天啓 さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
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(C) MAGES./5pb.
この世の果てで恋を唄う少女YU-NOの感想・評価はどうでしたか?
天啓 さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ざび さんの感想・評価
2.7
物語 : 2.0
作画 : 2.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
原作のエロゲが当時大ヒットしていたのを記憶していたので、20数年を経てアニメ化したことに興味を持って拝見しましたが…
fateしかりこういう分岐ゲーには各々好きなヒロインとのルートが用意されているので、ただでさえ矛盾が起きやすい所にタイムリープ設定で、疑問がどんどん増えてモヤモヤさせられました。
一番気になったのは…
{netabare}
異世界人と人間とのハーフの成長に関する件。
タクヤとセーレスの子供yuno、タクヤとアマンダの子供神奈、この2人は子供時代の成長が早い(恐らく長寿に関しても)。
タクヤもハーフですが成長が普通の人間と同じなのはなぜ?
{/netabare}
さておき、2クールは非常に長かった。それほどテンポもよくないし、無駄なシーンも多めなので、普通は先の読めない展開にドキドキするハズが、逆にイライラする始末。
19話ぐらいまで現代でタラタラとタイムリープしていたのに、終盤とつぜん異世界に飛ばされて高速展開していくので、今までのこの長い現代編のダラダラは何だったのかと…
シュタゲのように前半にフラグ立てまくって、後半一気に回収という感じではないので、なんかスッキリしないんですよね。
MMA原理主義者 さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.5
作画 : 2.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
原作ゲームの肝はユーザーがリフレクターデバイスを使って自由に動けるところにあります。
そのゲームシステムがあってこそ成立する物語なので一本道のアニメでは難しいと思っていたんですが案の定でした。
原作ゲームのすごさを知っているだけに、このアニメでゲームの評価まで下がりそうなのが残念です。
匿名 さんの感想・評価
2.4
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
ネタバレはかけないですがとりあえず、ギャグアニメだと感じました。
以下適当な感想
このアニメの前情報としては18禁アニメ原作、並行世界?(ループもの?)ぐらいで見始めました。
1話から、18禁ゲームによくある下ネタの応酬で始まり、次々と出てくるヒロイン?達。この時点で自分に合わない作品だと感じましたが、せめて並行世界要素が見たいため、続きを見ることに
すぐに並行世界要素は出てきましたが、全く役に立たず…
やっと{netabare} 5 {/netabare}話で役に立ちますが…
この話をギャグ以外に感じることができる人はいるのでしょうか?
他の人の感想を見ている限りはアニオリっぽいので、脚本がわるいのか…?
{netabare}
殺し方、適当すぎない?唐突に首を吊る、窒息、手首を切る、転落死などなど
同じことを繰り返すけど少し違う世界とはいえ(父親のセリフ)、死に方をそんなに変えるか?
あゆみ?の一人称があゆみ?なのも痛々しいし、主人公の言い分をしんじないのもおかしい
{/netabare}
見終わったら書き直します。
2019/10/6 追記
全部見終わりました。最終的な感想としては何がしたいのかよくわからなかったってことですね。
おそらくゲームで言ういろんなルートの話を盛り込んだため、話の展開がわかりにくくなっていました。後半は異世界に行くということでしたが、”ちょうねんせき”を探しに行ったはずなのに子作りをしていたところが特に意味不明。最後の戦いの前にもアマンダと子作り。
一番イライラしたのはセーブ&ロードする道具の使い方ですね。過去に戻っても記憶が保たれるならもっといろんなシーンで使えたと思うんですが…
後半使ってすらいなかった気もする。
どちらの不満点もルート分岐があるゲームを無理やりアニメにしたせいだと信じたい
Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
本作品の原作ゲームは未プレイです。
原作ゲームが発売されたのは、今から23年前の1996年とのことです。
当時PC-98シリーズのゲームが一番最初に発売されたとのことで、時代の流れを感じずにはいられません。
でも、確かにその頃はPC-98シリーズのPCを使っていたかもです。
それは良いのですが、視聴に至ったきっかけはこの作品のリメイク版をMAGES./5pb.が制作していたこと、そしてMAGES./5pb.といえば、同じタイムリープ系の「シュタインズ・ゲート」を制作した会社なので、並行世界を上手に表現してくれるのでは、と期待感があったからです。
公式HPのINTRODUCTIONには「現世編」と「異世界編」の2つが用意されていました。
物語の内容に繋がりがあったので気に留めませんでしたが、作り手の意識としては2つの世界は全くの別物だったんですね。
物語前半戦となる「現世編」のINTRODUCTIONがこちら
主人公。有馬たくやは幼少期に母を亡くし、歴史学者である父も2か月前に事故で亡くしてしまった。
全てにおいて活力を失ってしまった学生最後の夏休み。
ある日、用途不明の丸い鏡とガラス玉のはまった妙な物体が入った小包が届けられる。
同梱されていた手紙には父親が生きていると思わせる内容が…?!
「今夜10時に、この物体を持って剣ノ岬(三角山)へ行け」
指示に従いその場へ向かうと、なぞの女性が倒れていた。
そこには学園長と謎の転校生の姿も。
瞬間、地響きとともに光に包まれる…。
並列世界を駆け巡るたびが、今、始まる。
物語後半戦となる「異世界編」のINTRODUCTIONにはネタばれ要素が含まれているので掲載を割愛します。
そういえば、公式HPにどこかの並行世界への入り口が設けてありました。
中に入ると、Twitterで「きり番報告」できるページになっているほか。少し不思議な空間が広がっていました。
私の来訪者番号は、きり番には程遠かったので報告できませんでしたが、どなたかきり番を踏まれた方は是非報告してみて下さい。
何が起こるのか楽しみです。
あ、現代への戻り方も分かりやすかったので、並行世界を永遠に彷徨う事はないと思います^^;
レビューから少し脱線してしまいました^^;
物語の展開としては…まぁ、こんな感じになりますよね。
凡そ自分が正解だと思える答えに辿り着くまで何度でも同じ時間を繰り返す…
タイムリープ系作品の常套手段だと思います。
「シュタインズ・ゲート」のオカリン然り、「魔法少女まどか☆マギカ」ほむほむ然り…
自分では何一つコントロールできませんが、「リゼロ」ナツキスバルの「死に戻り」も同じ類と言えるでしょう。
この作品における時間の繰り返しも、辛い出来事が背景にありましたが、辛さの度合いと執念は前の3作ほどでは無かったかな…
ですが、自らの意志で並行世界に向かおうとする気概と、異世界での有馬たくやの言動は嫌いじゃありませんでした。
出来ることなら最果ての地で、セーレスとユーノと3人で静かに…仲睦まじく暮らすことができたらどれほど良かったことか…
でもそれじゃ、現世編で交わした約束を反故にしてしまう…
たくやが異世界にやってきたのも、セーレスと出会ったのも…そしてユーノが生まれたことすら全てが必然だったんだと思います。
人の命ってもっと神秘的なモノだと思っていたのに、それをも予測に組み込まれていたなんて…
現世と異世界…二つの世界で存在したたくやは、最後に何を選択するのか…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。
オープニングテーマは、亜咲花さんの「この世の果てで恋を唄う少女」と、鈴木このみさんの「MOTHER」
エンディングテーマは、鈴木このみさんの「真理の鏡、剣乃ように」と、亜咲花さんの「神の数式」
全ての楽曲の作詞・作曲は志倉千代丸さんが担当しています。
志倉さんの作る楽曲は個人的に大好きなのですが、今回の4曲も抜群だったと思います。
2クール全26話の物語でした。
2クールの作品で尺は丁度良かったのでは無いでしょうか。
個人的にはセーレスにもっと幸せになって欲しかったですけれど…
でもセーレスの分までユーノが背負っていくのかな。
しっかり堪能させて頂きました。
元毛玉 さんの感想・評価
2.9
物語 : 1.0
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
…他のレビュアーの皆さん、記憶力凄いっすね。
原作プレイ…してたはず(ほとんどの記憶飛んでます)
流石に古すぎて細かい内容覚えてないですよー
どの娘が工口かったとか…ゲフンゲフン
んー、リメイク見ながら少しずつ思い出してる所っす。
なんか分岐するシステムを視覚化してた記憶が…
まぁ昔から工口ゲーってトゥルーエンドとそれ以外のエンド(バッド含む)
の分岐ゲーですけど、ちゃんとそれをゲーム内容に組み込んだものでは
当時のパイオニアだったかと。
ミステリー要素とファンタジー要素と恋愛要素と色々入ってて
さぁどれ系?選んで。って言われると困る感じ。
【絵・キャラクター】
キャラデザ結構好き。
特に女の子はタイプが被らないよう色んな方向で用意されてる。
原作がゲフンゲフン…だけにそこはしっかりしてる。
男の敵役もぶったおしたくなる感じでGood。
作画も割と安定してるかと。
あと、元が工口ゲーだからなのか、
無駄に下着の書き込みが細かい。そしてカットも多いw
{netabare}特に澪の下着にはぐいぐい視線が引き寄せられたw{/netabare}
【ストーリー】
まだ視聴途中なので、保留
流石に古い作品なので、ケータイが無くて、
公衆電話が出てきて笑ってしまったw
話自体は話数が進む毎に段々と理解が進むのと
謎が分かる事と、新たな謎が深まる事でぐいぐい引き寄せられる
あとは、ちょいちょい工口要素絡めてくる。
このぐらいの絡め方なら、まぁネタとして楽しめるぐらいなので
よいかなーと(がっつり絡めすぎると別ジャンルになるしね)
【声優】
昔のと違うけど、昔のがもう「記憶に御座いません」状態でして
普通にすんなり受け入れてて、満足してます。
特筆して2キャラ
あゆみさん{netabare}(cv:名塚佳織)
なんていうか、名塚さんもこういう役をやられるような歳になったのかと
おっさん視点でしみじみ思ってました…
声を荒げた時は、「あ、エウレカだ」ってなったので
トヨトミにあれこれされている下りは、エウレカがそういう目にあってるのを想像して
なんか無駄に興奮しまくってましたw レントン…これがNTRって奴か?…(絶対違うw)
{/netabare}
澪{netabare}(cv:釘宮理恵)
くぎゅうの貴重な巨乳枠(激レア)かわいいですw
同時期にやってるフルバも見てますけど、演技全然変えてるんだなぁと
どっちも聞いて即くぎゅうって分かるけど、
ちゃんと別人に聞こえるの凄いなぁと。
あと、うちのIMEの予測変換が無駄に優秀すぎて、
「くぎ」まで入力すると、「くぎゅう」「釘宮理恵」が第一候補、第二候補に出てくるw
IME君、さすがうちの子。分かってるね。その調子で精進してね♪
{/netabare}
【音楽】
OPもEDも良い曲です!EDの方が好きなのでそっちはCD購入予定。
改めて聞いて思ったけど、亜咲花とこのみんの声結構似てるけど少しずつ違うね。
このみんの高音のクリアさとノビが好きっす♪
【その他】
トヨトミについて
{netabare}
トヨトミぃぃぃ!…ハッスルしすぎぃぃぃ!!!
