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「響け!ユーフォニアム2(TVアニメ動画)」

総合得点
89.1
感想・評価
1602
棚に入れた
7186
ランキング
92
★★★★★ 4.3 (1602)
物語
4.2
作画
4.5
声優
4.2
音楽
4.3
キャラ
4.2

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響け!ユーフォニアム2の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

USB_DAC さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

続 感動的なアンサンブル

★物語
・原作 : 武田 綾乃   ・監督 : 石原 立也 
・構成 : 花田 十輝   ・演出 : 山田 尚子

有らゆる部分で高い完成度を誇る、数ある音楽アニメの頂点とも言う
べきシリーズの第二幕。前期は部員達の向上心や楽器愛への目覚めを
描き、今期は更なる成長の軌跡と全国を目指して奮闘する正当な続編。
部活動に対するストイックさは変わらず、思春期の張り詰めた悩みや
様々な問題と向き合う彼女達の心情を、より丁寧に描いた作品です。


★作画
・作画監督 : 池田 晶子
・美術監督 : 篠原 睦雄
・制作会社 : 京都アニメーション

吹奏楽経験者や現役奏者をも唸らすリアルな演奏描写と美しい映像に
思わず溜息が出ます。また前期の鮮やかな色彩の見せ場がサンフェス
のマーチングや縣祭りだとしたら、今期は宇治川花火大会とプール回
といったところでしょうか。艶やかな浴衣姿と夜空に咲き乱れる花火
の華やかさ。水着姿はちょっと目のやり場に困りましたけど。w


★声優
・黄前 久美子 : 黒沢 ともよ   ・吉川 優子  : 山岡 ゆり
・田中 あすか : 寿美 菜子    ・鎧塚 みぞれ : 種﨑 敦美
・高坂 麗奈  : 安済 知佳    ・傘木 希美  : 東山 奈央

全く嫌みの無い等身大の演技は前期と変わらぬ良さです。そしてより
シリアスさを増した今期は更にスケールがアップ。主役たちの純粋な
気持ちから出てくる魂の叫び。改めて声優の凄さを感じる瞬間でした。


★音楽
・OP :「サウンドスケープ」/ True
・ED :「ヴィヴァーチェ!」/ 北宇治カルテット
     「響け!ユーフォニアム(Last Ver.)」(最終話)
・音楽 : 松田 彬人(劇伴協力:洗足学園音楽大学)

諦めずに夢を追いかけると唄う「サウンドスケープ」。作風と見事に
リンクする歌詞とパワー溢れる歌声が魅力的。そして「生き生き」と
いう意味から伝わってくるED「ヴィヴァーチェ!」の明るさ。走り
出す彼女たちの笑顔がとても印象的です。また劇伴の音源は前期と同
じく洗足学園音楽大学一年生の編成組が担当。その演奏技術と動作と
のマッチングはシリーズの変わらぬ魅力のひとつになっています。
 

★キャラ
・キャラクターデザイン : 池田 晶子

池田昌子さん。彼女が産み出した60を超える拘りのキャラクター達。
その後発売された『メイキングラフ集』を見ていると、苦労しながら
も非常に繊細に、そして楽しみながら描いていった姿が垣間見えます。
こうして命が吹き込まれた美しいキャラたちを見ていると、どうして
もその作業風景を想像してしまい・・・未だ胸が張り裂けそうで辛い。



[感想]

見返す度に仕上がりに驚かされる。本当に凄いシリーズだと思います。

一言では言い尽くせない程魅力的なシーンが多い作品ですが、敢えて
言うならやはり「みぞれ」「あすか」の二つのエピソードでしょうか。
友への依存でしか自己の存在価値を測れない者、境遇から執着・依存
する者を毛嫌いし、あっさりと切り捨てる非情な者との興味深い対比。

そんな「みぞれ」を見覚めさせ、希美との蟠りを解いた優子の熱い想
い。そして一切他人を信用せず孤独を受け入れ、自身の置かれた境遇
に諦めを見せる「あすか」に対する久美子の真直ぐな想い。二人の嘘
偽りの無い叫びと涙を見て、再び前を向き直す姿はとても感動的です。

そして共に共通していると思ったのは、そもそもこの二人は楽器その
ものが好きで吹奏楽を始めたのでは無いということ。憧れる人との繋
がりを求め、またその影を追い吹き続けてきた二人。その二人が特別
演奏技術に優れているという点も印象的でした。そういう意味では滝
先生の背中を追い続ける「麗奈」もまた同じなのかも知れません。

前期に引き続き合奏の描写は経験者や現役が唸るほどの作り込みです
が、今回最も美しさを感じたのは3話終盤の「あすか」の独奏シーン。
朝霧が立つ早朝の広場で、父の曲をひとり奏でる彼女の美しい音色は
何処か安らぎを覚え、霧が薄れると共に何か寂しさを感じる。妄想か
ら現実への流れ。彼女が父に抱き続けた想いと、母に対する哀れみを
ほんの一瞬で語る様な、そんな素晴らしい映像表現だったと思います。

また「あすか」が久美子に語る「ユーフォっぽい」という台詞の意味。

伴奏もソロもこなす出番の多さの割に、その音色から決してメインに
は成り得ないユーフォニアム。しかし各主旋律とのユニゾンや対旋律
を加え支える重要な役割を持つなど、合奏には無くてはならない存在
でもある楽器。普段気付かぬ素振りを見せながら、結局は周囲の縺れ
に首を突っ込んでしまう久美子。そんな姿を楽器に重ね見て何となく
彼女をユーフォニアムに似ていると言い、常に人間関係に煩わしさを
感じている自分はそれっぽくないと、自ら否定したのかも知れません。

最後に父の激励をしっかり受け止め、「私もユーフォ好き」再びそう
語る彼女の気持ちにもう嘘は無い。目的を果たし、漸くその呪縛から
解き放たれたからこそ、唯一の繋がりだった銀色のユーフォニアムを
心から愛せる様になったのではないでしょうか。

姉との別れ、そして先輩達との別れ。共に物語を締め括るに相応しい、
久美子の新たな決意を感じさせる良いエンディングだったと思います。
それにしてもタイトルの回収はちょっと神懸ってました。w


[ちょこっとだけ趣味の語り]
{netabare}
みぞれがトラウマになっていた中学時代の合奏曲、A・Pボロディン
作曲の「イーゴリ公・韃靼人の踊り」。オーボエやフルートを優美に
魅せるこの曲。うっとりしながら思わず見とれてしまう美しい旋律を、
北宇治高校の演出で是非見たかったのですが、そこだけ少し心残り。

ご存じの通り、バックの演奏は「洗足学園音楽大学」の面々。現在彼
等の演奏は公式チャンネルで挿入曲も含め公開されていますが、この
韃靼人の踊りもその一曲。木管や金管は非常に美しく、スケールの大
きい見事な演奏を聴かせてくれます。因みにオーボエのメインは男性、
女性は何とイングリッシュホルンとの掛け持ちという驚きのスタイル
です。また管楽器の全てがフルート(ピッコロを含めた横笛)という
一風変わったバージョンもあり、ドレスを纏った女性達の演奏はそれ
は優しい音色で心が休まる思い。興味のある方は是非ともご覧下さい。
{/netabare}



以上、拙い感想をご覧頂きありがとうございました。

投稿 : 2020/02/07
閲覧 : 294
サンキュー:

34

ネタバレ

ぷよ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

先生の声が良い

 主人公の性格が良すぎ無いのが良い。
 
 あまり熱心に部活をやってなかったので、うらやましいようなこんな気の重い日々は耐えられ無いような。
 先生に片思いしてる子が奥さんを亡くした先生に、どんな人だったか聞くシーンがあるのだけらど、そこがクールに見える少女の子供っぽいシーンに思えた。好きな気持ちだだ漏れだけれど美形で優秀な先生は慣れっこのようだった。
 好きなキャラクターは香織先輩とみどりちゃん。
 最終回に第二ボタンをメンバーに渡してる男の子がいたり、メインの話にならなくても後輩に頼られてる先輩がいたり、もっともっと知りたい子達が居たのが良かった。

 仲良し4人組みたいでも、一緒にお祭りに行く子と行かない子が別れたり、幼なじみの男の子と安易にくっついたりしないのも良かった。

投稿 : 2020/01/18
閲覧 : 184
サンキュー:

15

ネタバレ

みの さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

それぞれのキャラクターがたっていて、一期でスポットが当たらなかった人物の話が掘り下げられていてよかった
好きなことをやり続けることの難しさ、情熱を持ち続けることの大事さ、など実生活においても考えさせられるテーマがたくさん散りばめられており、メッセージ性も高い作品

投稿 : 2019/11/04
閲覧 : 214
サンキュー:

11

ネタバレ

KomcHi さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

想いよ、届け!!

見終えました。

一期と間髪入れずに見たので、
府大会から関西大会、全国大会と成長する皆を追えました。

個人的は二期の方が、
人情が溢れていて好きです。
心持ち作画が進化しているように思いました。

色々な事件を挟んでクライマックスまでいきました。
私は一つはアスカ先輩のストーリーだと思っています。

希美を部に入れるかアスカ先輩と口論するシーン、
母親に吹奏楽部の退部を迫られるシーン、
離婚した父親からユーフォが送られてくるシーン、
そのユーフォでずっと練習してきたシーン。

そのすべてが全国大会で父親に演奏を聞いてほしいから
という感情によるもの。

全国大会の演奏が終わって、
演奏を聞いた父親からアスカ先輩への伝言が、
『よくここまで続けてきたね。美しい音色だったよ。』

って、私、涙腺崩壊してました笑!
色々な伏線があったからこそ、この一言に重みを感じました。

もう一つが久美子と姉のストーリーかなと思いました。

姉は吹奏楽や美容師の道を我慢していた、
両親に言われる通りの人生だったと後悔、
自由にしている久美子への羨ましい気持ち。

今までの人生よりも、やりたい事をやろうと決意。
そんな転機があって、離れていた音楽に歩み寄り、
久美子が出る全国大会にも来てくれて。

そんな歩み寄ってくれた姉の気持ち嬉しかったんだろうし、
音楽のキッカケは姉がくれたものだと感謝したんだと思います。
『お姉ちゃんがいたから、吹奏楽好きになれたよ。
お姉ちゃん大好き!』

あぁ、また涙腺が‥‥笑。

最後はアスカ先輩 ✕ 久美子でお互いに『またねっ』て。
そして、アスカ先輩のノートでタイトル回収して。

予想以上のストーリーで、出会えて良かったと思っています

投稿 : 2019/09/30
閲覧 : 294
サンキュー:

34

ネタバレ

がぁべら♪ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

この想い、響け!!

