TaroTanaka さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
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ヴァイオレット・エヴァーガーデンの感想・評価はどうでしたか?
TaroTanaka さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
ふかざわ さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
キャラ評価のみ4.5なのはアイリス回の登場人物全員(というかアイリスの一家)にイライラしかなかった。
あれが良いという人も確かにいるとは思うが、個人的には各自自分勝手を貫いて勝手に和解したっぽくなっただけという印象だった。
作品全体については間違いなく歴史的名作。
原作未履修だが十分楽しめた。
個人的には序盤のヴァイオレットからの成長が非常に楽しい作品で、機械のようだった少女が「心とは」を追求していく中で自身もまた人間性を取り戻していくところがたまらない。
opの歌詞「言葉はいつでも語るでもなくて、そこにあるばかり募るばかり」の意味を郵便局員、手紙の執筆代行という題材もあり考えさせられ、気がつかされた時に涙が止まらなかった。
人に積極的に紹介する作品はあまり多くないですが、間違い無くおすすめです。
Coara さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
現代人が忘れがちな大切なことを思い出させてくれるような作品。音楽、演出、作画ともに工夫されている。スロースタートで子供は少し難しいかもしれないがアニメにあまり触れたことがないような人も大人は特に刺さる人が多いのではないだろうか。じっくり時間があるときにゆっくりみてほしい作品だ。
原作小説を読んだ身からすると原作小説がとてもよかったのでそれ通りの展開がみられなかったのが少し残念。アニメだけをみた人は気にならないかもしれない。アニメ版はアニメ版でできあがっています
ゆっくりゆうき さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
これを最後まで見て、人に感謝を伝えることがどれだけ大事かを学んだ
これまで親や友達に囲まれて恵まれていたことを改めて体験した。
このアニメを見ていかに自分がわがままだったかがよくわかりました。
そして周りの人は敵だという思い込みが解けてみんなに素直に感謝を伝えられました。
俺の中でこのアニメは死ぬまで忘れないと思います。
こんなにいいアニメを作ってくれた京都アニメーションさんに感謝です。
本当にありがとうございます。
kaz さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
最高に美しいアニメ。
なぜギルベルト少佐がヴァイオレットと名付けたのか。
それは「ヴァイオレット」の花言葉に意味がある。
少将 さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
さとう さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
全てにおいて欠点が一切ありません。
こんなにも素晴らしいアニメを見れて良かった!
関係者の皆様に敬意を表します。
いくす さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
今更ですが鑑賞しました。
素晴らしい作品です。
綺麗で繊細な、儚いけども最後は心が温まる、そんな作品だと思います。
300作品くらい見ていますが、この作品が一番見てよかった!
テナ さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
れるびい さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
このアニメはあらゆる人にオススメしたいです。
レビューを書きたくてもずっと書けなかった作品。
今になってやっと少し触れる気になったので書きます。
珠玉の傑作です。
まだ観てない人はとりあえず観てみて下さい。
2019年に京アニの放火事件があって、奇しくもその時丁度僕はヴァイオレット・エヴァーガーデンを観ていました。確か3話か4話かそのくらいでした。
テレビで京アニのスタジオが燃えているのを見て、心が潰れそうな程悲しくて、虚無感と怒りで一杯になりました。ヴァイオレット・エヴァーガーデンはその時の感覚が焼き付いてしまっています。
僕はYouTubeで色んな曲のカラオケを作って公開しています。ありがたい事に色々な方から音源製作の依頼が来るのですが、その時もあるYouTuberの方数名から頼まれていて、作っている最中の出来事でした。
事件は悲しくて仕方なかったですが、次の日にはもう京アニソングメドレーを作って公開する事を決めていました。すべての依頼を一回キャンセルさせてもらい作り始めました。