一箱使い切りなんて、どんだけ~~w 逆に凄いわ。違う意味で尊敬しちゃうw
エウレカに一体何する気だ!(*´Д`)ハァハァ
そして、あゆみさんはあゆみさんで自殺願望強すぎぃぃぃぃ
バリエーション、どんだけ~~w
あの手この手でダイナミック自殺をやってくる…凄いな、あゆみさんw
{/netabare}
たくやについて
{netabare}
うん。ちょいちょいセクハラ発言あるけど、いいキャラだね。
ただ、非童貞だからなのか自制心強すぎやしませんかねぇ…
澪「思い出が欲しいの…」
おぉぉぉぉ!そこだ!いっけぇぇぇぇ!巨大なフラグ立ったよ!!!
え?オデコにキス…ってなんじゃそりゃぁぁぁぁ(´;ω;`)[血の涙]
{/netabare}
これから物語は佳境に入っていくのですけど、
ゲームの内容はもうほぼ覚えてないので、初見として楽しみに見てます!
2019.10.06 視聴完了
………………………………
……………………………………
……………………………………………( ゚д゚)ポカーン
えーと、、、えーと、心がついていかないです。
ナニコレぇ~(苦笑)
うーん、こんな訳わかんない作品だったのか…
頑張って完走しましたー。すごく頑張りました。
途中なんど「もうゴールしてもいいよね?」
って思った事か…
後半になればなるほどイミフな展開が加速度を増していき
終始( ゚д゚)ポカーンしてました。
24話以降の感想
{netabare}
アマンダとレジスタンスの皆さんはどうして
そこで信じるのか全くもって理解不能…
「儀式なんて嘘っぱちだ」って言ってたのに
なんか明らかに怪しい音声ガイダンス聞いたら
「これが真実だったのか?」っておかしくなぃ?
普通は相手の用意したプロパガンダだと思うよね?
あと、クンクンといいアマンダといい
流れも唐突で思入れもそんなに無い状態で
そんなシーン差し込まれても…視聴者おいてけぼりですよ
あとアユミさんのシーンは何度も見たからもう要らないw
「あーはいはい…またあなたですか」状態っすw
で、カンナちゃんって娘なの??
ちゃんと表現しないのがマイナスにしかなってないかと
「へー…そう」としか感想が出てこなかった
{/netabare}
原作が酷いのだろうか?それともアニメスタッフなのか
分かんないけど、全くお話に心が入っていかない
話がとっちらかってて纏まってない感じで
原作者は何がしたかったのか意味不明です。
澪の所らへんまでは割と楽しく見れてました。あの辺が最高潮。
{netabare}異世界転生{/netabare}してからはどんどん失速して
最終的にはこれ以上続けるのしんどいけど
ここまで見たのに切るのは何か負けた気がする
と、完走しましたが… うん、切らない方が負けですw
他に観る作品があるのなら、そちらを見た方が良いです。
他に観る作品が無いのなら、
これを見るよりは、シュタゲを周回した方が良いです。
唄は出てこなかった?良く分からない…
LOST SONGの方が遥かにマシかな。あっちは歌は良いしw
あ、OPとEDの曲は良いですよ。ただタイトルイミフなだけ
そんな感じです。
テナ さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:----
ジャスティン さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
剣道部 さんの感想・評価
1.0
物語 : 1.0
作画 : 1.0
声優 : 1.0
音楽 : 1.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
[文量→大盛り・内容→酷評系]
【総括】
エロゲ原作らしいアニメ。シナリオが膨大で複雑なことはよく分かる。
これ多分、原作はそこそこ面白いんじゃないかな? アニメで生かしきれていないって感じを受けました。
エロゲ原作だからルート追うのは悪くないけど、あまりにあんまり、ぶっ飛び過ぎてましたね。
似た作品に「Rewrite」があるけど、私なら完全に「Rewrite」の視聴をお奨めしますね。
《以下ネタバレ》
【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
エロゲ原作って、複数のルート(ヒロイン)を追っかけていくと、結構失敗する率が高い気がします。勿論、どのヒロインにもファンがいて、良いシナリオがあるからアニメ化したいんだろうけど、そこを泣く泣く切っていくのも、1つの手段だよな~と。
一番印象に残ったのは、3~5話の編。まあ、シュタゲみたいなもんだけど、なかなか踏み込んだ内容で良かった。ただ、5話の大事なところで、明らかに「今日から俺は」の伊藤と三橋っぽい不良が出て来て、あれで一気に気持ちが冷めた。あれ、アニメスタッフの悪ふざけなのか、原作通りなのか、私の誤解なのかは知らんが、あれ以降、ちょっと冷めた目で本作を観ていたかもしれない。なんだったんだろうな、あれ。
次に、11話や12話みたいに、普通に学園ミステリーやってるのは、普通に楽しめた。釘宮さんが、ちゃんとヒロインやってくれてるのも、嬉しい。
15話などの日常系も、普通に良かった。
18話からの異世界モノは、完全に度肝を抜かれたが、別アニメとして観ていた。が、明らかにクソみたいな展開が散見し、☆2から☆1に下げた。
まず、ユーノ誕生の件。絶海の孤島的な場所に、二人きりの男女。恋愛感情を抱くのは分かる。でも、もし自分が同じ状況におかれたら、ヤることはヤったとしても、出来るだけ避妊はする。満足な医療設備も技術もないなかでの出産リスク考えたら、好きな女を殺すかもしれない妊娠なんてさせられないでしょ、無責任過ぎる。
そして、クンクンの死亡と食肉。これが一番の不愉快。クンクン美少女になってたし、原作なら、クンクンのため、想い出にヤった後に喰うとか、そんなノリだったのか? いや、本当にどうしようもない状況での選択なら、100万歩譲って許せる。でも、まず近くにあるはずのオアシスまで行くとか、瓦礫の中から食料見つけてから行くとか、いくらでもやりようあったんじゃない? 最悪、クンクン喰うくらいなら、死んだ衛兵をクンクンに喰わせとくとか(肉食かは知らんが)。それに、クンクンが命懸けで運んだタクヤやアマンダと、普通に陸路で来たカーツやレオ達が、ほぼ同時に王都に到着(しかも健康状態も良好)って、ますますクンクンは、何のために死んだんだ? だったら、タクヤもアマンダも、皆と一緒に安全に来たら、誰も死ななかったのでは?
この辺の扱いが雑すぎて雑すぎて。
同じ結果だとしても、物語というのは、事前、事後の扱いで印象は大きく異なる。エロゲ原作アニメは、複数のルートを1つのストーリーにまとめるのが普通なんだから、シナリオの構成が一番大事。誰が仕事やってんだ? と思ったら、「ゼロから始める魔法の書」くらいしかテレビアニメの監督経験がない原画マンの方が監督。シリーズ構成も置かない体制。
以下、Wikipediaからの引用(長いからたたみます)。
{netabare}
テレビアニメ版の監督に起用された平川哲生は、セガサターン版を遊んだことがあるほか、業界内における本作の影響の大きさを理解しており、監督に起用された際は荷が重いと感じていたと4Gamer.netとのインタビューの中で振り返っている。浅田はゲームとアニメでは表現できることが異なるという考えから、原作のストーリーから大きくそれないようにという要望を出す以外は、アニメ会社のやりたいようにさせていた。テレビアニメ版の時代設定はリメイク版と同じく、オリジナル版が発売された1996年ごろであり、背景や小道具、会話内で使われる単語などについても細心の注意が払われた。また、結城がたくやを「オヤビン」と呼ぶ場面について、「現在(2019年)の視聴者に通じるのか?」と疑問に思った脚本家が浅田に問い合わせることがあったが、オリジナル版のシナリオにも存在する言い回しだったため、そのまま通った。平川も「オヤビン」という呼称について、「僕は逆に「キャラが立ってるな」と思いましたけどね。今はこんな言い方をする人はいないなと。やっぱり「オヤビン」でよかったと思います。」と4Gamer.netとのインタビューの中で振り返っている。
{/netabare}
、、、いやいやいや、小道具のこだわりとか、呼び名が通じるかとか、そういう問題じゃない。木を見て森を見ずというか、大事なの、そこじゃない。もちろん、小さなこともしっかりしてるのにこしたことはないけれど、シナリオ勝負でしょ、このアニメ。
んで、シナリオはというと、、、(再びWikipedia引用)
{netabare}
オリジナル版はテクスト量が多く、下手をすればプロローグまでしかアニメ化できない可能性があり、放送の時期や方式が決まっていない段階から、プロローグの放送方法について話し合いが重ねられた。その結果、プロローグの内容を第1話に収め、第2話以降はテンポを落として放送することが決まった。第1話の絵コンテを見た浅田は、あまりの詰め込みように心配していたものの、実際の映像を見て納得したと4Gamer.netとのインタビューの中で振り返っている。平川は、特定の時間軸に戻ることを可能としたA.D.M.S.システムの表現に苦労した末、視聴者がこれまでの物語の流れを覚えているという前提で物語を展開する方法をとった。また、シリーズ構成にあたり、ゲーム内のイベントをできるだけすべて映像化するというコンセプトがたてられていたため、各ルートをつなげるためのアニメのオリジナルイベントをいかにして入れていくかにも苦労したと平川はインタビューの中で振り返っている。このほかにも、たくやが異世界に行く動機を明確にするため、最終的には神奈ルートを現代編の終盤に持っていき、「異世界にしかにない超念石を持ち帰って神奈を救う」という動機がつけられた。 テレビアニメにおいては、現実世界とは異なる異世界での生活や街並みについて細かな描写が要求されるものの、オリジナル版の異世界編ではこれらに関する描写が少なく、原作者の剣乃ゆきひろも亡くなっているため、異世界編のキャラクターを最初から登場させる方針がとられ、原作ではわき役だったサラの出番が追加された。
{/netabare}
これ読めば、まあ、監督の苦労もよく分かる。全ヒロインと全シナリオのアニメ化が基本路線? ムリゲーでしょ、それ。だから、色々薄くなるし、荒くなる。
例えば、上記のクンクンの死に関しても、カーツやレオがアニオリキャラだと知って、少し納得。結局、もとあるシナリオを生かしすぎると、こういう齟齬が生まれるんだよね。
う~ん、この作品って結局、カンナルートをメインにして、デラグラント行って帰って来て、アマンダの伏線回収してユーノと旅立たって、1クールで綺麗にまとめれば、もうちょい面白くなったのでは?
