当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「メイドインアビス(TVアニメ動画)」

総合得点
92.7
感想・評価
2260
棚に入れた
9352
ランキング
17
★★★★★ 4.1 (2260)
物語
4.3
作画
4.2
声優
4.1
音楽
4.1
キャラ
4.1

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

メイドインアビスの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

GAMMA さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

幸運も実力の内

本サイトで好評だったので視聴。

ローグライクをアニメ化したような作品で、
ダンジョンの下層へ行くほど環境が苛酷になり、敵も強くなる。
二人の主人公はダンジョンの最下層を目指す。

ここで少年マンガ脳の私は主人公二人の弱さに違和感を覚える。
問題が立ちはだかったときはだいたい人に助けてもらって解決。
腑に落ちない。

本作は人との出会いを楽しみにするのかもしれない。
各話の主役はダンジョンで出会った新キャラ達で、
非力だが人一倍優しい主人公たちに触れて、
失った心を取り戻すといった流れ。
そういう楽しみ方だとしたら二人にスポットが当たりすぎている。
二人”だけ”で力を合わせて生き延びるなんて描写はいらない。

もしもこのまま、コイントスで100回連続表が出たから
ハッピーエンドになりました、といわれても、
斬新すぎて理解が追い付かないし感動できない。

ここまでdisを書き連ねておいてフォローもくそもないけど
作品の世界観、音楽、キャラクターなどどれをとっても好き。
ただ一点だけ「主人公が弱い」というのは弱肉強食の自然界を
描いている本作の矛盾点として浮き彫りになっている。
それ以外は本当に気に入っている。

もっと頭の柔らかい、中学生の時の自分が視聴していれば
評価が変わったかもしれない。

投稿 : 2020/12/29
閲覧 : 298
サンキュー:

21

ネタバレ

まつまつ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ついつい使いたくなる「渡し難い」というキーワード

可愛らしいキャラデザだが内容は中々グロくて重い。
主人公のリコは自分の母親である最強の探窟家の1人であるライザがいるであろうアビスという大きな穴の深部へ向かう。

目指すのは良いのだけれど、まだ探窟家見習いで、戦闘能力も体力も無く実力的にはあまりにも無謀過ぎる行動。
まぁ登山を始めた初心者が8000m峰にロクなサポートも無しで挑む位無謀。
そして前向き過ぎて慎重さの欠片も無い性格。
どう考えても死ぬだろう・・・

それでも行くというのはアビスの深部で生まれ、死産であった物の呪い除けの籠の力で再び生き帰った事によるものなのか、アビスに向う抑えきれない衝動となっているのだろう。

まぁ何とも「度し難い」。
でもそれがリコの運命なので仕方がない。

リコと共に行動するのは限りなく人間に近いロボットのレグ。
精神的には脆い部分があるが、頑丈な身体と伸びる腕、火葬砲という能力でリコをサポートする。
まぁリコが生きているのは全て彼のお陰。
レグは記憶を失っていて、気付いた時には地上にいてリコに拾われた訳だが、おそらくアビスの深部からやってきてライザとも行動を共にしていると思われる回想シーンもあり、元々リコをアビスへと連れて行く目的で登って来たと考えられる。

最後に深界4層でタマウガチの攻撃で毒を受けて瀕死の状態のリコを助けたナナチという獣人となってしまった元人間が仲間になりその先の行動を共にする所で話は終了。

ナナチが獣人となってしまった話も切なく、前半に出てきたオーゼンの過去も謎に秘められている。
まだまだ解明していない謎が多く続きが気になる。

投稿 : 2020/11/19
閲覧 : 325
サンキュー:

15

ネタバレ

みかづき さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

いみのあるグロさ どんとこ〜い!! だって 意味がある。

私のどーでもいい感想日誌を読んでくれてありがとう。

この作品のこと全然知らなくて、新作の棚に劇場版があって。
タイトルが「なんだろ〜?」て。でもパッケージみてもよくわからずスルー。

で、あにこれのレビューで、ネタバレは避けつつ
『作者が異常、グロい』が目に入り、視聴を決めました。

観終えた感想

・・好みです。(•ө•)♡ 特に最終盤。

▼時系列では

アビスの秘境の風景がきれい!
作画がとても繊細で、ふんいきあって。。
そして「まだ見ぬ、そのアビスの奥へ、奥へ。 みたい・・。
 『アビスの姿=世界』にとても興味がそそり、ワクワク。
その世界の風景と挑む者への厳しさ・・命や身体、精神を蝕むのがとても良いですね!

序盤、町や孤児院はちと眠たくなりましたが、
レグと本格的にアビスに入ってゆくところから。ようやく本筋という感じ。

白笛のオーゼンは、必要なキャラで、当作とアビスの世界を語る必要な話なんだけど
『すっごい長い説明。言葉のテンポも早い』
つまり、私には『言葉で語り伝える説明の回』でちと、聞き疲れた。。

第4階層で、リコが血涙ほか瀕死になり、
レグがリコの骨を折ったり、ナイフで腕を切り落とす、狼狽するけど
『必死に今出来るコトをやるシーン』は最高に良かった。泣いた。

そこに至る前の、タマカヅチ戦。レグが
「もっとリコを後ろにしてたら・・」とか、スゴい後悔してたよね。

自分の1番大切な人が突然いなくなる、自分の甘さやちょっとしたミスで。
その片腕を切り落とす。いや、これでも苦しめて・・殺すだけ。。

私たちの現代の先進国の生活では出会わないだろうけど。
一昔前や、戦争。世界の紛争地帯ではきっとある話。

ナナチは、EDでみたときは、ただの案内役のかわ動物かとおもってたから、
登場から最終話まで、これからも、意味を伝える存在で良かった。

白笛ボンボルト卿も、孤児を集めて人体実験。
『孤児の存在、世界での使われ方』も私は好み。
こういうの、ニュースも・・メディアも政府も伝えないんだよ。

ここ日本で

世界の悪いニュースは伝えてくるけど、世界の良いところ、優秀な政策とか結果は
国民に全然知らせない、届けないよね。

韓国や北朝鮮、アメリカのわるい国勢とか特集しないで、
日本のわるい国勢をもっと特集すりゃいいじゃん。

他国の悪口言って納得、ちょっと満足したり。
はぁー。日本の方がましだねー。

って・・・ばかだろ??? 情報・印象操作

私はバカでトロいけど、ジョウホウソウされてるのはわかるよ。

話それたけど
こういうリアルが埋め込まれたの、私はスキ!

