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「サクラクエスト(TVアニメ動画)」

総合得点
81.8
感想・評価
942
棚に入れた
4291
ランキング
395
★★★★☆ 3.6 (942)
物語
3.5
作画
3.7
声優
3.6
音楽
3.5
キャラ
3.6

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サクラクエストの感想・評価はどうでしたか?

空知 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

仕事は成果だけで決められるべきではない。本作も然り。

今回一気見したところ、思った以上に良作だと感じました。

P.A.WORKSのお仕事シリーズ第3弾だと思って観ると、どうしても前2作の印象に引っ張られるので、別モノと考えて鑑賞したほうが評価が上がる作品だと思います。


仕事自体が、女の子5人では解決不可能な問題。


最初から問題解決を目指している作品でないことは明らかなんです、これ。

過疎化や若者が地方を離れてしまう理由などは、もつれた糸のように問題が複雑すぎます。

なので、

「どうやって問題を解決するんだろうか」とか「この町をどんなふうに活性化させてしまうんだろうか」などと考えて鑑賞すると厳しい評価に繋がると思います。


「どう解決するのか?」に焦点を当てて観る作品ではなく、


仕事の過程で女子5人が「どう成長していくかのか」を描いているのがこの作品の良さだと思います。


絵はP.A.WORKSらしく、まあ綺麗。髪の毛の質感がないなど、少しのっぺりしている感じがありますが、2クールほぼ安定していています。

P.A.WORKS作品のほとんどの絵がそうなんじゃないかなと個人的には思うことは、「全体的に地味で薄い色味」。

5人の女の子が中心なのですから、視聴者の目の大半はこの5人に向きますよね。

キャラデザは良いのですが、服の色が地味で、ときどき着ている服もダサい場合もあります。ファッション的な部分にもっと力を入れたら良かったのに感じました。(着ている服という着目点だけで数話観たら、確かにヘンだと思う方が絶対にいるはず。)

せっかくカワイイ女の子を描いているのに、もっと「ビビッドな色」でキャラクターの服装にこだわっらいいのに。

P.A.WORKSは地味な色を使う傾向があるので、時には思い切って、強い原色をドーンと使えばキャラがもっと引き立つのにと思うのは僕だけでしょうか。このあたりは、P.A.WORKSのこだわりなんでしょうかね?

背景と髪の色、服の上下の色なども調和しておらずバラバラ色指定感ハンパないことも時にありました。
アニメのキャラデザや色は、現実世界の人間より派手でいいと思うのですが。
←素人なのに偉そうにすみません(>_<)


OP,EDも良いです。2期目のほうが好き。

あと、高校生がヒロインでないといけないという暗黙の了解がアニメにはあるのかもしれませんが、20代前半のこういったヒロインがいる作品も十分にありだと思います。

そういう意味では、キャラはとてもグッド。

グイグイと引っ張る力のある良作でした。

一部ネットでは酷評もあったようですが、P.A.WORKS健在だなと感じました。

投稿 : 2017/11/12
閲覧 : 449
サンキュー:

34

ネタバレ

ダレイオス さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アニメなのにご都合主義が少なくしっかりとした内容だったと思います。

設定は東京に住んでいた主人公である短大生の女の子が就職出来ずにいた時に
かつて人材派遣で登録していた所から仕事の依頼が来て
流れで依頼を引き受けるのだけど
それが、地方の廃れたミニ独立国の王様という観光大使を
1年やるというもので、引き受けてから主人公は最初は短期バイトだと思っていたけど
その詳細な仕事内容を把握し、やりたくもない仕事を1年もやるのかという
落胆する開始、依頼側もアイドルを呼ぼうとしたけど手違いで
違う人が来たというギャグぽい開始
ぶっちゃけやる気のない主人公が印象的な開始かな
主人公は契約書は詳しく見ない。路線バスの運転手に行き先じゃない場所に行ってほしいと
頼んだりしたり、常識のない駄目な子の印象に残りました。

そしてこのミニ独立国についてはチュパカブラをテーマに
しているのはわかるけど
それ以外は何をやっているのか不明すぎるので
結局ミニ独立国であること以外サッパリわかりませんね。
スタッフは何人いるのか
どういう施設であるのか、どういうことをしてお金を稼いでいるのか
よくわからないので、視聴していてこのミニ独立国に興味が沸かないな
確かに饅頭とか売ってましたけど
「え?」それだけ・・・て感じでした。

序盤はやっていることは間違えて発注しすぎた饅頭を売る仕事だったり
地味かな、需要がない饅頭をいきなり売るなんて無茶だなと思ったけど
やっぱり上手くいかず、駄目なシ-ンを見せつけられる
ものでしたね。
チョット寒くて面白い話ではなかったし
話の作りもテキトーなので
このアニメを作っている人が何を伝えたいのかは伝わってこなかったな
売れない商品を間違えて仕入れすぎたけど
やっぱり売れなかったでは、どうもね。
売れるように頑張ったかになると、やっていることはあまり有効とは
思えなかったし、対策でやっていることが馬鹿らしいことなので寒かった。
正直序盤は面白くありませんね。

その後も昔の伝統や昔のやり方こだわらずに色々頑張ってみたけど
上手くはいかずが描かれていたな
ご都合主義感はなかったけど、地味なので面白いかになると悩むけど
努力の描写はみられたし、頑張っている感じは出ていたので
悪戦苦闘する話としてはありなんかじゃないかとは思えました。
他にも町おこしで映画撮影とかも招致したり
やっていることはやっぱり地味でしたね。
それにキャラの掘り下げで他に前やっていた役者の仕事への未練とか
故郷への未練とか、色々なキャラの群像劇が
描かれていたのでキャラクターの掘り下げはまずまずだったので
地味なんだけどそれらの描写が加わり
描いていることは良かったのではないかと思えました。
さらにその後も起るイベントは町おこししようと頑張るけど上手くいかずが描かれて
敗者の物語だったかな、それでなぜ駄目だったんだと
色々分析したり考えるものでした。
観光客を呼ぶだけでは駄目だとか一過性の盛り上がりだけでも
続かないとか無難な結論を出してましたね。
分析はしたし、ご都合主義ではない現実は描けているので良かったです。
最初の饅頭を売る展開に比べれば段々まともなことはやっていたとは思います。
1クール目は楽しい内容ではないですが
途中からはわりとまじめなアニメになったかな

