タイラーオースティン さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
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劇場版 はいからさんが通る 前編 ~紅緒、花の17歳~の感想・評価はどうでしたか?
タイラーオースティン さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
shino さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
劇場版前編、日本アニメーション制作、
大和和紀原作、少女漫画不朽の名作。
時は大正七年、新たな文化が芽吹くも、
まだ女性が恋も仕事も自由に選べなかった時代。
少しずつ変わりゆく時代を懸命に生きる、
はいからさんこと女学生、花村紅緒の青春。
真っ直ぐで、ひたむきな恋の行方。
原作もアニメ版もほとんど記憶にありません。
アニメ版の表題曲とED曲だけはよく覚えていて、
どちらもどこか哀愁があり大好きです。
未来は自分で決める。
じゃじゃ馬で男勝りな紅緒は、
自分の意志で立ち上がり人生を歩み始める。
{netabare}愛のない結婚を阻止しようと奮闘しますが、
たくさんの人との出会いがあり、
やがて恋を知り、思いやりの尊さを学ぶ。{/netabare}
真っ直ぐなテーマとラブロマンスが、
百花繚乱の時代から激動の昭和へ、
歴史を紡いで来た人々の「生」を想うと、
心に響き胸を打つものがあります。
紅緒には笑顔が良く似合う。
素敵な恋が見つかるといいですね。
ひろぞう さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:----
Fanatic さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
原作は、はるか昔に既読。
結構楽しんで読んだ記憶はあるのですが、ストーリーは輪郭を覚えている程度。
1978年版のテレビシリーズは未視聴です。
監督&脚本は「ガンダムUC」や「るろ剣」の古橋一浩さん。
前編の範囲は、1978年版をカバーする感じでした。
テレビシリーズでの約40話ぶんを二時間弱に収めるわけですから、予想はしていましたが、展開はかなり駆け足です。
ただ、主人公・紅緒の、天真爛漫で心根の優しいところは、いくつかのエピソードと共によく表現されていて、感情移入もしやすかったです。
駆け足ながらも王道の基本は押さえて、見せるべきところは見せ、端折れる部分は端折る、そのサジ加減が秀逸でした。
ジーンとくるシーンも多く、思っていたよりも上手くまとめられていたな、という印象。
物語の輪郭は覚えていたので、それを補完する形で視聴できたおかげもあるかもしれません。
ストーリー自体は、ベタベタの王道少女漫画。
もっとも、原作が70年代ですから、本作もそれを楽しむための作品なのでそれはそれでよし。
コミカルな演出も随所にあって(多分、原作の描写をそのまま転用されているのだと思いますが)、昨今のラブコメを見慣れた視点でも結構笑わせてもらいました。
現代でも通用する大和和紀さんのセンスはすごいなと感心します。
(私の笑いのハードルが低いだけという話も……)
作画は、劇場版にしてはちょっと物足りないですが、普通のTVシリーズくらいには綺麗ですし、まずまずという評価でいいと思います。
西位輝実さん(「サーバントサービス」「君のいる町」など)によるキャラデザは、1978年版より洗練されているのはあたりまえですが、原作・大和和紀さんの絵よりも昨今風にアレンジされていて、好き嫌いはあるかもですが、アニメとしては観易かったと思います。
不満点は、1978年版の名曲を歌付きで聴けなかったことくらいかな?
(どこかで、早見沙織さんver.を挿入歌にでも使って欲しかった……)
そんなわけで、個人的には概ね満足の前編でした。
本作で初めてはいからさんに触れるという方にも、それなりに楽しめる内容だったんじゃないかなぁ、と思います。……前編はっ!
