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電脳コイルの感想・評価はどうでしたか?
Ash-Lynx さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
10年以上前、夕方に放送されていたので何となく見ていた作品。当時キッズだったのでイマイチ内容が理解できなかった思い出。
主要登場人物のほとんどが小学生(一部高校生)で、子供の世界から見た攻殻機動隊みたいな内容とテーマ。凄いSFサスペンスを描いてる割に結局子供のイタズラ的に収束するのは、視聴者側が小学生の世界観に入り込んでいたような錯覚を覚える。上手いなあ。
多少中だるみはあるけど、15話辺りから物語の核心から迫っていく。ここからは目が離せない展開。20話以降は結構なスペクタクルだね。
NHKの子供向け教育アニメにしては伏線や固有名詞が多いけど、最終話でほぼ回収される。ここまで上手くまとめるのは普通の作品では出来ないよ。まさに名作。
ksk84 さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
tomledoru さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
鸐 さんの感想・評価
3.2
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.0
キャラ : 2.0
状態:観終わった
buon さんの感想・評価
3.8
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
過ぎたるは猶及ばざるが如し
何にしてもほどほどにね!
最近、一日でコーヒーを8か9リットル飲んで死んだ人がいるって記事みたけど、
液体をそんなに飲んだら何でも体壊すわ。
水毒症とか水中毒って言葉があったような気がするし。
観終わったけど、メインストーリーに熱入れあげなかったんで、
ネタバレなしでサラッと、主に感想を。
サイドストーリーは面白かった。
よく理解できなかったのだけど、
現実世界があって、現実世界に沿うようにネットワークやデータがある。
例えば、手には指や平があるわけだけど、
それと同じ形で電脳次元の指も平もある手がある。
んで電脳メガネを付けると、
現実世界に沿ったデータを観測したり利用したりできたりするのかな。
まず世界観が良く分からなかった。
何故かというと、こんなネットワークを構築した理由が分からないから。
自動車の自動運転とか色々メリットもあるっぽいけど、
それと現実世界(リアル)とデータを重ねる必要性が良く分からない。
感覚で言うと、ものすごい金かかりそう。
けどそういう世界なんだろうね。
んで、子どもがメガネ、もとい電脳世界が好きな人が多いみたいで、
一方、大人は使う人は使う的な感じ。
どう考えても、子どもに悪影響を及ぼしそうなのに、
何で親たちは持たせるのだろう。
子どもの方が中毒性から抜け出しにくいのに。
NHKだしオレのレビューの表題みたいなこと言いたかったのかな。
んで、キャラについてなのだけど、
ヤサコとキョウコ、気に入らなかった。
キョウコは多分、幼稚園生ぐらいなんだろうけど、
道路とかそこら中で歩いてもOKの雰囲気ある。
水路に落ちたり轢かれたりとか心配しないのかな。
ヤサコが、何か良く分からんのだけど、
嫌いじゃないけど好きにはならなかった。
小学6年生だし、まああんな感じでもOKっちゃOK。
主人公は多分、
ヤサコともう一人で、
レギュラーがキョウコ、フミエ、ハラケン、ダイチとその一派。
最後まで見ましたが、
何かよく分からなかった。
SFや不思議系ストーリーで落ちが良く分からん、
ってまあまああるからしょうがないんだけど、
その場合、キャラクターがもの凄い魅力的じゃないと楽しかった、
と言えない。
けど、主人公二人とキョウコ以外は割と好きだったので、
つまらないわけではない。
サイドストーリーで金魚や○○や首が長いのとか出てくるけど、
そっちは面白かった。
最後にはちゃんと落ちもつくし、まあまあかな。
鬱アニメではなかった、どうやら俺の勘違いの様だ。
ゆくゆく さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
近未来を描く ARが発達し小学生やおばぁちゃんがプログラミングするのが当たり前の世界
昭和的古くさいキャラやIT関連だけ発達し普段の生活はそんなに変わってないのがリアリティがある
スマホがスマートグラスになったみたいな世界で現実感がなじみやすい
一話完結がけっこうあってシットコムのような話もあったりする
キャラがコミカルでとても魅了にあふれている
ホラー演出もちょくちょくありsfもありコメディありで飽きずに一気にみることができる
響け! さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
幼稚園ぐらいの時に一度観たのですが、今回Amazonプライムに出てきたのでもう一度見直しました。
いや、よくできてる作品ですわ。アニオタでもアニメを全然観ない人でも絶対に楽しめる作品だと思います。笑いあり、涙あり。名作ですね。
Some さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
世間で言う神アニメや超人気アニメ、マイナーアニメ、数々のアニメを観てきたけれど、これほどの隠れた名作は他にない。
逆にこれを知ってる人達は本物。
アニメオタクでも、それほどアニメを見た事ない人でも面白く見れる作品、大げさじゃなくてホントーに
序盤は楽しく見れる物語かと思いきや、中盤からすこし怖い雰囲気に、後半怒涛の展開からの感動。
最高の作品です。
是非見てみてね
幸 さんの感想・評価
3.9
物語 : 5.0
作画 : 1.5
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
表層も深層も面白かったー
徐々に徐々に見えて来る丁寧な脚本だと思います。
面白かったです!
