天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
当サイトはアリフィエイト広告を利用しています
打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?の感想・評価はどうでしたか?
天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
shino さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
繰り返す、夏のある一日。
とある海辺の町。
花火大会を前に盛り上がる典道と友人たち。
花火って横から見ると丸いの!?平べったいの!?
90年代、新進気鋭の映像作家として名を上げた、
岩井俊二監督の同名実写映画にして出世作。
人生の選択の分岐点をテーマに、
1つの物語で2つの結末を描いています。
{netabare}「なぜ時間が巻き戻るのか」{/netabare}
これは物語を成功へ導く最も重要なファクターだ。
舞台は茂下町、風力発電機が立ち並び、
渡り鳥が羽を休める憩いの渚。
幻想的な夕景と海の上を走る電車。
美しい景観に圧倒されます。
上手く表現できない好きと言う感情。
思春期の少年少女に突きつけられる厳しい現実。
{netabare}「もう1度やり直せれば」と願った先に、
時間の巻き戻しという幻想的な奇跡が起こる。{/netabare}
これは典道が望んだ世界でしょうか?
僕にはヒロインなずなの世界にも思えます。
自転車で駆け下りる海辺の坂道。
飛び込んだプールの水飛沫と夜空に咲く花火。
数々の夏の風物詩が眩しい、
美しくも切ない余韻を残す夏の物語。
これは恋の物語ではなく、
思春期の試練と決別を描いたのではなかろうか。
花火が上がるとき、恋の奇跡が起きる。
涼やかな夏の物語、楽しんで下さい。
タック二階堂 さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
くろゆき* さんの感想・評価
1.8
物語 : 1.0
作画 : 5.0
声優 : 1.0
音楽 : 1.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
わさ さんの感想・評価
3.1
物語 : 1.0
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ふぁんた さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 5.0
声優 : 2.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
DAOKOと米津さんの曲からこの映画の存在を知りました。
曲めっちゃいいんですよね。
「ぱっと」のところが特に。
とにかく、なずながかわいい。
表情ゆたかにいろんな顔をしてくれるので、
中学生男子だったらイチコロですね。
ツンがなくなったガハラさんかな。
制作はシャフトでもちろん作画は申し分もなく美しいです。
化物語等でおなじみのシャフトらしさはかなり控えめですが、
目のアップでキャラの感情を伝えたり、
魚眼風や天地を逆にする構図。
相変わらずな不思議な校舎。
シャフトのよい個性は存分に感じることができます。
物語というか、コマ割りのテンポのよさはさすがシャフトですね。
あまりスケールの大きくないお話でも、PVを観ているかのように
テンポよくシーンが進むので、美麗な作画と合間って目が離せなくなります。
主題曲の「打上花火」はとてもポップで、デュエット曲なので
クライマックスに使って欲しかったですね。
原作は未視聴ですが、岩井監督の「リリイシュシュ」「花とアリス」「PiCNiC」などは大好きなので期待大でした。
ストーリーはあの化物語やまどかを制作したスタッフが!?
と驚くほど盛り上がりに欠け、キャラも印象に残らない残念な結果になっています。
原作があるので仕方がないところもありますが、
お話の中心がなく、単純にタイムリープを繰り返して、
短い期間のifを観せるだけなので、絵でどんなに着飾っても単調です。
製作陣が何を表現したいのかという背骨がなく、
原作ありきのタイムリープというギミックに最後まで引っ張られてしまったという印象です。
その割に他作品ほどタイムリープを掘り下げるわけでもなければ、
中学生の友情と恋と青春を掘り下げるわけでもなく。。。
不思議なもので、同ジャンルでそこまで派手ではない「時かけ」は、
登場人物たちの関係性や人物描写、気持ちの変化などしっかりと表現されていました。
この物語の登場人物はそんなに多くないけど、
これだけの時間を使って誰一人そのキャラが全くみえてきませんでした。
違う言い方をすればキャラに没入できませんでしたね。
主演二人。
広瀬すずちゃんは可愛く好きな俳優なのであまり悪く言いたくないですが、
アニメにはあってないのかな。
菅田くんはひどかったですね。
実写の空間を会した演技・録音と
マイクから直接録音されてしまうアフレコでは仕方がない部分があるにしても、、、
この演技を良しとした監督・音監はじめお偉い様方は劇場でこの演技を聴いて、
聴衆からお金をとれるレベルと納得できたのでしょうか。
声優を絶対使えというわけではなく、
「君の名は」の上白石さんと神木くんのようにベストマッチしている俳優もいます。
マーケティングのためだけに明らかに作品の質を下げるようなキャスティングをしても
興行収入のためならどうとも思わない姿勢は許されるべきではありません。
この映画はシャフトだからと観に行った人も多いと思います。
次作はシャフトファンを裏切らないような神作を期待したいですね。
tomledoru さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
さっくー さんの感想・評価
3.5
物語 : 1.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
映像美だなぁっていうのと米津玄師の『打上花火』で見ようかなと思ったのですが、結論から言うと面白くなかったです、結局なにを伝えたいのか分かりませんでした‥素材はまあ、いいと思うのでストーリーがもっとぴらっぴらじゃなかったら結構面白かったと思います。もったいない!
