fuzzy さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
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夜明け告げるルーのうたの感想・評価はどうでしたか?
fuzzy さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
shino さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
湯浅政明監督作品、脚本吉田玲子。
アヌシー国際アニメーション映画祭最高賞受賞。
古来より人魚の災い伝承を持つ日無町、
この漁港では否定的に人魚が語られている。
主人公カイは学校では無気力な中学生ですが、
自宅では趣味である打ち込み音楽を、
動画サイトにアップしていた。
これがきっかけで同級生からバンドに誘われ、
渋々ながら「セイレーン」に参加することになる。
事件は人魚島での練習中に起きる。
素敵な「音楽」に反応した「声」の持ち主は、
小さなかわいい人魚だった!?
素晴らしい色彩を持つ作品です。
色の配置が絶妙で心地良い。
疾走感と躍動感にあふれた展開、
アニメーションは「ポパイ」的演出で楽しい。
古びて寂しい港町の夏の情景も心に残ります。
物語の後半、
{netabare}お陰岩の呪いで町に打ち寄せる大波、
町を救うために奮闘する人魚たち。
かつて人魚によって母親を失い、
人魚を憎む祖父が咲かせた色彩々の日傘に、
心癒される感動があります。{/netabare}
音と色彩が心にどう影響を与えるのか。
きっと心を開放してくれるのでしょう。
日々を肯定すること、
小さくも希望を伝える素敵な夏の物語です。
ねるる さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.5
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
2017年公開 長編アニメーション映画。
『四畳半神話大系』などで有名な湯浅政明監督作品。
〜あらすじ〜
中学生の少年"カイ"は、両親の離婚によって"人魚"の伝承が伝わる、寂れた漁港の町にやってきた。カイは、両親に対する複雑な思いを口にできず、鬱屈とした毎日を過ごしていた。そんな中、音楽が大好きな人魚の"ルー"と出会う。
心から楽しそうに歌い無邪気に踊るルーの姿に心が動かされていくカイ。
心を閉ざした少年が、自分の"好き"を伝えるまでの物語。
何もかもが閉鎖的な田舎の町+鬱屈した思いを抱える少年少女+バンド(音楽)+伝承的な生物(人魚)
という組み合わせのファンタジー強めの物語でした。
物語中盤から大人たちの介入が始まると、純粋なルーと対象的に、人間の汚い自分勝手な部分や打算的な考えがみえてきて、とても悲しい気持ちになりました。
特に、ワン魚と飼い主のシーンは悲しかった。
ラストのオチが結局どうなったのかはっきりしなくてモヤっとしたのと、この作品で1番大事とも言えるであろう主人公の歌唱シーンが正直微妙で、残念でした。もっと声が印象的な人や歌が上手い人の方が良かったのになと個人的に思いました。
人魚のルーは、ほぼほぼポニョだったし、主人公の心情の動きが急に明るくなったり、元の暗い感じに戻ったりと揺れ動きが激しいのも違和感ありました。
海の中のシーンや、ダンスシーンの作画は過剰に動きが滑らかで、ぬるぬる動いてました。
教えがあるし、1人の少年の成長物語ではあるけど、特別面白い作品ではありませんでした。
主人公が地味で魅力が低い事が致命的かなと思います。
海外では評価が高い作品とのことなので、見る人によっては面白いのかもしれません。
自分がどう感じるか気になる方は、ぜひ視聴してみて下さい。
haruto さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
でこぽん さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
これは心地よい物語です。
このアニメもあにこれのキャッチさんから推薦されたものです。
きっと心に残る歌が聴けると思います。
あどけないしぐさが可愛い人魚のルー。
ルーは決して美しい声の持ち主ではありませんが、
ルーの歌は多くの人を和ませてくれます。みんなを楽しくさせます。
歌が好きなルーは、主人公の足元カイ達のバンドの音楽に魅かれてやってきました。そして音楽を通じてあっという間に友達になります。
不思議なものです。
この映画のエンディング『歌うたいのバラッド』の歌詞には、「唄うことは難しいことじゃない。ただ声に身をまかせ、頭の中を空っぽにするだけ」と書かれています。
まさにルーは、何も考えずに純粋に歌うことを楽しんでいました。
歌でみんなが幸せになるのは素敵なことです。
あなたもルーの歌を聞いてみませんか?