問題は、後編ですね(続く)
天地人 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
退会済のユーザー さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
リタ さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
しゅりー さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ジパミィナ さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
原作やアニメ放送時と比べて日常や少尉との部分が割愛されているとの意見は多いですが、2部作の劇場版としては駆け足は否めないですが十分纏まっているかと思います。
日常部分などが魅力な作品ですので、割愛されてしまうと物足りなく感じるのは、それだけ本作が優れた魅力的な作品であるからではないでしょうか。
オリジナルも良いですが、本作の音楽は作品のイメージを壊すことは無いですし、かなりイメージ通りなデキかと思います。
リメイクはどうしても批判意見が多くなり易いですが、初めてははいからさんを視聴する方でも、十分楽しめるデキではあるかと思います。
星ノ海酩夜 さんの感想・評価
4.2
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
前後編観たのでまずは前編から。
大正時代を舞台にした恋愛アニメでキャラクターの服装もそうですが、キャラデザも若干古風な感じがしました。男性キャラとか鉄腕アトムに出てきそうなゴマ黒目でしたね。
ギャグもちょっと昔のノリで最後まで突っ走ってて終始ニヤニヤしてました。
ですが、自分的にこの映画でニヤニヤしたかったのは二人を中心に進んでく恋愛模様だったんですよね。
軍隊がどうのこうのって……自分はあまりそういう話より恋愛面を強くして欲しかったなってのがありました。もちろん蛇足なシーンはあまり多くはないけど、主人公が許嫁さんを好きになっていく経緯がハショられすぎてて感情移入が難しかったので、そこは映画内で描いて欲しかったです。
主題歌は100点です。
岬ヶ丘 さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
pikotan さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
子供の頃にTVアニメ版を観ていましたが、今になって劇場版が作られるという話を知ったときは驚きました。
今更?と思いましたが、Wikiによるとモスクワオリンピック中継のため、TVアニメは急遽打ち切りが決まったらしく、そのことを制作会社である日本アニメーションがずっと気にしていたとこと。
それが劇場版アニメとしてようやく再アニメ化されるだから、関係者の皆様には感謝です。
私がTVアニメ版を観たのは随分昔なので、内容はほぼ忘れていて初見に近い感じでの視聴となりましたが、久しぶりに観てみると面白かったです。
ストーリー展開が良くあっという間に終わってしまった感じで、早く続きが見たいです。
キャラデザはイメージが壊れないように上手くリメイクされていて、違和感は感じませんでした。
紅緒の声は早見さんが担当されていますがピッタリの声でした。
何事にも前向きで頑張り屋な紅緒を魅力的に演じられており、素晴らしい演技に感動です。
勿論、他の声優さんも皆さん良かったですよ。
キャラクターで気になったのは、以外にも伊集院家の奥女中である如月さんです。
最初見たときはハイジに登場するロッテンマイヤーさんを思いだし、とても厳しい人なのかと思いましたが以外と優しい人でした。
登場シーンは少ないですが、無くてはならない存在ですね。
たわし(爆豪) さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
大和和紀画業50周年の伝説的な少女漫画をリメイク。因みに僕は「あさきゆめみし」ならば読んだことあります。
まさにど王道の少女漫画。明朗快活で純情な主人公と、イケメンで何もかもが包み込むように優しい金髪の少尉という現代ではほぼ成り立たない設定。いわゆる「シンデレラストーリー」であり、おとぎ話の領域ではあります。
この昭和独特の清純派な感じは非常に懐かしいものを感じます。時代設定が明治初期でちょうど文明開化の時代の「恋愛」という概念が日本に伝わってきた頃のお話ということで、「あさきゆめみし」同様歴史モノとしても面白いです。この時代の少女漫画は非常に文学的な内容が引用が多く、本作も以前に書いたフランスから派生した「ロマン主義」そのものを描いています。
