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「メイドインアビス(TVアニメ動画)」

総合得点
92.7
感想・評価
2257
棚に入れた
9331
ランキング
17
★★★★★ 4.1 (2257)
物語
4.3
作画
4.2
声優
4.1
音楽
4.1
キャラ
4.1

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メイドインアビスの感想・評価はどうでしたか?

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

「夢と冒険に溢れる。少年少女にオススメの作品ですよ」byボ郷

 みんなから愛される、「ナナチが嫌いな人なんていません!」なハートフルボッコファンタジーアニメの傑作。


 ファンタジー風な作品は粗製乱造されているが、ファンタジーに必要な要素を満たしている作品は殆どない。


 ファンタジーとは、陳腐やいい加減とは対極にあるものである。ファンタジーとは、異世界の圧倒的な構築によって驚異の念を生じさせるものであり、壮大な冒険のワクワク、かけがえのない出会いと別れを描くのが基本である。


 本作を一言で表するなら「夢」だろう。自分の外にある驚異に憧れを抱き、危険をものともせずに挑戦するという人類の永遠の夢が本作では息づいている。


 リコとレグ、二人の今時こんなに真っ直ぐで活力に溢れた少年少女はそういないってキャラが中心なのも、夢に溢れる少年少女の冒険活劇という伝統に繋がっているところがある。


 しかし、本作が現代に相応しいのは、夢には悪夢もあるってところを外してない点だろう(その点がガンソードに通じている)。人類の夢が悪夢の様相を見せたように、本作には対極の存在としてボ郷ことボンドルドがいるから素晴らしい。


 目的達成が全てより優先される、もはや夢を追うマシーンに自らを化してしまったボ郷。単なる悪を遥かに超えた、もはや善悪の彼岸の存在。


 こいつは絶対許さねぇ…って、唇を噛み締め拳を握り締めるほどに思わせるのが良い悪役の条件ならば彼は満点だろう。それだけでなく、劇場版も見れば彼の姿は哀しみすら覚える。


 損得も善悪も超えて、夢を追いかけるために愛ですらあんな形になってしまった男の成れ果て…。


 それにしても、彼のオプセッションが「祈り」なのが気になるところだ。彼の白笛も、彼のチームも「祈り手」、お祈り骸骨、2000年の夜明け、この辺が今後もキーワードになりそうだ。


 それにしても、本作は9話以降はハートフルボッコだが、そんなズタズタになった心を癒すにはラジオインアビスの富田飯、もとい探窟家料理のコーナーが最高である。


 料理を全くやらない富田さんが料理を作って井澤さんが食べるコーナーなのだが、完全にやらかした料理をナナチが食わされるコーナーと化していて爆笑必至。特に第二回の「臭ぇ!」、「空き地の味がする…」は奇跡を見た、と言いたい。

投稿 : 2024/11/19
閲覧 : 1651
サンキュー:

67

あいうえお さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 2.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

逆にエロ漫画だったら見れた

冒険物にエロ要素いる??
あとリコが苦手でダメだった
食事が美味しく無さそうな設定も不必要だなと思った

投稿 : 2024/10/24
閲覧 : 46
サンキュー:

1

ネタバレ

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ALIVE.

【概要】

アニメーション制作:キネマシトラス

2017年7月 - 9月に放映された全13話のTVアニメ。
原作は、『まんがライフWIN(WEBコミックガンマ)』に連載されているweb漫画作品。
作者は、つくしあきひと。

監督は、小島正幸。

【あらすじ】

隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された世界最後の秘境。大穴『アビス』。

約1900年前に南海ベオルスカの孤島で発見された直径約1000メートルの巨大な竪穴は、
不可思議な力場が作用して地上からは観測ができず、調査するには直接入っていくしか無い。
穴の中は樹海のようになっていて、深くなる毎に危険さが増していく原生生物が侵入者を捕食する。
更には、地上に引き返す者を阻むように人体に悪影響を及ぼす上昇負荷=アビスの呪い。
浅い深界一層からの帰還ならば、
軽い目眩と吐き気程度で大したことないが深くなる毎に呪いが激しくなる。
生命の危機につながる体調不良やら最悪、呪いで生命を失うものまであり、
呪いによる尋常ならざる消耗と混濁の状態でアビスの生物との戦闘も死を意味する。
アビスの深層からの帰還には、呪いに耐えうる強靭さと相応の高い実力が要求される。
呪いに抗い、あらゆる理不尽を乗り越えて、謎が眠る奈落の深部からの帰還を果たし、
様々な未知なるものを持ち帰ってきた一握りの者は『白笛』と呼ばれ、英雄視されている。

1900年の間、一攫千金を狙う冒険家が孤島に集まり、彼らは「探窟家」と呼ばれている。
死と隣合わせのハイリスクにも関わらず、何故彼らは奈落の底を目指すのか?

アビスには地上とは異なる独自の生態系があり学術的価値は計り知れない。
更には今の人類の技術水準では到達するはずのない貴重なオーパーツ『遺物』が数多く埋まっている。
アビスで探窟の成果を収めて帰還するということは、富と名声を得るビッグチャンスであり、
それは探窟家にとって命を懸ける価値のあるハイリターンとロマンなのだ。

人の集まるところにコミュニティが形成される通り、大穴を囲む街「オース」が出来あがっている。

主人公であるリコは「オース」に暮らす12歳の孤児であり、夢と好奇心がいっぱいの少女である。
赤笛の探窟家見習いで、伝説の『白笛』の探窟家である今は消息不明の母親に追いつくのが目標。
彼女自身は深く潜りたいが幼く未熟なことから安全な入り口付近しか探窟許可が貰えない。
直訴して、ノルマを達成したら探窟範囲の見直しを考えておくとの言質をリーダーから得て、
友人と一緒に探窟作業をしていたリコではあるが、
こんな浅いところにいるはずのない巨大な蛇ベニクチナワに一呑みに食べられそうになる。
そんな危機に謎の熱線で巨大な蛇の身体が抉られ、蛇が落ちていってリコたちは助かる。
『誰かに助けられたのかな?』『わけがわからない』リコではあるが、
帰路にて自分と似た年頃の少年にしか見えないロボット?が寝ているのを見つけ、
拾って帰るのだった。

ロボットのレグの目覚め。母の遺品とされる白笛を受け取り、後に母の伝言を目にするリコ。
伝言の内容から母ライザが生きていることを直感したリコは、
レグとともにアビスの深淵を目指すことを決めるのだった。

【感想】

原作単行本6巻まで+webで現状読める範囲を読了。

なんとも度し難い作者である。ヒロインに『○ン○ン』と言わせる(しかも声優が女子高生)し、
ヒロインの大きい方の野外排泄シーンがアニメ化前の6巻である(ここ、アニメ化していいのか?)わ。
ロリ&ショタ&倒錯&ケモナー&リョナ&微グロ&ナウシカを思い出させるテクノロジーなど、
業の深い作者の性癖をゴッタ混ぜにしたシチューのような作風が特徴。

人を選ぶものではあるが、それが無ければ個性が喪失するかもしれない。
一見ホノボノとした丸っこい絵柄でありながらも、やっていることは生っぽくてちょっと変態っぽい。
それを目にして、もっとやれ!と喜ぶ読者も付き合いが良い。

生と言えば、キャラクターデザインの黄瀬和哉氏による、
原作の持ち味のままにイキイキとしたアニメーション。
腹を切れば血が流れたり内蔵が皮の下から、はみ出てきそうな作画の説得力も手伝って、
登場人物が人形でなくて中に血や骨や肉や内臓のある皮袋である人間としての臨場感。
描写はやや残酷なのだがデフォルメとの融和で過剰にはグロくない。その匙加減が絶妙なのである。

中盤まではマニア向けの作画のやたら良い冒険アニメという印象でしかなかったのだが、
リコの大ピンチから話が転がっていく10話~13話は本当に凄かった。

五体満足で生きていることは実はありがたいことなのであると、
健常であるときには気づきにくいことをアニメで見せてくれたり、
生命の重さについて考えさせられる迫力が確かにそこにはあった。
ナナチが可愛くて人気だとか、井澤詩織の声がクセになるとか、
そっちは全面的に同意なのだが、そういうことは一先ず置いとく。

登場人物を酷い目に遭わせる作風は本来なら好きではないのだが、
無理やり感が無く世界観やストーリーに合致しているので疑問がなく観ることが出来た。
一歩ズレれば陰鬱で悲惨な物語になりかねないのだが、
主人公のリコの前向きな明るさとバイタリティのお蔭で、
作品としてのバランスが保たれているのかもしれない。

文字通り物理的に血も涙もある登場人物に魅せられて、二次元の世界に生命を吹き込んでくれた。
原作にほぼ忠実な内容でハイクオリティな映像美を見せてくれた、
関係者スタッフ一同は本当に素晴らしいと思う。

今回のアニメ化部分は原作単行本1巻~3巻全部と4巻からの続きを少し扱っており、
原作のこの後には見てて心が痛くなるシーンが多い。
それでも、やはり続きが楽しみとして2期目も期待しようと思った。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2024/10/16
閲覧 : 563
サンキュー:

108

るーん さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

名作。

久しぶりに泣いた

投稿 : 2024/09/17
閲覧 : 33
サンキュー:

0

ネタバレ

xinxin22 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:----

メイド・イン・アビスのメタファーについて

ついに評判が非常に高いこの作品を見終えたので、私も少し感想を書いてみます。

まず結論から言うと、これはおそらく今年最高のTVアニメです。映像、音楽、ストーリーのすべてが優れており、アニメを見ている人がこの作品を見逃すのは大きな損失です。13話を見終わった後、漫画も読んでみましたが、美しいカラーと音楽がないと、20ページしか持ちませんでした。素直にアニメの第2シーズンを待つことにします。以下のコメントはすべて、TV版アニメ第1シーズン全13話に基づいています。
メタファー

この作品が素晴らしいのは、メタファーの使い方です。物語全体のあらゆる面で表層と深層の二つのレベルに分かれています。

登場人物には二つのレベルがあります。表層の登場人物は、リコとレグという二人の主人公と彼らがアビスの各層で出会う探窟家たちです。一方で、深層ではこれらの人々が人類全体を暗示しており、対照的に描かれるのがアビスで、人類が直面しなければならない外部世界そのものを暗示しています。

ストーリーにも二つのレベルがあります。表層ではリコが母を探すためにアビスの底へ向かい、レグは自分の出自を探しに行きます。しかし深層では、これは人類が自身の存在の起源と生命の意味を探求することを暗示しています。物語の推進力は表面上は親子の絆に見えますが、実際にはより深いところで、人類の好奇心と探求欲、そして自由への本質的な欲求にあります。聖書にもあるように、「真理を求めよ、真理の探求は自由をもたらす」と。
アビス

これが物語の真の主人公です。アビスの描写は、作者の内面的な世界と彼が表現しようとしている世界観を反映しています。まず、ここには神が存在しません。アビスには様々な不可思議な遺物や現象がありますが、この作品の内的論理には、理屈に合わない魔法や神霊といった力は明らかに存在しません。最も神秘的なアビスの呪いでさえも、人々の科学的な観察と実験によって物理的な角度から徐々にその真実が明かされています。人類の存在の起源と存在意義を探求する作品の中で、神や宗教の立場がないのであれば、それに代わるのは虚無だけです。メイド・イン・アビスとは虚無から来るもの、言い換えれば、これは科学主義の作品です。

個々の生命について言えば、生命とはただ一つの精子と一つの卵子の結合から生まれたものであり、生命全体から見れば、最初の生命はおそらくある元素分子鎖のスピンの一つから生じたものであり、偶然からタンパク質の大分子が生まれたのです……ここではどう言っても意味など存在しえない、すべては偶然とランダムなのです。

しかし「メイド・イン・アビス」は厭世的でも虚無的でもない作品です。作品の中の登場人物たちはアビスに直面し、後戻りせずに探求を続けます。これは、人類が宇宙の中で選ぶ生存の姿勢の一つであり、作者が表現したい態度でもあります。私たちは虚無から生まれたとしても、真実を求め続けなければならないのです。どれほど残酷な未来が待ち受けていようとも、人類の本性は生まれた瞬間からアビスへ向かうのです。これは人類の最も尊い頑固さであり、深淵のような冷酷なアビスと作品の張力の核心を成しています。

聖書では、人類はエデンの園を追放された後も神を敬い、園に戻ることを渇望していますが、「メイド・イン・アビス」の人類はすでに「神が存在しないのなら、何でも許される」という段階に入っています。さらなる深層に進むために、基本的な道徳や人間性を完全に失ってしまう人もいます。アビスは下に行けば行くほど、高等生物から遠ざかり、生命の起源に近づくほど無機質で冷酷な環境になります。科学的探求も同様に、人間の意識と生命の本質を解き明かすときには、道徳や倫理はすべて後回しにされるのです。

劇中の黎明卿は明らかに大悪党ですが、作者は彼を批判的に描いているものの、その内的動機は他のすべての人々と一致しています。彼を動かすのも、純粋な下への探求欲です。このレベルでは、すべての登場人物が直面する張力の対象は一つだけです――アビスの深淵。
呪いを免れる籠

作品全体のメタファーは非常に明確ですが、「呪いを免れる籠」だけは少し捻っています。作者はなぜリコに死んで復活する設定を加えたのでしょうか?しかも最初は死産だったリコを。これは少し残酷さを作り出すための演出なのか、それともただの売り文句に過ぎないのでしょうか?私の長い想像力を働かせて少し考えてみると、現実の人類の世界認識の歴史は大体次のようなものです:

コペルニクス:地球と空の惑星に違いはない
ダーウィン:人間と他の動物に違いはない
アインシュタイン:時間と空間に違いはない
現代認知科学:人間の知能と電流の伝達に違いはない
現代生命科学:生命と非生命に違いはない

研究が進むにつれて、神聖なベールは次々と剥がれ落ち、生命の起源に達したとき、生命と非生命の境界は決して超えられないものではないということがわかります。作者がリコを死産としたのも、虚無を強調するためであり、同時にリコを生き生きと勇敢に描くことで、ドラマチックな張力を生み出しています。

この考えに基づけば、今後のストーリーではリコの死産と生きた探求者としての葛藤がさらに浮き彫りにされることが期待されます。第2シーズンが楽しみです。

最後に、たとえ生命が虚無から来たものであっても、リコのように勇敢で恐れを知らない生き方ができるはずです。どんな代償を払おうとも、私たちの本性はアビスの底を探し求めるものであり、最初の一歩を踏み出すときに、私たちはもうエデンの園に戻るつもりはないのです。
https://www.mangakoinu.com/manga-3798.html

投稿 : 2024/08/27
閲覧 : 85
サンキュー:

3

うる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

なんか微妙?

言われてるほど面白くなかった

投稿 : 2024/02/10
閲覧 : 120
サンキュー:

1

ネタバレ

チャリア さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

表紙絵からは想像できないレベルで面白い

人類最後の秘境と呼ばれる巨大な縦穴「アビス」。10年前に行方不明になった母親からのメッセージ「奈落の底で待つ」を受け取った主人公の見習い探窟人のリコが、アビスの深層を目指す話。

アビスは、下層に行くほど強力な獣たちが居て、下層に行くほど上昇が難しくなる「アビスの呪い」と呼ばれる事象の影響を受ける。一期では深度12000mの深界四層までの攻略のストーリーだが、深界四層で上昇を試みると全身の穴からの流血が起き、深界六層では人間性の喪失もしくは死、深界七層では確実な死がもたらされる。深界五層までは探窟隊が到達出来ていて、6層を攻略する手段を模索している。エロありグロあり残酷なストーリーあり。子供は見ない方が良い気がするが、見ている子供もいるようだ・・。冒険と感動の話

投稿 : 2024/01/24
閲覧 : 88
サンキュー:

2

カービィ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

面白い!!

まさにこういうアニメ無いかなぁ?っていうのを叶えてくれました!!
まさしくゲームに出てくるようなダンジョンのようなものを舞台にあからさまなゲーム感は無く、わくわくするようなストーリーが展開されて、更に世界観に圧倒される、素晴らしいアニメでした。
キャラデザは個人的にあまり好きではありませんでしたが十二分に面白かったです。

投稿 : 2023/09/22
閲覧 : 106
サンキュー:

2

ようす さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

未知へのロマンで多くの人々を魅了し、飲み込んできた深淵。その名は、アビス。

『WEBコミックガンマ』で連載されている漫画が原作の作品。

事前に聞いていた「面白い。けれど…(←見る人を選ぶ部分)」の「けれど…」の部分を受け入れられるかどうか怖くもありました。

私はこの「けれど…」の部分、好きとは言い難いけれどこの作品にとっては不可欠な魅力だったと感じています。

一度味わうともう戻れない、
毒そのもののような危険な魅力。

1期は全13話です。


● ストーリー
底知れぬ巨大な縦穴“アビス”。

これまで数多くの探窟家たちがその場所に挑んできたが、
まだまだ謎が多い。

母のような偉大な探窟家を目指す少女・リコは、
少年の見た目をしている、記憶のないロボットと出会う。

リコによってレグと名付けられ、
共に過ごす。

母からだと思われる手紙を受け取ったリコは、
母が待つと思われるアビスの深層を目指すことにし、
レグも自分が何者かを知るためにリコと共に旅立つ。


アビスでは地上とは異なる未知の世界が広がっており、
多くの者がその未知なる世界へ憧れを抱くが、
危険の多い場所でもある。

探窟家のランクによって潜れる深界に制限があり、
見習いであるリコは本来ならば深界一層までしか許されない。

危険な生物、アビス内部での上昇する行為によって受ける上昇負荷(通称:アビスの呪い)など、下へ潜れば潜るほど危険が増していくからである。

危険がいっぱいだけれど、謎や不思議に満ちた世界の冒険、
わくわくしないわけがない…!

