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「聖戦士ダンバイン(TVアニメ動画)」

総合得点
67.7
感想・評価
142
棚に入れた
587
ランキング
2363
★★★★☆ 3.7 (142)
物語
3.8
作画
3.4
声優
3.7
音楽
3.8
キャラ
3.7

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聖戦士ダンバインの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

日本作品でドラクエに先行したファンタジー+ロボットアニメ

1983年(昭和58年)放送の古いロボットアニメ。全50話。
ガンダムの富野監督作品だが、ロボットアニメにファンタジー要素を取り入れた異色作。
ちなみにRPGの代表格「ドラゴンクエスト」の1作目発売が1986年、ドラクエによってファンタジーが日本に一大ジャンルとして定着する3年前に世に出た、ファンタジーである。
※余談だが私の名前「どらむろ」は本作が元ネタだったりします。


{netabare}『物語』
今でこそ珍しくないファンタジー舞台に我々の世界の人間が召喚される系、その元祖である。
現代(無論、放送当時だから昭和58年頃か)の少しやさぐれた不良な若者ショウ・ザマが、突如として異世界「バイストン・ウェル」に召喚されてしまい、バイストンウェル征服を企む「アの国」の悪徳領主ドレイク・ルフトに「聖戦士」として「オーラバトラー」(本作のロボット兵器。異世界の怪獣の生体素材で出来た昆虫っぽいフォルムのメカ)に乗って戦わされる事に。
妖精が居たり、まるで中世ヨーロッパのようなファンタジー世界で、ロボット兵器が飛びまわる…そんな不思議な世界観に戸惑いつつ、悪の領主ドレイクの野望とそれを阻止する勢力との戦いがエスカレートしていき、主人公ショウはその戦いに巻き込まれていく…。
導入からの流れが極めて自然、視聴者も戸惑いながら、いつの間にかファンタジー世界とロボットバトルに引き込まれていく感じで、序盤から全く目が離せない。
悪徳な父に反発する囚われのお姫様リムルが可愛かったり、反ドレイク陣営のリーダー格のニー・ギブンとの恋や、ショウやマーベル、トッドらの地上人の思想も入り乱れ、人間模様もリアル。
ゼラーナ隊内部の確執、戦いを通じて次第に心を一つにしていく過程が、俗に富野節と言われる小洒落た会話劇やロボットバトルを通じて描写されていた。
ファンタジーであっても人間ドラマが本格派なのは、流石は富野監督作品か。

オーラバトラーを強力に操る為には「オーラ力(おーらちから)」というバイストンウェルに満ちている生体エネルギーが必要で、そのオーラ力は、異世界人(コモン)よりも、地上人(ちじょうびと)つまり我々の世界の人間の方が強い。
なので、我々の世界の普通の青年であったショウも、バイストンウェルでは強いオーラ力でオーラバトラーを操れる聖戦士となれるのだ!
…この設定はミヒャエル・エンデのファンタジー小説「果てしない物語」(1979年刊)を彷彿とさせる。
後にも「ドラえもんのび太の夢幻三剣士」も同様の設定(我々の世界で落ちこぼれののび太も異世界では英雄)だったり。
この設定の良い所は(視聴者含めて平凡な人間だけど、異世界ではオーラバトラーで大活躍できるかも!?)と思わせてくれる事だと思う。
異世界舞台のファンタジーならではの舞台設定は今でこそ珍しくないが、当時としては非常に新しかった。

ファンタジー戦記としても非常に本格派で、中世+妖精が居る世界観に突如としてロボット兵器や飛行戦艦が登場したら、世界はどうなってしまうのか…?
をリアルに描いており、ショウ達ゼラーナ隊の奮戦や反ドレイク陣営の有力国家「ミの国」や「ラウの国」「ナの国」の君主達の支援も受けつつも、次第に劣勢に追い込まれる等、英雄無双だけでは戦争には勝てない、ガンダム作者らしいリアル戦争物としても面白い。

