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「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ Ⅱ(TVアニメ動画)」

総合得点
69.2
感想・評価
479
棚に入れた
1837
ランキング
1880
★★★★☆ 3.6 (479)
物語
3.4
作画
3.8
声優
3.7
音楽
3.6
キャラ
3.5

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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ Ⅱの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ようやく聞けたあのセリフ

正直、1クール目は内ゲバ感強すぎて蛇足だったかなと思わずにはいられない。
無駄死にしてんでは?
アキヒロの女心への疎さを表現したかっただけか?

中盤~最終回にかけて敵味方両サイドの主要キャラクターが死にまくりで過去のガンダムシリーズでもあったらしい鬱エンド路線よな。意味のなさそうな無様な圧死てどうなん?

やっと有名なセリフ聞けたのは機動戦士ガンダム鉄血のオルフェンズ第48話約束。
火星の鉄華団本部をギャラルホルンに包囲され本部の通信設備は無力化、マクギリスがガンダムバエルで作った隙を突き、オルガはクーデリアとアトラを伴い何とか脱出、アドモス商会へ辿り着く。蒔苗東護ノ介との連絡がつき、さらにはタービンズ残党を仕切るアジーからの伝言も聞き、ようやく窮地を打破する足掛かりが見えたその時……
ノブリス・ゴルドンの部下たち(無名のモブキャラ達)が独断でオルガたちを襲撃。同行していたライドを庇い、無数の凶弾を受けたオルガは、三日月から預かっていた拳銃で刺客の1人を撃ち、ひたすらに前に進みつつ、自らの血の海の中に倒れ息絶える、という最期。「俺は止まんねぇからよ、お前らが止まんねぇかぎり、その先に俺はいるぞ!だからよ、止まるんじゃねぇぞ…。」

当時のリアタイ視聴者たちは味方サイドの兄貴分キャラだけにオルガの華々しい最期を期待していたようだ。
全滅の危機を避けるためにオルガが選んだ方法は、「鉄華団員全員分の個人情報を改竄して指名手配を外し、戦闘を政治的に回避すると同時に追跡を逃れる」というもので肩透かしに近いものだったらしい。鉄華団とは逆に一発逆転に賭けて最後まで諦めなかったマクギリスは敵将ラスタルを討てず戦死。元友人との華々しい格闘。涙涙。
一方のオルガは咄嗟に仲間の1人を庇ったためにバカスカ撃たれ、お返しに銃弾を1発当てるが、そのまま逃げられ、非常事態にも拘らず冗長に喋り、そのままあっけなく死ぬ」というある意味衝撃的な展開であり、これが賛否両論。
直前にライドが「なんか静かですね」と発し、不自然なまでに盛大なフラグを立てるし、オルガがアドモス商会本部から出てくるシーンで、事前に指名手配されていると念を押されていたにも拘らず変装や仮装の類を一切せず、普段通りの派手な服かつ素顔。外で待機しているオルガの護衛がチャド1人。
ヒットマンの接近に気付かず、近くに遮蔽物となる建物があるが、逃げも隠れもせず、その場で背を向けて、ライドを庇い、全身に銃弾。作中のオルガの高い身体能力であれば仲間を担いだまま十分逃げ込めたはずでは?との疑問
オルガ達とヒットマンの距離は数十メートルは余裕で離れ、「すぐ近くに遮蔽物となりうる建物がある」ので逃げに徹するだけで、運悪く当たってしまった銃弾で怪我をすることはあっても、死ぬような最悪の事態は回避できた。止まって座り込んだからこそ寧ろ被弾する確率を自ら大幅に増加させ、これまで戦いの場に身を置いていた者としては愚行としか言いようがない。被弾する際の音が「ポスッ!ポスッ!」と情けないほどに軽いため、大してダメージを受けているように見えない。誰も応急処置しない。などなど他の主要キャラクターの死亡シーンに比べると、違和感が多くて軽い、実はまだ生きている説もあがるほどだったが、後日談で彼の死が確定。後のインタビューでオルガの死亡シーンは他にも案があったらしいが、一例が「仲間にジュースを奢ろうと、単独で自販機に寄った帰りに撃たれる」というもの。自動販売機を出してしまうと時代設定がややこしくなるという理由でボツになったらしい。
彼が絶命する瞬間がサタデーナイトフィーバーのパッケージにおける主人公のポーズに似ていたため、純粋に悲しめない、むしろオチに見えて失笑してしまった人が少数いたらしい。
フラグを立ててから、オルガが例のポーズで息絶えるまでの場面だけを抜き取られると中途半端なギャグにしか見えないという事が発覚してからずっとネタにされてたようだ。これまたフリージアが流れるのが良いらしい。

