正」さを忘れた大人と、「初めての挫折」で親でも友人でもないメンターを求める女子高生。この2者は意外に惹かれあう存在なのかもしれないと思いました。

投稿 : 2018/05/11
閲覧 : 490
サンキュー:

15

ネタバレ

ギャザード さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

人物像がいい

店長と丁度同い年位なので、店長の考えが良くわかる。高校生に恋されるが、自分の歳を考えると一歩ひかねばならぬ。この二人のビミョーな関係性。もどかしい、が、羨ましい。
1話目から恋話なので、これを12話見るのはだるいと思ってたら、そうではなかった。
だが、最終回はビミョー。
何かスッキリしない。
途中の話で羅生門のくだりがあったので、この羅生門的な感じで作ったのかな?

あきらが追試の試験の最後の質問に書いた解答

続きが見たいです


まさにそれ。

投稿 : 2018/05/05
閲覧 : 205
サンキュー:

3

ネタバレ

kku さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

愉快な作品でした

 OP曲が私の大ファンのチコハニということで観ることは決定してたのですが、ワクワクして待っていると脈絡もないOPアニメーションに口があんぐり。オールドスタイルのキャラデザイン、45歳に恋する高校生、ときめくと
シャボン玉や炭酸が突如沸く演出、そして第一話のストーリー。
どれもあまりみたことがないスタイルでした。

 作画は雨の表現が素晴らしく毎回違う出来でこだわりを感じます
他は演出面、特にテンポ・間の取り方がとても上手で感動しました。劇場版で活躍されてきた渡辺歩監督の熟練度が半端なかったです
心の揺らぎや情緒を反映した間の取り方は2人の関係性さえをも示唆しつつ
心地よく落ち着いて観ることができました。 こういう手法は日本映画的で侘び演出とでも言うのでしょうか、とっても好きな手法です
また、キャラの頬をいちいち赤らめたりして分かり易いシグナルが目につきますが、それよりも例えば照れて髪の毛を触ったり、好きな人の靴に脱いだ靴を寄せたり、前髪を少し吹いてみたりと、愛らしい描写は見ものでキャラの個性や心情をより深く描くテクニックになっています

 さらに特筆すべきはサントラを担当した吉俣良さんの曲
2作の大河の曲を担当されてる大物作曲家さんですが非常に印象的なメインテーマでした。まるで伝えられない言葉を代弁するかの様に各シーンでピアノとストリングスが語りかけます。

 ストーリーは、まず最初に年の差の恋愛物語?恋に落ちる文脈弱くない?
え?原作は女性作家だったの?という疑問を置き去りにしたまま中盤を迎えますが心配御無用です。はっきりと答えが待っています

①モチーフになった羅生門との関連性
{netabare}
 この作品は羅生門を知ってるとさらに理解が深まるはず
羅生門の考察については色々ありますが教科書どおりの解説だと、下人と老婆の出会いにより下人は価値観が反転し、最終的にはエゴイスティックに生を選ぶという流れ。
この作品に置き換えると、男性は女子高生の純粋なまなざしに若々しい生の発露を見出し生きる活路を見出した。
女子高生は女子高生で男性の生々しい生の肯定に自らの行動が生と相反する、軽率な逃避だと気づかされる
よってこの2つのキャラは対極的な価値観の持ち主、存在でなくてはいけないので、女子高校生と45歳×1の男性にならざるを得なかったと理解できます。
 最初から会話がかみ合わないのもそのせいで、それぞれの視点から描きつつ、そういう両者がひょんな事で転換する妙を強調する為でもあると思います。しかし、ひとつを残念なのが羅生門同様不親切という点でしょうか。
店長が自分語りで補足してるにせよ、価値の変遷が多少説明不足で視聴者がありきたりな恋愛作品、もしくはそれに準じるような作品だとミスリードされやすい点です

{/netabare}

②好きなシーン
{netabare}
6話
日常のシーンと回想シーンで特にセリフもないまま~7:30埋めています
勇気のいりそうな構成ですがこの作品で私が一番好きなシーンです
夏のうだるような暑さとけだるい憂鬱重ねつつ、最後にはドリンクを飲み
かいた汗を心地良い海風が体を通り抜ける
想像力を刺激する触覚的な演出であると同時に前半と後半を暗喩するつくりになっています

