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「電脳コイル(TVアニメ動画)」

総合得点
83.9
感想・評価
1969
棚に入れた
11179
ランキング
308
★★★★☆ 3.9 (1969)
物語
4.2
作画
3.9
声優
3.7
音楽
3.8
キャラ
3.8

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電脳コイルの感想・評価はどうでしたか?

takato さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

面倒くさい美少女ランキング上位なイサコ。磯監督の新作期待しております。

眼鏡アニメの金字塔


NHKの本気


エヴァでスーパーな作画を魅せていた磯監督がこの題材を選んだ本気味


磯監督の新作希望


面倒くさい美少女ランキング上位なイサコ


デンスケの最期で泣かないやつは人間じゃネェ(byシアーハートアタック)


AR社会と懐かしさが同居する見事さ


アニメを見る者、いやフィクションに関わる全ての者に対する福音であるユウコの言葉「手に触れられない物はない物なの?。何か違う気がする。」、「この気持ち、少なくても私の中にあるこの気持ちは本物だ。」。

投稿 : 2024/11/22
閲覧 : 840
サンキュー:

27

ネタバレ

wkr さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

設定が最高な作品

{netabare}一番の魅力は世界観の面白さと設定の作り込みです。現実世界に電脳世界の情報を重ね合わせて見せる「電脳メガネ」が普及した近未来の日本という童心をくすぐられる様な世界観であり、多数の機能、現象、電脳体が登場します。この26話で終わらせるには勿体無い設定の重厚さだと思います。電脳メガネ辺りの設定や用語が複雑で、覚えるのに気力はいりますが、今の情報技術でも通じる用語があるので、それがわかるなら入り込みやすいでしょうね。フィクションと現実の境界線的なこの設定はワクワク感が凄いので大好きです。
ヤサコ、イサコ等のメインキャラは勿論、ダイチ、アキラ等のサブキャラもかなりキャラが立っていてキャラが生き生きしています。メイン、サブはだいたい小学生なので、稚拙な掛け合いや台詞は多いですが、個人的にはこういうノリはアリです。イサコは小学生にしては精神年齢高すぎだとは思いますが。
丁寧で安定感のある作画のお手本の様な出来。少しノスタルジーを感じる背景や色使いも魅力。何よりCGのレベルが当時としては段違いの出来でした。背景や作画と上手く馴染んでいて、更には動きに緩急がありとても機械らしい。見た目は絶妙な非現実感を待ち合わせて、現実と電脳の世界と上手く差別化出来ています。それなのにキャラと並べても浮いていないのは物凄いと感じました。レーザーや暗号、メタタグの表現も見事。
ですが、正直なところ2周目は見る気は起きないです。この作品は観るのに、かなりの気力を使います。特に序盤と後半(個人的に16話から)は設定や機能の説明が多く、それに並行しキャラが行動し、掘り下げられる為キャラの行動の理屈や説明をよく理解するにはシーンを理解まで見直すかメモが必須です。設定も、上記のものに加えてオカルト要素が入ってくるので、少しゴチャゴチャしています。24話からは展開がより複雑かつ難解でかなり駆け足。展開も少し唐突さが否めないような粗いものがあったり、最終話で猫目兄弟をほったらかしにして終わるのは残念です。設定を大きく広げた割には小さいスケールで終わったのも少し物足りないですね。12話13話の話は端折って良かったですね。タイトル回収も少し拍子抜けかなあ。

全体的には、世界観と設定が秀逸で、前半で小学生達の日常を描きつつ伏線を張り、後半で伏線回収の流れは見事で謎が解けていくさまは爽快。話の展開に粗を感じるものの整合性はとれていて、SF好きには十分におすすめ出来る作品だと思います。最終話には意外と綺麗に纏まったのは良かったです。キャラが小学生のキャラがメインなので、ノリが少し稚拙な所は好みが出るでしょうね。{/netabare}

投稿 : 2024/06/29
閲覧 : 174
サンキュー:

2

Marsa さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

設定に面白いところはあるのですが、子供〜若者向けかな。

全26話。
近未来の拡張現実・仮想現実(AR・VR)ファンタジーを子供に楽しんで
もらいたい、そして形あるものだけではなく思いも大切であること、恋愛、
友情などを深く考えてみて欲しい、いう作品と思います。

設定はSFとして面白い部分はあるますが、近未来でもありえない設定も多々あり
大人には取っつきにくい部分が多いと思われました。

22話ぐらいまで、ARを眼鏡を通じて体感できる子供たちの日常の話で、
設定、伏線をはっています。設定と物語の複雑さを子供にも理解して
もらいたいということでしょうが、少し長くし過ぎですかね。

物語は設定と同様に難解とされいますが、特に必要のない恋愛感情や登場人物を
てんこ盛りし過ぎて、焦点を絞らせない形になっています。また登場人物の
動機も謎のまま物語に割り込んできますので、ある意味、難解となるのだろう
とおもいます。

23話頃から謎解き、種明かし、伏線回収しながら、話が急に進みます。
主人公は、本物っ何?、手で触れるものだけが大切なの?という疑問に
立ち向かう形で、最終的は解決します。耳障りのいい言葉やシーンを
多用していますが、未回収や謎のまま煙に巻かれたまま部分が目立ち、
登場人物の動機も、子供さながらの、「それだけ?」って感じで話が
収められてしまっており、「なるほど、子供向けかー」と納得する
しかない最後でした。

よって、大人には厳しい作品かな、少なくとも大人目線で観ても
楽しめないかと思いました。

投稿 : 2023/09/20
閲覧 : 485
サンキュー:

22

赤羽カルマ最強 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:----

個人的評価 神アニメ

ストーリー 19点 子供向けとはいえストーリーの完成度は高い
作画 18点 バトルの作画は良い
声優 16点 それなりに上手く演じている
設定 10点 SFにしては面白いが専門用語が分かりにくいと感じた
音楽 19点 内容に合ってて印象に残る
総得点 82点

投稿 : 2023/08/10
閲覧 : 184
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1

まめ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

個人的にはイマイチ

盛り上がりの起伏が低い
イマイチ、ストーリーが掴めないし
観終わっても突出して語れるシーンもないなあ

投稿 : 2023/07/22
閲覧 : 109
サンキュー:

1

かなめかな さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

最高峰の作画と設定

オープニング、序盤のアクションシーンの作画が素晴らしい。

眼鏡を通してのAR空間という絶妙にあり得そうな未来の設定の面白さ。

子供向け(小学校高学年)のアニメとしてはとんでもなく良い作品だと思う。
もうちょい未来に放送して子供達に見て欲しい。

投稿 : 2023/05/23
閲覧 : 126
サンキュー:

0

ネタバレ

あと さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

子供向けのSFサスペンスアニメの良作

正直このアニメを見終わった感想としては大掛かりな仕掛けをして色々な展開があった上で最終的に起こり解決したことは小規模な話で、その後関わることも無いんだろうな…という小学生らしいお話だった。ノスタルジックな雰囲気や作画、演出で日常回の展開も子供向けアニメを感じさせて、流石に今の年齢となって見るのはあんまり楽しめなかった。ただ、個人的に良かった点も多数あり、身近なところから大きな話のように膨らんでいき最後に真相が明かされて行くところは爽快感があった。26話あって何を見せてくれるのだろうと期待していた部分もあり、前半に比べて後半のテンポ感が垂れてしまったように感じたのもちょっと残念な点だった。13話にしてもっと話の展開に急すぎる事無く来て欲しかった。
アニメとしては全体的に見て面白いと感じられるところも多く、後半の展開が気になるところで伝えたいテーマとしても目で見る、感じる世界を心に刻み妄想をしないで地に足を着いて生きていこうというところが子供向けアニメにしては夢が無さすぎると思ったが良かったと思う。

投稿 : 2023/02/02
閲覧 : 250
サンキュー:

3

nabeyoko2 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

おばば最強

少し前のアニメとは思えないくらい、よくできた設定で楽しめました。
デンスケぇー!(涙)

投稿 : 2022/10/05
閲覧 : 123
サンキュー:

1

既読です。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

よく解らなかった。

これ観たの随分昔でした。

観た当時、設定が斬新で
よくこんな設定考えるなあって
感心したものです。

今回再度観たのですが

当時と同じ感想

つまり

「よく解らない」

でした。

投稿 : 2022/08/01
閲覧 : 243
サンキュー:

4

ネタバレ

しぃち(゚▽゚ノ)ノ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

NHKの本気と言われてたってね

NHK教育で26話のアニメです
原作と監督が磯光雄さんていうね
そういうことです
制作会社はマッドハウスです

作画は文句なしです
ストーリーも当時はドキドキさせてくれました
キャラもとてもよかったです
声優もよかったと思います
音楽も雰囲気が出ていいですね

いや当時はめちゃくちゃわくわく出来ましたね
なんだかいろいろパソコンを駆使しようとしていた頃でした
不思議な雰囲気を楽しむアニメでしたと思います
今でも {netabare}4423{/netabare}は忘れてないですね
ゼロ使の”ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールみたいにね

投稿 : 2022/07/15
閲覧 : 287
サンキュー:

10

ネタバレ

fuzzy さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

デジタルとアナログのはざまで

テレ玉でやってるので途中から試聴
ほんとにわけわからん汗

でもなんかバトルのやり方が独特で面白そうなので最初から試聴

子供向けにわかりやすく観やすくした攻殻機動隊という印象

デジタル最前線、遠くない近未来で
普通の小学生があそび感覚で電子戦を繰り広げる社会

すごい悪やなにか怪現象があるわけでもなく
クラス内のいざこざ的になんとなくイサコが悪いほうで展開していく

なんかこのいざこざでちょっとむずかしい世界観やルールを説明

そのあと後半で闇展開

〈デジタルの中のアナログ〉
監督さんはエヴァの例のマギーの裏コードのシーンを描いた人という話(それ以外の回の脚本などもかな)

なるほど。。。
そこまで電子化が進んでいたら考えたりで命令が出せたりする気がするけど(それこそ攻殻)、あえてキーを叩かせる事ではらはら感を掻き立てるのがうまい

さらに電話は指をわざと電話の仕草(それも古いジェスチャーだけど笑)

電子、未来、という設定だけどめがばぁなどが投げるメタタグは霊幻道士や陰陽師のような古の闘いを彷彿させたり
イリーガルも七不思議とか口裂け女のような、子供達のうわさとかけてるのもおもしろく

4223での攻防はちょっとスターウォーズのようにもみえたり(ジェダイの師匠vs闇落ちジェダイ)

〈ひっかかったとこ〉
言葉や語りで状況を説明するエヴァのリツコのように
ちょっと最後らへんは一番わかりづらいところを台詞で説明したところはちょっとなぁ。。と。
子供向けでもある?のなら補足の絵が欲しかった

〈泣けるとこ〉
そこら辺の街中で電子戦を繰り広げてるのも魅力ですが
人への思いが悲しい結果にというのが胸熱でした
おじいちゃんがでてきたところはいいしーんだなぁと
あとでんすけも泣かせるなぁ

〈その他〉
ま、あと発毛回はとんでも回で爆笑でした
うそーという内容かもですが、自動学習をプログラムしたAIを放置したらなくはないかなぁとw

1周目でちゃんとは理解してないので
また見直したら追記したいかと

あと登場人物がみんな豚鼻?と思ったらメガネの下なのねw

あとopはいろんなひとの階段の歩き方を表現してるのが通ですね

※※※
どうでもいい話 おこのぎという苗字、ひそねとまそたんでも使われてるけど。。そんなに使い勝手がいいのかな?😅
※※※
はっ、怪獣8号でもおこのぎという苗字が。。何故だ。。


※2週目視聴の感想
①やはり
ダイチ発毛する

魚の回は名作
そして後半はやはりちょっとわかりづらさもあってだれてくる

②BGMが
シンバルのみやハープがメイン、バイオリンがメイン
クラップ(拍手)やジャンべがメインな感じで
主題歌などが入ってくるアニメも好きだけど
一つの楽器をメインにしてるシンプルなものが多く、情報量が少ないのでよいBGMであると同時にストーリーに集中できるなぁと。

③やさこかいさこが入院した際のカルテ?っぽいのがエヴァの体のダメージかシンクロ率の図と似てた
④ラストのデンスケを見つけるシーンは泣ける。
⑤毎回冒頭のやさこの 『。。。によると。。』で少し状況を説明する手法は結構斬新かなぁと。。
⑥フォーマットする、古い領域、サッチーはウィルスソフトと考える、ヌルはプログラムの世界でゼロに近いなどプログラムやパソコンが分かるとよりこの世界はわかりやすいかなと。

などなど
初視聴からは15年前のアニメですが発想や数々のアイデアや音楽はすごいなぁと改めて感じました。

『生きものの記録』という回ありましたが、タイトルは黒澤明監督の映画ですね😆

投稿 : 2022/05/17
閲覧 : 318
サンキュー:

7

セシウス さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

難解SFジュブナイル

 現実の空間に電脳空間を疑似的に展開できるシステムが整備されている街が舞台のSF作品です。このシステムへのアクセスは専用のメガネを使用するのでキャラクターは皆メガネをかけています。とても面白い仕組みなのですが、大人はあまり興味がないらしく使用しているのはほとんど小学生です。
 ストーリーの前半は、主人公の小6女子とクラスメート達の絡みを使ってこの難解なシステムとそれに伴って起きる現象の提示をします。冗長で難解な日常系という感じで、けっこう見るのが苦痛です。後半はミステリー&アドベンチャー風となり緊迫感が一気に増して面白くなります。ただ私の理解力では見終わったあとわからないことだらけでもやもやしました。
 キャラクターは小学生たちはそれぞれ丁寧に描かれています。ただ主人公の性格がややつかみどころがなくて感情移入しにくかったです。高校生以上のキャラはどこか違和感を感じるキャラが多かったです。
 声優さんたちは上手に演じていたと思います。特に主人公のセリフが「~だわ」「~しないわ」というようなちょっと古風なウチの母親の年代(戦中派)の女性が文書で使うような言葉使いでおもしろかったです。

 作画は良かったと思います。電脳キャラのアクションシーンはかなり迫力がありました。キャラデザは無難な感じですがメガネをかけた顔が変に見える子が何人かいました。
 音楽は普通です。EDがちょっとノスタルジックな感じで良かったです。

 そこそこおもしろかったですが、最近のAR技術とかに詳しい人が見たら困惑するかもしれません。中学生あたりが一番楽しめるような気がします。

投稿 : 2022/05/16
閲覧 : 225
サンキュー:

2

ネタバレ

テングタケ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

いい作品でした

AR(拡張現実)を大々的にフィーチャーした作品。2022年の今でも、ARなんてポケモンgoのようなオモチャでしかないけど、15年も前にそれを題材にしたアニメを作ったんだから大したものです。
本作で特筆すべきはキャラクターの魅力ですね。「ぼくらの」に通じる地味な絵柄なんですが、いつも困ったような表情の主人公、ヤサコが可愛いですね(小6だけど)。頼れる相棒で、ゴーグルのせいで常に鼻フックしてるように見えるフミエも魅力的(途中でフェードアウトしてしまうのが残念)。大人びてミステリアスなイサコ(鼻フック)は驚きの同級生!ライバルキャラのガキ大将ダイチ(鼻フ)、それぞれ個性的なその子分たち、峰不二子のようなピチピチライダースーツエージェントはなんと女子高生!どのキャラも本当に生き生きとして魅力的です。
ピグモン顔のコンピューターおばあちゃんまで魅力的。おまえのようなババアがいるか!可愛くないブチの犬も可愛いです←矛盾。あと中盤までの敵キャラ、サッチーがなんとも魅力的なフォルムと声でキュートです。
ストーリーもよく練られていると思います。序盤よく分からなかった設定が徐々に明らかになる感じがミステリーしてました。メインストーリーから離れますが、中盤の首長竜の話は不覚にもホロっときました。
正直ミチコさんのくだりは、今ひとつ上手くストーリーに組み込めていなかったように思います。
ミステリアスなイントロのオープニングがいい味を出しています。口角ひん曲げて英語の歌詞をシャウトするロックンロールなアニソンも多いですが、やっぱりアニメソングはこうあって欲しいものです。OPも気に入りましたが、エンディングはもっといいです。ただ犬が歩いてるだけなんですが、曲調と合わせて何故か深く心にしみます。本作は「今、そこにいる僕」と一緒で、昭和っぽい感じがオッサンの郷愁を掻き立てるんですよね。まんまとスタッフの術中にはまってしまいました。
私の好きな残酷シーンとかはないので(一部黒い影に襲われるところは結構怖かったです)、子供から昭和世代まで広くお勧めできます。

投稿 : 2022/04/04
閲覧 : 239
サンキュー:

2

ネタバレ

nyaro さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

眼鏡型ARデバイスってあり得ます?それとヤサコに感情移入できるのかがわかりません。

 今さらなんでこんな事書いているかと言えば、つまらないが少数意見なんですよね…更にいうと評価全般が眼鏡デバイスを肯定してるんですよね…本当かなあ…と。自動車のスピードメーターをガラスに表示するのが危険だといかいう実例もあるんですけどね…。

 つまり、この追記は私が本作をちゃんと見れてないのかなあ…という不安からなんですけどね。ただ、上の疑問はいろんな設定とか他のレビューとか見てもいわれてないんですよね。むしろ、未来のデバイスは眼鏡でARだ、みたいな感じのほめ方が多くて。時代を先取りしてる、みたいな。それ本当なんですかね?