(・ω ・ さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.0
作画 : 5.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
たわし(爆豪) さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
るーも さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
順順 さんの感想・評価
3.5
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 2.0
音楽 : 2.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
主役2人以外の声以外は凄い良かった
演出のお陰か男のセリフが少なかったのが
せめてもの救い
ただナズナは戦場ヶ原にしか見えない
Takaさん さんの感想・評価
2.5
物語 : 1.0
作画 : 3.5
声優 : 2.0
音楽 : 3.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
ValkyOarai さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
Dave さんの感想・評価
3.7
物語 : 2.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
わりと印象的な主題歌ですし、一時期深夜アニメ枠のCMでヘビロテでプロモートしていたので、ちょっと気になっていました。忘れたころにBSで放送してくれたので視聴したんですが、んー…まあBS放送で充分って感じでしたね。
化物語シリーズのシャフト制作だけあって、作画の綺麗さは期待を裏切りません。キャラデザも一般的にはかわいらしく、魅力的と言えると思います。ただし、化物語シリーズを見ていたなら、【戦場ヶ原ひたぎ】にしか見えないのではないでしょうか。もちろん、性格や声、喋り方などは全く別なのですが、しかし映像の持つインパクトは大きく、デジャヴ感が拭えません。
はじめてその声を聴いた時、ヒロインは花澤香菜かと思ったのですが、すぐに本物の花澤香菜が声をあてるキャラクターが登場して、戸惑いました。実際には最近まで朝ドラで主演を務めていた広瀬すずだったのですが、あるいは声は似ているのかもしれませんね。既に女優として押しも押されもせぬビッグネームですが、さすがの演技力で、声優としても優秀でした。
本作品の最大の問題はシナリオだろうと思います。ようは「もしもボックス」を素晴らしい映像で描くわけですが、タイムマシンにせよ、やり直しものにせよ、回数を重ねるごとに話がよくわからなくなっていく一方、繰り返しはコメディになりがち。それを回避するためには、ギミックを発動させるやむを得ない必要性や発動制限をかける必要があると思うのですが、これが足りない。そうなると、安易なギミックの発動を誘発してしまい、コントみたいになってしまいます。
さすがに映像がいいのでコントとまではいきませんが、最後まで必然性が語られないので、ギミックがギミック以上の意味を持たずに終わり、それが多くの人の「物足りなさ」として残ったのではないでしょうか。
決して悪い映画ではなく、丁寧に作られた映像ではあるのですが、残念ながら琴線に触れるような映画ではありませんでした。
まめもやし♪ さんの感想・評価
2.7
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 1.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
主演2人の声優が酷すぎた。2人のファンには申し訳ないけど、正直キャラクターというより菅田将暉と広瀬すずが普通に喋っているようにしか聞こえなかった。そのせいで典道、なずな というキャラクターとして見ることが出来ず、作品の世界に入り込むことができなかった。
他の声優を使えばおそらく全く違った印象の作品になっていたと思うな。
preston さんの感想・評価
3.0
物語 : 2.0
作画 : 4.5
声優 : 2.0
音楽 : 4.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
ビフォア:微妙なんだろうな~
アフター:やっぱりね~
なずなかわいい、しか印象に残らないアニメ。
ありがちなやっすいSF展開されても、今更おなか一杯なわけです。
てっきりラノベとかなろう系と思っていたら
昔のドラマだそうで。
豪華声優陣(上手いとは言っていない)
悪しき文化そろそろやめない?