7話
彼女の行動は衝動的でとても子供じみた気持ちを吐露します
その言葉に店長は確信したと思います
幼すぎると。ですから何か回りくどい言い訳して抱擁まで、持っていきますが男女のそれではなく親が子供を癒すようなシーンに仕上げていてとても美しいシーンでした。

最終話
地味に目線カットが「それから」(不倫作品、世間の価値観に抗うテーマ)から「リハビリ」の本になってるのが憎いです
ここまでの流れ上間違いなく最後のハグは感謝・友情のハグです
だけど、声かけた店長はひとつ成長して大人になる女子高生の背中に、ちょっぴり寂しさを感じたのも事実ではないでしょうか。そのサジ加減が絶妙でした
{/netabare}

まとめ
{netabare}
芥川が羅生門著作理由を身の上の不遇なタイミング(身分の違いから恋人と結婚できなかった)の中、「愉快な作品が作りたかった」と言ってたのと同様、
この作品も愉快なものとして捉えると非常によくできた作品です。
いやもしかしたら、連載がとれるヒット作に恵まれなかった?作者自身が作品に自分を投影して愉快な作品を作りたかったのかもしれませんね

店長と高校生の出会いによりあっという間に両者は価値観を変遷させました。厳密に言うと会う前から悩んでたわけですが、2人とも勇気をもって踏み出すことで最後には、最初登場したキャラとはまるで違うエネルギーを感じさせます。
その生への積極肯定がこの作品の核心で肯定することで人生は開かれ、肯定することで人生を豊かにするものだと教えてくれます
そして、そういうエゴイスティックな肯定は間違いなく「愉快」な話だと思う
{/netabare}
この作品は羅生門を引用しつつよりわかりやすくそういう「愉快」をテーマにした作品です

投稿 : 2018/05/05
閲覧 : 235
サンキュー:

26

ネタバレ

アベベ晴明 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

やっぱり男は1・タッパだよな

見た感じ180近くあるよねこのオッサン。これが160台だったら、絵面の印象滅茶苦茶違ってるはずだよ。
視聴者という「神の目」から見た主人公の外観評価と、登場人物というかアキラちゃん以外のファミレス店員らのそれとの乖離というのは3D彼女に通じるものがあるかな。

投稿 : 2018/05/03
閲覧 : 205
サンキュー:

4

ネタバレ

ほらいぞんちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

描写は綺麗だけど

原作が好きで読み終わっています。

ひとつひとつの描写が美しく、あきらやそのほかの人物の心情がわかるくらいに世界がキラキラしていたり表現が綺麗だなと思いました。

わたしはアニメ化が決まる前から店長の声は絶対に平田広明さんじゃないと嫌だ!!!!!!!と思っていたので発表されたときめちゃくちゃに嬉しかったし実際聞いて店長だ…!となり喜んだのを覚えています。
あきらの声も透明感があり想像していたとおりでぴったりでした。

最終回が漫画完結前(?)でしたのでどう終わるのかな?と思っていて、たしかに美しくただ2人がくっつくみたいなしょうもない終わり方じゃなくて良かったのですがイマイチオチが弱いなと思いました。
あきらも店長も過去に挫折して未練がある2人というのはわかるかもしれないけど掘り下げが弱い…?と思いました。
ウユニ塩湖みたいになって店長のところへ走ってハグみたいなのよく分からない…あきらの想像?
わたしもあきらの恋を応援していましたが好きになるおじさんが未成年を好きになったら冷めちゃうので…これでよかったと思います。


12話ではまとめるのが難しかったかな…?という印象です。よかったら漫画読んでください。

投稿 : 2018/05/03
閲覧 : 239
サンキュー:

12

ネタバレ

サクマ式ドロップス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

私店長の書く小説、きっと好きです

投稿 : 2018/04/29
閲覧 : 192
サンキュー:

1

ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

おじさんホイホイアニメ

あんな女子高生に積極的に迫られたらおじさん、ホイホイ落ちちゃいます。
そんなことはさておきこのアニメ、雨による効果的な演出がなされています。
雨による心情表現、ここがこの作品のひとつの見どころでしょう。

