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「有頂天家族2(TVアニメ動画)」

総合得点
77.4
感想・評価
444
棚に入れた
2180
ランキング
625
★★★★☆ 3.9 (444)
物語
3.9
作画
3.9
声優
3.9
音楽
3.7
キャラ
3.9

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有頂天家族2の感想・評価はどうでしたか?

タイラーオースティン さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良い意味でメリハリのついた作品

例によって異なる種族及び勢力同士の対立によるギラギラした睨み合いが見応えあったのはもちろんのこと、普段の日常のほのぼの(京都風にいえばはんなりという感じなのかな)した感じもずっと見ていたくなるような心地よさがありました。

それにしても金閣と銀閣の阿呆兄弟は相変わらずムカつく奴ら(褒め言葉です)だなぁと思う一方で、そんな阿呆兄弟とは似ても似つかない妹の海星は一期よりも登場機会が増えただけに留まらずストーリーにもよく絡んできて最終回ではなんと!といった感じで個人的には結構好きなキャラだったので嬉しかったですね。

同じ原作者の作品である四畳半神話体系同様終わり方が凄い良い感じなので見始めたら是非そのまま最後まで感想して欲しいですね。

投稿 : 2024/09/19
閲覧 : 43
サンキュー:

10

ネタバレ

dossun さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

作画が格段に良くなった

23年12月20日視聴済み。

<よかったこと>
・豪華な声優陣
⇒櫻井孝宏さん、諏訪部順一さん、能登麻美子さん等々
・前作よりも格段に良くなった作画
・たぬきと天狗のほのぼのした空気
・夷川早雲の立ち回り
・見事な伏線回収
・弁天さんと二代目の対立

<わるかったこと>
なし

前作に立て続けてみましたが、ほのぼのとした空気感はそのままで
豪華声優陣に囲まれた素晴らしい作品でした。
さすが、P.A.WORKSさん。
{netabare}今作は二代目という新キャラもありつつ、弁天さんとの軋轢。
途中、早雲が亡くなった悲劇にも関わらず、本当の呉一郎が出てくるあたりの伏線回収など、非常に見事な展開でした。{/netabare}
そして、櫻井孝宏さんと諏訪部順一さんの声が素敵。

投稿 : 2024/03/31
閲覧 : 49
サンキュー:

1

甘口なアニオタ見習い さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

阿呆の道より他に我を生かす道なし!

人間は街に暮らし、狸は地を這い、天狗は天空を飛行する…

現代京都を舞台に「人間」「狸」「天狗」三つ巴な物語
三つ巴とはいっても睨み合っているわけでもないのかな
主人公は、天狗に憧れ、人間の姿を真似るのも好きな狸です

一応ジャンルとしては日常系などでいいのではないでしょうか

ご存じの方はもれなく好きな方も多い森見登美彦先生の作品です
有名所でいうと四畳半神話大系や夜は短し歩けよ乙女などを書かれたお方です。


ここまでは1期のレビューでも書いたことです

二期では京都の街がより綺麗に!!!
そして何よりも海星の出番が少し多くなった!!わーーーい!!!

冒頭では大天狗赤玉先生の息子、2代目如意ヶ嶽薬師坊が現れます。
弁天がいなくなったことで機嫌の悪い赤玉先生、2代目とは100年ほど前に壮絶な親子喧嘩をしたそうです。
そこで繰り広げられる三つ巴ストーリーです!

1期のその後もやっぱり何かが起きてしまうんですね。
想像はしていましたけども、みたいな展開がたくさんw
京都は今日も忙しないですねw

それにしてもずっと金閣銀閣は嫌な奴らですね
私は嫌いですww

何はともあれこれから先もみんな面白おかしく生きてほしいものです
みんな幸せになれええええ!!

ツチノコでも探してきますか!!!!!!!!!1
ありがとうございました

投稿 : 2023/03/03
閲覧 : 135
サンキュー:

4

ネタバレ

70366 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

誰が一番かわいそうかって、タヌキの会議に家を貸してやったら電車に突っ込まれた上に家を燃やされた二代目しかいないでしょ!?

弁天は自業自得なところがあるからそこまでかわいそうだと思わないけど、二代目はどう考えてもかわいそう・・・

早雲と天満屋は二度と戻ってこないでほしい

投稿 : 2022/12/06
閲覧 : 131
サンキュー:

1

ネタバレ

U さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

C. ネタバレ注意 – 波風立ておもしろく

森見登美彦の小説 (キャラクター原案 久米田康治)
制作:P.A.WORKS 2017年春アニメ

京都を舞台にした人間に化けた狸が主役のファンタジーの続編
「有頂天家族 二代目の帰朝」のアニメ化


<メモ>
下鴨家の両親の馴れ初めエピソードから始まった今期。
世界感に慣れたのか2期の方が面白かったです。
将棋盤に吸い込まれたり、地獄が出てきたりファンタジー色が強くなったように感じました。

赤玉先生の息子の二代目が帰ってきて、
先生の弁天への執着の理由が少しわかりました。

海星が矢三郎に姿を見せない理由もわかってすっきり。


<主要登場人物>
下鴨家 下鴨神社で暮らす狸
・矢三郎:櫻井孝宏  「阿呆さ」
・矢一郎:諏訪部順一 「責任感」真面目な性格 
・矢二郎:吉野裕行  「呑気さ」偽叡山電車に化ける
・矢四郎:中原麻衣  「純真さ」指から電気を発することができる
・母/桃仙:井上喜久子
・父/総一郎:石原凡

夷川家 偽電気ブランを製造
・夷川 早雲:飛田展男 下鴨総一郎の実弟
・海星:佐倉綾音 早雲の娘 矢三郎の元許嫁
・呉一郎:中村悠一 長男


・赤玉先生(如意ヶ嶽薬師坊):梅津秀行 天狗
・二代目:間島淳司 赤玉先生の息子
・弁天(鈴木 聡美):能登麻美子  天狗の術が使える人間
・淀川教授(布袋):樋口武彦  下鴨桃仙の恩人


<ストーリー>
京都下鴨神社に居を構えるは狸の名門下鴨家。

蛙に化けて井戸から出られなくなった次男の矢二郎が井戸を出て母を訪ねたり、
長男の矢一郎の嫁(玉瀾:日笠陽子)が決まったり嬉しいことが続いた下鴨家。
が、下鴨家を敵視する姿を消したはずの早雲が金曜クラブの会員になろうと目論んだり、
地獄からきた天満屋(島田敏)の不穏な動きなどなど心配は続く。

有馬温泉で早雲が撃たれ絶命した(と思われた)あと
僧侶姿で戻ってきた夷川家の長男呉一郎の謝罪を受け入れ和解したと思わせて
偽右衛門(にせえもん)選挙当日、夷川家の裏切りにあう。
呉一郎本人の帰還により早雲の成りすましだったことがばれる。

相変わらず自由気ままに過ごす矢三郎は海星が自分には姿を見せない理由を知る。

天狗界隈では
100年前赤玉先生と喧嘩別れしてロンドンへ旅立った息子(血は繋がっていない)の2代目が帰郷する。
2代目と弁天はロンドンで面識があり因縁がありそう。
2代目ではなく弁天に跡を継がすつもりらしい先生は
偽右衛門選挙の立ち合いを弁天に譲るという。
矢三郎は狸を食する弁天よりはと2代目に立ち合いを頼んだことで弁天の逆鱗にふれ
忘年会の狸鍋の具材として捕まってしまう。

下鴨家vs夷川家、2代目vs弁天、狸vs金曜倶楽部の騒動の行方は。


21.10.31

投稿 : 2022/03/10
閲覧 : 239
サンキュー:

6

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

つづきだから1期を先に見た方がいいかも?

