Bハウス さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
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終末のイゼッタの感想・評価はどうでしたか?
Bハウス さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
はちごー さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:----
後半ただの異能力バトルと化して以降は惰性で見るだけになってしまった。
タイラーオースティン さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
まずフィーネ役の早見沙織さんの堂々とした演技が頭一つ抜けた存在感。早見さんファンの方で未見の方がいたらオススメしたいレベル。
第二次世界大戦をモチーフにしてる事もあり、基本的にはシリアスで、陰謀等のドロドロした感じもある一方でイゼッタとフィーネの友情とかが何気ない感じのように見えて終盤にしっかり生かされていて良かった。
もっとも、この手の作品にしては結構キャラが命を落としている印象で、特に男性キャラの退場率は半端なく、それでいてあっさりしているため、良く言えば引きずらない悪く言えば少し軽い扱いかなという印象は否めなかったかな。
戦闘シーンのクオリティーが高い事もさる事ながらBGMも素晴らしく、ストーリーも1クールという限られた尺で巧くまとめた感じ。
間違いなく良作だと思います。
マージマジマジーロ さんの感想・評価
4.8
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
【物語】
第二次大戦を舞台にした作品。
多数の国が入り乱れており、複雑化すると思ったが、まとまっていて観やすい。
メインの戦争パートは勿論、フィーネとイゼッタの百合描写などの日常パート、秘密/陰謀などの作戦パートなどとのバランスも良く、脚本がしっかりしている。
そして本作では『何かのために自分を犠牲に出来るか』ということについて考えさせられた。複数のキャラが各々の信念を貫き通す姿に心を揺さぶられた。
また、絵の構成も上手い。随所に一人絵を挟んできて、感情の変化・裏切りなどがあるのでは、とハラハラさせられる部分があり、見入った。
2クール編成にして戦争や伝承についてもっと内容を濃くしてほしかったような気もするが、1クールだからこそ、このテンポ感とスッキリさに繋がっているように思う。
【作画】
制作は忍たま乱太郎でお馴染みの亜細亜堂。
若干引き絵に違和感を覚えたが終始綺麗。
キャラデザも良く、戦争描写もかなりリアル。
特に空中戦は、戦闘機の迫力はさることながら魔女のアクションも見応えがある。
【声優】
どのキャラをとっても声優陣が豪華。
演技に関しても、女性キャラが多かったのもあるが、とにかく女性陣が凄い。
特にはやみんは感情の揺れ動きが大きい王女役だったが、悲壮感・喜び・勇気など、各場面で印象に残った程の好演。
【音楽】
OP(cross the line/AKINO with bless4)は疾走感のあるメロディーと、イゼッタの心情をそのまま綴ったかのような歌詞が最高。
ED(光ある場所へ/May`n)も本作の陰鬱なイメージを具現化したような仕上がり。
何より作中の音響。爆破・銃撃・風圧等、実際にその場にいるかのようなリアリティ。
そして劇中歌の圧倒的完成度。曲想が豊かなのに加えオーケストレーションも巧みで、楽器の使い方が上手い。
【キャラ】
作中での描き方は言わずもがな、声優陣の適任度・演技力も相まって、一人一人が魅力的なキャラになってる。
登場人数は多いけどみんな活きていた。1クールでこれだけのインパクトを与えられるのは凄い。
og3jar さんの感想・評価
2.8
物語 : 1.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
2週目終わりました。ストーリーよくできてます。でもこのストーリーって
マイナスで始まって、プラスになって、すごくマイナスになって、ゼロで終わった話ですよね。
{netabare}3周目はしないと誓いました。{/netabare}
テングタケ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
第二次大戦をモチーフにしたファンタジー。
何でしょうね。悪くはないとは思いますが、観るのがキツくなってきたので中断しました。
沢山の人が祖国のため、愛する人を守るため、現実に戦って命を落とした第二次世界大戦に、美少女とオカルトをふりかけてエンタメにしてしまう、それってどうなんでしょうか。
幼女戦記のように割り切って殺し合いばかりしていればまだマシなんですが、中途半端にラブコメ要素があるのが私にはキツかったです。
地名だけではなく、地形や兵器、軍服なども架空のものにしてくれたら最後まで観れたかもしれません。良識派を気取るわけではありませんが…。
なっぱ𖧷𓈒𓂂 さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
U-yan さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
1940年前後の欧州を舞台にした戦争&魔法の作品です。内容がいいだけに、12話完結っていうのがもったいないと思いました。魔女の末裔の少女と魔女の伝説が伝われてる国の幼い姫が出会い、やがて世界を巻き込む戦争に身を投じていくというストーリーです。魔女の伝説と秘密、裏で行われる駆け引き、敵同士の恋?あと泣ける話もチラホラと・・・。大人の事情もあるでしょうけど、個人的には「もう12話足して内容濃かったらなぁ~」と思う作品でした。
にゃん^^ さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ひろたん さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
退会済のユーザー さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
コンソメ さんの感想・評価
3.7
物語 : 2.5
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
面白い.ただ,イゼッタと同等の存在の出現等予想しやすいストーリーだった.