吹奏楽コンクール京都府大会を突破した北宇治高校吹奏楽部は、関西大会に向けて練習を開始する。臨時講師の先生も迎えて、クミコたちはレベルアップに勤しむ。しかし、そこへ昨年退部したカサキノゾミがやって来て、オーボエ担当のヨロイヅカミゾレに異変が起きたところから物語は始まる。
-------------------------------------------------------------

絵はホント綺麗デス。
キャラは1期同様、女子率高めデス。
1期は全国大会に向けて奮闘していくって感じのお話でしたが、今期はさらに踏み込んだ人間ドラマがあったように思います。
前半はノゾミとミゾレ中心の話で、後半はアスカ先輩中心の話デシタ。
それぞれが色々と悩み、周りを巻き込みながらも問題を解決していく姿は見ものだと思います。
そして、最後の3年生の卒業は、やはりウルッときました。
演奏シーンも良かったし、見応え十分デシタ。

投稿 : 2019/08/31
閲覧 : 306
サンキュー:

18

ネタバレ

筒井筒 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ユーチュのユーフォと、BOXと。

今回は、過去の2年生問題もあったけど、サファイアや葉月の出番が少なく、麗奈とは、特別な人という間柄。
なんか、けいおん!!の、澪ちゃんの影が薄くなっていくのと、似ているなとなんか思った第2期。
1期のオーディションの話の盛り上がりに比べ、感動は、ストーリー的にはそんなでもないかな?久美子ちゃんがあすか先輩に、ないて頼むとか、もうちょっと感動ほしいかも。
卒部会は、すばらしかった。黒板のああいうの誰が書いたんだろうって、僕にとっては謎ですが、粋な方も、持ってるところにはいらっしゃるものなのでしょうね。こういうのが、文化や伝統と後に呼ばれてほしいなぁ。

2019・7・6追記
誓いのフィナーレを映画館で見た後、無性にユーフォにはまり込んだ私。
リズを何度か見て、そういえば、ユーチューブでしかユーフォ2見てないなと思い、BOXを買ってみました。コンクールに出るのが申し訳ないというみぞれと、役に立てるという希美の関係が気になって。こういうパターンだったのかと、一気見して、よくわかった。リズと相互リンクしてるよね。2年生問題は、4話までで終わるけど。
それにしても、主題歌や、アイキャッチが入るだけで、ずいぶん、作品の評価が上がる気がする。エンディングは、次回の頭につながるって意味では、固定するのが難しいのかなぁと、少しだけ思いました。うまいところは、うまい。

投稿 : 2019/07/06
閲覧 : 350
サンキュー:

22

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

何度観ても面白い

あすか先輩関連の伏線回収が凄まじい。
回収のし方ももちろん素晴らしいんだけど、何より伏線の張り方が秀逸で、
2周目以降は初見時よりも楽しめているまである。

まだ映画やってる辺り人気作ではあるのだと思うが、それでももっと色んな人に認知されてほしい作品。


余談:{netabare}麻美子お姉ちゃんのお話なんだけど、就活しててああいう風に追い詰められるのめっちゃわかるなぁ。人生観にダメージを受けるというか。

そういえば私も、高校卒業後の進路で父親と対立したことがあったけど、
「出ていけ」と「俺は金出さないから勝手にやれ」は言われたな~。
結構あるあるなのかな?
どういう心境でそんなこと言うんだろ。私も父親の立場になったら解るのかなぁ。

でもやっぱりそういう時は、自分の子どもには支えになってあげたいね。{/netabare}

投稿 : 2019/05/14
閲覧 : 420
ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

あまりに眩しい彼女たち

目標に向かい日々努力すること
自分の理想を追求すること
他人の本心を理解しようとすること
自分の本音を語ること

そんな当たり前の正しいことができる北宇治高校吹奏楽部のメンバーが2においても輝かしく、そして眩しいです。

特筆したいのは田中あすか先輩。
彼女の行動、言動は全て自分の好きなユーフォニアムを響かせる為のもの。それに気づいたとき、自分にこう問いかけてました。
自分は自分の好きな事の為に果たして彼女のように努力することができるだろうか?彼女のように好きな事に好きでいられるだろうか?彼女のように形振り構わずにいられるだろうか?
後輩から「先輩のユーフォが聴きたいんです!」と言わせる程の音。その素晴らしい音を響かせる彼女の背景に感動、そして勇気を貰いました。

投稿 : 2019/05/06
閲覧 : 211
ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

思いは次の代へ

 原作は未読。
 作画や音楽など、作品レベルの高さは1期を継承しているが、テイストは同じシリアス寄りでも
1期のそれは音楽に根ざしたものが多かったのに対して、本作はより人間関係に重きを置いていた
印象。
 また1期では各種トラブルも吹奏楽部が一つにまとまるための必要過程といったニュアンスが
強かったのに対して、関西大会進出という結果を踏まえた本作はトラブルが足を引っ張りかねない
危うさを感じさせるものだった。

 内容的には前半は鎧塚 みぞれと傘木 希美の関係性に焦点を当て、後半は田中 あすかの家庭問題と
主役である黄前 久美子と姉の関係の問題に焦点を当てていくが、この二つをリンクさせて
いくような展開はなかなか見事。
 その反面、1期に較べると高坂 麗奈、及び加藤 葉月、川島 緑輝の1年生組は一歩引いたような
印象。
 麗奈に関しては直接自分とは関係ない問題でも、久美子のとの会話で見解を述べるシーンが
あるが、それがいつも麗奈らしいと言うか。。。決して好感度を得やすいキャラではないと思うが、
ここまでぶれないキャラというのは逆に清々しさを感じてしまうし、これほど前向きで強気な
キャラが滝 昇とのことになると急にメンタルが弱くなるのは可愛くもある。

 後半に焦点が当たったあすかに関しては1期、及び本作の前半までは本心では何を考えているのか
判らないミステリアスな印象があったが、この後半でついに秘めていた部分の一端が見えた感じ。
それでも最後までつかみどころがない印象はぬぐいきれず、バトルものではないがラスボス感漂う
キャラだった。
 久美子に関しては麗奈との百合的関係、塚本 秀一との恋愛関係のような要素も見せつつ、
最終的にはあすかとの師弟とも姉妹とも言えそうな関係性に重きを置いて締めており、特に終盤は
久美子とあすかのダブル主人公といった感じ。
 あすかの卒業式の日に久美子への楽譜の手渡しは、思いを次世代に繋ぎつつ、タイトル回収にも
なっており、更に構成的には第1話の冒頭にも繋がっていると、見事な演出。
 全国大会自体は銅に終わったが、本作は各キャラの人間的成長に重きを置いていたため、
コンクール自体の結果は金だろうと銅だろうと作品のテーマには影響なかったように思える。

 作画に関しては1期を上回る印象で、特に関西大会の演奏シーンは凄い。
 全体に演奏シーンに多くの時間を取っている印象が強く、演奏でキャラの心情を語るような演出も
いい。
 本作に限らず、京アニ作品の多くは品の良い印象があるが、そんな中でも水着回といった
ファンサービス要素を入れてくるのがなんかおかしい。

 キャストに関しては久美子役の黒沢 ともよ氏に尽きる。1期からの成長が見え、ある種の凄みさえ
感じる時も。
 久美子に較べると抑えた演技だが、その抑えた中に秘めたものを感じさせるあすか役の
寿 美菜子氏の演技も印象に残った。

2019/04/21

投稿 : 2019/04/21
閲覧 : 319
サンキュー:

20

ネタバレ

カワセミ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

吹奏楽を知らなくても大丈夫です

1期より全然おもしろい。そして感動した!
吹奏楽部経験者がこの作品を観たらどう感じるのだろうか?

投稿 : 2019/04/15
閲覧 : 314
サンキュー:

9

ネタバレ

匿名 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

吹奏楽部員の青春物語

某月額制アニメ配信サイトにて「響け!ユーフォニアム」から3日で視聴完了しました。

投稿 : 2019/04/06
閲覧 : 227
サンキュー:

6

ネタバレ

たかし さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

1クールの密度じゃない

4話から5話の流れが濃すぎて見た後まだ5話なことに驚かされる。
そこがピークというわけではなく話は更に盛り上がっていき、12話でそれぞれの物語が収束していくのが泣ける。
人間の面倒くさい感情が描かれているのが良かった。
映画版とはお互いに補完し合っている関係なのでどちらも見てほしい。

投稿 : 2019/04/06
閲覧 : 287
サンキュー:

8

ネタバレ

にゃわん さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

青春感動ストーリー

声優の演技がとても神がかってる!
ストーリーが、吹奏楽部の闇と過去を
主人公が全て導き出して
折角の高校生生活を無駄にしているのが悲しい
あと、久美子のおねぇちゃんの独立が
見れたいい場面あったんだけど
なぜか、最初ムカつく


前作で金とって
本大会では銅だったんだけど
金とってから、まえ吹奏楽を辞めた
2年が出てきたのが苛立ち

投稿 : 2019/03/24
閲覧 : 233
サンキュー:

8

ネタバレ

Tom さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

記録

リズと青い鳥を観終えてから改めて見直した。
のぞみとかみぞれとか全然頭に残ってなくて、いたかこんなキャラ?(すみません)となっていて、1期2期まとめて一気に観た。
…やっぱりある程度片付いたところで、あすか先輩が「ずるいよね」と全てをねじ伏せてしまう。
二週しても私は、あすか、久美子、久美子の姉ばかりが頭に残ってしまう。姉妹関係モノと母と娘の苦しい関係。同じ環境で苦しんだ、苦しめあった同士。鏡。
そういうのが、特に響くなーとこの作品で気付いた。

Iメッセージに変わっていく瞬間。
「待ってるっていってるのに…」
「私は!」
言葉にすることをどこかで諦めてるような女の子が、絞って、絞り出して、さらけ出して。
「嬉しいなあ…」


「大好き」「私も、大好きだよ!」


涙腺崩壊。



あ、でも二週して変化が。中川?とゆうこ?がかなり好きになった。リズと青い鳥を経ての気付きみたいなのもあるのかな。
あと、先生の嫁さんの夢を引き継いでいたっての、何となくで観てたけど、偶然といえ凄い感覚だろうなーと。想像すると来るものがあった。

投稿 : 2018/09/17
閲覧 : 231
サンキュー:

15

ネタバレ

カンタダ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

成長を主軸とした群像劇 ※超長文につき要注意

この作品の評価の高さは他のレビューで散々言い尽くされているだろうから、ここでは触れない。私としては最後”で”楽しめた良作だというに留めたい。調べてみると原作があるようだが、そちらは読んでいない。原作とアニメではかなりの相違があるようで、たとえば京都を舞台にしながら誰一人京都弁を話さないなどはアニメの最たる特徴の一つだろう。

タイトルにもあるように私はこの作品は登場人物、とくに主人公である黄前久美子の成長を主軸とした群像劇だとおもっている。それは一作目より二作目のほうがその色彩を強くしている。一作目はどちらかといえば音楽を主軸にして、それを取り巻くように登場人物らの日常を描いたようにおもう。
それに対して二作目は演奏よりも人間模様に重点が置かれている。というのも最後の全国大会の演奏が、丸々省かれていることからも容易に知れよう。

