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「サクラクエスト(TVアニメ動画)」

総合得点
81.8
感想・評価
942
棚に入れた
4291
ランキング
396
★★★★☆ 3.6 (942)
物語
3.5
作画
3.7
声優
3.6
音楽
3.5
キャラ
3.6

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サクラクエストの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

特別な街の東京の――その空気を吸うだけで私は特別になれると思っていたのかな……

[文量→特盛り・内容→考察系]

【総括】
いや、それ、SLAM DUNKの谷沢(安西先生の教え子でアメリカに行った子)で、正確には{netabare}「バスケットの国アメリカの、その空気を吸うだけで僕は高く跳べると思っていたのかなぁ…{/netabare}ですがw

まあ、そんなアニメです! これだけだと分からないと思うので、詳しくはアニメをご覧下さい♪

「花咲くいろは」「SHIROBAKO」に続く「お仕事シリーズ」第3弾。上記2作はお気に入り棚です。本作はそこまでのクオリティではありませんでした。でも充分に面白く、安心安定のP.Aといった感じで、地味ながらも丁寧に作られていて、好印象です。こういうアニメ(しかもアニオリ作品)は、もう少し評価されてほしいですね。

P.Aのお仕事アニメって、本当にドラマ性があって、(やってほしいかは微妙だけど)少しアレンジすれば朝ドラに出来そうなものばかりですね。勿論本作も。

序盤~中盤は盛り上がりも少なく、退屈さを感じるかもしれませんが、終盤は尻上がりによくなるシナリオに感動しました。中盤までは評価3でしたが、終盤で4にしました。なんとか振り落とされず、完走してほしい作品です♪


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
主人公の木春由乃は、「自分は特別な何かになりたい」と思っている、普通の女子大生。作品冒頭、「東京には何でもある」「間野山には何にもない」と言う由乃。でも、自分は就活に30連敗している。つまり、本人は認めたくなくとも、実は(間野山と同じように)「自分にも何もなかった」ということ(厳密には、何も見つけられていなかったということ)。

詩人のナカムラミツルさん(元19)の言葉に、「人生はかけ算だ。どんなにチャンスが巡ってきても、僕がゼロなら意味がない」というものがある。

「確かに、東京には何でもあるかもしれない。でも、君には何があるの?」という、胸にグサッとくる問題提起が含まれている。

「何もない」と思っていた「間野山」や「木春由乃」にある、「何か」。それを探していくアニメだった。

退任式での由乃の挨拶は、それを端的に表していた。考察とは、あえて描かれない行間を考えることであるが、「普通の風景の中にある、間野山にしかない唯一無二の文化や歴史や風景に気付けた」という由乃の挨拶は、実にストレートに本作の主題を述べていて「考察の余地がない」。それが素晴らしい。

例えるならば、毎回シンプルかつ律儀にOPから始まるこのアニメのように、真っ直ぐな作風だからこそ、そして、分割ではない2クール作品として、計画的かつ丁寧にストーリーを積み重ねてきたからこそ、こんなシンプルな言葉に感動するのだ。

みづち祭りで何度もアップになった、玩具の神輿(シャイニングドラゴン)には、「大切なのは見てくれじゃない。そこに、人々がどんな想いを込めるかだ」「結局、そのものの価値とは誰かに与えられるものではなく、自身が決めることだ」というメッセージが込められているのだろう。無条件かつ妄信的に都会(東京)を肯定していた、由乃やエリカとの対比が見られる(いや、都会も良いところです。無条件かつ妄信的に、という部分がダメなんであって、それは、何も考えなしに「現状維持」を選んでいた、田舎(間野山)の人間にも共通するダメさです)。そして、「みんなが変えよう」という本気の思いが集まれば、きっと間野山も変わるのだと思う。

特別(国王)であることをやめることで、特別(自分自身)になった、退任式。冠を被ることに価値を求めたことはあっても、冠を脱ぐことに価値を求めたことがなかったので、心に響いた。

「派手な色のことだけを個性だと勘違いしている人がたくさんいるね。透明や白、うすいピンクに淡いブルーも、とてもとても個性的。あなたはあなたのままでいい」(byナカムラミツル)

「みんなと同じことはしたくない。という、みんなと同じ言葉」(byだいたひかる)

「そうさ僕らは世界にひとつだけの花。一人一人違う種を持つ。その花を咲かせることだけに、一生懸命になれば良い」(by槇原敬之&SMAP)

……「個性」とか「お前はお前のままで良い」とかアニメでも他の媒体でも散々言われてきたことかもしれない。でもそれだけ手垢がついているのは、普遍性がある証だし、本作のように、丁寧かつ温かく見せられると、また違ったカタチで胸に響く。ようは見せ方なんだと思う。

最終回は、おそらく多くの視聴者が予想していて、変に期待を裏切らない安定した展開。

間野山に根を下ろし、新たな生活を始める、早苗。部屋から飛び出し、間野山を知るためにも世界を知ろうとする、凛々子。夢に挫折したが、新たな形で夢を実現差せていこうという、真希。これまでと変わらず、しかしこれまで以上に地元を愛し発展させようという、しおり。そして、これからも自分を探し続けるため、あえて新たな世界に飛び込む、由乃。

五者五様の選択ではあるが、全員に作中での成長が見られ、大変に爽やかである。

ラストシーン、由乃が車窓からみた光景は、「特別になりたい」という彼女の願いが叶った瞬間だった。「木 春由乃」という、1話の伏線を回収する横断幕はズルい。あやうく、クソジジイに泣かされるところだった(笑)

書きたいことは尽きないが、あいかわらずの長文になってきたので、その他の雑感は箇条書きにしたい。

{netabare}
・中学生や高校生の友情とは違う、ちょっと大人の友情が良い。

・「だんないよ」を流行らせようとしてるけど、流行るのか?

・オバチャンやジジババが多い。それがリアルだし、それで充分におもしろい。

・ドクだけは異質。あんな発明できたら間野山有名になる。普通に、腕の良い頑固な技術者か、技術はないが発想豊かな研究者で良かった。

・中盤以降サービスシーン増えたけど、テコ入れかな(笑)

・竜の歌、時代背景からすると歌詞の日本語が新しすぎるな。

・鈴原教授、死ぬ必要はあったのかな、、、。

・エリカの毒舌は的を射ていて気持ちいいw

・ピロートークネタは、一番笑ったw

・間野山は五万人。ウチの故郷は五千人ですが、なにか文句ありますか?(笑)

・私はUターン組です。東京も好きですよ。でも私は、5~6年東京に住んで、東京の「施設」が好きなんだと気づきました。私はやっぱり、地元である岩手(東北)の、(空の広い)「風景」、(雑wで寛容な)「システム」、(引っ込み思案でクセが強く、でも優しい)「人」が好きで、田舎に戻ってきました。そういう人間からすると、本作はドストライクなんですよね、垢抜けてないけどw
{/netabare}

……「変わらないためには変わり続ける必要がある」というのは、同社の「花咲くいろは」で使われた台詞であるが、本作で述べられた「間野山には昔から大切にしていることがあった。異文化を排除することなく、知恵として受け入れ、常に変化し、生き残ろうとする心。皆が忘れかけていた心を、若者で馬鹿者で、よそ者の国王が思い出させてくれた」は、それと共通する考え方だ。