良く言えば王道,悪く言えばありきたりな物語で,ある意味安心してみることができた.
一つ残念なのが,敵国の頭脳派キャラが有能すぎて不自然になっているところですかね.{netabare}なぜあれで生きてるし…死んでてよくね?{/netabare}
さすがに勘が良いとか頭がキレるとかのレベルではないような気がします.
まあ,何か片手間に見る分には良いアニメだと思います.作業用にぴったりです.
あとは後半,というか終わりかけでめっちゃ駆け足で笑っちゃいました.皇帝君がなぁ…めっちゃ強キャラ感出てるのにさぁ…
すっごい残念です.
たわし(爆豪) さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
幼女戦記より前なのでこちらのほうが少し早かった。「魔女の宅急便」に第二次世界大戦を混ぜてミリタリー戦をやっているのと、案外兵器描写が丁寧で見所は多かった。
しかし、設定に無理がある感じは否めなく、パワーのインフレが特に気になる。非常にもったいないかんじ。
作画は非常に質が高く、戦闘機と魔女の戦闘や、戦争描写は非常にリアルだったと思います。
MELTINA さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
作画の美しさとストーリー展開は中々のもの。
単なる戦争描写だけではなく、王室や人々の日常、国のため&秘密を守るための冷酷な描写のバランスがうまく取れている作品だと思います。
中盤辺りから悲惨な哀しい結末を迎えるのではないかとハラハラしながら見てましたが、形はどうあれ良かったと思える終わり方でした。
出来れば真の白き魔女「ゾフィー」と旧王室、特に国王とのエピソードをもっと深く描いていたら物語にさらなる深みが出ていたのではないかと思います。
予算的な問題なのか話数の少なさが惜しいなと思いましたね。
ryuzot さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
タコヤキ さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
第二次世界大戦が背景だと思うが、まず所々で流れる音楽が良い。鉄とアルミ合金の冷たさに似たような音楽がしんしんと刺さり、それが戦争の苛烈さに重なる。
次にストーリーがめちゃくちゃ良い。10代の魔女殿と姫さまが、ゲルマニア帝国から自国と平和を守ろうとするお話だが、ゲルマニアを始め相手は世界の列強なので、2人の覚悟は生半可ではない。想像するだけで無口になってしまうような強い覚悟に、感情が揺さぶられる。
国を背負う姫さまは帝王学をよく学んでおられ、凛とした優しいお方。魔女殿は幼少の頃姫さまに命を助けられたこともあり、姫さまのためなら命を投げ出すことも厭わない。
互いが互いを守り、希望となり、その存在だけで強くなれる。2人のやりとりに心がいっぱいになる。11回と12回が神回すぎて言葉にならない。「尊い」の意味を思い知らされた。
これほど泣いたアニメは、ここ数年で無いかもしれない。最後の終わり方も良かった!最推しアニメ。おすすめです。
tt さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
鸐 さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
太めのポッキーって美味しいけど、開けた時に少なっ!って思いません…?