さて、具体的な内容の批評をしてみたい。一作目は高坂麗奈が主要な人物、要するにヒロインだろう。百合的な展開になるのかと少々不安になったが、なんとか許容範囲に踏みとどまってくれたので、よしとしよう。麗奈の「特別」になりたいという願望は、誰でも一度は抱くものだが、ここでは久美子との対比として位置づけられるものだろう。なぜなら久美子はどこにでもいる普通の女子高生であり、麗奈が軽蔑するところの周囲に流されるタイプの人物だからだ。それは入部するかしないか迷っている際に、加藤葉月と川島緑輝に誘われるまま入ってしまうという優柔不断な態度にも現れている。

「特別」を目指す麗奈だが、対象的で「性格が悪い」久美子に強く惹かれているのは久美子の持つ一種の残酷な現実性だろう。「特別」、つまり夢を叶えるためには現実に打ち克つ必要がある。が、現実はおいそれとそれを許してはくれない。それを突きつけるのが久美子であり、そしてこれが久美子の「性格が悪い」に繋がるのだ。つまり「性格の悪さ」は日常に慣れきり、疲れて諦めきった現実であり、これに従うのが久美子の処世なのだ。

その現実に従う久美子の「性格の悪さ」は、家族や幼馴染に対するそっけない態度にも、音楽に対する不熱心にも現れている。それならば麗奈からは嫌われ憎まれてもよさそうなものだが、なぜか「愛の告白」を受けるほどに好かれているのは不思議である。個人的には一作目の久美子は好きになれなかった。自分に親しい人間に対して、自分が裏切られない、自分から離れていかないという油断しきった態度をとる人間を私は嫌いだからである。

話を戻そう。一作目において久美子は慣れて疲れ切った日常から脱け出し、本気で全国大会を目指すようになるまで成長する。余談だが音楽にせよ絵画にせよ演劇にせよ、芸術は非現実であり非日常である。精神をすり減らす生活から一時離れて、溌溂たる生命力を復活させ、また平坦な日常に帰るためのいわば「遊び」である。久美子はその「遊び」にようやく真剣に取り組むようになったことで、彼女の精神は輝きを取り戻したともいえる。芸術にはそういう力がある。それは彼女らの演奏を聴いた視聴者ならばわかってくれるだろう。

さて、次に二作目だが、ここでのヒロインは高坂麗奈に代わって田中あすかである。彼女の最たる特徴はここでもやはり「特別」である。麗奈が努力による「特別」であるなら、あすかは天然の「特別」だろう。なんでも平均以上にこなしてしまい、周囲がどうあれ自分には関係ないと言わんばかりに常に超然としていて掴みどころがない、小憎らしい人物だ。平均的平凡人である久美子が嫌っても不思議はない。が、理由はそれだけではない。実は久美子も別の意味で他人には興味が無い、といえばいい過ぎかもしれないが、あと一歩というところで彼女は他人に踏み込んでいくことをしない。

おもい出してほしい、鎧塚みぞれの巡っての一連の騒動での久美子の関わり方は、基本的に消極的、あるいは受動的である。その点はあすかからも指摘されている通りだ。上にも触れたが、入部の決断にせよ、麗奈と中世古香織のソロパートを巡っての対立も、滝昇の妻が他界していることを知ったときも、特になにもしていない。とりわけ姉の麻美子が大学を辞めるといい出し、親と一触即発の深刻な状況に陥ったときもそうだった。
責めているわけではない。十六・七の小娘がなにかできるわけはないのだから、それで普通、平凡人は傍観するに若くはない。傍観を決め込むことでこそ群像劇が成り立つ所以でもあるだろう。

さて、そんな彼女がついに一歩踏み出す時が来た。それがまさに田中あすかの退部を思い止まらせた時だ。正論で身を固めた難攻不落の要塞に、無謀にも正面から挑んだのだ。相手は当然反撃に出る。
久美子は皆があすかに全国大会に出てほしいとおもっていると言い切る。それに対しあすかは、安全圏に留まり他人に踏み込まない人間に誰も本音を見せてはくれない。だから本音は違う。戻って欲しいなんておもわれているはずがないといいたいのだ。

これは久美子に向けた台詞だが、それ以上にあすか自身に向けたものである。つまりあすかは誰も信じていないのだ。誰も信じない、信じられない故に孤独なのだ。孤独だからといって誰かに縋れるほど弱くもないから、かえって孤独を深め「孤高」となる。これがあすかの「特別」の正体であり、彼女の不幸でもある。そしてその「孤高」は大人の論理・正論でがちがちに固め守られている。これは逆に中身が脆弱であることの裏返しでもある。一度突き崩されると白旗を上げざるを得ない。その一撃を加えたのが久美子の先輩だってただの高校生なのに!」の一言だ。

ときに心は論理を超える。いや、そもそも人は心の生き物であり、論理の生き物ではない。真心は論理より圧倒的に人の心を揺さぶるものだ。傷つけ傷つくことを恐れず踏み込んでくる本気の久美子に、あすかの鉄壁の論理は無効である。要塞は敢え無く陥落、勝負ありである。残された選択肢は受けるか逃げるかのどちらかしかない。が、あすかは間違わなかった。素直に久美子の気持ちを受け入れたのである。二人が成長した瞬間である。そして二人の奏者の心が和して、その奏でられた音色が響いた瞬間でもある。おそらくはあすかの父親が本当に贈りたかったものは、音楽を通して通じ合う心だったのだろう。

もう少し書きたいこともあったが、長くなったのでこの辺にしておこう。どうせ私の書くことといえば悪口ばかりなのだから。そもそもこんな長文を読んでくれる人がそうそういるともおもえないが。
それにしても人の成長に立ち会えるのは、なんと晴々とした気分にさせてくれるのだろう。成長とは人間のもっとも美しい行為の一つといっていい過ぎではないはずだ。そして伸びようとする少女らに惜しみない祝福を贈りたくなる。そんな気持ちにさせる作品だった。

投稿 : 2018/08/22
閲覧 : 260
サンキュー:

17

ネタバレ

一日分のビタミン さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

吹奏楽「部」でしか描けない関係性

【追記】描写不足を感じたオーボエ奏者を中心にした前半のエピソード(1-4話)はスピンオフ映画の「リズと青い鳥」(2018年4月上映)で十分に補完されていましたので点数を上げておきます。

一期ではバラバラだった吹奏楽部が京都府大会に向かってまとまっていく部活ものとしては王道の展開を描いていました。
二期はすでに団結していている状態からスタートします。合奏シーン自体は多くありますがあまりコンクールを勝ち上がる説得力はありません。いくら合奏しても個々人の基礎力が上がらないと意味がないからです。顧問の滝先生は厳しい指導を行うという設定ですが、普通に合奏しているだけにしか見えませんでした。
{netabare} 関西大会前にオーボエ奏者の表現力が上がるというイベントがありますが、総合力の勝負なのでそれだけでは突破できません。話の都合上、予選を勝ち上がりますが二期のテーマはコンクールの勝ち負けそのものではないということでしょう。{/netabare}

演奏技術の向上の過程を描くという点では一期より後退した印象がありますが、代わりに顧問や久美子を含めた部員が抱えるそれぞれの過去や家庭の事情、内面の葛藤にフォーカスが当たります。実写ドラマに近いので派手さを求める人には地味に感じると思います。エピソード的にフォーカスが当たるのでやや散漫な印象を受けるかもしれません。それぞれが久美子に事情を告白するのでご都合主義という批判もあると思います。

オーボエ奏者が主役となる前半は一応音楽が物語の鍵になりますが吹奏楽部という舞台設定をあまり生かせず話の展開もやや強引な印象を受けました。一方で後半はまさに吹奏楽部特有の関係を描いていると感じました。それはパート内における先輩後輩の音楽を通じた絆です。どの部活にも先輩後輩の関係はあると思いますが、吹奏楽部でのそれは感情を直接揺さぶる「音」を介したものとなるため情緒的な関係になると思います。後輩が先輩の奏でる音色に感化されその過程で「自分もこんな音を吹きたい」というアイデンティティーを確立し一人の奏者として自立していく。純粋に音楽的観点で言えば素人よりプロの演奏を参考にした方がいいと思います。しかしプロを目指すわけではないけど音楽は好きっていうスタンスだと遠い存在のプロより身近の上手い人に影響されるわけです(もしかしたら強豪校はこの辺も顧問が管理しているかもしれませんが)。こうしたアマチュアリズムは職業音楽家を育成するという観点から吹奏楽「部」が批判される理由ではあるんですが、そこがまた商売ではない部活として音楽活動をすることの良さでもあるわけです。※この点プロ志向と思われる高坂麗奈は先輩の影響を全く受けてません。またピアノや弦楽器だと管楽器より早い時期に成人の講師に師事するので事情が異なると思います。
{netabare}あすかは家庭環境が複雑で屈折した心に闇を抱えたような描かれ方をしているので、終盤に掛けて急に久美子とあすかが接近するのは視聴者には理解しがたい所があるかと思います。でも久美子は自分でも気づかないうちにあすかの「音色」に魅了されていて最後には彼女から生き別れた父親との繋がりの象徴であるノートまで託され気づいたら後継者になっていたんですね。{/netabare}

作中でクローズアップされているもう一組の先輩後輩の関係と言えばトランペット2年の吉川優子と3年の中世古香織の二人がいます。香織は美人で人徳者という非の打ち所のない設定で優子はそんな彼女を慕っています。外部から見ればこの関係性の方が理解しやすく好感も持てると思います。{netabare}でも彼女は1期11話(オーディション回)で「先輩の音が聞きたい」とは言っても結局最後まで「先輩の音が好き」「先輩のように吹きたい」とは言ってないんですね。久美子とあすかの関係性とは対照的にまず人間性ありきでそこに引っ張られる形で音楽性の評価をしている印象です。卒業式に優子は香織からスカーフを貰っていますが音楽とは関係ないものでした。結局、最後まで二人の関係は真の意味で音楽を介したものではなかったのかもしれません。一方で久美子はあすかを「気難しい人」で「嫌いだったかもしれない」と言いつつ「先輩の音が好き」と力強く宣言します。その人でしか出せない「音色」というのはいわばその人の分身であり「先輩のように吹きたい」とは先輩の魂を部内で受け継いでいくという決意表明でもあるわけです。たとえそれが職業として結びつかないとしても。{/netabare}

{netabare} 後半は久美子とあすかの関係に焦点が当たるので、それまで彼女の中心にあった麗奈との危うい同性愛めいた関係は中途半端に終わります。また原作にあった幼馴染のトロンボーンの塚本との恋愛関係も大幅にカットされ久美子をサポートするような役割に改変されています。{/netabare}これは尺の都合もあると思いますが久美子にとってあすかとの関係の方がこの時点の彼女の成長にとっては重要なんだと印象づける効果があります。

閉じられた部活内での会話が中心のためアニメとしては結構地味だと思います。アニメというよりドラマに近い印象を受けました。京アニの作画でなかったら間が持たなかったかもしれません。ただ実写にすると表現が過剰になって白々しくなっちゃんでしょうね。実写とアニメの間の「何か」ですね。
一期を見て北宇治の面々のことをもっと知りたくなったら見てもいいんじゃないでしょうか。

{netabare}最後に全国大会の結末ですがあの練習の描き方だと銅賞以外にありえません。アニメではさらっと関西大会を突破しますが、元々原作ではライバル校のミスもあって奇跡的に突破するという描き方なので全国大会に辿り着いた時点でピークなんですよね。演奏がカットされていることに批判もありますが全国大会でも予選と同じ曲を演奏する旨の説明があった方がよかったと思います。 {/netabare}

投稿 : 2018/08/06
閲覧 : 227
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28

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たけのこ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

1期より面白かった

あすかメインの話に入ってからはほぼ完璧だと思います。

投稿 : 2018/06/10
閲覧 : 199
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10

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※アニをた獣医師 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

そして次の曲が始まるのです! by くみこ 新作来た~♪

期待して全然問題ないものになること間違いない
作画は相変わらず素晴らしく、ストーリー、キャラ、心理描写、申し分なし! ひかり野具合とか景色とか感動ものだよ!

