あーる さんの感想・評価

3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

2クール目から見ごたえが増しました

PAのお仕事シリーズはSHIROBAKO未視聴段階での感想です。


間野山（過疎田舎）での町おこしを通してメイン陣が自分達を見つめなおしたり、田舎ならではの人情や繋がりの暖かさを感じさせる描写が特に良かった作品です

1クール目は町おこしの土台作りとしてゆったりと見れる日常系要素が高く

2クール目からは本格的な町おこしでの障害、ヒロイン達の葛藤に焦点を当てた話が増え、
より見ごたえが増していきました積み上げてきたものがあっての終盤の展開は感動ものでした

またメインから話に関わってくる細かいモブまでを魅力的に感じさせるのは流石だなと感じました

蒼い✨️ さんの感想・評価

3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

Redils さんの感想・評価

4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

就職活動失敗して国王になる？

P.A.WORKSさん制作のオリジナルアニメ2クール物で「お仕事シリーズ」第3弾

内容はタイトルの通りですが、間違って呼ばれた木春由乃ちゃんがミニ独立国の国王（観光大使的な）に就任して町おこしに奮闘する物語です。

物語の舞台、架空のド田舎　間野山はP.A.WORKSさん本社のある富山県南砺市周辺がモデルのようです。

SHIROBAKOもそうなんだけどとても綺麗な作画、アニメなのにリアルさも感じるキャラデザイン、しっかりと構成されたストーリー展開で2クール飽きずに完走しました。間野山に住んでいるような錯覚をするほどの没入感で小さなコミュニティーの一員になった気分で物語を楽しめました。

国王の任期は1年間、由乃ちゃん本当にお疲れ様！って声をかけたくなるような佳作でしたよ！

oxPGx85958 さんの感想・評価

1.8
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 1.5 音楽 : 2.0 キャラ : 1.5 状態：観終わった

いまのところ中途半端だが、ここからどこに向かうのか -> ダメでした

最後まで見ての感想

結局、放送開始から1年後に最後まで見通しました。すでに書いた感想と特に変わることなし。

敢えていい点を挙げるとすると

* キャラクター原案が『結城友奈』シリーズのBUNBUNで、きれいだった。

* 喫茶店の娘役の黒沢ともよの見せ場がちょっとだけあった。ちょっとくどいけど、他作品でよく感じる「才能の無駄遣い」ではなくて良かった。


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13話まで見ての感想

結局、なにも改善されないまま前半終了。13話で主人公が「私、半年近くも何やってたんだろう」と呟く場面があり、13話かけて主人公たちのダメさを描くことが織り込み済みだったことがわかるけれども、果たしてこの構成が物語として良かったのか。もし後半で素晴らしい展開があるのなら、これはその大逆転を際立たせるための大胆な構成だったということになるかもしれません。まったく期待していませんが。

結局、本作は「村おこし」というテーマに正面から向かい合っていない。主人公の女の子たちの日常を描くための道具として、「村おこし」にありがちなエピソードを適当に散りばめているだけなので、そこで起こる出来事とメイン・キャラクターたちの変化に論理的な一貫性も物語性もまったく感じられない。「半年近くも何やってたんだろう」というセリフが出てくるのは、物語内の解釈では主人公たちのダメさが原因なのでしょうけれども、視聴者の目からすると、13話もかけて主人公たちが延々とダメなことばかりやってる原因はシナリオにあるわけです。

登場人物の誰も現実の人間の気がしないのは変わらず。

2クール目はたぶん見ないだろうと思います。

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4話まで見た感想

率直に言ってまったく面白くありませんが、この話、一体どうするつもりなんだろうという興味から何となく見ていて、もう少し見続けるつもりです。

4話までの流れを見る限り、「村おこし」というけっこうシビアなトピックを、その厳しい面を含めて描こうとする作品のようなのですが、そのリアリズムと、「奇妙でおかしいキャラクター」をベースにしたギャグがうまく調和しておらず、どちらも説得力を失っているように感じます。結果として、リアリティも感じられなければ、コメディとして楽しくもない作品になっている。