監督が古橋一浩さんですが、この作品以前に「るろうに剣心」のリメイク映画を撮っているのでその兼ね合いかと思います。(時代設定や内容も似てるしね)
しかし、劇場版クオリティかというとそうでもなく、作画は中の下。絵柄が古いのでモブが適当になってしまうのは仕方のないことですが、「るろうに剣心」が結構頑張っていたのでどうにかならなかったものか。。。
このあと、少女漫画は夢見る時代から、リアルな恋愛を追いかけることになると考えると、少女漫画史から見ても結構重要かもしれません。原作の数年後には既に「バナナフィッシュ」や「絶対安全剃刀」などのニューウェーブ漫画が待っているのです。(ホットロードはさらに後)
今の少女漫画に慣れている女性がこういった作品をどう捉えるかも気になるところではあります。
テナ さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
原作少女漫画ですね。
劇場版作品の前編になります。
作品の雰囲気はかなり明るく楽しめます。
主人公、紅緒がとにかく明るく楽しく生きている様な女の子で行動力もあるし彼女の存在がこの作品の雰囲気を左右している気がします。
正義感が強く、時代が時代なんで女性の肩身がせまい中でも自分の意思や意見をしっかり伝え行動出来る。
本当の意味で心の強い人だと思います。
そして、何より面白いですw
紅緒を見てるとよく笑ってしまう時が多くありましたw
この作品だと少女漫画は苦手だとか余り見ないと言う人でももしかしたら楽しめるのでは?て思えてくる作品に仕上がっていると思います。
後編も見てみたいのですが、私の住む地域では上映してないみたいで、また機会があれば絶対見てみたい作品だと思います。
ato00 さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
伝説級少女漫画原作アニメ。
70年代にアニメ化され、80年代に実写映画化。
南野(なんの)さんの‘晴れた 空が 好きです♪’
で有名? えっ、ご存じない。
ま、ま、これは置いといて。
本劇場版は、原作ラストまで描かれるよう。
その前編は、ちょっと気になる終わり方です。
そりゃ、後編も観たくなるってもの。
ヒロインは、おてんばを絵に描いたような女の子。
考えるより先に体が動いちゃう酒乱の女剣士と言ったところ。
大正時代では、はいからさんというよりも単なる変人なんでしょう。
だけど、一途に少尉のことを思う気持ちは、古風そのものです。
勢いのあるラブコメディーの結末は?
{netabare}70年代少女漫画原作だから・・・、ま、ま、後編のお楽しみってことで。{/netabare}
でこぽん さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
最初、このアニメを見たとき、コメディアニメかと思いました。
それほど、このアニメは面白い。
主人公の花村紅緒(べにお)は、いつも当時の常識を逸脱した行動をとります。
その行動が面白く、つい笑ってしまいます。
ですが、紅緒のとる行動は、自分の心に素直な行動です。決して不真面目な行動ではありません。
だから彼女はいつも、爽やかです。
紅緒は親が決めた結婚相手である伊集院忍に反発します。
なぜならば、紅緒には信念があります。
「自分の結婚相手は自分で見つける」
だが、伊集院忍はとても礼儀正しく、優しい男性。そして器の大きな人です。
いつしか紅緒は忍の魅力にひかれてゆきます。
忍も紅緒の魅力にひかれてゆきます。
{netabare}
伊集院家で家宝の10枚の皿の一枚をお手伝いの蘭丸が割ったとき、
当主のおじいさんから蘭丸は切られそうになりました。
そのとき紅緒は、いきなり残り9枚の皿を割ります。
そして当主であるおじいさんに言うのです。
「皿1枚が割れただけで一人を殺すのなら、残り9枚が割れたら9人が死ぬことになる。だから私が9人分の命の代わりになります」
このときの紅緒の行動は見事でした。
{/netabare}
だから、私の頭の中で、この物語はコメディーから正統派のストリーアニメへと変わっていきました。
でも、このアニメはもっとシリアスな物語だということを、今日初めて知ったのです。
詳しくは劇場で後編を見てください。
きっと紅緒の潔さに涙が流れると思います。
※アニをた獣医師 さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