きっと踊りたくなると思います。
でも人間の大人たちは強欲なものです。
ルーを観光のための商品としてしか扱いません。
そして、些細なことから誤解が生じ、ルーを檻に閉じ込めます。殺そうとします。
ルーは人間にひどい目にあわされても、「みんな友達」と言い続けます。
純粋な心を持ったルーだからこそ、みんなを笑顔にできたのでしょうね。
最後はハッピーエンドとなりますので、安心して見ることができます。
そして、斉藤和義さんが歌う『歌うたいのバラッド』もぜひ聞いてみてください。これは決して美しくないけど魂に響く名曲です。
二足歩行したくない さんの感想・評価
4.2
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
湯浅政明監督のオリジナルアニメ作品。
次回作の "きみと、波にのれたら" もそうなのですが、湯浅監督の一般認知度っていまいち低い気がします。
デザインがアニメファン好きしそうにないおしゃれな感じなためか、かといってまるっきり子供向けにしているわけでもないためか、作品のターゲットはおそらく高校生から20代前半だと思うのですが、彼らがデートで映画館に行くとして本作を選ぶかというと微妙なところで、そういったところによるものなのかなと思います。
本作も、あまり表情を表に出さないがDTMで曲を打ち込むのが趣味の男の子が主人公で、バンドに加わって町のために音楽を奏でる展開があり、同じ表情変化に乏しくても、打ち込むのがアニメな我々とは雲泥の差なので、感情移入が難しいところがあります。
メインキャラはお約束どおり本職のアニメ声優ではなく、俳優さんが演じていて、国際なんとか賞を多数受賞しているのもお約束ですね。
扇情的なキャラデザインでもなく、美術がすごいわけでもないです。
結果、視聴前の方へセールスポイントを述べるとしたら、千鳥の二人が声優に挑戦しているのと、国際なんとか賞を受賞しているという決め手に欠ける内容となってしまうことは否めないです。
そういったわけで、"きみと、波にのれたら" や "夜は短し歩けよ乙女" を視聴していたので、ハズレではないだろうというくらいの感覚で視聴を始めたのですが、これがすごい良かったです。
ある漁業がメインの街「日無町」が舞台です。
主人公の「足元カイ」はそこで、父と祖父と3人で暮らしています。
カイは打ち込み音楽が趣味なのですが、ネットにアップした彼の作品に気づいた同級生の「海老名遊歩」、「国夫」から、バンド『セイレーン』のメンバーに誘われます。
その街では人魚の伝説があり、人魚が出るという人魚島まで練習に訪れた三人だったが、カイはそこで不思議な歌声を耳にする。
その後も不思議な現象が起こり、自宅の離れで父が昔作った音楽のテープを聞いていると、そこに海が塊で迫り上がり、カイは海水に押し倒される形になる。
海水の中には「ルー」と名乗る人魚がいて、ルーはカイの音楽を聞くととても嬉しくなる様子です。
ルーは音楽イベントのときなんかに現れ、不思議な力でその場にいるメンバーをノリノリにするのですが、それがとにかく楽しくて、見ているだけで嬉しくなりました。
展開は王道で、ルーの正体がバレてしまい → 街の人は町おこしに利用しようとするが → 結果虐待のような扱いになってしまい → 海の神が怒って人の街に制裁を加えようとする → ルーは危険な人魚として捕らえられ → カイはルーのために『歌うたいのバラッド』を熱唱するという、最後だけよくわからない感じですが、そんな内容です。
前述の通り、アニメファン好きするデザインでもなく、メインキャラは本職のアニメ声優でもない、美術がすごいわけでもない、セールスポイントといえば国際なんとか賞くらいなのですが、ひたすら胸を打つ内容でした。
月次なことしか言えない語彙力がもどかしく感じるくらい、とっても良い作品です。
もし見ていなければぜひぜひぜひ。
蒼い✨️ さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
tinzei さんの感想・評価
2.9
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 2.5
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
湯浅監督作品、この2010年代の湯浅作画は『マインドゲーム』とかに比べて圧倒的に観やすいから良い。
歌うポニョだって言われてるけど、まあその通りだな(笑)
物語はジブリっぽいけど、作画の動き、特に踊るシーンなんかはディズニーっぽい動きだった。
個人的には遠くに暮らす母親を出して欲しかったけど、結局手紙だけで本人は登場せず・・・・・
P さんの感想・評価
1.2
物語 : 1.5
作画 : 1.0
声優 : 1.0
音楽 : 1.0
キャラ : 1.5
状態:観終わった
ぺー さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
2017年5月公開映画ですって
うーん5月。陰暦で皐月。英語読みだとMayですね。
姉{netabare}「ポニョだけど-!」{/netabare}
妹{netabare}「ポニョじゃなかった!」{/netabare}
