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「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(アニメ映画)」

総合得点
68.8
感想・評価
463
棚に入れた
1789
ランキング
1995
★★★★☆ 3.3 (463)
物語
2.9
作画
3.9
声優
2.9
音楽
3.7
キャラ
3.2

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打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

てんてん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 1.5 作画 : 3.5 声優 : 2.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

ひどい

昔cmやってたから見てみた。
内容ひどすぎ。俳優を声に起用するな!!作画と曲で成り立ってる作品。

投稿 : 2024/07/11
閲覧 : 56
サンキュー:

1

ネタバレ

tinzei さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 2.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

広瀬すずはまだいい、菅田将暉は・・・・・・・

皆が言う通りストーリーと声、この二つに尽きる。

アニメに限らず全ての作品に言えることだけど、こういう中途半端な終わらせ方が一番ムカつく。
オチを匂わせるにもひと段落ついてから匂わせるものなのに、この作品に関してはどういう展開で終わったのかすら分からない。せめて駆け落ちが成功した描写か、母親と話し合う描写がないと、視聴者には「?」しか残らないし、最後に点呼を取ってた世界が改変後の世界なのか戻った世界なのかとかも良く分からなかった。
映画のレビューサイト観てると原作とは描き方が全く違うようだから、原作というより変なビー玉を出した制作陣に問題があったのかも。そもそも原作はifの世界線を描いてるはずなのに、この作品の場合ifじゃなくてタイムループと改変だからまずそこから間違ってる。


次に主人公の声優が酷すぎる。
広瀬すずはまだ良い、多少なりともキャラクターの感情表現が出来てたし、歌は下手だったけど許容できる範囲だった。
それに比べて菅田将暉はホントに酷い、キャラクターの感情表現よりも発音を重視してるし、元々菅田将暉は声というより表情や動きの演技力が高い人なのに、実写の時と同じような演技をするから余計に酷い。ちゃんと声優と俳優の演技を分けられるになるまで声優としては活動しない方が良い。

それとこれは個人的な感想だけど、菅田将暉の声で素直になれない男子中学生のキャラ見てるとイライラする。


アニメーションに関しては「一般向けのシャフトだった…」くらいの感想しかない。
もちろん良かったんだけど、シャフトの劇場版は『まどマギ』と『傷物語』のイメージしかないから、こういう正統派なラブストーリーで描かれると少し違和感がある。

歌が大バズりしたのは知ってたけど、今観たら再生回数5億回って……海外の人はこういうのが好みなのかな?

投稿 : 2023/04/01
閲覧 : 179
サンキュー:

1

ネタバレ

ハル さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 1.0 作画 : 4.5 声優 : 1.5 音楽 : 4.5 キャラ : 2.0 状態:観終わった

脚本が残念

監督が松田聖子好きなのかしらんが、謎の松田聖子カバー祭り(当方は飛ばしました)からの、視聴者の想像におまかせしますEND・・・作画と音楽が良いだけに非常に残念な作品でした。 エンドクレジット後に後日談的なのがあれば未だ観れる作品でした。

投稿 : 2023/01/10
閲覧 : 171
サンキュー:

1

ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

新SFスーパー英雄(?)列伝29

畑○葉子
「下から横から どうぞ♪」
(や、やめろ~物をなげないで~ うぎゃっ)

まあ後ろから見るか?前から見るか?好きなところから見ればいいんですけど(おい)大事なのは誰と見るかですよね(うんうん)

って、何の話だ(汗)
よ~やく見る事が出来ました。
映像はキレイですし、曲も良かったです。
ただ、あまり心に残らないと言うか、引き付ける何かがあとひとつ足りない感じでした。
同じ時間を繰り返す作品として
「時をかける少女」
があります。
あっちは見てるうちにどんどん引き込まれていったんですけど、この映画はそこまでいかなかったというのが、正直な感想です。

おまけ
なずなを救えなかった典道は、不思議な玉を投げつける。すると、いつのまにか、連れ戻される前まで時間が巻き戻されていた・・・
なずな
「いや~だ~(典道を見て)このままだと天地人のしょーもない感想にサンキューさせられるの、助けてーっ」

・・・いや、そこまでいやがらなくても(涙)

おまけその2
なずなを救えなかった典道は、不思議な玉を投げつける。すると、いつのまにか、連れ戻される前まで時間が巻き戻されていた・・・
「おいっ」
「(典道)えっ?」
「こんなに簡単に時を戻せるってズルイだろ~が。俺なんて時を戻すのに死ななきゃいけなんだぞ」

・・・いや、それはRe:ゼロ(ぎゃ~)

投稿 : 2022/06/26
閲覧 : 227
サンキュー:

12

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

打ち上げ花火、この世界から見るか?あの世界から見るか?

公式のINTRODUCTION
{netabare}
夏休み、とある海辺の町。花火大会をまえに、「打ち上げ花火は横からみたら丸いのか?平べったいのか?」で盛り上がるクラスメイト。そんななか、典道が想いを寄せるなずなは母親の再婚が決まり転校することになった。なずなは典道を誘い、町から逃げ出そうとするのだが、母親に連れ戻されてしまう。なずなを救えなかった典道は、もどかしさからなずなが海で拾った不思議な玉を投げつける。すると、いつのまにか、連れ戻される前まで時間が巻き戻されていた…。原作は『Love Letter』『リップヴァンウィンクルの花嫁』の岩井俊二。脚本は『モテキ』『バクマン。』の大根仁。総監督を務めるのは『化物語』『魔法少女まどか☆マギカ』の新房昭之。アニメーションスタジオ「シャフト」と最強タッグを組み、“繰り返される夏の一日”を描いたラブストーリー
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作 : 岩井俊二
脚本 : 大根 仁
総監督 : 新房昭之
企画・プロデュース : 川村元気
監督 : 武内宣之
キャラクターデザイン : 渡辺明夫
音楽 : 神前 暁
アニメーション制作 : シャフト
主題歌 : DAOKO × 米津玄師 『打上花火』
(c)2017「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」製作委員会
{/netabare}
キャスト{netabare}
なずな : 広瀬すず
典道 : 菅田将暉
祐介 : 宮野真守
純一 : 浅沼晋太郎
和弘 : 豊永利行
稔 : 梶 裕貴
なずなの母の再婚相手 : 三木眞一郎
三浦先生 : 花澤香菜
光石先生 : 櫻井孝宏
典道の母 : 根谷美智子
典道の父 : 飛田展男
祐介の父 : 宮本 充
花火師 : 立木文彦
なずなの母 : 松 たか子
{/netabare}


