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「装神少女まとい(TVアニメ動画)」

総合得点
65.9
感想・評価
276
棚に入れた
1163
ランキング
3114
★★★★☆ 3.5 (276)
物語
3.5
作画
3.5
声優
3.6
音楽
3.5
キャラ
3.6

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装神少女まといの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

撮らないで、上げないで、つぶやかないで~

オリジナル作品 全12話+総集編(ゆまちん目線)

悪霊と色々な神と一体となって悪霊を退治するものたちがいる世界。父親と2人で暮らすごく普通の中学生の女の子で主人公の皇 まとい(すめらぎ まとい)が、あることをきっかけに神を纏い仲間とともに悪霊と戦うお話です。

最初は、ドタバタしたコミカルなお話{netabare}(ゆまちんの強引なまとい押しや裸でウロウロするシーン){/netabare} になるのかと思いましたが、徐々にシリアスに
なってきて目が離せなくなりました。

1話1話、楽しいところとシリアスなところをテンポ良く描いていましたね。

キャラが少なかったのも感情移入できて良かったです。

その中でも、まといの親友の草薙 ゆま(くさなぎ ゆま)通称ゆまちんというキャラは天真爛漫キャラなのですが、まといの気持ちを気にせずに暴走してしまうので慣れるまでちょっと時間がかかりましたねw(この作品のアクセントになっていました。最後まで観たら好きなキャラになりましたね)

親子の絆を描いた側面もあります。グッとくるシーンも多々ありました。{netabare} (11話のまといを見送る真吾くんのシーンは観ていてこちらもウルウルしました){/netabare}

謎の多い作品ですが、最後はきちんと纏まって終わっています。王道的な内容ですが、しっかり楽しませてもらいました。面白かったですね。

OPは和にこだわった曲でしたね。詞もこの作品合っていました。EDはスフィアがしっとり歌っています。

最後に、OPの曲や神社、八百万の神とかまといのセリフ「願い、叶え、たまえ」など和の要素がちりばめられて良かったですね。

投稿 : 2017/01/20
閲覧 : 353
サンキュー:

25

sMYVP12210 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 2.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

逸品です!おもしろい

原作知らず、まとめて視聴してみた。
神様ものは結構アニメあるけど わりとおもしろいので楽しみにしていました。

観はじめると止まらないくらいおもしろい!まずは当たりっぽい。
シナリオと設定がちゃんとしていて、展開もたのしめた。
TV最終回はなんとかきれいに収まったけどもできれば2期欲しいな。

全体的におおざっぱな作画崩壊がありますので、音楽とともにマイナス点。
ほかは完璧です!

泣ける作品ではないけども、逸品です!ぜひ見てみて。

投稿 : 2017/01/18
閲覧 : 228
サンキュー:

5

ネタバレ

にゃんちゅ(・ω・` さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

魔法少女じゃない。装神少女!!!

12話。および総集編12.5話。

正直、新鮮さや斬新さはありません。

ただ、「魔法少女」ではなく「装神少女」
魔法ではなく、神様の力を借りて戦います。

個人的な感想として、戦い方や変身に対してなにか感じる事もありませんでしたが
世界観的には嫌いじゃなく、楽しんでみる事が出来ました。

ごくごく普通に暮らしていた普通の女の子 まとい。
天真爛漫なユマ。 冷静なクラルス。

この3人が、どの子もいい味だしていました。

この作品は、どこかプリキュアに似ているなって思った。

「普通の子」「どこにでもいそうな子」そんな子が退魔業をするんですから。
{netabare}
最初は、なんか神がかっちゃいました~突然変身しちゃいました~
意味も分からず戦います~って感じで、
一般人から写メ撮られたり、戦いかた分からないし、変身とけたら真っ裸だしw

すごいポップで見やすかったです。

そんななか登場したもう一人の装神少女:クラルス。
元パートナーを引きずり、ナイツ退治に没頭する女の子。

そして、封印が解けて装神少女になったユマちん。
ユマの神は狐と狸でホントにユマにぴったりすぎて・・・
そして攻守のバランスの取れた神様でした。(ユマが有能とは言ってない)

話は進み、日常系っぽさが一変しちょっと真面目な回になります。
たぶんここが本題のようなものだったと思いますが、
初回から少しづつ練りこまれた感じでしたので、突然変わった感じはしませんでしたが。

初回から、まといと父親である伸吾との関係は、他のアニメとは違った空気感でした。
けして口に出すわけではないですが、なんだかぎこちなく・・・

お母さんがいなくなった事への意味も関係しているんだろうなと。

そして、まといの能力である「八百万の神」と「願いで膨らむ力」
大切なもの、守りたいものを強く願う事で得られる力。

「普通。お父さんがいてお母さんがいる普通の生活を強く望む」まといは、
悩んだあげく母と同じ道を選びます。

分かってはいても、何も言わず送り出す父。私もウルっときた瞬間でした。

ユマとクラルスの力も借り
普通を求めてお母さんと帰ってきて、ようやく「お父さん」と呼べたまとい。{/netabare}


大きなこだわりはなくても、
ここまで一直線にストーリーを完結させてくれて、製作側にも感謝しか無いっす。

製作側が伝えたい事は、1クールで視聴者に伝わった作品だったと思います。

また、ちょっぴり笑わせてくれるユマちん。
OPまで乗っ取ってしまうユマちん。
ただただ、ユマちんが可愛かった。

後半、大きな出番ないな~と思っていたら、12.5話の破壊力wwww

ユマちんの癖に、総集編(解説)分かりやすすぎw

投稿 : 2017/01/15
閲覧 : 257
サンキュー:

17

MSR2010 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

これはァ、アリだな、アリ!でも残念RE求む

ウルトラマンは、異星人
魔法少女は、異世界人、もしくは、異世界の技術。
だったらアリ
発想の原点は、魔法少女なのかな
神を纏う事を 運命づけられた2人の少女と 人工的に創り出された「結び」によって神を纏う1人の少女達によって繰り広げられる人類救済の戦い
題材として非常に面白いと思います。
神信仰で言われる人は、3次元生物
悪魔、悪霊の類は、4〜5、6次元
神様は、5〜7次元と言われて居るし、書物にも書かれている。
これをあえて、21次元とし、超次元を22次元とした細かく分けた設定。次々と敵が、現れて撃破して行くと思いきや 尺に縛られた人間界(アニメ業界)
わずかな敵と相対し、急速に深まる友情等の人間関係。其れに次元描写の貧弱さ。
誠に持って残念。
って事で -1.0点。
最近の作品全般に言える事ですが、取り敢えず放送って言うのは、ソロソロ辞めにしませんか?
と制作に関わる人達に言いたくなる作品。
良い題材であっても貶めて仕舞う結果が 余りにも多過ぎると思います。金を集めるだけのアニメを 辞めて文化として高めた状態でのREを 望める作品だと思います。
発想着目に5点
画質、色彩他の良い悪いの判断は、私は、書けないのでノーカウントにしています。

投稿 : 2017/01/13
閲覧 : 226
サンキュー:

3

ネタバレ

101匹足利尊氏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

魔法少女やり残し発掘アニメ

魔法少女アニメは基本的に面倒くさいを避けるジャンルだと思います。

戦いによる街の被害は結界や原理不明の自動修復でなかったことにされ、
変身で消えたヒロインの衣服は戦闘後どこからともなく蘇り、
一般人は魔法少女の正体はおろか、存在自体知らないこともしばしば。
都合のいい設定により、リアルとの引っかかりをスルーして、
テンポ良く悪役を退治します。


一方、本作はこれらのリアルと魔法少女設定の間に生じる
厄介な諸問題をむしろ設定として詰めて場面化していくことで、
これまで見落とされがちだった
魔法少女の表現を再発掘していった点が特徴的。

例えば、{netabare}人間界の組織により退魔少女と敵・高次元体との戦いは、
把握、対策、研究、伝承化。
さらに、ゆまちんの積極広報等によりw退魔少女の存在はHP、動画等、
ネットを通じて世界に拡散w

さらに、変身時消えた衣服は高次元のものじゃないため?
一切戻ってきませんwすっぽんぽんですw{/netabare}


こうして魔法少女設定とリアル世界との引っかかりを敢えて増やすことで、
出現したシーンは時にシュールですがw

設定の密度が濃くなったことで、
一つ一つしっかりとした設定の土台の上に、
プロット構造を乗せることができたためか、
個人的にストーリーの納得度は比較的高かったです。


納得する一方で、設定からある程度、
道筋が読めたため、意外性は低めでした。
本作が神懸かり的な傑作になるためには、物語の納得性を確保しつつ、
さらに視聴者を驚かせる仕掛けが必要だったのかもしれません。

ただ、その点を差し引いても、個人的満足度は上々。
設定もおざなりなままに、やたら視聴者を驚愕させようと、
唐突に奈落に突き落としたりする、
絶叫マシーン型アニメよりは、本作の誠実さを私は買いたいです。
むしろこういう方針の作品が増えて欲しいなと私は思いました。


それにしても、これだけ色々設定を考え出す、
スタッフの熱意の源泉はどこにあったのでしょう?