{/netabare}
【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
いや、剣道続けようよ(笑) ずいぶん古いタイプの防具袋だな。前髪上げるのは、剣道的に間違ってないw 共同研究者、、、分かりやすい、黒幕w 謎の少女。ひと昔前に、こういうアニメ多かったよな。エロゲ原作みたいな雰囲気だね。世界線の移動。
2話目 ☆3
世界線が分岐する系ですね。実験とかちゃんとやってたし、その限界点やルールを視聴者にちゃんと教えてるのは良かった。が、あれ、気を失った(死んだ)ら、終わりだよね?
3話目 ☆2
義理とはいえ、親子でイチャつくなや。酔っぱらいの、安定の可愛さ(笑)
4話目 ☆2
こっそり豊富とイチャつくのは問題ないが、息子がキレた後に目の前でイチャつく亜由美は、どうなんだろう? 2発やって潮までふいたみたいな描写、やめや。
5話目 ☆2
なぜ、スーツ着てるんだろ? 豊富とヤった後、会社に行こうと1度は決意し、でも、嫌になって衝動的に自殺か? なら、なんとなく、リアルな気もする。
簡単には救えない。まあ、目を離さないのが、一番だな。まゆしぃと違って、外部勢力の殺害がこないしな。
この、大事な場面、シリアスな場面で、「今日から俺は」パロを入れてくる、そのセンス。ゲンナリするわ。
手に持ったものはそのままっていう、2話の実験が生きてくるか。それは上手い。自殺を止める時のモノマネも、まずまず良い。
世界線の移動で命を救う話として、1話で綺麗にまとめてたし、今話に関しては☆4でも良いんだけど、だからこそマジで、「今日から俺は」のパロが不要だった。-2点です。
6話目 ☆3
セーブボイント、できるだけ(忍び込む)前の方が、良くない? 警備員、マジで無能。いやいや、防犯カメラに映像残ってるだろ。
???
カオスの強制? 一番最初の世界線に戻ったのか。
7話目 ☆3
宇宙のはじまりって、本当に不思議だと思う。熱を出していた、ようだ? なかなかのラスボス感。科学サイドでいくのか、オカルトサイドでいくのか?
8話目 ☆3
市長、マジで殺そうとすなやw まあ、ラブコメとしては、良かったけどね。あの貼り紙、ユウキだろ。
9話目 ☆3
そこでセーブするより、前のセーブに戻って、秘密が露呈しない未来にすれば?
10話目 ☆3
あの高さから落ちて、生きてるのがな。
11話目 ☆4
なんか久々に、ちゃんとヒロインやらせてもらってる釘宮さんを聞けて、嬉しかったな。、、、あれ? なんか緊迫感があって、普通に面白かったぞ? あれれ?
12話目 ☆4
とりあえず、大人同士がよくいちゃつくアニメだな。あれれ? 面白いぞ?
13話目 ☆2
いや、龍造寺、まずはポケットとか探せよ(笑) リフレクターデバイスじゃなくても、武器とか疑えや(苦笑) なんか、さらにSFに。なぜ、ナルト走り(苦笑)
14話目☆2
冒頭、いきなりの「タクヤ~」に、笑ったわw 完全にエロゲ風味に。汗を拭く必要、あるか?
15話目☆3
デバイスを使わない流れは、良いね。平和な話は、今後の悲劇への布石。
16話目☆3
今後、新たなルートにいくのかな?
17話目☆2
50年前から女子高生、、、BBAやん(笑) は、さておき、話が破綻してるのは、「じゃあ高校生じゃない方が良いじゃん」ですね。転校繰り返すのは、手続きとか面倒くさいから、引っ越しを繰り返したり、ホテル暮らしの方が楽じゃない?
特別編
という名の、総集編。
18話目☆2
まさかの、異世界転生(笑)? 多分、みんな、ポカーンですよね(苦笑)
19話目☆1
衝撃的な展開だな、子供かよ。てか、もし自分が同じ状況におかれたら、ヤることはヤったとしても、出来るだけ避妊はするよな。満足な医療設備も技術もないなかでの出産リスク考えたら、好きな女を殺すかもしれない妊娠なんてさせられないでしょ、無責任過ぎる。
20話目 ☆2
自殺はない。自分の命を担保に、助けろよ。衛兵、なぜタクヤを連行しない?
21話目 ☆2
タクヤ、ワンパンかい。牢屋の隙間、広い広い(笑)
22話目 ☆1
わりと簡単に塔を破壊。いや、クンクン死んだんかい。喰うんかい。いやいやいやいや。まず、近くにあるはずのオアシスまで行くとか、瓦礫の中から食料見つけてから行くとか、いくらでもやりようあったんじゃない? 最悪、クンクン喰うくらいなら、死んだ衛兵を喰わせるとかさ。肉食かは知らんが。
23話目 ☆1
喰ったんかーい。原作なら、クンクンのため、想い出にヤった後に喰うとか、そんなノリだったのか? う~ん、サッパリ分からんな(苦笑)。エロゲはルートだから仕方ないが、妻が殺され、娘が人質にとられている状況で、この軽さは無いわ。クンクンが命懸けで運んだタクヤ達と、陸路で普通に来たカーツやレオ達が、ほぼ同時に到着(しかも健康状態も良好)って、ますますクンクンは、何のために死んだんだ?
24話目 ☆2
壮絶なネタバレ回ながら、「過去の超文明」とかは、もう反則だよね。
25話目 ☆2
まあもうとにかく、ついていけないな(苦笑)
26話目 ☆2
アーベルの幽霊の姿がwww。最後のユノは、奇跡ってやつはのかな? 事象の狭間って、行こうと思って行ける場所なん? こんだけ長くやったわりに、雑な終わり方やな。全裸で股間にボカシとか、マジでウケるわ(笑)
{/netabare}
ミュラー さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
有名なゲームが原作らしい。知らないけど。
何か問題が起これば、セーブポイントまで遡ってやり直しできる。過去の記憶を持ってやり直せるので、いずれは困難を回避できる。
アニメを見ているというよりは、ロールプレイングゲームを見ている感覚。ゲーム実況とか好きな人なら楽しく見られそうな感じ。
元の原作もかなり複雑でボリュームがあるそうだが、このアニメも先の予測ができない。そういう意味では見られるのだが、主人公にまったく感情移入できないのが欠点かな。
登場する女性はみんな魅力的で、それなりに掘り下げてくれるのはいいんですけどね。
まだ続くみたいなので、どういう結論になるのか、先は気になってます。
10/4 2クール終了後
ちょっと不思議な学園ものとしての面が強かった本作品。いつのまにかファンタジー世界で冒険しているアニメになってしまった。
展開が早すぎるとか、遅すぎるとかではなく、ストーリーの振り幅が大きすぎるのだろう。
いろんな世界を行き来しすぎて、着地点が分からない。
とても不安定な感じを受けるのはそのせいなんだろうな。
ゲームだったら自分で進んでいくので良いのだと思うが、アニメのようにただ見ているだけだと、観点を振り回された挙句、客観的に見ているだけであり、魅力半減という感じがする。
先の予測ができないという点だけは評価できると思う。
それにしても後半になるほどチャチな感じを受けてしまうのはなぜなんだ。
宇宙のスケールのストーリーだというのに、どんどん現実離れして、子供のおとぎ話かという感じになってしまった。
TimuTimu さんの感想・評価
3.1
物語 : 1.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
よくもまあ菅野ひろゆき氏の超大作をここまで愚作にできるとは呆れてものも言えません。
確かに原作でしか味わえない特別な仕様をアニメで表現するのは難しいと思います。
でも、それ以前に脚本もヤバいし、何より演出にセンスがなさ過ぎてビックリしました。本当に酷い。脚本無理なら演出に注力してほしかったです。
37111 さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
1話視聴後感想と今後の期待度
一言コメント:もう出だしからダメダメ感でてるなぁ。。。絶対にシュタゲになれないし、RErideDとかの二の舞だと思うなぁ。。。
期待度:★★★
俺は2クールかけて何を見せられたんだ。。。
これって、ゲーム原作?エロゲなん?