どう考えても某ジブリなんですけどある意味すごいな。ルーとは主人公の人魚の名前です。ついでに主人公のパパ人魚はト○ロと…いやなんでもない。
で、どう考えても某ジブリっていうのは外形だけで、終わってみれば似て非なるわけわかんない(褒め言葉)世界を堪能できる。そんなスパイキーな作品。
○○と比べて…の議論は不毛とはいえ一言。
両親を呼び捨てにするあっちの巨匠の作品はどうも受けつけません。以上。
その反動でこっちを高評価というわけでもありません。湯浅監督の作品は『夜は短し歩けよ乙女』に続き2本め。技術的なことはよくわかりませんが、
あー同じ人のだ
直感が働きます。キャラのデザインとかではなく映像表現がです。
ちんけな物言いで申し訳ないが、圧倒される映像なのは確かに。
懸念事項は映像表現が凄いと画を追うことに一生懸命に。内容が頭に入ってこないことも。
本作は違います。凝った映像とは真逆のシンプルな脚本。クレジットに吉田玲子とありました。
親の事情で都会から田舎に引っ込んでふさぎがちな少年カイ(CV下田翔大)は、真っ直ぐとことんピュアなルー(CV谷花音)との交流を重ね徐々に心境に変化が…という大筋。
山あり谷あり。ファンタジーと相性のいい絵柄。利害関係の発生と筋を通すこと。それに相手を信じるということでしょうか。しっかり沈めてからの大団円。王道とも言えます。
107分あっという間でした。
若い時分、どっぷりその世界にハマれる映画鑑賞は趣味でした。5.1chサラウンドのホームシアターを構築する程度にはその時間だけは下界をシャットアウトしてた人。往時と近しい感覚を覚えた107分。
アニメだからこそできる表現。実写では陳腐になるだろう表現。それを観ることができただけでも価値はあったといえましょう。
なお私が特に良いなと思ったのはこれ↓
■ No music , No life
カイ達とルーを繋ぐのが音楽でした。作品に通底している音楽の存在。
{netabare}シンプルに音楽の力を信じてるのと、それを配信時代に生きる少年少女らがやってるのがよいです。
ピンチで急いで駆けつけようとする時にギター一本持って家を出ますか?イカしてますよ。
音楽が世界を救うみたいな勢い!ベトナム戦争かよっ!…って現代だからこその趣きがあるのです。{/netabare}
{netabare}それと選曲が斉藤和義『歌うたいのバラッド』ですからね。本職の方々も愛してやまない名曲。この曲を作品の軸に置いたことに思いを馳せたいところです。
カイの親父が聴いてたんでしょう。なんだかんだ反目してるようで親子というか地味に良かったです。{/netabare}
{netabare}“一個人として敬意を払う”みたいな深いお考えをもってかどうなのか、作品で親を呼び捨てにする演出をサクッとやっちゃう巨匠よりはだいぶマシですな。うむ…余計な一言でしたね。{/netabare}
視聴時期:2020年2月
-------
2020.02.21 初稿
2020.09.19 修正
tomledoru さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
カミタマン さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
おそらく,皆さん書いていると思うんですが○ニョですね!
『四畳半神話体系』の湯浅監督が,誰にでも受け入れてもらえそうな,分かりやすい,○ブリ風作品を作ったらこうなった,って感じでしょうか。
それにしても,むしろすがすがしいくらいに○ニョっぽいです,しかも○トロっぽいお父さんまで登場するではありませんか!!
とは言え,ダメなわけではありません。
この作品タイトル通り音楽が重要です。
冒頭のカイの音楽結構好きです。
イベントでルーの歌に合わせてみんながリズミカルに踊るシーンは圧巻でした!音楽に合わせてとにかくキャラたちがよく動く!!シンクロ率100%!!音楽と動きが一致する快感がたまりません。さらに,昔々のアメリカンアニメの懐かしい動きを思いおこさせます。
終盤のカイのボーカルによる『歌うたいのバラッド』の下手で素人っぽい感じもかなり好きです,EDの本家斉藤和義より自分としては好きです。ただし何回も聞くには微妙ですが^^;
ストーリー的には分かりやすいし,いろんなキャラクター(カイのお父さんやおじいさん,遊歩のおじいさん,伊佐木センパイたこ婆などなど)の時間的な奥行きが感じられるのも良いですね。
ナントカの呪いはちょっと唐突な感じがしました。
それと良かった点として,背景。特に寂れた漁村感を漂わせた背景が良かったです。
剣道部 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
[文量→大盛り・内容→考察系]
【総括】
アニメ映画。テーマは、「友情」「自立」。
内容、世界観ともに、まるでジブリのようなアニメです。でも、監督の部分でジブリとの違いは出ていたと思います。
監督の「湯浅政明」さんは、「四畳半神話大系」「夜は短し歩けよ乙女」など、独特の映像表現で知られ、受賞歴多数のアニメ界の巨匠。先日放送した「映像研には手を出すな!」で興味を持った人も多いと思いますので、そういう人は視聴してみても良いのではないでしょうか?