そして全国のために新たな課題と練習、そして新たな人間関係… 吹奏楽にかけるみんなの情熱がひしひしと伝わってくる❗皆かわいい♪

2年生がいっぱいやめた事件、気になりますね…
アスカ先輩は自分にも他人にもきびしいのだよなぁ

1期からの繋がりも素晴らしいし、新しいキャラも良い♪
相変わらずレイナは美人だしかっこいいこというね!

2話、水着回、大変良かったね、後半パートは人間関係が複雑のなってきたね、皆それぞれ悩みを抱えてるということだね… レイナ、諦めちゃいかんぞいw

3話、いよいよ人間関係がぐちゃぐちゃしてきたよ!
部に入りなおすのを拒む理由も明かになり、そして滝先生の過去も明かされた、結婚していたのは何となくわかっていたけど、5年も前に奥さんが…opの映像は… 滝先生が音楽をしに戻ってきた理由も後々わかるのかな… みぞれ(オーボエのこ)ってこ、かわいいね♪ ただ友人関係が難しくて今後のぞみが入るか否か、どうなるかだよね 金、銀、銅の評価はつく、だが決してそれは努力が無駄になったということではないのだ!

4話、みぞれちゃん、ついにのぞみに会ってしまった…会いたくなかった理由、それは部活をやめることを知らされなかったという、自分が吹奏楽をやっている理由がなくなってしまったというものだった。その楽器がのぞみと唯一の共通点だった。しかし、みぞれにはすでに友達がいた!(あら~^^) そしてのぞみはみぞれのことを一番考えていた。 ユーフォはこういう人間関係が素晴らしいですよね♪

5話、北宇治高校、無事にゴールド、そして関西から全国大会へ出場決定!皆のがんばり、思いがひとつになってついに全国へ、やったね♪ アスカ先輩もレイナも、くみこも皆、一所懸命やってたから、オイチャン泣いちゃうよ! みぞれちゃん、好きだなぁ♪
そして今回の演奏は素晴らしかった、作画も神がかってたね! そして次の曲が始まるのです?、始まらない、だと?‼
まあ、来週、アスカ先輩かな?(違うかも)

アスカ先輩の話がどのあたりでくるのかなぁ(ワクワク‼)(まあ、そして小説のあの場面、レイナの…伏せておこう…まだ先は長い、3期とか2期では足りないかな?)

6話、学祭じゃーーーーー!わーい!楽しいな♪ 前半は皆かわいいよ!とくにみぞれちゃんのメイド姿の破壊力は半端なかった!しかし、それだけでは終わらないのはユーフォ!bパート、くみこのお姉ちゃん、大学やめるのか?さらに滝先生の過去、先生は本当に奥さんを愛しているんだね…愛し続ける、奥さんの夢を先生が叶える、ロマンじゃないですか! レイナはどうなるかなぁー♪と思ったら、遂にアスカ先輩来ますね‼ 

7話、アスカ先輩の母親登場、アスカ先輩は3年生、受験に集中させたい母と部活に取り組みたいアスカ、それが本心か否か… くみこはまたしても遭遇してしまう❗さあ、大変大変❗  アスカ先輩は何を目指しているんだろう、アスカ先輩はどうなりたいんだろう…それが楽器の演奏にも表れる、先生は厳しくもそれが大切だと分かって答えているのだと思う… そして皆はアスカ先輩の居場所として吹奏楽部をやり続ける、青春だぁ! 生でこの演奏を聴きたいと思えるよねぇ♪ そしてアスカ先輩は唐突に、気まぐれに現れる(いえよ、おい!(笑)) 今回も演奏、素晴らしゅうございました! そしてry

8話、お姉ちゃん、本当にやりたいことを隠して我慢していた、トロンボーン好きだったのに…悲しいな、そして美容師になりたかったんだな… お姉ちゃんはくみこの憧れだったんだね、そしてアスカ先輩は来たと思ったらまた休んでしまった、これからどうなるか、お姉ちゃんと同じトロンボーンをやりたかったが人数が多く、ユーフォを選んだ、それがくみことユーフォの出会いだった。そしてくみこは風邪をひいてしまった、そしてくみこはお姉ちゃんに自分の抱えていた本音をいってしまった…吹奏楽を続けたかったお姉ちゃん、やめたくなかったというのは少しズルいかな、でもそれは本気で向き合っていた証拠、くみこはお姉ちゃんに演奏を聞いてほしいのかな、聞いてほしいんだよね♪アスカ先輩、帰ってきて‼ そして次の曲が始まるのです… 相変わらず背景作画は神がかってる

9話、ここでまさかのタイトル回収! ひびけ!ユーフォニアムってタイトル来ましたよ♪予告の時点でテンション⤴⤴だったよ! アスカ先輩、やめないとはいってないってのは気になっていたよ…くみこがどうにかするとわかっていたからアスカ先輩は呼んだんだろうか?そして、なつき先輩優しいのん、いい子なのん、のぞみんかわいいのん!
先生が寝て起きた後のレイナの反応かわゆかった♪ でも写真を見たレイナの反応…少し切ない…
アスカパイセンこえぇよ…なんすかあのかおりを見る描写… そしてやはりあれはアスカ先輩のもと父親だったのか、伏線だった。アスカ先輩は父親にあいたかった、当然だよね、それは決しておかしいことじゃない、いくら私利私欲だろうと、自分のためだろうと、そうやって一所懸命に吹いてきた。それは間違いじゃない、くみこはそれがわかっていてアスカ先輩のユーフォの音が好きなんだろう。ここが物語のkeyだった、アスカ先輩のユーフォを本心から聴きたいというくみこの気持ちがアスカ先輩に届いたんだ!
その笑顔は今まで見たアスカ先輩の笑顔と違う笑顔だった。それは心からくみこにユーフォを聴いて欲しかったんだろうね♪それがアスカ先輩を動かしたんだ!
Edのアスカ先輩のユーフォのソロ、最高でした!
そして次の曲が始まるのです…(ボロボロの手紙がそこにはあった)

10話、お姉ちゃんはくみこのことがうらやましくてくみこはお姉ちゃんのことがうらやましかった。別の人がよくみえるのは至極当然のことだと思うよ。失敗してもやり直せば、立ち上がればいい、そういうもんだ! お鍋の傷と焦げはそういうこと表してるんじゃないかな?京アニ、そういうのあるからいいよね♪
姉妹の絆、家族っていいなぁ、くみこの涙がそれを表しているような気がした、やっぱりくみこも寂しいに決まってるよ…涙がすごくいい作画で、やっぱり京アニだなぁ、素晴らしいと思った。
そしてまたアスカ先輩に焦点が…なぜアスカ先輩嘘をつくのか、どうして吹きたいといわないのか…どうして自分にさえ嘘をつくのか。くみこはアスカ先輩に痛いところをつかれてしまう。だがここで退いたらアスカ先輩は絶対戻ってこない。
そしてくみこは自分の本音ぶちまけた。子供のように、泣きじゃくり、大人ぶった先輩に… 諦めるのは決して簡単じゃない、でもくみこはアスカ先輩にあきらめてほしくなかったのだ!その言葉はアスカ先輩に届いたのではないかな? 青春してるなぁ♪
ところでくみこの恋愛は発展しないなぁ(そういうアニメだからな!)
お帰り、アスカ先輩‼ そして次の曲始めちゃおうか!

11話、これは、レイナのメインストーリーか!レイナに異変、何事か? そして、お姉ちゃんはお姉ちゃんで一歩ずつ進んでいる。
レイナからの呼び出し、これはなにか話すんだろう。これはたぶん、滝先生のことを知ってて話さなかったことだろう… そして案の定、それは当たっていた。どうして話さなかったのか、まあ、傷つけたくなかった、でもレイナはいってほしかった。人間ってのは恋愛に対してはすごい脆い時があると思うんだ…だからくみこはいわなかったんじゃないかな? そのレイナの顔は触れたら壊れてしまいそうなほど、儚げな表情だった。くみこはそして、もう滝先生の奥さんがいないことを、レイナのことを本当に応援してるんだろう
そして回想、レイナが滝先生に恋した理由…これもなんと切なく儚いものか…それが演奏に影響する…
人間とは脆い、脆いがゆえに美しい音楽を奏でられるんじゃないだろうか?(一応音楽経験者からの経験談) 
先生から、先生自身から奥さんのことを聞くレイナ、どういう気持ちで聞いたのだろう、先生はずっと奥さんのことを愛し続けるんだろう…その事を知りながらもレイナは吹き続ける、より力強く❕
そしてレイナは奥さんのお墓に、レイナは決心した、滝先生のために、滝先生の奥さんのために‼なんて力強く、美しい音色だろうか♪ その音はどこまで響くのだろうか… そして次の曲が始まるのです!

12話、最近ちょうど青空エール読んでるからいろいろとユーフォと重なるところや、吹奏楽の大変さがひしひし伝わってくる! そして何より全国大会へいくことの難しさ、金賞とることの難しさ、皆頑張ってるんだよ! のぞみんかわいいなぁ♪ 皆応援に来てる、頑張ろう、金賞とろう! そして結果はどうなるか…
演奏シーンなしなのかい! 結果発表のとき、レイナついにいったーーーーーーーーー!告白来たーーーーーーーーー!いいねぇ♪青春だねぇ!最高だよ!
しかしこの結果がねぇ、銅賞なんですよ、これがなんとって感じなんです!そこがなんか現実的というか、青空エールでもそうなんですよね… それでも、これが音楽の力というか、滝先生、気づいてないんか(笑)
そう、この子達はこれからなんですよ!これからまた新しい演奏が始まるんですよ! そしてアスカ先輩良かったね(涙) だけど、演奏シーンほしかったなぁぁぁぁぁ! 話数だろうね… 
くみこ、お姉ちゃんは憧れだったんだよ、ありがとうお姉ちゃん♪ そして次の曲が始まるのです!(え、来週最期?知らんな、嘘だろ❗…)

13話、最終話、一番驚いたというか、さすがだなぁと思ったのは、2期1話のアバンでくみこが空を見上げて何を思ったのか、ノートには何が書かれていたのかをこの最終話で明らかにしてくれたのは、ただただ震えた、感無量だった。
3年が引退し、皆がまたそれぞれ頑張るが、まだまだ成長しようがある。3年生の引退式、演奏しながら、くみこはアスカ先輩に何を思うのか…
最終回、泣かせに来ましたね…(目から汗が?‼)
アスカ先輩みたいに吹きたい(涙) 先輩の意志が受け継がれる、そして、今まで色々あったけど、いいことばっかりじゃなかったけど、二人はしっかり先輩、後輩で、いい関係だったね♪ 響け!ユーフォニアム、この曲の題名、アスカ先輩の音の暖かさを忘れない…

ありがとう、ありがとう、ユーフォ…

まだ終わってほしくなかった、オリジナルで劇場映画とかどうですか❗




2019年、春。ついに久美子たちが先輩に!
リズトリでも少し出てきましたが、今回は、久美子がメインでしょう!これは楽しみです!

