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「サクラクエスト(TVアニメ動画)」

総合得点
81.8
感想・評価
942
棚に入れた
4291
ランキング
395
★★★★☆ 3.6 (942)
物語
3.5
作画
3.7
声優
3.6
音楽
3.5
キャラ
3.6

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サクラクエストの感想・評価はどうでしたか?

オカルトマン さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5
物語 : 1.5 作画 : 1.5 声優 : 1.5 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態:途中で断念した

感想

3話で断念。
paワークス好きだから期待してたけど・・・
老害が主要人物な時点で観るのやめときゃよかったのに3話まで見てしまった。
こんなのが富山のご当地アニメとかいい迷惑でしょうね、富山の人は。

投稿 : 2017/10/03
閲覧 : 229
サンキュー:

4

pooki さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

<55> 女子短大生が田舎の町おこし。

就活中の女子短大生が田舎の町おこしに巻き込まれる、お仕事シリーズ第三弾。
コミカルで前向き。雰囲気は悪くないし田舎らしさもそこそこ感じられて、2 クール飽きずに観られる。ただ、町おこしにフォーカスすると地に足が着いてるような着いてないような。お仕事シリーズ、って括るなら、もうちょっとリアリティが欲しかったかなぁ。

<55> 田舎の町おこし。
14 話まで。2 クール目。お仕事シリーズとしては見劣りする。いいものも出てきそうな雰囲気はある。

1 話視聴。
就活中女子が田舎の町おこしに巻き込まれる、お仕事シリーズ第三弾、らしい。コミカルで楽しい雰囲気。小さな伏線を拾ってくれるシナリオが、なんとなくいい感じ。
仕事内容は曖昧で、油断してると絵空事に傾きそう。地道な過程を、ある程度リアルに描いてほしいかな。

投稿 : 2017/10/03
閲覧 : 192
サンキュー:

7

result さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

過度な期待は禁物ですが『たんないよ~』

お仕事系シリーズ第3弾
花咲いろは→シロバコ→サクラクエスト
サクラクエスト私は好きですヽ(´・∀・`)ノ
でもシロバコが私にとっては最良の作品だった為に期待はしないようにと心がけていましたがどうしても、
よしのとみゃーもり(シロバコヒロイン)被ってしまい比較をしてしまいました。
でもしおりの声には癒されました(*´ノ∀`*)
人間の成長を上手く描かれていましたし完成度凄く高かったと思います。
ただ、やはりこの監督さんならもっと感動的なシーンを引き出せたんじゃないかな?
良い作品ではありましたが監督の軌跡があればもっと欲が出るのはファンとして当然かと思います(^^)
今のところ私はシロバコNo.1ですね~ヽ(´・∀・`)ノ

投稿 : 2017/10/03
閲覧 : 258
サンキュー:

21

daruma さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

 花咲くいろは、SHIROBAKOと続いていたので期待のハードルは上がりまくっていましたので評価がぶれますがそこまで面白いわけでもつまらないわけでもなく...くらいだったと思います。
 最初から最後まで通してみたときに一貫性が無くてちぐはぐというか、毎回同じような展開だなーという印象を受けました。
 盛り上がりかたも助走が足りなくて唐突で視ていてもノれなかったです。
 
 メイン5人それぞれの掘り下げや、繋がりが丁寧に描かれていたのはよかったと思います。町の人たちとの関係の構築も丁寧でした。そのおかげでラストシーンは感動的でした。
 メインキャラ以外のキャラクターも個性的ですごく良かったです。

 前期のOP,EDは好きでしたが、後期はそうでもなかったかな。

 エリカの「出禁だかんなー」はすごく良かった!

投稿 : 2017/10/03
閲覧 : 191
サンキュー:

8

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

珍しい職業

全25話

【感想】
P.A.WORKSが手掛ける働く女子シリーズ3作目にあたる作品です。

今までの作品は名作ばかりだったので今作にもかなりの期待を抱いていました。

実際に視聴してみて、かなり面白い作品だと思いました。

内容は町おこしという珍しいテーマなのですが、見ていると感心させられるお話ばかりでさすがP.A.WORKSですね。

町おこしに奮闘する女の子たちもよく描かれていて、見ていて飽きることない作品でした。

P.A.WORKSの働くシリーズは外れの作品がないので、是非見ていただきたいと思います。

投稿 : 2017/10/03
閲覧 : 150

〇〇〇〇 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.2
物語 : 1.5 作画 : 1.5 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

ジレンマ

 ターミネーター然り、ホームアローン然り、三作目が失敗するジレンマに、この作品も見事に嵌まっている。

 ちょっと調子に乗っちゃったんでしょうね。
 (お仕事アニメ一作目)「花咲くいろは」は時代も時代。あの頃は根本的に深夜アニメの本数が少なかったから注目もされ易かったし、現在と比較して売れてくれるのは当然。
 (二作目)「SHIROBAKO」は需要にぴったりの作品を作れた。丁度アニメ業界に興味津々のにわかが大量に参入していた時期だからね。「この作品を観ておけばアニメ通ぶれる!」と思わせることに成功していた。
 しかし、今作は放映する時代も悪ければ需要も微妙。流石に売れる条件が不足し過ぎている。

 よって、P.A.さんには別の道を見つけ出して欲しいと思う。

投稿 : 2017/10/03
閲覧 : 192
サンキュー:

3

のか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

P.Aのお仕事シリーズ第3弾!!なんだけどね・・・

オリジナルアニメ 全25話

あらすじ
人違いから始まった女性の町おこし物語


では感想を
(花咲くいろは)(SHIROBAKO)に続くお仕事シリーズって事なんですが・・・
比べるのは厳禁ですwww

前の2つが凄すぎて比べてしまうとちょっと見劣りしちゃうかな^^;

ちょっとご都合かなって思う箇所が沢山あってwww
ついでに、あんまりお仕事系って感じが無かったのもマイナスポイント
だって役職が・・・ね^^:

でも、その辺を差し引いても良質アニメだと私は思いましたよ。
お仕事系ってよりもご当地アニメって感じですかねwww

恋愛スパイスはひと摘み。ギャグスパイスはほぼなし。
萌えも無ければ、セクシーとかも無し。

何のスパイスがあったんでしょうね?
。゚(゚^∀^゚)゚。ギャーハッハッハッハッハッハハッハッハッハッハッハ !!

青春日常系ドタバタコメディーかな^^


作画は綺麗な部類だと思いました。
人物の崩壊とかは特に気になりませんでしたよ

声優さんもキャラにあっていたし、問題なし!

音楽は良かった!
OP,ED。忘れちゃいけない挿入歌!私、あの歌は結構好きです^^

キャラは1人を除いてほぼ普通。
観光協会会長・・・独りよがりは悪だと思いますwww


凄い綺麗に終わっています。
この終わり方なら続編もないかなwww

この作品の2期を作るなら(SHIROBAKO)を作って欲しいって思うには私だけじゃないはず(爆笑)

色んなキャラの成長物語です!
そ~ゆ~アニメが好きな人は見たほうがいいと思います^^

ただ盛り上がりに欠け、感動スパイスも少なかったので過度の期待は禁物!
(花咲くいろは)(SHIROBAKO)のイメージを持って視聴すると痛い目をみますよwww

でも良質アニメなのは間違いないので、気になる方は視聴しちゃってくださいな。


では最後に一言
絶望した~!お仕事系なのに感動が少ない事に絶望した~!
これはもうご当地アニメの部類ですよ!
せめてもう少し感動させてほしかったです~!
ご都合主義アニメでは感動は出来ません~~~

投稿 : 2017/10/02
閲覧 : 239
サンキュー:

19

ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

田舎の問題を取り上げた異色のアニメ…ヒロインの成長とPAの絵を楽しむ良作

PAのオリジナル作品。いつの間にか「お仕事シリーズ」となってしまいました。花いろ、SHIROBAKO、個人的にツボをつく、本当に面白い作品だと思っています。この後を受けることになるわけで、期待せずにはいられません。どんな作品になるのでしょうか。

1話…始まりは強引に(PAらしい)
{netabare}就活30社全滅中の短大生、木春由乃。自分の出身地の田舎が嫌いで、どうしても東京で就職したいらしい。
とある日、バイトしていたモデル事務所から田舎の独立国の王になる仕事が舞い込む。バブルに建てられた独立国は寂れ、商店街はシャッター通りである。
一日だけの仕事かと思っていたら、一年盛り上げる契約だった…。逃げようとするものの、駅まで行くバスはなく、どたばたあって、結局残ることに。
王国の建物に行くと、十万人達成の記念写真を見つける。そこに写っていたのは由乃が幼い頃に十万人目のお客として王冠を被っていた姿だった。

相変わらずPAの初回は強引です。でも、そこがいい。作品の導入で、この作品の方向が分かるように作っているんですよね。なのですんなり受け入れてしまいます。
ミニ独立国か…懐かしい響きです。バブルの落とし物みたいなものです。今でいったら、ゆるキャラやふるさと納税みたいなものかなぁ…。いつの時代も地方を盛り上げようと必死なのですが、乗り遅れると二番煎じだし、流行りが終わると忘れ去られるし、本当に難しいです。
由乃の田舎が嫌いな感情、物凄く分かる…自分もそう思っていました。歳を重ねるとどうでもよくなってくることもあります。でも、本当に分かる。

PAの女の子キャラは可愛いです。似たり寄ったりですけど、安定して可愛い。でも髪の色はピンクじゃない方がよかったように思います。可愛さが下がる気がするんですが(個人的趣向か)

うん、面白そうです。長い目で見ていきたいと思います。 {/netabare}

2話…お土産(それは売れない…)
{netabare}国王として初の仕事、それは土産の饅頭を売ること。しかし、饅頭は誤発注に100箱のはずが1000箱届いてしまっていた。売り言葉に買い言葉、由乃は売り切ったら東京に帰るということで仕事を引き受けてしまった。
売るにはどうしたら良いか、真希や凛々に相談するも良いアイデアはでない。会議所に行くと、IターンしてWeb関係の仕事している早苗を紹介される。早苗に会い、ネット広告をしてみることに。が、甘くはなく売れない。ならばと動画配信で挑んでみるものの、やっぱり無理だった…。
賞味期限が切れ、販売は終了。反省会では5人が集まりそれぞれ反省するものの、何となく楽しそう。由乃ももう少し居ても良いかなと思い始める。

誤発注を互いに擦り付け会う会長と職員。さすがにアニメでもこれは遺憾。仮に1000円売り(消費税抜き)だとしよう。卸値が七掛けとして700円×1000=70万円だ。田舎の商工会なら(いなかでなくとも…)大問題だと想うが。しかも、助成金で1000万もらっているんだよね、これは遺憾遺憾。
2話にして5人が揃いました。それぞれに得意不得意がありそうで、力合わせればという感じでしょうか。足並み揃うことがあったり、バラバラになったりがPA作品。どう展開していくのでしょう。{/netabare}

