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「亜人ちゃんは語りたい(TVアニメ動画)」

総合得点
86.6
感想・評価
1120
棚に入れた
5465
ランキング
192
★★★★☆ 3.7 (1120)
物語
3.8
作画
3.7
声優
3.8
音楽
3.6
キャラ
3.9

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亜人ちゃんは語りたいの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

おおかみ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

可もなく不可もなく

特に目新しい要素はなかった。
何か亜人ちゃん達が主人公にベタベタか惚れるかを絶対するのが良くわかりませんでした。。
あとヴァンパイヤの子は何で亜人なのにあんなにオープンエロな性格なんですかね。理解に苦しむ。他の亜人ちゃんも惚れ易すぎでは。。
初めての理解者&健常者ってだけだろうし、何かそれを逆手にとって良い思いをする先生の話って感じですかね。まあ昔から研究してたとかのバックボーンも理解はできるんですが何か違うだろ感が。。随分自分も心が汚れたもんだ。。泣

面白くないわけではないので観ても全然良いと思いますが、私は続きがあったとしても観ないですね。

投稿 : 2024/05/15
閲覧 : 51
サンキュー:

1

ちあき さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

亜人ちゃんはおもしろい

亜人。人間と似て非なる生物、デミ・ヒューマン。それが実際に日常の中に存在したら、こんな作品のようになるでしょうか。私はなったらいいなと思いました。

亜人は人間に似ていながら人間にない特殊な能力や特徴を持っていて、どちらかと言えば、恐れられる存在として様々な話の中で描かれています。悪役になることも多く、ひねくれもの私は時に、時にそちら側にも感情移入してしまうことがあります。勧善懲悪の作品の場合は特にです。そういう複雑な感情をうまく受け止めてくれた作品でした。

また違いを理解するってのは、人間の凄い所だと思いました。

投稿 : 2023/07/10
閲覧 : 308
サンキュー:

14

しゅん さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

【物語の評価】
ほんわかな日常系にみえるが、11話はただの日常系に収まらない、現代の障害者とかそういう何かしらにつながるのが見えた気がする。
そういう一部の生徒たちだけと教師が仲良くすることがいいとはいえないのかもしれない、大切なのは一人一人がその体質などが違って、それに悩んで、たまにいじめみたいなのがあって、それでも互いに理解し合う。そういう関係性に向かっていけたら。
【作画の評価】
【声優の評価】
【音楽の評価】
【キャラの評価】
ヴァンパイア、デュラハン、雪女、サキュバス。
誰も個性豊かで
【感想】
その作品が埋もれているのはもったいない。続編もストックは十分あるので制作してほしい。
でもこの作品、亜人って女性が多くないか?

投稿 : 2023/02/16
閲覧 : 158
サンキュー:

6

ネタバレ

nobody さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

亜人ちゃんたちの日常

日常系よりなのでストーリーに深みなどをあまり感じにくいですが、亜人と呼ばれるサキュバスやデュラハンなどが人間や亜人同士の関わりあいの中で、悩みを解決したり、友情を育む姿はほっこりします。メインの視点は亜人について興味を持っている理科の先生ですが、いい先生で亜人たちに信頼されているのでそこの関係性良かったです。

投稿 : 2022/10/01
閲覧 : 129
サンキュー:

1

ネタバレ

なっぱ‪‪𖧷‪‪𓈒𓂂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

差別化について亜人を使って考えさせられます

ギャグ漫画が大好きなことを
必死に隠そうとする雪ちゃんとか、
佐藤先生の学生時代の話に笑いを堪える雪ちゃんが
可愛すぎてここ1番好きなシーンかもしれないw
これ以降、笑いに敏感な雪ちゃんの様子が
ちょこちょこ登場するのありがたい(ㅅ´ ˘ `)♡

全体を通して人間と亜人の違いが描かれていて、
普通とは?差別化とは?などと考えさせられました。

人間が亜人を差別するのは良くないが
亜人も人間と同じという考え方をするのは
少しでも違いがあるんだからそれこそ差別ではないか。
と作中で人間側の生徒たちが
亜人について真剣に考え始めるシーンがありますが、
本当に深い題材だなと人種差別に置き換えて
自然と私も色々と考えていました。

差別は良くないけど差別化は大切なことですよね。

投稿 : 2022/09/15
閲覧 : 163
サンキュー:

9

ネタバレ

えりりん908 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

亜人つながりで、ハードでグロテスクなの期待してたら大ハズレ!

っていうのは冗談で、{netabare}もちろん学園日常系って知ってて視聴しました(*^▽^*)

結果的には、もちろん「亜人」とは全然違う、
コメディ+ときどき人情話って感じで。

とっても楽しく、
ときどきうるうるしちゃう楽しい学園ドラマでした(^^)

先生役の諏訪部順一さんと、
先生で亜人でもある役の日笠陽子さんが、
とってもコミカルで上手くて、かつセクシーで(///ω///)♪
亜人高校生女子3人も、とっても可愛かった(≧▽≦)

なんか謎っぽい少年刑事とか出て来るし、
先も見たいな~って思います!

きれいに終わっていて満足感はあるけど、
できるなら、ぜひ{/netabare}続編、やって欲しいなって思います(#^.^#)



・・・・・・って感想書いてから5年。
それなりに人気作ではあったと思うんですけど、
2期制作には、いろいろとハードルは高かったかも(-△-)

いま見返してみると、諏訪部さん日笠さんがすでに熟練の味なのに比べて、
本渡さんが、元気いっぱいでハリキリまくっているのが、
若かったなあって感じ。
こういうのも、楽しかったりしますね^^

投稿 : 2022/08/06
閲覧 : 766
サンキュー:

40

ネタバレ

くろゆき* さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

頑張ってる人に「出過ぎだ」なんて文句言うのはおかしい

あり得ない様々な出来事をありそうな感じに描ききったハートフルな学園ドラマといった印象でした。
可愛らしい亜人とのハーレムラブコメディかと思っていたのですが、1話から良い方に予想外れました。
キャラたちの概況や個性や魅力の一端、物語の方向性なんかもさらりと盛り込みながら、非常に丁寧なつくりで好感の持てるスタートでした。

ストーリーについては山も谷もほとんどない日常生活中心ですが、亜人であるからこそ普通の人にとっての日常もドラマッチックになるという着眼点はとても良かった。
他作品では大きなイベントなどで大成功や大失敗なんかを描くところを、日常的な些細なところをクローズアップしてそこをドラマにしていった点が、興味深かったし面白かったです。
1話1話の後味も良好でしたが、1クール全般にかけて暖かく優しい世界が上手く表現できていたと思います。

設定が特段に絶妙だったと思います。
まず世界観のところですが、亜人が社会的に周知されている存在として大まかなところをファンタジーにまる投げしたところが良かった。
逆に生活感の出る部分においては出来る限りのリアリティを追及したという感じで、特にデュラハンの子の描写では、登校、勉強、食事、睡眠、お風呂、体育、プール、旅行などなど突っ込みたくなるところをしっかり描いてました。
キャラの性格についてもテンプレと少しずらして、ヴァンパイアは明るく社交的、デュラハンは温厚で勉強熱心、雪女は笑いの沸点が低く、サキュバス先生は奥手で真面目という印象でしたが、そこを違和感無く物語に馴染ませていたところが視聴意欲に繋がってました。
主人公?の先生についても難聴鈍感で運頼みの優男ではなく、恋愛からは程遠いおっさんにしたところも面白かった。
彼の内面にある優しさ誠実さや教師としての責任感も出ていたし、デリカシーに欠けるシーンも上手くギャグに昇華出来ていたと思います。

作画についても全般的に良好で、特にキャラたちの表情に関しては様々な場面で活き活きと表現されていたと思います。
加えてストローの噛み跡や双眼鏡の反射など細かいところにも手を入れていて、熱意みたいなものも感じました。

最も印象に残ったのは終盤の11話でした。
見ていてちょっと気になってきた先生の亜人たちに対するがんばりが、客観的にはどうなのかなという問題。
流さずに問題として描いたことも興味深かったのですが、双方の正当性をきちんと描きつつ、無難な着地点にもっていったところが良かったです。
ちょっと飛躍しちゃうけども、身体的、心の問題を抱えた高校生くらいの年代の子だったらと置き換えてみたりして、将来を見据えて自立を模索すること、率先して手を差し伸べて周りの人との距離を縮めること、なかなか難しいことではあると思います。
優しい世界での理想論でもあり都合のよさもあるとは思うけど、一つの物語として見せることにとても意義を感じました。

先生の真面目な亜人考察も面白かったし、亜人の特性を含めてそれがその人の個性と考えると、それが一般の人間のあいだでも存在する個性の差異みたいな事と同じことが言えるのではという部分も興味深かった。

投稿 : 2022/07/22
閲覧 : 207
サンキュー:

6

ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

悪意の中で生きるか、善意の中で生きるか。

[文量→中盛り・内容→雑談系]

【総括】
久々に観直してみたのですが、改めて素晴らしい作品だと思いました。

私はストーリー重視でアニメを観るので、実は、2周以上するアニメってかなり少ないんです。ガンダム系を除くと、10作品あるかどうか。

本作は、とても優しくて、とても深い、稀有なアニメです。基本はラブコメや日常系的ですが、その枠に留まらず、人生にとって豊かな指針を与えてくれるようなアニメです。心が疲れた時に観るには、すごくぴったりな癒し系アニメ。

剣道的に、かなりオススメのアニメです。未視聴の方にはぜひ観て欲しいですね♪

《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
この作品は、全編を通して徹底されて貫かれる、優しく温かな視点に心が洗われます。

それは、同じく亜人(デュラハン)を愛した、「デュラララ!!」の「新羅」とはまた違う、もっと広義での愛の視点。

亜人という特性を、「そんなの関係なく、君は君じゃないか(数多の亜人系アニメ)」なんて綺麗事で片づけるのではなく、また、「だから良いんだよ~(新羅)」とマニアックに振り切るのでもなく。