思えば、「松前緒花(花いろ)」も「宮森あおい(シロバコ)」も、「若者で、馬鹿者で、よそ者(新人)」だった。「お仕事シリーズ」とは、「若者で、馬鹿者で、よそ者」の物語なのかもしれない。


以前、私は「クロムクロ」のレビューに、(クロムクロも評価4なので面白かったけど)「P.A.WORKSには、大きな世界を壮大に描くのではなく、小さな世界を丁寧に描いてほしいと思ったし、これからも自分にとって特別な制作会社でいてほしいと思った」
なんて偉そうなことを書いたが、本作は正に、「小さな世界を丁寧に描いた」、自分が思い描くP.Aらしさが詰まった作品だったので嬉かった。今後も、このように(地味と言われても)素敵な作品を生み出し続けてほしい。制作の皆さん、お疲れ様でした♪
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
街ぐるみで本当にRPG演技してれば、元値0でそこそこ人を呼べるかもしれんな。なんか、朝ドラに出来そうなストーリー、設定。ギリギリ有り得るラインの、素敵な奇跡♪

2話目
ボンビーガール(TV)の美咲ちゃんみたいな仕事かな? 人口5万人って、うちの故郷は5千人だけど、文句ありますか(笑)? 田舎育ち、強いw

3話目
いや~、この回(ドクの存在)はダメでしょ。実用可能な人工筋肉とか、凄すぎ。この作品は、リアル路線でしょ、絶対。木彫りのスマホケースは売れてるよ。

4話目
間野山彫刻は、誰の物でもないし、好きして良いとは思うけど。まあ、ブラック企業アルアルですな。

5話目
サクライケファミリは少し厳しいかな。駅というのは、まあ落とし所としては悪くないが、(停車時間次第だけど)観光客が駅だけ観て帰るおそれもあるな。

6話目
なんか、花いろで観たなw メインキャラの掘り下げ、暫く続きそうな流れ。

7話目
火災のシーン、無駄にドラマを盛り上げないところは、リアル路線として良かったと思う。エンドロールのクダリ、素敵だね♪ 何でもやらせてくれる町、間野山ってのは良いかもねw

8話目
この人達の愉快な日常(街おこしの様子)を動画でネットに毎日アップし続ければ、話題にはなると思う。むしろサタン、には笑ったw 役所と商工会の対立は、まああるわな。

9話目
全て無料!? バカか、、、。PRだとしても、ちゃんと採算はとろうよ。

10話目
コメディ要素は良いね。

11話目
時代背景からして、歌詞の日本語が新しすぎるのが気になるところではありますが。かけおちの里は、新しいなw

12話目
情熱大陸? 十分普通じゃないって(笑) 街って、建物ではなく、人(自分)の集まりなんだよね。本屋とか畳屋の意見はリアル。ライブか~。なんか飛び道具だな。

13話目
いや~、密着モノなら、本番前にOAチェックするんじゃない? 私達(街おこしガールズ)を見せたいんじゃなく、間野山を見せたいわけじゃないしね。いや、由乃は悪くないでしょ。微力は無力じゃないし。

14話目
OP変わりましたね。格好良い感じ。微妙なエロがw クソババア、会長を批判するのは良いけど、じゃあ、なんかやれと。早苗で東京との対比、由乃で故郷との対比を魅せるのは良いね。

15話目
ん? 会長が持っている日本酒「北陸美人」は、我らが岩手の名酒「南部美人」じゃないかい? 色こそピンクと緑で違いはあるけど、デザインや字体はほぼ南部美人。(多分)富山に○○美人って日本酒、ないような気もするし。どうせなら、銀嶺立山とか、富山の酒をアレンジすれば?

16話目
クソババアの意外な過去。新たなものを作るというより、あるものを活かすことが大切。なんか急にクエスト発生w

17話目
田舎の老人にネット仕込んだらリアルに起きそうなトラブルで○。

18話目
デジタルアーカイブ。人間、何がツラいって、自分が生きた足跡が消えてしまうことだからね。このシリーズは一番良いシナリオだね。ネットの普及か始まり、キチッと街起こしをやる。今までとは違った形であり、リアルさを崩さずに、効果的に、出来る範囲で。しかし、最後の最後に、悲劇が。ちょっと軽さが気になったけど。死ぬ必要あったかな?

19話目
廃校は維持費かかるから、ルンバ大量に買って掃除させてるとこあるってテレビで見たな。真希、意見変えるまでが早いな。

20話目
落ちたことを泣けるだけの悔しさがまだあるってことだね。でも、切り替えて、前に進もうという真希。開放式、人の心を動かす、良いシナリオだね。小劇団の立ち上げ、良い落とし所だと思う。尻上がりに良くなっていくな。

21話目
ピロートークネタは、笑ったw シャッター街のリアルさ。実は誰も困ってないって、その通り。

22話目
子供(エリカ)の無茶な行動で、迷惑をかけるって話だね。ジャズ喫茶か、渋いw

23話目
商店街の閉鎖も、アリかなと正直思ってしまった。廃校の立地がわからないけど、元中学校ならさほど中心部から外れていないはず。やる気のある商店はそちらに移って、ショッピングモール化しても面白い。話題にもなる。飲食系は、ちとキツいけど、調理室&持ち込みで。市役所がテナント料格安にすればなんとかならない?

24話目
ウチの町は市町村合併で損してるよ。ジジイとババア、仲良しじゃんw 会長強し、やはり馬鹿者w 外から内に、意識が変わったね。やはり、ドクは違和感。

25話目
あやうくジジイに泣かされそうになった。良い最終回。

{/netabare}

【余談~ もしかして、制作陣はミニ独立国の取材で岩手来てますか? ~】
{netabare}
間野山市のモデルが富山県南砺市であるのは間違いないとは思いますが、「ミニ独立国」の取材で、私の故郷の岩手県に来ているんじゃないかと、薄~い推理をしてますw

根拠は2つだけです(笑)

①現存するミニ独立国は数少なく、その1つが岩手県の「カシオペア連邦」

②15話で会長が、18話で教授が持っている日本酒(北陸美人)が、どう見ても岩手県の地酒「南部美人」

ということです。特に②には違和感を感じました。ラベルのカラーこそ(ピンク→緑で)違うものの、デザインや字体はほとんど南部美人そのまんま。富山には○○美人って酒は(多分)無かったと思うし(もし違ったら指摘して下さい)。

あれだけ地元愛が強い会長やP.Aが、ましてや日本酒所の富山(がモデル)なのに、富山の酒を出さない訳がない。

んで、それを恣意的に解釈すると、「取材で行った岩手へのこっそりリスペクト」とはならないだろうか。遊び心というか。

勿論、ミニ独立国は、多分全国の色んな場所をモデルにしたのだろうけどね。
{/netabare}

投稿 : 2017/09/25
閲覧 : 387
サンキュー:

38

雛四季 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

所謂『お仕事アニメ』ではなく、『地方復興アニメ』として観ると成功している。

P.A.WORKSによるお仕事系アニメ第三弾として公式に名を打ってしまい、
『花咲くいろは』、『SHIROBAKO』と期待値が高まっただけに『お仕事系』アニメとしてイマイチな評判を食らってしまった哀しい作品である。

が、そういった前評判抜きに見てみると面白い部分は見えてきます。
短大卒職なしの女の子が、自分とは全く関係ない街の街興しプロジェクトに駆り出され、「1日町長」ならぬ「1年(任期)国王」として活動する。
その過程で過疎化集落の現状、問題点、その中で新たな事をしようとすると出て来る既存商店街との軋轢、街興しで人を呼んだものの、その後のあれこれなどなど…色々な『地方』としてのリアルを見せつける良いアニメだと思います。

「『SHIROBAKO』と違ってお仕事じゃないやん!面白く無さそう!」
と思って離れたそこのアナタ、『お仕事アニメ』ではなく、『地方復興アニメ』として見直していただくと視点が変わるかもしれませんので、是非一回視聴しましょう!

