当サイトはアリフィエイト広告を利用しています

「サクラダリセット(TVアニメ動画)」

総合得点
77.4
感想・評価
732
棚に入れた
3245
ランキング
625
★★★★☆ 3.6 (732)
物語
3.6
作画
3.5
声優
3.7
音楽
3.5
キャラ
3.5

U-NEXTとは?(31日間無料トライアル)

レビューを絞り込む
☆の総合評価
文字数
サンキュー数
視聴状況
表示形式
キーワード
この条件で絞り込む

サクラダリセットの感想・評価はどうでしたか?

cVVwL43006 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

時間があるときにもう一度見たい

特殊能力の使い方が独特で面白い
設定がやや細かいので一度で理解しきれない部分があったが話としてはよくできていた。

投稿 : 2017/12/21
閲覧 : 338
サンキュー:

3

たいさちゃむ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

原作組ですが大満足!

中高生の頃に原作のライトノベルにドハマリしていました。ずっとアニメ化されるのを待ちわびていましたが、作風がアニメ向きじゃないし完結からもう時間が経ってしまったので無理だろうと思っていました。なので今回アニメ化されるに当たって本当に嬉しかったし出来上がってものもとても満足行くものでした。以下、特に良かった点をまとめてみたいと思います。

まず脚本についてですが、原作を驚くほど忠実に再現してくれたと思います。時系列は多少変わってますが、尺の都合と作風に起因する分かりにくさをうまく解決するための最低限の改変でまとめています。それでいて「アンドロイドは誰」「無力な善とおせっかいな偽善」という鍵はしっかり最序盤に配置しているのが見事。最初から最後まで一貫したテーマを論理的に無理なく導いています。

また声優、特に相麻菫役の悠木碧さんの演技が圧巻。淡々とした話し方が意図して徹底されたキャラクターが多数を占める中で、実に情緒豊かで繊細な演技をしてくれました。私の考える相麻像を完璧に体現してくれています。

音楽はピアノ多めで少し淡白な印象ですが、それが意図したものなのか何らかの制約によるものなのかはさておき作品の雰囲気によくマッチしていると思います。

でも一番この映像化でセンスを感じたのは、会話の「間」。哲学的な会話のシーンが作品の多くを占めるこの作品では、バトルアニメの戦闘シーンとかアイドルアニメのライブシーンのような「見せ場」がない。だからこそその会話シーンでは、徹底した雰囲気作りがなされています。たとえば第1話冒頭、ケイの質問に「はい」か「いいえ」で答えるハルキに対してケイが一瞬だけ考えるシーン。派手な効果音や視覚的な五月蝿さがないからこそ、彼がハルキに初めて出会い興味を惹かれた瞬間がひしひしと伝わってきます。これは意図的でしょう。なぜなら重要な会話(ぶっちゃけ全部が重要なんですが)シーンにおいては全編通して安定した、「間」が用意されているからです。近年のアニメとしては作画は正直リッチではないし、動きも少ないですが、なぜか臨場感が有ります。例えるならアニメというより小説を読んでいるときの、ページをめくるときみたいな感じ。

この作品は決して万人受けしないし、この作品を絶賛する人間はめんどくさいタイプの人間かもしれない。でも、私は2017年の覇権にこれを推します。いわゆる逆張り的な、選民意識のようなものがそうさせるのではなく、本気で一番面白かったです。バカがバカに騙されるのを頭脳戦とか評しちゃう人たちに辟易しているあなた。少し考え込まないとついていけないアニメを求めているあなた。私のこのレビューの文章に何か近しい「めんどくささ」を覚えたあなた。このアニメを観てください。本物はこれです。
ちなみにこの作品がもし気に入ったら、マイケル・サンデルの「これからの正義の話をしよう」とか、このレビュー「http://longfish.cute.coocan.jp/pages/2011/110109_sakurada/」(超絶ネタバレあり)を読むとなおよいかと。それでは駄文失礼しました。

投稿 : 2017/12/19
閲覧 : 205
サンキュー:

11

-Cha sMIN- さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ストーリー、ヒロインの可愛さ ツボでした

.
期待せずに観始めましたが
ハマりました

ツボです

推理要素のある
ミステリー作品として視聴しました

ストーリーももちろんですが
ヒロインが良いです

回を重ねて魅力的になっていく
特に 11話の
「ある日の春埼さん」

このころには
ヒロイン 春埼美空 の可愛さの
虜になっていたので
大好きな回です

全24話ですが一気見でした

好きになった作品は
ずっと続いてほしいと思いがちなのですが
解決してほしいと願う部分もあり
2クールが程よかったかなと思います

投稿 : 2017/12/11
閲覧 : 256
サンキュー:

6

ネタバレ

まーたん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

2クール目からよかった

全24話。
オープニングテーマ
1クール目 「Reset」/牧野由衣さん
2クール目「だから僕は僕を手放す」/WEAVER

エンディングテーマ
1クール目「トナリアウ」/THE ORAL CIGARETTES
2クール目「Colors of Happiness」/ 牧野由依

僕の好きな悠木碧さんや石川界人さん、河西健吾さん、櫻井孝宏さんが出てたので視聴しました。
正直1クール目はあんまり好きじゃなかった。途中でやめようかと思うぐらい。でも2クールからはほんとに良かった。
2クール目からはオープニングの雰囲気からかわりすぎ。マジ最初聴いた時頭から離れんかったわ。1クール目も嫌いじゃないけどね。

正直内容全く理解してません。ノリで見てた感じ。
とりあえず サクラだから能力を消そうとする浦地正宗(cv櫻井孝宏)を止めればそれで良かったのかな?
最後も終わり方よかったしわりと面白い

投稿 : 2017/12/01
閲覧 : 323
サンキュー:

11

ネタバレ

ダレイオス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

とても主人公に優しい世界

人口の半分が超能力が使える人が住んでいる街での話
なぜその街の人だけ使えるかは、この街から出ると
超能力を使えることを忘れるらしいので
要するに地球上の人の何人かは超能力は本当は使えるけど
この街以外の人は忘れているので
実際は使えないといことなのだろうか?そう解釈させてもらいました。
そんな街を舞台にした設定

まず思うことは会話がめんどくさいかな
超能力の説明をしていて
普通の会話でないのに、話し相手と淡々と話しているので
チョット気持ち悪かったな
普通の会話でないはずなのに、冷静に淡々と話しているので
何かめんどくさいな・・・と思った。
驚きとかそういった感情は排除しているので・・・
そして超能力の説明も、長々しく説明して、その能力自体も
非常にややこしいので覚えるのがめんどいな・・・と思った。
そしてその超能力自体も、72時間以内ならある条件付きでに過去に
戻せるという超能力を持ったヒロインがいるのですが
時間を戻すと戻したこと自体をヒロインが忘れるらしいのだけど
じゃあ何で?ヒロイン自体は使えると覚えていて、使えると確信が持てるのか?
という謎の部分があるなと思ったりするのでわからない部分もあるので
開始直後は様子見でしたね。