個人的に印象に残っているのは最終話、
{netabare} クラルスが自身が纏創限界を迎える高次元で、
甲冑衣装が剥がれていくピンチシーン。

練り込んだ設定とすっぽんぽんが交錯する、
色々な意味で限界で危険な場面ですがw

見ていて、結局、黒田さん以下、スタッフ一同の設定追及は
合理性のあるすっぽんぽんアニメ実現欲求によるもの
という疑惑が私の中に浮上しましたw


思えば第九話にて、
変身し過ぎて、着る服がなくなり、
フリーマーケットに安い服をまとめ買いに出かける
主人公ヒロインというあらすじもシュールでしたw

今度フリマでボロ衣装大量買いしている女の子を見かけたら、
退魔少女かもしれないので、手を合わせておこうと思いますw{/netabare}




【三話感想】で、結局、今回の黒田さんの三話はどんな山だったのか

長いので折りたたみw

{netabare} 三話で一つの山を持ってくる構成が信条のアニメ脚本家・黒田洋介さん

尊氏は放送開始前から三話で落とすのではないかとビクついて、
大変お騒がせ致しましたw
黒田洋介さんが関わる作品を見る時は、
私はいつもこんな感じですwスイマセンw

で、その三話……。
{netabare}
……実を言うと、一話の時点で、
私はこれはあまり視聴者を奈落に突き落とすタイプの作品じゃないな。
と感じ放送前に、落とすぞ落とすぞと
必要以上に煽ってしまったと焦りましたw

本作は数多くの世界観設定や、それにまつわる登場人物たちの謎を、
徐々に解き明かして、物語を展開していくタイプの作品。
高低差のあるジェットコースター型のプロットとは相性が悪そう。

だから三話で、先輩金髪変身ヒロインが、
織田無道のそっくりさん?(笑)を相手に苦境に陥った時も、
私は例えば某魔法少女みたいに突然……。
といった嫌な予感はあまりしませんでした。

黒田さんらしく三話で、割と重要な設定を解き明かして山は作っては来ました。
けれど比較的、山の傾斜はなだらかでした。よかったw


ただ、設定に色々と不穏な点も多いので、
今後も悲劇の可能性は高いとは思います。
ですが突発的な落とし穴は、設定を一枚、一枚めくっていく、
プロット構造全体を破壊しかねないので、
そのような奇策はあまり得策ではないでしょう。

まぁ……深夜アニメですし、何が起こるかは分かりませんけどねw


三話までで奈落がなかった代わりに、私は一話にて、
本作が変身解除後、素っ裸になるw
レアな魔法少女物だと判明したことが、一番衝撃的でした。
これで本作も栄えある、すっぽんぽんアニメの仲間入りですねwおめでとう♪


他にもこの和風魔法少女アニメ、
現実世界との距離の近さがアブナイですw

魔法少女等の能力は女の子と一部知性体だけの秘密ではなく、
事情を知る一部の人間による組織に、
把握され管理されているようですし、

敵が起こした事件は、刑事事件の側面からも捜査されてますし、

魔法少女等が起こしたトラブルは
例えば結界が解かれて記憶もろとも消滅し元通り♪
な~んて都合のいいことはありませんw

まといちゃんが半裸で逃走する動画もいきなり5000万回再生を達成しましたねw
これで、まといちゃんもピコ太郎に比肩する有名人ですねw
全然、普通じゃないですねwおめでとう♪

この辺りの波乱要素にも警戒しつつ、
視聴の任務を続行する覚悟であります。{/netabare}{/netabare}


以下、放送前のコメント。

【期待?】和風魔法少女でタイカツ♪……ほのぼの系?と思いきやスタッフにあの方の名がw

やはり長いので折りたたみw

{netabare}
神社で巫女のバイトしてる女子中学生とその社の次期巫女候補が、
神を纏(まと)って、和風魔法少女に変身し、退魔活動(タイカツ)に勤しむ……。

就活、婚活、恋活、終活の如く、活付けてお手軽感を出す、
ゆるいお話かな?と思っていたところ、
構成・脚本に黒田洋介さんの名を発見し硬直w

『無限のリヴァイアス』以来、尊氏の天敵である黒田さんは、
しばしば様々なジャンルで毒を盛っては、
視聴者を奈落の底に突き落としている、罪なお方ですがw

どーせ今作でも三話辺りで最初の落とし穴を仕掛けて来て、
あの魔法少女と何が違うのか?と言われたりするものと予想されますw

大体、やたら活!活!と契約サービスを押し売りしてくる広告は概ね詐欺ですw
そう思うとタイトルロゴのデザインにも何だか既視感が沸いてきて……w

ですが巫女、和風変身ヒロインなら尊氏はご飯何杯でもいけそうですし、
何やらヴァチカンから金髪の悪魔祓いの甲冑少女も派遣されて来るようですし、
私の好きな成分がたくさん配合されていそうなので、
この尊氏、毒を食らわば皿までの覚悟で、
またぞろ黒田さんにカモにされる所存でありますw {/netabare}

投稿 : 2017/01/12
閲覧 : 494
サンキュー:

31

ネタバレ

ダレイオス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

終盤はご都合主義全開なのは痛いが、終わってみると結末は納得出来た。

まず見て思うことは、メインのキャラの女の子が子供向けな感じのキャラデザインで
深夜アニメにしてはゆるい感じの作画に見えました。
作風は深夜アニメて感じではないですね。
ただし、裸のシーンがあるので内容は深夜アニメかなと思います。
設定は刑事もの要素を含めながら、女の子が変身して悪霊と戦う要素があり
その2つで出来ているかなの開始です。
主人公の「まとい」が変身して戦い。父親が刑事てのはわかりました。

やっていることは女の子が変身して戦うジャンルのそのものかな
大きく変化球を入れてきている感じはしないですね。
他の変身キャラの女の子が出てきたり
この手のジャンルとしてはオーソドックスな作りでした。
ただ、作り自体はオーソドックスだけど
意外に微エロなどの萌えイベントが多くそのシーンは印象的に残りました。
コメディにもなっているので楽しめましたね。
「まとい」の微エロシーンで恥ずかしがっている所とかは可愛かったと思います。
全体的にも、「まとい」は恥ずかしがっているシーンは可愛いことが多かった。
「まとい」は実の父親を君付けで呼んだり
キャラの関係性は普通とはチョット違うので
「まとい」と父親の関係とか気になる部分が多く続きは気になったかな

ストーリーは設定が色々追加されて結構複雑だったな24個の多次元世界あるとか
「まとい」の家庭環境とか、親友の話とか
何らかの組織とか存在しているとか、刑事ものぽい部分もあり
色々散らかっていたと思う。
説明はされているのでちゃんと聞いていれば
敵勢力、味方勢力はどういうものなのかは理解出来たけど
敵勢力の目的が最初は不明なので
個人的にはいまひとつ敵勢力は魅力には見えませんでした。
一応敵勢力は何者かは説明はされてますが説明だけなので感情移入しづらいし・・・

そしてストーリーの中身は薄いので面白いストーリー展開では無かったかな
刑事ものぽく見えたけど実際は刑事ものとしての面白さはなかったし
個人的にはどうも不発でした。
丁寧やじっくりというよりはひたすら薄味なので
見ていて単純に面白くはないですね。
ただでさえ、よくある変身ものストーリーで差別化が必要だと思うのに
個性がないので見ていて辛かったな
他の変身キャラの子だって立ち位置的にはよくいるキャラなので
どうも面白い設定、展開とかはなかったな
「まとい」の友達の「ゆま」の秘密についても急に判明しちゃったし
唐突な感じも多かったです。
戦闘になると、独特の空間で戦うのもこの手のアニメにありがちだし
オジリナリティーは少ないな、それで戦闘が面白ければいいのだけど
技にどれだけの威力があるとか、そういった概念がなく
戦闘シーンは工夫とかはないのでただ戦っているだけで
どうも面白くはなかったな敵勢力は魅力的でないのもあるし

