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「電脳コイル(TVアニメ動画)」

総合得点
83.9
感想・評価
1968
棚に入れた
11175
ランキング
308
★★★★☆ 3.9 (1968)
物語
4.2
作画
3.9
声優
3.7
音楽
3.8
キャラ
3.8

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電脳コイルの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

あと さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

子供向けのSFサスペンスアニメの良作

正直このアニメを見終わった感想としては大掛かりな仕掛けをして色々な展開があった上で最終的に起こり解決したことは小規模な話で、その後関わることも無いんだろうな…という小学生らしいお話だった。ノスタルジックな雰囲気や作画、演出で日常回の展開も子供向けアニメを感じさせて、流石に今の年齢となって見るのはあんまり楽しめなかった。ただ、個人的に良かった点も多数あり、身近なところから大きな話のように膨らんでいき最後に真相が明かされて行くところは爽快感があった。26話あって何を見せてくれるのだろうと期待していた部分もあり、前半に比べて後半のテンポ感が垂れてしまったように感じたのもちょっと残念な点だった。13話にしてもっと話の展開に急すぎる事無く来て欲しかった。
アニメとしては全体的に見て面白いと感じられるところも多く、後半の展開が気になるところで伝えたいテーマとしても目で見る、感じる世界を心に刻み妄想をしないで地に足を着いて生きていこうというところが子供向けアニメにしては夢が無さすぎると思ったが良かったと思う。

投稿 : 2023/02/02
閲覧 : 248
サンキュー:

3

ネタバレ

しぃち(゚▽゚ノ)ノ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

NHKの本気と言われてたってね

NHK教育で26話のアニメです
原作と監督が磯光雄さんていうね
そういうことです
制作会社はマッドハウスです

作画は文句なしです
ストーリーも当時はドキドキさせてくれました
キャラもとてもよかったです
声優もよかったと思います
音楽も雰囲気が出ていいですね

いや当時はめちゃくちゃわくわく出来ましたね
なんだかいろいろパソコンを駆使しようとしていた頃でした
不思議な雰囲気を楽しむアニメでしたと思います
今でも {netabare}4423{/netabare}は忘れてないですね
ゼロ使の”ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールみたいにね

投稿 : 2022/07/15
閲覧 : 286
サンキュー:

10

ネタバレ

fuzzy さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

デジタルとアナログのはざまで

テレ玉でやってるので途中から試聴
ほんとにわけわからん汗

でもなんかバトルのやり方が独特で面白そうなので最初から試聴

子供向けにわかりやすく観やすくした攻殻機動隊という印象

デジタル最前線、遠くない近未来で
普通の小学生があそび感覚で電子戦を繰り広げる社会

すごい悪やなにか怪現象があるわけでもなく
クラス内のいざこざ的になんとなくイサコが悪いほうで展開していく

なんかこのいざこざでちょっとむずかしい世界観やルールを説明

そのあと後半で闇展開

〈デジタルの中のアナログ〉
監督さんはエヴァの例のマギーの裏コードのシーンを描いた人という話(それ以外の回の脚本などもかな)

なるほど。。。
そこまで電子化が進んでいたら考えたりで命令が出せたりする気がするけど(それこそ攻殻)、あえてキーを叩かせる事ではらはら感を掻き立てるのがうまい

さらに電話は指をわざと電話の仕草(それも古いジェスチャーだけど笑)

電子、未来、という設定だけどめがばぁなどが投げるメタタグは霊幻道士や陰陽師のような古の闘いを彷彿させたり
イリーガルも七不思議とか口裂け女のような、子供達のうわさとかけてるのもおもしろく

4223での攻防はちょっとスターウォーズのようにもみえたり(ジェダイの師匠vs闇落ちジェダイ)

〈ひっかかったとこ〉
言葉や語りで状況を説明するエヴァのリツコのように
ちょっと最後らへんは一番わかりづらいところを台詞で説明したところはちょっとなぁ。。と。
子供向けでもある?のなら補足の絵が欲しかった

〈泣けるとこ〉
そこら辺の街中で電子戦を繰り広げてるのも魅力ですが
人への思いが悲しい結果にというのが胸熱でした
おじいちゃんがでてきたところはいいしーんだなぁと
あとでんすけも泣かせるなぁ

〈その他〉
ま、あと発毛回はとんでも回で爆笑でした
うそーという内容かもですが、自動学習をプログラムしたAIを放置したらなくはないかなぁとw

1周目でちゃんとは理解してないので
また見直したら追記したいかと

あと登場人物がみんな豚鼻?と思ったらメガネの下なのねw

あとopはいろんなひとの階段の歩き方を表現してるのが通ですね

※※※
どうでもいい話 おこのぎという苗字、ひそねとまそたんでも使われてるけど。。そんなに使い勝手がいいのかな?😅
※※※
はっ、怪獣8号でもおこのぎという苗字が。。何故だ。。


※2週目視聴の感想
①やはり
ダイチ発毛する

魚の回は名作
そして後半はやはりちょっとわかりづらさもあってだれてくる

②BGMが
シンバルのみやハープがメイン、バイオリンがメイン
クラップ(拍手)やジャンべがメインな感じで
主題歌などが入ってくるアニメも好きだけど
一つの楽器をメインにしてるシンプルなものが多く、情報量が少ないのでよいBGMであると同時にストーリーに集中できるなぁと。

③やさこかいさこが入院した際のカルテ?っぽいのがエヴァの体のダメージかシンクロ率の図と似てた
④ラストのデンスケを見つけるシーンは泣ける。
⑤毎回冒頭のやさこの 『。。。によると。。』で少し状況を説明する手法は結構斬新かなぁと。。
⑥フォーマットする、古い領域、サッチーはウィルスソフトと考える、ヌルはプログラムの世界でゼロに近いなどプログラムやパソコンが分かるとよりこの世界はわかりやすいかなと。

などなど
初視聴からは15年前のアニメですが発想や数々のアイデアや音楽はすごいなぁと改めて感じました。

『生きものの記録』という回ありましたが、タイトルは黒澤明監督の映画ですね😆

投稿 : 2022/05/17
閲覧 : 316
サンキュー:

7

ネタバレ

テングタケ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

いい作品でした

AR(拡張現実)を大々的にフィーチャーした作品。2022年の今でも、ARなんてポケモンgoのようなオモチャでしかないけど、15年も前にそれを題材にしたアニメを作ったんだから大したものです。
本作で特筆すべきはキャラクターの魅力ですね。「ぼくらの」に通じる地味な絵柄なんですが、いつも困ったような表情の主人公、ヤサコが可愛いですね(小6だけど)。頼れる相棒で、ゴーグルのせいで常に鼻フックしてるように見えるフミエも魅力的(途中でフェードアウトしてしまうのが残念)。大人びてミステリアスなイサコ(鼻フック)は驚きの同級生!ライバルキャラのガキ大将ダイチ(鼻フ)、それぞれ個性的なその子分たち、峰不二子のようなピチピチライダースーツエージェントはなんと女子高生!どのキャラも本当に生き生きとして魅力的です。
ピグモン顔のコンピューターおばあちゃんまで魅力的。おまえのようなババアがいるか!可愛くないブチの犬も可愛いです←矛盾。あと中盤までの敵キャラ、サッチーがなんとも魅力的なフォルムと声でキュートです。
ストーリーもよく練られていると思います。序盤よく分からなかった設定が徐々に明らかになる感じがミステリーしてました。メインストーリーから離れますが、中盤の首長竜の話は不覚にもホロっときました。
正直ミチコさんのくだりは、今ひとつ上手くストーリーに組み込めていなかったように思います。
ミステリアスなイントロのオープニングがいい味を出しています。口角ひん曲げて英語の歌詞をシャウトするロックンロールなアニソンも多いですが、やっぱりアニメソングはこうあって欲しいものです。OPも気に入りましたが、エンディングはもっといいです。ただ犬が歩いてるだけなんですが、曲調と合わせて何故か深く心にしみます。本作は「今、そこにいる僕」と一緒で、昭和っぽい感じがオッサンの郷愁を掻き立てるんですよね。まんまとスタッフの術中にはまってしまいました。
私の好きな残酷シーンとかはないので(一部黒い影に襲われるところは結構怖かったです)、子供から昭和世代まで広くお勧めできます。

投稿 : 2022/04/04
閲覧 : 236
サンキュー:

2

ネタバレ

れるびい さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

リアルとバーチャルの間

2007年のマッドハウス制作の作品。名作です。
仮想現実ではなく、AR(拡張現実)やMR(複合現実)が題材です。
今でも時々観たくなります。

現代の様にスマホではなく、特殊なゴーグルをする事で
実際には存在しない物が見え、ネットや電話などの通信や買い物等も
その「メガネ」で行います。完全に今のスマートグラスですね。
もう少し時代が進んだら、現代でも「メガネ」が主流になっても
おかしくはないですね。

でもPlayStationVRのバイオハザードで思い知りましたが、
怖すぎて僕は先に進めなくなった程臨場感がすごいので
コンテンツ開発には慎重を要するでしょう。

Google Geoチームの副社長でポケモンGOなどのアプリの
開発者の一人ジョン・ハンケ氏は電脳コイルのファンらしいです。

物語の設定は複雑でよくできています。
メガネについての都市伝説が子供たちの間で怖い話として流行っていて、
主人公のヤサコら子供たちはメガネにまつわる都市伝説を追っていき
それが、遺棄された古い電脳空間で起こっている事をつきとめます。

ヤサコが飼っている電脳ペットのデンスケの正体や、
古い空間の中でしか生きられないイリーガルと呼ばれる電脳体など
設定よくできてるなーと当時すごく感心しました。
とても評価の高い作品であり、考察サイトも多くあります。

これを観たあと、データとは何なのか現実とは何か
意味もなく考えてしまったものです。
そしてデンスケで号泣しました。

シミュレーション仮説によるとこの世界が仮想現実である
確率は20%~50%もあるそうです。
僕らの世界も誰かにプログラムされた箱庭なのでしょうか。

投稿 : 2022/02/21
閲覧 : 231
サンキュー:

15

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

電脳メガネをかけるとおんなじ町なのにふしぎな町に見えちゃうの

ちょっと未来のおはなしなのかな。。

大黒市の町とかさなって電脳空間があるの
電脳メガネをかけるとその町が見えるんだ

ふつうの町みたいだけど
おもしろい道具とか
魔法みたいなのつかえたり
ちょっとかわった生き物とか
こわれた空間を直したりするロボットみたいのとかもいるの

たのしそうでしょ?
でも
電脳世界ってなんだかヒミツがあって
ひっこしてきたばっかりの優子は事件にまきこまれてくの。。


はじめは
ちょっと未来の小学生たちがどたばたする
ほのぼのアニメかなぁって思って見てたら

お友だちになれる子なれない子
イジワルな子とか
友だちってなんだろう?みたいなおはなしがあって

それでだんだん

電脳世界の生き物と
おしゃべりできちゃったり気もちが通じたりって
たのしかったり泣いちゃったりすること多くなって

ちょっとラブコメがあったり
だけど
どんどんミステリーっぽくなって
26話あったけど次が気になって

むずかしい言葉とか
説明とかよく分からないところもあったけど
おもしろく見てられた♪

おもしろいって言っても
暗いおはなしとか悲しいおはなしとかもあって
泣いちゃうところもあったから
子どもだけじゃなくって大人の人も見れると思う

絵はきれいだったけど
人の顔とかTVアニメみたいじゃなくって
映画のアニメ(ジブリとか)みたいかな

ふつうの人は見やすいかもだけど
かわいい女子が好きな人が多いあにこれだと
きらいな人もいるかなぁ。。

ほんとは
小学生むけとかなのかなぁ?