投稿 : 2017/09/25
閲覧 : 247
サンキュー:

14

ネタバレ

しろごま さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

個人的には楽しめた作品でした

★イントロダクション(公式サイトより)★
主人公、木春由乃は、田舎から上京し、短大の卒業尾間近に控えた、いわゆる普通の20歳の女の子。
東京には何でもあって、きっと特別な何かになれるのではないかと夢見て、30社以上の面接を受けるも、未だに内定はない。銀行の残高は980円。
このままでは、田舎に帰って普通のおばさんになってしまう・・・と葛藤していたそんなある日、以前、一度だけ働いたことがある派遣事務所から「地域の町おこしの一環で国王をやって欲しい」との依頼がある。よくわからないが軽い気持ちで依頼先の間野山市に向かうことにした。
一時的に日本でブームになるも、バブル崩壊に合わせて今ではほとんど見ることの無くなったミニ独立国。間野山市は、今なおミニ独立国を続けている、廃れた残念観光地だった。
そんなこんなで、由乃の"普通じゃない"お仕事生活がはじまった。

★スタッフ★
原作:Alexandre S.D. Celibidache
監督:増井壮一
シリーズ構成:横谷昌宏
脚本:横谷昌宏・入江信五
キャラクター原案:BUNBUN
キャラクターデザイン:関口可奈味
総作画監督:関口可奈味
美術監督:佐藤歩
色彩設計:中野尚美
撮影監督:横山翼
3D監督:小川耕平
編集:高橋歩
音響監督:飯田里樹
アニメーション制作:P.A.WORKS

★最終回を見終えての個人的感想★
{netabare}
「花咲くいろは」「SHIROBAKO」に続く、P.A.WORKSのお仕事シリーズ第三弾という触れ込みで始まった本作品ですが、前の2作品が名作だっただけに期待値が高かったのと、【町おこし】という難しい題材だっただけに、酷評も多いと思いますが、最終話を見終わって個人的には普通に楽しめる作品だったなぁと。

由乃たち5人の出会いと、それぞれが抱える課題にクローズアップしたお当番回、そして建国祭までを描いた第1クール。
瑞地祭を主軸として、その準備の中で見えてきた間野山の課題をクローズアップした第2クール。

1話から13話までは当初の目的である町おこしを、由乃たち5人がアイデアを出しながら企画、実行していくというストーリーでしたが、14話から25話までの後半は、町おこしというより間野山自身の抱える課題・問題を一つずつ解決していくことで町の発展へつなげようと奮闘していく姿が描かれているなぁと感じました。
そういう意味では由乃たち5人も、また間野山のほかの住民たちもストーリーが進むにつれて変わっていく姿が描かれていたように思います。

最終回の終わり方についてもそんな流れで考えた場合、由乃が選んだ選択は、ボクの中ではすごくシックリときた選択だったかな。
いろんな催しで人を呼ぶことだけが町おこしではなく、町の課題を解決するためのコンサルティング的な役割に自分の可能性を見出し、自身のやりがいもそこに見つけられたということなんだと思います。

由乃に限らず、他の4人や由乃が去ったあとの間野山がどうなったのかがすごく見てみたくなる終わり方でした。


ただ、手放しで「いい作品」というわけではなかったのも事実。

ストーリーで言えば、たとえば三種の祭具の1つである【黄金の龍】ですが、最終的に見つからず、代わりにシャイニングドラゴンを持ち出すならまだしも、由乃が野毛さんからシャイニングドラゴンを借りると言い始めたことがものすごく不自然なタイミングだったし、唐突すぎた印象です。

あと、作画については個人的には概ね気にならず、綺麗な印象でしたが、最終回だけは酷かった。
引き絵の雑さがすごく目立っていたし、最後由乃が電車の中で丑松会長に手を振るシーンでは、手を右に振ったときに隣の窓のラインで指が切れていたり・・・。
前半の引き絵の雑な部分は作監チェック、電車のシーンではラッシュなどのチェックでわかるだろうという崩れ方だっただけに残念です。

DVD&Blu-rayに収録される際には修正されていることを願います。
(買いませんが(笑))

2017.09.25 追記
他の方のレビューの中で、13話で人を呼ぶだけでは町おこしにならないことを気づいたはずなのに最後はやっぱり同じことをしていて残念だった的な感じの感想がありました。
ここの同じことっていうのは瑞地祭の事を指しているんだと思いますが、ボクの受け取り方は逆でした。
瑞地祭の復活の目的は、間野山の人々が祭を通して一つになれる、楽しめる場所を作りたかったのだと。
後世に継承していく間野山の文化の一つとして瑞地祭を復活させたかったんだと考えました。
地域の文化、そして住んでいる人々が魅力的な町になれば自ずと観光地としても発展できるという由乃達が学んだ教訓は最後までちゃんと貫いていたと思っています。
{/netabare}

投稿 : 2017/09/25
閲覧 : 205
サンキュー:

8

kpby2751 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

PTAが子供に見せたいアニメのようななにか

コメディのような面白さはないが脚本がしっかりしていて飽きなかった。きらら系が好きな方には合わないかもしれない。

投稿 : 2017/09/25
閲覧 : 206
サンキュー:

9

ネタバレ

ossan_2014 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

世界を、クエストする

【視聴完了して改稿】*2017/09/24 誤字修正

地方都市の観光協会を舞台に、町おこしに奮闘する物語。

地域振興という仕事の物語というよりも、タイトル通りに女の子(成人だが、あえて女の子と言いたい)たちがパーティーを組み、クエストを繰り広げる冒険物語に見える。

衰退へ向けた下り坂に位置する地方都市の振興は、容易に解決できるような手軽なものではなく、ほどほどに困難を描き出しながらも、楽しく前向きに女の子の冒険は進んでいく。

明るい冒険は、「現実はこんなにうまく運ぶものか」という冷笑を引き出しがちだが、そのような皮相な冷笑を根底から揺さぶる「現実」が、深層に埋め込まれているようだ。



{netabare}衰退を食い止める方策を求めるクエストだが、食い止めるべき「衰退」とは何だろう。

人口が減る→
産業が無くなる→
税収が減りインフラが保全できなくなる→
そして、人口が減る、へとループする。
その先にあるのは、間野山市という共同体の消滅だろう。