ここまでの描写を見るに、本作を奇想天外な方向に振り切ったコメディにするのはもう無理でしょうから、今後、「村おこし」という事業の現実的な問題をどのように描いていくかの勝負になるでしょう。脚本家はちゃんと調査・取材をして書いているのか。4話までの時点では、そんな感じはまったくしません。

実際のところ、「村おこし」ってもの凄くドロドロした話です。世知辛い話だけれども、私がいまの時点で一番気になっているのは、主人公たちの人件費を含めたコストの問題です。第1話で「助成金一千万を申請済み」というセリフがありましたが…今後、そういうことまで切り込んでいくのなら、手のひら返して大絶賛する、かもしれません。

でも、たとえば主人公たちが最初に直面した{netabare}「まんじゅう」のエピソードは、われわれがよく目にする「村おこし」とか「地域活性」がらみのつまらないウェブサイトがどのようにして生まれるか、を描いているわけです。税金を使った事業で、無能な人たちが無能な人たちに発注する。{/netabare}
そのように俯瞰する視点が、今後、この作品に出てくるのかどうか。


絵はきれい。演出・演技は私にはちょっとキツい。登場人物の誰も、現実の人間のような気がしません。特に主人公の典型的なアニメ演技は、作品全体のトーンに影響を与えていると感じます。

サクマ式ドロップス さんの感想・評価

4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

MgDVe59490 さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

ゲリオ さんの感想・評価

3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態：観終わった

悪くなかったが期待との乖離があった

PAワークス制作のお仕事系オリジナルアニメとのことで期待されたが、そこまでのインパクトは残せず。
やっぱりテーマがね、厳しかった。町興しを題材にするのは無茶だとは最初から言われていたけれど。
チュパカブラ王国という微妙過ぎる冒頭から始まり、それでもPA作品ならきっと名作になるはずという期待はしていたのだが、気付けば盛り上がらぬまま2クール終わってしまった。
いや、別につまらなかったわけではない。キャラの女の子もまぁまぁ可愛かった。作画も安定していた。なので全体を通した評価としては悪くはないが、最後まで特筆するべき点がなく地味だった印象があり、人に勧められる作品かと問われれば否である。前作の”SHIROBAKO”のハードルが高すぎた反動も痛かった。
それでも地域活性化というどうやっても面白くなりそうにないテーマを真摯に描き切った点は評価したい。
前クールは間野山の活性化として主に外部へのPRを指針とし、映画のロケ地にしたりマスコミを利用したイベントを開催したりといった手段を用いた。3人しか来なかった婚活イベントとかもあったっけ。ただいずれも本当の意味での町興しには繋がず歯がゆいエピソードが続いた。
それが後半の2クール目からは、地元民向けのSNS作成に始まり、今住んでいる人たちがより良い暮らしを行っていくには何をすればよいかという指針に変わっていった。それは、ある意味で町興しへの諦めを意味するのではないかと今振り返ると思う。
最終回も地域活性化をテーマと見るならば決してハッピーエンドにはならなかった。メインキャラ5人の女性は間野山のために出来ることを精一杯取り組んだが、それでも田舎の衰退は簡単に止められるものではない。
上手く言えないが、地方衰退の現実を受け入れつつも、いずれ消えゆくその時まで人々がどのように生きていくべきか、また残すべき歴史や文化は何かを考える物語、というのが脚本家が考える本作のテーマだったのかもしれない。ところが、視聴者が求めたのはSHIROBAKOのようなサクセスストーリーだったわけで、その辺の乖離が少々残念な方向に向かってしまった気がする。

はるのこうりん さんの感想・評価

4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態：観終わった

暖かい！

最初はなかなかうまくいかなかったけれど
物語が進んでいくうちにだんだん関係などが良くなって、うまくいくようになっていくところがとても面白い作品だったと思います！そして音楽も素敵でした。