そして物語のラストのほう。
火星外からの砲撃はさすがにきつすぎたな。
最後は見事に散った三日月。首を取って勝利とは侍のようだ。

三日月の子供大きくなってというかアトラが大きくなるのはよく分からん。
妊娠できる体になってからまだ身長伸びるもんなん??地味に子作りしているのはびっくりどうやって??
クーデリアの側近として一部生き残り組いたり、ライドは敵討ちで姿を消したり(オルガの身体から流れ出た血が前へ前へと流れ続ける演出で彼の遺言を補強したのに、オルガの復讐としてテロ活動は遺言に背いている)と物語はまだ続くというエンド。

OP
RAGE OF DUST SPYAIR
Fighter KANA-BOON
ED
少年の果て GRANRODEO
フリージア Uru
挿入歌
天空の先へ 鈴華ゆう子
フリージアは最高の楽曲やった。ずっと聞ける。透明感のある歌声。


以下はアマゾンプライムから引用のあらすじ。
三日月・オーガスが所属する鉄華団は、クーデリア・藍那・バーンスタインの地球への護送からアーブラウ代表指名選挙を巡る戦いで一躍名を上げた。そしてその戦いでギャラルホルンの腐敗が暴かれたことにより、世界は少しずつではあるが確実に変わりつつあった。アーブラウとの交渉で得たハーフメタル利権のもとテイワズの直系となった鉄華団は資金も潤沢となり入団希望者も増加。その規模は地球にも支部を置くほどとなった。また地球への旅で世界の実情を知ったクーデリアはアドモス商会を設立。現実的・実務的な側面から火星の経済的独立を目指す。だが名を上げ新たな道を歩みだした彼らを快く思わない輩も数多く存在する。アドモス商会が行うハーフメタル採掘場の視察。その護衛を依頼された鉄華団団長オルガ・イツカは新たな敵の襲撃を察知する。オルガの指揮の下、鉄華団そして三日月はモビルスーツ「ガンダム・バルバトスルプス」と共に敵撃退へと向かう。

シーズン1エピソード1 - 第26話 新しい血
三日月が所属する鉄華団はクーデリアから、ハーフメタル採掘場視察の警護を依頼される。鉄華団の警備の下、視察の日程は無事に終了しようとしていた。しかし突如現れた宇宙海賊によって、鉄華団は強襲を受けてしまう。

シーズン1エピソード2 - 第27話 嫉心の渦中で
犠牲者は出たものの、無事、宇宙海賊「夜明けの地平線団」を退けることに成功した鉄華団。しかし撃退したのは巨大な宇宙海賊の一部隊だったということが判明。オルガは更なる襲撃に対し迎え撃つことを決意する。

シーズン1エピソード3 - 第28話 夜明け前の戦い
可能な限りの戦力を投入し、夜明けの地平線団団長サンドバル・ロイターの捕獲に向かう鉄華団。戦力差に苦戦する中、ギャラルホルン月外縁統合艦隊アリアンロッドも参戦。鉄華団、アリアンロッド艦隊、夜明けの地平線団の三つ巴の混戦になってしまう。

シーズン1エピソード4 - 第29話 出世の引き金
夜明けの地平線団による襲撃の落とし前を付けるため、三日月とオルガは思想家団体テラ・リベリオニスのアリウムの元を訪れる。一方、ギャラルホルン火星本部にはマクギリスが到着。鉄華団にある誘いを持ちかける。

シーズン1エピソード5 - 第30話 アーブラウ国防軍発足式典
アーブラウの軍事顧問となった鉄華団地球支部は、アーブラウ防衛軍結成式典の準備で慌ただしくなっていた。蒔苗の依頼で、式典会場の警備を担当する鉄華団。しかし、会場からは爆音とともに黒煙が昇る。

