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「電脳コイル(TVアニメ動画)」

総合得点
83.9
感想・評価
1970
棚に入れた
11183
ランキング
308
★★★★☆ 3.9 (1970)
物語
4.2
作画
3.9
声優
3.7
音楽
3.8
キャラ
3.8

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電脳コイルの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

あぱぱ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

脳をコネコネ

視聴回数 全話5-10回

このアニメの特徴は「どれだけ脳を柔らかくさせて視聴できるか?」と
解釈しています。

私も脳が柔らかいとは言えないですが、脳が柔らかくないと
感じられないことがあったりします。それが電脳コイルです。

本作品を視聴する適正年齢はないと感じています。

しかし理屈や小難しいことを考える方には面白くないかもしれません。
逆に見たままを自由に想像できる方だと面白いかなと思います。

一番印象的だったのは

{netabare}12話「ダイチ、発毛ス」が衝撃でした。
ゲーム「ポピュラス」の発想ですが、笑いのシーンよりも
最期のシーンの喪失感が涙を誘います。{/netabare}

大人と子供、男と女、そんなの関係なく脳を柔らかくして視聴すれば
興味深い作品です。

(余談)

コイルとは。。。

「電流のノイズを抑えて、電圧を微調整しながら周波数で
より分ける能力があります」

脳が固くなってくると、以下のような思考になっていくと言われています。

・不意なことが起きると対応できない
・面白いアイデアが浮かんでこない
・1つの考えに固執してしまう
・他人の話が受け入れられない
・新しい事柄を否定しがち

脳に流れるノイズをコイルで調整(自由に想像)して楽しむことも
たまには必要なのかもしれないと感じます。

「ピタゴラスイッチ」を視聴した時と似た感覚になりますね。

磯光雄監督が11年ぶりに放映日時未定ですが
「地球外少年少女」はどんな物語になるのでしょう。

2020年から学校教育で「プログラミング教育必須」が実施される予定です。
子供が無知な大人から教わるような時代が到来するかもしれません。
大人も他人事では済まされない日がやってきそうな気もします。

投稿 : 2018/06/25
閲覧 : 391
サンキュー:

18

kabaj31 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

中だるみが。

後半置いてけぼりを食らった。
前半は面白かったんだけどなぁ。

そんなに興味も惹かれない事柄(謎解き)を
ズルズルズルズル引っ張っられても
なんだかなぁという気持ちでした。

もっとこの世界らしいなにかが見たかった
ような気がします。

投稿 : 2018/06/17
閲覧 : 345
サンキュー:

3

lumy さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

闇鍋感をどう受け止めるか。

放送当時、最初の5~6話を視聴した記憶があるのですが、
いかにもなNHK教育アニメだと思い中断。
足掛け10年以上の再視聴ですw

この作品は、ターゲットにする視聴者層が
どの年齢を想定しているのか分からないぐらい
闇鍋感があります。
電脳メガネという最新技術があるかと思えば、
町全体が拡張現実空間になっていたり、
でも町並み自体は昭和の様相を呈していたり、
オカルト要素もあったり、
サスペンス要素もあったり
結局男子と女子は仲が悪かったり(これは今も変わらない?)。

非常にいろんな要素をつめこんだ本作ですが、
個人的には、全26話が念入りに構成された良作であり、
監督の世界観や発想が、原画や美術、音楽などの各セクションに
きちんと伝わっている印象を受けました。
そして、世界観のまとめ役に一役買ったのが演出であり、
最終的には「NHK教育らしさ」を逆手にとって、
ひとつの作品に仕上げた手腕は素晴らしいと思います。

なお余談ですが、キャラクターの走り方には並々ならぬ
愛情を感じましたw
非常に美しいフォームで、自分もあんな風に走ってみたいものです。

投稿 : 2018/05/24
閲覧 : 417
サンキュー:

27

zuru さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

電脳オカルト

SFの皮を被ったオカルト。ショートエピソードをもっといっぱい見たかった。
メインストーリーにそれほど心惹かれかったかな?それはイサコの性格があんまり共感できなさすぎが原因かも。

投稿 : 2018/03/08
閲覧 : 368
サンキュー:

5

ネタバレ

トゥーワ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

納得いかない。。。

 物語は驚かされるようなことが何度もあり面白かった。音楽も雰囲気にあってたし、作画も丁寧で見やすかった。
 だけどおおおおお、個人的に後半のヤサコとハラケンのあの関係は少し納得いかない!
夏祭りの時はなんともなかったヤサコが、カンナのことしか考えてなかったハラケンのどこに惚れたかがわからない!ハラケンもよく分かんないし恋愛要素はいらなかったかなあ 
 でもそれ以外は良かったから高評価!