ヴァイオレット・エヴァーガーデンのイメージ曲Violet snowを中心に、ハルヒや中二病でも恋がしたい、響けユーフォニアム、境界の彼方、けいおん!等の曲で構成して、アレンジはオーケストラベースにしました。
曲のアレンジと動画の編集は僕がやりましたがイラストだけはどうにもならないのでpixivで協力してくれる人を探したら、すぐに10人以上の人が集まってくれて、
再生回数は正直全然いかなかったのですが、その時知り合った絵師さん達にはとても喜んでもらえて、完全に自己満足の世界ですが作って本当に良かったです。
その時期の色んな感情があって、この作品のレビューは僕には無理です。動画の中にメッセージを込めたつもりなのでよかったら観てみて下さい。
URLを貼らせていただきます。
https://youtu.be/LlFwhG0LsAI
だいきんぐ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
退会済のユーザー さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ぽに さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
原作未読。
私は何かに執着するキャラクターというのがあまり好きではありません。何かに執着することは、別の何か大切なものを失うことに繋がると思っているからです。
最初に視聴を始めたとき、主人公のヴァイオレットがあまりにも少佐に執着しているし、無機質、無感情だし、これは自分には合いそうにないと思って1話で切りました。また、世界観の割に作画が綺麗すぎて……違和感を感じてしまったのも理由の一つです。
数ヶ月後、あまりにも評価が高いので我慢して最初から見返すことにしました。そして気がつきました。私の見る目がなかったことに……。
この作品のテーマは、「愛してる」とは何か。幾千、幾万の作品で語られた根源的なテーマにド直球で切り込んでいます。そして、この作品が訴えたいことは「誰かを本当に愛しているなら、ちゃんと言葉で伝えた方がいい」だと私は思いました。
兄弟愛、親子愛、王族の愛、その他いろいろ。
「愛」って、結局人と人とのつながり方の一種ですよね。環境や立場が違う人達がどのように繋がっているのか、主人公ヴァイオレットが代筆する手紙によってあらわになります。
ヴァイオレットの義手は、彼女の特異性を表す便利な小道具になってますし、他人の人生をのぞき見るのに便利な「代筆業」という設定は秀逸だなと感じました。また、代筆が成り立つためには識字率が高い日本では不可能であるため、架空のヨーロッパ風な世界観になっているあたりも好感が持てましたね。
欠点と言うほどではないのですが、アニメオリジナルキャラクターのエリカが2話のためだけに用意された感が強く、あまりキャラとして動いていないのがもったいないかなぁと思いました。
とりあえず「合わない」と思っても、4話くらいまでは我慢して見て欲しいと思います。そこまでには、きっとこの作品が何をやりたいのかが分かるでしょう。
退会済のユーザー さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
olmo さんの感想・評価
4.8
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
マステラ さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
キャラも魅力的で綺麗に可愛く描かれていますが、背景も素晴らしいです。京都アニメーションの本気を垣間見ました。
ストーリーも泣けるものが多いです。楽しいアニメではないですが、感慨深く素晴らしい作品だと思います。
CiRk さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
一話完結の話は面白いものが多いがメインの話が退屈でかなり微妙。
5話や10話が特によかった。
あと、EDは聞きたくないレベルで酷かった
(2/16レビュー分)
{netabare}
まず、メインのストーリーが微妙な理由として、世界観が雑。
近代ヨーロッパがモデル化と思えば焼きそばとか出てくるし、手紙を書いてる時代からは想像できないような高性能な義手。
主人公は兵器として利用されていた最強の一般人女性という意味不明設定。
それと、言葉をあまり理解できない設定だから仕方ないと言ったら仕方ないが、見ていて主人公にイライラする。もう少しそういう主人公がダメに見えるシーンを減らせなかったものか。それと、序盤は手紙が全く書けていないのに急にある時を境に普通に書けるようになるのも不自然。
そして、終盤は突っ込みどころ満載の謎戦闘が始まったかと思うとそのまま微妙な感じで終わる。
一方で良かったのは主人公があまり絡んでこないしメインのストーリーとも関係のない一話完結の話。
兄弟の回や恋文の回も好きだったが、個人的に一番良かったのはやっぱり、世間的にも評価がいい10話。ベタな話ではあるものの、京アニの作画やセリフもあってかなり良かった。セリフ一つ一つも無駄がなく、とても感情移入もできた。基本的にこういう話は嫌いな自分でもこのシーンは感動できた。
