見習い一兵卒 さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:----
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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ Ⅱの感想・評価はどうでしたか?
見習い一兵卒 さんの感想・評価
3.6
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:----
チョタ さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
てーお さんの感想・評価
4.4
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
いぁ・・・ガンダムだ
元々、戦争の悲惨さとかを主題にした作品故に、多くの仲間や人々が
敵・味方双方の持つ理想を実現する為、互いの抱える矛盾を払拭する
べく大きな波に巻き込まれながら平和を求めて戦う話
当然、その中で、主人公のグループだから死なないって事も無く
おかげで人間ドラマも深みを増す感は有る・・・が!!
2期16話まで見て、何もそこで殺さなくても・・・って、お気に入りのキャラだったのに!!
この悲しみを越えて、少年達はどこへ辿り着くのだろうか?
お勧め度 7+/10
しばわ さんの感想・評価
1.0
物語 : 1.0
作画 : 1.0
声優 : 1.0
音楽 : 1.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
四畳半愛好家 さんの感想・評価
3.1
物語 : 2.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
カラオケ鍛錬中 さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
退会済のユーザー さんの感想・評価
3.0
物語 : 1.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.5
状態:観終わった
ggrks さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:今観てる
sion さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 3.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
司遼 さんの感想・評価
1.0
物語 : 1.0
作画 : 1.0
声優 : 1.0
音楽 : 1.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
★☆零華☆★ さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
二期はクーデリアを無事に地球に送り届けてから、少し月日が経ったところから始まります。
ハーフメタル利権を得たことにより豊富な資金を手に入れ、地球にも支部を置くほどの大企業に成長した鉄華団
一方、クーデリアは自身が代表を務めるアドモス商会を設立し、火星の独立の夢に向け着々と進んでいた。
だがそんな彼等に魔の足音が忍び寄っていた。
マクギリスが提案した作戦や計画に賛同したオルガ
これが鉄華団の運命を大きく左右することとなった。
そうなんです。【上手い話には裏がある。】【ただより高い物はない。】
鉄華団は文字通り裸の王様に騙され、泥で出来た舟に乗せられるという
地獄への片道切符を買ってしまったのだ
オルガよ、鉄華団の未来を考えるなら、あれ以上危ない橋を渡らなくても良かったのでは?
安定した収入と安全の生活はあるのだから、あとは地道で良かったと私は思った。
まあオルガはまだ幼かったんだね。世界を世間を知らなかった。
人の裏を、騙されるということを知らなかった。
故に最後は
{netabare}そして誰もいなくなった{/netabare}
そんな幼い彼等の生き様だったからこそ、他のガンダム作品にない
泥臭さや友情が描けたんだと私は思います。
人を選ぶとは思う結末ですが、私は好きです♪彼等の生き様がねっ!
最後に言わせて下さい
イオク・クジャンがウザ過ぎる((((((ノ゚⊿゚)ノヌオォォォ
rFXEy91979 さんの感想・評価
4.7
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
#26「新しい血」
血ぃ滾らせる戦いと戦火で得られた平穏(日常)・褒賞(勢力拡大)。泥臭さをガンダムサーガに組み込ませた1期の良さを、この1話はちゃんと継承していました。安心です。
長井・岡田コンビなだけにドラマ部分がガッチリしてて(下手に宇宙ステーションや無重力を控えさせて、常に渇いた荒野や大地にキャラを置かせる演出です)、キャラがSFの住人なのに親しみやすさも感じられて、思いました。”やっぱり俺はこのガンダム、相当好きだ”と改めて。
2期後半は大分批判が噴出してると聞きましたが、あくまで俺は”好きなら好き、ダメならダメ”を貫きます。
さて、またガンダムのお世話になります。宜しくです!!!
#27「嫉心の渦中で」
トドのオッちゃん、相変わらずでとっても安心しましたw飄々としてニクめない悪党ぶりはご健在で、愛あるコメディリリーフぶりは良い清涼剤ですわ(泥を潤す水みたいで、二大ヒロインに負けてませんね)。
ここで新キャラ・ハッシュに関する掘り下げも来ましたね。どこかのアニメの死に急ぎ野郎感が噴出ですが、結局ハッシュも誰かのために抗い続ける奴だったし、果たしてどう物語を動かしてくのか気になります。
生死不明な”彼”も遂にマスク被って参戦ですし、新たなED演出家は『灰と幻想のグリムガル』(の中村亮介監督)!好きどころしか見えません。
多分評価は甘いだろうけど(苦笑)
#28「夜明け前の戦い」
戦場に「正義」も「悪」も存在させない”潔さ”、泥臭い戦術と宇宙に転がり続ける「躯」…アリアンロッド隊も絡んだ三竦みの戦闘シーンでいよいよ乱戦模様に突入。それにしてもジュリエッタと三日月、ここで初邂逅とは。既に二人の因縁はここからスタートしてたのね。
混戦模様でどこまで事態が移り行くのか分からないけど(ウィキでネタバレ知っても細かいとこは分からないしね)、鉄血2期は現状まだまだ勢い落ちていないね。”良いじゃん!”と思うオレは楽観的すぎるかな?
#29「出世の引き金」
鉄血シリーズで笑える戦闘場面に会えたの新鮮だった。蛇の頭を狙って三日月&ジュリエッタは暴れまくりで、イオクは未熟(=味方ごと狙撃するとか)目立つけど、一応仕事は果たしたし、まあ現状愛すべき未熟キャラに収まったかな(振り幅が広いアニメはやっぱ良いし安心できる)。
今回「任侠ガンダム」要素を全面プッシュし出したね。いいよ!こういう血生臭い夕方アニメは有難い(ホント好きだわ)。それに悩むことを止めないクーデリアは素敵だった。前進が「血」を運んで、「対価」と「敵」を生み出すジレンマ。そこから目を背けないのは、クーデリアの良いとこかもね。
いよいよオルガとマクギリスが本格的に結託したけど、”最短距離の出世街道”。その怖さはいつ来るのやら…。
#30「アーブラウ防衛軍発足式典」
死亡フラグ充満試練が待ってそうな終わりだった…。序盤の”最短出世”代価を早速提示してきそうだし、ラディーチェの浮かない顔でどうにもコイツを責め辛いな(アレルギーって言いながら、後味悪い面してたから)。
アストンも順調に永別気配匂わせてるし、何より”家族の絆”のせいで窮地に置かれる展開どうも、スゴく苦いし『ワイスピ』チームと辿る道が真逆だな(あれも”ファミリー”という言葉を非常に重宝してるしね)。
今回ばかりはフラグクラッシャー・三日月を持ってしても避けては通れぬ道っぽいし、うーん絶対続きは見るけど、気落ちは避けられないだろうな…。
#31「無音の戦争」
胃をキリキリさせられます。延々膠着状態なのと、死亡フラグが保っているのが…。加えて命令系統に慣れ過ぎているタカキ達の危なすぎる”信頼感”が地雷原へまっしぐらなのも…。やっぱりガランは敵の者で、ラディーチェ悪っるい面してたし、もっと相手に警戒心を持てよとこっちは叫びたい(それぐらい疑うことをタカキたちは知らなすぎる。1期のクソ上司たちのことを忘れちゃったのかな)。
アストンとタカキの絆も増せば増す程苦しくなって、いずれかが殺されなきゃ終わらん未来が鮮明すぎる。もうタカキは指揮全てをガランに委ね始めてるし、ラストカットの石に潰れた華がとっても不穏すぎる。
唯一救いは三日月達が地球付近まで来れたことと、確かめるために敢えて自ら戦火へ赴くマクギリス。ガランはマクギリスの参戦は予定外と見てたらしいし、窮地とオイシイ所はまさかの”チョコの人”が奪うのかな?