そして、観光客を呼ぶだけでは駄目や一過性の盛り上がりだけでも続かない
そういうことを学んでか
2クール目以降は町おこしイベントというよりは
地方についての現実とか果てているこのアニメの地域のことを
描いたり、まじめに地域の復興について描いてましたね。
その描写は妙にリアリティーを感じたので説得力はありましたし
それにしっかりとしたキャラクター描写があるキャラのうったえ
があるのでこの地域が果てている理由もわかったし
それもみんな好き好んでやっているわけでもない
気持ちが伝わってきたので現実は伝わってきました。
そしてみんな自分の住んでいる地域を良くしたいと思っているし
果てている自分の住んでいる地域を見てきての無念さもわかりました。
そういったことをやりながら地域復興に力を入れたストーリーでした。
やっていることは観光ビジネスに関わる人間がやることではない気がしましたが
その解決の仕方はご都合主義でなくて現実的だったりしたので
話の破綻とかはなくて、納得しやすかったです。
まあね。1クール目の失敗から反省してやっていたことは
納得は出来ました。
最後まで見ましたけどご都合主義は避けて、終わり方の落とし所は
現実的に終わってましたね。
ただ、「えっ?」そんなに変わってないて意見もあるかもしれないけど
こういう問題てありとあらゆる有能な実際の政治家でも
解決は無理だからな・・・なので落とし所は現実的に終わって
良かったのではないかと思う。

問題点について
最後まで見てもこのミニ独立国は結局本業は何をしているのかわからなかった。
どういう施設なのかも、あまり説明出来ていませんでしたし
主人公の身分は観光大使というよりは1年の契約社員だし
主人公は結局どういう身分なのかハッキリしなかったり
謎だらけで終わっていると思います。
それでいて果てている地域の環境を変えればいいんじゃないかの方向性は
この施設が駄目なんじゃないかに
目を付けないで、その結論を出したのは浅かったかもしれませんね。
例えば序盤の饅頭が売れなかったのは
いくら損害が出ているのかは、正確にはわかりませんが
お土産用の饅頭を1000箱無駄にすれば
人件費材料費をあわせると50万円の損害は出ていると思うんですよね。
そういったの施設の体質に目を付けずに
環境さえ変えればいいって考えは人によっては気になるでしょうね。

キャラについては主人公はミニ独立国の観光大使のはずだけど
やっていることはミニ独立国の1年契約社員みたいなもんですよね。
電話対応とか色々なイベントを企画したり色々やってましたね。
それ以外にも、仲間のメンバーを励ましたり
頑張りは描けていたし、最初の駄目な子な感じがしたのは
嘘のように頑張っていたのではないだろうか
最初の数話以降は個人的には好意的にみれる主人公でした。
この仕事アイドルにやらせるつもりだったんですかね。
と思った。アイドルには無理ぽい仕事なので
他のキャラも観光協会の人も商店街の人も濃いキャラで
観光協会に怒っている人もいたけどそれぞれの事情があって
怒っている理由付けがあったので不快にはならなかったですね。
各キャラは個性は出ていたし、意外にもストーリー上での役目があるキャラも
多かったのでキャラはおおむね好きになれるキャラばかりでした。

作画についてはキャラクターデザインは一見普通なのだけど
よく見ると女の子らしい可愛らしい表情の描写が上手くて
時より見せるさりげない表情の変化も良かったです。
女の子の仕草の描写なんかも、どことなくそそる部分があり
一般向けだとは思われる作品ながら女の子らしさがよく出ていたのは良かったです。
作画の質は1クール目はとても綺麗で安定していました。
ただ、2クール目からはたまに作画の質が気になることがありました。
たまになんですけど、気になりました。
せっかく女の子の可愛らしい描写がしっかりしている作画なので
その点は頑張ってほしかったな

声優さんについては主人公役の方は最初の数話は多少ぎこちなかったけど
その後はしっかりとした演技でけん引役のキャラにあった
とても良い演技をされていて満足ですね。
たまに困ったりする時の声なんかは本当に困っているんだなと伝わってきたのは良かったです。
他のキャラの役の方は濃いキャラはいたりしましたが
そのキャラにあっていたし、色々なキャラの群像劇の作品なのだけど
その思いは伝わってくる演技は出来ていたので
個人的には演技力は満足でした。

まとめると饅頭を売っているまでは面白くはなかったのですが
その後はまじめに頑張って進めるストーリーで
努力の描写は中々でした。
それでも上手くいくわけではないので
頑張っている所が良いと思えることが多かった。
町おこしイベントを通して色々なキャラの群像劇の描写は良かったし
上手くいかないことを描いた敗者の物語としては現実を描けていたと思う。
2クール目は反省して町おこしイベントではなくて
地域復興にまじめに取り組んだり、地方の現実を描いたり
しっかりとしたキャラクター描写があるキャラのうったえは
気持ちが伝わってきたのは良かったです。
終わり方も現実的で個人的にはこれで良かったと思う。
問題点は勝者の物語ではないので
楽しいとか娯楽性に優れているわけでもなく
地味な内容だったことかな
特に1クール目は失敗ばかりなので素直には楽しみにくいよね。
施設の体質に目を付けずに環境さえ変えればいいって考えは浅かったかもしれません。
それ以外はアニメなのにご都合主義が少なくしっかりとした内容だったと思います。

投稿 : 2017/11/08
閲覧 : 242
サンキュー:

12

ヨシノ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

女の子達の奮闘ぶりが面白かった

お仕事系のアニメになるのかな?

主人公を含む5人の女の子が町おこしを
企画し、奮闘していくというお話ですね。

地方が抱えている問題なんかを描き出して
るんですけど、かなりリアルですね。問題が。

回を重ねるごとに、よりリアルに
なっていってる感じがします。

最後のほうはなんかちょっと寂しかったな。

投稿 : 2017/11/06
閲覧 : 196
サンキュー:

10

ネタバレ

K.S さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

面白かったです。

1話視聴

 なんとなく視聴。
 イヤ、これ世界感が好き。
 タイトル見た時は全然違う事想像してた。
 これからの展開が楽しみです。

2話視聴

 {netabare}誰が買うんや!こんなもん!
 とツッコミを入れたくなる饅頭・・・
 美人5人が一つの田舎に集い・・・ってアニメだからいいけど
 都合よすぎっすよ・・・
 しかし人口や観光人数からすると超ド田舎ではないんじゃないの
 まして限界集落でもない。
 でも、まぁ東京から比べたら田舎だわな。{/netabare}

3話視聴

 {netabare}変わらないとダメって常に思うけど・・・
 若者・バカ者・よそ者っていうのは凄く分かる。
 確かに現実世界でも当てはまる。
 
 しかし、国王って名前の人みたいだな。
 村民の扱いが面白い。{/netabare}

4話視聴

 {netabare}毒島さんちの超ハイテクな機械凄いね。
 パワースーツも(こち亀でもこんなんあった)凄いけど
 手を触れると変身する機械が凄いわ・・・

 東京は虫いなかったといってもGがいますよねGが!
 虫の中でも別格のGが!

 自分にしか出来ない仕事なんて多分ないっすよ。
 悲しい事にね。
 {/netabare}

5話視聴

 {netabare}彫刻っすね~。欄間か~。
 これ1枚?(単位が分からないので間違ってたらごめんなさい)
 作るのにどれぐらいの時間がかかるんだろ・・・
 木を選ぶ所から?そこからだから制作はどのぐらいかかる?
 そうなると値段はいくら?凄い世界だ・・・

 夜にブラックコーヒーっすか・・・
 彫刻刀って前回も出たっけ?久々に見た・・・

 いかきぼ計画・・・
 仏像→看板→欄間か・・・欄間の次ってなんだろ・・・
 木材は大変だよね・・・RCとかだったらアレなんだろうけど・・・
 でも木材は木材の良さがいっぱいあるっすよ。

 仕事ね~お金にならなければ確かに意味がないかもだけど・・・
 若い頃はお金よりも出来を大事にしてた様な気がする・・・

 アレクサンドロスなんちゃらさん・・・なんでこんなとこにいんの?
 こんな意匠からどうやって構造起こすの?