シーズン1エピソード6 - 第31話 無音の戦争
アーブラウとSAUによる経済圏同士の紛争は、両軍がにらみ合うバルフォー平原で開戦。ガラン・モッサの指揮の元、鉄華団も戦闘に加わるが、連日続く消耗戦に疲弊していく。

シーズン1エピソード7 - 第32話 友よ
SAUからの調停要請を引き受けたギャラルホルン。長引く戦況を打開するためマクギリスは自らモビルスーツで戦場へ出撃する。アーブラウ側の戦力を削るマクギリスのもとに、ガラン率いる一隊が急襲する。

シーズン1エピソード8 - 第33話 火星の王
SAUとアーブラウ、両経済圏が和平調停を受け入れたことで戦いは終わる。鉄華団は犠牲となった団員を偲びつつ地球からの撤退を決定する。

シーズン1エピソード9 - 第34話 ヴィダール立つ
地球での一件を経て鉄華団とマクギリスとのつながりはより強固なものとなる。一方、アリアンロッド艦隊で調整中だったガンダム・ヴィダ―ルが、遂にロールアウトする。

シーズン1エピソード10 - 第35話 目覚めし厄祭
鉄華団が管理する採掘場から発見された、巨大な物体。物体の正体についてオルガから連絡を受けたマクギリスは火星を秘密裏に訪問することを決断する。

シーズン1エピソード11 - 第36話 穢れた翼
目覚めたモビルアーマーは大量のサブユニットを引き連れ、人口密集地に向け侵攻を開始。鉄華団は侵攻を食い止めようとするが、その圧倒的な力と数に翻弄される。

シーズン1エピソード12 - 第37話 クリュセ防衛戦
数で不利な鉄華団は、マクギリスに協力を仰ぎ、モビルアーマー掃討作戦を実行に移す。そんな中、モビルアーマーに対峙したバルバトスに異変が起こる。

シーズン1エピソード13 - 第38話 天使を狩る者
絞り出すようにバルバトスの力を引き出す三日月。モビルアーマーとの戦闘が、激しさを増していく。

シーズン1エピソード14 - 第39話 助言
タービンズから出向していたラフタらが、鉄華団を離れることに。一方テイワズでは、組織のNO2、ジャスレイ・ドノミコルスが新たな動きを画策していた。

シーズン1エピソード15 - 第40話 燃ゆる太陽に照らされて
危機に陥ったタービンズへの救援を止められた鉄華団。名瀬の思いを受け止め自制するオルガだったが…。

シーズン1エピソード16 - 第41話 人として当たり前の
歳星にて葬儀がつつましく執り行われる。ただジャスレイはさらなる手を打とうとしていた。

シーズン1エピソード17 - 第42話 落とし前
バルバトスの改修も終わり戦力を整えた鉄華団。意を決してジャスレイとの直接対決に向かう。

シーズン1エピソード18 - 第43話 たどりついた真意
ギャラルホルン地球本部が青年将校たちのクーデターにより制圧される。その最中、本部地下施設へと向かうマクギリスの姿があった。

シーズン1エピソード19 - 第44話 魂を手にした男
クーデターに対しラスタル・エリオン率いるアリアンロッド艦隊は全隊を集結させようとしていた。

シーズン1エピソード20 - 第45話 これが最後なら
紆余曲折の末、鉄華団もアリアンロッド艦隊との戦いに臨むこととなるが…。

シーズン1エピソード21 - 第46話 誰が為
鉄華団は起死回生の一撃と共に戦場からの離脱を図る。一方マクギリスとガエリオの戦いも熾烈を極めていた。

シーズン1エピソード22 - 第47話 生け贄
鉄華団は火星本部へと帰還し仕切り直しを図る。しかし情勢は一変していた。

シーズン1エピソード23 - 第48話 約束
苦境に立たされた鉄華団。そして火星本部周辺にはギャラルホルンの大部隊が展開し始める。

シーズン1エピソード24 - 第49話 マクギリス・ファリド
ギャラルホルンによる鉄華団掃討作戦。その開始の時が刻々と迫っていた…

シーズン1エピソード25 - 第50話 彼等の居場所
ギャラルホルンは鉄華団掃討作戦を開始する。立ち向かう、鉄華団の未来は――。

投稿 : 2024/11/27
閲覧 : 13
サンキュー:

5

ネタバレ

星室 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

敵に一切の魅力がない

一期で暗躍したマッキーの狡猾さが一切台無し。
マッキーが頭バエルでアホキャラムーヴ。
一期のマッキーなら、ラスタル程度の小物を完全に策で絡めて倒せただろう。
んで、ラスボスのラスタルおじさんは、頭ダインスレイブだから、終始違法兵器で主人公勢ボコりまくって、大した損害もなく完全勝利。
視聴者は鉄華団の活躍を見たいのであって、こんなぽっとでの小物糞ジジイが完全勝利する物語は望んでない。
一期で鉄華団主体の物語が、二期では完全に鉄華団は蚊帳の外、ただ流されるだけの無能な組織に成り下がる。
唯一の鉄華団の良さのがむしゃらさすら、最後はなくなる。
あれだけ色々足掻いた結果この終わりは本当にない。
ジュリエッタはただただ妄信的にラスタル信奉する雌犬で、大して強くもないので魅力値0。
イオクは知っての通り、無能なのに部下に見捨てられない上に更に部下達が結束する謎キャラ。魅力値-100。
ラスタルは反則も厭わず完璧に主人公勢をぶちのめして勝利を掴むキャラなので魅力値0。
何ならラスボス勢より、テイワズ内輪で糞ムーヴしまくったジャスレイの方がしっかり命乞いして死んだから、敵キャラとしてはまだ魅力がある。
とにかく二期は酷すぎて、見直す気にすらなれなかった。
新キャラを上げるために、既存キャラを無能にするのは、脚本としてマジで終わってる。
じゃあ、どうすれば良かったか?
そりゃ、皆等しく不幸になれば良かったよ。
マッキーがもっと早い段階でギャラルホルン乗っ取り、ラスタルには早々退場して貰ったのち、鉄華団VSマッキーの構図にすれば良かった。
んで、マッキーことギャラルホルン倒した鉄華団によって、地球圏も火星圏も大混乱、ちゃんちゃんなお話がアナザーガンダムらしくていいし、何なら鉄華団はそっちの方が生き生き暮らせるでしょうに。

投稿 : 2024/06/25
閲覧 : 54
サンキュー:

1

ネタバレ

栞織 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

スタインベック的世界の任侠もので

テレビでは36話あたりで脱落して、その後見たり見なかったりだったので、このほどdアニで最後まで視聴しました。昔の時の記憶はおぼろげなのですが、明らかに作画・脚本・演出が修正されていたと思います。具体的に言うとメリベットと雪之丞のいきさつが削られていましたし、ガエリオとアインのアラハバキシステムの連携はテレビではなかったような気がします。これらはおそらくテレビ放映時にファンからの声で不評だった点を改善したものと思われます。そのような修正箇所は多岐に及んでいて、私にはいちいち指摘することは困難です。なにしろ五年ぐらい前に放映で一回見た限りですので、違っているというのも私の気のせいということにされるかもしれません。そのあたり自信がないのですが、見ていて本当に違っているような気がしました。

ただ修正箇所も作画的には少しよくなっているだけで、もともとのキャラデザインが劇画の昔のもののようなデザインなので、その点は同じです。これはおそらく男臭い世界を描くということで、キャラ萌えを排したものにされているのだと思います。おそらくこの世界観の念頭に置かれたのは、アメリカ文学のスタインベックの世界です。私は読んだことはないのですが、鉄華団たちヒューマンデブリが宇宙ねずみと蔑称されていたのは、スタインベックの「ハツカネズミと人間」からとられているのだと思います。全体的にアメリカ中西部の比較的の貧しい地域と、クーデリアに代表される東部の白人社会の対比で描かれた作品で、これもアメリカでの放映も視野に入れての世界観の構築だと思います。つまり非常にアメリカナイズされた作品ということなのですが、描かれる話は日本人にもなじみ深い任侠ものの世界で、その点は日本でも受け入れやすかったのではと思います。もちろんアメリカでのギャング映画からの引用も多かったですが。全体的には従来のアニメファンを切り捨てた映画志向で作られており、シノがここぞという時に狙いを外したり、ラストの鉄華団がほぼ壊滅してしまうあらすじと言い、非常に大人っぽいビターなテイストで描かれた作品です。