作画で食わず嫌いせず観てよかった笑
現代人に向けてメッセージ性の強い作品ではないでしょうか
子供向けというより子供がいる親御さんに観て欲しいですね
たまにはスマホやめてキャンプにでもいくかー笑
めんまぁ さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
とにかく凄かった(語彙力)
最後の方で全てが繋がった感じ。
人の心の深いところを描いた感じの作品。
一つ疑問が残るのは11、12、13話のあの内容をなぜわざわざ物語の重要な中間点に挟んだのかってことくらい。
各話集中してみてないと置いて行かれる笑
これを子供向けに作ったとは笑
あーみ さんの感想・評価
3.4
物語 : 4.5
作画 : 3.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
子供のころあんな眼鏡が欲しかったなぁ。うろ覚えだけどラストに衝撃を受け、すごく面白かった記憶がある。
また見返してみたい作品の一つです。
Tnguc さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
~
「電脳メガネ」と呼ばれるメガネ型のウェアラブル端末が普及している近未来を描いたオリジナルアニメで、その独自な世界観を小学生たちの目線から堪能するSFチックな作品。SFとジュブナイルが巧く融合している斬新な作品であり、とくに、ヴァーチャルのエフェクト描写はシンプルかつ高い技術で表現されていて観ているだけでも楽しめる内容となっている。ただし、電脳空間、サッチー、イリーガル、メタバグなど、よく解らない独特な設定が1話から飛び交い、最初は何の説明もないまま展開していくので取っつきにくい印象を受けるが、視聴者と同じ立場である主人公・ヤサコと追体験していくことで世界観や伏線が徐々に見えてくる構成となっている。登場人物は小学生ばかりなので、子どもらしい物語がSF調で展開される。一緒に遊ぶにしても、ケンカをするにしても、常に電脳世界ありきでとてもユーモア。ただその裏で、メインキャラクターの子どもたちは、少学生にしては暗い過去を持っていて、時より顔に影を落とすことがある。次第に、そんな過去に囚われた子どもたちのストーリーが目立ち始め、さらに電脳世界に隠された秘密を紐解いていくシリアス路線に移行することもあって作品全体の雰囲気はチョット暗い。OPの雰囲気や作画の淡い色彩もその印象を助長している気がする。ビジュアルや序盤の展開こそは子ども向けだけど、中盤以降はどちらかと言えば青年向けの内容で、裏を返せばどの層を狙った作品なのか解りにくく「隠れた名作」と言われるゆえんも何となく解る気がする。とはいえ、この作品は俗にいう「NHKの本気」とも評価されていて、世界観、物語、作画、音楽のどれをとってみても高水準なので、一見の価値は十分にあると思う。痛みすら見えない何かに向かって電脳世界の深みに落ちていくヤサコたちにドキドキしながらも、いつしか彼女たちと一緒に、コイル探偵局の一員となって、電脳世界の秘密を追いかけている自分をいつの間にか発見するはずだ。
個人的評価:★★★★☆ (4.5点)
DB さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ようやく最後まで見れたww全体を流れるアナログ臭が逆に心地よい感じでした。小学生っぽさがきちんとある登場人物たちを始め、きちんと考えられて作られていると思いました。最後の怒涛の展開は、そうだったの?と呆気にとられた部分もありますが楽しめました。
退会済のユーザー さんの感想・評価
2.0
物語 : 1.5
作画 : 1.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 1.5
状態:途中で断念した
ストーリーが何か面白いとのことなので視聴。
後半怒涛の伏線回収系は大抵前半でグダグダしつくすからあまり面白いとは思えない。
作画もなんか、こういう雰囲気なのは苦手。
キャラクターも特に魅力はなく、ぶっちゃけ言ってしまえば可愛くない…
つまらなくてもキャラデザインに牽かれる要素があれば見るに耐えれるけど、このアニメのキャラデザは個人的に合わなかった。キャラデザってやっぱり大事なんだな。多分見た目に目をつむれる、伏線回収系好きなら見ると思います。
nas さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
キャポックちゃん さんの感想・評価
4.4
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
【総合評価☆☆☆☆】
原作・監督を担当した磯光雄渾身の力作。拡張現実(AR)技術の過剰な発展がもたらす恐怖を、2007年の時点で予言した先駆的な作品で、アニメとしてのみならずSFとして高く評価され、日本SF大賞や星雲賞メディア部門賞を受賞した。ちなみに、アニメ作品で日本SF大賞を受賞したのは、本作の他に『新世紀エヴァンゲリオン』と『イノセンス』という異形の傑作2本だけである。
絵柄からキッズアニメと思われそうだが、さにあらず。『けものフレンズ』や『宇宙のステルヴィア』などと同じく、「子供向け」という衣をまとった、大人のためのアニメである。子供の頃に一度見ただけだという人は、是非再見してほしい。「こんなに陰鬱な作品だったの!」と愕然とするだろう。
