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「School Days-スクールデイズ(TVアニメ動画)」

総合得点
80.9
感想・評価
3081
棚に入れた
14114
ランキング
434
★★★★☆ 3.4 (3081)
物語
3.5
作画
3.3
声優
3.4
音楽
3.4
キャラ
3.4

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School Days-スクールデイズの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

東アジア親日武装戦線 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

不当な評価を受けている名作。臭い物に蓋をする風潮こそが問題。※グロ表現あり!閲覧注意

※レビュに当たり作品の性質上グロ表現を多用しています。気分を害すおそれもあるので、これより先は自己責任で閲覧してください。




原作未プレー。
初回放送時11話まで視聴済み。
最終話が放送中止となり、替わりにフィヨルドを航行するボートが放送された有名な作品。

ちなみに、問題の最終話では言葉が誠の頭部を抱いて一人、クルーザーで漂流している描写で終了です。
急遽差し替えた映像にしても出来すぎた演出は4chで嘆かれた「ナイスボート」の名言まで生みました。



【あらすじ】


(伊藤)誠が高校に入学後、通学電車で会う(桂)言葉(ことのは)に片思いをする。
その様子を誠と同じクラスで席が隣の(西園寺)世界が察知し、誠の恋愛が成就するようにあれこれと世話を焼き、訓練と称して誠に身体を触らせる。
世界のお節介で誠と言葉は付き合うこととなりますが、言葉はとてもウブな子で異性とどう接していいかわからない。
誠も、付き合ったけど言葉とどう接していいか分からない。
そこで世界が言葉の悩みを聞き、そして誠には様々アドバイスをしたり、いい人全開の世界を演じている
ここまでが前半。

中盤に入り、お嬢様でおとなしい言葉にはクラスメートからのイジメが苛烈になり、一方、誠には様々な異性の誘惑が入り込んでくる。
言葉のクラスメート加藤乙女は中学時代から誠を片思いしていました。
その誠と付き合っている言葉は、彼女にとって憎悪の対象となったことがイジメの動機。
学園祭が近づき実行委員である言葉は加藤乙女を中心とした女バスグループから無理難題を押しつけられ、誠と過ごす時間も激減していく。
その機会に、言葉の堅苦しい雰囲気に辟易していた誠は、気楽に話せる世界に急接近していく。
誠と世界の関係が急激に進むにつれて、言葉も心中穏やかではないところに、世界の親友の刹那が言葉の目の前で誠とキスをして愕然とする言葉。
なぜ、刹那が誠の携帯を弄り言葉を着拒設定するなど言葉に辛く当たり、目の前でキスをしたのかの謎は後半で明らかになる。
更に誠が言葉に飽きていることを確認した誠の友人(澤永)泰介は、これを好機としてレイプ同然に言葉と肉体関係を交わす。
一方の誠も世界と肉体関係に発展していく。
前夜祭で一緒にフォークダンスを踊る世界と誠とは対照的に、泰介にレイプされた言葉の哀れな様相が描写される。
アニメ史上初となるヤンデレキャラが誕生。

後半、世界と関係して童貞を捨てた誠は、その後同級生達と次々ベットインし快楽と性を貪るハーレム状態かつクズ街道を真っ逆さまに突き進む。
対照的に、心が折れた言葉は繋がらない携帯と会話するような精神異常をきたす。
壊れた言葉の描写はいっそう彼女への哀れみを誘い、誠に対する憎悪へと視聴者の感情を煽る。

略奪愛が成就した世界は有頂天の真っ最中。
しかし、ここで事態が少しづつ変化していく。
外面は明るい性格を装っているが、世界の本当の性格は外面と内面の落差が激しくメンタルが弱い気質であることを熟知している刹那は、誠に世界を託してパリに行く。
刹那も誠に恋心がありながら、世界も誠を好きなことを知り誠を譲る。
その想いこそが、言葉に対する辛辣な態度と気持ちのこもったキスの正体。
言葉は直感で気がつくが、世界は言葉に指摘されるまで気づかない。
後に、世界にとって刹那はかけがえのない存在だったことを思い知ることになるが、後の祭り。

ハーレム状態を満喫していた誠は、世界から妊娠したことを告げられる。
世界の妊娠が公となり、更に言葉を追い詰める。しかし同時に誠の周囲から次々と女友達が去り、気がつくと世界しか残っていない。
妊娠に動揺した誠はどう処置して良いか分からず、世界を避けるようになり、それとともに言葉が脳裏に浮かんでくるようになる。

クリスマスイヴの夜、世界が疎ましくなった誠のもとに言葉が現れる。
誠は言葉とイヴを供にし、世界が用意した自宅のパーティーをすっぽかす。
誠の帰りが遅いことに逆上した世界は、誠が言葉と一緒であることを疑い、手作りの料理をひっくり返して誠の家を去る。
去り際に誠と言葉が本当に一緒だったことを目撃して、誠の家に戻り言葉にビンタを張り詰るが、逆に刹那の本心を始め世界の行動を鋭く指摘した言葉の返り討ちにあう。
更に誠との濃厚なディープキスを見せつけられたことで、立場の逆転を悟り自宅に引き篭もる。
自己嫌悪に陥り鬱状態の世界に対し、追い討ちをかけるように誠から暗に中絶を言い渡される。
苦労して手に入れた誠との愛を終わらせない、誠だけが幸せになることは許せない、最後に世界がとった手段は誠の殺害。
誠の遺体を見た言葉は頭部を切断し、バッグに詰める。誠の携帯を使って世界を学校の屋上に呼び出す。
世界の妊娠に半信半疑な言葉は、なぜ医者に診せないのかを問い詰め、彼女ですらない世界には誠の子供を産む資格はないと言い放ち、ノコギリで世界の頸動脈を切断、殺害の後、世界の腹を割き胎児の有無を確認する。
その後、言葉の家で所有しているクルーザーに乗り込み、誠の頭部を抱きしめながら沖合で漂流。

あらすじここまで。


【スクイズの本質と社会への影響など】

この作品は社会を騒然とさせた問題作品でもあり、結末に賛否両論があることは十分承知です。
かつて、余所でこの作品を擁護し、炎上させた苦い経験もありますけど、どこでレビュしても同じことを書きます。

まず、誠の所業を考えればスクイズのバッドエンドは社会的に当然あって不自然ではないこと。
最終話放送以前から言われていた「誠氏ね」は当時誰でも思っていた「人」として当然の感情であり、同時に、世界の狡猾なあざとさも叩かれていた当時の状況では、誠と世界の死で結んだ最終話の展開は多くの方々が望んでいた結末でもありました。
寧ろ、三角関係破綻の悲劇を犠牲を出さずに回避してしまうと、ホワイトアルバム2のような非現実的な違和感のみ残ってしまう。
世の中、痴情の縺れから事件に発展したケースは腐るほど存在し、スクイズのクライマックスはけっして特殊な出来事ではなく寧ろリアリティに満ちています。
痴情のカオスを扱い、かつ、リアリティへの帰納を無視したハッピーエンドに結びつけるとすれば相当の脚本能力が要求されます。
視聴者を満足させられる自信がなければ、安易に痴情をストーリーに用いないことが賢明ですね。

また、世間で様々に提議された批判の本質はこの作品のクライマックスが殺人で終わったことと、アニメ作品として世界が誠を滅多刺した描写と、言葉が世界の頸動脈切断後に、腹を裂いて胎児の確認をした描写が極めて猟奇的であったことでしょう。

「中に誰もいませんよ。」言葉が言い放った有名なセリフです。
(そういえば、プリズマイリヤドライでイリヤも同じセリフを・・)