《以下ネタバレ》
【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
まず、映像が素晴らしい。エンターテイメントとして上質です。
音楽も美しい。劇伴も良かったし、「歌うたいのバラッド」の持つ力も感じました。流石、名曲。
そして、脚本も素晴らしい。大まかなストーリーという意味合いではなく、しっかりと絞った言葉選びが効果的でした。
と絶賛しながらも☆は3で、しかも要素を3つに分けたのは、「映像」と「音楽」と「脚本」が、それぞれに自己主張をし、独立して動いていた印象を受けたからです。
監督は「湯浅政明」さん。「四畳半神話大系」「夜は短し歩けよ乙女」など、独特の映像表現で知られ、受賞歴多数のアニメ界の巨匠。先日放送したの「映像研には手を出すな!」で興味を持った人も多いと思います(私もその一人)。
音楽を担当したのは、ドラマや実写映画だけでなく、アニメでは、「思い出のマーニー」「メアリと魔女の花」など、大作を手掛けている、こちらも一流の方。
脚本は、「吉田玲子」さん。私たちにとっては、「けいおん!」や「たまこまーけっと」、「聲の形」など、京アニ作品での印象が強いけど、脚本を手掛けた作品としては、「猫の恩返し」。シリーズ構成としては、「のんのんびより」など、優しい作品を得意にしている印象です。
この3つの要素のうち、映像と音楽はまずまず噛み合っていたものの、脚本と映像はミスマッチでした。
大まかなストーリーとしては、非常に王道で、異種族の温かな交流と、少年の成長を描いたものです。
とにかくアクの強い湯浅さんの作品のアクを、吉田さんの脚本が上手く中和して、1つの物語としての体裁を保っていたと思います。
この辺、原作組の私でも振り落とされそうになった、「夜は短し歩けよ乙女」に比べれば、ぐっと観やすくなっています。メインターゲットであるだろう子供でも、ちゃんとストーリーを理解できます。
一方で、その「分かりやすさ」が、湯浅さんにとっては、ちょっと窮屈で、個性が爆発しきれていないようにも感じました。この辺をどっちで捉えるかが、評価の分かれ目でしょうか。
私は、「高評価して」「いました」。
映画序盤の静かな展開、それこそ、初めてルーとセイレーンのセッションをしたあたりまでは、☆4の評価にしようかと思っていました。
閉ざされた田舎の、鬱々した感じや、若者の不満みたいなものを、台詞によって説明するのではなく、「言葉」と「映像」と「音」で、感じさせる手腕には脱帽しました。地味ながらも、名作の気配を感じてはいました。
が、海辺でのファーストライブあたりから、徐々に「湯浅さんらしさ」が溢れだしてきて、最後には、アニメの内容同様に、決壊(笑) もう、脚本もクソも関係なく、大暴れしてましたね(笑)
怒濤の映像表現に圧倒される一方、何よりストーリーを重視する私にとっては退屈さを感じ、少し、寝落ちしてしまいました。
本作のラストシーンは、また穏やかな海に戻ってきたよう。映画冒頭と同じ風景を、同じような構図で描きながらも、光が差し込んだことにより、明るい街に変わっていた。全てに無気力で、この田舎街をバカにしていたカイの成長も見られた。
このような明るさは、「お陰岩」が崩れたことによります。しかし、「お陰岩」がなくなり、これまで実は人間を守ってきた人魚達がいなくなってしまいました。では、「お陰岩」は、日無町にとって必要だったのか、不要だったのか。
おそらく、これまで日無町は、「お陰岩」や人魚達に「知らぬ間に」守られていて、それは「親の愛情」に似ている。故郷ってのも、そんなもんでしょう。しかし、いつかは一人立ちしなければならない。
「カイ」は最後、ずっと無視し続けてきた父親に、感謝の言葉を述べました。そして、未来に向かって歩き始めた。そういう比喩としては、よく出来ていたと思います。
ちょっと引っ掛かった点としては、ルーが幼女の設定で、本当に良かったのかな? というところ。内容的には、カイと同じ高校生くらいでもいけるし、崖の上のゴニョゴニョのパクりって言われなくて済んだかもしれないしさ(笑)
{/netabare}
ヘラチオ さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
最初はミュージカルぽいのもやりたいポ○ョかなと思ったけど、監督が作りたかった作品ってこういうのか。親の下の名前を呼び捨てさせているポニョよりも面白い。時折、コミカルなタッチだけど、強いテーマ性を感じる気がする。
音楽大好きな人魚ルーと主人公足元海の出会いで始まる話。
人魚を町おこしに使い、勝手に期待して失望し、子供に立ち入らせない大人。当然、報いを受ける。近年の環境破壊に対するメッセージと僕は解釈してる。半面、人魚は人間に対して基本的に優しい。共生できるよということかな。
