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「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(アニメ映画)」

総合得点
68.8
感想・評価
463
棚に入れた
1789
ランキング
1995
★★★★☆ 3.3 (463)
物語
2.9
作画
3.9
声優
2.9
音楽
3.7
キャラ
3.2

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打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?の感想・評価はどうでしたか?

lcXEE65136 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.1
物語 : 1.5 作画 : 2.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

酷い

まあ酷い。
君の名は。なんかはツッコミどころがあったし、不完全な部分もあったが、この作品ほどひどくなかった。
どうしてこうなった。

投稿 : 2018/04/22
閲覧 : 312
サンキュー:

4

marucuru さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 2.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

たった一度の夏休み、大切な時間

みんな平等に人生でたった一度しか経験できない夏休み。

眩しくて、気だるくて、息苦しくて、騒がしいけれど、、、

どこかキラキラと輝いていて「ずーっとこうだったら良いのに」って

誰でも一度は願ったと思う。そんな大切な仲間たちとの一日を描いた

とっても甘酸っぱい作品。


タイトルになっている打ち上げ花火。

主人公の友人の一人が発した「横から見たらどう見えんの?」

これを真面目に確かめようとする仲良しグループの男の子たち。

でも女の子はちょっぴりませていて、もっと現実的な事しか考えない。

せっかくのお祭りの日は、誰かと行くことの方が大事だから。

一人の少女に思いを寄せる二人の少年。

彼女たちがお祭りに出かけようと、、、花火を見に行こうとしたその時

それは起きた。


王道のお話で悪くは無いのだけれど、、、

何をするのにも「動機が弱過ぎ」

若気の至りだとしても必死さが伝わってこない。

絵はきれい、ヒロインがチャーミングで可愛らしいだけにとっても残念。

期待していただけに落胆も大きかった。

それと、、、、

話題作りの為には仕方のない事なのかもしれないけど・・・

声で演技のできない俳優さんを起用するのは本当に止めて欲しい。

声優さんは「声だけで演技のできる方々」

俳優さんは「動きや表情を含めて演技のできる方々」

俳優として「プロだなぁ」って思える人でも、声優さんとしては

「ど素人以下」って言う人も少なくない。

本作は個人的に、声のおかげで主人公の男の子に全く思い入れが

できなかった。ヒロインの女の子は少しましだったけれど、

合っているとは言い難い。

もう少し高くて、もうちょっと色気のある声だったら、

いたずらっぽくて可愛いヒロインなっていたと思う。

絵もキャラも音楽も良かっただけに悔しい感じ・・・。

投稿 : 2018/04/22
閲覧 : 211
サンキュー:

3

SK-046(しろ) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイプリープ映画

原作観てません

制作はシャフトさんだったんですね

「化物語」あんま詳しくないですがそれらしさが出てた(?)

映像美が素晴らしかったので観てて飽きなかったものの、終わり方をもうちょっと何とかして欲しかった感

「え?終わりか、なるほど。。」って感じでした(汗)


酷評はしませんがほぼ同時期の「君の名は。」には全然及ばないなっていうのが正直な感想でした

作画と音楽は素晴らしかったです!

米津玄師さんが大好きなので「打上花火」良曲でした^^


聖地巡礼もいつか行けたらしてみたいです^^

投稿 : 2018/03/21
閲覧 : 259
サンキュー:

12

ホロムギ さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 1.0 作画 : 2.5 声優 : 1.0 音楽 : 4.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

きっと好きじゃなかったんだよ

劇場で観たんですが、上映中早く終わらないかとずっと考えていました。
そこまで期待していたわけではなかったのですが何もかも予想のはるか下をいかれましたね。

長くなったので先に要点のまとめ。
ラストは誰がどこまで覚えていて、どうなったのか。それは重量ではなくて、あの一日の幼い心が動く青春があればよかったんです。モヤっとされる方も多いでしょうがキャラに目を向けて下さい。
そのキャラの感情が出てこなくて、表情は変化せず何を考えているのかわからなくて、声がへたくそで余計伝わらなくて。結果がこれ。
少女は何も得ず、現実逃避のための一日で誰も好きではなかった。ただ一人で居たんです。




まずはストーリーから。
物語は悔いのない一日を過ごすためのタイムリープもの。
そこが現実かそうでないのかは特に意味はないのです。しがたってラストや今後のことも重要ではありません。
見るべきポイントは幼さ故の恥ずかしさから異性に対して距離をとってしまったり、強がって間違った距離の詰め方をしたり。そんな心の揺らぎだったはずです。
しかし、不思議な世界観や怪しくも魅惑的なヒロインを無理に作ろうとしてしまったがために何もかもをぶち壊してしまい、結果よくわからない物語になりました。花火とかあってもなくてもいいものでしたね。
よってこの映画の魅力はストーリーにありません。キャラですが!!



ではキャラについて。
主人公の声を俳優の菅田将暉。
ヒロインの声を女優の広瀬すず。
頼むからプロを使ってくれ。。。
声優が本業でなくても神木隆之介や長澤まさみなど上手い人は確かにいます。ただ今回は酷すぎる。
広瀬すずはまだいいのですが、菅田将暉のセリフは棒読み。
菅田将暉だと知らずに映画を見始めたので、キャラが最初に「うん」だったか「あぁ」だったかあいずちを打つのですが、その一言目でこの映画はヤバイと感じました。そこから最後まで酷くて、スタッフロールで犯人を見つけました。菅田将暉。

さて、大切な話。
菅田将暉演じる主人公は年相応。異性との関りを周りの友人に知られてはからかわれるし、何を考えているのか本心がつかみきれないヒロインに翻弄されながらも自分が助けなければと奮闘する。まぁ自己満足ですけどそれでもいい。それは自然な感情と行為。

ヒロインこそがこの映画のキーマンなのですが・・・
影があり、男を翻弄し虜にするような感覚ですが、まだまだ子供。現実に何かを変えられるわけではなく、どれだけ努力しても無駄だと理解しています。怪しい魅力の少女も現実では何もできないか弱い女の子なんです。そこが気持ち悪い。アニメなんだらか最初から最後まで挫折なんて知らなくていいと思います。ずっと主人公を上手く利用すればいいのにと感じました。
ただ、心の揺らぎを描きたいこの映画では性格設定を間違えたとしかいいようがありません。もっと透明な素の感情を出す子にしていればなんとかなったのに。

結局少女は誰のことも好きではなかったのでしょう。すべては無駄だとわかっており自暴自棄の末に主人公を利用しただけ。
あの一日も楽しいとは思ってないでしょうね。大人になったら忘れていることでしょう。



作画。
背景は綺麗でした。
キャラの表情は能面。ヒロインの照れた表情を見ても感情は伝わってこず、頬を染めたように見せてるだけで照れてるようには見えません。
他の人物も、怒っているとき、照れているとき、喜んでいるとき。対して顔に違いはありません。
化物語のような世界観であれば魅惑的に思えますが、テーマは甘酸っぱい恋愛です。間違えてる。。。



音楽。
米津玄師は好きなので。今作最高のポイント。
映画の中で良いのは歌だけ。


んーーーもったいない映画だったなぁ。
違う監督、制作会社だったら全く変わった印象になるでしょうね。
残念。

投稿 : 2017/11/18
閲覧 : 318
サンキュー:

8

ひき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ラストがよくわからなかった

母の再婚ともに2学期から転校することになったなずなは、
親への反発から典道と駆け落ちを試みるが…。
なずなが拾った綺麗なガラス玉がきっかけで時間が戻り、
駆け落ちのパターンがいろいろ変わっていくのだが、
何がホントだかよくわからず落ち着かない…。
ラストもよくわからなかった…。
ただちょっとツンデレっぽいなずなは可愛くて良かった。

投稿 : 2017/11/03
閲覧 : 282
サンキュー:

4

ネタバレ

ハヤブサ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

痛みをおぼえているガラス玉

〜ある夏の日の逃避行〜
このままずっと一緒にいれたらいいのに‥けれど
どうしたらいいのか分からない
どこまでも続く行く先の分からない電車
「どこへ向かっているの?」「そんなん分かんないよ」‥どうにもならない結末とリアルに押し戻される事は重々分かってる‥
(それでも‥もう一回 もう一回‥僕はこの手を伸ばしたいby私の好きなミスチルのHANABI)
客は私1人だけレイトショーで美しく表現されている初恋の少年少女の夢に浸ってきました。
少年は異世界の中で永遠の夢から醒めないままか
リアルに戻されたがまだ夏を終わらせずにいるのか
それは誰にもはっきり分かりませんし、結論を求めていません。
‥結論を求めてしまったら、個人的な見解ですが、岩井俊二監督の作風からかけ離れてしまうかもしれない‥独特の世界観で包んでくれるのが岩井監督の魅力だと思っています。
永遠を感じる瞬間をきり撮る岩井監督×幻想的な世界観を美しく魅了するシャフトは相性良いと思いました。

淡い夏の日のカケラが胸に残っている方にはぜひ観てもらいたい作品カナと思います。ガラスのカケラに映し出された色んな記憶や夢を時折見つめ返して胸を締めつけるのも悪くないかもしれません‥

投稿 : 2017/10/20
閲覧 : 300
サンキュー:

10

ネタバレ

NANA さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

常識だと思っていたことが本当は間違っているのかもしれない

ハッピーエンドではありません。
いや、彼らにとってはハッピーエンドなのかな?主人公の最後の願い(?)は叶ったのだから…

確かにこの終わり方だと評価が分かれるのも分かる気がします。モヤモヤするやつだ。(自分は嫌いじゃないです)

思春期の少年達が他愛もないやり取りを繰り返しながら、周りの状況が大きく変化していきます。
少年達は時には下品な会話をしたり、素直になれずぶつかり合ったりするのですが、等身大の中学生(原作は知りませんが中学3年生ぐらいだと受け取りました)という感じがして微笑ましく見ていました。
一方のヒロインは、特殊な家庭事情を差し引いても大人びていて色っぽ過ぎるかなと思いましたが、主人公目線では好きな女の子はそんな風に見えちゃうのかもしれませんね。

どこか謎めいた美少女に翻弄されてしまう主人公。タイトルはカップルで花火を観るイメージかなと思っていましたが、全然違いました。そういうことだったのですね。
甘くも切ない恋(初恋かな?)はやがて主人公を非現実の世界に連れて行きます。それでも、彼女を守るために突き進んで…
始終振り回されっ放しで、女に溺れて酷い目に遭う男のパターンでは⁉︎と思わなくもないですが、思春期の少年にとっては好きな子を守りたいと言う純真な思いからの選択の数々だったのですよね。だから、彼に後悔はない。
最後、{netabare} 彼女とずっと一緒にいたいと願ったからあのガラス玉?が砕け散ったのではないかと思います。元の世界とは違う世界で彼等は一緒にいる。きっと永遠に。 {/netabare}

少年達の些細な心の変化が丁寧に描かれているのが好印象でした。ヒロインは少し現実離れしているように感じましたが、人物の描き方はわりと好みです。俳優の起用については、最初は苦手に感じましたが、人物像がしっかりしているので思ったほど気になりませんでした。

タイムリープ物になるのですかね?タイムリープと言うより、ドラえもんのもしもボックス的なパラレルワールドなのかなと思いました。
この世と並行して、私達が知らない別の世界、色んな可能性を秘めた世界が無数に存在していて、ある日突然それらの世界を彷徨い歩いているかもしれない。

思春期の少年少女の心の脆さや危うさ、純真さを追体験する映画でした。面白かったです。最後、切ないですし、運命は無情だなぁと。ストーリーから何かを学び取ると言う映画ではないですし、ああいうラストである以上モヤモヤは残りますが…

映像(主に人物)は綺麗でした。クオリティ高い。
あと、他作品との比較ですみませんが、個人的には時かけよりもずっと楽しめました。




追記

他の方のレビューも拝見させて頂きました。打ち上げ花火なんて丸いに決まってる!と言ってる人がいてびっくりしました。
ええっ⁉︎本気で言ってるんですか??

マジレスすると平べったい花火もあります!!


…と、無粋な話は置いといて、そういうことが言いたいんじゃないですよね。

あなたがいるこの世界は、本当にあなたが知っている世界ですか?
当たり前だと思っていることは本当に正しいですか?
物事の見方を変えれば世界が変わるかもしれない。
そんなことを考えさせてくれる映画でした。


で、設定では主人公達は中学生一年生なのですね。(^-^;
男子はそう見えなくもないけど、ヒロインは少し無理がありますね。(^^;
まあ、この年代って女の子の方がませていますし、家庭環境の問題もあって余計に背伸びしてる+憧れの女の子効果で美化されてると思えば良いですかね。(^^;;

で、
{netabare}
他の方のレビューであのガラス玉がなずなの父親の持ち物だったとありましたが、見落としていました。そんなのあったかなぁ?(原作ですかね?)
父親が何故それを持っていたかは不明ですが、その事実から新たな解釈が出来ます。なずなの両親は駆け落ちして結ばれたそうですが、典道達のようにパラレルワールドを渡り歩いて辿り着いたのがあの場所(典道が最初にいた世界)なのかもしれません。
そして、もしかしたら父親はまた別の世界に旅立ってしまったのかも…典道のように。

あと、冒頭の水中イメージが何を意味しているのかよくわかりませんでした。ラストに繋がるシーンなのかな?(二人が溺れたかもしれない世界?)レンタル出たら見返してみたいと思います。

ガラス玉が砕け散った瞬間、無数の可能性を秘めた世界が垣間見えました。それぞれの世界で色んなストーリーが奏でられているのですね。
砕け散ったカケラはどこに行ってしまったのでしょう?
砕ける直前の背景がガラスの紋様になっていたのも印象的でした。全ての世界はガラス玉に閉じ込められ、そこを渡り歩くことが出来たのですね。砕け散った後はもう渡り歩けないと思われるので、典道は最後の世界にいるのだと思います。パラレルワールドを渡り歩いていた典道は最初の世界から来たので、最初の世界からは消えてしまったのでしょう。でも、他の人達はそれぞれの世界の住人なので、なずなはパラレルワールドを知らないようですし、その世界に住むなずななのかなと。最初の世界のなずなは両親に連れ戻され、別の世界(最後に典道が選んだ世界)では典道と駆け落ちしたなずながいるのかも。
{/netabare}
考え出すときりがないですが、パズルのピースを探すみたいで面白いですね。

投稿 : 2017/09/30
閲覧 : 413
サンキュー:

23

ネタバレ

ほらいぞんちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

評判ほど悪くない

君の名は。のパクリ!等の発言はスルーで一度見てもらいたいです。原作がかなり昔の文学作品ですし、むしろ逆。

中学生のその場で決めた先の見通しのない自分勝手な恋愛で若くて良いなあという印象でした。アニメーションならではの現実ではそうではないだろうという部分を良い意味で誇張しており満足いくものでした。(例えば中学生だからというものあり発育の早い女の子が中学生少年のファインダーから見ると大人びてみえたり。)
声優もアニメ声優向きではないことは確かですが作中では違和感なくそのキャラクターの声になっていました。

あえて言うならば『シャフトのわりには』作画が安定していなかったように感じました。

投稿 : 2017/09/25
閲覧 : 320
サンキュー:

3

ネタバレ

タマランチ会長 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

原作はノスタルジーを、アニメは未来を?