 国王みずから営業か・・・
 代わりがいても結果が違ってくるか・・・
 そうであればいいと思うけどね・・・{/netabare}

6話視聴

 {netabare}今度は、映画ですか・・・
 映画の世界ってよく分からん。

 しかし、映画ってロケハンこんな簡単にできる物なの?

 はっ!感想書くのも忘れてた・・・
 これ面白い!好きなら100%でって中々難しい。
 っていうか無理!頑張れ!{/netabare}

7話視聴

 {netabare}映画の撮影シーン
 NG連発してる娘、かわいそうだな・・・

 ケツメガネさん美人なのにね~
 ゾンビきもい・・・

 ラストの家全焼のシーンは凄いな・・・{/netabare}

最終話まで視聴

 {netabare}正直、一話一話レビュー書くのがこの作品は
 しんどかった・・・SHIROBAKOはあれほどの傑作なのに・・・

 個人的には一番の盛り上がりは人気バンドを呼んだ所かな?
 割と駆け足で見たけど、盛り上がりにかけるというか
 抑揚に欠如というか・・・時間が空いたら再チャレンジかな?
{/netabare}

投稿 : 2017/10/29
閲覧 : 718
サンキュー:

24

とあるアニメ好き さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

思ってたより面白い!

PAのお仕事もの3作目となる作品です。
前評判があまり良くなかったので期待しないで観始めましたが、いざ観始めてみると退屈することもなくすんなり最後まで観終えることができました。

個人的にはもう少し評価されてもいい作品だと思います。確かに「花咲くいろは」と「SHIROBACO」の2作品と比べてしまうと多少見劣りしてしまう部分もあるかもしれませんが、「サクラクエスト」という1つの作品だけに目を向ければ皆「もっと評価されるべき良作だ」という結論に至るはずです。

上手く伝えられませんでしたが、評判を気にして観るのを躊躇している人は今すぐにでも観てみて下さい!

投稿 : 2017/10/28
閲覧 : 122
サンキュー:

6

猫耳サイクロップス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

田舎→都会→田舎

最後がほんのちょっとよかったくらい。

総評:
「あまり印象に残らない町おこしアニメ」

投稿 : 2017/10/28
閲覧 : 218
サンキュー:

6

ネタバレ

ジパミィナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

これまでの2作と比べると格下かな。 66点

期待値というか、ハードルが自然と高くなってしまう分だけ、全体的にパワー不足かなという印象です。

主人公の行動がイマイチでした。普通じゃイヤと言いつつも、本人は特に才能があるわけでなく、何がしたいのだろうと思う。ゆとりを表現したのかな。
あれだけお祈りされているにもかかわらず、もう少しわきまえ無いと思うとただの痛い娘に見えてしまいました。

ストーリーを引っ張るキャラがいないので、今一つ盛り上がりに欠けたまま前半が終了し、そのまま後半の流れてと感じました。

テーマは悪く無いけど、実際に難しいまちおこしとなると、これで大成功という展開は納得してというレベルには至らないのかと思います。

限界集落など、実際にもある問題が多々訴えかける面もあり、問題提起としてはリアリティはあり、現実問題ではあるけど、起承転欠と言うところでしょうか。

ラストは主人公の実績からすると、「えっ」と思うので、わたしとしては不可な終わり方でした。

ある意味で、エコ運転過ぎる作品ですね。

投稿 : 2017/10/25
閲覧 : 216
サンキュー:

6

Press さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

安定の面白さでした。派手さはないけど飽きることなく最後まで楽しく視れました。

投稿 : 2017/10/23
閲覧 : 151
サンキュー:

3

賭けくるい さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:----

四ノ宮しおり超良い人、、、だけ。

うーーーーん。
全体的に面白くない、ギャグも唖然しちゃうレベルのつまらなさ。
しおりちゃんと、作画目的でみたけど。
最後のシーンもまったく感動しなかった。
花咲くいろはみたいなものを期待してたので、非常に残念。

投稿 : 2017/10/19
閲覧 : 205
サンキュー:

5

未寅愛々々 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

とても良かった。

サクラクエストほど、主人公達の成長や自分の居場所を頑張って作っていく過程が、きれいに描かれた作品を知らない。
素晴らしい作品だった。

この作品のテーマや題材からして、売上が悪いのはしょうがない。むしろよくここまで作りこんだと思う。

PAワークスのお仕事シリーズはどれも素晴らしい。また作って欲しい。

投稿 : 2017/10/17
閲覧 : 146
サンキュー:

8

ZZZxq38369 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

良かった。

投稿 : 2017/10/17
閲覧 : 168
サンキュー:

3

amZ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

限界集落で就職

都会で就職しようと思っていたら限界集落に王様として就職することになったヒロインよしの。

全体的な話の流れは普通なのですが、流石PA
キャラの動かし方や演出が抜群で大変掴みがよい印象です。

PAの職業アニメは面白いのでサクラクエストも期待しています。

■最終回視聴後
無難!この一言に尽きます。
全体的にまとまってはいるのですが…やはり題材が悪かったのでしょうか。
キャラクターも成長していきますし本当に悪い作品ではないのです。

投稿 : 2017/10/15
閲覧 : 215
サンキュー:

14

ネタバレ

合気道 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ロス感で寂しいです

テレビドラマとアニメをほぼ50:50観る習慣のものから見ると、大変よく出来た作品、『北の国から』を思い出したほど良いシーン、ジーンとする名場面多い良作です。
アニメの優れた表現をうまく使っています。アニメなんだからもっとリアルにしなくてハッピーに持っていける展開を寸止めして現実の辛さを5人の主人公に直面させます。
では実写でテレビドラマでこの作品を描いたらどうなったか想像すると、きっとものすごくアニメっぽい展開だなーと、誰もジーンと感情移入など出来ないものになってしまったでしょう。興行的にはどんなに登場人物が可愛く背景が綺麗な良作であっても、アニメとしては地味ですからボロ儲けには程遠いと思います。ですがそこを今回3度目として狙った製作者の方たちの、それこそ何をして働くというのか?というメッセージは、きっちり記憶に残っております。登場人物たちとあの土地を観られないロス感が少々ございます。

投稿 : 2017/10/14
閲覧 : 193
サンキュー:

9

ネタバレ

RFC さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

答えのない問いに挑む5人の勇者

SHIROBAKOが名作だったので、ならば!と視聴開始!