袋余ってるし、絶対もう1本入れられるでしょ!といつも思うのですが、食べると美味しいので、まあ良いか。と諦めて美味しく頂くのですが、それに近い印象です。
1話の感想は、キャラが可愛いく、世界観が興味深いので化ける可能性もあるかなという印象です。時々長めの政治的な話や世界説明がよくわからないのですが、聞き流すことにしました。6話時点で今のところ問題はありません。
2話目は、所々綺麗なシチュエーションがあり、やりたい事は沢山あるんだろうなあと受け止めました。シチュエーション毎の繋がりは唐突な感じでしたが有りっちゃ有りです。
6話、{netabare}眼鏡君が離脱してしまったのが残念でした。{/netabare}
9・10・11話、一時中だるみを感じたのですが、見事に纏めてくれました。切らなくて良かったです。
全体的な印象として、物語の薄さは感じないものの、飛ばし飛ばしでみても問題ないでしょう。
フィーネ様とイゼッタの百合展開やキャラのサービスショットが多いのでキャラを好きになる事が出来ればより楽しめると思います。
世界観がしっかりしていそうなので、設定好きな方はより楽しめるかもしれません。
話以外では中の方の話はもう少し雰囲気が出るといいなあと思う部分があったのみで平均的なレベルが高く丁寧に作られていると感じました。
ハマるほどではありませんが、充分面白かったです。
かんぱり さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
幼女戦記が面白かったので、似たようなのがないかなと探して見つけたのがこれでした。
物語の舞台は、、第二次世界大戦時のヨーロッパによく似た世界で、架空の国家ゲルマニアが周辺各国に侵攻を始め、小国エイルシュタットにも侵攻してくるあたりから始まります。
この物語の主人公イゼッタは、魔女の一族の唯一の生き残りで、空を飛び、物体を空中で操ることができる能力を持っています。
この物語の面白さは、現代戦の中に魔女という異質な存在が介入して、その圧倒的な力で敵を粉砕していくところだと思います。
前半はまさにそういう展開で、とても面白く見ていました。
また、このイゼッタも命を救われたフィーネ姫を慕い、けなげに自分の命を投げ出して戦う姿も良かったです。
でも後半になり、{netabare} 魔女の秘密が徐々に敵国ゲルマニアに知られ始め、そして伝説の白き魔女ゾフィーをクローン技術で蘇らせてイゼッタと戦わせるなど、苦しい展開が続きます。
昔のおとぎ話の幸福な結末は実は嘘で、実際は裏切りと悲運の死の物語だったというところは興味深かったです。{/netabare}
ラスト。{netabare}イゼッタとゾフィーの決戦で、ゾフィーは王に裏切られた恨みをイゼッタに話します。
それに対し、イゼッタは王国が滅ぼされるのを恐れてゾフィーを異端審問官に引き渡したのは王として国民を守るため、苦悩の末の選択だと返します。
私にはどちらの気持ちもわかるけど、一番悪いのはゾフィーをその気にさせてしまった王様だよねぇ・・{/netabare}
もう1人の主人公、フィーネ姫も国民のために気丈に立ち振る舞う姿はかっこよかったです。
そのほか、親衛隊の人たちや、ゲルマニアの軍人さんも、エースパイロットの人など、信念をもって行動しているところも良かったです。
2019.9.22初投稿
2020.8.29再投稿
カミタマン さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ゆきまつ さんの感想・評価
3.1
物語 : 2.5
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 2.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
HANIHO さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:----
kiminttea さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
退会済のユーザー さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
幼女戦記が面白かったので、似たようなのがないかなと探して見つけたのがこれでした。
物語の舞台は、、第二次世界大戦時のヨーロッパによく似た世界で、架空の国家ゲルマニアが周辺各国に侵攻を始め、小国エイルシュタットにも侵攻してくるあたりから始まります。