アニメ界来たってファンよりアンチ増えるだけだって。
本業の学芸会、もといドラマでがんばってなさいよ。
【満足度65/100】
ダビデ さんの感想・評価
3.2
物語 : 2.0
作画 : 5.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
大重 さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ねいばー さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 2.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
よくあるメインキャストを一般受けさせようとしてこけちゃってるやつ。
たぶん、評価があまり良くないのはこれと、あとは結末が微妙なせい。
それ以外は面白いよ。
シン☆ジ さんの感想・評価
3.7
物語 : 2.5
作画 : 5.0
声優 : 2.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
シャフトさんの作品は結構好きですが、この作品も特徴が出てましたね。
舞台の学校校舎は化物語や電波男~、まどマギのそれとどこか似ているし、ヒロインが落ちてくるシーン、振り返るシーン、髪の水を振り切るシーンなどは、ほぼガハラさんだし。
にしても、ちょっと展開は支離滅裂というか強引というか。映画としてはモノ足りないかな。
主人公の行動やもの言いがじれった過ぎたし、ヒロインが好きになった事にも頷けない。
ヒロインの行動もクエスチョンだらけ。
{netabare}
特に物語の核となる、不思議な玉。
さすがに説明不足かと。
{/netabare}
映像に関しては特に女性の艶っぽさがよく表現されていて個人的にはかなり好き。
音楽も独特な雰囲気で好き。
期待もしていただけに、ちょっと惜しいという感じが一番強い感想となりました。
退会済のユーザー さんの感想・評価
2.8
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 2.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
本当に何がしたかったんだろう?
アニメ化する必要あっただろうか?
原作は小学生が主人公らしいのでそのまま作ればまだ
説得力があって良かったかもしれない
とにかくラストの
「は?ナニコレ???」ってところは最悪でした
映画館で観なくて良かったですよホント
I.S.S さんの感想・評価
3.3
物語 : 2.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
僕が(比較的)好きなシャフト制作のの劇場版だったので、
かなり前から見ようとは思っていました。
ただ時が経つに連れ僕の視聴前の期待は膨れ上がっていき、
最終的には「時かけ超えなるか!?」というところまで来てましたねw
ところが、いざ映画館で見てみると... 結構しょぼかったっす。
「え、これで終わり?!」ってなっちゃいましたね。
かなり期待(前述)していたこともあり、少し残念でした。
まあ見る前の日に皆さんのレビューを見させていただいた際、
結構酷評が多かったことから予想はしてたんですけどね...
以下は各分野の詳細な評価です。
総合評価:66点
物語:☆2.5
{netabare}まさかのここが一番の欠点っていうね... とにかく不足感満載でした。ドラマ版,原作からの(尺の余りによる?)カットが多すぎるし、そのせいか、行動の根拠がはっきりしない場面が数多くありましたね。ラストシーンはその主たる例です。{/netabare}
声優:☆3.0
{netabare}主演だった二人は、明暗がはっきり別れましたかね。広瀬(なずな役)は割りと下手ではなかったですが、菅田(典道役)はおそらくよう実の主人公の中身(名誉のために実名は伏せますが)とほぼ同レベル。経験不足が否めなかったですね。{/netabare}
キャラ:☆3.0
{netabare}なずなが完全にガハラさん。脇役の男4人衆はそれなりに良かったけどやっぱりなずなが完全にガハラさん。だが全体的に見るとキャラの個性は抑えめだった印象です。ところで、なずなって完全にガハラさんですよねww{/netabare}
作画:☆4.0
{netabare}シャフトらしい(?)良作画なシーンも多かったですが、目立ったのはやはり演出の陳腐さ。特別スタッフを入れ替えたわけでもないのにねぇ...普段作ってるようなのとターゲットが変わったからかな?{/netabare}
音楽:☆4・0
{netabare}主題歌「打上花火」は文句なし(このレビューもこれを聞きながら書いてました)でしたが、物足りなかったのはむしろ劇中歌・BGMでしょう。「物語シリーズ」などの過去のシャフトの作品で見受けられた神前ワールドが発揮できていなかったのは残念でした。{/netabare}
この作品を改めて(劇場で見たのは2017年8月20日)振り返ると、
「あれ? これってホントにシャフト??」というシーンが多かった気がします。
つまり「シャフト制作だがシャフト感はない」映画だったということかね。
ドラマ版見てみようかな... 面白そうだし。
聖剣 さんの感想・評価
3.0
物語 : 2.5
作画 : 4.0
声優 : 2.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
昨今のアニメに精通している人なら
新房昭之を指名買いすることが見るきっかけなんだろうけど、
ちょっと年季の入った自称玄人なら
きっと元ネタを引っ張り出してくるに違いない
この元となるのはTVドラマから
そしてその後、劇場公開もされることになるが
自分はそのどちらも見ていないw
が
当時のことはよく覚えていて
実写の監督、岩井俊二はコレを機に一気にハネる
その後の『スワロウテイル』や『リリイ・シュシュのすべて』なんかは
今で言うとこの「意識高い系」にウケた印象だが
自分はそのどちらも劇場では見ていないw
でも
スワロウテイルはTVでやってたの見たかも
んで、
このアニメ作品を見るに際し
元ネタの方も見てみたのだが…
やっぱり
表題のとおり、元ネタの実写版の方が良かったね
まず見て驚いたのは、
{netabare}冒頭からの展開が、セリフから何から全く同じってトコ!