やっていることは人助けだったりするのですが
言っていることが最初はおかしくて話についていけなかったな
自分の子供を亡くした女性がいるのですが
その女性は超能力で自分の子供そっくりな子供の人物を作りだしたのだけど
その、作りだした子供と一緒にいるのが実際に死んだ子供に申し訳ないと
悩んでいて、そのせいで今の作りだした子供と暮らせないと悩んでいる女性に
主人公が、じゃあ反対にあなたが作りだされたと思って生活すれば
いいと言ってたけど、仮定の話を持ち出すのはどうかと思うし
本当の自分の子供に申し訳ないと考えている女性に
対して、そのアドバイスは無茶苦茶だな・・・と思った。
作りだされた子供のことを考えると一緒に暮らすのはいいに決まっているけど
説得力と言う意味では、苦しいんじゃないかな?
実際に死んだ子供に申し訳ないと考えていることの
解決にはなってないので・・・
それで話が通るのであれば、とても主人公に優しい世界だなと思った。

その後は72時間以内ならある条件付きで過去に戻れるというヒロインの超能力を
ストーリーの骨子にしてましたね。
ヒロインは時間を戻すとそれまでのことは忘れるけど
主人公の高校生の男の子は、唯一時間の戻しても
過去の記憶を保存出来るために明確に覚えていられるという超能力の持ち主で
そのため時間を戻しても忘れないらしい。
簡単に言えばヒロインは時間を戻す実行が出来るけど
戻したということは確認は出来ない。
主人公は時間は戻せないが、戻したということは
過去を記憶して保存した記憶との違いにより
過去を変えたと識出来るというもので
お互いの超能力を協力しあってやっていた印象

過去を変える理由は、猫が事故で死んだとかで人によっては
悲しい出来事かもしれないが冷静に考えると
それは生きている上では仕方がない運命だからな・・・
と思える出来事からの改変からは始まり(不謹慎かもしれないがきりがないからな・・・)
実はその真相には裏がありそうな感じで進んでいましたね。
進め方もめんどくさい会話をはさみながら丁寧に進んでいたと思います。
過去を改変する前と改変後の喋っているセリフの違いにより
主人公がこの変化はどういうことなのだろうか?と考えたり
興味の出る話の内容にはなってました。
なので会話自体はとてつもなくめんどくさい会話ではありますが
会話は楽しめた。
あとあいかわらず、ありえない仮定を前提にして話を
進めたりすることがあるので普通に聞いていて納得しにくいことがありました。

あと過去に戻れる能力を使いまくるので、個人的には好きな話ではないですね。
一度起こったことをなかったことにするのは好きじゃないし
何が起っても、命綱つけてやっているようなものなので
緊張感とかはなかったですね。
過去改変の制限も条件付きの設定で一見縛りに見えるけど
実際は無限に出来るので難しい言い回しの設定にしているだけで
実際はただのとても主人公に優しい世界だもんな・・・
その点が何とも・・・
しかも過去戻りをし続けると状況の整理も難しいし
視聴者を振るいにかけるものでした。

超能力者ばかり出てくるからなのか途中から超能力者を
使った頭脳戦みたいなことをしていましたね。
超能力者については何の脈拍もなく、ストーリー上都合のいい
超能力者がバンバン出てきてましたので急さがあり
内容も淡々としているので、抜群の面白さとかではないのだけど
相手の裏をかく作戦だったり
相手の超能力の弱点を付いたりの作戦だったり
1クール目前半のとある行動が実は後半のクールでとあるキャラを
騙すための、ものだったり
さり気ない行動に意味があるものとなっており
頭脳戦としてみれる内容の攻防自体は良かったと思う。
超能力自体は桁外れの便利能力の持ち主ばかりいるのだけど
便利能力の使い方が頭がいいなという使い方はしていると思ったので
便利能力に頼るだけでなく頭が良いと思えるシーンをやれたのは良かったです。

主人公が過去を変える危険性を色々考えたり
その点もテーマに入れていたりしていましたね。
そのことについてはある程度深い部分まで描けていたので
ある程度は納得出来ました。
ヒロインが主人公に過去を変えてくれと頼まれても
主人公のことを色々分析して
本当にそのことを主人公が望んでいるのかと
ヒロインが考えたりして
本当に過去を変えていいのか悩んだりするシーンが出てきたりで
中盤あたりからはヒロインの心理面が丁寧だったのは良かったです。
11話だったかなヒロインが主人公の病気のお見舞いに行くのだけど
そのシーンでのヒロインの行動が普通の女の子がするようなものではなくて
このアニメのヒロインらしい回りくどい。やり方、考えとかは
見ていて面白かったです。

後半のストーリーはある程度はまとめてきているので
後半のストーリーは見ている限りではある程度楽しめましたね。
伏線の回収がストーリー進行上で上手くスムーズにおこなわれたり
超能力の設定がストーリー上でいかされるケースが多かったので
強力すぎる超能力の欠点があるにせよ
設定自体は上手くいかしているので、考えられて作られているなと思いました。
主人公側と対立している側との攻防は相手側の意見は色々な問題点を
きちんと整理して段階も踏んで理にかなっていたので
対立相手としては申し分ない相手で対立していたキャラはとても良かったです。
ただ、その分主人公の方が分が悪かったかな
主人公は序盤の超能力の危険性をうったえていたけど
色々な経験を通して考え方が変わったので段階は踏んでいましたので雑ではなかったが
その主人公の案は根本的な解決にはなってない感じだったので終わってみると無理を通したかなと思った。
ヒロインに関しては最初と最後では人間的に成長したなと
感じるとれるだけの描写がストーリー全体を通して
されていたので最後まで見て良かったなと思えました。
その姿が見れて嬉しかったな

あと気になる所は
主人公の言っていることは、基本的に正しいとされることが
殆どで、その言ったことは正論かどうかは結構怪しいのに
問題視されない展開とがが多かったり
主人公が言ったことが言った通りになる展開とか、見ていて露骨なので
やっぱり優しい世界だな・・・と思いました。

倫理的にも気になる場面が多いな
出てくるキャラの生死とか重要な部分のネタバレになるので言いたくはないのだけど
倫理的に気になったの言わせて下さい。
特殊な方法で生き返ったキャラがいたのですが
生き返らせ方がアレなので、色々と倫理観が気になったな
そして本人かどうかで揉めたり、時には本人として扱われたり
時には別人として扱われたり、ハッキリしないのがな・・・
そもそも、ああいう生き返らせ方だと
倫理的に問題が出てくるなと思いました。

ルール的にも気になる部分が・・・
過去改変の影響を受けない特別な能力を持った超能力者の
存在とかがいたりするのだけど理由付けがなかったり
都合がいいなと思ってしまう。
また、相手の超能力を受け付けない超能力の持ち主の存在も
ルールとかがあるわけではないので
結局その場で通用するかしないかは、どうにでもなるってのは
どうもな・・・