感想
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
夏休み、とある海辺の町。花火大会をまえに、「打ち上げ花火は横からみたら丸いのか?平べったいのか?」で盛り上がるクラスメイト。そんななか、典道が想いを寄せるなずなは母親の再婚が決まり転校することになった。なずなは典道を誘い、町から逃げ出そうとするのだが、母親に連れ戻されてしまう。なずなを救えなかった典道は、もどかしさからなずなが海で拾った不思議な玉を投げつける。すると、いつのまにか、連れ戻される前まで時間が巻き戻されていた…。
{/netabare}
感想
{netabare}
おはなしは
アニメ版「時をかける少女」の男女逆バージョンみたいな感じかも?

ただ、主人公の典道クンが、性格がはっきりしなくって
ダラダラなんどもやり直す、みたいなところが気になった。。

はじめなずなにさそわれたのが友だちの祐介クンで
その祐介クンがはっきりしないからなぐって、べつの世界線に移ったのに
こんどは自分もはっきりしない態度で失敗して
なんどもくり返して、やっと。。ってかっこよくなかった。。

それで、ただでさえ、おはなしがくり返すのに
典道クンがはっきりしないから
おはなしが長く感じちゃったのかも?


そんな、はっきりしない男子が変?
ふつうのラブコメって、もっと男子がかっこいいよね?
って思っててみんなのレビュー読んだら
原作だとみんなが小学生だったみたいで
それで、なんか、ラブコメっぽくない理由が分かったかも?

にゃんは、典道クンも祐介クンもふつうに子どもで
クラスにいたら、なずなはきっとどっちも好きにならないって思う。。

なずながはじめ、祐介クンに声をかけたのって
ほんとはどっちでもよかったから、じゃないかな?って

なずなは恋にあこがれてただけで
もし、幼なじみに、カッコイイ高校生とかいたら
その人に声かけてたかも?w


それに男子たちも、女子を気にしてるみたいだったけど
恋愛とかより、ふつうに友だちと遊んでる方が楽しかったんじゃない。。

だからさいごは、ムリヤリ、キスさせて
ムリヤリ、ラブストーリーにしたみたいな気がした。。


あと、さいごのシーンで、なずながいなかったのは当たり前だけど
典道クンまでいなかったのは何だか、ぜんぜん分からなくって
灯台が映ってたのは、何だったんだろう。。


そんな感じ」だから、おはなしははじめダラダラ。。
とちゅうからちょっと「どうなるんだろう?」っておもしろくなってきたのに
さいごはイミフな終わり方で「えっ!?」

そのあとが何かありそうで、エンドロールもさいごまで見たけど
何にもなし。。って
見てる人たちに考えてもらおうって思ったのかもだけど
ヒントくらいないと、何だかダマされたみたい。。


あと、声優さんだけど
中学生にしては、おじさんっぽい低い声で
とくに典道クンは棒読み、ってわかるくらい。。

なずなもそんなにうまくはなかったけど
ふつうの新人声優さんでも、そうゆうときがあるから
そんなに気にならなかった。。


キャラデザはシャフト、ってすぐ分かる感じで
背景とか、花火のスペシャルエフェクトみたいのとか
絵はすごくきれいだった☆


音楽は、あんまり気にならなかったけど
電車の中でなずなが歌った歌とか、EDはよかった☆
{/netabare}
{/netabare}


見おわって。。

恋にあこがれる気もちって、みんなにあるって思うけど
恋にあこがれてただけの男子を
ムリに、かわいい女子とくっつけようってしてたみたいで気になった。。

ホントにやり直したかったのって
このおはなしを作ってる、おじさんたちだったのかも?

投稿 : 2021/11/03
閲覧 : 451
サンキュー:

61

ネタバレ

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.5 作画 : 4.0 声優 : 2.0 音楽 : 4.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

原作が気の毒。

【概要】

アニメーション制作:シャフト
2017年8月18日に公開された劇場アニメ。
原作は、タモリがストーリーテラーを務めたオムニバステレビドラマ『if もしも』
の第13回のエピソードで1993年8月26日に放送された岩井俊二監督の実写ドラマ。
総監督は、新房昭之。
監督は、武内宣之。

【あらすじ】

海辺の茂下(もしも)町。夏休み中の8月1日の登校日。
その晩には茂下神社で夏祭りと花火大会が開催される。
快晴の通学風景のなかで海の浅瀬でガラス玉を拾う少女がいた、

中学一年生の島田典道は、同級生のその美少女・及川なずなが密かに気になっていた。
教室内でぼんやり彼女を視界に入れていた典道は、同じクラスの男子・安曇祐介に、

「なずな可愛いよな」「つうか、告りてえんだけど」

と、くだけた口調で打ち明けられた。

その後、掃除当番でプール掃除に行った典道と祐介の二人。
プールには先客の水着姿のなずながいた。
賭け水泳をする典道と祐介だったが、なずなも参加して3人は50メートルプールで競争。
勝った祐介は、なずなに花火大会を一緒に観に行こうと誘われた。

そして、教室に戻ると男子3人が「花火は横から見たら丸いのか?平べったいのか?」
の話題で盛り上がっていて、会話に加わった典道と祐介を含めた男子5人で灯台に行って、
打ち上げ花火を真横から見て確認しに行く約束をした。そして帰宅。

父親を亡くしていたなずなは、母親が新しく別の男をひっ捕まえて再婚が決まっている、
そして自分も親たちの都合につきあって転校しなければならないことに不機嫌だった。

一方で祐介は、典道の家で一緒にテレビゲームで遊んでいた。
なずなを相手にすることに臆病になったのか?男の付き合いでサボる口実が出来て安堵したのか?
自分はなずなとの約束を完全にすっぽかすつもりでいるのを典道に言う祐介なのだった。