投稿 : 2018/06/03
閲覧 : 386
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42

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ひつまぶし さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

こんなに引き込まれる7分間は初めて

何といっても5話
三日月の舞をフルで7分間
これまで掘り下げられなかった部員も含めて全員の表情がうつる
れいなが特別な存在になりたくて取り組んだソロパート、くみこが悔しい思いをしたけどできるようになったパート…
思い出されるもの、込み上げるもの、みんなが青春かけてきたもの、全部まるごとひっくるめてアニメで表現するって凄すぎません!?!?

投稿 : 2018/05/19
閲覧 : 229
サンキュー:

17

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takeboo さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

この続きが見たい。

さらにこの続きが観たい。
ストーリーが暗い。
恋愛要素がほしかった。
86点。

投稿 : 2018/04/02
閲覧 : 247
サンキュー:

5

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タマランチ会長 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

これぞ本当のJKの青春群像劇!傑作!

某掲示板に、視聴を進めていく過程で投稿した感想があるので、それを時系列に合わせて並べ、あにこれように書き直していきます。

総評
 1期より2期の方が面白かったと思います。
 物事にクールな久美子が自分を見つめ直し、感情を爆発させる場面が何回かありました。よい経験になったことだろうと思います。あすか先輩も捨てきれない吹奏楽への愛情を再確認したことでしょう。勇気をもって告白したれいなも大きく一歩踏み出せたのではないでしょうか。各々が青春していたと思います。そこを大きく評価します。
 コメディ要素が後退して、ドラマ性が強くなりました。2期の大筋は、前半はみぞれ先輩、中盤からあすか先輩の一件。2つともそれこそ演奏が成り立たなくなるくらい全国大会へむけて致命的な痛手となる一件でした。それに久美子は深くかかわり、大いに振り回されます。私もおせっかいな性格ですので、大変共感しました。その中で、自分を見つめ直し、感情を大きく揺さぶられる久美子を観ていると、ハラハラしたし「がんばれ!」と応援しながら観ていました。近年まれにみるのめり込み方でした。文句のつけようがありません。これは名作認定でよいと思います。

1話
 冒頭の大会金賞の余韻を味わうシーン。カメラがゆらゆら揺れて、彼女たちの目標を達成したのだけれど実感がわかないみたいなふわふわした心情が上手に表現されている。前者の中のシーンでもカメラを揺らしたり、京アニはこういう細かな画面作りに芸が細かいし、意味があるし、画面から目が離せない。見ていて心地いい画面を作ってくれるところがホント感心します。
 ただ、とっかかりの展開として、やめた部員が復帰をお願いするとか、なんだよ迷惑な話だよねってのがよく分かるし、もうどうでもいい感じの話で共感できない。この復帰騒動がこれからしばらくは話の軸になるんだろうと思うと観るのめんどくさい気になってしまった。
 花火大会の主人公と2人の関係とか、とにかくこの作品はリアルな女の子のドロドロした心情の話になりそう。私は男なんで「女ってめんどくさいんだな~」というのが正直な印象。共感できなければ楽しめないので不安がいっぱい。 とりあえずこれから続き観ます。

4話まで
 みぞれちゃんの場面コミュ障。結局彼女の思い込みが原因だったってだけの話で、誤解が解ければ簡単に解消されちゃうって話。ほんとメンドクサイ。でもまあ、若いころってそういう側面もあるし、共感できました。思春期ですね~~。
 理科室の机の影にうずくまっていたみぞれちゃんを、優子ちゃんが手を引いて立ち上がらせるとき、机の下から出てきたみぞれちゃんに日の光が当たります。自分の殻に閉じこもっていた彼女をその殻から解放する象徴的な場面。ベタな演出ですが見事でした。まだまだ楽しめそうです。

5話
 関西大会。この作品は演奏を細かいカット割りとカメラを揺らしたり過去回想シーンを挿入したり、王道の演出で淡々と描きますが、そこがすごくよい。演奏が始まる前の緊張感。年に一度の大会、たった12分の演奏のために休日なしで練習し、演奏をしている部員と舞台裏で見守る部員。それぞれの表情がとてもよくて、画面から目が離せなかった。エンディングのあとの、結果発表の緊張感。わしは別に練習頑張ってきたわけじゃないけど、一緒になってドキドキしたし、出場が決まったときは目頭が熱くなってしまいましたよ。いや、ホントすばらしい。

9話まで
 う~~~ん、、、部活をやるにしても親の承諾は必要だし、普通に部活やらせてもらっていたことには感謝しなければいけないね。先輩も大変だ。主人公は悪意なくうっかり本音をもらしてしまうところあるから、そういうキャラが相談相手として受け入れられているようす。それにしても、ラストの先輩のユーフォの独奏はグッときましたね。続けるんだろうけど、どうすんだろ先輩。いや~楽しめます。

10話
 いや~、あすか先輩の引き留めはかなり緊迫感がありました。本人が一番悩みに悩んで出した結論を覆すための説得ですから、きれいごとではとても太刀打ちできません。久美子のありきたりな説得は、あすか先輩にことごとく論破され、追い詰められていきますが、最後の最後にクールなキャラの久美子の心の底からこみあげてきた本音はようやくあすか先輩の心に届いたようです。ホント目頭が熱くなりました。・・・が、模試で全国30位以内入って母親を説得するというシナリオはすでにあすか先輩の中にあったみたいですね。やはりあすか先輩は自分で何とかしちゃうしっかりした娘だったみたいです。
 あすか先輩の件で、久美子の姉の件が大きく影響していたことは間違いないでしょう。吹奏楽にのめり込んだ自分の原点と、姉とあすか先輩を重ね合わせ、高いレベルで一緒に演奏をしたいなどクールな久美子が感情を高ぶらせ爆発させるまでの過程がしっかり描けていたからこそ、視聴者にもその思いが届き、共感させるのでしょう。実によくできた作品です。すばらしいの一言です。

11話
 ずっと懸案事項だったれいなの滝先生LOVEが問題化!しかし、れいなも気持ちの整理をつけて自分で解決してしまいました。考えないようにするとか、人のせいにするとか全部無駄。考えるだけ考えて、直接本人に聞いて、吹っ切る。すべては大会でよい演奏をするため。部活の力。共通の目標を持った集団は強い。恋愛が絡むから深刻だけど、爽やかな解決でした。
 京アニは背景に弱点があるなと思っていたんですが、最近は川など水の表現が秀逸で実にきれい。電車の中の揺れとか、車窓から見える電線の流れとかホントにうまい。アニメらしさを失わず、省略、誇張が利いていて実写よりいいくらい。もう称賛の言葉しかでてきません。

12話
 久美子がお姉さんを追いかけて「大好き!」という場面。夜景でピントをぼやかした背景処理が実に美しかったです。実写のそれよりずっといい。アニメのよさを生かした素晴らしい演出でした。京アニはホンモノです。恐れ入りました。
 関東大会本番。Aパートで演奏を披露する直前で終わり、Bパートで演奏は省略でいきなりの結果発表。演奏を身を乗り出して期待した自分としては肩透かしでしたが、吹奏楽の演奏をこんなに期待したのは身内が発表するときくらいのものでしょう。ドリフェス最終回での彼らの歌なんか「早く終われ~」ってくらいテキトーに視聴しているのですから、この作品の引きはすごいです。
 あすか先輩のお父さんからのメッセージは実に感動的でした。不器用なお父さんですが、娘にはしっかり届いたことでしょう。久美子のお姉さんのエピソードも、キチンと彼女の吹奏楽愛の原点回帰に結びつきました。ただのあすか先輩の退部騒動を盛り上げるイベントで終わらずよかった。れいなは、滝先生への告白を先生生徒間の「好き」にはぐらかされた感じで、ちょっと気の毒でしたね。

13話
 いや~~見応えがありましたこの作品。最終話は久美子と卒業するあすか先輩との別れがグッときましたね。久美子が先輩と姉を重ねているのがよく分かります。以前から人の涙腺を刺激するのは「別れ」と「やさしさ」だと主張しておりますが、今回も最高の別れでした。あすか先輩はついに感情を爆発させることはなく、最後までクールでした

投稿 : 2018/03/31
閲覧 : 330
サンキュー:

25

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退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

青春だなぁ。

一期の記憶がほぼ無いのだが、楽しめた。
あすか先輩かっこええ。先輩と後輩っていいなぁ。
ラストは泣けたし、良かった。
もうこれで終わりでいいけど、どんな新入生が入ってくるのかはちょっと気になる。
それにしても、一期の記憶がホンマ無い。どういうことや、うちの記憶力。

投稿 : 2018/02/18
閲覧 : 186
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さぁ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

良かった!

みぞれ先輩のとこが長過ぎてちょっと退屈に感じた時もあったけど…

思春期やもんなー
人間関係色々あるわな

恋が不燃焼なんが残念!

映画はどんなんやろ?
続きが気になるー!

投稿 : 2018/02/05
閲覧 : 222
サンキュー:

7

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fuushin さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

全国への筋道って、こういうものなんだって初めて知りました。吹奏楽ってすごい!

原作既読後に視聴しました。

原作では登場人物がより多彩になりストーリーに深みと厚みがみられました。なのでアニメーションの中でキャラクターがどんなふうに演じてくれるのかすごく楽しみに鑑賞しました。そして期待にたがわず素晴らしい内容でした。

前作同様、鉄板で泣かされました。全国を目指すリアルな展開に一気見してしまいました。

印象的だったシーンがふたつあります。

ひとつは、関西大会の舞台で、久美子が演奏中に見ていた映像です。久美子は滝のタクトの向こうに、走馬燈のように浮かび上がってくる心象風景を見ていました。吹部にかけてきたすべてのできごとが、降り注ぐようにあらわれては、次々に消えていく。
すべての時間が、今、久美子とともに舞台の上にある。

もうひとつは、卒部会での演奏。久美子があすかにアイコンタクトをしていた映像です。あすかと交流できる最後の部活動。久美子はあすかへの感情がまとまらないまま演奏する。あすかと過ごした日々に、もうひとつ確かな手応えを感じられない気持ち。いったいあすかは久美子にとってどんな存在なのだろうか。久美子はあすかを見つめながらその答えを探そうとする。あすかは優しい微笑みだけを返している。
久美子のもどかしい感情が切ない。

甘美で、ほろ苦くて、かけがえのない青春そのものの象徴のようなシーンに胸が熱くなりました。あ、ジーンときた!ジーンとしてきちゃった~!