最奥へと進む探掘家

この不平等な世界で、憧れだけが希望

挑まずにいられない

人間性が変わる、失う場合も・・

ナレーションもすばらしい。

『小学生』が、秘宝がある危険地帯に挑むのは、違和感あったけど。
『孤児院』という設定は、それは孤児達が生きるために教育洗脳され、
それを拒否したら、放り出されるんだよ。やんわりだけど、ちゃんと説明してる。

リコの危険な状態、麻酔無し。
麻酔なんて最近できたんじゃないの???

一昔前まで、外科で1番多いオーソドックスな盲腸(虫垂炎)だって、死に至る病気だったんだよ。

リコのあの激痛による放尿・・当たり前だろ。。

見たくないと言われれば それまで。。

だけど、中核病院なんて、みんな手術のために入院してんだよ。
腹切って、頭蓋骨、、鼻と喉に管通して、食べるにも痰だす度に喉に管があたるんだよ。

健康で、手術経験のない人は気づきにくいだろうけど。。
人によっては現在や、すぐ傍にある。

そんなわけで・・
カワイイし、風景はきれいだし、謎めいて。
でも渡るに、ご都合主義もなく、危険や痛み、四肢の喪失ある。
挑むロマン、欲望、狂気、変化。。

私はスキ。(*^_^*)

OPが、悲しい速いテンポのピアノで始まる。こういうメロディーすき♪

続編みたい〜٩(๑´3`๑)۶

投稿 : 2020/10/24
閲覧 : 317
サンキュー:

18

ネタバレ

DIPIMP さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

コミックとは違う面白さ

キャラの可愛さが動きを得たことでさらに可愛らしく、残酷なシーンへのギャップも大きくなっている。
こう言うギャップ評価されるアニメはきちんとした物語構成があってのものだけど、その辺しっかりしてるので素晴らしい。
映画版もいいけど、続編をシーズン2でやってほしい。

投稿 : 2020/10/18
閲覧 : 230
サンキュー:

8

ネタバレ

ねっち さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

賛否がはっきりと分かれるアニメ

まず見始めて感じたのは作画の素晴らしさでしょうか。もともとチラッと見た感じ子供向けっぽい作画なのかなーと思っていたのですが、子供向けっぽい作画なのはそうなのですが、細部までめちゃくちゃ丁寧に描きこまれており、しかも最終話まで一切手を抜かないあたり、神作画と言ってもいいほど圧倒されました。1話からナットとリコのピンチ、そして謎のロボット「レグ」の登場、さらには作り込まれた世界観と、とても引き込まれる要素が詰まっており、1話切りする人は殆どいないのではと思うくらい、かなり引きの強い、そんな1話だったんじゃないかと思います。
個人的に好きなエピソードとしては、まず、シーカーキャンプでの話ですかね。オーゼンのリコやレグを、なによりライザを思う気持ちがすごくよく伝わってきて、「あぁ、ライザ生きててくれ」と心から思いました。そしてタマウガチ戦からの急展開、これまでずっと見てきたキャラが見るに耐えない姿になってしまうのは、ここで賛否が一番はっきりと分かれるのかなと思いました。そして「ナナチ」と「ミーティ」
ナナチはミーティを大好きだから、苦しめたくないからミーティを殺す。ナナチが想いが溢れてわんわんと泣くシーンはもともとそんなそぶりをあまり見せなかっただけにこちらの涙腺もウルウルしてしまいました。そして最後は3人で私たちの冒険はこれからだ!で終わる。色々と伏線的な要素を残していたりするので今後がとても楽しみなアニメです。グロ要素だけでなく、排尿やら裸吊りやら作者の性癖が包み隠さず表されているアニメなので好みは真っ二つに分かれると思いますが、ハマる人にはめちゃくちゃハマるアニメだったとおもいます。2期の制作も決定しているとのことなので、一刻も早く映画を観たいと思います。

投稿 : 2020/10/17
閲覧 : 958
サンキュー:

12

ネタバレ

O.Y さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

作り込まれた設定やストーリーに感服[95.2点](暫定4位)

ずっと気になっていながらも、何故か視聴していなかった作品。昨日に一気見したが……、はい、言葉を失いました。正直1日たった今でも自分の中でもうまく感想を言えない。ただ、これだけは言える。この作品はヤバイ!いろんな意味で…。詳細は後日に書くとします。ではストーリー以外で思ったことを書きたいと思います。

まずは作画!これが凄い。細かい施しもされており申し分ないデキ。アニメの世界観をより際立たせる繊細な作画にあっぱれと言いたいです。

次に声優、これも凄い。主人公のレグは可愛い女の子役から、クールな少年役まで幅広く演じる伊瀬茉莉也さん。今回はクールとも言えるし可愛いともいえる役でピッタリでした。女性であの声使えるのは反則www。そしてヒロインのリコは当時高校生の富田美優さん。実は自分としてはアイカツスターズの虹野ゆめ役での初主演の時から注目している声優さんで、このアニメに出てるとは思っていませんでした。そしてこの2人を中心に声優の演技のレベルがなんと高いことか。超展開や迫力のある絵にも劣らない演技に終始聴き入ってしまうこともありました。特に終盤は迫力ある演技に注目です。