プールでの勝負で足を怪我していた典道は、祐介の紹介で彼の父親の病院で診てもらうことになり、
典道は、約束どおりに祐介を迎えに来ていた浴衣姿のなずなと病院で会い、
治療を終えた典道は伝言を頼まれていて、祐介は来ないことを代わりに彼女に告げたのだった。

病院を出て歩きながら話す典道となずな。

スーツケースを持っていて実は家出をしてきたと典道に言うなずな。
彼女は、プールでの勝負に勝ったほうを花火に誘うつもりだった、
典道が勝つと思っていたことを告白するのだった。

結局、なずなは母親に見つかり捕まって引きずられて、典道に助けを求めるのだが、
なずなと母親が去っていくのを為すすべもなく見ている典道なのだった。

その母娘の修羅場を目撃した、祐介たち花火を見に行く男子4人。
笑ってる態度にむかついた典道は、祐介に馬乗りになって殴りかかるのだった。

「もしも、あの時プールで怪我せずに自分が勝っていたら?」と思いながら、
なずなが海で拾って、ついさっき落としたガラス玉を典道が投げつけると、時間が巻き戻った。
異なる世界線のプールでの競争に勝った典道は、なずなに花火大会見物を誘われたのだった。

【感想】

アニメのついでに実写の方も観てみました。

主人公の島田典道を演じるのは『あっぱれさんま大先生』に8年間出演していた山崎裕太で、
当時中学1年生。ヒロインの及川なずな役の女優・奥菜恵は中学2年生。
このふたりが実写では小学6年生を演じています。

週刊少年ジャンプとスーパーファミコンが大好きで勉強に興味なく友達と遊んでばかりの、
声変わり前のありふれたガキンチョな小学6年生な典道が、
皆より一足早く少女に成長してしまったものの心が身体に追いついていない、
なずなの背伸びや両親への小さな反抗にドキドキしながら付き合わされる話。

子どもには子どもの世界があり、おとなになって同じことをやっていたらバカだと思われる、
半ズボンの男子どもの子どもであるが故の無邪気な身勝手さにノスタルジーを感じつつ、
そこに小6設定にしては背が高く大人びた奥菜恵演じる少女の姿との対比を見せながら、
恋と呼ぶには感情が幼いふたりの一夜限りの小さな冒険を描いた情緒的な作品でしたかな。

それをアニメでリメイク!「君の名は。」と同じ川村元気プロデューサーで制作担当はシャフト。
「化物語」「魔法少女まどかマギカ」など数々の人気作品の実績を評価されてのことでしょうが、
シャフトのアニメ演出はネタを仕込みまくった動く紙芝居が基本路線で、
アニメーションが一般層に再評価されるきっかけになった作品の監督である、
新海誠的なものとは正反対ですね。
原作の空気感を再現したいならバッチリ実写でリメイクすれば良いことなのですが、
ここは敢えて実写に寄せたりせずにシャフトにしか作れないアニメ表現が期待されたのでしょうか?

しかしながら、実際に出てきたアニメは好きではないですね。
原作から変更した主人公の典道の登場シーンではトイレでウ○コの真っ最中で、
更にはトイレの扉越しにカレーの話を母親としだすという。
こういうのを面白いと思ってやっているのでしょうかね?

典道ら子供たち全員を小6→中1に設定を変更したせいで、
甲高い声の半ズボン男子共の子ども特有の稚気ゆえの大人をからかうなどの行動が、
野太い声のイキった学ラン中学生の幼稚で下品なセクハラに。
あの世代の子どもにしか出せない輝きを映像であらわした原作ドラマと趣が変わってしまいましたね。
あの年代の一学年の違いは大きいです。

演技上の都合で年齢設定を変えたということですが、
菅田将暉に広瀬すずと人気俳優を典道となずなに使いたいがために、
演技をキャラに合わせるのでなくて演者の都合にキャラを合わせるということに。
結果的に特に菅田将暉の声が実写とは逆に野太く、背の低い中1少年に合ってないですね。

ぽよよんろっく(渡辺明夫)氏のアニオタ向けの媚びたキャラデザ。
ヒロインなずなは、「化物語」の戦場ヶ原ひたぎにキャラデザも服装も酷似。
公立校である設定のはずの女子制服のスカートが妙にフリフリなスリット構造で視線を誘導している。
男子も、典道と祐介が普通のガキンチョだった原作ドラマと比べて祐介の見た目が無駄にイケメン化?

評価されている過去の原作ドラマ&人気アニメ会社&人気俳優と、
大人の都合で人気要素を寄せ集めた結果、深夜アニメそのままのやり方で作ってしまいました?
良くも悪くも子どもたちの直情的な純粋さを扱っていた原作ドラマと比べて、
やたらローアングルや胸元重視でなずなを性的に描くわで媚びた画作りが鼻につきます。

そこは思春期?の典道の目線で性への目覚めを意識して、
「なずな、エロかった!」と視聴者に満足して欲しかったのでしょうか?

また、分岐するストーリーのどちらを選んでも成就しない典道の恋心が切ない原作と比較して、
このアニメではバッドエンドを迎えるたびにタイムリープして典道に都合の良い世界に改変して、
リープを繰り返すたびにヒロインなずなも男の妄想の産物のような媚びた存在にどんどんなっていき、
ついには電車の中で松田聖子の『瑠璃色の地球』を歌い出すという、この映画のハイライトシーンに。

おとなになる前の少年少女の素材を活かしたのが原作の実写ドラマであるならば、大人の事情で、
深夜アニメら創作の人気要素や俳優起用などトッピングをごてごてとしまくった厚化粧がアニメ版。
シンプルな構成の原作ドラマから、アニメ的な演出の映像と音楽で二倍の長さに引き伸ばしています。

ひたすら男性目線に媚びまくったアレンジの数々が、
ターゲットを絞ったオタク向けの深夜アニメとして作られたのならともかく、
約300スクリーンで一般層向けを狙ったにしてはTPO(時と所と場合)を弁えた作りになっていなく、
やってることはいつもどおり普段着のシャフトですが芝居でキャラの魅力を引き出すでもなく、
背景を利用した虚飾たっぷりの演出のやり方が今回は原作ドラマとの相性が悪すぎたのかな。