それを通して、やる気も夢もない主人公が成長する物語の側面が強いかな。ヒロイン遊歩が素直な良い娘に成長しているところも良い。
ありがちかもだけど、分かりやすくて好きではある。最後のほうはマクロスぽい雰囲気感じてしまった。若い頃の出来事を全て理解したおじいちゃんにも少し感動した。
斉藤和義の歌うたいのバラッドに合わせているらしい。
人魚になった犬ってシュール。キャラデザのタッチと相まって可愛いけど。
{netabare}噛まれたら、人魚になるといっても若返るわけじゃないのね。{/netabare}
MuraBustan さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
順順 さんの感想・評価
1.9
物語 : 2.0
作画 : 2.0
声優 : 2.0
音楽 : 2.0
キャラ : 1.5
状態:観終わった
顔の動きやダンスのシーンがキモかったので、
早送りした
CVは残念な人がチラホラ
内容が薄い、ドキドキしない、飽きる
遠目で見るのが丁度いい
ヌンサ さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
「崖の上のポニョ」という、あまりにも強大な作品があるだけに、無謀極まりない題材と言わざるを得ませんでした。
(監督は、ポニョの存在を忘れていたらしい)
しかし、とても素晴らしい作品でしたよ。
オープニングアニメーションから何とも楽しい。
作画のすさまじさは、最早お約束です。画面全体を容赦なく動かします。背景動画など、昨今の業界では逃げがちな複雑な作業を次々繰り出してきます。見ている方は画面から目を離すことができず、わくわくが止まりません。
足の動きが最高です。ディズニー的でもあり、リアルを追求する近年の画には無い魅力があります。
キャラクターの魅力も見事で、人気のあるゆるキャラくらいの規模でグッズを作りまくってもらいたいくらいです。
特に、わん魚!!
わん魚グッズが欲しすぎます!っていうか、わん魚のスピンオフとか作ったら、キラーコンテンツになりそうな気がするのですが。SARUの看板キャラクターにするべきです絶対!
ただ、音楽の感じとかからしても、2017年の作品というのは何とも座り心地が悪い気はします・・・。
2000年代の作品だったらピッタリだったのに・・・でもそれだとポニョが・・・と、歯がゆさが。
いっそのこと、ラップを題材にしていれば今の作品である意味はあったかもしれません。
監督は「DEVILMAN crybaby」でラップを的確に使用できてるみたいですし。
まぁなんだかんだ言って、湯浅政明監督の入門編としてはベストな作品だと思います。
P.S.服を着たまま立ち泳ぎ・・・僕には無理です(^-^;人魚が助けに来る前におぼれます(笑)
緑のラン さんの感想・評価
2.8
物語 : 1.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ato00 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 2.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
退会済のユーザー さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.5
作画 : 2.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ハウトゥーバトル さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
視聴理由 友人にすすめられて
視聴前 みんな「ポニョ」っていってたけど
視聴後 ポニョか...
この話は音楽がすきな少年が人魚を見た話
人魚...ポニョ(ボソ)
まぁポニョではなかった。ジャンル的には音楽・人魚
まぁなんと不思議な話だったか
でも満足できる内容だった。なんか言い表せない感じ
終盤の一言でちょっと「は!そういう見方も!」て思っただよね。(自分で見たほうが面白いかも)
{netabare} この日無し町はカイくんの心を映しているのではないか {/netabare}
主人公に好感がもてる。昔の逸話が浸透したせいなのかおかげなのか、キャラの考えが二手に分かれちゃっている。知らなかっただけなんだよね。そりゃ知らなかったら私も同じことしてるわ。だとしても好感がもてないなぁ
作画不思議な感じ。と思ったら湯浅政明監督でした。あぁなるほど
海のシーンとかぐにゃぐにゃしまくってた
声優は問題なし。
そして主題歌は20年前の名曲中の名曲「歌うたいのバラッド」
なぜ今更?