ようやく見れるようになるのは8話以降かな
ここでようやく話が動き始めまとめに入るので段々見れるようになっていきました。
「まとい」の家庭環境とか序盤に触れていたので
徐々にそれが解決の方向に動いていっていい話かな?と思えるようになりました。
「まとい」が父親に対して色々心配したり感謝している気持ちは伝わってきたし
父親も母親がどこかに蒸発してしてしまったために1人で生きていかなくてはならず
仕事に没頭して娘である「まとい」に色々迷惑をかけてしまったことに後悔をしたりの気持ちは伝わってきたし
他にも「まとい」が色々無理をしているのを見て心配しているのも
いい親子関係だな・・・には見えたので段々良くなっていったと思う。

ただ、ストーリー自体は説明だけで急展開するので
作りが1クールアニメなんだなとは思いました。何か雑ですね。
それでも、ストーリーにある程度の流れがあるのはわかるし
序盤の流れから、この展開は予想は出来たし
終盤やろうとしていることは「まとい」の序盤からの願いとブレはなかったし
仲間達と協力して敵を倒す展開とか
やっていることは悪くなかったと思う。
終盤はご都合主義全開で理由付けなしで突き進んでたし
多分死んだど思われる敵が生きていたりとか、どうも適当だなと思うケースは多く
気になる伏線も謎も放置しているし
見ていて雑だな・・・とは思う所が痛いが
終わってみるとスッキリはしているし「まとい」の
願いと目的は達成していてストーリーの軸はブレてはなかったのは良かったと思う。
序盤からの流れならこの終わり方は納得は出来るかな

キャラについては「ゆま」と「まとい」と父親は良かったし
いい子だし好きになれるキャラだったのですが
それ以外がどうも空気だったし敵が魅力的ではなかったのが痛いかな
海外の組織のキャラいたけどどうも存在感がないのが痛いな
その点を考慮するとキャラの扱いはなんとかしてほしかったな

作画については元々キャラデザインが崩れ気味な感じなので
作画は多少の乱れでも普通に気にならずに見れましたね。
前半は比較的綺麗だなと思いながら見てましたが
終盤はチョット乱れている回がいくつかあるなと思いました。
やっぱり後半はキツイようですね。
キャラデザイン自体は好みでした。
可愛い感じに仕上がったデザインだと思います。
戦闘シーンもそこそこ動いていたし迫力もあり演出は頑張っていたと思う。

声優さんについては「まとい」役の諏訪さんは声も合っていたし
演技も自分好みでした。母親や父親に対しての思いは伝わってきました。
「ゆま」役の大空さんも元気な子の役としては良かったし
印象にも残りました。男性キャラも渋い声やカッコイイ感じは良かったし
個人的にはバッチリなキャスティングでした。

「まとい」は可愛かったしキャラ萌えとしてなら楽しめたし
コメディも悪くはなかったと思う。父親との関係も好きでした。
ただ、ストーリー自体は中盤まではひたすら薄味だし
このアニメ独自の要素がなくて面白くはなかったです。
8話以降段々見れるようになりました。
終盤は雑なストーリー展開だとは思ったけど
しかしながら終わってみるとスッキリはしているし「まとい」の目的は達成しているので
ゴールとしてはありなんだろうと思う。

投稿 : 2017/01/08
閲覧 : 253
サンキュー:

8

ネタバレ

ato00 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

魔法少女でいいよね。魔法少女で。

神をまとった退魔少女たちが、なんかよくわからない敵と戦う話。
装神少女がアニメタイトルですが、そんな言葉は作中あまり聞かなかったような。
退魔少女だと語感がラりってるようだから、タイトルだけでも装神としたのかな。

それはともかく、3人の少女が主人公。

といちゃん{netabare}がメインヒロイン。
八百万の神をまとってるのでもっとも強い。
でも、なかなか吹っ切れない。
私、後ろ向き系ヒロインは苦手です。
それに、全裸が特技とはちとあざとい。{/netabare}

ゆまちん{netabare}がサブヒロインその1。
タヌキチ?どもをまとってるのでアニマル的。
猪突猛進たとえ火の中水の中。
タヌキ姿が超かわいい。{/netabare}

クーちゃんさん{netabare}がサブヒロインその2。
ロボットみたいなごついおっさんをまとってるので謹厳実直。
協調性がない上に悲壮感が漂ってる。
ツンデレチックが意外とかわいい。{/netabare}

キャラ紹介だけにしとくかと思ったけど、謎の敵について。
ナイツ{netabare}というネーミングがダサいのはおいといて。
超次元から3次元にやってくるなんて、超卑怯。
だけど速攻、ご退散。
もろさにかけては、そりゃナイツってとこか。{/netabare}

投稿 : 2017/01/06
閲覧 : 290
サンキュー:

21

ネタバレ

pister さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

一押しアニメ(オッサンに)

…といいつつタイトル見た時、てっきり武装神姫の続編やるのか?と思ったけど全然関係なかった。

さて、そしてこのアニメのどこが素晴らしいかというと…最近「なんかおかしくね?」と思う作品が非常に多いと感じてました。
“まとい”はこういった違和感を覚えてしまう部分、そこをしっかりフォローしてることに尽きます。

例えば変身魔法少女モノであるなら「なんで変身するの?」「なんで少女なの?」って問題。
もうちょっと突っ込むと、少女に戦闘させといて男や大人は平気なの?って疑問、等々。
深夜アニメだとどうもここら辺、「既存のアニメ(いわゆるキッズ向け)で知ってることでしょ?いちいち説明しなくていいじゃない」っていう開き直りをしてる作品も多く見受けられます。
結果的には必然性を語らない、ひとつの作品として独立してない(パロディの域を脱せてない)。
酷いのになるとそこら辺の面倒な設定描写を既存作品に丸投げしておんぶにだっこなクセに、その相手をdisったりするものまであったりで、ホントもうやれやれといった感じに…。

と、そんな感情的なタイミングも合ったのかも知れない。
しっかりと必要性を踏まえ、基本に忠実な作りの“まとい”は自分にはどストライクでした。

{netabare}そしてなによりゆまちんがね…うん、滅茶苦茶カワイイ。
本当は自分が退魔少女になりたかったのにまといにその役を奪われ、それでも嫉妬したり拗ねたりは一切しない、とにかく前向き。
多分そういう感情は描かないように、とスタッフ間で徹底したんだと思う。
見方によっては人間が持ってて当然の感情が欠如してるので人形っぽく思われかねないところを、元気キャラでねじ伏せた感じ。
(なので元気良すぎると否定的に捉える人が居てもしょうがないとも思う)
カワイイといっても彼女にしたい系ではなく娘に欲しい系…ここら辺も狙ってそうしてると思うし、狙い通り上手く描かれてるかと。
まぁぶっちゃけ言って、オッサン向けではあると思います。
で、こういうひたすら明るい元気キャラって眺めてるウチに段々と「ガチで怒るとどうなるの?」ってのに興味が沸くのだけど、それもしっかりと描かれてる。
なんていうかね、痒いところに手が届く。

さて、一方でこの作品が大してヒットしない理由もなんとなく分かる。
「そんなに基本に忠実な作りが見たいならキッズ向け見ればいいじゃない」と言われてしまえば、うん、確かに。
ただ、ちょっとだーけ違うんだよなぁ、上手く言葉にできないけど。
またはかつての自分がそうだったのだけど「キッズ向けアニメなんでガキの見るもの、オレはそんなの卒業したもんね」っていう反抗期的世代。
そういう世代には退屈でしょうがないだろう、というのも分かる。
ここら辺は難しい問題ですね…変化球狙って暴投されるのはカンベンだけどストレートばっかりだと飽きる。
ストレートと変化球の緩急のバランスなんだろうけど…ううむ。{/netabare}

投稿 : 2017/01/05
閲覧 : 265
サンキュー:

9

ネタバレ

YAYU さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

完全ハッピーエンド

とらないで あげないで 呟かないでぇ~~~~!!!