公式のINTRODUCTION
{netabare}
人間は街に暮らし、狸は地を這い、天狗は天空を飛行する。

<ストーリー>
京都・下鴨神社、糺ノ森に暮らす下鴨家。
狸界の頭領であった今は亡き父・総一郎の血を継ぐ四兄弟たちは、タカラヅカ命の母を囲んでそれなりに楽しく暮らしていた。

総一郎の「阿呆の血」を色濃く継いだ三男・矢三郎を中心に起こった狂乱の一夜。
次期「偽右衛門」選出も、叔父・夷川早雲の策略も、そして「金曜倶楽部」との一幕も、すべてが一陣の風と共に京の夜空に飛び去ったあの日から季節は流れ、洛中に心地よい香が溢れる若葉の候。毛玉たちは尻の冷えを気にもせず、うごうごと動き出す。

天狗に拐かされ神通力を得た人間の美女・弁天は京を離れ、愛弟子である弁天に恋焦がれる隠居中の大天狗・赤玉先生こと如意ヶ嶽薬師坊は、寂しさと不機嫌を撒き散らしながら相変わらずボロアパートの万年床で、赤玉ポートワインを啜る日々を送っていた。

そんな折、赤玉先生の息子であり、壮絶なる親子喧嘩の末、敗北し姿を消した“二代目”が英国紳士となって百年ぶりに帰朝を果たす。
大驚失色。驚天動地。吃驚仰天。
天狗界、そして狸界を揺るがす大ニュースは瞬く間に洛中洛外へと広がった。

京の町を舞台に、人と狸と天狗の思惑が渦巻く毛玉絵巻第二集、ついに開幕!

「面白きことは良きことなり」
{/netabare}

スタッフ{netabare}
原作:森見登美彦 『有頂天家族 二代目の帰朝』 (幻冬舎)
キャラクター原案:久米田康治
監督:吉原正行
シリーズ構成:檜垣亮
キャラクターデザイン・総作画監督:川面恒介
美術監督:竹田悠介・岡本春美
撮影監督:並木 智
色彩設計:井上佳津枝
3D監督:小川耕平
編集:高橋 歩
音響監督:明田川仁
音楽:藤澤慶昌
音楽制作:ランティス
アニメーション制作:P.A.WORKS
{/netabare}
キャスト{netabare}
矢三郎:櫻井孝宏
矢一郎:諏訪部順一
矢二郎:吉野裕行
矢四郎:中原麻衣
弁天:能登麻美子
母(桃仙):井上喜久子
赤玉先生:梅津秀行
金閣:西地修哉
銀閣:畠山航輔
海星:佐倉綾音
淀川教授:樋口武彦
二代目:間島淳司
玉瀾:日笠陽子
呉一郎:中村悠一
天満屋:島田敏
{/netabare}


第一話「二代目の帰朝」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:檜垣亮 絵コンテ:吉原正行 演出/作画監督:藤井康雄

京都には人間と狸と天狗が暮らしている。狸の矢三郎は、師匠である大天狗の赤玉先生の世話をするため、ボロアパートに通う日々を送っていた。そんなある日、矢三郎はツチノコを探しに弟の矢四郎と如意ヶ嶽山中へ繰り出すのだが……。
{/netabare}
感想
{netabare}

シリーズ構成と脚本が「Another」「Dimension W」「クロムクロ」の檜垣亮さん
だからおもしろくなるかも?


今回のおはなしは
100年前赤玉先生と親子ゲンカしてイギリスに行ってた2代目が
帰ってきたおはなし

2人はまた戦うことになるみたい?


にゃんはこのおはなしってちょっとニガテな方かも?

1期もさいごの方はおもしろかったけどはじめは日常のおはなしで
今回もお母さんとお父さんが小さいころ幼なじみで
あんまり仲が良くなかったとか
「それがどうしたの?」ってツッコミ入れたくなっちゃうw

ツチノコ探しより将棋やれとかっておはなしに関係あるの?
あと、鞍馬天狗のMIBとか。。

そうゆうのってギャグなのかもしれないけど
にゃんはよく分からなくってニガテなのかも?


でも、背景はきれいだしタヌキはかわいい^^
矢三郎とかもイケメンでそこはいいんだけど
タヌキはテングに逆らえないみたいなところとかイヤだなぁ。。って

それから矢三郎が
赤玉先生に変身して2代目にあやまったりするのもよく分からないかな?

ちょっとしたギャグがにゃんはよく分からないみたい。。

玉瀾が「肛門科」のお医者さんになってるってゆうのもギャグなのかな?
ぜんぜんおかしくなかったからこれってギャグかどうかよく分からないけど
矢一郎さんと玉瀾の恋愛みたいなところなのにギャグとかいらないみたい
あと、診療室の偽ハワイとかも。。なんだろう?

マジメなところとギャグがはっきりしてなくって
なんだかよく分からなくなってるみたい。。


ただ、金閣と銀閣がダンスしてるとき
おばあちゃんもうしろでいっしょにやってるところはおかしかったw

あと、おいてある雑誌のタイトルが「クロオッサン」と「タヌキ自身」
ってゆうのは遊んでるって分かっておかしかったw


2期のおはなしって2代目のおはなしになるのかな?
{/netabare}
{/netabare}

第二話「幻術師 天満屋」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:檜垣亮 絵コンテ:TeamP.A 演出:菅沼芙実彦 作画監督:大東百合恵

慌ただしい一夜が明け、骨董屋で達磨を磨きながら店番をしていた矢三郎は、骨董屋の主人・忠二郎から急な仕事を頼まれる。矢三郎が寺町通商店街にある紳士服屋の事務所にあがると、作業通路の先にひとつの小屋が建っていた。
{/netabare}
感想
{netabare}

にゃんは今までこのおはなしって
ちゃんとストーリーのあるおはなしだって思ってたけど
萌えキャラのあんまりいない人外日常系アニメだって気がついた♪
だから感想書くのむずかしかったんだw

そう気がついたら「小林さんちのメイドラゴン」とか
「ガヴリールドロップアウト」みたいなおはなしがいっぱいだなって^^


先回のおわりに赤玉先生対二代目のおはなしになるのかなって思ったら
変なところで切っただけで矢三郎が先生を助けておわり。。


それで今日は天満屋のおはなし


いつの間にかアーケードの上にラーメン屋建てちゃって人を化かしてて
たのまれて止めに行った矢三郎も化かされちゃって
その復しゅうをしようってするの

天満屋は寿老人の下で働いてて何かして地獄絵の屏風に閉じ込められたみたい
そのあと菖蒲池画伯が絵の中に蜘蛛の糸をたらす仏さまを描いて
そこから戻ってきたみたい
それで鬼に化けておどかしたらぎゃくに銃でおどかされちゃった。。


元婚約者の海星ってたぶん今でも矢三郎が好きなんだよね
あんまり出てこない。。ってゆうか姿はぜんぜん出てこないけどw
いろいろ言ってもあぶない時はちゃんと助けてくれる。。

でも、矢三郎は弁天のことが好きみたい。。
そっちのおはなしはどうなるのかな?
{/netabare}
{/netabare}
第三話「欧羅巴の香り」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:檜垣亮 絵コンテ:TeamP.A 演出:阿部ゆり子 作画監督:秋山有希