作画については序盤から普通な感じが続いて、あまり高い質でなかったので
後半崩れるかなと心配でしたが、序盤、中盤、後半と作画自体は崩れずに
普通な感じで安定していたのは良かったと思います。
キャラクターデザインはいたって普通でしたね。
一般向けなキャラクターデザインで
厨二アニメなのだけどハデすぎず好意的に見れば普通な感じが良かったな

声優さんについてはキャラ自体が淡々と話すこと多かったが
演技の問題ではなくて、そういう作風だったんだろうなと
ストーリーからそう思いました。
それに、こういった無感情なキャラはやるのは難しいと思うのだけど
棒演技とかにはなってなかったので、とても上手かったと思います。
下手な人がやるとこういう役は逆に聞くに堪えないレベルになると思うので・・・

まとめると、序盤はめんどくさい会話だけど会話自体は楽しめました。
超能力者同士の戦いは淡々としているが頭脳戦になっていたので攻防自体は良かった。
中盤の過去を変える危険性を考えたりの話は深い部分まで描けていたので良かったです。
ヒロインの心理面も中盤は丁寧だったので楽しめました。
後半もストーリーはある程度まとめられているので
見ている限りでは楽しめました。
後半主人公と対立していたキャラはキャラ立ちしていたし相手としては
申し分なかったです。
問題点としては倫理観の問題や過去を変える超能力を使いまくる問題
何の脈拍もなく超能力者がバンバン出るし
超能力のルールも極めて曖昧なのも気になった。
主人公の言っていることは正論かどうか怪しいことも
多かったりで、とても主人公に優しい世界がご都合主義に感じてしまう所かな
まあ倫理観の問題があるので人にはお勧めしにくいな
キャラは主人公がどうも好きになれないのがあるのもね。

投稿 : 2017/11/29
閲覧 : 260
サンキュー:

8

ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

春崎はロングの方が好きでした・・・

タイトルは男子諸君みんな思ったでしょ?って感想を。どうでしょう?

さて、ざっと書いていきましょう。

まず、あまり主人公達の達観ぶりが好きではなくて、1クール目はあまり注目してみてはいませんでした。だれもかれも冷静すぎるし、遊びっ気がない性格で、リアリティや共感を呼べる話をつくれることが出来るのか?と疑問がありました。

ただ、それは後々に描かれる、主人公達の胸に秘めた思いや、心境の変化、序盤と終盤での人物の変化を描くためには必要だったものだと思います。

感情の起伏に乏しかった春埼美空の変化であったりとか、最初は冷静だった相麻菫の激しい心の揺れ動き、いつも自分の思いを隠しているような浅井ケイが見せた素直な気持ちの独白など・・・

弱そうな人間だった春崎では成長する強さを描き、強そうな人物(相麻、浅井、浦地)では様々な弱さを描く、そうして人間の陽と陰を描き、人物で描くコントラストが強めになっています。

恋愛作品としてみれば、相麻の片思いの、悲哀に満ちたストーリーがかなりの好印象ではあったのですが、これは春崎美空の作る光があってこその影であったと振り返っています。浅井への疑いのない気持ちやまっすぐな恋愛感情、寄り道せずに気持ちを伝えるような春崎と違って、相麻の恋愛は尽くすような行動による間接的な愛の表現。
素直で思いを伝えることが出来る春崎の恋と、思いを伝えることが中々出来なかった相麻の恋、葛藤の中で悩む相麻の恋は共感を得たと思いますが、理想として春崎の恋を描いたせいか、春崎の性格に現実離れ感を多少のこした感は否めなかったです。

主人公である浅井ケイは強い弱いの部分が自然に入り混じったニュートラルな存在になったと思います。(作者の目指す真の強さを獲得したともとれました)
最初は彼は少し尊大に見えましたが、相麻の死と向き合い、能力に向き合い、周りを見渡せるような視点を持つようになっていきいます。
また、彼は最初から弱さを知っているし、それを利用する狡猾さも持ち合わせている。
ただし、彼のそんな完成された狡猾さを自身が皮肉るように春崎の変化について述べているのは春崎がとても狡猾さとは無縁な素直でまっすぐな陽だから、色々なことを策略する自分には眩しい存在なのかな、と振り返りました。

総評
2クール目からは人の変化、感情が際立ってきてとても楽しい作品でした。1クール目は伏線のばら撒きだったとしても、もう少し人間くささがあっても良かったんじゃないかなと。
結末や後半の盛り上がりがあるのでオススメしたいですが、1クール目は思い入れのない方には辛いかもしれません。頑張って乗り切って欲しい!

追記
初めて公式サイトを見ましたが、キャッチコピーとして、浦地の主張が「強さと正しさで、この世界をやり直す」浅井の主張が「弱くて美しい、この世界を守る」なんですね。強さ弱さの部分は本文で散々書いたけど、「正しさ」と「美しい」は「否定」と「肯定」の意味なんだろうな。

投稿 : 2017/11/27
閲覧 : 299
サンキュー:

45

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

心地よい難しさ……かな( ゚ ρ ゚ )ボー

なんか、ところどころで、うん?うん?とする所は多々あったけど、何かそれが心地よかった( *´艸`)

声優さんのおかげなのか、作者の言葉選びが良かったのか、なにせ心地よかった( *´艸`)
大好きな花澤香菜やったからなおさらかな( *´艸`)


タイムパラドックスやから、ややこしいとろはあるけど、キャラの能力を理解してたら、難解じゃないかもねぇ?!

それにしてもこのアニメって
{netabare}ハーレムアニメかもww
ケイは2人同時に付き合ったらええねん!

でも、あの二人が嫌がるか(ノ∀`)アチャー

最後はいろいろいう人いるかもしれけど、あれ以上無理かしらん。

ところで評価が低いのは、こ難しいせいなのか、あの終わり方のせいなのかしらん?( ゚ ρ ゚ )ボー
{/netabare}

【追記】
レビュー書いてから、途中で断念した人のレビュー見たけど、好みの問題な気がするなぁ( ゚ー゚)ウ ( 。_。)ン

最後まで見て欲しいっていう人もいるけど、無理な気がするww

確かに伏線が繋がった時は、非常に心地よかったけど(*´д`*)ハァハァ

投稿 : 2017/11/26
閲覧 : 159
ネタバレ

プチキセキ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

評価が低いけど面白い

伏線が色々ちりばめられており、深みがある作品。仲間の能力を上手く使って、パズルのように事件を解決していくあたりは伊坂幸太郎の作品と似ているかな?と思った。
ただ、登場人物のトーンやテンション、感情が抑えめな部分と難しいセリフまわしが評価を低くしていると言えるかもしれません。


ネタバレになりますが、相馬菫の献身と愛情の深さには感動しますが、自殺をするということは、相当な覚悟と苦痛を伴うはずなのですが、そういった描写はない。単に相馬菫が自殺したという事実のみがニュースとなって主人公たちが知ることになるわけですが、あまりにも自殺という行為が軽いようにしか感じなかった。なので、相馬菫の献身には感動を覚えますが、どうも浅かった。