普通の生活を望む主人公:皇まといは突如神の力をまとい、悪霊を祓う
退魔少女に。平穏な日常を取り戻すため退魔活動(タイカツ)に励む

ゆまちんがヒロインかな
こんな完全ハッピーエンド久々に見た
タイトル的にイメージするのは戦隊ものの安っぽいアニメでしたが
内容は意外としっかり。
変身シーンでのBGMはなんといってもかっこいい

見た人ならわかるはず・・11話!
ゆまちんの怒るシーンで泣いて、まといの行ってきますのシーンで号泣
トイレ直行だ

最終回のクラルスの覚醒、母親との再会
てっきり母親を残して生還するのかと思ってた
母親とみんなと無事生還し、完全ハッピーエンド
いい作品で言い終わり方だったと思います!

投稿 : 2017/01/04
閲覧 : 316
サンキュー:

9

HmFDB75691 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ゆまちんがいい

期待せずに観たせいか期待以上であった。
内容は夜のプリキュアって感じ。(夜なら裸にしていいというルールはないのだが)
ストーリーはそこそこだが、キャラクター、とくにゆまちんがよかった。まといとクラルスはプリキュアにも出てきそうだが、ゆまちんはないような気がする。(さいきんのプリキュアは知らないので確かではないが)
ゆまちんはどちらかというと夜のアニメに出てきそう。それをプリキュアのようなアニメに登場させたのがよかったと思う。
2016年秋アニメのなかでは面白いほうだったし、オリジナルでは一番よかった。

投稿 : 2017/01/03
閲覧 : 206
サンキュー:

5

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「泣かせたなっ…せっかく…そんなに行きたいなら自分で行けばいいよっっ…」

この作品は、WHITE FOXさん初となるオリジナルアニメです。
WHITE FOXさん…これまでSTEINS;GATE、はたらく魔王さま!、ごちうさ、うたわれるもの偽りの仮面、そしてリゼロと人気作を制作されてきた会社なので期待はしていましたが、完全オリジナルとなるとシナリオ次第で面白さが大きく変わるので期待と不安が半々でした。

でも放送が始まるとそんな不安は一蹴された上、私の中で今期一番のダークホース作品となりました。
この物語の主人公は中学2年生の皇まとい…彼女の幼い頃に母親の消息が分からなくなってしまったので、ここ最近まで祖父母と一緒に生活してきたのですが、最近ようやく父と二人暮らしができる様になりました。

そんな彼女の親友で「天万神社」で巫女のアルバイトを一緒に行っている草薙ゆまは、「天万神社」の神主一族に生まれた次期巫女候補…彼女は先祖代々受け継がれている悪霊払いの「退魔行」の存在を知り、まといと一緒に「退魔行」を行うための「神懸かりの儀」に挑もうとしていました。

これまでは平穏な町だった釜谷市…この日もいつも通り学校が終わりバイト先の神社に向かったところ、境内が荒らされている上、まるで異形の力に憑りつかれた様な一人の怪しげな男の存在があったのです。
襲い掛かる男を見てゆまは「神懸かりの儀」を咄嗟に行うのです…
儀式は成功し、空から神が降臨して手を差し出しているゆまの方へその光が飛んできました…
ゆまは「さぁ、ゆまちんに退魔の力を…」と言った矢先、その光はなんとゆまをスルーしてしまうのです。

光がゆまをスルーして向かった先…特別じゃなくていい…普通でいい…ごく当たり前の女の子でありたいと思っている少女…でも父親に躓いてたまたま「神懸かりの儀」のポーズを取ってしまったまといの元に光がやってきたのでした。
光に包まれ…やがてその光の中から姿を現したまといは、退魔少女に変身していたのです。
こうしてまといの穏やかな日常が儚くも脆く崩れ去って…物語が動いていきます。

1話目から退魔少女に覚醒って随分展開の早い作品だなぁ…と思っていました。
でも、完走して振り返って見ると物語の中で無駄な部分なんて何一つありませんでした。
1話目から覚醒したのは、退魔少女としての彼女の在り方…普通の女の子として交わした父との約束について揺れ動く彼女の心を丁寧に描く必要があったから…

そしてもう一つ…まといを支える2人の親友との物語も大切だったから…
まといの覚醒を境に穏やかだった釜谷市は一変し、ナイツという怪物が街を騒がせる事になります。
怪物といっても色んな種類の怪物がいて、当然まといだけでは祓いきれる相手ではありません。

そこでまといをしっかりサポートしたのが親友のゆまちんと、「神に代わって奇跡をおこす存在」であるアンチクリードを武器に戦うクラルスがいたから、苦しみながらもなんとか対処できていたんだと思います。

でも退魔活動をすればするほど、父と交わした約束を反故にしている後ろめたさを感じずにはいられませんでした。
年頃の大切な娘です。
「危ないところには行っちゃいけない…」
父親なら自分の娘にかける言葉としてはごく当たり前の台詞…
そして大概の人は普通に生活していれば十分守れるごく優しい約束…
だけど、退魔活動をするという事は自ら危険に赴かなければならないんです。
これが覚醒した者の定め…なのかもしれませんが、そんなに簡単に気持ちの整理ができないのは娘も父親の事を大切に思っているから…

ナイツは、そんな人の気持ちは露知らず手を変え品を変えまといたちの元にやってきます。
でも…ここで戦う分には3人の力を合わせれば何とかなる気がしていました。

ここからまさかの急展開を目の当たりにする迄は…

次の瞬間、思いもよらない…反則級の単語が次々と顔を出すんです。
纏っている神様の違い…これは見た目からして違うので理解するのは可能です。
纏っている神様の強さ…これも見た目から理解できる部分があるので、これもなんとか…

でもこういう時に絶対出してはいけない言葉があるんです…
例えそれがどんなに苦難の道でも、それがどんなに果てしなく続いても思わず縋りたいと考えてしまう…
例え僅かな可能性しかなくても欲しいと願ってしまう…
選択肢があるようで実在しない…そんなズルくて卑怯な言葉は絶対に言ってはいけないと思います。

だから涙が溢れるんだ…
本当は怖くて堪らないのに願ってしまうんだ…
その願いを言いながら、半分は自分に言い聞かせていたんだと思います。
迷わないように…どんなに心細くなっても諦めないと自分の心に負けないように…

そしてそこまでの決意…一番身近にいる人が気付かない訳はありません…
きっと抱きしめて「行くな」と言いたかったんだと思います。
だって一度身を切るような思いをしているのだから…
でも…自分の気持ちがぐちゃぐちゃで言葉にならない時がありますが、きっとそういう時だったのでしょう…
精一杯の笑顔で送り出して…
その後は私も一緒に号泣です…

普通の少女でいたいと願う少女の向かう先は…?
自分の事を顧みない親友との絆の行方は…?
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。
最高のエンディングが待っていてくれていると思います。

オープニングテーマは、Mia REGINAさんの「蝶結びアミュレット」
エンディングテーマは、スフィアさんの「My Only Place」
これはオープニングに軍配です。

1クール全12話+特別編「ゆまちん、まとめました〜何も着てなくて…夏〜」で放送された物語でした。
こういう展開の物語…大好物です。
この作品のイチオシは…やっぱゆまちんかなぁ…明るくて、優しくて、ポジティブで…
退魔少女に変身した姿も可愛らしかったし…
こういう作品がこれからもどんどん放送されることを期待しています。

投稿 : 2016/12/31
閲覧 : 278
サンキュー:

24

ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

纏創(てんそう)の巫女

巫女ヒロインでセカイ系というと、『神無月の巫女』(※個人評価 ★4.1)が直ぐに思い浮かびますが、本作はその次くらいに面白かったかな。

◆私たちは《少女が世界を救う話》に多くを期待し過ぎてるのかも?

今期の放送アニメの中では余り話題になっていなかった印象の本作ですが、たまたま第1話を見てみたら、中学2年生ヒロインの魔法少女ものらしい展開だったので、ちょっとだけ期待してしまいました(本作が「セカイ系」に化けることを)。

『魔法少女まどか☆マギカ』(2011年冬)のヒロインたち(鹿目まどか、暁美ほむら)も、『結城友奈は勇者である』(2014年秋)のヒロインたち(結城友奈、東郷美森)も、中学2年生でしたし、きっと本作のヒロイン=皇(すめらぎ)まといも、{netabare}セカイを救うためにどこかのタイミングで、悩み悩んで心を決めるのだ{/netabare}、と。

そして、今日、最終第12話を見終えて・・・うん。普通に面白かったよね?きっと。
『まどマギ』や『ゆゆゆ』が普通でなく面白かっただけで、決して本作の出来が悪かった訳ではない、と思います。
下記のように不満点は色々ありましたが、数あるこの手の作品の中では、ヒロインも可愛くて、世界観も割と面白い方だと思うので、視聴するかどうか迷ってる方はとりあえず第1話だけでも見てみてはどうでしょう?