まぁおススメはしないかなぁ止めはしないけど
やまげん さんの感想・評価
2.5
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 2.5
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
崖の上のポニョは見ていないが、絵は似ているような気がする。ただ、見ていないので、絵の類似が気になるということは特になかった。
{netabare} ストーリーは、正直よくわからなかった。遊歩の父親の突然のキャラ崩壊には興ざめしたし、子供を焼き殺されかけたルーパパと人間との対立が生じないのも不自然で、子供向けのストーリーに感じる(子供向けの作品だと言われたら返す言葉がないが)。{/netabare}
STONE さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
退会済のユーザー さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
mamiko さんの感想・評価
2.6
物語 : 3.0
作画 : 1.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
pop22 さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
表現豊かで良い。
出だしがたるく、見入るまで少し我慢が必要。
父人魚が駆け付けるシーンは2度見たくなる出来。
タコ婆、カッコよすぎ。
2010sw さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
pikotan さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
キャラデザからポニョをイメージしてしまい、子供向け作品と思っていましたが、むしろ大人向けの奥深い作品でした。
視聴前は正直期待していなかったのですが、大変面白かったです。
主人公であるカイとその友人達が人魚のルーとの交流を通じて成長していく様や心の動きは、この作品の絵柄からは想像できないしっかりとした物語でした。
中高校生の成長物語の場合、主人公とその友人達だけが登場するこじんまりとした作品も多いですが、本作品は青少年の成長と人魚伝説という2つの題材を絡めて港町全体を巻き込む壮大な物語に仕上げており、ラストの盛り上げ方など見事でした。私は結構ハラハラドキドキしました。
また、音楽に合わせて人々が踊りだすシーンは、観ているこちらも楽しい気分にさせてくれましたし、ネタバレになるので具体の内容は書きませんが、人魚のことが嫌いだったお婆さんとお爺さんに関して、ラストに感動的なシーンがありました。
個人的にはポニョより、こっちの方が断然好きですね。
湯浅監督作品は、これまでに「四畳半神話体系」「ピンポン」「夜は短し歩けよ乙女」の3作品しか観たことが無いですが、この作品も湯浅監督らしい個性的な演出、作画だったと思います。
最近はCGの進歩により自然の風景や街並みなどが写実的に描かれる作品も多く、そういう作品ばかり「作画が凄い」ともてはやされる傾向がありますが、折角アニメで作っているのだから実写とは違うアニメ的な表現も「やっぱり良いな」と、この作品を観て改めて思いました。
アニメならではの良さを再認識させてくれる、素晴らしい作品でした。
snow さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
プロット的には王道な夏休みアニメ映画。
きっちり子供が観ても楽しめるラインは維持しつつ、子供向けで終わらない仕上がり。
青春の鬱屈→特異体験→成長ってな王道のストーリーが、ビビッドな色使いと人物をぐにゃりと歪ませてまでダイナミックに動かす演出で綴られてて、まさにエンターテイメント。
全編がAdobe Flashの規格で制作されたってことだけど、今時のアニメ映画じゃあまり見られないペタっとした塗りはそのせい?
単に、動きまくるシーン、表情の豊かさで見せてく方針なんやろか。
興行的には当たらなかったようだけど、ポストジブリに一番ふさわしいのは本作だと思う。
当たらなかった原因は「ポニョはもう見た」かなぁ、自分は「夜は短し歩けよ乙女」を観に行ったからこっちはいいやだったけど。
lumy さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
dアニメストアで配信されたので、以前から気になっていた
ことから視聴しました。
(上映1年後に配信とは太っ腹w)
私は、湯浅監督作品が好きかというと、
好きなんだけど「アニメ」として見る心構えは
ないなあという感じです。
もちろんアニメにしかできない表現もあるのですが、
あの独特の演出は、ミニシアター作品を見る感じに似ています。
しかし本作は、数々の賞を受賞した作品(特に文化庁メディア
芸術祭アニメーション部門大賞受賞)ということだったので、
一応アニメとして見ることとしました。
そして見終わった感想は、これは歴とした「アニメ」
だったなあということですw
ポニョを視聴済みという既視感もありますが、
キャラの動き方やキャラデザなど、
今までの湯浅作品とは違う取っつきやすい
アニメ感が感じられました。
そしてその一助を担っているのが、脚本家の吉田玲子氏
なんだと思います。
これは「さよならの朝に約束の花をかざろう」でも似たような
ことをレビューしたのですが、極端な人にはマイルドな人が
関わると、作品全体のバランスがまとまるような気がしますねw
もちろん、湯浅節が全面に出ている作品でもあるので、
ファンの方にも納得いただけると思います。
(いつになるか分かりませんが)次回作も期待しています!
