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「ヴァイオレット・エヴァーガーデン(TVアニメ動画)」

総合得点
94.3
感想・評価
2564
棚に入れた
10451
ランキング
6
★★★★★ 4.2 (2564)
物語
4.1
作画
4.5
声優
4.1
音楽
4.1
キャラ
4.1

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ヴァイオレット・エヴァーガーデンの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

セナ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

感動です✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨

なんて言えばいいのかな…

戦争しか知らない少女がギルベルト少佐に育てられ,…
いろいろなあり…
クラウディアのもと,愛を知るため自動手記人形として働くことになり…
様々な人の気持ちを知っていく…

ヴァイオレットの切ない思いや行動…
もう涙だが止まりません( ;∀;)
また,作画が美しすぎて体が浮かんでる気分~

投稿 : 2019/09/19
閲覧 : 215
サンキュー:

7

ネタバレ

ぐわわ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

言葉とは

端々から伝わる製作陣の熱意とこだわり、ずっとこの世界、この空間にいたくなる作品でした。

投稿 : 2019/09/01
閲覧 : 208
サンキュー:

9

ネタバレ

tomledoru さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

戦争は奪うもの。

まずもって京アニへ哀悼の意を表します。

戦争は感情や愛を奪います。ヴァイオレットも例外ではありません。少佐の命令だけで動く道具となりうるのは,古今東西どの戦争でも,多くの人々の感情を殺してきましたし,いのちも奪ってきたと思います。

太平洋戦争でも,戦地から本当のことを書いた手紙を出すことは禁じられていました。平和だからこそ,真実や愛情に満ちた手紙が書けるのです。

少佐への想いのについて,その真意を追求しつつ,少しずつ手紙を書く仕事の中から見出していくストリーやその背景の描写はさすが,京アニだと感嘆します。

私は,最後まで「少佐」への想いを抱きつつもやっと気が付き,文章にするまでになったヴァイオレットの成長(不十分ですが)に感動し涙しました。

投稿 : 2019/08/28
閲覧 : 244
サンキュー:

14

ネタバレ

Progress さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ヴァイオレット・エヴァーガーデン レビュー

なぜヴァイオレットは無感情だったのでしょうか。
兵士であったからか、では、無感情なヴァイオレットをギルベルト少佐はどう見たか。具体的には少佐の瞳と同じ色の宝石を見つけたときのヴァイオレットを見る少佐の目です。
彼女を見る少佐の目は、悲しそうな目をしていました。
悲しみは自分の中にある感情です。
少佐の心には、深い傷を負ったような苦しみがあった。
愛の感情が芽生えたヴァイオレットを見たときに、彼は自分の心の中に生まれた苦しみから悲しい目をしたのです。
哀れみではなく、自分への絶望、ヴァイオレットが少佐に恋をすることが彼にとっては絶望でした。
少佐は彼女に攻撃命令を出す。その時だけは人形として扱う事に努めていた。彼女に人として様々なことを教えながらも、戦地に赴かせる。
人と兵器、矛盾を抱えながら彼女と接し、くすぶり続けた罪悪感を持っていた。彼女の変化によって、とうとう彼女を道具から、人にしてしまった。
知らなければ、無感情でいれば、彼女はつらい感情に悩まされることもなかったのに。彼女は愛の感情が芽生える人であったという、今まであえて冷徹に道具として使っていた行為への罪悪感が、彼に悲しい目をさせたのかもしれません。
ですからギルベルト少佐は、彼女を人にしてしまった責任を取るためにヴァイオレットに言葉を残しました。

「君には感情がある。私と同じ心があるだろ!」
「無いと言うのなら、無いと言うのなら、その顔は何だ!」
「そんな顔が出来るんじゃないか!」
「生きるんだ、ヴァイオレット。君は生きて、自由になりなさい」
「心から、愛してる」


無感情な人間が心を取り戻す話として、社会で擦れて、大人になろうと、感情を殺して殺して、兵士みたいになった人に、愛を取り戻して、人として生きる事を伝えてくれるのだと思います。


{netabare}
原作は未読ですが、面白そうですね。
1話
{netabare}
「それがわかるから自動手記人形サービスになるんだけどね」ってクラウディア(子安さん)が言ってたけど、

「それ」とは、男性が手紙の相手の事を「愛している」という事をかな。
で、その手紙の言葉にヴァイオレットちゃんの回想をはさむことで、
ヴァイオレットちゃんが少佐さんのことを愛していたっていう表現か。

で、話を戻して愛してるがわかるから自動手記人形サービスになる、ということだけど、
これは人の感情を人の言葉や態度の中から読み取ることができる人間が、
代筆になるということかな。
それがまだヴァイオレットちゃんにはわからない・・・っていうのは、
エヴァーガーデン家のご婦人の気持ちを全然汲み取らない辺りでわかりやすく提示してるよね。

代筆の人が依頼者の感情を汲み取るという役割を持っているというのははじめて聞いたけど、
いわばその人の中でまだ言葉に出来ないもやもやとした感情に言葉を与えたりとか、
恥ずかしいから愛してるなんて直接言えない書けない人の為の自動手記人形サービスなのかな?

ヴァイオレットちゃんが、人が人に手紙を送るという行為、
誰かへの思いを手紙に込めて送るという行為を通して、
人の感情に触れて人の感情を考えて、その感情に言葉を与えて、
そこからヴァイオレット自身も、感情を知るという話・・・なのですかね?

直接人に思いを伝えるというのではなく、手紙という一手間踏んだ行為というのに、
どれだけの意味を持たせられるでしょうか?
誰かに思いを伝えたいけど、その人は遠くにいたりとか、事情があって会えないとか、
自分では表現しきれない思いに他人(代筆)が言葉を与えて上げるとか、
手紙だからこそ伝わる思い、手紙という制限がある中にどれだけ人の思いを
的確に、そして感情的に訴えるような文章を書くことができるか、
そういった部分はこの作品に期待してみてみたいですね。

一話の意味は愛してるってどういうこと?でしょうかね。
恐らく、依頼者の方は愛してるって面と向かって言えない相手に手紙を送ろうとしてるだけで、
愛してるって言葉は知ってるんだろうけど、いえないんだよね。
代筆の人は、男性が代筆を頼んだ理由を汲み取ったのか、
素直じゃない男性にやきもきしたのか知らないけど、
男性が相手を愛していることをその人の話から見抜いて
他人の感情に「愛してる」って言う言葉をさっと与えるってとても勇気が要るんじゃないかな。

ヴァイオレットちゃんが愛してるをわかった理由を知りたいと思ったのは
単にわかるのが凄いってだけじゃなくて、
自分への投げかけがあったんだろうけど、そこはまた考えて見てみます。


人の思いに言葉を与えるって役割が私に響いたので、フライングレビューです。あ、ホントに視聴中もヴァイオレットちゃんはロボットなんだなって思ってみてました。半分ぐらい見て、あ、人の話か・・・って気付きましたよ。
でもヴァイオレットちゃんは感情をまだあまり知らないから、ロボットか子供というイメージはあながち間違ってないかも?
{/netabare}
2話
{netabare}
「特定の感情を表す言葉だと理解はしているのですが。少佐が…なぜ私に向けて突然その言葉を口にしたのか、知りたいのです…例え向いていなくても。私はこの仕事を…続けたいのです」

愛してるを知りたいというよりは少佐を知りたいという部分が大切みたいですね。
{/netabare}
3話
{netabare}
何故だか分からないけど直接人に伝えられない思い。
その人の事にずっと言いたい気持ちがあるのだけれど、言えない。
気持ちが氾濫して、何も伝えられなくなってしまう。
自分の感情に言葉を与えられない。

ただ生きているだけで嬉しい。
何処かに行ってしまいそうな兄に、そう伝えたい。
幼いころから慕ってきた兄への気持ちは、なんだろう。
その感情に言葉を与えるのも拒否したいくらいに、
表現不可能で身近にあって込み上げる不可侵な感情。
「例えようのないこの思いが」(OP歌詞)

ただ生きているだけで嬉しい。

この言葉に妹の兄への思いが詰まっている。
兄を思うと、涙が出る。自分にはどうしようもない罪悪感を抱える兄の苦しむ姿を思い浮かべ、兄の心にもっと近づきたいと思う。

あなたが、ただ生きているだけでいい。それだけで十分私は幸せだ。

な大切な人への気持ち。いなくなったら悲しくなる人への気持ち。
この言葉に兄を見てきた妹の、兄に対する、嬉しい気持ちも、悲しい気持ちも、何もかもが詰まってる。

「時に手紙は…たくさんの美しい言葉を並べるより、一言だけで大切な気持ちを伝えることが出来るのです」

だから私も、初めて、こんなにも、伝えられない思いが、溢れる。


毛色を変えるために短文でいつもの調子でかきますが、
ヴァイオレットちゃんがその言葉を手紙にチョイスできたのはなぜだろう?
ヴァイオレットちゃんの前で泣きながらに語った妹ちゃん。
彼女が泣いていたので、そこが重要だとおもったから、というような話は作りたくはないかな。
そもそもヴァイオレットちゃんは、なぜ人が泣くのかも、まだわからないんじゃないかな。
少なくとも、ヴァイオレットちゃんは、
妹ちゃんの話を聞いて、手紙で伝えるべき気持ちがそこにある事を感じ取っています。
そう、気持ちを。報告書のように、社会的に、物事を進めるための情報しか伝えられない、
言葉から汲み取れなかったヴァイオレットちゃんが。
他人が伝えるたい思いを伝書鳩のごとく宛先へ送ることまでして、気持ちを伝えることに意味を感じていた。
ヴァイオレットちゃんの中でも、「これは、報告、課題…いえ手紙です」といったことからも、
伝えるべき思いが、この手紙の中の言葉にあると感じ取っていた。
彼女の主観によって、あの言葉は汲み取られた。
だからこそ、彼女の手紙は意味をもつ。
そんな話であってほしいと思いますね。
{/netabare}
4話
{netabare}
まあ流れで各話レビューを書くことにしたんですがね。
今回は感動回という感じでは無かったですね。
リアリティのある、地元に帰郷した時の母親との喧嘩なんて見たくない・・・w
今回気になったのはあからさまに察してね的な表現が入っているのは気になりましたね。
視聴者に察してねという表現が、アイリスが地元の駅で泥を靴に被ってしまうところ。
人物と人物の察しはヴァイオレットにアイリスが人の心がわからないのね、と察することを求めた発言。