第1話冒頭、いきなり「子供たちの噂によると、大黒市では最近、ペットの行方不明事件が多発しているそうです」と、ヒロイン・ヤサコによるナレーションが入る。毎回、こうした噂話、都市伝説、言い伝えが提示され、不穏な雰囲気を醸し出す。『電脳コイル』とは、実は、きわめて不穏で陰鬱なアニメなのである。第6話では、自動運転中の車が事故を起こしたことが紹介される。電脳ナビに欠陥が見つからなかったことから、被害者が急に飛び出したのが原因だとして処理されたが、事故死した少女は、電脳を誤作動させるウィルスについて調べていたとか。何やらゾクリとする展開である。
舞台となるのは、金沢にほど近い架空の地方都市・大黒市。202X年現在、子供たちの間では、電脳ネットからの情報を現実に重ねて映し出すAR機器・電脳メガネが流行中。なぜ子供だけが高度なAR機器を使っているのか、「実用上のトラブルがあったため大人は使わなくなった」といった想像が可能だが、明確な説明はない。ただ、子供が遊びに利用するシステムには、多くの欠陥が存在することが示唆される。電脳空間にはいくつものバージョンがあり、古いバージョンのままのドメインは、空間管理室と呼ばれる公的な管理者でもコントロールしきれていない。そのせいでコンピュータウィルスが蔓延しており、常駐するセキュリティソフトが手当たり次第に駆除するものの、後手に回りがち。子供たちは、電脳世界で独自の裏技を考案して遊びを続けるが、しだいに精神を病む者が現れる…。
『電脳コイル』の特徴は、こうしたネット内部の出来事を、ARによって視覚化された目に見える事象として描いた点。コンピュータウィルスは電脳空間に蠢く黒い生物「イリーガル」、セキュリティソフトはゆるキャラ風のロボット「サッチー」、裏技として利用可能なバグは宝石の形をした「メタバグ」、対ウィルス防御やバグの修正を行う未公認パッチはお札を思わせる「メタタグ」として表現される。さらに、ハッカーは「暗号屋」と呼ばれ、魔方陣のような図形を描いてハッキングを行い、時にはメガネビーム(メガビー)を発して邪魔なセキュリティソフトを停止させる。こうした具象的な視覚表現を利用したため、まるで子供同士の魔法合戦といった映像が展開され、アクションアニメとしてもそれなりに楽しめる。
しかし、本作の真髄は、派手なアクションの描写にとどまらず、ARという技術そのものに内在する恐ろしさを取り上げた点にある。「道案内をするアバターの映像を現実に重ねて表示する」といった程度なら既存のAR技術でも実現可能だが、その遥か先を行く『電脳コイル』の世界では、当たり前のように、現実の光景にデータが常時重ねられている。そんな世界で人間の手に負えない技術の暴走が起きるとどうなるのか。後半(第14話~)では、そうした問題に目が向けられる。
(次の段落に重大なネタバレがあります)
{netabare} 『電脳コイル』の世界では、人間ですら、生身の肉体とネットから提供されるデータとが一体化した存在となっている。こうした状況下で何らかの原因により肉体とデータに食い違いが生じると、「電脳コイル現象」と呼ばれる精神的トラブルが発症する。時には精神が「アッチの世界」に行ってしまい、「NO DATA」と表示された植物状態の肉体が残される。
何よりも恐ろしいのは、高度なARがいかにして実現されるか科学的解明ができていないにもかかわらず、この技術を実用化し大儲けした大企業の存在。ARが精神を蝕む可能性に気がつきながら、欠陥を懸命に隠蔽しており、社会インフラが単一企業に独占されることの恐ろしさがじんわりと伝わってくる。ちなみに、第18話冒頭のナレーションは、「ネットの噂によると、メガネの設計や開発の過程は、複雑な利権と歴史に彩られているそうです」{/netabare}
以下、余談。
【中間の独立エピソード】
本作では、子供たちの楽しげな描写の陰で少しずつ謎を提示する前半と、真相解明を進めるシリアスな後半の間に、3つの独立したエピソード「沈没!大黒市」「ダイチ、発毛ス」「最後の首長竜」が挟まれる(第11~13話)。3本ともやたらに面白く、『電脳コイル』と言えばこれらを思い出す人が少なくない。しかし、イリーガルの設定などが本編と異なっており、あくまで本編とは別のスピンオフ作品として鑑賞していただきたい(私も「ダイチ、発毛ス」に出てくる股間のモザイクが気になったクチだが)。
【登場人物の年齢】
『電脳コイル』の主要登場人物であるイサコやハラケンは、ヤサコと同じく小学6年生だが、愛する人を失ったトラウマに苛まれ、そのせいで周囲と協調できずにいる姿は、とてもその年齢の子供には見えない。オバちゃんと呼ばれるハラケンの叔母が、実は17歳とかで女子高生の制服を着て登場したときには、ギャグとしか思えなかった。
想像するに、磯光雄の当初の構想ではいずれももう少し年長のキャラだったものを、土曜夕方という子供向け時間帯に放送するNHKの方針に合わせて、4~5歳ほど低年齢化したのではないか。そう考えると、ヤサコの回想における「4423」との交流やイサコの嫉妬心の描写が、素直に納得できる。
【「プリズム」誕生秘話】