初夏の山道。蛙の姿のまま狸に戻れなくなった次兄・矢二郎を治すための薬を祖母に調合してもらうため、矢三郎と母は狸谷山不動院へと向かっていた。参道の入り口に到着した母は懐かしそうに石段を見つめるのだった。
{/netabare}
感想
{netabare}

はじめは弁天が帰ってくるおはなし

矢三郎が天満屋に銃をつきつけられてるとき
空からスーツケースが落ちてきて天満屋がたおれたところを
弁天が踏みつけて。。さいごは遠くに飛ばしちゃったw

天満屋は弁天にちょっかい出してきらわれて寿老人にチクられたみたい?
天満屋が飛んでくとき相撲スーツみたいのが脱げたのがおかしかったw


次のおはなしはお母さんが矢二郎兄さんがタヌキに戻れなくなったの心配して
おばあさんのところにお薬をもらいに行くおはなし。。

背景の自然と座布団がとってもきれいで
そこにタヌキたちと白い毛玉(おばあさん)があってとってもシュールでフシギ。。
ジブリの妖怪系のおはなしとかに出てきそう^^

おばあさんとお母さんのおしゃべりがゆっくりとしてて
とってもあったかい感じだった^^


3話目は二代目がお屋敷に引っ越して矢三郎と弟がお祝いに行くんだけど
そこに弁天が来て二代目のことおこらせるようなことするの

2人ともケンカする気いっぱいで何か起きそうでドキドキしちゃった
天狗になった人間と人間になった天狗。。
2人ともえらそう(ってゆうか天狗ってそうゆう意味?w)
だからケンカになっちゃうんだよね^^
{/netabare}
{/netabare}
第四話「狸将棋大会」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:待田堂子 絵コンテ:TeamP.A 演出:許琮 作画監督:杉光登/森島範子

弁天の帰国、二代目との激突の報が狸界隈で盛り上がる中、もうひとつ話題に上っていたのは長兄・矢一郎が復活させた南禅寺狸将棋大会だった。亡き父・総一郎から将棋を教わり、兄弟で唯一腕が立つ矢二郎は将棋大会に出場することに。
{/netabare}
感想
{netabare}

将棋大会ってゆうからみんなで将棋をする大会だって思ってたら
矢二郎と玉瀾が
人間くらいの大きさの駒に化けたタヌキを使ってする将棋を
たくさんのタヌキたちに見せる将棋大会だった。。

矢二郎の駒には矢三郎と矢一郎、玉瀾の駒には金閣と銀閣もいたんだけど
銀閣と矢三郎がもめて金閣まで加わって止めに入った矢一郎までバカにされて
おこった玉瀾が白虎に化けてあばれ出してメチャクチャ。。


でも、今回のおはなしって
将棋のおはなしってゆうか矢一郎と玉瀾の恋のおはなしで
子どものころ矢一郎と玉瀾が将棋をしてて玉瀾がわざと負けてから
矢一郎は将棋をやめちゃってたの。。


矢三郎はお母さんからうまくたのまれちゃって
矢一郎と玉瀾に将棋させることに成功して
玉瀾は矢一郎にわざと負けたことあやまって仲直り。。
って思ったら盤の上に開いた穴に玉瀾が吸いこまれちゃった!?


おはなしはそんな感じかな?


いつも金銀兄弟がイジワルしてきていやだなぁ。。

あと、お母さんがとってもやさしそうなんだけど人に何かたのむのが上手^^
矢三郎にしてほしい。。ってひと言も言わないで矢三郎を動かしちゃった。。


それから、弁天って二代目にどうしてほしかったのかな?

人の家にかってに入って
自分の思いどうりにならないからってキレて
二代目がアイロンかけてたシャツをめちゃくちゃにしちゃうなんて。。
何考えてるんだろう?
{/netabare}
{/netabare}
第五話「続・大文字納涼船合戦」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:待田堂子 絵コンテ:TeamP.A 演出:藤井康雄 作画監督:杉光登/森島範子/川面恒介/秋山有希

矢一郎と玉欄の仲を取り持った矢三郎だが、新たな問題が浮上する。それは毎年恒例となっている“五山の送り火”を空中から見物するための船がないことであった。矢三郎は俺にまかせろと、赤玉先生のアパートへと向かう。
{/netabare}
感想
{netabare}

先週さいごに、将棋盤の穴に玉瀾が吸いこまれちゃって
今日はその穴に2人とも吸いこまれて「わーっ!!」っとか言ってるから
「えっ!?どうなるの?」って思ったらお父さんが昔使ってた将棋部屋?
昔とちがってごちゃごちゃしてるって戸を開けたらとなりは赤玉先生のへやw

ちょっとおんなじ原作者の「四畳半神話体系」のさいご思い出しちゃったけど
そこからおはなしがはじまるのかな?って思ったら
送り火見物のおはなしで「あれっ?」って思った

でもそれって伏線で
そこに置いてあった茶釜エンジンを借りて矢二郎の化けた偽叡山電車に乗せて
納涼船がわりに使うってゆうアイデア^^

あと、下鴨家のお父さんとお母さんがお付き合いをはじめたのがそのへやで
赤玉先生が2人を閉じ込めて
「くっつくかくっつかないかはっきりさせろ」みたいなこと言ったみたいw


後半は

弁天もかってに二代目のソファー持って納涼電車に来て参加。。

そこにまた金閣・銀閣たちの船がやってきてドタバタw

けっきょくそこに来た二代目と弁天の戦いになったけどすぐ終わって
先生と矢三郎が落ちた弁天をむかえに行っておしまい。。

((三◎(ェ)◎三))((三◎(ェ)◎三))((三◎(ェ)◎三))

矢一郎と玉欄の「好きです」って言いあうところ見てて気もちよかった^^

「月がきれい」みたくなかなか言い出せないのもドキドキしちゃうけど
イライラしてると何だか悪いことがおきそうで心配になってくるんだ^^


いつも思うけど金銀コンビがちょっかい出してくるのって
イジメみたいで見ててイヤだなぁ。。って


二代目と弁天のケンカって
弁天がかってにちょっかい出してかってに負けたって思ってたけど
前にロンドンで会ってて何かあったみたい?どうしたのかな?
{/netabare}
{/netabare}
第六話「有馬地獄」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:檜垣亮 絵コンテ:TeamP.A 演出:菅沼芙実彦 作画監督:大東百合恵/秋山有希

かつては金曜倶楽部に所属していたが、矢三郎たちの母を救い出し、今では「狸鍋廃止!」を訴える対抗勢力「木曜倶楽部」を設立した淀川教授。そんな教授の陣中見舞いに訪れた矢三郎は、金曜倶楽部の会合が有馬温泉で開かれることを知る。
{/netabare}
感想
{netabare}

前半はあらすじのおはなしで淀川先生が
「金曜倶楽部は有馬温泉で開かれる」って伝言して
赤い服の男に誘拐されちゃうおはなし

それで矢三郎は有馬温泉に行くの

海星が矢三郎の行くところにかくれてて
弁天様にやきもち焼くところがかわいかった^^
ってゆうか出てこないんだけどw


後半は矢三郎がおじさんに地獄絵図の中に落とされるおはなしで
おじさんはタヌキなのに金曜クラブの新しいメンバーになるって。。


今日はいつもより長く感じたみたい


後半
鬼に化けて相撲大会で弁天様に助けてもらうところがおもしろかった。。

あと、鬼の女の人が何となくにシュールだったw
{/netabare}
{/netabare}

第七話「金曜倶楽部、再び」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:檜垣亮 絵コンテ:TeamP.A 演出:阿部ゆり子 作画監督:秋山有希
 
地獄から生還した矢三郎は、弁天と共に寿老人の電車で行われる金曜倶楽部の会合に出席することに。宴席前に地獄の臭いを落とすことを勧められた矢三郎が露天風呂に入ると、そこには金曜倶楽部のメンバー、そして淀川教授の姿があった。
{/netabare}
感想
{netabare}

淀川教授が金曜クラブで演説はじめて
それをやめさせるのに寿老人が教授の頭に的を置いて銃で撃ちはじめて
どうなるのかな?って思ったら矢三郎が教授をディスりはじめて
またどうなるのかな?って思ったら矢三郎が金曜クラブに入ることに!?