同じ脚本なんだから確かにそうなんだけど
これほど同じだと違和感に感じてしまう
(そもそも、見比べるのが悪いんじゃ…)
いや、冷静になって、
化物語という前例もあるシャフトだし、元ネタに忠実なのは普通なのかぁ
問題は追加されたパート部分にあって…
まぁ、
ここんとこは、きっと他の誰かが詳しく語ってくれているだろうから省こう{/netabare}
個人的な感想は
{netabare}米津玄師って何者?玄師ってケンシって読むんだぁ!?
「打上花火」ってこれか。確かに聞いたことあるゾ!
と、
流行りのアーティストについて造詣を深めることができたことと
実写版のなずな役が
千年さんに匹敵する美少女っぷりに驚きつつ
今では見る影もない劣化具合の
時が経つことの儚さと容赦の無い残酷さを痛感したところかな{/netabare}
退会済のユーザー さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
原作は『if もしも』というオムニバスドラマの一篇で、のちに再編集した映画版が作られた。
AorBの両パターンを見せるというコンセプトで人生の岐路に関わるようなエピソードが多い中、
打ち上げ花火は丸いか平べったいかなんていう結構どうでも良さそうなテーマから、
子供たちのひと夏の出来事、その一瞬を鮮やかに切り取ってみせた名作だ。
そのアイデアも完成度も当時は強烈なインパクトを残し、岩井俊二の快進撃はここから始まった。
今回のアニメ版に合わせて再見したが、子供たちのキラメキがたった45分に本当に見事に凝縮されていた。
子役たちの上手さにも驚いたし(それにしても懐かしい!)、当時の奥菜恵の無敵の可愛さはいまだに語り草だ。
そんなわけで、アニメ版に散りばめられた「if」と「もしも」はドラマへのオマージュ。
前半部は構成から場面設定、セリフ、小ネタに至るまでかなり原作ママで引用している。
アニメ的演出を志向して後半を膨らませた結果、よりファンタジックに「少年版時かけ」になったのはさもありなん。
ただ、元を知らない今のアニメファンには細田版『時かけ』や『君の名は。』の二番煎じにしか映らないのでは。
「岩井俊二のオサレアイデア使って現代版時かけにしてみた!」っていうワクワク感は、
リアタイ世代のただの自己満足でしかないかもしれない。なにしろ思い出フィルターがかかりまくってる。
あとは年齢設定をひとつ引き上げた効果はほとんどなかったと言っていい。
むしろ少年たちのバカな会話は小6のクソガキだったからリアリティがあったし、
大人びた同級生の少女の存在も、少年との関係性にも、子供だからこその説得力があった。
自分の12歳の頃を想像するか、近所にいる小6を見てみて欲しい。
女子が第二次性徴で急激に大人びていく一方で、声変わりもまだでヤンチャ盛りの男子たち。
「うんこ」を連発するのはそんなクソガキどもであって、イケボじゃないのだ。
宮野真守の完成されたイケボで「うんこ」連発されてもリアリティなさすぎでしょう。
俳優たちも十分器用にこなしていたが、その他豪華声優陣も含めて皆、無邪気な子供っぽさに欠けた。
これについては絵も同様。しかし幼稚でもなく大人でもない中途半端な子供っぽさって描けるだろうか。
いや、だからこその中1設定かもしれないが、それならば会話の内容をもっと精査して変えるなり、
いっそのこと高校生にしちゃって青春の青臭さを前面に出すなり、もっと大胆にアレンジするべきだった。
原作ドラマを再見したらほんとにみんなクソガキで生意気で、でもウブで可愛らしくて、だから良かった。
大人になり始める前の、子供時代が終わっていく夏の、ほんの1ページの出来事だったのだ。
脚本大根仁。原作ドラマへの信奉ぶりが仇となったか、SFには不向きだったか。
後半は話が変わっちゃったみたいに急に複雑になって、色々詰め込みすぎてガチャガチャ。
主題歌は文句なし、きらめきと切ない青さが絶妙に混ざっていてとても良かった。