まあ救ってくれるんだったら、誰でもいいかも。本心言うと。
#32「友よ」
報われない終戦だった(まあ救いを求めることすら、戦争には意味ナシだろうし)。敵討ちは果たせない上(ガランは自爆したからね)、タカキは手を血で染めた。ラディーチェは保身欲しさにみっともない言い訳ばかりで、報われるわけがないね。小物に仲間を殺されたんじゃ(平気で人を欺くガランを貶す資格はコイツにないだろ)…。
ただ弱さを知ったことで、答えが見えた救いはあった。前述のようにタカキは答えを自分自身で下したし、ハッシュは背伸びを止めて肩の力を抜いて前に進めたし、皆がそこからどう先へ歩いていくのか注目かな。
今胸中を残留するのはただ苦い気持ちだけ。やっぱり辛い回だったけど、見応えはちゃんとあった。マクギリスの災難とコメディリリーフ役を担うザックに大分救われたが(苦笑)
#33「火星の王」
いきなりイオクと大人揃っての小競り合いで始まるとか、なんか笑えてきた。でも和やか場面は以上。あとは破滅的な道へオルガが歩いて行くわけだしね。まるでパチーノ×デ・パルマコンビの名作『スカーフェイス』に出てた主役のトニー・モンタナみたいに“駆け上がって破滅”の道が…。
考えた果てにタカキが出した答えは、まあ仕方ないね。幸せは先にもあるし、目の前にも勿論ある。タカキにとってフウカと過ごす時間はやっぱり大事だし、それすら守ることさえ出来なきゃ、(死んだ)アストンに顔向け出来ないからね。生者は死者の分まで生きることを避けられないからね。
先に待ってる粛正を既に知ってる身としては、タカキが前線を降りる最後はビターだけど救われるよ。
#34「ヴィダール立つ」
舎弟ハッシュが可愛いっすw三日月に付き従う空回りぶりが素敵だし、憑き物が取れたみたいに生き生きしてるぞこの少年。あとチャドはメリビットさん、狙ってたの?違うのか?単に自分だけ知らなかった寂しさだけの反応かな(多分そっちの方だろうね)w反面一筋縄ではいかない輩も続々暗躍してるし、ヴィダールも表舞台へいよいよ登壇スタートと、またまた波乱を呼びそうな気配が充満しまくりですね…。
“崇拝対象”をアルミリアに告白したマクギリスに、『ベルセルク』のモズグス神父を想起したのは見当違い?ラストまでの評判を事前に聞いた限りだと、どうも僕はそう思ってしまうんですよね。どうなんだろ?
#35「目覚めし厄祭」
昔読んだ『サイボーグクロちゃん』のあるパート(“異世界サバイバル編”)を思い出した。舞台は高度な文明故に崩壊した世界が舞台で、「作り物の天空」で航空技術を人は捨てた。つまり技術の躍進が人を滅ぼしかけたことへのアンチテーゼがあのパートには詰まっていたし、強烈だった(今までのクロちゃんは舞台が日常だったしね)。
イオクが見事にやらかしたモビルアーマー覚醒も、滅び去った最高技術の再来を招いたし、眠らせとけば良かった怪物、叩き起こしちゃったわけね。目先の手柄に釣られ過ぎて、アブない化物(しかもレーザー吐いてたな)お呼びするとは、成るほどコイツは評判通りのポンコツ坊っちゃんだったわ(しかも自覚は望めそうにないレベルの残念キャラ)…。なんかねマクギリスを初めてマトモと思ったわ。
つかレーザーが旧文明って、技術レベル相当低いな(今に始まったわけじゃないけど)。まあ逆に新鮮かなとはちょっと思ってしまったが、これが次でどう影響をするんだ?今は分からんな…。
#36「穢れた翼」
イオクがまたバカやったよ。部下の戦死に報いるどころか、見事に台無しにしちゃうとか、こりゃジュリエッタでなくても呆れるぞ。笑えんバカに。しかも守るべき民大半をビーム兵器で虐殺とか(結果的にね)、これでよく降格処分か終身刑にならないもんだ(ラスタルは彼の何を期待して披露したんだか)。
今回はモビルアーマー、鉄華団よりイオクの悪目立ちが圧勝。当然ダメな部分の方です(苦笑)。アイツに合うのは書類をまとめる事務系仕事の方が良い(断言)。その方が世界は多分平和です。ゼッタイに(ハッシュのツメの垢を煎じて飲ませた方が良いよホント)!!
以上。他、何も出ませんw
#37「クリュセ防衛戦」
今回って笑っていいのか、深刻にとらえていいのか。困ってしまう回だった。原因はねえ…またイオク。アイツいっそモビルアーマーに殺らせた方が良かったでしょ(なんでそこでジュリエッタは助けちゃうかな。甘すぎるよ)。
マクギリスとヴィダールが遂に邂逅果たしたし、戦闘シーンもタップリあったし、まあ本編は飽きないけど、このイライラいつになったスッキリできんのかな…(多分イオクが死んでくれたら、相当スッキリするんだろうな)。
ちなみに今回MVPは次回予告のマクマードさん。ただの親戚の気の良いじいさん化してて、癒されましたわ。感謝~♪
#38「天使を狩る者」
遂に2期の1クール目を無事完走できました。いやあ疲れた。ぶっ通しでガンダム見るのは体力居るわ。もう今回はイオク関連割愛して、他言います(てかね飽きた。イオクコメント)w
一番はなんといってもバルバトスの人外ぶり。人の手で動かすレベルをとっくに超越した動きをよく作画は崩れを抑えて、描き切ったなあと感嘆。ああいう鬼神の如き動きで無双しまくるバルバトスはやっぱり他のガンダムよりも血生臭くて好きですね(戦闘よりも殺し合いって言った方がしっくり来るし)。
今回は2期で初めてアトラのこともチョイ書きます。あの子1期で『To Loveる ダークネス』のモモみたいなこと言うし(つまり“ハーレム”ですね)、今回も久しぶりに夕方アニメで“子作り”言うたし、アトラはそっち方面だとホント明後日行ってくれるよ(笑)まあそれが清涼剤になってくれてて助かるし、あの子のミカへの一途な想いは微笑ましいし、救われる。アトラはやっぱ鉄血世界の“オアシス”だから有難い。
取り敢えず折り返しまで無事到着できたから、少し体力回復させたら、2クール目行きますか。今度でやっとKANA-BOONのOPが聞けるしね♪
#39「助言」
確認だけど鉄血ガンダム、夕方だよね放送時間は。思いっきり深夜帯で流れそうなシーンがあったよ(まあそこが良いんだけど)wあと今回は名瀬のアニキの漢っぷりにまた惚れた。女を格下扱いしないで、誠実に接する振る舞い。とてもじゃないがジャスレイが逆立ちしたって出来んなアレは…。
てか新年初放送もイオクはバカ丸出しすぎだろwでもああいうモノホンバカっているから余計にタチが悪いね。ジャスレイも保守派の中での極めつけの悪い方で、ヒソヒソ陰口漏らす当たり、器ちっせえなあコヤツ。まあお陰で名瀬のアニキとマクマードさんがカッコいいから、引き立て役の仕事はしっかりできてるとこは有難いかな(ミカにお菓子に振る舞う姿が孫大好きなお爺ちゃんすぎ)。
まあ戦闘場面はないけど、これはこれで好きな回。名瀬のアニキや皆が死ななきゃ、もっと良いんだけどね…。
#40「燃ゆる太陽に照らされて」
男が頭を下げてきたら、答えてやるのもまた男。酸いも甘いも噛み分けてなきゃ出来ない名場面ですよ(男になるならこうなりたいな)。散り様すら逃げることなく、カッコよく散っちまったし、惜しいキャラをいくらなんでも亡くしちゃって悲しいです(アミダさんも本物のイイ女でしたよ)。
慈悲も一切かけねえなんか、イオク畜生この野郎です。しかも火の粉が舞ってきたら、椅子の後ろに逃げ込むなんざ…なんすかね?可哀想をまた更新しましたね(イオク坊ちゃんの良いところって逆にどこ?どこにあるの)?