実写ドラマでは普通にある描写が、アニメではなぜ許せなくなるのかは理解に苦しむところです。
その原因として、アニメに対して綺麗で純粋なロマンを求める一方的な思い込みや、アニメは本来子供が観るもので、社会の黒いところは表現すべきではないとの偏見に問題があるように思います。
アニメであっても実写ドラマであっても、現実と非現実の見境いがなくなり、理性を喪失するような影響を受ける側こそ問題があり、精神的に何らかの問題を抱えている極一部です。
その極一部の特殊な問題行動をことさら摘み上げて、一括りにアニメの影響にされることこそアニメファンとしては心外です。

この作品は人間の本性を包み隠さずに表現した結果に過ぎません。
更には、男性視点としては誠を道化師として、女性関係を含め社会のいたるところにあるトラップに嵌り人生をフイにしないよう、多くの警告がされていると見るべきであり、女性視点としては世界と言葉を道化師に男を見る眼、人を見る眼を養え、うす汚いことすると後で自分が困ると、さりげなく教示しています。

抽象的で恐縮ですけど、表面のストーリーを批判することは容易いことですけど、この作品は反面教師としてメッセージを読み取ることが表面的な批判より重要だと感じます。

多少具体例を挙げれば、

言葉のように何事にも受け身で素直すぎ、積極的にコミュニケーションを図らないと視野が狭まり、世界のことばを額面どおりに受け取り、嵌められていることすら気付かず知らない間に事態がとことん悪化し、なす術が無くなる。

世界のように他人を陥れてまで自分のための利益を追求すると、最後には因果応報で自滅する。

誠のように優柔不断で問題の先送りを続けると、最後には解決困難となり進退極まり、藁をもすがる思いで甘言に乗り新たな問題を抱え最終的に破滅する。


まだまだ、読み取れるメッセージはありますので、このレビュを読まれた方は考えてみてください。

次に、放送中止の理由で、スクイズの影響で殺人が起きたかのような因果関係が逆転してしまった誤った情報も多く流れていますけど、事実は最終話放送直前に起きた「京田辺警察官殺害事件」の犯人で当時16歳少女の殺害手口がオノで頸動脈を切断したことで、この犯人の年齢や犯行の手口が放送中のスクイズ「言葉」と似ていたことで社会への影響を考慮して、先発放送局が放送中止を判断し他局も右倣えで放送中止。(言葉はノコギリを使用)
つまり、タイミング悪く現実の事件が発生したのが放送中止の直接動機であり、事件が無ければ放送されていたでしょう。
同時期に放送されていた「ひぐらしのなく頃に解」も、とばっちりを受けています。

特に注意喚起しますが、作画の質は全般的に低いながらも、殺害シーンはアニメーター渾身の作画とも言える出来ばえで、グロ描写が苦手な方は絶対に見るべきではありません。トラウマになります。

スクイズが与えた影響は作品そのものより、放送中止の事情がアニメ業界を萎縮させたことでしょう。
例として、ヤバイものはOVAの風潮もスクイズを契機にはじまったのでは?
社会のパッシングを恐れアニメにおける殺人シーンやグロ描写に過度の自粛が起こり、創作表現の幅に自粛のタガをはめたことは、とても致命的で不幸な出来事です。
企業活動としても、スクイズ制作会社はほとぼりが冷めるまでは元請けから排除されたなどの社会的な制裁まで受けています。

制作会社の都合で放送がおちた例は多くありますが、放送局の判断で中止は前代未聞。
この事実こそ現場の「萎縮」という後遺症を生み、更にBPOの存在も圧力となって創作の障害となっているとの指摘も聞いたことがあります。
作品の良し悪しを判断するのは視聴者(消費者)であり、悪しき作品は自然淘汰されるのが競争原理です。規制をいたずらに増やさなくても、対価を払う価値のない酷い作品は市場から消滅していきます。

最初から、批判が生じないように調理された無難な作品は誰も望んでいないでしょうし、表現の自由が保障されている環境でこそ優れたアニメの製作が可能ではないでしょうか。
日本の技術をパクリながらも、特亜のアニメがいっこうに世界から認められないのは、創作活動に絶対不可欠な表現の自由が保障されていないことが原因であることは自明のことです。

スクイズで批判されるべきは、その内容よりも放送中止が決まった後に原作のゲーム会社が未開封のゲーム所持者向けに特別上映会を企画するというトンデモ商法です。
さすがに批判を浴びてゲーム所持者であれば誰でも参加可能と方針を転換しましたが、企業の社会的な責任として放送中止の意味を自覚するべきであり、モラルを問われるならばアニメ制作会社ではなく、原作側のゲーム会社の姿勢です。

【物語と音楽】
作品本体以外で生じた数々の後遺症を除き、スクイズの脚本、構成は精錬されており、演出は各話でバラツキがあるも、強烈な最終話で各話の負の部分が帳消しにされています。
実際、1話から11話までは12話の為に存在していると言っても過言ではない作品。
一話ごとに変わるedや豊富な劇中曲のサントラ盤も発売され、原作ゲームとはいえ1クール作品としては異例の凝りようです。
ラストの殺人シーンは作画と劇中曲「悲しみの向こうへ」の組み合わせが俊逸であったことが、逆に放送中止の不幸を呼び起こしたようにも思えます。
物語の構成は「刀語」や今期冬アニのダークホース「この素晴らしい世界に祝福を!」の脚本、構成を担当した上江氏。
正直、妙に納得をいたしました。

【作画】
見せ場を除き、全般的な作画クオリティはけっして高くはないのでソコソコの評価としました。

【キャラ、声優】
内容が内容だけに各キャラの濃さは別格であり、声優さんの熱演は最終話を観れば十分納得がいきます。

【世界の妊娠の真偽とその影響をプチ考察】
また、よく議論になる点として、世界は想像妊娠だったの意見があります。
個人的には、言葉の人気が高いので、自己申告や状況証拠だけでは世界の妊娠は認めない意見が多いのかなと感じていますけど、この件について確定的な判断材料が少ない以上、私はどちらとも言えない立場をとっています。

世界の妊娠が事実であろうが虚偽であろうが、この先あらゆる手段を講じて世界は誠を拘束するでしょうし、束縛を嫌う誠との関係どのみち破綻へと至ります。
また、世界と誠の関係が続く以上、現実逃避傾向のある誠にとって言葉の存在も比例して大きくなり、同時に、言葉、世界相互の憎悪感情も比例して増加するのが人間心理です。
世界も言葉も誠から手を引く意思がない以上、三角関係の精算は(自殺、他殺、病死、事故死を問わず)誰かの死まで続きます。
物語では二名の死者が出ていますけど、実際問題、誠、世界、言葉のうち誰か一人死ねば精算終了ですよね。
したがって、妊娠は事態の悪化を加速させる時間的な触媒としての役目だけであり、遅かれ早かれどこかで精算の必要が生じるこの三角関係の大局に影響を与えません。
なお、高校生という限られた時間と環境では第三の女、世界や言葉に第二の男が出現する可能性もない訳ではありませんけど、全12話の物語で起きた内容に限定すると想定し難いシナリオですし、それこそ別ルートの設定が必要となります。
スクイズに限らず、考察はあくまで物語の範囲であり邪道です。

次に、物語では言葉が腹を割いて確認していますが、世界の様子から外見で妊娠の判断ができない初期です。
物語の時系列から世界は妊娠2カ月から1カ月以内の妊娠初期で、素人が肉眼で胎児の有無を判別するのは困難であり、一介のJKに過ぎない言葉に血に塗れた腹部を他の臓器と誤認せず判別能力があったとは思えません。