まず主人公がどうしても好かん。
ストーリーが突然すぎて全く入ってこない。
説明をキャラに突っ立ったまま喋らせることで終わり。
くそですわ。
退会済のユーザー さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
たぶん凄く深い作品なんだろうけど、アニメだとそれが伝わってなかったかな
主人公が並列世界、異世界を渡り歩いて現地の問題を解決する冒険って感じだった
オチは頭の悪い私には理解できなかった、この手の作品は毎回「どういうこと?」ってなるんだけど
最終回のあとwiki見たら数式がたくさん書いてあってびっくりした
女の子が可愛かったところは○
エロゲの主人公ってなんであんなにジョークが好きなんだろう
yu-noの放送日にアニメが少なかったから観続けられた気がする
MuraBustan さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
プクミン さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
2クール全26話。
原作は20年以上前のものらしい。
そのため作中では、色々と古い感じのものがまあまあある。
・携帯電話が無い
・ネットが無い
・全体的に古い雰囲気
【あらすじ】
父親が謎の失踪をした後、主人公に『リフレクター・デバイス』と手紙が届く。
それはセーブ&ロードが出来るアイテムだった。
そして街で起きる様々な事件と『剣ノ岬』で起きる、謎の落雷事故。
今、主人公有馬たくやの長い旅が始まろうとしていた。
…みたいな感じだったと思う。
【内容】
登場キャラが多くヒロインっぽいのも多い。
大体3話ぐらいで、一人のヒロインとそれに関連する人と共に行動したり、敵対したりして1セット。
各ヒロインに関わる物事に対し、未解決のまま次のヒロインに行く事も多々あるため、不完全燃焼のまま物語が進む。
どうやら並列世界に自動で移動するのだが、この仕組みが良く分からない。
リフレクター・デバイスにセットする宝玉を集め、主人公はそのまま異世界へ。
【感想】
「よくわからなかった」
まずはこの一言。
話が進めば、どこかで話が繋がって分かるかなぁ~?って思ってみていたけど、分からないものは分からないままで終わってしまった。
ヒロインは多いけど、一度その人に関する話が終わると、途端に出番が激減してしまい、キャラの魅力が上がりきらなかったのは残念。
全体的に主人公と他キャラとの絡みが淡泊に感じた。理由は、リフレクターデバイスという、失敗してもセーブした時間に戻れるせいだろうか?
そして何度でもやり直せるためか、主人公は考え無しに突っ走る事が多々あり、見ててイラッ☆彡とする事も。
【ここが不満】
{netabare}
1.有馬 亜由美(父親の再婚者)
何度も自殺、メンタルの弱さは折り紙付き。なのに最後は異世界で『神帝』とやらになって、凄い立場の人になっていた。
2.波多乃 神奈(外見が変わらないクラスメイト)
実年齢不明だが、異世界から来た人の血を受け継いでおり『超念石』が無いと死んでしまうらしい。
そんな彼女を救うために主人公は異世界へ行くのだが、主人公は彼女の事を忘れているのか、異世界でハッピーライフを送る。
一応全てが終わって『超念石』を手に入れ、彼女が倒れた時間に移動し助けるが、そこが淡泊で感動も何も無かった。
3.一条 美月(主人公の元交際相手?)
『龍蔵寺』というラスボスに操られ、主人公に襲い掛かる。
何度やっても彼女が救われる世界が無いのが不満。
ついでにこのキャラの重要性ってどのぐらいあるの?
4.武田 絵里子(担任)
その正体は『次元監査官』という、未来の人。
もうね、未来からっていう設定で全てがおかしくなった。
リフレクターデバイスで時間を逆行したり、並列世界を移動したりというのが、しょぼく感じてしまう。
しかもこの人、『龍蔵寺』の中にいるA級なんちゃらを捕まえるために来たのに、ほとんど役立たず!!
5.有馬 広大(父親)
君、世界移動の度に出て来たけど、結局なんだったの?
もったいぶった喋り方がダメ。
さっさと答え教えて。
6.島津 澪(金持ちのクラスメイト)
君は良かったよ。
7.異世界(いせかい)
そこの住人の外見は、エルフのように耳がとがっていて、幼少期の成長速度が主人公達人間と比べ4倍!!
それは別にいいんだけど、昔々、地球がヤヴァイ事になりそうだったから、地球の一部を切り離し、宇宙へと逃がした。
これが分からない!!
地球とこの異世界は両方同時に存在しているの?
しているなら、普通に天体望遠鏡とかで見つけれるよね?
完全に別世界で地球は消滅した世界でのみ存在していたとしても、星として成り立たないはず(星の核になるものが無い)。
重力とか空気とか、そういうところまでは突っ込まないけど、かなり無理があるね。
{/netabare}
【総評】
過去に戻る、並行世界へ移動する、そういった作品は特に珍しくない現在、この作品の設定や世界観が、とても古臭く感じてしまう。
毎週だったから見れたけど、これがもし未だ見ておらず
「よ~し、アニメが完結したから1話から26話まで観よう!」
となると、途中でリタイアしそう。
昔は話題になってたっぽい作品らしいけど、流石に元が古いせいか、20年以上過ぎた今だとキツイ。
正直、人にオススメ出来るものでは無いかなと思いました。
【おまけ】
タイトルの意味が、最後まで分からなかった。
えたんだーる さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
あえて多くは語りません。ただ一つ言うべきことがあるとすれば、原作ゲームからアニメ化までが長すぎた。
はきゅーん さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ぷっ、、なにこのタイトル寒すぎ。
pister さんの感想・評価
2.4
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
6話までの感想{netabare}
以前にもOVAでアニメあったよね?
最終巻で妙に露出の高いねーちゃん(けど顔がコワイ)が管理センターみたいなところでダラダラ喋ってたのを強く覚えている。
まぁLD持ってるんですが、それ以外は殆ど覚えていない…あとは中世みたいな世界になったりしなかったっけ?
で、今作を見てみたら…ああ、タイムリープモノだったのか…ん?そうだったっけ?
いくら過去に戻れるとはいえ痛い思いをするのは相当な覚悟が要りそうだが主人公はホイホイと危険なことするのね。
そしてコレ系のお約束、絶対死ぬウーマンwww
って、あれ?
死にパターンを色々用意するのはいいとして、セーブポイントより前で分岐してない?
…。
うーんうーん、伏線だったっけなぁ、単なるポカなんかなぁ、ホント覚えてないや。
なんてことを思いつつダラーンと見てたら6話最後で別世界へ飛ぶみたい。
やっぱそうか。
何をしようが定まった方向に収束してく意思のようなものがあって、それと対決するんだっけかなぁ…。{/netabare}
22話までの感想{netabare}
ちょくちょく挟まれる下ネタがキツい。
下ネタそのものが嫌いなんじゃなくて差し込まれるタイミングがおかしくて「そこでそんな台詞わざわざ言わせる必要ある?」とテンポというか話の腰を折られる。
この作品は原作が古いのでその時代のノリをそのまんま再現してるのかな?
けどそれって…差別的な意味ではなく純粋に、中華アニメって感性が日本のソレとは10年20年遅れてる感じのものがチョイチョイあるのだど、それと同じ匂い…“霊剣山”が近いかな?
いやぁキッツイなぁ、と思ってたら他の方の感想で、下ネタは原作ゲームでは「関係のない場所をクリックすると出る小ネタ」という情報が。
あっそういうこと!?
…。
そうはいっても、じゃあなんでアニメでそれを再現しちゃったかなぁ?という疑問ががが。
とりあえず途中から異世界へ行くことは知ってたので、そこまで耐え抜けば心機一転してマトモになるかも?に期待して、挫けそうになりつつ現代編をなんとか視聴。
視聴といっても別作業しながらで画面見てない事多し、これは許して、無理して真面目に見ようとしたらそれこそ挫ける。
内容の方も、“ポールのミラクル大作戦”の「あとちょっとで解決だ!」ってところでアラームが鳴ってパックンに「もう時間切れコロンだベッチャ」と強引に連れ帰らされるアレみたいな展開が多くて、う~ん。
でもって18話でやっとこさ異世界編スタート。
…って、えっ?、心機一転してねえええwwwww
現代編での問題を一通り解決したと思ったら突如異世界へ飛ばされて「なんだここは!?」って話になるのかと思ったら、「神奈を救うために」という目的を持って自ら異世界へ飛び込む形…あれ?これ原作と違うよね?
これあれかな、ゲームだとちゃんとプレイしないとそこまで辿り着けないので現代編を熟知してる前提で話を組めるけど、アニメだと不真面目に見ても勝手に流れる・最悪途中飛ばして最終回だけ見ることも出来てしまう。
かく言う自分が「不真面目に見てた人」になるので…テヘ。
なので途中の話(現代編)を観なくても済むような作りは避けたかった?その結果として異世界編と「関連付け」をさせたのかなぁ?
とはいえなーんかずっと未解決な話が続くのでどうにもカッタルい。
セーレスと暮らして子供が出来てって展開もヘタに目的を持たせてしまったため「あれ?神奈のことはどうした?」と違和感。
「神帝をブン殴る」も神奈とは関係ないよね?実は関係があったのですって話になるとは思うのだけどタクヤはそれを知らんよね?
目的が達成されない・目的に向かって1歩前進した感がしない。
ずっとフラストレーションが溜まる一方でカタルシスが無い感じ、これはどうなんかなー?
下ネタも相変わらずで、散々セクハラ発言してたクセに自分の妻が卑猥なこと言われたら怒るって…な、なんだ?
でもって22話、カサンドラ…じゃなくて採掘場兼監獄は制圧したんじゃないのか、なんで他の囚人とオチ会わずにそのまま3人で帝都へ向けて飛んで行ったのかワカランw
クンクンを殺したいだけなんだろうけど、それにしてももっと「他に選択肢がない」極限状態を演出することはできなかったのかな?
今後ピンチになったところでカーツやデオが助けに駆けつける予感がしてなんだかう~ん。{/netabare}
23話感想{netabare}
まず↑書いてる時にすっかり忘れてた事から。
この手の作品は結局「リーディングシュタイナー持ち」がなにを覚えてる/覚えてないかは作り手の気分次第で、そこに脚本上の都合が垣間見えると萎える──みたいなことは他の作品で書いたことがあるような無いような。
あー、“ISLAND”だったかな?