25話の最後では地域の人々の強い暖かみで感動が生まれ、泣けました。
見て損はない、とても心温まるいい作品だったと思います！

灯里 さんの感想・評価

4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

サクラクエスト

私はこの作品を観て思いました

おかえりなさい
P.A.WORKS、と。

花咲くいろはは凄く良い作品でした
ですが、SHIROBAKOは…

まぁ、個人的な感想ではありますが

富山を舞台としてあげたのも
凄く良い選択だと私は思いました

お話しは単純です

田舎から
東京に出た主人公、木春由乃ちゃん
そしてまた田舎へ、Jターンってやつです

そこで出会った人々や仲間
運命をも変えてしまった環境に
見入ってしまいました

次の回が気になって
どんどん見てしまうような作品ではないです

アニメなんだけど
アニメっぽくない感じ

それもこの作品の良いところ

花咲くいろはも観てて思ったんですが
観てると私も頑張らないと！ってなります

見て損はないアニメだと私は思います

ぱんだまん さんの感想・評価

3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

カタルシスの欠如＠４話

成功を収めてきた「花咲くいろは」「SHIROBAKO」に続く、PAのお仕事シリーズ第３弾となる「サクラクエスト」。先輩たちの名に負けず、最近ヒット作を作れていないPAとしても浮上の作品となれるかとても興味深い今作です。

各話感想
１話
{netabare} 単純に掴みが弱い。国王になる流れも面白い訳でもなく、むしろ自業自得。キャラの魅力もあまり感じられなかった。一方で「花咲くいろは」の１話の完成度は凄まじかったし、「SIROBAKO」もテンポが良く、初回から数が多かった登場人物の魅力をしっかり伝えらていた。正直、不安なスタートかな。私はPAが好きだからこのまま見続けるけど、そうじゃない人は１話切りする人もいるかもしれない。

でも、アニメの１話ではなく、長編のプロローグとして考えれば決して悪いものではない。作り自体は丁寧で、作画もいいし、演出も細かい。本当にPAらしい作品だし、これからの伸びに期待したいです。
余談だけど、まさに就活シーズンの４月に主人公・木春由乃の就職活動を流すのは同世代としてきついものがあった笑

１話だけで言えばテンポはゆっくりだったし、{/netabare}ここ最近２クールものをやっていなく、同じ17年春アニメの「有頂天家族２」が１クールなことを考えると、おそらく２クールな可能性が高いかな。

２話
１話よりはよかったかな。これでメインの５人が登場し、各々の立ち位置がわかった。３話から本格的に動いていくんだろうけど、どうしてもテンポがスローに感じてしまう。単純に、心から面白く感じてないから冗長に思うのかもしれない。

また、今回は{netabare}饅頭販売の尻拭い{/netabare}の話をしていたが、今後どんな話を展開していき１クールないしは２クールを息切れせずに走り切るのかイメージが湧かない。何か５人で具体的な大事業をするのだろうか。
SHIROBAKOはアニメを作り切ることが最終目標で、各話の完成が目先の目標という分かりやすいプロットがあった。花咲くいろはも仲居の仕事の他に恋愛や家族愛などヒューマンドラマ色が強く話の展開はしやすかった。

まあ何はともあれ３話で動くだろうから、期待を込めて心待ちにしておきたい。


３話
正直に言います。
これまで見てきて、つまらない。
今回で４人が正式に国王陣営に入ったが、２話でそうさせることができた思うし、その方がテンポもよかったはず。
盛り上げ方も、キャラの魅せ方も、テンポもイマイチに感じる。アニメ界隈には、１話切り及び３話切りという考え方があるが、今作ではそうされても全くおかしくはない。私も仮にPA信者でなかったら切っていただろう。

２クールということが確定したけど、本当に今の風呂敷でどこまで広がりを見せられるのか疑問。作画も普通で勝負カットがないことを加味すれば普通以下とも言える。現時点でアニメでやる意味があるとも思えない。
有頂天家族２の爆死が分かっている以上、サクラクエストもコケるとなるとPAもいよいよやばいことになる。お仕事モノはPAのお家芸のはずなのに...

４話
依然として話は面白くなく、ここにきて雰囲気は暗さを増している。チーム結成後のメンバー脱退騒動は必ずあると思っていたが、まさかもうやるとは思っていなかった。当然、上積みが少ないために感情移入し切れない。何より、これまでこれといった成功もなければ話も大きく動かないのが痛い。