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寂れた漁港の町・日無町(ひなしちょう)に住む中学生の少年・カイは、父親と日傘職人の祖父との3人で暮らしている。もともとは東京に住んでいたが、両親の離婚によって父と母の故郷である日無町に居を移したのだ。父や母に対する複雑な想いを口にできず、鬱屈した気持ちを抱えたまま学校生活にも後ろ向きのカイ。唯一の心の拠り所は、自ら作曲した音楽をネットにアップすることだった。
ある日、クラスメイトの国男と遊歩に、彼らが組んでいるバンド「セイレーン」に入らないかと誘われる。しぶしぶ練習場所である人魚島に行くと、人魚の少女・ルーが3人の前に現れた。楽しそうに歌い、無邪気に踊るルー。カイは、そんなルーと日々行動を共にすることで、少しずつ自分の気持ちを口に出せるようになっていく。
しかし、古来より日無町では、人魚は災いをもたらす存在。ふとしたことから、ルーと町の住人たちとの間に大きな溝が生まれてしまう。そして訪れる町の危機。カイは心からの叫びで町を救うことができるのだろうか?(アニメ映画『夜明け告げるルーのうた』のwikipedia・公式サイト等参照)
谷花音、下田翔大、篠原信一、柄本明、斉藤壮馬、寿美菜子、大悟、ノブ
キャラクターデザイン原案:ねむようこ、 監督:湯浅政明、脚本:吉田玲子/湯浅政明、音楽:村松崇継、、キャラクターデザイン・作画監督:伊東伸高、美術監督:大野広司、フラッシュアニメーション:アベル・ゴンゴラ/ホアンマヌエル・ラグナ、撮影監督:バティスト・ペロン、劇中曲・編曲:櫻井真一、音響監督:木村絵理子、制作プロデューサー:チェ・ウニョン、製作:清水賢治/大田圭二/湯浅政明/ 荒井昭博、チーフプロデューサー:山本幸治、プロデューサー:岡安由夏/伊藤隼之介、企画協力:ツインエンジン
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2014年秋アニメ
ひとり暮らしの高校生・龍己の家のおフロに、イケメン人魚・若狭が住みついちゃった!! ちょっとワガママだけどかわいい居候の若狭、そして、クールだけど世話焼き屋さんの龍己。ふたりの暮らしをのぞいてみよう!! 変なお客さんたちもやってくるよ。
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2013年春アニメ
ある日突然、むろみさんが釣れた!! フィッシング部の向島拓朗が釣ったのは‥‥なんと人魚!? 「ミミズうまかっちゃん、喰らいついてしもたら、なんや釣り鉤やったんやね」‥‥こいつ、博多弁話すしー! なぜか博多弁を話す人魚のむろみさんと、釣り好き少年・拓朗の異生物交流コメディ♪
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2008年7月19日
海沿いの街を舞台に、「人間になりたい」と願うさかなの子・ポニョと5歳児の少年・宗介の物語である。
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2007年春アニメ
ごく平凡な中学生、満潮永澄の平穏な毎日は、とある夏の出来事を境に、音を立てて崩れ去っていった。帰省していた瀬戸内のビーチで溺れてしまった永澄を助けたのは、なんと人魚の女の子、瀬戸燦!しかも、人魚の世界は、「渡世の仁義」を重んじる仁侠の世界だった上、人間に姿を見られれば、その人...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2019年冬アニメ
光り輝くスポットライト。キラキラふわふわ、かわいい衣装。笑顔輝くダンスに魅惑のチャームボイス。まばゆい光が照らすのは、水中を自由自在に泳ぎ踊る マーメイド。“マーメイドアイドル"が活躍するのは、光あふれる海の中――。そんな大都会から遠く離れた、片田舎の静かな海で始まるものがたり。
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2004年8月7日
ある日、西は電車内に飛び込んできた初恋の相手・みょんと再会を果たす。彼女の案内で姉・ヤンの経営する焼き鳥屋に案内されたが、そこで彼女がりょうと婚約している事を知り、落ち込む。その時、突如借金取りのヤクザが押しかけ、それに巻き込まれた西は、お尻の穴から銃弾を撃たれて脳天破裂とい...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2019年6月21日
小さな港町へ越してきたひな子は、サーフィンが大好きで、波の上では怖いものなしだが自分の未来については自信を持てずにいた。ある火事騒動をきっかけに、消防士の港(みなと)と偶然出会い、恋に落ちる。お互いがなくてはならない存在となった二人だが、港は溺れた人を助けようとして、海で命を落...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2008年春アニメ
記憶のデータ化ができるようになり、肉体の死がもはや死と呼べなくなった世界。記憶はデータバンクに保存され、新しい身体への「乗り換え」や、記憶の売買といったことが可能になり、違法に記憶を改ざん、記憶を盗むことも行われていた。社会は混沌とし、力を失い停滞化していた。そんな世界を主人...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2006年夏アニメ