3話…ゆるキャラ(もう時代遅れになってきているんだよね…)
{netabare}オープンカーで新国王の宣伝、もう市中引き回しである。東京から荷物が届く、由乃の荷物で、由乃は留まること決意したようだ。地元テレビ局のインタビューに答える由乃、しかし、間野山のことをよく分かっていない由乃は、アドリブの質問に答えられない。会長から叱咤を受け、間野山を巡る。しかし、住人からは良い答えが得られない。それどころか、みんなの意識は薄い。
腑に落ちない由乃、高見沢から変えるのは「若者、馬鹿者、余所者」と激励ともつかないことを言われる。そして、カブラ王国のこれまでを知る。
ヌルキャラ選手権に出場することになったチュパカブラ(中身は会長)と国王(由乃)。しかし、チュパカブラの頭が行方不明に。仕方なく直で顔にペイントするものの、気持ち悪いだけ。ピンチを知った凛々子はしおり、早苗、真希に相談、チュパカブラ以前のキャラであるカブラ君を探し、着替えてもらうことに。
会長から檄を受けて由乃は決断、チュパカブラとカブラ君のハーフ姿で登場。そして、演説をぶちまける。
ヌルキャラの反省会も込みの花見。ここで由乃は会長に残る宣言するが、それにはしおり、真希、凛々子、早苗と一緒に頑張れるならというものだった。

もはやゆるキャラも時代遅れ…何でもそうだけど、あれが流行ったらうちでも、良いのが見つかったら手を出してみる。そして飽和状態に、そして潰れると。最近だとふるさと納税がまさにそう。規制がかかるから来年には下火になるでしょうね。かといって、何もせずに埋没するのもダメと言うし、ほんと、むずかしい…
由乃、前向きになっているけど、緒花や宮森みたいに真っ直ぐ前向きという感じではないけど、どうなんでしょう。由乃が主人公だけど、ほかの四人も十分にスポット当ててほしいです。せっかく二期あるようなので。{/netabare}

4話…伝統工芸品(これがなかなか観光と結び付かないんだな…)
{netabare}早苗が古民家からシェアハウスへ引っ越し。その家の欄間を見た由乃は彫刻の素晴らしさに感動し、欄間彫刻が間野山の伝統工芸品であることを知り、これで町お越しができないか考える。
欄間が作られているのは木彫り村で、職人が集まる地区。そこへ出向くと若い職人の辰男と一志に出会う。二人とも間野山へやって来た職人だった。辰男は由乃たちの話を聞き、乗り気だが、一志は寡黙な職人だった。一志を見た早苗は何かひかれるものがあった。
どう木彫りを盛り上げるか5人で会議をするものの、良いアイデアは浮かばない。これまでも木彫りで盛り上げようとしたが、ことごとく失敗してきたらしい。早苗のアイデアでドク(天才発明家…たぶん)の開発したパワーアシストに木彫り彫刻を付けてみることに。しかし、うまくいかず、木彫りの地蔵で自販機をつくり、一志から一喝されてしまう。
この事で会長と凛々子の祖母が言い争い。祖母は伝統を重んじることを言い、会長は伝統だけでは食えないことを説く。早苗は一志に謝りに行くが、そこで間野山へ逃げてきたのではないかと言われる。

ドク、どう見てもあの「ドク」がモデルだよね。
伝統に縛られては廃れていくし、かといって、伝統の重さも理解できる。かなり難しい問題に突っ込んだなという感じです。一志が早苗に言い放った「逃げてきたのではないか」は真理だけど、早苗のこれまでを知ると同情的にもなります。続きものになった話しだけど、どう解決に導いていくのか、シナリオ大事です。{/netabare}

5話…伝統工芸品その2
{netabare}木彫り彫刻を何とかしたいという考えで、それぞれが彫刻のことを真剣に調べ始める(早苗を除く)。一志の言葉に考え込む早苗はふらりと駅に向かう。そこで辰男と会い、何気ない会話。
それぞれが持ち寄った情報をもとに、再び会議を開く。そこで由乃が出した計画案は「サグラダファミリア」計画で、壮大なものだった。当然のごとく会長に突っぱねられる計画案。「有名人の図案なら」という言葉にサンダルさん(実は知る人ぞ知る画家だった)に図案を描いてもらうことに。・
早苗はまだ悩んでいた。そんな時、辰男から彫刻を使ったサンダルはどうかと提案され、また、一志が彫っていた彫刻のことを聞く。
由乃と早苗の会話。早苗の悩みに由乃は真っ直ぐな回答をする。その言葉を聞いてすっきりする早苗だった。
あくる日、会議に早苗が加わる。早苗が持ってきた案は具体的で、背伸びのない良案だった。その最初の一歩としたのが一志の彫刻だった一志に思いを伝え、一志も理解を示す。

壮大な計画が、現実的な案になっていく過程を描くと同時に、早苗の悩みをほぐしていく回でした。
由乃が5回にしてすでに国王として前向きになっているのがPAの主人公らしいなという感じです。それと、抜群の回答能力。これならばすぐにでも就職できそうな感じもするだが・・・。あと、無鉄砲なところも。やっぱりみゃーもりと被ってしまう。もう親戚の設定にしちゃえよと思ってしまいます(笑)。{/netabare}

6話…映画のロケ地その1
{netabare}間野山で映画撮影が行われるという。そのロケの裏方として仕事をする由乃たち。しかし、真希は乗り気ではない。
助監督たちとロケ現場を視察するが、監督からはシナリオの変更など指示がきててんやわんや。ようやく監督が到着。ラストシーンのために用意した廃家は由乃たちが綺麗にしており、監督は気に入らない。ボロボロになった廃家を見つけ、これだということになり、持ち主もオーケーなのに、交渉したしおりが乗り気ではない。
撮影が始まる。出演予定だった女優が怪我でドタキャン、由乃が真希を推薦したというが、真希は怒る。休憩時間に主演ヒロインが真希を訪ねる。劇団の後輩だった。

映画やテレビのロケ地というのがもたらす経済効果の話はバカにならないですよね。最近では当たり前になってきたアニメの聖地巡礼もしかり。観光協会にとっては全面協力のしがいがあります。が、これも当たり外れがあるわけで、当たれば鷲宮神社、秩父や大洗になるし、外れれば店先に看板が空しく立っているだけ。見極めは難しいのが本当のところだと思います。
さて、真希の回かと思ったら、意外にもしおりの話しも重そうです。しおりが曇った顔したの、初めてです。あの家に何があるんでしょうね…。

それにしても風景が綺麗なこと。やっぱりPAの描く田舎の風景は素晴らしいです。{/netabare}

7話…映画のロケ地その2
{netabare}映画出演する凛々子だが、もともと人前が苦手なためNG連発。それを救ったのは真希だった。
由乃はラストシーンで燃やす空き家探しで意外な事実を知る。その家はしおりの思い出がつまった家だったのだ。その事で交わらない意見を交わす二人だった。
一方で、子供ゾンビのシーンに付き合う真希。どうして役者になりたかったかを思い出す。
由乃としおりは和解した。しおりの思いをなにか残せないかと考える由乃。そしてラストシーン。監督の思い付きで主役が家に飛び込むことになり、真希がスタント志願して撮影は成功。由乃はエンドロールに家の持ち主だったおばあさんの名前を入れるようにスタッフにお願いしていた。

なんの映画かさっぱり分からない…。間違いなくB級映画だろうし、地域の宣伝にはならないだろうね…。
しおりと由乃の対立、どっちの意見をとるのか、人によって違うところが難しいです。真希の立ち直りについては、自分の選んだ道への問いということで、誰もが通りすぎる問題をこの作品なりに導いていいるところが共感できます。歩んできた道を振り返るシーンはPAの青春ものっぽさが出ていて、綺麗で良かったです。{/netabare}

8話…グルメイベントその1
{netabare}観光協会で行うことになったグルメイベント。しかし、日程が商店会主催の納涼祭と丸かぶりだったことが判明。商店会に謝りにいくも、会長と婆さんがまたしても対立。日程はずらせない中、しおりが「何とかする」と宣言したというのが本筋。
一方で、しおりの姉と同級生の熊野のちょっとした恋物語がサイドストーリー。

いくら対立しているからといって、日程被っていることに誰も気づかないのはあり得ない…。納涼祭って、毎年同じ時期に開催しているのだろうし、観光協会なら人呼ぶために町のイベントは絶対に押さえているはずだし、って、アニメの世界に突っ込んではいかんな…。
凛々子の婆さんが言っていることは間違いではないと思う。地元の食材を使わない町お越しは意味がない。かといって、会長の言っていることも間違いではない。人が多く来てこそ、活性化する。この作品は毎回、二つの対立する意見をぶつけ合うけど、どっちも言っていることは間違いではないというところがミソなんですよね。双方がぶつかって、落とし処を見つけるように進行していくところが面白いです。{/netabare}

9話…グルメイベントその2
{netabare}しおりが国王代理としてイベントを取り仕切ることに。間野山ではそうめんが食べられていることに着目し、そうめんグランプリを開催することに。観光協会からもしおりが発案したとろろ昆布使ったそうめんを出品。イベントは大勢の客が来場し、成功を収めた。というのが本筋。
一方で、しおりの姉と熊野の話は、高校卒業後に会う約束が、姉の日程勘違いであったことが判明。改めて二人は良い仲に。というのがサイドストーリー。

この作品は気持ちいいくらいとんとんと話が進みます。SIROBAKOも花いろもそうだけど、PAの作品は2回見て「あぁそういうこと」とか「そこに伏線あったんだ」とか、後から見直すことを前提で作っているような気さえします。
五人娘は、とにかく全員ボケで全員突っ込みもできるというところが面白いです。かといって、それぞれに色をつけているので個性も強いですし、キャラが生きていてい本当に良いです。
それにしても、由乃の営業力はスゴい。もうどこにいっても(就職)大丈夫だと思う。{/netabare}

10話…婚活イベントその1
{netabare}観光協会で行うことになった婚活ツアー。しかし、応募は3人だけ。イベントの中身を任された由乃たちは、アイディアを出しあう。地域の伝統芸能である躍りを披露しようとするが、凛々子だけは乗り気ではない。
当日、3人の参加者がやって来て、婚活ツアーがスタート。ドタバタとしながらもイベントは順調に進んでいく。夜、バーベキューしながら、凛々子以外の四人は躍りを披露。凛々子はその場を離れる。その後、突然雨が振りだして…。

ツアー参加者のキャラデザインがかなり微妙…わざとなんだろうけど、いくらなんでもな気もします。
この手のイベント、本来、参加者少ないと5人組の誰かはほぼ強制参加させられていると思う。特に早苗あたりはうまく乗せられて参加させられるように思います。
さて、凛々子の回ですね。凛々子のように周りから浮いていると、田舎だと「変わった子」で括られてしまいがちです。凛々子がどう成長するのか。そう言えば、凛々子の両親は?{/netabare}

11話…婚活イベントその2
{netabare}婚活ツアーの二日目。由乃たちは裏方として付き添うが、凛々子は雨にあたり体調を崩していた。
サンダルさんの家族の話を聞く。なんと、曾祖母が間野山出身だったというのだ。また、凛々子の家族の話も聞く。凛々子の母親は都会の人で、間野山に馴染めず家を出てしまい、それを追いかけて父親も出てしまったものの結局離婚。父親の海外転勤に伴い、実家に預けられたというのだ。そのため、凛々子の婆さんは余所者を嫌っているのだとか。
竜の話が気になる凛々子は図書館で調べた。そこで、いままで知らなかった話に行き着く。その話をしようとイベント参加者のもとに向かうが、邪魔者にされてしまう。落ち込んで、さらに由乃に憎まれ口を叩く凛々子。由乃は凛々子の良い部分を伝え励ます。そこにサンダルさんが間野山では忘れられていた歌を歌ってやってくる。
最後の夜、凛々子はみんなの前で忘れられていた歌を披露する。この歌をずっと伝えていきたいと宣言して。