それでおはなしはナナメ上に進んでって
さいごはおじさんの早雲が撃たれちゃった。。


いろいろどうなるのかな?って思ってたら
解決しないうちにおじさんが死んでムリヤリ終わっちゃったみたい。。

教授はどうなったのかな?
金曜クラブはまだタヌキをたべるのかな?
矢三郎はホントに金曜クラブに入るのかな?
これって解決編みたいのってあるのかな?


海星にはかわいそうだけど
いろいろ悪いことして兄弟までタヌキ鍋にしちゃったタヌキだから
人間だったら死刑とかになってもおかしくないよね。。
さいごは鍋にならなかっただけいいかも?
{/netabare}
{/netabare}
第八話「夷川海星の秘密」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:檜垣亮 絵コンテ:TeamP.A 演出:許琮 作画監督:杉光登/森島範子

有馬温泉での一件後、夷川家の偽電気ブラン工場では夷川早雲の葬儀が執り行われていた。事情を知らぬ狸たちはいろいろな噂話をしていたが、母は遠い目をしながら、ぽつりと早雲が夷川家に婿入りしたときのことを話し出す。
{/netabare}
感想
{netabare}

早雲さんが死んで呉一郎さんがお父さんのこととかであやまりに来て
下鴨家と夷川家は仲直りすることになって
矢三郎と海星の婚約をもどさないかってゆう話になったんだけど。。


公式の紹介を見たら呉一郎さんってお父さんと仲が悪くって
家出してお坊さんになったみたいだけど帰ってきて夷川家をつぐのかな?
金閣銀閣もすっかりおとなしくなっちゃったw
ちな、金閣銀閣の本名って呉二郎呉三郎だって^^


弁天と二代目がデート?

会うとケンカばっかりの2人だけど
2人ともツンデレみたいだからもしかして。。w


それでさいごに分かった海星の秘密。。
海星に会うと矢三郎の化けの皮がはがれちゃう。。

お母さんの弱点はカミナリで玉瀾はお豆腐屋さんのラッパ
矢三郎は弱点はないって言ってたけど海星だったんだ。。

口は悪いけど矢三郎は海星のこときらってないよね?
だったらつき合ったらいいんじゃないのかな?

別に弥三郎はずっと人間になってなくったっていいと思うけど。。
{/netabare}
{/netabare}
第九話「それぞれの二代目」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:待田堂子 絵コンテ:TeamP.A 演出:阿部ゆり子/許琮 作画監督:前島未菜美/阿部美佐緒/宮川智恵子

京都駅で矢二郎を見送る下鴨家の兄弟たちと玉瀾。だがそこに母の姿はなかった……。兄が旅立ち少し感傷的な気持ちになる矢三郎の元に、赤玉先生が狸界の頭領を決める偽右衛門選挙の立会人を拒むという、新たな問題が舞い込む。
{/netabare}
感想
{netabare}

赤玉先生は偽右衛門選挙の立会人に弁天を推薦したんだけど
弁天は金曜クラブでタヌキを食べる人で合わないから
二代目にお願いしようって矢三郎が引き受けることにしたの。。


矢三郎が立会人の交渉人になるおはなしで
弁天にお願いしても二代目でも波風たちそうなむずかしい交渉で
なんにも交渉しない「正解するカド」の交渉人のおはなしより
ずっとおもしろいみたい^^


矢三郎は二代目には荷物の回収で貸しを作ってあったし
弁天が二代目になるってゆうのがイヤな
二代目の気もちをうまく利用したりして立会人を引き受けてもらってって
矢三郎ってほんとに頭がいいよね^^


あと、弁天が怒ってくるのは分かってて
「自分が何とかする」って言ってたけどぜんぜん考えてなかったみたいw

すぐばれるウソついて「ウソおっしゃい!」って弁天に言われたら
すなおに「ウソです 申し訳ございません」ってあやまっちゃう。。
こんなおバカな返事されたら怒れなくなって笑っちゃいそうw

それで自分はアホウだからって言いわけして
一生けんめい同情してもらおうってゆう作戦なのかな?^^;

それで弁天は自分を持ち上げて許してもらおうってする矢三郎に
「自分と二代目どっちが好き?」って聞いたんだと思う。。

これって答えるのむずかしそう。。
二代目って答えたら弁天が怒ってタヌキ鍋にされるかもだし
弁天って答えたら弁天が立会人になっちゃうし。。

「波風立てておもしろくする」っておじいさんが言ってたみたいだけど
矢三郎もあんまりいろんなこと考えないで交渉人引き受けちゃったみたい^^

でも、二代目が来てくれたから
弁天のうらみは直接二代目の方に行っちゃうんじゃないかな?
それで二代目が勝ったら弁天も手を出せなくなりそう。。

矢三郎ってここまで考えて
二代目が来てくれる方にかけてたのかも?

来週どうなっちゃうのかな?
{/netabare}
{/netabare}
第十話「偽右衛門の決まる日」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:檜垣亮 絵コンテ:TeamP.A 演出:菅沼芙実彦 作画監督:大東百合恵/秋山有希/杉光登/森島範子/小島明日香

偽右衛門選挙に先だってのへそ石様へのご挨拶の日。矢三郎は弁天と二代目の一触即発の危機をなんとか回避させるも、弁天の逆鱗に触れ、その身を隠すことになる。一方、旅に出た矢二郎は四国へ渡り、金長一門の元へ向かうのだが……。
{/netabare}
感想
{netabare}

二代目と弁天が会ったらなにか起こるのかな?って思ってたけど
弁天は「お前は何も分かってないのね。。私はいつでもやさしかったわ」
って言って行っちゃった

あーぁ。。弁天サマおこっちゃった。。
考えたら矢三郎がを地獄から連れ出してくれたのだってやさしかったからで
こんどの偽右衛門の立会人だって
やさしかったから引き受けようってしてくれてたのかも?

でも。。小さな親切大きなお世話で
弁天ってあんまりほかの人の気もちとか考えなさそうだから
まわりのタヌキたちがこわがってることあんまり感じてないみたい。。
それで逆ギレ。。矢三郎は逃げまわることになっちゃった。。

そのときに見た夢。。こわかった。。弁天が雪女みたいで


それから四国に行った矢二郎。。

あいさつに行ったところでかわいい女の子と会ったけど
もしかしてそのうち。。^^


金長ダヌキさんのへやのひな壇にカメラがならんでておかしかったw

そこであいさつしたらとなりのへやから出てきた人は。。
ってもしかして本物の呉一郎さん!?