シンガーソングライター・池田綾子が作詞・作曲・歌を担当したオープニング曲「プリズム」は、心に染みる名曲である。その誕生にまつわるエピソードが、彼女がゲストとして登場したNHKFM「アニソン・アカデミー」で紹介されていた(2019年4月20日放送分)。
それによると、池田は、まず磯監督から描きかけの絵コンテを見せてもらい、オープニング曲は「朝日をテーマに書いてください」と言われたという。それならと希望に満ちた明るい曲(CDには「旅人」というタイトルで収録)を書き下ろしたものの採用されず、再度行われたミーティングで、監督による朝日のイメージが「不安なものの象徴」であり、「また光が差して自分の後ろには影ができて、この1日をどう生きていくんだろう」という捉え方だと知らされる。そこから生まれたのが「プリズム」である。
この話を心に止めながらオープニングアニメを見ると、心をかき乱すような音型が響き、霧が立ち上りノイズがちらつく中、ヤサコが不安そうな面持ちで中空を見上げる冒頭シーンが、実に示唆的に感じられる。
【アニメ作家の気概】
アニメは、情報技術の過剰な発展に対して、早くから警鐘を鳴らしてきた。社会インフラとして必要不可欠なOSが実はトロイの木馬だったという『機動警察パトレイバー the Movie』、ネットゲームに耽溺するあまり抜け出せなった者の行く末を見つめた『.hack//SIGN』、徹底した監視体制によって犯罪を犯す前に人々を取り締まるディストピアを描く『PSYCHO-PASS サイコパス』、テロ対策に導入されたAI搭載の自律型殺人ロボットが暴走する『RIDEBACK』…。就活学生の閲覧記録から内定辞退率を算出して企業に知らせたという最近のニュースは、『ルパン三世 PART5』のヒトログを想起させる。
クリエーターはきわめてセンシティブで、炭鉱のカナリアのように、何かおかしなことが起きつつあるとき、真っ先に反応する。そうしたクリエーターの思いが結晶したアニメを、子供の娯楽と侮ってはならない。大人ならば、『電脳コイル』に込められたメッセージを正しく読み取ってほしいと思う。
Jun さんの感想・評価
3.8
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
lll1 さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
長いです。すみません。大好きですこの作品。
まず、観はじめて一番感じたことは "スタジオジブリのアニメの影響を物凄く受けている" でした。
京子ちゃんは、『となりのトトロ』のメイちゃんだし、古い空間は『千と千尋の神隠し』を彷彿とさせるし、恋愛要素は『耳をすませば』のようにも感じられた。
後で調べて分かったことですけど、磯光雄監督は高畑勲の『おもひでぽろぽろ』や宮崎駿の『紅の豚』などのジブリ作品に関わってたみたいですね。
その他にも押井守の『GHOST IN THE SHELL』や大友克弘の『MEMORIES』、今敏の『パーフェクトブルー』、渡辺信一郎の『カウボーイビバップ』など、一流の監督たちの下で、デザインや原画の仕事をこなしていた。
世界で高く評価されている、日本の一流アニメの影響を受けているので、今作『電脳コイル』はアニメーション、演出共にとても質が高い。
褒めたいところはたくさんあるんですけど、3つほどにとどめて書きます。
一つ目は、生活をしっかりと描いたこと。
映像作品において、出来事(ストーリー)以外の普段の部分、生活を描くことはとても重要であると考えている。登場人物がどんな性格か、どんな生活をしているのかといった部分から、視聴者は親近感を抱いたりする。
そして何より生活を描くことによって、キャラクターのみならず、作品全体としてのリアルさが増すし、現実味がぐんと出る。
『千と千尋の神隠し』で千尋が「これからここで寝泊まりするのか」っていう感じのシーンがある。あのシーンはこれまで、非現実的なことばかりしか描かれていない中で、急に現実的なシーンになる。ファンタジーが苦手でも大抵の視聴者なら、あのシーンの千尋の不安さであったり、ここで生活して行くことの大変さが分かると思う。布団で既に眠りについている、他の従業員が眠りにつくシーンも生々しく描写されている。
『電脳コイル』もそういったシーンをしっかり描いている。ヤサコが風呂場にいて、お父さんが帰ってきて、そのまま風呂に入るシーンなど。
こういったシーンを入れてくれると、作品との距離が縮まり、近い距離での視聴が出来る。
二つ目はアニメーションです。
こんなにもキャラクターが活き活きとしているアニメーションは、なかなか見れない。他のアニメのときに見る"よく動くなぁ"とかじゃなくて、活きてるんですよ。
京子ちゃんが台所に走って向かうシーンとかは感動した。このアニメは全編通して、走っているシーンに熱いこだわりがある。動いているシーンといえば、大抵走ってる。
いま思うと、ジブリも走っているシーンは多いような。千尋が壁にある配管の上を走るシーンはとても印象的だった。
三つ目はキャラクター、及びキャスティングと演技指導です。
上記に書いた、アニメーションと生活の部分によって、キャラクターたちにどんどん愛着が湧いていく訳です。勿論脚本が良いからですが。
メインキャラクターは勿論のこと、電脳ペットたちがこの作品を大きく支えている。私には、デンスケやオヤジ、モジョたちが可愛くて仕方が無かった。