この物語の主人公イゼッタは、魔女の一族の唯一の生き残りで、空を飛び、物体を空中で操ることができる能力
を持っています。
この物語の面白さは、現代戦の中に魔女という異質な存在が介入して、その圧倒的な力で敵を粉砕していくところだと思います。
前半はまさにそういう展開で、とても面白く見ていました。
また、このイゼッタも命を救われたフィーネ姫を慕い、けなげに自分の命を投げ出して戦う姿も良かったです。
でも後半になり、{netabare}魔女の秘密が徐々に敵国ゲルマニアに知られ始め、そして伝説の白き魔女ゾフィーをクローン技術で蘇らせてイゼッタと戦わせるなど、苦しい展開が続きます。
昔のおとぎ話の幸福な結末は実は嘘で、実際は裏切りと悲運の死の物語だったというところは興味深かったです。{/netabare}
ラスト。{netabare}イゼッタとゾフィーの決戦で、ゾフィーは王に裏切られた恨みをイゼッタに話します。
それに対し、イゼッタは王国が滅ぼされるのを恐れてゾフィーを異端審問官に引き渡したのは王として国民を守るため、苦悩の末の選択だと返します。
私にはどちらの気持ちもわかるけど、一番悪いのはゾフィーをその気にさせてしまった王様だよねぇと思いました(-_-){/netabare}
もう1人の主人公、フィーネ姫も国民のために気丈に立ち振る舞う姿はかっこよかったです。
そのほか、親衛隊の人たちや、ゲルマニアの軍人さんも、エースパイロットの人など、信念をもって行動しているところも良かったです。
シン☆ジ さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
シリアスな戦記だけどそう辛気くさくはない。
転生じゃないし幼女でもない。
早見沙織さんや雨宮天さんも出演。
アニメ制作は・・・亜細亜堂?
代表作に忍たま乱太郎や異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術?
作画悪くない。キャラも好みで応援したくはなるw
ストーリーは、まあ戦記ということでw
やはり個人的に戦争モノはリスペクト対象になりにくい。
作品名の「終末の」の意味が・・
ああ、そういうことか。
今ようやくわかりましたw
ヒロウミ さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
1クールにバランス良く詰め込まれたヒロイン伝記。ジブリを意識したストーリーと「すかすか」展開を織り混ぜたファンタジー作品。
物語の主軸は第二次世界大戦中のヨーロッパ諸国をモデルとした大戦と魔女を絡めたリアル寄りのファンタジー作品。ドイツをモチーフにした帝国と侵攻に喘ぐ周辺各国、関連国のしのぎの削りあいを大きくはみ出さず無駄なものがなく完走はあっという間だった。
ただ関連国の政治的思惑や関与が少し弱い。実世界であればある程度の情報の流通があるものの意図的に排除されているかのようだった。
また、帝国の圧倒的な技術革新の速度の違和感などがリアル寄りに描写された世界観から物足りなさや違和感を覚えてしまうものの「if」と足してしまえば概ね問題なく纏められたストーリーとなるだろう。むしろこの短い12話でキレイに収められたのは素晴らしいと思う。
その物語の枝葉にあった小さな「因果応報」、願うことと実現したものに対する対価の積み重ね。この小さな物語が本筋の物語の大きな幹の外皮となり物語を昇華させており、この部分で強くジブリを感じたのかもしれない。
キャラクター作画に時折崩れたりふにゃふにゃ走ったりするものの終始丁寧に描かれており満足できるものだった。特に兵器や戦闘に対する描写は秀逸でしっかりとした下調べのもと描かれているのだろうと思えるものだった。
中の人たちのハマりも良く、演技もさすがと言ったところだがイゼッタの無垢さが物語の邪魔をすることも多々あった。公女との対比でアホで子供じみたキャラクターになったのだろうが物語からはもう少しくすんでいてても良かったのかもしれない。
あとこの作品では公女に対するイゼッタや近衛たちの忠誠のモチベーションを愛情のようなもので表現されており実にラノベ臭かったのだがこれは夢見過ぎた設定で邪魔に感じてしまった。
色々書いてみたものの全ての面で満足できる作品でたくさんのものを感じ取れるものだったし劇中音楽の盛り上げも良くとても楽しめた。
