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「夜明け告げるルーのうた(アニメ映画)」

総合得点
68.8
感想・評価
119
棚に入れた
449
ランキング
1987
★★★★☆ 3.7 (119)
物語
3.6
作画
3.9
声優
3.6
音楽
3.8
キャラ
3.6

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夜明け告げるルーのうたの感想・評価はどうでしたか?

hcdNV25310 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

評価が難しい。

ほとんど、作画以外、声優、物語、音楽、キャラ、すべて平均以下なのになぜか惹き込まれる。
圧倒的なオリジナリティがそうさせているのか。
端々に光る演出が、粋。
ほんとんどが、平均以下の評価でお気に入りってなかなかない。
そこが才能なんだと思う。
海でのダンスのシーンは昔のアメリカアニメを丸パクリしているか、オマージュしているかわからないが。。

感性が整っていて、そこ忘れちゃいけないという所を見事にこだわってくる。
センスの良さがあるから、なんのリメイクさせても成功すると思う。
クレヨンしんちゃんを是非。

投稿 : 2018/06/21
閲覧 : 248
サンキュー:

5

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

「デビルマン」を見たあだと圧倒的に物足りない

というか「崖の上のポニョ」感が全体的に漂っているんですが、湯浅さん感化されすぎなんじゃあないですかね。。。

あの「デビルマン」のエログロバイオレンスを観たあとだとすごく中途半端な印象を受けました。

海外に向けて作ったのかな?

投稿 : 2018/04/22
閲覧 : 471
サンキュー:

8

ネタバレ

岬ヶ丘 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

言葉って音楽、気持ちって音楽

 さびれた港町で鬱屈とした気持ちを抱え日々を送る中学生の男の子・海が同級生からバンドに誘われたことをきっかけに、人魚のルーに出会う。海はルーと不思議な体験をしていく中で明るさを取り戻していく。しかし人魚の存在が町の人々に知れ渡ったことで人魚を町おこしに使おうと画策する者、古くから伝わる伝説から人魚を忌避する者が現れ、ルーや海たちは人間の感情という大きな渦に巻き込まれていく。お陰様のたたりによって危機に瀕する町の人々を助けるルーやその父たちだったが、その力にも限界が見え始めたとき、海はルーに向けて心を込めた精いっぱいの歌を歌うのだった。

 人魚・ルーの登場によって対立していた人魚と人間、あるいは町の人間同士が町の危機を乗り越え、明るい町になったという基本的にいい話、といのが見終わった第一印象。湯浅監督他作品同様、物語は比較的シンプルだが、やはり演出がとにかく独特。とにかく様々な面で画面上の動きが激しいので、画的な情報量は多い。ラストのカタルシスも味わえたが、他湯浅作品に比べるとややおとなしめな印象も受けた。

 登場人物も安定のバタバタ感のなかで、しっかりとキャラの過去や葛藤を描いていた印象。特に海の祖父の過去や恋人を失ったおばあちゃんのエピソードは素晴らしかった。多くの町の人々にとって辛い過去や消し去りたい記憶を、人魚伝説と重ね合わせてしまうことで蓋をしてしまっていたのかも。

 主人公を通して伝えたかったメッセージは「自分の伝えたいことを伝えることって、大事だよね」といった具合か。そして歌も誰かに自分の気持ちを伝えるための手段の一つで、作品全般を通して強い効果を発揮しており、特に主題歌「歌うたいのバラッド」がそれを代弁してくれている。

 演出面では人魚が操る海の水がジェリー状になって縦横無尽に画面を駆け巡り、音楽が鳴り始めるといきなり人々は踊り始め、全体的に色彩豊かな美術、独特のカットなど見所はたくさん。ただ普段の背景描写はリアルな部分もあり、その使い分けや落差も印象的。

 全体的に「人魚」という設定のせいか、過去作品に比べると作品のもつ荒々しさはややマイルドで、意図する視聴層の狙いがあまり見えなかったか。マイルドとはいえ湯浅演出は健在で、子供に見せるにしては少し刺激が強すぎる気もした。ただ「夜は短し」に続き劇場版作品を2本連続公開というのは凄まじい。そのモチベーションはどこからくるのだろうか。

視聴日 18/3/7

投稿 : 2018/03/13
閲覧 : 247
サンキュー:

10

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

感動しました

{netabare}人魚によって母を失い、人魚を憎んでいたおじいちゃんが、人魚を守るために開いた色とりどりの傘!
綺麗だった

さりげなく序盤から登場していた傘がこのタイミングで登場するのか!と
待ちに待った展開はここで開いてこう結んだのか!と
町の名前はそういう由来だったのか!と
岩と音楽のロックなのか!と{/netabare}

アニメーションでしか表現できない不思議な世界観にまじりあった謎のキーワードは、少し難解だったけれど、クライマックスで全貌を理解し、その時にはもう元には戻れないくらいの変化を経ていて、悲しさや安堵やいとおしさで心がいっぱいになった。
しかも、これ動画は用いず、ラフ原に監督・作監修正を入れたら、flushで動かすの!?私が知っているflushってニコニコとかショートアニメーションで用いられるショボいアニメでよく聞くツールだよ!こんなに躍動感のある動きもつけられるものなんだ!凄い!
なるほど、普段のアニメーションではさらに細かい手順を踏んでリスクを分散させようとするけど、少数先鋭のアニメーターが集まっていること、そして色んな人の手が入って淀んでしまう勢いが保たれるのか。
劇場アニメで制作体制20人ほどって情報を見つけて度肝を抜かされた。
映像としてもシステム開発の視点でも革新的すぎる!

個人的には「君の名は。」「この世界の片隅に」と並ぶ近代の歴史に残る名作アニメ映画になると思っている。

投稿 : 2018/03/11
閲覧 : 387
サンキュー:

15

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

現代によみがえった小さなウッドストック音楽会 ルーのうたはジャニスの祈り

2017年公開の劇場用アニメ 107年

原作監督 湯浅政明 脚本 吉田玲子 湯浅政明 作画監督 伊東信高 
音楽 村松崇継 制作 サイエンスSARU

出演
ルー 谷花音 13歳の子役タレント
カイ 下田翔太 15歳の子役タレント
海老名遊歩 CV寿美菜子
国夫 CV斎藤壮馬

主役二人を子役の俳優が務め、脇を中堅声優で固めました。

人魚伝承のある鄙びた漁村「日無町」を舞台としたミュージカルアニメ。
主要登場人物4人はロックバンド「セイレーン」のメンバーとなる。

「君の好きは僕を変える」

好きはやっぱりLOVEと対応します。
LOVEでありPEACEでもある、60年代に若者を熱狂させた思想です。
ルーを見たらジャニスジョプリンでした。
分かってくれる人も多いと思います。
分からない人はこの機会に知って欲しいです。

このアニメーションを見てウッドストックを思い出す人は多いでしょう。
思い出すためには観ていなくてはいけませんが。

時代の流れからサイケデリックはパラッパラッパーに変わったように見えましたが、
やっぱり根底の音楽性は60年代そのものです。
この作品に限ってはストーリーはあんまり意味が無いような気がします。

LOVEであるPEACEを感じれば良いのだと思います。
古くてもいいのです。
いまどきジャニスを聴く人はほとんど居ないでしょうが、
無理に聞かなくてもいいです。
ジミヘンもザフーもテンイヤーズアフターもサンタナもロック魂になって残っていればいいのですから。

だから、たまにはこんなルーツを現代的に表現した作品が作られ、
なぜかわからないのに心に残る作品になるのです。

この作品は魂だけが表現されたものであって、分かる必要はありません。
感じたら忘れてもいいし、年配の人に教えてもらうのもいいでしょう。
 
ジャニスジョプリンってどんな人?

流し見でも構わないのでぜひ観て欲しい嬉しい作品です。
ラストは主人公になってステージでただ一人ギターを弾きまくってください。
それがPEACEを現す映像なのです。

投稿 : 2018/03/09
閲覧 : 412
サンキュー:

25

ネタバレ

ヲリノコトリ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

やっぱポニョじゃねえかw

【あらすじ】
「お陰岩」によって日の光を遮られる町、日無町。日の光を怖がる人魚の伝説があるその町で人々は暮らしている。これからも、この先も。

【成分表】
笑い★☆☆☆☆ ゆる★★★★☆
恋愛★★☆☆☆ 感動★★★★☆
頭脳★☆☆☆☆ 深い★★☆☆☆

【ジャンル】
感動系、中学生、進路、ポニョ、君の名、震災

【こういう人におすすめ】
私。

【あにこれ評価(おおよそ)】
65.0点。ポニョかポニョじゃないかという議論。注目度は非常に低い。

【個人的評価】
ポニョだけじゃなくいろいろな「素材」を感じる作品だが、重要なのは私が、「元の素材」より「このアニメのほうが好き」だということ。
『自分のお気に入り』

【他なんか書きたかったこと】
{netabare}
 「やっぱポニョじゃねえかw」と何回か画面に向かってツッコみましたが、「じゃあ駄作か」と言われると全然そんなことはなく最後まで楽しくみれました。……てかごめん好きだわ。お気に入りだわ。
 これが噂のタイトル詐欺ってやつです!すんません!