短所は短所、長所は長所と認めつつ、基本的に受容するという態度が貫かれていました。

「亜人だから苦労している」「亜人でも関係ない」というのは、どちらも真実なんでしょう。亜人ちゃん達が普通の日常を送るためには、普通じゃない努力をしていて、そのことを真っ直ぐに理解してあげることが大切なんですね。

現代のヴァンパイアが血を吸わないことを、「ベシタリアンみたいなもん」とサラッと言ったり、(あくまで友達のノリの中で)、「デュラハンなんだから、Hで特殊なプレイができそう」といじってみたり、本当にフラットな視点が貫かれていました。あんな風にみんなが思えたら、様々な差別とかも次第に無くなっていくのかな、と思えたり……。

私は、人外萌えしないというか、容姿があまりにも人と離れるのは苦手なのですが、マチは例外! かなり良い娘でした♪

という部分に集約されるように、とにかくキャラが良いアニメでもありました♪

メインの四人は、本当に甲乙つけがたい。

まず、ひかりは、私が好きな「ダメな娘」と見せつつ、意外としっかりしてたり、弱さもあったりで、お調子者でいたずら好きで憎めなくて、ホントに良い子! これまでの視聴アニメの中でもかなりお気に入りのヒロインでした♪

マチは作中最も成長した人物で、容姿は最も「亜人」らしい。けれど、好きです。高橋先生にベタ惚れなところも可愛い。(私は巨乳は苦手ですが)ああいう、控え目な隠れ巨乳には萌えますw ヒロインズの中では、一番高橋先生とくっついて欲しいかな♪

ユキは4人の中では一番キャラが弱かったのですが、ギャグ漫画のクダリでハネましたね♪ 今後、皆に属性がバレた後のユキも観てみたいです(笑)

佐藤先生は、ド下ネタに笑ったw 最近、年のせいか、女子高生キャラより、大人なキャラに萌えるw 一緒にお酒呑みたいですね~♪ サキュバスなのに、ウブなのが良い(耳年増的なw)。

EDは、このアニメの良さを象徴していますね。スケッチブックに手描きしたような柔らかなタッチと、音楽は、このアニメの空気感そのもの。次第についていくカラフルな色は、亜人ちゃんを含め、「十人十色(個性の尊重)」を暗示しているようでもあり、高橋先生と出会ったことで色づいていく、亜人ちゃん達の心情を表しているようでもあり。名EDでした♪
{/netabare}


【余談 ~差別についての私見~】
{netabare}
胴体と首が離れた「デュラハン」の同級生(女子高生)がいて、あなたならどんな声をかけますか?

「大変そうだね?」「何か手伝おうか?」「私達は何も変わらないよ!」

いずれも間違っていないし、優しさ溢れる、素敵な言葉だと思います。

本作の主人公、ひかりは、こう言います。

「特殊なエッチプレイができそうだね」

私はこの言葉に、度肝を抜かれました。一見、危うく差別的に見えるこの言葉には、凄く深い部分での「公平」な視点があることに気づきます、作品を見て、ひかりのキャラクターを掴めば、必ず。彼女が差別的な意図をもった発言をする人じゃないことは分かります。

日本人はよく、「人種差別に対する意識が低い」と言われます。アメリカとかフランスとかみたく、「なぜ、戦わ(デモをし)ないんだ」とか、「配慮が足りない」「相手の文化や背景を知ろうとしない」とか。

いままあ、それは確かにそういう一面もあるでしょう。

でも、それは日本人の「差別意識の少なさ」故だと思うんですよね。「(差別をしないし、されないから)差別に興味がない」と言い換えても良い(まあ、一歩海外に出ると、黄色人種が被差別階級だと感じますが、日本国内で暮らしてるとね)。

だって、アメリカとかフランスとかの方が、絶対に差別も差別意識も凄いでしょ。目に見えやすい部分だけを取り繕っているだけでしょ。と、冷めた目で見てしまっています(苦笑)

若い時ですが、車を修理した時に代車がなくて、しょうがなく実家から親父のBMWを借りて仕事に行ったことがありました。その時の職場には60台くらい車が並んでたんですが、次の日には言われたんですよね。「BMじゃん。買ったの?」みたいなことを何人かに。

正直、「怖っ」って思ったんです。

だってそれ、まず「あ、駐車場に昨日まで無かったBMWがある。誰乗ってるんだ?」「(たくさんの車の中から探して)あ、剣道部の車がない。じゃあ、剣道部がBMW買ったんだ」ってことじゃないですか(気付き+疑問+捜査)。

私、それまでも自分がどんな車乗ってるかなんて特に公表してませんでしたし、職員の誰がどの車に乗ってるかもほぼ知りませんでした。

だって、興味がないから。

まずそもそも車自体に興味が薄いし、誰がどんな車に乗ってるかなんてもっと興味がないし。

でも、世の中には「誰がどの車に乗ってる」かを凄く気にしている人もいるし、その中には、人の価値の一部を乗る車のランクで考える人もいる(実際、前述のBMの件では、ややヒガミを感じることもありました)。若い時、そんなことを感じました。

おそらく、普通に日本で生まれ、日本で暮らしてきた日本人の多くにとって、人種差別はとても縁遠いものでしょう。また、日本人は基本、自己肯定感が低く、海外の文化や人をリスペクトですからね。無条件に「スゲェー」って思っちゃうというか。

昔、外国のある記事で「日本人は黒人を差別している。なぜなら、アニメに出てくる外国人の多くが白人であり、日本人キャラですら、白人のような肌の色をしている」というバカみたいなものを読んだ。

いやいや、そんなに深く考えてないから(苦笑)

多分、作り手には何の差別意識もない。が、普段から差別について敏感な(=差別されたり差別したりしている)人からすれば、そう見えるのだろう。

もし、作り手に恣意的なものがあるとすれば、「黒人キャラを出したら、あえて黒人にした意味を持たせる必要がある(面倒くさい)から」かな。

それを、「ほら、白人中心の社会を受け入れてるじゃん」と言われれば、まあ、確かにそうだが。ただ、多分、「あえて出す方が差別っぽい」というところもあると思う。

例えば、ハリウッドでは出演者の人数比を、肌の色で均等にしていくみたいな方向性にあるが、日本でそういう議論が出ないのは、「そういう風に、配慮して取り上げることが、逆に差別的じゃないか?」と考える人が多いからじゃないかと。

これに関しては、どちらが正しいとか間違ってるって話じゃないだろうけどね。

というか、多分、もっとシンプルな問題で、「単純に白人の女の子の方が可愛く感じてる」からじゃないかなと。

私個人の好みを言えば、白人女性と黒人女性なら、一般的に、白人女性の方が可愛いと感じます。黒人女性の「強い」顔があんまり好みじゃないんです。というか、白人女性の整った顔よりも、日本人女性の「優しい」顔立ちの方が、なお、好みだしね。

これって、、、差別なのかな? 別に、黒人女性のような顔立ちや、東南アジア系が好きな人がいても全然良いと思うし、なんなら黒人男性とか格好良くて、若干憧れるしね。

話はズレましたが、おそらく、悪意の中で生きていた人は、他人の悪意に敏感になるし、自分の中の悪意や、悪意と思われてしまうかもしれない言動に敏感になる。

逆も然り。善意の中で生きてきた人間は、他人にも優しくなれたり、他人からの悪意に気づきにくかったり、自分の発言で相手を傷つけてしまう可能性にも無頓着になってしまう気がします。

ひかりの「特殊なエッチ」発言もそう。(下世話で申し訳ないですが)だって、普通の女子高生同士だって、例えば体操部でめっちゃ身体柔らかい同級生とか、吹奏楽部でオーボエ吹いている同級生に、下ネタトークしてもおかしくないじゃないですか(知らんがw)。

ひかりの両親が、ひかりのヴァンパイアとしての特質を、配慮する部分と配慮し過ぎない部分をちゃんと区別して、「双子の妹」と同じ温度感、愛情をもって育てたことが、ああいう感性をもった子供に育つのでしょう。

本作は、めっちゃ萌え度も高い上に、こうい小難しいことも考えさせてくれる懐の深さもあるから、私は好きなんですよね~。
{/netabare}

【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆
ヴァンパイアが血を吸わないのを「ベジタリアンみたい」。デュラハンに対して、「(首持ってるから)カバンとかもてなくて大変そう」など、なんかスゴくフラットな目線に好印象。小鳥遊ひかりは、どことなく、「ちー様」っぽいかな。

2話目
京子回。デュラハン=寂しがり屋 って、なんて優しくて新しい解釈。「先生も首が飛ぶ」って、デュラハンギャグw エッチで特殊なプレイ(笑) 薄い本が出そうだ(笑)

3話目
佐藤先生回。サキュバスの現代的な悩み。家呑みしてる眼鏡女子に萌えるw サキュバスなのに、いや、サキュバスだから純情なんだね。ひかりも馬鹿可愛いw 図書室のシーン、空いてる本棚の横でずっと映っている本が、森鴎外の「ウィタ・セクリアス」ってのが良いね。(内なる性欲を)暗示してる。

4話目
雪女ちゃん回。とみせかけて、ひかり回。いや~、ひかり妹が、可愛いドラキュラのキャラのキーホルダーをつけてるとか、良いね~。おっ、デュラハンちゃんに巨乳要素を付け加えるわけですな。屁理屈デミ好き教師w しかも否定しないとかw

5話目
雪女回。悲しい涙は凍るけど、嬉し涙は凍らないとか、素敵だな。ひかりのカジカジ、可愛いなw 佐竹君、良い感じのキャラだw

6話目
ひまり回。ひかりとひまりの姉妹喧嘩がウケたw 血の慣用句連弾w アニメでは珍しい、仲良し家族にほっこりする♪ ひかりの通常の髪型も良いね、てかあの髪型、セットしてるんですね。ひまり、良い娘やな~。ラストのマチと先生のクダリも胸キュンですね♪