物語も幼女戦記のように都合良く物語を動かすためのキー「存在X」のようなものもなくごく自然な展開であったし全12話視聴し終えたときにはスッと落ち着くものがあった。ジブリのような物語が好きな人間としては最後は救われるものがないと落ち着かないってのもあるけども。
最近では珍しい制作陣の意図というかベクトルを感じることのできるしっかり練り込まれた作品と総評できよう。
alice777 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
剣道部 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
[文量→中盛り・内容→感想系]
【総括】
予告編を観ていて楽しみにしていたアニメ。第二次世界対戦を下敷きにしているようですが、こういう作品を観る場合、私は完全に「ファンタジー」として観るよう心がけています。
「戦争」という、複雑怪奇で様々な思想や思惑、悲劇があった世界を、私のような浅学菲才の身で猛々しく語るのは無理があるし、少々恐ろしくも思うので。まあだから、歴史的な背景などに詳しい方のレビューは、とても勉強になりますね♪
《以下ネタバレ》
【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
アニオリ作品ということですが、実に王道。というか、様々な創作物で観たぞっていう展開や台詞を小さく小さく積み重ねて、大きなストーリーを作っているって感じ。お菓子のバラエティパック(様々な既製品の詰め合わせ)のような作品、てのはそういうことです(だからダメとは思いません)。
戦闘シーンは格好良かったです。中世ヨーロッパの世界観好きとしては、近代兵器にランスがブスブスぶっ刺さっていく様は痛快でした。「GATE 自衛隊~」の敵方(帝国側)にイゼッタがいたら面白かったかもw
全体としては、ガッツリ「戦場のヴァルキュリア」っぽかったですねw
国名等をメッチャ分かりやすくアレンジしているのは、視聴者の様々な議論を呼びたかったからかな。まあ、前述しているように、私は意識的にファンタジーと割りきって観ているのでどっちでも良かったと思ってたんですけどね。
ただ、そういった事柄やら、核を意識した兵器を出すあたり、なんか、視聴者の神経を逆撫でし、煽ってやろうという炎上商法にしか思えなかった。そういうやり口は、正直、好きではないですね。
単純に、「逆、戦国自衛隊」として、エンタメ作品として、十分に良かったと思います。そこで満足してくれてればな~と、やや残念な気分になりました。
ラストは、「ガンダム08小隊」を思わせる展開。まあ、死ぬわけはないと思っていたけど、あとどのくらい寿命が残っているのかとか考えると、単純に「ハッピーエンドだわ~い♪」とはなれない。
こういうラストにしたいのなら、魔石を使うリスクをはっきりと「寿命」にしない方が良かったのでは? 「命を削る」「それ相応の代償が必要」「死ぬかも」くらいでぼやかしておけば、「ああ代償で歩けなくなったのか。悲しいけど、生きていてくれて良かった」になった気もする。
{/netabare}
【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目
いわゆるローファンタジー。作画はかなり気合い入ってる。大国の争いに翻弄される小国を救う一人の英雄なんて……大好物じゃないですか! 圧倒的なエンタメ方面に流れるのか、はたまた群像劇方面に流れるのか、期待大の1話目ですな♪
2話目
ここで1話の列車内でフィーネが銃を撃てなかったことが伏線になるわけですね。ん? 敗残兵が森の中を歩くシーン、違和感が。背景から浮いてる感じする。
3話目
なんかこう、「戦場のヴァルキュリア」だなw この時代にファンネルは強すぎるw 魔法で出来ること、出来ないことがあり、戦闘シーンは単純に楽しい!
ただ、評価は分かれそうだな。この作品に戦争のリアルを求めていた層にとっては、どっちらけですね。
4話目
この作品に、エロ要素って必要ですか? 世界制覇っすか? 壮大なファンタジーになってきましたね。
5話目
多少、知略戦の様相も。ふむ、魔法を演出するとは、なかなか面白い試みですね。最高気密、ユルユルやん(汗) まあ、場所が限定されるのは痛いけど、レイライン上に防衛線を引いて、それ以外は放棄すれば良いだけじゃないの?
6話目
なんかこのクダリ、「それでも世界は美しい」で観たぞw ヨナスの流れ、これは予想外。作風的にそこまでやるとは思わなかったな。でも、行動が軽率では? それこそ拷問でも脅しでも何でもやって、情報漏洩の程度を確認すべきでは?