 本作の評価って、①眼鏡型のデバイス②魂と電脳空間の関わり、がSF的に評価されて、あとはストーリーとして③デンスケ④イサコ、ヤサコ、兄の謎と伏線回収⑤ハラケンの過去とヤサコのラブストーリーが評価されているいる感じなんでしょうかね。設定として、電脳空間が歴史を積み上げているような雰囲気は良かったですけどね。

 私的には③と⑤が分からなくは無いですけど、肝心の①②が駄目な上に④がキャラも設定も伏線も全く納得できませんでした。つまり電脳をギミックにした学校の怪談かなあ…と

 以前ゴチャゴチャと面白くなかった理由を書いていますが、要するにイマーゴと電脳コイル…魂あるいは人格が、なぜARデバイスを通じて電脳空間に行ってしまい、人間の肉体や精神にまで影響するのか、というのが概念の説明をセリフでしているだけでした。

 いくら伏線とか説明があっても、そのメカニズム…SF的な裏付けが全く読み取れませんでした。そこがSFのFの部分でフィクションというなら、その前提条件って何か説明ありましたっけ?そういう現象があるとは言っていましたが…それがイマーゴなり電脳コイルというなら説明がトートロジーな気がします。

 それとやっぱり最後の方の話の展開が設定と裏事実をセリフで説明している気がしてなりません。キャラ設定というか性格造形が極端で不自然でした。特にヒューマンドラマの人物の造形や行動の中心となるヤサコの動きや来歴が不自然で、家族関係もかなり後付けでした。

 まあ、そもそもはじめの3話まで面白いんですけど、その後の話に飽きちゃうんですけどね。



以下 電脳メガネとAR設定に対する私の疑問です。まあ、物語のギミックとしての発想は面白いですけど、これが近未来の姿だと言われると…


 社会インフラとして眼鏡型デバイスというのが私は絶対にありえないと思っています。そもそもARが現実との境界があいまいで危険ですし、メンタル面でも相当危ういと思います。この面を強調して、電脳眼鏡を最後に否定してくれればよかったんですけどね。

 それと、まだ男たちが主人公ならわかるのですが、特に女の子たちが眼鏡デバイスを受け入れると思えまえせん。アメリカではマスクが嫌われているように、特に日本の女性においては眼鏡の拒否反応は想像以上に大きいと思います。そこに企業がマーケティングをしないで生活のプラットフォームレベルの投資をするとは思えません。

 この場合ソフトウエアだけでなく、カメラとマイクを日常生活に細かく設定していかないといけないし、壁や道路どころか生活用品のマッピングをして座標を設定するセンサーとサーバーが必要です。まあ、ドローンが当時は無かったので今なら多少補完できますけど、眼鏡否定派の大人もいて全員がそれがないと暮らせない状態には見えないんですよね。この辺りが「アクセルワールド」とかと比べるとお粗末なんですよね…

 つまり実現するだろうリアリティがまったくなく、結果としてSFとしてセンスオブワンダーを感じませんでした。それはARと社会インフラの関係も眼鏡デバイスを想像した後のもう1歩先の発想力がなかったと思います。2007年ならこういうのがリアリティがあったんですかね…スマホ前史だと…2022年なら、スマホでいいよね…が正直なところです。







以下、前回のレビューです。


評価高いようですが、ごめんなさい、あまり面白くなかったです。

 SFとして発想には関心しました。ですが、評価ポイントははっきり言えばそこしかありません。
 思っていたよりも不満が大きかったです。SFの大作ということで、見ないわけにはいかないと、何度か挑戦して、初見では4話切り、2回目は流し見で中盤で切り、3回でやっと話を追えました。

 不満点を書きます。初出が2007年で14年前ですがそれは考慮していません。もちろん私の誤解や理解不足があるかもしれまん。
 そもそもSFではなく、学校の怪談やトイレの花子さんのアップデート版というなら、それでもいいですが(実はこの可能性が高い気がしています。クリエータの作成意図は、ヒロインの年齢、作画、話の展開からいってジュブナイルではないでしょうか)、ならばSFの評価の話ではなく、私のテリトリーではない、という意味でつまらなかったです。

SF設定について
・これだけ大規模なAR(拡張現実)を実現させるには相当社会インフラとの連携が必要になると思います。にも拘わらず、メガネが必需品のように描かれていません。
・電脳ペットが覗き見して録画録音している場面がありました。これは、個室や廃墟、庭や空き地にまでオンラインのカメラやマイクがあるのでしょうか。電脳ペットはプログラムであってセンサーは持っていません。メガネ社会の設定の肝になる部分です。この話のAR設定全般にいえますが、ここで手を抜いてはいけません。(アクセルワールドの設定はここが緻密でした)
・電話のゼスチャー、恥ずかしくてできません。
・電脳コイルとかイマーゴって、この話の中核ですよね。うーん、ここが観念的で理屈が説明できてないですよね。イマーゴ持ち特有の症状でもなさそうですし。意識が分離することと、電脳体と現実体が分離する、ということを同一視していて、説明が正直わからなくてずっとモヤモヤしてます。
・メタタグやメタバグを組み合わせてプログラムを構成しているようですが、普通メタバグやメタタグを解析して、プログラミングする方法を考えますよね。
・今、日本の大学生の近眼者のコンタクト率は6割だそうです。特に女性を考えた場合、生活インフラのデバイスとして眼鏡を使うでしょうか。企業が眼鏡型デバイスを発明するでしょうか。結構疲れますよね。まあ、完全フレームレスな眼鏡をこめかみで支えているようなモノもありましたが…。
・交通信号をメタタグで変えられる交通インフラのセキュリティって何なんでしょうか。よくそれで、事故はあり得ないとか言えますよね。
・サッチーです。物価の水準はわかりませんが、行政のプログラムが違法性の程度を問わず4万円の損失をあれだけ頻繁に小学生に与えて、問題にならないでしょうか。
・郵政省は国の行政機関ですよね。地方公共団体の管轄で郵政省管轄?うーん、未来の話だから?まあ、セイフティーゾーンを作るためのアイデアなのでしょうが。

ストーリーについて
・大人も子供もなんといいますか、知能指数低すぎでしょう。判断基準が近視眼過ぎます。人信じすぎです。何回同じ人に騙されるんですか。
・コミュニケーション不足で事件が複雑になりすぎ。もっと人の話を聞きましょう。イライラします。
{netabare}・ヤサコの性格は、まあ、最後のほうでクズなことが金沢で明かされましたが、人の話に首突っ込みすぎ、行動力も知力もないのに。いじめられたと思って、引っ越してきたんでしょ?その割には直情的で発言も考え無しでした。
 それと性格とか行動原理がイマイチ理解できず、感情移入できずらかったです。甘酸っぱい初恋はいいんですけど…。
・魚とかヒゲとかクビナガとか、うーん。あそこ、連続していたので、乗り切るのが辛かったです。
・父さん母さんの復讐って…あれ?ちょっと因縁話が錯綜しすぎて、何が言いたいかわかりません。
・このレベルで事件事故が起きているのに、動いている人間が低年齢すぎます。行政や企業の介入が少なすぎます。ミチコさんが問題だとわかっているなら、企業が何とかするでしょう。数年も都市伝説でほっときますかね。JKじゃなくて。まあ、最終回にいろいろ言ってますけど…。
・最後になって実は父さんは…は、うーん。
・メガネを捨てよ=スマホ・テレビ等のデバイスを捨てよ、とならなかったのはなぜ?{/netabare}

 有名な作品で、かなり評価が高いのはわかっていますが、どうしても私には駄目でした。リアルタイムでみていたら、4話切りしてそのままだと思います。
 やっぱりNHKですもんね、作成意図は小~中学生向けにチューニングしている気がします。だとするとSFとして見るからつまらなく感じるだけで、見方を変えると面白いのかもしれません。

投稿 : 2022/03/16
閲覧 : 536
サンキュー:

6

ネタバレ

れるびい さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

リアルとバーチャルの間

2007年のマッドハウス制作の作品。名作です。
仮想現実ではなく、AR(拡張現実)やMR(複合現実)が題材です。
今でも時々観たくなります。

現代の様にスマホではなく、特殊なゴーグルをする事で
実際には存在しない物が見え、ネットや電話などの通信や買い物等も
その「メガネ」で行います。完全に今のスマートグラスですね。
もう少し時代が進んだら、現代でも「メガネ」が主流になっても
おかしくはないですね。

でもPlayStationVRのバイオハザードで思い知りましたが、
怖すぎて僕は先に進めなくなった程臨場感がすごいので
コンテンツ開発には慎重を要するでしょう。

Google Geoチームの副社長でポケモンGOなどのアプリの
開発者の一人ジョン・ハンケ氏は電脳コイルのファンらしいです。

物語の設定は複雑でよくできています。
メガネについての都市伝説が子供たちの間で怖い話として流行っていて、
主人公のヤサコら子供たちはメガネにまつわる都市伝説を追っていき
それが、遺棄された古い電脳空間で起こっている事をつきとめます。

ヤサコが飼っている電脳ペットのデンスケの正体や、
古い空間の中でしか生きられないイリーガルと呼ばれる電脳体など
設定よくできてるなーと当時すごく感心しました。
とても評価の高い作品であり、考察サイトも多くあります。

これを観たあと、データとは何なのか現実とは何か
意味もなく考えてしまったものです。
そしてデンスケで号泣しました。

シミュレーション仮説によるとこの世界が仮想現実である
確率は20%~50%もあるそうです。
僕らの世界も誰かにプログラムされた箱庭なのでしょうか。

投稿 : 2022/02/21
閲覧 : 233
サンキュー:

15

のぶー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ストーリーはとても良い

正直最初見たときは、ここまで深い話になっていくとは思っていなかった。ストーリー重視の人にはお勧め。

投稿 : 2022/02/06
閲覧 : 346
サンキュー:

1

ネタバレ

shino さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

子犬デンスケ

マッドハウス制作。

最新の電脳設備を備える大黒市へ、
引っ越ししてきた小此木優子(ヤサコ)、
祖母の探偵局の一員となったヤサコは、
仲間とともに行方不明のペット捜索を開始する。

AR技術が普及する世界と地方都市の怪談、
現実と仮想空間とに生息する不思議な生き物たち。
大黒市ではオカルト的で奇妙な事件が多発している。

数多の謎が散らばり物語を牽引し、
練りこまれた脚本と構成の妙により、
最後まで集中力を切らさず楽しめます。

{netabare}絵日記に書かれた数字と鍵穴の絵、
イリーガルの観察が、
少女の失踪事件の真相へと繋がっていく。
あちら側に消えてしまった少女!? {/netabare}
ホラー、サスペンス要素が強く楽しめます。

子犬デンスケが良いですね。
自身を顧みず危地へと飛び込んでいく、
誰よりも勇敢で、優しいのです。
愛くるしいキャラクターだと思います。

一見の価値ある物語でしょう、感動しました。

投稿 : 2022/01/17
閲覧 : 1070
サンキュー:

63

ネタバレ

ぬるま湯 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

大人は前半で挫折し子供は後半で挫折するかもしれない。でも最後まで見た人には何かしら心に残ると思う。押しつけがましい正解はなく、それぞれに感じたことを大事にすればいい。

電脳物質やそれが見える電脳眼鏡が普及し、大半の人が仕事を含めた生活に密接に結び付いた社会。電脳で管理され絶対に事故が起きないはずの車に撥ねられた少女。何でも願いを叶えてくれる、或いは子供をさらってしまうというミチコさん。「あっちの世界」。電脳世界から戻れなくなるという都市伝説。「4423」とは一体何なのか。といった…ん~SFミステリーホラー?と言ったら大げさだけどそんな話。個人的には15話あたりから面白くなり、見続けて良かったと思える作品だった。

物語。軸は冒頭書いた通りだが、話が動くのが15話くらいから。それまでは電脳眼鏡が当たり前になった社会の子供たちを描いている。その中でチラホラと都市伝説など後々の話に繋がるものが出される。前半部分はいかにも子供向けなのでここで断念する人もいると思う。
後半になるとどんどん話に引き込まれる。今度は子供が付いて来れないんじゃ?って思うほど複雑になってくる。(でも完全に理解できなくても何かしら心に残ったりするものだからこれはこれで有りだと思う。)
クライマックスは{netabare}イサコの弱さと強さ、ヤサコの温かさ{/netabare}に胸が熱くなった。

声優。安定のメンツじゃないでしょうか。ヤサコの最初の自信なさげな感じや終盤で{netabare}イサコと話すときの温かみのある優しい声{/netabare}が良かった。イサコの孤独に自分の道を突き進む感じも良かった。

キャラ。物腰が柔らかいけど過去に何かあったらしい主人公ヤサコ。本人に強い目的があるわけではないけど、ハラケンやイサコの力になりたいという思いが物語を動かしている。{netabare}終盤で過去について言及されたけど結局真実は不明。ヤサコが陰で呼び捨てで悪口を言っていたというのを否定しなかったけどそれが事実かはわからない。いじめられたのは自分だと互いに思ってたわけだし。エピローグで電話してたけどどんなこと話したんだろうね。でも絶縁しなかったんだからきっとやりなおせると思う。{/netabare}
兄を取り戻すためだけに生きてきたもう一人の主人公イサコ。{netabare}一部の大人が小学生に対してかなり酷なことをしてる。挙句の果てには全部押し付けて捨てようとする。結構胸糞悪い。{/netabare}
死んだ少女を追い求めるハラケン。甥を守りたい叔母。他にも{netabare}復讐のために他人を犠牲にすることをためらわない兄。他人を犠牲にすることに抵抗がある弟。{/netabare}など立場や思いがそれぞれに違うキャラが物語をおもしろくした。(一部年齢設定に疑問を抱くキャラがいるけどまあ気にしないようにしました。)
いろいろと頼もしい高速ブラインドタッチするおばあちゃんも良い。
フミエが気になりながらもそれが恋だとまだ自覚できずにイタズラするダイチ。イタズラが恋の裏返しだと気付かないフミエ。それが恋だと気付いてる周り。っていう微妙な年ごろな感じが描かれているのもおもしろい。

作画。特になし。

音楽。OP、EDともに素晴らしい。

まとめ。この作品は一つの正解を押し付けたりしません。「温かくて触れるもの」の大切さを訴えてはいます。でも仮想のものを否定はしていません。それは{netabare}最後に眼鏡を外した状態でデンスケが現れたからです。眼鏡を外すことで「バグかも」といった疑念は生まれず、電脳物質だからこそ現実に見えることはない。デンスケは実際には存在しなかったけど優子と京子の心にはしっかりと存在し、その経験はきっと二人の糧になるはず。そういうメッセージだと思いました。{/netabare}だから仮想のものが全くの無意味だとは言っていない。そこがこのアニメの良さだと思う。
手放しで「楽しめる」とは言えませんが、大人も子供もこのアニメを見て「何かしら心に残る」作品だと思う。そしてそれぞれに感じた事を大事にすればいいと思う。

投稿 : 2021/11/05
閲覧 : 358
サンキュー:

7

ASKA さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

隠れたSFの名作アニメ。

観終わりました。全26話ありましたが、あっという間に観終わりました。
それくらい続きが観たくなる作品です。

お話は近未来が舞台で、みんな便利なメガネが普及していて、スマホみたいにメガネ型のスマホみたいなアイテムをみんな持っていて、ネットも空間に画面が浮かび上がってそれで操作するみたいな進歩したちょっとだけ未来になった世界で、主人公の小此木優子(通称ヤサコ)が家族で大黒市に引っ越してきます。

そして、偶然出会ったふみえや天沢勇子(通称イサコ)やメガバア、ハラケンとであって事件を解決していく話です。
最初は謎ばかりでわからないことばかりですが、話を観ていくにつれて色々な謎が解明され、伏線が回収されていくのが見事でした。
キャラもデンスケやおやじ、サッチーなどゆるいキャラクターがいたおかげで、SF設定とバランスがとれていたように思います。

OP、EDの曲とも聴いていて切なくなる曲で、作品にあっていて良い曲です。
おすすめします。

2021年10月28日
磯監督の新作「地球外少年少女」が2022年に公開なるそうですね。
楽しみです。

投稿 : 2021/10/28
閲覧 : 618
サンキュー:

36

ネタバレ

カミタマン さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

12話は語り継がれるべき名作

2021/09/12 投稿 10話まで視聴
2021/09/13 加筆 15話 〃
2021/09/14 加筆 17話 〃
2021/09/18 加筆 20話 〃
2021/09/20 加筆 最終話(26話)まで視聴済み
2021/10/03 加筆 ふと気がついて調べたこと
2021/10/11 タイトル変更
2021/10/18 加筆

評価が高いようなので見始めました。
安定のNHKだし。NHKアニメに外れってありましたっけ?

でも・・・
設定がさっぱり理解できない・・・

とりあえず10話まで見ました。
ストーリーも小学生の学級内の対立を延々と見せられてもなぁ~・・・
10話だけはちょっと甘酸っぱい感じで悪くは無かったかも。

後半いいらしいけど・・・

くじけそうです・・・

評価の表示は★3つになってると思いますが,保留です。
正直いって10話までのところ,★二つがいいところかな?




2021/09/13 加筆部分 (15話まで視聴)
15話まで来ました。
11話から良くなってきたではありませんか!w
11話12話13話の{netabare}イリーガル{/netabare}三部作(勝手に命名)はかなり面白かったです。
特に12話の「ダイチ、発毛ス」は神回です!ここまで頑張ってきたご褒美ですねw






2021/09/14 加筆部分 (17話まで視聴)
うわっ!ハラケンの{netabare}乳首{/netabare}まで描いてある!
いいのか?Eテレ?