「察する」という観点からすると、親は全く子の事を察しないというのもありますね。
アイリスがしたいことや今の行き方を察せずに間違ってしまう親。
親は都会へ行き成長した子の気持ちを察することはできなくても、子が喜ぶ為に何かしたいとは思っている。
自信の名前を冠する花の花束をもらうというのは、自信のアイデンティティの源を感じれる、それこそが帰郷ということなのかも。

察するということは相手に配慮するということです。
気をおく。
それは親にされて本当に嬉しいことでしょうか?
気を配らないことでアイリスの親は子供の反感を買ってしまったけど、
気を置いた親との関係というのもそれは悲劇ですね。

今回は「花」による人物のアイデンティティの描写があったので、花言葉を調べました。

アイリス・・・「恋のメッセージ」「吉報」

ヴァイオレットは紫のスミレだと思われます。

スミレ・・・「貞節」「愛」 {/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2019/08/18
閲覧 : 574
サンキュー:

49

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

最高の題材に最高の作画を与えた作品

絶対的に良い話しに、最高の作画を与えた作品で、当初作品の期待感もかなりの物だったと。
人が人に気持ちを伝える手法として長年伝わってきた手紙です。感動させるには申し分ない題材です。

ストーリーの流れも良く、4話5話の間の違和感も後の追加エピソードでフォローされ、皆さんも同様でしょうが10話で感動エピソードにヒロインの感情の成長も伴い、ボルテージは最高潮で多くの視聴者の涙が溢れたと思います。

ストーリー構成上、その後流れに逆らうエピソードが続き、完結しないもどかしさを感じたのは、事実です。本作に関しては完結してからの評価が妥当だと思います。

完結を観れる事を切に願い、その時まで待ちます

投稿 : 2019/08/10
閲覧 : 215
ネタバレ

まあ君 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

素晴らしい

ここまで心動かされたのは、クラナドアフターストーリー以来かもしれません。
どのエピソードも素晴らしかったですが、一番泣けたという意味では、50通の手紙の話でしょうか。
それとこの作画。どう表現したらよいのかわからないのですが、スキがない、どこを切り取っても破綻が見当たらない感じ。何というか、作り手の執念・信念みたいなものを感じました。
あと個人的に、幼少期を軍隊や傭兵として過ごし、世の中のことを何も知らないキャラはかなり好きです。相良宗介とか。
敢えて1点だけ気になったことを挙げるとすれば、あの義手ですかね。カチャカチャタイプライターで手紙を書いている時代に、どう見てもあれだけオーバーテクノロジーですよね。

続編があれば是非見てみたいです。(いつまでも待っております。)

投稿 : 2019/08/04
閲覧 : 254
サンキュー:

9

ネタバレ

レン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

こんなの....綺麗すぎる、、、作画お化け

毎話、毎話泣かされるのは基本。作品としての質も高く、個人的に全てにおいて高水準な2018年アニメbestだと思いました。美しい。

投稿 : 2019/07/31
閲覧 : 553
サンキュー:

8

ネタバレ

HIRO さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

私は、ヴァイオレット・エヴァーガーデン より美しい人を見たことがない。

京アニさんへ 亡くなった方々のご冥福をお祈りいたします。 重体の方の回復をお祈りしています。

私は、ヴァイオレット・エヴァーガーデン より美しい人を見たことがない。

そう宣言してしまうほど、ヴァイオレット・エヴァーガーデンというキャラクターが素晴らしく、最初に予告PVを観たときに憂いを持った青く透き通った瞳とひらひらと風になびく金色の髪に心が釘づけになったのを憶えています。

戦士であるヴァイレットは感情を持っていない。戦争に参加し両腕を失ったヴァイレットは、ギルベルト少佐と離れ離れになる直前に「愛してる」と言った言葉の意味が、解らなかったが、手紙の代筆の仕事を通して「愛してる」の意味を理解していくという普遍的なテーマ。ストーリーとしてはまさに王道。

ヴァイレットが、ギルベルト少佐に手紙を書くシーンでは涙が溢れて良く見えなかったので書いた手紙の中に「愛してる」と書いてあったのか?よくわからない(笑)(見直して無いので)

ヴァイレットの石川由衣さんの声良かった。
私の2018年No1作品。


亡くなった方々のご冥福をお祈りいたします。 重体の方の回復をお祈りしています。

スタッフ
原作:「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」
    暁佳奈(KAエスマ文庫/京都アニメーション)
製作:八田陽子、古川陽子、西出将之、井上俊次、鶴岡陽太
シリーズ構成:吉田玲子
世界観設定:鈴木貴昭
キャラクターデザイン・総作画監督:高瀬亜貴子
シリーズ演出:藤田春香
企画プロデューサー:八田英明
プロデューサー:八田真一郎、中村伸一、梅田和沙、斎藤滋
監督:石立太一
©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

スタッフクレジット(エンディング)[1話、2話、5話、13話]
小物設定:髙橋博行、太田稔
色彩設計:米田侑加
特殊効果:三浦理奈
美術監督:渡邊美希子
美術設定:鵜ノ口穣二
撮影監督:船本孝平
3D監督:山本倫
音響監督:鶴岡陽太
音響効果:倉橋裕宗
録音スタジオ:Studio2010:
録音:矢野さとし
録音助手:砂庭舞
音響制作:楽音舎
音響制作担当:矢野智美
音楽プロデューサー:斎藤滋
音楽:Evan Call
音楽制作:ランティス、ミラクル・バス
編集:重村建吾
HD編集:Studio2001:
オンライン編集スタジオ:キュー・テック
オンライン編集エディター:板倉玄、安本春香
オンライン編集担当:田畑孝之
宣伝プロデューサー:三輪靖史
宣伝:山口真由美
公式サイト制作:浜田奈津美、友藤慎也、川端桃代
公式サイト:http://violet-evergarden.jp
ロゴデザイン:ニッポンプランニングセンター
アシスタントプロデューサー:野々上翠、上田智輝
文芸:松田はる菜
設定マネージャー:栗原一樹
アニメーション制作協力:アニメーションDo
企画協力:中嶋嘉美、髙橋祥
In Association with Netflix
アニメーション制作:京都アニメーション

投稿 : 2019/07/26
閲覧 : 669
サンキュー:

22

ネタバレ

※アニをた獣医師 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

これは一人の少女が愛を知り、愛を伝える物語。 少佐への愛をこめて。

(原作既読) アニメと原作では異なる部分あり。

劇場版決定!!!これは来たぞ!2020年1月。

延期か中止になるかもしれませんね。それでもこの作品が、京アニが大好きです。


石田さん…とても、とても素晴らしい背景でした。忘れることのない作品をありがとうございます。氷菓の作画背景も今までの中で類を見ないものでした。ありがとうございました。


アニメ素晴らしかった。であるが故に惜しかった。原作と違うのか、続ける感じなのかはわからないけど、両方見ることをおすすめします。小説もアニメも素晴らしかった。今のところは違うようです。

どちらを先に見てもいいけど、どちらかを全て見たあとにもうひとつ見た方が、伏線や、それぞれをカバーしてたことがわかると思います。
アニメだけなら満点ではなかったかもですが、自分は小説全て読んだあとだったので、いろいろ考えさせられて、嬉しくて、迷いなく満点にできました。


京アニさすがだよ!といったところの予告編‼
作画が神がかりすぎてる! 背景の色彩とか、手の機械のところとか細かいところまですごくきれいな作画ができてて見とれる感じがする! それにこのbgmね、すごくいい!儚い感じが出てて… 
絶対見る!
{netabare}
このヴァイオレット(主人公の女の子)は、義手(戦争で失った)で、自動手記人形(オートメモリーズドール)っていう、代筆屋で派遣されてるんだよね
代筆の理由は人それぞれ、結構重いけど、感動できるんですよね、 娘と妻をなくした夫が、娘が生きていたらヴァイオレットぐらいだということで、ヴァイオレットに無茶を頼むそれが大きな勘違い、その内容はアニメで見てね 。たぶんここで1話、2話ぐらい使うのかな? 
このヴァイオレットは依頼があればどこでも駆けつける、それがたとえ戦場でも…

そんな彼女が様々な人と出逢ってもたらすものをみていただきたいですね♪ 彼女の感情…
{/netabare}
2017年春アニメ、京アニがない寂しさがあるので、早く見たいという思いが強いですね。
京アニの作画の素晴らしさが見れる作品になることを願います。

2018年1月に決まりました!年明け一発目の京アニですよ! ヴァイオレットは石川由依さんです!
来年が待ち遠しいですわ!

感情を持たない彼女が、愛してる。その言葉の意味を理解することができるのでしょうか?

戦闘シーンが公開されましたが、すごいですね♪迫力もあり、なにより丁寧で綺麗です!これだけ細やかな作業というのはすごいですよ!

他のキャストも紹介されましたね♪豪華ですよ~♪
先行上映もおわり、かなり評価高いですね!
とてもいいと思います!