でも
ちょっとむずかしい所が多くって
おばかなにゃんが
よく分からなかったところも多かったから
忘れたころ見直してもおもしろいかも。。

投稿 : 2021/06/05
閲覧 : 1300
サンキュー:

162

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

頭の回転が早いアニメ

非常に優秀なSF作品。

電脳世界をここまで実用的に映像化できたのは、攻殻機動隊以上の出来だと思う。

それはハリウッド映画にも出来なかったことであり、当時のSF作品賞を総なめしたのは頷ける。

視聴者よりも頭の良い人が考えたアニメの典型例である。

投稿 : 2021/05/23
閲覧 : 925
サンキュー:

27

ネタバレ

haruto さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2021.3.29

2021.3.29

投稿 : 2021/03/29
閲覧 : 226
サンキュー:

1

ネタバレ

飴坊 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

メガビーム!!

子どもの頃を思い出させてくれるアニメ

投稿 : 2020/11/10
閲覧 : 166
サンキュー:

1

ネタバレ

ksk84 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:途中で断念した

世界観は良い感じなんだけど…

Amazonプライムでの評価がとても高かったので、気になって見てみた本作。

世界観がスゴく良い感じ。
散りばめられている謎もあり、面白くなっていきそうな予感もあり…

って感じではあったんだけど、何となく途中から見なくなってしまったな…
何となく間延びした感じがあり、それがシンドくなったかも。

また気になったら、改めて見てみる…かな…?

<内容(「oricon」より)>
時は202X年、今よりもちょっと未来。子供達の間で“電脳メガネ”が大流行していた。この“電脳メガネ”は、街のどこからでもネットに接続し様々な情報を表示する機能を備えた、子供たちになくてはならないアイテムだ。現代の携帯電話のように普及し、ほぼ全ての子供が持っている。舞台は由緒ある神社仏閣が建ち並ぶ古都でありながら、最新の電脳インフラを擁する地方都市「大黒市」。
小此木優子
おこのぎゆうこ
は、小学校最後の夏休みを目前に、父の仕事の都合で大黒市に引っ越すことになる。そこで出会ったのは、もう一人の“ユウコ”、天沢勇子
あまさわゆうこ
。同じ名前で同じ歳だが全くタイプの違う二人。新しい学校で個性豊かな子供たちと出会い、電脳空間で次々と巻き起こるフシギな出来事を体験する。

投稿 : 2020/08/12
閲覧 : 472
サンキュー:

1

ネタバレ

tomledoru さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

話を考えた人は,ある意味天才ではなかろうか。

主人公他出てくる人物は皆小学6年生なのに
小学生に理解できるアニメだろうかと思ってしまいます。

ジャンルは,SFファンタジーというよりは
SFホラーに近いものがあります。

本当に小学校6年生以上,あるいは中高生や大人が
見てもいい作品に仕上がっています。

近未来2026年のお話ですが,2007年のアニメと考えると
状況は進み過ぎていて,電脳メガネでたいていのことは
できてしまうというところが面白いです。

話の後半では,正直危ない玩具だなあという印象を持ちました。

小此木優子は主人公ですが,出しゃばり過ぎず
友達思いで文字通り優しい子です。

天沢勇子も文字通り勇ましい子ですが,ある
思いを胸に秘めて手段を選ばない悪役のように
描かれていますが,目的を知ると憎めません。

橋本文恵は,あまり良い子に描かれていないキャラ
ですが優子と仲が良く京子を電脳世界から救出
するのに協力します。

生物部の原川研一の葦原かんなを想う気持ちは
電脳世界≒あっち(あの世?)の世界にまで会いに行くの
でよくわかります。

メガばあ・電脳駄菓子屋「メガシ屋」
(メガネの駄菓子屋の略)店主。
しばしば優子たちを助ける頼もしいおばあちゃん。
オバちゃんを電脳コイル減少から救った経緯がある。

専門用語が多すぎて,1度見るのを断念した作品ですが
話の中盤から謎が少しずつ解けていきます。

4423とは,勇子の兄 天沢信彦の病室番号で
電脳世界へ行ってしまった兄をミチコさんないし
キラバグを使ってこちらの世界へ連れ戻そうとします。

勇子は,兄のいるところ・電脳コイル・イリーガル
のいる世界へ無理をしてでも行こうとするのが
痛々しい感じがしました。

でんすけも勇子・優子を守ろうとして消えてしまいます。
優子の胸の痛さが伝わってきます。

おじじのの秘密と猫目宗助のメガマス社への復讐
が伏線になって物語は佳境に入ります。
あっちの世界へ行ってしまった勇子が戻るよう
を優子が説得に成功します。

後半は,下手な異世界物よりも異世界の物語っぽく
終わります。

NHKにしては,大変に凝ったアニメを制作したものだと感心
させられます。丁寧に見れば面白いアニメでした。

投稿 : 2020/07/21
閲覧 : 486
サンキュー:

9

ネタバレ

さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

??????

前回見たのは13年前。
見たといっても、アニメを普段見ないお父さんがハマっていてテレビをつけていたのを時々ちらみする程度だったわ。

私は当時から日に1時間くらいアニメを見る程度にアニメが好きだったのだけど、この作品はキャラクター像が気持ち悪いのよ。
だからこれを見るくらいなら、テレビを消した方がマシくらいに思っていたわ。

何年かたって、この作品が評価を受けていることを知った私は感情で毛嫌いするのは良くないと思って、機会があれば見てみようと考えたわ。

それから大分たって、この度全部見終えることが出来たのだけど、コレどこが面白いのかしら。

確かにいい点もあったわ。
例えば雰囲気づくりや、作画はかなり良かったわよ。

ただ、凝り固まった設定の違和感がすごくて、やっぱり楽しむことは出来なかったわ。

だって、主人公の女の子も、友達の女の子も、お母さんみたいな言動で全然子供らしくないんですもの。
それだけじゃないわ。
あんなに阿婆擦れ年増な女子高校生がいると思うのかしら。
主人公の妹の精神年齢が幼い分、余計に気持ち悪く感じるのよ。

わからないのであれば、無理に年齢を引き下げるべきではなかったと思うわ。
どうせ、子供には難しい内容ですもの。
とはいえ、用語は調べれば解説が出てくるし、入り組んだ設定ではないから、物語に刺激は無かったわ。