ネットでは酷評が多いアニメ映画ですが、映像で伝えていることが変わってしまったためか、
これを見ずに1993年の原作ドラマを見たほうが良いと言われるのも当然かな?と思いました。

物語シリーズが好きでいつもどおりのシャフト作画と音楽が楽しめればいい!
という割り切りが出来ていて原作ドラマとの差異を気にしない人ならば、
それなりには楽しめるとは思いますけどね。


これにて、感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2021/08/15
閲覧 : 371
サンキュー:

39

ネタバレ

桃ちん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

なるほど

酷評されてたのでついつい敬遠してましたが、先日たまたま観る機会がありました。

なるほど…

酷評される気持ちもわかりますが、期待値低かった分私は思ってたよりは…ってのが正直なところ。

酷評されるべきはメイン2人(特に男w)のCVですね。

これが全てを台無しにした感あります。

脇の声優陣はしっかり固められてましたし、作画も流石のレベル、ED曲も良曲、唯一メイン2人の声で色々入るものも入らなかった感じですかね。

1時間半のPVとして観れば良いかとw

投稿 : 2021/02/06
閲覧 : 271
サンキュー:

7

ネタバレ

Fanatic さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 1.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ラストシーンを、わたしなりに考察(◍>◡<◍)

まずは作画から。

新房監督×シャフトの劇場版アニメということで、当然クオリティは高いです。
もっとも、これくらいの物は作ってくるだろうと予想はしていましたから驚きもないですが、キャラデザも物語シリーズ等を手掛けた渡辺明夫さんなので、一目でシャフトと分かる絵作り。
シャフト節はそこまでキツいとも言えませんが、それでもアニメを観慣れていない一般層には、ちょっとエキセントリックに映るかもしれませんね。

序盤、花火を横から見ると、丸いか平べったいか……という疑問について、男子生徒たちが真剣に話し合っているシーンがあります。
中学生にもなってそんなことも分からないのかな?と違和感を覚えましたが(今は平面的な特殊花火もあるので、平面が一概に間違いとも言えませんが)、これの原作は、設定が小学生なんですね。

花火についての話題は作品の根幹に関わるので変更はできなかったのでしょうけど、それならなぜ、わざわざ中学生の設定に変えたんでしょう?
小学生の設定のままでは売れないと思ったのかな?
そんなこともないと思うのだけど……。

内容は、いわゆるタイムループもの。
主人公の島田典道が「もしもあの時、〇〇だったら……」と呟いて謎の玉を投げる度に、分岐点まで遡って過去をやり直せる、というお話。

但し、単なるタイムループではなく、過去に戻る度に、友達の意見が変わったり、電車が海の中を走ったりと、世界に異変が起こっていきます。
世界線の移動ではなく、トワイライトゾーンのような平行異世界に迷い込んでいく感じは、湯浅監督の「四畳半神話体系」に少し似ています。

主人公二人のCVは評判が悪いようですが……確かに、これは擁護できないか。
典道役の菅田将暉さんのミスキャストが悪目立ちしていますが、及川なずな役の広瀬すずさんも、良いわけではありません。
脇役のほとんどは本職の声優さんで固められているので、余計に主人公二人の拙さが浮いてしまっています。

この手の劇場版アニメを観る度に思うのですが、いい加減、本職以外の俳優を起用するのは止めて欲しいなぁ、って思います。
話題作りで脇役に起用……くらいならまだいいのですが、メインキャラともなると、作品に対する影響度が悪い意味で大きすぎます。

ただ、この作品が埋もれてしまった根本的な理由は、脚本が地味だということに尽きるんじゃないでしょうか。

脚本を担当された大根仁さんはテレビドラマなどを中心に活躍されている方で、アニメ作品に携わったのは本作だけ。
そのせいかどうかは分かりませんが、展開にワクワク感もないですし、印象的なシーンも少ない。
脚本のせいではありませんが、典道も、魅力的なヒロインのなずなに比べてかなり見劣りするというか……ぶっちゃけ、カッコ良くない。

個人的にいいなと思ったのは、なずなが親に連れ戻されそうになった時、思いのたけを叫ぶシーンと、同じくなずなが瑠璃色の地球を歌うシーンくらいでしょうか。

致命的だったのは、ラストシーンの分かり辛さ。

以下では、私なりに、ラストシーンについて考察を加えてみました。
ネタバレ度が強いのでご注意下さい。
{netabare}
クライマックスの海のシーン、

なずな「ねえ典道くん、次会えるの、いつかな?」
典道「え?…あっ……なずな!……」
なずな「……なによぉ? 言ってよぉ?」
典道「俺は、なずなのことが……」

ここで、砕け散る謎の玉と共に、空に散らばる欠片たち。
その一つ一つに、二人の〝未来〟の映像が映し出されていきます。
最後に典道が掴んだ欠片には、口付けを交わす典道となずなの姿が……。
それを見て、何かを決意したように海へと飛び込み、なずなの元へ向かう典道。
恐らくこの時、彼はなずなと共に別の世界へ旅立つ決心をしたのではないでしょうか。

二人を祝福するように輝く、満天の花火。
再び見つめあい、微笑みを交わし、抱き合う二人。

なずな「次会えるの、どんな世界かな?」

どう答えてよいのか分からず、黙ってなずなを見つめ返す典道。
やがて、「楽しみだね」と囁いて典道の元から泳ぎ去っていくなずな。
少し寂しそうに微笑むなずなと、ボォ――ッと彼女を見送る典道……。

一瞬、離別ルートの結末だったのかな?と思いましたが、ラストの教室で典道も消えていたことから、やっぱり二人は別の世界で結ばれたんだと解釈しました。

一緒に泳いで行かなかったのは、これまでの世界に全く未練のないなずなと、まだ僅かに後ろ髪を引かれる典道の違いかな?
ただ、見ようによっては、二人で神隠しにあったような不思議な印象も受けます。