 ポニョだけじゃなくて、君の名とか震災とか、『元ネタ』と呼べるものを挙げるときりがないくらい様々な要素にインスパイアされています。しかしあれかね。新海さんの「星を追う子ども」といい、これといい、新進気鋭のアニメ監督は一回ジブリに喧嘩売っとくルールでもあるのかね。

 でもごめん。ポニョより君の名より好きだった。

 ストーリー展開も好きな感じで、見てて飽きなかったし、むしろ最初は「微妙かなあ」と思いながら見てたのにどんどん引き込まれて行って、終盤には「うおおおお」ってなりました。
 序盤に猛威を振るっていた「バンド」っていう要素を惜しげもなく使い捨てる感じや、メインメンバーの男女比、主人公がヒロイン以外になびかない感じ、あそこで猫じゃなくて犬を出してくるセンス(私は猫派ですが、最近各メディアの猫推しがウザい)、そしてストーリーとともに心に募ったモヤモヤがストーリーとともに温かいものを残して消えていく感じ。
 全部私の好みドストライクでした。

 今までは湯浅監督の良さは「原作選び」と「原作への理解の深さ」だと思ってたんですが、ちょっと違ったようです。湯浅監督は「素材を一度かみ砕いて、より"私"が好きな形にしてアウトプットする」人のようです。便利です。
 まあ逆に言えばやっぱ「素材」は感じちゃいましたね。次は本当に湯浅監督の中だけで育ったものをみてみたいなあ。誰も見たことがないようなものが潜んでる気がするんだけどなあ。


・作画と音楽について雑感
{netabare}  作画は最高ですね。キャラとか表情とかも好き。まあ、ヒロインはポニョでしたが。
 絵だけで泣ける新海監督、心が躍りだす石田監督、変化球の湯浅監督。作画に関して、アニメ映画の監督がイイ感じのバランスになってきましたね。細田監督は絵は普通だけど、今挙げた人たちと比べるとストーリーのオリジナル性は一歩抜きん出てるかな。頑張れスタジオ六花。
 いやあ、アニメ映画のカンブリア爆発を感じますねえ。

 音楽について。「デビルマン」と「夜は短し」でもちょっと思ったけど、湯浅監督って結構"音楽"好きなんですかね。「好き」っていうよりは、「音楽のチカラを信じてる」って感じかなあ。
 そういえば四畳半のOPとEDはアジカンとやくしまるえつこだし、ピンポンもOPとED良かったなあ。そしてこの映画のテーマ曲である「歌うたいのバラッド/斉藤和義」も良かった。1997年の曲なのか。かっこいいし全然古い感じしないですねー。これは一回斎藤さん全部聴いとかんとあかんなあ。 {/netabare}


 このままだと次の湯浅監督の作品もべた褒めしちゃいそうなので、一応言っときますけど、より厳しい目でみていきますよ私は!
 私が贔屓するのは世の中で人気ないものであって(それもあかんわ)、湯浅監督なんて今までもこれからも評価されまくるんだから私が贔屓する必要などないのです(笑)
 あ、そういえば「ケモノヅメ」は結構前に見てみたけど意味わかんなくて2話くらいで中断しましたわ!そういえばあれは湯浅監督がストーリー作ってるわ!やっぱやっぱ湯浅監督「素材」ないとダメじゃん!
 ……「ケモノヅメ」気になってきた……。もう一回ちゃんと見てみようかな……。 {/netabare}

投稿 : 2018/02/16
閲覧 : 579
サンキュー:

30

ようす さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

唄うことは難しいことじゃない。好きなことを好きだと伝えることも、難しいことじゃないはず。

『四畳半神話大系』『ピンポン』などを手掛けた、
湯浅政明監督による、オリジナル長編アニメーション。

2017年5月に公開、
アヌシー国際アニメーション映画祭長編部門クリスタル賞(最高賞)を受賞。

120分ほどの作品です。


● ストーリー
舞台は、太陽を遮る崖・お陰岩(おかげいわ)が湾にそびえる漁港。
人魚の伝承がある日無町(ひなしちょう)。

中学三年生の足元カイ(あしもと かい)は、
何事にも無気力だったが、音楽には関心があった。

動画サイトにアップした打ち込み動画をきっかけに、
同じクラスの遊歩(あゆほ)と国夫(くにお)からバンドに誘われる。

お陰岩を越えたところにある人魚島で練習をしていると、
誰かのものかわからない歌声が聞こえてきた。

この海には、
本当に人魚がいる…?


人魚のルーは音楽が大好きで、
音楽が流れると嬉しくて踊りだしてしまう♪

とてもかわいい人魚ちゃんです^^

人魚の存在によってファンタジー色が強くなっていて、
ポニョに似ているなあと思いました。

表情を表に出さなかったカイが、
ルーと出会うことで心を開いていく様子も、この作品の特徴。

というか、ルーと出会って人格変わりましたねw

ルーの存在によって、やりたいことを見つけて、
本来の明るい性格を取り戻したと言うべきか。

出会った時からルーのこと好きすぎで、
ただのロリコンなのでは?とも思いましたがw

ルーが一筋縄ではいかない存在だからこそ
いろいろなハプニングがあり、内容は盛りだくさん。

後半は駆け足にも感じましたが、
ストーリーはよかったと思います。

でも結局“お陰様のたたり”って何だったの…?^^;


● 作画
湯浅監督らしいなあと思う独特な作画。

色遣いや作画のテイストの使い分けなど、
演出はさすがだと思います。

安定感というよりも、
オリジナリティ感が強いです。

だからこそ
湯浅ワールドとして堪能できるのですが♪

ストーリーもよかったですが、
作画だけでも十分楽しめるクオリティの高さです^^


● 音楽
音楽好きなルーが歌う時の声は、
ボーカロイドが使用されたような声になっています。

機械で神秘を表現するなんて、
真逆な関係のはずなのに、
マッチしているから不思議でした。


【 主題歌「歌うたいのバラッド」/ 斉藤和義 】

この曲が主題歌ということで、
作中でもアレンジされた曲がたくさん使用されています。

実は私はこの曲を今回初めて聴いたのですが、
すごく好きになりました^^

この作品自体も好きですが、
それは、この曲の力がすごく大きいと思っています。


● まとめ
作画と音楽、そしてストーリー。
この3つの力にとても魅せられた作品でした。

この魅力を語るのはちょっと難しいですが、
湯浅監督の演出が好きな人なら、
間違いなく楽しめると思いますよ♪

サイエンスSARUにとって初めての完全オリジナルアニメーションですが、
今後の躍進に十分期待が高まる作品でした^^

投稿 : 2018/02/04
閲覧 : 394
サンキュー:

30

いさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

四畳半の

時にも思ったんだが

あわないわー

投稿 : 2018/02/02
閲覧 : 279
サンキュー:

0

みのるし さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

すいませんよくおぼえてないので…

また借りてきてもう一回見ます。

週末一杯やり持ってアニメとか実写とかの映画を何作か借りてきて、一杯やり持って一気にみるんですけども、『サバイバルファミリー』見た後にコレ見たんですけども、『サバイバルファミリー』がやったらおもろかったんで、酒ががんがん進んでしまい、『夜明け告げるルーのうた』は途中から記憶がありません。スイマセン。

ただ、ラストシーンでめちゃくちゃ泣いていたのが記憶にあるので、他の方のレビューみて、ああたぶんそこのシーンで泣いたんだなーとか思ったりしますが、基本的に記憶にないのでした。

湯浅監督すいませんでした。



・・・とゆうわけで、先週改めて借りてきてみたんですけども。

やっぱりですね、2011年を境にアーティストとかクリエイターとかはモノの見方、作り方に大きな変化があって、もうなんてゆうかそこんところを無かったことにして何かを表現するとかできなくなっているのだなと改めて思いましたですな。