作画は最初は上手いと思ったけれど、見続けていたら慣れてしまったわ。
こちらも刺激的な映像を求めていると違うかもしれないわね。

こんなに時間をかけてみるアニメじゃないなと後悔だったわ。

投稿 : 2020/07/20
閲覧 : 385
サンキュー:

5

ネタバレ

nas さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

俺もメガネが欲しい

ARをネタにしたアニメでこんなにワクワクさせてくれるメガネが俺も欲しい
尋常でなく完成度が高く全話面白いんだけど本筋だけに限定した1クールでコンパクトに見てみたかった気もする
自分で話の取捨選択するだけで出来そうだけど

一番好きな話は「第12話 ダイチ、発毛ス」

投稿 : 2019/09/23
閲覧 : 329
サンキュー:

4

ネタバレ

Jun さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

AR空間の挙動異常とバグが小学生に与える影響

おもしろいが、なぜに小学生と老女が前線で? 意識して都市伝説を作り上げミステリを演出している。まあ最後で誰の演出か知れるが。

個人の医療プロトコルの中でウィルスが勝手に増えて、公共プラットフォームにつながってるなんて。公共設備でこんなにいろんな異常が発生していたら、サービス停止で行政処分でしょ。大人は仕事をしていないのか。これって真面目な話じゃなくて、所謂、悪の組織、ブラック企業の陰謀?ってところが安っぽくて少し残念。

フルダイブじゃなくて、意識/無意識をAR空間とインターフェイスする技術はおもしろい。12年前の作品とは思えない。でもイマーゴって生まれつきなの?でも同じ学校に何人もいる?それに記憶まで捏造できるって盛りすぎ。

黒幕の動機が時代劇のよう。かたきうちか。違和感のあるキャラ。
いくらくろうしてるからって、イサコってどう考えても小学生の態度じゃない。それに声も。タマコも17歳って?

いろいろと文句を並べたが、ラストの締めはNHKらしく少年少女がトラウマを乗り越えて人格を成長させ、痛く辛い世界を選択したという感動すべき話(ただしヤサコのいじめの話はは蛇足)。恣意的な設定が気にならなければ、小学生が大人への階段を一歩上がるいい話。「痛みを感じる方向に出口はある。」

投稿 : 2019/08/17
閲覧 : 365
サンキュー:

10

ネタバレ

ぺこ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

さっちーはGANTZ的キャラかと!

悪い人がいないの

あえて挙げると猫目さんなんだけど
でもパパの名誉のためだったのかって

子供たちにも危険はあったけど遊びの延長で気持ちバリわかる!

なんか教育テレビでしたね
でも嫌いじゃない

最後助長な気がしたけどそれくらいですかね

私は髭の回が好きでした
髭はえたいってはじめて思った(笑)

見て損ないですよ
見てみて♥️お願いします♥️

投稿 : 2018/12/07
閲覧 : 429
サンキュー:

7

ネタバレ

tag さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

三人のヒロインの物語

この作品に語るべきことは多い。だが、今回は三人のヒロインについて語ろう。「3人?二人の間違いじゃないの?」と思う人は多いだろう。実際、おなじ「ゆうこ」という名前ながら「イサコ」「ヤサコ」と読み替えられ、その名前そのままの解りやすい性格の対比、そして、終盤で明かされる二人の因縁。こうなればこれは「二人のゆうこの物語であってそれ以上でもそれ以下でもない」と思いがちだ。だが、実は3人目のヒロイン、フミエの存在はとてつもなく大きい。
終盤、ほぼすべての主要登場人物が「関係者」であることが明かされていく。物語の発端はイサコとヤサコの確執=三角関係にあることがわかり、イサコと同じことをメガバアの弟子たるオバちゃんが4年前に引き起こしていたことがわかる。イサコとハラケンは最初っから事件の当事者だった。そして、ヤサコの祖父こそがすべての鍵を握っていた。あげくには電脳犬の伝助までが、事件の当事者=イサコ治療システムの一部だったことが明かされる。にも拘わらず、フミエだけは事件とは全く無関係であり続ける。
終盤、フミエの影が薄くなったのは当然だ。なぜなら、フミエは、メガネを取り上げられた後、自分の意志でメガネを手に取ろうとしなかったからだ。それは、フミエにとっては、電脳世界は大事なものではなかったからだろう。フミエにとっては友達のヤサコは大切でも、電脳世界はどうでもよかったのだ。
フミエは、イサコでさえ一目置くだけの電脳能力をほぼ自力で獲得できるだけの才能があった。イサコやヤサコ以上に電脳世界にのめり込んでもおかしくなかった。終盤、合併した小学校で、フミエが元第一小の男子にやられるシーンは示唆的だ。「メガネがなけりゃなにもできないくせに!」そう、チビでやせっぽちのフミエは電脳世界でこそ最強だった。その世界にフミエはなんの未練もみせないのだ。
ヤサコはイサコを現実世界に連れ戻そうと必死になる。演出がうまい(「NO DATA]と表記される抜け殻の黒い影はいかにもヤバそうで有無を言わさず「これはまずい」と思わせる)から気づかないが、なぜ、ヤサコはイサコを現実に連れ戻そうとしたのか?考えてもみよう。ヤサコは、自分が電脳世界にいると知りながらそこで出会った「やさしいお兄さん」と初恋に落ちれるほど、電脳犬の伝助を溺愛できるほど、の筋金入りのオタクなのだ。あちらの世界に行きっぱなしの状態をなぜ、ヤサコはそこまで忌避できるのか?京子がヌルに連れ去られたときも必死に連れ戻そうとする。ヤサコこそ「行きっぱなし」に最も違和感のない第一人物ではないのか?
それを教えたのはやっぱりフミエなのだ。メガネに興味のない母親や同級生のアイコではなく、自分以上に電脳に精通したフミエが惜しげもなくメガネを捨て「大事なのは現実」と言い放ったから、ヤサコは現実の大切さを認識できた。もし、フミエがいなかったらヤサコも京子もイサコとともに電脳世界に行ってしまい、伝助となかよくいつまでもそこで暮らしました、という「ハッピーエンド」もあっただろう。実際、京子もイサコも、ヤサコの必死の呼びかけがなければそのまま電脳世界にいたはずなのだ。同じく電脳世界にどっぷりつかりながら、なぜ、ヤサコだけが「現実」に固執できたのか。それはやはり、フミエ、という現実しか信じない親友がいたからだろう。だから、この話は見た目はどうあれ、イサコとヤサコとそしてフミエの3人のヒロインの物語なのだ。三人三様の電脳世界への対し方の対比の物語なのである。、