7話目
佐藤先生、テンパり過ぎw 男と男の会話やな~。良い感じ。

8話目
雪の「ウソです」からの独白、かなり笑ったw 普通に良い娘過ぎて、デミ3人娘でキャラ負けしてたけど、ここにきて挽回だね。テストか。まあ、ひかりの期待を裏切らない馬鹿っぷりがナイス! ひまりはプライスレスとか、いちいち視点が温かい。

9話目
佐藤先生の、冒頭の一人呑み、ウケたw 「三角定規が~三角の部分が、え? 分度器もなんですか? チョークもお願い! 教育されちゃう~」って、ド下ネタですやんw このアニメ、たまにぶちこんでいく下ネタも良いよね♪ 眼鏡をとった佐藤先生、可愛い! 宇垣さん→佐藤先生にも、温かい視点があるね。雪のツッコミ、なんか可愛くて良い感じ。

10話目
デュラハンの便利さw 説教されて泣くマチ、可愛い。ひかり、LINEでドラキュラのスタンプ使うんかいw ん? 大学のつくり(内部)が、ウチの大学にそっくりなんだが。あ~でも校章的には普通に武蔵野大学がモデルか。まあ、ウチの大学、文系だしな。マチに夢が出来た。素晴らしい夢だね♪

11話目
少しだけシリアス回。まあ、亜人というより、障害を持っている方への差別という視点もあるんだろうね。ビデオレター、ひかりだけないのが、また良い。信頼感やな。はい、ひかりさん、正論です。素敵♪ なんだよ、教頭も良い奴かよw

12話目
はしゃいで恥ずかしがるひかり、可愛いw アクティブな佐藤先生、可愛いw ゆきの笑いのツボが浅いw たかだかプールの中も、生まれて初めて見たなら感動するよねw 最後の遅刻のクダリも良いね♪
{/netabare}

投稿 : 2022/06/12
閲覧 : 783
サンキュー:

57

ネタバレ

マーティ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

高橋鉄男は語りたい

 全12話。原作はアニメが発表されてるとこまで既読。

 そういえばリアタイで見てたのに、これの感想を忘れてました。個人的には結構好きな作品です。

 僕が「モンスター娘のいる日常」にはまって以来、一時期人外萌えというものに熱中しておりまして、その中の一つがこれです。(あとは小林さんちのメイドラゴンとか)

 何が良かったかって、やはり優しい世界・人たちですね。人と変わりなく生活している「亜人」に生物教師の高橋鉄男が興味を持ち関りを持つというもの。生物教師、といってもマッドサイエンティストではなくちゃんと相手の身体的特徴を理解し向き合っていくところが良いですね。学生だけでなくサキュバスの佐藤先生相手にも性的な欲求を必死に我慢して真摯に向き合っているところとかも真面目で良かった。

 高橋鉄男は教師ですがデミ皆のお父さんという感じです。3人とも先生を慕っています。相手をちゃんと理解しようと話し合ったり遊んだりして微笑ましいです。だからデミちゃんたちは女の子たちばかりでもハーレムみたいないやらしさはなく、爽やかで良いです。声が諏訪部順一さんなのも良し。
 僕はこんな風に相手のことを理解しようとする姿勢が好きですね。自分の価値観で相手を否定したりとか差別したりとかは争い、人を傷つけることになります。自分とは違う価値観でもちゃんと相手に関心を持ったり話し合ったりすれば平和になるのかなと思います。

 あ、それとOP、EDも最高でした。特にED。僕が三月のパンタシアを初めて知ったのはこれなんですけど、すごーく優しい気持ちになれる良い曲なんですよ。曲名は「フェアリーテイル」っていうんですけど、この曲はかなりおすすめです。

 これにて感想を終わります。ここまで読んでくださりありがとうございました。

投稿 : 2022/05/27
閲覧 : 218
サンキュー:

21

ネタバレ

Prospero さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

語りたいのは先生

亜人観察日記。

投稿 : 2022/03/19
閲覧 : 177
サンキュー:

1

ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

SFスーパー英雄(?)列伝71

番外編「天地人はネタやりたい」

永井圭
「先生、亜人について、どう思ってますか。」
高橋先生
「そーだなぁ、亜人は普通の人間と同じだが、君の場合、その性質は他の亜人と比べ、大きな違いがある。」
「何せ、どうやっても死ぬことがないんだ。これは非常に興味ある対象だね。ぜひ確かめてみたい、例えばこのチェンソーで君を切り裂くと(って、こらっ)」

・・・それ、亜人違いですから(汗)

生物教師の高橋先生とデミの女子高生であるヴァンパイア、雪女、デュラハン、それにサキュバスの新人教師が織りなすゆる~いギャグアニメです。
と言っても、ギャグの中に結構シリアスな題材も含めて描かれており、ちょっとしたセリフに考えさせらる事もある作品です。
ちなみに、全世界に3人しかいないデュラハンの一人は死後、別世界で魔王軍の幹部をやっているとか(ウソ)
しかし、プールでの佐藤先生は、サキュバスじゃなくても強烈でしたね。
(わたし、脱いだらスゴイんです)

原作が連載中であまりストックがない(4巻発売中)ため、1クールで終了しましたが、現在は10巻まで出てるので、そろそろ2期をやって欲しいですね。

※2017/03/27ネオSFスーパー英雄(?)列伝37としてとして天地人で投稿したものを一部修正して転記しました。

投稿 : 2022/03/12
閲覧 : 210
サンキュー:

7

ネタバレ

れるびい さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

とても優しい作品

疲れたり、ちょっとほっこりしたい時に観てます。とても好きです。
原作も読んでおります。2期こないかな~。
本作に関しては、原作よりもアニメ版の方が好きです。

恐らく日常系の中でもそれ程知名度の高い作品では
ないと思うのですが、評価がとても高いです。

バンパイアやデュラハン等の伝承の中の生物が
普通の女子高生として登場していて、
一般の人との生活の中で感じる不便さや生きづらさ等を
生物教師の高橋先生と語りながら一つづつ解決していこうとする
コミカルだけどとても心温まるお話。

生まれつき属性的にマイノリティな人たちの悩みや葛藤を
上手く亜人に置き換えて、解かりやすく、
全く暗いテイストにならずに表現されていると思います。

共感できる点や気づかされる点がすごく多いです。
ほんの少しの違いややりずらさから、いじめに発展したり
悩みを抱える原因になってしまったりするんだろうなぁと。

露骨にいじめ等の表現は出てきませんが、
何らかのマイノリティの人に対する
制作者の意図と想いがとても伝わってきます。

作中、雪女のゆきに対して陰口を言う生徒が出てきます。
しかしその生徒たちにとっても、亜人と触れ合って話し合うことで
自分たちとは違う性質を持った人について考える
良いきっかけになっていきます。

NHK教育とかで放送されても良いと思うくらい
教育にも良いアニメだと思ってます。
エンディングまでとても優しいテイストで
毎回飛ばさずに最後まで見ています。

ED曲のピアノカバーを作ってみましたので
良かったら見てって下さい。あにこれ限定公開です。
https://www.youtube.com/watch?v=TE2Uu4t-JUk

投稿 : 2022/03/06
閲覧 : 487
サンキュー:

26

メモ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

“ち”が足りない休日に

ハートフルな良作。

亞人に限らず、元来、各々が持つ
異なる体質や個性。

お互いに語ったり、語らない中で
理解し、大切にし合うことの
温かさ&ときどき難しさを
この作品はゆるりと投げかけてきます。

本来、人と人の関係で
当たり前なことのはずなのに
見ていて癒されているのは、
疲弊した差別の多い現代社会があるからかなと。

そして、キャラクター達全員の優しさと
可愛さがそこにあるからだと思います。

疲れた休日にはぴったりな作品です。

投稿 : 2022/01/02
閲覧 : 133
サンキュー:

3

ネタバレ

アハウ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

日笠

映像特典
声優さんの着物姿。
本渡さんは赤い着物で似合っています。
Lynnさんは見た目があれだし。
日笠さんだけ違和感が。諏訪部順一「ババア」w

町京子は慣れない。
チューリッヒの博物館でみた、自分の頭を持つ聖人にショックを受けたので。
トラウマ・・・
小鳥遊ひかりは可愛い。

投稿 : 2021/10/27
閲覧 : 225
サンキュー:

10

nyaro さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

いろんな視点で亜人ちゃんを描けていました。あと小鳥遊問題です。

 視点・テーマが3つありました。1つ目は亜人のそれぞれの性質についての考察があります。次が、亜人の生活上の苦労とか注意点。そしてもう1つが亜人と人間のかかわり方です。

 なお、メインヒロイン3名+先生の4人が亜人です。この4人は皆キャラデザが可愛いです。特にひかりちゃんはメチャメチャいい造形をしていました。明るく爽やかな感じに癒されました。雪女ちゃんは可愛いですがちょっと華がありませんでした。

 1つ目の性質についてです。例えばメインヒロインのひかりちゃんとの会話やエピソードで、吸血鬼の性質として、吸血、ニンニク、日光、鏡に映るかなどの考察が可愛く、ちょっとギャグっぽく話が進みます。
 雪女の伝承に基づく考察とか、デュラハンの頭と胴がどうやってつながっているかの物理的考察とか。ヒロイン3名の設定を活かしてかなり興味深い話になっていました。
 サキュバスの先生は、催淫の考察はあまり深掘りはなかったと思います。

 それから2つ目、生活については結構面白かったです。吸血鬼の冷蔵庫の中身とか、デュラハンが頭を持ち歩くことの生活上の苦労とか。サキュバスの先生はこっちの生活上の注意が面白かったです。服装はダサイジャージにしなきゃとか、人から離れて住むとか。痴漢冤罪などの話もあって、亜人の生活上の苦労の話が面白いエピソードになっていました。

 で、3つ目の異質な亜人と人の関わり方ですね。ここは普通の学園ストーリーの範囲をでなかったかなあと。エピソードはそれぞれ工夫していますが、中心になる主役の男の先生の振舞や言動がどうしてもテンプレになります。
 これは「メイドラゴン」でも感じたのですが、異種族の偏見や対立の中間に立って融合のストーリーを回す人物はどうしても「善人」になってしまう事ですね。

 彼が亜人の女性たちに好かれながら、相談役になって物語の中心になりますが、一番「作られたキャラ感」がありました。登場時は多少の悪意というか目的がありましたが、やっぱりこういう話だと、テンプレ善人にならざるを得ないみたいですね。ここが残念でした。サキュバスの先生に対する性欲の問題ももうちょっとだらしないストーリーにしてよかったのでは?