また、世界が受診を拒否したのは、言葉から紹介された病院であったことが理由であり、恋敵の相手に紹介された病院での受診なんて普通受け入れないでしょう。
(世界の味方ではないけど一般的に)世界の気持ちを考えれば、妊娠の有無を隠すための方便とも一概に思えません。
ただ、シナリオから淡々と読み取れることは、誠と言葉にとって世界の妊娠は不都合な事実であり、世界にとっては、たとえ誠のようなクズでも恋人の子供を身篭った女性としての優越感かつ強力な拘束具になります。
なので、妊娠の有無はどのキャラに感情移入するかで決めて良いのではないでしょうか。
正直、妊娠の真偽を議論しても不毛であり、この物語設定では三角関係精算に死人が伴う結論には変わりはないでしょうから。

【スクイズのシリーズ】
最後に、スクイズにはOVAが2本出ていますけど、本編とはうってかわって誠、世界、言葉達の楽しいスクールライフと、言葉の妹「こころ」ちゃんが主人公の物語。
両方とも本編のオドロオドロしさはありません。
しいて言えば「Valentine Days」で、出刃包丁を持った世界と、ノコギリを持った言葉が誠を追いかけ回す描写が数秒チラっとある程度です

エロやグロ描写が苦手でなければ、スクイズは一度は観るべき作品として推します。

投稿 : 2018/11/15
閲覧 : 672
サンキュー:

60

ネタバレ

ジャスティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

BAD END ? HAPPY END? 主人公は死んで良かった

[魅力]
今までのラブコメ?と違うところは主人公が屑に限る。今までのラブコメを全て台無しにするぐらいに主人公が主人公ではなくなり、本当にリアルの世界にいた性犯罪者ぐらい並みの人が主人公になってしまって、その人がアニメの中でモテまくって感じの世界観になっているのがポイント。あまりの屑人間で、ラブコメではありえないぐらいのことを思ったり、普通に性行為の描写まで一応あります。もうこれは、エロアニメに近いというか元々原作18禁ゲームなので、仕方がない。別の作品で「ヨスガノソラ」もあるが、それとは全く違う展開になるので、主人公のご都合主義が上手くいかないようなアニメが好きな人はいいかも。
普通に恋愛アニメが好きな人はまず見ない方が良いことをお勧めします。でも、私のように鬱展開もOKという方はもしかしたらいけるかも

[感想]
取り敢えず、誠死ね。これが最初に言いたかった。本当に誠は死んで良かったと思うぐらい良かった。後半になってくると、いつの間にか性行為をヤッた人何人目だよと思うぐらい相関図がやばくなるので、段々おかしくなりました。言葉が可哀想になるのも意外と最終的には見どころでした。ずっと、おかしくなってくる言葉が出てくるけど、誠が何もしないので、このまま終わりかと思ったら、いつの間にか世界と言葉の関係が修羅場になってもう訳が分からなくなってくる感じがこのアニメらしい。そもそも前半のあの感じが懐かしいというぐらいおかしくなる関係なので、前半は別アニメというぐらい相関図が違うのである意味詐欺アニメ。言葉と誠が最初に付き合っていたあの頃が最終話のときに見ると本当にそのままゴールしてれば終わりだったのに...と後悔が残りそうなアニメでした。後、クラスの女子のヤり場作りは流石にヤバすぎる。現実にあったら正直引きそう。流石にないけどwあったら初見私の顔どうなるのかなあ

投稿 : 2018/11/13
閲覧 : 350
サンキュー:

7

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 1.5 声優 : 2.5 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

現実的

これを観ると付き合うのが怖くなる。

投稿 : 2018/10/01
閲覧 : 319
ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

最終話について

最終話で世界によって誠は殺害されるが、世界が、どの時点で、誠を殺す決断をしたのか。また、台所に立った世界が見たゴミ袋は、何を象徴していたのかについて、拙い所感を述べる。間違いもあるかもしれないが、ご容赦いただきたい。

妊娠についての話合いの際、誠の部屋の台所に立った世界が、ふと、脇に置かれた、口の開いたゴミ袋に目をやる。その中には、先日誠とクリスマスを祝うために作った手料理が、原型を留めない無残な姿で詰め込まれていた(あくまで、その手料理を台無しにしたのは、クリスマスパーティーに来なかった誠に逆上した世界自身であり、その台無しになった手料理を片付けたのは、誠である)。虚ろな目でゴミ袋を見つめる世界の描写の次に、リビングで世界を待っている誠のケータイにメールが来る描写が入る。

ここから先の顛末はみなさんご存知のことだろうから、割愛させていただく。

私が思うに、世界が誠を殺す決意を固めたのは、先に述べた例のゴミ袋を見たまさにその時だと思うのだ。無残な姿となった手料理の入ったゴミ袋は、ただのゴミ袋ではなく、修復不可能となった、誠と世界の関係を象徴していると思われる。その象徴的なゴミ袋こそが、世界の誠への殺意を呼び起こしたのかもしれない。

世界による誠殺害の動機を、私は以上のように解釈するが、さて、象徴的なゴミ袋と、それに伴う突発的な動機が、このアニメを「真実らしいもの」に成し得ている。

世界が妊娠の話合い以前に誠を殺す決意を固めて、誠の部屋に入った瞬間に誠を刺殺するという展開よりも、このあっけない殺され方のほうが、なんとなくしっくりくるのだ。

ところで、仮に、誠がゴミ袋を台所ではなく他の場所に置いて、世界がそのゴミ袋を見ることがなかったとしたら、世界は誠を殺さずに済んだのだろうか?

長々と書いたが、やはり色々考えさせられるアニメであるし、また、考えるに足る名作であると思う。

ゲーム版は未プレイなので、是非購入したい。

投稿 : 2018/06/20
閲覧 : 261
ネタバレ

にゃわん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

主人公クズときいて!

鬱アニメって言うから見ました。
でも、正直序盤はそこまで鬱要素がなく
話数重ねて分かることは、やっぱりまことのクズっぷり
幼稚園児が高校生の姉に恋愛を伝授したりと
いまのアニメなら分かるが
当時の年代物からして、なかなかにない意外性。
そして幼稚園児がもう処女捨ててるっていうのも凄惨

ことのは様と付き合っているのに
ヤらせてくれる女世界様と隠れてヤるまこと
正直、まことはヤらせてくれる女なら誰でもいいんだろう
1話の好きな人を待ち受け画面にすると恋愛成就とかいう
おまじないとかもあったけど
好きな子と交際してるのにヤらせてくれないから
させてくれる女に逃げる
事実上の浮気

それでも、ヤらせてくれるサセ子の世界と
このままハッピーエンドを迎えるかと思えば
終盤になって、やっぱり俺ことのはが!

もう、お分かりでしょう…

ヤらせてくれているうちは
世界ー世界とバカみたいに世界とくっついて
この時既にことのは様少々ダーク

段々胸がデカイことのは様が気になって
いくうちに世界が病み

まことは世界に殺される
死因:刺殺
何度も何度も恨みを込めて刺した。
遺体になったまことを解体して
世界とことのはの対決は、ことのは様の勝利

死亡:世界
死因:刺殺

ボートで漕ぐものがないのに
自動的に進んでいくことのは様と遺体。

本編はこれで終わりだが
OVA?でことのはの妹とヤってるし
いろんな世界とことのは様の死に方が分かる話
電車で轢き殺すのが一番鬱

アニメシリーズでは、そこまで鬱にならなかった
もっと鬱要素があるアニメと比較すれば
そこまで鬱ではない。
見ていけば、ヒロイン達が病んでいくので
それを人を鬱と言うのでは?
グロいのは、主人公が死ぬ最終話
もう1人のヒロインも死にます
死ぬシーンだけ見たい人は、最終話だけ視聴をどうぞ。

投稿 : 2018/06/12
閲覧 : 320
サンキュー:

3

ネタバレ

takeboo さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.8
物語 : 1.0 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 2.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

最後まで目を背けず見れるか?