序盤は割と正統派のファンタジー戦記(ロボット兵器が乱れ飛ぶが)であったが、16話「東京上空」にて、いきなりショウのオーラバトラー「ダンバイン」が敵の女戦士ガラリアのオーラバトラーと共に故郷である我々の世界の東京に出現してしまう超展開。
この展開により、本作はファンタジーでありながら、非常にリアリティーを感じる。
序盤は「もしファンタジー世界にロボット兵器があったら?」中盤は「もしそのファンタジーが現実世界に現れたら?」をリアルに描いており、全く目が離せなかった。
このお話はファンタジー世界だけでなく、我々の世界も巻き込まれてる!
故郷に帰還したショウを待ち受けていたのは、同胞である筈の地上人からの疑惑の目、実の両親からも拒絶される疎外感が酷い。
ここは自分の居場所じゃないのか?
その葛藤が解決せぬまま、聖戦士ショウはダンバインと共に再びバイストンウェルへと帰還する。
…ガラリアさん結構好きだったのに、ここで退場は哀しかった。
20話のタイトル「聖戦士ショウ」俺は聖戦士なんだ!バイストンウェルでやるべき事がある。悲しむ暇は無い!
そんな決意が伝わってくる中盤戦、反ドレイク陣営の有力な君主(お姫様)二人も登場、バイストンウェルの覇権を賭けた戦争が激化していく。

ここからが更に面白く、大国ラゥの国の姫エレ・ハンム、やはり大国ナの国の君主シーラ・ラパーナ女王(女王だけど美少女)らの戦力も糾合してロボットバトルが白熱。
ドレイク陣営の各パイロット達も各々の意地とエゴでもって激しく迫って来る迫真のバトル展開の連続だった。
富野監督作品らしく、各キャラのエゴ剥き出しのセリフの応酬は圧巻。

27話「赤い嵐の女王」で、本作一番の人気ヒロインであろうシーラ様初登場!
囚われのお姫様を聖戦士が助ける王道展開で萌える。
これぞファンタジーのお姫様!ファンタジーの姫様だけど気丈にオーラバトラー軍団と聖戦士ショウを指揮してみせるシーラ様登場で、ここからがダンバインも本番と言えよう。
…でもタイトルとなったダンバインは降板、この時代のロボットアニメの宿命か新メカ「ビルバイン」に乗り換えてしまった。
まあビルバインも普通にカッコ良いのですが、ダンバインのオリジナリティーが勿体ない。

32話「浮上」にて、再び舞台は地上世界(我々の世界)に。
当時は米ソ東西冷戦真っただ中、アメリカとソ連の軍隊が、ドレイク軍のオーラバトラー軍団に全く歯が立たず、ショウ達反ドレイク陣営が米ソと組んで泥沼の大戦争に。
ファンタジーだったのに、いつの間にか米ソ東西冷戦!?
ファンタジーが一気に現実味を帯びてきて、こういう展開も流石ガンダムの監督か。
現実では犬猿の仲だった米ソが共闘する流れは、アニメとはいえ感慨深い。
放送当時の「米ソ東西冷戦」という世相を反映して、核兵器の脅威とそれすらも上回るオーラマシンという脅威をしっかりと描く狙いがあったのかも。
ここから先の展開やバトルは少々冗長でワンパターン、序盤~中盤にかけてのファンタジーの魅力が損なわれているのが難。
それでも、ソビエト連邦軍の将校トルストールと、ラゥの国の女王(まだ幼い少女だが女王)エレ姫との切ない恋愛劇など、見所は十分。
シーラ様とショウの恋愛要素は薄めだが、少しはそういう気持ちがあった(のかも知れない)。

富野監督作品特有のエゴ丸出しのキャラクター達の暴走も終盤に向けて加速していき、狂気と狂気が激突するバトルとセリフの乱舞が圧巻。
オーラバトラーを駆る者たちがねそのオーラ力によって破滅していくのは、怖かった。
ラストのショウvsバーンの一騎打ちが名勝負
ショウ「貴様はその怨念で何を手に入れた!?」
バーン「力と狡猾さだ!さすれば勝つ!」
ショウ「俺は人は殺さない!その怨念を殺す!」
…って、結局殺してるじゃんw
ラストは富野監督作品「伝説巨神イデオン」のような全滅エンド。
やり切れない気持ちになるが、不思議とこれで良かったのかな?とも思った。

