薄雪草 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
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ねむれ思い子 空のしとねにの感想・評価はどうでしたか?
薄雪草 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
鸐 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
栗栖直也監督が映像・物語をほぼ一人で作ったという作品。
構想に2年、制作に5年かけたそう。
モチベーションを保ち続けられる強靭な精神はバケモノだと思います。
さて、それでは作品の感想を
物語
始まって10分くらいは、急に変な人が出てきたw設定が厨二病っぽいなーなどと思っていたのですが、主人公織音のお母さんが出てきた辺りからどんどん物語に惹き込まれていきました。
義体とプログラムで動くお母さんの愛情に触れるうち、お母さんを機械とみるか、母とみるかで悩み始める織音の苦悩がドラマチックに描かれていて、織音とその周りの人々はどのようなつながり、どのように生きていくのか最後まで続きの気になる展開になりました。
物語の伝えたいテーマ(母の愛・データに依存する現代人)が明確に伝わってくるのも良いですね。
{netabare}思うところがあるとすれば結局お母さんを大切にした織音もデータに依存していたことになるんじゃないかということです。
そもそも、記憶も感情も電気信号…といったらお母さんに殴られてしまうでしょうか。
私はとても大事にしているデータがあるので、娘を守るためだとしても、お母さんの行動は、やり過ぎじゃないかと思います。価値観は人それぞれだよ!と言いたいです。{/netabare}
予想を裏切る展開もあり、物語の完成度は非常に高いと感じました。
声優
織音の声が時々引っかかるところを除けば完璧でしたね。
キャラ
キャラがとてもいきていました。
最初は最初は共感しづらいなと感じていたが、シリアス設定をいとも簡単に崩したお母さんの存在は偉大です。
その後からは段々とキャラが物語を引っ張っていく存在になっていきました。
このキャラ達で続編も作れそうですね。
特に先生と織音とユリとお母さんと彼氏はもっと観てみたくなりました。
作画
物量があって、細かいところまで作り込まれているのがすごいです。
単なるトゥーンシェーダだともっと影のエッジがはっきり出てしまうと思うので、テクスチャが相当頑張っているんだと思います。
そしてアニメーションとカメラワーク!
しっかり綺麗に動いています。モデルだけじゃなく、アニメーションまでできちゃう、編集も出来ちゃうなんて超人ですか!?
絵柄にしても動きにしても好みのど真ん中の作品でした。
音楽
劇中歌・効果音とても良かったです。子守唄が耳に残りました。良い曲ですね。
最後にED!
びっくりしました、どこまで作り込んでるんだ…
◇fumi◆ さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
2014年頃(?)の劇場用(?)アニメ 50分くらい
監督 栗栖直也
国内のアニメコンペで多くの受賞歴を持つ栗栖直也監督が7年の歳月をかけてほぼ一人で作画を手掛けた3DCGアニメ
自主製作ながら、カナダ、アメリカ、イスラエルなど世界各地の映画祭やイベントで注目を集めた本格SFサスペンスヒューマンドラマ
と言ううたい文句なので自主製作に近い作品でしょうか。
声優は、
井上喜久子、田中敦子が好演しているのですが、
主役の福島おりねという人は声優業で成功せず芸能事務所の社長らしいです。
ここは大人の事情。
3DCGのみで作ったようなアニメで、全体の出来は丁寧ですがアニメとしてはゴミに近いような気がします。
同様に自主製作レベル(制作状況はこれ以下)の新海監督のほしのこえと比べても映像の価値は認められないような気がします。
3DCGなので自動的にSF設定になったような感じが嫌です。
唯一のテーマが母子愛のようなので、すべて妥協の産物のように見えます。
超一流プロと比べてはいけないんでしょうが、
「おおかみこどもの雨と雪」のアマチュア版っぽいです。
内容はすべてが駄目だと言うわけでもなく、CGにしては丁寧な部分もあります。
特にエンドロールはいいです。
我慢して本編を観終わったのなら必ずエンドロールを見てください。
序盤とエンドロール(時系列は逆)だけでもいいような。
本編は3DCGの練習でしょうね。
評価点通りお勧めは出来ないのですが、自主製作の妙なパワーや、
大人になり切れていない素直な表現に興味がある人なら楽しめるでしょう。
実を言うとノンストップで観たので楽しめていたのかもしれません。
過度な期待は禁物というか、頑張ってる若い人の作品を観るつもりなら。
追記
声優としてほとんどガヤしかやらせてもらえず挫折した人が、
社長になって初めての主役を演じるのも一つのロマンかも知れませんね。
てっく さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
テクノロジーが発達し、人が持つ記憶をデータ化し復元技術が可能となった未来のSF作品。
って感じかな。
50分ほどの作品です。
短編なので非常に駆け足な展開ですが、ちょっと考えさせられる作品ですね。
子が親を思う気持ち。そして、親が子を想う気持ち。
それらは、生きるモノが持つこの世にとどまれる権利である「命」があるからこそ湧いてくる想いなんでしょうね。
作中では、結果として良いエンディングで終えてますが、ちょっと考えちゃいましたね。
映像ですが、人物以外はすごく綺麗で丁寧な印象です。人物に関しては、少し病弱な雰囲気に見える描き方でした。