次に音楽。OPとED共に明るめだが、OPには隠しコードがあり、どこか暗いイメージも感じさせる。このOO「Deep in Abyss」の中毒性は驚異。レグとリコの2人が同じ旋律上で歌っているのだが、聴き心地が最高で何度でも聴きたくなる。そして2人ともキャラ声での歌が相当うまい。(最近ではリコ役の富田美優さんは出演作品などで主題歌担当をよくしていますね)EDもほんわかした曲である意味で裏切られた感じもする。主題歌の良さに加え、劇中BGMも感慨深いものであり、世界観を引き立てるのに十分な役割を果たしておりほぼ満点と言える。

ただこの作品を観るにあたりどうしても後回しになってしまったのは恐らく子供っぽさ全開のキャラデザのためだろう。しかしそんなキャラデザもある意味見終わった後考えるなら、逆に良かったとも思えてくる。キャラも曲者揃いで、共感できるか?と言われたら何か違いますが、アニメを通して好きになっていくキャラが多いなと感じました。まず1期を通してはナナチとオーゼンが好印象です。ボンドルドは歴代のアニメの中でも…なキャラですが、嫌いになれない。そんなキャラでした。

以上、ストーリー以外で色々述べましたが、久しぶりに凄いアニメを見させていただきました。素晴らしい。この一言に尽きます。劇場版の深き魂の黎明は最近レンタルが開始されましたね。さて、今日借りて早速見てしまいましょうか。この作品に永遠の祝福を。2期も待ってます。

投稿 : 2020/10/13
閲覧 : 296
サンキュー:

15

ネタバレ

PeachFly さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ひとまずの判定…「もう2~3回は観るつもり」

具体的な感想はまた後日…という事で、判定のみupさせていただきますが、
作画がきれいで物語の進行もとてもよく、次期作が作られているのは納得できます。


<<PeachFlyの「また観るかな~」判定>> : 4

0:途中で挫折、 
1:もう観ない、
2:もしかしたらもう1回くらい観るかも、
3:たぶんもう1回は観るかな、
4:もう2~3回は観るつもり、
5:ベスト10に入る逸品!。きっとこの後何回も観ることでしょう^^

投稿 : 2020/09/13
閲覧 : 279
サンキュー:

7

ネタバレ

くろゆき* さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 1.5 音楽 : 4.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

空を飛べぬ、壁も走れぬ。我々のような弱者は、取って食われるだけさ。弱者は弱者の道を選ぶほか無いのさ

子どもが大冒険に乗り出す物語は今まで数多く作られてきましたが本作品も一応はその係累に属します。
ただ、このアニメについては一般的な少年少女冒険ものと異なるシビアで過酷な内容や過激な表現が含まれており、そこが一番の特徴と言えるでしょう。
本作品への高い評価は総じてこの部分に対するもののようです。
しかしながら、本作品はまさにその特徴ゆえに少年少女冒険物語が持っていた美点を消し去り、非常に不快な作品に成り果てています。
また、ストーリー展開にも少なからぬ無理があると言えます。


本作品の舞台は様々な古代の遺物や不思議な生物が存在する大穴、アビス。多くの危険があるアビスを探検調査し貴重な遺物を持って帰る探窟家が活躍する世界で物語は展開されます。
アビスは単なる巨大洞窟ではなく人体に害をなす上昇負荷という現象が存在し、下にもぐれば潜るほどその危険が増したりとそのため苦しい状況であっても迂闊に引き返すことができません。
また、アビス内部の生態系も危険な生物だらけであり冒険の舞台としてはよく考え抜かれていると思いました。
そんな場所に挑む探窟家の精神も単に勇敢というよりもどこか狂気じみているようにも見え、確かに本作品は一風変わった冒険物語でした。

しかし、このシビアすぎる設定はストーリー展開上大きな問題を発生させていたと評せます。
まず、主人公のリコとレグがあまりにも力不足であり、悪い意味での単なる身の程知らずにしか見えない、リコは見習の探窟家にすぎず、能力も大したことがなく、性格も後先考えずに動く傾向がありました。
実際、彼女は失敗ばかりで相棒のレグに負担をかけまくっており「そらみたことか」と思うことが再三でした。
一方、ロボットのレグもリコの未熟さをカバーできるほどの圧倒的な力を有しているわけではなくロボットのくせに人間みたいな弱点が多すぎました。
この2人だけで行ったきりで引き返すこともできないアビスの底に挑むというのですから、話に無理がありすぎます。
しかも、その動機も母親がアビスの底で待っているかもしれないからというものであり、ろくな備えもなしに最大級に危険な場所にアタックするにしてはあまりにも薄弱。視聴している側から見れば「それでいいのか。あまりにも無謀」と言いたくなるレベルでした。
正直、このような2人が冒険に臨むとすれば頼れるメンバー(誠実で有能な大人)を後2〜3人パーティに追加してやっと許容できるかどうかというところでしょう。
また、リコの周囲のキャラクターもどうかしている。
半人前のリコがアビスの底を目指すなど単なる自殺行為にすぎないにもかかわらず、本気で止めようともしない。
仮に奇跡的に最深部までたどり着いても上昇負荷がある以上、もうリコは戻ってこられません、普通ならばぶん殴ってでも止めるべきでしょう。
リコの友人たちは彼女が死んでも構わないと思っていたのか?また、途中で出会ったハボルグが2人を連れ戻そうとしないのも不自然であり、この辺はキャラの性格設定がおかしくなっています。
と言ってもこの辺の問題はまだまだ序の口で本作品最大の問題はファンシーなキャラデザインとはまるで似つかわしくない惨たらしい描写にあります。