総じて
「日本アニメ史上初となるファンタジー+ロボットの融合」
「本格派のファンタジーとロボット戦記」
「人間模様も濃密なドラマ」
「32話以降はちょっとグダグタ、ラストも投げたっぽい?」
という感じ。
全50話と長いので敷居が高いアニメですが、ロボットアニメ(機動戦士ガンダム等の富野監督作品)に興味がある方ならば、視聴しておくべき名作かと。

『作画』
流石に80年代前半なので現代の綺麗さとは比較すべくも無いが、当時としてはロボットバトル、キャラ作画共に綺麗だった。
オーラバトラーはロボットでありながら生物的フォルムで独特の魅力があるし、異世界バイストンウェルの世界観も幻想的で美しい。
女性キャラも、リムル姫やシーラ様など今見ても十分美少女が居る。

『声優』
今は故人となった方も多い、豪華声優陣。
ショウの中原茂さん、バーンの速水奨さん等、主要キャラは全員オンリーワンな熱演だった。
一部拙い演技も多かったりするも、まあそれ含めてキャラの味であろうし(贔屓)。
チャム・ファウの川村万梨阿さんが一番合ってたかも。

バーン・バニングスは速水奨さんの代表的キャラなので、超贔屓して5.0点で♪
(私のサムネもバーンですしw)

『音楽』
OP「ダンバイン飛ぶ」は一番好きなアニソンの一つです。
超燃える!カラオケ行けば必ずこれだけは歌います♪
ED「みえるだろうバイストン・ウェル」もしみじみとする名曲。
また挿入歌「青のスピーチ・バルーン」「水色の輝き」も、80年代風のラブソングで古いけど良曲。
作中BGMが素晴らしい。
オーラバトラーの戦闘シーンや、バイストンウェルの幻想的な雰囲気にベストマッチした良曲ばかり。
大好きなので、サウンドトラックで時々聴いてます。
富野作品は概してBGMが素晴らしいです。

『キャラ』
メインヒロインのシーラ様かわいい超可愛い!
美少女にして大国の君主、軍を指揮して聖戦士ショウに命令(ムチャ振り)してみたり、恋心を健気に隠して「戦いになれは人は死にます。情けは交わさぬが良い」と言いつつちょっとデレてたり、とにかく可愛いお姫様ヒロインです。
他にもリムル姫やキーン、エレ姫、妖精のチャム等可愛いキャラ多い。
敵味方共に人間味溢れる魅力的なキャラ多く、エゴ剥き出しで衝突するので人間ドラマに目が離せない。
敵としてはかなり戦略家だったドレイク・ルフトもボスとして貫録十分。
最初はドレイク軍のエリート騎士だったのにショウニに負け続けて落ちぶれ「黒騎士」となって復活、怨念で戦うバーン・バニングスが哀しくも、カッコイイ。
バーン大好きです。サムネをバーンにしている程w
主人公ショウ・ザマと同じ地上人でありながらライバルとなったトッド・ギネスも敵ながら憎めない。
全体の構図が勧善懲悪なのに、敵も含め一人一人に強い魅力があるアニメでした。{/netabare}

投稿 : 2014/09/13
閲覧 : 462
サンキュー:

35

ネタバレ

ラドラ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

壮絶

観終わってから結構経つので細かいところは覚えていませんが、このアニメは壮絶だったという印象が今でも強く残っています。
人間関係の上手くいかない具合を表現できていると思います。

自分はスパロボの影響があって見ましたが、スパロボ好きなら見ておきたい作品。
初代ガンダムのオマージュ部分もあるのでガンダム好きはそこでクスっとくる場面あり。

投稿 : 2014/09/08
閲覧 : 313
サンキュー:

5

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

とてもおもしろい。

土曜日5時半からのサンライズを見ていた時一番大好きだったんです。
OPはとくに大好きでした。
オーラバトラーも昆虫系なのにカッコ良かったです。
バイストンウェルと聞くと郷愁にひたれますね。
多少古臭いと思われるかもしれませんが一度観ることをおすすめしたいです。