主人公あきらは冷静で大人びた女子高生。
あまり感情を出しません。
そんな彼女がバツイチ子持ちのファミレス店長に心を惹かれます。
冴えないおじさん(45歳)のどこに魅力が?
どう考えてもわからないし、そのきっかけも些細なもの。
でもまあ、恋とは不思議なもの。
というのがその答えでしょう。

OP曲『ノスタルジックレインフォール』
その中で印象的なフレーズがあります。
「押してみる 引いてみる 何してんの 結局押してしまうのよ」
あきらの冷静な性格のどこにあの積極性が?
やっぱり恋とは不思議なもの、人の性格まで変えてしまうのかも。

{netabare}結局、この恋の行く末は描かれません。
でも、雨上がりの情景はハッピーエンドを予感させます。
この恋が成就しようが破れようが。
まるで純文学のように。{/netabare}

投稿 : 2018/04/24
閲覧 : 675
サンキュー:

42

ネタバレ

ういすけ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

恋愛物っていうより、友情物語かな?

題名がいかにも、恋愛物っぽいので、その感覚で見てると、ちょっと満足度が足りない。

漫画はちらほらお目にかかる事があって、雑誌でちらっと読んだりしていたのだが、その感想が、40過ぎたおっさんがJKに、何を色ボケしとるんやと、なかなかにしてキモいという印象。最初は出世を諦めた頼りないおっさんを演じていたくせに、回を追うことに元小説を書いていたりとか、渋いオシャレな備品を身に着けていたりとか、有名な作家と親友だったりとか、なかなかにダンディな男に変貌していく。女子高生に恋をしたからとかそういうのではなくて、どうみても後出しジャンケン的な感じで、設定が崩壊しちゃう。。
JKに人生語っちゃったりとか、大人の余裕を見せたりとか、なかなかに卑怯だったりしたので、漫画を読むと、なんか時間を損した気分になったりしてたw

友人がアニメを絶賛していたので、視聴。絵柄を見て、あーこれかあ。と、
毎週続けて読んでいたわけではないので、まあじっくり見ないと面白さがわからないのかなっと、ひろーい心で見始めました。

一途な女子高生に告白され、好き好き攻撃を受ける店長。まあ、中年の願望が入りまくってるなと、おとなしく見てた。
次に、女子高生が美人なので、彼女を狙う厨房スタッフとか現れて、おや、三角関係に突入するのかな?とか、同級生の男の子も彼女目当てに、同じ店で働きはじめて、またその男の子に一目ぼれしちゃう同僚の女の子がいたりして、なかなかにドロドロしちゃうのかな?とか、ピュアなJKの想いに心をときめかせる中年店長は、そのまま押し切られて、弊害がある中、ナイショで付き合ったりしちゃうのかな?とか、焼き餅妬いたり、チクチクするような心の痛みを伴うようなそんなお話になるのかと、期待していたら、、、

まさかの友達宣言。。。

そこから最終話まで、友情物語です。。

JKの親友との仲違いからの、仲直りとかがメインになってきます。
店長の大学時代の親友が、売れっ子作家で10年ぶりに会って、親交を深めたりとか。。そういう話で終わっちゃいます。

図書館で、親友が書いた本を見つけて、だんまりする店長さん。作家の名前がちひろだったので、もしかして前妻の名前?お子とJKも仲良くなってたし、これは一波乱あるんじゃないかと期待していたら、なーんだ男じゃん。。って正直ガッカリしましたw

なかなかに卑怯なんだよな。。常にセーフティーゾーンを歩くというか。。主人公の店長さんのそれが性格なのかも知れないけど、物語全体もセーフティーゾーン。。

題材が、社会問題化してもおかしくないくらい強烈なのに、内容は単なるJK好きの親父の願望にとどまってる。で、終着点が友情って、、詐欺にあった気分です。

最初は、わたしもおっさんなので、店長さんと同じく、JKのキラキラに、少しはときめいてしまいましたが、なんか話をすげ替えられたな。っていう感じです。。

友情物語を書きたかったんなら、最初の設定いらんやん。(ボソ

投稿 : 2018/04/23
閲覧 : 228
サンキュー:

6

つきひちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

年上の男性をすきになるって

結構あることだと思います。

なんとなく、ダラダラとみていたのですが、
タイトルになっている「雨上がりのように」は、
最終回でなんとなくわかりました。

心情をすごくよく表現した描写が印象的でした。

投稿 : 2018/04/19
閲覧 : 271
サンキュー:

6

ネタバレ

タケ坊 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

演出&構成の妙、ただひたすらに美しい 

☆物語&感想☆

女子高生が45歳の冴えない中年男性に恋をする、ジャンルとしては恋愛になるんでしょうが、
この作品は純粋な恋愛モノかと言われれば、そうとも言えるし少し違うとも言えるかもしれません。
よくある恋愛作品では、その多くが告白をクライマックスに持ってくるものが多いものの、
本作ではそこまでの過程はあまり描かれず、むしろ告白してからの物語。
恋が成就する、しない、と言った結果に重きを置いて本作を観るなら肩透かしを食らうかもしれません。

設定として店長と従業員、女子高生と45歳でバツイチ、子供有りという立場上、
その想いにどう向き合っていくのか、グイグイと来る橘さんに対する店長の行動は、
常に思慮深く理性的でしたが、揺れ動く心情はとても繊細に描かれていて、
本作の象徴的なシーンとして、7話台風の日の場面は最大の魅せ場だったと思います。
まぁ自分だったら絶対抱いてしまうでしょう、犯罪やけど笑

店長に想いを寄せる橘さんの恋、という序盤からの流れでは、
{netabare}7話の店長が橘さんをハグして「友達」として、と伝えたところで一旦落ち着いて、
それ以降橘さんもある程度それを受け入れたのかな、とも思えました。{/netabare}
で、お互いの関わり合いの中で自分の中に仕舞っていた、忘れていた思いを呼び覚まし、
一歩歩き出す。。ラストは少々唐突かなとも感じましたが、
将来的な可能性に含みを持たせた想像の余地を残す終わり方で、タイトルも回収、綺麗でした。
この物語は毎話と言っていいほど雨の描写が有りましたが、
店長と橘さんの関係、二人の胸に押し留めていた想いは、
言ってみれば降り続く雨の中の雨宿りだったんでしょう。

後半の店長と旧友の友情、描かれ方もノスタルジックで味わい深く、
また橘さんとハルカの関係も瑞々しく青臭い青春を感じさせる、こちらも同様に上手く描かれていたので、
純粋な恋愛だけじゃない、もう一つのアナザーストーリーとしても楽しめ、
結果的に上手くまとまっており良かったと思います。

☆声優☆

この作品が成功するかどうかは、ぶっちゃけ店長のキャスティングと演技に掛かっている、
と言えるぐらい重要だったと思いますが、平田広明氏は見事期待に応えてくれましたね。
冴えない間抜けな中年男性の一面と、逆に含みを持たせじっくりと聞かせる演技は圧巻。
最近観た「B:THE BEGINING」では圧倒的な凄みと渋さでしたが、
今回は演じ分けが凄い、またしても名優の演技を堪能させてもらいました。

橘さん役の方もイメージ通りで良かったですが、
それ以上に意外な発見として驚いたのは、西田さん役の福原遥さん。
初めて久野美咲さんの声を聴いた時くらいの、特徴的な萌えボイスが衝撃的でした笑
ノイタミナによくある芸能人のゴリ押しキャスティングながら、
普段女優メインでも子役からやっていて声優経験もあるだけあって演技も全く違和感なく良かったです。
あの声は今の声優界でもなかなかの逸材だと思うので、今後声優としても是非活動してもらいたいですね。

☆キャラ☆

店長の台詞がとにかく平田広明氏の演技によって抜群の説得力を持って響いてきました。
作者は女性ながらヒロインの橘さん以上に、中年男性の店長の描写が優れていたのは驚きました。
橘さんとハルカは店長とは対照的に自身の独白は殆どありませんでしたが、
キャラの思いを汲ませるには充分。
橘さんの店長への想いが一点の曇り無く真っ直ぐで純粋で美しい...ほんま店長裏山過ぎる。。
脇役ながら西田さんが癒しの存在で好印象、彼女の涙には思わずもらい泣き。

☆作画☆

まずキャラデザインが今風のアニメにありがちな感じじゃなく、
どことなく昭和っぽいところに惹かれましたね~橘さん何頭身?...スタイル良すぎ。
WIT STUDIOの安定感は最後まで保たれ、1カット1カットの見せ方が印象的なシーンが随所に見られました。
橘さん、ハルカ、西田さんの表情、横顔が何とも美しかった。