裏でチマチマ動くような輩にゃ光れん死にざまでした。見応えがありすぎる。
#41「人として当たり前の」
“死ねば皆仏様よ(記憶するわ。このセリフ)”。マクマードさんがとにかくカッコよすぎる。惚れちまうわ(同じことばっか言ってんなオレ)。アトラやハッシュもタービンズの赤ちゃん必死に世話してるし、名瀬さんは仲間や家族に恵まれていた人でしたね(当然アミダさんもね)。
ラフタ、いっそ“鉄華団に入れて”ぐらいは言ってくれよ。そこで相手の為を思う気持ちを優先するよりも、自分自身の幸せも考えたって良かったのに(我儘一度はOKでしょ)…。想いは胸に秘めたまま、戦場で散ることもなく、呆気なく銃殺ってジャスレイ一派当然酷いが、脚本ちょっと鬼すぎるでしょ(岡田さんを責めたいけど、酷評レベルの出来じゃあないから)。
まあ謀略でのし上がった輩の末路は決まってるから、ミカや皆が落とし前をどうつけるかが楽しみです。
#42「落とし前」
序盤でいきなりメリビットさんがナレーションでビビらせたよ( ゚Д゚)ちょっとしたホラーチック。いきなり飛ばしまくったなあ。
身の程を知らない奴ほど、負けっぷりは無様だな。タカをくくって相手に結果返り討ちに遭う上に、頼る仲間も間違えるとは(しかも相手はあのイオク)、つくづく真の負け犬ですな(人の話を聞けない奴って言ったが、聞ける奴かと言い返したいね)。マクギリスにも“寄せ集めの傭兵たち”って酷評されるし。処世術に長けてる奴は勝ち組にはなれるだろうけど、結局覚悟も持てない奴は勝ちへ行けても落下も早い。ジャスレイは覚悟もなく引き金引いてオジャンな終わり。スッキリするけど、スッキリ出来ない面倒くさい余韻です…。
何だかんだで残り話数はあと8話。早いなあ。全部終わったらきっと寂しくなるだろうな。絶対に…。
#43「たどりついた真意」
マクギリスの目的地と仮面を外して戻ったヴィダール=ガエリオ。少年期がキーポイントなのはこれで分かったけど、マクギリスは神話にすがった少年だったのかな(ラスタルの言葉にも頷けるところがあるし)。ガエリオが厄介な相手になってこともビックリ。アインとの共同前線、それでミカ(とバルバトス)と互角に渡るあの実力は素直に凄い。どれほどの努力と執念、糧に今まで戦ったんだか…。
今回はバトル控えめ、話の動きも控えめだけど、そろそろアルミリアのパートに来るのかな?ガエリオ出たし。
#44「魂を手にした男」
切ないし哀しかった。マクギリスは御伽噺に魂ごと捧げていたし、一人ぼっちでバエルという幻想を追い求めてた。確かここでマクギリスを“小物”認定してたらしいけど、ボクはそんな風に思ったことはなかったかな。正直言うと。
理由は同じ岡田麻里さんの『あの花』のゆきあつから。ゆきあつは文武両道・容姿端麗の男子だけど、心の底にはめんまに対する後悔・依存を抱えてた。マクギリスは女装してまでめんまを求めた彼と似てた。演者が同じという以前にその内面が酷似してた。
ただゆきあつには“超平和バスターズ”の皆がいた。でもマクギリスは崇拝者に恵まれてても“友”がいない。なるはずだったガエリオは敵として対峙してるし、協力関係の鉄華団とは単なる利害の一致なわけだし、ゆきあつよりも彼には本音を話せる相手がいなさすぎる(あ、トドのおっさんいたか)。机上の空論並べただけだし…。
考えると鉄血はグレーゾーンのキャラばかり。純粋無垢な正義感を掲げる者はほとんどいないし、皆均等に泥にまみれて、血で染まって重巡する。やるせないことばかりだけど、それも現実の形かもね。
今回はマクギリスの事をひたすら語ったけど、語りたくもなってしまうほど今回はマクギリス回。ボクは彼の気持ちがちょっとは分かる気がする(分かる気ね)。
#45「これが最後なら」
戦力と戦術の差が圧倒的に違いすぎる。なのにシノの「スーパーギャラクシーキャノン」で脱力させられたわwあくまでゴールへ止まれない鉄華団の勢いが、良くも悪くもラスタルへ一矢報いる手前へ行けた。
それでも相手は力業で倒せるほど甘くなかったね。矢継ぎ早で哀しむ暇(シノの死)すら一切与えてくれなかったけど、それでも戦火の激しさを人間ドラマと盛り込むなんざ、個人的には余分な感傷削ってくれて嬉しい限り。ほとんど戦闘回だったけど、ラスタルの采配ぶりはイオクの無能とジュリエッタに疲れ気味で逆に新鮮。やっぱこの人統率力が桁違いだよ。マッキー以上?