eFGrK79102 さんの感想・評価
3.6
物語 : 2.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
小さい頃、アニメの再放送みてました。評価はともかく好きな作品です。
さて、映画の評価。
はしょりすぎ。尺がないからキャラの掘り下げが皆無。多少作品知ってる私では再度勉強し直しです。
声優さんは、頑張ってるね。作品自体は決して面白くもなく、感動も少ないです。作られた時期は、今ほど大正ロマンみたいな言葉がない時代。世間的に大正時代ブーム?は10年以上先になります。そういう意味では大正時代ブームに与えた影響は少なくありません。(袴、ブーツなど)
アニメにおいても大正時代を扱った創成期の作品です。よって、かなり古くさい演出多数。
でも、やっぱり好きだな(笑)
タック二階堂 さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
snow さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
短い尺に長い原作を詰め込んでるせいかテンポよくサクサクと進むけど、キャラの掘り下げはインスタントな感じ。
原作・旧アニメファン向けに作ったんだろうから、ダイジェスト的でもキャラが出てればという作品ではあるんだろうけど。
あと、大正だからじゃなく昭和の方の意味でキャラ造形に古さを感じた。
ガッチリ安定した社会だからこその無闇な反抗がもてはやされてた時代の空気というか。
原作ではギャグで緩和してるところがほぼなくなってるので真っ向から受け止めちゃうせいかも。
つっても、"あのノリのギャグを今やるとやること自体がギャグ"みたいなバランスの難しいことになりますなぁ。
後編はどうすっぺかなぁ。
国鉄の路線図みたいな顔の人は出てくるのかしら。
衛狸庵 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
原作はしっかり読みました。恋愛ドラマの名作だと思います。
その大ロマンの作品が、こじんまりとまとめられています。まとめられていると言うか、無理あるでしょ前後編でするの。せめて3部作ぐらいで……
それなりに楽しめた作品ではありますが、主人公達の心の変化が、ずいぶんと雑になってしまったような気がしました。
それに、作画もなんとなく一世代前的に感じました。キャラが古いと言う訳ではなくです。
とりあえず後編楽しみにしています。
◇fumi◆ さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
2017年公開の劇場版アニメ 「はいからさんが通る」前編 97分
原作 大和和紀 監督脚本 古橋一浩 キャラデザ 西位輝美 音楽 大島ミチル
制作 日本アニメーション
主題歌「夢の果てまで」竹内まりや 唄 早見沙織
1975年から「週刊少女フレンド」に連載された少女コミックが原作。
当時のコミックは人気のあるなしにかかわらず、初期設定のストーリーで終了する場合が多く、
この作品もその代表格ともいえる文学的コミックだったと思う。
「世界名作劇場」「未来少年コナン」「釣りキチ三平」などを制作し、
20世紀五大制作会社の一つと言われた日本アニメーションによって、
1978年にテレビアニメ化。
4クールの予定であったが、42話で打ち切りで原作のラストは描かれなかった。
その後、三田寛子主演のテレビドラマ版など作られたが、
今回初めて原作のストーリーが最後まで映像化されることになりました。
それも、経営悪化から立ち直った日本アニメーション制作と言うことで感激もひとしおです。
舞台は大正時代、花の都東京の跡無女学館(モデルが跡見学園なので神田かな?現在は大塚)
徳川家旗本の没落した家の娘「花村紅緒」CV早見沙織と、
伯爵伊集院家(名前からして薩摩)の御曹司「伊集院忍」CV宮野真守の恋の物語。
4クールアニメだったものを100分程度の前後編では酷い詰め込みが予想されましたが杞憂でした。
原作に癖がありまして、当時のサブカルチャーをネタにしたギャグが全編を覆っていて、
本筋である日本版「ドクトルジバゴ」とも言うべきラブストーリーの部分は、
この劇場版前後編と言う長さが調度良いと感じました。
もちろん、監督でもある古橋一浩の脚本の出来が素晴らしいのも要因です。
昭和版「はいからさんが通る」は視聴済みのため物語は知っているのですが、
非常に良い出来で、ほろりとする部分もあり大満足の一作でした。
女房はギャグ部分が削られたことに怒っていました。
「牛五郎さんが~」とか訳の分からないことを口走っていましたが、