けれども、音楽、声優、物語を含めればかなり面白い部類で好きなんですけど、観る人を選ぶ作品であり、評価が(私からすれば)低いのは致し方ないと思いました

あと、主題歌はオープニング、エンディングともかなり良かった。
牧野由衣を初めて知ったけど、いい歌でした

投稿 : 2017/11/12
閲覧 : 261
サンキュー:

11

Ppppp さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

1話~3話は2.3回見た

最初時間の流れが理解できず何度もしっかり見てしまった。
最終話まで見た感想
わかりずらいけど、面白い作品。
私の中では 隠れた名作。
分かりにくい理由は 主人公のケイ
ケイを好きなのに ひねくれた言い方の相馬の
せいか。二人が素直ならこの物語は成立しないのだけど。


結局のところ、純粋なラブストーリーと
思えば 簡単なのかもしれない。

投稿 : 2017/11/12
閲覧 : 203
サンキュー:

9

だんだだん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

期待させる展開と平和な結論

ラノベ的なストーリーというのが最後に残った印象。

キャラクターの個性は非常によく、それらが生み出す副次的な展開を
期待していたが、基本、無難なまとまりに終始して、アレ?という感覚。
もっと強く印象に残るような・・・雰囲気があったのになぁ。

元ネタは悪くないので、作品としてはリセットしてもう一度やり直しても
いいんでは?w

投稿 : 2017/11/11
閲覧 : 221
サンキュー:

3

ネタバレ

レイン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

じっくり、しっかり観る作品。

原作は未読。
この作品は、ながら見や速度を速めて観る作品ではないです。
セリフをちゃんと聞いていないと何?何だったの?ってことになります。
どこか氷菓のイメージが最後まで有りました。
作画は人物の柔らかさが表現できていなくてイマイチ。でも音楽は良かった。
終わり方はちょっと物足りなかった。
最後のセリフがかっこいいだろ?って作り方でちょっと残念。
作品自体はいいと思うけど、いい作品だったと言うには物足りなかった。
24話やるほどの内容だったのかな?

投稿 : 2017/11/10
閲覧 : 371
サンキュー:

5

ジパミィナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

二期分のボリュームは無いかな。 67点

完走しましたが、なんというか引き込まれないというのが感想です。

二期分の時間があるので、ある意味丁寧な作品ではあるのですが、次回がとても気になるということがありませんでした。

タイプ的には次回が気になる待ち遠しくなるような展開を期待していたので、各駅停車に揺られながらの視聴という感じで、刺激が無かったです。

登場キャラが全体的に物静かなタイプばかりなので、笑いに発展する様な掛け合いが無いので、シリアス展開が続くので、途中から見てはおそらく意味がわからないかなと思います。

ツマラナイことは決してありませんが、ハードルは低くして見てみると良いかと思います。

投稿 : 2017/11/09
閲覧 : 226
サンキュー:

5

ネタバレ

ezo さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

2017年最優秀アニメ候補

ラノベ原作。

1話は微妙だけど5話辺りから面白くなるので最初の印象で決め付けずに時間がある時にじっくり見てもらいたい作品。

1話目感想
{netabare}
記憶保持能力を持った主人公と時間を最大72時間前にまで戻せる女の子が出会う。

台詞回しに慣れるのに時間が掛かりそうだなぁ。

会話中心でストーリーが進んでいくから少し聞き逃すとついていけなくなりそう。

2クールだと知らなかったら1話切りしてたかもしれないくらい初回の印象は微妙でしたが、原作と監督を信じて見続けたいと思います。(途中で切るかもしれませんが)
{/netabare}

4話まで見て
{netabare}
説得のためにリスカしたり、頭に手を突っ込ませて死んだり主人公は中々に頭おかしい気がする。

記憶保持以外にも痛みとか恐怖を感じない能力でもあるんじゃないかと思いたくなるくらい精神力が凄い。

村瀬はトラウマでもう能力使いたくなくなるでしょ。

日付を頻繁に見せるのは一応分かりやすくさせるため。最近だと「失われた未来を求めて」もそういう感じだったかな。
{/netabare}

5話目感想
{netabare}
今回は中々に面白かったんじゃないかな?

ただてさえリセットで巻き戻るのに過去編とか時系列が飛び飛びで普通だったらややこしくなりそうだけど、今回は1話で纏まっている話だったから観やすかった。

解決方法はビー玉を拾うだけどとても単純だったけど、元がややこしいからこれくらい小難しくないほうが良いのかも。
{/netabare}

6話目感想
{netabare}
未来を知ることができる能力とはまた凄い能力。魔女がいなくなったら咲良田はどうなるのか。後継者は主人公?

ピンチからの「リセット」→「リセット」の流れは好き。
{/netabare}

7話目感想
{netabare}
岡絵理の能力は能力を奪う能力ではなく正確には記憶を足し引きする能力だった。

強い能力ではあるけどどこかに抜け道はありそうな気はする。

あの主人公だし実はもう何かに気付いているのかも。{/netabare}

8話目感想
{netabare}
村瀬さんだけではなく村瀬さんが持っている物もリセットの影響を受けないのか。やはり仲間にしたのは正解だった。

主人公はどんなにピンチになっても楽々と乗り越えていくなぁ。ある意味俺TUEEEE?
{/netabare}

9話目感想
{netabare}
誰かが幸せになる一方で誰かが不幸になるかもしれない。これはどのループものややり直し系にも言える。

この作品では主人公がちゃんとそういうことを考えてリセットの指示を出しているから個人的には印象が良い。

面白いかどうかは置いといて自分に合っている作品なのかも。{/netabare}

10話目感想
{netabare}
ケイが笑った。感情っぽいものをちゃんと見せたのは初かも。

相麻菫は自分が見たシナリオ通りに行動していただけ。

だからシナリオ通りに自分が死んだと。

それが一番良い選択でこれから生き返るのだとしても自ら簡単に死ぬなんてやっぱりこの作品の主要人物は皆変わってる。

そしてケイ達が集まったのも相麻菫のシナリオ通りだったとは。
{/netabare}

11話目感想
{netabare}
心の中ではよく喋る春崎。

Aパートは個人的にそんなでもなかったけどBパートがめっちゃ面白かった。

こういう日常の話ってこの作品だとかなり貴重だよなぁ。

次回予告は不穏。ますます続きが気になる。{/netabare}

12話目感想
{netabare}
迷家のナナキっぽいものが出てきた。

相麻菫は自分のことをあまり話そうとしない。咲良田の外に出せば死をなかったことにしてやり直せるのか、流石の主人公でも今回の件にはかなり苦戦しそう。
{/netabare}

13話目感想
{netabare}
OPとEDが変わった。OPは今回のほうが好きかも。

リセットで未来を変えることすらシナリオ通りなのか。

シナリオのNo.407には何が記されているのだろうか。
{/netabare}

14話目感想
{netabare}
自分自身と会話をして成長を望むようになった春埼。

モンスターはミチルの感情を具現化させたものだったのか。

2クール目に入っても分かるようでよくわからない話ではあるけど不思議と面白い。

自分が連続2クールのアニメを観るのはクロムクロ以来かな。
{/netabare}

15話目感想
{netabare}
ケイはリセットでミチルを救ったけど、そのせいで春埼とチルチルのやり取りも無いことになってしまい春埼の覚悟も消してしまったのか。