このアニメは観るスピードはいつもの半分に落ちた。
なぜならあまりにも不快で腹立たしくて最低な主人公だから観るに耐えなかったのだ。それでもなんとか完走出来た。今の高校生はこんなに性が荒れているのか?

主人公も酷ければ周りの女子も酷い。なぜこんな主人公に惹かれるのかさっぱり理解もできないし。最終回はもうホラーというかオカルトというか。
まぁ、ある意味存在感のあるアニメには違いない。精神衛生上良くはないが。
36点

投稿 : 2018/05/29
閲覧 : 412
サンキュー:

6

ネタバレ

01oinaris さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

修羅場&鬱アニメの傑作 「最低にして最悪にして最高の鬱アニメ」

第一話から第三話の恋愛模様&修羅場フラグ、まるでめぞん一刻みたいな甘酸っぱいラブコメ…
と思わせてからの、その後の息をつかせぬ泥沼展開にずっと鳥肌が立ちっぱなしで、最終話まで一気見。(そして間髪入れずに2周目も完走)
久しぶりにすごいアニメに出会った。
昼ドラのようなドッロドロ泥沼愛憎展開に、主人公&二人のヒロインが堕ちていく様。
"ヤンデレ"という言葉(ことば)定着の契機にもなった、言葉(ことのは)の精神崩壊。
あまりに凄惨な描写と、放送前日の事件のせいで、放送休止となった最終話。
話題作となるのも納得。

まさに太宰治『人間失格』の高校生恋愛バージョンをアニメにしたようなもの。
人間失格では、欲の趣くまま、流されるままに女と酒と薬物に溺れていき、自殺(心中)未遂を重ね、腐り切って堕ちていく姿を描いているが、
本作の主人公も違わず、真面目でウブで奥手だった誠が、求めるまま・求められるままにクラスメート女子に溺れていき、自分も周りも不幸にしながら腐って堕ちてゆく。
人間失格と違うのは、前者が反省と後悔と自暴自棄から自殺未遂を繰り返すのに対し、
本作は自分の行為・言動を省みる間もなく(というより思考放棄したまま)終結する点。

見ていて気持ちのいいアニメではないし、全話ずっと胸が締め付けられるような苦しさを感じ続け、そして…これ以上はない、というバッドエンド。
かなり異端のアニメだが、文学作品のように一つの芸術として評価したい。
修羅場&鬱&バッドエンドアニメとしては、私の中では最高峰の傑作です。
見る人の趣向やグロ耐性に左右される問題作ではあるし、あまり他人には勧めない。
ただ、昼ドラ愛憎劇が好きで、サスペンスホラーも好き、という人であれば大丈夫でしょう。

色々な意見もあるし、「誠氏ね」「自業自得、当然の報い」と思うのも無理はない。
小生は…残念ながら誰も嫌いになれなかった。
{netabare}
誠は、他人に対して、特に女心に対して誠実になれなかった。自分の気持ちに誠実すぎた。結果的に泥沼に陥った時、共感性の欠如から思考停止してしまった。
世界は、おせっかいキャラという仮面を被って自分を偽ったあげく、仮面の中の世界に満足できなくなり、誠を独占することで心の隙間を埋めようとした。自らの行為を黙殺して…
言葉は、教室内での疎外・孤独感を、誠の彼女だという言葉に固執することで埋めようとした。現実を直視することを拒否した結果、空想の中に逃げて生きることしかできなくなった。
…ちょっとくらいなら、誰しもが一瞬思うことではなかろうか?
一人一人の軽微な選択ミス、ボタンの掛け違い、これらの積算の帰着点としての、凄惨な結末。
本作のメインキャストは、誰もが悪いし、誰も悪くない。
誰かが身を引けば、冷静に現状を俯瞰すれば、少し勇気を出せば、凄惨な結末にならなかったのに、誰も冷静になれなかった。自分が悪い、という現実を黙殺したせいで…
聖人君子のような巷のアニメキャラとは一線を画した、ある意味人間味あふれる、己の願望にただ忠実に生きた愛憎劇の当事者たち。
みんな狂っているし、みんな純粋に自分に正直に生き、見たくない自分には嘘をついた。
小生は誰もが嫌いだし、誰も嫌いになれない。
{/netabare}

OP曲は第3話までの甘酸っぱい学園ストーリーと綺麗にマッチしている。
ただし、その後の泥沼展開とのギャップに…いや、これは幸せだった過去の映像として見るべきか。
あの頃はこんなに良かったのに…どこで選択を間違えたのだろう…どうすれば幸せになれたのだろう…と思い始めると、もうOPから切なくてたまらない。まさにOP詐欺です。
ED曲は複数種存在するが、どれも各話のキーパーソンの心情をうまく表現していて、これまた切なくなる。
「ウソツキ:1/8話ED」「記憶の海:4/7話ED」「涙の理由:6/10話ED」とかは最高ですね。毎回鳥肌立ちます。
挿入歌やBGMも含め、見事なまでにうまく音楽とストーリーを調和させている。

一言で本作を評するなら、「最低にして最悪にして最高の鬱アニメ」 

視聴するかどうかは…太宰治『人間失格』が好きかどうかで判断できるかな。
参考までに、人間失格のはしがき(冒頭)を一部省略&アレンジして以下に記載。
視聴してから読み返してみたけれど、見事に主人公・誠を言い表しているような気がしてならない。
{netabare}
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
私は、その男の写真を三葉、見たことがある。
一葉は、その男の、幼年時代、とでも言うべきであろうか、…(中略)
女のひとにとりかこまれ…醜く笑っている写真である。…通俗の可愛らしさみたいな影も…ないわけではないのだが…ひとめ見てすぐ、
「なんて、いやな子供だ」…その写真をほうり投げるかも知れない。
第二葉の写真の顔は…美貌の学生である。…羽毛のように軽く…造り物のように…笑っている。…軽薄と言っても足りない…気味悪いものが感ぜられて来る…
もう一葉の写真は、最も奇怪なものである。…自然に死んでいるような…不吉なにおいのする写真であった…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
{/netabare}

駄文拙文で感じたこと、思ったことを徒然なるままに書き綴りました。
これから見るつもりであれば、一切の事前情報・内容を遮断して一気見した方が良いでしょう。(ここまで読んだらすでに手遅れかも知れませんが…)

投稿 : 2018/05/14
閲覧 : 438
サンキュー:

10

ネタバレ

darko2806 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5
物語 : 1.5 作画 : 1.5 声優 : 1.5 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

最低最悪

ラスト2話ぐらいまで都合の良いエロゲのような展開
ハーレムもエロゲ展開も別に構わないが、主人公のクズさ加減が半端ない
いや尋常じゃない
恐らくこのアニメを視聴する人間の9割…いや全員が不快に感じるのではないだろうか

もちろんこれは結末のカタルシスへ向けてのもので、その目論見は見事に成功している
が、それにしてもあまりにも酷過ぎる
全13話中そのほぼ全てがイライラする展開で、とにかくその結末を見るためだけに我慢を強いられる作品
鬱展開や救われない結末を謳った作品は他にも沢山あるので、正直このアニメなんかよりらそちらを見る事を強くお勧めします