 ということで、全体的には面白かったですが、多分一番盛り込みたかったであろう、亜人と人間の問題がちょっと浅く終わったなあという感じでした。

 作画はものすごく良かったです。ひかりちゃんのポーズがいちいち可愛いのはかなりのこだわりを感じました。

 なお、「小鳥遊」(たかなし)という苗字はいい加減、クリエーターのレベルが知れてしまうので止めて欲しいです。ずーっと昔に難読の苗字で知られて以降、あまりに多すぎでしょう。ラノベその他一般小説含めるとどれだけいるかわかりません。
 実際はごく少数の苗字です。苗字をキャラの人物造形に合わせてきちんと考えるのもクリエータの力量です。珍しい苗字を使えばいいと言うものではありません。

投稿 : 2021/09/28
閲覧 : 297
サンキュー:

9

ネタバレ

アニマル さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9
物語 : 1.0 作画 : 1.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

セクハラ教師

吸血鬼である女子高生亜人ヒロインに「血を吸うってえっちぽい」とセクハラする教師が主人公です。
教育委員会に訴えられる展開なら神でした。

投稿 : 2021/09/14
閲覧 : 280
サンキュー:

1

たまご丼 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

名作と思います。

深い考察は既に沢山の方がされていますのであえて割愛しますが、間違いなく名作です。
YouTubeなどのアニメ名作トップ 10とかの動画で、この作品が取り上げられる事が少ないのが不思議で仕方ありません。それとこれは本来この作品のレビューとは違うのですが、このサイトの星システムに総合評価という項目を出来ればつけて欲しいです。この作品のように作画や音楽が突出していなくても、総合的には名作と呼ぶに相応しい作品があります。その手の作品の満足度がどうしても本来より低くなってしまいます。

投稿 : 2021/09/06
閲覧 : 289
サンキュー:

5

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ハートフルでコメディな良作

サキュバス、デュラハン、雪女、そしてバンパイア。
人間とちょっと違うそれが「亜人」。
亜人も最近じゃ"デミ"と呼ばれています。
そんな女子高生の彼女達と女教師とその亜人に興味津々な高校教師、高橋先生が繰り広げる日常作品です。
(あらすじ)

何度か試聴しようか迷っていた作品でしたが、やはりタイトルが個性的なので、かなり躊躇していましたが、結果的に試聴して良かったです。

人間とは違う亜人達の生きづらさを高橋先生と一緒に解決していくというか、寄り添っていく作品なのですが、その中にもギャグを挟んでいるところが、この作品の見易さでもあり良さかなと思いました。
OPやEDも作品に合っていて良かったです。

ファンタジー×ハートフル×コメディ×日常といった感じでジャンルとしてはかなり斬新ですが、内容はとても良いので、笑えるけど、心温まる作品が見たいと言う方におすすめの一作です。

投稿 : 2021/08/12
閲覧 : 166

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

非日常的な日常

亜人が普通に存在している世界の日常ハートフルコメディですかね!
特にこれといった大きい展開って言うのはなかったけど
個人的には4話の雪女の回は少し泣けました、
悲しい気持ちになりつつもって感じですがやっぱり
雪女ちゃん可愛いし
最初デュラハンも見た目が怖いのもあって苦手でしたが
回を追うごとに魅力的になりました!
個人的にはハーレムものでもあるこの作品の主人公に好感持てるですよね、なかなか珍しいと思います女の子が魅力的な作品なら沢山あるがこの作品に関していえば主人公がモテモテになるのも納得いくんですよね。
飽きずに見れる隠れた名作です

投稿 : 2021/05/01
閲覧 : 183
ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

亜人(デミ)少女たちとおっさん先生のほのぼの日常?

公式のINTRODUCTION
{netabare}
サキュバス、デュラハン、雪女、そしてバンパイア――。
僕ら人間とちょっとだけ違う、それが「亜人」。最近じゃデミと呼ばれてます。

そんな個性的な亜人(デミ)ちゃんたちと、彼女たちに興味津々な高校教師・高橋鉄男が繰り広げる、ちょっと刺激的でハートフルな学園亜人コメディ!
{/netabare}

STAFF{netabare}
原作:ペトス(講談社「ヤングマガジンサード」 連載)
監督:安藤良
シリーズ構成・脚本:吉岡たかを
キャラクターデザイン:川上哲也
美術監督:針生勝文
色彩設計:赤間三佐子
撮影監督:宮脇洋平
CG監督:那須信司
編集:西山茂
音響監督:明田川仁
音楽:横山克
制作:A-1 Pictures
製作:「亜人ちゃんは語りたい」製作委員会
{/netabare}
CAST{netabare}
高橋鉄男:諏訪部順一
小鳥遊ひかり:本渡楓
町京子:篠田みなみ
日下部雪:夏川椎菜
佐藤早紀絵:日笠陽子
小鳥遊ひまり:Lynn
{/netabare}

第1話 「高橋鉄男は語りたい」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:吉岡たかを 絵コンテ/演出:安藤良 作画監督:川上哲也

柴崎高校に勤務する生物教師・高橋鉄男は、人間とはちょっとだけ違う性質をもつ「亜人」に学生時代から興味を抱いていた。「亜人と語りたい」と語る鉄男だったが、絶対数の少ない亜人にはまだ一度も出会ったことがないのだった。しかしある日、サキュバスの亜人・佐藤早紀絵が数学教師として赴任してきて――
{/netabare}
感想
{netabare}

亜人って突然変異で生まれてくるみたい

人とちょっと違うけど
それが個性ってみとめられた世界でのお話し


アニメの「亜人」には死んでも生き返る亜人しか出てこなかったけど
このおはなしの世界にはいろんな妖怪タイプの亜人がいるみたい

今日は4人の女子(新任の先生も入れて)が出て
佐藤早紀絵先生は男性恐怖症?のサキュバス
話し好きの小鳥遊ひかりはヴァンパイアなんだけど双子の妹はふつうの子
町京子は恥ずかしがりのデュラハン
あと、今日はあんまり出なかったけど雪女の日下部雪、暑いのニガテみたい


今日のおはなしは

京子のぐあいが悪くってひかりが高橋先生を呼びに来て
先生が京子を保健室まではこんでからひかりと仲よくなって
生物準備室に自由に遊びに来て話をするようになったの


ホントのヴァンパイアのこといろいろ気になるよね^^

それで今度はひかりと仲よくなった京子がお礼にって
いっしょに生物準備室に来るようになったの。。


おはなしは亜人少女のいる日常コメディーってゆう感じかな?
恋愛なしの「実は私は」にちょっと似てるかも

先生のインタビューに答える光のホンネトークとかおもしろいw


亜人っていろいろかわってるみたいだけどいがいとふつう^^

でも、どうゆう所がちがうとか何となく気になっちゃうよね^^
来週も楽しみ☆

「亜人」は男子の亜人が多かったけどこっちは男子の亜人っていないのかな?
{/netabare}
{/netabare}
第2話 「デュラハンちゃんは甘えたい」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:吉岡たかを 絵コンテ:安藤尚也/安藤良 演出:高橋謙仁 作画監督:吉田南

町京子はデュラハンである。アイルランドに伝わる妖精をルーツに持つ、頭と胴体が分離している亜人で、現在世界に3人しかいないという。ある日の放課後の生物準備室、鉄男に自らのことを語る京子。デュラハンちゃんにはデュラハンちゃんの悩みと、そしてお願い事があるのだった。
{/netabare}
感想
{netabare}

デュラハンの京子はいつも頭を抱えて歩いてるから
頭を抱えられるのが大好き

でも、高校生になって親からそろそろ甘えるのやめたらって言われて
さびしい思いしてたみたい

高橋先生にやさしくしてもらって好きになったみたい
将来恋人ができた時の実験ってゆうことで
体はひかりの家に置いたまま
頭だけ先生に抱えてもらってデートすることになったの。。


すごくおもしろいおはなしはなかったけど
ひかりがちょっとイジワルでからかったり
トイレに行きたくなっちゃったりって
頭と体がはなれてるといろいろあるよね^^;


さいごは先生が気が付いてくれて
京子だけ手さげカバンのかわりに
リュックでもいいってゆうことになった♪

高橋先生やさしいなぁ☆


あと、雪女の雪ちゃんも何か悩みとかあるのかも。。
はずかしがりみたいだから友だちになるのむずかしいのかな?