投稿 : 2014/07/25
閲覧 : 315

ひげ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

富野監督のライフワーク

いつもいつまでも、バイストンウェルはお気に入りのようです。

ロードスよりも古いので日本で最初のドラクエ系ファンタジー(アニメ)ではないかといわれています。
そんなことはどうでもいいですが、
モンハンよろしく(まぁあのゲームの防具をみれば・・リスペクトを感じるでしょう)野生のモンスターから剥ぎ取りをして装甲や筋肉をつくる設定がたまりません。
動力は人間の精神力(オーラちから)、ロボットというかただの鎧なんです。
一般的な魔法も存在せず、魔法といわれてるものは地上界から迷い込んだ人間の科学力になっています。
楽しそうでしょ?世界観はほんとうによくできてるんです。
あまり早すぎた、先を行き過ぎたともいえます。


富野監督が目を離した?隙にスポンサーの力であらぬ方向へ進んでいったそうです。『ダンバイン』。。。
だれがスポンサーだかわかりやすいです。トミーもですけど。

それの象徴がビルバイン。後継機(テコ入れ)は反対ではなかったらしいのですが世界感からかけ離れたあのカラー、デザインが怒りにふれたそうな。
しかしながら後年打ち切りはビルバインのおかげで回避できたとも・・。
せめてもの反抗か後期には迷彩カラーに。

ゲームででも興味もったかた 時間があれば観てみてはいかがかと。最初と最後はおもしろいです。非常に魅力的で荒削りな作品です。
焼き直ししてほしいなぁ・・

投稿 : 2014/04/11
閲覧 : 851
サンキュー:

14

P2 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

元祖中二病設定アニメ でも面白さは太鼓判

 海と陸の間にある異世界に連れ去られちゃった地上の方々が、異世界の国々の覇権争いに巻き込まれちゃうって、ままありがちな話しだけど、ストーリー性と展開は超一級品
 何の予備知識がなくても1話目からすんなりアニメの世界に入っていけるわかりやすさや男の冒険心や空想を満たす、ワクワク、ドキドキ、ハラハラが満載
 主人公のキャラ立ちが抜群で、それを取巻く仲間たちやライバル、サブキャラ達も単なる引き立て役にとどまらない存在感とどこをとっても減点要素なし!
 オープニングを聞くと即バイストン・ウェルに精神さらわれちゃいます。

 ちょっと古い作品なので作画的な面での好き嫌いが出るかもしれませんけど、男子でロボ系アニメ好きならまず絶対見ておいたほうが良い作品です。
 Zガンダムが面白いという感性をお持ちの方には特におススメしときます。

投稿 : 2013/11/30
閲覧 : 284
サンキュー:

8

roro-k さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:----

日本のファンタジーの黎明・・・でも夜明けは暗かった......。

富野さん、ワタシは心豊かになれなかったヨ...。

はがゆいな。

さかしいな。

信心だな。

   ドレイク・ルフト 万歳!!

投稿 : 2013/10/03
閲覧 : 297
サンキュー:

1

ジョリー8 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

1stガンダムより好きです

今となっては古い作品なので、今どきのアニメを見慣れている若い人にはおススメしにくいですが、独特の世界観をもったファンタジー系ロボットアニメで、当時の冨野作品中では個人的にイチオシでした。
50話なので覚悟を。画に抵抗がなく、最初の某イベントまで楽しめた人なら大丈夫かな?