探窟家たちの成果によって、深界のおおまかな情報はあらかじめ明らかにされているけれど、

実際にその場所をどのように冒険するのかは、
見ていてわくわくしたし、続きが待ち遠しかったです。

しかしまだ子どもで、しかも探窟家見習いであるリコにとって、
アビスは優しい世界ではない。

何度も危険な目に遭い、
レグの力を借りてなんとか深界を進んでいく。

楽しくて面白いだけではない。
世界の残酷さも描かれる。

目をそらしたくなるシーンもあり、
そこが見る人を選ぶポイントなのでしょうが、
目をそらしてはいけない箇所でもある。

そのような危険を承知の上で、だけど未知への憧れを捨てられず、リコを含む数々の探窟家たちは命がけでアビスの深層を目指しているのだから。


世界観がとにかく興味深い。
伏線や謎も多く、それが少しずつ解き明かされていくのもわくわくする。

冒険の醍醐味がぎゅっと味わえます。

しかし、冒険はそう甘いばかりではなく、
辛いことや大変なことも当然起こるわけで。

時に姿を現すそういった毒の部分が、
“アビスの呪い”や危険な生物の存在。

“アビスの呪い”は、
アビス内で上昇する行為を行うと身体に現れる。

深界第一層では「軽い目まいと吐き気」、深界第二層では「重い吐き気と頭痛、末端の痺れ」、そして最後の深界七層では「確実は死」など、深く潜れば潜るほど重くなっていく。

ロボットのレグには関係がないが、
リコには顕著に表れてしまう。

アビスの呪いによって、
この世界はやはり特殊で異常なのだと再認識させられます。

しかしそのような部分が描かれるからこそ、
命がけの冒険だと感じられるし、
懸命に進んでいく生命の輝きのようなものも感じられます。

実際にその場面を目の当たりにするのはきついものがあるのですが…。

毒があるから輝く、
そんな魅力がこの作品にはあります。

それは不思議な中毒性を伴っていて、
一度味わってしまうともうこの世界から引き返すことはできません。

毒は悪のはずなのに、
惹きつける不思議な魅力も持っている。

探窟家たちもそうして、己の命をかけてでもと、
よりアビスの魅力に絡めとられていくのでしょう。

観ている側の私もすっかりやられてしまいました。
どんどん続きが見たくなっていました。


● キャラクター
12歳の女の子・リコと、
ロボットの少年・レグ。

リコだけならそう簡単に深界を進むことはできなかっただろうけど、
レグと一緒なので割とさくさくと進んでいきます。

リコはアビスについてそれなりに知識もあり、
料理もうまい。

レグはロボットなので、腕が伸びたり攻撃が出せたり、
リコを守りサポートしていく。

だけど突っ走るリコに振り回されっぱなしなのが、
なんとも可愛い。笑

いいコンビだと思います♪

途中で登場するナナチ(cv.井澤詩織)が好きでした。
これからの活躍も楽しみです。


● 音楽
【 OP「Deep in Abyss」/ リコ(富田美憂)、レグ(伊瀬茉莉也) 】

このOP好きだったなあ。

曲単体ならここまで好きにならなかったと思いますが、
作品やアニメーションとものすごく合っていて、
とてもよかったです。


【 ED「旅の左手、最果ての右手」/ リコ(富田美憂)、レグ(伊瀬茉莉也)、ナナチ(井澤詩織、第10話から第12話のみ) 】

なんだか可愛さもあって、
こちらは穏やかなEDでしたね。

信頼できる大事な仲間と一緒だから、
辛いことも怖いこともきっと乗り越えられる気がしてしまいます。

実際は油断も安心もできない世界だけど…。


● まとめ
続きがとても気になる終わり方でした。

すっかり作品の魅力から抜け出せなくなっています。

確かに徐々に本性を現すエグさには目をそらしたくなりましたが、

わくわくも、恐ろしかったり辛いことだったりも、
全部を含めた冒険を見届けるのが待ち遠しくなっています。

冒険って好きなので、
そんな自分にはぴったりな作品でした。

次は劇場版「深き魂の黎明」を観たいと思います^^

投稿 : 2023/08/10
閲覧 : 314
サンキュー:

27

ネタバレ

ポリゴン@Radio さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

可愛い系のアニメ

可愛い系のアニメだと思ったが、後半になかなかにびっくり!

投稿 : 2023/08/05
閲覧 : 115
サンキュー:

1

とろろ418 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

闇を照らす光

【魅力的に思った点】
・独自の世界観
・RPGのような冒険感がある
・闇よりも光が強い
・キャラの内面的な良さが描かれている

【残念に思った点】
・心を抉る描写が多いため人を選ぶ
・動機付けなどが単純で序盤がやや退屈に感じる

【総評】
・85点
  視聴前はグロなどを主体にしたインパクト勝負の作品かと思っていたのですが、全然そんなことはなかったです。
  よく作者がやりがちな失敗として主人公たちを甘やかしすぎてしまうってのがあるんですけど、本作には徹底的に過酷な道を歩ませようという心意気を感じましたね。
  その結果として当然闇は強くなってしまっていますが、同時に辛い山道を抜けて山頂に到達したときのような解放感があるので、感情を揺さぶる力はかなりのもの。
  グロだけを理由に避けるのはもったいない作品だと思いますので、覚悟のある人は是非視聴して欲しい作品だと思いました。

【こんな人におすすめ】
・グロや精神的な苦痛に耐性がある人
・冒険譚やハイファンタジーが好きな人
・心揺さぶられる作品が好きな人

投稿 : 2023/02/22
閲覧 : 283
サンキュー:

11

ネタバレ

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

このギャップ・・・

原作未読。
とにかくキャラデに騙されてはいけない・・・マドマギ以来だろうか(私感)。ただの子供向け少年少女冒険活劇かなと思って視聴してるとズーーーーンとアビスの呪いを受けます(笑)。終わり方的に2期あると思いますがさてどうでしょう?
{netabare}しかし、うーーーん、このキャラデでないと(いやこのキャラデだからか)途中のショッキングなシーンは個人的にかなりきました。ちょっと残ってしまって一気観できませんでした。その何ていうか中坊位の子供がその選択をする?7せざるえない??そういう世界なの??日常で忘れかけてる(忘れたふり)残酷な現実をアニメでつきつけられるのって何だかなぁ {/netabare}
まぁ、今期(2017/夏)5本目にしてようやくまともな作品に出会えたといった所でしょうか。


私のツボ:なんだよぅ


劇場版 深き魂の黎明 視聴済(2020.10)
R-15指定 視聴後しばらくして・・・気持ちが悪くなったというかね。作中のキャラの所業とはいえこんな事を思いつく作者にも気分が悪くなるというかな。ナナチの愛らしさがあっても補えるものではない。そういう作品だと理解していてもね。


2期~烈日の黄金郷~視聴済
相変わらず、き・つ・い。3話位で辞めたくなった。
何と言うか、今自分達が生きている常識や価値観が通用しない世界をフィクションとはいえつき突きつけられ、そこで生きてそれを受け入れているキャラ達が喘ぐ姿が何とも痛々しく感じてしまう。
作者は所謂、世界の無法地帯を体験した事があるのだろうか?法などあってない不条理がまかり通る当たり前を世界を体験でもしないとこの残酷さは描けない気がする。生きる為に何を選択するか?仮に非道な行いだろうと選択せずには先に進めない環境。人である事を捨てた方が遥かに楽な世界・・・。「なろう系」の御都合ばかり見てると耐性無くなるよ(笑)。

私のツボ:まぁあ

投稿 : 2022/12/04
閲覧 : 513
サンキュー:

18

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

世界観が気持ちいい。

ファンタジーの世界観がしっかりできていて、冒険の進行もテンポよく進んでいく所が飽きることなく最後まで楽しく見れた。
モンスターとの遭遇や困難がいいタイミングで差し込んでくるなぁ感。
後ろで流れる音楽も世界観にあっていた。
原作を知らなかったため、サクサク話を重ねていくところから割と早く途中で終わるという所を察してしまったので、ちょっと残念に思ったが、有り余るほどの良作だと思う。
最後は2期への含みをもたせてたし、アビスの謎は山盛り残ってるわけだし、続きを見たい。

続きは映画→二期へと続き、復習するのであれば総集編IとⅡがあるのでそちらの方で良い。

100点中87点

投稿 : 2022/11/21
閲覧 : 280
サンキュー:

10

のぞみ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

攻めた描写に耐性があればおすすめ

グロテスクな描写が多く、苦手な方の視聴は困難である。
その点に耐性があるのであれば強くおすすめしたい作品である。

投稿 : 2022/11/15
閲覧 : 141
サンキュー:

5

ネタバレ

chikuwa さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

度し難いほど面白く残酷な冒険ファンタジー

【感想(最終回までのネタバレあり)】
原作既読、4度目の視聴
{netabare}
・今まで見てきた冒険ファンタジーの中で最もワクワクし、衝撃を受け、涙した作品
・10話の衝撃と13話の情動が強烈でそこばかり語られることが多い本作だが、他の回も丁寧に描かれていて数多ある冒険ファンタジー作品の中でも頭一つ抜けて面白い
・10話と13話については語るとものすごく長くなりそうなので一言だけ。(いい意味でも悪い意味でも)「「ただひたすらに度し難い」」
{/netabare}