でも、来週のおはなしはサキュバスの佐藤先生みたい^^
{/netabare}
{/netabare}
第3話 「サキュバスさんはいい大人」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:吉岡たかを 絵コンテ:中川淳 演出:中川淳 作画監督:山名秀和 

サキュバスは、異性の性欲を亢進させたり淫靡な夢を見せる夢魔としての性質をもつ亜人である。そんなサキュバスである佐藤早紀絵は、異性をみだりに催淫してしまわぬよう、住むところや通勤電車、服装に至るまで細心の注意を払って生活をしている。恋愛や結婚……女性として描く夢は遠く、自身の性質との折り合いに悩む日々だったが、ある日、ふとしたことから鉄男の手を握ってしまい――。
{/netabare}
感想
{netabare}

いつもみたく高橋先生が佐藤先生と話すのかな?って思ってたら
サキュバスで恋愛とかしにくい佐藤先生が
高橋先生を好きになっちゃうおはなしだった^^


男性に近づかないようにするのに
できるだけ人のいない始発とか夜遅い電車にのったり、
あんまり人のいない田舎に住んだりって大変みたい。。

だったら女子高の先生になった方がよかったんじゃないかな?って
ちょっと思った。。


それから京子の恋愛相談にのって
おんなじ高橋先生を好きになっちゃったから
話しながらやきもち焼いたりするところがおかしかったw


高橋先生ってモテるよね。。もしかして亜人にモテる亜人とかw

でも、高校生で生徒のひかりに
2人きりのときセ〇〇スのことなんか聞いちゃっていいのかな?
ほかの先生とかに聞かれたらセクハラとかでうったえられそう。。


さいごは雪が1人でうずくまってた。。

みんなに近づかないようにしてるみたいだけど
高橋先生みたく、何か理由とかあるのかな?
{/netabare}
{/netabare}
第4話 「高橋鉄男は守りたい」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:吉岡たかを 絵コンテ:石井俊匡 演出:石井俊匡 作画監督:川﨑玲奈

女子生徒が自分のことを悪く言っているのを聞いてしまった日下部雪。陰口といえば女子高生にはありがちな悩みかもしれないが、雪は自分が亜人――雪女――であるからではないか、と思い悩んでしまう。彼女の悩みを受け止め、教師として守らねばと決意する鉄男。それは、同じ亜人であるひかりも同じだった。
{/netabare}
感想
{netabare}

カゲグチっていやだよね。。
にゃんは友だちがいないからカゲグチゆうことってないけど

でも、自分のことだってときどき
「あんなこと言わなかったらよかったかな?」とか考えちゃうから
アニメの感想に「もっと。。だったら」って書くみたく
人のワルグチみたいなこと言っちゃうかもしれない。。

今日のおはなしに出てたカゲグチ好きな女子2人もそんな感じなのかも?


でも、そう思っても言われたらすっごく傷ついちゃうし
その子たちのことにくんだりってしないけど
そんな風に思ってるって分かったら話せなくなっちゃう。。


きょうのひかりは雪のために2人と話してくれてうれしかった☆
ちょっとイジワルとかも好きで話し好きだから
ふつうの人かなって思ってたけどとってもいい人みたい^^

妹もいい子だからきっとお母さんたちもいい人なんだろうな☆


きょうのおはなしだと
まだ雪が人に近づかないようにしてるわけとか
あんまりよく分からなかったからつづきがあるのかな?


あと、佐藤先生が急に高橋先生に近づきたがりすぎみたい。。

高橋先生っていい人だけどやっぱり男の人だから
みんなかんたんに抱きつきすぎかも。。


今日はコメディってゆうかいいおはなしだった☆
{/netabare}
{/netabare}
第5話 「雪女ちゃんは冷たい」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:吉岡たかを 絵コンテ:安藤良 演出:徳本善信 作画監督:杉田葉子/大西陽一/永田善敬

ひかりたちによって前を向きはじめた雪。先日の一件以来、鉄男を信頼するようになった雪は、自身の雪女であるがゆえの悩みを打ち明けることにした。悩みの発端は、高校進学とともに都会に引っ越してきたある日の入浴中、湯船に突然氷が浮かんできたのだという。お湯を凍らせるほどの冷気の矛先が、もし他人に向かってしまったら――その不安から、他人との接触を避けるようになってしまったのだと、雪女ちゃんは語りだす。
{/netabare}
感想
{netabare}

いつもは作画監督の人って1人だけなのに今回は3人になってる!?
だんだんアニメーターの人たち大変になってきてるのかな?


前半はあらすじのおはなしで
人に近づきすぎると凍らせちゃうかもだからこわいってゆう
雪の悩みを聞いて先生が解決してあげるんだけど
先生のやさしさが伝わってくるあったかいおはなしだった^^


後半は人に近づいても大丈夫って分かった雪が
デミのひかりと京子、それからふつうの人たちとも仲良くなるおはなし

京子の服の上からカジカジがかわいかった^^
でも、服がよだれでべちょべちょになっちゃいそうw


さいごは雪が
たおれたとき声かけてくれたのに冷たくしちゃった佐竹クンに「ありがとう」って^^

いっしょにカラオケ行く約束して佐竹クンすっごくうれしそうだったけど
このおはなしって「セイレン」じゃないしw
いきなり2人だけってないよねw
{/netabare}
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第6話 「小鳥遊姉妹は争えない」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:吉岡たかを 絵コンテ/演出:大久保朋 作画監督:岡本達明

ひまりとの約束どおり、彼女たちの両親と話すために小鳥遊家を訪れる鉄男。ひかりとひまり、名前はひと文字違うだけの双子の姉妹だが、片やバンパイア、片や人間のふたり。口喧嘩は多くとも仲の良い、そんな娘たちを育てた家庭の温かさに触れた鉄男はつい長居をしてしまう。
{/netabare}
感想
{netabare}

ダメなお姉さんとしっかり者の妹。。それとやさしいお父さん、お母さん

とくに笑えたりするおはなしってなかったけど
見てていいなぁ。。こんな妹いたらなぁ。。って思っちゃう
いいおはなしだった☆


あと、高橋先生がだんだんかっこよく見えてきたw
背、大きいよね^^

そう言えば字がぜんぜん違うから気がつかなかったけど
タカハシとタカナシって似てるよね^^
{/netabare}
{/netabare}
第7話 「サキュバスさんはいぶかしげ」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:吉岡たかを 絵コンテ演出:サトウ光敏 作画監督:前田学史/菊池貴行

早紀絵が校内を歩いていると、膝を抱え泣いているブロンドヘアーの美男子が現れた。クルツと名乗るその少年はどうやら柴崎高校の生徒ではないようで、どこか挙動が怪しい。一方、ひかりも校内で別の不審者を目撃したらしく、どうやら「クマのような大男」だったという……
{/netabare}
感想
{netabare}

今日は日常系ってゆうかちょっとドラマっぽいおはなしだったかも?


亜人課の刑事さんたち(クルツくんと宇垣さん)が学校にやってきた
ってゆうおはなしで
サキュバスは男の人をあやつったりできて犯罪に関係しやすいから
管内のサキュバスを見回ったりしてるみたい。。


そんなおはなしだったけどクルツくんがちょっとあやしい。。
佐藤先生が近づいても平気みたいだし何かかくしてるのかも?

ひかりが見た大きくて毛だらけの不審者ってゆうのも
ホントに宇垣さんだったのかな?

にゃんはクルツくんが狼男とかの亜人じゃないかな?って思ったけど。。
{/netabare}
{/netabare}
第8話 「亜人ちゃんは学びたい」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:吉岡たかを 絵コンテ:綿田慎也 演出:綿田慎也 作画監督:古住千秋

中間テストの上位者が発表された。成績優秀なひまりや京子が上位にランクインするなかで、赤点を3つもとってしまい鉄男に咎められたひかりは一念発起、雪に一緒に勉強しようと持ちかける。そんななか、雪は校内で大切なものを落としてしまう。偶然にもそれを拾ったのは早紀絵であったが、雪にはそれが大切だと打ち明けられぬある事情があった…
{/netabare}
感想
{netabare}

今日は「雪ちゃんは下ネタギャグ好き」ってゆうおはなしだったみたいw


雪がこんなに笑いじょうごだなんて気がつかなかったよね^^
それとひかりがこんなに成績わるいってゆうのもw


雪が佐藤先生と話してて
うまくごまかそうってしてるところがおかしかったw
別にかくさなくってもいいんじゃないのかな?
先生と話しが合うから仲よくなれそうだし☆彡


テストのおはなしは

にゃんも英語と数学はいつも赤点だったしあとはギリギリだったから
ひかりのこと笑えないけど専門学科は何とかついていけたからよかったw

赤点だと追試だったけどふつう学科って追試のためにとくに勉強しなくっても
先生は赤点とる生徒がおばかなの知ってるから(偏差値38のクラスw)
テストの方が3択問題とかかんたんになってたw
あとで教科書うつすとかの宿題いっぱい出たけど^^;

そのかわりいくつかの検定試験で3級以上とらないと
ホントに進級できなくなっちゃうけどw

にゃんは担任の先生と仲がよかったから(恋愛とかじゃなくって)
その先生の教えてた教科だけはとくによくって
1つの教科は学年で1番だった♪ってゆうかその教科ってにゃんのクラスだけだったけどw)
検定試験のうち2つはその先生の学科だったから卒業できたのかもw

その先生ってきびしくってクラスのほとんどからきらわれてたけど
にゃんは誰かがキライってよく分からないから
先生のほうからよく話しかけられてた。。

やっぱり先生と仲がいいと分からないとこ聞けたりしていいみたい^^
ひかりも高橋先生にいろいろ聞いたらいいのに☆彡


佐藤先生が高校で男子のボスにからかわれたおはなしもおかしかったw
柔道やってたって男子に勝つくらいだったら国体とか行けたかも?

たっくんはMがバレてちょっとかわいそうだったけど
そのあとどうなったか考えたらおかしいw


「かみつきたい腕選手権 ひかり杯」

やっぱりかみつきたい腕って食べたい物とおんなじ感じなんだw

高橋先生は「佐藤先生が一番おいしそうだと思うんだがなぁ」って
佐藤先生の腕のこと気にしてたけど
ちょっと佐藤先生のこと気にしてたりするのかな?

でも、佐藤先生って柔道とかやってたんだったらうでとか太くてかたそうw
ひかりの好みじゃないかもね^^


さいごは町が1位になってた!
ひかりは冗談って思ってたみたいだけど
5位になれるんだからがんばったら1位にもなれるよね^^
{/netabare}
{/netabare}
第9話 「亜人ちゃんは試したい」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:吉岡たかを 絵コンテ:中川淳 演出:中川淳 作画監督:山名秀和/落合瞳/木藤貴之

夜、ぬいぐるみを相手にひとり悶々としているサキュバス、早紀絵。すると突然携帯が鳴る。電話の主は宇垣だった。「恋愛をする上で催淫することは避けられないが、恋愛の過程に催淫は持ち込みたくない」というジレンマを抱える早紀絵に、宇垣はある提案を持ちかける。
{/netabare}
感想
{netabare}

前半は佐藤先生がちょっと本気で高橋先生のこと催淫してみようかなって
思うおはなし?