・上昇負荷で体中から血を吹き出すリコ
・アビスの獣タマウガチに毒を打ち込まれて膨れ上がるリコの腕
・レグがリコを救うために骨を砕いて腕を切り落とそうとする描写
・ナナチによる麻酔無しの手術等々

と、このようにリコ関連だけで気分が悪くなる描写が連発され、さらに極悪人のボンドルドによって行われていた子ども達を用いた人体実験の表現、特にミーティが上昇負荷で破壊され人ならざるものに変異していく様は、目をそむけたくなるほど惨いものでした。
これらの表現に関しては、この過酷さこそ本作品の白眉であり凡百の冒険物語と一線を画す素晴らしい部分であるとの評価もあります。
だが、これらは極めて悪趣味な描写であり、断じて好意的に評価できるものではありません。
延々と子どもが苦しむ姿を見せて何がやりたかったのか。正直、「児童加虐趣味」の産物のように思えます(なお、しばしば子どもをお仕置きで「裸吊り」にする話も不快だった、これも下劣な趣向にしか見えない)。
せめてボンドルドが完全に滅ぼされこれ以上の悲劇が食い止められたのならばまだしも、本作品ではそれすらなく(おまけに原作通りならボンドルドは完全に倒せない相手らしいのだが、だとすると子どもたちの無念は晴らされず、同じ悲劇がまた起きることになるだろう)視聴者はひたすら不快感とストレスをため込むことになります。


この作品は物語の途中で終わってしまいました。
現在、このような中途半端なラストを迎えるアニメは増える一方であり深夜枠の通弊となりつつありますが「またこのパターンか」とうんざりしてきます。
アニメとしてスタートした以上はアニメの枠内できちんと完結させるべきかと。(なお、オリジナル展開・結末も厭うべきではない)
本作品は確かに見るべき部分も少なくなかったですがこの作品の問題点は美点を覆滅して余りある。
冒険物語のくせに「ドキドキワクワク」ではなく「イライラムカムカ」を観る者に与えるというのでは話になりません。(この作品を観て「リコやレグみたいになりたい、あんな冒険をしてみたい」と誰が思うのか)

投稿 : 2020/08/18
閲覧 : 396
サンキュー:

10

ネタバレ

友利奈緒 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

個人的には響かなかった

面白くないと思ったものをあえてレビューするのは気がひけるが、感想は個人的であることと、何年か経った後に見ると自分の評価は変わっていたりするのでそれも含めて。
最初に気になったのは、白笛でも厳しいと言われたアビスの底に向かおうとしているのが未熟だと思ったこと。白い箱から生き返ったということから、アビスの底に向かう意思が強かったのは分かるけど、、周りの反応の仕方を見てもそれほど止める流れにならないのが変な感じがした。
最後のミーティの話も取ってつけたようにちょっと感じた、、
これからの展開で自分の中でそういう部分が覆るかもしれないし、分からないので、そこに期待。
曲はよかったし、作画も綺麗で見やすい。
最終的にこれは途中から偏見持ちで見たのが原因かもしれない。

あとはもうハッピーエンド、これがひたすら見たかったw
自分の好みだったな、、熱くなれるアニメが自分は好きだったのだ、、

投稿 : 2020/08/02
閲覧 : 498
サンキュー:

6

ネタバレ

もんちろー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:----

アビスの中は過酷。

行方不明になっていた(?)白笛の母親から『アビスで待つ』という手紙をもらった主人公のリタ。
アビスの近くで見つかったロボット(?)のレグ。
2人がアビスの底を目指す話。

アビスの下に行けば行くほど、アビスの呪いで吐き気や幻覚、死に至ったりもする。
そんな過酷なアビスで、色々な目に合い、それでも最下層へと向かう。

中途半端な感じで終わった。
ななちが出てきてからが面白かった。

投稿 : 2020/07/20
閲覧 : 345
サンキュー:

6

ネタバレ

tomledoru さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

続きが見たい物語ですね。

隅々まで探索されつくした世界に、
唯一残された秘境の大穴『アビス』ということで
着眼点がまずいいですね。

異世界物も飽きてきたし,宇宙を題材にしたものも
あまたありますから。

最近は南極まで行ってしまってるし,
アニメで行くところはないですよ。

絵が可愛らしいので楽しそうなアニメ化と思いきや,
思いっきり冒険活劇になっていて

当然ながら,アビスの深層へ行けば行くほど
困難が待ち構えているというのは分かるのですが,

可愛らし絵柄とは対照的に出てくるバケモノや生き物のオリジナル
デザインが可愛かったり,恐ろしかったりで

ハラハラドキドキする場面の多さにギャップを感じました。

根底部で母が待っているという一枚のメッセージで

母に会いに行くリコ。毒の棘に掌を刺されたところは
どう乗り切るのか見ものでした。

正体不明のアビスから発見されたレグ
レグも謎が多いのですが,元は人間だったんじゃないかと
思ったりもします。

そしてアビスの呪い・根底に行けば呪いが待っているのでしょうか。
謎は,なかなか尽きません。お花畑が咲いているような場所を
示唆したり,暗黒の呪いの場所を示唆したりと不思議です。

13話で呪いで化け物化した仲間を殺してくれとレグに頼むナナチ。

再出発で深層部へ向かう三人 
あとは原作が進んでいるのと,TV続編が発表された?そうなれば
期待したいですね。

投稿 : 2020/07/02
閲覧 : 286
サンキュー:

12

ネタバレ

ちゃっぴー0913 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

アニメ暗黒時期では安定した作品

簡単に纏めると少年?少女の冒険物 世界に突如現れた地下世界がある島での探検家の話地下は深く潜る程未知の世界が広がっており。母からの手紙で...まぁ基本ありきたりの王道パターンです。ただ世界観の見せ方やまだ序盤なのかまだまだ不思議が残っていそうな雰囲気でで期待が持てるそれなりに見やすい安定した作品だとおもいます。

投稿 : 2020/06/26
閲覧 : 340
サンキュー:

11

ネタバレ

あいうえお さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

まさか

おもしろくて続きが気になる。
終盤は泣ける

投稿 : 2020/06/24
閲覧 : 215
サンキュー:

9

ネタバレ

ハラキリ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

とりあえず見てほしい

キャラクターが幼くて少年少女向きなのかと思い
食わず嫌いしていましたが見てよかったです。
しっかりと目的があって試練があって謎があって
設定がわかりやすいのでとても見やすいです。
ファンタジー感あふれる作画や色彩
音楽がとても作品に合っています。
漫画のほうは読んでいないので今後の展開は不明ですが
しっかりと伏線を回収しながら完結にいたる作家さんのような気がしてならず
2期も期待しております。

投稿 : 2020/05/21
閲覧 : 207
サンキュー:

7

ネタバレ

シボ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

自分はアビスの深いストーリに潜れなかったのかな。

大穴アビス。
そこは未知の人工物や謎がいっぱいあるようです。

そんな謎や宝?を求めて探検する人が集まってできた
オースという街の孤児院で育った「リコ」という女の子が、ある日
巨大生物に襲われた時、記憶を失ったロボット「レグ」と出会います。

ある日リコの母親でアビスの底にいたライザからのメッセージを知り
リコとレグはアビスの底を目指して旅に出発。
そこで新たな真実を知ったり、命を脅かす困難に遭遇したりって話かな。

観始めた頃は遺跡、拾得物から地下にはかなり進んだ文明の予感に
勝手に「天空の城ラピュタ」のようなストーリーを期待していたのですが
なんか違う感じ・・。

冒険なんだけどワクワク感はあんまりなくて、終始重い感じが
ちょっと自分的にはあわないかも。

かつてリコを底から救ったオーゼンにしても再開してからは
厳しい世界を生き抜くためにあえての厳しさなんだろうけど、ほぼ殺しちゃうかもってくらいのしーんはやりすぎだよなって思ってしまいました。

可愛い絵とは裏腹に結構サバイバルシーンは過激に描かれていて
リコは体中から血が染み出したりかなり残酷な状態に、う~ん。

その後ナナチとミーティが出てきて、その悲しすぎる真相が
わかってくる流れも救われない感じが観てて辛かった。

結局、観始めた時の森の描かれ方とか綺麗でワクワク感が後半になるにつれてどんどんなくなっていったのが自分には残念でした。

全話観終わって、
主役のリコとレグが幼いのか、大人なのかはっきりしなくて
あんまり魅力的に感じられなかった。 ナナチは可愛かったけど。

最終話で謎が多く残ったので(ライザについても実際気にはなります)続きは観ると思いますけど、期待とはちょっと違ったかな~。

投稿 : 2020/04/30
閲覧 : 350
サンキュー:

36

ネタバレ

ミーサ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観たい

タイトルなし

映画が面白かったので見てみたいです。

投稿 : 2020/04/13
閲覧 : 187
サンキュー:

5

ネタバレ

はく さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白かった

ネタバレあります。

可愛い絵柄ではありますが、なかなかエグいシーンもありシリアスな部分も多い冒険作品です。(冒険というかリコの母親を探す旅ですが)
13話でミーティを殺すシーンでナナチがぬいぐるみを並べてあげるシーンが特に泣けました。
13話で終わりではありましたがナナチが仲間に加わっての旅が始まるのでこれから始まりというような感じでした。原作が今8巻くらい出ているらしいので2期も期待したいです。
その前に映画も観たいですが、今映画館に行けない現状なのでこの騒動が終わったらまたやってくれるかな・・・

投稿 : 2020/04/11
閲覧 : 236
サンキュー:

9

ネタバレ

Yuki゜ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

この作画だからこそ面白味が際立ってる

少々グロテスクなシーンもあるんですがこの作画だからこそグロテスクが緩和されるというか違う形で痛みが伝わって来るんですよね、、話の内容自体もとても面白かったですよ。中々ない話の内容でしたね

投稿 : 2020/03/28
閲覧 : 134
サンキュー:

6

ネタバレ

プラント浜口 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

アニメ原作じゃないのが悔やまれる!ミステリー冒険系

◾️総論
・謎が謎を呼ぶ構造で引き込まれる。これがちゃんと伏線回収されれば、傑作物。
・作画かもののけ姫や千と千尋を彷彿とされるジブリ調で、心が躍る。一方で、グロい描写があったり、理不尽が横行してたり、中々シビアな内容。
・ナナチの回想シーン、ミーティ埋葬シーンはめちゃくちゃ泣いた。ナナチの「ちょっと待った!」って一回止めるの反則。
・もう二度と帰って来れない旅でも、努力して向かい続ける登場人物を見て、冒険家精神、見習いたいと思いました笑

◾️ボヤキ
・漫画原作で、現在も連載中。このアニメでは序盤のみを対象としてるので、そこは1番の残念ポイント。今後ちゃんと全て映像化されることを望む
・キャラ幼過ぎんかw内容とのギャップ狙いなのかもしれんが、そのギャップって果たしてメリットあるのかな?幼くしても良いが、もっとヒロインは可愛くして欲しい…大人のキャラはちゃんと描けてるわけだしさ…
(これ、ワイがターゲットからズレてるだけか?笑)
・レグとリコ、頭悪過ぎ問題。
まず、急ぐ気持ちも分からんでもないが、オーゼンの仮説にもあった通り、最深部の時間の流れは遅いのだからさすがにもっとトレーニングしてから行けよ、と思う。
レグ、後先考えられなさすぎ、リコ、冷静さどこ置いてきたんや
ってなるけどまあ良い作品。