母の子守唄も素敵でした☆
tinzei さんの感想・評価
3.2
物語 : 4.0
作画 : 2.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
N0TT0N さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
いきなり作画(CG)が印象的で最後まで気になる感じがあります。
印象としてはゾンビとか出てくるちょっと古いポリゴンゲームのキャラみたいなCGに見えます。
服なんか身体に貼り付いてるみたいで質感がチグハグと言わざるを得ません。全体的にマットなのっぺり感があります。ですが、荒い訳ではなく、背景など非常に丁寧に作られているとおもいます。水の表現なんかなかなかの本気度です。
表情というか、所謂キャラの感情表現がちょっと不自然な感じもありました。というかぶっちゃけここが最も引っかかる部分です。
キャラでいえば主人公や母親より、むしろその他のキャラの方が良かったように思います。
…という部分がありつつクライマックスとかエンドロールに挿入されてるアニメーション、あとエンディング曲、つまり後半部分はそれを補って余りある感じでした。
特にクライマックス部分は必見といえます。それもこのCGであるからこその見応えあるクライマックスです。正直この部分の映像表現にはかなりシビれました。
設定は結構面白いですし、上手く構成されています。全員の目的がある1点で絡まっていてそれを巡る攻防(欲望、利益、愛情といった違いはあれど…)があるわけですが、主人公に魅力を感じないのが返す返すも残念な点です。というか、放置できないくらい重大な主人公の過去が、全くといっていいほど触れられていません。それについては全力で突っ込まざるを得ないです。
結論としては普通ではない、まあまあの部分がほぼ皆無な作品です。残念な点と必見と思える点で構成されたなんとも言い難い作品です。50分程度の作品なので、プラス1本枠で視聴してみるのもいいかもしれません。
以上です(・ω・)∩
ねごしエイタ さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
「風のように」を見た劇場で、宣伝されていたので見に行ってきたです。これも、この劇場でしかやってないアニメであったです。劇場内部、場所といい、アニメもマニアックだと思ったです。
CGアニメだけれど、特に背景とかが、現実味を帯びた作画だったです。キャラデザもアニメというより、顔とかがCGっぽかったけど、人に近づけたようで髪の毛などリアルに見えたです。
幸せな親子の車が、衝突事故被害にあう所から始まるですね。その数年後、男っぽい外見の女性が、買い物後、変な連中に絡まれるです。その女性が、事故にで助かった赤ちゃんの成長した姿、織音だったんだなぁです。
連中の女ボスに誘導され、舞台は急変、宇宙ステーションへ。ここで、死んだはずの母親、里見が当時の姿のままで再開することになるです。
織音は、不振を抱きながら、里見に触れ合い、女ボスに利用され、この里見の正体と里見の協力者により、真実を知ることになるです。
この真実を知り、里見と向き合う過程に、母と娘の絆を見せられたと思うです。娘が、どのように成長してもその全てを受け入れる。里見の母親としての愛情というのか?心の深さを見せてくれたしたです。織音の演技に業とらしさを多少見受けられたけど、自分を生んでくれた母への思いを素直に最後は、気づき受け止めていたところも見どころだったです。
里見が自分を投げうって、娘のためにした行動も良かったです。EDも、今までの上映したリピートや、ただのエンドロールではなく、オリジナルの里見個人のエピソードを歌にのせて、進めたところも悪くないです。
けみかけ さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
Youtubeや映画コンペなどで自主制作3DCGアニメを発表している栗栖直也監督が、7年間たった一人で制作した50分の中篇映画
2014年に完成し、世界各国の映画祭などで高い評価を受けるも当の日本ではほぼ未公開状態に等しかった
そして2016年、急遽ミニシアター系での配給が決定し、あの新海誠監督の『彼女と彼女の猫』がスタートを切った下北沢トリウッドを皮切りに公開されていく予定の作品です
舞台はレーザーディスプレイが普及した近未来
ある事件をきっかけに逃亡生活を余儀なくされていた19歳の孤児、入之波 織音(しおのは おりね)
彼女は急に得体の知れない視線に追われている恐怖を感じ始めていた
そこに現れた蒼嶋ユリと名乗る女性と黒服の男達
蒼嶋は逃亡者である織音の事情を知りつつ、ある作戦への協力を依頼する
衛星軌道上にあった宇宙ステーションで行われていたとある実験で、実験体が暴走しステーションを占拠したのだ
実験体は織音をステーションに連れて来るように要求していた
一方の蒼嶋は織音を使ってステーション奪還を企むのだが、ステーションの中にいたのは、なんと19年前に死んだはずの織音の母親、里見だった・・・
物語はとてもショッキングな幕開けから始まり、さらに織音に忍び寄る蒼嶋達、宇宙ステーションという閉鎖空間で得体の知れない実験体なる者との遭遇
と、とてもスリリングなサスペンス調になっております
画面のクオリティ自体はゼロ年代初頭ほどなのですが、とはいえ戦慄と興奮が物語の中に一気に惹き込んでくれるため、実のところあまり気にならなかったというのが率直な感想です
また、どちらかという昨今のCGアニメよりも二昔前のゲームムービーを彷彿とさせるモデリング、テクスチャなのでそちらに免疫のある方はすぐ好きになれると思います