様々な解釈ができる余白を残したラストシーンは、狙ってそうしたのでしょう。
しかし、全編を通して観念的・抽象的な演出が多かっただけに、最後くらいは制作サイドの解をはっきりと示したラストシーンが用意されていたなら、評価もだいぶ違っていたように思います。
{/netabare}
以下は、テーマ曲「打上花火」の一節です。

パッと光って咲いた花火を見ていた
きっとまだ 終わらない夏が
あいまいな心を 溶かして繋いだ
この夜が 続いて欲しかった……

――酷評が多いようですが、そこまで悪い作品ではないと思いますよ(ˊᗜˋ;)

投稿 : 2020/11/10
閲覧 : 255
サンキュー:

6

ネタバレ

岬ヶ丘 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

予想はしていたが……

 なんとなく予想はしていたが、あまり楽しめなかった。物語がタイムリープのような構成になっているのはよいが、繰り返しにあまり意味が見いだせなかった。ラストもかなり曖昧な終わり方だし、モヤモヤが募る。

 作画や音楽は素晴らしかったが、総合的に見て、この作品をわざわざアニメ化する意味があったのか疑問。

視聴日 20/8/12

投稿 : 2020/09/21
閲覧 : 229
サンキュー:

2

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

地上波でもつまらない作品をながすんだね

背景の作画はとてもきれい。よって始めは期待感が高まっだが、だんだんとそれはしぼんできた。始めの一時間はよくある高校生の学校の生活を描写しただけ。ストーリーが変化した場所といえばプールで競争した場所だけ。退屈で仕方なかった。なぜ退屈なストーリーになったのかといえば原作をアニメのために引き伸ばしためらしいとネットに書いてあった。
一時間過ぎたあたりから駆け落ちみたいなストーリーになったが、あまり共感できなかった。誤った選択肢を選び、恋愛が失敗するとタイムリープして過去に戻ってやり直すというストーリーだったけれども、後半に内容を詰め込みすぎてついていけなかった。

投稿 : 2020/09/18
閲覧 : 192
ネタバレ

たくと さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 1.0 状態:観終わった

もったいない、最高のスタッフが・・・

最高のスタッフ、制作会社、シャフト が集まって
世にも奇妙な物語 の流れをくむ  if もしも の名作のリバイブ映画。


絵はさすがシャフト、崩壊することなくとても綺麗に見せてる、
主題歌はあの米津玄師、琴線に触れてくるメロディライン
絵と音楽がばっちりの世界観。

君の名はの成功を見て、
過去の名作探してきて、
君の名は、シュタゲ、千と千尋、時をかける少女、化物語、まどかマギカ 等々の
いい場面をつぎはぎして、
実績ある演技ができる声優陣、

若者に大人気の菅田将暉くんと、広瀬すずちゃん!

さらに今をときめく米津玄師さんと、名作を生み出すシャフトさんを絡めれば、
絶対名作できますよ!!!!

・・・できませんでしたー 笑。

菅田君は悪くないと思う、キャスティングした大人が悪いw。

すずちゃんは頑張ってた。今後も期待できるかなと。

最初1時間は全く話が進まない、
残り1時間はだんだんいりくんできたなってとこで、
とんでも展開w。

最後も投げっぱなしジャーマンで、映画好きの友達もどういうことだったの?って
聞いてきたくらい 笑。

シャフト、広瀬すず、米津玄師ファンならMVとしていいかもしれない。

雰囲気映画。

ただ、
広瀬すずちゃんかわいかった、瑠璃色の地球も最高だった。

投稿 : 2020/09/04
閲覧 : 214
サンキュー:

3

ネタバレ

みーた  さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

評価が難しい作品

公開以降、なんとなく喰わず嫌いになっていましたが、
お盆の時期に暇だったこともあって視聴。
ちなみに岩井俊二の原作は未見、本作視聴後にあらすじのみ把握。

まずよく言われている主演声優が拙いという意見についてですが、
確かに予告を見ると「うーん、これはどうか」という出来でかなりの覚悟をしてみたのですが、
全編を通してみると個人的にはほとんど気になりませんでした。
菅田将暉に関しては、
若干棒に聞こえたり、表情と声のテンションが合っていなかったり、という場面がないわけではありませんでしたが、
作品に集中できないといったことは全くありませんでしたし、良さが出た場面も多かったです。
広瀬すずに関してはむしろ素晴らしかったです。大人っぽさと悪戯っぽさが上手く両立していて、型に嵌まった声優には出せない良さがありました。

音楽は主題歌、挿入歌、劇伴どれも素晴らしかったですし、
作画も全体を通してみると美しく、
かけるべき場所にきっちりお金をかけたいい映画という印象です。

ただ、、、
シナリオがどうしても納得できないんですよね。。。
{netabare}
まず、時代背景からしてさっぱりわかりません。
円形校舎、ONE PIECE、次世代ゲーム機、観月ありさ、といった背景やセリフは容易に特定の時代を想起させますが、それがばらばらで意図が伝わってきません。
また、この映画の登場人物は全体的になんというか
セクハラというかコンプラ的に真っ黒な発言が目立っていて、
それもその時代背景がはっきりしていれば別にいいと思うのですが
この映画の場合その部分がぐっちゃぐちゃなので
なんかいいとか悪いではなくただただ気持ち悪いんですよね。

ラストシーンに関してもよくわからないです。
物語がタイプリープ以降は現実からどんどん離れる方向に進んでいて、
最後現実に戻るのですが、
ラストシーンはどう解釈しても矛盾が生じる気がして…

水泳のシーンで祐介に対してだけ「好きだから。」と言ったシーンや、
なずなの父があの玉を持ったまま倒れていたシーンからすると、
タイプリープ以降は典道の妄想世界で、
ついには現実に帰ってこれなくなったと解釈するのが自然な気がしますが、それだと時間軸的に2学期の初めに先生が何も把握していないのは不自然ですし、
かといって実際に駆け落ちした系の解釈は、前述のシーン含め辻褄が合わないことが多すぎて・・・
となると学校サボったか風邪ひいたかくらいの想像しかできなくなるのですがそれはそれであまりにしょうもない。

{/netabare}

全体的に雰囲気だけで作って感じがして、ただただもやもやという印象です。

投稿 : 2020/08/11
閲覧 : 193
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4

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天地人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