ヒロウミ さんの感想・評価

4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

お仕事アニメとはまさにこのこと

何もない街だから何かがあり何でもある東京には何もない。



P.A.WORKSお仕事アニメシリーズ第3弾。過去の女を忘れられないヘタレの私はどうしても比べてしまう。お仕事アニメと銘打ちながらただの青春群像劇の花咲くいろは。アニメ業界を覗き見できるちょっとキラキラした物語のSHIROBAKO。そしてもっと現実寄り、ドキュメンタリーとしてのサクラクエスト。それぞれ色があり好きですね。この作品は超地味で物語、特にフィクションの作品としてはドラマ性に欠けてその方向にはイマイチ盛り上がりませんが地方の過疎地域の抱える問題や地域復興あるあるはしっかり取材された賜物でドキュメンタリーとしての完成度は素晴らしいく制作会社の制作に対する下地作りをキッチリ仕事しているものだと思います。

田舎の人って何だかんだ言いながらも地元愛が強いけど地元のことを悪く言うことも多く強いコンプレックスだったりするのでよそ者から言われるとかなり気にしたりもしますよね。
地域復興としてIターン、Uターンのために色々策を講じても人は来ません。ゲームじゃあるまいし簡単に何か建物を作ったり何かをやったからといって人口増に繋がらない。だからこそイベント、メディアの露出で観光客を増やしたり知名度を上げてブランドのアピールをするのは至極当然ですね。
また田舎というのは大都市圏の人間とは時間感覚、物や他人に対しての価値観が明らかに違います。そして大都市圏のように何かをすれば簡単に人が集まるような集団的煽動は起きくい。だからこそ分かり合えたときの個人の繋がりはとても強いものでそこの描写もよくされてました。


この作品はハッキリとお仕事アニメと言えます。過去のお仕事シリーズ同様にキャラクターの成長していく姿もまた美しい。ご都合主義ありきのフィクション作品なんだからそこをグダっても仕方ないしね。花咲くいろはなんてもっとご都合主義極まりない日常アニメだろ！でもあの青春ストーリーは良かった！SHIROBAKOはあんなに上手く転がるかよ！って物語でも業界が見れた気がして皆の成長が見れて良かった！それぞれに色がありまとまりも良くさすがと言ったところですかね。ただ今作はわざとらしいお涙頂戴になってるお話がちらほらしたのは勿体無かった。

大笑いはしないが時おり鼻でクスッと笑ってしまうポイントもちらほらありましたね。サンダルさん外人やん！ガチ外人やん！何者やぁっとかドクは翼を授けるとか有名ユーチューバーの松○棒も笑っちゃいましたね。欄間懐かしいですねぇ！木彫ならまずはスマホケースだろうに。日本の工芸は見事なのに廃れていくのは本当に忍びない。



超薄味が当たり前の田舎の生活と地方の抱える諸問題など見事に描写されたこの作品。作画もP.A.WORKSだけあって田舎らしさを見事に描かれておりキャラクターもそれぞれに色がありとても面白かった作品でした。ただ、ドキュメンタリーのような作品を好んで観る人じゃないと厳しいでしょうね。
私は常々思います。東京には何でもあるが何もない。田舎には何もないがそこにしかない何かを見つける事ができる。
物価も安く野菜やお肉、魚も旨い地方での暮らしはあながち悪いものではありませんよ。

Maskwell さんの感想・評価

2.5
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態：観終わった

コーネリア さんの感想・評価

4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

じーくとし さんの感想・評価

4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

徳寿丸 さんの感想・評価

3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態：観終わった

Chaipon さんの感想・評価

4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

だんない！

PA Worksのお仕事シリーズ３作目という事で、「花咲くいろは」も「しろばこ」も好きだったので当然見ることに！

ひょんな事から縁のない地元の町おこしに参加する主人公、そしてそれに参加する女の子たちの話です。

とても良い話で、一年を通して色々な試みを試し成功したり失敗したり、それを踏まえて成長し、よそ者でありながらも町おこしにどうにか尽力していきます。

自分は首都圏内出身なので過疎化する地域（劇中では富山県ですが）の実情や心情を察する事はできませんでしたが、作品としてはストーリーも良作、キャラもなかなか個性的、総じて作品のクオリティが高く楽しく観れました。