PAの話って、かなりご都合主義なところも多いのですが、今回はまさにその回です。サンダルさんの話がまさにそう。でもそこがアニメらしくて嫌いじゃないんですね。サンダルもすごく良いアクセントになっていますし。
凛々子の回。凛々子がどうしてこんな性格になったのか、その一端を見た感じです。由乃にどうして笑えるのかと問い詰めていたけど、最後の凛々子の笑顔で締めるなんて、良い演出です。
田舎の余所者嫌いか…いまだに残っているところはあるんですよね。これって、将来も残るところは残るでしょうね。日本の古くからある伝統なのかもしれない。{/netabare}

12話…記念イベントその1
{netabare}カブラ王国建国20周年記念イベントを開催することになり、準備が進む。が、金も人もなかなか集まらない。
テレビ局から取材依頼。何でも情熱大陸系のドキュメンタリーで、由乃を主人公にするらしい。ディレクターは他の四人はドラマ性があるが、由乃は普通すぎるという。
テレビ局が祭に人気バンドを呼ぶという。祭を盛り上げるため、商店会、青年会など各種団体に頭を下げる由乃たち。はじめは難色を示していたものの、これまで由乃たちと協力してきた人たちが協力を申し出て、全体で協力をすることになる。
イベント前日。由乃が見たのはイベントに前乗りしてきた大勢の客だった。

たぶん、ライブ聴きに来た客は祭に興味を示さないという展開だろうな…。そこをどう切り返すか、興味あります。
由乃たちを救ったのが熊さんはじめ、触れてきた人たちというのが熱いです。
それにしても、何度も言うようだが、いまの由乃ならばどこにでも就職先見つかると思う。それくらい良い人材だと思う。それが普通すぎると言われたら、見る目ないというしかない。が、やっぱり考え方が普通だと、短時間の面接なんかじゃ伝わらないか…。{/netabare}

13話…記念イベントその2
{netabare}間野山でのイベント準備が進む。テレビ局が仕掛けた人気バンドのライブ効果で、間野山には人が押し寄せる。
イベント開始。ライブ前の客が王国のイベントに参加する。商店会のブースも賑わい、忙しく働く由乃たち。ライブも盛況のうちに終わり、イベントは大成功に見えた。
由乃たちを追いかけたドキュメンタリーが放送される。それは編集によって歪められたものだった。イベントは一過性のものだったという現実にうちひしがれ、由乃は大きな荷物を抱え、バスに乗り込む。

イベント失敗すると思ったら大成功でした…。その後の捉え方が実にリアルで感心です。
こういった町興しイベントの最大の課題は「その後」です。大抵のイベントは一過性です。ここで考え方が別れます。一過性でも良いという人、その場かぎりでは何も解決しないという人。これはどっちも間違いじゃないから難しいのです。一過性でも盛り上がることが大事ですし、盛り上がったあとまで考えて行動しなければならないのも大事。ただね、特に日本人は一過性イベントが大好き。その後までうまくいく事例は少ないのが現実なのです。このあたり、本当によく捉えているし、このあとどう展開させるのか興味がありますq{/netabare}

14話…それぞれの夏休み
{netabare}由乃、早苗、真希はそれぞれ夏休みをとっていた。由乃は地元へ、早苗と真希はもといた場所へ戻っていた。そして、馴染みの顔に会い、なにか物足りなさとこれからをぼんやり考えていた。
一方、凛々子としおりは新たな町興しの策を考えていた。それは空き家を利用した民泊だった。

後半のスタート。それぞれ抱えていた過去やこれからのことの考えをぼんやりと見せていた回かなという感じです。終わりに向けたスタートの伏線だったのかもしれません。最後はみんな、それぞれの道を歩むことになるのではないか、そんな予感がします。{/netabare}

15話…民泊
{netabare}由乃が間野山に帰ってきた。「安産」軍団はUMA好きの連中で、チュパカブラの探索に来ていた外国人。間野山の人々とも交流し始め、池干しを見にさらに増えるという。宿泊施設が少ない間野山、そこで由乃たちは本気で民泊を考え始めていた。
池干しが始まる。しかし、会長はなにかシリアスで…。

松居棒はタイムリーすぎて…。凛々子が外について考え始めたのが気になります。やっぱり最後は外に出ていってしまうのだろうか…。
民泊の手続きとか、けっこう壁大きいんだよね。どう解決していくのか?と思ったら、金をとらない。なるほど、盲点だわ。{/netabare}

16話…祭の終焉
{netabare}池に落ちた会長が肺炎を引き起こした。それでも病院を抜け出し池に。池には会長の過去が有るらしかった。
会長の過去が明かされる。会長とドクと凛々子の婆さん、実は高校時代にバンドを組んでいた。なかなか理解してもらえず、東京へ行こうとするが、当日、会長は来なかった。以来、会長と凛々子の婆さんは仲違いしたままの関係だったのだ。
会長は東京へ行かず、東京行き決行の日に行われていた祭りを滅茶苦茶にした。水上に浮かべていた御輿を潰して落としたのだった。以来、祭りは行われなくなった。
池干しの賑やかな風景を見た由乃。廃れてしまった祭りを復活させたいと思う。そして観光協会でその事を話すが、復活には三種の祭具が必要だという。

日笠さんにベース…ただし、サウスポーではないのが残念。にしてもオリーブの可愛いこと。時って、いろいろ残酷でもある…。丑松の気持ち、古い時代の物語ではなく、今も抱えている人、けっこう多いのではないかと思います。人の気持ち、本当に難しい。
三種の祭具を探す、これがクエストになるわけか。ラストに向けて動き出す感じがいいですね。ここに来て由乃以上に気になるのが凛々子。この子の一人立ちがけっこう重要なのではないかと思います。{/netabare}

17話…田舎の課題その1
{netabare}三種の祭具を探すことにした由乃たち。間野山に住む文化人類学で著名な教授のもとを訪れるが、軽くあしらわれてしまう。その際、バス路線の廃止の話を聞き…。
教授から試されるように導かれたのは各家庭に配られたタブレットを年寄りに使わせること。由乃たちは使い方などを指導し、年寄りたちはいつのまにか使いこなしていた。しかし、教授の本当の狙いはここからだった。訪ねてきた由乃を確保し、ネット配信でバス廃止に反対を訴えたのだ。

現代社会の大きな課題が描かれた回です。交通手段の確保、地域コミュニティ、高齢化。これはどこの地域でも抱えたものであり、田舎、都会は関係ない問題です。これをこのアニメではどう答えていくのか、大変興味あります。にしても…エロじじい、けっこういるんだよね…平気でエロ話や体さわっちゃうじいさん。{/netabare}

18話…田舎の課題その2
{netabare}年寄りたちの反乱、その考えに同調して加担してしまう由乃。反乱といっても、それは年寄りたちの考えを広めることが目的で、実に楽しんでいた。中心人物である教授の本当の狙いは集落とここに住んだ人々を記録しておくことだった。
バス廃止の解決に高見沢と早苗が動く。その解決方法はデマンドバスだった。バスとタクシーの中間みたいなもので、この集落の年寄りたちはネットを使えるので実現可能となったのだった。予想以上の成果を喜んだ集落の人々は反乱を撤回。しかし、その夜に教授が…
三種の神器のひとつは教授の家に眠っていた。

デマンドもひとつの解決策ではあるけど、高い料金はとれないし、運転手の人件費はかかるし、出番もそんなに多い訳でないしと、けっこう難しい問題多いのですよね。でもやらないよりはよっぽどマシかもしれませんが。
それにしてもラスト…泣けました。まさかその展開とは考えもしなかったです。{/netabare}

19話…廃校の活用方法その1
{netabare}太鼓を探しに学校へ侵入する由乃たち。そこで真希の父親にばったり。取り壊しが決まっている廃校が心霊スポットになっていて見回りだったらしい。
祭りの開催に向けて動き出す観光協会。祭りをつぶした張本人である会長もいろいろ思いがあり動きに協力する。
真希が家に戻る。母親の誕生日だったからだ。父親も帰ってきて家族でおでんを食べるが、真希も父親もうまくいかない。その帰り、映画出演のオーディションの通知を受ける。
廃校を活用する方法を考える由乃たち。給食会を開催しようということになる。そして、真希はオーディションを受けに東京へ。

真希中心の話でした。なんだかんだで父親は娘をよく見てる(完全に親ばかだけど…)。祭りには会長の過去もあるから、このあたりをどう解決していくのか興味あります。{/netabare}

20話…廃校の活用方法その2
{netabare}真希はオーディションに落ちた…。給食会に顔を出す真希。そこでこの学校が閉校式をしていないことがわかる。
サンダルさんが絵を描く場所に困っていた。そこで由乃たちは学校の美術室を使ってはと提案する。学校を見て回ると次々とアイデアが浮かんでくる。いっそのこと、学校を地域に開放してはという提案にいたる。
閉校式が行われる。閉校式では真希が脚本、演出をする演劇が披露された。これまでにない笑顔の真希だった。
閉校式は一転、開放式となる。地域にこの学校を自由に活用してもらう宣言の式典だった。

廃校する学校をどう活用するか。アニメみたいにいくところもあれば、そもそも人がいないのに活用もくそもあるかとうところもある、。学校って、地域の核のひとつなんだよね。だからほかの施設と違って、多くの人が真剣に考える。
真希の答えが出たようだ。ちょっとずつ終わりに向かっているんだな…{/netabare}

21話…田舎って…その1
{netabare}しおりたちが車で走っていると、雪道なのにヒッチハイク、エリカだった…。エリカはどうしても間野山を出たいと家出してきたのだった。5人の宿舎に泊まることになる。
由乃と早苗は商店会などに祭りの協力をお願いする。商店会長は協力を受けるが、集まっていない商店主たちへ挨拶するように促す。
商店を回りながら、町の活気のなさに気づく由乃だが、前向きである。
間野山が大好きなしおり。エリカの気持ちは分からない。
アンジェリカで昼間から飲んでいる高見沢と金田一。三種の神器のひとつ、竜の飾り物を子供のころ、埋めたという。この二人と野毛の三人は小学校のころからの同級生だたのだ。そして探しはじめる。

神器探しのラストがまさかのところからとは。三人の夢、ある意味叶っているというのがなんともいえません。子供ころの夢って、なんだったけか?
エリカの東京へ出たいという気持ち、ものすごくよく分かるわ…。実際自分もそうだった。でも、今は残っている。よかったかのかどうか、いまだに分からない…。対比するようなしおり。この話はしおりの話でもあるんだな。{/netabare}