投稿 : 2020/03/25
閲覧 : 270
サンキュー:

8

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

独創的なハイファンタジー

 原作は未読。
 秘境冒険ものだが、この世界観の作り込みが独創的で素晴らしく、アビスの呪いに代表される
アビス特有の現象はストーリー自体を面白くしている感じ。
 アビスに生息する生物の造形や生態も独創的。他のハイファンタジー作品だとドラゴンだの、
ケルベロスだのといった既知の生物を登場させるものもあるが、そういった場合は読者や視聴者に
特徴などを伝えやすい反面、没個性化しやすいわけで、個人的には本作のようなオリジナルな生物の
方に惹かれる。
 タマウガチに襲われる展開は以後のリコの生命の危機も含めて、かなり危険な生物という印象を
持った、この辺もタマウガチがオリジナリティな生物だからこそ、より強烈な印象を
持ったんじゃないかと。
 アビスの生物に関しては「アフターマン」、「鼻行類」などの学術書のような体裁で想像上の
生物を描いた一連の書籍を読んだような感覚に近いものがあった。

 世界観の説明だが、ナレーションは最低限にして、キャラ同士の会話によって視聴者に
伝えている。
 作品によってはこういったやり方はキャラが不自然なまでに饒舌になってしまうものが
あったりするが、本作に関してはこの辺が自然な感じ。
 特に主役であるリコとレグを始め、子供キャラが多いため、大人が子供に言い含めるようにして、
視聴者に伝えるシーンが多い。このやり方は物語作りの王道パターンの一つと言えるようなもので
本作も上手いこと使っているなと。

 可愛らしいキャラデザインとは裏腹に話が進むにつれ、かなりきつい展開に。
 これは映像的なグロさもあるが、それ以上に精神的に響くきつさといった感じで、ある意味
万人向きではない印象。
 ただ、この手の冒険ものに関して、冒険の辛さ苦しさが頭では判っているものの、感覚としては
伝わりきれない感があったが、本作はその辺がよく伝わってくる。それゆえにその代償を払ってでも
進もうとするキャラの憧憬がより感じられる。
 また、他にも嘔吐、失禁などあえて汚い部分をスルーせずに描くことで生々しさが感じられ、
作品世界がよりリアリティのあるものに。

 ストーリー構成的にはじっくり描いた印象で、話が進むほど面白さが増してくる感じ。個人的には
地味な部分もていねいに描くスタンスは好みなので、これは大歓迎。
 話自体は途中で終わったが、1クールものの締めとしては凄く良かったんじゃないかと。
 キャラもリコ、レグ、ナナチを始め、いずれも印象深いものが多く、特に白笛達のくせ者振りが
強烈。
 更にこの作品世界、ストーリー、キャラなどを支える作画、音楽、キャストの演技なども
素晴らしく良かった。
 キャストに関しては多くの主要キャストがベテラン勢の中、この当時はまだ新人であったリコ役の
富田 美憂氏の熱演が素晴らしい。

 あと難しい語句や凝った言い回しこそないものの、会話における言葉選びのセンスの良さを
感じた。

2020/03/22

投稿 : 2020/03/22
閲覧 : 266
サンキュー:

19

ネタバレ

夏候仁 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

子供向けのようで奥が深い

タイトルのように奥が深いアニメだった。
最初はなかなか進まない展開にもやもやしたけど途中からいきなり感動作品に様変わりしてしまって心に残った。
何度も繰り返し短期間で見れるような内容のアニメではないにせよ、いい話ではあった。
劇場版もあったとは知らなかったが、重い展開を入れてくるならまだ見れない作品だと思う。
だけどいずれは見たいと思う。

投稿 : 2020/02/26
閲覧 : 309
サンキュー:

4

ネタバレ

既読です。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

安楽死と逡巡

キャラデが小学生向けなのに

描かれる世界観がスゴ過ぎ!!

映画館に行くか迷ってます。

ナナチが逡巡した瞬間

わたしの涙腺は崩壊しました。

投稿 : 2020/02/13
閲覧 : 287
サンキュー:

15

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

深淵の穴(アビス)に挑む者たち。

隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された
秘境の大穴『アビス』。

どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、
奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では
作りえない貴重な遺物が眠っている。

「アビス」の不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、
冒険へと駆り立てた。
そうして幾度も大穴に挑戦する冒険者たちは、
次第に『探窟家』とよばれるようになっていった。

アビスの縁に築かれた街『オース』にクラス
孤児のリコは、いつか母のように偉大な探窟家に
なり、アビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。

そんなある日、リコはアビスを探窟中に、少年の
姿をしたロボットを拾い……?
(公式より)

というお話。

まるでジブリ映画を観ているかのような、圧巻の
作画。キャラデザは、ちょっと子供っぽいけど、
そんなことを気にさせないほどの作り上げられた
世界観に感動すら覚えました。
TVアニメで、ここまでやるか?