もちろん表現方法は個々違う思うのですが、とにかく『生きる』とゆうこととはいったいなんなのかとゆーテーマに向き合わざるをえなくなってるはずなんですよ。おそらく。

ほんでもって、ボクが勝手に推測するになんとなく人間嫌いな湯浅監督的には、とりあえず歌って踊ることが生きることなのだと強引にも言い切っちゃったんじゃないかと。

とかいいながらこの作品からそおゆうところを完全に読み解くことができたのかといえば、実はできてなくて、ただなんとなくなんですけどね(汗)。

もちろんそこここに泣けるシーンもちりばめてあって、こまかくいろいろあったイベント関係も最終的に回収するしハナシとしてはさすがによくできているのですが、ボクなんかが一番『へーっ!』と思ったのはそこでした。

とにかくいろいろごちゃごちゃあったんだけども、とにかく歌って踊らん哉と。
それですべて解決なのだ!みたいな大義に大変な説得力があるストーリーだったのが素晴らしかったなと思ったわけなのでした。

湯浅監督。ありがとう!
すんばらしい映画でした!

投稿 : 2018/01/25
閲覧 : 251
サンキュー:

8

DEIMOS さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

湯浅版ポニョは宮崎版を超えたか!?

「大衆向け」を狙った湯浅政明監督作品。本人が、インタビューで、アングラ向けの従来路線とは別の作風を志向したことを吐露している。

題材は、少年と人魚の子供の心の交流。すなわち、ポニョ。だからと言って、パクリだなんだというのは野暮。昨今のフィクションは、概ね記号の組み合わせで構成されるので、「(人)魚の少女」という同じ記号を使っているだけ。問題は、ストーリーや絵作りでどれだけのオリジナリティをもって品質を高めているかということ。

その点、表現のスケールでは、本作は、宮崎駿のポニョにも負けず劣らじ。ベースは、リアルな背景描写にしつつ、要所では、湯浅氏独特の大胆な表現が垣間見える。水ブロックの描写全般やダンスのシーンは、見ているだけで心踊る。

ストーリーの点では、人間の暗黒面にも焦点を当てたのは良いが、カタルシスが不十分。人魚を食い物に商売しようとする人間と純粋な人魚という対立が出てくるが、この対立の解消を少年の心の成長に帰結させるのはやや強引か。脚本がベタな印象は拭えない。

人物描写や舞台をリアルにしたのは印象的。舟屋の街並み、山上の神社、養殖センター、廃墟の遊園地、人魚の島などは、風景として絵になる。これらは実在するいくつかの場所の組み合わせであることを監督のツイッターで知ることができるが、中でも、京丹後・伊根町の舟屋の街並みはいつか行ってみたい。1コマ打ち?の超絶滑らかな芝居は懐かしくも新鮮(昔のディズニーアニメのよう)。製作費の制約の厳しい昨今、フラッシュを使っているからこその芸当だろう。

個人的には、湯浅監督は、アングラ系の作風の方が相性が良いように思う。マインドゲーム、四畳半、デビルマンあたりが彼の最高傑作だと思う。

投稿 : 2018/01/08
閲覧 : 246
サンキュー:

3

preston さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 2.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

やっぱポニョを連想するよな

ポニョよりは好きだけど、優しい世界が好きな人間としては
途中の胸糞展開が最後まで尾を引いて、ちょっと印象が・・・。
まあ、リアルっぽくはあったけれども。

主人公にもう少し魅力があれば感想も結構違ってきそうな気がするので、
そういう意味では惜しいかな~

【満足度60/100】

投稿 : 2018/01/03
閲覧 : 200
サンキュー:

3

ネタバレ

ノリノリメガネ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

今日だってあなたを思いながら歌うたいは歌うよ

天才、湯浅監督の新作。
{netabare}
素晴らしい作品。
人魚を題材にした話で、どことなくポニョに似てるところもあるんだけど、ポニョよりも数段おもしろい。
テーマは「素直になろうよ」ってなところ。

湯浅監督の作品は概ねそうなんだけど、映像と音楽の掛け合わせ方が神がかっている。アニメーションもいつも通りぬるぬるぐにゃぐにゃ動き、色彩もポップで芸術性が高い。
キャラクターも魅力的で、特にルーのお父さんの、かわいさと不気味さが同居している感じが良かった。ワン魚もかわいかった。