ヘラチオ さんの感想・評価
3.3
物語 : 1.0
作画 : 4.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
なずなは凄く可愛かった。楽曲も良かった。
でも、話見終わったら、ん?しか出てこない。なんだこの終わり方。
夏休み、とある海辺の町。花火大会をまえに、「打ち上げ花火は横からみたら丸いのか?平べったいのか?」で盛り上がるクラスメイト。そんななか、典道が想いを寄せるなずなは母親の再婚が決まり転校することになった。なずなは典道を誘い、町から逃げ出そうとするのだが、母親に連れ戻されてしまう。なずなを救えなかった典道は、もどかしさからなずなが海で拾った不思議な玉を投げつける。すると、いつのまにか、連れ戻される前まで時間が巻き戻されていた…。原作は『Love Letter』『リップヴァンウィンクルの花嫁』の岩井俊二。脚本は『モテキ』『バクマン。』の大根仁。総監督を務めるのは『化物語』『魔法少女まどか☆マギカ』の新房昭之。アニメーションスタジオ「シャフト」と最強タッグを組み、“繰り返される夏の一日”を描いたラブストーリー。
退会済のユーザー さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
編集やコマ割りはいつもよりずっとおとなしめではあったけれど、でもこれはやはり、新房xシャフトじゃなければ作れなかった…というか成り立たなかった映画だと思います。
岩井俊二さんのオリジナルの方は観ていないのですが、どうやらだいぶ違うようなのでかえってそれが良かったのかも。
先入観なしに楽しめました (#^^#)。
「もしも…」なんて考えなたりしなくても、そんなこと望まなくても
この世界は充分に美しくて、自分に必要なものはすべて目の前にそろっているんだけれど
でも、ときには、考えちゃいますね。
もしも、違う時間に、違う場所に生まれていたら
出会う相手も、そのあとの運命も、きっと違っていたのに
とか。
でもやっぱり、生きていくのに「もしも…」は禁句なので
さらっと、ちょっとした感傷をもって、また明日からがんばる わけです。
後悔とか、しないように。
退会済のユーザー さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
退会済のユーザー さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.0
作画 : 5.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
初見が実写なので・・・
本職がCVをしていたならばもう少し・・・
シャフトの映像が好きなだけにモヤモヤです。
ハウトゥーバトル さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
視聴理由 DAOKOさんが主題歌担当
視聴前 題名がいみわからん
視聴後 えぇ
この話は「もしも」を願う話
うん。まさかの非日常...「もしも」を願うと....
「繰り返される夏の一日」....某陽炎デイズ?
なんか周りが「めっちゃおもしろい!」ていうから期待しちゃったけど普通だったな。最近人気上昇中の米津さんとDAOKOさんが主題歌を担当してるからものすごい作品なのかとおもっちゃった。ちょっと残念
キャラが好き。特になずなちゃんね。可愛い
ほかのキャラも良い味してる
作画は良く、海のシーンは綺麗だった
そしてどっかで見たことあるようなキャラデザと作画...物語シリーズか!
ガハラさんだなぁ。やっぱ可愛い
声優は広瀬すずさんと菅田将暉くん。私ですら知ってるからすごい俳優さんたちだよね。広瀬さんはよかったんだけどね...菅田くんがちょっと棒読みかな...まぁ宮野真守さんがいたからそれで4.0かな...