覇SFスーパー英雄(?)列伝18

畑○葉子
「下から横から どうぞ♪」
(や、やめろ~物をなげないで~ うぎゃっ)

まあ後ろから見るか?前から見るか?好きなところから見ればいいんですけど(おい)大事なのは誰と見るかですよね(うんうん)

って、何の話だ(汗)
よ~やく見る事が出来ました。
映像はキレイですし、曲も良かったです。
ただ、あまり心に残らないと言うか、引き付ける何かがあとひとつ足りない感じでした。
同じ時間を繰り返す作品として
「時をかける少女」
があります。
あっちは見てるうちにどんどん引き込まれていったんですけど、この映画はそこまでいかなかったというのが、正直な感想です。

おまけ
なずなを救えなかった典道は、不思議な玉を投げつける。すると、いつのまにか、連れ戻される前まで時間が巻き戻されていた・・・
なずな
「いや~だ~(典道を見て)このままだと天地人のしょーもない感想にサンキューさせられるの、助けてーっ」

・・・いや、そこまでいやがらなくても(涙)

おまけその2
なずなを救えなかった典道は、不思議な玉を投げつける。すると、いつのまにか、連れ戻される前まで時間が巻き戻されていた・・・
「おいっ」
「(典道)えっ?」
「こんなに簡単に時を戻せるってズルイだろ~が。俺なんて時を戻すのに死ななきゃいけなんだぞ」

・・・いや、それはRe:ゼロ(ぎゃ~)

投稿 : 2020/08/08
閲覧 : 288
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15

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タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

この先どんな世界が待っていようとも、今夜だけは君と一緒にいたい。

なずなが拾ったビー玉のような球体。
それは「if」を叶えてくれる不思議なボール。
典道は、そんな球体を使って何度かの「もしも」を実現させる……。

というお話。

簡単に言えば「時をかける少女」の流れを汲み、ドラえもんの「もしもボックス」を手に入れた少年が行ったことという感じです。

Twitterなどではアニオタに大変不評な作品。
はたして、どんなもんじゃろと観てみましたが、なぜ不評なのか理解できないほど、とても良い作品でした。

脚本は「モテキ」「バクマン」「ハロー張りネズミ」の大根仁。そのためか、変にアニメくさくない、それでいてアニメ作品だからこそできる表現を実現していて、90分があっという間でした。

当たり外れの大きいシャフトですが、これは大当たりのシャフトだと思います。キャラデザも文句のつけようがないほど。特に、なずなの色っぽさを上手く描いていました。

メインキャストの広瀬すず、菅田将暉は無難にこなしていたんじゃないかな。むしろ、宮野真守がそういうディレクションなの? というぐらい声優っぽくない演技をしていたのが印象的でした。

確かにいわゆる“萌え系”の作品ではないし、派手なアクションがあるわけでもないですが、じんわりと余韻の残る良作だったと思います。

まあ、アニオタに受けないだろうなとは思いますが……。

投稿 : 2020/08/07
閲覧 : 473
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7

ネタバレ

くろゆき* さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8
物語 : 1.0 作画 : 5.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

次は会えるのはそんな世界かな、楽しみだな

絵作りにシャフトらしさは見受けられますが、いつものくどいシャフト演出は相当抑えられていて一般公開される映画として演出されてるな、というのを強く感じます。
というか前年の「君の名は」のヒットよもう一度的な東宝からの期待(というか要請)なんでしょうね「君の名は」と同じような空気感が画面からプンプンと漂ってくるのはこの映画的にプラスなんでしょうか?多分違うと思うんですよね。二番煎じ感がすごいです。

投稿 : 2020/07/11
閲覧 : 297
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4

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わさ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 1.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

何を伝えたいのかわからない

映像はきれい、音楽もいい、キャラ自体の個性はないがビジュアルはいい、声優も豪華。


でも何もない。
キャラの個性はないし、深く掘り下げもしないので感情移入もなにもできない。
タイムリープはするけど、タイムリープのことも掘り下げないし、制限もないから安使い。
キャラ同士の発展等も特にないし…
どの場面もどれがもしもでどれが本物の話なのかもわかりにくい。


ただお金はかけました、売れるの狙ってます感はすごい出てる。

下から見ても横から見てもなにも残らない。

投稿 : 2020/07/03
閲覧 : 325
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6

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tomledoru さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

等身大の中学生像

この世に
「if」もしも,こうだったらと
やり直せる世界があったら,
人は後悔なんてしないでしょう。

「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」
は,夏祭りに行く予定だった一日を過ごす
中学生男女の物語です。

「典道君とせめて今日一日は一緒にいたい」
という,なずなの言葉は,
ごく普通の女子中学生が思う等身大の想いだと思います。

なずなは,最初から「駆け落ち」なんて
できるとは思ってといなかったでしょう。

中学生の頃は,男の子の話題「花火が平べったいか丸いか」
という問題よりも,女の子の「恋」の問題の方が大きい
というのが現実の中学生像だと思います。

女の子の方がおませなんですね。

最後に「if」の他のが砕け散った時の
破片の映像が,二人の願望を表したものでしょう。
でもそれは所詮は「仮定」の世界だったのです。

水の中でキスをするのが,精一杯ぎりぎりの
愛情表現なんでしょうね。

非現実の世界と現実の世界をタイムリープして
世界線を変え,
行ったり来たりしますが
そんなに違和感はありませんでした。

挿入歌「瑠璃色の地球」のシーンは,
幻想的で,しかも私の20代のころの曲で
思い出深かったです。

また,声優さんの起用に関して批評が
いろいろありますが,玄人さんがやるよりも
今回の起用で私は正解だったように思います。
棒読みのところも確かにありますが…
中学生らしさがよく出ていたと思います。

大人目線で鑑賞するのではなく,
中学生に戻ったような目線で見ると
素直に感情移入できると思います。

原作 岩井俊二(ifもしも「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」)
総監督 新房昭之
監督・絵コンテ・美術設定 武内宣之
脚本 大根仁
アニメ制作 シャフト