投稿 : 2018/11/25
閲覧 : 401
サンキュー:

5

ネタバレ

TimuTimu さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

個人的には00年代屈指の面白さ

【内容】
 ある日大黒市立第三小学校へ転校してきた大人しめな容姿の小此木優子とその翌日に転校してきた一匹狼のように学校生活を送る天沢勇子が電脳世界を通じて送るSFホラーミステリーアニメです。

 当時は自分も同じ小学6年生でいまいち内容が理解できませんでした。
それもそのはず、世界観も、おもろポイントも、子供では中々理解し難い内容だからです。戦闘シーンもド派手ではないため、NHK作品の中でも子供に理解されにくく、また取っつきにくい作品ではないでしょうか。
 それではこの作品の魅力は何なのか、良い点悪い点も交えながら感想を書きたいと思います。

【良い点】
・それぞれのキャラに葛藤がある
 この作品は2クール構成のため十分キャラクターの深堀が可能となります。やはり子供を題材とするアニメはその時期特有の葛藤が非常に重要な部分を担うわけです(例:無限のリヴァイアス、月がきれいなどetc)。ここがしっかり描写されていないと作品に深みが出ず、大人も楽しめない作品になります。その点でいうと電脳コイルは良く表現されていると思います。
 そこで最も注目してほしいキャラはダイチです。素直になれない鼻たれ小僧ですがこのキャラにも様々な葛藤があって、また可愛げがあり本当は・・・これ以上書き連ねると話が長くなるので本編を見てください。


・布石や伏線を丁寧に教えてくれる
 エヴァ〇ゲリオ〇や魔法少女ま〇か☆マ〇カのようなアニメは本編で小ネタや伏線を教えてくれませんが、この作品はとても丁寧に教えてくれます。これが案外すごく助かる。一々ネットで調べる必要もなく時間が無い人にとってはとてもありがたいです。


・オチがなんとなく分かっていてもワクワクする
 .hack//を見ている方ならわかると思うんですが、電脳・ネット世界における"未帰還者"という設定はものすごく世界観を不透明にし、視聴者に緊張感と「この先どうなるのか知りたい」という視聴意欲を与えます(.hack//rootsを除く)。
 電脳コイルもオチはなんとなくわかるんですが、上記に十分当てはまるでしょう。

【悪い点】
・ご都合主義
 「んなわけあるかよ」って展開が多々あります。仕方がない、NHK教育番組だもの。

・終盤から「あっちの世界」への価値観が下がる
 例えるなら初めて悟空がスーパーサイヤ人化した時とスーパーサイヤ人3が出てきたときくらいのテンションの差です。

・関係なさそうな小ネタ話をガチで本編に取り入れていく。
 途中からすごく哲学で教養な問題に問いかけてきますが仕方がない、NHK教育番組だもの。

・オチがすごく分かりやすい
 ストーリーがシンプルすぎて1クール見れば物語の7~8割分かる。猿でもビックリ。

・ {netabare}OP {/netabare}だけは見すぎないほうがいい
 この部分だけは僕と約束してください。


【総評】
 この作品を一言で表すことはできませんが、「SF×少年少女の葛藤」は素晴らしい作品を生み出すと改めて再認識しました。
もしかすると僕は只々目の前の1日を楽しむ為だけに生きている子供のようになりたいと願っているのかもしれませんね。つまり毎日小学校に通ってからプールを楽しむ子供や一人で帰宅する女の子を遠くから眺めていれば子供になれる可能性が微レ存・・・?

とにかく00年代の中で5本の指に入る作品なので是非視聴してみてください。

投稿 : 2018/11/22
閲覧 : 389
サンキュー:

8

ネタバレ

アオイ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

おもしろかった

適度に緊張感あり面白かった
ただ、子供には理解できないだろこれ

投稿 : 2018/10/04
閲覧 : 284
サンキュー:

4

ネタバレ

あぱぱ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

脳をコネコネ

視聴回数 全話5-10回

このアニメの特徴は「どれだけ脳を柔らかくさせて視聴できるか?」と
解釈しています。

私も脳が柔らかいとは言えないですが、脳が柔らかくないと
感じられないことがあったりします。それが電脳コイルです。

本作品を視聴する適正年齢はないと感じています。

しかし理屈や小難しいことを考える方には面白くないかもしれません。
逆に見たままを自由に想像できる方だと面白いかなと思います。

一番印象的だったのは

{netabare}12話「ダイチ、発毛ス」が衝撃でした。
ゲーム「ポピュラス」の発想ですが、笑いのシーンよりも
最期のシーンの喪失感が涙を誘います。{/netabare}

大人と子供、男と女、そんなの関係なく脳を柔らかくして視聴すれば
興味深い作品です。

(余談)

コイルとは。。。

「電流のノイズを抑えて、電圧を微調整しながら周波数で
より分ける能力があります」

脳が固くなってくると、以下のような思考になっていくと言われています。

・不意なことが起きると対応できない
・面白いアイデアが浮かんでこない
・1つの考えに固執してしまう
・他人の話が受け入れられない
・新しい事柄を否定しがち

脳に流れるノイズをコイルで調整(自由に想像)して楽しむことも
たまには必要なのかもしれないと感じます。

「ピタゴラスイッチ」を視聴した時と似た感覚になりますね。

磯光雄監督が11年ぶりに放映日時未定ですが
「地球外少年少女」はどんな物語になるのでしょう。

2020年から学校教育で「プログラミング教育必須」が実施される予定です。
子供が無知な大人から教わるような時代が到来するかもしれません。
大人も他人事では済まされない日がやってきそうな気もします。

投稿 : 2018/06/25
閲覧 : 387
サンキュー:

18

ネタバレ

トゥーワ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

納得いかない。。。

 物語は驚かされるようなことが何度もあり面白かった。音楽も雰囲気にあってたし、作画も丁寧で見やすかった。
 だけどおおおおお、個人的に後半のヤサコとハラケンのあの関係は少し納得いかない!
夏祭りの時はなんともなかったヤサコが、カンナのことしか考えてなかったハラケンのどこに惚れたかがわからない!ハラケンもよく分かんないし恋愛要素はいらなかったかなあ 
 でもそれ以外は良かったから高評価!