この円環の各項をつなぐものは、「金銭」だ。

サービスを買うために金銭が必要であり、その金銭を稼ぐためにサービスを提供するという円環=フィードバック構造が、いったん流れが逆転した時、逆方向の負のフィードバックを生み出す。

フィードバックを断ち切るには、十分な「金銭」があればいい。
物語の冒頭、パーティが見出すものは、外部から金銭を呼び込む観光事業の強化だ。
しかし、はかばかしい成果を生み出すことはできない。

アベノミクスと称する経済政策が、すべて「外国人様の懐から、貧しい私たちにお金を落としていただく」という発展途上国マインドから発想されているように、金銭を稼ごうと考えるとき、外部の「お客さん」を呼び込むことは、だれでも真っ先に思い付く安直なものだ。

だが、発展途上国マインドの夢想が何の結果も出せない現実をなぞって、作中の「観光誘致」もまた、空想的に成果を出すことをしない。

金銭が十分にあったとしても、その金銭で贖われるモノやサービスを「供給する能力」が無ければ、正のフィードバックは生まれないからだ。
経済「力」とは、金銭があることではなく、金銭に応じて「提供する能力」のことをいう。
有り余る金銭で共同体の「外部」からサービスを買えても、共同体内部は空洞化するだけだし、供給元の外部に「負のフィードバック」を輸出することにしかならない。

観光で金銭を集めることは、共同体を再生させる「力」にはダイレクトに直結しない。

そうして、パーティが直面するのは、クエストのミッションに立ちはだかる「ボスキャラ」が、「経済原則」であるという難問だ。
単に「金銭」を得るという「解決」は、「ボスキャラ」の潜在力を強化することになるという逆説の難問。


全編を通じて、シャッター通りと化した商店街や、残った商店主の描写を通して、「経済原則」に追いつめられる地方都市を表現しながら、物語は、バス路線廃止や廃校舎、祭りの復活へ向けて、探求=クエストを続ける。

安易に「ボスキャラ」から視線を逸らしたご都合主義のハッピーエンドを目指しているわけではないのは、続くミッションが、バス路線の廃止や中学校の廃校舎、祭りの復活であること自体に現れているように思う。

これらのモチーフは、本作が、地域振興の「お仕事」物語ではなく、「世界」を「探求」する「クエスト」であることを、明らかにしている。


世界には、様々な位相で様々な領域が包摂されている。
「社会」は、「世界」の中の、人の住む領域だ。「世界」の中には、当然、社会に支配されない領域が多様に存在する。

同様に、「経済」は、「社会」の中の、交換にまつわる限定された領域に過ぎない。
「社会」の全領域に対して大きな影響力を持つかもしれないが、どこまで行っても「社会」そのものではないし、「経済」の原則で「社会」そのものを運営することはできない。

劇中のバス路線の廃止問題にしても、そもそも社会インフラを「経済原則」で処理することが不適当であるからこそ「問題」化しているのかもしれない、とも言うことができる。
限られた「領域」の原則を、別の領域に適用させる無理が、「問題」として現れてくるのだと。

世界の、貧しく交通網の整わない地域では、たまたま自動車を所有する小金持ちが、走行中に歩行者を見かけると、目的地まで同乗させる習慣があることが珍しくないという。

別に、小金持ちは法的な「義務」として同乗させるわけではない。
もちろん「経済原則」が要請するからでもない。
単に、その土地の、その「社会」の習慣に従うことが自然であるだけのことだ。
経済と無縁の行動原理が、その「社会」のある部分では機能している。

もしも、お年寄りを何より大事に、というのが地域「社会」の習慣であったとすれば、バス路線の「採算」は、問題化しない。
無償で同乗させる小金持ちドライバーが「損をした」とは考えないように、お年寄りのための赤字は「損害だ」とは考えないからだ。
赤字は悪という「経済原則」が万能であるかのような思い込みが、バス路線廃止という「問題」を生み出す。

バス路線に関する「弱者であるお年寄りとインフラ」の問題、廃校=「公教育」に関係する問題、祭祀=祭りという「慣習」に関する問題。

これら「経済」と異なる領域の、「社会」の問題へとシフトしていく物語の流れは、若い女の子のパーティが、「世界」の中に「経済」とは違う領域と違う原理を「発見」していく「クエスト」を表現している。

「クエスト」が見出すものは、「衰退」は、「ボスキャラ」=経済原則が「オレが一番えらい」と「世界」に押し付けた自己宣伝像の反映に過ぎないという転換だ。

スキあらば「世界」全体を支配しようと、「経済」は影響力の拡大を謀り続ける。
パーティのクエストは、「ボスキャラ」の影響力を、「経済」にとどめて「社会」から切断する「冒険」でもある。
影響力を、「支配力」から切断する冒険。

新しい乗合システムは、バス会社の運営という「影響力」下にはあるものの、採算優先で消滅させる「支配力」の発揮は食い止めることになる。


ラストで、これも「経済」とは異なる領域の「行政」が、パーティの前に立ちふさがる。

「行政」=国家もまた、「社会」とは異なる領域だ。

バルカン半島や西アジア、アフリカ等において国境紛争や難民流出が絶えないのは、当地の「国境線」が、地域の民族や言語や文化習慣の実体的な「生活圏」を無視して、帝国主義ヨーロッパが地図上で一方的に引いたものであることに一因がある。

「公権力」による行政区分の一方的な引き直しは、スケールダウンしているものの、全く同じ問題系に属する。
合併(あるいは分離)された市町村は、やはりスケールダウンした、同じ問題が生じるだろう。

公権力によって統制する「国家」が、時として「社会」の運営を阻害するのは、両者が親和的な存在ではなく、むしろ領域を奪い合う関係であるからだ。

行政に対抗する発言権を得るため、外国の都市と姉妹都市関係を結ぼうと行動をする流れは、両者の潜在的な敵対関係から生み出されてくる。

どうやら姉妹都市は実現しそうだという希望が描かれるが、希望を導いたものは、ふらりと居ついた異邦人と先祖の「人の出会い」、外国の市長との「つながり」、その市長を引き付けた「社会」外に散らばるUMAや桜のような、「経済」や「公権力」とは範疇の異なる「世界」を構成する諸要素だ。

「経済」とは異質である「社会」領域、そして「社会」の外にある大地や自然を包み込む、総体としての「世界」の「発見」が、最後まで描かれている。


「進化」というものが、生物が目的に向かって主体的に変化することではなく、動的なバランスの上に「たまたま」発現する偶発的な現象であるように、地域社会もまた、様々な変化や影響力の上に「動的に」現れてくる。

影響にさらされながら、その時、何を選んで生きるのかが、「生活」なのだろう。
選択を支えるものは、「生活」を支えるものは、決して「経済」だけではない。

確かに、経済面では、間野山市民は、必ずしも恵まれていない。
しかし、人の人生が経済だけで構成されているわけではないように、人生の交錯=人のつながりの中に、豊かに「社会」=生活は営まれていき得る。

明るく世界を「クエスト」する彼女たちの姿を、「現実」を知らないと冷笑する者は、「世界」が、社会や、そのサブカテゴリーである「経済」を内包しているという「現実」に目を塞いで、「経済」が世界の全てであるという「虚妄」を生きているのだと気付いていないのだろう。