窮地に一気に立たされた上、シノが集中砲火で戦死。鬱度合いは低いけど、後々ジワジワ来そうかも。
#46「誰が為」
追い付こうと戦い続けた者の覚悟が宿ってました。ユージーンが焦るオルガを叱咤激励したように、ガエリオもマクギリスへ一矢報いることが出来た。ヤマギも初めてオルガへ対して怒りと意見をぶちまけた。誰かへぶつかることを止めない者だけしかできませんし、人間ドラマが戦乱の中にしっかり宿って安心しました。
マクギリスもいよいよ窮地に追われ始めてきましたし、果たしてバエルと幻想だけで一体どこまで歩けるのか?友も仲間が誰もいない今の只のマクギリスに。鉄華団も窮地だけど、そこは“家族”がまだいるから一人ぼっちじゃないわけだし、その差が後にどう影響をマクギリスに及ぼすか?そろそろトドのおっちゃん出して、白黒つける手もあるでしょw
#47「生け贄」
オルガに付いて行きたい気持ちも、ザックが皆へ苛立つ気持ちも分かるから、一概に言えない気持ちにさせられます…。最短の代償がいよいよ牙を剝きだしたし、もうザックの言うように“終わり”しか見えませんね。それでも譲れないものをオルガや皆は抱えている。そこから逃げたら自分自身をもう許せなくなってしまう。捨てればすぐに楽になれる“枷”が皆の絆でもあるから、愚策だなんて言えないぐらい、家族の血が非常に濃いです。
クーデリアの言うように皆不器用すぎるけど、だからこそ愛おしい仲間たちなんだよね。ザックもあの言葉の裏にデインへ伝えた本心あるから、鉄華団をどう思っていたかが伝わるので苦いです。真摯ゆえに尚更に…。
マクギリスは綱を失い、オルガも窮地へ立たされる。次はいよいよあの回だし、見渡す先は破滅だな…。
#48「約束」
今まで人を利用してのし上がったマクギリスが、初めて利用される側を自ら望んで手を上げた。それは三日月や鉄華団への憧れもあったのかな?ネット上ではオルガは“何も変わってない”って言われたけど、それの何が悪いのかなってオレは思ってしまうよ(生き方を変えれんドラマはフィクションだろうとアリっちゃアリだよ)。
それにオルガの進んだ道は血に染まっただけじゃない。真正面から人と向き合う「当たり前の姿勢」があった。だから危険も顧みず手を差し伸べる人がいる。そういう理屈で語り切れない仁義と意地を貫いたから、最期までオルガ・イツカは鉄華団の「団長」だった。でもねえこれリアルタイムで見てたら衝撃受けてたね。間違いなく、ご飯食べる手とか絶対止まってた。
いよいよ残りはあと2話に。既に寂しさ込み上げてるけど、GW最終日をガンダムで過ごせるのは、個人的には有難いです。明日の仕事の糧にもなるんで。
#49「マクギリス・ファリド」
帰る場所はマクギリスにも最初から残されていた。彼もまた不器用でどうしようもないバカだった。それでも譲れぬもののため、捨てきれないものの為にひたすら何かを捨て続けて、友の前で命を燃やした。見届けたのがガエリオなのもマッキーには救いだろうし、アルミリアもマッキーの罪もすべてを背負うと決めた。もう十分すぎるほど素敵な人に囲まれていた、その事実をもっと早く知れば何かは変われたのかな?ガエリオやアルミリアと過ごせたはずの別の未来を…。
やるせない気持ちになるし、喜びも湧かないけど、燃え尽きた男の命はやはり不思議と輝いてます。結局彼も刹那の輝きだけを求めて去りましたが、カッコ悪いけどカッコいいです。この名前は忘れられない。
#50「彼等の居場所」
生きてる土壌がジュリエッタと三日月とでは違いすぎるし、永遠に分かり合えることなんて在り得ない(最後までジュリエッタは気付けないまま勝利を収めた)。多分それを汲み取れるのはギャラルホルンではラスタルだけかも(彼も多くの屍の上を歩き続けた人間だしね)。マクギリスの事もきっと分かったからこそ戦い続けた。
分かっていたけど三日月や昭弘は死んじゃったし、やっとイオクも死んでくれたし、決着は苦く結んだ。でもここまで見てきてオレはスッゲー不思議に思ってしまう。一体何のどの部分をアニメファンは批判したの?ほぼ粛清エンディングを避けなかったことが原因?それともキャラの死に様が呆気無さすぎるところゆえ?オレ相当この展開スッキリしてるんだけどな…。1期も2期も今時アニメでかなり攻めた作品だったし、絶対スタッフ・キャスト陣は誇っていいと思うけど。
オレが思うにファンの批判に屈して言い訳がましいことをイベントの追加情報に込めるのはどうかと思う。批判は批判で受け取るべき。それもまた仕事の一環。こんなところで何言おうと意味なんかないだろうけど、長井監督、素晴らしい時間をありがとうございました。これから関連書籍やBlu-rayをゆっくり買ってきます。金には一切恵まれないけど、自分の部屋に揃えたい初めてのガンダムですよ。胸張って断言します!
というわけで結びです。ずっと好きでいさせてもらいます!!!あ、でも昭弘とイオクの因縁、掘り下げてほしかった。オルガから聞いたんだろうけど、場面ないと伝わりづらいかと。
ossan_2014 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
*内容に変更はありません
一期のラストで主人公と子供たちに出された「宿題」は果たされ、二期の終幕では本が読めるようになった主人公。
しかし、その「先」を自らが考え出すには、作中の時間は足りなかったようだ。
{netabare}作中で何度も、教育が無いために稼いだ金銭の使い途すらも考えることが出来ないと描かれる鉄華団団員だが、彼らをまとめる唯一の理念は「家族」として表現される。
ヤクザの「一家」に近似してゆくのも、必然かもしれない。
主人公がアトラとの間に子供を作ろうとするのも、ヤンキーにありがちな早婚ではなく、「本を読める」ようになった主人公の精一杯に見出したものが、「家族」であったからだ。
クーデリアに「赤ちゃんを作ろう」と呼びかけるアトラは、別に性的関係を結ぼうと誘っているのではなく、言葉通りに「子供を作ろう」=「家族になろう」という素直な呼びかけをしているに過ぎない。
キャラクターの一人一人を、丁寧に細かく描写しているために、彼らの「家族」は、とても自然に強固なものに見える。
が、「家族」の枠を超えて人がつながるためには、何らかの理念が必要になる。
例えば、イデオロギーはその一つだ。
「家族」の実体性を演出するため、本作では「イデオロギー」は空虚な否定性として描かれざるを得ないようだ。
二期の冒頭でクーデリアに接近する「活動家」が、三流のイデオローグとして描かれるのがその現れだろう。
いや、イデオローグを名乗る、単なる「政治ゴロ」として描いてしまう視点が、本作のストーリーラインを規定している。
終幕のマクギリスの挙兵の場面において、彼の主張が対抗勢力から「たんなる詭弁だ」と一蹴されてしまうのも、同じ流れからくる必然だろう。
視聴者からはほとんど意味不明に見えるマクギリスの主張と戦略は、説得的なイデオロギーを描写することが、設定の必然によってあらかじめ不可能と定められていることによる。
ラスタルとの開戦の後、火星へ退却するマクギリスに対して「鉄華団の戦闘は、降りかかる攻撃を退けてきただけだ」と語るオルガだが、そもそも「鉄華団」を結成し、これを経営しなければならない境遇自体が、社会からの「攻撃」であるという視点は持てない。
自分の過酷な少年時代を、社会からの「攻撃」であったと自覚したマクギリスと対照的だが、ここでも「教育」の有無が視点の差を生んでいるようだ。
しかし、「攻撃」に対抗する反抗を、イデオロギーとして表現することまでは、上記の理由で出来ない。
イデオロギーが不在である結果、オルガは、ついに「家族」の生存を超えるその先を指し示すことが出来ないまま、最後を迎える。