主要人物で言うと、京子が一番役目を果たしていた。京子という年下のキャラクターを出すことによって、他のキャラクターは大人にならざるを得なかったりと、違った一面を見せる。視聴者はそういったギャップによって、またキャラクターを好きになる。イサコがまさにそうでしょう。
キャステイングと演技指導は完璧でした。マイコ先生とか完成されていた。声優を褒めるんだったら、矢島晶子が断トツです。演技が上手いのは分かってたけど、ここまでとは。本当に高いレベルにまで、キャラクターを引きだしてる。
ストーリー、脚本、音楽、設定など、他の要素はあまり触れてませんが、どれも本当に高水準で素晴らしいものでした。…色々書きたいですが、これ以上は長くしたくないので。
個人的には後半、ストーリーが先行してしまい、他の要素がおざなりになってしまったかなといった印象を受けましたが、こんなにも素晴らしい作品を見れたことが嬉しくてたまらないので、
最終評価は 9/10点です。
監督の磯光雄は、とてもこだわりが強い方のようです。デンスケの尻尾の振り方にもこだわっていたとか。他は何を監督されているんだろうと思ったら、何もしていなかった。
他のスタッフが一緒に仕事がし辛いのかな、というような考えを抱いてしまいますが、是非また何か監督してもらいたいです。と、思っていたら一本何かやるみたい。『地球外少年少女』、楽しみです。
雀犬 さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
2007年、NHK教育で夕方に放送されていた全26話の作品。
「電脳メガネ」と呼ばれる眼鏡型のウェアラブルコンピュータが普及した近未来の世界で小学生たちが電脳メガネを使って遊んでいるなか、電脳と現実の狭間で起こる不思議な出来事に巻き込まれていくSFアニメです。
子供たちの動きと表情、愛らしい電脳世界の住人たちのデザイン、電脳戦の格好いいエフェクトなど作画は驚異的なレベルで良い。古都の佇まいと最新鋭の電脳インフラを併せ持つ大黒市の景観は未来でありながらとてもノスタルジックでした。
見た目は子供向きながらかなり本格的なサイバーパンクで、情報量が多く世界観は作り込まれている。序盤の10話までは分からないことが多い。多くの謎を散りばめながら進み、徐々に作品の全体像が明かされていく作りなので人によっては難解にすら感じるかもしれません。
11話~13話は謎の電脳生物イリーガルにまつわる日常回で、ストーリー上は見逃しても問題ないのだけども、取っつきやすくてユーモアもあり「電脳コイル」ではここが好き、という方も多いようです。
14話は総集編に近いけども情報が整理され、重要キーワードも登場するため見た方が良いでしょう。15話以降はかなりシリアスな展開になります。僕は後半の方が好きで、一気に引き込まれて観るのが止まらなくなりました。
やはりと言いますか、SF作品なので「テクノロジーの進歩は本当に人を幸せにするのだろうか?」と問いかけてきます。手で触れられるものこそが本物で、メガネで見える拡張現実は本当は必要ないものなんだという大人たちの答えに対して、子供たちの出す答えは違うんですよね。信じられるのは大人の言葉ではなく自分自身の胸の痛みであり、形のないものにだって価値はある。このメッセージは、絵に命を吹き込むことを生業にしているアニメーターの矜持があるのかもしれない。
物語の中心になるのはヤサコ(優子)とイサコ(勇子)、2人の小学校6年生の女の子です。夏休み前にほぼ同時に転校してきた2人主人公の「ユウコ」はまるで磁石のN極とS極のように対称的な性格でありながらなぜかお互いに意識し、惹かれてしまう存在になっています。
ヤサコはその名の通り優しくて大人しい性格で人付き合いの良い女の子。対してイサコはきつい性格で人に心を開くことがあまりありません。電脳戦で男子たちをコテンパンにして子分にしてしまうイサコはやはりその名の通り勇ましい。
しかし物語が進み、2人が衝突すると第一印象とは異なる素顔が垣間見えるようになります。ヤサコは誰に対しても優しく接しているが、周囲の状況に合わせて取り繕っていることをヤサコに見抜かれてしまう。一方のイサコは本当はとても心が弱く、強情な表向きの顔は仮面でしかなかったことが露呈する。
ヤサコとイサコはお互いを鏡として、自身の優しさ・勇ましさと相反するもう一人の自分がいることに気付く。そして、性格も考えも異なる相手の長所にも気づくのです。物語の終盤、ヤサコは自分の意志で行動すること、イサコは他人を受け入れることで道を開いていることが分かる。他人から自分自身の本当の姿を知って成長すること事。それが「電脳コイル」のもう一つのテーマなのでしょう。本作はビルドゥングス・ロマンとしても大変優れた作品だと思います。
{netabare}
ラストシーン。シリーズ通してやや地味な色使いだったのが、はっとするほど明るい色調になるんですよね。愛するものとの別れを受け入れるほろ苦い結末に、希望を感じさせる素敵な演出でした。
{/netabare}
最初から最後まで、本当に素晴らしかった。新しさと懐かしさが同居する世界観に引き込まれる。子供が見ても大人が見ても、それぞれに楽しめるアニメではないでしょうか。
おさーん さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