◆視聴メモ

・キャラクターデザイン/作画がちょっと古風で、まるで10年くらい前の作品のような気がする。
・まといの纏装後のコスチュームや纏われる神様の容姿が全然神道っぽくなく、チグハグ感が否めない。
(※多分ここが本作の一番残念だった点)。
・ギャグの感覚が微妙にズレてて、いまいち乗れない。
・本作の山場のはずの第11-12話でさえも、展開が冗長な気はした。
・とくに、第11話で、{netabare}主人公まといが頂次元へ旅立つ選択をするシーン{/netabare}で、『まどマギ』の{netabare}まどかが魔法少女になる決断をするシーン&それをほむらに告げるシーン{/netabare}を思い出して、改めて『まどマギ』のその2つのシーンは神懸っていたんだな、と思った。
・それを再確認出来ただけでも本作を視聴した意味があったと思う。


◆作品情報

原作         BOWI
監督         迫井政行
シリーズ構成     黒田洋介
脚本         黒田洋介
キャラクターデザイン 戸田麻衣
音楽         加藤達也
アニメーション制作  WHITE FOX


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回


================ 装神少女まとい (2016年10-12月) ==============

{netabare}第1話 私、神懸かってます ☆ 神懸りの儀 ※魔物&ゆまちんのパパが残念・・・
第2話 神様、纏いました ☆ まとい&ゆまちん退魔活動開始、クラルス来援
第3話 神様は知らんぷり ★ 高次元生命体、強敵ナイツ来襲
第4話 彼女の覚悟と私の理由 ★ クリードキラー、八百万の神の力の召還
第5話 特別な普通 ★ レガリアの護衛、封印解除(まゆちん憑神=高次元体) ※原宿~明治神宮が舞台は◎
第6話 ごめんなさい ☆ ゆまちん纏創、伸吾君の心配
第7話 海と温泉、ときどき悪霊 ★ 天海神社の巫女(雨音弥生)、水龍の神
第8話 ちいさな願い ★ 纏創の巫女、まといの願い ※土偶形の魔物&七支刀は○
第9話 ありがとう ★ 展望タワー閉じ込め事件、しおりの御守り(サフィラス消滅)
第10話 開かれし門 ★ 次元の穴、10年前の事故、ルードス来襲 ※ここでセカイ系に
第11話 いってきます ★ まといの選択、頂次元へ 
第12話 普通がいちばん ★ 続き、後日譚{/netabare}
----------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)0、★(良回)9、☆(並回)3、×(疑問回)0 ※個人評価 ★ 4.0

OP 「蝶結びアミュレット」
ED 「My Only Place」


=====================================================
※以下、本作の第1話視聴直後に書いたレビューです。

リゼロの凄いクオリティを見て、大いに見直したWHITE FOXさんが制作している中学2年生ヒロインの魔法少女もの?
だが・・・こっちは白狐の2軍が作ってるんですか????と突っ込みたくなるようなジャンクな作風なのですが、大丈夫?

そろそろ「結城結奈は勇者である」みたいな大穴面白アニメをまた見たいのですが、無理かな?

点数は期待を込めて高めに付けています。

投稿 : 2016/12/30
閲覧 : 491
サンキュー:

28

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ちょっとおまけして褒めてあげたくなる作品

和風な設定の魔法少女バトル物。
シンプルなストーリーで1クール12話を綺麗にまとめていて、普通に面白かったです。
キャラデザのセンスにはややギャグ作品っぽい雰囲気があったり、序盤の内容では、主人公が裸になって恥ずかしがる場面がお約束ネタみたいになっていたりして、どこかB級感のある軽い作風なのですが、ストーリー全体には、親子愛、あるいは家族の再生を描くという、しっかりとした背骨のようなものが通っていて、最後まで観終わったときには清々しい気持ちになれる、なかなか良い作品でした。
キャラは、主人公の皇まとい(といちゃん)、その親友の草薙ゆま(ゆまちん)のコンビ、どちらにも好感が持てました。特にゆまちんは、いつも元気いっぱい天真爛漫な言動で、ときにはメタ的なギャグなども交えて、作品全体を明るく盛り上げてくれますが、といちゃんのためには真剣になる友達想いの一面もあり、とても良いキャラでした。声を担当した大空直美の演技も上手だったと思います。
音楽は、和風っぽさのあるOP曲、スフィアの歌うED曲ともに、この作品に合っていました。また、EDの映像は、この作品の優しい部分が表現されていて結構好きでした。
全体的に、ストーリーもテーマも作風も、無理にカッコつけたりしていなくて、素直で正直な優しい作品という感じがしました。内容的には絶賛するほではなくても、ちょっとおまけして褒めてあげたくなる作品です。

投稿 : 2016/12/29
閲覧 : 279
サンキュー:

23

TAKARU1996 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

父娘の「願い」が叶う場所

今期、2016年秋アニメは見事に魔法少女物、俗に言う変身少女物がとても多いクールでした。
最近流行りのスタイルから、古き良き作風を思い出す物まで、実に選り取り見取りの作品揃い
ここまで同じジャンルが被ると言うのも案外、珍しい物
その中でも好みが分かれたり、分かれなかったりと派閥大戦争がどこぞで勃発していたようですが、それはひとまず置いといて…
私は今回、そんな数多くある変身少女物の中でも意欲作と思っている作品『装神少女まとい』について書いていきたいと思います。
これは1人の少女から生まれた「願い」を自身が叶えるまでの物語
読んで下さる心お優しい方はどうぞお付き合い下さい。


まずはあらすじから簡単に説明します。
西暦2016年
関東、釜谷市にある「天万神社」では中学2年生、皇まといが親友でバイト仲間でもある草薙ゆまと共に巫女のアルバイトをしていた。
彼女は幼少の頃に母と生き別れになったばかり…
今までは父方の祖父母の家に預けられていたのだが、3ヶ月前からようやく父である伸吾と2人で暮らし始めている。
しかし、長年会っていなかった事と彼の不器用さも相まってか、なかなか安定した関係を築けない日々
そんな境遇からか、まといは家族みんなで暮らす、平凡で穏やかな日常を密かに憧れていたのだった…

一方、草薙ゆまは「天万神社」の神主一族に生まれた次期巫女候補である。
彼女はまといが悩んでいる最中、一族が悪霊を払う為の「退魔行」にまつわる儀式「神懸りの儀」に挑戦中…
しかし、それもなかなか上手くいかない彼女はまといに(無理やり)協力してもらって、儀式を成功させようと働きかけている所だった。
しかし、そんな彼女の行いが1人の少女との不思議な出会いを生んでしまう事を、2人はまだ知らない…

平凡で普通の生活を求めていた少女に与えられた1つの力
それは、神を纏って悪霊を払う能力だった!?
皇まとい、14歳
誰にも邪魔されない穏やかな毎日を取り戻すため、日々の退魔活動(タイカツ)に励みます!!


ここからは私が今作を観た上で感じた事、思った事、見所を存分に書いていきたいと思います。
さて、この『装神少女まとい』ですが、はっきり言って今期の中では抜群に面白い作品です(と勝手に思っています)
オリジナル作品と銘打って発表された作品は、魔法少女モノかと思いきや纏創少女モノと言う、微妙に違う見慣れないジャンル
しかも、このアニメ、どこか懐かしい印象を与えており、何故か私にとって気になる存在でした。
聞く所によると、どうやら「父娘愛」を主軸にしているらしいと言う噂
一体どんな出来になるかと思って、ほんの少しの興味本位で観てみたら……
見事に自分的には「当たり」と呼ぶに相応しい作品へと昇華してくれました。
1人の少女が願っていた事の真意
普通の女の子が抱いた、父に対する優しき思い
それが叶えられるかもしれない事を知った時の彼女の迷いと選択
もう、全てが痺れましたね…
心に深く浸透していった次第です。

そんな個人的に好評である今作をもっと浸透させる為、今回も多く見所を語るとしましょう。
①キャラがそれぞれ立っている
とにかくキャラクター全員が覚えやすい!!
そう私が断言できるのは、それぞれの登場人物達が上手い具合に個性、特性、魅力を持って描かれているからです。
一部で絶大な人気となった草薙ゆま(通称ゆまちん)は勿論の事、主人公である優しい少女、皇まとい(通称といちゃん)や謎の少女クラルス、今作において重要人物の刑事、皇真吾
他にもIATOの眼鏡ボインこと春夏・ルシエラ先生やクラルスの保護者であるカリオテ、真吾君の部下ことポチ等、最初から勢揃いとなっています。
しかし、こんなに多く感じても、私は1話で殆どの登場人物の名前を覚えられました。
地味にこれは凄い事だと私は思います。