【作品概要】
 間野山というど田舎に手違いで派遣された木春由乃。
 単発バイトと思いきやがっつり1年契約の町おこし事業の
 トップを任されることに。
 4人の仲間とともに無理難題に挑む。

【作品に対する感想】
 主人公含む女子5人が協力してお仕事に勤しむ。
 その点はSHIROBAKOと同じなんですが、大きく異なるのは
 全員がわりと消極的な理由でそこにいること。
 
 設定としてはリアルだと思いますが、
 エンターテインとしては地味で、楽しさに欠けるのも事実かと思われます。
 難しいですね。

 ただ苦労しながら無理難題に挑む彼女たちの姿は
 少しの勇気を与えてくれると思います。
 
1)物語

 取り上げた題材は、地味ですが日本が実際に抱えている問題の一つ。
 分かりやすい解決策があるなら「やっとるわ」という難題。

 なんせ相手は人間。
 臨むことも、価値観も何もかもがバラバラ。
 そんな相手に一つの方向性を示すのはとても難しいことだと思います。
 
 皆凡人レベルの彼女たちがそれを成し得たこの物語を
 私はとても素晴らしいものだと思いました。

 彼女たちの活動は迷走しているという意見も耳にしましたが、
 迷走してあたりまえだと思います。
 分かりやすい方程式もなければ答えもない。
 敏腕仕掛け人というわけでもない。
 トライアンドエラーしかないわけで、そりゃ迷走します。
 迷走しているうちに力尽きるのが普通な訳ですが
 彼女たちは一つの答えまでたどり着きました。

 もちろんこれで終わりな訳ではなく、
 あくまできっかけであり、スタート地点に立ったに過ぎません。
 でも放置していればスタート地点にすら立てなかったと思います。

3)声優
 皆さん特に違和感なかったと思います。
 サンダルさんは本当に外国人の方が担当しているんですね。
 如何にも片言日本語な当て方をしてましたが、本当に片言なんですね。


4)音楽
後半ED「Baby's Breath」
が絵も相まって「戦士の休息」という感じでとてもよかったです。


5)キャラ
 木春由乃…手違いで派遣されてゴリ押しされて仕方なく国王に就任
 四ノ宮しおり…地元民で地元Loveでなんとなくそこにいる人
 緑川真希…女優志望だったものの夢破れて地元に戻る
 織部凛々子…地元民だが出ていく度胸がないためそこに留まる引きこもり
 香月早苗…都心でIT企業で働いていたが、自分の居場所を見失い田舎に逃げてきた人

 でもね、でもそんな人が世の中の大半じゃないのかな?
 生きるために走り続けた結果、
 「どうして、僕たちはこんなところまで来てしまったのだろう?」
 なんてことはザラですよね。
 夢を追いかけ、満ち足りた人生を送ってる…稀ですよね?
 
 そういう意味では、ものすごくリアリティを感じる設定です。

 由乃はSHIROBAKOの宮森あおいとかぶったキャラですが、
 こういう娘でないとこの作品の主人公に成り得ないですよね。

 緑川真希がサバサバした感じで割と好きでした。

6)印象的なシーン
{netabare}
 ・国王が吊るし上げられて投石される
  これ本当にイラッとしました。
  何も考えず、何も行動しない人ほど他人のせいにして
  批判しますよね。
  批判するならあなたなら何をした?と言いたくなります。

  ただ、これが世の中というもので、そういう不条理にも 
  耐えられる覚悟と精神力を持ってないと
  人の上には立てないということでもあります。
{/netabare}
 

投稿 : 2017/10/14
閲覧 : 275
サンキュー:

26

はちくじまよいちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

20話だけおもしろかった

閉校式の回だったでしょうか、ここから一気に最後まで盛り上がっていくのかとちょっとだけ期待しましたがそんなこともなく・・・

なにやらこのアニメ会議に長い時間かけて面白いものを作り上げました!的な話を聞きましたが、責任関係の不明確な長時間会議はよくこんな結果を生み出すのも日本企業の特徴でして・・・ってある意味日本らしいなんて思ってしまいました。

あと、序盤で地元の食材100%の食べ物かお菓子が出てきたので、少し調べたらその食材、富山ではほとんど作られてなくて富山の片田舎で継続的に一定量を作り続けることが現時点では困難そうだったりして設定のぬるさも感じちゃったりしました。(ほんと、会議で何やってたんでしょうねぇ~」

1クールのOPと2クールのEDは結構好きでした

投稿 : 2017/10/13
閲覧 : 209
サンキュー:

5

marutomo さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

paのお仕事のやつ

今回のはもう一回みる気にはならないけど、安定して面白かった。
paお仕事みてると何か新しいことを知れるのが楽しい

投稿 : 2017/10/11
閲覧 : 175
サンキュー:

5

みのるし さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

二十歳をまわってフレアーのデニムのミニをはくオンナ

なるほど相当な勘違いオンナが主人公なのだとゆうことがすぐ分かるようになっているのだと勝手にボクは思いました。

でもハナシは進むうちに、メンバーみんなの衣装が徐々に変わっていくのがさらになるほどと思わせたり。

そんでもって今後、ここぞ!とゆーときが訪れたら戦闘服としてフレアーのミニはいたりしてw

まあそれはどっちでもええすか。


お仕事アニメとしては残念ながらSHIROBAKOには及ばないと思うのですが、これはこれで、おもしろいですぜ。

現実的で身近な問題を描いているのですが、辛辣な描き方ではなく全体的にやんわりした優しい雰囲気が作風となっているような感じして、そこがアニメーションっぽくて好感が持てます。

時々はドキッとするような真理をついた言葉をなにげにでてきたりするところに、思わずうーん。とうなったり。

働いてお金をもらうとゆう理を理解できている人なら年齢に関係なく楽しめる、実にオトナなアニメーションだと思います。

おわり。

投稿 : 2017/10/10
閲覧 : 267
サンキュー:

9

ネタバレ

過たる さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

現実的な内容で、実写化に向いている作品

P.A.WORKSのお仕事シリーズ最後の作品。
『花咲くいろは』が旅館、
『SHIROBAKO』がアニメ制作会社、
今作が架空の町である間野山市が舞台なのでスケールが大きくなった。

実写化で3つを比べると、
花咲くいろは、問題無し
シロバコ、微妙(寒いコメディ風になりそう)
サクラクエスト、問題無し(演出を盛ったりしてないし、実写化しても素直に作れそう)

この作品の良さは、凄く丁寧に町がジワジワと盛り上がる様子を描写している点だと思う。
紆余曲折あったけど、結果的にご都合主義と呼ぶような描写は無く、それに近いシーン({netabare}姉妹都市計画で相手先の市長がたまたま近くにいたり{/netabare})は有ったけど、彼女たちなら手順を踏んで達成しそうだけど今回は尺の都合上、割愛したんだろうなと思うに至るくらい丁寧だった。

-余談-

そういえば
今作では度々しおりが「だんないよ(大丈夫だよ)」と言ってたように、
花咲くいろはでは、『ぼんぼる』『ホビロン』。
シロバコでは、『万策尽きたー』。
それぞれで独特の言い回しが有ったなーと振り返った。