しかし苦言を呈するとすると、ビーム砲などの発達した科学兵器の使用が今は禁じられているという裏設定がなかなか画面から伝わって来ず、過去の厄祭戦がどういった内容だったか想像するしかない状態で、そのあたりが群盲が象をなでる印象だったのは否めません。そのあたりがうまく説明されており、今はダインスレイブを使用しているというのがよくわかる話であり、またその状況だからこそ鉄華団の連中があのようなジャンクや生活を余儀なくされたという部分が最初から説明されていれば、もっといい作品になったのではないかと思います。つまりもっと全体的に包括した世界観で描いてほしかったです。

36話以降を今回見ましたが、シナリオは改善されていたと思いますので、もし機会を逃している方は見た方がいいかもしれません。しかしあらすじには感心しましたが、テイワーズのつながりのあたりは非常にわかりにくかったですし、やはりシナリオは改善されていてもベストとは言い難い作品だと思います。今後のガンダムではこの鉄血より悪いシナリオにはならないように祈っております。

投稿 : 2022/11/23
閲覧 : 168
サンキュー:

4

ネタバレ

オカ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

仲間と生きる為にもがく少年たちの物語。

バルバトスの武器が毎度、武骨で良い。

組織として駆け上がって行く鉄華団。
腹黒い大人達の中、自分達の守れる場所を求めて。
だが、大きくなった組織では、それぞれに立場ができ誤解や軋轢が生まれていく。

チャドが負傷し意識のない間、タカキとアストンが騙され利用される展開は心が痛む。

どんどんと壊れていくミカヅキの体に、弱音を吐けないオルガ。

唯一オルガが頼りにしていた名瀬も卑劣な敵の罠に散っていく。

マグギリスに乗せられ鉄華団は最後の戦いへ、、
シノの命をかけた特攻も実らず叫ぶ
『チクショーっ』の言葉が重い。

どんどん死んでいく主要メンバーや、仲間に心が折れそうになるオルガ、鉄華団。

追い詰められた所で生き延びる希望が見えた瞬間、オルガが暗殺される。

ミカヅキは皆んなを逃す為、敵には悪魔と呼ばれる程、最後まで戦い散る。

報われて無いのかもしれないが、少年たちが仲間と生きる為に最後まで、もがいた物語。

本当に感動した。

投稿 : 2022/06/22
閲覧 : 152
サンキュー:

2

ネタバレ

Kiriharu さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

寿司屋に行ったらハンバーガーが出てきたような詐欺感

ガンダムシリーズは初見です。
宇宙に人類が進出した未来で、過酷な環境で酷使されていた青年たちが、明るい未来を夢見て戦い、成り上がりを目指す物語を軸に、権力者や改革を志す者の様々な思惑と闘争を描いた作品。
オススメできる人:シリアス系、バッドエンドの物語が好きな人、とにかくロボットの戦闘が好きな人
オススメできない人:可愛いor格好いいキャラクターを楽しみたい人、頭脳系のバトルが好きな人、ハッピーエンドが好きな人

私は完全にこのオススメできない人だったので、最後まで観ましたが正直つまんなかったなという感じです。理由を挙げるならば、①キャラがよく死ぬが、後半になるにつれて、作業のように殺していく感じで、無理やりシリアス感を出そうとしてるように思えた。ラフタとか名瀬とかその他とか殺した割に物語に深みもでないような気がする②ダブル主人公の死亡も分かっていたが微妙。生かしてビターエンドの方がまだましでは③マクギリスの後半の場当たり感も残念。それにマッキーがあそこまでギャラルホルンを恨んでいた理由もいまいち納得出来ない。ガエリオとの絡みも薄っぺらい④クーデリアって結局何の為にいたの?前半で用済みなのか。三日月とくっついた方がまだ存在感があったかも