リセットの影響を最も受けるのは春埼なのかもしれない。

最終的に相麻菫はケイの敵になりそうな・・・。
{/netabare}

16話目感想
{netabare}
嘘を言わなければ嘘発見器さんに企みはバレないから抜け道はありそう。相麻菫は何を考えているのか。

そして今回のセーブがケイと春埼にとって仇にならなければいいが。
{/netabare}

17話目感想
{netabare}
相麻菫はケイのために死んだ。菫の死がなぜケイのためになるのか。今の段階ではちょっとわからない。

ケイは菫の行動に対して怒ったり、春埼の前で「少し辛い」と弱音を吐いたりと最初と比べると大分感情を表に出すようになってきた気がする。
{/netabare}

18話目感想
{netabare}
ケイの洞察力が凄すぎる。
なんとなくズルい気がするから能力はいらないと言う先生。

ケイは能力が消えても記憶保持の能力で記憶した記憶は消えない?だから浦地はケイを邪魔だと思ってるのかな。今回も面白かった。{/netabare}

20話目感想
{netabare}
春埼の「泣いている人を見たらリセットを使う」の伏線回収が良かった。2クールだからこそ生きる伏線回収だったと思う。

ケイの涙は計算された泣きなのかもしれないけど声優さんの声が震えているような演技も相まって凄く良いシーンになった気がする。自分も思わずウルっとした。

今回は一段と良かったなぁ。
{/netabare}

24話目(最終回)感想
{netabare}
相麻菫も一応救われるとても上手く纏まった良い最終回だった。

良いSFものであり良い恋愛ものでもあるとても濃い24話だった。

癖は強いけど今年最高クラスの傑作だと思う。個人的にはとても楽しめた作品だった。

いつかは猫すらも犠牲にならない世界を・・・。{/netabare}

9月は色々と忙しく、後半の各話レビューが色々と欠けているので後程欠けてる分は追加する予定です。

とりあえずサクラダリセットは名作。

投稿 : 2017/11/06
閲覧 : 676
サンキュー:

23

yuuuu さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白いけど難しい…

独特な会話が特徴的な作品です。
豪華声優陣によるセリフの多い作品だったように感じます。物語シリーズのような言葉遊びではないのですが、みんな不思議な言い回しというか、喋り方をしてました。

作画はとても綺麗です。物語の雰囲気にとてもあっているように思いました。

内容はですね、ミステリーでもないのですが、すごく頭を使います。
なので、一気に見た方が内容が頭に残ってていいような気もします。(2クール分一気見は苦しい気もしますが笑)

そうですね、ラブコメとかギャグとかではなく、単純にストーリー重視な感じでした。なので、多分切る人は序盤で切ってしまっちゃうかなとか思って見てました。
ほんっと難しいんだよね。能力多すぎて笑
名前と能力が一致しない笑

2クール分でうまく話もまとまってるので、続きがきになる!とかあまりないので後味のいいアニメだったように思います。

投稿 : 2017/11/03
閲覧 : 365
サンキュー:

14

ネタバレ

空知 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

秀作だがエンターテインメントとしての魅力が若干足りない

原作未読。


第1話から会話による情報が多いので集中力が必要だと感じました。
しかも会話内容が難解であり、ジッと聴いていないとすぐに話が理解できなくなるため「疲れる」というのが第一印象でした。

まず、音響面で若干苦言を呈したくなる作品であったことを最初に指摘しておきます。「会話による情報が多い」作品は好みの問題ですし、個人的には好きなジャンルです。
しかし、声優が話をしている時にBGMや効果音をもう少し控えめにしてほしいとこれほど思った作品はありませんでした。特に第1話から第3話あたりの一番集中を強いられる重要場面での会話に音楽や効果音を被せたことはイライラしました。

(この問題は、私が視聴していた関西テレビが第1話の25分30秒を24分に短縮していたことが友人の指摘で分かりました。この事実を客観的に確認しました。よって制作者の問題ではありません。しかし、私の環境での視聴であり、評価は変えません。ですが、音響面の点数面だけは、90秒の短縮なら制作者側の問題ではないため、音響の点数評価のみ変更しました。)

第1話では、EDが流れている時にも重要な会話が続くので、テレビ単体のスピーカーでは声を聞き取りにくく、イヤホンに切り替えました。以降、全てイヤホンにて視聴。

頭を使う作品は好きですが、聴覚の疲労まで感じたため視聴するのが苦痛になってしまいました。

個別の環境差もあるでしょうが、液晶テレビのスピーカーは音質が悪いのが一般的ですし、特別なスピーカーを接続して視聴できる人ばかりではありません。私のテレビにはイコライザー機能も付いていないため、会話の周波数帯のみのゲインを上げることができません。
(絵の色なら、キャリブレーションソフトを使えば制作者が意図した色をほぼ忠実に画面に再現できますが、音に関しては基準がありませんので、環境による個人差もあることを念頭に音響効果とその音量を考えて作成して欲しかったです。)


登場人物の能力を組み合わせながら問題を解決していくのはとても興味深い内容ですし、基本的にツッコミを入れるような破綻もありません。

この作品を理解するためには、登場人物の能力を正しく理解する必要があります。
特に、主人公とヒロインの特殊能力はきちんと頭に入れないと話が分からなくなります。

しかし、その能力に関する説明がアニメ内で若干不足しているため、考え込んだりしました。
第4話目あたりまでに断念したとしたら、それは制作側の責任ではないかと感じます。

第1話から第4話あたりまでは、かなりの集中力が必要でした。
設定は極めて興味深いのですが、「疲れるアニメだなぁ」という印象が特に見始めた時に感じてしまったことは否めません。


視聴者を疲れさせる作品は、内容が良くても支持されません。
この作品の残念な点です。

ホント、脳が疲れて、視聴しながらキットカットを食べたくなりました(作品を観た人にはなぜキットカットなのか分かるはずですw)。

主人公とヒロインがどういう動機で能力を使うのか?という初期設定が不明瞭なため、観ている者を引きつける力が少ないという面もこの作品にはあります。よーく会話を聞いていると若干この動機も出てくるのですが、曖昧模糊としています。



ですが、全体的に、秀作だと思います。


ストーリーは非常に優れているため、4.5をあげたいのですが、能力の説明不足があったため、4.0とします。

絵は綺麗です。赤色系から黄色系の暖色を控えめにし、青色系から緑系の寒色、無彩色の「白」「灰色」を意図的に多用しているために、作品全体が「誠実」「冷静」「理知的」といった地味で落ち着いたイメージを与えます。作品の雰囲気に合った色指定は非常に良い。第21話で、「春埼がケイにどんな色が好き?」と尋ねている部分がありますが、その場面での色具合と、直後の色具合が突然変化する点など、色指定にこだわって制作されてことが伺えます。4.5

OP、EDは良。4.0

声優は、花澤さんがあの平坦な演技を続けたことは花澤さんにとっては大変だったのではないかと思います。石川界人さんの演技は主人公の持つ冷静さと知性を表現する優秀なものでしたし、悠木碧さんの謎めいた演技も素晴らしかった。台詞の量から考えて、2クールさぞ大変だったことは想像に難くないので、4.5

最終話でヒロイン2人が主人公への思いをぶつけ合うシーンが感動的でした。
感情がまるでなかったかのような女子が、少しずつ感情を持っていく姿が良かったなあ。よって、キャラは3.5とします。

実際は4.4くらいですが、減点法で4.1となってしまいました。


本作のテーマは何なのか?をずっと考えているのですが、分かりません。

「正義を貫くこと」と「他者への思いやり」なのかな?