主題歌はDAOKOさんと米津さんの「打上花火」良曲
正直期待はずれって感じがデカいかな...内容的には良かったと思うけど
打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。
あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら。
打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら
こちらのフォーム よりお問い合わせください。
物語の舞台は、夏休みのある一日。花火大会をまえに「花火は横から見たら丸いのか?平たいのか?」の答えを求め、町の灯台から花火を見ようと計画する少年たち。一方、クラスのアイドル的存在・なずなに想い寄せる典道は、時間が巻き戻る不思議な体験のなかで、なずなから「かけおち」に誘われることに……。何度も繰り返す一日のなか、なずなと典道を待ち受ける運命は? そして、果たして花火は下から見ても、横から見ても丸いのか?(アニメ映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』のwikipedia・公式サイト等参照)
広瀬すず、菅田将暉、宮野真守、松たか子、花澤香菜、浅沼晋太郎、豊永利行、梶裕貴
原作:岩井俊二、 総監督:新房昭之、監督:武内宣之、脚本:大根仁、企画・プロデュース:川村元気、音楽:神前暁、キャラクターデザイン:渡辺明夫
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2017年冬アニメ
報われない恋 切ない恋 片想い それってそんなに美しい物ですか 高校二年生の安楽岡花火は、叶わぬ恋に身を焦がしていた。大事な人を傷つけ、傷つけられながらも求めてしまう人のぬくもり。これは、あまりにも純粋で歪んだ恋愛ストーリー。
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2014年春アニメ
引きこもりの青年・シンタローは、パソコンに住み付いた電子の少女エネとともに、部屋の中で鬱々と過ごしていた。壊れたキーボードを買い換えるため、デパートに出かけたところ、なんと人質テロ事件に巻き込まれてしまう。そこでシンタローは謎めいた人物たちに遭遇する…
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2007年秋アニメ
広野紘と新藤景は幼馴染の間柄。紘はクリスマスの夜、景のパーティーに呼ばれていたが、ふとしたキッカケで宮村みやこと遭遇し、紘はマイペースなみやこに振り回されるはめに。 紘のクラスメイトで映研部員の堤京介はクリスマスの街を撮影中、雑踏の中に少女の姿を見つけキャメラを向けるが、つい...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2014年冬アニメ
極道一家「集英組」のひとり息子だが、ごく普通の高校生・一条楽。彼は、10年前、仲良くなった女の子と「再会したら結婚する」という約束をし、その時に貰ったペンダントを肌身離さずに持っていた。そんなある日、楽のクラスにやって来た転校生の美少女・桐崎千棘。最初の出会いから相性最悪で、事...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2009年夏アニメ
高校3年生の少年 阿良々木暦は、文化祭の準備をしていた5月のある日、3年間ろくに話したことのないクラスメイト・戦場ヶ原ひたぎの秘密を知ってしまう。ひたぎは体育の時間には全く参加せず、病院通いを続けているのだが、実は彼女には体重と呼べるものが殆ど無かったのである。暦は秘密を知った日...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2005年夏アニメ
『ぱにぽに』は、氷川へきるによる、ギャグ漫画作品。月刊Gファンタジー(スクウェア・エニックス刊)に連載。 自由すぎる校風の私立高校・桃月学園に 天才ちびっこ先生・レベッカ宮本(通称ベッキー)が赴任!個性的な生徒達と動物達(?)と共に ちびっこベッキーが活躍したりしなかったりするび...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2007年夏アニメ
始まりの季節、春。希望に胸を膨らませた「何事もポジティブにしかとれない少女」風浦可符香は、桜の木で首をくくる「何事もネガティブにしかとれない男」糸色望と出会う。出会ってはいけない2人だったが、望は可符香の高校の新しい担任の先生だった。 望が受け持つ2のへ組は、望や可符香に負け...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2010年秋アニメ
嵐山歩鳥は、丸子商店街の喫茶店「シーサイド」で、ウェイトレスのアルバイトをする女子高校生。ある日、マスターの磯端ウキが、店を繁盛させる秘策を思いつく。それは、話題のメイド喫茶だった。しかし、関係者が誰もメイド喫茶を知らず、ウェイトレスがメイド服を着ればメイド喫茶だろうと「シー...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2013年冬アニメ
引きこもりの「ささみさん」と奴隷体質の「お兄ちゃん」のささやかな生活に降りかかる、八百万の神々による怪奇現象。 そして、個性あふれる「邪神三姉妹」とのありえないラブコメ。 そんな日常系として描かれる非日常の物語。
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2006年7月15日
東京の下町にある高校に通う女子高生・紺野真琴は、ある日踏切事故にあったのをきっかけに、時間を過去に遡ってやり直せるタイムリープ(時間跳躍)能力に目覚めてしまう。最初は戸惑いつつも、遅刻を回避したり、テスト問題を事前に知って満点を取ったりと、奔放に自分の能力を使う真琴。そんなあ...