そのころ京都でも矢三郎に会いに来た海星が呉一郎兄さんが変だって。。
やっぱり!? でも、正体って誰なんだろう?


矢三郎がタヌキに戻ったから海星もタヌキに戻って
2人で話ししてたら天満屋が2人を撃っちゃった。。


空気銃だからそんなにかんたんには死なないと思うけど
もしかして金曜クラブでおナベになっちゃうかも?。。


1期のときはお父さんだったけどこんどは矢三郎の番かな?

このおはなしってかんたんに
とってもかわいそうなことするよね。。
{/netabare}
{/netabare}
第十一話「天狗の血 阿呆の血」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:檜垣亮 絵コンテ:TeamP.A 演出:藤井康雄 作画監督:大東百合恵/秋山有希/杉光登/森島範子/小島明日香

京都狸界を束ねる偽右衛門の決定の日。矢一郎は玉瀾、重鎮の狸らと共に、立会人である二代目の邸宅に集まっていた。一方、偽電気ブラン工場で働く矢四郎から緊急の連絡を受けた母は、夷川発電所へと急行する。
{/netabare}
感想
{netabare}

矢四郎の研究室で事故、それから空気銃が見つかったってゆうところで
金閣銀閣が偽右衛門の選挙で何かしようってしてるって思ったけど
空気銃が2つあるって分かったところで
二代目が気がつくって思ったらやっぱり^^

そこに本物の呉一郎も帰ってきて
そこにいたのがニセモノだって分かったけど
ニセモノの呉一郎が早雲だってゆうのはびっくり!
死んだフリしてただけなのかな?


矢三郎たちも助かりそうだし来週はいい最終回になりそう☆彡
{/netabare}
{/netabare}
第十二話
運命の赤い糸
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:檜垣亮 絵コンテ:TeamP.A 演出:阿部ゆり子 作画監督:川面恒介/大東百合恵/秋山有希/杉光登/小島明日香

京都の制空権を寿老人と奪い合う矢三郎の背に弁天の手が伸びる。「いいかげんになさい、矢三郎」。弁天におさえこまれ万事休すかと思われたそのとき、矢三郎の目に映った灯とは……。錯綜する陰謀と騒乱をごちゃ混ぜにした鍋が湯気をあげる。面白きことはよきことなり。
{/netabare}
感想
{netabare}


今回のおはなしは

矢三郎たちが乗った電車型ビル(?)が二代目の家につっこんで
二代目と弁天がまたケンカ。。

弁天は髪の毛を焼かれて
二代目は家を焼かれて
どっちも落ち込んで。。

でも、タヌキたちはハッピーエンド☆。。みたいな感じかな?

ஜ۩۞۩ஜ۩۞۩ஜ۩۞۩ஜ۩۞۩ஜ۩۞۩ஜ۩۞۩ஜ۩۞۩ஜ۩۞۩ஜ۩۞۩ஜ۩۞۩ஜ۩۞۩ஜ۩۞۩ஜ

えーっと。。いくつかよく分からなかった

矢三郎たちを乗せた電車型ビル(?)が二代目の家につっこんだとき
二代目がよっぱらってすねてたみたいだけどどうしたのかな?ってゆうのと
赤玉先生が矢三郎がしたことをほめてたのと
勝った(?)二代目に「くやしかったら強くなれ!」って言ったこと


そのほかは早雲と天満屋が地獄につれもどされてって
矢一郎と玉瀾は結婚
矢三郎と海星は仲直りして婚約もしたみたいでよかった♪


あと、矢三郎が負けた弁天をなぐさめに行って
自分じゃ弁天の相手にはなれないって気がついて
海星とハッピーエンドになったけど

それって「物語シリーズ」の阿良々木クンが大好きな翼とは付き合えなくって
ひたぎとつき合うことにしたのとちょっと似てるのかな?

自分よりずっとすごい人にはあこがれるけど、恋人にはなれない
みたいな。。?
{/netabare}
{/netabare}


見おわって


おはなしは天狗とタヌキたちのドタバタ日常みたいな感じなのかな?
よく分からないところも多かったけどおもしろかった☆

1期が好きだったたぶん見るよね?w

にゃんももし3期があったら見たいな
ただ、弁天がいい人なんだとおもうけど自己中で見てて疲れちゃうみたい

投稿 : 2021/11/05
閲覧 : 1014
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58

ウェスタンガール さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

天狗の目、狸の目

“人の目”とは厄介なものである。
本来ならば、鳥の目、虫の目、魚の目のごとく、俯瞰し、様々な視点で、過去を鑑み、未来を見通すべきところ、そうは問屋が卸さない。
ターゲットにロックオンしたならば、たちまち視野は狭窄、煩悩の赴くまま突き進んでしまうのである。

脳天気にもほどがあると言われそうであるが、只今現在を愉しむことが出来る環境に在るのなら、そのようであっても致し方なきことであり、温暖化であろうが、コロナであろうが知ったことではないのである。
その意味では、赤玉先生も弁天さんも、はたまた二代目さんもご同役には違いない。

ただし彼らは天狗である。
少なくとも長生きである。
そして空を翔ぶことができる。
何よりレイ・ライン(Ley Line)を見通す目線をを持ち合わせているのである。

平城、平安京が在る近畿の地には、神代の頃より、巨大な“五芒星”を形作るレイ・ラインが存在する。
その一辺が伊吹山と淡路島の伊弉諾神宮(いざなぎじんぐう)を結び、京都と有馬温泉を貫く地脈であり、今回もまた、時空を越えた乱痴気騒ぎの舞台となるのである。

矢三郎は言う。
京都の制空権は天狗のものである、と。

もうすぐお盆である。
地獄の釜が開いたれば、夷川早雲や天満屋も加わって、飲めや歌えの大騒ぎ。

まあ、今年もまた寂しい送り火となるようではあるが…。
ここは静かにステイホーム。
愛すべき狸たちの饗宴にに想いを馳せるとしよう。

投稿 : 2021/08/10
閲覧 : 316
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15

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

平成狸合戦。。。。。。。。。。

ジブリの某アニメそっくりだと無粋なこというのはやめましょう。
流石に「四畳半神話大系」の作家の小説が原作なだけあって、非常にストーリーが練られています。妖怪と古都を舞台にした京都の風景が非常に叙情的。いいなあ京都。風情と風格がありますね。

妖怪アニメとしては結構好きかもしれません。非常に文学的な森見登美彦らしい作品でした。

あと、神様仏様が出てくるんですが、全員恋愛や人間関係に悩んでて煩悩まみれの近代的な価値観で動いているのも面白かったです。本当はそこから抜けるための宗教なのにね。

投稿 : 2020/10/08
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9

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fuzzy さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

う、うんまぁ。。

一期目ではまって期待して二期目
一期目で十分キャラも世界観が出来たので
二期目でやりたいことやって
とっちらかっちゃった感が
将棋の回はやりすぎかなぁと
二期目が最初なら次は観なかったかも

地獄の鬼とかてんまやとかぎょくらんなど、いいキャラもでてきてたのは◎
不思議だなぁだけではなくも少し掘り下げて欲しかったかも
鬼のビジュアルはよかったなぁ
あの世界だけで何話か出来そうな。。

個人的には妄想ですが
弁天はお気楽そうに見えて思慮深いので
やむなく矢三郎の父の狸鍋を食べたのだと思い
そこには何かあり、そういうのが解明されるのかと勝手に期待はしてました
しかし、なんだか二代目と痴話喧嘩みたいなラストの闘いで終わりって少し肩透かしでした
寿老人が本当は狐で。。とかの話でもよかったなぁ

小説読んだらも少し今回のドタバタの補足はできるのかな
三期目あるとかないとかですが
あったら観ます

二期目の一週目の感想でした

※しかし、四畳半とあわせて京都の描写がそのまんまなので聖地巡礼を兼ねた京都旅行をすると楽しいです。

投稿 : 2020/10/04
閲覧 : 510
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1

ネタバレ

まつまつ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

狸と天狗と人間達のドタバタ劇

前作に引き続きのドタバタ劇。

ラストの展開は呉一郎がまさかの・・・という大どんでん返しだった。
二代目と弁天のバトルアニメと化していた。

矢一郎と玉蘭も結婚し、矢三郎と海星にも進展があり良かった。

投稿 : 2020/09/09
閲覧 : 240
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1

のらのら さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ドタバタタヌキ、再び!