しばらく考えてから、自分なりの答えが出たら、レビューを更新しようと考えています。


能力のネタバレ
{netabare}

◎春埼美空の能力:リセット

*世界の時間を最大72時間前に戻すことができる。

時間を巻き戻すのではなく、全ての物質(他者の脳も含めて)を過去の状態に配置しなおし、過去の時間を厳密に再現する能力。従って、タイムリープではない。
(観ていて感じたのですが、現実の時間は流れていると捉えてもいいと思います。このあたりの説明がないので、タイムリープと勘違いしてしまいそう。)



リセットの制限事項:

1. リセットするためには、春埼が特定の時間を「セーブ」しておかなければならない。(PCの状態をセーブしておき、何かあったらそのセーブポイントに戻れるような感じですね。)

2. セーブの効果は72時間で切れてしまう。
3. リセットを一度行なうと、次のセーブは24時間経たないとできない。
(つまり、同じ時間を永遠に繰り返すことはできない。)
4. リセットすると、春埼自身の記憶も失われてしまい、リセットしたことを覚えていない。)

5. セーブポイントとセーブ内容は、リセットすると失われる。注意深く観ていると分かることなのですが、作品中での説明がありません。公式では、この制限に触れていました。なぜアニメ内で説明しなかったのでしょうか?

http://wwwsp.sagrada-anime.com/keyword/ の「リセット」参照



◎浅井ケイの能力:記憶保持

*過去に見聞きした全てのことを覚えており、春埼がリセットしてもリセット前のことを覚えている。

これ、すごい能力ですよね。本を読んだら絶対に忘れないのですから、世界で最も能力ある人間になれます。こんなすごい能力持っていたら頭脳優秀なのは当然です。一つだけ能力をくれると神様が仰ったら、僕はこの能力が欲しいです(笑)。

春埼はリセットしたことを覚えていないので、ケイが覚えており、二人が協力することによって様々な問題を解決していきます。

その他、村瀬陽香のコール対象物消滅能力、中野智樹の時空超越の特定対象者へのメッセージ転送能力(リセット後も効果が残っている)など、様々な能力とその制限事項を理解しないと、本作を理解できない。

多様な能力オンパレード作品です。管理局の人間も含めると、能力の組み合わせによって不可能なことはないのでは?



◎アニメ内での説明不足な点(これが視聴者を混乱させたんじゃないか?)

この二人の能力をしっかり理解していても、アニメ内だけの説明だけだと、例えば第3話~第4話でアレアレ?になってきます。

7月12日(2回目)とか7月15日(3回目)と出てくると、このあたりでわけが分からなくなってきます。

第1話でケイが「同じ時間を繰り返すことはできないんだな」という言葉があるため、これに引きずられてしまい、第4話目あたりまでで脱落した人もいるんじゃないかと思います。

これは実際には違います。作品中でケイが春埼に確認し、「同じ日に2回とか3回戻ったりすることもできるってことになるね?」というやり取りがあったら良かったのにと思います。セーブ即リセットもできるわけですから、そういう点をもう少し第1、2話で詳しくやったほうが良かったと思います。

でないと、タイムリープと混乱してしまいます。

{/netabare}


主人公やヒロイン2人についてもう少し書きたいこともありますが、長くなるので、これにてレビューを終わります。

投稿 : 2017/10/28
閲覧 : 512
サンキュー:

33

ヨシノ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

綺麗なアニメ。

かなり面白かった。

なんだかきちんと整理整頓されてて
奇麗なアニメといった印象です。

基本的に会話劇中心に話が展開して
いく感じ。

リセットの能力などに少々矛盾点を
感じるが、そのへんさえ飲み込んで
しまうことができれば後は楽しんで
見ることができるんじゃないかな。

投稿 : 2017/10/27
閲覧 : 213
サンキュー:

8

つきひちゃん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

うーん…(´ω`)

なんだろう?

ファンタジー?青春?

どれでもあるようで、どれでもないような。

特徴が無くて、すぅーっと終わってしまいました。

印象は花澤さんの「リセット」って声くらい(゜ロ゜)

完全に私の独断ですが、
雰囲気的には、絶縁のテンペストみたいな感じを受けました。

基本的にオススメはそこまでしません。

投稿 : 2017/10/23
閲覧 : 270
サンキュー:

4

まがはし さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

難しいが理解できれば神アニメ

このアニメを楽しめるか楽しめないかで、自分が馬鹿かそうでないかもを確かめられるでしょう。

それぞれのキャラの思惑や行動、そこに至る経緯が複雑に絡み合っていて面白い。

投稿 : 2017/10/20
閲覧 : 471
サンキュー:

4

ネタバレ

anime さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

適度な距離感で観るといいかも

咲良田(サクラダ)市という架空の町が舞台。3日以内のセーブポイントまで時間を巻き戻す、がしかし記憶も失ってしまう能力「リセット」を持つ女の子と、記憶したことを絶対に忘れない能力を持つ男の子が協力しながら様々な事件の真相に迫っていく。

独特の迂遠なセリフ回しが印象的。まあ好みが分かれるところだろうけど個人的にはマイナス評価かな。他愛もない会話まで回りくどくしちゃうと、なんだか子供が大人の言葉遣いを一生懸命真似してるところを見ているような拙い感じを受けてしまう。

一方で様々な能力を組み合わせて問題を打破していく展開はなかなかのもので、見ていて飽きなかった。特に相麻菫の復活劇を通じて個人のアイデンティティーの意義を問うような形にもっていったところなんかは秀逸。ちゃんとSFしてる感じ。「記憶が感情を生む」なんていう文句も印象に残った。

ただ終盤これまでの経緯を吹き飛ばしてしまうようなまさかの「泣かせ落とし」でかなり安直に決着がついたのには大いに物足りなさを感じました。

そもそも様々な異能力の細かな性質や制約について各人はどうやって自覚したのか、とか、管理局が何をどう管理して咲良田の町の平穏を保っているのかとか、もうちょっとサポートが欲しかったとも思います。

根底にあるセンスはすごくいいけど、結構荒削りで見終わった後イマイチ感が残る・・そんな感想をもちました。

投稿 : 2017/10/13
閲覧 : 323
サンキュー:

3

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

最初は絡まっていた糸が、段々と紐解かれる感覚。
バトルアクションは無いけど、主人公達と一緒に推理することがとても楽しい。

最終話まで見終わりました。
主人公と、ヒロイン2人、その他のクラスメイトなど
皆それぞれに魅力があって、人間味があって見ていて楽しかったです。
アニメの中で「サクラダ」は「聖なる」と訳されると言っていたシーンがあり、つまりサクラダリセットは聖なるリセット?と考えていたら、最終話の一番最期に書かれていて、鳥肌たちました。
ハルキとケイは能力的に惹かれあい、結ばれることが必然であるかのようであるのに対し、相麻菫はケイが大好きなのに、どんなに未来を見ても自分と結ばれないのがどれだけ悲しいことなのか、想像するだけで泣けてきます(報われてほしい…)

一番好きなシーンは、魔女とハルキが話すシーンです。思考する石を例にした女子トークですね。
色々考えさせられます。ハルキはどこを好きなんでしょうかね。最終話でも相麻さんが石を投げてきた時に、その話を思い出しました。

とてもよく出来たアニメでした。
今季一番のお気に入りです。(2クールだけど)
派手さは無いけど、ゆっくりと時間をかけて、物語が進んでいく感じが楽しかったです。
私は小説を読んではいませんが、細かい設定などを知るために読んでみたいと思いました。

投稿 : 2017/10/13
閲覧 : 208
サンキュー:

12

漆羽16 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

惜しい印象

総評は《一度嵌ればかなり面白い》。

ストーリーもキャラも魅力持ってる。ただ、その魅力を感じるというか楽しむにはある程度覚悟というか視聴するぞ!という気合が必要な印象。
夏期のアビスにもそういう印象あったけど、あっちは2・3話に一回はちゃんと引き込む何かがあったけど、こっちはそれなりに進まないとそれがないのでそれまでに視聴者が離れていった気もする。

投稿 : 2017/10/10
閲覧 : 199
サンキュー:

9

Yui さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

綺麗な作品でした!

景色がとても綺麗で、キャラも好きになれました。
内容は少し難しかったかも…繰り返し見た方が良いかな??

こんな街に1度住めるなら、どんな能力がいいか考えちゃいます。

投稿 : 2017/10/10
閲覧 : 242
サンキュー:

19

ネタバレ

MuraBustan さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

途中眠い

眠い部分もあるけど後半は盛り上がった。

投稿 : 2017/10/09
閲覧 : 348
サンキュー:

4

徳寿丸 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

あら?今期おいら厳しい?

原作未読。
一言でいうと「うぜーーーーよ、おまいら」。登場人物はみな回りくどい言いまわしで言ってる事、君わかる?みたいな印象うけたかな。まぁ言葉遊びというか、みな文芸部で純文学読みあさってるか何たら理論について論争とかしてそう。とにかく最初3~4話位までは「わけがわからないよ」という感じ。どうかなぁ、基本大して動きいらないしほんと活字で読むといい作品なのかもしれないね。個人的には花澤さんと悠木さんと猫で持ったようなもん。そして猫・・・。




私のツボ:宇川さんのシャツのしわ←これ大事

投稿 : 2017/10/09
閲覧 : 337
サンキュー:

5

ネタバレ

明日は明日の風 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

そこに生きる意味を追い求める青春系のSFファンタジー混じった作品

原作が面白いとの評判で楽しみにしていたこの作品。1話、2話を見て、これは面白そうですが、一気に見ないとモヤモヤが続くような感じがしてなりません。二期あるらしいのですが、はじめの方で振り落とされる人が続出しそうな予感がします。

アニメというより会話劇のように感じるくらいセリフが長く、また重要なのですが、なにか哲学的なまわし方に「中学生じゃないだろう!」という突っ込みを入れてしまいたくなります。主人公のケイ、ヒロインの美空、もう一人のヒロインの菫の会話の弾まないことと言ったら…。

展開もまた不思議。なんと、2話では{netabare}お試しキスをリセットしたことによってもう一人のヒロインを救えなくなるという惨劇から、あっという間に2年後へと急展開。{/netabare} 
色んな作品に似たところというか、オマージュしている感覚に襲われます。シュタゲ、僕街、氷菓、ハルヒ等々。わくわくはしません。ただ、じっくり見ていく必要がありそうです。

【視聴を終えて】
前半の登場人物を無駄なく活かしきっているのがまずは素晴らしいと感じました。{netabare}最後の解決シーンでケイが関わってきた人物たちが必要な存在だったという点は見事としか言いようがありません。{/netabare}

前半はケイとハルキがいろんな出来事に巻き込まれたり、突っ込んだりしていく数話完結の物語。後半は咲良田をどうしていくのかを焦点に課題を克服していくという物語。後半の詰めていっては崩され、崩されたら逆転してというスリリングな展開についつい引き込まれました。

一方で、ハルキと菫とケイの関係、特に菫とケイの微妙すぎる関係がとても切なく、展開も相まって物語をより面白くしていたと思います。ちょっと菫はかわいそうだったけどね…悠木さんの演技がとてもマッチしてました(この裏でアホの子や絶唱しているんだからスゴいわ)。

会話劇ではあるけど、言葉のやり取りはもちろんのこと、一つ一つのシーンにいろんな謎や伏線があって、解決する際にこれがきれいにハマるのでスッキリします。が、いかんせん、言葉のやり取りが小説台詞っていうところが難点だったように思います(これが良いという人も多いかもしれませんが)。キャラでは野ノ尾がお気に入り。あんなに猫に囲まれたら幸せだ…

毎週待つより、一気に見た方がより楽しめるような気がします。会話劇や対人関係に重きを置きたいという人にお勧めします。

投稿 : 2017/10/09
閲覧 : 442
サンキュー:

37

pooki さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

<65> 高校生男女の超能力ファンタジー。本質的には恋愛もの。

高校生男女の超能力ファンタジー。
スーパー高校生が淀みなく説明して滞りなく解いてみせる、そんな作風。静かで落ち着いていて知性的。時間の行き来と能力の組み合わせは複雑で、理解もそこそこに流してしまった。ただ、本質的には恋愛もので、その意味では何とかなる。
なるべく時間をおかずに、まとめて観た方がイイとは思う。

<65> よそ見してると落ちこぼれそう。
1 話視聴。
高校生男女の超能力ファンタジー。
スーパー高校生が淀みなく説明して滞りなく解いてみせる、そんな作風。静かで落ち着いた雰囲気だけど、展開早めで台詞も多め。よそ見してると落ちこぼれそう。
つづき楽しみ。2 クールなのは予想外。

投稿 : 2017/10/03
閲覧 : 204
サンキュー:

5

老倉育 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

難しい話です

面白かったです。

特殊能力を持つ住人がたくさんいる街「咲良田」
この街で「記憶保持」の能力を持つ主人公、浅井ケイ
「リセット」の能力を持つ春埼美空、そして相麻菫。
この三人の不思議な、奇跡の物語。
     (公式のあらすじを参考にしています)

2クール構成です。話が難しいのでちょっと目を離すとすぐわからなくなってしまいます。1クール目よりも2クール目の方が断然面白いです!なので途中でやめるのはもったいないです。

ケイと美空は感情が淡々としてるというかなんというか…………ロボットみたいなんですよ!ケイはとにかく頭がいいですね。羨ましいなぁ!美空は…無?
菫好きです大好きです!最初は嫌いだったんですよ!でも終わりが近づくにつれて好きになっていきます!また悠木ちゃんの声がすごくあってるんですよ!