そんな寒いキャラはどうでもいいのです。
もともと原作や昭和アニメ版に不満があった私としてはこちらのほうがずっといいです。
泥沼の戦争へと向かう日本、ロシアの世界を震わせることになる革命。
大正ロマンに浮かれる日本から始まる美しいラブストーリーの前編は満足のいく作品になりました。
後編は2018年公開、初めて映像化されるラストシーンに期待は膨らみます。
ねごしエイタ さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
私の記憶が正しければ、私が物心ついた後か?幼い頃に見た、「はいからさんが通る」では、少尉が戦争に駆り出され、屋敷を後にする少尉を紅緒が見送ったところで、終わりを迎えた記憶があるです。蘭丸も女性声優?さんが演じていたせいか?、メイド服姿が印象に残り、男であること自体が当時の私には、理解できなかったです。主題歌の歌が忘れられない、個性的なOPと歌であったことも覚えているです。
劇場版が今になって、作画、キャラデザ、声優さんも一新され、生まれ変わった「はいからさんが通る」だったです。原作は未だに読んだことはないけど、当時私がTVで見た「はいからさんが通る」の先も描かれていたことには、興味深いものがあったです。
紅緒と伊集院少尉の出会いが上映開始、数分で起きたことには少し驚いたです。少尉と紅緒の戦いは、見所の一つです。
紅緒が反発しいろいろ騒動起こしながらも、伊集院家に花嫁修業に駆り出さるです。少尉を初め伊集院家の人達と関わるうちに、徐々に紅緒は少尉に惹かれるという訳です。親友の環や、芸者の吉次さんもいたなぁと思い起こすです。TVアニメだとその出来事が、劇場版より濃かった気がするです。
そして、私も知らない少尉が戦争に駆り出された後の話もあるのだから、私には初めて見たときそれが驚きだったです。
まさかの展開になるとは!、紅緒との約束はどうなるのか?、展開に直面したときの紅緒のとった行動とは!、離れて会えない日々が続けば続くほど、少尉を愛おしく思う紅緒を見たです。
それに応じた紅緒の伊集院家と少尉に対する強い思い、芯の強さというのか?大きな決断をしたと思うです。
私の知っていた紅緒のロン毛の袴姿から、見違える姿には驚いたです。そこからの新展開、新たな人達との出会い、思いもよらない愛おしい人を求めて急展開に・・・・。
こんな先があったとは・・・・です。それとないラストに後編、見なくてはと気になる気になるでしたです。
明日は明日の風 さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
「はいからさんが通る」は再放送視聴になります。何せ、この裏で放送していたのが日本昔ばなしでした。テレビが一家に一台しかない時代、ゴールデンタイムに親子で見ることができた作品が優先されました。まぁ、小学校の中学年だったし、少女漫画原作作品なんて、恥ずかしくて見れないというのもありましたけどね…。
再放送で見たのは思春期に入る頃。その時に見た印象は「紅緒が可愛い…」。とにかくおてんばで、でも一途な紅緒に惚れてしまいました。それとストーリーとおちゃらけた場面の面白さがとにかく引き付けて、自分のラブコメ好きはこの作品が原点といっても過言ではありません。ただ、ワケわからないところで終わってしまい、心残りでした。このあと原作は読んだのですが、やっぱり動く紅緒が見たかった…。
あれからウン十年、まさかまさかのはいからさん。なんで今ごろ?という思いはありましたが、楽しみにしてました。が、キャラデザイン見たときに2017流行語大賞のノミネート言葉が真っ先に出てしまい…「ちーがうだ~ろ~‼」。正直、楽しみは不安に変わりました。そして、映画館へ。
不安と違和感は3分で消えてしまいました。そこに描き出されていたのはまさしく「はいからさんが通る」。制作会社が一緒だし、長い間喉に突き刺さったままだった中途半端な作品を仕上げようというスタッフの思いが伝わりました。そして何より中の人たちの演技力、特に紅緒のはやみんは特筆もの。あぁ、紅緒ってこういう子だったなという感じを思い起こしました。
物語は原作にしたがっています。ただ、前半とはいえ、結構なボリュームを90分にまとめてますので、どうしても無理が出ています。例えば{netabare}紅緒と忍がそれぞれ互いを好きになっていく過程や伊集院家での生活、紅緒と蘭丸と環の微妙な関係、忍の出征への過程、忍亡き後(死んではいないが)の伊集院家{/netabare}等々、上げたらきりがないかも…。それでも物語に破綻がないようにうまくまとめたと思いますし、原作も過去アニメも知らない人でも楽しめる内容にはなっていたと思います。また、ギャグになるシーンは懐かしいし、過去アニメ知っている人向けにはラスト付近で流れるインストバージョンのあの曲が涙ものです。