 前半は原作のもっていたリアリティーをアニメでかろうじて再現できていた感じでしたが、後半はその辺がどんどん崩れていって、ふわふわしたチャッチいモノになってしまったように思います。原作は小学生のリアルな日常と非日常な非行がノスタルジックな憧憬を感じさせてくれたのですが、アニメは夢物語とか不思議なことがおこりました的なファンタジー(褒め言葉ではない)で終わってしまいました。
 期待して観に行っただけに残念です。

以下、感じたことを箇条書き
・原作は小学6年生。それを当時中学生の奥菜恵が小学生男子には刺激的すぎるくらいの色気を出していたんだけど、アニメになるとその辺がよく分からなくなってしまっている。水商売をする。結果、16歳に見える?というセリフの説得力がそれこそよく分からない結果になってしまっている。
・親の再婚に反発しての家出なわけだけど、原作はあくまでリアリティたっぷりにその結末まで表現してくれたけど、アニメは無数の願いがちりばめられてよく分からんけど終わってしまった。余韻も感動も共感もない。
・打ち上げ花火はどこから見ても丸いことは崩してはいけない大原則だと思うんだけど、アニメはその辺を簡単に崩しちゃっている。その違和感が作品に入り込めない原因の一つになった。
・実写版は子どもが演じているだけあって男の子なんかホント子供なんだけど、アニメはそれが表現できていたかなあと。できてないことはなかったんだけど、原作と比べてわざとらしいというか、芝居じみている印象が強く、リアリティが低かったように思う。
・日曜の昼の上映を観たので、小中学生と思われる子が多かった。「最高に面白かった。ウンこしてきてきたウケる―。」と盛り上がっていました。そこしか印象に残ったところがなかったのかもしれません。

(17/9/14追記)
・ちょっと考えたんだけど、原作は少年の日のノスタルジーを、アニメは未来に目を向けたかったのかな?と。少年の未来はいくつもある、願えばどんな未来もありうるみたいな感じかな。だから小学校生活最後の小6ではなく、中学校最初の中1なのかな。でも、全然伝わんないなあ。

投稿 : 2017/09/14
閲覧 : 256
サンキュー:

9

小田原富士夫 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 1.5 音楽 : 4.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

大人にはキツイ

大人にはきついですね。

ストーリーがイマイチです。
PVで全ての力を使い果たしちゃったような映画。

シャフトの作品とは思えないです。

投稿 : 2017/09/09
閲覧 : 322
サンキュー:

3

ネタバレ

こすみどる さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.0 作画 : 5.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

好みで評価が真っ二つに分かれる作品

※※※注意:酷評です※※※

事前に評判を何も調べず、予告も一切観ない状態で視聴。

結論:
シャフトはさすがだなと思った一方で、ストーリーは自分には全く刺さらず、納得できないところが多々あり、総合するとかなりマイナスな印象。

作画やアニメーションが秀逸で、ヒロインの広瀬すずの声もすごく良かった一方で、下記がどうしても気になってしまった。
---
1.主人公の声(菅田将暉)がダメ

なぜこの人を選んだの…。
セリフは棒読み、状況とテンションと声が全く合わない。
今まで同じような感覚に陥ったのは「秒速5センチメートル」の主人公の声だったが、それよりも酷い。

俳優が少年に声を当てる時、少年はまだ人生経験値が少なくて、声に感情が乗りづらいというのをあえて表現したいから、とかそういう理由なんだろうか?
すごく棒読みに感じる。

2.キャラが幼稚すぎる。

中学生なんてそんなもんでしょ?と言われてしまえばその通りだと思うし、実際自分も中学生当時はあんな会話していたんだろうなぁと思うが、あまりにも「つまらない」会話がダラダラと長すぎて、2時間足らずの映画にそこまでのリアルは求めてない。
というか、せめてもう少しユーモラスに表現してもよかったんじゃないだろうか。
会話の端々に心理描写が描かれるセリフがあったりとかさ…。

っていうか、花火が丸いか平べったいかって、花火の作り方次第で見え方は変わるんだからどっちも正解だろうに。
そんな本質じゃない議論を何度も何度もしなくていいよ。

3.前半のストーリーが冗長。

タイムリープ要素があるため、ある程度は仕方ないと思うが、前半のつまらないシーンが繰り返される苦痛が半端じゃなく、初見にも関わらず寝そうになった。

それが伏線だと言う人もいるようだし、言いたいことは分かるが、もうちょっとコンパクトにまとめて後半の演出に時間を使って欲しかった。

4.伏線の張り方が露骨すぎるところと、その伏線の回収が突飛すぎるところがあり、総じて安定感がない。

本来一般受けしないような作品だと思うが、それを無理矢理一般受けさせようとした結果なのか?
原作やドラマを知らないので分からないけれど、すごく雑に感じてしまった。

5.エンディングが雑。

問いかけや疑問を残したまま終わる作品と言えば、代表的な作品が新海誠作品だと思うが、明確な違いがある。
この作品には、余韻が全くない。

問いかけるにも考察材料がSF要素であるため、どうとでも受け取れるし、終わり方が乱暴。
この自由度を良しとするかは人それぞれだと思うが、個人的には突然雑に終わったと感じた。

エンディングを明確に表現しないなら、もう少し考察するに足る材料かメッセージを加えるべき。
---

とにかくツッコミどころ満載で、好きな人はめちゃくちゃ好きだって言いそうだなぁと思いつつ、自分はダメでした。
全く受け付けなかったし、アニメーションはすごく綺麗だったのに、また見たいとは思えない。

行動すべてが衝動的で、そこにあるべき心の動きがほとんど表現されていなくて、すごくもったいないなと感じた。

と、ここまで酷評一辺倒だったが、メッセージのようなものは1つだけ感じ取ることができた気がする。

「選択肢は、気持ちや決断1つで大きく変わる。未来への可能性は無限大に広がっている」
そんなとこ。
あとはタイトルから考えると「同じものでも見方次第で見え方が大きく変わる」とかそんなメッセージもあるのかな。

最後の、ガラス玉を打ち上げられた後の演出はすごく良くて、あそこだけもっともっと観たかったな。

ストーリー次第では名作になっただろうなーと思うので、とても残念な作品でした。

投稿 : 2017/09/09
閲覧 : 312
サンキュー:

9

雀犬 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 1.0 音楽 : 5.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

君の声を吹き替えたい

ええっと、もうレビュータイトルが出オチなんですが
巷の評判通り、声が大変なことになっています。

「え”」
「あ?」
「をっ」
「ぇっ」
「ぉっ…」
「はぁ?」
「っー↑かさぁ↓」

本作の主演、菅田将暉には『クソCVオブザイヤー』の称号を送りたい。

一方ヒロイン、広瀬すずの演じるなずなはというと、劇中のとても大切な台詞

「16歳に見える?」

この場面で俺は心の中で叫んだ。
「19歳に聞こえるよ!!」と。
「最初から16歳に見えたよ!!」と。
そもそもキャラデザインからして高校生に見えるのはどーいう事なんですか。
この場面で初めてなずなが中学1年生だということを思い出しました。