終盤まで予想がことごとくハズレて楽しめた
序盤のほのぼの近未来日常感も好き
個人的に主役である優子に薄情な演出が多々あり多少イラつくも対局である勇子の行動原理は理にかなっていて上手く描かれており共感できた
その他の個性的なおばば、でんすけ、妹、クラスメイトetcなどのサブ達も魅力的で彩りを与えてくれた
NHKの夕方アニメだったとは思えない脚本で大人でも十分楽しめる良作
lcXEE65136 さんの感想・評価
3.6
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
NHK作品はどれも最後まで見れるだけの安定感はある。
今回も安定感はあったが、最後数話で強引に話しを持って行き過ぎてるかな。
もう少し序盤から話しをジョジョに勧めたほうが面白かったと思う。
二足歩行したくない さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
アクの弱いデザインに派手さの無いストーリー展開、ごく普通の小学生の平凡な日常を描いているかのような雰囲気を漂わせている作品ですが、とんでもない、これは実現可能な近未来技術とそれによって起きる歪を舞台にした、立派なサイバーパンク作品でした。
2020年代「電脳メガネ」というウェアラブルデバイスが世界的に普及した近未来を舞台にした作品で、電脳メガネは電話やメールに使用できる他、現実の世界に付与されたデータを見たり操作したりすることができるという設定になっています。
例えば、3Dビジョンの電脳ペットを仮想飼育したり、人体の任意の箇所にデプロイしてその箇所から対象のデータを破壊するビームを射出したりでき、そして当然、メガネを外すとそれらは見えなくなる(=扱えなくなる)わけです。
街には物理的な空間上に電脳空間が広がっていて、電脳空間はメンテナンスされ、バージョンアップが行われているのですが、稀に廃ビルなどで古い空間のままになっている場所があり、そういう場所にはバグが発生しやすくなる。
古い空間やバグを消滅して回る管理ソフト「サッチー」、空間の歪に現れる「メタバグ」、謎のウイルス「イリーガル」、そして、アッチの世界に住み子供を連れてゆくという都市伝説の存在「ミチコさん」など、とにかく設定が技術的にすごく良く練られていて、とても面白く、また興味深い作品でした。
開始時から伏線が大量にばらまかれているのですが、ほぼ全て解消し、解消仕切っていない謎もあるにはありますが、ストーリーの根幹には関係しない箇所のため、物好きの考察の余地があるのもグッドです。
ストーリーの前半は日常劇になっていて、後半から徐々にシリアス展開にシフト、謎が少しずつ明かされるような展開になっています。
一見して子供向けな雰囲気なのですが、蓋を開けてみると結構難解です。
世界観は序盤でうまく説明していて、今は一人一台のスマホがあるのでとっつきやすいところもあると思うのですが、後半は特に、途中途中で少しずつ明かされる秘密を理解しないとおいていかれる可能性があります。
理解が追いつかないまま視聴を続けると、必要性があって行っている結果や行動が超展開に移り、訳がわからない話と誤解しそうになると思います。
個人的には説明不足と感じていないのですが、説明が難しいところがさらっと流されている箇所もあり、解説が必要かもしれないと思いました。
意外とハードSFです。箱庭感がありますが風呂敷は広く、組織や企業や人命を巻き込んだ話となっています。
見た目はこんな感じなので騙されがちですが、SF好きにおすすめの作品。
とはいえ、ビジュアル負けしているという意味では決して無く、本作の雰囲気にはあっていると思います。
逆に言えば、この雰囲気であの内容ができるというのは、ある意味でサイバーパンクの革命児とも言えると感じました。
シン☆ジ さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
内容的に悪くはなさそうな気もしますが、
惹きつけられる部分があまりなく、
他に観てみたいものが多いので、
これは多分、今後観ることはないかな。
ぺこ さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
tag さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
TimuTimu さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
褐色の猪 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
スティーヴン・スピルバーグ監督の実写特撮映画「レディ・プレイヤー1」を観て仮想世界の描写にすっかり感化されました。
実は、以前TVアニメ「ソードアート・オンライン」を観た時はいまいちすっきりしませんでした。
で、ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインもこの前観終わりましたが、これまた仮想世界の描写方面を比較する次元の作品ではなかった様でちょっと落胆。
そしたら、10年以上前の作品だっつーのにこの「電脳コイル」
なかなか良いじゃありませんか!