社会的な不正義を表現する「理論」の不在が、マクギリスの決起に際して、火星側からは鉄華団ただ一つが参加するという作劇になって展開される流れを生む。
何らかの「理念」の共有が存在していないことが、「鉄華団」が応援勢力を招集できずに単体で戦闘参加する展開を必然化する。
「家族」を超える理念を持てない鉄華団は、「家族」外の助力を応集する影響力を持てない。
作中の「世界」においては自然で必然的な展開なのだが、この必然を生むのはイデオロギーの排除という設定だ。
この現状は、火星の「全住民」に関係する不公正の現れであると「理論化」するイデオロギーの不在。
「俺は儲かっているから関係ない」と言う者も例外ではないのだ、という「理論」の不在。
象徴的に言うならば、この「世界」には「ジオン・ダイクン」が不在である、と言えるだろう。
逆説的に、イデオローグ=ジオン・ダイクンの不在によって、この「世界」の政治性は定義されている。
作中からイデオロギーが排除されるのは、アニメ作品に政治的なものが入り込むことに拒絶的な視聴者の気分を配慮してのことかもしれない。
だが、アニメに政治を持ち込むな、というのも一つの「イデオロギー」だ。
アニメは政治と切り離されている、というのは、即物的な事実ではなく、そのような「見方」をするという態度表明に過ぎない。
ウヨクが「反日アニメだ」、サヨクが「大政翼賛アニメだ」と主張するときに、それぞれのイデオロギーからの視点を明確にしなくては説得力が皆無であるように、「政治的に中立なアニメ」とみるためには、中立性を証明する必要があるだろう。
自明の事実だからそんな必要はない、と言うだけでは、説明抜きに「反日アニメ」「大政翼賛アニメ」と言い放つ人がまともに相手をされない事態をなぞるだけにしかなるまい。
本作におけるイデオロギーの積極的な排除は、視聴者の欲望に応えて、中立性を自己証明する意図があるように見える。
しかし、イデオロギーの不在は、反対に立つギャラルホルンの、特にラスタルの立場をも不安定にする。
終盤の決戦におけるラスタルの立場や役割が、今一つすっきりと視聴者に了解されないのは、イデオロギーの不在が反対者のイデオロギーをも曖昧にするからだろう。
思い出したように「合法/非合法」や「マスコミ工作」が持ち出されるが、いかにも唐突だ。
作中の設定に入り込んでみれば、支配システムが劣化して「法治」が形骸化している、平たく言えば、「影響力」があれば法律に違反しても罰を受けなくても良いという、「支配者」が法律を捻じ曲げて世の中が動いているという状況だが、これも視聴者の政治観に寄り添った表現なのだと言えるかもしれない。
「政治」は「えらい人」が「上の方で」動かしている「難しい」ごちゃごちゃで、「自分なんか」には「カンケー無い」出来事であるという政治観を反映しているのだと。
だとすれば、自分の予想や期待に反する展開に出会うたびに「クズ」「カス」とレッテルを貼ることが権利であると疑わない視聴者が、終幕の不透明ですっきりとしない展開を間接的に制作者に要求したのだ、と言えなくもない。
だが、イデオロギーが不在であっても、それがそのまま政治性が無いということにはならない。
確かに、イデオロギーによる「正義」の争奪を、製作者は退けているように見える。
それぞれの立場に、それぞれの「正義」があり、互いに尊重し合うべきだというのが現在主流の考え方だろう。
それぞれの「正義」に応じて、「現実」はそれぞれに異なって見える。
他者の見え方を否定することはできない。
だが、通常の普通人は、他者と共に一つの現実に生きていると「信憑」しているはずだ。
歩行者天国に車が突っ込んできたとき、逃げ惑う人々を見ながら「彼らにとっての『車』は私にとっての現実とは限らない」と傍観する人はいないだろう。
誰でも一斉に車から逃げ惑う。
車から逃げなければならない同じ「現実」に、他者も自分も所属していると疑いの余地なく感じている。
いわば物理的に唯一であると信憑されている「世界」を、多様な価値観による異なった「世界」という解釈で取り仕切るのは、もう無理がきているのではないか。
「無理」は、「現実」的な衝突に至るほかないだろう。
本作の戦闘シーンにおいては、戦うキャラクターたちは、互いに交感することは無い。
敵手は、ただの邪魔者、排除すべき対象として現れ、殺すことに互いにためらいはない。
敵であっても殺してはならない、戦いは肯定されてはならない、といったアニメ的な理念は、つまるところ「現状の社会を乱すものが悪」というタブーへ行き着く。
いっけん非情な殺し合いを描く本作は、このような「タブー」の欺瞞を冷静に対象化する製作者の視線を物語っているようだ。
体制の不変を絶対とする「タブー」は、社会に圧殺されようとする者に反撃を禁じる。
普通に物語を構想すれば、反撃をするには、「タブー」を覆すに足る「正義」が要請されるだろう。
しかし正義を裏付ける「イデオロギー」が排除されていれば、残るのは、いかに体制から虐待されているかという事実性しかない。
マクギリスの空想的な決起の呼びかけの背後にも、社会に虐待を押し付けられた幼少期という具体性がある。
ともすれば「奴隷の鎖自慢」のように、一番不幸なものが一番正しいという「不幸自慢」に陥りかねない作劇だが、ラスタルや、イオクですらも背負うものがあることを丁寧に見せることで、製作者は巧妙に切り抜けているようだ。
こうした点で、キャラをかき分ける製作者の手腕は非常に巧妙だ。
こうして、互いが互いの邪魔者として、互いに排除しなければならない敵である非情な戦いは、製作者の怜悧な視線の下に実現した。
同時に、「正しい」を主張し合うのではなく、「許せないもの」を撃滅するという形での政治性が浮上する。
一期のレビューで、作品世界に「影響力」の綱引きという形で「政治」性が登場したと記した。
影響力は「正しさ」を主張するイデオロギーによってだけ生まれるものではないのではないか。
視聴者が「政治」が作品内に入り込むのを嫌うのは、イデオロギーの主張する「正義」が不完全で、自分の「正義」と完全に一致することが無いからだろう。
不完全な「正義」を、唯一絶対の「正義」だと主張するイデオロギーへの不信。
こんな「正義」で人が殺されるのを正当化されるのは、いかにもグロテスクに見える、と。
だが、政治性は「正しさ」を競う形でだけ現れるとは限らない。
何が「許せない」かという形での闘争もあり得る。
現実の政治においても、選挙の投票率が低いのは、「正しさ」が完全であるかという面からのみ「政治性」が捉えられているせいだろう。
商店で商品を選ぶように、「私を100パーセント満足させる商品=正しい候補に、対価=投票を与える」のが選挙であると考えていれば、どの候補にも投票できないのは当然だ。
が、絶対に「許せない」ものは何かという視点もまた、政治的だろう。
「許せないもの」を殴りつける棍棒のような道具として有効な候補者を選ぶ、という視点もあり得る。
「家族」的な絆で内向きに結束する鉄華団が、それでもクーデリアやマカナエと協同できたのは、「許せない」ものが共有されていたからだ。
理由は異なるかもしれないが、「現に、私が」許せないものが同じである共有性が、彼らを結び付ける。
こうして作中の闘いは、互いに「許せない」ものを叩き潰すものとして、描き出されることになる。
戦いの帰結が、互いの「許せない」ものをどれだけ消滅させるかの「影響力」の増減を生み出すだろう。
一期の終幕において、「許せない」ものへの攻撃として起ちあがった鉄華団の「蜂起」は、二期においてはマクギリスによって担われたようだ。
社会に敵対するものとして起こされた彼の決起は、主観的には「蜂起」なのだろう。