投稿 : 2018/03/04
閲覧 : 309
サンキュー:

4

ネタバレ

disaruto さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

揺らぎの拠りどころ

【概要】
マッドハウス制作、全26話。
電脳メガネというツールが子供に流行し、電脳世界を可視化できる世界が舞台となる。
主人公の優子(ヤサコ)と勇子(イサコ)が、ぶつかりながら成長していくさまを描く。



【感想】
「攻殻機動隊+ジブリ(ハイファンタジー気味)」みたいな作品。
グーグルグラス?が定着した世界と、日本神話風味の都市伝説が混じり合い、世界観が非常に味わい深い。
また、ワクワク・ドキドキ・ハラハラといった要素も多く、作品前半は見ているだけで楽しめる。

電脳世界メインだと作画・演出面で派手さが出ないと思ったけど、全くそんなことはなし。
電脳戦のシーンなど、最近の作品といっても通用するくらい迫力があった。
何かと走っているシーンが多いが、躍動感が素晴らしい。
小動物のような電脳ペットも多く登場し、愛らしさがある。
こういうところが、ホントにジブリっぽい。

作品後半は、夕焼けのシーンや物悲しいBGMが多く、どこかノスタルジックさも感じる。
話の筋が見えづらく・キャラの行動原理も少々分かりづらい。(メガマス社関連など)
だがおおよその疑問点は解決され、主人公二人のストーリーもしっかり完結している。
メッセージ性・エンタメ性も強く、総じて“練り込まれた”作品だと思う。



【不満】
一番の不満はキャラクターのスポットの当て方。
サブキャラの面々は活躍の機会があるけれど、後半の存在感が無さ過ぎて泣けます。
ストーリー・主題に重きを置きに行っている感じは伝わりますね。
あと世界観が難しくて、一発で子供が理解できるかが疑問。
でも映像・話の大筋だけ見ていても面白いのは、流石かと思います。



【考察】
{netabare}○科学とオカルト
科学技術を題材にしながら、あくまでストーリーの骨格はオカルトチックなのが特徴。
最終的にはストーリーのオカルトチックなネタを、作品内の論理的解釈で説明できるのも面白い。
そのオカルトは、日本神話的なものを引用していますよね。
黄泉の国を模したかのような“あっちの世界”、19話の京子が異世界に引っ張られそうになるシーン、最終話での名前を“手に入れる”シーン。
これ全部「千と千尋の神隠し」をインスパイアしていると言われても否定できませんねw
行き過ぎた科学はオカルト染みてくるので、日本神話と組み合わせると相性いいです。


○主人公二人の通過儀礼を描いた作品
本作を通じて、一番感じたのはこれです。
ヤサコとイサコは、性格的には当初から正反対。
ヤサコは迎合的かつ優柔不断で、イサコは独断的かつ頑固。

一連の事件を通じて二人の性格は、多少ながらそれぞれに影響を与えます。
最終的に二人はお互いを“ユウコ”ではなく“ヤサコ・イサコ”の“個”として認め、“成熟した子供”として成長する。

異質の存在を認めることは、幼少期における一種の通過儀礼であり、大切なこと。
彼女たちは最後、中学に進学しましたが、そこら辺を分かりやすく表現したのでしょう。

「触れられるものが本物」云々って話があったけど、「触れられるものだけが本物」ではない。
目に見えない絆や信頼関係を互いに感じ、それを本物であると確信した。
確固たる本物を手に入れ、一段階上の人間へと成長した。
その過程を上手く表現していたと思います。
なんとも教育アニメっぽいですねw{/netabare}



【蛇足】
{netabare}しかし、イサコ様の女王様力には感服ですね・・・
4話とか最高すぎる。
就職先はSMクラブとかいかがで(ry
不満点に書かなかったけど、もうちょっと百合感があればw
最終話とか中々打点の高いシチュエーションだったと思うのだけど。
“名前呼び”で、なのフェイすぐに思い出したあなたは、どうしようもない百合豚です・・・{/netabare}



【追記】
{netabare}レビュー書き終わった後にもう一度、作品を見直したんです。
やっぱり百合感あるかもしれない。。。
イサコの兄の存在感が大きかったのも、百合感薄く見える原因か?
ストーリーを追うのに必死でここを見落とすなんて、百合豚として失格ですw
秘密の共有とか、二人がイマーゴを特別に使いこなせるとか、いがみ合っていた二人の最後の和解とか。
もうこんなの百合じゃん。。。{/netabare}

投稿 : 2018/01/23
閲覧 : 389
サンキュー:

26

ネタバレ

フォニー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

大好きです

初めて観た時私はまだ小学校低学年くらいでしたが、軽くトラウマにもなるような印象てきなアニメだったので、2年ほど前に見返しました。
私は少し古めかしい雰囲気がとても好きでしたし、シリアスな雰囲気でだんだんと明かされていく問題が小学生の子供たちだけでなく大人も巻き込んでいくのがとても面白かったです。
小さい頃の印象としてはおでこからビーム出すとか、チョークで魔法陣書いちゃうとか、メタバグ集めるとか、駄菓子屋で変なアイテム買ってガキとやりあうとか、とても憧れでした。
何も重いだけのストーリーではないと思いますし、私個人としては少し難しく思えるストーリーでしたがそれを理解した上でのキャラクターの心情を考えると感動さえします。
私の幼少期のアニメの記憶に根強く残る作品です。

投稿 : 2018/01/07
閲覧 : 303
サンキュー:

9

ネタバレ

聖剣 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

昭和世代のロマンティシズム

好きな作品なんだけど
ネガティブな評価をしているレビューがけっこうあって
意外だったというか、
残念だったというか…
逆に
冷静に考えてみて
盲目な信者だったんだって気づきました(^_^;)


受け入れがたいが
たぶん低評価だった理由はたぶん世代間のギャップ。

{netabare}まず、
駄菓子屋とか隠れ家のような
今じゃ滅多に見ないようなものは
きっと若い世代には分かりづらいんだろうなぁ

次にあの眼鏡
つけてるのが子供達ばかりなのに
行政のシステムの徹底ぶりには違和感があるのかも
でも
あの頃っていつも鬼ごっこしてたよねw
そのイコンが『僕、サッチー』ことサーチマトン

あと2クールってのも
テンポが悪いっていう要因につながってる様子。
でも
これに関しては全力で否定すると、
あの適度に挟み込まれるミニエピソードは
本編の大きな物語の流れの持つ重さを軽減してくれているし、
何より、
主人公の小学生らしさの演出でもあるんだって!!

陰謀論めいた謎に迫るのも
じつは学校内のイジメや淡い恋心から端を発していたりして、
小学生の頃にしてみたらものすごい大問題でしょ?
幼稚だなんて思う人がいるなら、
この世代ならではの無邪気さと理解して欲しいものです。{/netabare}

という、オッサンの嘆きでしたw

投稿 : 2017/12/18
閲覧 : 271
サンキュー:

21

ネタバレ

くろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

電脳系+都市伝説

謎の鍵穴、隠された路地、秘密の暗号…
子供から大人まで楽しめる都市伝説と、拡張現実(AR)を軸に作られた舞台。
もうこれだけでワクワクしない要素がない。
更にワクワクを盛り上げるBGMが素晴らしい。
ラストに至るまでテンションダダ上がりで一気に見てしまった。


今やポケモンGOでお馴染みとなったARだが、
それと似たような感じだろうか。
主人公は小学6年生で、同級生達と電脳ペットや電脳空間を巡って
事件が起こる。
笑いあり涙ありバトルありホラーありと、色々展開が忙しくて面白い。


キャラデザも良く、細かい仕草や走り方まで個性的で好感が持てる。
{netabare}あとイサコかっこいい。4話だけでも何回見たことか。
19話はタイトル見ただけでゾッとする…
ホラーアニメよりよっぽど怖かった…
小さい子に見せたら絶対トラウマになりそう…{/netabare}




でも、ラストまで結構謎伏線を散りばめておきながら
回収方法が割と駆け足というか、上手くまとめられなかったんじゃないかなーと思います。
せめてあと2話ぐらいあれば…ぐぬぬ。
他にもちょっと説明不足でわかりづらい所がちらほらあります。
だがそれを補って余りあるワクワク感に、良作と言わざるを得ない。

投稿 : 2017/12/03
閲覧 : 229
サンキュー:

6

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

この作品は金沢市の近くが舞台らしいです

内容は残念ながら、あまり覚えてないというか理解しきれなかったですが、科学とオカルトの融合の奇妙な話しでした。

金沢市の近辺にある大黒市という場所が舞台で作中、金沢が話しの中心になったり金沢に行く話しもあります。
そういう意味で私には感慨深い作品です。
石川県が舞台のご当地アニメは「花いろ」だけではなかったですね。
ただし、石川県的要素はまったくないですが・・・
あと、大黒市は「眼鏡生産で有名」とかでひょっとするとメガネブの舞台でもある福井県鯖江市がモデルかもしれませんが、金沢からはちょっと遠いですね。

投稿 : 2017/11/22
閲覧 : 262
ネタバレ

KazuHiroくん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

絵は悪くないけど、キャラクターの行動が意味不明

近未来の電脳メガネが実現した世の中を描いたアニメで、シナリオはなかなか良さげに思ったんだけど、実際はつまらないアニメでした。

最初の数話は世界観の理解をする必要があるため、そこそこ見れるのですが、そのペースが最終話まで続くので、本当に見続けるのが苦痛でした。

攻殻機動隊が好きな僕ですが、この世界観だけが魅力的でしたが、それだけでは楽しめない作品でした。



例えるなら、子供向けの18時アニメという感じです。
そこで調べてみたら、やっぱり18:30放送のアニメでした。
毎回のストーリーは名探偵コナンのように、繋がりのないもので、単調です。
あらゆる現象は非論理的で辻褄が合わない。
そして、偶然や奇跡の連発で、感動が生まれない。