こんな感じですね。私はアニメは楽しい気分になりたくて観てるので、ハッピーエンドが好みというのもあり、本作のような特にメッセージ性のないバッドエンド系は肌に合いませんでした。結局、持たざる者(鉄華団、マッキー、名瀬)があがいたが、持てる者(ガエリオ、イオク、テイワズ等)には敵わず、大きな権力の踏み台となった印象です。
ある意味リアリティーがありますが、エンタメ作品としては楽しめなかったですね。

投稿 : 2021/11/16
閲覧 : 190
サンキュー:

1

ネタバレ

kazz さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

白い悪魔

誇大妄想狂マッキーの手のひらで踊らされた少年兵たちが大人の政治に負ける物語。
それでもガンダムがあったから種子は守り抜いたんだ。
という感じ。

投稿 : 2021/08/14
閲覧 : 176
サンキュー:

0

ネタバレ

二ノはる さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.6
物語 : 1.0 作画 : 4.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

もったいない。

もっと重厚なストーリーかと期待してたんですが、、、途中まではよかった。男臭くてかっこよかったけど急にストーリーが定まってない感じがしてガタガタしてるような変な感じに思えて、最後急に飽きてポイって捨てられた様な空しい感じ。よくティーン向けの海外ドラマで、主役が降板したりキャスト同士で付き合ったから話題の為にストーリー変更したりして話に矛盾が出て面白くなくなるパターンあるんですけど、このアニメ見て何となくそれと近い感覚がありました。最後辺り特に薄っぺらい気がする、最後の1押しも足りないし鬱も足りない。個人的にはどうせだったたら敵全部巻き込んで自爆か、ほぼ敵全滅させて最後廃人エンドとかのほうがよかったかなーと思う。途中まで本当かっこよかたのになー。後マクギリスとバエルが特にもったいなさ過ぎる。  

投稿 : 2021/07/23
閲覧 : 166
サンキュー:

2

ネタバレ

ウィラード さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ガンダムでは無くロボット作品だと思えば有り ただ4クール分必要だとは思わなかった

オルフェンズ2期まで一気に見ました
見放題サイトの字幕付きで見たんで内容も把握しました

他のガンダム作品と比べて
やっぱりスケールは小さかったです
結局1団体の話であまりガンダムぽい感じしなかったです

ガンダムっぽくない作品もシリーズにはありますが
オルフェンズはガンダムというよりロボット作品の一つに近いと思います


1期2期と見ましたけど
2クールで十分なものかな とも思いました

一話完結型では無く地続きだったので見れましたが
2クール物語だと思いました


あと1期に比べてやった事と言えば
アングラ社会のケジメの付け合いだったんで
1クールで良かったんじゃないのか と思いました

4クールものですが3クールくらいの作品だと思いました
ただGのレコンギスタなどの
富野作品のような作品と比べて
ステレオタイプの明確な作品が見たい人にとっては
オルフェンズの方が見やすいと思います


面白いかは多分性分にわかれると思います
まあバッドエンドというよりビターエンドみたいなものなので

投稿 : 2021/01/26
閲覧 : 221
サンキュー:

0

ネタバレ

お粥 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

熱い男の生き様が見れます

一期のうまくいく感じとは違う、道がそれて破滅の道に進む鉄華団のお話でした。
最後の五話くらいがもう畳み掛けるようになショックの連続で、見るのが怖かったです………
早く続きが見たいけど、でもこの先嫌な予感がして見るのが怖い……みたいな感情でした。
このアニメをみる前に、
鉄華団に推しキャラを作ってはショックを受ける結果になるぞ!、と友達が言っていた意味が分かりました……それくらい衝撃的な最終章でした。
こんなにキャラクターがバッタンバッタン居なくなるとは思わず、非常に驚きましたが、それでもストーリーは練られており面白かったです。熱い男の戦いを久々に観ました。家族っていいなぁ、皆、どうか生きていて。って泣きました。
色々な意味で、こちらのアニメを作ったスタッフさん達が精神的に一番大変だったんじゃないかと思います。 お疲れ様です。


{netabare}クーデリアや副団長やチャドさん達、生きてて良かった……!本当に生きててくれて良かったです。
個人的にオルガの死に方が一番ダメージくらいました……油断が危険をうんでしまい、画に描いたような悲劇が起こりました
もしビスケットがこの時生きていたなら、オルガを制しただろうから、オルガは死ななかったかもしれない、と後から思ってしまいました。 {/netabare}


筋が通らないからとかよりも 現状を把握してこれ以上家族が死なないように考え方を変えた方が良いのでは?とか心のなかで突っ込んじゃったけれど、筋を通す信念こそが、鉄華団の命なんだなーってようやくわかった気がします。多分ですが………
また時間が経ったらもう一回、観てみたいです!