☆音楽☆

OPはそんなに好みでもなかったですが、
底抜けに明るくファンシーかつポップなアニメーションとの相性は良かったと思います。
対照的にしっとりと聴かせるAimerのEDが抜群で毎話素晴らしい余韻を与えてくれました。
そして何と言っても作中BGMが良い仕事してましたね、曲数はそこまで多くはなかったようにも思いますが、
とても印象的で胸に響く良い曲だったと思います。


最後に...物語の展開や出来事だけを見ていくと、
恋愛作品としては単純に劇的さや面白さはそこまで無いかもしれませんが、
この作品は各キャラクターの心の機微の描き方や演出面が見事で美しかった。
雨の背景、表情の見せ方、間の取り方、聴かせるBGM、
そこに重なる平田広明氏の圧倒的な演技と含蓄のある台詞の数々...
情感の豊かさ、趣きは芸術性すら感じさせる、大人の感性に訴えかけるノイタミナらしい秀作だったと思います。

投稿 : 2018/04/17
閲覧 : 444
サンキュー:

21

ネタバレ

ひろぶぅ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アニメの方が原作よりも数倍マシです

【物語の評価】
原作コミックから読んでる方は分かると思いますが終盤は作者の迷いが如実に現れはじめてて「この流れからどう終わらせるのか?」と思ってましたが最悪でした。唖然として涙も出なかった。
どれくらい原作と違うのか以下に少しだけネタバレしておきます。
{netabare}まず一番違うのは終わり方。元旦の夜にあきらが「ある決意」を持って近藤のアパートを訪問。プレゼント(手編みのマフラー)と手紙を渡し、その後の悪天もあり泊まろうとするあきらを例によってまじめな近藤は頑なに拒み車で送り返す。帰り際に逆に近藤が用意していたあきらへのプレゼントを手渡し・・・この時点で原作が残り1話となるんですが。。
最終話はいきなりここから6ヶ月先に飛びます。
あきらは陸上部に復帰。自己記録を更新するぐらい見事に立ち直っていた。
しかし近藤はあの元旦に貰った手紙をまだ開封すらして無いらしい。それも自分なりに意図を持って「これでいいんだ」と考えてるらしい。
27歳も年上の好きな相手に、おそらく届く事はないだろうと知っててそれでも次へ進むために必死に書いて渡した手紙。それなのに読んでないって・・・
は?開封すらしないって何だよ。あきらの気持ちすら受け止められず受け流したまま終わり?正直ここが一番ドン引きした。
後はユイちゃんと吉澤の関係。コミックではもう少し二人のやりとりがあり拗れてます。
ユイちゃんが吉澤とデートの時告白するのですがあきらの事が好きな吉澤はユイちゃんをちゃんと振ってます。ユイちゃんはその後少し落ち込んでますが別の理由もありあきらより一足先にガーデンのバイト辞めてます。
余談ですがあきらが元旦の夜の後にどうやってバイトを辞めていくのか等の経緯などは一切触れられてません。
その少し前。大晦日のガーデンで恒例の打ちあげ時に加瀬からユイちゃんが吉澤から振られた事をなじられるとそれに我慢できなくなったあきらは加瀬に「グーパンチ」を一閃、、ともうはちゃめちゃな訳ですよ(笑){/netabare}
こんな原作の終わり方を考えるとアニメ版の製作スタッフは可能な限りストーリーを修正してよくまとめてくれたと感謝してます。

【作画の評価】
ここはそれぞれ好みがあると思いますが自分は好きな方です。
特に無表情な時のあきらのキツそうな目つきとか(笑)

【声優の評価】
皆キャラの雰囲気が出てて良いと思う。特に店長近藤役の平田さん!サンジ渋いッス!