強いて言えば「だんない」以外の方便ももうちょっと入れて欲しかったです。
「花咲くいろは」の能登さんの方便レベルのがあったらと、東京に近く、あまり方便がない地域の出身の身の意見です。

nf918 TELL さんの感想・評価

3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態：観終わった

完成度の高い凡作

　テーマは町おこし、簡単に言うと廃れた田舎に若者も老人も地元住民も外から来た住民もそれぞれの思いで街に活気を！という作品です。
　キャラの掘り下げや物語の展開は2クールという時間を目一杯使って上手に描かれており観ていて退屈しませんでした。
　展開自体は基本よくある形で展開されていきますが、それ故テンポが良く独特のテーマと個性的なキャラが相まって飽きることなく視聴し終えることが出来ました。
　間違いなく悪い作品ではなく完成度も高いのですが超名作！というほどでもないというのが本音です。誰が観ても楽しめるいいアニメです。

　とりあえずまずこの作品を見るべきは設定や展開がガバガバのまま超展開を作ろうとして、ご都合主義なアニメを作って視聴者を混乱させる一部のアニメ制作者だと思います。

むらさきたましい さんの感想・評価

4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態：観終わった

地に足ついてる作品です

再度見直し、若干修正しました。

テーマが、現実でも苦戦している「地域振興」なので、劇的な打開策を打つことは難しいと思いますが、5人の奮戦記が爽やかに描かれています。
派手な展開がお好きな方には退屈に映る作品かもしれません。
ただし、NHKの朝ドラが好きな方には、まさしくぴったりだと思います。
数々のプロジェクトが、並行して進んでいきますので、伏線の回収も見事です。そのプロジェクトも成功したかどうかを判定することが微妙だったりします。

でも特に、主人公の由乃ちゃんが、よくある主人公のように、向う見ずに突っ走るだけでなく、やる気を見せつつも、他の4人と現実的に落としどころを考えながら進んでいたので、感情移入ができました。
国王を支える4人の大臣たちも、キャラ立ちしています。

また、登場する丑松会長をはじめとする大人たちも、若者に道を説けるほどの大人ではなく、欠点を抱えながらも堅実に生きている姿が描かれていたと思います。
2クールと少し長いですが、飽きさせません。素晴らしい作品でした。

地域との連携という意味でも、P.A.worksが、舞台となった桜池に桜を植樹する「桜が池プロジェクト」が準備中と聞いています。
ここまで地域と連携した作品は、稀有だと思います。
間野山が桜の木でいっぱいになればいいですね。

まゆげ＠ さんの感想・評価

4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

お仕事もの

お仕事ものです。
主人公と仲間達が日々成していく様が感じられる作品です。
個人的には2クール目OPのアニメーションが好きです。

頑張って見る蔵 さんの感想・評価

3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

雇われ国王が町おこし、一年間のドキュメンタリー

―最終話まで視聴済―
あまりに寂れた街、間野山市にある、時代遅れのミニ独立国、チュパカブラ王国。
国王を命じられた木春由乃は周りを巻き込みながらこの街を元気にするために動き出す。

地方創生がテーマとなっている本作。
イノベーションを起こすのは、バカ者、若者、よそ者。
あまりにも、偶然が重なってこの街の振興を考える立場になった国王。
さみしい街であっても、現状にとくに不満はないからこのままでよい。
という地域住民と当初は対立していた。
しかし、全力でぶつかる国王の行動力で次第に街は活気を取り戻す。

みんなが喜ぶから街おこしであって、不満が残るならただの開発。
国王は物語を通して住民に寄り添う街おこしを考えるようになる。

間野山の民話には、「新しいものを受け入れて、変化している」ことが教訓として語り継がれていた。
今の日本の地域創生にも向き合わないといけないテーマであると考える。

ストーリーはすごく難しい問題を取り扱っているものの、終始明るく進む。
アニメならではの、メカや老人によるネットの活用などのトンデモ設定もある。ご都合主義はこの問題を暗くしすぎず、最後まで視聴できるエンターテイメント作品にするには仕方のないところはあると思う。

このアニメによって、荒廃が進む地方の問題を考えるきっかけになれば素晴らしいと感じる。
もっとも、富山にあるアニメ会社が作っているのでアニメを使って問題提起をしたかったのかもしれない。