ストーリーも、骨太なファンタジーを感じさせる
立ち上がり。これは、今期の大本命がいよいよ始動
と思わせる初回だと思いました。
ただOP(初回のみED)がなあ…
いかにも声優が歌ったアニソンらしいアニソン。
この作風なら、もっと何かあったんじゃないかな。

まあ、ともかくもちろん継続視聴です。

=======第4話視聴後、追記です。
{netabare}
いよいよアビスに降りていきます。

ホント、体感5分くらい、展開も内容も適度な
バランスで観ていて心地いいです。
そういう作品は良作なのでしょう。

いよいよ深界二層~誘いの森です。
続きが楽しみです。
{/netabare}
=======第5話視聴後、追記です。
{netabare}
深界二層~誘いの森に到達したリコとレグ。
遠くから助けを呼ぶ人の声のするほうへ向かうと、
巨大な鳥のような生物が探窟家を食べている……。
というお話。

遺体からハエのようなものは飛ぶわ、鳥にさらわれた
リコを助けるとゲロまみれだわ、いよいよグロ表現も
出てきていますね。

このキャラデザだから、なおさらエグいというかw

パッとしない夏アニメの中で、これが群を抜いて
面白くなってきました。
{/netabare}
=======第12話視聴後、追記です。
{netabare}
いやあ、もう圧巻の一言です。

こういう作品こそ、2クールでじっくりとやるべき。

そして次回は最終回1時間スペシャル。
楽しみです。
{/netabare}
=======最終話視聴後、感想です。
{netabare}
ナナチとミーティの過去、そして現在までの経緯が
語られます。レグにミーティを殺してほしいという
ナナチの想いも。

レグの火葬砲が、なぜ火葬砲というネーミング
なのかということも、ここで分かりましたね。

そしてリコが目覚め、アビスの底へと旅立つ
準備を整えていきます。しかし、深界五層~なきがら
の海では、白笛・ボンドルドが悪しき実験をしつつ、
ナナチを待つというところで終了でした。
{/netabare}
今期で1番の作品だったのは言うまでもなく、
ここ数年でもかなり上位に位置付けられるほど、
すべての面で高い水準の作品だったと思います。

ここで終わりではいけませんよ。
これは2期をやらなければダメです。待ってます。

※2020年1月、追記。
劇場版「メイドインアビス-深き魂の黎明-」公開に
合わせ、2期の制作が発表されましたね。
楽しみです。

投稿 : 2020/02/05
閲覧 : 550
サンキュー:

35

ネタバレ

DA・KA・RA さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

驚いた

原作を読んではいたがここまでしっかり作られているのは驚いた。」
内容やキャラ演技が良いのは当然として背景と音楽が物凄く良い。
ただ、毎話最初に時々ある尺稼ぎのような場面は少しマイナス点。
しかしデスポエムはとても好き。
3層のアニオリ回はもっとうまく作れたと思うがラストのアニオリは完璧だった。

投稿 : 2020/02/05
閲覧 : 249
サンキュー:

10

ネタバレ

なばてあ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

致SAN値傷と安全安心

上質なゲスさ。そんな撞着語法がぴったりくる。

構造としてはさして新しくない。かわいらしいキャラデザでファンタジーな世界観で残酷かつグロな展開といえば、『{netabare}リゼロ{/netabare}』などですでに利用されている。ギャップ萌えは視聴者に対するハイブローではあるけれど、しっかり視聴者の興味を引きつつもしっかり視聴者のSAN値を削りきることができれば、効果はバツグンだろう。

ひと昔前と比べると鬱展開に対する視聴者の耐性がかなり下がっているというのはよく言われる。たしかにそうなんだと思う、アニメにかぎらず。ただ『{netabare}リゼロ{/netabare}』やこの作品の人気にかんがみるなら、丁寧に積み上げるべき信頼が視聴者のなかで積み上がってさえいれば、ちゃんとこの筋のギャップ萌えはまだまだ使えるのだろう。

途中で終わっているストーリィは、いろいろ感情が飽和しっぱなしにさせられる。すごく疲れる、良い意味でも。信頼が積み上がってしまっているので、網膜が作品に張り付いて剥がれない。本当にもう度し難くて見るのを止めたいのに、諦めさせてくれない。正直言ってわたしのなかでストップ高になっている信頼の中身は「冒険へのロマン」とかではない。

そうではなくただ、この作品それ自体へのリスペクトがあふれてとまらない。とにかく、美術と音楽は筆舌に尽くしがたく、良い。声優の演技と作画の出来もそれに次ぐレベルで、良い。すばらしい原作のマンガをアニメに置き換える際に払われた努力の方向性が正しすぎて目眩がする。伊瀬茉莉也さんの演技はすばらしい。正直、レグがしゃべるだけで震える。

そしてそれ以上にわたしが好きなのは{netabare}オーゼン。「わたしは子供だましがキライなんだ」{/netabare} というセリフが、この作品そのものを象徴的に総括している。かっこ良すぎる。このキャラクタに出会えたことが、わたしにとって最大のうれしみ。どこか{netabare}某北斗の長兄っぽさ{/netabare}があるけれど、いまの時代で「父なるもの」を描こうとすると、ああなるしかない。

敢えて難をつけるとすれば、隙間がなさすぎるくらい。作品の完成度に圧倒され続けて、そのされ続ける感にちょっとくたびれてしまうところがある。もうほとんど難癖に近いけれど。別の言い方をすると、スタッフへの賞賛の声が脳内でやまなくてちょっと耳障り、・・・ということ。というのも『{netabare}少女終末旅行{/netabare}』と比べると、わたしはそちらのポーラスなクールネスに継続的に打ち抜かれてしまうから。

『{netabare}少女終末旅行{/netabare}』とこの作品の比較は、すごく興味深い。多くの要素で対照的だけれど、どちらも2017年というタイミングでアニメになるべくしてなった、傑作であることにちがいない。

衝撃:★★★★★
独創:★★★☆
洗練:★★★★★
機微:★★★☆
余韻:★★☆

投稿 : 2020/01/29
閲覧 : 421
サンキュー:

11

ネタバレ

デルタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

終始安定して面白かった

面白いとよく聞く作品だったので視聴しました.最初から最後まで安定して面白かったです.
絵のタッチからはほのぼのしたストーリーが想像されますが,本編は割と重く自分の好みのストーリーでした.