アニメや漫画、映画には理解不能の奇跡は必要な要素ではあるけれど、使っていいのは本当の最後のみ。
常に連発されたら、奇跡でも何でもない。



未来のデジタル世界の動きも何故か、現実を模倣された動きになっているのも、意味がわからない。
何故、サッチーのビームは必ず当たらないのか?
何故、サッチーは人間と同じスピードなのか?
何故か空間上にタブレット端末を表示されて、他の人からも見えるのか?
見ていて不自然極まりない描写が多すぎる。



理論性もないため、一応現象の説明はしてくれるが、言ってる意味がわからない。
もう、めちゃくちゃ…。



ホロレンズが現実化されて、電脳コイルの時代も近いかもしれないため、事前にこのアニメから知識を得ようと思って見てみたが、最初の数話で十分だった。



ただ、アニメーションはとても良かった。

走るときのモーションはリアリティーがあるし、キャラクターもあまり愛せるようなデザインではないけれど綺麗でした。

▼ブログ
http://wp.me/p8nSaU-rR

投稿 : 2017/11/05
閲覧 : 280
サンキュー:

3

さき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 5.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

NHKの本気!

内容が深く、世界観に引き込まれました!
もっと沢山の人に見られるべきです。
中学生の時にみたのですが、一部すっごく怖いシーンが続き、子供向けじゃ無かったです笑
でもそれも含めて本当に感情移入してしまう神作品でした。みた後の余韻がなかなかすごかったです。

投稿 : 2017/10/15
閲覧 : 229
サンキュー:

3

しーん さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

全26話
2017
メガネ

投稿 : 2017/10/15
閲覧 : 314
サンキュー:

1

芝生まじりの丘 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

人間的SFの名作

このアニメってどういう層を対象にしているんでしょうね。萌え萌えだったり燃え燃えなジャンクフード系でもなく、複雑な設定や世界観の考察アニメとかでもなく、ちゃんとスタンスはあるが決して難解にしない作品作りは自分にはヒットでした。偶然ラーゼフォンで磯光雄さんを知ったからこそ芋くさいサムネ絵のこの作品に触れることができました。ただ、意外とラーゼフォンであの世界観の中やったあの一話のほうが自分には際立って魅力的だったかな。意外と普通な作品作りではある。割とキレイに作品として納めてるけど、特に終盤にかけてもう一歩新しい境地が開けたかなとも思う。
ネットの問題とともに、それと同等かそれ以上にネットを扱う人間たちのことがテーマになっており、ヴァーチャルの仮想的な街並みなども、そのハイテクさに反してしなびて親しみやすい昭和の下町風になっている。登場人物の子供達も等身大の人間として、幼く不完全で生き生きと描かれている。このように機械的、SF的、時にファンタジックでさえある設定や物語と、親密で人間味のがある物語、絵面がうまく同居しているところがこの作品の大きな魅力だと思う。
ネット、人間味、懐かしさ、の他にも、子供らしさ、ホラー、などなど、物語が非常に多様な要素を含んでいて、数々の奇妙な怪物たちに代表されるように設定、物語の展開が十分に独自のものを持っていたこともとてもよかったと思う。

最初鬱物みたいに聞いていたので、暗いジメジメしたものや「深い格言」を背負った話なのかとも思っていたが、味わったのは、若い青春の爽やかなほろ苦さといったもので、どちらかといえば物語は明るく、幼い楽観さによって進行しており、見ていてつらいということはなかった。
最終話に向かって「深い」メッセージが語られていく、という作品ではないが、アニメーション作品の1番の魅力は絵画や映画、音楽作品や文学作品が(少なくとも自分にとって)そうであるように、その芸術性であって、メッセージ性はあくまでそれに追随するオプションではないかと自分は思う。

多様な要素を含むだけに、構成が十全だとはいえないところもあるが、独創性あり、エンターテイメント性あり、親しみある雰囲気作り、丹念に作り込まれているが、難解ではない、これはかなりの傑作、力作といえるのではないでしょうか。

ただ、個人として、自分のフェイバリットな作品とするには、もう少し尖ったところ(アク)が足りない、と感じないでもない(十分素晴らしいからこそこんな高望みをいうのだが)。しかし、この作品の魅力は尖っていないところにあるし、個人的な好みというのもあるでしょう。

ともあれ、ぜひ一度見てほしい作品であるのは確かです。おすすめします。

投稿 : 2017/09/24
閲覧 : 313
サンキュー:

8

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

10年前のアニメで観る、未来的な世界観が面白い

子供たちが主人公なので、
童心を思い出す。

10年前のアニメなので絵はすこし古めかしが、
それが逆に世界観と絶妙にマッチしているように感じる。

特別心に響くというよりも
安定した面白さで完走できる。

投稿 : 2017/09/22
閲覧 : 182

蓮の花 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

流石NHK!