で、こっちでも次元跳躍する際に先生に記憶を消されてイヤな予感はしていた。
そして23話、最後「まさかユーノ?どうしてそんなことを!?」って感じで次回へヒキとなったワケだけど…いや待てって、その前に先生に記憶戻してもらったじゃない。
現代編で散々リューゾージの人を操る能力に悩まされてたじゃない、その記憶は戻してもらってないのか?
真っ先にそれを疑うもんじゃない?ってかだったら先生のシーン要らなくない?元々アマンダと別れて単独で街をウロつく展開も強引さを感じるし。
「覚えてる/覚えてないの判定が脚本上の都合丸出しだとイヤだなぁ」と思ったら、覚えてるハズなのにまるで覚えてないという下を行く展開でビビった。
これはカーツやデオの再登場もそう。
前回収容所に引き返さずに帝都へ向かったのに違和感なワケだけど、だったらせめて「クンクンの犠牲が必要なくらい帝都へ辿り着くのは大変」を演出してくれないと困る。
なに簡単に帝都へ来ちゃってるのさ、先行した意味もまるで無い。
前回感想で書いた「ピンチになったところでカーツやデオが助けに駆けつける予感」も、あくまで「遅れてスマン、帝都に着くのに手間取った」って前提での予感だったワケで、それの下を行く展開でビビった。
細かいツッコミでは地下道?でなんで鉢合わせした?
地下道に侵入者が居るって分かってたんじゃないよね?巡回先がたまたまそうだったの?
いずれにしろ、だったら前もって「あーこのままじゃ鉢合わせしちゃう~っ」って演出はしとくべきじゃない?
なんかもうギャグ作品みたい。
これがキッズアニメだったらツッコまないんだけどさ、そうじゃないよね?ベッドシーンとか入れてるんだし。{/netabare}
24話感想{netabare}
ウッソだろw
リューゾージは只ならぬ術を使う危険人物だと知っておきながら、背中を向けてタクヤと先生とで暢気にくっちゃべるとかそんなんアリかよw
それによって当然のようにカーツとデオが操られ逃がしてしまうワケだけど、ナンダコレー!?
↑で「センスが10年20年前の中華アニメみたい」と書いたけど、これもう昭和だw
「志村後ろ後ろー」だ、もう不快とか怒るとかじゃなくて、笑えるwww
そして南斗最後の将の正体は、な、なんと…ユ、ゴリアー!!!!{/netabare}
25話感想{netabare}
南斗最後の将がレジスタンスのリーダーに頭下げて「協力してくれ」とお願いして「儀式」に臨んだって話なワケだけど…。
てっきりユーノを犠牲にしない手立てや、リューゾージをどうにかする秘策でも用意してあるのかと思ったらそうではなかったらしい。
?
直接先生と手を組めば良かったんじゃないの?と思うのだが、その頃先生はリューゾージを追いかけてるって展開で…どれだけ追いかけっこ続けてたんだろう?
リューゾージを逃がしてから起きたこと:レジスタンスリーダー捕縛・処刑執行の直前に南斗最後の将が中止→南斗最後の将から世界の説明を受ける→リーダー一行は本部に帰還→仲間に事情を説明して了承を得る
これだけのことが起こってるのだけど数時間での出来事だったの?個人的には数日かかってる印象なのだが。
で、その間、先生はずっとリューゾージを追いかけてたことになっててなんか変な感じ。
これ、カサンドラ脱出してクンクン一行とカーツ・デオ組が合流するまでの間「あれ?二手のそれぞれの時間の流れおかしくね?」と感じたのと同じ感覚だ。
他でも似た感覚を覚える描写ってちょくちょくあるのだけど、そもそも意味も無く手分けをすることが多くない?
霊魂に剣が効くのは笑った。{/netabare}
最終回感想・総評(これだけ読めばいいかも){netabare}
事象衝突はどうしても避けられないので8000年前の地球に落とすことで最悪の結果は免れた、ってことでいいのかな?
そうはいっても…ちょっと待って?
リューゾージが暴れたこと・衝突回避プログラムの実行にユーノの犠牲が必要だったこと・実行してもギリギリ間に合わないこと、これらって直接の因果関係ってあったっけ?
特に「発動してもギリギリ間に合わない」の原因に、リューゾージは係ってたっけ?
前からずっと準備してたんじゃないの?準備が追いつかず突貫で儀式に漕ぎ着けたって話だったっけ?
もしリューゾージが暴れたせいだった場合、そもそもリューゾージを逃がしたのは主人公が先生と暢気にくっちゃべってたせいじゃん?
逃げようと思えばいつでも逃げられたけど捕まったフリをしてた、じゃなくて、隙を突いて逃げたんだよね?
なんでそれが気になるのかというと、結局主人公が牢獄にやって来なければリューゾージが逃げることは無かった。
じゃあなんで主人公が牢獄に来たかというと、連れ去られたユーノの奪還=神帝が悪いことをしてると勘違いしたから。
(その後神帝と話し合った結果、結局ユーノを「差し出す」ことに決めたことから「じゃあ最初から話せば良かったんじゃん」とはどうしても思ってしまう)
では神帝は勘違いされてもやむを得ないこと・正体を伏せて圧政を敷いてるかのような振る舞いをしてたのはどうして?
この問題はセーレスの死にも関係するし収容所の存在理由にも係わる、圧政の結果でしょ?あれは。
レジスタンスが発足したのも、圧政だと思われたからでしょ?
かつてリューゾージが実権を握ってて、失脚後もその頃に成立した政治形態を継続しなければならなかったってことかなー?とは思うのだけど、それに関する説明が弱いというかナンというか。
レジスタンとの確執解消が呆気無かったせいかなー?と思うのだけど…話せば理解してもらえる程度のものだったんでしょ?
勘違いを元にレジスタンスやって、捕まって、カサンドラに送られてそこで命を落とした人も沢山居るんだよね?
また、リューゾージが暴れて次元の狭間へアマンダが飲み込まれたことにより神奈はあの世界のあの時代に存在することになった、ってことを考えるとなーんか釈然としない。
自作自演とも身から出た錆ともちょっと違う、ボヤーっとした感覚なのだけど。
と、どうにも腑に落ちなくてモヤモヤしてたワケだけど、この下書き書いててなんとなく分かって来ました。
要は
「この世界の謎を明かす」「明かした時に視聴者を驚かせる」ことに気をとられて「そもそも隠す必要あったの?」の説明がおざなり
隠さなければならない理由がこれといって無いものを隠して、それを「謎」として話を引っ張っただけ
ってことかなー、と。
あー、これ“ゆゆゆ”でも感じた違和感だ。
「誰も知らない未知に迫る」ではなく「ナニモノかが隠してることを暴く」って内容の作品な場合、隠してることにはそれなりの理由が必要じゃないかな?
謎である必然性とでも言えば良いか。
それが不明瞭だと謎を明かされても驚かないし感動もしない、明かす最中も「これ知ったらマズいぞ」ってスリルも無いので盛り上がらない。
そういう作品(知ったらマズいと心の中でキャラに「待った」をかけたくなる作品)としては“けもフレ(1期)”が最近のヒットかなぁ、自分的には。
YU-NOのフォロワー作品になるのか?のシュタゲだって「知ったらマズい」にグイグイ突っ込む話だったじゃん?
これにはそれが…無い。
あっるぇ~?こんな話だったっけ??
更に考えると、これの大元の原作は1999年以前の作品で、その頃はノストラダムスの大予言がまことしやかに囁かれてた時代でした。
世間では「一体それは何なんだ」という得体の知れない謎があって「それのカラクリにこんなのどうよ?」と解き明かす・一例を示す形で謎は機能してたんじゃないかな?
作品の外側に「謎である必然性」が存在する情勢だった、とでも言えば良いのかな?
けど2019年でその手法をそのままやっても…ねぇ?(※)
と、以上がストーリーに対してのツッコミで、ぶっちゃけそれ以上に演出?が酷いのはどうしたものか…。
上でも書いたけどグループ何組かに分かれて別行動って描写が多いのだけど、そもそも分かれる必要が無かったり、カメラに映ってない側の時間が飛んだり止まったりしてることが多い。
まさか別の次元で時間の流れが違うことを表現してたワケではなかろう、同じ次元内での出来事なんだから。
そしてやっぱ主人公のセクハラ態度がキツい、リューゾージを逃がす原因となったのはさすがに呆れた。
収容所の獄長も死んでもおかしくないところを殺さなかったのも意味不明。
軽いノリにしたいのか重いノリにしたいのか…。
というか「軽いノリ」の部分が非常に昭和臭いキッズ向け作品に感じて仕方無いのだけど…。
と思ってたらメインスタッフのかたが、正に昭和臭いキッズ向け作品の“けだまのゴンじろー”の26話(2019 9月28日放送、因みにYU-NOの最終回は10月1日が最速)以降の監督(テロップではシリーズディレクターって名称)に就いて吹いたwwww
仕事に取り掛かった時期と放送された時期は必ずしも一致しないので、実際にどのタイミングで着手したのか知らないけど…ひょっとして…
ゴンじろーのノリでYU-NO作っちゃった?
特にYU-NOは後半の異世界編から妙なノリが加速してて、YU-NO作ってる最中にゴンじろーの仕事も平行して始めたのかなぁ?と邪推しきり。
ってかそうでなかったら…素でゴンじろー向きな作風なのだとしたら…なんてYU-NOなんかやっちゃったの?とそっちが不思議になってしまう。
ということでゴンじろーに関しては別にこの監督が就いてもヘーキ、むしろお誂えなんじゃない?と思ってるので、YU-NOで怒ったアンチがゴンじろーに粘着するのは止めて欲しい。
※
そんなことを考えるとYU-NOのリメイクは最初からかなり無茶だったのでは?