「蜂起」の同志は、彼と共に起った部下たちではない。
死の間際に、社会に反逆して戦いに挑む者たちの登場を予期したように、あとに続く無数の「蜂起」者へ向けて、先陣を切ったアジテーターとして自己了解していたのではないか。
殆んど一貫した理屈の見えないマクギリスの演説だが、そもそも「理論」は問題ではない。
「反対するなら代案を示せ」は、現状維持勢力が、反対=「許せない」と言わせないために持ち出すイデオロギー言語に過ぎない。
何よりもまず「許せない」と宣言すること。代案は反対の必要条件ではない。それが蜂起だ。
ラストで、再び影響力のプレーヤーとしてクーデリアが浮上する。
プレーヤーとしての登場自体が影響力の駆け引きの結果と描写されているが、駆け引きの結果でヒューマンデブリや火星自治の状況が改善されたのであれば、鉄華団やマクギリス艦隊の戦闘と死は、無意味だったのだろうか。
もちろん、彼らの闘いが支配階層を「改心」させて「正義」に目覚めさせたわけではない。
それが不満ですっきりしない視聴者もいるかもしれない。
結局、頂上に立つギャラルホルンの支配性はそのままではないか、と。
フランスでは1789年の大革命以来、19世紀を通じて共和制、帝政、王政と目まぐるしく政体が変わり続けた。
しかし、共和制から王政に変るときでも、選挙権や労働権、福祉などは、少しづつでも拡大してきた。
大革命という暴力と、続く大小の市民の蜂起という実力行使が、時々の支配者に、市民に「配慮」させざるを得ないよう強制し続けたのだ。
本作の「世界」で、ヒューマンデブリが存在し続けたのは、彼らを搾取することで利益を得るものが、存続を望み続けていたからと言える。
ヒューマンデブリが消滅すれば、それによって不利益を被るものが必ずいる。
破産して自死するものも出るかもしれない。
だが、「影響力」の駆け引きの地図が、支配者に、ヒューマンデブリに配慮しなければ「ならない」と強制するよう変化した。
これまでの既得権益者を死なせても、ヒューマンデブリを無くすようにと。
鉄華団の闘いこそが、支配者に「配慮」をさせる「影響力の地勢変化」を生み出したことは疑いないだろう。
支配者を打倒したかという意味では、鉄華団は「敗北」して「犬死」したと見える。
が、「許せない」ものを殴りつける闘いは、影響力の綱引きのバランスを変化させた。
一見、敗北したように見える闘いは、決して「敗北」ではない。
帝政によって覆されたかに見えたフランス革命が、市民権の拡大という意味で「敗北」ではなかったように。
このように政治アレルギーが嫌う「正義を掲げるイデオロギー」に導かれたものとは全く違う、「許せない」ものに抵抗する政治性が、本作には刻まれている。
本作ラストの火星と鉄華団生き残りの境遇は、「正義」の実現したユートピアとはとても見えない、不十分で微温的なものにしか見えないかもしれない。
実際にユートピアなどでは無いし、アドモス商会とテイワズの関係すら、将来は破綻してもおかしくはない。
いずれ、別の場所で別の誰かに「社会」の負が押し付けられてゆくのは、避けられないように見える。
だがその時には、新たな、別の「鉄華団」が生まれるのだろう。
マクギリスが望んだように、蜂起はいつでも繰り返され得る。
「許せない」ものへの反抗がある限り。
「正義」を掲げるイデオロギー不在の物語は、「許せない」ものへの抵抗という、より一層強固な政治性として現れたようだ。
政治的なものから遠ざかるという宣言は、消極的には現状の政治への賛成という形となって、現状の固定の威力として統合されてしまう。
中立であるという自己認識は、意図せずに、現状という「特定の」政治的立場への賛成となって政治性を帯びざるを得ない。
果たして計算の結果かは分らないが、いっけん政治性を拒絶している本作は、安直な「中立」の罠に囚われることなく、現代的な政治性をあらわにしている。
二人の「母親」とアカツキの前に広がる、希望に満ちている未来とも、凡庸で灰色の未来とも決めかねるラスト。
「泣ける」とも「笑える」ともレッテルを貼られることを拒絶する両義性が、象徴的に思える。{/netabare}
正義に反する「から」許せないのだ、と考えて行動するとき、まず「正義」が先行して在る。
もしも「正義」を支える基準が変化したり、行為が敗北した時、「正義」の名においてなされた一切の行為も否定されざるを得ないだろう。
が、「許せない」がまず先行し、「なぜ」許せないかの根拠づけとして「正義」が生じるとしたならば、「正義」が否定されたとしても「許せない」の存在は決して消去し去ることはできない。
蜂起の純粋性とは、「許せない」の先験性にある。
本作において、「許せない」を裏付ける「正しさ」の描写は確かに十分ではない。
「正義」が先行して戦いを正当化する、という従来型の作劇になれていれば、意味が不明なところも多いだろう。
しかし、「許せない」が先行する蜂起を描き出したところに、本作の独創を見たい。
snn1123 さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
すべてにおいて高水準。
特に脚本が凄い。深い。どれほど人生経験を積めばこのような素晴らしい脚本が書けるのか。脱帽です。
良い作品をこの世に送り出してくれた製作陣にただただ感謝します。
kurosuke40 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
Ka-ZZ(★) さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
機動戦士ガンダムシリーズ…私は初期とここ数年で放送されたレコンギスタやUC以外がスッポリと抜け落ちているので、ガンダムシリーズには疎いと思っています。
ですからこの作品に関して巷の噂はチラホラ聞こえてきますが、私にとってこの作品の評価は決して低くありません。
むしろ分かりやすく面白い、という印象を持った、というのが正直な気持ちです。
決して枯れることの無い鉄の華を掲げた「鉄華団」
枯れない華は彼らの希望であり、居場所そのもの…
だから失う訳にはいかなかったから全力で立ち向かった…だってもし失ってしまったら自分だけじゃない…大切な家族の居場所を奪ってしまうことになるから…
鉄華団に入ったのは、もしかしたら「たまたま」という人がいるかもしれない…
オルガのカリスマ性…一度歩み始めたら成し遂げるまで絶対に立ち止まらないミカの勇姿…アトラの優しさやクーデリアの魅力…
こんなにも強く輝く個性が揃った組織が、行く当ても…明日の食べ物すら無い自分に手を差し伸べてくれている…
自分を家族だと言ってくれる…
こんな温かい場所なら身を置きたいと思います。
頑張らなきゃ…って思います。
そしてそれはミカやオルガも一緒…
鉄華団の事を何より優先してきたオルガ…
その双肩には鉄華団という重圧がいつも重く圧し掛かっていて、いつ潰れてもおかしくなかった。
オルガだって、人生経験なんてそれほど積んでいる訳ではないのだから…
だから例え間違ってもおかしくないし、許されて然るべき年齢だと思います。
ですが、彼に対する世間の風当たり…正直厳しすぎると思いました。
もちろん、大人の事情も分からない訳ではありません。
それを差し引いてももっと情状酌量の余地はあったのではないでしょうか…
だって彼らは未来の希望…金の卵なんですよ。
オルガから選択肢を奪ったら…鉄華団の進む道って一つしかないじゃないですか…
視点を少し変えて登場人物ですが…
個人的なイチオシは断然アトラです。CVは金元さんという鉄板の組み合わせ…