7話目
迫力ある戦闘シーン。ナイスエンタメ。
8話目
う~ん、ラブコメの波動がw 哀しき恋の話。もうちょい、ビアンカとリッケルトの仲を深めてからでも良かったが、尺的に厳しいか。百合的な意味ではなくて、そろそろフィーネの格好良い所が観たいな。
9話目
魔女vs魔女。いよいよ「戦場のヴァルキュリア」ですねw 数年でクローン人間作れるなんて、現代以上の科学技術。クローンで記憶までは再生できないと思うけど、そのへんは、イゼッタの血を飲んだことで魂的なナニかが定着したとか、そんな感じ?
10話目
だがそれがいいw イゼッタが目覚めるシーンは、2話のフィーネと逆の立場ですね。なんかこう、ゴジラのようだな。いや、エヴァか?
11話目
魔石のことをちゃんと説明したのは、ミュラーなりの誠意だね。騙して使わせるって手段もあったわけですし。ここで核をもってくるあたり、なんだろう、無駄に視聴者の神経を逆撫でする行為にしか思えない。
12話目
ミュラーの死に様は……切ない。ヨナスのこと、後悔していたのですね。このように、登場人物を殺す際は、しっかり扱うことが大切ですね。イゼッタにはイゼッタの戦場が、フィーネにはフィーネの戦場がある。「ガンダムW」の「ヒイロ」と「リリーナ」のようですね。魔法そのものを無くす(レイラインから魔力が無くなって自然とかは大丈夫なの?とかは気になるけど)……終末のイゼッタというタイトル回収は見事でした。
{/netabare}
どどる さんの感想・評価
4.2
物語 : 3.0
作画 : 5.0
声優 : 3.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
きっかけがあって見直しましたが、楽しく見れました。
イゼッタがかわいい。
冷却期間をおいて落ち着いて見直して正解でした。
とにかく、イゼッタちゃんがかわいい。
そして絵が良いです。
登場人物はもちろん、背景が良いと画面の説得力が増して、視聴者側の努力を要さずに素直に作品世界に入っていきやすいようです。
初見のときはこの画面の高級感と、ストーリーの善悪のシンプルさの食い違いに気を取られてしまってダメでした。
ストーリーを単純化したおかげでキャラクターに時間を割くことに成功しているので正しい取捨選択だったとおもいますが、戦争ものを単純化することは、それなりに欠点もある選択でした。
シンプルなストーリーは、しっかりと主要キャラの魅力を引き出しています。
わたしはキャラクターで見る方ですので、主人公が好きになれれば楽しいです。
イゼッタちゃん、知能レベルの低いところがかわいい。
周りに比較対象になる子どももおらず、おばあちゃんと孫ふたりでおおらかに育てられた純朴なド田舎娘というところでしょうか、よいです。
知能の低さがそのまま一途さになっていて、さらにかわいい。
↓3話切りしたときの感想。
{netabare}
全く思ったものと違い評価しづらいので星は3にしておきます。
お姫様が正義を体現しているように見えるのが無理で3話で断念してしまいました。
「戦場の描写」「兵器のかっこよさ」といった強みがあり、戦争アニメである意味がないわけではありませんが、このお姫様なら敵は意思疎通のできないエイリアンの方が良かったかも。
{/netabare}
終末のイゼッタのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。
あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら。
終末のイゼッタのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら
こちらのフォーム よりお問い合わせください。
西暦1939年、帝国主義国家ゲルマニア帝国は突如隣国に侵攻を開始した。その戦火は一気に欧州全域へと拡がり、時代は大戦の渦に巻き込まれていく。そして1940年、ゲルマニアはその矛先を美しい水と緑に恵まれたアルプスの小国エイルシュタット公国に向けようとしていた。(TVアニメ動画『終末のイゼッタ』のwikipedia・公式サイト等参照)
茜屋日海夏、早見沙織、内田彩、東山奈央、花澤香菜、諏訪部順一、高橋広樹、花江夏樹、KENN、細谷佳正、遊佐浩二、置鮎龍太郎、間島淳司、平川大輔、森川智之、山寺宏一