客層はけっこう広い印象でしたが、なかでもドストライク世代であったろう女性の姿が多かったのが他のアニメ映画では見られないなと思います。彼女たちがよみがえったはいからさんを見て、何を感じたのかな…。
大正ロマンを元にしたラブコメの名作。懐かしさも感じつつも、いつの時代にも通じるラブコメだと改めてストーリーの素晴らしさを実感しました。後半も見に行きたいと思いますし、ラブコメ好きな人にはぜひ見てもらいたい作品です。
サルオガセ さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
70年代の少女漫画が原作。もはや古典と呼んでもよい部類かも知れない。
だが、この作品を観ても古臭いとは感じない。やはり恋愛ものに時代は関係ない、良いものは良いのですよ。
ただ、詰め込み感は凄まじいです(笑)
当時TVで4クール掛けてやる予定だったもの(結局打ち切り)を、劇場版2部構成でやろうというのだから無理もないのですが。
心情の変化を上手に描くのは、回を重ねられるTV版じゃないと難しいかな。
しかし全体的にみれば、サクサクと進むテンポの良さには、上手くまとめたなと感心します。
レトロ感漂う主題歌も良かったと思います。
marucuru さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
「はいからさん」がリメイクだというのは知っていましたが、TVシリーズは
殆ど観たことがありません。原作も未読ですが超鉄壁の声優陣であることを
知り、それだけで観てみる事にしました。
結論から言うと、、、今となっては王道のお話でとても面白かったです。
と同時に少しだけ物足りなさも感じてしまいました。唐突な出来事とその後
の周囲の人々の変化は、ちょっと解せずモヤモヤしたものが残ります。
多分、原作はもっと長くてエピソードの数も沢山あるのでしょう。
「駆け足感」と「いつの間に?感」は否めませんでした。
昔ながらの仕来りや習慣が残りながらも、新しい西洋文化を積極的に取り
入れ変化していく大正時代。
主人公の「紅緒さん」は元気で強くて優しい女子学生。親同士が決めた
許婚という制度に断固反発し、無茶苦茶をしてぶち壊そうと企む。
しかし彼女はやることが真っ直ぐ過ぎて、思いとは裏腹に周りの人たち
からは、かえって好印象を持たれてしまう。最初はいお互い親の決めた事
と考えていた紅緒と少尉だったが、心は徐々に惹かれあっていく。
元気で気品のある「紅緒」さんを早見沙織さんが、物静かな中にも熱さの
漂う「少尉」を宮野真守さんが好演。脇を固める人たちも錚々たるメンバー
で、とっても安定した演技でした。これは個人的に思うことですが、、
TVシリーズを見ていた人でも、文句のつけようは無いのではないかと
思います。あと昔のTVの主題歌(ネットで視聴)は何故か好きな
メロディーで印象に残っていたのですが、映画の途中で使われていました。
前編は気になる終わり方をしているので、後編も必ず観ようと思います。
メモロビー さんの感想・評価
2.8
物語 : 3.0
作画 : 2.5
声優 : 3.0
音楽 : 2.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
コミューン6863 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
リュラ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
ストライク さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
劇場版 はいからさんが通る 前編 ~紅緒、花の17歳~のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。
あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら。
劇場版 はいからさんが通る 前編 ~紅緒、花の17歳~のレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら
こちらのフォーム よりお問い合わせください。
大和和紀「はいからさんが通る」の40周年を記念した作品。