私たちが日々暮らす世界と電脳の世界、その二つの世界を生きる主人公達の一生懸命さが伝わりました。

投稿 : 2017/09/16
閲覧 : 176
サンキュー:

1

スカルダ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

丁寧な作品

ノスタルジックと電脳の融合する不思議な世界観。

26話に無駄な箇所がなく、
じっくり世界観を説明していく過程が評価出来る。
走っている場面の多い作品ですが、
作画はアニメ映画でも見ているかのようなクオリティです。
「丁寧な作品」という言葉がぴったりかな。

小学生向けのはずなのに、意外とドロっとした展開があって好きだなぁ。
ヤサコ、ハラケン、カンナの関係が好きすぎる。
「嫉妬」の渦巻く小学生の物語。
凄く・・・大人です。

気になったのは固有名詞。
電脳系の言葉が色々出てくるけど、
同じような言葉が色々出てきて訳がわからなくなってくるし、
カンナが20世紀少年とかぶるし、
サッチーと言えばあの人物しか思い浮かばない。

まぁ、オッサンになったって事かな・・・

投稿 : 2017/08/26
閲覧 : 259
サンキュー:

7

べんちゃん☆ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

なかなか深い感じがしました!

他に類を見ない作品な感じ!(ワタシが知らないだけかも・・f(^_^;)
登場人物の殆どが小学生。でSF的な感じで話が進み徐々にシリアス、深まる謎!
ただ、最後の方は話が深くなりすぎて理解が難しかった様な・・f(^_^;
わりと前の作品みたいですが、作画に古さは感じませんでしたし世界観が良い雰囲気かと!
あとは後半の劇伴がかなり効果的に使われてる感じがしました。

投稿 : 2017/08/22
閲覧 : 240
サンキュー:

8

つぼっく さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

なんとなく見てほしいです。

この作品を見てみると
始めはトンデモな感触だと思いますが
皆さん誰でも、心と記憶の中の何かを
徐々に掘り出される様な不思議な感覚を
感じるはずです。

良い作品です。
こういう作品はきちんと
良い評価を受けて欲しいと願います。
ではでは。

投稿 : 2017/07/08
閲覧 : 234
サンキュー:

3

らすきき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

電脳コイル

何度かチャレンジするも毎回途中から流し見になり最後まで見たことなかった電脳コイル。やっと最後まで見ましたが、 NHKだけあって丁寧でなかなか味わい深い作品でした。 特に可愛い子が出てくる作品ではないので、そうなると評価はシナリオ重視となるのですがはまる人はめっちゃはまる世界観。私はそこまではまりませんでしたが、それでもラストはなんかジーンとしました。 終わり方が余韻が残る感じで良かったです。

投稿 : 2017/05/18
閲覧 : 252
サンキュー:

2

まにわに さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

究極のウェアラブル

眼鏡は無理でも、スマホで同じことができないかと思いながら見返すと、すごい作品だったことを再確認。

ポケモンGOができるなら、iTunesさえなければ実現しそう?

投稿 : 2017/05/11
閲覧 : 200
サンキュー:

2

 (・ω ・ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

隠れた名作の素質はある

全体的にまとまっていて、しっかりとした作品の印象

ところどころの物語の中で
心情的?道徳的?にどうなんだろう???
という展開があり
考えさせられたりもしたが

ストーリーとして一貫性があり見やすかった

また、キャラクターの特徴があまり感じられず
(脇役の中の脇役らも含め)
一体誰なのかわかりにくいという点では
後半部分の伏線が交わるとき難を感じる


まあ、しかし
もっと評価されてもおかしくないかな?
という印象は残る良作

投稿 : 2017/03/29
閲覧 : 237
サンキュー:

3

ぽちきんぐ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

近未来の小さなファンタジー

電脳世界が一般的となり、電脳世界を見ることができる「眼鏡」が普及した
この世界で子供たちをスポットに物語が進んでいく。

NHKで放送されただけあり、少年向けの教育要素のあるアニメ。
すぐそこにあるかもしれない世界観と子供がする電脳世界での犯罪行為。
電脳ペットの命の価値観や友情の大切さなど教えてくれる。

子供たちも電脳世界が一般的なため、その時代に合った遊びを開発する。
都市伝説をベースに電脳世界で子供たちに起こる事件は興味深い。

近未来がベースだっただけに後半がファンタジーになりすぎて、
超展開になってしまったのが残念だけど、面白い作品。

投稿 : 2017/03/15
閲覧 : 164
サンキュー:

3

ネタバレ

静御前 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

つまらない

ただただつまらなかった
NHKの本気タグが付いていたことからかなり期待値が高かったのもあってがっかり

メッセージとしては
・心のつながり
・現実は電脳世界と違って痛みもあるけど大事だよ
みたいな感じなのかな

電脳医療だったり、メガマス社の隠ぺいだったりは面白い設定だとは思うんだけど、いかんせん小学生にスポットが当てられてるから物語がふにゃふにゃ
こんななんちゃってシリアス展開やガバガバストーリーじゃおっさんは満足せんだろうし、小学生にこの設定は難しいだろうし。
いったいNHKは誰に向けてこれ作ったんだろ
26話とか多すぎ、こんなん1話完結でいいわ
前評判が良かったから前々から期待してた作品だけに残念
正直、ここまで評価されているのが理解できない

あと、はらけんの親父いくつだよ・・・

投稿 : 2017/03/03
閲覧 : 483
サンキュー:

3

ネタバレ

いまぐか さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ノスタルジックなSF作品

 今作の魅力は、なんと言ってもテーマである「電脳世界」にある。

 電脳世界とは、電脳メガネをつけた人だけに見える、現実と少しだけずれた世界。
 これは要するに今で言うところのAR技術であり、VRと比べれば劣っているように感じる方もいるかもしれない。
 しかしそれを今から10年も昔にアニメのテーマとし、なおかつAR最大の特徴である『現実と重なっている』ことを最大限に引き出したストーリー展開はまさに圧巻の一言。

 主人公の優子とそのライバル(?)勇子との関係性や、その他の登場人物たちの成長も見どころの1つだ。
 主人公の優子は、温厚で優しそうな小学6年生。金沢から大黒市に引っ越してきた彼女は、電脳ペットのデンスケと共に、ツインテールにごつい服を着た少女、勇子と出会う。
 起起起承承転結結結みたいなストーリー翻弄されまくる中で、子どもたちは成長し、何かを見つけ、進んでいく。
 私はキャラクターに自分の小さい頃を重ねながら見ました。あなたもきっと、電脳コイルのどこかに、幼いあの頃の自分を見つけるはずです。

 電脳コイルの世界は懐かしく、哀しく、そして愛おしい。
 見てると涙が出てきて、だけどなんでか優しくなれる。
 そんな不思議な作品でした。


蛇足

 ここまで読んで下さってありがとうございました。
 最後に一つプチネタバレ。
 ホントプチなので読んでもあんまり意味ないかもしれないですが、念のため。
{netabare}
 めっちゃ泣けます。号給必至です。自分はマジで大声あげて泣きすぎて瞼が腫れてます。
 ヒント:胸の痛み
{/netabare}

 どうかあなたがこのアニメを思いっきり楽しめますように。

 さようなら。

投稿 : 2017/02/21
閲覧 : 219
サンキュー:

4

ネタバレ

シルメリア さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

「優しさと勇ましさの2人のユウコ物語」オーディナルスケール起動( ̄^ ̄)ゞ

正直、キャラデザが好みじゃなかったので
評価は☆3以上はないかな?残念ながら。
キャラデザがなんというか八百屋さんチィックで
苦手だったかなぁ。顔が野菜型というのが気になっちゃって集中できなかった。
主人公の茄子顔がどうも許容範囲を超えてしまった。物語も、序盤は子供が見る分には
面白いものだと思います。
しかし、中盤からは子供向けと言うより
完全に大人向けになっていたのでこれ
視聴対象の小学6年生に理解出来るの?と仕様?方向性変更は些か疑問でしたけど物語としては面白かったと思います。
さて、気になった点をあげていきましょう!
まずは、電脳眼鏡という危険極まりないものを
子供の玩具として与えているこの世界は
馬鹿ばっかりなのか?都市伝説とかじゃなく
使用停止にならないこの世界はあまりにも
稚拙で幼稚であると言わざる得ない。
似たような事件が起きているのに警察が動かないで
郵政局が電脳世界の管理みたいなことをしているのはどうなのかなぁと。各管轄には、「サーチコイル」が入れないとか仕様があったけど。ここもなぁ、民営化してるしwあっリアルでねw
個人宅にもver 2.0が許可がおりれば、侵入してたけど世帯主に許可も無く、裁判所からの令状も無く入ったら、不法侵入とプライバシーの侵害にもあたるんじゃないの?
あと、首長竜のイリィーガルの話もちょっとね…。
電脳ペットに入れるんでしょ?
何悪戦苦闘としてるのかなぁと。
小学6年生でその位、気付くだろうに
┓( ̄∇ ̄;)┏やれやれ
主人公の電脳眼鏡も眼鏡型じゃなく、
ゴーグル型の方がよかったかなぁ?
差別化を計ったのだろうけど…
後半おじいちゃんの眼鏡型かけるのなら
尚更、ゴーグル型の方が良かったと思うよ。
ヤサコの電脳眼鏡自体仕掛けがあったわけじゃ無いんだから、朱に交わればって奴よ!
あと、サーチコイルに初期化ビーム食らって
電脳眼鏡自動修復にかかる費用
お年玉換算で2年の損害をうけるみたいだけど
小学6年生の2年分、約6万円くらいだよなぁ。
1年3万と見積もって、もう、この時点で親が取り上げてないのも不思議だよなぁ。