{/netabare}
(3/17レビュー追記)
byGar61324 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
面白いけどかなり地味ですね
個人的にはこういうタイプの作品は好きではありません。
ただ、そんな私ですら良い作品なのが分かります。
映像がとにかく綺麗で世界観も作り込まれてて
キャラクターの成長も感じられて
クオリティが高いとはまさにこのことを言うんだなと思いました。
評価は星5です。基本的に主人公が可愛い作品は全部星5にするのですが、
今回は主人公の可愛さ関係なくても星5です。
QzfAR76032 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:----
感動という観点から見ると、CLANNAD After story以来だったかもしれない。
Kojo さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 5.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
ガバ さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 2.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:途中で断念した
まず、全部視聴していない(6話までしか見ていない)のにレビューをすることを許してほしい。
ヴァイオレット・エヴァーガーデンは良い作品だと思う。1話見ればわかる。独特の世界観とそれを支える圧倒的な作画。ストーリーも一話一話泣けるエピソードである。
しかし、あまりにも泣ける話が多すぎる。良い意味でも悪い意味でも。感動の押し付けなどと言う気はないが、見ている方としては少し疲れてしまう。そこが私が全部視聴できていない理由である。
桃ちん さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
正直1周目の感想は「まぁ、良かったけどこんなもんか…。」でした。
こちらの評価や他のサイトでの評価が余りに高かったので、きっと期待し過ぎていたのでしょう。
若干肩透かし食らった思いで、敢えてこちらにコメントレビューは書きませんでした。
しかし先日また2周目を観る機会がありまして、ストーリーを知ってた上でまた観直してみて自分の中での評価が変わりました。
作画は以前から優れているのはわかりきっていましたが、演出が秀逸だと。
涙を流すシーン1つを取っても、涙の流れ落ちるタイミングが絶妙。
改めて京アニの底力を垣間見れた気がします。
どうしても1話完結オムニバス形式なので、クオリティに当たりハズレはありますが、作画演出面は終始素晴らしかったです。
機会がありましたら、是非2周目3周目をオススメします‼︎
御宅忍者 さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.5
作画 : 5.0
声優 : 3.5
音楽 : 5.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
話自体は全然嫌いじゃないありません。
だが、ヴァイオレットが強すぎる所に時々冷めてしまいました。
京都アニメーション手掛ける作画は本当に素晴らしく、一カットがまるで芸術といった感じです。
私が推したい部分は劇伴です。
OP EDはもちろん。挿入歌やサントラでこの作品の半分は決まってると言ってもいいです。
あまり泣く方ではないが、茅原実里さんの歌うEDが自分の感情と反して涙腺を緩くしてくる。
曲達が強いです。
KK さんの感想・評価
4.9
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
大変大変この作品を評価していると断った上で…
ちらほら出ている意見で内容がそこまで深くないと言う意見を聞きますが、まさにその通りだと思います。
ただ私が思うに、割とありきたりなオムニバス形式でありながら作画力と表現力だけでキャラの感情を表現し切っているところが最大の魅力と感じました。
例えばあるキャラ泣くシーンだとしても、確かにこの人の立場ならこんな泣き方になるよなと納得出来てしまうのです。
表情、涙の溢れるタイミングやその量…etc
なので目の前でリアルに人が悲しんでいる、喜んでいるような気持ちになってしまいました。
恐らくこの手の作品は視聴者に感情移入させるために様々なストーリ的な工夫を施すのだと思っていますが、この作品では上記の理由からそれがなくても十分に感情移入出来てしまいました。
現実世界で、何かと式典系で貰い泣いてしまうような人とそうでない人とで泣ける泣けないが分かれるのかなという個人的な意見です。
要するに雰囲気で泣かせにかかってると言われたら否定はしません笑
ただ作画力と表現力でそれが出来てしまうことに心底驚かされました…心より京都アニメーション様に敬意を示します。
本当に良い作品でした!