ストーリーの評判も総じて良くないけど、僕はこれで良いと思う。
海辺で拾った球体に不思議な力がある、その理由をイチイチ説明する必要はない。
これはなずなのソウルジェム…ではなくて
亡き父からの贈り物と詩的に解釈すれば良いのだろう。

そもそも原作からしてストーリーを楽しむものというよりは
少年の少女の夏の日の奇跡を美しく見せる、映像美の作品、つまりは雰囲気映画です。
といっても単なるジュブナイルではなく、
女の子は男の子よりも一足早く大人になる。
そんな青春の中でも「短い旬」を切り取って表現したものが、
この「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」という話であり、
オムニバスドラマの1話が単独で映画化されるほど評判になった理由に他ならない。

原作の何が良くて多くの人に愛されているのか、テーマ性を理解していれば
こんなミスキャストは起きないはず。
棒読み云々、演技のうまい下手ではなく、
なずなと典道はきちんと13歳の声でなければ作品として成立していない。
原作の二人は小学校6年生なんですよ!
19歳と24歳、そのままの声を吹き込んで良いわけがない。
これでは観客のノスタルジーを刺激することも、
在りし日の思い出に浸らせることも難しいんじゃなかろうか。

本作をアニメにするということは実写のなずな、すなわち
全盛期の奥菜恵にアニメキャラクターで勝負するということ。
どう聞いても成人の声と、最初から中学生には見えないキャラデザでは勝てない。
勝てないよ…

アニメにおける声の大切さを再認識させられる一本でした。
~おわり~

投稿 : 2017/09/03
閲覧 : 318
サンキュー:

29

陽太郎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

主題歌は素敵なタイムリープアニメ映画

いわゆるタイムリープ系のアニメ映画。ネットで酷評の嵐だったから興味本位で映画館に見に行ったけど、酷評通りだった。有料じゃなきゃまだ良いのにね。

■良かった点
・主題歌の「打上花火」の曲が素晴らしい。
・作画というか構図が工夫されていた。

■悪かった点
・セリフの棒読み感が否めない。
・単なるタイムリープで、ひねりが欲しかった。最後の不完全燃焼感が残念。

投稿 : 2017/09/03
閲覧 : 243
サンキュー:

4

kooodain さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

映画館で見るか?

時期が時期なだけに「君の名は。」と比べられてしまいます。
あちらは単純明快な青春物語ですがこちらは少々凝っています。
何ならこちらの方が普段の新海誠作品と思える程です…。

爆発的な面白さはありませんが考えながら見る面白さがあります。
主人公たちの成長具合をいろいろな形で工夫して表現していたりと婉曲です。
そしてさらに謎が謎のままで終わるので人によっては最悪な部類になるかもしれません。
個人的には重要で考えるのが面白い箇所が明確化されていないので考察しがいがあります。

ただ映画館で見るかと言われると何度も見たいので映画館で見なくても良いかもしれません。
映画館で見る利点はやはり流行に乗ったりすぐに人と話すということでしょう。
こちらは話題性としては高くはないイメージですのでそこまでしなくても良いかもしれません。

どちらかと言うとアニメ映画ではありますがやはり文学の様な面白さです。
恋愛駆け落ちタイムリープといったような形です。
もっとアニメっぽい映画が見たい方は「きみの声をとどけたい」を見ると良いでしょう。

▼物語の評価
物語の進行はとてもテンポが良くサクサク進んでいきます。
ただその進行の速さで考察しながら見るのが少し難しいです。
また謎がそのまま視聴者に投げかけられる形ですので一度だけでは満足できません。
▼作画の評価
絵は映画ですし当然綺麗です。
ただキャラが大人っぽすぎる所が気になる人は気になるかもしれません。
▼声優の評価
気になるようなところは特にありませんでした。
▼音楽の評価
雰囲気によく合っていたような…気がします。
▼キャラの評価
独特な空気感を持つヒロインです。
主人公はこんな感じのやつ居たよなって感じです。

投稿 : 2017/09/03
閲覧 : 289
サンキュー:

8

いくす さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

化物語の画が好きな人にはいいのでは

概要だけ言えばシャフト+青春+ループもの。

○物語
個人的には至って普通でした。
いい点もあるのに悪い点もあって帳消しに。

どうしても他作品と比較してしまうと展開は普通。
悪く言うとご都合主義。

良かった点は、登場人物が中学1年という年齢らしい終わり方だった事。
高校生や大人と違い、12,13歳ってどうしても大人達の決定に抗えない。
でも納得できなくて抵抗してみる。
本当は抵抗しても自分達のみで生きていく事はできなのはわかっている。

特になずなのほうがそれをよく理解していて、
終わりが来る事を理解しているからこそ、今を記憶に刻み付ける。

そんな年頃の青春を良く描いていたと思います。

○作画
美麗の一言に尽きる。
花火シーンがすごい良かったです。

○声優
菅田さんは棒読み。
すずさんは棒読みなんだけど、たどたどしさが逆に合ってる気がしました。

○音楽
EDが良い。
以上!w

○キャラ
ガハラさんみたいな振り回す系の女の子がすきな人にはストライクです。

投稿 : 2017/09/02
閲覧 : 215
サンキュー:

2

ネタバレ

はあつ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

もしも、花火が・・・

実写ドラマが原作の中学生の駆け落ちファンタジー。

私からのオススメポイント

作画は劇場スクリーンでの見応え充分なクオリティと美しさ。
ヒロインが可愛く、萌え的シーンは充実。
不思議でミステリアスな展開は興味深く観続けられる。

わかりやすいストーリー性を求めない方なら満足できる・・かも・・(^^;

以下、酷評気味のネタバレ感想になります

《ストーリーについて》
{netabare}
事前のリサーチで、本作がタイムリープ物で、モヤモヤする終わり方なのは承知のつもりで観ましたが、エンドロールが流れた瞬間、
「えっ、もう終わり?こんなとこで?!」
正直、拍子抜けしました。

私、想像力に欠け考察も苦手なんでラストの解釈は出来ません(>_<)

ただ、作品全体を振り返ると、子供達の初めての戸惑いや、あたふたする行動を観て感じる、健気な可愛さ、瑞々しい甘酸っぱさ、そうした情感を楽しむのが狙いなのかなと思いました。

でもそれならアニメとして描くのは難しかったのかも知れません。
原作実写ドラマ(未視聴)なら小学生設定の子供達を観てるだけで、生の演技が可愛らしく情感を伝えやすい。
しかし、中学生設定にして、着替えシーンの萌え的要素や、キスシーンなどの恋愛表現(実写ドラマにもあったのかな?アニメファンの私の需要には応えてくれました♪)を増やすと、子供っぽい行動とミスマッチで作品本来の情感が伝わりにくかったのではと思います。


《作画について》

劇場版クオリティとしては5点満点です。
でも、シャフトさんに対する個人的期待にはそぐわなかったと言うのが本音。
私にとってシャフトさんは「ef」「化物語」などで、その先鋭的なアート感覚に痺れ、アニメならではの「絵を見る愉しみ」を与えてくれた製作会社さん。
「まどマギ」の劇場版では、大画面の隅々まで美細に描かれる、独創的で魅惑的な作画に大興奮し、映画館での大迫力の戦闘シーンに鼻血がでるほど満足感がありました。
しかし、本作では幼さの残る青春ストーリーに合わせる為、マイルドな美麗さにとどめた印象。
持ち味のシャープさや期待した斬新さが感じられなかったです。