総じて社会派でありながら肩ひじ狭くならずに見れる良作であった。

もへもへ さんの感想・評価

3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

田舎の抱える問題と。。。

友人に薦められ、見始めたら止まらなくなりました。

内容は他の方やあらすじにある通り、田舎の存続、再生といった感じ。

若人の都市部への輩出による農業の担い手不足や町の過疎、シャッター商店街など、今現在地域によっては直面しているであろう問題に対して主人公たちが人との関りを経てアニメ的演出もあります、解決していくストーリーでした。
また、先に書いた問題を認知してもらうきっかけになり得るとても良い作品だと思いました。

(*´ω｀*) さんの感想・評価

4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

良い作品でした。

（後半のOPを除けば）良かった。

過疎地の復興なんて生易しいものではない。
だから陳腐な終わり方になるだろうと思ってた。
実際中盤まで何も成果をあげられていなかったし。
twitterとかで拡散されて、一気に盛り上がるとかそういうの。

でも、作中ではとても堅実な町おこしをやっていた。
もちろんご都合もたくさんあったけど、なかなか頑張ってた。
一番違う部分は、衰えた町を活性化させる程のエネルギーを持った若者は都会に出てしまう。
持っていても田舎では潰されがち。
変化を望まない人が本当に多いから。

そこに住む人を最後まで大切にする町おこしの描写でよかったと思う。
最後のライブ配信の接続数とか良い演出だと思いました。

2クールと長いけど、見て良かったと思えるアニメでした。

dvmsi35301 さんの感想・評価

3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

DEIMOS さんの感想・評価

3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態：観終わった

制作の思い迸る地方創生アニメ。

PA.Worksによるお仕事シリーズに位置付けられる、某北陸地方の観光協会で働く女子の仕事振りを描いた作品。

PA.Worksといえば、言わずと知れた、富山県に拠点をもつ、有名アニメ制作スタジオ。これまでにも、青春シリーズ（true tears, taritari）やお仕事シリーズ(いろは、シロバコ)などオリジナル作品を数多く手がけてきた。その際、地元の背景シーンを多用することで、数多くの聖地巡礼者を北陸（富山、石川、福井）に呼び込んできた実績がある。（私も、これら聖地にはもれなく訪問済み。）この「地元愛」をより直接的に具現化したのが、本アニメと言えるだろう。

地方創生、地域活性化という社会課題に、一アニメスタジオが挑む意欲作であり、その心意気は賞賛に値する。しかし、結論からいえば、アニメというオタク向けの媒体でこのテーマを扱うのはややチャレンジグすぎたかもしれない。視聴者層の多くは都心にいる若者である可能性が高く、（都心で夢を追う若者を描いた）Shirobakoと比べても、彼らからのシンパシーを得づらいだろう。

ロボット・AI・SNSの活用、廃屋・廃校の有効活用、婚活パーティ、UIJターンなど政策立案の現場で実際に話題になっているキーワードを散りばめてはいるが、アニメ自体の面白さを強化するには至っていない。手を替え品を替え、地方創生のための方策を模索し続けて、淡々とアニメが終わっていった印象がある。「３種の神器を集めて祭りを復活＝アニメ制作に携わって夢を実現」のアナロジーなのだろうが、Shirobakoのように、わかりやすいハッピーエンドを作れないのが、このテーマを扱う際の課題として残った印象。

作画面のクオリティはまずまずで、（やや所帯じみているが）可愛い女性キャラを配置したのはせめてもの救い。皆いい歳の大人なのだから、色恋沙汰はもうちょっとあっても良かったか。

だんだだん さんの感想・評価

3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態：観終わった

普通の話が普通に終わった（良い意味で）

サクラダリセットと（ry はともかく、
何とも平和なテーマだなぁ、と1～23話までダラダラ見ていて
ようやく最後に任期終了を迎えたとき、普通に感動している自分がいた。

観光協会の町おこし、という極めて普通の出発点から、
煮え切らない普通の市民を巻き込みつつ、
普通のお祭りをやる、ただそれだけ。
イベントも殊更なにがあるわけでもなく。

なのに、それがいい。結局一番違和感があったのは
美少女キャラのデザインくらいか。
そのまま実写ドラマにしてもいいような話だった。

preston さんの感想・評価

3.6
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態：観終わった

先行馬のなだれ込み

途中までは楽しんで観てました。
でもなんて言うのかな、競馬で言うと先行馬が４，５着くらいに
なだれ込んだって感じ。
そこそこ面白いんだけど決め手に欠けるというか。
主人公５人のキャラは好きなんだけど。