投稿 : 2018/04/08
閲覧 : 265
サンキュー:

6

ネタバレ

ユウ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

別に全話観るほどでもない

内容はドロドロで昼ドラのようなアニメです。

最終回以外は特に面白みがありません。
「は?」となります。

主人公もヒロインもクソです。

主人公が刺殺される最終回は爽快なのでオススメ。

他の話は観るだけ無駄です。

投稿 : 2018/03/29
閲覧 : 210
サンキュー:

4

ネタバレ

いずみ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

鬱だし酷いし

主人公がクズすぎる点もありますが、周りの女キャラも結構酷かったりします。それで最後は主人公刺されて生首nice boat.でエグい終わり方でした。とりあえず後味はとんでもなく悪かったです。

投稿 : 2018/02/25
閲覧 : 219
サンキュー:

4

ネタバレ

Android さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.9
物語 : 1.5 作画 : 2.5 声優 : 2.0 音楽 : 2.5 キャラ : 1.0 状態:観終わった

主人公しね

主人公が最終回で刺されるというのは知っていて見始めたのですが5話辺りからマジでこいつ今刺されろやクソがと腹を立てて見てました
ここまでイラついてアニメ見たのは初めてです

投稿 : 2018/02/19
閲覧 : 356
サンキュー:

3

ネタバレ

らめ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

主人公がただのクズ野郎

最後主人公が刺されることは知っていたのですが、ストーリー的に言葉に刺されるのかと思ったら世界に刺されるというラストでそっちかーーーーいとなりました。

とりあえず最後まで見ましたが正直途中から冴えない男が調子に乗ってる姿を見ているだけって感じで胸クソ悪いだけでした

投稿 : 2018/02/16
閲覧 : 224
サンキュー:

2

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

あにこれのサムネイルから探偵みたいな雰囲気を感じて見てみたたけど、そんなことはなかった
恋愛物、その拗れていく様子や約束をすっぽかして悲しませる様まではいい
病的にヤンで、強引にレイプまでして、愛人やらそういう友達やらドロドロしていって、寂しい終わり方

投稿 : 2018/02/01
閲覧 : 191
ネタバレ

雀犬 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 2.5 状態:観終わった

本当は恐ろしいエロゲ童話

♂あらすじ♀
{netabare}
むかしむかし、あるところに、伊藤誠という青年が住んでいました。
ある日学校へ向かう途中、桂言葉(コトノハ)というたいそう立派な胸の女性と出会いました。
発情した誠は彼女を盗撮し、
「好きな人の写真を携帯の待受け画面にして、3週間誰にも見られなければ思いが成就する。」
という学園の言い伝えを行いました。
ところが次の日には、となりに座る西園寺世界という女性に見られてしまいます。
世界は言いました。
「おやおや可哀想な誠どの。私が彼女と恋仲になるための手助けをして差し上げましょう。」
こうして彼のジェットコースターのような人生が動き始めるのでした。

(中略)

「トントンカラリ、トンカラリ、ギシギシアンアン、ギシアンアン」
吸った揉んだの末に二人は契りを交わします。
タイやヒラメやアワビの舞い踊り。
どういうわけか、コウノトリも祝福に訪れました。

(中略)

こうして、二人は仲睦まじく天の国へと旅立ったのでした。
めでたし、めでたし。
{/netabare}

♂雑感♀
{netabare}
スクールデイズは2007年夏、アダルトゲーム原作の作品です。
センセーショナルな結末と主人公のクズっぷりで知名度が高い。
伊藤誠は「クズ主人公四天王」の中でも特に有名。「誠氏ね」が定型句。

観る前から最終回の内容をどこかで知ってしまったので観ないつもりだったんですけどね。
最近このアニメのレビューを書いている方が何人かいらっしゃったので触発されて観ちゃいましたよ。

始まるとさっそくアホ毛のヒロイン、料理の超下手なヒロイン、うざい親友、
そして意味なくモテる主人公、とエロゲ名物が勢揃いで出迎えてくれます(笑)

特筆すべきなのは西園寺世界のバイト先のファミレスの制服ですね。
素晴らしくエロい。
どう見ても飲食店の制服じゃないし、この店ファミレスなのにカウンターがあるし、狂っている。

原作はマルチエンディングでバッドエンドの数は実はそれほど多くないらしい。
が、アニメは"バッドエンドありき"で制作されており
「スクールデイズ」というタイトルから連想されるような学園恋愛物というより
誠のあくどさを強調したピカレスクやノワールに近い作風になっています。
小説では珍しくないもので、実はけっこう好きなジャンルだったりします。
見れば見るほど負の感情が沸き上がってくるのはこの分野では望むところで、
例の「誠氏ね」はむしろ彼への誉め言葉といえるでしょう。

ただし!本作には重大な欠点が2つあり、作品のグレードを大きく下げているように思います。

まずひとつは誠を「悪い奴」ではなく「嫌な奴」として描いてしまっていること。
彼のやっていること自体はそれほど騒ぐほどのことではなく
何故かモテまくるというエロゲ主人公の特権を活かして何人もの女と肉体関係を持つものの
金ヅルにしたり強姦したりしているわけではありません。
見ている僕たちを不快にさせるのは彼の性格の悪さですよね。
煮え切らない態度、女性への不誠実さ、すぐ他人のせいにする癖、
何より自分だけは傷つきたくないという考えで保身に走るところが腹立たしい。
後半になるとイチイチため息をついて視聴者をイラつかせます。
狙い通りの感情を引き出せているとは思うのだけれど、
結局はスケコマシに過ぎず、悪党としてのスケールの小ささは否めません。

もうひとつは登場人物の行動にまるで理解できないものが多すぎて、リアリティーを失っていること。
これは致命的な欠陥だと思っています。
物語の後半でサブヒロインの加藤乙女が誠に向かって「あんた何考えてるのか分からないよ」
というシーンがあるけどさ、俺に言わせると君たち全員何を考えているのか分かんねえよ!

まず誠。言葉はお嬢様ぶってガードが固くて面倒くさい女だと思って避け始める。
これは分かります。でも第6話のプール回では言葉は胸を押し付けてくるなどやたらに積極的になるのに
彼の態度がより冷淡なものになっていくのは違和感があります。
その後手当たり次第に女に手を出す展開を考えても、
自分からキープして二股かけようと考えるのが自然にみえます。

次に世界。最初に言葉と誠をくっつけようとしたのはなんだったのか。
第一話の最後に誠にキスをしたこと、わざわざ刹那と替わってもらって誠のとなりの席に座ったことから
最初から誠が好きだったのは明白です。
キューピッド役になることで誠と仲良くなってから奪う算段だったようにも見えない。
普通にとなりの席のアドバンテージを活かして親密になれば良いし
愛想が良くコミュ力のある世界にそれができないとも思えない。
こんな回りくどいやり方をする必要はどこにもない。
誠が迫ってきた時に「あなたは言葉さんの彼女でしょ」と拒否する理由もわからん。

最後に言葉。
これは君に限ったことじゃないけどさ、誠のどこが好きなのか全然理解できないよ。
誠への印象は最悪だろう。デートは自己中、性格の悪さ丸出し。付き合ってすぐに避け始める。
付き合う前は電車で顔を合わせるだけの関係。
さっさと別れればこんなややこしいことにならなかったのでは?何故誠に執着する?
お嬢様のプライドが寝取られたという事実を認めたくなかったから…には全く見えない。
ヤンデレの考えることはサッパリ理解できません。