前作の続きで、相変わらずドタバタです(笑
本作は、周りの天狗&人間の話がメインとなります。
それでも、タヌキはタヌキでしっかり活躍して、相変わらずです。
声優陣が芸達者なベテランばかりなので安心して見られます。
前作しか見ていない方は、是非見ましょう。
人物背景が色々と分かってきて面白いですよ。

投稿 : 2020/07/10
閲覧 : 223
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1

kapita さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

2期です

1期の方が話としては面白かったと思いますが、2期も十分面白かったです
神様なのに俗っぽいとかの面白さもありました
1期を楽しめたのなら2期も十分楽しめると思います

投稿 : 2020/02/25
閲覧 : 252
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2

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

作品の持つ魅力は継続されているが。。。

 原作は未読。
 相変わらずフワッとした世界観で、本作は下鴨 矢三郎が地獄へ行ったりとより不思議さが増した
感じ。
 京都の人々も弁天が空を飛ぼうが、二代目が妙な恰好を街を歩こうがあまり
気にしていないようで、個人的にはこういう雰囲気で持っていってしまうやり方は結構好き。

 ストーリー展開は多少の粗が感じられたが、1期と同じく最初から最後まで勢いがありつつ
安定感が感じられた。
 シリアスとコメディのバランスも良く、山場山場でのハチャメチャな展開、会話の妙、多くの
キャラが狸と天狗ゆえの人とは異なる感性や考え方など、この作品でしか得られない独特の部分が
楽しい。
 ただ、1期がきれいにまとまって終わったので多少の蛇足感は否めず、展開そのものも中盤に
空中戦があって、終盤に夷川 早雲の陰謀で下鴨家が窮地に陥るもドタバタ展開で無事解決という
締めも1期と同じで、これを鉄板的な面白さと捉えるか、アイデアの枯渇的なものと捉えるかは人に
よって別れそう。
 1期で逃走した早雲が再び登場したのはいいが、本作中で死んだと思われたのが実は生きていたと
いう展開はさすがにくどかったかな。

 相変わらずキャラは魅力的で、本作より登場した二代目や天満屋はキャラ自体も印象的、かつ話を
動かすキーパーソンとしてもよく機能していたと思う。
 1期では一番印象深かったキャラは弁天だったが、ミステリアスで掴みどころがないキャラと
しての魅力は本作でも変わらず。
 1期では絶対的強者的印象が強かった弁天だが、本作では彼女を上回る強さを持つ二代目の
登場で、彼女の弱さという面が描かれたことでより魅力的なキャラになったように思えた。
 この二人の単なる憎悪だけとは思えない不思議な関係性、更に師匠である赤玉先生も交えた三人の
関係性も今度どうなるのか興味深いところ。

 この弁天と二代目以外にも、本作は下鴨 矢三郎と夷川 海星、下鴨 矢一郎と南禅寺 玉瀾、
下鴨 矢二郎と星瀾と男女の関係の描写が印象的。
 前作の終盤にようやく姿が見えた海星が本作では本格的に姿を現す。そして、これまで姿を
現さなかった理由が明らかになるが、これが彼女なりの優しさによるもので好感度が上がる。
 両家の事情に加えて、当人同士の意地の張り合いで進展しなかった矢三郎と海星の恋だが本作の
終盤でようやくまとまりかけたようでなかなか良い締め。
 一方、海星が好きだったために傷心的立場にいた矢二郎にも、星瀾というヒロインが現れて、
これまた良かったといった感じ。
 海星と星瀾だが、いずれも女の子としての可愛らしさと小動物的可愛さを合わせた感じ。まあ
狸だから、それでいいのか。

2019/11/17

投稿 : 2019/11/17
閲覧 : 278
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3

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

やっとこの世界に馴染めたかも

2期で、弁天の行動の謎が明らかになるかと思ったのですが、最後まで謎は明らかにされませんでした。。天狗の二代目との過去など少しありましたが、なぜ二代目とあんな感じになってしまったのかなど明らかにされず、ますます弁天というキャラが謎になりました。ただ最後に弁天が矢三郎に慰められて「私ってかわいそうって言って」と泣いているシーンを見て、なんとなく弁天の心の内をちょっと見れた気がします。あとは文学っぽいアニメ?だから「行間を読め」ということなんでしょうか?

矢三郎と海星の関係は、2期でなぜ海星が矢三郎の前に現れなかったかが分かったし、最後に二人の関係に進展があったので、気持ちいいラストでした。

1期ではわからないことが多く、消化不良な感じで見終わりましたが、2期を見て、やっとこの世界に馴染めたような気がします。これでもう一度1期を見たらまた違うかもしれませんね。

Wikiで見たら、原作は現在第2部まで発行されて、三部作の予定みたいですね。第3部では弁天の謎が解けてるのでしょうか?と言いつつ、なんかこの作品は謎は謎のままでこの世界を楽しむのが正しいような気がします。。

投稿 : 2019/09/23
閲覧 : 244
ネタバレ

preston さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

阿呆の血のしからしむるところ

というセリフを聞くたびにイラっとするワタクシメには
楽しめなかった。
所詮タヌキじゃ仕方のないことだけど、他力本願すなぁ…。

四畳半は大好きだけど、これの1期、夜は短し、これ、と
以降は波長が合いませぬ。

【満足度60/100】

投稿 : 2018/07/29
閲覧 : 534
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2

むらさきたましい さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

一期よりも、さらにビビッドになった京都の風景

1期よりもさらにビビッドカラーに染まる京都の町を楽しむことができます。
京都の中心街が舞台なので、京都好きの方には特におすすめができます。
OPだけでも、見ごたえがありますよ。
さすがのP.A.worksクオリティだと思います。

物語は、1期同様、狸と人間と天狗が中心になった物語ですが、違和感なく入っていくことができると思います。

あまり登場機会は多くないですが、ヒロインの海星がたまらないですね。

投稿 : 2018/06/12
閲覧 : 552
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7

ネタバレ

tiki さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトル

{netabare}
第014話 面白きことは良きことなり 放送直前スペシャル
第015話 二代目の帰朝
第016話 幻術師 天満屋
第017話 欧羅巴の香り
第018話 狸将棋大会
第019話 続・大文字納涼船合戦
第020話 有馬地獄
第021話 金曜倶楽部、再び
第022話 夷川海星の秘密
第023話 それぞれの二代目
第024話 偽右衛門の決まる日
第025話 天狗の血 阿呆の血
第026話 運命の赤い糸{/netabare}

投稿 : 2018/04/04
閲覧 : 312
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0

ひつまぶし さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

有頂天家族2期

赤玉先生の息子・2代目が新キャラとして登場します
弁天様同様、2代目の考えていることがなかなかわからん
そこが難しくもあり、このアニメの面白さなのかもですね

海星の出番が1期より増えてうれしい
ここぞで活躍しますね!