原作全て読み終わりました。これをアニメでみれると思うと本当に嬉しいと思える作品になると思います。
京アニではならなければならないような作品だと思います。あとはどれだけうまくヴァイオレットのことをうまく表せるかだと思います。すごく楽しみですね♪

{netabare}
ギルベルト少佐のブローチのところとか、ヴァイオレットの知らない言葉のところとか。もうpv見てたまりませんでした。とても綺麗で美しい。そんな言葉が似合う…
ヴァイオレットの苦悩やギルベルトのどうすればわからない距離感、それが育て親か上官かはたまた恋人か。それは自分がいない方がいいと想う彼の行動…
いろいろ語りすぎはまだよしましょう。
{/netabare}
この作品を見て、終わったあとに、今の世界はどううつるのでしょうか?


来ました!1話! 導入バッチリです!
まず見て思ったのは、原作の真ん中辺りからのところから少し入ったところが話わからない人でも入りやすいよねって感心しました~♪
そして背景の作画は自分が小説で想像していたよりも素晴らしかった!期待値越えすぎた!
こうして一人の少女の物語は始まる。

その少女は心を持たないという少女。まずはホッジンズとヴァイオレットの出会いから始まる(いいね♪)
子安さんの演技完璧です!
{netabare} ギルベルトのことを黙っているところを躊躇するところね。
そして心から愛してるっていうね…{/netabare}
ブローチのところからか。ということは1話の最後は…
中佐のこと、ヴァイオレット、ギルベルトのことが少しずつ明かされていく。
ライデンシャフトリヒ。そこでヴァイオレットは養子になる。
{netabare} 少しオリジナル入ってるかな?自分の読み忘れだとしてもこれは良いですね!{/netabare}
ヴァイオレットは少佐に道具として使われることしか知らないのだ。そうでしか自分の価値を証明できないのだ。ギルベルトはどういう気持ちで…
ホッジンズが陽気なキャラとして描かれているのが、らしいというか。そしてヴァイオレットもこういう感じで小説では表したかったんですね。まだ人間味があまりない静かな少女。
このへんのアニオリ和めていいですね。シリアスとの落差をつけるためなんでしょうね…
この子、ヴァイオレットは言葉を知らない。だから傷ついていることもわからないんだ…
そして戦闘シーン…完璧!
ギルベルトが伝えたかった愛してる…
カトレアさんかな?(ここだと下巻かな)

愛してるを知りたい…ここもアニオリかな?
{netabare} まだわからないけど、アニメのヴァイオレットは原作より前向きっぽいかもしれないね。それでもたぶん、少佐の死を知らされたところはやってほしいな…  {/netabare}


アニオリが1話は多かったね♪それはそれでというか、むしろ原作もいいがアニメも素晴らしいと言えるような作品になりそうです!

1話どうやって入るのかと思ったけど、そうきたかぁって感じだ!流石ですよ♪
展開のしかたがうまいです。原作通りだと、時間系列とか難しいものね~♪
魅いってしまうよ!これはすごいです!1話の次点でアニメの中で最高クラスと思わせられた。内容を知っているからかも知れないけど。
語りすぎてしまうほど好きですわ~♪


2話。少佐とヴァイオレットの出会いである。
ヴァイオレットの自動手記人形になる経緯であろうか?皆の気を使うところや、嫉妬もわからない。気づかない。そんな彼女。驚きもわからないのである。
(アニメオリジナル要素、特にみのりん要素もかな)
結構冷たいのね。皆最初は。まだ馴染めない彼女。
カトレアさん、大胆やね♪(そこはっぽいね)
(そしてまだ知らされていないのだ。少佐のこと。)

ヴァイオレット、やるな!らしいな! ホッジンズはとても苦労するな~♪

恋文の御願い。ヴァイオレットの手紙の内容。とても正直なもの。(女心は複雑よなぁ…)
ヴァイオレットの愛っていうのはまだわからない。
裏とはなにか?
自動手記人形。なにが必要であろうか?
愛してるを知りたい。少佐の想いを。

エリカさんも心を動かされる…
(だいぶオリジナル要素が濃いですね♪)

少佐がくれたブローチ…戻ってきた…
ホッジンズ…彼が語るギルベルト少佐。彼はもう戻らない…たとえ {netabare} 生きていたとしても。それがヴァイオレットのためならば… {/netabare}

2話。人間関係。そしてヴァイオレットの成長と彼女自信の在り方が描かれた内容だった。とても心に来るものであった。切なすぎる部分もあるが、たぶん色々練られてつくられたのがわかる。とても良かった。

3話。ヴァイオレットの自動式人形の育成学校。
これはヴァイオレットの物語。
遂にopですか!とても綺麗な作画だ!素晴らしい曲。
戦場に残る一人の少女。なぜ泣いているのか?それはあの人の言葉がわからないからなのか?そして彼に逢いたいからなのだろうか?

ヴァイオレットは目立っていた。良い意味でも。悪い意味でも。彼女が気になる。目につくだろう。
カトレアさん。なんかあったの(笑)
ルクリアさん。(天さん、いい声や。)

おーう、さすがヴァイオレット(誉めてない)
それは手紙と呼べない。心がこもっていない。

(本当に綺麗だ。なんて美しい。ライデンの景色。
少佐…逢いたいのだろう)
少佐に逢えるだけの存在になりたいのだろう。
ルクリアも…親がもう…

ルクリアも卒業。ヴァイオレットはまだ学ぶべきことが多いのだろう。自分で理解できるように。
愛してるってなんだろう。どうしてドールになりたいの?気持ちを伝えるって?

ルクリアの兄はどうしていけばいいかわからないんだろう。ルクリアは何を伝えたい?
ありがとうを伝えたい。それだけが。

手紙。ルクリアがうてないなら…

兄はいつも自分の先にいた。妹はいつもついてきた。
示す道がない彼はどうすれば。

そうしてヴァイオレットから手紙が届く。ルクリアから、ヴァイオレットがくみ取った彼女の意思で。

ヴァイオレットも前に進んでいく。ヴァイオレットが書いて届けたのだ。届いたのだ。彼女の想いは。

3話最高すぎました。edも映像で…尊い…
ヴァイオレットの宝物…それは少佐の想いだろうか?



3話のこのあとから、小説の1話に入るのだとしたら、これ最高じゃないですかね♪彼女がいろいろ心を、手にしていきながら入るって… そうだといい!

まだ小説ではないですか。

4話。依頼です。二人で。ヴァイオレットと。アイリスの故郷。アイリスに結婚してほしいと嘘をついてしまったのな。この母親に少し問題ありか。
押し付けはよくない。
フラレた相手に招待状出したのか。そのことを知らなかったのは母親に問題あるな。
ヴァイオレットが学ぶことが多い。そうやって一緒に前に進んでいく。アイリスは彼女なりに進んでいくのだ。これが初めての依頼。
親にとってこれほど喜ばしいことはない。
これから始まる。
ヴァイオレットの気持ちのこもった愛です。仲がよくなっていくんだね♪アイリス、花の名前。
ヴァイオレット…その名の意味。可憐で美しい瞳。
それほど美しくなるから。

遂に次回ですかね♪ 小説の内容かな?

5話。導入は社長。
今回は王宮から。ヴァイオレットへ依頼。
もうベテランになったときかな(これも小説にないね、オリジナルかな?)
王女から王子への手紙。手紙はもう言うことなしの内容です。ですがまだ愛はわからない。

お姫さまは相手の手紙。彼女はこの場から離れたくないのだろう。一緒にいてほしいのだろう。不安なのだろう。当たり前のことだ。

そして相手の返事に納得がいかない。そういう人ではないと彼女は知っている。
本当のあの人は何を考えてるのか?
おおお!ここでヴァイオレットが王女様の依頼を受けるのか~♪ 見覚えのある文章…

ヴァイオレットは王女様、王子様たち自身にそれぞれの気持ちを。代弁ではない気持ち。
王子様と王女様の本気の恋。これいいっすねぇ~♪
2828していいですか?!恋の実り。
アルベルタさん、こうやって旅立っていくんだね。
ここまで育ててくれた。ここまで育てさせてくれた。
親子より深い愛情。

やっぱカトレアさんだったか~♪

イケメンと美女に許される。ああ~♪保養。

ヴァイオレットよい笑顔じゃないですか。

え?ここで、ギルベルトの兄なんですか?!
そういうアニオリですか!いいですなぁ~♪


アニメオリジナルもいいですよ。でもね、そろそろ、小説の話に入ってください。お願いです。
しかし、5話のアニメオリジナルはとても素晴らしかったなぁ~♪ でも小説の話もみたい!
次は小説ですか?というか、これ1クールですか?

6話。!小説はリオンの天体から始まるんだ!
嬉しいなぁ♪淡いけど愛くるしい初恋物語。
彼が恋という感情を知る物語。(上巻中盤)
ルクリア!おお!そうかここで! アニメ流石!
そうか、少佐の兄に会った後か。
シャヘルの天文の場所。そこでの研究を通した物語。
自動手記人形の今回のお仕事は解読と代筆。
ヴァイオレットのペアとなったのはリオン。
やはりリオンはイケメン。彼は親の愛というものが信じられなくなったもの。
そんな彼の初めての感情が初恋というヴァイオレットへのもの。優秀な彼は天体にしか興味がなかった。
そんな彼に新しい感情を与えたのがヴァイオレット。

彼女は美しく、人間場離れしていた。妖精のように。
リオンからすれば女性が働くということがあまり考えられなかった。だがヴァイオレットがその感情を変えた。価値観を。ヴァイオレットが動かしたのだ!
(小説では、リオンはかっこいいことはわかるが、女性が職場、自分のところにいるのはふさわしくないというふうに思っていた。)アニメでもそうだろう。

リオンが蔑まれても、ヴァイオレットは動じない。
ヴァイオレットも自分を良い生まれをしたと想ってもいないからだ。そんな彼女が輝かしく思えたのだろう

リオンもヴァイオレットと同じ瞳の色なんだ。
リオンの良き同僚は親の眼のようなんだよね♪
リオンが恋心を持ったのが嬉しくてたまらないんだ!