ラストの演出もかなりかっこよく、カタルシスは半端ではない。胸が熱くなること請け合いである。おじいさんが切なくて泣けた。

「歌うたいのバラッド」、今までもいい歌だなーとは思ってたけど、こんなにも人を感動させることができる歌って稀有だなと改めて思わされた。
そもそも昔々のこの歌を今選曲したそのセンスもすごいと思う。この歌を作中で何度も散りばめ、最後の演出に集約していく、まさにあのラストのための作品だったように思った。
観終わったあともしばらくこの歌が頭から離れない現象が起きた。

宮崎駿がご老体となった今、次代を担うアニメ監督が誰なのか、細田守や庵野秀明、新海誠など有力な人物が近年台頭してきているが、個人的には湯浅政明が頭ひとつ抜けているように思う。

近年まれに見る素晴らしい作品。
{/netabare}

投稿 : 2017/11/15
閲覧 : 359
サンキュー:

9

因果 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ほとばしる感性

2017年制作のアニメの中では暫定トップ。普段は一度見た作品は基本見返さないタイプの私だが、今回ばかりは何度も劇場に足を運んでしまった。

話の展開自体はいたって単純。進学を控え、思春期特有の悩みを抱えた主人公「カイ」が、人魚の女の子「ルー」と出会い、様々な出来事に触れていくことで次第に葛藤を乗り越えていくというもの。もはや青春モノと経由されうる作品の大抵がこのプロットを踏まえていると言っても過言ではないだろう。

しかしこれだけで終わらないのが湯浅政明という男である。

彼は言うなれば感性主義的なクリエイターで、「動きの総体としての"作画"」を誰よりも理解している。それが一番顕著に表れているのが2004年制作の彼の劇場初監督作品である『マインドゲーム』だ。この作品ほど言語による評価に困る作品はそうそうない。無理やり説明するなら、湯浅の頭の中に広大無辺に広がるイマジネーションの結晶を、「セリフ」や「物理法則に則った作画ルール」といったフィルターを通すことなくそのまま映像にしたようなドラッグムービー、といったところだろうか。

彼ほどに「感性」を「感性」のまま表現できるクリエイターを私は知らない。その精神性は『ルー』の中でも褪せることなく光り輝いている。

基本的にアニメという媒体は「感情の機微の表現」という点において大きくディスアドバンテージを抱えている。漫画ならば、コマとコマの間に我々の想像力が介入することによって、映画ならば演者の演技力によって、これは解決されうるのだが、アニメではそうはいかない。

アニメでは、漫画のコマ割りのように話をぶつ切りすることはできないし、映画に出てくる本物の人間の演者の演技ほど細やかな動きは表現できないのだ。(作画に割くリソースを最大化し、実写と見紛うほど精緻な映像を作ることができる可能性がある以上、「表現できない」と言い切ることには若干の抵抗があるが、もっとも、そうして極限までリアリズムを追求した作品が果たして「アニメ」と呼べるのかという話だが。)

SNSなどでウンザリするほど目にする「原作は面白いのにアニメはつまらなかった」という感想も、きっとこの点に関しての不満の表出なんだろう。

この致命的なディスアドバンテージも、湯浅(と愉快なアニメーターたち)の手にかかればなんということはない。彼は、「アニメは映画に及ばない」というパラダイムを脱却するため、「映画に近づく」のではなく、なんと「映画から離れる」ことを選択し、これを乗り越えた。

「映画に近づく」というのはつまり、実写映画の持ちうる特性をアニメ内にできる限り反映させることで、最近のアニメ映画では『君の名は。』がその代表格として挙げられるだろう。ここまでアニメアニメしていないアニメ作品というのも珍しい。背景美術の荘厳さは言わずもがな、あまつさえ「ジュブナイル×SF」というややアナクロなジャンルを現代風に再構築し、誰もが楽しめる一大エンターテイメント作品に仕上げた新海誠の手腕にはこれからも大きな期待がかかるだろう。

だがしかし、これは本当に「アニメ」と呼べるのだろうか?「作画」という手段を用いただけの単なる「邦画」の一作品に過ぎないのではないか?「アニメでしかできないこと」というものが欠落してはいないか?