サブヒロイン達も似たようなもの。
誰一人共感できる人物がいないのがスクールデイズの特徴です。
あまりに現実離れしていると、視聴者にとって他人事、遠い世界の話で終わってしまう。
それこそ「むかしむかしあるところに…」で始まるエロゲ童話にすぎない。
これではドス黒さにも今一つインパクトが感じられない。
胸糞悪い作品にするなら、見ている者に精神ダメージを与えるくらいの力が欲しいですね。

 結局、本作で生まれる憎しみは
 "ティッシュと一緒に丸めて捨てれる程度のもの"
 だってことなのさ。

Game Over.
{/netabare}

投稿 : 2017/12/06
閲覧 : 381
サンキュー:

34

ネタバレ

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 3.0 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

登場人物に魅力が皆無。

アニメーション制作:ティー・エヌ・ケー
2007年7月 - 9月に放映された全12話のTVアニメ。
原作は、アダルトゲームブランドのオーバーフローによる18禁のゲームです。
監督は元永慶太郎。

【概要/あらすじ】

榊野学園に通う高校生の伊藤誠は、
通学電車でいつも同じ車両になる別のクラスの桂言葉という少女が密かに気になっていた。
彼女と恋人になるナイショのおまじないを掛けていたのだが、
それがクラスで隣の席の西園寺世界という少女にバレてしまう。

お詫びにと世界がキューピッド役を買って出て、誠と言葉は付き合うことになるが、
誠は恋人同士はエッチなことし放題で当然であると思ってるのに、
ピュアな恋愛をしたい言葉のカマトトぶった態度にいちいちイライラしてしまう誠。
エッチとは、誠→スタート地点、ガンガンえっちして恋人は仲良くなるんだろ?
言葉→恋人同志でいっぱい思い出を作ったあとでのロマンチックなゴール地点
全く噛み合わないふたり。

『女心が解ってないバカ誠!』とエロしか頭にない誠に対して、
女の子の扱い方を教えようと練習台を買って出る世界。
練習と言いつつ、言葉と違って手近に触らせてくれる世界にムラムラしてしまう誠。
実は世界は誠のことが好きなのを秘めて我慢するつもりだったのが練習のうちに段々と自分の気持ちが現れていく。

そして、誠・世界・言葉の三人を中心に、ただれた人間関係が只管捻じれていく。

【感想】

原作ゲームは未プレイ。
衝撃的な最終回が有名過ぎる作品。

一言で言えば、『これは酷い!』

『キスしたい』
『胸を触りたい』

自分の性欲に正直過ぎるがために他人への愛情や思いやりや感謝の気持ちが薄く、
エッチなことをしたいのに自分の思い通りにならないと、

『面倒くさい女はヤダ』
『やらせてくれる女が気楽』

と興ざめして直ぐにイライラする誠くん。

何故ヒロインたちは彼に執着するのか理解できないままに最終回まで観てしまった感。
見た目も性格も特に良いとはいえず説得力のないままに、
それでも誘蛾灯みたいに女性たちを吸い寄せてしまう彼の特性。

元々がエロゲなアニメですが、「overflow」「家系図」でググれば解りますが、
そもそも作品設定が正気ではないですね。
アニメでは語られてないのですが、伊藤誠の父親の沢越止とかいうのがドン引きする人物で、
妾腹の息子である沢越止が本妻の娘である腹違いの実姉と子供を作り、
更にその娘との間に子供を作り、更に孫娘まで手にかけて曾孫を作るキ○ガイの家系。

沢越止は医者なのですが、看護師の伊藤萌子に産ませたのが、この作品の主人公の伊藤誠。

更にダブルヒロインの片割れである西園寺世界は沢越止の腹違いの息子と娘の間に生まれた孫娘。
世界の親友である清浦刹那は世界の腹違いの妹であり、世界と刹那の父親は沢越止の息子である間瞬。
そして世界と刹那のそれぞれの母親が沢越止の娘、つまりは父親である間瞬の異母姉妹。
更には刹那の母親の舞は沢越止が自分の娘を妊娠させて産ませた子。
同級生の刹那は伊藤誠の父親の沢越止の孫でもあり曾孫でもある。

ついでにスケベでお調子者な友人A君こと、澤永泰介も沢越止の孫。
本人たちが知らないだけで、同学年でありながらも世界と刹那は誠の姪であり、澤永は甥っ子なのです。
書いてても読んでいてもわけがわかりませんね!血縁関係が恐ろしすぎます!

もうこれは、男女関係の機微・恋愛を真面目に考える類の作品ではありえなく、
キワモノとして扱われるために生まれてきたアニメなのでしょう。
作品性に期待せずにネタとして見るのが相応しいと思われます。

血は争えぬ!伊藤誠のクズっぷりと女を寄せ付ける体質は遺伝なのですよね。
誠は同ブランド作品で実の母親(マザコン)、女児(ロリコン)、女顔の美少年(ホモ)にまで毒牙にかけるというのですから、
彼本来の天性の気質がエロの蟻地獄の類であり、本人が自覚しようとも改善の余地なしですかも。

という下地があって誠くんは父親譲りで押しが強く手が早い。んでスケベなことが大変お上手。
メンタルな繋がりのないままに身体だけの関係。

『誠、氏ね!』と言われることだけはありますな。

かといって、伊藤誠だけが悪いんじゃなくて、このアニメ自体が狂ってるんだからしょうがない。
誠くんに限らずに周りにできた人間が一人も存在しない。

誠くんの友人の澤永泰介も、『可愛い彼女を作って、えっちがしたい!』
で、どうやったら女の子に認めてもらえるか?
男女で気持ちが通じ合えるか?が全く考えられない俺が俺がの大バカであるし、
女どもも大概が陰湿な性質が強めだったり、エゴを押し付ける偽善者だったり、
綺麗事を口にしてる割に流されやすかったり。

比較的に被害者である言葉だって全く誠と気持ちが通じ合えてないのに、
彼に執着するばかりに泥沼にハマっていく。さっさと見切りをつければ良いだけの話。

殆どがみんな、自分が納得出来る行動を相手に求めるだけで、
自分が人に何をしてあげられるか?という視点が無い加害者であり自己中だらけ。

結局のところが、モラルのない作品世界と碌でもない酷い登場人物ばっかりで、
可哀想とか頑張れとかの感情移入も共感も一切合切無いままに、ただ展開を眺めてるだけって感じですね。

・人の綺麗な部分を見出す。
・挫折を乗り越えて成長する。
・好きな男女同志でドキドキと初々しい恋愛をする。

と、他のアニメにある要素が一切無いですね。

人間にはいい部分も悪い部分もあるとは思うのですが、
悪い部分だけが目立って登場人物のいい部分が感じられなかったり、
人間の悲しい習性とかじゃなくて嫌な部分が只管目立つ。
クズとして扱わていない登場人物ですら、倫理的におかしいだろ?としか思えない行動。

世の中にはいろんなジャンルの映像作品が存在しますし、
ハッピーエンドや、正しい人間ばかりが創作世界は無いですし偶にはこんな変わり種も存在してもいいとは思いますが、
あまりにもおかしな行動が多すぎて地に足の付いた感じのしない薄っぺらい登場人物だらけ。
正気な部分があるからこそアブノーマルが際立つという類の話ではなくて、
元々が精神的におかしな連中が狂った行動をする異様な展開の羅列以外の何物でもなくて、
最終回も含めてネタアニメの領域から脱することのない作品でした。