恋だよね^^

それで高橋先生って男の人だから女の人に関心はあるけど
どっちかってゆうと恋愛より亜人の方に関心ありそう^^

佐藤先生がお酒飲んでるところは出てきたけど
高橋先生っていっしょに飲みに行くお友だちとかいないのかな?

佐藤先生って大人なんだから
好きだったら自分のほうからさそってみたらいいんじゃないのかな?


メガネをはずした佐藤先生きれいだったけど
大人な高橋先生がかっこよかった☆


後半は暑い夏だけど亜人ちゃんたちはどうしてる?
みたいなおはなしかな?


後半の前半は雪のことが多かったみたいだけど
暑がりだから冷気をコントロールできないかな?って
高橋先生のところに相談に行くおはなし

実験で悲しいフリをする雪がおかしかったw

足から冷気を出せるんだったら
家でも足を水につけてたら涼しそうw


それで後半の後半は体育の授業で
雪とひかりは暑がりだけど京子はそんなでもないみたい

京子は頭がないからほかの子より走ったりしてもつかれなさそう^^
人間の頭ってググったら体重の10分の1くらいみたいだから4~5キロかな?
ほかの子よりそのくらい軽かったらいいかも☆

ただ、走るのは楽そうだけど
歩くときは頭を持たないといけないから重たそうだし
頭と体がくっつくから汗でべとべとしそうかも^^

京子の怪談はうまかったけどぜんぜんこわくなかったねw

さいごのスイカ2つって京子は○○でしたってゆうオチ?
京子って勉強もできるしちょっとうらやましいかなw
{/netabare}
{/netabare}
第10話 「デュラハンは時空を超えて」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:吉岡たかを 絵コンテ:森大貴 演出:岩月甚 作画監督:吉田南/錦見楽

頭と身体が分離している亜人・デュラハン。鉄男はその性質に当然興味津々だったが、当の京子もまた自らの身体について知りたいと思っていた。そこで、大学で生物学を専攻していた鉄男は別の見地からもデュラハンについて聞いてみようと、大学時代の学友、相馬に会いに行くことにした。
{/netabare}
感想
{netabare}

京子がおこられちゃったところかわいそうだった。。

それから教頭先生(?)がこわい顔で高橋先生のこと見てたのが気になった


後半は京子が高橋先生の友だちの物理学者の人と会いに行くんだけど
京子が自分のこともっと知りたくなって
将来は科学者になりたいって思うおはなしだったみたい


それだけのおはなしなのに異次元空間が。。とか
高次元空間を使ってタイムマシーンが。。とか
観測すると波が粒になるとかってふつうに説明長いのに
とちゅうで考える時間もあったりして長かった。。

テキトーな説明とかだったら
「とある」シリーズとかだと授業で何となく説明したり
タイムスリップ系のアニメとかでもそんな話ってときどき出てくるけど
アニメで説明だけやったらつまらないよね^^;

それにフシギだけど亜人がいるだけでフシギで
ぜんぶ説明しようってしたら何十年も研究しなくっちゃダメだって思う
だから科学で説明とかムリにそんな時間かけないて
もっといつものおはなしちゃんとやってほしかった☆彡
{/netabare}
{/netabare}
第11話 「亜人ちゃんは支えたい」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:吉岡たかを 絵コンテ:石井俊匡 演出:石井俊匡 作画監督:古住千秋/鳥居貴史

日差しや暑さに弱いひかりや雪が夏を快適に過ごせるよう、一緒に考えることにした鉄男。しかし、亜人ちゃんたちが鉄男に頼り切っているその状況が逆に彼女たちにとって良くないのではないかと、教頭に釘を差されてしまう。鉄男はそのことを気にしてしまい……
{/netabare}
感想
{netabare}

今までこのおはなしって毎日おんなじくり返しの日常系。。って思ってたけど
ほんとは高橋先生が亜人の子たちとおんなじ学校になって
そんなにすごい悩みとかじゃないけどいっしょに考えてあげて
仲よくなってちょっとずつ変わってくおはなしだったみたい^^


自分たちとあんまり変わらないみたいに見えてちょっと違ってる人たちのこと
違ってるってゆうことを考えないのがぎゃくに差別かも?とかって
それが本当かどうかなんて分からないけど

ふつうの子たちが考えてみよう。。話してみよう。。って
動き出したところもよかったって思う☆
{/netabare}
{/netabare}
第12話 「亜人ちゃんは泳ぎたい」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:吉岡たかを 絵コンテ/演出:安藤良 作画監督:川上哲也/川﨑玲奈/田村里美/山名秀和

いよいよやって来た、夏! 例によって涼しい生物準備室にやってきてはしゃぐひかりから、鉄男は「学校のプールを貸し切りたい」とお願いされる。バンパイアは日差しに弱いのではと気にする鉄男そっちのけで、水着で集まった亜人ちゃんたちはプールへと飛び込んでいくのだった――!
{/netabare}
感想
{netabare}

最終回で水着回ってめずらしいかも?

さいごは高橋先生も!
アニメで男の人のはだかって細マッチョ系が多いけど
先生はがっちりしてて体育の先生みたいw


あとはふつうにいつもみたく亜人のこととか話してたり
佐藤先生が高橋先生のことさそおうってしたりしてて
ふつうに日常しててよかった
{/netabare}
{/netabare}

見おわって


高橋鉄男先生と亜人ちゃんたちの日常コメディで
ギャグはあんまりなくってのんびりした感じ

日常系だけど高橋先生がとってもいい先生で
ちょっと変わった子たちと仲良くなったり
みんながちょっとずつ成長したりするほっこり系のおはなし

すごいおもしろいおはなしとかはなかったけど
ちょっと考えちゃうところとかもあってよかったと思う☆

投稿 : 2021/01/06
閲覧 : 822
サンキュー:

106

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

🏅宇宙よりも遠い場所

亜人の女子高生達がキャッキャウフフする学園コメディ。

かと思いきやヒューマンドラマかのような見ごたえを冒頭からカマしてくる良質で丁寧な作品。亜人が自己の出自に苦しんで運命を呪うといったようなファンタジックな世界観ではなく、アンコントーロラブルな事実に対しどのように向き合うか、というようなことがメインに描かれます。

亜人(デミ・ヒューマン。通称デミ)
おおっぴらに差別や迫害されることはないものの社会的にはマイノリティ、社会生活を送るにあたり「支援」が必要とされる社会的弱者。学園に数名のレアな存在。周りの生徒達も所詮は高校生、最初はデミに対する知識もないため腫物扱い、クリティカルな話題に触れると見てみぬふりをすることしか出来ません。

特殊な世界観の物語では主人公への解説役が不可欠ですが、本作は亜人を見たことがない生物教師高橋が生徒の相談に乗る形で直接本人たちから亜人の特徴などを説明されます。高橋は学術的好奇心からも亜人に興味津々でセンシティブな領域にもグイグイと食らいつくのでこのへんに嫌悪感を覚える方もいるかも。高橋はより正確な情報を集めたいだけ、それは生徒達にしっかりと向き合いたいという強い想いあっての行動ですが、周囲からは職務からの逸脱だとの批判も受けます。

亜人達は誤解やイジメなど周囲との違いを思い知らされる状況にも当然陥りますが、基本的には明るく前向きです。周囲よりも少し成熟している程度の強さに彼女達のこれまでの苦労が垣間見えます。高橋には研究対象としての好奇心という側面はあれど、亜人を全肯定してくれる姿勢は彼女達からしても救いをもたらす出会いだったでしょう。単純にウジウジしたキャラがいないという点でも観やすいです。

主人公の高橋は教師、あとは生徒と同僚で上司はほぼ出てきません。自然とイイ事言うのは高橋の役目。高橋のアツい説教を受け「なるほど!」「スゴイ!」みたいなリアクションが続くことである意味「俺ツエーハーレム」に見えるかもしれません。異世界モノではお互いの立場はフラットなことが多いですがこれは学園もの。高校生と教師が同じ視座で会話するはずがないのです。構造的には女子高生の内輪モノに似てはいますが、生徒同士ではやりにくい演出も可能にしたナイスアイデア。



この最終回がスゴイ(個人の感想です)
最初デュラハンは画面の絵面やインパクトを意識した飛び道具的アイデアに思えてしまい、ヴァンパイア・雪女・サキュバスなど見た目で区別が付かない種族で勝負しろよ、などと序盤は思ってましたが最終話で度肝を抜かれました。11話が実質最終話のような感動回をもってきてラストどうすんだろと思えばなんと水着回。前回がシリアス展開だったので最後はキャラの魅力全開で軽く終わらせるのかなあと。でも多分この水着回を最後に持ってくるのは最初から決まってたんじゃないかと思ってます。

デュラハンの京子は胴体と首の間が異空間でつながってます。そしてデュラハンがプールの中に潜るというのは人間なら手足を縛られた状態で潜るような自殺行為に等しく、個人での潜水は死を意味する。プールの中というのは京子にとって文字通り「宇宙よりも遠い場所」。ここで人間対亜人の構図から京子視点に移ります。人間もしくは他の亜人ですら簡単な行動が京子個人のみ不可能に近い。人間と亜人の違い、ではなく亜人同士ですら絶対的な違いがあることを一番わかりやすい京子の視点にて表現しています。


人間からすれば「色んな亜人」がいるということになりますが亜人達にとっては他の亜人ですら人間から見た亜人と同じレベルで異種の存在。生まれつき完全アウェイで生きて来た彼女達にとっては「俺か、俺以外か」でしかないのです。