さもなくば別のカラクリを用意するか。
用意しなかったからご覧の有様で、けど用意したら用意したで「こんなの改悪だ」と原作信者から叩かれるのも必至だったでしょう。
ヒット作の中には「時代が後押しした」「時代がそれを欲していた」「時代の情勢を読むのに長けてた」みたいなタイプってあると思うのだけどYU-NOはそれ系だったってことかなぁ、と。
当時の「気運」を知らないとピンと来ない系…アニメが酷かったからといって新規が今更旧作のゲームをやってもやっぱり面白さは薄いんじゃないかな、多分。
というか、どんなに時代が変わっても名作であり続ける作品の方が稀有だと思うし…。{/netabare}
瑞樹 さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
途中までかなり楽しみに観ていました。だんだん話がよくわからなくなって、あとは惰性で最後まで観ました。
いつか原作のゲームをやってみたい。
猫耳サイクロップス さんの感想・評価
3.0
物語 : 2.0
作画 : 2.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
いろいろと謎が残るアニメでした。
デルグラント編から意味が分からなくなった。。。
結局マダオはなんだったんだろ?
総評:
「途中まではついていけた」
teji さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
※アニをた獣医師 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
クンクン さんの感想・評価
2.0
物語 : 1.0
作画 : 1.0
声優 : 5.0
音楽 : 2.0
キャラ : 1.0
状態:途中で断念した
ももも さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
各話感想は、原作ファンとしてのがっかり目な感想なので、楽しんでいる方は読まないほうがいいかもです。
netabare内には、原作ゲームのネタバレを含みます。
■背景
他の方々も書かれていますが、本作はNECのパソコン「PC98シリーズ」向けに作られた同名の18禁ゲームが原作です。
発売は1996年で、年がバレますがリアルタイムで発売直後に遊んでいました。
当時の18禁ゲームはもちろん「エロいゲーム」なわけですが、「エロシーンさえ入ってれば何でもok」というノリがあったのか、今で言うインディーズゲームのように自由なアイデアを凝らした「ゲームとして面白い荒削りなゲーム」も数多くあり、本作はその極北と言えるのではないかと思います。(エロシーンはむしろものすごくあっさりで、当時ちょっとがっかりしましたw)
プランナーとシナリオを兼任した菅野(剣野)ひろゆき氏は前作「EVE burst error」でゲームデザイナーとしての名を確固たるものとし、ヘッドハンティングにより大手メーカーエルフに移籍して最初(最後)に制作したゲームが本作になります。
本作に関して私は「原作からどこがどう変わったか」のような見方しか出来ないであろうと思われるため、開き直って紹介文を書きますw
■原作ゲーム
YU-NOはマルチシナリオ(厳密には違いますが)のアドベンチャーゲームですが、特徴として「あるシナリオで手に入れたアイテムを別シナリオに持ち込める」「シナリオとその分岐点が、迷路のようなマップ(A.D.M.S)で表現される」「A.D.M.S上では宝玉の数だけ自由にセーブができる」という点があります。
雑誌「ファウスト」のインタビューによると菅野氏は通常まずゲームデザインを考え、それに合うようなシナリオを後から考えるそうです。
YU-NOに関しては、着想はダンジョンRPGである「ウィザードリィ」のマップシステムであるとのこと。
「サウンドノベルの弟切草とダンジョンゲームの迷い方は似ている」「なぜサウンドノベルにはオートマッピング機能が無いのか?(当時は無かった)」というのが出発点だそうで、もうここからかなり独特の着眼点だと思うのですが、それを具体化したのがA.D.M.Sというわけです。
ダンジョンゲームのシステムをアドベンチャーに組み込んだと知ると、ゲームの構造は比較的明らかになります。
すなわち、壁に当たったら元のルートに戻り、アイテムを手に入れ、謎を解き、また戻って先に進むわけです。
YU-NOがマルチシナリオのアドベンチャーゲームであるにも関わらず、アイテムの概念があるのはここから来ています。
ただ単にダンジョンゲームのシステムをアドベンチャーに組み込んだだけでは、あのヒットには繋がらなかったと思います。
YU-NOの素晴らしさ、最大の特徴と言っていいのは「システムと世界観、雰囲気の親和性がこれ以上無くハマっている」ことに尽きると私は思っています。
ダンジョンマップを彷徨うことがメインであるゲームシステムに「並列世界を行き来する」という演出を乗せ、センス・オブ・ワンダー満載の世界観を加え、「{netabare}時間は可逆、歴史は不可逆{/netabare}」を始めとした理論武装で囲みきったことが、この唯一無二のゲームを作り上げたのだと思います。
■アニメについて
上で書いた意味で、YU-NOの楽しさはプレイヤーありきの物です。
謎いっぱいの世界を彷徨うことが楽しいのです。
ですので正直、アニメ化には不安があります。彷徨えないからです。
しかし大昔のOVA「Wizardry」やWizの世界観で書かれた小説「隣り合わせの灰と青春」のように、自由であることを逆手に取ってプレイヤーキャラの背景をオリジナルで作り上げ、ゲームの大目的は押さえつつ物語として成立させた良作もあります。
現時点で一話視聴済みですが、ゲームでは3時間くらいかかるエピローグ部分が30分にまとめられていました。また、三角山の事故の後でたくやと澪が偶然会うシーンなど、私の記憶に無い(多分オリジナル?)シーンも追加されています。
これはまあ、良い改変だと思います。
要は、メインシナリオは当然押さえるとして、プレイヤーが世界を彷徨うワクワク感(ときに焦燥感)をアニメとして演出できれば成功だと思うのです。
18禁ゲームだから?無駄に散りばめられた下品ギャグは原作ゲーム時点では気になりませんでしたがアニメで見ると(聞くと)結構きついかも…。。とりあえず期待はしています。
■各話感想
【1話】 ----------
最も胸糞展開な亜由美さんルートからスタート。
世界を彷徨うワクワク感は…今のところ皆無ですね。。
「無意味に宝玉を使い、別の時空間をぶらついて詰まって戻ってくる」ということが、アニメだとオリジナルのシナリオ作らないと表現できない気がします。神の視点であるプレイヤーがいないからです。
(分岐マップであるA.D.M.Sはゲーム中世界でもたくやは見れる設定で、その意味ではたくやは世界を俯瞰して見ているはずですが)
【2話】 ----------
{netabare}宝玉を使い、たくやがチンピラに何度も挑むシーン。
このシーンは原作には存在しません。タイムリープをアニメ的にわかりやすく説明したんだとは思いますが…。
たくやがアホっぽいのがなぁ。
ゲームではたくやはプレイヤーであり、RPGで言えば世界を救うことが確定している勇者なわけで、アドベンチャーゲームである本作に当てはめると「ちゃらんぽらんだけど真相に迫る異常な洞察力がある」みたいなキャラじゃないとおかしいはずなんですけどね…。個人的なイメージは少なくともそうでした。
また、1話感想に書いたようにたくやは作品世界でADMS(ストーリーの分岐マップ)を確認できます。本作のアニメ監督のインタビューを見ると「運命は本来無限にあるはず」なんて言ってるみたいですが、それは「リフレクターデバイスの持ち主にとって有意な分岐を視認できる」ADMSを全否定してしまっている気がします。
後続作品に例えるのはあれですが、シュタゲで言うところの「世界線」がマップになっており、見えるがゆえに自由に行き来出来るのがADMSといっていいと思います。
ゲームをプレイした人間にとっては、分岐が見えてるはず(同じ結果になるとわかってるはず)なのに同じことを繰り返しているように見えてしまいます。
チンピラ絡みのことを書くとネタバレになるので自重します。{/netabare}
【4話】 ----------
{netabare}亜由美さんと豊富の事後を匂わせるシーンが原作と結構違います。
この改変は結構大きかったかも。。
豊富が亜由美さんのスカートに手を突っ込んでいるところにたくやが乱入するところまでは同じです。
しかし、ゲームでは先に見ることになるストーリーの大事なシーン(アニメでも恐らく後で出てくるはず)が飛ばされています。
そのシーンによってたくやは「豊富が怪しい」ことを認識しており、本来このシーンでは、証拠はないものの「こいつが全て仕組んでいるんだ!」と豊富を追い詰め、殴るシーンになります。
亜由美さんは豊富が殴られたことではなく「たくやくんが証拠も無しに人を疑い、殴った」ことに怒ってビンタします。母親的な怒りなんです。
ゲームだと「押しの強い豊富に戸惑いながら堕ちてしまう亜由美さん」「たくやのことは保護者として常に心配している」という感じですが、アニメだとビンタした後に豊富と笑顔を交わしたりして、かなーりイメージ変わってる気がします…。
最後でリフレクターデバイスを使う(時間を戻る)理由ができたところなので、ここからという感じでしょうか。{/netabare}
【5話】 ----------
いやー見ててきつかった…。
YU-NOがアニメ化される機会なんてもう二度と無いであろうことを考えると、正直これは残念すぎるというか、原作と変えた意味がわからないです。。
{netabare}
オリジナルでは自殺ガチャ的な演出はもちろん無く、亜由美さんはただひたすら手首を切るだけです。
ゲームの流れは「豊富を付けて行き、夜に公園でヤクザと密会しているのを確認」→「その場で豊富のスクープ写真を隠し撮りしている香織と鉢合わせ」という流れで、一連の話の流れの最初からまず変えられています。
自殺を防ぐために亜由美さんを連れ回すなんてこともなく、たくや(プレイヤー)はごく自然に、「豊富が悪巧みをしている証拠集め」と「香織との取引」を目的に時空間を動き回ることになります。
「どうしたらいいんだ!」とアテが全くない状態で同じことを何度も繰り返してしまうなんてことは、ゲームのテキストを読み飛ばしてもしていない限りまずありえないと思います。
お話としても、具体的な目的があって動いていたほうが見やすいと思うんですが。。どうしてああなったんだろう…。{/netabare}
【6話】 ----------
{netabare}話の流れからすると、亜由美さんルートgood endだと思います。
ただしどういう意図なのかわかりませんが、ストーリーがゲームと全く違います。
今回のジオテクに侵入する下りは、ゲームでは香織(神奈)ルートになります。
また、最後の「スピーカーで社内に悪巧みを放送」なんて展開はなく、香織と豊富の共謀からは力技(体当たり…だったかな、、で切り抜けてなんやかんやあって脱出)で逃げます。最後にカオスの矯正で無理やり戻されるとこは一緒です。これが香織ルート。
本来の亜由美さんルートは豊富とヤクザの密会写真を香織と取引して手に入れ、豊富(&亜由美さん)に突きつけることでgood endとなります。
あと大丈夫かこれ?と思う改変が一個。超念石は原作は水に弱い設定なんですが、アニメでは空気に弱いと変えられています。これあるキャラの話が全面的にダメになる改変のような…。どうすんだろ。
まあとにかく、次回はタイトルからして別ルート確定なので楽しみかも。{/netabare}
【7話】 ----------
{netabare}「美月さんが龍造寺を訝っている」「脱ぎ捨てられた服」「龍造寺のところに行く」「怪しい婆さん」設定や行動のパーツだけ原作から持ってきて、脚本レベルではほぼオリジナルな印象。
でも話として違和感なかったせいか、ここまでで一番素直に見れたかもしれない。
後半のオカルトめいた変な風呂敷の広げ方、すごく原作YU-NOっぽかったです。{/netabare}
【8話】 ----------
ちょっとルートがミックスされてるけどほぼ原作通り?