【音楽の評価】
エンディング曲Aimerさんの「Ref:rain」が最高にマッチしてると思う。
聞くといつも泣いちゃいます

【キャラの評価】
必要最小限に出演するキャラを搾り、主人公二人を中心にスポットを当てていく手法は個人的には分かりやすくて好きです

投稿 : 2018/04/16
閲覧 : 239
サンキュー:

6

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

雨上がりは爽やかに

原作未読 全12話

あることをきっかけに主人公で高校生の橘あきらが、冴えない中年でファミレス店長の近藤正己に密かに好意を寄せていました。橘さんが同ファミレスにアルバイトすることになったきっかけに少しずつ恋の歯車が動き出す恋愛作品です。

夢を諦めた2人にそれぞれの友人たちとのお話もあって、少しずつ前を向く感じが良かったです。

普段クールな感じのあきらちゃんが、店長とのちょっとした出来事でもキラキラするのが可愛かったですね。

キャラデザは好き嫌い分かれるでしょうね~ 私は気になりませんでした。

恋愛を白黒突き詰めない、フワーとした感じのノイタミナらしい作品でした。

OPはCHICO with HoneyWorksさん、EDはAimerさん、しっとりして落ち着いた曲でした。

最後に、各話のサブタイトルが全て雨に関する言葉となっています。色々な雨の表現があるのですね~

投稿 : 2018/04/16
閲覧 : 251
サンキュー:

37

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

胸が熱くなる瞬間を、本当は誰だって待ってる…

この作品の原作は未読ですが、ノイタミナ枠であること、シリーズ構成が赤尾でこさん、そしてアニメーション制作が進撃の巨人、甲鉄城のカバネリや魔法使いの嫁で知られるWIT STUDIOさん、と知り視聴を決めた作品です。
やっぱりノイタミナ枠の作品って気になりますから…

この物語の主人公は、高校2年生の橘 あきら…
黒髪ロングの似合う美人でスレンダー系の女の子です。
彼女は、もともと陸上部の短距離走のエースとして活躍していたのですが、1年生の頃にレースで足に大怪我を負ってしまい競技ができなくなった過去を持っています。

競技ができない部活との関わりも次第に疎遠になり…現在はファミレスでウィトレスのバイトに勤しんでいました。
あきらがバイトに勤しむことができたのは、同じファミレスで店長を務める45歳の男性に魅かれたから…

その45歳の男性…バツイチ子持ちで特に取り柄も無く、普段気付かなければ通り過ぎてしまうような只のおじさん…それに愛煙家で無造作に副流煙を周囲に撒き散らす怪獣の様なおじさん…
なのですが、気付きやきっかけって人それぞれであるように、気持ちも人それぞれ…
高校2年生がそんな淡い恋心を胸に秘めながら物語が動いていきます。

この作品を完走して思ったこと…
作品のジャンルは恋愛なので、物語の纏め方について様々な意見が出ると思います。
登城人物の気持ちをゆっくりと…でもしっかりと掴みながら大切に育んできた物語…
であるからこそ、ただの恋愛物語とは一線を画した纏め方にこの作品のメッセージが込められているんだと思いました。

年の離れたカップル…今回の場合は年の差25歳…
確かにこれだけを見ると、凄く羨ましい系の犯罪行為なのかもしれません。

でも店長は分別のある大人で、自分が彼女を受け止められない事を十分に理解しています。
だって17歳と45歳…普通に見たら親子ですよ…
それに仮に恋人という形を取ったとしても、自分の愛情を100%彼女に向けられない…
45歳という人生はそれなりに長く、否が応…いえ、偶然でも必然でも色んな事を経験してきています。
その過程で生まれた「かすがい」は絶対に蔑ろになんかできません。
だから、愛情が生まれたとしても相手に寂しさややるせなさを感じさせてしまう…
それを考えるとどうしても腰が引けてしまうのは理解できます。

それなら何故この物語がこんなにも支持されているのか…
そんな四角四面で割り切れるほど人の心は単純じゃ無いという事…
おじさんの常識を遥かに凌駕するほど、あきらの気持ちが純粋で真っ直ぐだという事…
そしてそんな熱い気持ちに触れて気付く…もうずっと燻っていて蓋をしていた自分の夢…
この作品は気持ちと叶えたい夢のバランスが半端ないほど秀逸だからだと思います。

きっかけも進んできた道も全然違う人同士の出会いはごく自然な事…
その出会いによる干渉はお互いにどんな共鳴をもたらしてくれるのか…
それは本当に千差万別だと思います。