今回は、葉月とあすかと久美子に絞ってレビューしてみたいと思います。どうぞよろしく。

葉月のこと。
{netabare}

「私を全国に連れてって!」
やっぱりそれを言っちゃうよね~。そうそう、いつしか葉月と同じ気持ちになっていましたよ。

「全国大会出場」。春先にみんなで決めた目標。チューバと格闘する初心者の葉月には、たぶんよくわからないシチュエーションだったかもしれません。葉月にとっての日常は、全国を目指すことがどういう意味を持つのか、どんなことをすればそこに近づいていくのか、葉月自身の中にいったいどんな化学変化が起き始めていたのか・・、推し量ることは難しいですが、メンバーとしての最大級の応援メッセージですね。
「未来を見せてほしい。」なんてステキな言葉でしょうか。

葉月は初心者だったけれど、だからこそ彼女を通じて全国を知ることができました。吹奏楽のことは知らないことばかりでしたが、葉月の目線で観られたのはすなおに嬉しく思えました。舞台のそでで、しゃがみこんで祈っている彼女がとっても健気にみえました。

技術レベルや気持ちの持ち方は、皆、人それぞれだけれども、葉月にとっては久美子や緑輝や麗奈たちが身近にいて、いつも声をかけてくれる。しかも高い目標に向かって一緒になって支えてくれるっていう点では、素晴らしい仲間ですよね。「徒然草」の一文に、「少しのことにも、先達はあらまほしきことなり」(些細なことでも、案内人は欲しいもの)とありますが、葉月にとってはこの3人がそういう貴重な先達にあたるのでしょうね。

お叱りを受けるかもしれませんが・・、目指す場所と目的が定まれば、そこには”道”ができます。和風にいえば”道を究める”と言いやすいのですが、芸術系ではどう呼ぶのでしょう。同じように呼んでいいものであれば”道を極める”は許されますか?
・・「極道」。えっと、やっぱりよくないかな・・。

高校生活の部活に割くことのできる期間って実はそんなにないんですね。例えば、朝ご飯を毎日食べて1000日ちょっとです。(たとえが変!)
1000日間、ユーフォニアム〇道、チューバ〇道、コントラバス〇道、トランペット〇道を、引退や卒業まで一段ずつカウントアップしながら登っていくのですね。てっぺんに行ったとき、どこまで極められたか、納得できるか、後悔しないか。
真剣勝負の1000日修業。やっぱり〇道でもいいのかもしれません。(ダメ?)

全国大会。
それは”道”を選んだすべての高校生が歩むひとつの目標。
与えられている時間は平等。
あらゆる努力を尽くすのが上等。
それを支えるための尽きない情熱も必要。
本物の音に近づくための切磋琢磨ができたら最高。
厭わず、腐らず、軽んじず、やりとおす強い覚悟が必定。
その先に見えてくるのが・・・金賞。

ユーフォニアム2は、その道のりがいかなるものかを示してくれるステキな作品でした。
葉月が言ってくれた言葉に感謝です。全国に連れて行ってくれて本当にありがとう。葉月にも全国の舞台で吹いてほしい。そうして最高の笑顔を見せてほしいって思わず願ってしまいました。
{/netabare}

実は、葉月に思い入れてしまったわけがもう一つありまして・・。
{netabare}
コンクール会場が地元なものですから。 (人''▽`)☆
名古屋国際会議場、大ホール。通称は”白鳥センチュリーホール”。(しろとりと読みます)
私が客席から観ていたあの舞台のうえで、北宇治高校吹奏楽部が演奏している。そして、久美子が舞台から見上げた空間、麗奈が告白した2階席、吹部が記念撮影をした中庭、葵が歩いた階段、久美子が麻美子を追いかけた玄関前アプローチ・・。ちょっと嬉しい。

ごめんなさい。ちょっと宣伝させてくださいね~。

白鳥センチュリーホール。
『1989年(平成元年)に名古屋市制100周年を記念して開催された世界デザイン博覧会で建設・設置された”白鳥センチュリープラザ”を再利用して1990年(平成2年)に設置された。
設計としては、施設が設置されている白鳥公園にちなみ、地上からは白鳥が水に浮いている姿、空中からは、白鳥が翼を広げている姿がイメージされており、平成2年度名古屋市都市景観賞を受賞している。
客席数3,012席を備えるセンチュリーホールのほか、イベントホール、国際会議場、3つレストランを備える国際都市名古屋の中核施設である。中庭にはレオナルド・ダ・ヴィンチの幻の作品であるスフォルツァ騎馬像がある。』(ウィキペディアより)

騎馬像って、いつ行っても真っ白なんですよ。どんなメンテナンスしているのかしら?
ちなみに私のお気に入りは春(3月下旬~4月上旬)です。ようやくあたたかさも感じられる頃です。桜が美しく咲き誇る名古屋市民の憩いの場所です。10分ほど南東に歩くと熱田神宮へも行けますよ。
ハイ、宣伝終わり~。ありがとうございました~。

全国の吹部のメンバーがこのホールをめざし、精魂込めて磨いてきた魂を発表する夢の舞台なんだと思うと、一視聴者であっても身震いがします。葉月にもみんなにも、心からエールを送ります。ぜひ金賞をとってほしいです!
{/netabare}

久美子のこと。
{netabare}

ほんっとに久美子の周りには、個性の強い人が多すぎる。腕前は図抜けているんだけど、めんどくさい人ばっかり。
あすかを筆頭に、麗奈、みぞれ、希美、麻美子・・。
久美子はなぜか巻き込まれていくし、受け止めてしまう。まぁ、希美の時は自分から首を突っ込んでいくんだけど。よくいえば実直で正直。裏表も打算もない。損得計算もしない。素直すぎて底が見えない。真っ直ぐすぎて青天井。

お人好しっていうのかな。受容する力、包容する力、久美子はそれが図抜けている。だからみんなが話をしたくなる。話を聞いてほしくなる。久美子の声、久美子の瞳は、相手を変える力がある。強い感化力がある。
久美子の強みに気づいているのは、あすか、香織、夏紀、優子ぐらいです。麗奈は「ちょっと引っかかる。全部見透かされているような・・」レベルですね。
4人の先輩は、久美子がいると安心して前に進める。久美子の前ではどんなに飾っても裸にされてしまう。素にされてしまう。こざかしい駆け引きは久美子には通用しない。だから「困った時の神頼み(久美子頼み)」「お願い!」って言ってしまう。みんな、久美子ならなんとかしてくれるって期待してしまう。

特にあすかは、久美子の一番近くで、一緒に息を合わせて、いつも高め合ってきたから、そのことを一番よく知っていた。(だから、家に呼んだのですね。)

全然、小賢しくない緑輝と葉月は、久美子にあまりに近いところでいつもいっしょにいるから、あまりにも自然に感化されまくっている。まぁ久美子はあまりにもぽ~っとしているように見えるので、2人とも久美子の凄さに気が付かない。(もちろん、久美子自身も気づいていないってのがオチだけど)

久美子は、努力を努力と思わない努力ができる。あまりに好きすぎてそれにさえ気づきもしない。愚直なまでに一生懸命に取り組んでいる。どんなに朝が早くても夜遅くまで練習しても、少しくらいの熱があっても気にならない。自分のことは全部気にならない。ただひたすらに上手くなりたいのだ。

久美子のパワーのみなもとは麻美子の存在。
麻美子への憧れ、演奏への憧れ、吹奏楽への憧れ。ユーフォニアムという楽器への憧れ。そしてお姉ちゃんと一緒に吹きたいという憧れ。
マウスピースで音階を吹けたとき、お姉ちゃんから「うまくなってきたね」って褒めてもらえた久美子の喜びと嬉しさは一入(ひとしお)だった。
忘れられない歓喜の記憶が、久美子を育て、久美子に力を与えた。

ところが、久美子には欠点もある。
それは「評価の定めどころを知らない」ということ。麗奈やあすかのような「明確な価値基準」を持っていない。良し悪しとか善悪とかの判断がとっても苦手。だから、目の前で起きていることをどうさばけばいいのかわからない。線の引きどころを知らない。感情の落としどころを見つけられない。だから上手く言えないしうまく立ち回れない(と久美子は思っている)。でもそれでいいとも思っている。だから葵が「あすかには悩むとかないと思っていた」と言ったことに反発したのである。
{/netabare}

久美子と麻美子のこと。
{netabare}

久美子は、麻美子の本当の思いを知らなかった。知らないまま、姉は当たり前のように久美子から離れていく。久美子には、姉が離れていってしまうことの意味がまだわからない。(姉が美容師を目指すってことは知っている)久美子は、姉をどう受け止めればいいのか分からない。姉にどう振舞えばいいのかわからない。やがて、姉が「淋しい」と言った意味を真正面から受け止めたとき、姉への気持ちの正体も同じ「淋しさ」だと気づいた。姉が離れていくことは「淋しさ」を抱えることだと知った。伝えられなかった。伝えたかった。それは全国大会での姉への告白へとつながっていく。

とうとう久美子は麻美子を見つけ出す。姉妹は姉妹であったことを伝え合い、変わらぬ姉妹でありつづけることを確かめあう。久美子の憧れだった姉は、妹の生き方に憧れる。妹を応援している。それぞれの旅立ちのためのエールの交換。2人はそのことに気づいていたでしょう。
{/netabare}

久美子とあすかのこと。
{netabare}

卒業式の日。久美子は、入学式で初めて出会った階段で、ふたたびあすかと出会う。「別れが苦手」と言い合う似た者同士の2人。あらら~。 
久美子はあすかにどうしても別れを告げられない。「好きなんです!さよならって言いたくない!」と放言する。そんな久美子に、あすかはあまりにも優しい。久美子のわがままが、子どもっぽさが愛おしい。だから久美子を気遣って「じゃ言わない。またね」って久美子から離れていく。

あすかは、父親からもらったノートを久美子に手渡し、「今度は後輩に聴かせてあげて」と託していく。あすかの心に寄り添い支え続けてきたノート。あすかへの思いを奏でつづけた父親の曲。それをあすかは久美子に引き継ぐことを選ぶ。久美子の心を満たしてきたあすかの音を、今度は久美子自身が紡いでいくことになる。

あすかが一人で響かせてきたユーフォニアムの音が、久美子の手によって北宇治吹奏楽部のユーフォニアムの音に広がっていく。別れはつないでいくこと。それを久美子に気づかせてくれたのはあすかだった。
もう一度、全国へ。みんなで。

ノートはユーフォニアム奏者のバトン。
北宇治の一つの伝説、伝統の始まりを観させてもらったような感じです。

あすかの先輩愛は久美子をしっかりと包容していたし、久美子はあすかの思いをしっかりと受け止めていました。お互いにつよく感化されあい、一緒に大きく成長し、ともに変わることができたかけがえのない珠玉のストーリーでした。

この体験は久美子の宝物になるでしょう。久美子はきっとへこたれないでしょう。あすかから受けついだ先輩愛は、あすかへお返しすることはもうできません。だから、あすかからもらった愛も、久美子があすかに求めた愛も、そのまま後輩への愛へと応用していけるはずです。そして新入生ともども「全国大会での金賞」へと導いていく役割もしっかりと果たしていけるはず。きっとやってくれる。そう思います。
{/netabare}