投稿 : 2013/09/18
閲覧 : 292
サンキュー:

4

coldikaros さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

オーラ力(ちから)

オーラ力(ちから)って語感微妙すぎだろう^^;
まぁそんな富野あるあるは置いておいても、この作品も思ったより面白かったですね。
富野作品のほとんどに言えると思っていることですが、ライバルキャラがホントに素晴らしい。
どうもZガンダムを思わせるライバルですが、あぁいうライバルは地味に興味を引かれます。
音楽も地味に良い。世界観にマッチしてます。
富野監督ということでロボアニメです。彼の作品群の中ではガンダムというよりイデオン的な立ち位置だと感じます。
世界観がファンタジックですし、いろんな意味でぼんやりしています。
世界観がつながる作品にエルガイムやらリーンの翼やらとありますが、直接の続編ではありません。まぁパラレル設定ですね。
ラストが結構ぐちゃってしまっていたので、作品として素晴らしいかと問われるとなかなか微妙なラインですが、戦闘のよさとロボの造型には輝くものがあると思います。
大分古いので今更見るのは富野ファンぐらいかと思いますが、単純に面白いのでまぁ見てもいいかと思います。
当然50話な訳ですが^^;

投稿 : 2013/04/14
閲覧 : 359
サンキュー:

8

ネタバレ

もぐりん。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

「バイストンウェルの物語を覚えているものは、幸せである・・」

子供のころリアルに見ていたアニメです^^
地球の陸と海の間にあると言う、第2の世界【バイストンウェル】、
地上に住むショウ・ザマはバイストンウェルに召還されてしまいます、

そこは、中世ヨーロッパのようなところで、電気もガスも無く人は
馬に乗って移動するような世界ですが、選ばれた戦士はオーラチカラ
と言う生体エネルギーによって動く【オーラバトラー】を駆って闘います。

このアニメの今までにないトコロは、メカデザインや設定ですね、昆虫を
思わせるような容姿で有機素材で出来ているのであまり乗らないで
いると腐ってしまう^^ 人の生体エネルギーで動くのでパイロットの
調子や精神状態によって能力が左右されるとか・・・

キャラは今のアニメと比べると個性が薄い印象で、ある意味人間臭い
感じでリアルでドロドロな人間模様を展開していきます。

このころのサンライズアニメにはよくあった冠ロボットの変更もありました

最終的には戦闘は地上におよび、ミ・フェラリオのチャム・ファウを
地上に残して全滅してしまうといった富野監督のやりたい放だいアニメ
になってます(;^_^A 

タイトルの「バイストンウェルの物語」を伝えていたのは1人生き残った
チャムだったってことですね、 ラストのシーンでチャムが飛び去った
後の光跡が印象的でした。

投稿 : 2012/09/30
閲覧 : 321
サンキュー:

10

papa0080 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ロボットアニメでありながらとても幻想的

舞台となる世界はファンタジックで文明は高い物とは言えない中世あたりの設定だろうか

バイストンウェルという幻想的な世界とその世界に見合ったキャラクターと
とても特徴的なメカデザインがかなり魅力的に出来上がっている

地球から召喚された主役は特別な聖戦士と呼ばれ、争いを好まない
バイストンウェルの人間達より強い力を持つとされている
特別さは某SF映画のジェ○イの騎士というとわかりやすいかもしれない

幻想的な世界にとてもマッチしたメカのオーラマシンはとても良いデザイン
昆虫をモチーフにし、装甲等も甲殻をもつ生物から作られている 
今作のロボットは今までの物とは一味違うとても魅力的な物だと感じた
同じような感想を持った方も多いのではないかと自分は思っている
戦闘時も飛び道具を使うシーンもあるが同じぐらいの頻度で剣を使用する事が多い
中世的で幻想的な世界観にとても合っている装備であると言える
対エース時には特に剣を使ったシーンが映える映える

かなりくどくなってしまったが個人的にロボット物のメカで現在までに存在する
いかなるロボットより魅力的で自分の中でのNO1なので許して下さると有難い

オーラバトラー公式紹介ページ(後継機も載ってるため多少ネタバレです
http://www.dunbine.net/mecha/index.html

ちなみにストーリーは平凡ですが世界観はとても良いので新鮮に見れます
自分はどこで手に入れるの?そんなゲームでてたの?という程全然有名じゃない
この作品のPSのゲームをいまだにプレイしています
是非見て欲しい作品です!が・・・
正直アニメとしてはそこまで面白いとは言えないのが悲しいところ

投稿 : 2012/09/08
閲覧 : 636
サンキュー:

10

ネタバレ

かぼちゃ狗 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

オーラバトラーとバーンに萌えろ!