そもそも、昨今のアニメを良作だと断定するにおいて、最も大切な事は何か…
ストーリー、作画、演出等々、どれを重視するかにおいて様々な意見がある物
どれも必要な要素ですが、その中の1つである重要な要素にキャラ立てがあると思います。
「現実世界でも実際にいるような気がする」
「キャラのそれぞれが人形ではなく、作中世界で生きている」
こういった感覚と言うのは、高評価に値するには重要な産物、ファクターと言えるでしょう。
なぜなら、そのような感想を抱く事自体、キャラクターが少なからず視聴者に対して影響を与えていた事の証となり、夢中になれる可能性を秘めているからです。
上記のような思考を植え付けられるアニメと言うのは、意外にも中々無い物
今期のアニメ数は多いですが、私が思うそういったアニメはその中でも今作を含めて3つ程しかありません。
そして、その数少ない作品の中でも、今作は実に素晴らしい!!
人それぞれに異なった要素、尚且つ埋没していない魅力を与える事によって、キャラ全体が生きているような錯覚を起こしてくれます。
その為、見分けがつきやすく、特徴も把握しやすい。
そして、それ故にストーリーも理解しやすく、人間関係の構図も掴みやすい
と、実に長所が連鎖反応で成立していく作品です。
全員が同じような設定で、名前だけに特徴を加えているような作品と今作は、非常に一線を画した作品と言えるでしょう。


②よく出来たストーリー
次に紹介したいのがストーリー展開、物語構成の良さです。
これを語るにおいて、私はもう1回最初から今作を観返してみました。
そして視聴中も感じていた事が今回の一気視聴で明確になった次第です。
うん、このアニメストーリーには全くもって「無駄」がない。
全てが必要な要素として、最後の展開に結びついています。
最初の不自然な描写、不可解な展開が次話、もしくは後半になるにつれて、必要であったという確信に変わっていく…
そして、それが上手く帰結していく展開は正にお見事、感無量と言える物でした……

直近1年間のアニメで紹介した中では、『Dimension W』が1番よく出来ていました。
しかし、正直、今期は「これ、必要なのか?」と思わせる類の、関係ない話のあるアニメがいくつか存在したように思います。
特定のキャラ回のようにそれが明確になっていれば結構なのですが、明らかに本筋の話をなぞっているのに視聴者にそう思わせてしまったらおしまいです。
「疑念」と言うのは、全ての可能性を途絶する爆撃兵器の様な物
大抵は、原作付きのアニメでさえ、必要な話だったか、無駄な描写ではなかったかと感じてしまう作品が多い物
しかし、このアニメの凄い所はそういった不安、不満の類が仮に生まれてしまったとしても、話が進むにつれて、そして、あの最終回を観終わった後では見事に消化され、必要だったと感じさせてしまう所です。
しかも、これはオリジナルアニメ
ここまで上手く展開させるのは、余程のベテランでないと到達できない領域です。
改めて、オリジナル作品と言う物を作るにおいて、別の意味でかなり挑戦したアニメだと私は感じました。

さっきも申しあげたとおり、今作は全話を隅々まで観終えて、初めて1つのきちんと帰結した作品と言えます。
それは言うならば、別の意味で、目が離せない描写ばかりと言う事
スタッフが考えて作られた作品だったと言うのが明確に断言できる今作
途中で述べたように、尻上がりに面白くなり、最後まで付き合うと実に感慨深い物がこみ上げてくる作品です。
だからこそ、これは観始めたら、観たいと感じたら、是非最後まで観て欲しいと私は思います。


③テーマ性の統一
このアニメにおいて一貫して伝えているのは、父と娘の関係です。
物語以前に離れ離れとなってしまった親子
10年越しに娘と父親は再会し、関係を築き始める2人
彼らはどこかぎこちない、不器用な関係でありながらも共に生活していく内に本当の親子に戻る為に、邁進していきます。
私はその過程に一役買ったのは「纏創」=「変身要素」であると断言できます。
そういった状態でなければ素直に真意を、自らの想いを吐露できなかった2人
そう、『装神少女まとい』の面白い所は変身少女物でありながら、それは舞台要素の1つに過ぎず、真の意図は別にあると言う所です。
私はあまりこういったジャンルを拝見した事は無かったので、もしかしたら他にも今作の様なアニメがあるのかもしれませんが…
この作品は変身して戦う事が主軸にはありません。
このアニメのテーマは戦った先にある物、すなわち「願い」と言う存在です。

心の奥底にある「願い」は何か?
と、誰かに聞かれたら、一体どれ位の人が簡単に即答できるでしょうか?
私は恐らく、判断に窮します…あまりに数が多すぎて(笑)
しかし、数が多いのは「願い」ではなく「欲望」ではないかと感じてしまう私です。
そう考えると、「願い」と言うのは、あまり思い浮かばない類の産物ではないかと感じてしまいます。
信じる者は救われ、願いが叶うと言うのはキリスト教の教え
ですが、そもそも「願い」が思い浮かばなければ、信じようがないと言うのは私のように恵まれ過ぎた現代人特有の発想
普遍的な「願い」と言う概念を持っている人は考えてみると、意外に少ないのではないか……
そんな事を夢想してしまう私のような穢れた人間とは違って、といちゃんは至極純粋な心を持っています(笑)
彼女の根源に内在しているのは父親と、母親と、3人で幸せに暮らす事
母親はいなくなってしまいましたが、残された自分の父だけでも守っていく事を誓います。
その為にといちゃんは1人の「普通」な少女でありながら、次第に纏創少女としてその誓いを成就せんと活動していくのです。
そして、父親である真吾君は妻の「願い」を胸に、1人娘である彼女を一生懸命守る事を誓います。
この、ひたむきな互いの想い、相手が相手を不器用ながらも優しく思いやる要素に王道ながらも心を打たれました。
そして、そんな2人のまっすぐな感情が1つの「願い」を生むのです。
最後まで乱れたり歪曲したりする事の無かった登場人物達の純粋さが、上手い具合に帰結していく瞬間、実に見事でした……


さて、ここまで熱く語ってきましたが結局の所、この『装神少女まとい』と言う作品は、少しずれていた関係が普通なまでに戻っただけの話です。
それはまるで、モーリス・メーテルリンクが著した『青い鳥』の物語の様
あの童話、戯曲は「幸福」を
身近にあって日常の輝きを感じさせる物でありながらも、捕まえて半永久的に自分の所に留めておく事は出来ない物
とまとめていました。
「特別」を求めようとして「普通」に落ち着いたチルチルとミチル
「普通」であろうとするが為「特別」になったといちゃん
主人公は相反する存在でこそありながら、伝えたい真意はどちらの作品も同じように感じてしまいます。
『青い鳥』の「青い鳥」は最後に大空高く飛んで行ってしまいました。
といちゃんはチルチル、ミチルのように決して手放さない事を、彼女の「普通」の「幸福」が『青い鳥』の如く簡単に終わらない事を祈って……
このレビューを閉じたいと思います。
ここまで読んでくださってありがとうございました。

「普通」ではない少女が「普通」を求めて戦った結末
戦闘の果てに辿り着いた数多くの「願い」とその帰結
興味を持った方は是非ともご視聴、オススメします!!
恐らく後悔はさせませんよ(笑)

P.S.
何も着てなくて…夏って(笑)
またずいぶんと懐かしい楽曲ネタを入れてきましたね…
今の子供達はこのネタの元は分かるのだろうか?
疑問に感じた最終話視聴後の事

投稿 : 2016/12/26
閲覧 : 522
サンキュー:

15

猫耳サイクロップス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

服は消滅するもの・・・

総評:
「途中までは面白かったけど、ラストがいまいち」

投稿 : 2016/12/25
閲覧 : 247
サンキュー:

4

要 塞 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

八百万パワー

 タイトル名からは、
神話を扱った和風ファンタジーの類、という印象が持てます。
しかし作中内では、神話要素はさほど重要視されていなかったと思います。
個人的にはSF色が濃く、宗教色が薄かったように感じられました。
なので、神話に関する予備知識は最低限のもので十分です。
しかし、SFに関しては・・・。
筆者自身、あまりSFに詳しくないので、ノーコメントとします。