あすかのこと。
{netabare}

あすかは、母親の起伏の激しい感情に辟易としているところがありますね。でも、育ててくれたことに恩も感じています。だから「義理立て」の概念でようやく親子関係を維持している感じですね。

あすかにとって、好きとか嫌いとかの感情は、母親のそれを追随するように思えてしまうみたいです。だから、あすかはあえて感情を扱おうとしていませんね。「面白い、おかしい、かわいい」など当り障りのないものの言い方でさり気なく線引きしています。

自分の演奏の不利益になるようなこと(個人的も、部活動的にも)は敏感に反応するし、そういうときは割とストレートにものを言っていますね。あすかの言い分はまったくの正論でわずかなスキも見せませんね。

あすかにとってユーフォニアムを吹くことは、よい成績をとりつづけることが担保だし、交換条件でもあるようですから、どこかに「ねばならない」というナーバスな要因を抱えながらの部活です。葉月の失恋とか、みぞれの人間関係とかで、部活動が乱されることに鋭く反応してしまっています。「遊びでやってるんじゃない。」というのは、目的のために自分のできることとできないことを明確に線引きするっていうことですね。それがあすかの判断の基準なのでしょう。

あすかが一番あすからしくいられるのはユーフォニアムを吹いている時間だけのようです。彼女は明るく振る舞うけれど、人を見下すようなものの言い方もし、面白おかしく話すけど、決して一線を踏み込ませようとしない。そんなアンバランスな姿に、久美子はいつももどかしそうです。それに先輩だから無理も言えません。部員のことを「どうでもいい」と放言する先輩。「こわい、わからない、嫌い・・」つかみどころのない先輩の姿に久美子はモヤモヤと悶々でいっぱいいっぱいでしょうね。

もしも、部活動が夏休みで終わっているなら、母親も口を出すこともなかったはずですし、あすかもまた引退で幕引きができていたはずです。
でも、関西大会を突破し、全国を目指すことになって、どんどんと変わる状況にあすかも困っていたと思います。母親との義理を立てて生きる道を選択しようとするあすかには、母親が否定する吹奏楽を否定しなければならないわけですから。しかも、父が審査員であることも知るところになり、ますます四面楚歌になっていく・・。

父親にユーフォニアムの音を聴いてもらえるところまで来ているのに。
あすか最大の危機って感じですね。

あすかは久美子を自宅に招き、自分の内面を語り、母との関係、父との関係を久美子に語ります。それはあすかの家庭内の事情です。
それをさらけ出して、なお、父の曲を「こてんぱんに否定してもらいたかったのかも」と言っています。

ユーフォニアムへのこだわりは、結局は父へのこだわりです。そのこだわりを久美子のことばで断ち切れないかとあすかは思っていた節があります。
家庭内のやむを得ない事情を久美子に理解してもらえれば、たとえ吹部を辞めることになっても、先輩としての肩の荷も、当り障りなく下ろせることができる・・そんな意図があったように感じます。そんなやりかたで吹部との線引きを図ろうと考えていたのも私は理解できます。

でも、わざわざそういうことを久美子に語ろうとした背景には、あすかはぼんやりとですが「自分の正しさの決めどころを自分では決めかねていた」。そういうことだったのでなないのかなって思えるんです。
吹奏楽を否定する母親への義理を選ぶのか、ユーフォニアム奏者として父親への憧憬を求めるのか。二つの感情の選択への迷いがいつもどこかにあって、決めきれなかったのでは?と思えます。

平静を装うあすかの目論見に反して、久美子は「父親の曲も、あすかの音も、どちらも好き」だと言うのです。この後輩には一切の迷いがない。何の疑いもなくそのまま受け入れてくれている。しかも、この後輩は「今ここで吹いてほしい」とも言い放つのです。それは、あすかには望外のこと、嬉しいことだったでしょう。

後輩の勉強の指導にかこつけて話をしたかったあすかは、主導権を握っていたはずでした。
ところが、思いのほか久美子の圧力は強かったですね。先輩の自宅という土俵ですらも物怖じしない久美子の真直ぐな思いに、あすかの中の秘められていた感情が、掘り起こされてひょっこり顔を出してしまったようです。

あすかは自分自身の感情を「弱さ」に置き換え、「欲が出た」と言い換え、おまけに「罰当たり」だなんて神様のせいにしてけむに巻く作戦だったようでしたが、もうこの時点であすか自身の論理的な思考も説明も破綻していましたね。

あすかは久美子に追い込まれてしまっていましたが、そんな久美子が愛おしかったでしょう。後輩の求めに応じるあすかの笑顔はとても晴れやかで生き生きとしていました。やっぱりユーフォニアムが「好き」なんでしょうね。

同じ楽器ならではの通じ合えるものがあるのでしょうね。「黄前ちゃんはホント、ユーフォっぽいね。」なんて最高の誉め言葉ですよね。

久美子は、ちょっと地味目で自己主張はあまり見せないタイプ、一線を越えずに傍観者然としているけれど、それを強みとして見れば、自分よりもまわりのメンバーの音をきちんと聴けていることだし、出しゃばらずに気配りや下支えに回れる存在ということでしょうか。
それに我欲や我執に囚われることのない素直な性格は、まさにユーフォニアムのはたらきにぴったりなのでしょう。(よくわかんない、ほんとかな?どうなのかな?)
損も得も欲にもとらわれない素直なままの久美子の姿に、ユーフォニアムのポジションを重ねたのでしょうか。

2人のユーフォニアムとのお付き合いは、それぞれ小1と小4から。だから、あすかは学年の壁なんて必要のないことだって思ったのかもしれません。
ただ縁があって同じ高校で出会った。だから、同じ奏者として、一人の人間として胸襟を開いて心情をかわしたかったと思っていたのかもしれません。
久美子はあすかがイメージする望ましく思える奏者。それがあすかの呼ぶ「ユーフォっぽい黄前ちゃん」なのでしょう。

あすかは「本当に聴きたいと思ってる?」って、横目で久美子の真意を窺うように尋ねます。
あすかにとってはいくらか不本意で恥ずかしい気持ちがあったのかもしれません。
もしかしたら、後輩に今どう思われているのか、それを楽しんでいるのかもしれません。
後輩から言われて、絆(ほだ)されて、自分から「吹きたくなっちゃった」なんて言たのですから。いったいどっちが上級生?って感じですね。

母親と父親とのはざまに立って感じていた相剋。様々な葛藤や悩みがあっただろうあすか。そんな個人的な事情を久美子に話してしまった。決して表に出さなかったあすかの秘密。
「いつもと違うのは先輩ですよ」って黄前ちゃんにあっさりと言われてしまいました。あまりにも自然な久美子の切り替えし!

久美子にとっては、あすかにどんな事情があろうとも、良いものは良いというシンプルな価値観です。それは、あすかが部活で久美子に伝えてきたもの。ブーメランのようにあすかに戻ってきてしまいました。あすかの心根は久美子に完全に見透かされていました。あすか、完敗ですね。

あすかの「本当に聴きたい?」という問いかけに対して、久美子の返事はあまりに素っ頓狂で、ストレートで、裏も表も打算もない返事でした。
あすかは父親を誇りに思っているし、その音を愛している。
あすかは久美子の先輩として、ユーフォの奏者の先達としている以上、父親の作った曲は、久美子と共有したい音であり、伝えたい音だったと思います。(聴かせたくてたまらなくなっちゃった~っていうところが本音のあすかさん。)
あすかさん。黄前ちゃんの力を見抜いていましたね。彼女の前で吹けて良かったね。本当にユーフォっぽい後輩だったね。


・・とは言え、あすかは、久美子の思いに絆されても、価値観を共有してもなお、練習には参加しません。あすか、いよいよ崖っぷちです。

ついに久美子はあすかとの一線を踏み越えます。久美子は後悔したくない。あすかにも後悔してほしくない。大好きな麻美子のことばが、久美子の背中をつよく押しだしてくれました。
久美子はあすかにお姉ちゃんの失敗を繰り返させたくなかった。
個人の事情も、きれいごとも、大人のふりも、我慢も、自己満足も、全部が一切合切、「後悔する元」だと分かっていた久美子。そう主張する久美子、グイグイふみこんでくる久美子。

そんな久美子の言葉を遮り、心を測るあすか。久美子を決意を試し、自分のこだわりを守ろうとするあすか。

久美子は自分の言葉を信じる。自分に託してくれた部員の思いを信じる。自分の言葉を語る。

父親の音を「大好き」といってくれる後輩。あすかに「吹いてほしい」と懇願する後輩に、ついにあすかは陥落する。「嬉しいよ。」そう笑う。

同じポジションにいる先輩と後輩って、やっぱり「特別」なものだと思います。スポーツ系でも芸術系でも、同じなんだなぁってつくづく思いました。

卒業式の日、あすかは、ふたたび久美子の言葉に絆される。もう抵抗できないことは知っている。容易に陥落させられる。黄前ちゃんに取り繕う必要なんてなんにもない・・。笑って久美子にノートを渡して、「またね」って卒業していきました。
あすかにずっと寄り添い支えてきたその楽曲は、もうあすかには必要なくなりました。あすかの奏でた音は、父親の耳に届き、父親の言葉があすかの心を救ってくれました。父親が認めてくれた。父親に褒めてもらえた。それがあすかの宝物。
目の前で泣いている黄前ちゃんが運んできてくれた宝物。あすかは途方もなく嬉しかったでしょうね。
{/netabare}

おまけ
{netabare}

今作は、優子や夏紀の掛け合いも捨てがたいです。とても真剣でとても面白く表現されていました。(とくに優子のデフォルメな表情がgoodでしたね)、この2人だったら北宇治の吹部は発展していくのかもしれないなと期待してしまいました。
2人とも、歯に衣着せぬ物言いのできる人ですから、いささか物議を醸しだすかもしれませんが、同時に、人のために骨を折ることを惜しまない性質も持ち合わせています。そういう陰と陽の二面性を持ち合わせているリーダーシップもまた、多くの部員を抱える吹部にとっては必要不可欠な役割になってくると思います。優子や夏紀の熱い活躍がすごく楽しみです。

こうして振り返ってみると、できればスポットライトの当たらないままに卒業していった3年生の物語も観てみたかったし、卒業後も北宇治を応援してくれる姿を観てみたいなとも思いました。

瀧先生の目利きが部員の力をどんなふうに引き出していくのか、それも興味津々です。もっともっと高みへ。もっともっと深い表現で。もっともっと厚みのある演奏で。部員をてっぺんに連れて行こうとしてくださるのでしょう。
いささかもぶれることもなく、謙虚さと大胆さを使い分けて、久美子たちを磨き上げていくのでしょう。もう、目が離せません。
{/netabare}