監督:藤森雅也、シリーズ構成・脚本:吉野弘幸、キャラクター原案:BUNBUN、キャラクターデザイン・総作画監督:山下祐、軍事ディレクション:月刊PANZER/和泉貴志/柘植優介、CG制作:オレンジ、美術:GREEN、音響監督:長崎行男、音楽:未知瑠、音楽制作:フライングドッグ
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2016年春アニメ
青森の親戚の家で居候をすることになった15歳の魔女・真琴と、彼女を取り巻く少年少女の日常をコミカルに描く物語。
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2014年冬アニメ
平凡なスクールライフを送る男子高校生・多華宮仄と、文武両道、容姿端麗で絶大な人気を誇る学園のマドンナ・火々里綾火。クラスメイトながら住む世界が違うふたりであったが、仄に隠されたある秘密から、主従関係を結ぶことになる。仄は姫として、綾火は彼を護る炎の魔女として――。仄の「白いアレ...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2017年夏アニメ
ここは夢世界。 欲望、希望、絶望が形を成した意識と無意識の狭間。 いつも夢見る自分の部屋の中で、 再び眠りにつこうとした月城遥人は、偶然にも他人の夢に紛れ込んでしまう。 それは、この夢世界に心を囚われた魔女達の夢。 現実を拒絶し、夢に逃げ、眠り続ける「眠り姫病」に陥った彼女...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:1989年7月29日
魔女の娘は13歳になると家を出て、よその町で一年修行するという掟があった。13歳になった魔女の娘・キキは、掟にならい黒猫・ジジと共に港町・コリコに降り立った。パン屋の女主人に気に入られ、店先を借りて宅急便を開業することにしたキキ。そこには新しい生活と喜び、失敗と挫折、人力飛行機に...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2015年春アニメ
この学校には7人の魔女がいる。 私立の進学校での日常になじめず、問題ばかり起こしている主人公・山田竜。 しかしあることをきっかけに、彼の学園生活は一変! 新たな仲間や魔女たちとの出会いとともに、楽しくも大変な毎日が始まった。 7人の魔女を見つけるまで、もう退屈なんて言わ...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2017年春アニメ
魔女がいて“魔術”が普及している世界。その中でも、世界がまだ魔法という技術を知らなかった時代――。世界を滅ぼす可能性を秘めた魔法書“ゼロの書”を探して旅をする魔女・ゼロと、その護衛役として同行する人間になることを夢見る半獣半人の傭兵との交流が描かれていく。
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放送時期:1999年冬アニメ
ドジで妹からもバカにされる自称「世界一不幸な美少女」の小学3年生・春風どれみ。魔女に憧れ、好きな人に告白する勇気を魔法で手に入れたいと思っていた彼女は、ひょんなことから本物の魔女・マジョリカと出会う。魔女ガエルに変えてしまったマジョリカを元の姿に戻すため、どれみは仲間の藤原はづ...
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放送時期:2023年冬アニメ
「ツンが強い! ツンが強いぞ、リーゼロッテ!」 王太子であるジークヴァルトは突然聞こえた神の声に困惑した。 神曰くジークヴァルトの婚約者・リーゼロッテは“ツンデレ”で、 “破滅”の未来を迎えるらしい……? 彼女のキツめの言動は、全て照れ隠し!? 神が解説する彼女の本心が可愛くて一人悶えるジ...
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放送時期:1999年夏アニメ
辺境の村 ウィンドコロニーに住む天真爛漫な熱血少年・バン。遊びに出た惑星Zi(ジィ)のエレミア砂漠で盗賊団に追われ、逃げ延びた砂漠の遺跡でオーガノイド ジークと、同じ型のカプセルから出てきた古代ゾイド人 フィーネと出会う。遺跡を次々と破壊しながらバンを追いつめる盗賊団のゾイドの攻撃...