こんなとこ気になるのは自分くらいでしょうが、なずなが親に連れ戻されるシーン。
嫌がる子が手を引っ張っられていく時の細かな体勢描写が生々しく、嫌悪感を覚えるほどインパクトがありました。
(ほんと、アニメじゃなく実写っぽいんだよな~)


《声優さん》

主演の俳優さんの演技は、棒と言われるほど違和感は感じなかったですが、「君の名は。」の主演の二人に比べると同じ俳優さんでも見劣り、じゃない聞き応えが落ちる・・
広瀬すずさんの懐かしい劇中歌は中学生の歌唱らしくて良かったです♪
(誉めてないな~^^; 今、一番旬の若手女優さんですが「海街diary」の頃から注目してます。海街もアニメドラマ化されないかな~)

祐介役の宮野さん、中1の少年役も全くの違和感無しは流石です。


《最後に》

不満を述べましたが、鑑賞前に拝読したキャッチさん達のレビューから、内容にある程度の覚悟はしてたので劇場鑑賞に悔いはありません。
皆さん巧く、良い点、悪い点、視聴のポイントを述べられており、大変参考になりました!
この場を借りて、心よりお礼申し上げますm(_ _)m{/netabare}

投稿 : 2017/09/02
閲覧 : 307
サンキュー:

24

チャーリー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

中途半端な心地よさ

 綺麗な終わりはありません。
 明確な答えもありません。
 起承転結だってありません。

 でも、それでいい。それがいい。

 理系よりも文系の作品です。
 映画を見終わった後、ほかの観客の方々が「何これ?」「どういうこと?」「不完全燃焼」という声が多く聞こえてきました。
 そんな中、私は不思議と満足感と心地よさに包まれていました。

 おそらくその理由は、「この映画のどこに焦点を置いていたか」でしょう。

 みなさんがよく見るアニメや映画は、声優・キャラデザ・作画・美術背景などなどありますが、やはりどんな作品でも重要になるのは「ストーリー」でしょう。「終わりよければ全てよし」という言葉があるように、どんな作品でもきっちりと終わらせてこそ、作品が完成する。それで満足。そういった目線で観てると、この映画のラストで「あれ?」となると思います。

 そんな中、私がこんなに好評価な理由は、「メインキャラクターへの感情移入」と、「常識に囚われない」事ができたからだと思います。
 風呂敷を横に広げずに、なずなの「子供だけど大人びた心」と典道の「未熟ではっきりとしない感情」に焦点を置き、重要かもしれないが、二人の”今この時”に重要でないことに説明は要らない。そんな思いが私には伝わってきました。

 私は原作やドラマのことは一切知りませんので、よりこの作品を楽しめたのかもしれません。

 この作品にとって大事な言葉は、 「もしも」 と 「心」 です。

 評価の割れる作品ですが、だからこそ、自分の目で観て判断して欲しいです。
 好きか嫌いかは誰かが決めるものではなく、あなたが決めるものです。是非、一度観てください。

 私はBlu-rayが発売したら迷わず購入します。それくらい、好きになれました。


 最後に、ヒロインのなずなの名前と同じ花があります。劇中にも何度かこの花が出てきています。
 もしよかったら、映画を観る前にこの花のことを調べてみてください。映画を観た後でも構いません。
 そして、その花となずなを重ねてみてください。きっと、彼女の「なにか」がわかりますよ。

投稿 : 2017/09/02
閲覧 : 219
サンキュー:

8

ネタバレ

しんかわ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 1.0 音楽 : 5.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

完全に戦場ヶ原

すずと菅田君の棒読みが作品をダメにしている
シャフトなのにあまりシャフトっぽくない
監督さんの意向なのか

内容はいろいろと凝っているところがあって面白い
キラキラスターナイトやってるところに驚き、少しうれしかった

いくら内容が良くても、声優がだめなら元も子もないですがね

投稿 : 2017/09/01
閲覧 : 265
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4

daruma さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 1.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

言うほど悪くなかった

 主人公とヒロインの声が違和感ありすぎてダメだった。「君の名は。」くらい合ってればいいけど作品に悪影響与えるくらいならやめて欲しい。
 観る前からそんなに面白くないと聴いていたので期待せずに観ましたが、そこまで酷くないじゃんという感想です。ラブストーリーを楽しむというよりは細かいことは置いといて青春の話を楽しむべき作品だと思います。
 映像もとても綺麗なシャフトっぽさが出ていました。そもそもテーマソングをyoutubeで聴いてハマったことがきっかけだったので音楽に関しては素晴らしかったです。
 特に盛り上がるわけでもオチがいいわけでもありませんが夏にもう一度見たい作品になりました。

投稿 : 2017/09/01
閲覧 : 238
サンキュー:

5

ネタバレ

Kobax さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

世界観が独特!

シャフト作品で気になり見たのですが、いいストーリーでした。恋愛系としても見れて、作画もよく、是非見て欲しいです。後味は少し悪かったというのは否めませんが、十分に楽しめる作品だと思います。

投稿 : 2017/08/30
閲覧 : 184
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3

ネタバレ

Kfhai78349 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 1.0 音楽 : 4.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

大騒ぎするほど悪くはなかった

最初はネットの掲示板やツイッター等で糞映画糞映画言われるから逆にどういう映画なのかと興味が沸いてシネマで見に行きました。
まあ結論言うとそんな大騒ぎするほど悪くはなかったかなとは思います。声もものすごく棒読みではなかったし(確かに酷かったといえばひどかったですが)
ただ終わり方は酷かった。結論何が言いたかったのか全く分からない話でしたね。タイトルも打ち上げ花火ではなく{もしも}とか{if}とかの方がよかったのでは?

投稿 : 2017/08/30
閲覧 : 202
サンキュー:

4

薫華 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

かなりの

よく他のレビューでは低評価をされていますが、私は興味深い作品だったと思っています。女優である広瀬すずさんが声優の時はダメかな、、と思っていたのですが、いざ劇場へ行ってみると声も可愛いく、ヒロインのなづな役にピッタリだと心から思いました。SFチックなところもありながら、私自身が経験していたような学生時代の情景がはっきりと浮かび上がる作品です。お祭りに行きたくなります!
主題歌である「打上花火」も非常に映画とマッチしていて、思い出に残る一作でした。

投稿 : 2017/08/30
閲覧 : 193
サンキュー:

5

ネタバレ

どらむろ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

「グラスリップ」をシャフト風にした感じのSFジュブナイル?