間野山市の所在地を勝手に想像して群馬県あたりかな?と思ってたのだけど、調べたら富山県なんだなーと。『だんないよ』も方言みたい。PAworksの地元愛が凄い。
就活でお祈りされまくった由乃の必死さがヒシヒシと伝わる。地元が富山じゃない限り、たとえ1日の仕事でもなかなか勇気の必要な行動だと思う。

原作はAlexandre S.D. Celibidache名義で、作中の登場人物でもある。
町おこしの様子を物語として綴ったのがサクラクエストという今作になる。という体裁。
{netabare}彼はサンダルさんと呼ばれている。本名はアレクサンダル、いやアレクサンドルさんで、先祖が間野山出身。作中では、あくまで傍観者として町おこしを見守っている(?)存在。{/netabare}

間野山=魔の山、カブ(野菜)が特産であることから伝説上の生物チュパカブラで宣伝しているが流行っていない。

投稿 : 2017/10/10
閲覧 : 197
サンキュー:

8

ネタバレ

MuraBustan さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

健全

働くのは美しい。いつかはきっといいことあるよね。

投稿 : 2017/10/09
閲覧 : 239
サンキュー:

5

ネタバレ

ゆと さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

最後まで見て本当に良かったと思える作品
でも最後まで見るまでが結構しんどいと言う人もいると思う

投稿 : 2017/10/09
閲覧 : 160
サンキュー:

4

ネタバレ

アトランティス さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

人と人は決して交はらず さりとて生きて認め合ひて

P.A.WORKSのお仕事シリーズ作品。
今回は東京で就職活動に敗れひょんなことから田舎の地域活性化(観光協会)に務めることになった女の子が主人公のお話。
2クール25話構成。

人けがなく、過疎が進む間野山を盛り上げていくため
主人公の木春由乃含め様々な境遇を持つ5人の女の子たちの奮闘劇。

2クール通しての感想は
外から人を呼んで地域興しするってよりはその土地にいる人、
文化を大事にしてどう街を活気付かせていくかって作品だったと思います。
(twitterの自分の呟きより:)
そのため、序盤の撮影回だったりチュパカブラ饅頭だったり
人気バンドの招聘だったり、外的要因を利用した盛り上げは
成功と言える成功の演出がされていません。

むしろ前半の終わりの凛々子ちゃんの龍の唄復活回から
観光協会と商店街の人たちの和解、祭りの再興(って言ってもいいのかあれは…)
までがしっかり描かれているため、最終回の流れも含めそういった方面での
地域重視の内容だったんじゃないかと僕は見ていてそう思いました。
(タブレットを皆に配って地域内での独自ネットワークの構築とかもその例かも)

ですが、かと言って作品自体は重すぎるわけではなく、
だいだいがチュパカブラじっちゃんの暴走の結果なので
どこか「やれやれ…笑」感ありの和やかな雰囲気もありました。

最終回のチュパカブラじっちゃんの台詞である
「異文化を排除することなく、知恵として受け入れ、常に変化し
生き残ろうとする心」はまさに多文化共生のテーマに準ずる所があるかもしれません。

過去に消えてしまった祭りの復活……良いテーマですね。
大学での文化専攻でも学んでいるため、そこは惹きつけられました。


曲を担当したのは
灰と幻想のグリムガルでもお世話になった(K)NoW_Nameさん。
OP、EDもさることながら劇中BGMも良かったです。

P.A.WORKSの他の作品よりかインパクトは薄いですが最終回もウルッと来てしまったし個人的に見て損はない作品だと思います^^

投稿 : 2017/10/09
閲覧 : 350
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30

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

若もんでバカモンでよそもん

全25話 P.A.WORDKSのお仕事シリーズの第3弾(第1弾は花咲くいろは、第2弾はSHIROBAKO)

縁もゆかりもない田舎町の間野山で、ミニ独立国の国王になった主人公の木春由乃(こはる よしの)と間野山で知り合った4人の町おこしの1年間を描く作品です。

2クールありましたので、最初は協力的ではなかった町の人たちの変化や主人公を含め5人の過去とそれぞれがそれぞれに触発されて成長していく過程が丁寧に描かれていたのがよかったです。

主人公の木春由乃は、SHIROBAKOの主人公 宮森 あおい(みやもり あおい)と性格が似てますね。

町の人たちもなかなか個性的でした。喫茶店の娘さんは最後まで苦手でしたねw

小さなことから1つずつ積み重ねて最後は大きなことを成し遂げることの大変さや喜びを味わえる作品です。興味があったら観てくださいね^^

OP・EDは(K)NoW_NAME:NIKIIE・(K)NoW_NAME:Ayaka Tachibanaさんが2曲ずつ歌っています。2クール目のOPが、この作品にあっていないようなちょっと違和感がありました。劇中歌で5人のメンバーの中の一人、織部 凛々子(おりべ りりこ)ちゃんが歌う曲が、澄んだ歌声と相まって素敵でしたね。

最後に、5人のメンバーの中の一人、四ノ宮 しおり(しのみや しおり)ちゃんの「だんないよ」(大丈夫)に癒されました^^

投稿 : 2017/10/08
閲覧 : 259
サンキュー:

30

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岬ヶ丘 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

意味のある平均点

 PA.WORKSのお仕事シリーズ第3弾。作品のコンセプトは、町興し。昨今のアニメの聖地巡礼などを活用した地域興しとも関連がありそうな、新鮮な題材。PA.WORKSは過去の作品で地域の活性化に貢献していると思うし、本作で扱うテーマにも説得力も感じられる。

 ヒロインがひょんなことから田舎の寂れた観光地・間野山の国王(観光大使)になるという物語。ヒロインが間野山で出会った4人の女の子と協力しながら、5人で町興しに奮闘する。
 1クール目は映画撮影・婚活ツアーなど、やや既視感がある物語がちらほら。それでも内容が伴えばいいのだが、ヒロインたちの頑張りの上滑り具合、非現実的な町興しの提案、肝心の落ちに納得できない回もあった。各キャラそれぞれに担当回はあり、女の子たちの人柄や向き合っていく問題を描いてはいる。1クール通して、キャラや舞台の伏線をゆっくりと蒔いていた印象。
 2クール目は1クール最後のお祭りの失敗を経て、比較的現実に即した真面目な町の問題とそれに対する彼女達なりの答えが見れてよかったかな。タイトルにあるクエスト要素を活かしながら、物語全体の伏線を回収していった。また国王の任期が迫っていることから、今後の彼女らの進路も大きな注目ポイントになっている。

 恐らく脚本では1クール目は右も左もわからない女の子たちがとりあえず色々と町興しに奔走するものの、なかなかうまくいかない展開を描きたかったのだと思う。とはいえやや迷走の感が否めず、序盤からもう少し分かりやすい成功例を盛り込むなど、脚本に工夫があってもよかったかな。
 2クール目はキャラの成長や間野山の実情を説明したうえで、バス路線廃止の回などより踏み込んだ内容を描いていた印象。個人的にはこれくらい地域に即したリアルな田舎の問題に、もっと早く取り組む彼女たちの姿を見たかった。またヒロインたちの周囲には丑松会長など個性的な大人は多くいたが、バス回の教授のように彼女らに問いを投げかけ、それを見守る人間が少なかったことは残念だった。地元民はヒロインたちが声をあげればそれに応じようとするけれども、基本的に企画は女の子任せだった印象が強い。その意味ではヒロインたちはゼロから知らない土地で、頑張って町興しに奮闘したのかなとも感じる。振り返ってみると全体的に難しいクエストだったかなと。