【満足度70/100】

ヌンサ さんの感想・評価

4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

アニメはオマケなのか？

最終的には特に何も解決していないのですが、
町おこし"ごっこ"を通じてメインの5人や町の人々が一回り成長するまでの物語と考えれば結構良かったと思います。
「SHIROBAKO」と並べて宣伝したことがそもそも間違っていたのでしょう。ストーリー重視の「SHIROBAKO」に対して、本作はキャラクター重視だったと言えるからです。（「花咲くいろは」は未見です）

今作で素晴らしかったのは声優さんたちの演技です（毎回言ってますが）。
特に香月早苗役の小松未可子さんの演技が最高でした。悲鳴は必聴です(笑)。
新人の声優さん2人の演技も各キャラクターにピッタリ合っていました。
木春由乃役・七瀬彩夏さんの演技を聞いていると、「モーレツ宇宙海賊」の頃の小松未可子さんを思い出しました。どちらも演技はある意味単調なのですが、"前のめり"な感じがキャラクターにピッタリだったのです。

さらに個人的には今回、鈴木エリカ役の黒沢ともよさんという人物を発見しました。めちゃくちゃいい声ですね！
彼女には、悠木碧さんに匹敵する才能があると勝手に思いました。

斧アツシさんの声を、高いトーンで聞くことはあまりなかったような気がするので新鮮でした。

主題歌はどれも素晴らしく、作品のテーマや情景などを見事に表現していたと思います。

以下蛇足↓


















{netabare}アニメと並行して放送されていたニコ生の番組、めちゃくちゃ面白かったです。しかし、その番組が原因で本編のキャラクターと声優さんのキャラクターのギャップで結構混乱しました。アニメを見ていても声優さんの顔や性格が浮かんでしまうのです。宮崎駿監督がプロの声優を使いたがらない理由を、改めて実感した次第です。本編映像を使った大喜利コーナーも、アニメの感動を結構ぶち壊していたかもです。この手の流れ（トークショーなど）を止めることができないのはわかっていますが、複雑な気持ちになりました。この番組自体も本当に面白かったので、ジレンマですね。（アニメとニコ生のスタッフは別でしょうけど）{/netabare}

赤緑 さんの感想・評価

2.9
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態：途中で断念した

ゴメン、ちょっと魅力に乏しかったかな（第7話まで）

お仕事シリーズということで期待したんだけど、
いろははともかく、SHIROBAKOはアニメファンなら少なからず興味のある分野なわけだし、
それと比べて町興しという非常に地味な素材を扱うには、もっと強い魅力が無いとね。

それなのに、話もキャラも地味で、なんだかなー。

途中で忙しくなってしまって放置してたけど、観続けるモチベーションが維持できなかった。
ということで、第7話で断念。

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≪基本情報≫

P.A.WORKSのお仕事シリーズ第3弾。

短大卒業後、就職浪人がほぼ決定的となった主人公の女の子、由乃。そこへ、過去のバイトの縁で田舎町の町興しの仕事が舞い込み、つなぎの仕事のつもりで引き受ける。その田舎町では町興しのためにミニ独立国を運営していて、由乃はそこの王様に就任することになるのだが...
というのが出だしの話。


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≪視聴状況≫

このシリーズは好きなので視聴決定。
リアルタイムで視聴。予備情報なしで観始めた。
第7話まで視聴完了。


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≪各話の感想≫

{netabare}
▼第1話 - こんどの「お仕事」は予想がつかない

始まった。絵は流石にきれいだ。

これまでのシリーズでは、どういう仕事なのかを少しは知っているから、ある程度どういう話が出てくるのか予想することはできたけど、今回のは全く予想がつかないな。どういうエピソードが出てくるのか楽しみだ。