22話…田舎ってその2
{netabare}流の置物を探す野毛たち。しかし、子供のころに書いた暗号が解けずに苦戦。
エリカの気持ちが治まらない、その気持ちをしおりにぶつけてしまう。そんな時、エリカの歯に痛みが。乳歯が抜けるようだ。痛みが治まらないエリカ。凛々子がばあさんに連絡すると、薬屋を手配した。町の薬屋さんは融通が利いた。
アンジがエリカを探して行方不明になったという。昼間に野毛たちの話を聞いて、竜を探しにいったのだと考え、公園へ。そこにサンダルから連絡が。サンダルがアンジを確保しえいたのだった。アンジのやさしさと思いを知ったエリカは家に戻るのだった。
野毛たちが竜を探し出す。しかし、隠した竜はおもちゃだった。淋しくなっていた商店街。しおりがひとつのアイデアを出す。吊灯篭だった。夜間、商店街に灯る吊灯篭、それを見た野毛たちは気持ちを新たに進むのだった。

30分が短い、詰まった回でした。エリカとしおりと、野毛と、いろいろ考えがあって、さらに商店街のいいところの発見。いろんな問題、先の見通せない難しさ。このアニメはどのように答えを導いていくのだろう。{/netabare}

23話…空き店舗の活用
{netabare}間野山を徘徊する不穏なスーツ連中。しおりと由乃は有名な洋菓子屋の社長と面会。祭りの協賛になってくれるという。しかも、間野山で店を開きたいと。この社長、間野山出身だったのだ。
商店会の意見を伺いに向かう。今度は会長も一緒だ。千登勢からは協力を取り付ける。空き店舗を探すが、いっぱいあるのになかなか貸し手が見つからない。最後に秋山という商店を閉じた爺さんを訪ねるが…。
商店会の会合に呼ばれた由乃。商店会の会合で千登勢は商店会を解散してもよいのではと提案する。喧々諤々となる会合。秋山に店舗を貸すように迫る商店主たち。しかし、秋山には苦い思い出があったのだ。
洋菓子屋の出展問題も解決し、祭りに向けてさらに動き出したとき、会長から間野山が合併でなくなるかもしれないという話を聞く。

空き店舗はある、やりたい人もいる、が、進まない。う~ん、田舎の元中心地にはよくある問題ですね。人もこない、どうやってか活気を戻すのか、たぶんこれから先、50年くらいは続いていきそうな問題に感じます。
急な合併話。でもこれって、観光協会に真っ先にはこないよね。どうがんばっても役所経由で来る問題だと思う。けっこう強引だよね。さて、最終回に向けて最大の問題が現れた。どう解決する?{/netabare}

24話…祭り、そして…
{netabare}合併の話、これ協議会へ参加の打診だった。悩む会長。それでも祭りの準備は進む。そんな時、ときときテレビから祭りを取り上げる代わりに祭りの目玉になっている舞台へローカルアイドルをあげろという提案が。打ち合わせに来たディレクターを一喝する会長。
祭りまで盛り上げようとする間野山の人々。ネットを通して宣伝も盛んに行われる。準備のさなか、由乃の今後を問う早苗たち。まだ答えは見つかっていないけど、前向きになっている由乃。そんな由乃の誕生日、観光協会のみんなに祝われる。
そして祭りが始まる。この様子を見た会長は守っていきたいと思うようになる。そして、サンダルの祖先の話を聞き、サンダルの出身地と姉妹都市を結んではどうかと思い立ち、偶然にも日本に来ていたサンダルの出身地市長の元へ向かう。

由乃の成長、1話から見続けているから本当に良かったと思います。お仕事シリーズの基本、それは登場人物の成長です。この作品でもしっかり描いたなと思います。なんだろう、何気ない日常の風景なのに、すごくグッと来てしまいます。
会長もここに来て「大人」になったということなのか、やっぱり若いころのままの「馬鹿者」なのか、どっちでもいいのかな、この人は。
あぁ、もう最終回だ…かなり寂しい。{/netabare}

25話…旅立ち
{netabare}祭りは盛り上がりを見せる。会長は金沢に向かい、なぜかSNS上で話題に…市長に会うことができた。
舞台が始まる。ビーフは間に合い、ドクとオリーブと50年前の約束を果たす。そして祭りは盛況のうちに終える。
五人の打ち上げ。それぞれの今後を話す。由乃は間野山を出て行く決心をする。
由乃の一年の契約を終える日が来た。国王退任の日、会長は王国の解散を宣言する。
由乃の出発。これまで出会った人々たちに見送られる由乃。それは涙と笑顔が混じったものだった。会長が叫ぶ「ここはおまえの街だ、いつでも帰ってこい!」と。
それぞれがそれぞれの道を歩む。由乃はとある南の島にたどり着く。それは間野山で学んだものを活かす仕事だった。

こんな終わり方、本当に安心します。ひねりも何にもない、まるで青春ものの爽やかな終わり方。このような作品はこれでいいと思います。泣けたし…。
サンダルさん、作中はジョーカー的な存在だったけど、サクラクエストの絵本、泣けた。ほんと、いい作品だったと思います。{/netabare}

PAのお仕事シリーズ、第3弾は正直、地味な内容です(なので、あまり高い評価はされないかもしれません)。しかも、どこの地域にでも起こりうる…というか、起こっている問題を取り上げて、解決方法はないに等しい、とても難しい話題でしたし。そこを笑いあり、涙あり、成長物語あり、実にまとまっていたと思います。
難しい問題ではあったけど、決して脚本家の押し付けで通さなかったのが良いと感じました。こういう作品(実写ドラマ含め)は、作家の考えとかを押し付けてしまいがちで、つまらなくなってしまうのが有り勝ちです。そこを我慢したのかどうかは分かりませんが、こんな方法もあるのでは?という重くしないところ、そして、無理やりまとめない点、流れで通す点、そこが気に入ってます。

5人のヒロイン、個性的で、みんな悩みがあって、みんなが成長して、ちゃんと次へ進む。SHIROBAKOもそうだったけど、このシリーズが続くのであれば、この基本は踏襲していってほしいと思います。それにしても、間野山の独身連中、こんなにもかわいい子が揃っていながら、誰にも手を出さないなんて…(笑い)。それから丑松と千登勢とドクの関係性と個性もとても気に入っています。ドクは…作中の開発品はどこからでも引き合いになりそうなものだが、特にパワードスーツ、これ、売れるなんてものじゃないと思うが。

作画は安定のPA。やっぱり景色がきれい。1年を通しているから四季の描写が本当に良いです。それと、ヒロインたちの服装も四季に合わせて変えているんですよね。細かいところもPAだなと感じます。

PAのお仕事シリーズ第3弾、個人的には本当にお気に入りです。PA好きな人はもちろんのこと、日常系のドラマが好きな人に合うのではないかなと思います。

投稿 : 2017/10/02
閲覧 : 957
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64

ネタバレ

プラ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

木春由乃 成長日記

都会に憧れ都内で就職の道を捜していた田舎出身の木春由乃。しかし、面接結果は振るわず途方に暮れていた。そんな中、昔モデルとして働いたことのある事務所から一年契約の仕事があると電話があり、了承の返事をしてしまう。仕事のために向かった先・間野山は・・・・廃れかけている田舎だった。由乃は「チュパカブラ王国」の国王として、任期一年の地方創成を任されたのだった。

地方創成に関してはド素人の由乃は、そもそもこんな田舎などで働きたくはないし、都会の戻りたい気持ちが強く、最初は帰ろうと模索する。と言っても、帰っても都内で就職できる見込みもないわけで、とりあえずは「国王」の仕事をすることにする。

由乃は同世代の女の子4人とともに地方創成に挑む。最初は商品開発、次は観光資源探し、さらに商店街の活性化・・・と仕事をこなしていく。観光協会所属の由乃であったが、最初は商店街組合と衝突する。というのも会長と組合長の因縁が原因であった。しかし、由乃のがんばりに応えようと、商店街組合が観光協会に寄り添う形でだんだんと協力しあう姿勢になっていく。

半年経って「建国祭」を開催するまでに至り、国王たちの頑張りが認められ、地元の北陸で有名なテレビ局に特集されることになる。テレビ局側からの打診で建国祭に有名なアーティストを呼ぶことになる。そのおかげもあってか、建国祭は盛り上がっているように見えたが、現実は厳しい。建国祭の後の間野山は相変わらず閑散としていて、特集番組の方も視聴率稼ぎのダシに使われるだけで、結局のところ失敗に終わった。

失意の中、帰省した国王は間野山をどんな街にしたいのかゆったりと考えてみる。居心地のいい温かさ・また帰ってきたいと思える場所、そんな間野山を目指そうと決意し、帰国する。

由乃は何十年も前に廃止された「みずち祭り」を復刻させることを決める。それにあたって、間野山の住人達に目を向け始める。昔のように活気を取り戻したい人もいれば、地方創成に非協力的な人、廃れていくのを静観している人など、いろいろな人がいることを知る。

その矢先、間野山の限界集落に住む一人の民俗学者に出会う。彼はみずち祭りに必要な祭具の秘密について鍵を握る人物であったが・・・国王は拘束され人質にされてしまう。その民俗学者は集落ごと「独立宣言」をする。しかし、由乃は集落の人たちが抱える問題に間近で直面し、解決策を考える。結局、民俗学者の人に仕向けられる形で集落の問題を解決する。その過程で間野山の高齢者たちはインターネットを覚え、積極的に情報発信するようになる。それが間野山の人たちにとってプラスに働くようになり、好転し始める。

最終的に、由乃たちの頑張りに間野山の住民たちは応じるようになる。これから栄えていくにしても廃れていくにしても、"何かを遺そう"という気持ちで一丸となってみずち祭りの開催を後押しする。最後、祭りは盛り上がりを見せて、国王の任期満了とともに王国は解散。由乃たちは間野山での一年間の成長を糧に、それぞれの道を歩み始めるのであった。



個人的には、ほぼ完ぺきな出来であると思う。ストーリーの内容も流れも素晴らしく、P.A.WORKSの実力を見せてくれた。自分の周りではあまり話題に上ってないのが悲しい。
地方創成がメインテーマだと思って敬遠した人が多いのかもしれない。最後まで見ての感想は「木春由乃の成長日記」であると思う。由乃が、偶然関わりを持った人たちとの関わり合いを通じて得た、成長である。



p.s.
しおりちゃんかわいい!!結婚して!!!!!!!!

投稿 : 2017/10/02
閲覧 : 190
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4

あかねです。 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

途中で辞めたら駄作。最後まで見たら最高の作品。

自身放送初回から釘付けになり毎週見ていて二クール突入してすこしするぐらいまでここでレビューを記載してたのですが最近アニメというものを全く見ていなくて久々に最終回を迎えたそうなので一気見しました笑

最初にレビューを書いた時は途中で切らないで欲しい。目立たない回がおおく退屈になるかもしれないけど最後まで見きって欲しいと綴ってました。最終回を終えやはり最後までみてこそのサクラクエストでした。

このアニメは地元の人と関わり、若者の将来への不安など誰でも身近に感じる悩みに触れてるアニメだと思いました。一見いきなり国王やるぞー!とか言ってギャグアニメかと思ったら本当にしっかり国王という立場で見知らぬど田舎を活性化させようと尽力を尽くす主人公にとても惹かれました。

よそ者と言う事で最初はまったく人間関係がうまくいかないなか徐々に回を重ねるごとに人との関わり、助け合いが見れて視聴してるとなんだか暖かい気持ちになるアニメでした。

主人公、他メインの人物らにとても好感が持てる作品でした。同じ会社という事でシロバコという作品と比べられサクラクエストがあまり微妙だなと思うかもしれませんが最後までみた自分からしたらどっちも素晴らしい作品に感じれるので、もしこっちはつまんないんだろと言って見るのを止めるには惜しい作品です。

最後まで見てこそ素晴らしい作品に感じられるそんな良い作品でした。

投稿 : 2017/10/02
閲覧 : 317
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13

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

間野山町はクエストしてる暇があったらアニメを造るべきでは?