こういった主題を掲げて、理詰めで作劇されているとは思わない。

デッサンがしっかりした絵を裏返してみても歪みが見えないように、解像度高く構築した物語世界は、角度を変えて眺めても結果的に細部が自然に整合して見えるという、本作は、その一例であるのだろう。


要約すれば「お金がなくとも皆で力を合わせて楽しく生きる」という物語は、子供の夢想とも聴こえながら、本物の大人が本気で「現実」を描くことで、本作のように描き出されてくる。

一時期の「社会」領域を排除した「セカイ系」の物語ばかりであった時代は過ぎたが、これほど「社会」を真正面に描くアニメ作品が登場してきたのには、少し驚かされた。{/netabare}

投稿 : 2017/09/24
閲覧 : 340
サンキュー:

16

ネタバレ

あにもち さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

物語
とにかく丁寧に物語描いていたので毎週楽しめました。
2クールめからちょいちょい涙する回もあったし。
大きな展開、わかりやすい衝撃度がないのもリアルだなと思いました。

作画
平均的に良

声優

音楽
ピンとこなかった

キャラ
町おこしの話なので街の人も重要なので一人一人丁寧に描かれていて満足です

投稿 : 2017/09/24
閲覧 : 154
サンキュー:

5

道玄坂 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良作!

PAのお仕事シリーズということで期待値高めで見始めた。最初は過去作に比べて微妙かな?と思ったが、徐々にこのアニメの面白さが伝わって来て、毎週の楽しみになった。とても味わい深く、この作品に出会えて良かったと思える良作だった。
シロバコの時も思ったが、登場するキャラが最初から多い作品は、その魅力が伝わるのに時間がかかるから、最初が微妙な感じになるのはしょうがないかもしれない。

投稿 : 2017/09/24
閲覧 : 137
サンキュー:

6

kku さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.5 作画 : 1.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

この路線は支持していきたい!

 PA作品で同じ女性5人組作品で思い浮かぶのはshirobakoです
おおまかな方程式は同じみたいですが全く別作品と捉えていいと思います
2シーズンを通じてクエストという名の通り仲間を集めて大きな目標、町おこしの為にひとつひとつミッションをクリアしていきお互い成長していくという流れです。

プロットはユニークでPAらしい作品ですが展開が非常に退屈です。
テンポが終始ワンテンポで視聴者が思索する「溜め」もなければそれに繋がる「開放」もありません。勿論「余韻」に浸ろうものならすぐに次のシーンに展開して置いていかれます。
作画は動きませんし紙芝居みたいでした。
常に淡々とストーリーが進みます(ω・`)

もしかしたらターゲットをshorobako世代、働く人達を意識し過ぎて画も展開もストーリーも落ち着いたものを、と意識し過ぎた?のかもしれないと思ったり。
shirobakoや花咲くいろははアニメ史に名を残すような作品。
それと比較するのは可哀想な気もしますが、その辺を差し引いても物足りなさを感じるのも事実です。

しかしやはりPA作品、女性のみんながホントにイキイキと描かれています
出てくるセリフも共感を覚えるものもあると思います。
この作品の良さはここに尽きると思います。

 疲れて深夜TVをつけるとこういう前向きな気持ちになれて一日リセットして寝れるってのは幸せのひとつかもしれないです

投稿 : 2017/09/24
閲覧 : 236
サンキュー:

25

天カス さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

評価逆転

作画、声優の良さははじめからあったが、後半に入りストーリーも広がりがありよかった。
2クールを存分に生かしたキャラクターの広がりがストーリーに華をどんどん増やしていく感じ。最高のストーリー進行と最高の最終回。満点をつけたいぐらいだけど、出だしから中盤にかけてを考えると4.5評価で。

作画は特に背景が素晴らしい。声優陣も脇までそつない配役。素晴らしい。

唯一残念だったのが音楽。作中はよかったのだが、OPが個人的に嵌まらなかった。

同時期の2クールでは始まった頃はサクラダリセットのが上の評価だったが見事に評価逆転。

良作でした。リアリティ路線のアニメが好きな人にはオススメします。

投稿 : 2017/09/24
閲覧 : 171
サンキュー:

10

ネタバレ

ろだ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

感想

P.A.のお仕事シリーズ第3弾。

OP。アニメのOPとしては前半のOPのほうが、それらしいとは思う。けれど後半のパワフルさも好き。町おこしなんてものをやろうとするにはパワフルでなくちゃできない。
ED。これは2曲とも優しい感じで好き。
OPED全て曲名がサクラではないが花の名前なのも、立つ舞台は違うけど同じ目線な感じがして好き。(概ねサクラと同じく春の花だけど、アサガオだけ夏よりなので何となく春に統一してほしい感じがしたけど何か意図があるのでしょうか。)

5人の女の子が町おこしのために奮闘する。
個人的にはやっぱりしおりちゃんが好き。
最終話ではとびっきりの優しくて力強くてかわいい"だんないよ"を期待したのだけど叶わず。

町おこしという、近年日本中で直面している課題にチャレンジし、失敗を重ねながらもやり遂げ、心をかよわせたのは、一人の田舎に暮らす人間としてぐっとくるものがあった。

誰か一緒に町おこしやろう!

2017.9.24

投稿 : 2017/09/24
閲覧 : 190
サンキュー:

5

ネタバレ

零弍 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

面白かった

毎回毎回楽しんで観れた。
主題歌もいい曲が揃ってる( ´ ▽ ` )
{netabare}
間野山と小春(国王)の距離が段々近づいていく。
最初は手違いから始まった出会いだったけど、
(過去の事もあるし)
やっぱり運命だったんなやなって。

ラストのシーン
{netabare}
最後の会長、小春の事本気で認めてくれたんやなって。
椿じゃなく、小春を。
そして由乃が次にいく場所は…
そこで待つ未来が良いものと成りますように。
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2017/09/24
閲覧 : 189
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7

ネタバレ

kozzzy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

たまには地道で真面目なアニメもいいんじゃない?

とりあえず一言、みんな急激な変化を求めすぎやしないかい?
たまには地道で真面目なアニメもいいんじゃない?
一気に観光名所になって、若者がたくさん来て盛り上がるほうがよかった?笑

廃れた町を盛り上げるということがどんだけ難しいかや、
変化を嫌い諦めていた町の人々の意識を変わっていく過程、
いろいろ試行錯誤してみるがなかなかうまくいかない現実、
こういう『苦悩』をうまく表現できていたと思うんだがね。

どなたかのレビューでドラマみたいって書いてあっててさ。
ほんとにそう思う。アニメっぽくない雰囲気がするアニメだ
別に派手な展開やキャラクターがいなくても楽しめたのは、
なんだかんだ町の活性化という難題に挑戦する国王はじめ
仲間や町の人々の姿に共感したからだろうな。

もしかしたら町は合併してしまうかもしれないし、
これからも若者は減少してしまうかもしれない。
けど、やるだけやってみるというのはすごいことだろ実際。

投稿 : 2017/09/24
閲覧 : 216
サンキュー:

8

ZORRRO さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

そこそこな働く女の子シリーズ。

いつもの仕事するというというのとはまた違った感じを2クール。
以外にも2クール分みっちり出来事があって、ボリュームありました。

ころころ村の問題視される点が変わっていくので、というか問題がありすぎるので良い具合に収まったのではないかと思います。

SHIROBAKOみたいに涙腺えぐられるシーンがちょこちょこ出るわけではありませんが、
今作もそれなりに面白かったです。

投稿 : 2017/09/24
閲覧 : 165
サンキュー:

9

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

P.A.WORKS お仕事シリーズ第3弾 良い作品だった

P.A.WORKSのお仕事シリーズの第三弾
普通じゃない仕事に憧れる女の子が田舎の国王になって、
様々な人たちと町おこしをしていくストーリー。

{netabare}
若者で馬鹿者のよそ者がほんの少しだけ町と自分を変える物語
派手さはなく堅実。

悪く言えば若干地味かもしれないけど、全25話安定して楽しめたアニメ
ヒマな時にもう一度見ようかな

{/netabare}

キャラクターに見覚えががあると思ったら
原案が終末のイゼッタと同じ人だった。

投稿 : 2017/09/23
閲覧 : 187
ネタバレ

mamiko さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

町おこしアニメ

主人公の由乃は、一年間だけ間野山の町おこしの国王になります。最初はきがのらなかったが、一緒に働く仲間·町の人々のふれ合いで少しずつ気持ちに変化が
観ていてアニメだけじゃなく現実の世界も起こりうるなと思いました。
自分の中ではおすすめです

投稿 : 2017/09/23
閲覧 : 222
サンキュー:

5

ネタバレ

タイチョー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

そういう話なのね

町おこしの話ということで地元民との対立や仲間との意見の食い違いなどを描きつつ最終的にみんな仲良く幸せに町も復興しましたとさ……めでたしめでたし。
という展開を予想していたのですが、そういう展開ではなかったのがリアリティがあってよかったかと思います。

よく考えると一番元気があったのは観光協会会長だったという。いい年したじいさんがチュパカブラだよ。発言もロックだし。

国王とゆかいな仲間たちも結構仲がいいというか、大人の女同士の付き合いという感じで、大きくこじれるような言い争いや喧嘩もなく、陰口をたたき合うこともなく安心して見れました。SHIROBAKOみたいですね。

地元民の冷めた感じや地味に嫌な対応(由乃に対し『あんたにいって何になるの』といった発言)などなど妙に人のいい田舎でもよそ者徹底排除の陰険な田舎でもないごくありふれた田舎像で、ありそうな話だなと思いました。

それにしても『だんないよ』のしおりちゃんがかわいい。見てくれがかわいい。性格がかわいい。すべてがかわいい。

そしてケツメガネさんのお尻が魅惑的でした。

投稿 : 2017/09/23
閲覧 : 164
サンキュー:

5

ネタバレ

lEFUg59761 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

レビューが無粋になる作品

「花咲くいろは」「SHIROBAKO」に続く、PAのお仕事シリーズ第3弾になる作品。
ちょっとした手違いで見知らぬ町の国王(という名の観光大使)になってしまった主人公が、戸惑いながらも周囲の人を徐々に巻き込んで町おこしに尽力する物語です。

この作品を見終わって思ったことは、「もっと多くの人に、最後まで見てもらいたい」
ただこれだけでした。

確かに他のお仕事シリーズに比べると、地味な展開が続きます。
良くも悪くもテンションが一定で、25話見続けるにはそれなりの理解が必要です。
しかし、これまでのお仕事シリーズの中では最もテーマに則しており、その意味では『本命』と言える作品でしょう。
脚本が地味とか、動きが少ないとか、そういうレビューははっきり言って無粋以外の何物でもなく、この作品を丁寧に作り上げ、テレビ放送したというだけで意味があると言えます。

一応、私のレビュー方法として項目ごとの感想も書かせていただきますが、この作品には要らない要素なので、隠させていただきます。
お暇な方か、もの好きな方だけクリックしてください。
{netabare}
■物語……4.0
とにかく丁寧に脚本が書かれていて、伏線回収率もほぼ100%。
それゆえに驚きが少なく、現実でも起こりえることしか出てこないので、アニメでやる意味が薄いのも事実です。
しかし、それはあくまで脚本のみを切り取って評価した場合。
近年の安易なアニメ頼りの町おこしに対する問題提起としては、とても分かりやすくできていました。
そのバランスを考えると、むしろ多くの制約の中でこれだけアニメ的に描いている事に、高い好感を覚えます。
SHIROBAKOの時もそうでしたが、この「教科書のように丁寧な脚本」は、作画が注目されがちなPAさんのもう一つの特徴と言えるでしょう。

■作画……4.5
もちろん、素晴らしいです。
私が視聴した限り、作画の崩れはほとんどありませんでした。
また、CGと原画の境目が薄いのも特徴的で、これだけの技術力を保つ体力にはさすがの一言。
あえて言うなれば、背景よりも人物に対する細かい作画が目立ち、それ以外はCGで補う手法が少し目についたぐらいです。

■声優……4.0
新人からベテランまで幅広い層の声優さんを起用しており、田舎の年代格差を上手く演出しています。
SHIROBAKOの時にも思いましたが、とにかくディレクションが上手く、中の人がでてこない没頭感のある演技が味になっています。
それに答える声優さんも、新人やベテラン関係なく勿論演技力が高いのですが、特に斧アツシさん、上田麗奈さんのハマり具合は素晴らしいです。
抑揚や発声だけでそのシーンの雰囲気を引っ張る力があり、新しい声優さんの魅力に気付けました。

■音楽……4.0
他のアニメ作品よりも、アーティスト色の強いBGMです。
(K)NoW_NAMEさんは灰と幻想のグリムガルで総合的な音楽を手掛けた実力派のクリエイターユニットですが、それは作品の色が違う本作でも十分に発揮されていました。
OSTも一つ一つのシーンに合わせて作られたボリュームある内容になっており、音楽としても楽しむことができる作品です。
ただ、音響効果に関しては少し物足りないと感じました。
ヒューマンドラマは現実感も重要になってくるので、手助けの環境音はもっと多用して欲しかったです。

■キャラ……4.5
地味と言われる本作ですが、キャラクターはかなり攻めてます。
ピンク髪で就活する主人公に始まり、エネルギッシュな老人、謎の流しの外国人、20年先ぐらいのテクノロジーを駆使する発明家、実際こんなのいないでしょってぐらいテンプレなテレビディレクター……。
尖ったキャラの少なかったSHIROBAKOとは違い、こちらはかなり濃いです。
要所要所でこのキャラクターたちが活躍してくれるので、視聴意欲を助けてくれます。
個人的には、主人公の木春由乃は非常の好みのキャラクターで、正直国王の可愛さ目当てで見ていた部分もあります。
誰かしら気に入るキャラクターができるのは、それだけキャラ作りが上手いと言う事でしょう。
{/netabare}
最終回まで地味ですが、視聴することで人生経験の実になる稀有な作品。
途中であきらめてしまった人や、前評判だけで見る気をなくしている人には、ぜひ最後まで見てほしいです。

投稿 : 2017/09/23
閲覧 : 268
サンキュー:

8

ネタバレ

らむね さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

地味、それが滋味

過疎が進む地方市の町おこしに取り組むアニメ。
派手さは無く、どれも現実にありそうなことばかり。ゆえにアニメとしては地味だと思います。
でもなぜか、2クール完走してしまいました・・・
私が住む市も、アニメの舞台である間野山市とよく似た規模の地方市で、しかもリアルに吸収合併話が進行中。
だからこそ、気になって見てしまったのかもしれません。
ちょっと私には評価がしづらいアニメです。

投稿 : 2017/09/23
閲覧 : 185
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4

郷音 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

内定したのは国王だけでした。

P.A.WORKSによる“お仕事シリーズ第3弾”。

就職活動がうまくいかず、唯一指名されたのが過疎化が進む町のシンボルとしての国王という役職でした・・・

個性ある5人の若者が町のために奮闘する姿は見ていて応援したくなります

またそれぞれの悩みを仕事や周りを通じていい方に向かっていくのはいいなと思いました

人生の道は人それぞれで、いつかは別れるかもしれませんが、その繋がりをずっと大切にしたいなと思いました

そして自分も仕事頑張らないとなぁと毎週元気をもらいました

仕事や人生に悩んでいる人にぜひ見てもらいたいです

投稿 : 2017/09/23
閲覧 : 177
サンキュー:

8

ゆきりん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:途中で断念した

パッとしない

「パッとしない」
これに尽きるかなと思います。

やはり制作が、「花咲くいろは」「凪のあすから」
「True Tears」「SHIROBAKO」などを生み出した
P.A.WORKSなだけに
それなりの期待は持ってしまうものなんでしょうね。

今回も、いろはやSHIROBAKOのような
「お仕事系」というのがすぐにわかり、
「お!制作お得意のジャンル!楽しみ!」となります。

ですが、今回は残念な結果となってしまいました。
(個人的な感想です)
田舎をよくしよう!という地味な活動が地味ぃ~にずっと続きます。
その地味さは現実味が溢れているのでしょうが
コレは「アニメ」。
アニメでやる意味。アニメだからこそ出来ること。というのを
もう少し考えて物語を作ってほしかったなと思いました。

それに取り組む人々に現実味がないのが残念。
実際主人公たちのような子が、言ってしまえば文化祭のノリ。
村の人たちは、ツンデレな妙に優しい人たちばかり。
キャラは、見た目が可愛いです。喋り方もかわいいです。
でも、キャラの中身に魅力がありません。
ただ若い女の子ってだけです。そして地味。

とりあえず長い間期待を持ちながら
やっとサクラクエストが始まる!というところまで見て
物語に興味が無くなってしまいました。。(苦笑
多分、最後まで普通に終わるんだろうな。という気がしたからです。

ーーーー
最後に。
正直言って、難しいテーマに挑んだなぁというのが第一印象でした。
おそらくP.A.WORKSはグラスリップから迷走しているのだろうなと思ってます。新しいジャンルを確立したい。クロムクロという慣れないロボットモノに挑戦したのも、そういう思いから来てるんだろうなと。
(面白かったシャーロットは、CLANNADなどの麻枝准の手が加わっているから別物として考えてます)

次は、「さよならの朝に約束の花をかざろう」 がスタートします。
ダイスキなP.A.WORKSだから
ずっと期待してしまうゆきりんです。

投稿 : 2017/09/23
閲覧 : 151
サンキュー:

7

TDD さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

途中で切ろうかと思ったアニメの中では一番の名作だった

大学生(就活中短大生)が主人公のアニメは流行りきれないというジンクス(そんなものは無い)

花いろ、白箱の流れからすれば十分大注目作品

一話もテンポ良く、どちらかというと花いろの系譜という印象



-----11話くらいまで視聴-------

前半はかなり期待外れな回が連続したけれど、最近はかなり持ち直した

しーちゃんが可愛さと面白さとエロの全てを担ってて負担大きめだけどwww

作画はPAだけあって安定している


-----最後まで視聴--------------

中盤までのMVPは多くの視聴者の視聴継続に引きとめたであろうしーちゃんかな
あんなん反則ですわ


後半、なんだかんだ良い話だった

メインの5人だけじゃなく、最初はモブ同然だった村人、じゃんくて市民、というか国民も、2クールやってる間にキャラたってきたのは凄いなぁと思った

一気に当番回で掘り下げるとかでなく、いつの間にか名前を覚えて、いつの間にかレギュラーキャラになってる

そんな感じでずっと見てるとキャラに徐々に愛着というか親近感が湧いてくる(メインの5人にしても徐々に見え方変わってくるように意図して作ってるのかなとも思った)


物語の方は、国王をはじめとしてじーさんまで、皆がむしゃらに頑張ってるし、優しい気持ちで応援したくなってくる

なんだかんだこの感じは2クールでしか出せない面白さだと思うし、最後まで観て良かった



あと
エリカちゃん回とか結構王道的展開なのに、いつの間にか目に熱いものが込み上げてきた(笑)
あの回、最後クッキーじゃなくてカレーだったら絶対ボロ泣きだった

投稿 : 2017/09/23
閲覧 : 229
サンキュー:

8

東北のアニオタ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

正直微妙だった・・・

比べるのもおかしいかもしれないけど花咲くいろはのような面白さは感じなかった。

ただ曲は好きだったししおりちゃんの「だんないよー」は好きだった。

投稿 : 2017/09/23
閲覧 : 177
サンキュー:

3

askima さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

七転八起!働く女の子シリーズ

転職を考えてる今日この頃、サクラクエストを見てたら田舎の地域密着型の仕事もいいかも!なーんて思わせてくれる作品だった。

序盤は可もなく不可もなしで、むしろ不可の方がウエイト占めてたかも?と思える展開だったけど、中盤からグイグイ来て、最終回はとてもスッキリした。大器晩成型な作品。

最終回でスッキリするのはとても重要なことです。

主人公はその辺にいそうな、東京に憧れて上京して来た女の子。普通の女の子になるように描いているのだろうから、主人公が1番平凡だったりもする。

日常の中の非日常が魅力的に感じられ、メインキャラはそれぞれが個性的。それなりに掘り下げられてるのもいいし、アニメ特有のご都合展開もほぼなし。
見てて活力が伝わってくる。

親も自分自身も転勤族だから地元って呼べる場所がなく、子供にも同じ思いをさせてしまうことは申し訳なく思うし、自分のルーツを持っている人を見ると眩しく見えるよね。うんうん。

といった感じで、自分自身の人生についても少し考えさせられた、心に響く働く女の子のお話でした。

投稿 : 2017/09/22
閲覧 : 188
サンキュー:

9

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

テーマは悪くないけど、全体的にやや掘り下げ不足気味

就職活動に苦戦していた主人公・木春由乃が、ちょっとした勘違いから、1年間の期間限定で間野山という田舎町の町おこしに奮闘することになる、といったストーリーのお仕事系アニメ。全25話。
P.A.WORKSのオリジナル作品ということで期待度は高かったのですが、満足度はそこそこといった感じでした。
東京で壁にぶつかっている若い女性が田舎へ行き、良いところも悪いところも含めて田舎の現実を知る中で、自分の本当に進むべき道をみつける、みたいな物語は、なんとなく近い系統の小説(重松清や誉田哲也の作品など)を読んだこともあったりして、個人的にはあまり目新しさを感じませんでしたが、作品の大きな枠組みとしては別に悪くなかったと思います。ただ、この作品は、その枠を埋める中身の部分が弱かったような印象でした。コメディとしての笑いも、真面目なドラマとしての掘り下げも、キャラの成長物語としても、どれもまあそれなりレベル。地方の嫁不足問題などもいちおう取り上げていますが、主要キャラが若い女性5人なのに、そこの恋愛を描かず、脇役やモブキャラだけの「お見合いツアー」なんて企画をさらっと描かれても、なんだか白けてしまいます。祭りで盛り上げるという展開も、観ていて正直、「また祭りですか」という気もして、やや安易に思えました。
作画は、間野山という田舎町の描写が、美しくて感動するほどでもなく、逆に、衰退して死にかけの町といった負の魅力もなく、観ていてあまり心を惹かれない絵でした。
キャラでは、由乃もオーソドックスな主人公タイプで悪くないですが、観光協会の会長の丑松、喫茶店の娘・エリカなど、脇役のほうが個性は強かったように思いました。
なんだかずいぶん酷評のようになりましたが、普通に最後まで観ることはできましたし、特につまらないというわけではなかったです。最終回の終わり方などは結構好きでした。ただ、全体的には、やや中途半端な印象を受けました。真面目路線でいくのか、コメディ路線でいくのか、作画の雰囲気も含めて、もっとどちらかに振り切っても良かったような気はします。

投稿 : 2017/09/22
閲覧 : 279
サンキュー:

27

lumy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

お仕事シリーズに求めるもの。

P.A.WORKSが贈るお仕事シリーズ第三弾!
のキャッチコピーに、視聴前はかなりの期待を
寄せていた作品でした。
実際に見終わった感想は…
ちょっと期待しすぎたのかもしれません。

町おこしという題材は、良かったと思います。
P.A.WORKS作品は、特定の地域を舞台にすることが多く
それ自体が町おこしでもあるので、
本社がある南砺市を盛り上げたいという意気込みも
あったのでのでしょう。
キャラも安定のP.A.デザインで、作画も怪しい部分は
ありましたが、一定の水準を保っていました。

では、本作に足りなかったものは何だろうと考えてみると
やっぱり「お仕事シリーズ」という看板が
足かせになってしまったのではないかと思います。
シリーズの代名詞であるSHIROBAKOがおもしろかったのは、
知らないお仕事のリアルを、
アニメを通して知ることができたからです。
対して本作の町おこしは、どこかで聞いたような内容ばかり
なんですね。作中で描かれるアイデアは、日頃のニュースで
耳にしたり、公務員が考えつきそうなものが多く、
「知らないお仕事の世界を見てみたい」という
シリーズの最大の利点が活かされていなかったのだと思います。

本作がお仕事シリーズでなければ…
作中のマッタリとした雰囲気を楽しむことが
できたかもしれないですね。

投稿 : 2017/09/22
閲覧 : 208
サンキュー:

37

ネタバレ

tachikoma さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

SHIROBAKO >= サクラクエスト >>>>>>>>>> || 越えられない壁 >>>> 花咲くいろは

投稿 : 2017/09/22
閲覧 : 139
サンキュー:

2

たこ焼きboy さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:今観てる

こういう作品も大事。

残り1話を残して、このレビューを書いています。
僕がアニメにハマった作品が花咲くいろはで、その後P.A.WORKSの作品はすべて見させてもらっています。
今回もアニメが発表され、1話から毎週追いかけていました。

内容については触れませんが、日本で実際に抱えている問題にフューチャーした作品です。アニメに何を求めるかは人それぞれですが、こういったアニメに出会い、自分の身の回りに当てはめて少し考えてみる。そういうことができる作品だと思いました。

ほかの人のレビューの評価はあまり高くなく、個人的には少し残念ですが、僕は心からオススメしたい作品だと思いました!

投稿 : 2017/09/22
閲覧 : 119
サンキュー:

4

37111 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

長かった。。。

1話視聴後感想と今後の期待度
一言コメント:ホビロンと同じにおいがする。。。
期待度:★★★

なんか、だらだらと続いたなぁ。。。
町おこしと自分探し。そんなにうまくいかねーっつの。田舎なめんな。

と思いました。

普通。2クールも必要ない。
なんか外人がちょっといらっとするw

投稿 : 2017/09/22
閲覧 : 239
サンキュー:

23

アオイ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

PAの中ではダメな作品

PAどうした?泣けない盛り上がらない。うったえるものがない。

投稿 : 2017/09/22
閲覧 : 175
サンキュー:

5

ネタバレ

ろれ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

オシャカルト

飛びぬけて面白いってわけじゃなかったけど最後まで安定はしてたような気はします。
後半くらいのエリカちゃんの話はよかったかな。
というかエリカちゃん可愛すぎ。
彼女がしゃべってるシーンだけ見直したい。

{netabare} 結局サンダルさんって何者だったのか。彼が黒幕かと思ってたんですけど、特にこれといった出番もなしと。{/netabare}

まぁSHIROBAKOよりは好きな作品です。
後期OPオシャレだなぁ~

投稿 : 2017/09/22
閲覧 : 210
サンキュー:

10

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サクラクエストのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
サクラクエストのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

サクラクエストのストーリー・あらすじ

主人公、木春由乃(こはるよしの)は、田舎から上京し短大の卒業を間近に控えた、いわゆる普通の20歳の女の子。
東京には何でもあって、きっと特別な何かになれるのではないかと夢みて、30社以上の面接を受けるも、未だに内定はない。銀行の残高は920円。このままでは、田舎帰って普通のおばさんになってしまう・・・と葛藤していたそんなある日、以前、一度だけ働いたことがある派遣事務所から、「地域の町おこしの一環で国王をやってほしい」との依頼がある。よくわからないが軽い気持ちで依頼先の間野山市に向かうことにした。
一時的に日本中でブームになるも、バブル崩壊に合わせて今ではほとんど見ることの無くなったミニ独立国。間野山市は、今なおミニ独立国を続けている、廃れて残念な残念観光地だった。
そんなこんなで、由乃の”普通じゃない”お仕事生活がはじまった。(TVアニメ動画『サクラクエスト』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2017年春アニメ
制作会社
ピーエーワークス
主題歌
≪OP≫(K)NoW_NAME『Morning Glory』、(K)NoW_NAME『Lupinus』≪ED≫(K)NoW_NAME『Freesia』、(K)NoW_NAME『Baby's Breath』

声優・キャラクター

七瀬彩夏、上田麗奈、安済知佳、田中ちえ美、小松未可子、斧アツシ、伊沢磨紀、小西克幸、下野紘、濱野大輝、ヴィナイマーシー、森なな子、黒沢ともよ

スタッフ

原作:Alexandre S. D. Celibidache、キャラクター原案:BUNBUN、 監督:増井壮一、シリーズ構成:横谷昌宏、脚本:横谷昌宏/入江信吾、キャラクターデザイン・総作画監督:関口可奈味、美術監督:佐藤歩、色彩設計:中野尚美、撮影監督:横山翼、3D監督:小川耕平、編集:高橋歩、音響監督:飯田里樹、音楽:(K)NoW_NAME

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