 総評としてそもそもこの物語における、町興しの成功とは何なのかが漠然としたものなので、視聴者としてもゴール地点がよくわからないまま漫然と視聴していくモヤモヤ感はあった。回を重ねていく中でキャラの成長はなんとなく見えても、それに伴った町としての成長を実感しにくかったか。現実の仕事の成果と内輪の達成感にあまり繋がりを感じられず、そこに違和感を覚えた。
 とはいえ作中で仕事についての金言になるようなセリフが多くあったし、最終的な諸々の伏線の回収も十分で、各キャラの進路にも納得がいく。
OP・EDの楽曲もお洒落。作品をときにアグレッシブに、ときにセンチメンタルに表現しており、高評価。アニソンっぽくない新しいアニソンの可能性を感じさせてくれた。

 町興しという難しいテーマを描こうという制作陣の情熱や思いを感じることはできたが、アニメというエンターテイメントに落とし込むまでにはまだ改善の余地があるかもしれない。満点でもないが落第点でもない、言うならば平均点の作品。ただこの難しい題材(クエスト)で平均点をとることは決して簡単なことではないと思う。意味のある平均点、という表現になるかと。

投稿 : 2017/10/06
閲覧 : 219
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14

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buon さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

家は人が住んで生きる、家が集まって街が活きる

だから、これからたくさんのまちが死ぬのでしょう。


人は成長できるが街が成長するのは大変だろうな。
「現状維持でいい」って簡単に言う人いるけど、現状維持には変化が必要。
周りも変化しているからね。
人口減少とか高齢化とか。

時間が流れるのだから現状を留めることなどできない。


〇〇をやってみよう
を実践した私から言わせてもらうと、
地元ではない田舎に来る人間には共通点が多い。

①逃避
②条件がいい(主に金銭、というか補助金)
③夢

①と③は似てるけど、①はお金がなくて③はお金があるような感じかな。
知識の有無は、無いばかり。
いきなり個人事業主ってパターンもあるけど、大抵すぐ3年以内に7割は破産すると思う。
この3年ってのは統計を取っているだけの数字なので、
星の数ほど生まれては消える事業の中、
田舎で一発当てようとするなど宝くじよりちょっと当たり易い程度の生存率だろう。


要するに、田舎で一発三発かましてやろうなど難しいことなのだ。


田舎、町や村を成長させるのは難しいが、
個人を成長させること自体は確立で言えば遥かに簡単だ。

そういう物語でした。



-------------------------

・・・と1,2週間前に下書き保存して放置しておりました。
書いたことはそのまま、
読まずにざっくりまた一から感想を述べます。


アニメの題材に町おこし、無理っす。
なぜならこれって解法がないから。

①町おこしをテーマにしよう
②町おこしって何ぞ?
③調べてみよう!
④お、上手くいってるとこあるじゃん!
⑤えっ、失敗例多過ぎ
⑥って言うか、成功してる所って何で成功しているの??
⑦『②』に戻る

ってなると思う。
イメージとして『町おこしを成功した市町村』ってない。
税政策、ゆるキャラ、新名物商品とかはあっても、
地域単位で成功って意味不明。

それをそのまま作品になった感じがする。
最終回とその一つ前の回の{netabare}姉妹都市{/netabare}とか
それで地域がどうこうなったって記憶はない。

ある意味、やれることは全てやるってのは当たりかも知れない。
しかし「やらない」ことが正解のこともある。
まずやることに人と金と時間が消費されるのだから。

こんな難しい題材をメインディッシュに気持ちのいい作品にするなんて、
冷蔵庫を開けてから1時間で三つ星のフルコースを作ることぐらい難しそう。

では『町おこし』以外のものが秀でているかと言うと
そうでもない。

主人公の結末は嫌いじゃないが、
あれだけ引っ張ったサンダルさんが特に大した物語を築いていない。
個人的にサンダルさんのキャラは大好きだが、
どうも活かし切れていない、
というかサンダルさんをはじめ基本的にキャラが自分のやりたい放題やってるから、
物語の体をなしていない。
ある意味リアル。

ただ、ここまで自分が熱くなる題材ではあった。
それだけに固有名詞みたいなのに縛られないで欲しかった。

・町おこし
・お土産食品
・歴史的な彫刻
・映画
・テレビ
・空き家
・バス廃止
・有名料理店
・廃校
・お祭り
思い出せるこんな感じのが出ていたと思う。

多分『銀の匙』みたいに主題は決まっていても
それに関係しようがしまいが作品を構成する部品に対する執着心
あるいは思い入れが大なり小なり入っていれば違ってたような気がする。

・・・あったのかも知れませんが感じなかったので、ということで。

なんだろうね、どうしたら良かったかを考えても堂々巡りになってしまうので、
今回はムリだったぐらいに思います。

なんか上から目線でさーせん。





1話感想→{netabare}

2017.04.08 04:14 ★★★☆☆ 3.5
物語 : 3.5  作画 : 3.5  声優 : 3.5  音楽 : 4.0  キャラ : 3.0


『錯乱苦重素屠』


まずは髪型を直したまえ。

既に短大卒業生である主人公がお祈りされるフリから始まる。

思い出を交えつつ主人公のキャラを説明します。
※は自分のこと
{netabare}
・割と逞しい ※心身共にまあまあ強い
・契約書を確認せんか!※雇用契約書ちゃんと読みません
・東京にこだわってどうする ※業界にこだわってた
・目の前の餌につられるお前が悪いちゃんと考えんか!
 ※3年の春休みに内定取れて楽をしたくてあんま考えてなくてこの体たらく
・普通が嫌い ※普通ってなんかヤダ
・はっちゃけることがある ※はっちゃけることがある(マイナス方面多め)
・貧乏 ※貧乏社会人だった
・思い出にすがる ※思い出で寂しさを紛らわす
{/netabare}
そうか、彼女はオレだったのか。

意味不明なことはここらへんで。


国王がうんたらかんたらでお仕事ものって聞いてたから
てっきりファンタジーお仕事ものだと思ってた。

この国王ってのはあれだね
最近でいう道の駅みたいに町興しのために企画されたもの。

そう言えば昔なんたら王国って結構あったよね。
ムツゴロウ王国とか・・・ムツゴロウ王国とか!