これに対し、「映画から離れる」というのは、上述したように、「アニメでしかできないこと」をやることである。

ここで活きるのが湯浅の感性主義だ。頭の中に立ち現れる生きたままの感性を、現実性というフィルターを介さずそのまま絵にする。迸る感性の潮流を、少したりとも堰き止めることなく、そのまま溢れ出させる。これによって彼は、映画内の登場人物の感情を、ハッキリと、言ってしまえば実写映画以上に表現することを可能にせしめた。殊更、『ルー』は10代の若者の感情変化を綴ったセンシティブな作品であるがゆえに、彼のこの制作スタンスがピッタリ合致した。「カイ」たちのビビットな感情が、銀幕の中でキラキラと輝いているのが見えた。

感性の直接表現って例えば何だよと思う方もいらっしゃるだろうので、ここでは彼お得意の「パース崩し」を紹介しておこう。これは読んで字の如く、わざとパースを崩すことによって、普通の作画以上にダイナミズムに溢れた動きを表現する技法である。『劇場版クレヨンしんちゃん(初期)』や『風人物語』あたりを想像してもらえば分かりやすいだろう。

こういったわざと現実の物理法則を無視した動きを取り入れることでかえって登場人物の心情がありありと伝わる。そういえば初期ディズニー映画やポパイやトムとジェリーあたりなんかもこの手法をよく使っていた。

『ルー』の中では、慰霊祭でのダンスシーンやルーのパパが街を爆走するシーンなどがとりわけ印象的だった。まさに「生きた作画」だな、と改めてそう思った。作画班見たら案の定伊東伸高、うつのみや理、末吉裕一郎あたりのドラッグ作画得意マンばっかでビビった。美味しすぎる。

ほとんど作画の話になってしまったが、作品のテーマにもしっかり着目してほしい。

本音と建前、地方志向と都会志向、動と静、現在、と過去といった様々な二項対立が、それぞれどう絡み合い、どんなカタルシスを生み出してくれるのか、そんなことを考えながら見てみると面白いかもしれない。

この映画のテーマソングである『歌うたいのバラッド』も作品内で本当にいい味を出しているのでよーく聴くべし。特に終盤でこれのイントロが流れ始めたらすぐさまハンカチの用意が必須である。

"嗚呼、唄うことは、難しいことじゃない”

現在私はこの映画のBlu-rayを買おうか真剣に悩んでいる。金欠大学生をここまで悩ませるほどの超傑作なのだ。ぜひ見て欲しい。

ぜひ見て、泣いて、映画が終わったら、朝焼けに向かって『歌うたいのバラッド』を口ずさんで欲しい。

投稿 : 2017/10/14
閲覧 : 337
サンキュー:

8

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ポニョじゃないよ

むしろ人魚姫だの神話お話に近いものを感じる。

投稿 : 2017/06/10
閲覧 : 153
ネタバレ

ひらめ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

歌が良かった

ポニョっぽいって言われてたけれど、
ポニョとはまた違う、青春ストーリーでした。
面白かったです。


○音楽
この映画の主題歌となってる
斉藤和義さんの「歌うたいのバラッド」、
いい曲ですね。
この曲聞きながらこのコメント書いてます(笑)。
{netabare}これ歌うカイの歌声が良かったですね。
声に未熟さが残ってるとこがまた青春って感じでよい。
関係ないけれど、ウクレレってエレキギターになるんだね。{/netabare}


○脇役
人魚を嫌っていたおじちゃんおばちゃんの話も良かったです。
{netabare}物語のクライマックスのなかで、
その人らの話の真相と結末がさりげなく描写されてました。
この演出がニクイですね。{/netabare}


湯浅監督作品、「夜は短し」に続き2か月連続で見られて満足です。
個人的には「夜は短し」より好きかも。

投稿 : 2017/05/28
閲覧 : 221
サンキュー:

5

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

髪の毛海、人魚の女の子 パパは人鮫のおっさん

 一言でいうと、とある漁村における少年たちと人魚が知り合ってトラブルが起こるけど、うまく収まってさよならといった感じのアニメだと思うです。

 出てきた人魚のルーというのが歌や音楽が好きで、非常に人間に友好的な女の子だったです。声と言い、無邪気な子供まんまにしか見えなかったです。

 どこか後ろ向きな少年カイが、遊歩、国夫に誘われバンドをに付き合うことになったことをきっかけで、ルーと会うことができるです。初めははっきりと出ないけど、音楽につられカイになつくように現れ、友達になるですよね。遊歩、国夫にも紹介して
 にしても、髪の毛が海の水で魚が泳いでいるというのは、今までに想像しえない人魚だなぁです。

 村人にも知れ渡ることになるけど、人魚に嫌悪する人、ルーの持つ能力などで怖がる人もいるわけで、みんながみんな初めから仲良くなる訳でないという感じも見受けられるです。

