ガムンダ さんの感想・評価
4.6
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
私の弱点なので客観評価出来ません
戦争に拠るNBC攻撃で無人の廃墟と化した街には無人となって尚戦い続けるロボット兵が跳梁しています。
その街に食料を漁りに潜入した男が出会ったのは、デパートの屋上で50年間稼働し続けるプラネタリウムの案内ロボット。
彼女は男を客として応対しますが…
というお話。
ズビバゼン ボウ涙でレビューデギマゼン。
落ち着いたので書きます。
一種の終末もので、これ系では「少女終末旅行」とか
比較的最近観た「ガラスの花と壊す世界」の様な世界観です。
何でか知らんけど私はこれ系がホントに弱く、簡単に涙腺崩壊します。
これ系と言うのはロボットが稼働し続けるやつです。
何なら攻撃してくるロボット兵の時点で泣きそうになります。
小さい頃に見た映画「2010年」でHALと再会するシーンとか
ロボットじゃないけど、小さい頃に見聞した惑星探査機の話とか
それを登場させた「人類は衰退しました」とかもツボ押して来やがります。
死ぬまでの密かな楽しみがあって、今も火星のセーガン基地周辺に居るであろう探査機、ソジャーナと人類が再会する日を楽しみにしているんです。
兎に角これ系は弱いんですわ。
そのツボのど真ん中を押しやがるのがこのアニメです。
(一定数同志が居るって事ですよね?)
ストーリー自体は何のことはない、雰囲気アニメの域を出ないんですけどね。
一歩間違えば「直球表題」だし。
冷静にこのアニメはSFとしてもとても出来が良いです。
ロボットの台詞と行動原理に無理が無い所。
それからこういう役こそ声優さんの技術が際立ちますよね。
プラネタリウムに行きたくなりました。
同じようなツボをお持ちの方は是非どうぞ。
ちょっと激痛過ぎてお気に入りに入れるのは躊躇しますけど、それくらい衝撃的な作品でした。