大正時代の東京を舞台に、活発でおてんばな“はいからさん“ こと花村紅緒と、許嫁である陸軍少尉・伊集院忍との波乱万丈な恋模様を描く。(アニメ映画『劇場版 はいからさんが通る 前編 ~紅緒、花の17歳~』のwikipedia・公式サイト等参照)
早見沙織、宮野真守、櫻井孝宏、中井和哉、梶裕貴、瀬戸麻沙美
原作:大和和紀、 監督:古橋一浩、脚本:古橋一浩、キャラクターデザイン:西位輝実、背景デザイン・美術監督:秋山健太郎、色彩設計:辻田邦夫、撮影:荻原猛夫、音響監督:若林和弘、音楽:大島ミチル
ジャンル:OVA
放送時期:2015年5月27日
半身ともいえる愛機・チェインバーとの壮絶な別れからおよそ半年後が舞台。 大海原を往く船団ガルガンティアで仲間たちとともに新たな人生を踏み出したレドが、チェインバーとの絆を胸に刻み、1人の青年として空と海のもたらすすべてに立ち向かってゆく物語が描かれている。
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2012年10月6日
アニメ「魔法少女まどか☆マギカ」の劇場版第1弾が12年秋に公開されることが1日、アニメイベント「アニメ コンテンツ エキスポ 2012」で発表された。全3作のうち、テレビアニメを再編集する2作のタイトルも決定。1作目は「劇場版魔法少女まどか☆マギカ(前編)-始まりの物語-」で2作目は「劇...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2014年春アニメ
雨を降らせる能力を持つ「雨の公国」の第四公女・ニケ・ルメルシエ(ニケ)。彼女は嫌々ながらも国のため、「晴れの大国」の太陽王・リヴィウス一世(リビ)に嫁ぐことに。しかも、即位して3年で世界を征服したと聞いたが、会った相手は、なんとまだ子供であった。さらに、くだらない理...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2012年秋アニメ
成績にしか興味のなかった冷血女子・水谷雫は、プリントを届けたことがきっかけで問題児・吉田春に気に入られてしまう。そして、それをきっかけに雫の人間関係が著しく変わっていく。
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2014年秋アニメ
ディオとともにヒナを運命の鎖から解き放ち、新たな未来に生きることを選んだ青葉。 その頃ゾギリアでは、青葉に恨みを抱く謎の男が密かに動き始め――。
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2010年秋アニメ
改暦をした文明開化の時代、妖怪(妖人)と人間が共存する世界。月の満ち欠けと共に生活を営んでいたこの国が、突如として太陽の巡りとともに生活するようになったことで、「改暦」に反対する妖怪の過激派の取り締まりのために組織された「妖人省」。そこは妖怪側の代表と人間側の代表とで作られて...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2012年秋アニメ
16年間、彼氏も友達も作らずに生きてきて、周りからは暗いやつと思われている、橘(たちばな)めい。ある日、ひょんな誤解から学校一のモテ男・黒沢大和(くろさわやまと)にケガをさせてしまうが、なぜか大和はめいを気に入って一方的に友達宣言、むりやりケータイ番号を押しつける。めいがストー...
ジャンル:OVA
放送時期:2014年11月21日
大好評のままTVシリーズが終了した、船団都市を舞台に繰り広げられるオリジナルSF冒険活劇 「翠星のガルガンティア」の続編を描く新作OVAが、前後編でリリース! (先行上映あり)
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2006年秋アニメ
停戦から三年を経た今も戦災という名の混乱が続く帝国。この戦災から帝国を復興させるため、専門課を軍隊内に設置した。それが陸軍情報部第3課(通称:陸情3課)及び実動小隊パンプキン・シザーズ。物語は、とある村にパンプキン・シザーズとして赴いたアリス・L・マルヴィン少尉と退役伍長ランデル...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2001年夏アニメ
わけあってテントで一人暮らしをしていた元気な女子高生・主人公「本田透」は、ひょんな事から同級生にして、全女子生徒のアイドル、草摩由希の家に住み込むことになる。 由希と保護者役の草摩紫呉が暮らす、一見なんの変哲も無い普通の家庭の草摩家。実はこの草摩家には隠された重大な秘密があっ...