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放送時期:2022年春アニメ
僕は、思い出せずにいる。 自分が一体、何なのか――。 魔法学校の生徒セービルは、入学以前の記憶がない。 自分がなぜここにいるかもわからないまま過ごす学校生活はどこか空虚で、努力の方法も分からないまま、成績は常に最下位だ。 そんなセービルに、魔法学校の学長・アルバスは、突如危険な特別...
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放送時期:2016年秋アニメ
吹奏楽コンクール京都府大会を突破した北宇治高校吹奏楽部は、強豪ひしめく関西大会に向けて練習を開始する。 臨時講師の先生も迎えて、レベルアップに勤しむ久美子たち。 しかし、そこへ昨年退部した傘木希美がやって来て……!?
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2016年11月12日
18歳のすずさんに、突然縁談がもちあがる。 良いも悪いも決められないまま話は進み、1944(昭和19)年2月、すずさんは呉へとお嫁にやって来る。呉はそのころ日本海軍の一大拠点で、軍港の街として栄え、世界最大の戦艦と謳われた「大和」も呉を母港としていた。 見知らぬ土地で、海軍勤務の文官・...
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放送時期:2016年秋アニメ
主人公は、東京の下町に1人で暮らす17歳の将棋のプロ棋士・桐山零。深い孤独を抱える彼が、あかり・ひなた・モモの川本3姉妹と過ごす時間や、さまざまな棋士との対戦を経て、失ったものを少しずつ取り戻していく様が描かれる。
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放送時期:2016年秋アニメ
「堕ちた強豪、飛べない烏」―――。 かつてそう呼ばれた烏野高校が、ついに辿り着いた“頂"の舞台。 春の高校バレー宮城県代表決定戦、決勝。 インターハイ予選準決勝で青葉城西高校に惜敗し、春高予選へと再始動した烏野が、 さらなるレベルアップを求めて挑んだのは関東強豪チームと...
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放送時期:2016年秋アニメ
小さい頃から妖怪を見ることができた少年・夏目貴志。彼は、祖母レイコが妖怪を子分とする証にその名を書かせた契約書の束である「友人帳」を 継いで以来、自称用心棒の妖怪・ニャンコ先生と共に、妖怪たちに名を返す日々。 夏目は、さまざまな妖怪や心優しい人たちと出会い、あたたかな場所を築...
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放送時期:2016年秋アニメ
日本中の期待を背負って挑んだグランプリファイナルで惨敗… 故郷吸収に帰ることになったフィギュアスケーター勝生有利。 「現役続行と引退はハーフ ハーフ…」そんな気持ちで実家に引きこもっていた勇利のところに突然やってきたのは世界選手権5連覇のヴィクトル・ニキフォロフで… 日本の崖っ...
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放送時期:2016年秋アニメ
西暦1939年、帝国主義国家ゲルマニア帝国は突如隣国に侵攻を開始した。その戦火は一気に欧州全域へと拡がり、時代は大戦の渦に巻き込まれていく。そして1940年、ゲルマニアはその矛先を美しい水と緑に恵まれたアルプスの小国エイルシュタット公国に向けようとしていた。
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放送時期:2016年秋アニメ
我聞悠太は高校2先生。一攫千金狙いのオカルト板まとめ系アフィブログ“キリキリバサラ"を運営し、世に数多存在する超常現象を科学的に「バッサリと斬り斬りしちゃう!」べく、日夜オカルトに挑んでいた。ところが、そんな彼のブログをきっかけに、徹底的にマニアックでおかしな同志たちが大集結。出...
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放送時期:2016年秋アニメ
三浦しをんさんの小説「舟を編む」が原作。 玄武書房に勤める馬締光也(まじめ・みつや)が、辞書編集部で新しい辞書「大渡海」を編集することになる……というストーリー。定年間近のベテラン編集者、日本語研究に人生を捧げる学者、徐々に辞書に愛情を持ち始める“チャラ男”など個性的な面々の中...
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放送時期:2016年秋アニメ
家計の財政難のためにファミレスでバイトをすることになった東田大輔。 しかし、そこには料理音痴フロアチーフ、 なんでも金にものを言わせるホールスタッフなど、 まともな人間がいないファミレスだった…! ?