【各話評価】
{netabare}
基本は○、良いと○→☆→☆☆と星が増える、悪いと○→△→×となる

1話 大穴の街 ○
2話 復活祭 ○
3話 出発 ☆
4話 アビスの淵 ☆
5話 火葬砲 ☆
6話 監視基地 ○
7話 不動卿 ☆
8話 生存訓練 ☆
9話 大断層 ○
10話 毒と呪い ☆☆
11話 ナナチ ☆
12話 呪いの正体 ☆
13話 挑む者たち ☆☆☆
_______________________________________________________________________________
☆☆☆☆ 超神回:1年に1回あるかないか  ☆☆☆ 神回:1クールに1回あるかないか
☆☆ 優秀回:何度も見るくらい面白い    ☆ 良回:非常に面白い
○ 並回:普通に面白い  △ イマイチ:一部面白いところもある  ×:つまらない/視聴断念
{/netabare}

【全体評価】
{netabare}
基本は各話評価の平均点、突出して良かった回悪かった回や最終回の良し悪しで多少変動

上の中:1クールに1つあるかないか  各話評価平均点 0.92(12/13)
_______________________________________________________________________________
☆:1つにつき1点 ○:0点 △:-1点 ×:-2点 視聴断念:-100点
上の上(あにこれ評価 5.0)1.3点以上:数年に1つあるかないか
上の中(あにこれ評価 4.8~4.9)1 ~ 1.3点:1クールに1つあるかないか
上の下(あにこれ評価 4.5~4.7)0.5 ~ 1点:非常に面白い
中の上(あにこれ評価 4.0~4.4)-0.2 ~ 0.5点:普通に面白い
中の中(あにこれ評価 3.5~3.9)-0.4 ~ 0点:普通
中の下(あにこれ評価 3.1~3.4)-0.4 ~ -1点:イマイチ
下(あにこれ評価 3.0)-1点以下:つまらないor視聴断念
{/netabare}

投稿 : 2022/11/15
閲覧 : 141
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5

米麹米子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

憧れは止まらない

感極まって2期のレビューを先に書いてしまったけれど
このメイドインアビスを見て
映画から2期の黄金見なければ
世界観が多分わからないので
こちらを先に見てね

ナナチとオーゼンが好き

ラストに多少グロ要素はあるものの
人によるけど泣いちゃうと思う

誰にだってあるよね宝物

どうでもいいけど
これを最初絵本にしようとしていたとか、、、

流石にあかんでしょ

お気に入りの棚には
2期の方を入れたいけれど
こちらを入れておきます

投稿 : 2022/10/23
閲覧 : 202
サンキュー:

14

ネタバレ

U-yan さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

不思議な大穴を探索する独特なファンタジー!

直径約1,000m、深さは1万メートルを軽く超える大穴(アビス)。その周りにはアビスに眠る遺物探索に夢あふれ集まった探索者の街がある。その街で育った12歳の少女「リコ」とアビス内で倒れていた記憶を失った謎の少年「レグ」を中心とした冒険ファンタジーアニメです。リコは街の英雄探索者「ライザ」の娘で、アビスの最深部にいると思われるライザに会うため、またレグの記憶を取り戻すためにアビスに潜る決意をするわけです。だけどこれはすごーく無謀です。アビスは深く潜るほど危険な生き物が生息していて、なおかつ上昇負荷という人体的に危険が及ぶ不思議な呪いがあります。そんな独特な世界観に夢中にさせられました。声優さんも音楽も良くて、街並みやアビス内の景色がとても綺麗でした。あとキャラデザを裏切るグロ要素も多少あったり、結構残酷で重たい話があったりで驚かされたかな。

投稿 : 2022/10/14
閲覧 : 128
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7

ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

冒険に出よう

1900年前、
南ベオルスカの孤島に巨大な縦穴が発見された。
深さは今でも分かっていない。
特殊な磁場が観測を拒んでいる。
好奇心、冒険心に駆られた冒険者たちが、
次々と挑み散っていく、秘境アビスの呪い。

未知の生物、不思議な遺物、
人類未踏の地、好奇心を刺激されます。
その探求心こそ、私たちの力です。
奈落の果てに眠るものはいったい何だ!?

この壮大な世界観と美しい風景、
音響効果と作画の良さが際立っていますね。
サバイバル料理の数々も、
この作品の楽しみの1つになってきた。
胸躍る冒険活劇であり、特殊な環境に、
身を置いた人々の「業」を描く物語です。

最終話視聴追記。
良質な映画を見た気分です。
{netabare}ミーティとの哀しい別れ、
黎明卿ボンドルドの非人道的実験、
そして深界五層なきがらの海へ。
エンドカードのプルシュカとメイニャが嬉しい。{/netabare}

過去との決別を経て、
それぞれが旅路の果てに何を選び取るのか。
挑戦する心こそが宝物なのです。

伝報船の気球に想いを込めて、前途に幸あれ。

投稿 : 2022/10/10
閲覧 : 1267
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135

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

少女とロボットの少年の冒険譚

原作はつくしあきひと先生のコミックが原作です。
大穴アビスとその周りの町オースが舞台となります。
大穴アビスに潜る職業「探掘家」を目指すリコとある日アビスの中でであったロボットのレグの2人が主人公です。
キャラクターデザインは可愛らしい感じですが、ストーリーは意外とハードでダークファンタジーと言えます。アビスの中はまだ未知の世界で、いろいろなモンスターもいますが、リコとレグが2人で協力し合って乗り越えていきます。

投稿 : 2022/09/22
閲覧 : 680
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65

ネタバレ

マーティ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

憧れは、止められねェんだ!

 全13話。原作は未読。

 初めて見たときは作者の性癖全開、気持ち悪い表現に低評価気味でしたが、今はある程度受け入れられている自分がいます。そういったところを受け入れられれば、この作品は面白いと思います。

 「憧れ」というのがこの作品の肝だと思います。未知なる世界を知りたい!アビスの最下層がどうなっているのか探検したい!という好奇心によって成り立っています。そのためにはどんな犠牲も厭わない、自分の体がどうなってもいい!と思えるような、そんな狂った人たちばかりです。そこに感情移入できるかどうかですよね。僕も最初は理解し難かったです。しかし、「好奇心」というのは確かにあるし、その原動力って大きいよな~とは思います。だから今は気持ちはわからなくもないです。
 正直リコとレグだけではあまり面白さに欠けていると感じたのですが、途中からナナチが加わることで面白く感じた印象でした。リコとレグでは力不足でしたが、ナナチの知識と冷静さ、ツッコミがあることで見てて面白みを増したのかと。これからの彼らの冒険が楽しみですね。

 これにて感想を終わります。ここまで読んでくださりありがとうございました。

投稿 : 2022/09/10
閲覧 : 1244
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58

ネタバレ

さばとら さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

評価されてるほど面白いとは思わなかった。

この作品は名前だけ認知しており、評価が高いので鑑賞した。

結論から言うとそこまで面白くはなかった。
もう一回見たいかと言われるともういい。
展開が読めてしまうし、どんでん返しもないからつまらない。

でも、13話だけは脳裏に焼き付くほど興奮した。
そこで、評価ポイントは3つある。
・残酷さ加減が上振れている。
・アビスの設定が面白い。(上に行くほど人体に悪影響を及ぼすなど)
・ナナチが可愛い。

世間的には評価の高い作品なので、続編も義務的に見ていく予定ではある。

投稿 : 2022/08/31
閲覧 : 311
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5

ネタバレ

レオン博士 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いている

【感想】
衝撃の名作
かなりきついシーンも多かったけど私は痛い描写とかグロい描写が平気なのもあって最後までとても楽しめました
心の優しいかたは心にダメージを受けると思います

この作品の素晴らしいところは作画の美しさと、ヒトは何故、危険を知りながらも深淵を覗きこんじゃうのか?っていう疑問に対する答えを「そんなんじゃ好奇心は止められない」と明確に示し、視聴者にも「恐怖」と「好奇心」を実際に体験して見せることで、「好奇心は恐怖に勝り得る」ことに説得力を持たせて見せたという作品作りの見事さにあると思います

怖い、でも知りたい、見たい・・・どうにもならない好奇心
それは恐怖なんかで止められないのです

そして恐怖に負けない好奇心を持ち、深淵を覗きこんだ者のみが得られる「真実を知る権利」

そんなもの、面白くないわけがない!!