このなんたら王国にモデルがあるかはわかりませんが
流行りなど水もの
実の伴わない箱ものなんて廃れて当然。

いくつかの道の駅に行ったことある人なら分かるが
どれもが上手くいっているわけではない
オープンと同時に潰れそうなところも見たことがある。


過疎化した集落で町興しというかなり現実的な問題
持続的に人を集めるためにはどうすればいいのか

就職がうまくいかない短大卒の主人公が勘違いで来てしまったこの町
一日のバイトと思ったら一年間の仕事
お金は大事なので一年ぐらいがんばりましょう。

一年でどうなる問題ではありませんが

お仕事ものに定評がある(いろは、白箱)PAさん
そもそもお仕事ものが好きなので
奇跡が起こらずに
地味に成功する様を見届けたいものです。{/netabare}

投稿 : 2017/10/06
閲覧 : 259
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17

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bk958 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

PAWORKSお仕事ものシリーズで一番平凡

キャラからストーリーから全部中途半端でこれまでのPAのお仕事シリーズの中で最も平凡。

『SHIROBAKO』ならムサニのアニメが観たくなったし、『花咲くいろは』なら喜翠荘に行ってみたくなったのに、『サクラクエスト』を観ても間野山に住みたくならないのが、まず田舎ものとして一段落ちる。観光協会の娘たちが語る間野山の良さが一ミリも伝わってこないから、最後まで物語に乗り切れなかった。

全体のストーリーは基本的に「外から人を呼ぼう(観光協会)-今のままでいい(商店会)」の対立構造が軸に進んでいくけれど、どっちの言い分もわかるよねみたいな中途半端な描きに見えるから、佳乃たちの仕事に緊迫感もないし、断定のないぬるい展開がだらだらと続いていく。「喜翠荘サイコーだぜ」なキャラたちが進めていった『花いろ』のストーリーと比べてもパワーが足りない。

それと並行して、挫折した女の子たちが第二の人生を見つけるキャラのストーリーが進んでいくんですが、こっちは面白かった。女優志望の真希ちゃんの話も良かったし、なにより凛々子が外国に出ていくというのは相当好きです。僕個人としては、若者があえて田舎に住むことを選ぶのにすごく抵抗があるので、そこらへんも好みが分かれた部分なのかもしれない。

キャラクターは安定のPAクオリティという感じだけど、日常ものほど横の関係性で遊ぶわけでもなければ、それぞれのキャラをいまいち掘り下げもしない、こちらもぼんやりした印象。例えばしおりだったら「だんないよ」が口癖の田舎っ娘とはわかるけど、何考えてるのかよくわからないし。お姉ちゃんの恋愛話とかもう、しおりの話にしちゃった方が良かったのにと思ったり。

「田舎」とくれば富山に本社があるPAに密着したテーマなので強烈な何かを期待していた分、残念な作品でした。とはいえPAWORKSのお仕事もの自体は大好きなので、次の企画も楽しみにしています。

投稿 : 2017/10/05
閲覧 : 192
サンキュー:

12

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:途中で断念した

P.A.に踏ん切りがついた作品。

P.A.の良さというのは、「素人感がありつつも、素朴な感じがありつつも、他のアニメ会社にはない魅力」だったと思う。

動画やその他技術に関しては、大手アニメ会社には勝てない。それは明らかだ。でも技術に関しては最低限のまま、「独自な魅力」をもっていたと思う。

しかし今のP.A.というのは、そういうものがないまま、会社の規模だけは拡大させようとしているから、力がないのに量だけ増やそうとし、結果、質の悪いアニメの量産につながってしまっている。

最終話でヒロインが列車から手を振るときのシーンを見返してほしい、手の端が切れていて、CGをどのように合成させたかが露骨に分かる。

原画は従来の主要なスタッフがやったのは確かだが、動画に関しては粗さを感じる。

もう、この会社の作品に視聴者を「ハッとさせる」ものは作れないだろう。

投稿 : 2017/10/05
閲覧 : 286

老倉育 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

働く女性ってかっこいいね!

主人公木春由乃は短大卒業を間近に控えた20才の女の子。内定がないことに悩んでいた。そんなある日地域(間野山市)の町おこしとして国王になる仕事を依頼された。間野山市で出会う四人の女の子と国王(由乃)のお仕事ストーリー。

P.A.WORKSお仕事シリーズですね。面白かったです。
町おこしをするお仕事というのは私はよく分からないですが、由乃達をみてるとすごく大変なのが分かります。作中では一年という期間ですが、(2クールです)あっという間に感じました。楽しいことも、辛いことも大変なことも分けあってこその嬉しさとか達成感を感じるんだと改めて思いました。

作画は安定のP.A.WORKSなので安定してきれいでした。

特別編とかみたいです!

投稿 : 2017/10/04
閲覧 : 234
サンキュー:

25

ネタバレ

HmFDB75691 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

総評 ドーナツをビールに変えても傑作は生まれない

ファンタジーと思ったら、リアルだった。あまりリアルでもないけど。SHIROBAKOの宮森あおいと似たキャラが主人公で、五人の女の子が揃うのも似ている。SHIROBAKOを引きずっている感じがする。


第1話、第2話 この手のアニメはアイデアが肝心
{netabare}
町興しのアニメは過去にあった気がする。なぜ、これを題材にしたのか不思議に思う。面白いものがあった試しがない。理由は、町興しをするときのアイデアがつまらないから。都合よく、うまくいってしまうのが多い。ふるさと納税に力を入れたほうが現実的かな。

饅頭が売れずに終わったけど、五人が饅頭を食べている動画をネットに流せば、ずっとアクセス数があったと思う。そういうオチがほしかった。
{/netabare}

第3話 このアニメの欠点を考えてみた
{netabare}
可愛い女の子が王様になったら話題になるし、さらに、五人でユニット組んで歌えば、町興しもできそう。ビジュアルで解決できると思ってしまう。それがこのアニメの欠点だと思う。

SHIROBAKOは、どんなに可愛いキャラが出てきても、(SHIROBAKOのなかで作っている)アニメの視聴率は上がらない。ビジュアルでは解決しない。むしろ、悩み苦しむ姿にギャップがあって、面白くなる。

このアニメは、木春由乃が王様になった時点で、町興し成功の展開にさせるべきだった。そして、由乃に「これが終わったら東京に帰ります」とか言わせて、一気に人気がなくなる。さいきんのネットはすぐに手のひらを返すから、それをうまく使えばいい。
完全に見捨てられたところから、由乃が責任を感じて町興しに本腰を入れる、そういう始まり方がよかったと思う。
{/netabare}

第4話、第5話 あの計画を進めるのか?
{netabare}
駅舎に欄間を飾るのはよかった。自然な流れで好印象。こういう感じで進むなら、評価は高くなると思う。
だけど、あの百年計画を続けるとなると、微妙。あれで町興しが成功したら、ご都合主義って言いたくなる。

アニメを見ながら思ったんだけど、町を舞台にしたアニメを作れば訪れる人が増えるんじゃないか。アニメがヒットするかどうかによるけど。
{/netabare}

第6話 ちょっとご都合主義的
{netabare}
アニメの舞台と思ったが、映画の舞台だった。監督が横柄なのはお約束って感じ。
古い家は五人が子供のときに遊んだ場所、そういうオチかな。子供のとき会ってる気がするし。