 物語としては、「家族」というテーマに重きを置いており、
なかでも、父と娘、という関係にスポットを当てているのが新鮮でした。
客観的に見て、どこか不自然な家族関係が、
話数を経るごとに、どう変化していくのかが、見どころだと思います。

 他にも注目すべき点は多々あるのですが、
上述のもの以外は、どれもこれも、上手く表現できません。
気になる場合は、まずご視聴ください。
そして、この作品独特の「アジ」を見出すことができれば、
十二分に楽しめるでしょう。

 

投稿 : 2016/12/25
閲覧 : 189
サンキュー:

10

あぁ流川 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

タイトルなし

つかみよし?
2話まで見てバトルシーンのところで…
忍び寄る駄作の予感、タブータトゥーを思い出したw

異世界用語の乱用、変な緊迫感、無駄に長いバトル、でヒロインが普通に終息させるという作品、あーつまらん。

最終回を見てみた
断念したところから見てるのか?
ここまで何があったのか解説してくれたので話しがつながるんですけどw
その時倒した敵がラスボスになってたw

決着はすがすがしいお話になってた。
お疲れ様

投稿 : 2016/12/24
閲覧 : 229
サンキュー:

4

ネタバレ

オヤジですがなにか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

願い・叶え・給え!

1話視聴。
思った通り魔法少女モノ。
神様纏うんだったら神様の名前叫んで欲しいw
キライじゃないのでキープ。

12月24日追記
タイトル変更:元「可もなく不可もなく」

観終わってみれば、王道直球魔法少女もの。
しかも、もろもろ解決で{netabare}神さまさよなら、ようこそ普通の生活!かと思えば、神さま憑依しっぱなしという{/netabare}ハッピーエンド。
いい意味で期待を裏切らない展開。
スッキリと観終われました♪
普通でいるのって、意外と難しいよねw

関係ありませんが、といちゃんのセリフで筋肉少女の「ノゾミ・カナエ・タマエ」という曲を思い出してしまった。(笑

投稿 : 2016/12/24
閲覧 : 228
サンキュー:

10

oxPGx85958 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

気持ちよく見られる佳作

少女がある日とつぜん魔法少女になり、困難に見舞われ、悩み苦しみ、最後には解決するという一連の流れを全12話で描く正統派の魔法少女もの。

物語の構成もきわめてオーソドックスに作られており、後から振り返ると、物語の展開スピードの配分が慎重に練られていることがわかるし、個々のエピソードも実に巧妙に作られていて、フラストレーションを覚えることがほとんどありません。

ただ一つ、あれっと思ったのは、最後の2話ぐらいで描かれる事件とその解決で、大団円に向かうための御都合主義に感じられました。ここの部分に説得力がなければ作品として失敗とみなす人もいそうな破綻あるいは説明不足だと思います。

しかしそういうのは、本作が12話通じて構築したキャラクターたちと世界観の魅力を鑑みれば些細なことです。大きな問題を解決した主人公たちが、この後、日常生活を送る中で起こる小さな問題を解決していく続編が作られたらさぞかし楽しいものになりそうです。

投稿 : 2016/12/23
閲覧 : 182
サンキュー:

6

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ヒロインのいかついパパ登場で早々に腰が引けました。2話頓挫。

お話はスゴク真っ当な家族愛感じる神話少女物。少女いたぶるダークファンタジーの対局です。視聴者として身の置き場に困る設定。
パパ目線で成長を見守るのか、苦しむ少女達を背徳感まみれでグヘヘと応援するのか迷いましたが、パパ目線視聴に決定、視聴再開です。

作画はユルくバトルには期待出来ません。しかし和めるんです。おまけに、視聴者サービスでも、エージェントお姉様他パパ目線で楽しめる潜在力の高さ感じます。自主規制によりTVではパパ目線で娘の成長を愛でる程度でした。

個人的に魔法少女モノ苦手ですが、ユル目の神話世界観にツッコミ忘れてドップリはまれました、神の力で一気に片づけるブッ跳んだストーリーはスゴク好み。
お話しはテンポよく進みます、和やかな日常と次元を超えた戦いが、敵・味方の謎を絡めてキャラが人間味ゆたかに描かれてます。

最大の謎はヒロインの能力・行方不明の母の存在。お話しの進行とともに解き明かされる謎と、父と娘のぎこちない絆の描き方は秀逸です。
11話でパパ目線視聴を後悔しました、なんでユルキャラアニメに泣かされるんダー!

とんがった所ない王道アニメでしたのでスルーするとこでした。

投稿 : 2016/12/23
閲覧 : 133
ネタバレ

ちーぴん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ダークホース。後半は見物。(71点)

オリジナルアニメ WHITE FOX制作

8話でちょっと、10話でやっとこさ設定や現状の説明があったので、そこから地に足ついてグッと面白くなった。8話で言っていた「普通に暮らしたい!」も、最終話に家族要素が入ることでグッと深くなってたわ。

このまま褒めて終わってもいいんですが、僕のブログなので勝手なことを書きます。後半に種明かしするアニメ、苦手なんですよね。「ナイツってなんやねん!」「高次元体がどうなってんの!?」という不安を抱いたまま見なきゃならなかったので、どうしても中盤を低く採点しちゃうんですよね。「嫌い」じゃなくて「苦手」ね。このアニメは好きでも嫌いでもないから。

もしかしたら、2周目倍面白いかもわからんな。

投稿 : 2016/12/23
閲覧 : 189
サンキュー:

2

ネタバレ

MuraBustan さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

正統派

和風の魔法少女、なかなか良い。

投稿 : 2016/12/23
閲覧 : 191
サンキュー:

4

arts さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

2016年秋アニメで一番面白かった

視聴前は全く期待していなかったが、
2016年秋アニメで一番面白かった。

3話まで見て判断しろとよく言われるが、
正直、第1話を見た段階で、ここまでハマると思わなかった。
後半になってくるほど面白くなってくる。

登場キャラすべてが魅力的で、無駄なキャラがなく活かされていた。
それぞれのキャラのポジションを活かした小ネタも多く、
視聴していて毎回、飽きることがなかった。

特に「ゆまちん」は『キルラキル』の満艦飾マコのようなキャラだが、
このゆまちんは主役のまといを時に支え、時に引っ張ったりと、
最近でも群を抜いた名サブキャラだと思う。

ラストが綺麗にまとまっており、
視聴後の満足感が高い。

見てよかった。
見てない人にも是非見てほしい。

投稿 : 2016/12/22
閲覧 : 178
サンキュー:

9

amZ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

正統派魔法少女?

神様まとっちゃう系の正統派魔法少女ならぬ装神少女です。
基本的には悪い神様に憑かれた人を倒して浄化するパターンかと思います。
鬱系ではないで気軽に見られる作品です。

■最終話視聴後
最後までしっかり正統派魔法少女していました。
物語もプリキュアよりは深堀されていて、大人でも楽しめる作品かと思います。
成分としては、家族愛、魔法バトル度が高めです。
人死は出ないので安心してください!

投稿 : 2016/12/22
閲覧 : 224
サンキュー:

7

褐色の猪 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

もったいない

設定、物語、進行とすごく良い感じでした。

しかし後半は駆け足、広げようとした風呂敷を途中で仕舞ったかの様に終了、

最終話に詰め込んだ分をもう1クールかけてジックリやって欲しかった。


昨今のアニメ業界は混沌とし今期特に他がボロボロだった中では秀逸の部類

今スタッフ達は此処迄で限界ではないでしょう、良い環境に恵まれる事を

次作に期待の☆4

投稿 : 2016/12/21
閲覧 : 207
サンキュー:

6

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「実視聴 >> 事前の期待」だけじゃなかった。今期作品の中で上位!(結論:「普通がいちばん」)

原作なしのオリジナルTVアニメ。

作品紹介について2016.12.21修正:
キャラクターデザインも良さそうだし、1話目を観てみて作画も良さげなので何気なく観ていましたが、最終話(12/27深夜は特別篇があるようですが)まで観て、2016年10月スタートのテレビアニメの中ではかなりの良作だと思いました。

主人公の皇まとい(すめらぎ まとい)が、いわゆる「神降ろし」の状態になってナイツと作中で呼ばれるなんかようわからん悪霊的な何かと戦う感じの作品。

他にメインキャラとしてまといちゃんが巫女のバイトをしている神社の娘である草薙ゆま(くさなぎ ゆま)、神の力を借りて悪魔祓いを行う特務機関ファティマのメンバーであるクラルス・トルトニスがいます。