響け!ユーフォニアム2

歓喜が伝わってくる。悔しさが伝わってくる。ひたむきさが伝わってくる。

そんな印象でした。次回作にも期待大です。

吹奏楽のこと、全然知らないので、ピントの外れたレビューになっていたかもしれません。ご気分を悪くさせてしまっていましたら申し訳ないことです。ごめんなさいね。

長文をお読みいただきありがとうございます。
この作品が皆に愛されますように。

投稿 : 2018/02/02
閲覧 : 453
サンキュー:

46

ネタバレ

Adachi さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

リアリティが神

音出しのシーン、久美子の会話口調、コーチ陣の指導内容など細かい部分が妙にリアルで、自分が元吹奏楽部員ということもありすぐにこの作品の世界観に引き込まれました。リアリティに関して一番印象に残ってるのは、関西大会の三日月の舞のホルンソリが県大会より格段に響きが良くなってて焦点が当たってなくてもみんな成長したんだなというのが分かるとこですかね。
その他良かった点
・キャラがかわいい
・bgmがいい
・程よい百合
・みぞれのソロ、一期8話二期9話のed演奏が感動的
・姉あすか関連が泣ける
・作画がいい
・二期1話の韃靼人の踊りが帰りのバスのシーンに絶妙にマッチしていた

気になった点
・サファイアと夏希先輩の喋り方(演技)が場違い感あった
・県大会→関西大会で麗奈のソロが、表情がついた代わりにアタックが汚くなってた

気になった点は本当この程度で、自分が深夜アニメにハマるきっかけとなった最高の作品です。是非多くの人に見て欲しいです。

投稿 : 2017/09/04
閲覧 : 214
サンキュー:

23

ネタバレ

天カス さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

素晴らしい

異世界を救う話でもなければ超能力がでてくる訳でもなく。現実離れした才能がある訳でもない、
ごくごく普通の高校生たちのその辺にありそうな揉め事にいちいち喜んだりクヨクヨしたりする登場人物たち。

でもだからこそ近くに感じることができて、違和感なく世界に入り込むことができた。

1期の序盤こそ退屈な話だとも思ったが中盤以降は感動が止まらない。
音と作画のよさも物語に花を添える。

好き嫌いは勿論あると思うが自分的には文句なしといったアニメ。
アニメをあんまり観ない人にオススメするならこのアニメだと思う。

映画楽しみだ。。。

投稿 : 2017/06/18
閲覧 : 174
サンキュー:

16

ネタバレ

ダレイオス さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

青春物語としてはかなりの完成度だと思うので評価出来ると思う。

1期の続きですね。京都府大会で金賞を受賞し関西大会に出場が決まり
それを目指す作りだったかな
ストーリー展開はゆったりしていて関西大会に向けて頑張っている所に
色々なトラブルが起きてそれを解決するために頑張る内容だったですね。
1期では吹奏楽部のメンバーの演奏技術の成長や主人公の久美子の吹奏楽部での
取り組み方の変化を丁寧にやっていたとは作風の変化は見られるかな
これは主人公側が成長したために、それ以外にスポットがあたるようになった感じでした。

トラブルは吹奏楽部を去って行った人が復帰したいとか
まあね。部活を辞めたけど復帰したいとかは実際にもよくある話なので
わりあい部活動をやっていてありがちな展開だったと思う。
ありがちだけどキャラの心理描写は丁寧なので
なぜそのような心境になったのかは伝わってきたし気持ちは理解出来ましたね。
それに対してのまわりの動きや反応は現実的な対応の仕方をしていたので
リアリティーはありました。
結構難しい問題なので一筋縄ではいかない難しい関係は上手く描写出来ていたと思う。

それ以外にも関西大会に向けての意気込みの描写も各キャラきちんと描かれていたので
それぞれがどういう気持ちで挑んでいるのかわかったし
青春物語としては各キャラの動きは丁寧だったし心境の描写は中々でした。
それだけでなく吹奏楽部をやっている上でので悩みとかは
聞いていて気持ちはわかるし、努力ではどうしようもない話とかなどは
心にくるものはありました。
あと、そういった場面での演出は非常に優れていたので
それもアニメーションとしての良さが出ていましたね。
ストーリーもさることながら、それを支えるアニメーションとしてのクオリティーの高さは評価出来る。

トラブルの解決の仕方も丁寧でしたね。
ストーリーが進めば進むほどトラブルは増えてくるのだけど
問題が起こって解決するまでの尺はしっかりしていたし
各キャラのキャラの掘り下げはしっかりしていたので、なぜそうなったのかもわかったし
解決の仕方も自然で見ていて違和感はなかったです。
ストーリー展開はしっかりしていたと思います。
友情ぽくもなっているのあって高校生の物語と考えれば
甘酸っぱさもあったし見ていて心地よいものがありましたね。
冷静に考えれば青臭いんだけど、やっぱり高校生なので
それを含めても高校生らしくて良かったな

作画は1期同様に楽器の作画は非常に丁寧だし見ていて、よく作り込んでいるな
とわかるので演奏アニメとしての出来の良さは凄く伝わってきました。
演奏シーンもよく動いていて躍動感は1期同様にありました。
キャラの作画も表情の描写は凄く良かったし
コロコロ変わる表情からキャラの気持ちの描写は表現出来ていたと思うし
特に眼の作画の細かい描写は素晴らしく、見ているだけで
キャラの考えていることがよくわかるので、そういった細かい作画の表現力はかなりのものだった。
さらにキャラの作画は安定していたし最後まで高水準だったのは評価出来るでしょう。
背景がチョット写真ぽいのが気になったくらいですね。

解決の仕方も完全に上手くいくのではなくて現実的だったのも評価したいな
あまりにもご都合主義的だと現実感はないのだけど
そうではなくて、落とし所が無難な所が良かったな
その点は評価出来ると思うんですけどね。
そしてその落とし所に向けて各キャラが色々考えて
ストーリーが進むのだけど、その色々考える部分が良くて
面白さに繋がっていたと思うし、その考えた自体は共感出来ましたね。
うーん、凄くシリアスなのに、しっかりとした考えたかがあったのも評価したいな
このアニメは結果ではなくて、生きていく上で
それぞれの人生観を描写出来たのは素晴らしいのではないかと思う。
結果も大事だけど、それだけではない部分を描けていたと思う。

問題点は吹奏楽部としてまじめに活動するアニメとしてはトラブルの解決アニメに
なってたから、演奏技術の上達の描写とかはあんまりなかったので
そっちの方を期待して見るとズレを感じるかもしれませんね。
あと実際トラブルばっかり抱えているけどそうなると演奏に影響が出て
さらなる問題が出てきそうだけど、実際はそうでもなかったりと
まとまりがない割には吹奏楽部としては上手くいってたのは、みんな天才だったのかなと思ってしまう。
あと個人的にはそれで良かったのだけど、トラブルの解決の仕方が
完全に上手くいくものではないので、何でも完璧に解決しないと気がすまない人には向かないかもしれません。
最近はこういったトラブルアニメはあんまり好かれない傾向にあると思うので
その点は気になるかな

声優さんについては1期同様に普通に喋っている感じの演技は自然さが出ていて良かったです。
そして2期は1期よりも感情的になる場面が増えていて
気持ちが伝わってくることが多くて声優さんの演技については満足ですね。

まとめると1期とは作風が違い色々なトラブルが起きてそれを解決する
ストーリー構成で青春物語としては各キャラの考え方とかは心にくるものがあるので
とても良かったです。
個人的には2期の方が好きでしたね。ドラマ性があるので好きでした。
人間ドラマと考えればかなり良かったと思います。
吹奏楽部のアニメとすれば1期の方が演奏技術の上達の描写とかが素晴らしいので
1期の方がいいのだろうけどわかってはいるのだけど
それでも青春物語としてはかなりの完成度だと思うので評価出来ると思う。

投稿 : 2017/04/29
閲覧 : 278
サンキュー:

29

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

前期に劣らず安定した面白さ

原作は未読。しかし、アニメとしてはしっかりとした見せ場やオチなどあるのと、何より作画が本当に素晴らしかった

投稿 : 2017/04/25
閲覧 : 159
サンキュー:

10

ネタバレ

やしうり さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

私的感想

吹奏楽にあまり興味ないし、高校帰宅部だったし、諦めないといけない夢もなかったし、一人っ子の男だし、両親離婚してないし、人間関係希薄だし、基本的にボッチだし、だけどこのアニメは人生で一番泣いた。
憧れや羨望や後悔や、共感ではない何かが胸を打ったのかなきっと。
1期と続けて何周も見て、何回も泣いた。
これ以上に感動するアニメがこの先、生まれるのだろうか…

投稿 : 2017/04/17
閲覧 : 211
サンキュー:

15

ネタバレ

ピクシー さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

さすが、京アニっていう感じのアニメです。

この、アニメは大会で全て1位という甘ったれたものではなくて挫折を味わっても前を向いて進む感じで部活を頑張ってる人は、見たら感動しまうかもしれません。部活にまだ入っていない人でも、部活に入りたくなったり、感動すると思います。

ほとんどのアニメは現実には、こんな人いないと思うことが多いですが、このアニメは声優さんや作画のおかげで、人間の闇の部分や心情を上手く表現していて、登場人物をリアルな感じにしています。そういうところで共感してしまい、泣いてしまいます。これが泣ける秘訣だと思います。

けど、最後に分かりやすいタイトル回収が、あって、タイトル回収はベタすぎぃと思ったけどいいと思います^ - ^

こんな私のレビューを見てくださりありがとうございます(^_^)
誤字や脱字をしてたら、すみませんm(_ _)m

投稿 : 2017/04/07
閲覧 : 196
サンキュー:

19

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響け!ユーフォニアム2のレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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響け!ユーフォニアム2のストーリー・あらすじ

吹奏楽コンクール京都府大会を突破した北宇治高校吹奏楽部は、強豪ひしめく関西大会に向けて練習を開始する。
臨時講師の先生も迎えて、レベルアップに勤しむ久美子たち。
しかし、そこへ昨年退部した傘木希美がやって来て……!?(TVアニメ動画『響け!ユーフォニアム2』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2016年秋アニメ
制作会社
京都アニメーション
公式サイト
tv2nd.anime-eupho.com/
主題歌
≪OP≫TRUE『サウンドスケープ』≪ED≫北宇治カルテット『ヴィヴァーチェ!』

声優・キャラクター

黒沢ともよ、朝井彩加、豊田萌絵、安済知佳、寿美菜子、早見沙織、茅原実里、藤村鼓乃美、山岡ゆり、種﨑敦美、東山奈央、石谷春貴、津田健次郎、小堀幸、沼倉愛美、久川綾、中村悠一、桑島法子、櫻井孝宏

スタッフ

原作:武田綾乃(宝島社文庫『響け!ユーフォニアム』シリーズ)、 監督:石原立也、シリーズ構成:花田十輝、キャラクターデザイン:池田晶子、シリーズ演出:山田尚子、美術監督:篠原睦雄、色彩設計:竹田明代、楽器設定:髙橋博行、撮影監督:髙尾一也、音響監督:鶴岡陽太、音楽:松田彬人、音楽制作:ランティス、音楽制作協力:洗足学園音楽大学、演奏協力:フレッシュマン・ウィンド・アンサンブル2014、音楽監修:大和田雅洋

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