こま さんの感想・評価
4.4
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ValkyOarai さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.0
作画 : 5.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
「な」 さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.0
キャラ : 2.5
状態:観終わった
泣ける!とか神作画!とかは腐るほど言われてきただろうから、他の点について言ってみる。
この話は所謂オムニバス形式である。ただ、従来のオムニバスとは明らかに異なる点がある。それはヴァイオレットの成長という太い一本のレールの上で展開されているということである。
各話に出てくる依頼主は勿論、ヴァイオレットの心情にもスポットを当て、その二面から物語を描いている。これがグチャグチャにならず、きっちりまとまっているんだから凄い。
ただこの話には欠点もある。それはオムニバスとして繰り返すほどの深みが無いという点である。短編を繰り返すことの利点は、話のテーマを徐々に浮き彫りにさせられるということである。この話にも一応「言葉」「思い」のようなテーマは存在する。ただ、これらは使い古されたテーマでもあるし、12話かけるにはあまりに単純すぎる。
とはいえ、この話の最大の魅力はヴァイオレットの成長である。徐々に感情を得ていき、9話で自分を縛る過去から解放される。そして10話では依頼主を思い涙するのが印象的である。ここまでは完璧である。
しかし、それ以降では突然戦闘シーンが出てくる。これだけ綺麗な話を見てきた後にいきなり戦闘ではどうしても違和感を覚えてしまう。9話で解放されたにも関わらず再び過去が引き金となり争いに巻き込まれてしまう。これがヴァイオレットの宿命なのか、悲惨だ。違和感のある展開をしたにも関わらず、かなりらあっさりした結末だった。9話以前の展開に戻ってしまったようであまり必要性を感じなかった。
take_0(ゼロ) さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
久しぶりに再視聴してみた。
初見で一気見したときは、少々思うところがあって評価の書き込みをしなかった。
作画は恐ろしいレベルで、
安易に「感動した」とか「泣けた」とは言いたくないが物語も素晴らしい。
ヴァイオレットも美しく、そして愛らしい。
音楽もOP/ED含めて素晴らしく、物語との連結の仕方も素晴らしかった。
現状、そのほかのアニメ作品と比較して、次元の違う飛びぬけた力を持った作品だと思う。
そしてこれは2020年の現在をもってしても、変わっていないのではないだろうか。
(あえて言えば、宝石の国の様にある部門に特化したという意味では比類するものもあるとは思うが・・・)
にも拘わらず「思うところ」の為に評価を書き込めなかったのだ。
この思うところについては後述するとして。
作品の詳細・内容については、多くの人が紹介され、多くのところで語られているので特に記載はしないことにします。
なので、簡単に所感を。
どのエピソードも心に残るもので、作品全体が素晴らしい点については言うまでもないのですが、多くの人は第10話の母と娘のエピソードに心打たれたと言っておられますね。
もちろん私も、そうでした。
でも、実は私の一番好きな話数は第9話です。
色々な意味で、観ているこちら側の心にも「痛み」を感じるエピソード回なのですが、ヴァイオレットが1話~9話までにやってきたことについて、良くも悪くも結果が集結し、そして、ヴァイオレットが新たな一歩を踏み出し始める・・・。
関係した人々の後日談も短いですが、垣間見える。
ある意味、ここで物語が終わっても必要最低限の形にはなっているぐらいのエピソードです。
何より、前に向かって歩き始める描写が嬉しかったですね。
さて、
ここで、私が初見の時に感じた「思うところ」というのは、
この前に進むという描写に関係あると言えばあるのですが、この物語のベース、主人公ヴァイオレットのベースには闇(傷と言った方がいいかな)が消えずに付きまとっているのです。
作品中でも、もちろん描写され、そこを忘れずに、消さずに前に一歩進んで行く事が強調されています。
要は自分の罪や傷を抱えたまま、それでも前に進んでいくという事です。
これはヴァイオレットの「私は生きていていいのでしょうか・・・」という言葉に象徴されています。
もちろん、人間は、良くも悪くも前に進んでいくしかないのですが・・・。
オジサンになった私は、このバックボーンふまえた上で、やれ「感動した」とか「泣ける」とか「ヴァイオレット未来にむかって頑張れ」てな感情には安易になれなかったんですね~。
だって、やっぱり被害者というか、色々な意味でヤられた人たちもいるわけですし・・・。
無理やり現実とリンクさせる必要もないのですが、やっぱりオジサンになったんですかねぇ。
ちょっと考えちゃいました。
この作品をすべてとおしてみれば、ヴァイオレットが消すことが出来ない、消してはいけない傷を負っていることがわかります。
これは、舞台設定もあるでしょうが、多かれ少なかれ登場人物は抱えているようです(社長やカトレアさんについても、そういう描写があったと思います)。