実際有る物が見えなくなったりするメガネを四六時中かけて生活する設定は,やはりナゾ・・・

「あっちの世界」の存在がにおわせられる(前にもあったけど・・・)
そういえば,見始め当初全体的に色が薄く感じたっけ
夕焼けのセピアカラーのシーンも結構多い
色の薄さって世界の設定に関係あるかも
実際の世界と仮想世界的な感じとか(あくまでも途中での感じなので・・・自爆しても優しく見守ってw)

17話の図書館の外でのヤサコとハラケンの会話は,なんか日本語って難しいってつくづく感じました。いろいろ,意図した意味じゃ内容に聞こえたりしました。





2021/09/18 加筆部分 (20話まで視聴)
11・12・13話は面白かったのですが,依然として視聴ペースは上がりません。気がつくとウトウトしていたり,先が気になる!ってならないなどの理由で・・・

18~20話に直接関係ないことも含めて,見ていて気がついたことや疑問に思ったこと,考えたことなどを

訂正 ハラケイではなくハラケンでした^^;(ここまでの表記は訂正しました)
平民宰相といわれた原敬(はらたかし)の愛称(?)に引っ張られ,脳内変換されていた模様wいや,分かった上でも,ハラケイに聞こえる時も多いような気がする・・・


年齢設定について

おばちゃん
確か登場回で女子高生と言っていました。
本当に女子高生なのか?公務員なのでは?と思い見ているうちに一人で合点がいきました!「登場回のはあくまで自称で,さば読んだんだと!」しかしJKシーンが登場w本当にJKのようです。ナゾは振り出しに戻りました。

イサコ
小学校6年生設定
どう考えても変でしょうw中の人は中二病の成人男性にしか思えません(笑)

と,ここまで考えて,ある考えが頭をよぎります。
作中の登場人物は,アバター的な物では?中の人は別に存在するのでは?
そう考えると,「うんち~」しかじゃべらないキョウコもあくまで設定として納得出来るかも。

{netabare}
20話より

電脳コイル=幽体離脱?
電脳体=魂的な物?
電脳体と体は見た目はすっかり同じに描かれているので,「中の人説」(上記)は有り得ないか・・・

ヤサコの人物像
「全員家の中から動かないで」とおばちゃんに言われても,家の外に出る。
おなじくおばちゃんから「私のそばを離れないで」と言われた直後にどこかに行ってしまう。
ああ!キョウコのお姉ちゃんなんだな!!って実感w{/netabare}

物語は終盤にさしかかっていると思うけど
メガネや世界の正体はさっぱり分からないw
分からなすぎてあんまり気にならない。
もうちょっと,気になるような展開にできなかったんだろうか。
最後に,ガラッと印象が変わることを期待しているけど,大丈夫か?ちょっと心配^^;



2021/09/20 加筆部分
最後まで見終わりました。

{netabare}
なんやかんやでよく分からないいろんな出来事の黒幕はメガマス社っぽいです・・・
まさかの敵の幹部はお父さん??
これは,意外な展開でなかなか見物かも?

なんて期待も途中頭をよぎったのですが・・・

見当外れでした(笑)

全体的に淡い色設定の作品世界やキャラクターの設定年齢と言動の乖離などから
作中の世界が実は仮想世界で,向こう側が現実世界という予想も大外れ(笑)

電脳体と魂も別物みたいです。「あっちに電脳体と魂を持って行かれた」的な表現がありました。

いろんな推測は全て外れて,盛大に自爆しましたf(^^;
結局作品世界について自分はさっぱり理解できていないということがはっきりしましたw途中何度も寝てしまったし・・・f^^;

最終話で出てきたコイン探偵局会員番号1番はなかなか頼りになる感じでした。また,彼によって事態は,メガマス社内部の一勢力による暴走であったことなどが語られます。その点については納得です。{/netabare}

最終的に物語は,じんわりくる感じで幕を閉じます。ヤサコとイサコの物語としての終わり方としては悪くは無いと思います。

その割には前半どうでもいいことに時間を割きすぎと感じました。

くどいので折りたたみます
{netabare}
そして,物語の世界設定の核心となるメガネについて,メガネとはどんな物なのか,全く説明がされずに終わってしまいました。
国や市に担当部署がある設定が語られているので,作品世界の中では重要な社会資本になっていると思われます。ハラケンが通院していた病院の医師は良くないと分かっていても自分も四六時中メガネを手放さないと言っていました。医師が仕事中に装着することを許されて,(診察時には目には装着せず,頭部にかけていました。)しかも,自分ではそれを良くないと思っている。一方で,子供達は親から,「いつまでもメガネ遊びになんか夢中になってないで。」といった,まるで昔のファミコン的な扱いをされていたりしますw
他に作中では「強制物理フォーマット(でしたっけ?)を実行するので,メガネの電源を切るか,家に居るかして下さい」といった呼びかけが,行政(大黒市の場合半民半官という設定ですが)から大黒市の市民に呼びかけられる場面もありました。{/netabare}

なんか,核心のメガネを中心とした世界設定がさっぱり分からず,むしろちゃんと設定されていない可能性が大きい印象・・・ずっとそこが気になったまま放置されていたような全26話でした。

せめて,前半の学級内でごちゃごちゃやってた尺を使い,メガネが何かを明確に提示できていたら後半もっと引き込まれたかも知れません。

率直な自分の感想としては11・12・13話が面白く,特に12話がピークと感じました。

あと各話冒頭のヤサコの一言は結構好きです!

もう一つ
ゴーグル型のメガネですが,鼻がちび太や花沢さんのように見えて,シリアスなシーンでは違和感がありましたw




2021/10/03 加筆部分

割と「電脳コイル」に厳しい評価の自分なのですが,12話「ダイチ、発毛ス」は日本アニメ史上語り継がれるべき神回と思っています。

ところで,この話既視感があるような気がして,気になっていたのですが,その理由にやっと思い当たりました。「ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld」でした。最終話でアンダーワールドに行くと中世ヨーロッパ風だったアンダーワールドは宇宙に進出するまで科学技術が進歩していました。ヒゲと一緒ですwもちろん「電脳コイル」の方がかなり早いです。

でも,この話他もどかこでみたことがあるような?記憶は定かではありませんが「ドラえもん」にも似たような話が有ったような記憶がおぼろげにあります。おそらく,有名な大元があるような気がして調べてみました。

エドモンド・ハミルトンの「フェッセンデンの宇宙」という小説が大元のようです。そういえばエドモンド・ハミルトンって往年のNHKアニメ「キャプテン・フューチャー」の原作者だった気がします。

「キャプテン・フューチャー」について調べると第24話「未知のミクロ宇宙~驚くべき小宇宙のなぞ~」とウィキペディア日本語版に記述が!

ちょっとスッキリ(^0^)/
そして、キャプテン・フューチャー見たくなって、またモヤモヤ(笑)



2021/10/18 加筆部分
12話の元ネタの一つとして挙げたドラえもんって「ドラえもん のび太の創世日記(アニメ映画)」でした。

投稿 : 2021/10/19
閲覧 : 1080
サンキュー:

16

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

最高のNHKアニメ

完全に思い出補正は入っているわけだが、拡張現実というものを取り入れた作品で小学生らしさも全開なこの作品好きだった。

優子と勇子の関係性もだが、ハラケンも良かったぞ。

思い出補正なんでどこがどう良かったかなんて具体的には語れないのが悔しいが、言葉にするとそうでもなかったなあという気がしてくるので、あえて言葉にはしない。
Don't think, feelの精神貫きます。

子供心ながら最後のほうはハラハラドキドキしていた。ヌル怖い。


OP
プリズム 池田綾子
ED
空の欠片 池田綾子
池田綾子さんはこの作品でしか見かけてないような気がするが、昔聴いてた裏組曲なるものにも使われていたし、プリズムはずっと聴いていたいと思えるほどの良曲。
勿論、空の欠片もEDにぴったりでノスタルジックな気持ちになる。


アマゾンプライムから引用のあらすじ。
1. メガネの子供たち
金沢から大黒市へと引っ越してきたヤサコこと小此木優子と妹の京子。ヤサコは謎の電脳生物を追いかける京子と電脳ペットのデンスケとはぐれてしまった。電脳メガネでデンスケを見つけたのはいいが、なんとデンスケはヤサコの目の前で、謎の電脳生物と共に壁の中へと消えてしまった! ヤサコはたまたま出会った自称コイル探偵局員の女の子・フミエと共にデンスケ捜索を開始する!

2. コイル電脳探偵局
サッチーの攻撃をなんとかかいくぐり、デンスケの救出に成功したヤサコとフミエ。しかしなんとデンスケは謎の電脳ウイルス「イリーガル」に感染していた!戸惑うヤサコを助けたのは、フミエの親玉にしてヤサコの祖母「メガばあ」だった。メガばあは様々な電脳グッズを駆使してデンスケの治療を試みるのだった。一方、謎の少女イサコがデンスケを狙って、手下の電脳生物モジョを差し向けてようとしていた・・・。

3. 優子と勇子
大騒動の翌日、ヤサコは転校初日を迎えた。留守の間に、メガばあの応戦も空しく、モジョによってデンスケが誘拐されてしまう!再びデンスケ救出に向かうヤサコとフミエ。モジョの反撃を受けながらも必死の追跡を続ける二人の前にサッチーが立ちはだかる!! 混乱のさなか、一旦は助けたデンスケをイサコに奪われてしまう。果たしてデンスケを無事取り戻せるのか?そして謎の少女イサコの狙いとは一体!?

4. 大黒市黒客クラブ
ヤサコに続いて6年3組にやって来た第二の転校生、それはなんと昨日デンスケを誘拐したイサコこと天沢勇子だった。イサコは、ダイチがリーダーの「大黒黒客」へと勧誘されたが、これを冷ややかに断ったことで、ダイチたちに目をつけられてしまう。ヤサコはイサコと友達になろうと話しかけるのだが、イサコはヤサコにひどく冷たい言葉を投げ返す。放課後、ダイチたちはイサコに電脳アイテムで攻撃を仕掛けるのだが…!!