アリー彗星。リオンはヴァイオレットを誘う。
これが彼にできる精一杯の感情の表れ。

彗星を二人でみる。リオンは普通の家庭、愛情というものがわからなくなってしまったのだ。父を追った母に見捨てられたと思った。母としてではなく、女として生きた母親を愛していたリオン。
少佐への愛を願うヴァイオレット。その感情を知りたいと。
似ているのだろう。彼女はエメラルドのブローチを肌に離さず持っている。会えないかわりに。

彗星。美しい。ヴァイオレットもリオンも、二人の出会いを表すかのようなアリー彗星の出現。

リオンとの別れ。また会える!
ここのリオンの告白が素晴らしい!ヴァイオレットのこの素晴らしい笑顔も!
喜びという感情。精一杯の告白。初めての感謝。
ヴァイオレットがくれた一歩。また会える。そう信じて。



小説のリオンの話。素晴らしい再現度でした!ここに小説にあったことが描かれているような。
愛という感情が膨れ上がる作品に昇華していってますね♪ リオンの愛とヴァイオレットの愛。
アニオリもいいんですが、そのおかげでさらに小説の話が素晴らしく思えるという。オリジナルから続けるという話の進み方も素晴らしかった!

この順序だと次は、脚本家? お嬢さんの、母からの手紙かな? 

7話。本日のお話。来たぜ!脚本家!
娘と同じ髪の色の子だ。 {netabare} 小説最初のお話。 {/netabare}
そうか、ここでのお話。脚本家に会うときはヴァイオレットはこれだけの人達と出逢っていたのか。

困ったお方です。ここでのヴァイオレットの口癖。

有名な脚本家の代筆。ヴァイオレットは感情を持とうとする。だからこの脚本の内容のすごさが伺える。
ヴァイオレットは悲しそうだったり、感情を豊かにして、この脚本を読みいる。

脚本家は、娘が生きていたら…もしまだ生きていたら…

何故あそこに立っているのは、傘をさしているあの子は娘ではないんだろう…と。

オリビア。娘の名前。彼の全てだった。
(オリビアの声優さん。千本木彩花さんだ!かわいい。かけた歯が最高だ…)

どんなに願っても…オリビアはかえってこない…

それはヴァイオレットが流した涙…
感情をしったヴァイオレットが流した涙…

娘のために…完成させる…物語を。

ヴァイオレットは彼のため水に舞う。落ち葉を歩くように。娘のように。大きく育っていたらヴァイオレットのようになっていたかもしれない。

お父さん、ありがとう…そういった気がした…

ヴァイオレット…燃えている。少佐に逢いたくてたまらないんだ。枯れが生きていることを信じて。

そうか…ここで伝えられてしまうのか…
少佐は死んだ…そう言われた…
燃えている…少佐に逢いたくて…燃えている。

{netabare} アニメでも生きていると思う。それは社長も知っていると思う。それを知った上で少佐は突き放す。それがヴァイオレットの為と想い… {/netabare}

この脚本家のお話。小説の1話からぼろ泣きでした。
アニメでの完成度が高かった…素晴らしい作画。
やはり小説の話は飛び抜けて良いなぁ…
あれですね。省略されているのは、 {netabare} 服を買いにいったところとかですね。{/netabare}

8話。ギルベルトとヴァイオレットの出逢い。
ディートフリート、真実を知る男。ヴァイオレットは面会する。ギルベルトが帰ってきていない。
ヴァイオレットがまだ言葉もなにも、心さえ知らなかったときのこと。
このときからヴァイオレットはギルベルトのことが主人と自覚したのだろう。
ギルベルトはヴァイオレットを人として扱う。それが許されない場所。
ヴァイオレット、彼女は美しい。人でないように。
人間離れしているほどに。美しく舞う。
言葉を読める彼女には、そこのお墓が誰のものか…
ギルベルトは親のように育てていった。愛を注いで。
命令としてではなく、普通の女の子に育てたかったのだろう。命令ではなく、自分の意思で。
ブローチ。それはギルベルトと同じ瞳のエメラルド。
美しいという。ギルベルトは何を与えられたのだろう。何を与えればよかったのだろう。
彼女を愛して良かったのだろうか。

ギルベルトは彼女を育てていくうちに、親としてではなく、ヴァイオレットを一人の女性として愛してしまった。

この頃のヴァイオレットは少佐の道具としてしか自分の価値を見出だせなかったのだ。

ギルベルトは愛しているということをヴァイオレットに伝えたかった。もっと早く伝えるべきだった。


{netabare} 少佐がどうなっているか、アニメと原作ではやはりちがうのかな?原作では、兄は隠しているということで知っている…少佐ジタイガ隠している。ヴァイオレットも薄々感ずいている。{/netabare}

8話の作画、戦闘シーン。凄まじかった。迫力のすごさがすごい。ヴァイオレットの戦闘。
来週もっと凄そうだ。

9話。いよいよ物語も終わりに近づくか…
少佐が撃たれた。ヴァイオレットはギルベルトをおいていけない。命令でも。おいていけない。
両腕を失ってもなお…
ギルベルトはヴァイオレットに生きてほしい。
それが彼が伝えたかった愛のしるし。
だがヴァイオレットはわからない。ギルベルトは後悔する。自分がしっかりヴァイオレットに感情というものを伝えれば、教えていれば良かったと…

愛しているとは何?{netabare} 愛とは、その人を守っていきたいということだよ… {/netabare}

少佐は無事なのだろうか…ヴァイオレットにはそれしか頭になかった。彼のいる場所がヴァイオレットの居場所だった…
ホッジンスはギルベルトに託したのだ。ヴァイオレットのことを。気持ちを伝えずに。
それが間違いだとしても。そう思われても。
ヴァイオレットはもう一人で生きていけるのか…
ギルベルトの命令がなくても…
心のどこかでまだ少佐は生きていると…

命令。少佐の命令。自由に生きる。自由とは何だろう
ギルベルトの命令がいない時分になんの意味があるのだろう。そう。彼女は燃えている。今もなお。
やってしまったことは消えない。向き合って受け入れるか、逃げて目をつぶってしまうか。
ヴァイオレットの進んできた道にはギルベルト…
彼がいる。何故目の前からいなくなってしまったのか
血で汚れた手で人を結べるのか…
何故感情をもってしまったのだろう。なければこんな辛い想いを持たなかったのに。
少佐に逢いたいという気持ちも。命令がほしいという気持ちも…

そんな彼女に。手紙が来る。
届かなくてよい手紙などない。人と人を結ぶもの。
そして自分が結んだ相手から手紙。些細な内容だけど、感謝の気持ちと待っているという気持ち。
頼ってほしいという気持ち。
この感情に偽りはない。感情をもって間違えたということは絶対にない。

最後のbgmはとても良い…ヴァイオレットが救った皆が前に進んでいる。それならば自分も…
たとえ命令がなくても。ここにいると。
そうして前に進んでいく。今日も。
うわああああああああ!
挿入歌神か! 想像以上にヤバイ!合いすぎる…
泣きます…(もうレベルが高すぎる!映画だよ!)

過ちは消えないけど、すべてを受け入れ、温もりに変えて、すべてを抱き締めるように生きていこう…
明日へ向かって…


10話。来ました!遂に小説前編の母から娘への…
これは待ってましたという話です!
(ラックスちゃんは残りの話数的に出ないか?)

お母さんが大好きな娘のお話。成長したヴァイオレットは様々な人を魅了する。
お母さんのお客様。ヴァイオレット。
これは心が暖まる。切ないが優しいお話。

アンちゃん。ヴァイオレットはこの子に何を届けるのだろうか?この傘は脚本家の。
アンちゃんには秘密の御手紙。それが今回の依頼。
遠くの人。誰だろうか。
お母さんは体が衰弱してる。急いでいるのだろうか?
誰かに届ける手紙を。
お母さんが楽しそうに話してる。何についてか?
それに哀しそうだ。誰にかいているのか?
ヴァイオレットは表情豊かになったなぁ…
アンちゃんはヴァイオレットに心を開く。
だがお母さんといたい。それがアンちゃんへの願い。
それを押し通してでもお母さんは手紙を。御願いする
一番大切な人。だから一緒にいたい。ずっと。
どうして最後まで自分と一緒にいないでヴァイオレットと一緒にいるのだろうか。何故だろう。

アンちゃんが真実を知る日が来るのだ。ヴァイオレットが届けたものが…

何ですか!この素晴らしい演出は!エンディング神。

そう、遠くの人。それはこれからのアンちゃんへの全てへ。届ける手紙。未来へ。自分がもう逢えないと分かっているから娘への未来へ宛てたのだ。
これからもずっと見守っているよ。そうなのだろう。
一番大切な人。娘のアンちゃん。
これから毎年来たそうだ。アンちゃんのために。
これはだから少しだけ未来のお話なのです。これから未来へ届ける。


ヴァイオレットはいろいろなものを得た。
京都アニメーションの涙はヤバイ…
ヴァイオレットの涙。ヴァイオレットは母親から娘への愛を感じたのだ。愛を届けたのだ。それはヴァイオレットが届けた愛。

愛する人は ずっと見守っている 

これはそう。ギルベルトもヴァイオレットを見守っているということもだろう。


11話。小説の前半の話。これはヴァイオレットが戦場に駆け付けて、ある兵士と出逢う。その物語です。
戦争をしたい人間もいるということ。それに巻き込まれる人も考えずに。ヴァイオレットはそこへ赴く。

マリア、それは彼が今も愛している女性。
戦争でのこと。ヴァイオレットは使命感を感じているのかもしれない。内戦に飛び込むヴァイオレット。
ヴァイオレットは愛を伝えるために動く。
エイダン…エール。彼らは襲撃にあう。
エイダンが愛してやまない女性。それがマリア。生きて伝えたいことがたくさんある。死ねない理由がある
こんなときに、神様はいないが、ヴァイオレットはたどり着いた。彼女は舞うように闘った。それは闘いというにはあまりに一方的。
エイダンが頼った女性。それは半ば遊び心のようなもので自動手記人形を頼んだ。