番外編みたいなのがあったらみたいです!

投稿 : 2017/10/02
閲覧 : 209
サンキュー:

15

daruma さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

パズル的な面白さが良かった

 地味な雰囲気でしたがツボを押さえてきていて個人的にかなりお気に入りの作品になりました。
 超能力をパズルのように組み合わせて解決の難しい問題を解いていく過程が視ていてスッキリします。
 冷めたようなキャラクターたちが回を重ねるごとに感情を表に出していく感じも作品の盛り上がりに繋がっている気がします。
 推理ものや青春ものが好きな人ならおススメしたいです。

 5話の「ビー玉世界とキャンディーレジスト」が特に心に刺さる内容でした。変なところでまじめすぎてしまう人には是非視て欲しいです。

 悠木碧の演技がめっちゃ良かった

投稿 : 2017/09/30
閲覧 : 322
サンキュー:

10

ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

考察型で難しかったが・・・

感想

原作は未読で、映画も未視聴。
『Charlotte』みたいに、個々に特殊能力が存在する中二設定。
能力は咲良田という街の中だけにしか存在しない話で、
主人公の浅井ケイが「記憶保持」の能力を生かし、春埼美空の能力「リセット」と併用することによりいろんな人の不幸や問題を解決するお話かな?
観てて、最初はそこそこ興味深く観る事ができたけど、中盤?以降、話が複雑化しだし、それを頭の良いケイが、いろんな人に協力してもらい、能力を使って問題を解決していくもんだから、徐々に「へ~」「あ、そうなの~」「ふ~ん」「すごいね~」って感じで興味が失せていき、段々ついて行けなくなっていきました。
んで、結局どうせまたケイが自分のやりたいように上手い事やってしまうんでしょ!?って予想できてしまい、結果、雲の上の人を見ているようで、彼には全然感情移入が出来なかったです。
話を考えてる作者は凄いな!っとは思いますけどね。

物語上、いくつかの問題を解決するため、何度も何度もリセットする訳だけど、ケイだけがリセットする前の記憶があり、なんだか頭脳がいい事も手伝って神にでもなるのかな?って軽く思ったよw

終盤は、咲良田の街の能力を失くそうとする管理局 浦地正宗と、存続を願うケイとの異能を使った頭脳戦は面白かったです。
まぁ、僕の意見としては、便利な能力を残そうとする気持ちは解るけど、ケイって我儘で傲慢にも感じたし、リアル(現実)はリセットできないんだから、咲良田だけ優遇されるのってずるいと思うので、失くして平等にするのがいいかなって思います。

話としては考察型の作品で、まぁ、伏線やら幾つかの異能を使った正解ルートを理解するのには難しかったけど、人を生き還させたりと、いろいろ考えさせられる話でもあったし、終盤の頭脳戦と、ケイ、美空、菫の3角関係の恋愛も良かったしで、最終的には結構楽しめました。
面白かったです。

あと、相麻菫 役の 悠木碧さんの演技が素晴らしく、同時期にやってたアホガールとは全然違うキャラなのに、どちらも凄く上手くて 只々脱帽です。

最後に
相麻菫が2度フラれてて可哀想でした。
彼女は救われはしたが、報われはしなかった印象。
どうか彼女に幸あれ!

投稿 : 2017/09/26
閲覧 : 439
サンキュー:

38

なまずの大将 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

なぜか評価が低い

めっちゃおもろい

投稿 : 2017/09/26
閲覧 : 373
サンキュー:

4

次の30件を表示

サクラダリセットのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
サクラダリセットのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら こちらのフォーム よりお問い合わせください。

サクラダリセットのストーリー・あらすじ

住人の半数が特別な能力を持つ街、咲良田(さくらだ)。
能力者の監視を行う「管理局」の下、住人は平和に暮らしていた。
「目の前の人の涙を消したい」、「誰かに声を届けたい」。
そんな優しい細やかな“願い”とともに、この街の能力は生まれていった。
主人公の浅井ケイは、七坂中学校の2年生。ある日、下駄箱に一通の手紙が届けられていた。差出人は相麻菫-。その呼び出しに応じて、屋上へ向かう浅井ケイ。彼はそこで一人の少女と出会う。彼女の名前は春埼美空――。彼女の一言「リセット」によって、浅井ケイは手紙を受け取った瞬間に戻ってしまった。世界は再構成(リセット)されてしまった。そんな時を戻す「リセット」にはただ、一つ欠点があった。春埼美空自身も「リセット」の影響を受けて記憶を失ってしまうこと。どんなことも決して忘れない「記憶保持」能力を持つ浅井ケイのみが、「リセット」の影響を受けずにいることができる。二人が出会うきっかけを作った少女相麻菫―。彼女は彼にある言葉を告げる。
「貴方たちが、二人でいることには大きな意味がある―」
ケイは春埼と力を合わせることで過去をやり直せることができると思い、協力しようと提案するが……。
能力者が住む街で、出会った浅井ケイ、春埼美空、相麻菫。なぜ、相麻菫は二人を出会わせたのか?二人は、どのようにこの世界を変えていくのか―?見る人の心を捉えて離さない切なくも優しい、時を駆けめぐる奇跡の物語。(TVアニメ動画『サクラダリセット』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2017年春アニメ
制作会社
デイヴィッドプロダクション
主題歌
≪OP≫牧野由依『Reset』、WEAVER『だから僕は僕を手放す』≪ED≫THE ORAL CIGARETTES『トナリアウ』、牧野由依『Colors of Happiness』

声優・キャラクター

石川界人、花澤香菜、悠木碧、江口拓也、山田悠希、牧野由依、三澤紗千香、相坂優歌、西山宏太朗、逢田梨香子、井口祐一、大原さやか、上田燿司、久野美咲、中博史、喜山茂雄、小清水亜美、櫻井孝宏、内田真礼、河西健吾

スタッフ

原作:河野裕『サクラダリセット』シリーズ(角川文庫/角川スニーカ文庫)、原作イラスト:椎名優、 監督:川面真也、シリーズ構成:高山カツヒコ、キャラクターデザイン:下谷智之、プロップデザイン:高瀬さやか、美術設定:谷内優穂、色彩設計:水野愛子、3Dディレクター:池沼勇人、美術監督:海野有希、撮影監督:石黒晴嗣、編集:長谷川舞、音楽:Rayons、音響監督:亀山俊樹、録音調整:内田誠、音響効果:小山恭正

このアニメの類似作品

この頃(2017年春アニメ)の他の作品

ページの先頭へ