5. メタバグ争奪バスツアー
この街のどこかにメタバグが大量に埋まっているという噂を聞きつけたダイチたち。そんなダイチたちに「在りかを知っている」と近づいて来たのは、なんとイサコだった。メタバグ探索に向かうイサコたちの後をつけるヤサコとフミエ、そしてイリーガルの研究をしているという「生物部」の部長ハラケン。ダイチたちが辿りついた先は、電脳霧がたちこめる「バスの墓場」だった!イサコはダイチたちにバスの床を掘るように命じる。果たしてイサコの目的とは何か!?

6. 赤いオートマトン
ヤサコたちのピンチに、襲いかかるサッチーに命令をして停止させたのは、なんとハラケンだった。サッチーはハラケンのペットだったのだ!ハラケンの正体を探ろうとするフミエとヤサコは、まずは生物部らしくサッチーの生態を探ることから始めるのだった。しかしハラケンの行動を知るうち、二人はハラケンの意外な過去を知ることになるのだった…。

7. 出動!コイル探偵局
ヤサコとフミエはコイル探偵局メンバーとしてメガばあに緊急招集される。依頼は電脳ペット「マンタ」の捜索だった。一旦は断ろうとするヤサコたちだったが、報酬を聞いて目の色が変わる。その報酬とはメタバグの30倍もの値がつくといわれているキラキラ輝くキラバグだったのだ…!目撃情報を元にヤサコたちは廃工場へと向かうが、そこには偶然、イリーガルを捕まえようと、イサコが様々な罠を張り巡らしていた。イサコの暗号式に足を踏み入れたヤサコは、なんとイサコと一緒に密室に閉じ込められてしまった!

8. 夏祭り、そして果たし合い
一学期最後の終業式の日。すっかり黒客を支配下におさめたイサコがダイチたちにある命令を下す。イリーガル探索になにかと邪魔となるフミエたちに果たし合いを申し込み、これに勝利してフミエたちから電脳メガネを取り上げろというものだった。ケンカばかりしているが、実はフミエに片想いだったダイチ。夏祭りの雰囲気に飲まれたせいか、なかなかフミエに果し合いを言い出せない。黒客と恋心に揺れるダイチの男心は、果たしてどんな結論を導き出すのか?

9. あっちのミチコさん
ついに黒客とフミエたちの果たしあいの日がやって来た! 生物部の合宿、深夜の学校で肝試しを行い、負けた方はメガネを捨てなければならないのだ!ダイチやヤサコたちは競い合って校舎内のあちこちに電脳トラップを仕掛けていく。そこへ現れたのは学校を調査すべく、サッチーと一緒に潜入してきたオバちゃんだった。すべては学校内に逃げ込んだイリーガルを捕まえようとするイサコの陽動作戦だった!

10. カンナの日記
なんとヤサコの目の前でキラバグを体に吸収し、イサコはサッチーを倒してしまった!「残りも私が手に入れる」と、オバちゃんに宣戦布告をするのだった…。イサコによって黒客から追放されてしまったダイチはデンパと共に「元祖黒客」を旗揚げする。一方、ヤサコとフミエはハラケンに協力して、ハラケンが手に入れた道順を辿る事に!!そこで、ヤサコは遠い昔の記憶を思い出す。それは「4423」と名乗る謎の少年との想い出だった…。

11. 沈没!大黒市
イリーガルを捕まえて、メタバグを稼いでやる! ダイチが苦難の末に見つけたのは、小さな金魚のイリーガルだった。がっぽりメタバグを稼ぐため、ダイチは金魚を育てることにした。ところが、金魚はひたすら巨大化を続け、ついにダイチの家から飛び出してしまった!! 巨大化した金魚は街をどんどん水浸しにしていく。事態を収拾するため、結集するヤサコたちコイル探偵局メンバー!果たして、ヤサコたちは街を救うことができるのか!?

12. ダイチ、発毛ス
懲りないダイチはイリーガル捕獲を企むが、いっこうに見つかる気配がない。そんなある日、ダイチが電話で「ボッサボサ」という謎の言葉を残して姿を消してしまう。心配するヤサコたちの前に現れたダイチの顔には電脳ヒゲがびっしりと生えていた。しかもヒゲは、強い感染力を持っていて、男女の区別もお構いなしに、ヤサコたちにも次々と伝染、一同は大パニックに陥ってしまう !! このピンチにメガばあが作ったのは、なぜか翻訳機。ダメもとでヒゲたちの声を翻訳してみると。

13. 最後の首長竜
カンナの日記を手がかりに、古い空間を見つけたヤサコとハラケン。そこは電脳霧が立ち込めるグラウンドだった。そこでヤサコたちはイリーガルのクビナガ竜を飼うデンパに出会う。皆には内緒にしておいて欲しいというデンパだったが、グラウンドで新しいビルの建設工事が始まることが判明!! このままではクビナガ竜の命が危ないと、別の古い空間を探して移動させることに。果たして、デンパたちは無事にクビナガ竜を助けることが出来るのだろうか!?

14. いきものの記録
電脳猫ミゼットを使って、姉のフミエの行動を記録するアキラ。なんとミゼットは見た映像や聴いた音声を記録できるのだった。自分への虐待(?)の映像を、いざというときの証拠のために残していたアキラに思わぬ落とし穴が待っていた!! 一方、大黒市で起きた出来事を調べているという青年・猫目と出会うハラケン。イリーガルの研究について相談をもちかけたハラケンだったが、猫目から返ってきたのは意外な言葉だった…。

15. 駅向こうの少年
デパートからの帰り道に、ヤサコは道に迷ってしまう。しかも、なぜかイサコと間違えられて、「キラバグを出せ!」と、見知らぬ少年たちに追われるハメに! そんなヤサコを助けてくれたのは、タケルと名乗る少年だった。タケルと仲良くなり、駅まで送ってもらうヤサコ。だが、そこは幼い頃に来た覚えのある道だった。昔の記憶を辿りながら、ヤサコは夢で見た階段鳥居を探しはじめる。ヤサコの過去には一体何があったのだろうか!?

16. イサコの病室
夏休みも終わりに近づいたある日、ヤサコは病院までギックリ腰のメガばあを迎えに行く羽目に。そこでヤサコが見かけたのは、病院内で盗み撮りを行うアキラの姿だった!アキラを問い詰めるヤサコだったが、映像の中にイサコの秘密を見つけ驚く。そこでヤサコが見たものとは一体?! 一方、図書館でメガネの事件を調べていたハラケンとフミエは、ある新聞記事を発見するのだが…。

17. 最後の夏休み
イサコの秘密を知って動揺するヤサコ。ハラケンにもそれを伝えるヤサコだったが、どこか思い詰めた様子のハラケンの姿に不安を覚える。だが何事もないように振る舞うハラケン。一方、ガチャギリ・ナメッチを従えイリーガルを追うイサコに、奥の手を繰り出し決戦を挑むオバちゃん!ついに追い詰められるイサコ、しかしそのイサコの前に意外な人物が現れるのだった…!

18. 異界への扉
壮絶なバトルの末に、ついにキラバグを集め終わったイサコ!!イサコが暗号式で出現させたのは、謎の電脳空間「通路」だった。虚ろな目で「通路」の中に足を踏み入れようとするハラケンだったが…。ハラケンに歩み寄ろうとするヤサコは、カンナをめぐる心の傷の前にただ立ち尽くす事しか出来ない。落ち込むヤサコを心配し一緒に家に泊まるフミエ。しかし、その二人に不気味な電脳霧が迫りつつあった。

19. 黒い訪問者
突如停電したヤサコの家。湧き上がる電脳霧から現れたのは「通路」と謎のイリーガル「ヌル」であった!京子を襲い、その電脳体を連れ去ってしまうヌル!!闇の中を追い詰められるヤサコとフミエであったが、間一髪メガばあの結界に救われる。メガばあの助言を得て、なんとか京子救出を試みる二人だが…?!果たして、ヤサコたちは京子を無事に助け出すことができるのか!?

20. カンナとヤサコ
次々と出現するヌルに囲まれたヤサコたち! 間一髪で救出したのは、バイクで駆け付けたオバちゃんとメガばあだった。一方、再び通路へと向かったハラケンの身にも危険が迫まる! ハラケンの後を追うヤサコとオバちゃんだったが、そこでオバちゃんは自らの過去を語るのだった…。そしてハラケン救出のため、ヤサコが取った思いがけない行動とは!?

21. 黒いオートマトン
今日から新学期。学校は新しい駅ビルに移転し、第一小と合併することに。タケルとの再会に喜ぶも、目覚めないハラケンの事が気がかりなヤサコだった。一方、何故か第一小の生徒たちから執拗な嫌がらせを受けはじめるイサコ。更に、学校で流れる悪い噂に、次第に追い詰められていく…。

22. 最後のコイル
新型サッチーに追い詰められたイサコ。助けに来たヤサコに案内され小此木家に避難するが、そこで京子にデンスケの治療を頼まれるのだった。デンスケを調べていくうちに、イサコはデンスケに“ある秘密”が隠されていることに気づく!しかし、その直後に小此木家に新型サッチーが侵入してくるのだった!!