エイダンは最後の力を振り絞って手紙をお願いする。
母と父に。最後の手紙かもと。これまでの感謝を込めて。幸せな姿を見せたかったと…生まれ変わっても…

そして彼が愛して止まないマリアのために。いつか気持ちを伝えようと、告白の答えをしなければ。そう思いマリア手紙を。マリアのもとへ帰りたい。還りたい。その想いを。

一人で死にたくない。独りは嫌だ。マリア…愛してる
キスして…そう。願いがあったのだ…
眠るようにエイダンは目を閉じた。

そしてある田舎。そこにはマリアがいた。
エイダンの手紙。ヴァイオレットの仕事はもっと糾弾されてもおかしくないのかもしれない。これはヴァイオレットの今までの行いだろう…
エイダンは帰ってきたのだろう。この場所へ…

愛を届けたヴァイオレット。彼はもういないけど、助けられなかったけど、そこには確かに愛があった。ハンカチにこもった彼の想い。
ヴァイオレットは死なせてしまった。手紙を届けることはできたが彼はもういない。なのに感謝してくれる人たちがいた。

もう誰も死なせたくない…それはギルベルトを想う彼女の心の叫びからであるのだろう…

12話。遂にディートフリートが動く。やはりギルベルトは…
ヴァイオレットはディスタリーへ。それは何かの任務を行う場所。戦争が終わるのか…?
カトレアさんには惚れるわ。そこにディートフリート。ヴァイオレットが救った人もいる。それが成長した彼女の姿。
この戦争は、昔関わっていたものだろう。戦争がなくなる。そうしたらヴァイオレットは少佐に必要としてもらえるのだろうか?そう思ってしまう。
インテンス。そこは少佐のいなくなった場所。
そこで何かトラブル。火事。和平を認めない者たち。
ガルダリクの軍。ヴァイオレットはディートフリートに命令を求めるが、それはもう自分の意志だろう。

これをどう対処するのか。ヴァイオレットが状況を対処する。殺さない。ヴァイオレットの意志。ヴァイオレットはもう人なのだ。感情がある。哀しむし、怒る。それに喜ぶ女の子だ。
火傷のように残る記憶。そう。終わった兵士は捨てられた。
ギルベルト少佐。そう。彼が望んだことは生きろといった。殺さずに。生きろと。

守ると誓ったヴァイオレット。それはギルベルトに誓った想い。



エンディングのみのりんの曲が合わないという声が多いね。まあ、たしかに少し違和感はあると思う。でも自分はそれがいいと思う。その違和感が次の話へどう続くのか、ヴァイオレットが成長したのかというのを曲を聴く度に考えられる。
小説読むときにね、このオープニングとエンディングはすごくいいですよ!

ストーリー。内容はもう満点です。次第に積み上がっていくストーリー。最高。

みのりんの声自体、独特なものですが、それが個性があって自分は良いと思う。特徴あると、あ!みのりんだ!って一瞬でわかって、ああ、今度はこういうキャラに魂をのせてるんだ!っておもえるので(笑)

個人的な考察と、小説、アニメの感想です。


9話神か!素晴らしかった…10話もヤバかった…
これは心に残る名作… 涙が…

小説前編後編そして外伝を読み、この作品からいろんな人の愛を受け取った。キャラクターの愛、そして暁先生の愛。一番強かったのは、ヴァイオレットとギルベルトの愛。

これからも二人に。そして、この世界が少しでも優しく見える世界でありますように。
少しお言葉を借りさせていただきました。

最終話。どうなるんでしょうね。ワクワクです!

最終話。ブローチ。少佐がくれたブローチ。しかしその甘さが引き起こしてしまった。
爆弾を引き剥がす。なんて身体能力。
腕が壊れる。自動手記としての腕が。そして爆発。

戦争は終わった。しかしこの気持ちはなんだ?
ヴァイオレットは思う。
カトレア、彼女も書きたい人に手紙を書く。
そう。ヴァイオレットも自分の伝えたい気持ちを書く
ギルベルト少佐に。
ギルベルトはヴァイオレットに。人として。愛した一人の女性として生きてほしかったのだ。
昔のヴァイオレットにはギルベルトの気持ちが。感情がわからなかった。少佐に求められたいということが、これが愛という感情に。

これがギルベルトとヴァイオレットの離れる前。

手紙がかけない。そこへブーゲンビリアが来る。
彼はヴァイオレットをギルベルトの母のもとへ連れていく。そう。ギルベルトは死んだ…本当に?

少佐は…心に…か。生きて生きてそして死ね。アニメだと最高の激励か。

そう。そしてヴァイオレットは手紙を書く。ギルベルトへ。愛してる彼へ。心を込めて。
届くだろうか?彼に。育ててくれたこと。愛してくれたこと。ヴァイオレットが愛していたことを。その気持ちを。想いよ。届け。

そんなに嬉しそうに泣くなんて。そんなに哀しそうに泣くなんて。
{netabare} ギルベルト。死んでしまったのか。 そうか、アニメだと死んでしまったのか。でもどこかでヴァイオレットを見守っていると。そう信じて。

小説も読んでほしい!という作品です!{/netabare}
自動手記人形と愛してる。

今日も手紙を書きに彼女は訪れる。

外伝にアニメオリジナルの話があり詳しく書かれていて嬉しいことこの上ない。
外伝には皆の過去と、それに向き合うことも書いてある!おすすめです!

ヴァイオレットとギルベルトで語られる物語。たまりませんでした!文句なく良い作品でした!

最高の終わり方。綺麗な終わり方。今のヴァイオレットがあるのは、ギルベルトのおかげだ。






そして新作決定!ということは外伝?映画?{netabare} ギルベルトが生きている話をするのかな?続編で!だとしたら伏線のことを考えて最高はないですか! 皆の過去もやるかもしれないね♪ {/netabare}




新作なら紫のあの子。{netabare} ストック的にラックスちゃんの話もできるかな! {/netabare}



アニメと原作では少し物語が違います。もしかしたら続編が作られるかもですが、最後の部分が大きく違います。アニメはアニメ、原作は原作として、とても素晴らしい作品だと思いました。


新作、4話と5話の間です。これは、ヴァイオレットが急に成長したところ、空白をうめる物語。
何故彼女は急に手紙がうてるようになったのか、何故少佐へ向き合えたのか。それが知れる時が来たようです。


14話。戦争での、恋人へ宛てる手紙。これはまだヴァイオレットが未熟だったころのこと。
それはまだヴァイオレットにはわからない。ギルベルトの気持ちがまだわからない。だから、まだ書けない
オペラ座の歌姫は、誰に宛てるために、そんなにヴァイオレットに代筆させるのか?何故ヴァイオレットなのか?
そう、それは代筆ではなくて、歌詞のお願い。
(眼鏡ちゃん、この色男に恋してる?みのりん)
楽しそうな詩作り。

イルマさんは人を動かす舞台をしたい。ヴァイオレットに頼む理由。ヴァイオレットがギルベルトを想う心と、イルマさんが恋人、フーゴさんを想う心は同じなのだろう。
フーゴさんを想う気持ちを、この舞台に込めて。
ヴァイオレットは、イルマさんの手紙を読む。そして手紙の墓場のように、行き場をなくした手紙たち。
届ける相手を失った手紙のために、ヴァイオレットの心は動く。彼女は、藍を知る一歩を踏み出した。
ヴァイオレットは行き場を無くした愛、それを綴り、イルマさんが伝え広げる。ヴァイオレットは初めて自分の気持ちをのせられたのかもしれない。
これはそんなお話。彼女が愛を伝えたい人へ、愛をのせるお話。



劇場版決定!pv最後の映像は、後編最後のところか、アニメの最後のところ。そして少女は、ヴァイオレットは願っている。少佐が、ギルベルトがどこかで生きていることを。

{netabare} アニメオリジナルで少佐が生きているところを出すのなら、たまりません。外伝と繋げるなら、ヴァイオレットのあの表情を観ることができるでしょうか? {/netabare}

投稿 : 2019/07/25
閲覧 : 874
サンキュー:

53

ネタバレ

どこぞのメイドラゴン さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

世界に誇るべきアニメ

ヴァイオレット(花言葉は「愛」)の花から名付けられたヴァイオレット・エヴァーガーデンが「愛してる」を知るために自動手記人形という仕事を通して、兄への愛、年上の恩人への愛、亡くなった娘への愛、1人で力強く生きていく娘への愛、戦場から家族 恋人に送る愛、少佐からのヴァイオレットへの愛、様々な愛を学ぶヴァイオレットの様子を描くアニメ。
「愛」を一切知らない人物像として元軍人の孤児という戦争を絡めた設定が物語にガッシリと合っており、だからこそ京都アニメーションさんの作画も映えまくってます。
そして最後には少佐の母の言葉を通して、ヴァイオレットも少佐をたまらなく愛していたんだという完璧なラスト そしてヴァイオレット・エヴァーガーデンはその名(ヴァイオレットの花=愛)にふさわしい人間になり懸命に働きます。「愛」を求めて。

全てが完璧でした。老若男女誰が見ても泣けるアニメになっており、日本の世界に誇れるアニメの1つだと思います。

投稿 : 2019/07/13
閲覧 : 259
サンキュー:

11

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

手紙が伝えること

こんなに涙する作品は生まれて初めてです。

ストーリーも決して違和感無く自然。狙ったところは微塵も感じさせない作り込みは素晴らしいものでした。特に10話は類を見ないほどの完成度。ティッシュを何枚引き抜いたか忘れるほど感動しました。

今は手紙を書くことは少なくなりましたが、それでも自分なりに一生懸命選んだ言葉を文章にして、大切な人に伝えたてみたいと思わせるような作品です。

言葉はいずれ忘れることもあるけれど、手紙は消さない限り永遠に残こるもの。
心を込めた文章は相手に感動を与えられると思っています。

投稿 : 2019/06/30
閲覧 : 202
ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 2.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