ただ、『俺が聞きたい答えはそうじゃない!』で、自分の思考の外にある反応を全否定する輩って、
現実の世界でも結構いますので、そんな人間の負の側面ばかりをアニメでまで観たくなかったな?
というのが正直なところですね。


これにて感想を終わります。
読んで下さいましてありがとうございました。

投稿 : 2017/12/05
閲覧 : 1513
サンキュー:

64

ネタバレ

はーめるん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ふぅ

誠はどうでもいいけど

言葉には幸せになってもらいたかった
(´・ω・)

言葉可愛かったヾ(๑╹◡╹)ノ"

投稿 : 2017/10/09
閲覧 : 219
サンキュー:

1

ネタバレ

みるく さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

素晴らしい

誠氏ね

投稿 : 2017/09/21
閲覧 : 193
サンキュー:

0

ネタバレ

アトランティス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

嘘は身を滅ぼす。

ネットでも隠れた名作(迷作)と話題だったので深夜に一気見しました。
夜の4時過ぎに見終わったのですがちょっとその日は眠れなかったです…。


ストーリーは
主人公の誠と主役ヒロインである世界と言葉(ことのは)の関係をメインに
話が進むのですが、最初は三角関係のラブコメっぽい雰囲気なのに
まさか終盤あそこまでの修羅場になるとは…。
終盤の1シーンを知っていたので覚悟はしていましたが
実際1クール通して見ると、視聴後にのしかかってくるものは重いですね。
そのまま眠れずに朝を迎えてしまったのも仕方ない…

恋の持つ憎しみ、嫉妬の要素を極限まで体現した作品でした。

ヒロインもそれぞれ性格面や行動面で良くない面は持っているのですが
その点を考慮しても2人とも誠の被害者なのではないか、
誠は最初こそ女子と一緒にお昼を食べることさえ緊張していたのに
いつの間にかエロ目線でしか女子を見なくなり、疲れたらすぐに次の女の子と関係を持つという糞な根を持つ人間になっていました。

世界が屋上の合鍵を持っていたり浮気がバレたり電車に乗っている所を見られたり
友達の噂が巡り巡って誤解を生んだりゴミ袋に捨てた料理を見られたりと、
いろいろな不運が重なった結果とも言えなくもないですが
それでも自分はこの主人公を肯定する気にはなれないです。
(校内でも噂になっていた、あんな顔してやる事やってるとはまさにこのこと…)

自分の知識不足が原因で招いたできちゃった展開でも現実逃避して
それを無視したあげく他の女子と××するなんてどうかしてますね。
(まだ妊娠の事実を知って誠と距離を置いた他の女子がマシなレベル)


と至る所で主人公の調子に乗った下心丸見えのシーンや
投げやりな態度が見ていて不快だったので
この報いは相当な物になるだろうなと思って見ていました。

女の子は皆魅力的です。
それは見ていて楽しめた点でした。
あと恐らく泰介のような明るく楽しい男の子がいなかったら完走出来ていなかった。

多分これを小説で読むと、そこまでの印象は受けなかったと思います。
声優さんの鬼気迫る演技がこの作品の衝撃をさらに強くした、
キャラに命を吹き込む声優さんの存在あってこその作品だと感じました。

実際ヒロインの声優さんも「結末はこんなだけど、やってて楽しかった」や「最後の誠の死にっぷりがすごくてテンションが上がった」とコメントしているそうですので、案外ハマり役だったのかもしれません。w

こういう性質の作品ですのでお勧めはしませんが
見る際は覚悟を持って見ることをお勧めします。


その他の感想↓
{netabare}世界や言葉が通っていた学校って教室が大学の大講義室みたいでしたね。休憩室の存在はもし公に知れたら社会的に問題になるのではないか…。でもこの作品は親や社会からの目線は一切シャットダウンしてあくまでも少年少女の縺れた関係性を描いていましたね。{/netabare}

長文になってしまいましたがお読み頂きありがとうございました。

投稿 : 2017/08/27
閲覧 : 332
サンキュー:

39

ネタバレ

Kちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

爽快感ある最終回!

噂以上のクズっぷりで清々しささえあった。

全ては最終回で視聴者をスッキリさせるため。

Nice boat!

投稿 : 2017/08/12
閲覧 : 228
サンキュー:

5

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

誠氏ね(2週目)

物語は昼ドラ並みにドロドロしていてそういうのが好きな人にはとてもオススメ。
とにかく引き込まれる面白さで、音楽も鬱っぽくて好き。
世界が誠が好きで練習という名のエッチをするのはわかる。けど、なぜああなってしまうのか。そして言葉がつらい、かわいそうすぎる。
話を楽しみたい人はどうぞ見てください、とてもおすすすすすめです。

投稿 : 2017/07/18
閲覧 : 180
ネタバレ

プラ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

爽やか青春!学園恋愛アニメ!

ではないんだよなあ・・・

終始、不穏でした。だって1話からタイトルカードが割れるんですよ。

誠と言葉は両想いで、それを世界が引き合わせる。これが”すべて”の始まりだった。
世界は最初から誠に好き好きオーラ出してたし、これは女二人の間の恋愛のもつれでドロドロするのかな、って思ったら・・・・・・

誠が世界と付き合うようになるまでは想像通り。誠が言葉に世界と付き合うことをいつ打ち明けるのか、モヤモヤしながら見てたんだけど・・・

そのうち、世界の親友とか中学の同級とか、それらの周辺とも肉体関係を持ち始めて・・・言葉も病みはじめて、目も当てられない。

そして「世界の妊娠」という大きな一撃。誠はどうすればわからなくなって、女たちも離れていった、言葉を除いて。結局、誠は世界を棄てて言葉を選んだ。

取り戻した誠と言葉との二人のやさしい時間、そう長く続くはずもなく・・・気が狂った世界は誠の部屋に行き、隙を作って包丁でめった刺しに。部屋に行って誠の遺体を目撃してしまった言葉は、3人で仲良く過ごした学校の屋上に世界を呼び出す。ついに頭がおかしくなった言葉は、世界が本当に妊娠したかどうか、腹を包丁で開けて確かめる。結局、世界は想像妊娠だったらしい。

言葉は誠の”頭”と一緒にクルーザーの旅に出かけ、永遠の愛を誓うのであった・・・

投稿 : 2017/07/17
閲覧 : 318
サンキュー:

2

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

誠氏ね

誠と世界に氏んで欲しくなること間違いなし!市川紗椰が地上波でゴールデンタイムに放送してお茶の間に波紋を呼んだ作品はこれだよ!!

投稿 : 2017/05/15
閲覧 : 186
ネタバレ

スカルダ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

優しさが引き起こす悲劇

爽やか恋愛モノかと思ったら、どんどん鬱展開に。
ただ・・・自分に重なる部分が多すぎた。
もっと早く見ておけば良かった。

ラストについて。

想像妊娠の被害にあった人にしか響かないと思うけれど、
桂が世界の腹の中を確認するシーンにゾクゾクしました。
これほど気持ちいいと思ったラストは無い。「Nice Boat.」

ただ、想像妊娠は自分が生み出した悲劇だったのかも知れない。


主人公と自分について。

「とにかく断れない。」

優しく?流されやすい人間というのは、
好きでもない相手に誘われても断れない。

「断ったら相手を傷つけてしまう!!」

という妙な優しさが事態を悪化させていく。
自分の優しさが嫉妬を産み、嫉妬が独占欲を産む。
そして・・・想像妊娠という破壊神を生み出し、全てを破壊する。

「自分は全然悪いことをしている訳ではないのに、
 どうしてこうなってしまったんだろう」

全ての悲劇は自分の優しさが引き起こしているのだが・・・
気付けないんだなぁ・・・

結局自分は、刺される運命にあるのかも知れない\(^o^)/

投稿 : 2017/03/19
閲覧 : 241
サンキュー:

3

ネタバレ

T.N さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

憧れない主人公

こんなにアニメの主人公に同情できないのは初めてでしたね(汗)。

ヒロイン達は主人公を取り合い最終的には、、絶望でしたね・・。

確かにああなる気持ちもわかります。欝なイメージが多いアニメでもありまし

た。しかし悪いところばかりでなく作画は安定していて声優も良かったです。

音楽は特に印象に残りました。

投稿 : 2017/02/15
閲覧 : 192
サンキュー:

2

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

封印を解く為には覚悟が必要なのです

視聴予定だったアニメが軒並みレンタルされていたと言うこともあり、視聴しました。
先ず、このアニメを視聴するに辺り、本作がどんなアニメなのかという事前知識は必要になると思います。でなければアニメを嫌いになってしまうかもしれません。それくらい覚悟が必要なのですね。
原作のゲームは未プレイですが、やる予定もありません。
さて、感想ですが、「ある意味」こんなアニメ観たことがない!そう言う意味では神アニメ!?
途中まで観てしまうと続きが気になってしょうがなかったです。あらすじは何となく他のレビューで拝読していたのですが(>.<)y-~
本当に観る前にある程度知っていて良かったなと思うばかりです。
今のアニメに大量生産されているハーレム系アニメですが、バッドエンドを用意したらこんな感じになるのではないでしょうか?
寧ろ、昼ドラのドロドロをアニメにした感じなので恐ろしく現実味がある作品だと思います。
主人公の伊藤誠ですが、これ程までにクズな主人公は初めて見ました。もうクズな名台詞が一杯出てきましたね。胸糞悪くて、ここまでか!と思われる方しか居なかったのではないでしょうか?
はい、勿論僕も大嫌いです。
ただ、作中でも出てきた「性悪説」。主人公は諸にコレに当てはまります。人間は生まれながらにして悪である!
誠は悪になりました。いや、クズになりました。
でも、結局は主人公クズで良かったのです。最後に世界に刺されて死んでしまう訳ですから。
いよっしゃあ!ざまあみやがれ!!
とガッツポーズしちゃいましたね。
そう言う意味でも主人公はクズであれ!クズにハッピーエンドなんて勿体無いのです。
容姿端麗で性格も優しかったので周囲の女子生徒は挙って誠に靡いていきますが、非常に現実的だと思われます→これは完全に個人的な妄想入ってます。
綺麗過ぎる恋愛アニメにイラッとされる方には良いのかもしれませんね→鬱になりますが。
総評としては、他に類をみないオンリーワンな作品だと思います。
現実で同時攻略したらこうなるぞ!という教科書にして欲しいくらいです。
皆様、呉々も気を付けましょう。刺されちゃいますよ(°∀°)
よくこれをアニメにしようと思いましたね、頭のネジどっか外れてるんですかね?
と賛辞の言葉を送らせて頂きたいと思います。
挑戦的なアニメを有り難う御座いました。

投稿 : 2017/02/11
閲覧 : 239
ネタバレ

古酒(クース さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

「Nice boat.」

なんで・・・なんでこんなのをやったんだ・・・

なにかと話題になる事が多いこの作品。
これをやった理由がわからない

最終話までとにかくきっつい。

別に観なくていいんじゃないかな。きついと思うよ。
まったく知らない人には

満面の笑顔でお勧めだよ!って言うけど。

投稿 : 2017/02/03
閲覧 : 219
サンキュー:

4

ネタバレ

アハウ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

やっぱりウソだったんじゃないですか・・・中に誰もいませんよ

冒頭はいいのですが・・・

だんだん病んでいきます。

誠は最後までヘタレのまま。

原作はトラウマになりそうなバッドエンドが沢山あります。

アニメでは結末がどうなるか興味がありましたが、やっぱり
狂気でした。

それでも11話はまだよい方でしたが、12話は直接描かない
ものの非常にショッキングな描写でした。

ヘタレの誠がモテることも不思議です。
多くの女の子と関係を持っていたのが驚きです。
(言葉、世界、乙女、光、刹那・・・)

エロはアニメでは事後程度に留めていますが・・・。

エログロとしては一級品です。

投稿 : 2016/12/29
閲覧 : 293
サンキュー:

27

ネタバレ

マスター神 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 1.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

警告※殺人有り※最終話は閲覧禁止

重大なことなのでネタバレですがネタバレにしません。
最後に世界が誠を殺します。その直後言葉が敵討ち(かたきうち)として世界を殺します。そのあと、言葉がヨットの上で誠の頭を抱えて二人きりだねで、この物語は終わります。
僕も衝撃過ぎて、かなり目を見開いた状態になりました。
絶対にこのようなアニメを見る人は、見ないでください。

投稿 : 2016/11/07
閲覧 : 353
サンキュー:

1

ネタバレ

ゲイリー・ビアッジ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

最高のクズアニメ

登場人物がクズしかいなくて、ストーリーもおかしいのになぜか続きが気になる。序盤はまだ笑えるネタアニメなのに後半は胸糞すぎて笑えない。とにかく最後まで見るべき

投稿 : 2016/10/11
閲覧 : 221
サンキュー:

3

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

人に流されること

見たらわかる通り主人公中々やばい方ですね。
それが逆に次の展開がどうなっていくのかが気になるところでもあるのですがねw
最初より最後の方に向けてイラつきが結構出るかもしれませんね。
全話見て分かるのは、人は付き合い方には本当によく考えて行うということですね。

投稿 : 2016/09/21
閲覧 : 164
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School Days-スクールデイズのストーリー・あらすじ

伊藤誠(いとう まこと)は、以前から登校時に時々同じ電車になる隣のクラスの桂言葉(かつら ことのは)の事を気に掛けていた。
「好きな人の写真をケイタイの待受け画面にして、3週間誰にも見られなければ思いが成就する。」
ばかばかしいと思いながらも、誠は学園に伝わるおまじないを実行するが、わずか1日で隣の席の西園寺世界(さいおんじ せかい)に見つかってしまう。そのお詫びという名目で、世界が言葉と誠の間を取り持つことに…。
その日から誠の退屈だった日常が大きく動き始める。(TVアニメ動画『School Days-スクールデイズ』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2007年夏アニメ
制作会社
ティー・エヌ・ケー
公式サイト
www.schooldays-anime.com/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/School_Days
主題歌
≪OP≫DeviceHigh『イノセント・ブルー』≪ED≫CooRie『ウソツキ』、橋本みゆき『愛のカケラ』、いとうかなこ『ワルツ』、yozuca*『記憶の海』、YURIA『Look at me』、栗林みな実『涙の理由』、栗林みな実『あなたが…いない -remix ver.-』、KIRIKO『Still l Love You ~みつめるよりは幸せ~』
挿入歌
桃井はるこ『Let me Love you -remix ver.-』、rino『二人のクリスマス』、いとうかなこ『悲しみの向こうへ』

声優・キャラクター

平川大輔、岡嶋妙、河原木志穂、井本恵子、永見はるか、田中涼子、たかはし智秋、亜城めぐ、松本ヨシロウ

スタッフ

原作:Overflow、 監督:元永慶太郎、シリーズ構成・脚本:上江洲誠、キャラクターデザイン・総作画監督:ごとうじゅんじ、美術監督:河野次郎/鈴木恵美、音響監督:蝦名恭範、音楽:大久保薫、プロデューサー:伊藤誠・後藤政則・小池克実

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