でも深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いてくるのです
引き込まれて飲み込まれてしまわないようにお気を付けください
脅しでもなんでもなく、メイドインアビスはホントにとんでもなくえぐいシーンで歓迎してくれますから・・・

{netabare}
情報が不確かな真っ暗な底なしの深淵に潜ることは恐怖が大きいと思います
深海とか深いトンネルとか地下の大迷宮って怖いですよね、何かあったら帰れなくなるんじゃないかっていう不安
ただでさえ怖いのに深層が進むにつれて急激にきつくなる「アビスの呪い」により潜ったら帰って来れないという設定が重くて冒険に気を緩めることを許さない緊張感を与えていて、それに加えて「白笛の威圧感」と「アビスの魔物」がさらに厳しさをあげていて、この先どんな恐ろしいことがあるんだろうっていう怖さとどんな秘密が明らかになるんだろうっていう期待、それが先を見たいという気持ちをくすぐってきてとても面白いです

そしてその期待と恐怖の両方を裏切らない圧倒的な「暴力」と「悪意」と「神秘」と「謎の解明」

未知に挑むことは危険を伴う、それでも人はなぜ危険を冒してまで未知の領域に足を踏み入れるのか?
「恐怖なんかで好奇心は抑えられない」それは視聴者も一緒でした、なんか不穏な空気がでていて浅い階層の時にはジャブ程度にちょっと怖いことがあって、ちょっと深く潜ったらもっと怖いことがあって、さらに深く潜ったらえげつないことが起きて、もっと深く潜ったら一体どんな遅しいことがあるんだろう・・・という圧倒的な恐怖が何にも代えがたい面白さにつながっていると思いました

悪いところはこの可愛らしい絵と深淵に潜るまでのゆるい雰囲気につられて視聴してえらい目に合う人がそれなりにいそうってことかな?
あとは、作者のかたの性癖なのか変態的なシーンがちょっと目立つかも
{/netabare}

【主題歌】
OPの「Deep in Abyss」
2人の冒険をうまく歌詞に落とし込んでいて素晴らしい主題歌です
また、EDアニメはこの作品の雰囲気にそぐわないゆるいタッチですが
これがまた本編を視聴して緊張した心をうまくほぐしてくれてよいEDアニメだと思いました

【作画】{netabare}
作画は最高
キャラクターが可愛らしい、残酷シーンの容赦ない描写が凄い
アビス各層の背景が驚くほど綺麗で臨場感があり、冒険のだいご味であるわくわく感や未知の土地に踏み入れる底知れぬ不気味さがうまく表現されています
{/netabare}

投稿 : 2022/08/29
閲覧 : 545
サンキュー:

45

ネタバレ

カモミール さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

瀕死なシーンは観るのにきつかった

痛そうなシーンはちょっときつかった。
まだまだ先は長そうだけど楽しみ。

投稿 : 2022/08/22
閲覧 : 196
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4

ネタバレ

バフォメ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

かなり面白かった。主役が冒険に出て成長して帰還するという王道的な物語構造に加えて、前のめりで主体的に動く主役の組み合わせは本作の内容に適していたと思えるし、単純に観易かった。原作者曰く小池一夫氏の著書を参考にしているそうだ。試しに『小池一夫氏のキャラクター創造論』を読んでみたところ、同書の内容はまるでメイドインアビスの解説書であるかのような趣があった。メイドインアビスという作品が、どうすれば面白くなるかをロジカルに説明可能な理論に基づいて周到に作られている事が良く判った。なんか特殊な性癖とか過激な描写とか絵柄とかに目が奪われがちだが、地味な仕事がしっかりしてるからこそ派手な部分が活きてくるんだろうなと。本作と直接関係ない書籍の感想ではなく本作について書けよという話ではあるが、要するにメイドインアビスは面白かったってのが言いたいことなのでもうこれ以上は書けそうにない。一つ一つ良かった点を列挙していたらキリがない。登場人物に容赦がないところや、絶対に帰還できそうにないところとか、リコの性格は便利で使い勝手がいいとかその理由とか書いてると日付変わるので無理だな。ちなみに続編にあたる映画は視聴済み。最後まで見届けたい作品の一つ。

投稿 : 2022/08/17
閲覧 : 196
サンキュー:

4

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

奈落の底に魂を引かれて

人びとは皆
アビスの涯を目指す

より深く
もっと奥に
ずっと先まで

それはまるで
夢のように美しく
天界のように彩り満ちた
目を見張るばかりの光景

しかしそこには
厳しくて凄惨で
容赦のない生存競争があり
弱肉強食の掟は
生命をむさぽる
死の連環をなしている


馴れていた筈の
そんな命の営みが
目の前の友に迫るとき
ぼくは友を救うために
その腕に刃突き立てることさえ
涙流さずに
果たすことができない

残酷で
美しく
救われない世界

でも
ぼくたちは
その涯を目指さずにいられない
そこに何があるのか
きっと知ってるから

投稿 : 2022/08/06
閲覧 : 520
サンキュー:

55

ネタバレ

ゆかたん半島 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

作画良し。内容よし。

1期見終わりのためネタバレあり。

可愛い作画と内容がマッチしないことは
噂で聞いていたが、1期ではさほど数話では感じなく、幸せ物語に試練がある話に思えた。
終盤を迎える辺りに、マルルク、オーゼンとの出会いで母の生存に疑問を持ちつつ
ややグロい描写へと変わっていく。
しかし、ラストにナナチと出会い
アビスの核心へと進んでいくのだが
突然内容が重くなっていく。
ここで、メイドインアビスの面白さへと移行していくのだと感じた。
今まで、穏やかに見ていた反面、えっ?と思う話へ進んでいく。
原作を読まずしてアニメ派として見ているため、クオリティの差はわからないが、これは面白い。
劇場版考察へと続く。

投稿 : 2022/07/30
閲覧 : 219
サンキュー:

6

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

バトルのないダンジョン攻略でひろったロボットの謎を解くみたいなおはなしになるのかな?。。@1話目

公式のINTRODUCTION
{netabare}
隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。
どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っている。
「アビス」の不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、冒険へと駆り立てた。
そうして幾度も大穴に挑戦する冒険者たちは、次第に『探窟家』呼ばれるようになっていった。
アビスの縁に築かれた街『オース』に暮らす孤児のリコは、いつか母のような偉大な探窟家になり、アビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。
そんなある日、リコはアビスを探窟中に、少年の姿をしたロボットを拾い…?
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:つくしあきひと(竹書房「WEBコミックガンマ」)
監督:小島正幸
副監督:垪和等
シリーズ構成:倉田英之
脚本:倉田英之、小柳啓伍
キャラクターデザイン:黄瀬和哉
モンスターデザイン:吉成鋼
プロップデザイン:高倉武史
美術監督:増山修
美術設定:西俊樹
色彩設計:山下宮緒
撮影監督:江間常高(T2 studio)
編集:黒澤雅之
音響監督:山田陽
音楽:kevin penkin
音楽制作:IRMA LA DOUCE
音楽制作協力:KADOKAWA
アニメーション制作:キネマシトラス
{/netabare}
キャスト{netabare}
リコ:富田美憂
レグ:伊瀬茉莉也
ナナチ:井澤詩織

オーゼン:おおはらさやか
マルルク:豊崎愛生

ナット:田村睦心
シギー:沼倉愛美
キウイ:塙愛美
ジルオ:村田太志

ライザ:坂本真綾
{/netabare}


1話ずつの感想

--------------------キリトリ線--------------------

第1話「大穴の街」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:倉田英之 絵コンテ:小島正幸 演出:垪和等 作画監督:黄瀬和哉

巨大な大穴『アビス』の縁に築かれた街、『オース』で暮らす探窟家見習いの少女・リコ。ある日、探窟中に孤児院の仲間の少年・ナットが巨大な蛇状の生物「ベニクチナワ」に襲われているところに遭遇する。とっさの機転で注意を逸らしたリコだったが、今度は自分がベニクチナワに襲われてしまう。絶体絶命のその瞬間、突然辺りが閃光と轟音に包まれて・・・。
{/netabare}
感想
{netabare}

絵はきれい

おはなしはダンジョン攻略モノにちょっと似てるかな?
でも、遺跡を発掘してそれを売るのが商売みたいな世界で
モンスターみたいのは出てくるけどバトルとかはなさそう^^


主人公の性格が「リトルウィッチアカデミア」のアッコにちょっと似てて
あんまり考えないでつっぱしっちゃう子でにゃんはニガテなタイプ

お母さんも探窟家だったけど死んじゃったみたいで
そのお母さんみたくなりたいって
自分の実力とか考えないでもっと深いところを探検したいって。。


それで今回のおはなしは
孤児院には発掘したものをわたさないといけないんだけど
穴でひろったロボットの男の子をかくれてへやに連れてくの。。

それがバレそうになってドタバタ。。ってゆうおはなし


そのロボットは何もおぼえてないみたいで
これからその謎をとくために冒険に出かける。。とかになるのかな?