最高級の器、だけど盛り付けられた料理は…

感情を持たない一人の少女がいた。
彼女の名は、ヴァイオレット・エヴァーガーデン。
戦火の中で、大切な人から告げられた言葉の意味を
探している。

戦争が終わり、彼女が出会った仕事は誰かの想いを
言葉にして届けること。

――戦争で生き延びた、たった一人の兄弟への手紙
――都会で働き始めた娘から故郷の両親への手紙
――飾らないありのままの恋心をつづった手紙
――去りゆく者から残されるものへの最期の手紙

手紙に込められたいくつもの想いは、
ヴァイオレットの心に愛を刻んでいく。
これは、感情を持たない一人の少女が
愛を知るまでの物語。
(公式より)

というお話。

両手を失ったヴァイオレットが、クラウディアの
会社(逓信関連)で働きながら、もっとも敬愛する
ギルベルト少佐への愛の感情を取り戻していく
話なのかなあと。

初回は文句のつけようがない出来。
作画はさすがの京アニクオリティ。ストーリーも、
これからの展開が非常に楽しみな立ち上がりでした。

これが今期の本命。継続どころか完走まで決定です。

=====第3話視聴後、追記です。
{netabare}
美しく、そして心温まる良回でした。
ころあずの名演が光りましたね。
{/netabare}
=====第4話視聴後、追記です。
{netabare}
自動手記人形の同僚・アイリスの実家へ。

というお話です。
相変わらず、惚れ惚れとするような作画は
さすがの京アニといったところですが、
ストーリーはおだやかで美しいけれど、
どっと感動させるようなものでもなく、
起伏というか、見せ所というか、そういったものが
少し欠けている感じがします。
{/netabare}
もちろん、一定水準以上のクオリティではある
のですが、なんとなく無難にまとめている印象。
横綱相撲と言えなくもないのですが、現時点では
今クールの作品で「よりもい」「ゆるキャン」の瞬発力に
少し遅れを取っているような…

今後、滂沱のような涙を流す展開に期待します。

=====第5話視聴後、追記です。

ミンキーモモは、今や宮廷女官のおばさんですか…(´・ω・`)
{netabare}
ドールが書いているって、民衆はどこまでわかって
いるのでしょうか。なぜあんなに感動する?

なんと言うか、たぶんこの話自体はもっとじっくりと
数話使ってやれば、かなり感動的なストーリーに
なると思うのですが、1話完結スタイルの弊害なのか、
特に余韻もなく、ふーんって感じに…
キモはシャルロッテがアルベルタから自立する覚悟とか、
別れの描写とか、そのあたりを見せるものでは?

ていうか、本人に書かせるならドール要らないやん。
{/netabare}
=====第6話視聴後、追記です。

“あの”京アニの新作で、アニメ化が決まるまで、
イメージ映像の美しい音楽と作画のCMを見せられ、
期待値が爆上がりしていましたが、フタを開けてみれば、
思いのほか、思いのほかで…
このままだと「無彩限のファントムワールド」や
「甘城ブリリアントパーク」レベルで終わりそう…

今回の話も、まったく感動のない回で…
{netabare}
少佐云々の話がいろいろ展開すれば、少しは
見所が出てくるのでしょうか。
{/netabare}
=====第10話視聴後、追記です。
{netabare}
前回で少佐の顛末はいちおう片がついたという
ことなのでしょうか。
今回はまったく切り離された単発回でした。

いや、まあ、そりゃ泣くでしょうよという
王道中の王道の話でした。
すべての回がこういうクオリティであれば、
名作の域まで行けたのになあという印象です。
{/netabare}
作画や演出が惚れ惚れするほど美しいだけに、
惜しいなあという作品となりそうです。
原作のせいなのか脚本のせいなのか、
はたまた雰囲気に合わないEDのせいなのか…

=====第11話視聴後、追記です。
{netabare}
もう乱暴だよ…
どうしてヴァイオレットは銃弾に倒れていた
兵士が依頼主だってわかったのよ…
{/netabare}
今回の話は前回と打って変わってすっからかん…
映像美だけではちょっと…

早くも名作と誉れ高い「よりもい」の花田十輝氏が
構成、脚本を担当していたらどうなったでしょうね。
京アニと関わり深いだけに、期がズレて依頼できて
いたら、こちらも名作になれただろうに…

=====第12話視聴後、追記です。
{netabare}
和平交渉のための特使に自動手記人形が同行するが、
それを阻止する反対派が列車を急襲するという
最終話との前後編のお話です。

なんていうか、原作がどういう構成かわかりませんが、
なぜこの話を最後に持ってきたのか…
「もう誰も殺したくない」って、反対派の兵士を
助けるのがヴァイオレットの成長なんですかね。
{/netabare}
なんていうか全編を通して、こういうシリアスな
戦争モノにしたいのか、泣ける感動ストーリーに
したいのか、どっちつかずな印象です。

ずっと首位を守ってきたここの今期のランキング
でも、「よりもい」「ゆるキャン」に抜かれて、
ついに3位転落です。
そらまあそうでしょうなあという内容です…

=====最終話視聴後、感想です。
{netabare}
なんやかんやあって、ヴァイオレットは「愛してる」
という感情を取り戻す最終回。まあ、うん…
{/netabare}
トータルの感想ですが、ものすごい高級レストランで
美しくセンスの良い器に、贅沢な食材を使った料理を
出されるわけですが、調理法を間違えたというか…

で、美味しいでしょう? 美味しいでしょう? と
聞かれて「え、ええ、お、美味しいです…(;・∀・)」
と答えざるを得ない雰囲気を醸し出されますが、
食べ終わってみると、これホントに美味しかったか?
と疑問を持つ……そんな気分です。

なんか完全新作が来るみたいです。2期なのか、
スピンオフの劇場版なのか…
TV版で2期なら、たぶん次も観たでしょうけど、
わざわざ劇場版を観るほどでもないですね。

投稿 : 2019/06/25
閲覧 : 682
サンキュー:

36

ネタバレ

nan-nan さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

感動モノですよね…。

戦うコトしか知らなかった少女が「人」に変わっていく人間模様の描き方は大変素晴らしかったと思います。
涙こそ出ませんでしたが、久々に感動する作品でした。

投稿 : 2019/06/24
閲覧 : 252
サンキュー:

5

ネタバレ

なばてあ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

分解能とノスタルジィの比重

劇中世界の設定の統一感、町並みから小さな小物の作り込み、キャラクタの線の多さ。手間暇とお金がふんだんに投下されたすさまじく贅沢なアニメ。その贅沢みで風呂敷をひたすら広げることもできたはずだろうにそれをせず、物語の筋はひとつ、太くてシンプルなものに彫琢している。真面目に離陸して手堅く着陸した感。

{netabare}それはもう泣かされる。隠してもしようが無い。でも『らき☆すた』や『ハルヒ』のころの京アニがいちばんスキだった自分の感性からすると、この贅沢みをもうすこしちがうベクトルに向けて欲しかったというのが本音。真面目さや手堅さをスキルとしてインストールした京アニが、その代わりに失ったものもたしかにあるという話。 {/netabare}

もちろん、矯められずに残っている角も、ある。キャラクタの線の多さ、髪の毛の細かさ、衣装の複雑さときたら、もうほとんど常軌を逸している。ジブリだってこんな線の多いキャラクタを動かしたりなんてしない。それがゴリゴリ動く。日常の細かな仕草も、バトルシーンの外連味あふれる身振りも、線の多さはそのままに動いて止まって揺蕩って落ち着いて痙攣する。ストーリィと画を切り離すことのナンセンスみはいったん括弧に入れて、すごくすごく思うのはこのエキセントリックな絵作りはクレイジィだということ。

(ただ、線を省略することで生まれるものも、ある。)

衝撃:★☆
独創:★☆
洗練:★★☆
機微:★★★☆
余韻:★★★★

投稿 : 2019/05/03
閲覧 : 287
サンキュー:

5

ネタバレ

稲葉姫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

Loved Ones Will Always Watch Over You/愛する人は ずっと見守っている

出張でいたはるかドバイの空の下、Netflixで見れる日本語アニメだったので夜中全話鑑賞しました。

作画(原画)は素晴らしいの一言です。京都アニメーションの面目躍如と言っていいでしょう。途中心なしかヴァイオレットの作画が多少(極小)不安定になりましたが、アラを探すようなレベルのことです。

当初、ヴァイオレット・エヴァーガーデンが人間ではない存在と思えていました。手のせいもありますが、立ち振る舞いが非人間的なものとしか見えなかったのです。それは物語の中で皆が感じるお人形さんみたい、という感覚と似ているものかもしれません。しかし、そうではないことがわかってきて、最後は非常に人間的なものを彼女に感じました。

問題は脚本(ストーリー)です。私の個人的な意見ですが、各話の出来不出来が感じられます。3,4,5,6,10話は素晴らしく、特に3,4,10は「神」とつけたいような話です。恥ずかしいですが泣いてしまいました。

11,12話は話に無理(強引さ)があります。セスナで飛んでいる空中から依頼者を発見などできません。携帯でも持っていたのでしょうか?11話の兵士の依頼はいいのですが、アニメ・フィクションの世界とはいえここまでご都合主義は違和感が払えません。また滑走路もないのに、どうやって帰りの飛行機でピックアップされたのでしょうか?さらに、どうやってパイロットとコンタクトしたのでしょう。皆さんはそんな些細な事、どうでもいいのでしょうか。
このところだけ、私は????に思ってしまいました。
些細と言えば些細ですが、この素晴らしい物語の傷といえば傷です。