自分たちにとって何の変哲もない場所が、ある人にとっては「宇宙よりも遠い場所」にも成り得る。逆も然り。誰かにとって世界が一変するような衝撃的な出来事が、少しの理解と工夫と視界を広げるだけで、実はこんなにも簡単にできてしまうという事実。潜水はデュラハンにとっては論外の自殺行為。しかしデュラハンに水中の景色を見せるだけならコミュ障のひきこもりにだってカンタンなこと。人間と亜人、違うもの同士理解し合いましょうでは終わらず亜人にだって亜人の理解が必要で、亜人だって亜人を救う事すら出来るというとこまで踏み込んだ作品。

「違いを疎ましく思わずお互いに理解する努力が必要」
「自己の世界の拡張には他人の存在が不可欠」
これだけでも素晴らしいテーマです。

でもこれは当事者目線が素晴らしい。
多数派から一方的に理解を示されて、
多数派から一方的に救われる話ではなかった。

誰かの世界を変えるような事でも、実は誰にだって出来る。
誰かの世界を変えるような事でも、実は亜人にだって出来る。
誰かの世界を変えるような事でも、実は自分にだって出来る。

誰にだって生きる価値はあるという生命賛歌の傑作。

投稿 : 2020/12/20
閲覧 : 511

マーティン さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

諏訪部さんイケボ

面白かった!
ゆるい日常なお話し。一気に観れた。

あとはやっぱり声優さんってすごいと思った。諏訪部さん、イケボです。

投稿 : 2020/12/17
閲覧 : 238
サンキュー:

7

クマリャフ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 2.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

非日常系アニメ

日本ではあまり見かけないが外国でよくある人種差別的な観点を亜人系で扱った作品と言えよう。
そこに日常系を挟むことで見やすくなっており、とてもいいと思いました。

投稿 : 2020/12/13
閲覧 : 248
サンキュー:

3

ネタバレ

ftdCU91959 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

考えさせられるアニメ

人間とちょっと性質の違う「亜人」が通う高校を舞台にしたコメディアニメ。

亜人としての悩みが描かれる場面があるが、これは現実においても当てはまる部分はあるなぁと思いました。

最後の二話が特に良かったです。
教師と亜人が上手く関わっているのを、亜人ではない生徒がみてどう接していくのがいいのか話し合ってる場面は自分も考えさせられました。

EDの曲がメロディー、歌詞ともにこのアニメに合っており、とても良かったです。

投稿 : 2020/12/01
閲覧 : 305
サンキュー:

18

うにゃ@ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

よくできた世界観の日常系

登場するヴァンパイア・デュラハン・雪女・サキュバスが亜人なのかどうかというと、悩むところもあり個人的に人と違う特徴を持つ人を亜人と呼んでいると帰結。世界観はすごくよくできており練られたものだと思う。
なので人と少し違う特徴を持つ女子高生の日常系で、日常系のよくあるテンポのよいコメディーで話は進んでいく。

個々の特徴が伝承を持つアンデットや妖精に寄せており、亜人に興味のある先生がそれぞれの伝承の特徴を踏まえ女子高生達とかかわっていく。
個人的には、流水が苦手とかすべての伝承を使ってるわけではないが、ヴァンパイアの日焼けや夜目等伝承と特徴の結びつけや、デュラハンの伝承等はよくできていて好きだった。

亜人としての特徴を個性として接していく先生に周りの生徒が感化されていく話は他にない考えさせられる日常系でもあった。

あと、ひまりやゆっきーの表情は作画は良かったなぁ。

100点中78点

投稿 : 2020/11/17
閲覧 : 204
サンキュー:

10

はなちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ユルいけど考えさせられる事もある

とにかく、メッセージ性は強くないものの、何かしら様々な分野について考えさせられる作品でした
寧ろ、メッセージ性が強く感じられない事もあり、亜人という分野に対して「よく理解して」ではなく、知ってもらえると嬉しいや、でも結局は同じ世界で生きているという事だけを理解してもらいたいのかもしれません

単に珍しい目で見るのではなく、特定の性質は知ってもらった上で、他と変わりなく接してもらえたら良いだけって話にも見えました

それって案外と簡単そうで難しく、何処と無く珍しい目で見たり特別な視線になったりとする事もあるので、考えてみれば結構奥が深いテーマなのかもしれません

実際の本編ですが、冒頭で書いた事を重々しい雰囲気では表現しておらず、あくまでユルい流れで歩んでいきます
なので誰でも楽しく観る事が出来る作品で、その中で少しだけ心のどこかに感じる部分があったりするのも特徴的です

そういった事を感じなくとも、単純に楽しくアニメ作品としても観れます

投稿 : 2020/11/16
閲覧 : 200
サンキュー:

8

横比較無用ノ介 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

理解して、共生の道をさぐるのはいいこと

亜人(デミ)が女性だけなのはお約束。
可愛らしさを描くのもこの作品の一つの肝。
もう一つはデミならではの悩み。理解し合うためには柔軟性が大切。
柔軟性は年と共に失われます。保つためには努力が必要ですよ。
もし自分がデミなら、ポツンと一軒家暮らしだな。
あと、セクハラは無意識でもNGだよ。
意識的なら下衆の極みだ!

投稿 : 2020/11/14
閲覧 : 226
サンキュー:

4

ネタバレ

もんちろー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:----

亜人が普通に生活する世界。

サキュバス、デュラハン、雪女、ヴァンパイアなど、亜人が普通に生活している世界。
亜人を調査していた先生、でも『亜人にはそうそう会えない』ので、やめた。
でも、学校に努めるようになったら亜人だらけ!

そんな先生だからこそ、亜人ちゃん達に寄り添って、悩みを解決したり、一緒に悩んだり、素敵な学校生活!

投稿 : 2020/10/22
閲覧 : 216
サンキュー:

8

ネタバレ

カミタマン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

デリケートゾーンにソフトにタッチ(*´д`*)

オッサンハーレムですw
早紀絵先生可愛いなー,マッチーとゆっきーもカワイイなー
そしてひかり!いやー降参です,表情豊かでとにかくカワイイ!!
以上,レビュー終了wでもいいんだけど・・・ちょっと付け足しを・・・

亜人(デミ)って何だろう?
自分の亜人(demi-human)のイメージはエルフとかドワーフ,ノーム,ホビット,ゴブリン,オーク,リザードマン,ハーピーなどなどいわゆる人間以外の人に近い形の種族的なイメージなのですがこの作品ではちょっと違うようです。
どうやら普通の人間の両親からでも亜人は生まれるようです。それどころかひかりは双子ですが(しかも,そっくりという表現があるところから推測すると一卵性双生児)ひかりはバンパイア,ひまりは人間です。デュラハンは世界に3人しか居ないそうだし・・・

そうした設定を考えると,亜人とは何か違う物の暗喩に見えてきます。
障害や難病などなどなかなかストレートに表現しづらい様々なものを連想させます。
{netabare}ひかりが自分が亜人であることについてクラスメートに話をしようとすると,さりげなく話題を変えられたり。サキュバスに至っては性犯罪者予備群的な結構シビア扱われ方だったりします。(でも学校の先生になれているという,なかなか懐の深い世界観ですね。){/netabare}
当然話はバリアフリー的な事や共生,周囲の理解などの内容にも触れられていきます。

こうしたデリケートなテーマに例えば「聲の形」がストレートに鋭く切り込んだ作品だとすると,「亜人ちゃんは語りたい」はあくまでソフトにふんわりアプローチした作品と言えるのではないかと思います。

2020/10/19

投稿 : 2020/10/19
閲覧 : 293
サンキュー:

22

ネタバレ

鰺鱒 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

どっこいそれでも生きていく

原作知らず。

楽しく笑い、そして、ちょっと世の中について考えるきっかけになる。コメディーと問題提起との二面性を併せ持つ、上質の作品と思います。多くの方にご覧いただきたい作品の1つです。

―― 以下、ヒトと表記する場合は生物種としてのヒト(=ホモ・サピエンス・サピエンス)を指します。ひと・人・人間と表記する場合は、社会的存在としてのひと(人格を有するもの)を指します。センシティブな事柄も含むので気をつけて書いてはいるつもりですが、問題に思えるものが合った場合にはお目こぼしいただければ幸いです。 ――

ほとんど我々の世界と同じ世界。でも、ここでは基本はヒトだけど、ヒトとはちょっと違うバンパイアや雪女などが稀に生まれてくる。彼・彼女らは「亜人(あじん)」と呼称されるが、女子高生など若い子の間ではこれを「デミ」と呼ぶ。そんな世界のとある高校に通うバンパイア、デュラハン、雪女の女子高生、勤務するサキュバスの先生と、生物担当の屁理屈デミ好き教師(ヒト)・高橋鉄男を中心に描くセミファンタジー日常もの。


―― お話・物語・キャラ
基本はコメディー。かなり上質と思う。設定の妙味を軽快なテンポと実力十二分のキャスト、随所に見せる「顔芸」、そして不意に放り込まれる下ネタで展開していく。デミちゃん達の性質を、とても上手く笑いにつなげている。

ほとんどヒトだけど、ヒトとは異なる存在「デミ」が話の中心になるのだが、この設定がほどよく練りこまれている。デミがヒトとは異なりながら同時にひとであること、それによって生じる苦労や悩みを、時に面白可笑しく、時にシリアスに描いている。もちろん、「この先は深く考えてはならない」が結構露わになっているが、デミそれぞれに対する設定が面白さにもシリアスさにも大きく寄与している。

全体としては、高校を舞台としたデミ女子高生、デミ女教師と男性教諭の日常もの。だが、脚本・構成が秀逸で各エピソードがあっというに感じる。エピソードの引き方がうまく、ほっこりとした気持ちで終われることが多い(緊迫した終わりのエピソードもあるにはある)。終盤のドラマ(第11話)はclichéではあるが、"機能するCliché"であり何ら問題ない。むしろ、、よかった。ぐすん。最終12話は1つ前のエピソードで展開されたドラマから、「せんせーとデミちゃん達の日常」にきっちりと戻しつつ、第1話を踏襲しながら上手くまとめていたと思う。とても良い幕の引き方だった。