1話目はおもしろかった☆
{/netabare}
{/netabare}
第2話「復活祭」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}

脚本:倉田英之 絵コンテ:小島正幸 演出:森賢 作画監督:佐藤友子/多田靖子

夜、リコの部屋に集まった子供たちは、レグがアビスの底からやって来たのではないかと推測していた。シギーは、発掘された遺物がまとめられた図鑑『遺物録』のどこにもレグのような遺物は載っておらず、アビス史上最も価値のある遺物の一つ『奈落の至宝(オーバード)』かもしれないという。もしレグが大人たちに見つかってしまうと「取り上げられて分解されてしまう」と恐れた子供たちは、ある作戦を実行するのだが・・・。
{/netabare}
感想
{netabare}

レグのことかくしておくのは大変だから
みなしごになったって言って孤児院に入っちゃったw

昔のことはおぼえてなくって
手は異国の技術みたいでってごまかして。。


それより今回はアビスの深層に行ってかえってこなかった
伝説の探検家だったリコのお母さんの白笛と手紙が深層から見つかって
お母さんのこととかもちょっと分かって謎もふえたみたい。。

海の深いところに潜ると圧力が高くって
きゅうに上ると潜水病ってゆうのになるみたいだけど
穴も深いところに行くと気もち悪くなったり死んじゃったりするんだって


リコのお母さんってすごい人だったんだね。。
リコを深層で生んで遺物に入れて運んで帰ってきたって。。

すごい人だったけどリコが別れたのは2歳の時だったから
ぜんぜんおぼえてないみたい。。


それでお母さんの手紙には
レグに似た人(?)の絵とかと「奈落の底で待つ」ってゆうメッセが。。


これでリコは深層にお母さんをさがしに行くとかなのかな?
{/netabare}
{/netabare}
第3話「出発」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:倉田英之 絵コンテ:小島正幸 演出:孫承希 作画監督:樋口香里

ライザが持っていたという封書に書かれていたのは「アビスの底で待つ」というメッセージだった。ライザから自分宛に送られた手紙だと確信したリコは、アビスの底を目指す旅に出たいと仲間たちに打ち明ける。だが、二度と戻って来れなくなる旅になると忠告するナットと喧嘩になり・・・。そんな中、レグは孤児院にやってきて初めての探窟に出かける事になった。改めてアビスに潜ったレグだったが・・・。
{/netabare}
感想
{netabare}

とうとう出発。。

アビスの説明をかんたんにして
あと、レグも自分がここに来た目的とか知りたくって
リコといっしょに行くことにするの


でも、今日のメインのおはなしはナットとのお別れかな。。

リコと別れたくなくって止めようってして
お母さんがアビスの底でまってるってゆうリコに
お母さんはもう死んでるなんて言っちゃった。。


きっともう帰ってこれないってゆう旅に出る前なのにケンカなんかしちゃって
このまま別れたらずっと気になっちゃいそう。。

ちゃんとお別れできてよかった☆
にゃんはもしかしていっしょに行くのかな?って思ったけど
それはちょっとできなかったみたい。。
{/netabare}
{/netabare}
第4話「アビスの淵」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:小柳啓伍 絵コンテ/演出:飯野慎也 作画監督:伊藤晋之

リコが目を覚ますと、眼前にはレグの寝顔とロープのように張り巡らされた腕があった。『オース』から旅立った二人は深界一層『アビスの淵』に到達しており、周囲を常に警戒する必要があったのだ。「この速さなら奈落の底へ行ける!」と目を輝かせるリコだったが、お腹が空いた様子。そこで特製のリコ汁を作って食べていると、レグはふとポケットに入っていた封筒を思い出した。そこに書かれていた文字は・・・。
{/netabare}
感想
{netabare}

前半のおはなしはレグのポケットに入ってた封筒のことで
それはお母さんの手紙のコピーみたい。。
それと夜が明けたらリコたちを捕まえに行くってゆうメモ
こんなことできるのはリーダーだけ。。って

それでリコはこれがリーダーのさいごの授業だって思うの


後半はナットたちにたのまれてあとを追ってきたハボさんと。。

ハボさんは監視基地まで送ってくれるつもりだったけど
さいごの授業だってことわったら
監視基地のサキモリの人のこと教えてくれたの

白笛でお母さんといっしょに赤ちゃんリコを地上まで運んでくれた
オーゼンってゆう人だって
でも、オーゼンには気をつけろ。。って
どうゆうイミだろう?


絵もきれいで冒険もあるけど
それより
いっしょには来れないけどリコたちを応援してくれる人たちがいる
ってゆうおはなしだったみたい☆
{/netabare}
{/netabare}
第5話「火葬砲」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:小柳啓伍 絵コンテ:小島正幸 演出:工藤利春 作画監督:藤優子

深界二層『誘いの森』に到達したリコとレグ。シギーの言葉では、赤笛がここまで降りれば自殺扱いになるほど、行く事も戻る事も難しくなるという。追っ手を振り切ったと安心した二人はアマギリの葉が群生する森を歩いていると、遠くから人の声が聞こえてきた。助けを呼ぶ声のする方へ慌てて向かうと、そこには巨大な鳥のような生物と傍らに倒れている探窟家がいて・・・。
{/netabare}
感想
{netabare}

獲物が仲間に助けをよぶ声をマネする鳥ナキカバネに
探窟家の人が食べられてるところはショックだった。。

「進撃の巨人」でも食べられるところが出てくるけど
鳥がくちばしでつついてるところは気もち悪かった。。

リコがナキカバネにさらわれたときドキドキしてちょっと気もち悪くなって
助けようってしたレグののばした手がほかの鳥にジャマされて届かなくって
もうちょっとでひな鳥たちに食べられそうになった時も心臓止まりそうだった^^;

その時レグが手から光線出しで助けてくれて
リコが火葬砲ってゆう名まえつけたけどレグって何なんだろう?

監視基地のオーゼンってゆう人が何か知ってるみたい。。
でも、こわそうな人。。大丈夫なのかな?
{/netabare}
{/netabare}
第6話「監視基地 (シーカーキャンプ)」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:小柳啓伍 絵コンテ:阿保孝雄 演出:垪和等 作画監督:安田祥子

ようやく『監視基地(シーカーキャンプ)』に到着したリコとレグを迎えたのは、不動卿『動かざるオーゼン』。ハボルグの話では、現役の白笛でアビス深層で生まれたリコをライザと共に地上まで運んだという。命の恩人に対してお礼を言うリコだったが、オーゼンは不気味な表情で笑い始め・・・。そして、オーゼンの直弟子『マルルク』と一晩過ごすことになった二人。リコが深夜に目を覚ますと・・・。
{/netabare}
感想
{netabare}

今週は不動卿『動かざるオーゼン』と会うおはなしで
ふしぎな人。。あんまり話好きじゃないみたいで
何考えてるか分からないからこわい感じ。。

でも、オーゼンさんにひろわれていっしょに住んでるマルルクちゃんは
オーゼンさんのことこわがってるみたいじゃないから
たぶんそんなに悪い人じゃないって思うケド。。


その晩は泊めてもらってマルルクといろいろ話とかしたんだけど
トイレにおきた時リコは死体みたいな化物を見て
そのままレグのおふとんに入って寝ちゃった。。そしたらおねしょ^^


この監視所には何かヒミツがあるみたい
オーゼンさんにそのヒミツを見せてもらうことになったけど。。

それからリコのお母さんは死んでるって。。
白笛とかはお墓にあったものだって。。
それから奈落の底で待つってゆうメッセはお母さんの字じゃないって
オーゼンさんはゆうんだけど。。


オーゼンさんって何かかくしてるみたいなこわい感じで
怪談に出てくる夜にこっそり包丁をといでる鬼ばばみたい^^;

それからあの死体みたいな化物って何だろう?
ってゆうかにゃんはやっぱりリコのことよく分からないなぁ。。

だってそんなあやしい化物がいたら
みんなに教えてあげないとおそわれるかもしれないのに
見ないフリして寝ちゃうのってひどくない?
{/netabare}
{/netabare}
第7話「不動卿」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:倉田英之 絵コンテ:阿保孝雄 演出:飯野慎也 作画監督:佐藤このみ/佐藤友子/杉本幸子/高倉武史/森賢

リコたちと別れ、オースの街に戻ったハボルグは、白笛の中でも特に無双の怪力を持つ“不動卿”オーゼンについてナットやシギーに語っていた。ただ、ハボルグはオーゼンに対してある不安を感じていて・・・。一方、オーゼンの部屋で四角い白い箱のようなものと対峙したリコたち。自らが入っていたと言われる『呪い除けの籠』ではないか?と推測したリコに対し、オーゼンが伝えた真実は・・・。
{/netabare}
感想
{netabare}

オーゼンさんって怪物すぎだよね^^;

リコたちをイジメたのってただのテストが本気になりすぎただけみたいだけど
今のままじゃ深層に行ってもダメだからこれから特訓するみたい。。

それにしても赤ちゃんリコが入ってた呪い除けの籠って
死んだ生き物を生き返させる力があるって言ってたけど
きのうの夜中にリコが見た死体の怪物って食べたお肉ののこり?
なんだか人間の体みたいだったけど。。


ほんとはいい人みたいだけど
オーゼンさんの特訓ってリコたち深層に行く前に死んじゃいそう。。
{/netabare}
{/netabare}
第8話「生存訓練」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:倉田英之 絵コンテ:小島正幸 演出:飯野慎也 作画監督:伊藤晋之/藤優子

オーゼンから課された新たなる旅立ちへの試練「生存訓練」。限られた装備で10日間生き延びる事を言い渡されたリコとレグは、まずは飲み水の確保の為に移動を開始する。早速綺麗な水場を発見したリコだったが、近づくと突然水面が揺れて・・・。一方、地臥せりと共にその様子を遠くから眺めていたオーゼン。リコとレグの様子を見て、思いを馳せたのは・・・。
{/netabare}
感想
{netabare}

生存訓練10日は
動物を飲み込んじゃうカバに食べられそうになったところからはじまって
そのカバをつかまえて食べたら終わっただけみたいで前半で終わっちゃった


後半はオーゼンのライザの思い出かな?