食人鬼を狩るため古より続く戦闘集団「愧封剣」。その師範代である桃田俊彦は、事もあろうに愧封剣館長殺害の疑いをかけられた食人鬼の上月由香と恋に落ち逃亡してしまう。俊彦の弟の桃田一馬は、逃げた二人の追跡と愧封剣の館長職を継いで愧封剣の運営に乗り出す。元愧封剣メンバーの大葉久太郎の...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2017年4月7日
クラブの後輩である“黒髪の乙女”に思いを寄せる“先輩”は今日も『なるべく彼女の目にとまる』ようナカメ作戦を実行する。 春の先斗町、夏の古本市、秋の学園祭、そして冬が訪れて…。 京都の街で、個性豊かな仲間達が次々に巻き起こす珍事件に巻き込まれながら、季節はどんどん過ぎてゆく。 外堀を...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2017年春アニメ
高校生兼ライトノベル作家である主人公和泉正宗には、引きこもりの妹和泉紗霧がいる。一年前に二人は兄妹となったのだが、妹はまったく部屋から出てこないほど徹底した引きこもりである。 ある日和泉正宗は、担当イラストレーターエロマンガ先生が自分の妹であることに気づき……。
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2017年春アニメ
キャッチコピーは「I love you をそう訳したのは、太宰だったか、漱石だったか……」で、中学3年で初めて同じクラスになって出会った水野茜と安曇小太郎の成長、周囲との関わり、思春期の恋などが描かれる。
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2017年春アニメ
超大型巨人の出現により人類の平和と幻想が破られたあの日から、エレン・イェーガーの果てしない戦いの日々は続く……。抵抗する術もなく巨人の餌となった母の最期を目の当たりにして、この世から巨人を一匹残らず駆逐することを誓ったエレン。しかし、過酷な戦いの中で彼自身が巨人の姿に変貌してし...
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放送時期:2017年春アニメ
オタク高校生の「安芸倫也」は桜舞い散る坂道で、ある少女と運命的な出会いをする。インスピレーションを受けた倫也は、その少女をメインヒロインにしたギャルゲーの制作を思いつき、同学年の美術部エース「澤村・スペンサー・英梨々」と学年一位の優等生の先輩「霞ヶ丘詩羽」をスタッフに迎えよう...
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放送時期:2017年春アニメ
《人間》は規格外の《獣》に蹂躙され、滅びた。たったひとり、数百年の眠りから覚めた青年ヴィレムを除いて。《人間》に代わり《獣》を倒しうるのは、《聖剣》(カリヨン)と、それを扱う妖精兵のみ。戦いののち、《聖剣》は再利用されるが、力を使い果たした妖精兵たちは死んでゆく──。死にゆく定...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2017年春アニメ
自室でアニメ “精霊機想曲フォーゲルシュバリエ” を観ていた水篠颯太の目の前に、画面の向こうに映っていたはずのアニメのキャラクター、セレジア・ユピティリアと、軍服を纏った謎の少女が現れる。 両者の戦いに巻き込まれた颯太は、2人を追って代々木公園へと向かう。そこにPCゲーム “追憶のアヴ...
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放送時期:2017年春アニメ
ある事件をきっかけにNo.1ヒーローのオールマイトと出会った“無個性”の少年・緑谷出久は、その内に秘めるヒーローの資質を見出され、オールマイトから“個性”ワン・フォー・オールを受け継いだ。出久はオールマイトの厳しい訓練を経て雄英高校に見事入学し、爆豪勝己や麗日お茶子らヒーロー科1年A組...
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放送時期:2017年春アニメ
主人公、木春由乃(こはるよしの)は、田舎から上京し短大の卒業を間近に控えた、いわゆる普通の20歳の女の子。 東京には何でもあって、きっと特別な何かになれるのではないかと夢みて、30社以上の面接を受けるも、未だに内定はない。銀行の残高は920円。このままでは、田舎帰って普通のおばさんに...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2017年春アニメ
魔術と科学が共に発展した世界――ルヴァフォース。 魔導大国・アルザーノ帝国の南部に位置する「アルザーノ帝国魔術学院」はこの世界で最先端の魔術を学べる最高峰の学び舎である。 およそ四百年の歴史を有するこの学院は魔術の道を志す全ての者の憧れであり、学院の講師や学生たちも自信がその輩...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2017年春アニメ
小さい頃から妖怪を見ることができた少年・夏目貴志は、祖母レイコの遺産「友人帳」を受け継ぎ、自称用心棒のニャンコ先生と共に、そこに名を縛られた妖怪たちに名を返す日々を送る。 妖と、そこに関わる人との触れ合いを通して、自分の進むべき道を模索し始めた夏目は、想いを共有できる友人たち...