さらにたった一人で制作したとは思えぬほど場面転換が多用で、宇宙ステーションという見慣れない情景をデザインしたというポイントも含めて、背景のモデリングは目を見張るボリュームになっています
間違っても“手抜き”ではないのがオイラにもよくわかりました
19年間、生と死に断絶されていた母娘関係
突然の再会、埋まらないギャップ、明かせぬ真実、そこから見えてくる強いメッセージ性が今作最大の魅力と言えます
親子とは何なのか?
人間とは何なのか?
目に見えているものが全てなのか?
本当に大切なものとは何なのか?
そして、生きるとは何なのか?
この作品はSFという大舞台が用意されてはいますが、何もSFファンに向けた難解な謎掛け、例えば『攻殻機動隊』のような作品だとは思いません
哲学的でありつつも、とても入り込み易い入門向けSF
『エイリアン4』のオマージュも観受けられました
そう、老若男女問わず万人に観て頂きたいメッセージが詰め込まれてると感じましたね
インパクトのある映像に加えて、親しみ易い確かなメッセージ
各国の映画祭で評価された理由はまさにココあると判りました
さらに音響制作と主役の織音役の声優を兼任した福島央俐音の尽力もあり、井上喜久子、田中敦子、平田広明といった超豪華声優陣が参加しているのも観どころです
名優達の芝居は物語のメッセージ性をより際立たせており、これだけでもチェックしていただくには十分な理由ではないかと思います
織音の母、里見を演じた喜久子お姉ちゃん(母役なのにお姉ちゃんとはコレ如何にw)が久々に痛快で可憐な芝居を観せてくれたのには脱帽モノです
最後に爽やかなテーマソングと共に流れるエンドクレジット中も映像が進んでいき、このED映像の為だけに起こしたモデリングもあったりと一体ドコまで作り込んでんだ・・・;と、監督の今作に掛ける情熱にスッカリとやられてしまいました
デジタルツールの進化と動画サイトの登場によって自主制作アニメ、の発表は新海誠監督の時代以上に容易になったのかもしれません
その反面、劇場公開まで辿り着く作品はほぼ絶滅してしまいました
そんな中、世界中で評価された本作の公開は力いっぱい歓迎すべきところでしょう
気負うことなく、先入観を捨てて、本当に純粋な意味で“イイ映画”に仕上がってました
是非チェックしていただきたい一本です
nana さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ガバ さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
バットバス さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
じぇ~むず さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
AKIRA777 さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
kuronotuki さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ニャンキチ君 さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
famiko さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.5
作画 : 2.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
toturitu さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ayu さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ああああ さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 2.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
緑 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
とぅってぃ さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
どんとこい さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
てんてん さんの感想・評価
3.4
物語 : 4.0
作画 : 2.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ねむれ思い子 空のしとねにのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。
あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら。
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こちらのフォーム よりお問い合わせください。
赤ん坊の時に両親を失った “織音(おりね)”。彼女はある事件で警察に追われる身となり、逃亡の手助けと 引き換えに「組織」の人間、蒼嶋ユリの要求をのみ、ある実験用宇宙ステーションへと連れて行かれる。なぜか織音しか入れないという無人の宇宙ステーションの奥に事故当時のままの20 歳の姿をした母、里美がいたという衝撃の物語が展開される。(アニメ映画『ねむれ思い子 空のしとねに』のwikipedia・公式サイト等参照)
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