いっしょに冒険してきたライザの子どものために
何かしてあげたいって思っていろいろな話を聞かせてくれたりしたみたい

ちょっと変わった話はがあって深層に行くと時間がたつのがゆっくりって
浦島太郎の竜宮城のおはなしみたい。。って思った^^

だからリコって今何歳かよく分からないけど
お母さんがいる深層ってまだ何か月とかしかたってなかったりして?

だったら深層でお母さんと会えるかも?

でも、もし2人がいっしょに帰ってきたら
まわりの人たちがみんな年とってたりしてw


あと、これから行く深界5層にはこわい白笛の人たちが3人いるみたい。。


このおはなしってナゾがあっておもしろいけど
あんまりコメディとかないし
ラブストーリーみたいなのもないから
ちょっとあきてきちゃったかも?
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第9話「大断層」
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公式のあらすじ
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脚本:倉田英之 絵コンテ:小島正幸 演出:垪和等 作画監督:樋口香里、安田祥子

オーゼンやマルルクたちと別れ、深界三層「大断層」にたどり着いたリコとレグ。大断層はその名の通り巨大な垂直の壁で、その高さは4,000メートルを超えるという。オーゼンに教わった縦穴を利用して下を目指す二人の前には、様々なアビスの生物たちが現れる。これまでのようにレグの力を頼りに進もうとしていると、ふと聞き覚えのある音が聞こえてきて・・・。
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感想
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今回も冒険
いろんな敵の生き物におそわれて何とか生きてるってゆう感じ。。

別につまらないんじゃないのに
どうしてにゃんがこのおはなしがあんまり好きじゃないか分かった。


「リトルウィッチアカデミア」のアッコもそうだけど
リコがあんまり考えないでかってに動きすぎ。。


初めにナレーターの人が
人は知恵と勇気でもがき、あがき、さいごまで生にしがみつく。。
って言ってたけど

アッコって勇気だけで生にしがみついてるみたい
もうちょっと知恵がつくまで
アビスの底に行くのは待った方がよかったんじゃないかな?


とちゅうで深界3層の呪いで夢を見てた。。
オースの町にお母さんと帰ってみんなが歓迎してくれる夢。。

でも、リコってみんなを捨ててきたんだよね?

ニュースでどこかに遊びに行った人が遭難して
助けに行った人も死んじゃったとかってゆうのあるけど

あんまり考えないで危ないことしてる人って
自分だけじゃなくってほかの人にまでメイワクかけてるって気がついてほしい
って思っちゃう


誰かがこまってたら助けるの当たり前だからって
ちゃんと考えてあぶないところに行かないようにとかしてる人まで
死んだりするのはおかしいって思う

レグを守るって言ってるけど
いつもレグをあぶない目に合わせてるのってリコの方だから。。

リコみたいな人がいなくなったらいいのに☆彡って


はやくアビスの底についてお母さんと会って冒険が終わったらいいな☆彡
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第10話「毒と呪い」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:小柳啓伍 絵コンテ:小島正幸 演出:孫承希 作画監督:佐藤このみ/服部聰志/谷口義明/池津寿恵/萩尾圭太

深界四層に到達したリコとレグ。そこは『巨人の盃』と呼ばれる巨大な植物、ダイラカズラの出す湯気の覆い尽くす世界だった。レグが周囲を警戒していると、ふと妙な気配を感じる。まるで言葉を理解しているような反応だが、全く位置がつかめないため二人はその場から離れた方が良いと考えた。すさまじい湿気のなか歩みを進めていると、目の前に突然・・・。
{/netabare}
感想
{netabare}

毒針を持ってるタマウガチってゆう生き物におそわれて
リコが手にケガしちゃって毒もあるから
もう少して死にかけちゃうおはなし

死にかけてるときモモチってゆう"ナレハテ”の人に助けてもらったの
でも、手は元にはもどらないみたい。。


ごめんなさい。。ふつうの人ってリコがかわいそうだって思うと思うけど
にゃんは見ててリコに腹が立ってきちゃう

リコが「進撃の巨人」とかみたく人類を守るためとかで死ぬ思いしてるとか
さらわれてアビスから抜け出すとかだったらかわいそうって思うんだけど
リコってみんなが止めるのにムリに来たんだから。。

リコは死ぬのこわがってたみたいだけど
ふつうの人たちってみんなこわいからわざわざそんな冒険なんてしないし
リコみたいな人を止めるんだって思う

リコはそんなみんなのゆうこと聞かないで好きで出てきちゃったんだから
死ぬときはだまって死んでほしい。。

じゃないと苦しがってるリコを見てて
何もしてあげれないレグのほうがかわいそう。。
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第11話「ナナチ」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:小柳啓伍 絵コンテ:飯野慎也/阿保孝雄 演出:工藤利春 作画監督:伊藤晋之/樋口香里/大下久馬/三浦 龍

タマウガチの毒と深界四層の上昇負荷によって瀕死の状態に陥ったリコ。狼狽え、号泣するばかりのレグの前に姿を現したのは、自らを『成れ果て』と呼ぶ不思議な生き物、ナナチだった。アジトに到着し、疑心暗鬼になりながらも他に頼る術もないレグは、ナナチにリコの処置をお願いする。手際よく処置をするナナチは一部始終を見ていたというのだが・・・。
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感想
{netabare}

今回はナナチの紹介みたいなおはなしかな。。
リコは寝たままだから静かでよかったみたいw


モモチはかわいい^^
やさしいんだけど何かかくしてそう。。


あと、レグが何か思い出しかけてた。。
リコのお母さんのことかな

いろいろ気になるよね
{/netabare}
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第12話「呪いの正体」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:小柳啓伍 絵コンテ/演出:小島正幸 作画監督:竹内忠/藤優子/黒田結花/蒲田明美

オースの街では、誕生日のお祝いを楽しみにしていたキユイが高熱でうなされていた。「誕生日に死ぬ病」の噂が広がるなか、ジルオは国々を巡っている「船団キャラバン」の薬師を頼る。キユイと共にオースを離れ、キャラバンの診療所に向かうと・・・。一方、洗濯から戻ってきたレグは眠るリコの上で蠢くミーティを目にし、狼狽えていた。だがナナチは・・・。
{/netabare}
感想
{netabare}

オースの街のおはなしは何だかよく分からなかった
リコたちと関係あるのかな?


今回はレグとナナチのおはなしで
ナナチが作ったごはんをレグが食べるところ見て
はずかしそうにしてたナナチがとってもかわいかった♪


呪いの正体は分かったけどどうしようもないみたい。。
穴からできるだけ遠いところに行ったらそんなにひどくないみたい


あとはレグがナナチからタマウガチのたおし方をおそわったくらいかな?
それでそのときあった黒笛の人に伝言をたのんで。。

さいごはレグがナナチからミーティを殺してくれってたのまれたけど
ミーティってキモかわいいのに。。


今回もリコはお休みでよかった。。

ホラー映画とかでよくいるでしょ?
ここにいろって言われてるのにわざわざアブナイところに出て行って
キャーキャーさわいで殺されちゃったりするヒロイン
リコってあんな感じ^^;

べつにきらいとかってゆうんじゃなくって
にゃんとあんまりちがいすぎて
何考えてるかぜんぜん分からないんだもん。。
{/netabare}
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第13話「挑む者たち」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:倉田英之 絵コンテ:小島正幸 演出:森賢 作画監督:森賢/多田靖子

レグの火葬砲を見て「ミーティを殺してくれ」とお願いしたナナチは、子供の頃を想起する。過去、極北の地「セレニ」でゴミ拾いをしながら生活していたナナチは、同じ地の底のような暮らしを続けるなら真の地の底「アビス」に行きたいと願っていた。そんなある日、「アビス」の探窟家がやってきて子供たちの前で演説を始める。その探窟家は白笛「ボンドルド」。アビスの謎を解くために希望者を募っていて・・・。
{/netabare}
感想
{netabare}

ナナチとミーティがボンボルドの生体実験につかわれて「なれはて」になって
人間みたいな意識がなくなったけど
ふつうの方法じゃ死ななくなったミーティーを
レグがナナチに火葬砲でころしてやってくれってたのまれるおはなし