お話の中心となる高橋教諭を(僕でも声だけでわかる)諏訪部順一氏、バンパイア女子高生・ひかりを本渡楓氏が演じている。ひかりがとにかくかわいらしい。元気はつらつな女子・・・高校生にはあまり見えないのだが・・・自身がデミであることでの「陰」をもちながらも、元気に明るく過ごす女子を好演している。

―― 作画
静止画としても動画としても上の上。
キャラデザはいずれも好ましい。デミ3人娘はいずれも可愛らしく、デミ先生もサキュバスの名に恥じない。比較の問題でThe最高とはいえないが、アニメーションとして上質。特にバンパイア娘・ひかりの細々とした動きは愛らしく、みていて楽しい。顔芸もふくめた表情の描写が秀逸だし、3枚絵回しを上手く使ったコミカルな演出も良かった。

随所に「視覚言語」を盛り込んでいて({netabare}ひまりと高橋先生の下校シーン、車道外側線を挟む二人→おなじ歩道を歩く二人、など{/netabare})、こった作りになっている点も良かった。図書室で並べた本のタイトルには結構笑った(視覚言語ではないですが)。

―― 声優・演技・演出
会話が軽快に交わされる会話劇の側面もあるが、先に述べたとおりキャストのいずれもが秀逸。
高橋先生とひかりの会話は聞いているだけで楽しい。サキュバス先生の表の声と裏の声はさすがのひとこと。後半にキャラ崩壊を起こしていく雪女・ゆきも楽しい。全話を通して、ひかりの演技は賞賛に値すると思う。個人的には、第1話のデュラハン・まっちーの愛想笑いのシーンの演技が作画面も含めてとても良かった。

また、脚本のせいか原作のせいかはわからないが、作中で語られる日本語が綺麗だと思った。ひかりの話す言葉は少し強調された軽いノリの現代の女子高生なので例外だが、たとえば京子や雪が高橋に向かって話す言葉や小鳥遊家での会話シーンなどでは「丁寧な日本語」で脚本が作られている印象を受けた。舞台が高校であり、対話の一方は「先生」なので当たり前と言えば当たり前なのかもしれないが、良い意味で気になった。

―― OP・ED・劇伴
OPは、おそらくこの作品のために作られた楽曲だと思う。OP作詞が彼の方で驚いた。作品によくマッチしていて、気分をあげてくれる良い楽曲だと思う。EDは一転して落ち着いた雰囲気。気持ちの底を持ち上げてくれる気がして、こちらも好き。本編中の劇伴は「使い方がうまい」という印象を持った。曲自体はこれといって印象に残っていないものの、とにかく使い方、さし込み方がうまい。

以下、思うこと(長い・・・長いです){netabare}

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そうはいっても、頭を手で持って運ぶのはやっぱり怖く、いかがなものかと思う。

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「海外の反応」とあわせてみていた。「海外の反応」動画としても、結構楽しい。

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サイエンスフィクションっぽい一面もあるが、そちらに関しては粗っぽい印象はある。雪の氷・冷気の発生に関しては、熱力学の大原則が抜けていて「そうはならんやろ」な部分もある。京子の「首」の理屈には無理があると思う(量子云々は深く知らないので何とも、でも、10話での量子論の説明自体は「おっ」となった)。サキュバスの能力は科学的論証ゼロだった。なんとなく辻褄が合いそうなのは、バンパイアだけだったかな。いやでも、経口摂取で貧血おさまるものなん?

一方で、細部の理屈には違和感を感じるところがあるものの、作品が語る人文学的・倫理的主張にはおおむね同意する(↓)。

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自称社会派・人権派やらフェミニストやらにこそみてもらいたい。そして、本作に対する感想なりレビューなり考察なりを公開してもらいたい。それを元にその人を信用するかしないかを判断したいので。特に、前半のエピソードに対して、テレビや雑誌やらで物言う「ゆうしきじん」な方々がどのような言葉を並べるか、興味がある。

・・・僕自身の人間性を疑われることを覚悟をしつつ。{netabare}

本作のデミなる存在が、社会的マイノリティーの代置たり得るという点は、いまさら指摘するまでもないことと思う。作中でも「差別」を口にしている。

ところで、「個性化・多様化」に関連して道徳の教科書に採用されたり(おくすり問題で)議論を呼んだりしたあの有名な楽曲、「世界で一つだけの花」が僕は大嫌いである。おくすり問題はラチ外なので気にもしていない。この詩がもともとはまるで違う観念のなかから出てきたものだということもよく知られた話だが、言葉は受け取った側が解釈するものなので、作詞者の実態もここでは考えていない。

嫌いな理由は、この詩が100点満点にすると50点にしかならないと思うから、そして、詩自体に矛盾が見えてしまうから。以下に対しては、批判や反論は当然あるものと思いますが、僕の一方的な主張として流していただければ幸いです。

A) どんなヒト(ここは「ひと」でも可)でもみんなOnly Oneなのだから、君は君のままで良い。

これはその通りだと思う。現実はどうか。こと、日本においては「みんなとおんなじOne of them」に押し込めることから始まるように思う。
これはこれとして、しかし、

B) そんな君のまま、君はひと・人間として生きていく

がこの詩にはない(バケツの中、花束をどう捉えるかによるが、Only Oneほど明示されていない)。

A)の上にB)が成立して初めて、つまりはどんな形であれ他者と関わってはじめて、「ひととして生きる」が充足されると思っている。別に経済活動に参加しなきゃならないとか、社会貢献がーとかではなく(あればなお良いのはその通り。でも、なんなら、ここ[あにこれ]でぽちぽちサンキュー押すのだって他者との関わりだと思ってます)、他者との関わりを考えずに「とりあえずそのままでいいよ」は無責任だと思う。だから50点。もちろん、状況によっては簡単にB)を実現することが出来ない場合もあるだろう。それは承知の上で。

歌詞の中に「それなのに僕ら人間はどうしてこうも比べたがる?」とあるが、これが矛盾だと思うところ。はじめて聴いたときから「馬鹿なのかな?」と思っていた。当たり前じゃないの、比べるからこそ「他とは違うonly one」たり得る。この「比べる」が順位付け(No.1)に対する批判として持ってこられたのは間違いないだろう。でも、1番2番を比べるのも、同じか違うかを比べるのも、本質的に同じではないだろうか。ヒトは物事を比べる生き物であり、そうであるからこそ、ひとはひと同士の間で比べられるものだと考える(ヒトに限らず、でしょうけど)。比べる・比べられることなく存在する「only one」が成立する世界は、個体数1の世界でしかない。比べた上で理解・認識されたOnly Oneだからこそ、その違いが何に由来するのかがわかり、かつ、必要であれば助けることも助けられることも可能になる。大前提ではないか、と。

僕にとってこの曲はダイバーシティ・多様性の尊重をうたったものではなく、手段の伴わない目標、すなわち夢想にしか思えない。見たい側面だけを見て、コインの裏側をさも忌避される物のような雰囲気に仕向けている様に思えてならない。だから、この曲が嫌い。

では、いかなるOnly Oneなものも「ひと」としてあるためには、すなわち、A)かつB)が満たされるためにどうしたら良いか。ここまで偉そうに言っておきながら、残念ながら答えはわからない。でも、可能性があるとすれば(これもありきたりですが)C)相互理解と(お題目ではなく手段/実践としての)多様性の尊重だろうと思う。

本作では、第1話からこの点に真っ向からぶっ込んでいる。先に挙げた町京子とクラスメート(ひかり以外)と会話しているシーンがこれにあたる。"デュラハンである自分の体質"を町が口にしたとたん、クラスメートは腫れ物に触ることを避けるかのように話題を変える。「違う」ことには触れない、触れてはいけないというこの空気。相互理解の真逆を行く日本の風潮をスタート時点でぶち上げている。そして、作品全体を通してB)彼女らがデミ、かつ、ひととして生きる姿を描き、C)相互理解/違いの尊重にむけた「デミの特徴・性質」の理解を高橋教諭が実践している。それが、第11話でC)に向かう学生の意識変化として結実する、という展開となっている。もちろん、第11話はデミちゃんsと高橋先生の間でのハートウォーミングなお話しが主題だが、その土台にあるのはA)->C)の展開だと思う。

僕が本作を評価するのは、お題目のみの「Only One」やら「共生」やら「相互理解」をぶち上げるのではなく、「ちょっと違うけど、ひととして生きていく」ことを全面に押し出しているから。その上で、ともすれば暗い物語になりかねない問題を真正面から扱いつつも、コメディーとして成立させていることがすばらしいと思う。

上で述べた問題は突き詰めるというか並行するものとして、さらにドロドロとした事柄を孕む。が、コメディー作品としてきっちりまとめた作者・アニメスタッフの意を汲むなら、必要以上に踏み込むべきではないのかもしれない。という建前で、ここら辺で留める。{/netabare}
{/netabare}

[2020/09/07 v1]

投稿 : 2020/09/07
閲覧 : 515
サンキュー:

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亜人ちゃんは語りたいのストーリー・あらすじ

サキュバス、バンパイア、デュラハン。僕ら人間とちょっとだけ違う、それが「亜人」。
そんな亜人の生態に興味を持つ高校生物教師・高橋鉄男と、生徒である「亜人」ちゃんたちとの少しだけ刺激的な新学期がスタートした!(TVアニメ動画『亜人ちゃんは語りたい』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2017年冬アニメ
制作会社
A-1 Pictures
主題歌
≪OP≫TrySail『オリジナル。』≪ED≫三月のパンタシア『フェアリーテイル』

声優・キャラクター

諏訪部順一、本渡楓、篠田みなみ、夏川椎菜、日笠陽子、Lynn

スタッフ

原作:ペトス(講談社『ヤングマガジンサード』連載)、 監督:安藤良、シリーズ構成・脚本:吉岡たかを、キャラクターデザイン:川上哲也、美術監督:針生勝文、色彩設計:赤間三佐子、撮影監督:宮脇洋平、CG監督:那須信司、編集:西山茂、音響監督:明田川仁、音楽:横山克

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