2017年放送のオリジナルテレビアニメ 全25話

監督 増井壮一 構成 横谷昌宏 キャラデザ 関口可奈味
政策 P.A.WOKS

P・A・WORKSによる女性のお仕事シリーズ第三弾。
「花咲くいろは」「SHIROBAKO」「サクラクエスト」
監督はスクラップドプリンセスや椿姫のチャイカを担当し、もうベテランといっていいでしょう。
構成ははたらく魔王さま!とRe:ゼロから始める異世界生活が代表作の売れっ子です。
キャラデザの関口さんも原画マンから初めて現在はP・Aの作画監督を主に勤めるベテランです。

5人の若き女性が過疎の進む間野山町で地域活性に奮闘するお話です。
間野山とは富山県の南砺市がモデル。
PAの本社がある桜が池周辺が舞台です。

木春由乃(七瀬彩花)短大卒の20歳 チュパカブラ王国の2代目国王に任命される
四ノ宮しおり(上田麗奈)観光協会の社員
緑川真希(安済知佳)東京から帰ってきた元劇団員
織部凛々子(田中ちえ美)商店会会長の孫
香月早苗(小松未可子)東京から移住してきたWEBデザイナー

ファンタジーっぽいタイトルでも、これは地方のリアルお仕事日常アニメ。
多少のドラマはあれど、ほとんど変わらない現実を緩く描いたものです。
5人の恋愛は一切描かれません。
このシリーズの特徴でもあるんですが、ちょっと寂しい感じがします。
1,2話のワクワク感は、ただの絵がきれいなだけの日常アニメに変わり、
ご飯を食べながら見るのに最適なアニメになりました。

これは中高齢者向けアニメでしょう。
それもあまり成功したとは思えない。
視聴者層を考えれば最も多い50~80歳をターゲットにするのは正しいでしょう。
でも、この層を甘く見てはいけません。
激動の昭和を見てきた人たちなのですから。
前半は有頂天家族2と並行制作、後半は岡田摩里監督の劇場版アニメの構想。
この状態でやる気が感じられない作品で中高年が食いつくはずがありません。
せっかくの美しいキャラデザが無駄な物語に使われたと言ってしまいましょう。
まるでお役所仕事ですね。

役所の人間や町会議員が登場しないのも怪しい。
かわいいキャラがかわいそうと思える作品になってしまいとても残念です。

とは言っても、地元で制作していただけあって臨場感は高いはずです。
地元の人の意見も知りたいところです。
南砺市に行きたくなるアニメなのかどうか。ちょっと分かりません。

投稿 : 2017/10/01
閲覧 : 408
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51

ネタバレ

ひらめ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

好みだけれども

町おこしがテーマ。
地方の町を若者が立ち上げる。
これは数々のドラマがありそうだなとか思ってワクワクして
見てたけれど、どうも盛り上がらないまま終わってしまいました。

・主人公がパッとしない
・ぶつかり合いもなく問題があっさり解決する
{netabare}・3種の神器集め、合併話がふわっと進む
・肝心の祭が詳しく描かれていない{/netabare}
・よく分からない、「ぽっと出」の市民が多い

あたりが残念に思いましたかね。

・町おこしなんてテーマなかなか無い
・好みのキャラが何人かいる
・お年寄りが地方に住む理由がなんかグッと来た
・単発の話のなかに良いなと思う話はいくつかあった
(・黒沢ともよと安済知佳(敬称略)が共演している)

好みの点もいっぱいあっただけに残念です。

投稿 : 2017/10/01
閲覧 : 182
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6

ふる〜てぃ。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

途中で切らず最後まで…。

私はこの作品を途中で切ってました。
ですが、また途中から見はじめたらまるで吸い込まれるような感じで気がついたら見終わってました。途中で切った方は是非最後まで見たほうがいいと思います。

投稿 : 2017/10/01
閲覧 : 173
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5

Marsa さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

普通に楽しめたかな。一般的にはアニメとしてと良い方かと。

全25話。
「花咲くいろは」「SHIROBAKO」に続く、P.A.WORKSの女の子達の
お仕事シリーズ第3弾、そんなことも知らずに視聴開始。
田舎育ちで大学で東京に出たものの就活に失敗し、ひょんなことから
知らない田舎で、町おこしのお仕事。
「花咲くいろは」「SHIROBAKO」はかなり良く出来た作品とは思い
ますが、格段の思い入れのない私ですが、流石にそれらと比べて
しまうと、観劣りしますかね。
設定が物語を作る上で難しくしたかな。
それでも、25話と長いですが、田舎の雰囲気を作画で表現できていて
まったりとできたり、女性たちが頑張る姿はいいもので(おじさん目線
かもしれませんが) 、スッと見れましたし、ホロっとくる場面も
ありました。
特にはオススメしませんが、アニメとしては悪くはないと思います。

投稿 : 2017/09/30
閲覧 : 206
サンキュー:

16

ネタバレ

OxGdQ93208 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

働く女の子シリーズ第3弾。過去の二作、花咲くいろは、SHIROBAKOに比べると見劣りする分、視聴者の期待値よりも低かったみたいですね。
しかしつまらない訳ではありません。P.A.WORKSの特徴はしっかり出ていましたし、とても観やすいアニメでした。ドクは少しご都合主義だったかなと思いましたが。
最終回の丑松会長にうるっときてしまいましたね。やはりP.A.WORKSの老人は涙脆い私には厳しすぎる…。

投稿 : 2017/09/30
閲覧 : 172
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3

ネタバレ

あぁ流川 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

微美人な国王

過疎地のテーマパークを掘り起こすお話し?
キャラはかわいい、ろこどるみたいな感じになりそうだね。
継続します
2話
一千箱の饅頭を一週間で完売せよのクエスト
パーティーが続々と集結、都合よく能力を持つ人が見つかるのはさておきwみんなでやり遂げる感は好きだな。
クエスト失敗…どう見積もっても20万以上の損失なのだが…w
3話
大赤字だった事はなかった事にw
ろこどる活動に勤しむ国王、おお…いい展開だねえ。
メディアに出て有名にせよのクエスト
ぬるきゃら?グランプリでなかなかの口上を述べていい感じだが、クエスト失敗wビリから3番目。

メインヒロインがもっと魅力的ならなお光るアニメになるんだろうけど…ろこどるのなにゃこみたいになってくれないかな?観光協会の女性職員、しおりさんはなにゃこの相方ゆかりさんの役目にばっちりハマってるだけに…

4話
彫刻の文化で人を呼び込めのクエスト
一般受けする彫刻に知恵をしぼるとか…そりゃ職人をバカにしてるって怒る…ヤバい、退屈になってきたぞ。
クエスト失敗、彫刻代と木材費が大変な金額だと思うが…w
ぶすじまって読むんだよね?ドクさんって、Dr中松のパクリだよな、バックトゥザフューチャーの博士にも見えるwうーんつまらぬ…

ヒロインの浅知恵…シナリオがダメなんだろうけど…かなり断念の方向へむかっています。

5話
どうやらここから本題のクエスト、さくら池ファミリア計画を実行せよ
失敗だらけで空中分解寸前の町おこし計画、見てる方も断念寸前だったんだけどw謎の外国人が救うwやっとクエスト成功…国王はいまだに微美人だけどさw
駅を変身させていく計画、ようやく現実的でいい事ができそう、継続中。
TV視聴中、CMが放映済の映像をすぐ使うやる気ぶりw
6話~14話
映画撮影に協力して知名度をあげよのクエスト
グルメイベントで地産の食材を知ってもらおうのクエスト
しおりさん姉妹が一番魅力的だって事だけは確認できたw
婚活ツアーを仕切り知らなかった地域も知ってもらい町おこしガールズの活動をアピールせよのクエスト
町おこしガールズの密着取材で有名になれのクエスト

大した盛り上がりもなく淡々と進むお話し、密着取材で知名度は飛躍的に上がっていく、町は相変わらずの模様、国王のろこどるは魅力なしのままw微美人だねえ…w里帰りから2期目スタート、OP、ED変更するもこれといって面白さはまあまあ止まり、今季がひどい作品だらけなんで安定してるこれが一番の楽しみになりかねない模様なんだけど…w

16話~最終回
やめてしまっていた祭りを復活せよのクエストが後半クールのテーマだったかな?
村の歴史に詳しい学者の老人の反逆事件は面白かった。
路線バス廃止に反対し、国王を人質にとり、対策として予約制デマンドバスを運用する事に決着、その後急に倒れて亡くなる。
路線バス問題はどこも切実、リアルな解決に関心した。

長いこと続いたゆる~いお話でした、最後は新たな町にまた派遣されましたとさwという絵本ができました。題名サクラクエスト、おしまい。

投稿 : 2017/09/30
閲覧 : 223
サンキュー:

8

ネタバレ

takigawa さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

地方の現状を正直に描写している点に好感→PA最高作

アニメオリジナルだそう
P.A.WORKSのお仕事シリーズ(花咲くいろは、SHIROBAKO)の第三弾だそうで

19話まで視聴
P.A.WORKS作品はまとめて視聴するスタイルが自分には合っているので
完結してから視聴しようと思ってましたが
たまたま1話を見てしまったらとまらなくなってしました

私にとっての評価は現時点では前2作よりはるかに上です

その要因は、変な要素(花咲くいろはでの「ぼんぼる」とか
SHIROBAKOでの明らかに不用なカーチェイス(しかも物語の最初と最後)とか)が付加されていない点もありますが、
地方から見た中央の視点を正直に描写するという基本姿勢にあります

それは{netabare}「地方を変えるのは若者、バカ者、よそ者」という高見沢(バス運転手) {/netabare}のセリフに凝縮されています

地方のコミュニティにとって、縁もゆかりも無い新参者は
*誰であっても*よそ者に過ぎないという
「現実世界の」前提をキチンと提示しているから、
(他の地方出身とは言え)東京から来た主人公の立ち位置がシックリくるし、
嘘くささ(いかにもな作り物感)を発生させないという効果を生んでいる。
この辺りは制作会社が地方で頑張っている点が大きいのだろう。

扱っているネタも{netabare}(竹下内閣でのふるさと創生、イベントによる安易な集客、、伝統工芸の衰退、婚活,B級グルメ、少子化による廃校後の再利用、交通弱者問題、等) {/netabare}ありがちだが現在の地方にとって切実なネタで、
次のネタへの展開も不自然ではない程度にまとまっており、好印象。

何よりも評価したいのは、これらが主要キャラの成長(変化)としっかりリンクさせる形で展開されている点。
物語の基本としては至極当たり前のことだが、酷い作品が多い最近では、これがきちんとなされているだけでも作り手の誠実さを感じさせる。

地方在住者にとっては
「今の地方にとって結局は雇用先(仕事)の欠如が問題なのに、この作品はその点スルーだからお花畑」という評価もあろうが、
観光大使に雇用問題の解決など無理なわけで、明らかに作品の意図を読み違えてるとしか言いようがない