10話に戻りますが、アメリカの映画評価サイトIMDbにおいてもとびぬけた評価点になっています。傑作中の傑作なのでしょう。私はこの10話、そしてヴァイオレット・エヴァーガーデンに出会えたことに幸せを感じます。ありがとう。

投稿 : 2019/04/25
閲覧 : 409
サンキュー:

11

ネタバレ

てたい さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

これは本当に良いアニメ。

アニメで泣きたい人!絶対に見て下さい。
本当に良い作品だと思います。
私の中のおススメの作品です( ´ ▽ ` )

投稿 : 2019/04/05
閲覧 : 279
サンキュー:

2

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ヒトの心

1クール中に何度も泣かせてもらった作品。
PVを見た時点でもう面白いって確信していたけれど、期待以上だった。


ずっと戦場で"武器"として生きてきたヴァイオレットが、「自動手記人形」というお仕事を通して人間らしい感情と向き合っていくのだが、
【愛してる】に辿り着いた末には、"少佐の死"という現実を突きつけられることとなってしまう。

そんな悲劇を想像できるからこそ、そこにゆっくりと近づいていくさまは、見ていて心が締め付けられた。

各話の最後に、黒画面に映し出されるサブタイトルが、そんな気持ちをより増幅させてくる。

一つひとつのお話の内容も、1話完結ながら非常に綺麗に纏まっていて、私に感動を与えてくれた。

最もお気に入りの回は、5話の「公開恋文」回で、
次に10話の「50通の手紙」の回。


茅原実里さんのEDが酷評されてるのは、可哀想だけど納得。
みのりんは別に嫌いじゃないし、曲自体も後で聴いてみれば普通にいい曲なんだけど、
あの、鼻に掛かったような歌い方は、感動的な物語の余韻を盛大に遮ってしまっていて、耳からシャットアウトしたくなるくらい不快だった。


物語全体を通して、ツッコミどころは結構あったものの、私を含めた多くの視聴者に感動をもたらしたのもまた事実。

アニメ好きでない人にも、自信を持って薦められる名作です。

投稿 : 2019/03/19
閲覧 : 326
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おかめさくら さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

Time heals all sorrows

とにかく作画が凄い!と話題になった作品。
私もPVの作画の美しさに魅せられて視聴を決めました。

ストーリーは基本1話完結型で、大まかにいえば主人公ヴァイオレットの成長ストーリーです。
それぞれの話がとても綺麗にまとめられ、時には涙を誘います。
特に10話のアンと母親の話は、オチがわかっていてもホロリときてしまいました。
泣けるから良いアニメだとは言いたくないですが、やはり泣かせる力がある構成•演出力というのがあったと思います。

ただ、そこから13話までのお話でガラッと今までの穏やかな雰囲気が変わってしまい、突然戦闘シーンになるなど、ちょっとどうなの?という感じ。
確かにラストに向けて、少佐に頼った生き方ではなく自らの意志で生きていくヴァイオレットを表現しなければならなかったのだとは思いますが、少し強引な展開に戸惑ってしまいました。
あと、PVで使用されたviolet snowという曲がとても好きだったのですが、あまり本編では使われず残念。
ED曲はこちらの方が良かったのでは?と思ってしまいました。

とは言え全体としては良作、とくに作品前半のストーリーの雰囲気は細やかな作画と相まって、好きでした。
2020年に新作映画が公開とのこと、後半駆け足でけりをつけた少佐関連のお話が観られるのでしょうか?楽しみです。

投稿 : 2019/03/15
閲覧 : 353
サンキュー:

7

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不如帰 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 2.5 キャラ : 3.5 状態:今観てる

京アニが視聴者の信を問う作品であると認識

8話まで視聴。

世界観や人の目や髪の色、顔つき、社会性や産業背景などから現実世界でいうなら戦後のイギリスあたりをイメージしました。

「想いを綴る、愛を知るために」というキャッチコピーのもと、代筆を通じ人として成長する一人の少女の物語です。

まず代筆という仕事を基盤にストーリーを構築しているところは個人的に目新しさを感じています。
”愛を知るために人として成長する物語”という観点だけでいえばハードの部分は多種多様な想像がつきますが、そこにあえて地味な代筆屋というソースを用いたこと、そしてここまで話を盛り上げられたのは評価したいところです。

一応、全体を通しての印象としては現段階では概ね良好です。
完全ではないようですがほぼ一話完結に近い設定と構成にしている点、これは代筆の仕事ひとつひとつを取り上げるうえでもわかりやすいかなと感じました。
その中でヴァイオレットの成長をもれなく表現しているところも面白いです。
また毎話ある程度の結論を出しているにもかかわらず、一方で余韻も残すこのアニメーション演出もなかなかのものです。

続いて詳細ですが、まず大きく違和感を感じたヴァイオレットの人物像について。
戦時中は感情的な表現もあり僅かながら人間味のある描写であったものの、戦後は一転して感情をほとんど持たないような人物になっていました。
ストーリー上そちらのほうが都合が良いことも重々承知していますが、そのギャップが極端に感じ少しいきすぎでは?とも感じました。
人間性についてはこの先次第に取り戻していくことが予想されるのでさほど大きな問題ではないかと思いますが、現時点ではこの感想に。

次にEDテーマ。
作曲は問題ありませんが、歌い手が大きく減点対象に。
どこかボーカロイドのような雰囲気で幼い印象も抱く結果となったこの歌い手さんには、どうしても違和感しか残りませんでした。
世界観や登場人物が他のアニメに比べ大人びている印象もあってか、例えばもう少し落ち着いた声質の方に担当してもらいたかったです。

一方、作画については言うまでもなく高評価。
さすが、京アニブランドです。

そしてもうひとつ、高く評価したいのがSEです。
物音のひとつひとつが"生きている"この感じは、他のアニメではなかなか感じることはありません。
万年筆で筆を落としたときの音、タイプライターの音、ドアの開閉、靴が地につくときの音など、温かみがあって私は好きです。

唯一京都アニメーション大賞の大賞を受賞した作品のアニメということで、京都アニメーションの真を垣間見た気がします。
正直この物語をジブリ作品として観てみたかった一面も感じてはいましたが、物語も含め行く末は非常に楽しみです。

投稿 : 2019/02/15
閲覧 : 336
サンキュー:

9

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トムウェイツ さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

大人向けアニメの最高傑作

まず始めに
作画の作り込み等から
今作品に対する
京都アニメーションの力の入れようを感じられる作品だと思います。
今作品はタイトルにもあるように大衆向けの作品とは一線を画す大人向けの作品だと感じました。

ストーリーのテーマは「愛してる」を探して..

心を持たない戦闘マシーンであった主人公のヴァイオレットが自動手記人形(ドール)の仕事を通して中佐に言われた「愛してる」の言葉の意味を探す課程でヴァイオレット自身が人々の感情に触れて成長していくストーリーである。
その中で人々の感情に触れて心を持たなかったヴァイオレットが愛を持った人間になっていく姿を描いています。

こんな人に見て欲しい!
仕事が楽しくない
孤独を感じて生きている

ヴァイオレット自身も勤め先のCH郵便社の同僚また依頼人などに支えられながら成長していきます。
この作品を観て改めて感じさせられたことは人の気持ちを考えて最善の行動する、何かをしてあげること、これは難しい事だけどその重要性を改めて感じさせられました
ヴァイオレットはドールの仕事を通して自然とそのスキルを養っていきます。

ローダンセ教官の言葉
「良きドールとは人が話している言葉の中から伝えたい本当の心をすくいあげる」
カトレアさんの言葉
「言葉には裏と表がある口に出した事が全てじゃない人の弱いところね」
「相手を試す事で自分の存在を確認するの裏腹よね」
このような言葉は自分自身染みる言葉でした!

2回3回と観なおして味のあるオススメの作品です!

投稿 : 2019/02/13
閲覧 : 572
サンキュー:

9

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木村天祐 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

久しぶりの京アニが帰ってきた作品

作画が強みの京アニにあって、久しぶりの良作ですね。
メイドラゴンも話は良かったんですが、京アニの強みの作画が活かせるキャラデじゃなかったんでそこが残念だと思ってたんですよ。今回のは話もそこそこ良くて、キャラデも活きてる作品でしたね。

話としては、少女兵が戦争が終わった後、社会復帰する話です。と言っても、メインは社会復帰する所よりも、仕事で関わった人との物語がメインですね。戦争中の飼い主の友達に拾われて手紙の代行執筆業の仕事につくんですが、お客様にも色々なエピソードがあるわけで、そこに関わっていくわけです。そこはオムニバス形式でした。良かったです。

あと1/3くらいが主人公の話で、戦争がどうたら元飼い主への愛情がどうたら、オムニバスの話達とは関連性が薄く、正直いらなかったと思うんですよ私。どっちかにして欲しかったですね。はっきり言って規格外の強キャラ設定必要でしたか?いらなかったと思うんです私は。まあ、そこが欠点でしたね。これのせいで尺が足りないのか、人の心を理解できず仕事ができない主人公がいきなり有能になってしまうんです。もうちょっとタメても良かったのでは?養成学校で危うく卒業できないところだったくせに、すぐに王女の代筆なんかやってましたよね?そこは納得しかねました。

音楽は普通かな。作画が良いだけに、世界観を活かせるようにもう少し頑張ってほしかったですね。

声優はそこそこ良い人使ってました。今まで豊崎茅原洲崎、最近では桑原と新人を発掘してきた京アニにしては珍しく、サプライズの無名声優は今回は無しでしたね。名のある人で固めてました。恐らく京アニとしても絶対当たると、社をかけた作品のつもりで万一も外したくなかったんだと思います。人選にガチ感を感じましたね

先程も書きました主人公の話がメインなんですね。始まりも終わりもこれだったんです。私思うに、オムニバスの方をメインにするべきだったと思うんです。1話2話オムニバスにして、おいおい過去のエピソードとして代筆業社に初めてやって来た話をやってた方が自然だったと思います。