7話辺りからだいぶ「無理やりアニメ化した感」が無くなったような気がする。
{netabare}唯一ちょっと気になったのは、澪と言い合いした後で美月さんがたくやに「大人気なかったわね。ごめんなさい」みたいな感じでこっそり謝るシーンのカット。
「思わずムキになっちゃう」「でもそれを反省して謝る」ってだけですが、キャラクタ描写としてはそこそこ印象深かったので。{/netabare}
【9話】 ----------
またダメになってきた…?
話の筋は概ね原作と同じなんですが、例によって細かい点に変更が入っており、それによってキャラの印象が大きく変わっています。
{netabare}特に結城。原作ではまず一連の騒動直前に「オヤビンは島津さんのことなんとも思ってないんですよね?」とサラリと確認する会話があります。加えて、澪が外国の学校へ転校するかもしれないことを知りません。
原作の結城の主観としては「澪に気がないたくやを悪者にすることで、澪の気持ちを諦めさせる」という感じだと思います。「僕が力になります!」みたいなセリフは原作でも一緒なんですが、原作の方は続けて状況に疲れた澪が「私外国に行くわ」と結城に告げます。
そんな事寝耳に水の結城はうろたえ、「実はあれは(僕が)…」と言いかけるも言えず、最終的にたくやに泣きつきます。
最終的に結城の仕業だと知った時、原作のたくやは殴ることもなく「(好きな女のためにそこまでやる根性があったとは)むしろお前を見直した」と言い、それよりも澪の捜索を最優先として動きます。
アニメとゲーム間の脚本上の差は少しなんですが、結城とたくやの印象はかなり違う気がします。。
全体として、原作の「年不相応に大人びてドライなたくや」ってのがアニメでは感じられない気がします。まあ元がエロゲのせいもあるのかもしれませんが…。
亜由美さんと豊富のシーンもそうなんですが、キャラの性格が変わってしまう(ように見える)脚本変更ってのはどうもモヤっとしてしまいます。。{/netabare}
【10話】 ----------
ゲームでは個人的に一番楽しんだ地下遺跡。
途中の謎が難し(理不尽)すぎて、ここで詰まって先に進めなかったという人がいるほどの難所ですが、謎は全カットされ、脚本もオリジナルだらけで正味10分で終わってしまいました…。
前回から続いて、それはないだろうと思うような改変が多いです。
今までもひどいけど今回もひどい。一番好きだっただけに残念。ちょっと嫌になってきた。最後までは見るけども(´・ω・`)
{netabare}
特にひどいと思った改変ポイント
・洞窟を進む雰囲気が全く違う(原作:命の危険を感じながら澪を探す超シリアス、アニメ:冗談やラッキースケベありのゆるゆる進行)
・洞窟(地下遺跡)のギミックが全カット。穴に落ちたら偶然先に進めてしまうありえない改変
・死んでいた今川教授の手記(遺跡に関する考察)を読む辺りのシチュ改変
ゲームでは洞窟に入って割とすぐにたくやが辺りを観察し、人の手による細工の痕跡を見つけ「自然にできた洞窟ではない」と看破します。
また、結城が冗談めかして喋った「大魔王がどうたら」の話は原作ゲームにはありません。「おやびーん」みたいな気の抜けた呼び方はあれど、かなり緊張して道を進んで行きます。(わわわ、なんか怪しいボタン押しちゃいました…みたいなのはありますが)
ギミックカットは、まあ100歩譲ってわかります。ゲームのためのギミックで話には絡まず、解く楽しみはゲームならではなので。
しかし「穴に落ちたら地下遺跡」は無いだろうと…。
原作では主人公たるたくやがモノローグで洞窟について考えながら理知的に謎に挑み、仕掛けを解き明かした先で今川教授のミイラ(死体)を見つけます。澪に再会するのはそのさらに先です。
また、原作では洞窟内の一番最初のギミックを解くと、解いた人間(たくや)の後ろの扉が閉まり、たくやと結城が分断されます。そして同行者が入り口に戻ろうとするとそれまで無かった穴が空いており、落ちて死にます。アニメのように運良く下に繋がっている穴ではなく100%死ぬトラップです。
また、アニメでは死体がいくつか出てきて結城が「また死体が!」なんて喋ってましたが、ゲームでは行き止まりの玄室(石棺のある部屋)でしか死体は出てきません。
つまり同行者はミイラを見ることはありません。
ミイラに関して、メタな視点で見れば、ギミックを解いて進んだ先に死体があることで更なる緊張感を与えたかったんだと思います。アニメの描写はミイラの大安売りで、そこら辺ぶち壊しです。
また、美月さんとの一連のラッキースケベシーンもありません。
ゲームでは今川教授の手記は、たくやが一人で思慮しながら読むシーンです。
アニメでは棺がチラッと写っただけで玄室の描写がありませんでしたが、ゲームでは玄室内で一人パズルを解き明かすことで棺の蓋が開き、中に隠されていた階段が地下鍾乳洞に繋がっています。
広大な地下鍾乳洞内で探査を続けるうち、澪と再会します(遠くから必死で走って抱きついてくる)。極限状態での再会なんです。
極限状態にありながらも今川教授の手記や光る石(超念石)に興奮する澪ですが、そのまま十数時間が経ち、徐々に絶望と死が頭をよぎった辺りで、キスシーンからのエロシーンになります。
たくやと再開後、熱に浮かされたように自説を述べる澪のシーンが結構好きだったんですが、アニメでは歩きながら会話してて情緒も糞も無かったですね…。
事後にまどろんでいる時、たくやは淡い光りに包まれた人影(幻覚?)をみます。
ゲームではあの幻が誰なのかファンの間でもはっきりしていません。それくらいの描写です。
アニメではなんであんなに超はっきりしてたんでしょうね…。{/netabare}
【11話】 ----------
げんなりするほどしつこい下ネタですが、ゲームでは「関係ない場所をクリックした時」に出てくるフレーバーテキストです。
昔ながらのクリック式アドベンチャーの間持たせとして書かれた膨大な小ネタなわけですが、プレイヤーの感覚としてはメインシナリオを進めている時と、関係ない場所をクリックして小ネタを見ている時は別腹といいますか、別物なんです。
「たしかにそういう台詞はあったけどこんな変な感じだったっけ?」の違和感の理由がやっとわかりました。そもそもアニメオリジナル下ネタが多い気がしますが…(流石に小ネタまでは覚えてない)。
正直フラグ立ての必要がないアニメなら全カットでも良かった気がします。
今週の改変箇条書き。ネタバレ大量にあり。
{netabare}美月さんは拳銃自殺しません。雷に打たれて正気に返ってから死にます。美月さんの死については、アニメで説明があるかわかりませんが、宝玉で移動できる時間には範囲があり(ゲーム用語で「事象のシュバルツシルト半径」)、最初にたくやがリフレクターデバイスを受け取った時点で時既に遅く、美月さんの運命は決まってしまっています。亜由美さんとは違って、ストーリー上どうやっても助けることが出来ません。ゲーム中唯一、死の運命が決まってしまっている人です。
途中で取った剣は古代装置を壊すために使うのではなく、ゲームでは帯電している塔からの避雷針に使います。攻撃したらどうなるかわからんのに剣投げたりしないです。ゲームのたくやは先走る同行者に対して「まて、慎重に…」みたいなことをよく言います。
井戸のシーンでは結城も神奈も助けに来ません。ゲームでは遺跡の出口では出る手段がなく、必ず行き詰まり宝玉セーブすることになります。諦めて別ルートをプレイしている段階でロープを手に入れ、井戸の底に落としてから宝玉で元の時間に戻ると、井戸の底のシーンに変化がありロープが落ちたままになっています。これを使って上に上がると神奈がいるという展開です。このルートの場合結城は必ず穴に落ちて死んでいます。{/netabare}
【12話】 ----------
久々にお話で引っかかる点無く素直に見れた。8話以来?