監督の頭の中にしっかりと仮想世界の世界観が構築確立していたという風情、
2クールの厚みある物語、構成は切れ良く、すっきりした作画にも魅了されました。
アオイ さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
まあ君 さんの感想・評価
4.1
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
電脳空間みたいな方面はそれほど専門知識があるわけではないので、ぼや~っとした部分を感じつつ観ておりました。
素朴な疑問として、メガネをかけている人に見えているものが、かけてない人には見えてないのだとすると、かけている人は相当おかしく見えるのではないか。。。
まあ、そうゆうことは気にしないことにして、序盤のSFとは程遠い感じの長閑な雰囲気から中盤のイレギュラー絡みのいくつかのエピソード辺りまでは、何となく煮え切らない感じだったのですが、後半話が核心に近づくにつれて、とても引き込まれました。
起こっていることはかなりシリアスなのに、画がいつも長閑な感じで、そのギャップも良かったように思います。
それと、非生命体の動物、人工知能を持つ人や機械との触れ合いみたいな話が絡むと個人的に弱いので、終盤は結構ジーンときました。
あと、この主人公の声の方、よく知らないのですが、とてもいい声だと思いました。
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今よりもちょっと未来…子供たちの間では街のどこからでもバーチャル世界=コイルに接続できる電脳メガネが大流行していた。小此木優子(おこのぎ ゆうこ)は、小学校最後の夏休みを前に、父親の仕事の都合で最新の電脳インフラを擁する地方都市・大黒市に引っ越すことになる。
優子は、その街で出会った友達と電脳空間で次々と巻き起こるフシギな出来事を体験する…。(TVアニメ動画『電脳コイル』のwikipedia・公式サイト等参照)
折笠富美子、桑島法子、矢島晶子、小島幸子、斉藤梨絵、鈴木れい子、野田順子、小林由美子、梅田貴公美、山口眞弓、沼田祐介
原作:磯光雄、 監督:磯光雄、脚本:磯光雄、アニメーションキャラクター:本田雄、作画チーフ:井上俊之/本田雄、作画監督:本田雄/根津匡覧/押山清高/秦綾子/井上鋭/井上俊之、絵コンテ・演出:村田和也/横山彰利/笹木信作/平松禎史/安川勝/野村和也、美術監督:合六弘、色彩設計:中内照美、撮影監督:大庭直之、CGワークス:荒木宏文、音楽:斉藤恒芳
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2008年春アニメ
2012年、フリーダイバーの波留真理は、建設中の人工島沖合で観測実験の最中、「海が燃える」現象に遭遇し、49年間も昏睡状態に陥った。2061年、長い眠りから覚醒した波留は81歳の老人となり、車椅子生活を送らざるを得なくなった。そんな中、波留は旧友・久島永一郎によって、メタリアル・ネットワ...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2013年秋アニメ
メガネをかけた男子高校生の、異常なまでの情熱をメガネにかける青春グラフィティ!
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2014年夏アニメ
主人公・蒼葉は、日本列島の南西に位置する碧島で、ジャンクショップでアルバイトをしながら、祖母のタエと2人で暮らしていた。島では肉弾戦での縄張り争いを繰り広げる「リブスティーズ」、仮想空間でバトルを行う電脳オンラインゲーム「ライム」が流行していた。蒼葉はそのどちらにも参加せず、日...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2002年秋アニメ
西暦2030年…あらゆるネットが眼根を巡らせ、光や電子となった意思をある一方向に向かわせたとしても「孤人」が複合体としての「個」になるほどには情報化されていない時代…。 情報ネットワーク化が加速度的に進展し、犯罪が複雑化の一途を遂げる社会的混乱の中、事前に犯罪の芽を探し出し、これを...
ジャンル:アニメ映画
放送時期:2014年11月15日
われわれはどこから来たのか われわれは何者か われわれはどこへ行くのか――。 地球はナノハザードにより廃墟と化した。 その後の西暦2400年、大半の人類は知能だけの電脳世界ディーヴァに生きていた。 電脳世界に住む捜査官アンジェラは、 闘力を誇るスーツ・アーハンを身につけ地上...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2015年春アニメ
企業のネットが星を被い、電子や光が駆け巡っても国家や民族が消えてなくなる程、情報化されてない近未来――西暦2027年。高度化した電脳犯罪を前に、"攻性"の特殊部隊設立を望む内務省公安9課・荒巻大輔の前に現れる、陸軍501機関所属・草薙素子三佐。生まれる以前に全身を義体化されたサイボーグで...
ジャンル:OVA
放送時期:2014年11月26日
「ワールド・パージ編」は原作第8巻のストーリーであり、TVアニメでOAされたストーリーに比べてファンサービス満載のエピソードとなっている。このエピソードがアニメでどう描かれるか注目!