悲しいおはなしだった。。
ってゆうかあんまりにもひどくってとちゅうで何回か目をつぶっちゃった。。

おはなしは「亜人」で亜人をつかって人体実験をするみたいな
グロいシーンが多かった。。


ミーティが実験でなれはてに変わってくところとか
レグがミーティーを殺すところは
なみだがジワーって。。

とくにレグが火葬砲撃つところは
ナナチがミーティーのことほんとに大事に思ってるのが伝わってきて
にゃんまでミーティにごめんなさいって言ってた。。


そのあとリコの目がさめて親指が動くようになってよかった☆

キノコを取る手術はグロかった。。


リコがおとなしくしてるとほんとにいいんだけどな^^
またそのうち勝手なことはじめちゃうんだろうな。。

こんどはナナチもいっしょに来てくれるみたいだけど
今回のこと反省してもっと気をつけて歩いてくれたらいいけど☆彡


あと、今日思ったんだけどナナチってもしかして女の子?
レグに抱きつかれたときとリコのときとテレ方がぜんぜんちがうんだけど^^


さいごに風船に荷物をつけてとばしたところもよかった☆

ただ、あれって
穴の外に出ても止まらないで上ってっちゃうんじゃないか心配だった^^
{/netabare}
{/netabare}


見おわって


アビスを少年たちが冒険するおはなしだったけど
絵もきれいで声優さんもよくって
設定もこまかくってよかったって思う☆


おはなしは冒険だけど
感動したり泣いちゃういいおはなしもいっぱいあった

ただ、後半になってきたら
グロいシーンがだんだん多くなってきたみたい^^;


キャラはいい人が多かったんだけど
すごい変ってて何考えてるかよく分からないキャラは
にゃんはにがてだなぁ。。

あと主人公の女の子のリコが
明るくっていいんだけど
あんまり考えないであぶない目にあったりして
見ててすごく疲れちゃった。。


でも、もう1人の主人公のレグくんはやさしくっていい子でよかった☆

あと、もう1人、おわり近くなってから出てきたナナチが
かわいくってやさしくってでも強くって
何でもできる(お料理のほかはw)みたいなにゃんが1番好きなキャラで
このおはなしってレグとナナチだけだったほうがおもしろかったかも?って


絵が2頭身キャラみたいだからかわいいんだけど
そうゆうキャラが好きじゃない人もいるみたい

だから絵が大丈夫でグロいのでも大丈夫な人にはおすすめかも?

投稿 : 2022/07/16
閲覧 : 1298
サンキュー:

150

ネタバレ

YKK さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

【進撃の巨人以来の最高傑作】原作の面白さを超えてきた貴重なアニメ

こんなにワクワク、ドキドキ、ハラハラしつつ、考えたくなるアニメは初めてでした。
1シーズン、1クールでこんなに濃厚なアニメはたぶん他に無い。

作画や音楽、声優などのアニメ化における全ての要素が素晴らしかったのは言うまでもないですが、その中でも特に、美術、OST、音響、ナレーションが良かったです。
その4要素によって没入感が段違いになりました。
必要不可欠かつ話数を重ねるごとに強く印象に残るナレーション。最高でした。

加えて魅力的なキャラクターたち。
正直キャラデザで視聴を敬遠していた派でしたが、最終的にはそれぞれを好きになっていました。
憎しみや、そうしなきゃいけないからする、といったモノが原動力じゃない、自分のしたいことに正直な姿勢を持つキャラたち。
そうした姿勢を持ちつつも現実的な思考を持つキャラたち。
ほんと素晴らしかった。

グロ描写はありますが、あれが無いと作品として薄味になってしまう気がするし、アビスや人間というもののリアルさが弱くなってしまうので、必要なシーンだったと思います。

そして最後に、圧倒的シナリオ。
特に1話、10話、13話は良い意味でエグかったです。

{netabare}まずは原作未読で観た1話目。
冒頭から世界観に惹き込まれ、タイトルや映像と同時に流れる音楽で昇天。
その後オースの街並みの素晴らしさに圧倒され、最後のリコとレグが見る日の出シーンで完全に心持っていかれました。
今まで観てきたアニメの中で最も心踊った1話でした。

逆に10話目は最も衝撃を受けた回。
毒と呪いで瀕死状態のリコと、それに対応するレグ。あの描写は凄まじかったです。

最終13話目は完璧としか言えない構成でした。
揺さぶられる感情。ナナチとともに流れる涙。
ナナチが仲間に加わることが確定したときは思わずガッツポーズしてました。
EDシーン、良すぎです。 {/netabare}

投稿 : 2022/07/06
閲覧 : 179
サンキュー:

5

ののこ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

なかなかグロい

キャラデザがとっても可愛いですが、なかなかにエグいストーリーにグロい表現。
個人的に食事中には観れないし、途中観てられなくて早送りした。
でも続きが気になってしまうアニメ。

投稿 : 2022/07/02
閲覧 : 201
サンキュー:

3

ネタバレ

神谷 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

感想!

メイドインアビス 感想

感想です!

この作品はWeb漫画原作です。
この作品では安楽死という行為に着眼点を置き、安楽死で死ぬことを肯定しています。
思ったことは、世界観の作りやスペクタルシーンというのが随所に見られ、モンスターや作り込まれた世界観、風の谷のナウシカのように世界観作りがされていることが挙げられた。
この作品の見どころはこの世界観とその世界観を解き明かしていく過程を楽しむもので、見ているたびにその世界観を広さに驚かされた。
 そしてナナチとミーティアの話の内容。これは知的障害者をどうするかという点を連想されるエピソードだった。
 ミーティアはアビスの呪いを受けて人間から知性のない動物(知的障害者)になってしまった。
 そしてナナチは自分の死んだ後、ミーティアは一人で暮らしていけないので殺してくれと頼んだ。これは人権で考えれば、まだ法整備の整ってない安楽死という概念にあたる。
 普通の作品では例えば医療ものなら、これを救うという選択肢に出るが、この作品は殺すという選択。苦しむ彼女は人間と意思疎通ができる状態でなく苦しんでいる、つまり人権規定の幸福で文化的な生活が送れない状態だと判断され、尊厳死という項目が与えられると判断される状況だったのだろう。
 そういう思考で、ミーティアを殺して、そして尊厳死を成し遂げてしまう。
 私はこれについての意見は持たないが、この悲しみ、その仕方ないよ殺すしかないというのが悲しいのであり、この悲しみを理解できるかどうかが面白いか面白くないかを決めることだと思った。
 及び知的障害者をどうするかという点では殺すという選択が合理的であり、そういう選択を取らざるおえないということは分かる。
 デザインは子供っぽく、漫画らしさが溢れている。話は変わるが、小説を漫画にするとき、それはキャラクターデザインが大切であり、見栄えを意識することで個性を出すことが大切である。この視点でバクマンの中でジャンプ編集の中でそれが説明されている。
 この方針自体で大人向けのアニメを作るなら割とこう言ったダークテイスト、やや残酷テイストの話が必要であると考えている。
 無論、小説と漫画の融合という観点で言えばその点で言えばこの作品はなかなか良い路線を言っている。

 さて話は変わるが、知的障害者の利用価値について障がい者施設に入れると経済的な損失があることが学術研究として明らかになっており、A型作業所、B型作業所でそれが軽減できることが明らかになっている。しかし人権規定を考えるのであれば頭の中にマイクロチップを入れてIQを向上させる。つまり安楽死ではなく殺さないことが、経済的な損失を抑えることに繋がるのではないかと考えている。私的にこう言った話について違った意見を持っているが、このアニメは問題提起として良かったのではないかと考えている。ただ僕はこんな決断はしないだろう。

投稿 : 2022/06/12
閲覧 : 278
サンキュー:

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メイドインアビスのストーリー・あらすじ

隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。
どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っている。
「アビス」の不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、冒険へと駆り立てた。
そうして幾度も大穴に挑戦する冒険者たちは、次第に『探窟家』と呼ばれるようになっていった。

アビスの縁に築かれた街『オース』に暮らす孤児のリコは、いつか母のような偉大な探窟家になり、アビスの謎を解き明かすことを夢見ていた。
そんなある日、リコはアビスを探窟中に、少年の姿をしたロボットを拾い…?(TVアニメ動画『メイドインアビス』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2017年夏アニメ
制作会社
キネマシトラス
主題歌
≪OP≫リコ(CV.富田美憂)レグ(CV.伊瀬茉莉也)『Deep in Abyss』≪ED≫リコ(CV.富田美憂)レグ(CV.伊瀬茉莉也)ナナチ(CV.井澤詩織)『旅の左手、最果ての右手』

声優・キャラクター

富田美憂、伊瀬茉莉也、井澤詩織、田村睦心、沼倉愛美、塙愛美、村田太志、坂本真綾

スタッフ

原作:つくしあきひと(竹書房『WEBコミックガンマ』)、 監督:小島正幸、副監督:垪和等、助監督:飯野慎也、シリーズ構成:倉田英之、脚本:倉田英之/小柳啓伍、キャラクターデザイン:黄瀬和哉、モンスターデザイン:吉成鋼、プロップデザイン:高倉武史、美術監督:増山修、美術設定:西俊樹、色彩設計:山下宮緒、撮影監督:江間常高、編集:黒澤雅之、音響監督:山田陽、音楽:kevin penkin、音楽制作:IRMA LA DOUCE、音楽制作協力:KADOKAWA

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