世界観とオーラバトラーが好きで観ているので
内容重視の人にはあまりオススメしないというのが
正直なところ。
オチは冨野よろしく全滅EDですし、投げやり感は否めない。
それでもオーラバトラーという今までにない
ロボットデザインを生み出した功績は高いと思う。
あとバーンの体育座り漢泣きは必見!
すっごい哀愁漂うシーンでした。

投稿 : 2012/08/24
閲覧 : 257
サンキュー:

4

そろもんのよげん さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ファンタジー × ロボットバトル

個人的にはガンダムよりお勧め おそらく冨野さんもこちらの世界観の方がお気に入りなのではないだろうか? 
中世の騎士、妖精界のファンタジー、そしてロボットバトル 実在の世界を舞台に置かず、空想の世界で進行する物語には「空想上のリアリティ」が描かれている。 
主役メカですら、仕留めたモンスターの体より作られている独特の世界観 妖精たちが闊歩する世界に無秩序な機械文明の知恵が投げ込まれ独裁的な悪意と結びついた時、人々の生き方はどう変わっていくのか?
強大な悪意が、一つの世界で飽き足らず、二つの世界を巻き込んでいく様は・・・
制作者の警鐘が聞こえてくるような良作と思う。
 

投稿 : 2012/08/17
閲覧 : 349
サンキュー:

5

ネタバレ

kakizaki さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

OPのためのOPによるOPの


この作品はバイストウェルという妖精の世界をロボットアニメと組み合わせたというのがすばらしいところである。

オーラパワーとか今の少年漫画でよくでるオーラを先取りしてるところもすばらしい。

最終回の終わり方はさすがの富野さんである。


まあOPをみてください。アニメが見たくなります

投稿 : 2012/02/22
閲覧 : 316
サンキュー:

4

ネタバレ

Lizzie さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

作品を通して、戦争は愚かな事と伝えるストレートすぎる、表現方法の黒富野、衝撃が走り自分は結構好きでした

投稿 : 2011/08/15
閲覧 : 385
サンキュー:

3

ネタバレ

kain さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

◎「オーラロードが開かれた キラメク光 俺を撃つ」
「みつめてごらんよ~ あなたの中の宝石箱を~」
今回はオーラバトラー 『聖戦士ダンバイン』です。
小説の「リーンの翼」と「オーラバトラー戦記」は読みましたが、OVAは挫折したorz

さて困った。 これは書く事が有り過ぎますねw

まず放送前に設定が公開された時に、タイトルに「ん」が二つ付いていた事と、
kainの友人達はダンバインを見て「これが主役メカかよ!!」と驚いていた事w

でも慣れたらダンバインもドラムロもカッコ良く見えてくるから不思議w
ブライト、ベスに続いての 苦労性の艦長が登場w
複雑な人間関係。
チャムの鎧姿は可愛かったw

 ザブングルでゲストキャラのソルトの女戦士が人気が有ったので、ダンバインにも登場させたガラリアですが、
東京三部作では 空腹からハイキングのカップルを脅して弁当を奪うなど、素行に品が無かったせいか人気が出なく、途中退場。

トッド・ギネスも好きでした。「良い夢を見れた」「良い夢なものか!」
エレ様の髪には針金が入っているですか?

そしてアニメ史上に燦然と輝くシーラ・ラパーナ様の登場!
これでリムルがメインヒロインの座を奪われます。
 ナの国のオーラバトラー 紅白おめでた塗装のビルバイン登場! でもカッコイイよ!!
ザブングルに続いて主役メカのチェンジが恒例になります。