投稿 : 2018/03/04
閲覧 : 308
サンキュー:

4

ネタバレ

フォニー さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

大好きです

初めて観た時私はまだ小学校低学年くらいでしたが、軽くトラウマにもなるような印象てきなアニメだったので、2年ほど前に見返しました。
私は少し古めかしい雰囲気がとても好きでしたし、シリアスな雰囲気でだんだんと明かされていく問題が小学生の子供たちだけでなく大人も巻き込んでいくのがとても面白かったです。
小さい頃の印象としてはおでこからビーム出すとか、チョークで魔法陣書いちゃうとか、メタバグ集めるとか、駄菓子屋で変なアイテム買ってガキとやりあうとか、とても憧れでした。
何も重いだけのストーリーではないと思いますし、私個人としては少し難しく思えるストーリーでしたがそれを理解した上でのキャラクターの心情を考えると感動さえします。
私の幼少期のアニメの記憶に根強く残る作品です。

投稿 : 2018/01/07
閲覧 : 300
サンキュー:

9

ネタバレ

KazuHiroくん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 2.5 音楽 : 2.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

絵は悪くないけど、キャラクターの行動が意味不明

近未来の電脳メガネが実現した世の中を描いたアニメで、シナリオはなかなか良さげに思ったんだけど、実際はつまらないアニメでした。

最初の数話は世界観の理解をする必要があるため、そこそこ見れるのですが、そのペースが最終話まで続くので、本当に見続けるのが苦痛でした。

攻殻機動隊が好きな僕ですが、この世界観だけが魅力的でしたが、それだけでは楽しめない作品でした。



例えるなら、子供向けの18時アニメという感じです。
そこで調べてみたら、やっぱり18:30放送のアニメでした。
毎回のストーリーは名探偵コナンのように、繋がりのないもので、単調です。
あらゆる現象は非論理的で辻褄が合わない。
そして、偶然や奇跡の連発で、感動が生まれない。



アニメや漫画、映画には理解不能の奇跡は必要な要素ではあるけれど、使っていいのは本当の最後のみ。
常に連発されたら、奇跡でも何でもない。



未来のデジタル世界の動きも何故か、現実を模倣された動きになっているのも、意味がわからない。
何故、サッチーのビームは必ず当たらないのか?
何故、サッチーは人間と同じスピードなのか?
何故か空間上にタブレット端末を表示されて、他の人からも見えるのか?
見ていて不自然極まりない描写が多すぎる。



理論性もないため、一応現象の説明はしてくれるが、言ってる意味がわからない。
もう、めちゃくちゃ…。



ホロレンズが現実化されて、電脳コイルの時代も近いかもしれないため、事前にこのアニメから知識を得ようと思って見てみたが、最初の数話で十分だった。



ただ、アニメーションはとても良かった。

走るときのモーションはリアリティーがあるし、キャラクターもあまり愛せるようなデザインではないけれど綺麗でした。

▼ブログ
http://wp.me/p8nSaU-rR

投稿 : 2017/11/05
閲覧 : 278
サンキュー:

3

ネタバレ

静御前 さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

つまらない

ただただつまらなかった
NHKの本気タグが付いていたことからかなり期待値が高かったのもあってがっかり

メッセージとしては
・心のつながり
・現実は電脳世界と違って痛みもあるけど大事だよ
みたいな感じなのかな

電脳医療だったり、メガマス社の隠ぺいだったりは面白い設定だとは思うんだけど、いかんせん小学生にスポットが当てられてるから物語がふにゃふにゃ
こんななんちゃってシリアス展開やガバガバストーリーじゃおっさんは満足せんだろうし、小学生にこの設定は難しいだろうし。
いったいNHKは誰に向けてこれ作ったんだろ
26話とか多すぎ、こんなん1話完結でいいわ
前評判が良かったから前々から期待してた作品だけに残念
正直、ここまで評価されているのが理解できない

あと、はらけんの親父いくつだよ・・・

投稿 : 2017/03/03
閲覧 : 480
サンキュー:

3

ネタバレ

いまぐか さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ノスタルジックなSF作品

 今作の魅力は、なんと言ってもテーマである「電脳世界」にある。

 電脳世界とは、電脳メガネをつけた人だけに見える、現実と少しだけずれた世界。
 これは要するに今で言うところのAR技術であり、VRと比べれば劣っているように感じる方もいるかもしれない。
 しかしそれを今から10年も昔にアニメのテーマとし、なおかつAR最大の特徴である『現実と重なっている』ことを最大限に引き出したストーリー展開はまさに圧巻の一言。

 主人公の優子とそのライバル(?)勇子との関係性や、その他の登場人物たちの成長も見どころの1つだ。
 主人公の優子は、温厚で優しそうな小学6年生。金沢から大黒市に引っ越してきた彼女は、電脳ペットのデンスケと共に、ツインテールにごつい服を着た少女、勇子と出会う。
 起起起承承転結結結みたいなストーリー翻弄されまくる中で、子どもたちは成長し、何かを見つけ、進んでいく。
 私はキャラクターに自分の小さい頃を重ねながら見ました。あなたもきっと、電脳コイルのどこかに、幼いあの頃の自分を見つけるはずです。