作中のキャラクターは魅力的なキャラクターが多く,特に主人公二人は終始好感が持てました.特にレグに関しては声もいいし,随所に人間味があり(ロボットですが),冒険に関しては慎重かつ堅実でファンタジーものの中ではトップクラスに素敵なキャラクターで,大好きになりました.{netabare} 9話のみアニオリとのことでしたがリコの無鉄砲さが過度に目立ち少し違和感がありました.{/netabare}

OP,EDに関しては半分キャラソンのような感じだったので可もなく不可もなくという感じでしたが,挿入歌は壮大な世界観にあった曲で非常によかったです.{netabare}特に8話の後半がとても神秘的で惹かれました.{netabare}

投稿 : 2020/01/28
閲覧 : 274
サンキュー:

7

ネタバレ

KomcHi さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ナナチを加えて新たな旅へ

映画見に行く前に再度視聴しました。

素晴らしい世界観ですよねっ。
母が書いたであろう
「奈落の底で待つ」という手紙を信じ、
主人公リコはアビスという穴の底に向かっていく。
その旅は深く潜れば潜る程、過酷になっていく。

途中にリコが毒にやられ、
生死を分ける瞬間にレグがリコの腕を切り落とそうとするシーンは、私観ていて苦しくなりました。
固唾をのんで見守るという言葉がシックリでしょうか。

その他にナナチとミーティーの物語もありますが、
感動でした。
ミーティー、安らかに♪

キャラで言えば、私はナナチが好きです!
リコと作った料理を食べた時に出た「んなーっ」がとても可愛かったです。

1期ではリコ、レグと一緒に、
ナナチも旅にでるところで終わりました。

この先は劇場版に繋がるみたいですが、
R15指定とのことなので、
これまたヘヴィーな展開が待っているんだろうなー。
この先の3人の旅路を見守りたいですね!

投稿 : 2020/01/27
閲覧 : 290
サンキュー:

37

ネタバレ

星ノ海酩夜 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ナナチ、お前…

映画公開前だったので視聴。ファンシーな絵柄とは裏腹に、その内容は非常にダークネスなものであり、幻想と現実をうまく織り交ぜた芸術作品だった。おそらくここ最近で見たアニメでは一番ワクワクできる作品であったと思う。


特にナナチ、彼女の過去は近年稀に見る残酷さと、儚さが描かれていて、非道な過去編を好みとしている自分にはかなり突き刺さるシーンだったと思っています。
またアニメのラストの意味深なセリフも {netabare} 不死身の身体になったミーティを殺す手段を得た事による喜びと、その破壊手段を得たナナチに会いたがっている描写 {/netabare} としてくみ取れて、続編に繋がる予感を感じました…というか、続編やるんですね。おめでとうございますw

映画も楽しみにしていますし、今回のナナチ役の井澤詩織さんの名演技っぷりには鳥肌モノで、今後も目を輝かせてみていこうと思っています。

投稿 : 2020/01/25
閲覧 : 282
サンキュー:

13

ネタバレ

MuraBustan さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

幻想的

予想のつかないストーリーで面白かった。

投稿 : 2020/01/18
閲覧 : 349
サンキュー:

10

ネタバレ

ぷよ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

お正月1発目の見終わった作品…

 映画がPGだRだと話題になっていたので、dアニメストアで試聴。 
 え、テレビシリーズで見てた人、こんな途中だら置いていかれたの…
 映画、もうすぐだけど、ちゃんとオチはつくの??

 料理失敗すると、ミーティやん…って思うようになりました。
 私にとってはしんどいジブリでした。

投稿 : 2020/01/05
閲覧 : 378
サンキュー:

5

次の30件を表示

メイドインアビスのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
メイドインアビスのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

メイドインアビスのストーリー・あらすじ

隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。
どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っている。
「アビス」の不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、冒険へと駆り立てた。
そうして幾度も大穴に挑戦する冒険者たちは、次第に『探窟家』と呼ばれるようになっていった。

アビスの縁に築かれた街『オース』に暮らす孤児のリコは、いつか母のような偉大な探窟家になり、アビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。
そんなある日、リコはアビスを探窟中に、少年の姿をしたロボットを拾い…?(TVアニメ動画『メイドインアビス』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2017年夏アニメ
制作会社
キネマシトラス
主題歌
≪OP≫リコ(CV.富田美憂)レグ(CV.伊瀬茉莉也)『Deep in Abyss』≪ED≫リコ(CV.富田美憂)レグ(CV.伊瀬茉莉也)ナナチ(CV.井澤詩織)『旅の左手、最果ての右手』

声優・キャラクター

富田美憂、伊瀬茉莉也、井澤詩織、田村睦心、沼倉愛美、塙愛美、村田太志、坂本真綾

スタッフ

原作:つくしあきひと(竹書房『WEBコミックガンマ』)、 監督:小島正幸、副監督:垪和等、助監督:飯野慎也、シリーズ構成:倉田英之、脚本:倉田英之/小柳啓伍、キャラクターデザイン:黄瀬和哉、モンスターデザイン:吉成鋼、プロップデザイン:高倉武史、美術監督:増山修、美術設定:西俊樹、色彩設計:山下宮緒、撮影監督:江間常高、編集:黒澤雅之、音響監督:山田陽、音楽:kevin penkin、音楽制作:IRMA LA DOUCE、音楽制作協力:KADOKAWA

このアニメの類似作品

この頃(2017年夏アニメ)の他の作品

ページの先頭へ