23. かなえられた願い
大規模なフォーマットが繰り広げられる中、京子とデンスケを守るために逃げ回るダイチたち!そして危険な状態に陥りながら、逃げ惑うヤサコとイサコ!そんな中、幼い頃の記憶が蘇ってきたイサコの元に、猫目からの電話が掛かる。それは、デンスケを助けるためには、ある場所にデンスケを連れて来いというものだった…。 そこでヤサコとイサコを待ち受けるものとは一体!?

24. メガネを捨てる子供たち
昨夜の事件で気を失い、病院で目覚めたヤサコ。イサコの噂はすぐに広まり、子供たちは親にメガネを取り上げられてしまうのだった…。現実を受け入れられず、自問自答を繰り返すヤサコ。“いま、本当にここにあるものって何?”一方、イサコを助けるため都市伝説を調べ直していたオバちゃんが気づいた事実とは一体!?

25. 金沢市はざま交差点
イサコを助けるために、金沢に向かったヤサコ。都市伝説に出てくるはざま交差点の手がかりを求めて、元クラスメイトのマユミに会うのだった。アッチの空間に侵入するヤサコだったが、その行動を阻むかのように新型サッチー2.0が来襲、さらに猫目の魔手が迫る!胸の痛みを強く信じて、イサコを捜すヤサコの目の前に現れた光景とは一体!?

26. ヤサコとイサコ
遂に明らかになった4423の謎。ヤサコもまた隠された過去の記憶を呼び戻す。4423と出逢ったあの時、いったい何が起きたのか!?その記憶を辿りながら、次々と明らかになる謎の数々…。アッチとは何か?都市伝説の少女ミチコさんの正体とは?猫目の目的とは?そして、ヤサコはイサコを救出することができるのか!?すべてが終わったとき、二人が迎える結末とは…!?

投稿 : 2021/10/06
閲覧 : 295
サンキュー:

6

かりんとう さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

あくまで"子供向けアニメ"

2007年にNHKで放送されていたアニメです。
監督は磯光雄さん。作画監督に本田雄さん。その他アニメーターにも井上俊之さんやすしおなど有名どこが多数作画に関わっていました。
作画大好き人としてこんなにも大物が関わっていると大興奮してしまいます…

ストーリーは自分としては好きでした。オカルトチックなとことか…怖い話を聞くときのあの引き込まれる感覚があり楽しかったです。
NHKで放送されていたこともあり、あくまで"子供向け"な作品です。キャラクターの年齢も見た目に反して低いですし、規模がデカイ話の割には国が動くレベルじゃなかったり追及してしまえばどんどん出てきてしまいますがこれはあくまで"子供向けアニメ"でありたかがアニメ…と言ったら失礼かな?(汗)
アニメ制作側もそこまでいろいろと設定作ると面倒なのではぶくと聞いたことがあります。

※最後に
なにはともあれ今やこんな雰囲気のアニメ味わえないですよね…なんだかんだ言われても作画やストーリーも高クオリティで、NHKの子供向けアニメと言う縛りがなく深夜アニメなどで制作されていたらどんなアニメになっていたのだろうか…

して、結局ヤサコはハラケンと付き合ったのだろうか??あそこまで恋愛要素を出しといて最後はなんかはっきりしなくて…モヤモヤするぞ??

投稿 : 2021/09/23
閲覧 : 427
サンキュー:

7

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

電脳世界のあるき方【取扱説明書】

序盤 おお

中盤 どうなるんだこれ

終盤 ええとこれでいいの?

この話は引っ越した先で早速トラブルに巻き込まれる話
ジャンルは電脳・学園
正直そこまで面白くはなかったです。13話でこの内容だったら面白かったのかもしれませんが、ちょっとグダった感は否めません。もうすこし短縮しても良かったのでは、と思ってしまいますが、割と本作を好きという方が多いらしいのでなんとも。

内容について触れます。
序盤の引き込みは良い方でした。世界観といい、キャラ説明といい、運びがうまかったように感じましたが、正直物語として見ると薄いような気がします。
ほのぼの系や日常を目指したかったのかもしれませんが、余計中途半端さが目立ちました。
序盤から中盤まで物語が進みますが、中盤は一旦落ち着きます。物語がせっかく進み、核心をついたかと思いましたがすぐに展開はなくなり、一話完結のいらない話とかをぶっこんできます。いらない。
終盤は中盤で一旦止まった物語展開が動き出しますが、正直グダっているとしか言いようがないテンポでした。制作側だけが満足しても何もおもしろくありません。ぜひとも視聴者前提の話にしてほしいですね

全体としての評価としては「中途半端に内容をつめこんだ話」
25話のやる内容ではありませんでした

原作・監督は磯光雄さん。初監督だそう
キャラデザは本田雄さん
劇伴は斉藤恒芳さん
アニメ制作はマッドハウスさん

作画は普通でした。がキャラデザがちょっとキツイかな
opは池田綾子さん作詞曲歌唱、TATOOさん編曲の「プリズム」
edは池田綾子さん作詞曲歌唱、TATOOさん編曲の「空の欠片」

総合評価 あんま面白くなかった

投稿 : 2021/07/28
閲覧 : 331
サンキュー:

11

waon.n さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

触れられるもの、られぬもの。感じられるもの、

【First impression】

 子供向けの皮を被っているが、実は大人向けっていう巧妙に作られた作品で、完全にやられました。良い意味で!

 電脳って聞くと真っ先に思い出されるのが、『攻殻機動隊』いやいや、『ニューロマンサー』だろ? なんてどっぷり浸かっているSF好きには少々違和感満載のこのアニメ。
 というのもネオンキラキラで酸性雨が降りしきるサイバーパンクの雰囲気とはかけ離れた下町の風景がそこには広がっており、どちらかと言えば、懐かしさすら感じられるほどで、全くと言って良いほど未来感はない。
 主役が子供だから? いやいや、多分それだけじゃない、まぁそういう側面もあるかもしれないけれど、どちらかと言えば、テーマ性の帰着がSFにそぐわないからなんだ。でも出てくるデバイスは未来的というような、ちぐはぐさがあるものの、なぜかバランスが取れている。じゃあそれはなぜかって話は後々に。

 この作品、作画も背景もそうだし、脚本も割としっかりとしていたんで、もうね、これ名作でオッケーです。
 でも、あとで冷静になってみるとノスタルジックにやられただけって話になるかもしれません。

【Story synopsis】

 時は202×年フェアラブルメガネが普及している世界。
 子供たちは電脳の世界を映し出すメガネを通じて遊び、ペットを飼い、通話をしたりしている。
 主人公の優子(通称:やさ子)は金沢市から大黒市へと引っ越しをしてきた。
 この大黒市には電脳データの古い建物が多く残っており、それにより、電脳生物イリーガルやメタバグという石が発生していた。
 そういったバグを消すために市の空間管理室という部署が導入したサッチーというバグ修正パッチのようなものが取り締まっている。
 
 やさ子の引っ越しと時をほぼ同じくして、引っ越してきた勇子(通称:いさ子)彼女はある目的を達成するためにでこの町にやってきた。

 二人のゆうこが出会い物語はスタートする。

 やさ子は、いさ子の目的のため、事件に巻き込まれていくのだが、やさ子自身その中で目的を見いだしていく。

 いさ子の目的とは。。。?

【staff】

制作会社
 マッドハウス

監督/原作/脚本
 磯光雄

キャラデザ
 本田雄

総作監
 井上俊之 本田雄 板津匡覧

美術監督
 合六弘
 この方、本当に仕事の幅が広くてスペシャリストって感じがカッコいいっす。

OP/ED
 池田綾子



【Review】

 冒頭で子供向けの皮を被った大人向けという事を書いていますが、じゃあどこが子供向けで、どうして大人向けなのかって話です。


 まず、このアニメは大きく分けて3つの要素でできています。
 ・テーマ
 ・キャラデザ
 ・背景

 んなのどの作品だってそうなんですが、このバランスが非常に良いし、作品を面白いものにしているんですよね。
 一つずつ、掘り下げてみたいと思います。

 まずは、テーマ。
 物語で特筆すべきデバイスなのが間違いなくメガネ。ただのメガネではなくウェアラブルメガネですね。裸眼では見えないものも電脳を通じてみる事ができる。
 つまり、目に見えているものが全てではないというテーマの下敷きとして用意されているのがコイツ。
 このメガネが原因で起こる事件や事故はあくまでも子供目線では大事件だけれど、大人からしたらちょっとした事件であるように物語では調整されている。これは調整されています。
 なので、大きな問題として取り上げはしないけれど、事件をきっかけにメガネを没収し、目に見えないものばかりを追いかけていないで、実際に触れられるものも大事にしなさいというアンチテーゼのような問いかけが作中でなされるのがこの物語の良い所で、中身がしっかりとある作品となっている。
 触った感触、温かさみたいなもの、電脳で感じられるの?
 こういったテーマは大人なら読み取れるだろうし、子供なら感じ取れるだろう。子供でも分かりやすくするために、主人公たちは子供であるし、デンスケは犬だったりするのではないでしょうか。