音楽も良い。が、opは前期の躍動感を感じさせるもののほうが良かったなぁ

勿論視聴継続



視聴完了

これまで自分が見たPA作品のなかで最高でした

評価すべき点はいろいろあります(主要キャラが良く練られていること
や音楽など)が、そのあたりは他の方も書くでしょうから、
主要でないが主題(テーマ)を見るうえで重要だなと思ったキャラについて

それは美濃(観光協会のメガネの職員。奥さん居て後輩はまだガラケー使ってるのに自分はスマホ使ってるキャラですよw)

二つの発言がとても重要

3話 {netabare} ヌルキャラ選手権での主人公(由乃)の発言(「間野山の人達にとって大事なものってなんだろう。自分にはまだわかりません」)に対する「わかんないのかよ」 {/netabare}

{netabare} 観光協会で働いてそれなりに年数が経っているにも関わらす(逆に、経ってしまっているから、とも言えるが)、「『東京から来て間もない新卒20歳の人にそんな核心が分かるはずがない』ことが分かってない」という点を明示している。
この時点の主人公(由乃)が答えを出せることを期待すること自体がおかしいことに気づいていないのです。
地方の人間の他力本願な点を鋭く描写しています。
この場面では若い方の職員(山田)も隣にいるので山田が発言しても、
単なる(メタな)つっこみとしては成立します。
敢えて美濃に言わせてる点に意味があります。
後輩より早くスマホ使う情報感度は持ってるキャラに。 {/netabare}

16話 {netabare}「無茶だよ祭りの復活なんて。間野山住人全員の協力が必要になる」 {/netabare}

主人公(由乃)たちの「クエスト」は、二つ。

一つは{netabare} 手あかのついた単語ですが、それぞれの「自分探し」。{/netabare}

もう一つは{netabare} 間野山住人の意識を変えること。(祭具探しはあくまで見かけ上のこと。ネット上ではドラクエに引っ張られすぎな感想が多かったですね)
「祭りが成立すること=間野山住人の意識を変えること」を明示している点で
とても重要な発言です{/netabare}

作品としては、「花咲くいろは」がきっかけとなった現実の「湯涌ぼんぼり祭り」に強く影響を受けているんでしょう。
(ネットでの反応を見る限り、「湯涌ぼんぼり祭り」はここまではとても良い方向のようですので)

祭りと銘打っていても「単なるイベント」になっているモノとの違い
を考えたことのある人には届く作品だと思います。

とても地味ですが良作です。

投稿 : 2017/09/30
閲覧 : 263
サンキュー:

9

ネタバレ

こた さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

「働く女の子シリーズ」三作目はほろ苦かった…

過去の二作が輝かしかっただけに、ややコケてしまった感が否めない。
全25話。それだけに各登場キャラとの親交エピソードはじっくり丁寧に盛り込まれており、感傷に浸るラストに仕上がっているとはいえ、いくら焦らないペースといっても、あまりにもゆったり過ぎて途中かなり冗長に感じられた。2クールあれば全体的になだらかな起伏になってしまうのは仕方ないけれど、もう少し視聴者を退屈させてしまわないような工夫が欲しかった。
一話と最終話だけでみれば「名作」ともいえなくないだけに、勿体ない。

以下メモ
{netabare}
現在4話まで視聴。
第一話、SHIROBAKOには思う存分感動させてもらったので、初回からハードルを上げて視聴。

最後、思わずほろっと来てしまいました…。(ED流れるところ)
べつに泣くシーンじゃないと思うし、これはただ自分が大袈裟なだけと思ってます(笑)
ただ一話目にしてすごく好きな回だった。印象はかなり良い。

音楽に関しては、OP・EDどちらとも好感触。思ったのは随分とアニソンらしくないなぁ~という。どちらかと言えば、ドラマとかに起用されてそうな感じ。

2クールあるみたいだし、山あり谷ありだろうね(ストーリー自体も)

☆個人的なハマり度
(※あくまでも目安です)
1話☆☆☆☆☆
2話☆☆☆
3話☆☆
4話☆☆
5話☆☆

追記
(まさかまだ過ぎているまい)

18話まで観終えて。
すいません正直ここまで一話を除いたら絶望的に詰まらない。でもまだ何かあると思ってしまう。
とはいっても、ハードルはかなり高めに設定した上だから、今更視聴を断念するまでには至らない。{/netabare}

投稿 : 2017/09/29
閲覧 : 528
サンキュー:

61

ネタバレ

↙→↘↓↙←↘+BC さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

最初の頃は普通だった

終盤に連れすごく良くなっていった
わかりやすく綺麗に人の気持ちを描けてる秀作だと思った
リアルな内容で
リアルに成功を収めた
すごくいい内容だったと思った

投稿 : 2017/09/28
閲覧 : 215
サンキュー:

6

黒ひじき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

町おこしのおはなし

田舎町の社会的な問題を題材にしたお話。
町おこしに奮闘する若い女の子5人が
難題に取り組んで行く中で成長し、絆を深めていく・・・

正直、爆笑できるわけじゃないし、重く悲しい訳でも
涙を誘う感動がある訳でもない。
ストーリーに起伏があまり無いので評価が分かれるかも。
もう少し意外性やパンチのある面白さがあると話が盛り上がると
思うのですが・・・でもなんだかんだで最後まで観てしまいました。

個人的に好んで観るタイプの話じゃないのですが、なんで最後まで
観たんだろう・・・って考えたら、
作画やキャラデザインが良かったからかなぁ。
それとストーリーが非現実的過ぎずなかったって言うのも良かったのかも。

投稿 : 2017/09/28
閲覧 : 163
サンキュー:

4

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

町おこしと成長と

間野山の町おこしに挑戦するする5人のお話。
「若者でよそ者で馬鹿者」な国王とその仲間。
なんども壁にぶつかりながら、なんとか間野山を盛り上げようとするなかで、成長していく。
明るい作風の中に、どこかほろ苦く物悲しい雰囲気が漂うのは、「人が減っていく」という現実を描いているからだろうか。
最後まで夢中で観ました。

投稿 : 2017/09/28
閲覧 : 152

ねごしエイタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

魔の山ならぬ間野山

 就職悪戦苦闘中の木春由乃。お金にも困っていた頃、モデルのバイトしてた先からの依頼で、間野山に一日国王になるという話だったのが、実は一年だったということで、最初は嫌がるけど、しおりをはじめ観光協会や、間野山の人々に触れ合うことで、間野山を活気づかせていくアニメだったです。
 チュパカブラ王国で、子供のころ来たときの写真を見つけたこともあり、国王という普通じゃない仕事を、そのまま活動することに・・・・。

 来る途中の電車で知り合った真希、活動の途中で知り合うことになる、凛々子、早苗も加えて、間野山に活気を取り戻そうと、奮闘することにだったです。
 観光協会会長の頑固爺さん、凛々子のお婆ちゃん、ドク、その他町の人たちも、存在感あったです。町の人に限らず、変な外人が来たり面白かったです。特にサンダルさんの語りが、かなり良かったです。

 最初は町の人、変わらなくてもいいと思ったり、町を嫌いと思う子どもがいたりと、思うようにいかない日々。
 饅頭が売れなかったり、人気バンド呼んで建国際開いても一過性のもので終わったり、うまくいかないことが序盤多かったかなぁです。

 由乃、しおり、真希、凛々子、早苗、のそれぞれの内情、後半になると観光協会会長の頑固爺さん、凛々子のお婆ちゃん、ドクの若いころの驚き秘話も注目です。

 みずち祭りというお祭りを使って、間野山を目覚めさせることができるか?も注目です。ここもまたいろいろな葛藤ありだけど、皆で乗り切って町を一体化するところまでが面白いです。
 大団円で「これでいいのだ!」に進むかなぁ?です。一年とたち終わりも訪れるけど、これをきっかけに今までの活動の総決算となる会長の演説は、良かったです。

 由乃たち、それぞれの決心これからどうなるのかなぁは、見てのお楽しみだったです。2クール使って納得の終わりは、良かったです。由乃、頑張れです。

投稿 : 2017/09/28
閲覧 : 206
サンキュー:

12

バナくん さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

田舎ライフ

何でかはわかりませんが、今まで観たpaの作品で一番良かったです!

投稿 : 2017/09/27
閲覧 : 114
サンキュー:

4

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

P.A.WORKSの「お仕事シリーズ第3弾」は田舎の観光協会で働く女の子達の物語。

この作品は、「花咲くいろは」「SHIROBAKO」に続く女の子の働く物語…
このくだりを見たらもう視聴しない、という選択肢はありません。
条件反射のように視聴を決めた作品でした。
前2作とも「名作」と呼ぶにふさわしい作品だったので、視聴前から相当ハードルを上げていたような気がします。

この作品の主人公は東京在住で、目下就職活動中の短大生の木春由乃…
田舎町育ちの彼女は、未知なる可能性を求めて上京してきたわけですが、そんな女の子にも都会の風は厳しく連戦連敗が続いていました。

そんな折、以前登録していた派遣事務所から「地域の町おこしの一環で国王を務めて欲しい」と依頼を受け、軽い気持ちで依頼先の間野山市に向かった彼女を待っていたのは、今ではすっかり影を潜めさびれてしまったミニ独立国だったのです。
観光客でかつての賑わいを取り戻したい…地元観光協会の切実な願いから半ば強引に「チュパカブラ王国」の国王に任命された彼女は、町興しを企画していくこととなり物語が動いていきます。

突然町興しを頼まれたって、具体的に何をすれば良いのか全く分からないので困惑します。
それが自分が出たいと思っていた田舎に逆戻りしたら尚更気持ちが乗らないのも理解できます。
事実、物語の序盤は由乃のモチベーションは明らかにマイナスでした。

でも国王としての彼女の仕事をしっかりサポートしてくれる同胞がいたということ…
それに町の人々との触れ合いをきっかけに、町興しを自分の仕事として受け止めてから物語は一気に面白みを増していきます。

由乃のサポーターだけ紹介しておきます。
四ノ宮 しおり(CV:上田麗奈さん):「だんないよ」が口癖の「とりもち大臣」です。
緑川 真希(CV:安済知佳さん):「おでん探偵」を演じた元女優は「ガテン大臣」です。
織部 凛々子(CV:田中ちえ美さん):オカルト情報に詳しい「UMA大臣」です。
香月 早苗(CV:小松未可子さん):東京から移住してきたWEBデザイナーは「IT大臣」です。

こうしてみると、由乃を含めた5人中3人は元東京経験者で、その3人は自分が夢描いた生活とは全然違う現実を突きつけられた…という事になります。

確かに情報の発信源なのでそれなりの刺激はあると思います。
でも都会で生活したらその刺激が満喫できるか…というと別問題だと思いますし、生きていく上で全てに優先することでも無いと思います。

人は多いが人間関係は希薄なので、寂しさを感じる事もあると思います。
何より就職する先にもよりますが、基本仕事漬けの日々をあくせくと過ごしていくんです。
場合によっては、その刺激が「近くて遠い存在」にもなりかねませんし、転勤のある会社に勤めたら紙切れ一枚で右・左…都会に留まれる保証なんてありません。
それに、都会にしがみついて本来自分のやりたい仕事ができなければ、仕事に生き甲斐すら見いだせないかもしれません。