バーン・バニングス→黒騎士 は 「00 2」のMr.ブシドーに受け継がれていますw

「あの日あなたに会ったけど あなた私に気づかない あなた私が見えないの?」
「時間を少し止めたのは 心の痛みを無くす為~」

ついにジャコバに吹っ飛ばされて全員地上へ

ショウとシーラ様は好い雰囲気でしたが、最後はマーベルとショウがカップリングするとは!
「使い込んで軽くなっている」 お下がりは女性キャラが使うようです。

「アの国」ドレイクとウイルウィプス 赤い髪のオンナ ジェリルのレプラカーン 黒騎士のズワァースとガラバ
「クの国」ビショットとゲアガリング トッドのライネック
「ナの国」シーラ様とグランガラン
「ラウの国」エレ様とエイブ艦長のゴラオン
そしてショット・ウエポンの造反 スプリガン  ミュージィの白いズワァースとブブリィ
それにアメリカ、ソ連、イギリス など地上の各国と、
富野流乱戦は凄いですよねえー!!
 そしてハイパー化!!! これは燃えたw

最後は皆○しの富野炸裂!
チャム以外は全滅しましたとさ。
だから「ミ・フェラリオの語る物語を始めよう」
最初のナレーションに繋がるのですね。

投稿 : 2011/08/08
閲覧 : 440
サンキュー:

5

だんちょー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.5 作画 : 2.5 声優 : 2.0 音楽 : 2.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

うーん・・・

かなり古い作品です。

ガンダムの富野監督なのでちょっと期待しましたが、長くで見るにはきつかったです。

投稿 : 2011/01/26
閲覧 : 543
サンキュー:

0

ゆにこん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2024/05/09
閲覧 : 6

Tadano さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2023/05/01
閲覧 : 14

いぬわん! さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

投稿 : 2023/03/15
閲覧 : 15

Dkn さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2022/12/16
閲覧 : 15

burn さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2022/07/01
閲覧 : 24

オパマ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/11/28
閲覧 : 31

おしょむ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2021/03/12
閲覧 : 36

ぺんぎん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/06/05
閲覧 : 60

珊瑚 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/05/08
閲覧 : 59

87丸 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/04/23
閲覧 : 55

nana さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2020/01/25
閲覧 : 51

haruto さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

投稿 : 2019/11/30
閲覧 : 52

ユージン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

投稿 : 2019/11/21
閲覧 : 53

ひみこ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

投稿 : 2019/07/31
閲覧 : 59
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聖戦士ダンバインのストーリー・あらすじ

海と陸の間にある世界“バイストン・ウェル”。モトクロッサー志望の青年ショウ・ザマは、その夜、突然、仲間たちの目の前から消え去り、“オーラロード”を通ってバイストン・ウェルへと召還される。それは“アの国”の地方領主ドレイク・ルフトの仕業だった。野望を抱く彼は、地上人ショット・ウェポンがもたらした科学技術によって作られた人型兵器“オーラバトラー”を操縦する力、“オーラ力”を持つ地上人を“聖戦士”として欲していたのだ。 中世を連想させる騎士や城が存在し、フェラリオ(妖精)が暮らす、地上とはまったく異なるこの世界が、ドレイクによって支配されようとしている事実を知らされたショウは、抵抗勢力であるニー・ギブンたちと行動を共にすることを決意する。(TVアニメ動画『聖戦士ダンバイン』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
1983年冬アニメ
公式サイト
www.dunbine.net/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E8%81%96%E6%88%A6%E5%A3%AB%E3%83%80%E3%83%B3%E3%83%90%...
主題歌
《OP》MIO『ダンバイン とぶ』《ED》MIO『みえるだろうバイストン・ウェル』

声優・キャラクター

中原茂、川村万梨阿、土井美加、安宅誠、高田由美、田中正彦、速水奨、逢坂秀実、西城美希、立木文彦、大塚智子、横尾まり、高橋美紀、色川京子、佐々木るん、火野カチ子、曽我部和恭、大木正司、若本規夫

スタッフ

原作:富野由悠季/矢立肇
総監督:富野由悠季、企画:日本サンライズ(現:サンライズ)、キャラクター・デザイン:湖川友謙、メカニカル・デザイン:宮武一貴、音楽:坪能克裕、作画監督チーフ:湖川友謙、美術:池田繁美、撮影監督:斎藤秋男、録音藍督:藤野貞義、プロデューサー:森山涇/大西邦明/中川宏徳

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