主人公の由乃、可愛いね。でも、リアル系ドラマでピンクの髪はどうなんだ。
CVは、新人の子？ ちょっと『花咲くいろは』の緒花に似た感じだ。

舞台が田舎ってのも『いろは』を彷彿とさせる。それを意識してるのかも？

点数は、作画以外は保留。


続行決定！


▼第2話 - さびれたテーマパーク感

やっとメインキャラが揃ったか。
今のところ、早苗が好きかな。
あとは今後のキャラの掘り下げ次第。

それにしても暗くて地味な話だ。
さびれた感じを表現しているなら、うまく表現できていると思う。

チュパカブラのネタはちょっとなあ。


たぶん2クールだろうから気長に観よう。
とりあえず続行。


▼第3話 - ま、まだこれからだ！？

メインキャラが大臣に、か。
まだ入り込めないな。
でも、やっと町興しっぽい話が出てきた。

司会の人が的確な質問をぶつけてくる。経験不足だし就職活動全滅の由乃には荷が重い。みたいな展開。
これがだんだんとアドリブが利くようになったりするのだろうか。

キャラの個性が薄い気がする。
早く誰かのキャラ回をやってくれ。


あ、アオサギが出てきた。
「だんない」は富山の方言？ 意味は「仕方ない」か？


正直、あまり楽しみじゃないけど続行。


▼第4話 - なし

▼第5話 - この町に観光に行ってみたくなるかどうかに懸かっている

観始めてからしばらくの間、このアニメをどう楽しめばいいのか掴み兼ねていた。
ここに来て少し思ったのは、物語を観ている側が物語内の町興しが実際に成功したように感じるかどうか、それを見守るというスタンスで観ればいいのかも知れない。
要は、物語にだけでなく、町興しの内容にも説得力があるかどうかってことだ。そして、それは絶対に成功しなければならない。それも、観ている側がちゃんと納得できる形で。


さて、物語は、具体的に特産品を使った町興しの活動を始めるところから。

そして、謎の外国人「サンダルさん」の正体が明らかに・・・？
浮いているし要らない人かと思ったらそういう。

なし崩し的ではあるが、ラストの駅のシーン、やっと観光地らしい感じになってきた。
これなら少しは観光に行ってみたいって気持ちになれる。

次回に期待。

▼第6話 - プラスマイナスでマイナスになっちゃってる

うーん、前回のプラス分も消えそうな感じ。

監督みたいにウザいキャラのエピソードがあってストレスなのにそれが解消されないんだよね。
しおりの取った判断がまたスッキリしない。
真希の態度もストーリー的には分かるけどそれが伝わってこないなあ。
脇役だけじゃなくて主要キャラがみんなして悪印象を与えてどうするの。
マイナスの部分を打ち消すようなスッキリした展開が無いと気分が悪いだけになってしまう。
まあ続きがあるからそれ次第だろうけど、これまで観たところではあまり期待できない。

真希のキャラが少し見えてきたのは良かったけど。

主人公が空気すぎる。
勇者が不在ではクエストにならなくないか？

分析のために次も観る。
{/netabare}

不良中年 さんの感想・評価

4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態：観終わった

とても良かった

録画していて２部に入ってから見るペースが落ちて、と言うか落としたのでやっと見終わりました。

何故ペースを落としたかというと、最近面白いと思える作品全般に対してそうなのだが、面白くて早く続きを見たいと思う反面、まだ終わりたくないという気持ちが生じてワザと見ないようにしてしまうためです。

そうは言ってもいつまでも見終わらない訳にもいかず、昨日今日と一気見を敢行しました。

はじめはPAワークスのお仕事シリーズ第３弾ということもあり観始めたのですが、今回は少し毛色が違っていてアレレと思った方も多かったと思います。自分もその一人ですが、進めていくうちに物語に引き込まれシリーズの事などどうでもよくなりました。

由乃の次の任地でのお話も見たいところだけど、きっと持ち前のバイタリティでうまくやるでしょう。

いろいろ書きたいけど、まだ見終わったばかりでうまくまとめることが出来ないので今回はここで止めておきます。

とにかく良かった。

退会済のユーザー さんの感想・評価

3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態：観終わった

サクラダリセットではない(●´σ‥｀)ﾎｼﾞﾎｼﾞ

時々同時期に同じような名前があるの、まぎわらしいねん(╬◣Д◢)ﾉｼﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝ

このアニメは普通に良かったかな。
ワタスが住んでる中途半端な田舎には考えさせられる事も多々あったなぁ( ﾟｰﾟ)ｳ ( ｡_｡)ﾝ