機転の利く頑張り屋さん…ちょっとブカブカの鉄華団のユニフォームが何故かとても良く似合っていて、鉄華団をしっかりと陰で支え続けてくれました。
彼女がミカを想う気持ちはきっとオルガだって敵いません。
だからどんな状況でも気持ちは微塵も揺らぐことがないから、本当に言いたい事が言えたんだと思いますし、受け止める事ができたんだと思います。
鉄華団の躍進は確かに奇跡的だったと思います。
でももう一つの奇跡は…間違いなくアトラが起こしてくれたと思います。
そしてその軌跡はアトラだけでは起こす事はできません…きっと思いが通じ合った二人に神様がくれたプレゼントだったのではないでしょうか。
そして主人公の三日月・オーガス…小柄であどけなさが残る顔立ちの彼は、失敗の確率が高い阿頼耶識システムの手術を3度も受けた強者です。
この手術も彼の特徴ではありますが、一番の特徴は戦闘スタイルだったと思います。
目の前の障害物を全力で排除する…
あいてとの力量がどんなにあっても決して手を抜かない…
その両の目は常に前を見続けている…
これって鉄華団の生き方そのものだと思いませんか?
だからオルガは理想や空想を並べ立てていた訳じゃなく、ミカが一つ一つ具現化していたんだ…と考えるとミカとオルガの関係の深さがうかがい知れます。
…ここまでレビューを書いてきて一番思うのは「無駄な血を流し過ぎた」という事です。
オルガを支え続けたビスケット…
クーデリアの痒いところにしっかり行き届いていたフミタン…
名瀬のためだけに在り続けたアミダ…
只でさえ苦しい状況が続いているんです。
そんな時に寄りかかって安心できるのは仲間の存在…
それを大人の事情に子供を巻き込んだ挙句、筋の通らない事を平気でやってのける…
途中からどっちが大人か分からなくなるほど無念さを感じました。
その後、ラフタの一件ではそんな気持ちを取り越して激しい憤りを感じましたけれど…
もし、この一件が無かったら…たらればを言っても仕方ありませんが、どうしても考えてしまいます。
結果は覆らなかったかもしれない…けれど向かう気持ちは全然違ったと…
オープニングテーマは、SPYAIRさんの「RAGE OF DUST」とKANA-BOONさんの「Fighter」
エンディングテーマは、GRANRODEOさんの「少年の果て」とUruさんの「フリージア」
流石ガンダムシリーズ…良曲揃いだったと思います。
個人的に好きだったのは「少年の果て」でした。
カラオケでは散々でしたけれど…
今期は2クール25話で、全体では4クール50話の大作でした。
生きていくため…家族を守るために戦うんだ…
そんな鉄華団のみんなは間違いなく輝いていたと思います。
しっかり堪能させて頂きました。
nf918 TELL さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.5
作画 : 4.5
声優 : 3.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
一期から楽しませていただいていた作品でした。しかし、最終話の一歩手前で評価大幅ダウンです。ああなってしまうのは当たり前といえば当たり前なのですが、まさかあそこまで無計画だとは…あの展開は物語を楽しむという点では評価ダウンです。それでもこの作品のいいところでもあるご都合主義をなくした容赦のない展開は好感が持てました。と同時に受けるショックも大きかったです。
理不尽や汚い正義を掲げる者たちに挑み続けた少年たちの物語、ただ自分たちの居場所を求めただけで散っていった華たちの物語です。最後はそれなりに綺麗に終わっていましたし、土台である世界観はとてもしっかりしていました。
Nasty.* さんの感想・評価
2.8
物語 : 2.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
アッキー さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.0
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.0
状態:観終わった
こーたんΩ さんの感想・評価
3.7
物語 : 2.5
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
退会済のユーザー さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
このアニメは異色で、味方や敵も含めて、それぞれ様々な生き方をしているのだなと思いました。己の信じる道、あるいは他人に付き従い、使命を全うする。それぞれのキャラの生き方に感動しました。
LySby34526 さんの感想・評価
1.0
物語 : 1.0
作画 : 1.0
声優 : 1.0
音楽 : 1.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
色々意味不明な駄作だった。
ストライク さんの感想・評価
3.9
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ラルさん さんの感想・評価
3.3
物語 : 2.0
作画 : 5.0
声優 : 3.0
音楽 : 5.0
キャラ : 1.5
状態:観終わった
星々 さんの感想・評価
2.5
物語 : 1.0
作画 : 4.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 1.5
状態:観終わった
D.D さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
武闘派ヤクザ物をガンダムでやりました。ですかね
お話的には
{netabare}
まんま武闘派極道作品の流れのままで
結末まで全く想像を裏切らないでガッカリと言った感じ
超個人的には最後に生き残る方が意外性があったかなと
逆にその辺はやはりガンダムなのでこの結末は想定通りかな
{/netabare}
まぁそれでもやっぱり戦闘シーンとかガンダムはカッコいいですしで面白かったですけどね
武闘派極道作品等に触れる機会の無かった方は新鮮かもしれません
超個人的には展開が読め過ぎて意外性が無いので、純粋にドキワクしながらは楽しめなかったかなと
ガンダム作品としては?と聞かれると
私はファーストリアルタイム世代なのでガンダム作品はやはり宇宙世紀物が好きです
chariot さんの感想・評価
4.0
物語 : 3.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
退会済のユーザー さんの感想・評価
3.4
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.0
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
NANA さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:途中で断念した
途中で視聴が止まってしまったので評価はしていません。
一期から視聴、硬派なガンダムという印象でした。
自分は二足歩行ロボットにリアリティを持たせるためには神経接続(+重力制御技術)しかないと思っていたので、オルフェンズの設定は興味深かったです。(仕組みがやや生々しいですが。)
設定だけでなく、物語もフィクションでありながらリアリティを追求しようとしていた意欲作だと思いました。