ジャンル:Webアニメ
放送時期:2017年10月13日
チーム・ヴォルトロンは反乱軍と同盟を結成し、みんなの士気は戦いに向けて最高潮。ガルラでは権力争いが起こり、宇宙を支配してきた力は不安定になってゆく。
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2017年秋アニメ
羽海野チカさんが「ヤングアニマル」(白泉社)で連載中のマンガを原作としたTVアニメの第2シリーズ。前作は2016年10月~2017年3月に放送され、東京の下町に暮らす孤独な高校生プロ棋士・桐山零と彼を取り巻く人々との交流を描き、幅広い層に好評を博した。監督は新房昭之さん、キャラクターデザイ...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2017年秋アニメ
繁栄と栄華を極めた人間たちの文明が終わりを迎えてから長い年月が過ぎた。人間たちのほとんどが死に絶え、生き物さえもいなくなった終わりを迎えた世界。複雑に建造された都市はまるで迷路のような廃墟となり、整備するものがいなくなった機械たちは徐々にその動きを止めていく。いつ終わってしま...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2017年10月14日
「もしわたしが悪い人になったら許せませんか?」 少年は少女を守りたい。そう、思った。 魔術師〈マスター〉と英霊〈サーヴァント〉が、あらゆる願いをかなえる願望機「聖杯」をめぐり戦う――「聖杯戦争」が起きて10年、冬木市で再び戦争が始まった。 前回の「聖杯戦争」の参加者である衛宮切...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2017年秋アニメ
宝石たちの中で最年少のフォスフォフィライトは、硬度三半とひときわ脆く、靭性も弱くて戦闘に向かない。また、他の仕事の適性もない。そのくせ口だけは一丁前という、まさに正真正銘の落ちこぼれだった。そんなフォスに、三百歳を目前にしてやっと「博物誌編纂」という初めての仕事が与えられる。 ...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2017年秋アニメ
高校三年の冬。 残りわずかとなった高校生活。 このまま、なんとなく卒業していくのだと誰もが思っていた。 突然、彼が帰ってくるまでは。 中学の頃に一度は遠くの街へと引っ越した同級生。 季節外れの転校生との再会は、 「なんとなく」で終わろうとしていた彼らの気持ちに、 小さなスター...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2017年秋アニメ
羽鳥チセは15歳の少女。 彼女は帰れる場所も、生きる理由も、そのための術も、何も持ち合わせていない。 ただひとつ、生まれ持った特別な力を除いて。 そんなチセを弟子として、そして将来の花嫁として迎え入れたのは、 異形の魔法使い・エリアス。 自然と寄り添い、悠久の時を生きる魔法使...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2017年秋アニメ
「妹さえいれば人生は常に最高なのに、 なぜ俺には妹がいないのか……」 妹モノの作品ばかりを書き続けている妹バカの小説家・羽島伊月の周囲には、 天才作家にして変態の可児那由多、 女子大生の白川京、 イラストレーターのぷりけつ、 鬼畜税理士の大野アシュリーなど、 個性豊かな人物たちが集...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2017年秋アニメ
ツンデレ・妹などなど、店員さんのいろんな「属性」が楽しめる喫茶店で、新人アルバイトの苺香(まいか)が店長にリクエストされたのはなんと「ドS」キャラ!? 一生懸命働くうちに、意外と「ドS」の才能が開花してしまい…。 踏まれたって全部がご褒美、倒錯的ワーキングコメディ!
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2017年秋アニメ
あの世とこの世の間にある宿場町に建つ「此花亭」。 ここは神様に仕える狐っ娘たちが働く温泉宿。 期待と緊張で胸をふくらませ「此花亭」へ奉公にやってきた柚。 個性的な先輩たちに迎えられ、仲居修行が始まりました。 ある日、ちょっと頑張り過ぎてしまった柚は、お客様である薬屋さんを転ば...