あと、「もう、怖くない」とまどマギで有名な台詞がありましたが、こっちが元祖なんだなぁと。と言うことは、まどマギめ、パクリやがったなぁw

揚げ足取るつもりじゃ無かったんだけど
気になるものは気になるから仕方ない!

さて、本作のMVPは「デンスケ」だね(≧∇≦)b
彼がとても良かった。妹と姉2人を助けるさまは
・゜゜(p>д<q)゜゜・ました。特に金沢市の時は
…。
クレしんのシロが活躍する話が好きな人は
ハマるかもしれない。
「信じるか信じないか…それは、あなた次第です。」
では、(。>ω<。)ノ またねぇっ

投稿 : 2017/02/15
閲覧 : 265
サンキュー:

9

ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

リアル/ヴァーチャルの切り分けの適当さが気にならなければ楽しめる作品かも

割と人気のある作品ですが、私には合いませんでした。残念。
よって、個人的に気になった点を簡潔に・・・。

(1) とにかく作品全体を通じて、別にファンタジー世界の話ではないのに、リアル(実体のあるもの)とヴァーチャル(一見実体があるように見えるが実はデータだけのもの)の区別が確りと出来ておらず作品世界の設定が決定的にダメ。
(2) OP/EDの曲調とアニメの作画が全然かみ合わず、シナリオも後半一時盛り上がる回もあるものの、結局最後まであやふやな感じで終わってしまった印象。
(3) ガキンチョ達の「うんち」連呼や「鼻水垂らし」の様なチープな表現で視聴者を笑わそうとするのは止めて欲しかった。
(4) とくにダイチ少年のキャラ設定がふた昔前風で全然共感がもてなかった上、ラスボスもちょっと酷いと思った。
(5) こんな危険な電脳コイルを野放しにしてるなんて、この世界の警察や消費者庁は一体何をしてるんだか笑。


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回


============= 電脳コイル (2007年5-12月) =============

{netabare}第1話 メガネの子供たち ☆ 大黒市で謎体験 ※いきなり謎展開で期待はしたいが、作画・演出がチープ 
第2話 コイル電脳探偵局 ☆ ウィルス感染
第3話 優子と勇子 ★
第4話 大黒市黒客クラブ ☆ ※露骨ないじめ話は見たくない×
第5話 メタバグ争奪バスツアー ☆ 
第6話 赤いオートマトン ☆
第7話 出動!!コイル探偵局 ☆
第8話 夏祭り、そして果たし合い ☆
第9話 あっちのミチコさん ★
第10話 カンナの日記 ★
第11話 沈没!大黒市 ☆
第12話 ダイチ、発毛ス × この回の脚本はとくに安直、下らないギャグアニメを見ている気分
第13話 最後の首長竜 × リアルとヴァーチャルの区別が出来ておらず脚本がダメ
第14話 いきものの記録 ☆ 警告、「電脳コイル」初出 ※中盤まで総集編で× 但しこの回から話が動き出す
第15話 駅向こうの少年 ★ たけし君との出会い、思い出の場所探し、イマーゴの子ども
第16話 イサコの病室 ★★ 作品の設定時期=2026年、4年前の事故 
第17話 最後の夏休み ★ ヤサコとハラケン(親和の発生)、イサコvs.玉子総力戦
第18話 異界への扉 ★ 通路を開くハラケン、メガネ取り上げ、体がずれる都市伝説
第19話 黒い訪問者 ★ 京子の危機、ヤサコ・フミエの救出作戦 
第20話 カンナとヤサコ ★★ 4年前の出来事(電脳コイル)、ハラケン救出作戦、別れと告白
第21話 黒いオートマトン ★ 意識の戻らないハラケン、イサコへの妨害、裏切り
第22話 最後のコイル ★ イマーゴと暗号路 ※設定が謎過ぎてイマイチ×
第23話 かなえられた願い ☆ コイルスの空間、イサコ自身の願い ※同上×
第24話 メガネを捨てる子供たち ★ 「手で触れられないものはマヤカシ?」
第25話 金沢市はざま交差点 ☆ ユウコとイサコの過去の記憶 ※宗助が下種で×
第26話 ヤサコとイサコ ☆ 同上 {/netabare}
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)2、★(良回)10、☆(並回)12、×(疑問回)2 ※個人評価 ☆ 3.5


OP 「プリズム」
ED 「空の欠片」

投稿 : 2016/12/14
閲覧 : 349
サンキュー:

22

ねこちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

NHKの本気!!