 電脳コイルの世界は懐かしく、哀しく、そして愛おしい。
 見てると涙が出てきて、だけどなんでか優しくなれる。
 そんな不思議な作品でした。


蛇足

 ここまで読んで下さってありがとうございました。
 最後に一つプチネタバレ。
 ホントプチなので読んでもあんまり意味ないかもしれないですが、念のため。
{netabare}
 めっちゃ泣けます。号給必至です。自分はマジで大声あげて泣きすぎて瞼が腫れてます。
 ヒント:胸の痛み
{/netabare}

 どうかあなたがこのアニメを思いっきり楽しめますように。

 さようなら。

投稿 : 2017/02/21
閲覧 : 218
サンキュー:

4

ネタバレ

シルメリア さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

「優しさと勇ましさの2人のユウコ物語」オーディナルスケール起動( ̄^ ̄)ゞ

正直、キャラデザが好みじゃなかったので
評価は☆3以上はないかな?残念ながら。
キャラデザがなんというか八百屋さんチィックで
苦手だったかなぁ。顔が野菜型というのが気になっちゃって集中できなかった。
主人公の茄子顔がどうも許容範囲を超えてしまった。物語も、序盤は子供が見る分には
面白いものだと思います。
しかし、中盤からは子供向けと言うより
完全に大人向けになっていたのでこれ
視聴対象の小学6年生に理解出来るの?と仕様?方向性変更は些か疑問でしたけど物語としては面白かったと思います。
さて、気になった点をあげていきましょう!
まずは、電脳眼鏡という危険極まりないものを
子供の玩具として与えているこの世界は
馬鹿ばっかりなのか?都市伝説とかじゃなく
使用停止にならないこの世界はあまりにも
稚拙で幼稚であると言わざる得ない。
似たような事件が起きているのに警察が動かないで
郵政局が電脳世界の管理みたいなことをしているのはどうなのかなぁと。各管轄には、「サーチコイル」が入れないとか仕様があったけど。ここもなぁ、民営化してるしwあっリアルでねw
個人宅にもver 2.0が許可がおりれば、侵入してたけど世帯主に許可も無く、裁判所からの令状も無く入ったら、不法侵入とプライバシーの侵害にもあたるんじゃないの?
あと、首長竜のイリィーガルの話もちょっとね…。
電脳ペットに入れるんでしょ?
何悪戦苦闘としてるのかなぁと。
小学6年生でその位、気付くだろうに
┓( ̄∇ ̄;)┏やれやれ
主人公の電脳眼鏡も眼鏡型じゃなく、
ゴーグル型の方がよかったかなぁ?
差別化を計ったのだろうけど…
後半おじいちゃんの眼鏡型かけるのなら
尚更、ゴーグル型の方が良かったと思うよ。
ヤサコの電脳眼鏡自体仕掛けがあったわけじゃ無いんだから、朱に交わればって奴よ!
あと、サーチコイルに初期化ビーム食らって
電脳眼鏡自動修復にかかる費用
お年玉換算で2年の損害をうけるみたいだけど
小学6年生の2年分、約6万円くらいだよなぁ。
1年3万と見積もって、もう、この時点で親が取り上げてないのも不思議だよなぁ。

あと、「もう、怖くない」とまどマギで有名な台詞がありましたが、こっちが元祖なんだなぁと。と言うことは、まどマギめ、パクリやがったなぁw

揚げ足取るつもりじゃ無かったんだけど
気になるものは気になるから仕方ない!

さて、本作のMVPは「デンスケ」だね(≧∇≦)b
彼がとても良かった。妹と姉2人を助けるさまは
・゜゜(p>д<q)゜゜・ました。特に金沢市の時は
…。
クレしんのシロが活躍する話が好きな人は
ハマるかもしれない。
「信じるか信じないか…それは、あなた次第です。」
では、(。>ω<。)ノ またねぇっ

投稿 : 2017/02/15
閲覧 : 263
サンキュー:

9

ネタバレ

pokaerion さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

アニメを見始めるようになったきっかけ

物語:素晴らしい拡張現実感を提供してくれる作品。ドラマとしても本当に見事。
作画:地味な色合いが空気感出てて良いです。キャラ作画も癖ありますが好み。
声優:折笠さんのヤサコボイス心地良いです。
音楽:要所要所できっちり押さえてくる感じのBGM、池田さんの切ないOP&ED、大好き。
キャラ:ジュブナイル感漂う主人公たちも良いんですがサッチーを始めとしたマシン陣も見逃せない。2.0は純粋にカッコイイ。

総評:タイトルに書いたことからも確実に思い出補正+αがかかってますが
これは個人的に傑作。色々な人にすすめたくなる。NHKの本気は伊達じゃない。

投稿 : 2016/05/07
閲覧 : 253
サンキュー:

1

ネタバレ

愛の献血 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ただの子供向けアニメだと思ってはいけない

昔、テレビでちらっと見たことがあって子供向けのアニメだろうと思ってなかなか見てなかった。
1クール分は電脳システムの説明は難しいかもしれないが子供でも見れる内容だなと思っていたが
2クール目に入ってからは、次が気になる展開が続き、めったに泣いたりしないですが、デンスケが死んだあたりから我慢できなくなった。

「痛みを感じる方向に出口がある」
もういい歳した大人だが、これからもいろいろなことを前向きに乗り切っていかないといけないのだろうと思わされる作品でした。
この作品に出合えてよかった。

投稿 : 2016/03/20
閲覧 : 220
サンキュー:

1

ネタバレ

kiss-shot さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「ボクサッチー、ヨロシクネ」

全26話のオリジナルSFアニメ
NHKの教育テレビで放映

電脳メガネと呼ばれる眼鏡型のウェアラブルコンピュータを装着する事により
電脳物質を視認したりインターネットを使用できる近未来の話

物語の終盤まではよくある小学生の日常を
電脳メガネに纏わる話で綴っていくが
終盤からシリアスモードに移行し
物語の核心へと迫って行く

何気ない日常を綴っている前半にも様々な伏線があり
終盤から一気に進む展開もテンポよく
上手に纏めてあるなぁ、と思う反面
観ている途中はなかなか状況や用語の説明が少なく
理解するのに骨が折れます
万人受けはしないだろうなぁ