虚心坦懐にこの作品と向き合い視聴すれば、我々視聴者もその傷を知ることになります、普通なら見えないシーンを見ることになります。
これはなかなかに「心がイタイ」事ではないでしょうか。
そして、これは同時に自分にも言えるなぁ、って。
さすがに命まで取ったことは無いですが、長い間生きてこれば、多少なりとも人を傷つけたこと(メンタルな意味です、犯罪的な暴力的な意味では無いです。子供のケンカぐらいだったらあるケド)だってあるかもしれないし自分も傷ついたことがある・・・。
誰だって、ヤケドの一つや二つあります。
でも、生きていかなければならないし、現に生きている。
さて「私は生きていてもいいのでしょうか・・・」
う~ん・・・ちょっとヘビーになりすぎたか・・・。
今まで、いくつもアニメ作品を観てきましたが、
やはり優れた作品は色々な要素を含み、感動、楽しみ、喜び、面白さと共にに様々な問題を語りかけ、
時には答えの出しにくい問い、正解のない問いを投げかけてくるのものだなぁ、としみじみと思います。
困ったな・・・、もうちょっと書いておきたいことがあった気がするけど、
色々な思いが巡って、考えがまとまらないや。
主人公ヴァイオレットの美しさ、凛とした立ち姿、そして時折見せる小さな女の子のような眼差しは、ちょっと類を見ないレベルだと思います。
だからこそ、胸が苦しく、痛くなる。
どうぞ、一度、ご覧になってみて下さい。
珊瑚 さんの感想・評価
2.9
物語 : 2.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
ヴァイオレット・エヴァーガーデンのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。
あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら。
ヴァイオレット・エヴァーガーデンのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら
こちらのフォーム よりお問い合わせください。
感情を持たない一人の少女がいた。
彼女の名は、ヴァイオレット・エヴァーガーデン。
戦火の中で、大切な人から告げられた言葉の意味を探している。
戦争が終わり、彼女が出会った仕事は誰かの想いを言葉にして届けること。
――戦争で生き延びた、たった一人の兄弟への手紙
――都会で働き始めた娘から故郷の両親への手紙
――飾らないありのままの恋心をつづった手紙
――去りゆく者から残される者への最期の手紙
手紙に込められたいくつもの想いは、ヴァイオレットの心に愛を刻んでいく。
これは、感情を持たない一人の少女が愛を知るまでの物語。(TVアニメ動画『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』のwikipedia・公式サイト等参照)
石川由依、子安武人、浪川大輔、遠藤綾、内山昂輝、茅原実里、戸松遥
監督:石立太一、シリーズ構成:吉田玲子、キャラクターデザイン:高瀬亜貴子、シリーズ演出:藤田春香、世界観設定:鈴木貴昭、美術監督:渡邊美希子、色彩設計:米田侑加、撮影監督:船本孝平、3D監督:山本倫、小物設定:高橋博行/太田稔、編集:重村建吾、音響監督:鶴岡陽太、音楽プロデューサー:斎藤滋、音楽:Evan Call、音楽制作:ランティス
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放送時期:2020年9月18日
――あいしてるってなんですか?かつて自分に愛を教え、与えようとしてくれた、大切な人。会いたくても会えない。永遠に。手を離してしまった、大切な大切なあの人。代筆業に従事する彼女の名は、「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」。人々に深い、深い傷を負わせた戦争が終結して数年が経った。世界...
ジャンル:その他
放送時期:2018年7月4日
ヴァイオレット・エヴァーガーデン BD&DVD第4巻に収録。 第4話と第5話の間の、数か月間に起きた物語。 ヴァイオレットのもとに舞い込んだとある歌姫からの代筆依頼を描く、特別番外編を収録!
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遠い未来。人類が荒廃した地上で生き抜くために作り上げた巨大移動要塞都市では、名前のないコドモたちが戦うことだけを教え込まれながら、毎日を過ごしていた。コドモたちの1人であるヒロは、角が生えた謎の少女ゼロツーとの出会いを機に彼女のパートナーとなり、命を懸けた戦いに身を投じることと...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2018年冬アニメ
玄関を開けるとJSがいた― 「やくそくどおり、弟子にしてもらいにきました!」 16歳にして将棋界の最強タイトル保持者『竜王』となった九頭竜八一の自宅に押しかけてきたのは、小学三年生の雛鶴あい。九歳 「え?、・・・弟子?え?」 「・・・おぼえてません?」 覚えてなかったが始...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2018年冬アニメ
ある事件がきっかけで走ることを諦めた元陸上部エースの女子高生・橘あきらと、彼女のバイト先のファミレス店長であるさえない45歳男性・近藤正己の恋物語が描かれる。