いずれは見なくてはいけないと思いながらキャラデザで敬遠していて、1話見て面白くなかったら切ろうと視聴することにしました。
これがあまりにも最近のアニメとかに比べても明らかにストーリーというか設定などが1話だけでも物凄く丁寧に作られていて間、違いなく面白くなると思いました。そして気付いたら全部視聴し終えてました笑
電脳メガネという違う空間を見れるという近未来をモチーフにした設定がなかなかに面白く、序盤から中盤にかけては伏線ばらまいて中盤から徐々に回収して行くのですが、話の構成が綺麗でそれでいてストーリーをすごく良く練っているなと感じました。

用語がどんどん出てくるので初心者の方は細かいところが見えなくなるかもしれませんが間違いなく名作と呼ばれるくらいに良い作品です。
opとedに関してもとても良い曲で作品をより良くしているように感じます。

自分のようにキャラデザとか作画の雰囲気で敬遠している人は見てみてくださいNHKの本気と言われる意味がわかるくらいには良い出来になっています。

投稿 : 2016/12/05
閲覧 : 241
サンキュー:

8

フポン さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

後半からいっきに深くなる

序盤は日常が続くので切ってしまう人もいるのかな。
後半になってくると、いっきに深くなり
「次が早く観たくてたまらない」という状態になるので
序盤の日常が続いている間に 名前とか覚えておくと
良いかもしれない。

電脳コイルにでている子と同じ年齢の子が観るには
ちょっと難しいかもしれないけど、
大人でも言葉の意味忘れたりすると「なんだっけ?」となるので
そこらへんは子供と一緒に話をしながら観れると思う。

カタカナ多いと余計忘れちゃう(;´Д`A ```

投稿 : 2016/12/02
閲覧 : 224
サンキュー:

5

ペガサス さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

電脳世界の深淵

電脳メガネというインターフェースにより、現実と電脳空間が融合した世界を体験する小学生たちを描いたSFアニメの傑作。

現実と仮想現実の違いがわからなくなった子供たちは次第に電脳世界の深層へと近付いていく。
ここでは、電脳という偽りの世界の深淵に踏み込むことで「攻殻機動隊」で提示されたテーマの一歩先を描くことに成功している。

現実と仮想現実の区別がつかないのは、人間の脳の働きが制限されているからに他ならない。
ようは脳が知覚して認識するものを超えたところにしか真実はないということ。
これに気付いて教えを説いた人が、あの釈迦です。
電脳世界とは偽りに偽りを重ねた無明の世界であり、釈迦が説いた悟りとは程遠い境地にある。

人間の脳が作り出す偽りの世界の深淵には「虚無」しかないという事実を暴露してしまった恐るべき作品である。
NHKの子供向けアニメで、ここまでやるかと思わせた問題作。

投稿 : 2016/11/01
閲覧 : 352
サンキュー:

6

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電脳コイルのストーリー・あらすじ

今よりもちょっと未来…子供たちの間では街のどこからでもバーチャル世界=コイルに接続できる電脳メガネが大流行していた。小此木優子(おこのぎ ゆうこ)は、小学校最後の夏休みを前に、父親の仕事の都合で最新の電脳インフラを擁する地方都市・大黒市に引っ越すことになる。
優子は、その街で出会った友達と電脳空間で次々と巻き起こるフシギな出来事を体験する…。(TVアニメ動画『電脳コイル』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2007年春アニメ
制作会社
マッドハウス
公式サイト
www.tokuma.co.jp/coil/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E8%84%B3%E3%82%B3%E3%82%A4%E3%83%AB
主題歌
≪OP≫池田綾子『プリズム』≪ED≫池田綾子『空の欠片(そらのかけら)』

声優・キャラクター

折笠富美子、桑島法子、矢島晶子、小島幸子、斉藤梨絵、鈴木れい子、野田順子、小林由美子、梅田貴公美、山口眞弓、沼田祐介

スタッフ

原作:磯光雄、 監督:磯光雄、脚本:磯光雄、アニメーションキャラクター:本田雄、作画チーフ:井上俊之/本田雄、作画監督:本田雄/根津匡覧/押山清高/秦綾子/井上鋭/井上俊之、絵コンテ・演出:村田和也/横山彰利/笹木信作/平松禎史/安川勝/野村和也、美術監督:合六弘、色彩設計:中内照美、撮影監督:大庭直之、CGワークス:荒木宏文、音楽:斉藤恒芳

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