近未来の話なのにキャラデザが昔っぽくて
話と画があっていない感じが気になった

話数の割りに登場人物は少なく
各キャラについては解りやすかったのですが
どのキャラにも共感が持てなかった
みんな小学生なのにシッカリし過ぎじゃねぇかと
小学校の卒業文集の将来の夢に
さすらいのギャンブラーと書いた私は思う

主要キャラの年齢が低い為
声優さんも大変だったろうが
もう少し抜けたところがあっても良かったのかも

総評として
個人的には友達は大事という事を伝えたかったのだと思うのですが
ちょっと回りくどいというか、複雑にし過ぎたのかな

余談
前述の卒業文集の将来の夢ですが
最初にヒモと書いてこっぴどく叱られましたw

投稿 : 2016/03/19
閲覧 : 293
サンキュー:

13

ネタバレ

赤坂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

涙、ギャグ、アクション、ハッキング、メガネっ子アリの雰囲気アニメ

作画を見れば分かるが萌えアニメからは程遠い。仮想現実と現実が密接に混ざり合っているのが日常となった世界観が非常にユニークで、明るく分かり易い攻殻機動隊の世界と言ってもいいかもしれない。とは言っても、脳自体をPCに入れ替える程進歩しては居らず、恐らく現代から見て十年ほど先ぐらいという雰囲気。

完璧にギャグな回、少しミステリーのある回、泣ける回とオムニバス形式のアニメかと思える程芸が広い。中ダルミもあまり無いので、最後まで楽しめる作品かもしれない。惜しむらくは、終盤になるとハッキング描写がファンタジーっぽく非現実的になってくる所だろうか。

投稿 : 2016/02/15
閲覧 : 288
サンキュー:

1

ネタバレ

こっくん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.5 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

なつかしい・・

202X年[2]。「電脳メガネ」と呼ばれる眼鏡型のウェアラブルコンピュータが全世界に普及して11年。「電脳」と呼ばれる技術を使ったペットや道具が存在し、インターネットも「電脳メガネ」を使って見る時代。
ヤサコこと小此木優子は、金沢市から大黒市に引っ越してきた。引っ越し早々に、ヤサコは謎の電脳生物イリーガルに遭遇する。電脳ペットのデンスケは、イリーガルからヤサコを守ろうとして古い空間に迷い込んでしまう。それを救ったのが「電脳探偵」を名乗るフミエだった。これをきっかけに、ヤサコは電脳探偵局に入会する。その夜、ヤサコは自分の幼い頃の絵日記に「4423」の文字と鍵穴のような絵を見つける。さらに、夢の中の鳥居が連なる階段で「僕は4423、君の兄だ」という声を聞く。翌日、ヤサコは転入した大黒市第三小学校でフミエと同じクラスになる。ところがその日の放課後、彼女らは市が導入している電脳空間のウイルス駆除ソフト「サッチー」に追われる。そしてそのどさくさのなか、デンスケが謎の少女に誘拐されかける。コイル電脳探偵局の主であるメガばあは、その少女の調査をフミエらに指示する。どのようにして少女を捜し出すか、思案にくれるふたりのまえに、もう1人の転校生として現れる少女。彼女こそが件の謎の少女、イサコこと天沢勇子だった。
イサコに対し、ヤサコは友達になろうと声をかけるが、イサコはこれを拒絶する。クラスメイトの悪童ダイチは、自らが立ち上げた組織、大黒黒客倶楽部にイサコを勧誘するも無視され、腹いせに罠を仕掛けるが、返り討ちにあう。イサコは黒客を完全に制圧し、自分の目的のために利用し始める。一方でヤサコは、フミエから生物部部長ハラケンを紹介される。ハラケンは、幼馴染のカンナを失った原因であるかもしれないイリーガルについて研究していた。ヤサコとフミエは、その研究を手伝うことにする。
やがて、イサコの捜し求めていたものが何であったのか明らかになったかのようにも見えた。しかし実は、イサコも……。

懐かしいけど子供の時には話を全く理解できなかった(私バカ?)
ネット犯罪をより進化させた感じだとは思うんですが・・・
バトルシーンとか小さいときはちょっと怖かったです。
今更ながら思うと子供がターゲットではないのかな?
内容とか難しすぎるし・・・
スキキライが完璧に分かれる作品なんで見る人を選びますね
私は苦手でした(笑)

投稿 : 2016/02/10
閲覧 : 244
サンキュー:

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電脳コイルのストーリー・あらすじ

今よりもちょっと未来…子供たちの間では街のどこからでもバーチャル世界=コイルに接続できる電脳メガネが大流行していた。小此木優子(おこのぎ ゆうこ)は、小学校最後の夏休みを前に、父親の仕事の都合で最新の電脳インフラを擁する地方都市・大黒市に引っ越すことになる。
優子は、その街で出会った友達と電脳空間で次々と巻き起こるフシギな出来事を体験する…。(TVアニメ動画『電脳コイル』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2007年春アニメ
制作会社
マッドハウス
公式サイト
www.tokuma.co.jp/coil/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E8%84%B3%E3%82%B3%E3%82%A4%E3%83%AB
主題歌
≪OP≫池田綾子『プリズム』≪ED≫池田綾子『空の欠片(そらのかけら)』

声優・キャラクター

折笠富美子、桑島法子、矢島晶子、小島幸子、斉藤梨絵、鈴木れい子、野田順子、小林由美子、梅田貴公美、山口眞弓、沼田祐介

スタッフ

原作:磯光雄、 監督:磯光雄、脚本:磯光雄、アニメーションキャラクター:本田雄、作画チーフ:井上俊之/本田雄、作画監督:本田雄/根津匡覧/押山清高/秦綾子/井上鋭/井上俊之、絵コンテ・演出:村田和也/横山彰利/笹木信作/平松禎史/安川勝/野村和也、美術監督:合六弘、色彩設計:中内照美、撮影監督:大庭直之、CGワークス:荒木宏文、音楽:斉藤恒芳

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