だから、由乃が本格的に町興しに取り組む姿勢を見せてくれたのは、個人的にとっても嬉しく思いました。
だって一人じゃない…同じ方向を向いたかけがえの無い仲間がいるじゃない…

それに一環して街の大らかさが彼女を包んでいたのも好印象でした。
町興し自体は水モノですし、100点の答えがある訳でもありません。
一生懸命知恵を振り絞っても上手くいかないことだってあります。
時には周りに迷惑をかけることだって一度や二度じゃなかったと思います。

でも、例えボロボロになって倒れたとしても、もう一度上を睨んで頑張ろうとする時、仲間や街のみんなはいつだって「頑張れっ」って背中を押してくれたじゃありませんか…
国王や大臣を包み込んでいた優しさや温かさを終始感じる事ができたのは、彼女たちが地元の事をいっぱい考えて、地元のために頑張っていてそれが伝わったから…
これこそが間野山の特権であり魅力なのではないでしょうか。

彼女たちが描く町興しとはいったいどのようなモノだったのか…
そして間野山での町興しを経て彼女たちが選択した次の一歩とは…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、「Morning Glory」と「Lupinus」
エンディングテーマは、「Freesia」と「Baby's Breath」
4曲とも(K)NoW_NAMEさんが歌っています。
(K)NoW_NAMEさんで、真っ先に頭をよぎるのはが「灰と幻想のグリムガル」の「rainy tone」
何度も聞いて何度も涙した私にとっての神曲…
(K)NoW_NAMEさんが手掛けられた楽曲…今回はエンディングにより良い印象を感じました。

2クール全25話の物語でした。
正直ラストで彼女たちの選択した次の一歩は私の想像の遥か斜め上でいたが、完走して振り返ってみると、一生懸命頑張ってきたからこそ選択できる一手だったのではないでしょうか。
P.A.WORKSの「お仕事シリーズ」…今回もしっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2017/09/27
閲覧 : 361
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40

Derp さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 2.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

過去作からは見劣りする

よくこのタイプのストーリーを今のTVアニメでしかも2クールでやったなという事にまず驚きを隠せません。

悪い意味ではなく、多くが成功しやすい異世界モノ等の流行りジャンルで手堅く1クールアニメを作る中、オリジナルでここまでリスクを背負える覚悟に驚きました。


しかし、全体的に実写ドラマのようなアプローチをしているわりには、チュパカブラ王国含めいくつかの要素はナンセンスで馬鹿げているように感じられた。

全体的には退屈なプロットで、ヒット作のSHIROBAKOと比較すると視聴者にとっての心地良さやカタルシスが不足気味。

この作品には圧倒的に情感が足りていない。無骨さを感じる。ストーリーだけでなく映像的にもそういった印象を受けます。

花咲くいろはの旅館、SHIROBAKOのアニメ制作会社という職場に比べると、本作の観光協会という職場は視聴者がその環境を疑似体験するような感覚に乏しいというのがあるのかもしれません。

ナチュラルな台詞回しや一風変わったキャラクター、リアルな人間関係というあたりにPA Works作品っぽさは感じられますが、それが先述の2作ほど上手く噛み合っていないような感じでした。

もう少し下世話さがあってもよかったかもしれません。

投稿 : 2017/09/27
閲覧 : 180
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7

ato00 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

何故人は感極まるか。それは心に積み上げて来たものがあるから。

北陸の小都市間野山市、ディーゼル機関車が走るさびれた街です。
街興しのために間野山観光協会がとった方策は・・・
P.A.WORKSが贈るお仕事アニメ第三弾です。

モモンガプロモーションに騙され1年契約で間野山市に派遣された木春由乃が主人公。
そこは文字通り、魑魅魍魎が潜む「魔の山」
街興しにはほど遠い環境で、様々は障害が降り注ぎます。
悩んだり傷ついたり、それでも明るく前に進む由乃。
その行動力は計り知れません。

なんだかんだ言いつつ、国王に就任した由乃。
そのたぐいまれな手腕を発揮して・・・
じゃなくって、秘密戦隊ゴレンジャーの一員として・・・でもなく。
とにかく、街を盛り上げる女性五人衆が個性的です。
元から街にいたり、出戻ったり、都会から逃げてきたりでいろんな境遇。
理由は様々あるけれど、心ひとつにしてガンバル姿に共感を覚えました。
また、街の人々がこれまた個性的。
観光協会・商店会・青年会、果ては限界集落の人々や謎の青い目の吟遊詩人等々。
いたって真面目な人々による涙あり笑いありの上を下への大騒動。
それは観てのお楽しみ、といったところ。

時には失敗することはあるけれど、それでも前に進んでいけるのは、
「この街が好き、この街の人が好き」
この一点です。

感動的な幕引きは、私の好み。
なんか涙が溢れてきます。
ビバ、間野山市、そして・・・

投稿 : 2017/09/27
閲覧 : 356
サンキュー:

39

ぺテエロ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

安定感

物語全体を通じてそれほど盛り上がるという事は無いけれど、NHKの朝ドラのようで安定した面白さがあると思う
それと、田舎をテーマにしている点が個人的に気に入った

投稿 : 2017/09/27
閲覧 : 125
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3

Keiner さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

マンネリはあったものの好印象。考えさせられる。

まちおこしという社会的に重要なトピックに真摯に向き合った作品。それでいて話を重くしすぎず、かといってご都合主義満載のライトな展開にもならないバランス感覚はさすが。

主要人物の人間的成長も並行して描くことで、ヒューマンドラマとしての魅力も併せ持っている。

ただ、同じPAのSHIROBKOなどと比べて分かりにくいと思ったのは、ゴールが見えないので、それぞれの話が全体の中でどういう位置付けなのか見えない点だった。
結果的に盛り上がりが小さくなってしまっていた。

まちおこし関連の話も考えさせられるが、キャラの成長物語も色々と共感できる部分がある。
キャラの設定がかなり落ち着いた(悪く言えば地味な)ものだったので、アニメを見ているというよりドラマを見ているような感じで、共感しやすくなっていた。

もうちょっと話の起伏や意外性のある展開があれば最高といえたので惜しい作品ではあるが、とても印象は良かった。

投稿 : 2017/09/26
閲覧 : 197
サンキュー:

8

ネタバレ

北山アキ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

観光情報と観光振興について思うこと

最後まで観て
この作品の現実からあまり飛躍しないスタンスは好印象だった。
PAお仕事シリーズとしても「花咲くいろは」のようなメロドラマにしないことに意味があったと想像する(二番煎じ感が出ちゃうから)。
お仕事シリーズの良さは、高校生しか存在しないかのような世界観とは一線を画し、過去、現在、未来があって、それらを人の思いが繋ぎ、繋がっている世界を描くことにあると思う。
この作品もその意味でお仕事シリーズらしかったと思う。

各論で言えば、問題提起を盛り込んだ野心作だったと思う。

商店主が集まった商店街について言えば、東京でも寂れて行ってる。
だから、これは東京と地方で対比できることではなく、日本全体で流通構造が変化したとみるべきだろう。
だから、商店街活性化物語に行くと見せかけて、問題はそこじゃない、商店街の役割は終わった、と進む後半のプロットはもっと評価されて良いと思う。
全国の地方自治体では賑わいの創出という行政目的を掲げていて、その必要性は理解できるけど、その手段として商店街活性化を掲げるのは違うんでないかい?
という自治体の商業振興策への異議申し立てと言っては言い過ぎか。

また、地方には「コミュニティ」が存在するという神話をご都合主義で持ち出さない点も良かった。
東京でも地方でも、山を切り拓いて造成した住宅地に地縁・血縁なんて存在しないし、生業のうえでの協働作業も存在しない。
そういう場所に「コミュニティ」を創造するためには、行政が町内会の区割りをするだけでは十分ではない。
目的設定をしたうえでの、意識的で継続的な努力が必要になる。
要するに、地域の一体感なんてそうそう簡単に生まれてくるものではない。

関係無いけど、今時で言えば、町興し(というか町づくり)のメインに据えるべきテーマは、観光よりも保健(健康づくり、介護も含む)だろうなと思う。
万人の関心事だし、雇用も産むし。

13話まで観て
今のところ面白い。
由乃も、終わりも無ければ、回答も無い戦いだということに気付いてしまったか。
まあ、仕事ってそんなもんかもしれないが。

何かしたから盛り上がるとは限らない。
でも、何もしなければ、盛り上がる可能性が更に低くなる。
という想定のもとで「観光振興策」を存続させているケースが多いのが現実じゃなかろうか。

市場原理から言えば、その土地の観光市場の規模に見合った観光インフラ(宿泊施設や交通機関等)に落ち着くはずで、それが小さな市場である場合は、その利害関係者は自治体や地域の人口のほんの一部に過ぎないだろう。
その一部の人々の利益を代表したり、中の人同士の利害調整をするのが観光協会の役割であるから、通常はそこを起点として町全体にインパクトを与えるような町興しなんてすごく難しいだろう。

観光協会は無力で、NHKの連続ドラマやJRのキャンペーン頼みのほうが現実的だと気付いてしまい、次には「だから諦める」とも言えないことに気付くのかもしれない。
そこからどう動くかがドラマの見せどころだろう。
ビターに振り切られても受け入れる心の準備はできているが、オレタチノタタカイハコレカラのループに陥る前に、カタルシスが得られるような展開も来て欲しい。
せめてビタースウィート程度でも。

5話を観て {netabare}
少しうるっとくる良い回だった。
主人公とそのパーティーの役割分担も次第にはっきりしてきた。
これからも主人公の思い付き(無茶振り)を周りの人たちが現実的なレベルに落とし込んでゆくというチームワークの妙味を見せてくれそうだ。

観光協会というのは地元自治体の外郭団体だったり、役場からの金(基金や補助金等)で運営されているのが一般的だと思う。
だから、一般的にお役所的であり、必然的に役所的な問題も抱えている。
例えば、役所と民間の仕事の大きな違いは予算の硬直性である。
民間でも請負等予算管理が必須な仕事はいろいろあるが、役所の予算は前年に議会の承認をもって固定化されており、基本的には法令(あるいは例規)と同じく厳守すべきものとなっている。
このことから、役所には予算ありきの発想しかできない人間が増える(役所が同じテーマについてコロコロと、よく言えば柔軟に態度を変えることは制度の安定性と予見性を損なうことでもあり、硬直性が一概に悪いこととは言えず、むしろ役所的には良いことなのだけれども)。
だからこそ、そういう枠に囚われていない、由乃のような自由な発想ができる馬鹿者が必要になる。
協会の職員ではなく「国王」という設定もその辺りがあるのかもしれない。

観光産業は、人の移動を勧奨し、そこで消費活動させることで地域に金を運ばせる産業と言えるだろう。
突き詰めれば、その場所に金をもたらすことが目的だ。
ならば、クラウドファンディングで金を先に集められれば、目的は達成したようなものでもある。
今回のような場合、出資した人はそれを(もちろん体験として)回収するために現地を訪れるだろうし、上手くいけばリピートもあり得る。
ネットを介することで、ファンドのアレンジが安上がりにできるようになり、このような観光振興モデルが登場したのだろう。
観光地が準備・提案したものを、客が消費する点は昔と変わらないが、準備時点で観光地に金が入るという点は変わっていて、リスク管理上も良い変化と言える。{/netabare}