投稿 : 2018/03/30
閲覧 : 323
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4

猫耳サイクロップス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

新キャラ登場

一期はずいぶん前だった気がします。もうちょっと内容覚えてられたらよかったんですが。まったくこの毛玉共ときたら。

総評:
「そこまで面白いわけではないけどまあまあでした」

投稿 : 2018/03/17
閲覧 : 264
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3

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

1期以上に面白くなった狸と天狗と人間のドラマ。

2期も見終わりました。
2期では赤玉先生の息子の通称2代目も登場しますますいろいろなキャラが登場し、目が離せない展開になりました。

弁天vs二代目の対決や矢三郎と海星の恋愛模様もあり見ごたえのある作品でした。

投稿 : 2018/03/12
閲覧 : 383
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15

ネタバレ

-萩- さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

ニコニコ動画の一挙放送+αで視聴。

天狗の先生の2代目(息子)が帰ってきて弁天と金曜倶楽部と早雲とごたごた色々ある話。

見てから時間が経っていたからか、内容が思い出せない…と思ったら途中までの一挙しか見てなかったという…
改めて覚えてない(見てない)所から最後まで視聴。

最後まで一波乱も二波乱もあって正直最後は詰め込んだ感が…
問題が一度に起きてあっという間に解決。
結局弁天と二代目の最後のバトルは何だったの?必要?
矢一郎は偽右衛門就任して玉瀾と結婚、矢三郎と星海が良い雰囲気になって終わり。
良い話でまとめた感じ?

1期とやってる事あんまり変わらないような…

まぁ物凄く面白い!訳でも、全然面白く無いって訳でもなく、普通って訳でもなく…私的には評価に困るアニメでした。
なのでオール星3。

投稿 : 2018/02/17
閲覧 : 241
サンキュー:

3

ネタバレ

tyuio さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

狸世界、落着。

くっつく者同士がくっつき、まさに一件落着。
森見さんの原作通りの美しい世界。

京都の空を飛んだり、異世界に迷い込んだり、
再興の作品。

かつては弁天に振り回されていた主人公が、確固たる自己を確立して前を向いて進んでいくのもまた、よい。

投稿 : 2018/02/17
閲覧 : 327
サンキュー:

1

Chaipon さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

面白きことは良きことなり!

1期が好きだったので見ました。

話は特段変わることなく、赤玉先生の息子の紳士が出てきて騒ぎのタネになったり、
寿老人のレベルが高かったりします。
ラブシーンとまではいきませんが、各キャラクターが収まるところに収まったり、
弁天vs2代目など特筆する点もありました。

良い話でした。

投稿 : 2018/01/27
閲覧 : 324
サンキュー:

3

ネタバレ

四畳半愛好家 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

天狗である彼女の気持ちは、狸どころか人間にだって推し量れない

 原作『有頂天家族 二代目の帰朝』既読。森見登美彦大ファン(自称)。
 2期である本作の物語は、赤玉先生の後継ぎとして育てられた「二代目」が帰朝(帰国の意味)することで動き出します。
 
 有頂天「家族」と言うだけあって、1期も2期も話のテーマに「家族」があるのは間違いないものの、明らかに「下鴨一家」を中心として進んでいた1期と比べ、2期は弁天と二代目の天狗2人(「二代目」は天狗と区分けされるのを認めないでしょうが…)を中心として話が進みます。また、恋愛要素がかなり強くなっています。

 騒がしくもちょっぴり不気味な世界観で描かれる京都は相変わらず魅力的であり、セリフ一つ一つが練られており、物語の展開どころか、次話の展開すら読めないようなオリジナリティーも流石の一言です。

 1期を楽しめた人なら、見ない手はない力作と言えます。

 1期と比べて家族の温かさを感じるシーンや感動場面は少なくなっているものの、1期ではあまりつかみどころのなかった弁天が、強力な「敵」である二代目の登場により、大きく揺さぶられ、彼女の感情が垣間見えてくるところに本作の醍醐味があると言えそうです。(当然海星の圧倒的な可愛さも醍醐味の一つです!!)

 恋愛要素好きには美味しいシーンが多く、矢一郎の成長も嬉しい限り…。
 良くも悪くもパートナーが人を変えますよね…! 

{netabare}
 しかし、弁天の気持ちが一向に掴めません…。彼女は何がしたいのか?なぜ「二代目」を憎むのか?なぜ彼女が「可哀想」なのか…?

 プライドの高さから「彼女を通して別の女を見ている二代目に怒りを感じている」とも捉えられますが、それだけでは「可哀想」の説明としては弱い気がします。
 確かに、赤玉先生や金曜クラブ、狸たちにも一目置かれ、どこに行っても中心であった彼女にとって、二代目のような自分を見ない存在に腹を立てるのは想像できます。しかし、そのことで腹を立て自ら戦いを挑み敗れたとして、それは「可哀想」でしょうか?2度の惨敗(2戦目は天狗の力の源である龍石を飲み込んだうえで負けているため、実力的には惨敗と言える)は確かに酷くプライドを傷つけるでしょうが…。
 もしかすると弁天は二代目に淡い好意を持っているのかもしれません…。

 ただ、以上の予想も全て憶測でしかなく、次の最終巻が待ち遠しいところです。
 1巻でも度々涙を流していた弁天、どこか満たされない彼女の真意は、現段階では、狸にも人間にも推し量れそうもありません。
(森見さん自身も「弁天が何したいのかよく分かってない」旨をインタビューで答えていました笑 たぶんジョークでしょうが)

 ただ、アニメ3期実現は怪しいかもですね…。
 実は原作だと、海星をツチノコ探検隊に誘った後に、「可哀想な」弁天を矢三郎が慰めながら、「狸では駄目だ」と思うシーンで終わってるため、海星とくっつくとも限らない内容なんですよね…。(婚約は復活していますが…。)
 しっかり終わらせた分、続編が少し心配だったりします。(矢二郎の相手ももっと大人な印象なんですよね…なぜ褐色ロリなのか…笑)

 謎は多く残っているため、アニメでもしっかり最後まで描いてほしいところですが…3期を願いつつ待つしかありませんね…。
{/netabare}

投稿 : 2018/01/04
閲覧 : 410
サンキュー:

17

Maskwell さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

一期とは異なり二世対決

弁天さん中心に回るお話。
弁天さんの感情が垣間見える回はとても見所ある。

投稿 : 2017/11/22
閲覧 : 239
サンキュー:

1

◇fumi◆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

阿呆の血の知からしむるところ 面白く生きよと

2017年放送のテレビアニメ 全12話

原作 森見登美彦 監督 吉原正行 構成 檜垣亮 総作画監督 藤井康雄
キャラ原案 久米田康治 制作 P.A.WORKS

2013年に放送された有頂天家族の第二期
第一期での吉原正行はアニメ初監督で今回も引き続きの登板。
前作ではアニメ的レトリックで様々な角度からこの作品の表現方法を模索していた感があったが、
今回は原作の持つ文学的なムードを尊重し、落ち着いた作品に仕上がったようです。