ジャンル:アニメ映画
放送時期:1995年11月18日
他人の電脳をゴーストハックして人形のように操る国際手配中の凄腕ハッカー、通称「人形使い」が入国したとの情報を受け、公安9課は捜査を開始するが、人形使い本人の正体はつかむことが出来ない。そんな中、政府御用達である義体メーカー「メガテク・ボディ社」の製造ラインが突如稼動し、女性型の...
ジャンル:OAD
放送時期:2014年10月3日
単行本14巻に付属するOAD。 読者から大好評だった原作エピソード2話をアニメ化! JC第7巻58話「フンシツ」、JC第8巻64話「ミコサン」
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:1998年夏アニメ
コミュニケーション用コンピュータネットワーク端末「NAVI」(ナビ)が普及した現代、中学生の岩倉玲音は、死んだはずの四方田千砂からのメールを受け取る。その日以来、玲音は見えないはずのものを見るようになる。四方田千砂のメールの言葉に興味を持ち、大型の「NAVI」を手に入れるが、それ以来...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2007年春アニメ
これは、まだ自分の運命に気づかぬ一人の男の物語。遥か未来。人間は何百年もの間、地中に穴を掘って生活していた。ジーハ村の少年シモンは、いつものように得意な穴掘りをしていると、光る小さなドリルと巨大な顔を見つける。兄貴分と慕うカミナに、その顔を見せようとしたその時、突如として村の...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2007年春アニメ
10年前突如東京を襲った異変、通称「地獄門(ヘルズ・ゲート)」といわれる未知の領域が出現したその時からこの世界は本当の“空”を失い、夜空を覆う満天の星空は偽りの星達のものとなった。また時を同じくして「契約者」と呼ばれる特別な能力を身につけた者達が現れはじめる。人間らしい感情や「契...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2007年春アニメ
そもそもは、連載を予定していた作品ではなく、コンプティークで急にページが空いてしまい、そこを埋めるために掲載したのが始まりだが、人気を博したため連載となった。タイトルは、“Lucky Star(ラッキースター)”の意味であり、単行本表紙のロゴにもデザインされている。連載開始時は、主な登場...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2007年春アニメ
ごく平凡な中学生、満潮永澄の平穏な毎日は、とある夏の出来事を境に、音を立てて崩れ去っていった。帰省していた瀬戸内のビーチで溺れてしまった永澄を助けたのは、なんと人魚の女の子、瀬戸燦!しかも、人魚の世界は、「渡世の仁義」を重んじる仁侠の世界だった上、人間に姿を見られれば、その人...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2007年春アニメ
今よりもちょっと未来…子供たちの間では街のどこからでもバーチャル世界=コイルに接続できる電脳メガネが大流行していた。小此木優子(おこのぎ ゆうこ)は、小学校最後の夏休みを前に、父親の仕事の都合で最新の電脳インフラを擁する地方都市・大黒市に引っ越すことになる。 優子は、その...
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放送時期:2007年春アニメ
主人公の三橋廉(みはし れん)は中学時代、祖父の経営する群馬県の三星学園野球部でエース投手だったが、チームメイトからは「『ヒイキ』でエースをやらせてもらっている」と疎まれ続け、極端に卑屈な暗い性格になってしまう。その暗い思い出を拭うために埼玉県の西浦高校へと進学する。西浦高校に...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2007年春アニメ
政財界の権力者たちは、「子供たちの契約を解く鍵を探す」という建前の元に、ジアースの技術を研究して産業や軍事に利用しようとする。子供の親たちは、子供を救う方向に世論を動かす為に、ジアースの情報公開を目指して協力し合う。しかしその企ても権力者の陰謀によりつぶされ、子供たちはこの地...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2007年春アニメ
女用心棒のバルサはふとしたことから新ヨゴの第二皇子チャグムの護衛を依頼される。彼はその身に、この世(サグ)と重なって存在する異世界(ナユグ)の水の精霊ニュンガ・ロ・イム〈水の守り手〉の卵を宿していた。チャグムは、威信を守るため息子を秘密裏に殺そうとする父帝と、ニュンガ・ロ・イ...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2007年春アニメ
不幸な少年・高校生の綾崎ハヤテは、ギャンブル好きで浪費癖のある両親の生活を支えるため、バイトの日々を送っていた。だが、1億5000万円の借金を作った両親は、その負債をハヤテに押し付けて行方不明に…。取立てに困ったハヤテは、一人の少女を誘拐することで、借金返済を目論んだ。だが、その行...
ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2007年春アニメ
空港火災の現場…命の危機にさらされた幼いスバルを救ったのは、純白の衣装に身を包んだ、時空管理局のエース魔導師・なのはだった。我が身を省みず災害や困難と戦うその姿に心打たれた幼いスバル。彼女に憧れたスバルは、満天の星空の下、管理局の魔導師になることを決意する。4年後、晴れて管理局...