4話を観て
追加観光情報としては、舞台のモデルは木彫が有名な南砺市の井波。
「去年行ったとこだ」と思って観てたので、ちょっとテンション上がったが。
僕は1時間くらいしか滞在せずに金沢行きのバスに乗っちゃったが、逆に言えば金沢からもバス一本なので、アクセスは悪くないと言えるだろう。
{netabare}
地場産業として伝統工芸を取り上げ、ジジイとババアの口論を通してかなり率直な現状が語られた点は良かった。
個人的にはジジイ寄りの考え方だけど、ババアの言うことには否定しきれない面もある。
こういう木彫の顧客は寺社仏閣がメインかと想像するが、宗教が公権力的な力を持つ時代がすぐに来るとは思えない中で、別の市場を開拓しないと廃れるのは目に見えている。
しかし、寺社仏閣相手の商売という時点で高級品なわけで、簡単にほかの顧客が見つかるとは考えられない。
ならば廃れるままに任せれば良いかと聞かれると、それも言えない。
例えば、熊谷市に歓喜院聖天堂という建造物がある。
国指定重文だったが修復の結果、国宝になった例だ。
重文という時点で相当に価値が評価されているわけだが、国宝ともなれば更に格が上で、観光資源としてのインパクトも全く異なると思う。
このランクアップを実現させた修復というのは、要するに伝統的な美術・工芸の技術なわけだから、伝統を蔑ろにしていてはあり得なかったことだ。
つまり「伝統工芸を守れば観光振興できる」とは言えないにしても、「伝統工芸を守らなければ観光振興もない」というケースはあり得るのだ。(京都の例は極端としても)
これは卵が先か鶏が先かみたいなところもあり、難しい。
また、役所が指定文化財>登録文化財>それ以外の文化財みたいなヒエラルキーをつくっていることを肯定したうえで、その中ですでに上位にカテゴライズされている場合は既得権益が保護されているという見方もできるわけなので、ババアが言うように、その権益を放棄する所業は愚かだと言える。(作中の行動がそうだとは思わないけど)

美術や芸術はたいてい高級品であり、パトロンを必要とする。
そして、宗教勢力の権力が完全に世俗勢力にシフトした現在では、役所がパトロンとなるべき位置にいる。
しかし、直接的な金銭支援は限界があるから文化財保護法のような制度を作って格付けすることで、間接的かつ選択的に観光客が小口パトロンとなることも期待しているんだと思う(国宝いっぱいなのに拝観無料な西本願寺って金持ちだなと思う。有料でいいからいつでも飛雲閣を見せろと言いたい)。{/netabare}
とにかく、この作品の難しいテーマに踏み込む意欲を僕は見守りたいと思った。

3話まで観て
観る前は難しい題材を選んだなと思ったが、1話目は良かった。

ここから少し観光情報になるが、ネットで調べたら間野山駅のモデルは城端駅だった。
言われてみれば、なんだ去年のGWに行った場所じゃん!とようやく気付いた。{netabare}
岐阜県側の白川郷だけじゃなく、富山県側にも世界遺産の相倉集落などがあり、城端はその山間部の五箇山合掌造り集落に至る入り口的な町。
あるいは「true tears」の町だが、僕には合わず3話くらいしか観ていないので、聖地巡礼というわけじゃなかった。
長野からアルペンルートで富山に入りたかったのと、金沢に行きたかったのがあり、その中間地点に五箇山があったからルートに入れたというのが正直なところだ。
そして、ルートを決めた後でP.A.WORKSの「恋旅〜True Tours Nanto」というのを知り、福野夜高祭を知った。
そのクライマックスは毎年5月2日だというので、そこから日程を調整した。

城端の町は城端曳山会館の裏通り側(善徳寺山門まえから横に入る)はフォトジェニックでよいが、バス通りの古い町並みもどきの無理矢理小京都感は違和感があったな。
福野夜高祭は小規模ながら粗野な喧嘩祭りで、期待に違わず面白かった。
生まれ故郷の退屈な大規模七夕より何倍も良い。
(もっと全国的に有名になってよいと思うくらい良いのだが、福野の町には宿泊施設があまりないので要注意。僕は福光に泊まったが、意外と離れている。)
ほかに特筆ものだった光景として、城端線の車窓から見た、田植え前の入水した田に夕日と山影が映り込む景色の美しさが挙げられる(住んでる場所によっては珍しくないのかもしれないが)。

言うまでも無く、観光振興というのは産業振興という大テーマの下部テーマである。
だが、その観光メインでの町おこしというのは、(もちろん一部の例外は認めるし、多分に独断と偏見を含む意見だが)、工場誘致ができない条件下での追い詰められた末の選択肢だとさえ思う。
観光資源が狭い地域に集中してる場所など日本中探してもほとんどないのだから、観光で町全体を活性化することなどできるわけがない。
例えば、祭りが有名になって観光客が押し寄せたとしても、それは1年のうちのたった数日の季節的な賑わいに過ぎない。
その瞬間最大風速だけで1年分の潤いを得るのは無理な話のだ。
年間を通して観光客を引き寄せるためには、例えば稲は無いけど水が入っている田んぼも期間限定のものだしとか、利用できる限りの様々な資源を組み合わせて集客の仕掛けをする必要がある。
それは明らかでみんな分かっちゃいる一方で、そんな豊富な資源を提供できる地域がどこにあるだろうか?(反語)
よって、観光振興は地場産業との連携を前提として展開する必要がでてくる。
さらに言えば、地場産品の側面支援(宣伝とか)の仕事と割り切ったほうが良いことも多いと思う。
例えば、農業の6次産業化と言われるものが注目されたりするが、その中での観光振興の領域って、サービス産業部分のさらに一部に過ぎなかったりすると思うのだ。
同時に、周辺の地域を組み合わせて旅行した僕の考えるところだが、単独でのコンテンツ不足は克服できないのだから、それを補うために隣接した地域間で広域的に連携する取り組みが必須だろう。

以上のようなことは、農村に限った話じゃないとも思う。
本作の舞台は農村だが、日本の総人口と人口構成の未来を考えると、地方都市のみならず、地方の県庁所在地のほとんどでも「衰退」という共通のテーマに向き合っている最中というのが現実じゃないだろうか。
普段は東京に住んでいても、出張や旅行、帰省の折にそれを感じている人は多いと思う。
だからこそ「観光」を通して抗い方を描くのは大賛成である。
でも、それ一辺倒になって、折り合い方や下方硬直性という幻想へに対するオルタナティブの提示というものが抜け落ちた視野の狭い物語になってしまうと、ご都合主義と言われてしまうだろうな。
{/netabare}

投稿 : 2017/09/26
閲覧 : 266
サンキュー:

8

ネタバレ

天地人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

続々私的アニメ感想簿19

天地人
「確かに面白い作品だったけど、地味というか、これっていうところがない感じの作品でしたね。(おいっ)えっ?」
木春由乃(byモモンガプロモーション)
「この下等生物がああああっ」
「私の大好きな、超愛してるP.A.WORKS作品に低評価を与えるなど、ゴミである身の程を知れ~っ!」
天地人
「いや、それ、モモンガはモモンガでもアインズ様の方・・・うぎゃ~っ」

という事で(ビクビク)、改めてサクラクエストの感想を述べたいと思います。
地域おこしを題材とした珍しいアニメですが、今現在、全国で活動している制度として地域おこし協力隊と言うものがあります。
この作品のようにプロモーションから派遣されるのではなく、地方自治体が募集を行い、地域おこしや地域の暮らしなどに興味のある都市部の住民を受け入れて「地域協力活動」に従事してもらうというものですが、この作品を観て、この制度の事を思い出しました。
町おこし、活性化といっても正しい処方箋がある訳でもなく、それぞれの地域にあったありかたがある訳で、このアニメでもいろいろな事にチャレンジして、成功したものもあれば失敗したり後味の悪い結果になったものもありました。
ただ、木春由乃と愉快な仲間達(ん?)はそれでくじける事なく、あくまで前向きに進んでいき、それに少しずつ周囲のみんなも巻き込まれて、ついにはみずち祭を復活させる事に成功しましたね。
と言っても、おそらく2年後には間野山市と富蔵市の合併がある訳で、将来どの位間野山らしさが残るのか、この先の問題でしょうか。
ま、冒頭で述べたように(キョロキョロ)大きな盛り上がりがある訳で無く、どちらかというと地味な作品なのは確かでしたが、2クールかけてじっくり描かれた見ごたえのある作品だったのも確かでしたね。
も作品では描かれないでしょうが、
い、あわせて隊員の定住・定着を図る。一連の活動を通じて、地域力の維持・強化を図っていくことを目的としている。

丑松
「あっという間のクールじゃったな・・・(すいません)」
「何を謝る。元々2クールの契約じゃ」
「それに、この作品は終了した方が良い。いつまでも放送してると折角の会社のイメージがお仕事アニメばっかりになっちまうわい(おいっ)」
「(次の作品は、どうするんですか?)ワシもようやく決心が固まったところじゃ」
「次の作品は、エロアニメじゃ(ウソ)」
・・・まあ、エロアニメはホント冗談ですが、いろんな変わった作品を期待したいですね。
(それはそれとして、出来れば番外編として、1年後の間野山とか描いて欲しい気もします。)

投稿 : 2017/09/26
閲覧 : 228
サンキュー:

16

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サクラクエストのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
サクラクエストのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

サクラクエストのストーリー・あらすじ

主人公、木春由乃(こはるよしの)は、田舎から上京し短大の卒業を間近に控えた、いわゆる普通の20歳の女の子。
東京には何でもあって、きっと特別な何かになれるのではないかと夢みて、30社以上の面接を受けるも、未だに内定はない。銀行の残高は920円。このままでは、田舎帰って普通のおばさんになってしまう・・・と葛藤していたそんなある日、以前、一度だけ働いたことがある派遣事務所から、「地域の町おこしの一環で国王をやってほしい」との依頼がある。よくわからないが軽い気持ちで依頼先の間野山市に向かうことにした。
一時的に日本中でブームになるも、バブル崩壊に合わせて今ではほとんど見ることの無くなったミニ独立国。間野山市は、今なおミニ独立国を続けている、廃れて残念な残念観光地だった。
そんなこんなで、由乃の”普通じゃない”お仕事生活がはじまった。(TVアニメ動画『サクラクエスト』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2017年春アニメ
制作会社
ピーエーワークス
主題歌
≪OP≫(K)NoW_NAME『Morning Glory』、(K)NoW_NAME『Lupinus』≪ED≫(K)NoW_NAME『Freesia』、(K)NoW_NAME『Baby's Breath』

声優・キャラクター

七瀬彩夏、上田麗奈、安済知佳、田中ちえ美、小松未可子、斧アツシ、伊沢磨紀、小西克幸、下野紘、濱野大輝、ヴィナイマーシー、森なな子、黒沢ともよ

スタッフ

原作:Alexandre S. D. Celibidache、キャラクター原案:BUNBUN、 監督:増井壮一、シリーズ構成:横谷昌宏、脚本:横谷昌宏/入江信吾、キャラクターデザイン・総作画監督:関口可奈味、美術監督:佐藤歩、色彩設計:中野尚美、撮影監督:横山翼、3D監督:小川耕平、編集:高橋歩、音響監督:飯田里樹、音楽:(K)NoW_NAME

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