今回は赤玉先生の弟子で二代目天狗と呼ばれたシルクハットの男が登場。
赤玉先生とのいさかいで海外出奔後100年ぶりとのことですが、
その理由は、かつて恋した女性とそっくりの弁天と英国で出会ったことらしいです。
で、弁天との関係ですが、ギスギスしてるというか、バトルしまくりになっちゃってます。

前回、名前だけ出てた「夷川海星」cv佐倉綾音は後半ではヒロイン格に昇格します。
二代目と弁天のようなスケールの大きいいがみ合いとは違い、
毛玉として分をわきまえたつつましやかないさかいで微笑ましいくらいです。

物語は一定のテンポを崩さず、語るべきことは語り、解決するべきことは解決するという、
安心できる流れを通していて、一気見よりゆったり見るのに適しているような気がしました。
隠れた良作として、じっくりアニメに浸りたい人にお勧めできる作品に仕上がったと思います。
原作力はもちろんですが、それを信頼したスタッフの絆のたまものですね。

京都の描写は前作と変わらず、関東からほとんど出ない私もまるで京都で暮らしているような幸せを感じられた嬉しい体験でした。

飛びぬけたところはありませんが、文学の薫り高い落ち着いたそれでいてアニメのセンスオブワンダーを感じられる、
期待以上の作品で驚いたところであります。

文学のアニメ化としては物語シリーズと双璧とも言える(まだ言えないかw)貴重なシリーズ。
ぜひとも三期希望です。

投稿 : 2017/11/17
閲覧 : 754
サンキュー:

28

ぱんだまん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

2期でも払拭できなかった決定的ジレンマ

 狸、人、天狗の3種族によるハートフルコメディ「有頂天家族」の続編となる今作。
前作は、かの四畳半神話大系の筆者である森見登美彦の作品が原作ということで注目度は決して低くはなかったが、商業的成功はならず。京都府とのタイアップでどこまで地元の人々を巻き込む新規ファンを獲得ができ、前作の失敗(ギャグとシリアスの区別、キャラの魅せ方)を直せるかが肝となる。

 さて、いざ見終わって1期と変われぬ「有頂天」があった。
日常アニメのような雰囲気は見ていて心地よいし、ストーリーやキャラも1期からの積み重なりがあってすんなりと楽しめた。BGMは作品に合っていてハイクオリティーで、作画は京都の町並みを四季を織り交ぜつつ綺麗に写していた。

 だが待て、しばし。やっぱりこの作品には何かが足りない。
試しにもう一度今作の1話を見てみると、小気味いい矢三郎の語りから始まり答えが見てきた。さらに、Webで公開されている原作の冒頭を読んでみて核心に変わった。

「小説をアニメ化する限界」

原作ありの作品をアニメに変換する際、原作を100 %再現することは不可能だ。それは、情報が変わるから。アニメになると、文字がセリフに切り替わり、場面説明も基本的に背景をはじめとする視覚的情報になる。小説よりも情報量が増える反面、原作との誤差も生まれやすくなる。もちろん、それがクオリティを上げることもあるが、逆もまたある。そして、それが顕著に表れてしまったのが有頂天家族だ。
 アニメの冒頭と終わりにある矢三郎の語り。実に聞いていて心地いいが、原作ではそこかしこに展開されており、読み進める文字からも「有頂天」の雰囲気が存分に感じ取れた。つまり、本来はそれありきの有頂天家族であり、どうしてもアニメでは「阿呆」な文字を変換し切れなかった。そして、これだけで有頂天家族は一気に物足りなくなる。実に繊細な作品だ。


 厳しいことを言えば、1期の円盤の売り上げからして2期も売れはずなどなかったし現に売れなかったのが事実。それでも、アニメ化させたPAスタッフの熱意はしっかりと伝わった。ツイッターの公式アカウントでも積極的に京都を巻き込み宣伝していた。上では散々ネガティブなことばかり書いたが、おそらくアニメ化される現在執筆中の最終章も私も最後まで付き合おうと思う。さしずめ「阿呆の血のしからしむるところ」と言ったところか。

投稿 : 2017/10/03
閲覧 : 321
サンキュー:

6

リタイア13号 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

メモ程度

原作読んでない。

面白かった。
この作品の独特の言い回しが好き。
世界観が好き。

純粋に続きが気になる。

投稿 : 2017/09/25
閲覧 : 272
サンキュー:

2

たんぜん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

そうだ、京都に行こう

途中までは1期に比べるとなー。とか思ってましたが!
最終回を迎える頃にはやっぱ面白いなーとなってました。
出来れば1期見てから見た方が楽しめますよ!!

キャラはたってるし、スリリングな展開あるかと思えば海星ちゃんとの恋愛ストーリーもあり。

ストーリー展開、間違いなく面白い(と思う)けど、合う合わないわあるかも。1期見て決めてください笑

なんと言っても海星ちゃん。
うん。かわいい。
森見登美彦作品、面白いよねえ

四畳半神話大系の時もそうでしたが、京都に移住したくなります

投稿 : 2017/09/12
閲覧 : 254
サンキュー:

1

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有頂天家族2のストーリー・あらすじ

人間は街に暮らし、狸は地を這い、天狗は天空を飛行する。

京都・下鴨神社、糺ノ森に暮らす下鴨家。
狸界の頭領であった今は亡き父・総一郎の血を継ぐ四兄弟たちは、タカラヅカ命の母を囲んでそれなりに楽しく暮らしていた。

総一郎の「阿呆の血」を色濃く継いだ三男・矢三郎を中心に起こった狂乱の一夜。
次期「偽右衛門」選出も、叔父・夷川早雲の策略も、そして「金曜倶楽部」との一幕も、すべてが一陣の風と共に京の夜空に飛び去ったあの日から季節は流れ、洛中に心地よい香が溢れる若葉の候。毛玉たちは尻の冷えを気にもせず、うごうごと動き出す。

天狗に拐かされ神通力を得た人間の美女・弁天は京を離れ、愛弟子である弁天に恋焦がれる隠居中の大天狗・赤玉先生こと如意ヶ嶽薬師坊は、寂しさと不機嫌を撒き散らしながら相変わらずボロアパートの万年床で、赤玉ポートワインを啜る日々を送っていた。

そんな折、赤玉先生の息子であり、壮絶なる親子喧嘩の末、敗北し姿を消した“二代目”が英国紳士となって百年ぶりに帰朝を果たす。
大驚失色。驚天動地。吃驚仰天。
天狗界、そして狸界を揺るがす大ニュースは瞬く間に洛中洛外へと広がった。

京の町を舞台に、人と狸と天狗の思惑が渦巻く毛玉絵巻第二集、ついに開幕!

「面白きことは良きことなり」(TVアニメ動画『有頂天家族2』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2017年春アニメ
制作会社
ピーエーワークス
主題歌
≪OP≫milktub『成るがまま騒ぐまま』≪ED≫fhána『ムーンリバー』

声優・キャラクター

櫻井孝宏、諏訪部順一、吉野裕行、中原麻衣、能登麻美子、間島淳司、日笠陽子、中村悠一、島田敏

スタッフ

原作:森見登美彦(『有頂天家族 二代目の帰朝』幻冬舎)、キャラクター原案:久米田康治、 監督:吉原正行、シリーズ構成:檜垣亮、キャラクターデザイン・総作画監督:川面恒介、美術監督:竹田悠介/岡本春美、音楽:藤澤慶昌、音楽制作:ランティス

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