90年代の実写テレビドラマを原作に、新房昭之監督によるSF(すこしふしぎ)要素のあるラブコメ映画です。(ドラマは未見)
「If もしも」の「タイムリープ・やり直し」系の青春ラブコメディー(厳密には違うっぽいけれど)

…決してつまらなくはなく、興味深い内容でしたが、面白いかは正直分からないです。
作風も内容も全然違いますが、P.A.WORKS制作の「グラスリップ」と似た空気を感じる。
グラスリップも(アニメ好きからは)不評だった、本作も王道ラブコメからは外れており、評価に迷います。

{netabare}『物語』
主人公の典道(のりみち)が、謎の美少女・なずなを気になっていたら、プールでなずなちゃんからアプローチが…
典道の恋?(かは本人にも分からない)は世知辛い現実で打ち砕かれ…
その度にSF(すこしふしぎ)発動!巻き戻しが発生してルートをやり直していく。
タイムリープ・やり直し系の青春ラブコメでしょうか?
…厳密にはタイムリープではないっぽいのですが?よく分からんです。
※巻き戻しではなく、並行世界系のお話か?
本作は「四畳半神話大系」に近いイメージかも?
うーん、よく分からん。

シャフト・新房監督特有の演出多用、「物語シリーズ」っぽい雰囲気を、精神年齢引き下げた感じ。
本来ならば丸いハズの打ち上げ花火が幻想的に見える絵面で、否応なくファンタスティックな状況に巻き込まれている感が伝わってくる…

本作一番の見所は、等身大の男子生徒達の雰囲気でした。
気の置けない友達同士の他愛の無いやりとりの雰囲気がノスタルジックで良かったです。

恋物語としては、はっきりとラブコメと言い切れないモヤモヤした感情のままに、辛い現実の壁→やり直し(が出来る並行世界?)スタートを繰り返す逃避行、その過程でヒロイン・なずなちゃんの謎の彼女っぽい魅力に典道が惹かれていく感じ。
なずなちゃんがフシギ過ぎるのと、典道は恋よりもなずな救うルート探しに掛かりきりな感じ(Re:ゼロから始める異世界生活っぽい)
ただ、全般的に「幼い」為か、本人も自分の気持ちや目的が定まってないように思えた。
…その為か、ベタな王道ラブコメっぽいトキメキは乏しいです。
あと、不快要素強めなのも難。
リアリティーはアニメで観て面白いかは別なので…。

本作を視聴して一番連想した過去作は「グラスリップ」です。
「ガラス玉がキーアイテムでフシギが起こる」「ラブコメ」
「王道から外れた構成」「もしもの世界線が交差する」
ただ本作は「主人公の幼さ」が良くも悪くも特徴的でした。
登場人物自身が分かって無いのだから、視聴者は彼に代わって考察が必要になる…

総じて(全然纏めきれてない)
王道な青春ラブコメとしての楽しみ方は難しい作品でした。
思春期の幼い、やり場の無い感情の揺れと現実の壁を、ファンタジー要素でブチまけた感じ、ラブコメよりも、ジュブナイル作品として見れば良かったのかも?
…決して悪くはない作品でしたが、視聴後、感動よりも、モヤモヤが残った。
でもそのモヤモヤは不快では無いので、視聴して良かったとは思いました。


『作画』
シャフトの真骨頂を発揮、演出が物語シリーズっぽかったです。
キャラデザはなずなちゃんかわいい。浴衣かわいい!
並行世界の花火シーンなど幻想的で惹かれました。

『声優』
主人公ヒロインに俳優起用、 なずな役の広瀬すずさんはイメージには合っていたです。
菅田将暉さんは…最後まで視聴して典道のキャラが分かると、これで合っていたのかも?
なずな母の松たか子さんはお見事でした。
他本職声優陣は安定感あり。
三浦先生は花澤香菜さん、ユキちゃん先生を思い出す…

『音楽』
主題歌や劇中歌が中々良い感じ。
松田聖子さんの「瑠璃色の地球」をなずな(広瀬すずさん)がカバーした劇中歌良かった。


『キャラ』
主人公・島田典道は非常に「幼い」感じ、自分も周囲の状況もうまく表現できないもどかしさ。
…リゼロのスバルを、本当に頭悪く不器用にした感じ。
等身大のリアリティーとジュブナイル感満点、でもアニメ主人公として見ていて面白いタイプじゃないなぁ。

ヒロイン・及川なずなちゃんは戦場ヶ原さんとイメージ被る一方、やはり幼いです。
妖艶なようでいて余裕はない。
それでも典道(と視聴者)視点では中々にミステリアスガール。
…萌えは感じづらいヒロインでした。

友人たちが皆個性的で良い感じ。
どの子も(ああ、こんな奴いたなぁ)と思い当たる感じ。
安曇祐介(アララギさんそっくり)は年相応の幼さ故仕方が無いとはいえ、キャラクターとしては印象悪いです。
雨降って地固まる…とは限らない、典道と祐介の友好はもう戻らんだろうなぁ…。

なずな母、再婚相手はイヤな大人であった。
子供ガチ殴りとか最低だなぁ…。{/netabare}

投稿 : 2017/08/29
閲覧 : 435
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35

ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

名作ドラマのアニメ化…心揺さぶる青春恋愛ファンタジー

【視聴前】
この夏の楽しみ、それは終物語の続編とこの映画です。共通点は「シャフト制作」というところです。

岩井俊二の名を世に広めたことで知られるこのタイトル。もう20年以上前になるわけか…。衝撃だったのは主演の奥菜恵。こんな可愛い子がいるんだ…というくらいビックリしたのを覚えています。あれから…時は残酷であるの見本としか言いようがありません。

名作映画のアニメ化というと、時かけを思い出しますが、あれは原作ありでさらに中身は全く違うものになっています。これは作品をなぞりながらだというのでこれまでにはないパターンと言えるかもしれません。予告編見ましたが、絵がシャフトだなと感じます。というより、主人公、どこからどう見てもガハラさんだよね…。それもそのはず、キャラデザインは同じ人だった。作中、首を変な方向に曲げたら…。

新房×シャフトなので内容も絵も心配はしていません。自分好みの面白い作品のはずです。が、心配なのは中の人、主役の二人です。予告編ですでに「あれっ?」となっています。特に広瀬すず。すでにキャラデザインと声が合っていないし…。

【視聴後】
この映画を見る前にもう一度実写を見たいと思いレンタル探したけど、もう20年以上前の作品だけになかなか探しきれず…。諦めかけていた時、偶然にもスカパーの日本映画チャンネルで放映していたのでじっくり見ることができました。そしてこの作品を鑑賞。実写を丁寧にオマージュしているなというのが最初の感想でした。アニメ化にあたって、スタッフは実写を細かく分析して、アニメでも通じるところはそのままに、また、原作のイメージを壊さないことを念頭に置いていたのかなと思います。そして、その上で現代の言葉や風景、風俗に当てはめていたと感じました。面白かったのは{netabare}スラムダンクをワンピースにしていたのに、なぜか「観月ありさ」は残したところ。今なら「広瀬すず」でも良いじゃないかと思いますが、これはスタッフの遊び心か、なんなのか判りかねます。{/netabare}

名作と言われる原作ではなかなかアニメになりにくいです。あれは素の子供たちがそのままの姿で演じ、幻想的な部分になり勝ちなところは現実の描写で伝えようとしているとこが良いわけです。が、アニメにするならさらにプラスアルファが必要と思っておりました。そこをうまくファンタジーでまとめたと思います。{netabare}原作では典道となずなは駅舎から帰ることになります。ここからなずなが引っ越すのか残るのかは曖昧なままで終えることになります。アニメでは駅からが本番になっていきます。でも終わりは原作のように曖昧なままで終えるのですが…。{/netabare}それから原作と決定的に違うのは恋愛要素を強めた点。典道となずなの関係は原作では恋しているのかなんなのかをなずなの表現だけで想像させる作りになっています。{netabare}祐介と典道に水を掛けるシーンでのなずなの表情がまさにそれ。アニメでも見事に表現されていました。{/netabare}この辺りは「君の名は。」の影響が大きいような感じもしましたがさて…。