ジャンル:Webアニメ
放送時期:2017年8月4日
チームの中で役割が変わり、騎士達は新たな試練に直面。時を同じくして、ガルラにも大きな変化が訪れていた。宇宙の命運をかけた戦いは、まだまだ終わらない!
ジャンル:Webアニメ
放送時期:2017年7月6日
宇宙の平和を守る巨大ロボット、ヴォルトロンの活躍が再び始まる! シーズン1での激闘を経て、パラディンたちはさらなる試練に立ち向かう。銀河同盟の拡大を目指す彼らの前に、ガルラ帝国の新たな脅威が立ちはだかる。そして、ヴォルトロンの秘められた力と起源に迫る謎が次々と明かされていく。 ...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2017年夏アニメ
隅々まで探索されつくした世界に、唯一残された秘境の大穴『アビス』。 どこまで続くとも知れない深く巨大なその縦穴には、奇妙奇怪な生物たちが生息し、今の人類では作りえない貴重な遺物が眠っている。 「アビス」の不可思議に満ちた姿は人々を魅了し、冒険へと駆り立てた。 そうして幾度も大...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2017年7月15日
それは一切の争いが禁じられ、全てがゲームで決まる 《盤上の世界(ディス・ボード)》が 創造されるはるか以前の出来事。 世界を統べる唯一神の座をめぐり、終わりの見えない大戦が続いていた時代。 天を裂き、地を割り、星さえも破壊し尽くさんとする凄惨な戦争は、 戦う力を持たない...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2017年夏アニメ
『ようこそ実力至上主義の教室へ』の舞台となるのは希望する進学、就職先にほぼ100%応えるという名門校・高度育成高等学校。 ここは優秀な者だけが好待遇を受けられる実力至上主義の学校で、入試で手を抜いた主人公・綾小路清隆は、不良品が集まる場所と揶揄される最底辺のDクラスに配属されてし...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2017年夏アニメ
舞台は19世紀末、巨大な壁で東西に分断されたアルビオン王国の首都ロンドン。伝統と格式ある名門、クイーンズ・メイフェア校には、5人の少女たちが在籍していた。彼女たちは女子高校生を隠れ蓑に、スパイ活動を展開。変装、諜報、潜入、カーチェイス……。少女たちはそれぞれの能力を活かし、影の世...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2017年夏アニメ
————かなえたい、夢がある! 「まんがタイムきららキャラット」にて連載中の大人気4コマ「NEW GAME!」のTVアニメの続編が待望の製作決定! 高校卒業後、ゲーム制作会社「イーグルジャンブ」に入社した涼風青葉は、幼い頃に夢中になって遊んでいたゲームソフト「フェアリーズストーリー」のシリー...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2017年夏アニメ
3月13日、大学受験の日の朝。臥煙伊豆湖の振るう怪異殺しに切り刻まれ、阿良々木暦は死んだ―― だが死んだはずの暦は、とある場所で目を覚ます。 そこにいたのは、成仏したはずの八九寺真宵だった。 不思議がる暦に、彼女はこう告げた。 「ここはですね――阿良々木さん。地獄です」 そして暦は自...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2017年夏アニメ
舞台は、日本政財界有力者の子女が集う名門・私立百花王学園。この学園でもっとも重要な能力は、勉強や運動ではなく「駆け引き」「読心術」「勝負強さ」――つまりギャンブルの強さが全てを決める。学園はギャンブルによる階級制度(ヒエラルキー)で支配され、その頂点には絶対的権力を誇る「...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2017年夏アニメ
ゲーム好きで“ぼっち”な高校生・雨野景太、学園一の美少女でゲーム部の部長・天道花憐、景太と犬猿の仲の星ノ守千秋、“リア充”だが実はゲーム好きの一面もある上原裕ら個性的なゲーマーの青春を描いたラブコメディー。