こうすることで、「彼女は何者なのか」「何故手紙代行業をやっているのか」「想い人って一体何者なのか」って謎を視聴者に思わせることが出来て、作品に引き込むことが出来たと思うんですよ。それに、視聴者にとってヴァイオレットちゃんは主人公でありヒロイン、下手に始めから想い人を設定することはなかったと思うんです。その想い人退場してますし、自分からアクション起こしませんし。

やたら強キャラのマーダーマシンだった設定も必要なかったですね。人の心を得たならもっと悩むべきですし、死にそうな兵士の手紙代行をうける回があるんですが、そこで感傷的になるなら今までお前がやってきたことは何だよと、完全に我に返りましたね。ご丁寧にその回、少女がマーダーマシンだってこと知ってる兵士出てきましたし。悩んだり、設定を活かせれば話は別だったんですがね・・・。

やっぱりいい作品なだけに、そこは目に付きましたね。残念です。ぜひ他の人にも見ていただいて、ご自分で評価してほしい作品でしたね。オススメです。

投稿 : 2019/02/10
閲覧 : 305
サンキュー:

7

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まさくん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

最高に感動した

感動して泣きました

投稿 : 2019/01/16
閲覧 : 280
サンキュー:

6

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新条タク さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

生きることの美しさ

この作品は、私が今まで見たアニメの中で、美しいという言葉が最も似合う作品でした。
アニメの作画もそうですが、何より一つ一つの物語が美しく、涙なしでは見れませんでした。
舞台は架空の世界ですが、ヨーロッパがとても近しいと思います。4年間にわたる戦争の最中、武器と呼ばれ戦うことしか知らなかった少女が慕っていた上官と自身の両腕を失います。そして、死ぬ間際に最後の言葉として上官が放った「愛してる」という言葉の意味を様々な人と触れ合う中で探していく物語です。
戦後は郵便社で自動手記人形(ドール)として様々な人の言葉を手紙にする仕事をします。
この物語の見所は、主人公の少女、ヴァイオレットエヴァーガーデンが多くの人の心に触れ、心を手紙にし、周りを美しく変えていく、そして、ヴァイオレット自身の心も美しく変わっていくところです。
戦争により多くの人の心が深く傷つき、失った人はもう戻ってこない、だからこそ、愛しているとはなんなのか、自分自身の愛してるとは何か、人の心の美しさと愛を教えてくれる作品です。
個人的に好きなのは、ルクリアからルクリアの兄への手紙の話やドロッセル王国とフリューゲル王国の姫と王子の公開恋文の話、ユースティーティア天文台での写本の話などがとても好きです。でも、これは個人的にであって、基本的にはすべての話が心に響く美しい話です。
それぞれの話のタイトルにも注目です。

投稿 : 2019/01/14
閲覧 : 188
サンキュー:

8

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tea_cup さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

TVアニメの作画の限界を超えた美しさ

最初に見たのは、京都アニメーションの宣伝でした。30秒CMできれいな絵が淀みなく動いていました。
その時は、アニメ化されるとは知らずに、「きれいなイメージCMだなぁ」と思っていました。
ところが、それをTVアニメとして毎週見ることができるとは。
タイピングをするヴァイオレット、郵便配達をするヴァイオレット、戦うヴァイオレット、どの姿もきれいでした。
また、ヴァイオレットは失った両腕を義手にしているのですが、その美しさも相まって、人間ではないという錯覚を持ってお話しを見ていました。その自動書記人形が人間らしい感情を学んでゆくお話しとして、素敵な物語でした。

投稿 : 2019/01/06
閲覧 : 226
サンキュー:

4

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カワセミ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

10話 未来へ送る手紙

一気見するつもりだったけど、この回で涙が尽き果てた。

投稿 : 2018/12/31
閲覧 : 348
サンキュー:

9

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くにちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

評価の難しい作品

兵士だった少女が、自動手記人形という仕事を通じて、人としての感情を持っていく成長物語。

正直、お涙頂戴的な展開も随所に観られ、若干の嫌悪感を感じましたが、未来の娘に対して手紙を書いていた話なんかは、素で泣いてしまいました。

ただ、ヴァイオレットに関しては、突然手紙スキルがアップしていたり、少佐の死を知ったあとの心の機微がよくわからなかったなど、キャラ性が掴めないまま終わってしまいました。元々、心の内が読みにくいキャラクターなので、仕方のない部分ではあるのでしょうが、その点はもう少し丁寧に書いていただきたかったとも思います。

あと、自動手記人形という職業にも疑問があって、公の文書作成まで需要があるという点や戦場の兵士がわざわざ呼び寄せることがあるのか(兵士の中に手紙がかける人間の一人はいるだろう)などと疑問に思う箇所も見受けられました。

絵、演出に関しては、流石の京アニ作品でした。ただ素晴らしかった。

投稿 : 2018/12/31
閲覧 : 300
サンキュー:

16

ネタバレ

おかんぬりちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 2.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良作ではあるが

すごい良いと評判だったので期待してみました。
映像はさすが京アニ、細かい部分と魅せ方も綺麗で涙が出ます。
ただ話の物語としては私にはあまり合わなかったらかなぁ
評判ほどの感動とかも無く。
ヴァイオレットが少しずつ人間らしさを持ち始めると言う部分に、親しみを持っていけるかで判断は分かれそう。
よく言われるEDのみのりんの曲だが、個人的にみのりんは好きだし曲も悪くはないけど、この作品には合わないとは思うかなぁ〜

投稿 : 2018/12/22
閲覧 : 270
サンキュー:

9

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燐火 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

こんなに泣いたアニメはないです!!

映像がとっても綺麗でほぼ1話完結でここまで泣けるとおもいませんでした。
割と涙もろいのですがこんなに泣いた作品は初めてです!!
色々な愛について描かれ、気持ちを伝えたくなる作品だと思います。

投稿 : 2018/12/05
閲覧 : 209
サンキュー:

10

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さかまがはら さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

僕の中では冬の覇権

久しぶりのレビューです。書かずにはいられませんでした。やはり京アニはすごいと再度認識させられるアニメでした。

2018の冬アニメは豊作ぞろいで、観てて楽しかったです。その中で僕が覇権に選ぶのがこの作品。マジで名作だと思います。もっと評価されてもいいのでは…。

まずみんな言ってる作画。半端ないです。特に景色。きれい、という簡単な言葉では表せない、どこか幻想的で、壮大で、そして時おり儚さも感じられました。なんか、見てるだけで心がキュッとなるんですね。ほんとボキャ貧なんですけど、毎回あのきれいな景色を見る度に、それだけで心にくる何かがあるんです。

しかしそれ以上に誉めたいのはストーリーです。いやー泣かされました。基本的に話は繋がってますが、ヴァイオレットが派遣される場所での出来事が1話完結になっていて、それが続いてく感じです。どうやら前半はアニオリの話で、賛否両論あったらしいですね。僕は全部好きです。

泣いたのは5話と10話。5話はツダケンさんがイケメンすぎましたね。んで10話。まじで号泣です。僕結構泣かされること多いんですが、ここまで泣かされたのは久しぶりです。アンにほんとに感情移入しちゃいました。お母さんと触れ合いたい、でも体が悪くて長くないことも知っている。それでも残された時間は思い出を作りたい。あんな小さい子にこの葛藤は酷じゃないですか。その気持ちを考えるだけで胸が痛くなります。それに大してのお母さんのアンサーはほんとに神ですか。あんな親になりたい。5話はともかく、10話泣かない人いる?

この作品はヴァイオレットが『愛してる』を知るまでの、どんどん人の感情を知っていって道具から人間に成長してくまでの話です。その成長の過程も見ていて心に響いてくるものがあります。ギルベルト少佐は聖人すぎますね。彼の苦悩も見ていて辛いものがありますね。しかし、このメインの流れよりも僕が推したいのは一話完結のお話です。1話だけでものすごい満腹感で、2時間の映画見た気分になります。しかも全話いい。さすがとしか言いようがない。

ストーリー、作画、音楽のクオリティの高さもあって、全体を通してとても感情移入できる作品でした。1クール通してほんとに感動させられました。最終回の最後は意味深な終わり方したし、新作もあるらしいので楽しみが一つ増えていい気持ちです。

投稿 : 2018/12/04
閲覧 : 305
サンキュー:

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ヴァイオレット・エヴァーガーデンのストーリー・あらすじ

感情を持たない一人の少女がいた。
彼女の名は、ヴァイオレット・エヴァーガーデン。
戦火の中で、大切な人から告げられた言葉の意味を探している。
戦争が終わり、彼女が出会った仕事は誰かの想いを言葉にして届けること。
――戦争で生き延びた、たった一人の兄弟への手紙
――都会で働き始めた娘から故郷の両親への手紙
――飾らないありのままの恋心をつづった手紙
――去りゆく者から残される者への最期の手紙
手紙に込められたいくつもの想いは、ヴァイオレットの心に愛を刻んでいく。
これは、感情を持たない一人の少女が愛を知るまでの物語。(TVアニメ動画『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2018年冬アニメ
制作会社
京都アニメーション
公式サイト
tv.violet-evergarden.jp/
主題歌
≪OP≫TRUE『Sincerely』≪ED≫茅原実里『みちしるべ 』

声優・キャラクター

石川由依、子安武人、浪川大輔、遠藤綾、内山昂輝、茅原実里、戸松遥

スタッフ

監督:石立太一、シリーズ構成:吉田玲子、キャラクターデザイン:高瀬亜貴子、シリーズ演出:藤田春香、世界観設定:鈴木貴昭、美術監督:渡邊美希子、色彩設計:米田侑加、撮影監督:船本孝平、3D監督:山本倫、小物設定:高橋博行/太田稔、編集:重村建吾、音響監督:鶴岡陽太、音楽プロデューサー:斎藤滋、音楽:Evan Call、音楽制作:ランティス

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