投稿 : 2020/05/30
閲覧 : 258
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4

ネタバレ

 (・ω ・ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

普通です。ひねり無し。(☆1,3,5のみで評価)

米津音楽からの視聴
青春タイムリープ?ファンタジー?みたいな話し

特にストーリーに捻りがあるわけでもなく
ただ傍聴した感じでした
映像は綺麗でお金かけるなぁと・・・・

以上

投稿 : 2020/04/19
閲覧 : 242
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2

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たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

シャフト特有のアニメ的演出を極力廃してる

「君の名は」を歴史的大ヒットに導いた川村元氣プロデューサーと、「スワロウテイル」でお馴染み岩井俊二が撮った実写映画を
今アニメ界で一番トレンドな会社、「物語シリーズ」や「魔法少女まどかマギカ」で名を馳せたシャフトで新房昭之を監督に迎えてアニメ化するという今までに聞いたことのないタッグの組み方である。

しかも脚本は実写で脚本家をやっている大根仁というだけあって、不確かな世界観にリアリティを持ち込んでいる。

シャフト特有のケレン味のあるアニメ的演出や舞台設定を徹底的に無くし、どちらかといえば細田守や新海誠にある「現実の日本のどこか(今回は千葉県)」を取り入れたことにより、キャラクターも萌え寄りではなく極力実写的、写実的な線で描かれている。キャラクターデザインを担当したシャフトお抱えの渡辺明夫が結構苦労してここまでたどり着いたのだろう。なかなかの頑張りだ。

それはまるで去年観た「傷物語」やその他シャフトアニメから想像もつかないような大胆な方向転換であり、今までにあった不用意な下ネタなど一切なく「映画」としての完成度を重視したのは恐らく新房監督がもともと実写監督をやりたかった経緯もあるだろう。

声優も大物でも脇に周り、広瀬すずや菅田将暉といった俳優陣を主人公に迎えたのもアニメファンというよりは一般層に向けた心がけでありそれも成功していると思う。棒セリフという人もいるだろうが、個人的にはそんなに違和感がなかった。

シナリオだが、正直荒削りではあるし「君の名は」ほど完成していない。しかし、映像面では映画マニアなら唸るような映画的メタファーの連続であり、実写ではほぼ不可能な演出と映画的な意味合いが上手く混ざって程よい心地がする。

特にラストにおいての演出は拍子抜けする人もいるだろうが、映画をよく読み取り、セリフ一つ一つを考え、人物たちの行動原理を観察していれば自ずと理解できるはずだ。

ひとつネタバレになるが、男女が水の中で抱き合う意味、「濡れ場」はそのまま映画的には男女の性行為である。(この映画の中でもキスまではしてたしね)

などなど、目を凝らしてみると新しい映像的発見があり、それを新房監督は巧みに用意している。

実に「映画的」なアニメだった。シャフトらしさはなかったけどね。

投稿 : 2020/04/05
閲覧 : 499
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15

ネタバレ

るーも さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

今日見てきました

個人的には面白かったと思います。声がだめだと言っているひとがいるようですが、映画は内容ではないかと、、、広瀬すずさんもバケモノの子の時と比べたら随分と良くなったと感じました。ただ、菅田将暉さんは棒読みで少し可笑しかったですw変な三角関係というものがなく、こちらとしてはノンストレスで見れたと思いました。あと花澤香菜さんの胸いじりはそろそろかわいそうなのでやめてもらいたいなーと思ったりもしましたww

投稿 : 2020/03/15
閲覧 : 239
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6

ネタバレ

Takaさん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 1.0 作画 : 3.5 声優 : 2.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

話題をとるか?評価をとるか?

タレント使ってもいいけど、下手な人じゃ…
この辺、広告代理店は学習しないのかな???

オチもないし、薄っぺらい、ライトノベルと同じじゃない?

投稿 : 2020/01/03
閲覧 : 242
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4

ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

シャフト、君の名は。に挑む シャフトの面子が多い件wwwそして駆け落ちながら急に歌う

イオンでチラシを見たので&シャフトだったので
叶わない恋、それは恋人のなずなが母親によって転校されるからだ

もし仮にタイムマシン(っぽいもの)があったら?(因みに君の名は。では三葉が口に含んだ御神酒がタイムマシンになった)
このタイムマシンにルールがあったら?
無限ループするんなら、脱出できるのか?

この無限ループの正体
それは{netabare}ソウルジェムと同じだった

だって電車に乗って東京まで逃げようとしたのだが、
へ?ループしてる!?灯台に戻って来た!?
だし
打ち上げ花火が
1回友達と見たときは平らだったけど
なずなと見たら丸っぽかったのは
おかしいからだ!

そのジェムが投げられるのではなく、花火玉として打ち上げられた時...

ループは終わる

その先にあったものは...{/netabare}

なずなの「助けて!」の連呼は声優じゃなくて俳優の広瀬さんを当てたのが良かったわ
だって声優だと難しいからだ

それとこれは社会現象となった「君の名は。」を真似ているわけではない
だって結末が...
ジェムが壊れ、日常が戻ってきた後の2学期、彼はクラスにいなかった
あの花畑にて、典道は何を思っていたのだろうか...

これは考察を楽しむ映画だから
ちょっとハズレな気がしてやまない

投稿 : 2019/11/25
閲覧 : 432
サンキュー:

13

ネタバレ

ダビデ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 2.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

あの頃の奥菜恵を思い出す。

タイムリープもののローファンタジー。
原作はリアルタイムで視聴した記憶です。
原作の主演の奥菜恵はもう40才なんですね。

ドラマは毎週観てました。特に最終回の話は良く覚えてますし、良く思い出します。
ただ、本作と原作ドラマは別物でしょうね。

アレンジが合わなかったのか、そもそもアニメに合わなかったのか、画が至極に良かったので、色々と残念に感じたかな。
あと、どうしても、「戦場ヶ原さんと千石撫子を足して2で割って髪の毛をゆるふあにしてたら主人公になるよな」と終始感じての視聴でした。

投稿 : 2019/08/16
閲覧 : 301
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10

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大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