作中世界では「神降ろし」の状態を「纏創(てんそう)」と呼ぶらしく、衣服や鎧のような状態で身に纏います。

1、2話でまといが纏創を解くと全裸になってしまう描写がありそれが話題になったようだが、4話まで観てきてストーリーがけっこうまともそうなので嬉しい誤算。

そんな「まとも」なストーリーの中で、ゆまがいろいろと和ませてくれてそれがまた良いのです。

ストーリー的には家族愛と友情を中心に据えた、ある意味王道展開で特に奇をてらった話ではありません。が、作中で主人公のまといが「普通であること」を常に望み、特別な力を持つ自分に葛藤するあたりの描写がとても良いです。

そしてまといと一緒に行動するゆまやクラルスも、普通に時間をかけて絆を深めていくのでスロースタート気味ではあるものの最終話ではきっちりとカタルシスを得られます。

そしてメタな話になりますが、こういう「普通のストーリー」っていうのも昨今の深夜アニメでは貴重でこれもまた良いものです…。

あと、本作はOP/EDもとても気に入りましたしBGMもとても良い。サントラ欲しいかも…。

以下は、放送中の更新記録として残します:

2016.11.09追記:
第6話まできてゆまちん(草薙ゆま)まで纏創し、いよいよ後半が楽しみ。2016年秋アニメで「魔法少女モノ」として一番気楽に観られる本作はいよいよ絶好調!

2016.12.02追記:
まだ放送途中なんだけど、作品の出来に対してあまりに世間の評価が不憫なので応援の意味で更新。

投稿 : 2016/12/21
閲覧 : 494
サンキュー:

45

ジョリー8 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

意外に面白い

あんまり期待せず観てたけど、適度なユルさ、バトルもいい感じ、ストーリー展開も心地よく、3話の時点で視聴決定組になりました
決め台詞(?)の「○○ないで・・・」はツボでした。
まといの親友の「ゆまちん」が、非常にいい味出してますね

投稿 : 2016/12/21
閲覧 : 205
サンキュー:

6

37111 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

あかいきつねとみどりのたぬき

なかなか面白かった。

ゆまちんがとにかく好き。一途でガッツがあって。
クウとカイをてなづける回がとにかく好き。

次元がどうとか、ナイツがどうとかそういったことは案外どうでもよくて日常の中にちょこちょことはさむギャグがかなりレベル高い。

作画も最後まできれいでよい。


そうそう、ゆまちんって満艦飾まことダブる。だから好きなのかも。

投稿 : 2016/12/21
閲覧 : 203
サンキュー:

14

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

いま、私、神懸かってるぜー!

詳細は公式でも。

というわけで、前期まで大きな話題を集めていた
「Re:ゼロから始める異世界生活」のWHITE FOXが
制作するオリジナルアニメです。

神懸かってるというニュアンスが、鬼懸かってた
前作を彷彿させますね。

初回は舞台説明。
刑事の娘と神社の娘、神事がトリガーでまといに
神が「纏って」変身し、正体不明の敵を倒すという
話になるのかしら。

さすが手練れな作り。安心して見られる感じです。
もちろん、継続視聴です。

===========第2話視聴後、追加です。

何でしょう。初回から評価が急降下です。

まさかの全裸で帰宅からの始まり。
その後もちょいちょい微エロ押し。
でも、作画がキルラキルっぽいから、特に。

バトルがいかんせん退屈。
ストーリーも、何が目的なのか皆目
見当がつかない。うーん、なんというか
立ち上がりに比べ、こんなにトーンダウンするとは
思ってもみませんでした。

===========第3話視聴後、追加です。

浮き沈みの激しい作品ですねw
今回はちょっと面白かったですよ。
クラルスとカリオテのコンビと組んで、悪霊使い?
たちと戦っていくという図式なのでしょう。

まあ、今後に期待してみます。

===========第5話視聴後、追加です。

うわ…
ビックリしました。
ビックリするくらい面白くない回。

どうしたものか…
次もキツネさんとタヌキさんが出るみたいだし、
同じように面白くなかったら断念するかも。

===========最終視聴後、感想です。

超次元でお母さんと会えて、すべてが解決する
という力技で大団円でした。

最後の、また悪霊が出た、やっぱり普通じゃなーい
というのは蛇足だったと思います。

結局、悪霊ってなんだかわからずじまいだし、
結局なにと戦っていたのかも不明。そして、ポチに
乗り移っていたのも誰なのやら…

完走はしたものの、そこまでの評価はできません。

投稿 : 2016/12/21
閲覧 : 304
サンキュー:

6

ネタバレ

ヴァレン某 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

今期のダークホース

正直期待してなかった。とりあえず3話まで見てみよって見始めたけど、気づいたら1週間の楽しみにw 最初はゆまちんのキャラがきつかったけど、慣れるとかわいい。

しんごくん、娘の声ぐらい覚えていようよw まあ、それは置いといて。展開はよくある感じだったけど、僕は嫌いじゃないし、キャラがかわいい( ^ω^ ) 見る条件としては十分すぎる。戸松出てるしねw(戸松の声わからなかった)

変身とけたときに服が消えるのはいい設定だと思う、だけどその後隠すのはダメだなー。 といちゃんがしんごくんって呼ぶのは距離感からだと思ってて、最後はパパって呼ぶのかなって思ってたら違った。ちゃんと理由があってしんごくんって呼んでたんだね。

opでタイトル変えたの見たのは銀魂以来かな? 本当に変えてくるとは思ってなかったけどw ところどころ貼っつけられたようにゆまちんがw あっ、op曲は今期の中ではかなり好きです!

最後3話の、10,11,12話は感動で目から(ry やっぱり家族愛っていいなって思った。12話のクライマックスのところの演出はちょっと好きじゃなかったのと、最終回で作画が…でもハッピーエンドで良かった。最後にはいいオチが待ってたしw あんな親見たくないね…

投稿 : 2016/12/21
閲覧 : 191
サンキュー:

9

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装神少女まといのストーリー・あらすじ

西暦2016年――。釜谷市にある「天万神社」で、巫女のアルバイトをしていた中学2年生、皇(すめらぎ)まとい。幼少の頃に母と生き別れになった彼女は、父方の祖父母の家に長年預けられており、三ヶ月前からようやく父である伸吾とふたりで暮らし始めた。そんな境遇からか、まといは平凡で穏やかな日常に憧れていた。

まといの親友で、バイト仲間である草薙(くさなぎ)ゆまは、「天神社」の神主一族に生まれた次期巫女候補であった。彼女は、一族が悪霊を払うための「退魔行」を先祖代々行っていたことを知り、まといを誘って「退魔行」にまつわる儀式「神懸りの儀」にチャレンジしようとする。

学校が終わり、いつものように神社へと向かったふたりであったが、そこで荒らされた境内と、傷つき倒れたゆまの両親に遭遇する。さらに、刑事である伸吾が捜査を行っていた怪事件の重要参考人で、どこか正気でない雰囲気を纏った男の姿もあった。暴れる男を抑えようと、ゆまは咄嗟に「神懸りの儀」を執り行ったのだが、異変が生じたのはゆまの方ではなく――。

平凡で普通の生活を求めていた少女に与えられたのは、神を纏って悪霊を払う能力!? 皇まとい、誰にも邪魔されない穏やかな日々を取り戻すため、退魔活動(タイカツ)に励みます!(TVアニメ動画『装神少女まとい』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2016年秋アニメ
制作会社
WHITE FOX
主題歌
≪OP≫Mia REGINA『蝶結びアミュレット』≪ED≫スフィア『My Only Place』

声優・キャラクター

諏訪彩花、大空直美、戸松遥、東地宏樹、川澄綾子、檜山修之、阿部敦

スタッフ

監督:迫井政行、シリーズ構成・脚本:黒田洋介、キャラクターデザイン・総作画監督:戸田麻衣、設定考証:白土晴一、イメージボード:コレサワシゲユキ/灯夢、プロップデザイン:岩畑剛一/鈴木典孝、美術監督:高峯義人、美術設定:青木薫、色彩設計:佐藤美由紀、特殊効果:荒畑歩美、3Dディレクター・モデリング:相馬洋、撮影監督:染谷和正、編集:後藤正浩、音響監督:山口貴之、音響スタジオ:HALF H・P STUDIO、音楽:加藤達也、音楽制作:ランティス、プロデュース:インフィニット

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