SHIROBAKOはほとんどがリアルで、ちょっとリアリティのないお笑いがあって楽しめた。
このアニメは逆。町興しをしていて映画のロケに使われるって、ご都合主義的。
だけど、このアニメ、尻上がりによくなってる印象はある。

キャラクターのエピソードはいい感じなので、町興しのアイデアさえよければ評価は上がると思う。
欄間、映画ロケ地、これらが伏線で最後にひとつにつながり、町興しが成功する展開がいいかな。
{/netabare}

第7話 映画が適当だったなあ
{netabare}
映画の話ではないので、気にもならないけど、もう少しなにか欲しかった。
しおりのエピソードと思ったけど、真希のほうがメインだった。子供のころの話とか混ぜていたけど、ちょっとベタかな。エンドロールに名前を載せるオチはよかった。
今回見てて、由乃は、SHIROBAKOのあおいみたいに、ほかのキャラの世話役で、王様というより侍従みたいな感じだった。王様らしさ(?)があってもいいかなって思った。
{/netabare}

第8話 ありふれているかなあ
{netabare}
町興しのアイデアとしてはあふれているなあ、という印象。でも、最後のしおりのオチはよかった。どうやら、今回がしおりのエピソードっぽい。

あとは、フレンチとソーメンのコラボがありそうって思った。
{/netabare}

第9話 姉妹のCVがよかった
{netabare}
能登さんと上田さんの姉妹はよかった。どちらものんびりしたキャラで声や演技も含めて楽しめた。

この町には、こんないいものがある、それを生かそう、という展開がつづいている。今回はそうめん。
町興しというより、そうめんの新しいレシピを考えた話だった。
あと、ムスッとしたオッサンが二度出てきてるのだが、あれは前フリなのか?
{/netabare}

第12話 とんでもないことになりそう
{netabare}
久しぶりにレビューしたくなる内容だった。
最後の真希のセリフ「明日はとんでもないことになりそうだよ」は、前フリとしか思えない。
町出身者の凱旋ライブではないのに、町興しと思ってしまうのは違和感あった。一人くらい異を唱える者がいてもよかった。

客はライブが目的で、帰ったあとにはゴミの山。クイズ大会はライブの音で聞こえず、まともに進行できない。商店街の人たちとは仲たがい、そんな展開が予想される。

いったんどん底まで落ちる展開のあと、巻き返すのだろう。テレビ局の男が町出身者のようだから、そのキャラとの絡みでなにかありそうな気はする。
町おこしガールズ結成とか……。
{/netabare}

第15話 池になにがあるのか考えてみた
{netabare}
安全と書かれているTシャツを着ている人が、安全とはとても思えない。
ネットの動画を見て外国の人がやってくるのはありそうだけど、面白い展開とは思わなかった。

とくに感想がないので、池になにがあるのか考えてみる。
水を抜くのは70年ぶりとあったので、丑松が子供のころにあったものだろう。隠す理由を考えると、むかし好きだった女の子の銅像とか……。子供が銅像作るのは無理があるか。
{/netabare}

総評 ドーナツをビールに変えても傑作は生まれない
{netabare}
最終回はよかった。町興しが成功したり、木春由乃が王国に残ったら、ぬるいラストになった。最後で少し引き締まった。ただ、全体的にイマイチ。

五人の女の子が目標に向かって活躍する話で、SHIROBAKOを踏襲したのは間違いない。ヒットを感じさせる設定ではある。
しかし、サクラクエストは目標が漠然として、期限は一年と長め。切迫した雰囲気にはならない。SHIROBAKOが面白かったのは、納期という切羽詰まった期限があったからだと思う。

タブレットPCや乗り合いバスが過疎の村や町で利用されるのは、珍しくもない。世間でよく知られていることをアニメにしても目新しさは感じない。題材としてはいいが、もう少しストーリーと絡めるべきだった。

五人も女の子がいるのに男にまったく興味がないのもどうかと思う。これもSHIROBAKOと同じだが、変化がほしいところ。
由乃は子供のときに来ているのだから、そのときのエピソード(王国に忘れ物をしたとか)とつなげたら面白かった。
{/netabare}

投稿 : 2017/10/03
閲覧 : 395
サンキュー:

14

ネタバレ

シン☆ジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

爽やかでひたむきな登場人物を応援したくなる

花咲くいろはの絵がちょっと気に入っており、
制作がそれと同じP.A.WORKSと知って観てみることにしました。

この作品でのお題は町おこしという、それほど身近ではないにしろ無視もできないちょっと難しいもの。

荒唐無稽な話なら途中で切るくらいの軽い気持ちで観はじめましたが、
さわやかで一途な主人公に共感でき最後まで観ました。

主人公だけでなく、多くの登場人物に好感が持てて
ストーリー的にも次回が楽しみでした。
{netabare}
後半盛り上がりに欠けるような気がしたのと
終わり方がさわやか過ぎる点が、個人的にはちょっともったいない感じでしたが、
{/netabare}
総じて、なかなかの良作だったかと。

投稿 : 2017/10/03
閲覧 : 188
サンキュー:

19

ネタバレ

Yas さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2017/10/03
閲覧 : 208
サンキュー:

0

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サクラクエストのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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サクラクエストのストーリー・あらすじ

主人公、木春由乃(こはるよしの)は、田舎から上京し短大の卒業を間近に控えた、いわゆる普通の20歳の女の子。
東京には何でもあって、きっと特別な何かになれるのではないかと夢みて、30社以上の面接を受けるも、未だに内定はない。銀行の残高は920円。このままでは、田舎帰って普通のおばさんになってしまう・・・と葛藤していたそんなある日、以前、一度だけ働いたことがある派遣事務所から、「地域の町おこしの一環で国王をやってほしい」との依頼がある。よくわからないが軽い気持ちで依頼先の間野山市に向かうことにした。
一時的に日本中でブームになるも、バブル崩壊に合わせて今ではほとんど見ることの無くなったミニ独立国。間野山市は、今なおミニ独立国を続けている、廃れて残念な残念観光地だった。
そんなこんなで、由乃の”普通じゃない”お仕事生活がはじまった。(TVアニメ動画『サクラクエスト』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2017年春アニメ
制作会社
ピーエーワークス
主題歌
≪OP≫(K)NoW_NAME『Morning Glory』、(K)NoW_NAME『Lupinus』≪ED≫(K)NoW_NAME『Freesia』、(K)NoW_NAME『Baby's Breath』

声優・キャラクター

七瀬彩夏、上田麗奈、安済知佳、田中ちえ美、小松未可子、斧アツシ、伊沢磨紀、小西克幸、下野紘、濱野大輝、ヴィナイマーシー、森なな子、黒沢ともよ

スタッフ

原作:Alexandre S. D. Celibidache、キャラクター原案:BUNBUN、 監督:増井壮一、シリーズ構成:横谷昌宏、脚本:横谷昌宏/入江信吾、キャラクターデザイン・総作画監督:関口可奈味、美術監督:佐藤歩、色彩設計:中野尚美、撮影監督:横山翼、3D監督:小川耕平、編集:高橋歩、音響監督:飯田里樹、音楽:(K)NoW_NAME

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