まあ普通に悪くはない。声優でない割に声も悪くなかった

作画は劇場版だけあって高品質。
あと声。声優が演じていないと大抵がっかりのなるのですが、広瀬すずは悪くなかったです。

まあ内容も別に普通に悪くないです。
観念的というかなんかこう、少し不思議な世界観。特に引きつけられるほどではないですが、ぼんやりと面白かったという感じです。
ヒロインは可愛かったです。

良くループってのは死とか絶望的な状況を克服するために使うものですが、よくまあ余り大したことのない状況で使ったものです。
まあこの下らないことに全力なところが何とも子供らしさが出ていると言えますかね。
後は女の子に対して堂々と好きと言えない所なんかも子供らしく微笑ましさを覚えました。
ちょっとピュアすぎる感じもしますが、中学生ならあんなもんじゃないですか。
もうちょっと経つと普通になるんでしょうが。

ガツンと胸に響くほどでは無いですが、なかなか良かったとは思います。

投稿 : 2019/08/16
閲覧 : 259
サンキュー:

4

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

男の子が見上げていたものは・・・

打ち上げ花火じゃなくて
ヒロインのなずなでした。

なずなちゃん、想像以上に可愛くて
同性でも思わず見とれてしまいます。
そこが見どころ・・・なのかな。


広瀬すずちゃんの声も
結構よかったと思います。


{netabare}
STAFF

原作:岩井俊二
監督:新房昭之(総監督)
脚本:大根仁
音楽:神前暁

アニメーション制作:シャフト
キャラクターデザイン:渡辺明夫

主題歌:打上花火/DAOKO×米津玄師


CAST

及川なずな:広瀬すず
島田典道:菅田将暉
安曇祐介:宮野真守
{/netabare}

投稿 : 2019/05/17
閲覧 : 239
ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

うーん…うん?

あの世界はなんなんやろう?
単にタイムリープしてるって訳じゃないよな。
なんか世界観も絵も独特やから、ちょっとついて行けへんかな。
結局、元の世界に戻るとして、どうゆう状態で戻ったんかが謎やな。
記憶保有で戻ったのか、最初にタイムリープする前の地点に戻ったのか。
謎やなぁ。
あと、めっちゃシャフト。笑

投稿 : 2019/04/03
閲覧 : 254
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mamiko さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 1.5 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

期待してみたけれど

豪華声優陣や人気の若手歌手など話題作のアニメ映画だったので期待大でした。なずなと典道の物語。なずなはクラスで人気者の女子で典道の友達も片思い中、典道も片思いをしています。そんな三人があるきっかけで変わっていきます。キーパソンは海で拾った玉ですね。
 パラレルワールドなのは理解できたんですが、モヤモヤ感が残っていて、結局どうなったのと突っ込みたくなるところばかりでした。

投稿 : 2019/03/29
閲覧 : 330
サンキュー:

3

ネタバレ

takeboo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 2.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

絵は綺麗だが、入り込めない

途中まで良かったんだけど話が戻る、あ、タイムリープものなのね。
がっかり。最近多くてあきてしまってるんだyいね、この手のものは。
典道もはっきりしない性格だし、イライラするね。
声は声優がやったほうがいい。俳優だからってプロの声優には勝てないのよね。
正直、大根だと思いました。どっちとも。
ラストは駆け落ちしたってことなのかな? モヤモヤも残るのでイマイチでした。
67点

投稿 : 2019/01/27
閲覧 : 375
サンキュー:

4

ネタバレ

※アニをた獣医師 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

私は上から! そう感じた。

自分は上から見ますわ(笑)

ということで、今度は映画でタイムリープものかな♪
恋愛ものだと時かけがあるけど、それとは違った青春が見られそうだよな!

Bgmが青春って感じが凄まじくする。それでなおかつ
台詞ね、「トンボ、とまってんぞ!」ここなんか好きなんだよね♪ 

宮野真守とは、またどんな演技かうまいから期待したいなぁ♪


皆が酷評するのでどうかと思ったが、自分的には、この作品単体、比較しないとなれば悪くないんではないかと思った。歌に最後もっていかれたとは思うけど、
ストーリーも今後自分のなかで想像させるだけのものだったとおもう。

二人の恋は偽りじゃなかったのかな?そう感じた。
また二人は出逢えるさ。

投稿 : 2018/08/11
閲覧 : 449
サンキュー:

17

ネタバレ

sukepa さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

前情報一切無しで鑑賞

一言でいうと、”中途半端な終わり方”というほかありません。

なんというか、、、タイムリープものなんですが、タイムリープの説明もなければ終わり方もキャラの自己満足で終わってしまったのが残念でなりません。

物語が始まったときは、きれいな作画、音楽、キャラクター設定等割と好印象で始まりましたが、急にバッドエンド!!過去に戻る!!
なるほど、これはタイムリープものかと認識して期待値も上がりました。いい感じにバッドエンドも繰り返して、次こそはハッピーエンドかとワクワクしてました。
ところが急にいい感じの雰囲気になり、なんか本人たちが納得して、タイムリープの奇跡も終わりました( ゚д゚)ポカーン

結局何がしたかったんだろう・・・

投稿 : 2018/07/18
閲覧 : 397
サンキュー:

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打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?のストーリー・あらすじ

物語の舞台は、夏休みのある一日。花火大会をまえに「花火は横から見たら丸いのか?平たいのか?」の答えを求め、町の灯台から花火を見ようと計画する少年たち。一方、クラスのアイドル的存在・なずなに想い寄せる典道は、時間が巻き戻る不思議な体験のなかで、なずなから「かけおち」に誘われることに……。何度も繰り返す一日のなか、なずなと典道を待ち受ける運命は? そして、果たして花火は下から見ても、横から見ても丸いのか?(アニメ映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2017年8月18日
制作会社
シャフト
主題歌
DAOKO×米津玄師『打上花火』

声優・キャラクター

広瀬すず、菅田将暉、宮野真守、松たか子、花澤香菜、浅沼晋太郎、豊永利行、梶裕貴

スタッフ

原作:岩井俊二、 総監督:新房昭之、監督:武内宣之、脚本:大根仁、企画・プロデュース:川村元気、音楽:神前暁、キャラクターデザイン:渡辺明夫

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