でも、リアリティを追求するあまり、身動きが取れなくなってしまったような…(結末は知りませんが)
1期視聴時からハッピーエンドにはなりにくいガンダムだと思ってました。誰が死んでもおかしくない、クーデリア以外は皆死んじゃうんじゃないかとか。でも、思い入れのあるキャラもいないので、辛いと言うよりひたすら暗い話だなという印象でした。
特に、主人公があの性格では共感し辛く、視点が定まらないので集中出来ませんでした。(^^;;
自分の場合、キャラに共感出来ないと興味が続かず、ストーリーも頭に入ってきません。当然、話が理解出来ず面白味が感じられないので視聴が苦痛になってしまうようです。(だからアニメ苦手なのかも)
三日月は、死ぬキャラだからわざと感情移入し辛く描いているのかなとすら思いました。(結末は知りません)
三日月が共感し辛いので他のキャラ視点で見れれば良かったのですが、皆真面目で良い人…でも、いまいち個性に乏しい。いや、感覚的なものなので、やっぱり自分に合わなかっただけかも。
最後まで見ていないのでわかりませんが、三日月がストーリー上どういう役割だったのかは気になります。幼少期から悲惨な境遇で生きてきたがために感情が欠落した主人公が、仲間と一緒に戦い傷付きながらも人間らしく生きることを望みそれを勝ち取る…ようにも思えませんでした。(^^;;
字を覚えたりはしていましたが、人間らしい変化は感じられず。ひたすら破滅に向かって突き進んでいる悪魔の申し子のようにしか見えませんでした。
仮にそうだとしても、それはそれでアリなのかな。ただ、アニメなのでやっぱりホッとしたりスカッとする瞬間が欲しいわけです。ご都合主義と言われても。そういう点では、アニメ的な見せ場(カタルシス)が足りなかったように思います。
ああああ27 さんの感想・評価
3.3
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 1.5
状態:観終わった
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ Ⅱのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。
あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら。
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ Ⅱのレビュー・感想/評価に関する疑問点、ご質問などがございましたら
こちらのフォーム よりお問い合わせください。
大仕事を成し遂げ火星に帰還した鉄華団は、テイワズの庇護の下、ハーフメタル利権に由来する豊富な資金を元に、地球に支部を置くほどの大企業となる。一方、彼らの活躍によって少年兵の有用性が示されたことで、戦場に駆り出される子供やヒューマンデブリの数は激増し、世界の治安は悪化の一途を辿る。エドモントンでの戦いから2年後のある日、アドモス商会の社長となったクーデリアからハーフメタル採掘場の視察の護衛を依頼された鉄華団は、サンドバル・ロイター率いる宇宙海賊夜明けの地平線団の襲撃を受ける。テイワズ本部からガンダム・バルバトスルプスを受領した三日月の活躍で撃退に成功するも、地平線団は主力艦隊を投入して鉄華団を殲滅しようとする。鉄華団と協力関係を結んでいたマクギリスは、部下の石動・カミーチェ率いる援軍を派遣するも、そこにマクギリスを警戒しているアリアンロッド司令のラスタル・エリオンが派遣したイオク・クジャン率いる第二艦隊が介入し戦況は混迷を極めるが、三日月がサンドバルの身柄を抑えたことで戦いは終結。彼らと手を結んでいた活動家団体テラ・リベリオニスも三日月たちによって粛清される。その頃、アーブラウでは防衛軍の発足式典が行われるが、その最中に蒔苗を狙った爆弾テロが発生する。やがて、この事件はSAUの関与が疑われ始め、両者の間では戦争の機運が高まる。(TVアニメ動画『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ Ⅱ』のwikipedia・公式サイト等参照)
河西健吾、細谷佳正、梅原裕一郎、内匠靖明、村田太志、天﨑滉平、田村睦心、斉藤壮馬、寺崎裕香、金元寿子、櫻井孝宏、大川透
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ジャンル:TVアニメ動画
放送時期:2016年秋アニメ
「堕ちた強豪、飛べない烏」―――。 かつてそう呼ばれた烏野高校が、ついに辿り着いた“頂"の舞台。 春の高校バレー宮城県代表決定戦、決勝。 インターハイ予選準決勝で青葉城西高校に惜敗し、春高予選へと再始動した烏野が、 さらなるレベルアップを求めて挑んだのは関東強豪チームと...
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放送時期:2016年秋アニメ
小さい頃から妖怪を見ることができた少年・夏目貴志。彼は、祖母レイコが妖怪を子分とする証にその名を書かせた契約書の束である「友人帳」を 継いで以来、自称用心棒の妖怪・ニャンコ先生と共に、妖怪たちに名を返す日々。 夏目は、さまざまな妖怪や心優しい人たちと出会い、あたたかな場所を築...
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放送時期:2016年秋アニメ
日本中の期待を背負って挑んだグランプリファイナルで惨敗… 故郷吸収に帰ることになったフィギュアスケーター勝生有利。 「現役続行と引退はハーフ ハーフ…」そんな気持ちで実家に引きこもっていた勇利のところに突然やってきたのは世界選手権5連覇のヴィクトル・ニキフォロフで… 日本の崖っ...
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放送時期:2016年秋アニメ
西暦1939年、帝国主義国家ゲルマニア帝国は突如隣国に侵攻を開始した。その戦火は一気に欧州全域へと拡がり、時代は大戦の渦に巻き込まれていく。そして1940年、ゲルマニアはその矛先を美しい水と緑に恵まれたアルプスの小国エイルシュタット公国に向けようとしていた。
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放送時期:2016年秋アニメ
三浦しをんさんの小説「舟を編む」が原作。 玄武書房に勤める馬締光也(まじめ・みつや)が、辞書編集部で新しい辞書「大渡海」を編集することになる……というストーリー。定年間近のベテラン編集者、日本語研究に人生を捧げる学者、徐々に辞書に愛情を持ち始める“チャラ男”など個性的な面々の中...
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放送時期:2016年秋アニメ
我聞悠太は高校2先生。一攫千金狙いのオカルト板まとめ系アフィブログ“キリキリバサラ"を運営し、世に数多存在する超常現象を科学的に「バッサリと斬り斬りしちゃう!」べく、日夜オカルトに挑んでいた。ところが、そんな彼のブログをきっかけに、徹底的にマニアックでおかしな同志たちが大集結。出...
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放送時期:2016年秋アニメ
家計の財政難のためにファミレスでバイトをすることになった東田大輔。 しかし、そこには料理音痴フロアチーフ、 なんでも金にものを言わせるホールスタッフなど、 まともな人間がいないファミレスだった…! ?