原作とはだいぶ違う流れですが、お話として成立しているしキャラの印象も変わってないのでいい意味で特筆すべき事無し。
{netabare}結構大きく違うのは一点。龍造寺の屋敷には本来たくやが一人で忍び込みます。
絵里子先生はあとから独自に忍び込み、庭でたくやと偶然鉢合わせます。なので「キャッチボールは好きか?」の下りは全部オリジナルです。
ゲームでは屋敷の進入時に「これで俺も犯罪者になっちまったわけだ…」みたいなことを一人呟くシーンがあったのを覚えてます。12話限定の感想ではないですが、この突き放して自分を見てるようなたくやのキャラ、やっぱりアニメでは変わってる気がする。{/netabare}
【13話】 ----------
全体的に安っぽいなぁ…(´;ω;`)
絵里子先生の昔の話はゲームではセリフだけで、描かれません。故に想像する余地があったわけですが…。描くならちゃんと描こうよ。なんやあのやっつけは(´;ω;`)
{netabare}私の記憶では蔵から出てくる骨は本物の龍造寺のものだったはず。なんか改変されてました。まあもはやそういうレベルの話ではないのだが。
更に言うと骨を見つける経緯も、たくやが蔵に閉じ込められて辺りをつぶさに調べた末だったはず。絵里子先生はその時点ではいなかったはず。なんで骨の埋まってる場所知ってんのよっていう。
・龍造寺の正体
・絵里子先生の正体
・美月さんはどうやっても死ぬ
このルートで抑えるべきところは抑えてるとは思いますが、アニメ化にあたってこねくり回した全てがことごとくひどい(´;ω;`){/netabare}
【17話】 ----------
{netabare}感想書きませんでしたが、オリジナルの海回であった15話。
単に世界観?キャラ解釈?を広げるためだけのものだと思っていましたが、まさか本筋の脚本に絡んで来るとは…。
もう脚本レベルで書くことに意味がないくらいオリジナル展開です。
特に、神奈が異世界のことしゃべるのかよ…というのが一番ビックリしました。ええぇ…という感じです(´・ω・`)
あと原作ゲームでは澪編だけで神奈編には出てこない張り紙。正直原作のこの部分は覚えて無くて、「また張り紙?オリジナルでもこうだっけ?」と思って調べちゃいました。オリジナルでは出てこないです。なんでわざわざチープになるようなやりかたをするのか…理解できません(´・ω・`)
デラ・グラントについて。
大きなストーリーとして、原作では「(亜由美さんを泣かせた)親父を見つけて一発ぶん殴ってやる」為に、有馬広大の言葉に従い、平行世界に散らばる宝玉を集めます。
その過程で「亜由美さん」「澪」「神奈ちゃん」といったヒロインをメインに据えたルートを歩くことになります。
美月さんを除いた全てのヒロインのルートにはグッドエンドがあり、神奈ルートも例外ではありません。異世界編(デラ・グラント)にヒロインの話を引っ張ることはありません。
宝玉を全て集めた結果何が起こるかもその時まで明かされず、集めた時に異世界へのゲートが開いて、プレイヤーからすれば全ヒロインクリアしたのに異世界編!?という驚きのルートが始まるわけです。必然的に全ヒロインをクリアした状態でありつつも、完全に切り離されたエクストラシナリオなんです。
今回の「デラ・グラントだけに存在する石が無いと…」みたいな展開は、明らかに異世界に行く動機が神奈になっています。
大目的として親父を追い、様々なセンス・オブ・ワンダーに遭遇する原作とはもう別物です…。
ちなみに原作の神奈ルートでは、アニメで言うと6話、ゲームだと香織ルートでジオテクに忍び込んだ時に取った超念石を使うことで命が助かるという展開です。
各ルートにでてくるギミックが他のルートの鍵になるのが原作ゲームの特徴なのですが、アニメではそれが完全に無視されてヒロインごとの一本道になっているわけです。{/netabare}
【18話】 ----------
{netabare}17話の感想に書きましたが、原作では親父(有馬広大)から届いた手紙に従って宝玉をすべて集めた結果、予想外の出来事として異世界に飛ばされます。
原作での異世界は見知らぬ世界を生きるサバイバルであり、たくやはときに発狂寸前まで追い詰められながら、セーレスを心の拠り所として行きていきます。
対してアニメ版では何故か夢枕に現れた親父から全てを事前に聞いた上で、神奈の為に異世界に自分から行きます。
現代編からそうなんですが、細かい設定を無意味に変えて意味不明にしたり、ストーリーの根幹を変えてぶち壊した上で上っ面だけなぞったりなど、「原作ファンをイライラさせることが目的なのか?(# ゚Д゚)」と邪推してしまう程、意図が読めないアニメ化になっていると思います。
同じようで別物なのでいちいち書くことも無くなってきたのですが…。
18話で一番大きい改変。セーレスは謎のテレパシーなんか使えません。
オリジナルでは意思疎通は「うなずく」「首を振る」というジェスチャーだけでした。{/netabare}
【19話】 ----------
{netabare}何度も書いていますが、原作では異世界に飛ばされるのはたくやにとって予想外です。
なので異世界編の最初は気が狂う寸前まで行くような過酷なサバイバルとなり、徐々に元の世界に戻ることを諦め、異世界に適合していく様が描かれます。原作では。
その描写があった上で、残された世界でセーレスと二人っきりの時間を過ごし、数年飛んで子供が生まれることになるわけですが、、アニメの展開だと悩む描写も一切無く、神奈を助けに来たはずだよね?という違和感があります…。
あと原作にはないセーレスのテレパシー能力のせいで、セーレスと一緒にいるにも関わらず物思いにふけるような、たくやの孤独感が薄まってます。
原作では神奈を含めたヒロイン達の話は現代編で決着が付いているので、図らずも異世界に来た時点でたくやが思っているのは「元の世界に戻る」「生きる」ことだけです。
アニメではそこが改変されているのでたくやの行動理念が意味不明になっている気がします。
まあ変なのはここに限らず2話辺りからずっとですが…。{/netabare}
ISSA さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
エロゲー原作
4話まで視聴
殺戮の天使、ISLAND、あかねさす少女、ハッピーシュガーライフ…
最近序盤切りアニメ特徴のゲーム原作・鬱展開・タイムリープ物
なんか全て網羅してるのでまったく期待してなかったアニメ。
主人公中二病だし、ベタな古いエロゲー展開、作画も普通…
なのに続きが気になってきました、面白いかも。
あれ、流し視聴だったので気付いて無いのかもだけど、タイトルのYU-NOって女の子出てきたのかな?
ちょっと調べたら2クールなんだ。意外と拾い物アニメかも?
夏アニメが予想以上に粒揃いで…放置してました。
断念です。
scandalsho さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
1クールだと思っていたら2クールで・・・。
いや、別に、だから途中断念じゃないですよ。
「おやび~ん」が、どうしても受け入れられなくて・・・。
まあ、これは本当だけど、だけど、途中断念の理由じゃないですよ。
微エロパートが、全然色っぽくなくて・・・。
これも本当だけど、これも途中断念の理由ではないです。
全ての原因は、本作の2クール目に当たる2019年夏アニメが豊作すぎるのが悪いんです(笑)!
色々我慢してまで見る必要ないかなって・・・。
という訳で、17話でいったん視聴を断念します。
皆さんのレビューを拝見して、今後大きく盛り上がるようでしたら、視聴再開するかも知れません。
takigawa さんの感想・評価
2.7
物語 : 2.0
作画 : 2.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
ゲーム原作だそうで未プレイ
原作ゲームは20年だか前のものだそうで
いろいろ今更感がすごい
「おやびーん」って…
変に時代を現代にしてしまうよりはマシでしょうが
ちょっとついていけないっすね
元がアダルト系特有の画の雰囲気とか
そもそも複数ルート・エンド前提のゲームを
アニメ化すること自体に無理がある点
など
から一話でサヨナラっす
とらお さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:----
飛び飛びで見てるからおいてけぼりになるのはしゃーないが、
ちゃんと見てて理解できるんだろうか、、、最初からわからんかった
わからんから飛び飛び視聴になり、もうなにがなにやらすぽぽぽーんです
ベーシッ君を読むため月刊LOGINを眺めてたときに、
YU-NOは宣伝費かかるページにずっとあったような
でもRPG勢だったのでYU-NOは未プレイ
PC-6800miniが発売とか、、、ピーィピボッ!
snow さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
12話まで視聴。
古さしか感じさせないキャラには目をつぶって、全体ストーリーはなにかしら魅力があるんだろうと視聴続けてたけど、世界線移動しては女を救うってのを繰り返してるだけなお手盛りな進行にめげた。
ストーリーも特に法則性もないガバな設定を小出しにしているだけだろうってことで、1クール目も観たしもういいや状態。
どーゆーの?<52>
1話視聴。
冒頭の意味なしパンチラに、戦後は甘いものが貴重だったからこれがご馳走だったんだよってな古めかしさを感じたりしつつも、事件が起こりまっせー的な前触れが盛られた初回でありました。
平行世界とか結構掘り起こされた現状に老舗の味はどこまで通用するのでありましょうか。
つってもメディアミックス込みのリメイクだから練り直されてるんでしょう。
ピンクパイナップル版OVAが全4話(各30分)なのに、本作は2クールなのは・・・あれを基準にするな?うむ、ごもっとも。
ゴノウ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.5
作画 : 2.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:今観てる
この世の果てで恋を唄う少女YU-NOのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。
あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら。
この世の果てで恋を唄う少女YU-NOのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら
こちらのフォーム よりお問い合わせください。
主人公である有馬たくやは幼少期に母を亡くし、歴史学者である父も二ヶ月前に事故で亡くしてしまった。すべてにおいて活力を失ってしまった高校生活最後の夏休み。ある日、用途不明の丸い鏡とガラス玉のはまった妙な物体が入った小包が届けられる。同梱されていた手紙には父親が生きていると思わせる内容が…?!「今夜10時に、この物体を持って剣ノ岬(三角山)へ行け」指示に従いその場へ向かうと、謎の女性が倒れていた。そこには学園長と謎の転校生の姿も。瞬間、地響きとともに光に包まれる…。並列世界を駆け巡る旅が、今、始まる!(TVアニメ動画『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』のwikipedia・公式サイト等参照)
林勇、小澤亜李、内田真礼、大西沙織、釘宮理恵、小林ゆう、前田玲奈、名塚佳織、楠大典、藤原祐規、江口拓也
原作:菅野ひろゆき/MAGES.
監督:平川哲生、キャラクターデザイン:大塚舞、美術背景:ととにゃん、音響監督:たなかかずや、音楽:ヨナオケイシ/高見龍、プロデュース:GENCO
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