 二つ目はキャラデザ。
 これが子供向けと思わせる外側の部分ですね。
 頭身が子供向けのアニメって感じですし、線も少なく影などのディティールも細かくない。
 だからこそ、細かい動きを入れることができているんだとは思います。
 プリーツのスカートや女の子たちの髪の毛の揺れ、走りのバリエーション基本がぎっしり詰まった作画の質やレイアウトの情報量の多さはもはや、総作監レベルの人達の経歴を見れば納得です。

 色々書いてますが一番は、デンスケの可愛いさなんだよなぁ。
 本当デンスケや他の電脳ペットの動きとかも可愛いく動いてくれるんですよね。最高です。


 三つ目は背景。

 背景は一貫して、ノスタルジック。
 SF的な未来感は感じられない、むしろそこには懐かしさすらある。
 この作品がそもそも古い、とはいえ2007年なので、作品中の町並みはもしかしたらそれ位だったか? どうだっただろうか、などとお思い巡らせた時点で思惑にハマっているわけで、この部分が刺さるのは大人にしかない。
 そして、彼らのコアタイムは放課後の印象が強い。物語のなかでは夏休みに入っており、当然朝のシーンもあるのだけれど、この夕方の雰囲気が印象に残る。それは自分で経験した放課後を思い出しているから。

 色の使い方から、線を曖昧にすることで、どこか薄れゆく記憶を辿っている景色と重なる。この雰囲気づくりがキャラデザと上手く合っているように思える。


 以上三つの要素をまとめると、大人向けの内容ではあるが、子供も楽しめるものになっている。と思います。


 脚本と構成について。

 構成は良く練られていて、最終的にしっかりとまとまっており、納得のいくエンディングでありつつ、しっかりと感動させられてしまったわけですが、話数単位では若干脚本に違和感が出ないこともない。
 それは、子供目線で、大人にも通じるようにテーマを込めた時、セリフの中にしゃべらせるセリフが出てしまう。そこが自然ではなく、しゃべらされているのが分かってしまうのがよろしくない。
 この点が唯一の気になったところ。


 OPとED

 OPでは作品ないにある、謎やサスペンス要素を意識させるような曲調でしっかりと内容と曲がマッチしていると感じるあたり誠実で良い印象です。
 また、EDにおいては、作品のなかで感じられるノスタルジックな雰囲気がありますね。
 この作品の良い所をちゃんとOPとEDで表現できているあたり良いです。

 池田綾子さんの声がまた魅惑的で曲調とマッチしているんですよね。
 アニメと一緒に聞くからなのかも知れないですが、とても好きな歌となっています。


 デンスケ

 犬ですね、電脳ペット。この存在が主人公のマクガフィンとしてうまーく機能していますね。デンスケがこの物語の軸を作っていると言っても過言ではありません。また、観ている私達に対してあるテーマを投げかけるキーアイテムでもあります。
 デンスケなしではこの物語は成立しなかったでしょう。
 もう可愛いし、こんなペットが飼えるなら電脳メガネ欲しいです。



 まとめ

 物語のテーマとアンチテーゼで深みのある物語、SF的なデバイス、キャラデザと背景、テーマソング。

 色々な要素がうまく融合されまとまっている作品なので、誰がみても楽しめる作品になっていると思います。
 私はめっちゃツボにはまってしまっています。
 まだ、観ていない人は必見ではないでしょうか。

 それでは、よしなに。

投稿 : 2021/07/24
閲覧 : 264
サンキュー:

3

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

電脳メガネをかけるとおんなじ町なのにふしぎな町に見えちゃうの

ちょっと未来のおはなしなのかな。。

大黒市の町とかさなって電脳空間があるの
電脳メガネをかけるとその町が見えるんだ

ふつうの町みたいだけど
おもしろい道具とか
魔法みたいなのつかえたり
ちょっとかわった生き物とか
こわれた空間を直したりするロボットみたいのとかもいるの

たのしそうでしょ?
でも
電脳世界ってなんだかヒミツがあって
ひっこしてきたばっかりの優子は事件にまきこまれてくの。。


はじめは
ちょっと未来の小学生たちがどたばたする
ほのぼのアニメかなぁって思って見てたら

お友だちになれる子なれない子
イジワルな子とか
友だちってなんだろう?みたいなおはなしがあって

それでだんだん

電脳世界の生き物と
おしゃべりできちゃったり気もちが通じたりって
たのしかったり泣いちゃったりすること多くなって

ちょっとラブコメがあったり
だけど
どんどんミステリーっぽくなって
26話あったけど次が気になって

むずかしい言葉とか
説明とかよく分からないところもあったけど
おもしろく見てられた♪

おもしろいって言っても
暗いおはなしとか悲しいおはなしとかもあって
泣いちゃうところもあったから
子どもだけじゃなくって大人の人も見れると思う

絵はきれいだったけど
人の顔とかTVアニメみたいじゃなくって
映画のアニメ(ジブリとか)みたいかな

ふつうの人は見やすいかもだけど
かわいい女子が好きな人が多いあにこれだと
きらいな人もいるかなぁ。。

ほんとは
小学生むけとかなのかなぁ?

でも
ちょっとむずかしい所が多くって
おばかなにゃんが
よく分からなかったところも多かったから
忘れたころ見直してもおもしろいかも。。

投稿 : 2021/06/05
閲覧 : 1303
サンキュー:

162

ネタバレ

たわし(爆豪) さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

頭の回転が早いアニメ

非常に優秀なSF作品。

電脳世界をここまで実用的に映像化できたのは、攻殻機動隊以上の出来だと思う。

それはハリウッド映画にも出来なかったことであり、当時のSF作品賞を総なめしたのは頷ける。

視聴者よりも頭の良い人が考えたアニメの典型例である。

投稿 : 2021/05/23
閲覧 : 927
サンキュー:

27

ネタバレ

haruto さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2021.3.29

2021.3.29

投稿 : 2021/03/29
閲覧 : 227
サンキュー:

1

ガバ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

明暗で魅せる作画

映像がきれい。全体的に暗っぽい画面が光を映えさせる。電脳チョークで描かれた暗号式が放つ光はとても神秘的。ほんの少しだけどlainを思い出す画面の暗さや雰囲気。

投稿 : 2021/03/05
閲覧 : 266
サンキュー:

3

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

小学生で攻殻機動隊

配信サービスの充実により、昔は偏見を持っていた"朝・夕方放送されていたアニメ"
を再評価する流れが僕の中でひそかなブームになっている今日この頃
(おジャ魔女どれみ、プリキュア、エウレカセブン・・・etc)。今作もそのひとつです。

小学生が主人公で夕方放送だからと食わず嫌いをしていましたが、星雲賞とか日本SF大賞とかを獲っていることからもわかるように、なかなか難しいSFものでした。

まず驚いたのは、2007年の時点で現在をほぼ(?)予見しているという点。「ポケモンGO」じゃん!
メタバグを探す感じは、仮想通貨のマイニングっぽいし。(知ったかぶり)

劇中のカレンダーとかを見ると2026年のことみたいなので、
あり得なくはない未来なのではと思ってしまいます。

終盤まで用語の説明がほとんどないので、視聴には「攻殻機動隊シリーズ」並みの集中力を要します。

これだけ完成度の高い作品でありながら、
NHK放送だから会社の利益は少なかったんだろうなと余計な心配をしてしまうくらいの傑作です。

ARについて考えるという意味でも、今こそ再放送すべき作品かもしれません。



P.S. いや、めがねを外せばいいじゃん・・・と思ってしまう瞬間もしばしば(^-^;

投稿 : 2020/12/04
閲覧 : 585
サンキュー:

10

ネタバレ

飴坊 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

メガビーム!!

子どもの頃を思い出させてくれるアニメ

投稿 : 2020/11/10
閲覧 : 168
サンキュー:

1

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電脳コイルのストーリー・あらすじ

今よりもちょっと未来…子供たちの間では街のどこからでもバーチャル世界=コイルに接続できる電脳メガネが大流行していた。小此木優子(おこのぎ ゆうこ)は、小学校最後の夏休みを前に、父親の仕事の都合で最新の電脳インフラを擁する地方都市・大黒市に引っ越すことになる。
優子は、その街で出会った友達と電脳空間で次々と巻き起こるフシギな出来事を体験する…。(TVアニメ動画『電脳コイル』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2007年春アニメ
制作会社
マッドハウス
公式サイト
www.tokuma.co.jp/coil/
Wikipedia
ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%BB%E8%84%B3%E3%82%B3%E3%82%A4%E3%83%AB
主題歌
≪OP≫池田綾子『プリズム』≪ED≫池田綾子『空の欠片(そらのかけら)』

声優・キャラクター

折笠富美子、桑島法子、矢島晶子、小島幸子、斉藤梨絵、鈴木れい子、野田順子、小林由美子、梅田貴公美、山口眞弓、沼田祐介

スタッフ

原作:磯光雄、 監督:磯光雄、脚本:磯光雄、アニメーションキャラクター:本田雄、作画チーフ:井上俊之/本田雄、作画監督:本田雄/根津匡覧/押山清高/秦綾子/井上鋭/井上俊之、絵コンテ・演出:村田和也/横山彰利/笹木信作/平松禎史/安川勝/野村和也、美術監督:合六弘、色彩設計:中内照美、撮影監督:大庭直之、CGワークス:荒木宏文、音楽:斉藤恒芳

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