作画はきれいなシャフトという感じです。シャフトの不可思議な描写は控えめにしてます。感心したのはとにかく水の描写がきれいです。ホースからの水の出方が美しすぎて見とれました。それと、なずはどっからどう見てもガハラさんです。ガハラさん好きの自分が言うのだから間違いありません(苦笑)。シャフ度ぎりぎりに抑えた首の角度にしびれました。でも…中学一年生には見えない…。とはいえ、原作のなずなは小学6年生で奥菜恵だったからなぁ…あれも小学生には到底見えなかったし…。それと問題の中の人。広瀬すずは声質はなずなに合っていたと思います(視聴前の前言撤回します)。例え棒でも声が合っていれば納得してしまうので個人的にはOKです。心配していた典道は…う~ん、頑張っていたと思います。でも中学一年生の声ではないよね。周り固めたのがシャフトでお馴染みの方ばかりなので、劣ってしまうのは仕方ないです。

個人的にこの作品は気に入りました。シャフト好きな人(特にefのような作品が好きな人)には合うのではないかなと思います。できれば原作も見ておくとより楽しめるのではないかと思います。

投稿 : 2017/08/28
閲覧 : 630
サンキュー:

43

ネタバレ

2010sw さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

さっき花火横から見たけど・・ +追記!

丸かったぜ。

ウチは山にあるんで、花火が横から見える。
ちょうど今日お祭りで花火やってた。
この映画みたその日の夜に。

書いとこう。
忘れないように。
2017年8月26日の土曜日。

”もしも玉”があったらというネタは面白い。
ただ繰り返す映像は分かるからカットして
もしも玉の機能発見の経緯を
納得力を持たせて描いて欲しかったかなwww
原作(未見)と違っちゃうかもしれないけど。
そういう”翻訳処理”は、敷居を下げるなら
必要と思う。納得さえすれば、
あとは何をやってもOKと想うし、
本質的な部分を損なうことはないと思う。

バカ・・ ってつぶやくことが今でもある。
昔の自分に対してだ。
あの時そうしなければと想う。
IFというフィラメントが光る瞬間だ。

機能しない”もしも玉”の破片には
現実と理想と空想がごっちゃになって
映ってる。

そこは、
共感できる。

ただ、僕は”なずな”には逢えてない。

そこは、
ムネが苦しい・・・

--追記--

今日、岡田 斗司夫のYoutube聞いていて気付いた。
ヲタキングはドラマにはハイドラマとロードラマが有るという。
解り易く泣けるとか感動するドラマでなく
言葉にならない”感情”が生まれるもの、
その”感情”こそ監督の描きたいものであり
そういう手法を取るドラマをハイドラマと言っている。

主人公に語らせたり
説明的なものを入れない。
感情を一つに限定(誘導)しない。
物語の流れや
絵から
言葉に出来ない感情を
感じてくれっていう手法。

この物語って、ハイドラマだ。

謎的な終わりだけど、物語中
感情があった。
僕が感じた、やり直せたらって思うコトが
たくさんあったということと、
それについてきたムネの苦しさだ。

たしかに世界が歪んで見えることはあった。

一夜にして違うものの見え方を体験したことも。

それで打ち上げ花火なのか!

もしラストが謎ということでダメと
判断してしまったとしたら・・

感情を振り返ってみて欲しい。

そこに花火は打ちあがってないか?
しかも美しく切なく。

僕はそれはたくさん
打ちあがっていたことに
48時間たってから
愛おしくきづいた。

投稿 : 2017/08/28
閲覧 : 338
サンキュー:

6

ネタバレ

過たる さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 1.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

作画と声優のミスマッチによる悲劇

ジャンルは、ファンタジー、学園物。

全体の感想としては、何も考えずに映像美を楽しむ作品。

●映像について
シャフト陣営で安心して見れた。
CGは若干惜しい感じで、無機物は良かったけど人物は溶け込めて無い感じがした。

●声優について
主人公の男女に俳優を起用していた。
俳優が声優をするのはどんな演技をするのか未知だから不安材料ではある。
まぁ広瀬すず(なずな役)は『バケモノの子』で聞いたことあるし、そんな不安視してなかった。
菅田将暉(典道役)のほうが声優初挑戦で不安だった。

視聴中、案の定、典道は棒読みというかボソボソ何言っているのか分からない声で、なずなも見た目よりも幼い声という印象だった。

でも電車内でのなずなのセリフで印象が変わった。
少し背伸びした感じで「私、16歳に見える?」と言っていた。
視聴中、ずっと高校生かと思っていただけに衝撃だった。

確かに登場人物の実年齢が高校生ではなく小学生や中学生なら
声優の幼い感じもボソボソ言っているのも合点がいく気がした。

総じて、作画は素晴らしいのだけど大人びて見えるせいで、声との整合性がとれていなくて全体として残念。

●ストーリーについて
キャッチコピー『繰り返す夏休みの1日、何度でも君に恋をする』
後半部分の何度でも君に恋をするという部分は、視聴後だけど腑に落ちない。
そうだっけ?邪魔者がいないルートを探していただけのような。

なずなの{netabare}実父が水死体で発見されたとき、手にガラス玉を持ってたけど、因果関係がよく分からなかった。もし何か有るとするなら典道が夏休み明けに出席してなかったけど、この世にいない可能性も有るかな。{/netabare}

投稿 : 2017/08/28
閲覧 : 303
サンキュー:

9

CoolDoor さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

不運な名作としか言いようがない

賛否が分かれているが、私は素直に「面白い」と感じた。二回見た。

なぜ酷評する者が多いか、それは「君の名は。」「聲の形」といったエンタメ系のアニメ映画が去年大ヒットしたことに遠因するのではと思う。

私の偏見かもしれないが、本来こうした絵柄のアニメはオタク層にしか受けが良くなかった。しかし最近はライトなオタクユーザーが増え、一般層との境目が曖昧になってきたように思う。

そんな中、「君の名は。」などは恐らく普段アニメをあまり見ない層にもストーリーや美麗な絵が評価され大ヒットした。

その為、この「打ち上げ花火」のハードルも変に上がってしまったのではと思う。

この作品はハッキリ言ってストーリーやオチ、盛り上がりといった分かりやすい部分を楽しむ作品ではない。

言ってしまえば雰囲気そのもの、あるいはキャラたちの台詞や表情、そういった表現の部分を楽しむ作品であるように感じた。

ストーリーの秀逸さや事実の整合性、リアリティなどは度返しし、アニメにおける映像美を追求した映画作品と言って良い。

確かにストーリーが素晴らしい作品が評価されるのは当たり前かもしれないが、個人的には、アニメ映画とは総合芸術なのだから、こうしたストーリー以外の部分を楽しめる作品が評価されても良いのではと思った。

もし「君の名は。」の存在やスポンサー絡みの過剰な宣伝がなく、あくまで一アニメ映画として世に出ていたのなら、もう少しまともな評価をされていてもおかしくなかったのではないか。

そういう意味で不運な名作としか言いようがない。

へたくそな紹介文になってしまったが、もしこのレビューを見て「確かにそういう楽しみ方をするアニメなのかもしれない」と共感してくれた人は、ぜひもう一度見てやってほしい。まだの人はそういう楽しみ方をしてほしい。

その方が見る側にとっても作品にとっても幸福なことである。

特に序盤のプールのシーン――なずなが祐介を誘った時の世界と、主人公を誘った時の世界での、なずなの表情や仕草などの対比は一見の価値がある。

投稿 : 2017/08/28
閲覧 : 220
サンキュー:

8

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

個人的には大ファン

映画館で鑑賞。私は大絶賛ですが、賛否がとても割れてます。
ストーリー批判が多いみたいです。

私はこの映画を映像作品として楽しみましたが、ダメでしょうか?
映像と内容がミスマッチ、有名タレントが下手とか聞きます。
もはやそれすら味にしてしまう作品に感じました。
映画は複数話のアニメとは違い、連載漫画とも違う、
根源的に時間的作品で、一回きりです。
それが、マッチしていて、モヤモヤも味になって切ない、
みたいに感じたんですけどね、
ハリウッドやジブリやディズニー的な映画でないことは確かです。
映画館を出た後モヤモヤします。よく言えば、余韻が残ります。

ラストシーンと声優が素人同然な感想
{netabare} ラストシーンの典道の不在、あくまで個人的解釈ですが、
もしも玉の前の持ち主つまりなずなのお父さんは不慮の死
しかも海辺で死んでます。彼はもしも玉を使って死んだと考えると、
ラストで典道の不在は死のメタファーか?

しかもヒロインのなずな不気味ですよね。声が。
アニメで広瀬すずは可愛いアイドルではなく、異物のようです。

菅田将暉は浮いている。この世界観に不慣れで、振り回される。
もしもの世界では風車は逆回転して、先生の胸は小さくなり、、、
もちろん考え過ぎですが、黎明期の深読みエロゲ世代、新房監督とシャフトならやりかねません。
そう考えると、声優やストーリーの理解不能も楽しめるのではないでしょうか。

ただ今の世代には説明不足です、未だに小説や漫画などでは
こういう考察系や伏線回収型が残ってますが、
(同じシャフト制作の原作、絶望先生は最初の嘘アニメがラストのエンディングの島に繋がってる壮大な落ちです。)
これ、アニメでしかも大規模興行はしなくてもいいんじゃないでしょうか。

それはたとえこの映画が伏線や考察系ではない、
ただの薄っぺらいストーリーでも同じです。
もっとわかりやすいものを子供や若者は要求してます。
せいぜいズートピアが限界です。
考察好きな私としては最高でした。
~ {/netabare}

投稿 : 2017/08/28
閲覧 : 200
ネタバレ

もぐりん。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 2.5 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

単純なようで考察系、最後のシーンをどう見る??

原作は1993年に放送されたテレビドラマ作品だそうです、原作は未視聴  ドラマの方の評価は好評価で、
ここにきて心房監督+シャフトでのアニメリメイクとなったようです、ただ原作との改変も多くあるようで
原作ファンからの評価はボロクソで、ボクがネットで検索した評価も散々でしたがそういった情報は完全無視
して劇場で視聴してきました!

【完走後の感想】
結論から言うと、一部ネット等で言われるほど酷くないですよ? ボクは原作未視聴なので原作との比較は
出来ませんし、もちろんツッコミどころはありますが、普通に観ていて楽しめましたw

ストーリーは家庭の事情で引越しを余儀なくされたヒロインのなずなちゃんが海の浅瀬に落ちていた不思議な
玉を拾ったところから始まって、なずなに密かに想いを寄せる主人公典道くんが巻き込まれる感じかな?

不思議な力を宿した玉を願いを込めて投げると願いが叶う・・・

この場合なずなの身に起こったトラブルを何とかしたい、助けたいと願う典道くんの気持ち(願い)がたまたま
【~かもしれない】から過去に戻る、やり直すことだったのでこの作品ではそういった力がある玉ってことに
なってるみたいですね。

さて、この作品を観た最初の印象は、「心房さん、またタイムリープものかぁ」ってことでした、映画を観るまでは
ドラマのリメイクとは知らなかったので、まぁそれはいいんですがこの設定ってもう出尽くした感があって
もう目新しくてドキドキしたりワクワクしたり出来ないんですよね(^◇^;)  

ただ単純に過去に戻ってやり直すって【僕だけがいない街】形式じゃなくて、戻った世界がそもそも
【涼宮ハルヒの憂鬱】のように根本的に改変されているような感じなんです、若しくは無限にある
パラレルワールドを行き来してる感じ、ただ、それは幼い中学生の若い男女の純粋な願いが具現化したと
思えばなんとなくですが納得できます。

ストーリーの設定は可もなく不可もなくってとこでした、甘酸っぱいラブストーリーにSFやファンタジーを
織り込んだような感じで、登場人物は中学生なので女の子に花火に2人で行こうと誘われて戸惑い逃げてしまう
心理描写などは理解できます、いろいろと幼さが残って衝動的に動いてしまう心理も理解の範疇です。

ただ、【君の名は】とかの作品をイメージして視聴すると肩透かしは必至です、君の名はほどのドラマ性はありません、
 子供達の純粋な願いや妄想などがSFっぽく淡々と描かれた作品で全く異なる作品だからです、 

背景や作画は非常に美しくて最高の映画品質、音楽もなかなかに良くてシーンに合っていたと思います、

後、中の人について、 こちらに関してもネットでは散々な言われよう・・・ 
あくまでもボクの感想ですが。

典道くんのCV:菅田将暉さんは、良かったのですがちょっと残念な感じでした、演技してる感がぱないので
今後はもっと自然な演技を期待したいです、 

なずなちゃんのCV:広瀬すずさん、これはボク的にはアリですね!中学生でも大人びた感じの女の子はいるものです、
ボクが中学生の時もこんな子がいましたよ、声のトーンやちょっと鼻にかかったような話し方、魅力的でした(#^.^#)

最後のあのシーン、朝の学校での点呼のシーン、あれはどう解釈していいのか・・・
転校して行ったなずなちゃんを追いかけていったのか? いや、あの世界に残ってしまったのか?? 
それとも典道くんがハッと飛び起きて夢オチだったのか?? これはハッピーエンドだったのか??(^◇^;)

まぁ、外野がなんと言ってようがやっぱり自分の目で観てみるまで分からんなぁっと感じた1本でしたw

投稿 : 2017/08/28
閲覧 : 339
サンキュー:

18

双真 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 2.0 音楽 : 3.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

★★☆☆☆☆

おもしろくなかった!

終始つまらなかった!

本当に期待ハズレ!

投稿 : 2017/08/27
閲覧 : 216
サンキュー:

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打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?のストーリー・あらすじ

物語の舞台は、夏休みのある一日。花火大会をまえに「花火は横から見たら丸いのか?平たいのか?」の答えを求め、町の灯台から花火を見ようと計画する少年たち。一方、クラスのアイドル的存在・なずなに想い寄せる典道は、時間が巻き戻る不思議な体験のなかで、なずなから「かけおち」に誘われることに……。何度も繰り返す一日のなか、なずなと典道を待ち受ける運命は? そして、果たして花火は下から見ても、横から見ても丸いのか?(アニメ映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』のwikipedia・公式サイト等参照)

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放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2017年8月18日
制作会社
シャフト
主題歌
DAOKO×米津玄師『打上花火』

声優・キャラクター

広瀬すず、菅田将暉、宮野真守、松たか子、花澤香菜、浅沼晋太郎、豊永利行、梶裕貴

スタッフ

原作:岩井俊二、 総監督:新房昭之、監督:武内宣之、脚本:大根仁、企画・プロデュース:川村元気、音楽:神前暁、キャラクターデザイン:渡辺明夫

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