これまで忘れてきたと自分に言い訳をしながら蓋をしてきた夢…
挫折から飛ぶことを忘れてしまった夢…

相手を思うことは大切だと思うし、その思いを糧に自分を磨くことだってできる…
でもそれと同じくらい大切な夢ってあると思うんです。
今しか追えない夢…
今だから追える夢…
思いと夢に対する自分ならではの「折り合いの付け方」ってあると思うんです。
そしてその折り合いは、これから自分が自分として生きるために絶対必要な事だと思います。
あきらと店長…二人は自分自身にどんな折り合いをつけるのか…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、CHICO with HoneyWorksさんの「ノスタルジックレインフォール」
エンディングテーマは、Aimerさんの「Ref:rain」
どちらの歌も「超」が付くほど大好きです。
この前カラオケに行った時、オープニングが入っていたので思わず熱唱してしまいました^^;
その時、エンディングは無かったのですが、今は入っているみたいですね。
オープニングは歌とアニメが上手くハマっていて、可愛らしいあきらに視線が釘付け…
エンディイグはちょっと大人っぽい曲ですが、サビのハモリの部分とか鳥肌モノです。

1クール12話の物語でした。
想いと身体の動きがチグハグでもどかしいことがあります…
でもそのもどかしさは遠い先でまた接点の生まれる伏線だと思いたいです。
そしてそんな時が訪れるなら…その時はお互い笑顔で向き合えることを願っています。

投稿 : 2018/04/15
閲覧 : 276
サンキュー:

29

えくいてぃ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

きれいな作品ですねぇ~

ワクワクドキドキというよりも、
静かに見ていたい。

なんだかすごく淡くて儚くて消えそうだけど強さも感じられる作品w
お互いがちゃんと前を向いて歩いていけるってすごく良いね^^

あとAimerさんのエンディングすごく好きです^^

Ref:rain Aimer
-----------------
また 触れたくて
ただ 眩しくて
思わず目をそらした優しさに
I wanna sleep in your feel
I wanna see you in the deep
そんなフレーズを並べた詩を 今
あの帰り道 バスに揺られて
叶うはずもない様な夢を見て
I wanna…
-----------------

投稿 : 2018/04/14
閲覧 : 194
サンキュー:

6

ネタバレ

takeboo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

盛り上がりにかけるかな

恋愛モノがとして観てましたが、進展なしで駄作。
76点。

投稿 : 2018/04/13
閲覧 : 227
サンキュー:

1

まだ初心者 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白い

観る気はなかったのですが、1話だけ試しに観てみたら以外に面白かったです。
ストーリーも割りとしっかりしていて、まとめ方もきれいで観やすかったです。
一般の方にも進められるアニメだと思います。

投稿 : 2018/04/12
閲覧 : 174
サンキュー:

1

ネタバレ

リプトン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

店長と微妙な距離感にドキドキ

作画がとても綺麗、ストーリーも筋が通っていてよき。橘さんがまた美人で店長に猛アピールするもその距離は思うようには縮まらずまたそれを見ていてすごく心地いい気持ちになる。アニメの雰囲気もすごく好き。

投稿 : 2018/04/12
閲覧 : 195
サンキュー:

3

ネタバレ

MuraBustan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

青春

なんか最後は予想通りの展開。

投稿 : 2018/04/12
閲覧 : 193
サンキュー:

4

次の30件を表示

恋は雨上がりのようにのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
恋は雨上がりのようにのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

恋は雨上がりのようにのストーリー・あらすじ

ある事件がきっかけで走ることを諦めた元陸上部エースの女子高生・橘あきらと、彼女のバイト先のファミレス店長であるさえない45歳男性・近藤正己の恋物語が描かれる。(TVアニメ動画『恋は雨上がりのように』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2018年冬アニメ
制作会社
WIT STUDIO
主題歌
≪OP≫CHiCO with HoneyWorks『ノスタルジックレインフォール』≪ED≫Aimer『Ref:rain』

声優・キャラクター

渡部紗弓、平田広明、宮島えみ、福原遥

スタッフ

原作:眉月じゅん、監督:渡辺歩、シリーズ構成:赤尾でこ、キャラクターデザイン・総作画監督:柴⽥由⾹、音楽:吉俣良

このアニメの類似作品

この頃(2018年冬アニメ)の他の作品

ページの先頭へ