 で、悪いことが起きるととルーの仕業だと勝手にされちゃうわけだから、踏んだり蹴ったりでもあったです。
 最後には、誤解も解けルー達や村人たちが、助け合う姿が良かったです。

 ストーリとして単調さも感じられたけど、洗練された色彩の良い絵のような背景などはアニメらしさがあったと思うです。
 ルーやルーのパパ、ワン魚などのキャラもある意味、斬新なキャラだったです。

投稿 : 2017/05/26
閲覧 : 272
サンキュー:

16

ネタバレ

こた さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

観終えて なるほどなるほど……

個性に満ち溢れた作品である一方で、脚本はしっかりと型に嵌まっている気がした。悪くいえば、見せ方は面白いもののストーリー通しての意外性には欠ける印象。脚本は湯浅政明だけではなかったので、何とも言えない部分があるのかも。
主人公の心理描写(移り変わりの部分)について、情緒不安定さは見て取れるけれど共感はしない。自分自陣の感情本位で人への接し方が変わるのは、見ていて気持ちのいいものではないかなー。 {netabare}音楽の部分色々と突っ込みたくなる。 {/netabare}
子供向けには作られていない、おそらく。見応えはけっこうあったので映画館まで見に行ったのは良かった。
夜は短し歩けよ乙女を観に行ったときは平日ながらこんなにガラガラではなかったのだが……

投稿 : 2017/05/21
閲覧 : 389
サンキュー:

37

さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/04/26
閲覧 : 11

ドウ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2022/08/27
閲覧 : 12

終了 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/09/14
閲覧 : 383

moony さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2021/05/17
閲覧 : 28

ラミー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/03/18
閲覧 : 21

ルカ☆ルカ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:----

投稿 : 2021/03/09
閲覧 : 4

hayaa2744 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/01/16
閲覧 : 25

Ryo さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/10/21
閲覧 : 5

マツリカ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/10/19
閲覧 : 28

Gz さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/10/05
閲覧 : 35

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/06/07
閲覧 : 54

スイキ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

投稿 : 2020/04/09
閲覧 : 59

矢吹丈 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2020/03/15
閲覧 : 6
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夜明け告げるルーのうたのストーリー・あらすじ

寂れた漁港の町・日無町(ひなしちょう)に住む中学生の少年・カイは、父親と日傘職人の祖父との3人で暮らしている。もともとは東京に住んでいたが、両親の離婚によって父と母の故郷である日無町に居を移したのだ。父や母に対する複雑な想いを口にできず、鬱屈した気持ちを抱えたまま学校生活にも後ろ向きのカイ。唯一の心の拠り所は、自ら作曲した音楽をネットにアップすることだった。

ある日、クラスメイトの国男と遊歩に、彼らが組んでいるバンド「セイレーン」に入らないかと誘われる。しぶしぶ練習場所である人魚島に行くと、人魚の少女・ルーが3人の前に現れた。楽しそうに歌い、無邪気に踊るルー。カイは、そんなルーと日々行動を共にすることで、少しずつ自分の気持ちを口に出せるようになっていく。

しかし、古来より日無町では、人魚は災いをもたらす存在。ふとしたことから、ルーと町の住人たちとの間に大きな溝が生まれてしまう。そして訪れる町の危機。カイは心からの叫びで町を救うことができるのだろうか?(アニメ映画『夜明け告げるルーのうた』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2017年5月19日
制作会社
サイエンスSARU
主題歌
斉藤和義『歌うたいのバラッド』

声優・キャラクター

谷花音、下田翔大、篠原信一、柄本明、斉藤壮馬、寿美菜子、大悟、ノブ

スタッフ

キャラクターデザイン原案:ねむようこ、 監督:湯浅政明、脚本:吉田玲子/湯浅政明、音楽:村松崇継、、キャラクターデザイン・作画監督:伊東伸高、美術監督:大野広司、フラッシュアニメーション:アベル・ゴンゴラ/ホアンマヌエル・ラグナ、撮影監督:バティスト・ペロン、劇中曲・編曲:櫻井真一、音響監督:木村絵理子、制作プロデューサー:チェ・ウニョン、製作:清水賢治/大田圭二/湯浅政明/ 荒井昭博、チーフプロデューサー:山本幸治、プロデューサー:岡安由夏/伊藤隼之介、企画協力:ツインエンジン

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