投稿 : 2020/11/18
閲覧 : 206
サンキュー:

0

ネタバレ

ごる さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

せつなすぎる(;A;)

とにかく、ほとんどのキャラに死亡フラグついてしまいます(.ᇂ_ᇂ:

やっぱり、ガンダムというよりヒューマンドラマメインって感じです(・ω・`)
そして、エンディングに近づくにつれてバッタバッタ死んできますが、それぞれの散り様が切なすぎる(;A;)
ビクトリーよりはるかに死んでいる:(´◦ω◦`):ガクブル
でも、ほんとに泣ける話

投稿 : 2020/08/31
閲覧 : 216
サンキュー:

0

ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

敗者を描く物語、それ自体は嫌いではないけど

 序盤から、その出自ゆえに鉄華団が敗者になる結末は可能性としてはあり得るとは感じていたが、
ここまで一方的な結末になるとは予想だにしなかった。
 特に1期2期と通して見ると、1期が鉄華団の上昇期なら、本作は下降期といった感じで全体的に
鬱的な印象が強い。
 結末から溯って考えると
「ほどほどのところで終わりにして、そこで安定できなかったのかな?」という思いが生じたりも
するが良きにせよ悪しきにせよ、色々なしがらみができてしまうとそういうことは許されない立場に
なってしまい、停滞も後退もできない状況となれば、もはや進み続けるしかなかったのだろうなとい
いう感じ。
 そして、平和で安定した環境を作るための作中でも言われていた上がりになるしかなく、
そのための焦りがより変な方向に行ってしまったみたい。この辺は子供主体の組織ゆえの
真っ直ぐさによるものもあったような。

 歴史ものでは源義経、新撰組など歴史的敗者をメインに扱った作品は多いが、本作もそういった
滅びの美学のようなものを描きたかったのかなという印象。
 ほろ苦い結末はそれはそれでビターな味わいがあるが、バトルものでよくあるカタルシスは
得られにくい。
 1期でも辛いことはあったが、それに対する溜飲を下げる展開があったのに対して、本作は
あまり報われることがなく(ラフタ・フランクランド暗殺の首謀者であるジャスレイ・
ドノミコルスに対する報いなどはあったが)、よりその傾向が強かったみたい。
 特に主人公サイドから見たラスボス的存在であるラスタル・エリオンが無傷で、ギャラルホルンの
民主化に推進した良い人といった評価で終わっているのが余計にそう思わせる。
 政争ものなどは対立する二極を善悪に分けずに、異なる正義のぶつかり合いとして描くことが
多く、本作もそうだったのかもしれない。
 ラスタルの大義などをもっと描いていたら印象が変わったかもしれないが、目標のための非情な
行動ばかり描写されていたから悪役感が強まってしまった感じ。
 この辺は彼と行動を共にしたガエリオ・ボードウィンやジュリエッタ・ジュリスにも近い感が
あった。

 個人的にはこの作品に限らず、結末そのものはありのままに受け止めるので、結果に関しては
これはこれでありなんだけど、そこに至るための話の流れ、キャラの扱い、設定や世界感の
活かし方はあまり上手くいっていないなという感が強かった。
 特に話の流れに関しては、本作における最大の山場のクーデターにおけるマクギリス・ファリドの
あまりの無策振りには呆れた。1期ではかなり切れ者の印象が強かったので、バエルがあまり効果を
生まなかった場合の二の手三の手は準備してあると思ったんだけど。

 キャラに関しても、作り手側が扱いに困っているような印象のキャラが多い。
 キャラ同士の関係性に関してもそういった印象が強く、特に恋愛絡みは全体の流れを追うのに尺を
取られて希薄になっていった感じ。
 メインの三日月・オーガス、アトラ・ミクスタ、クーデリア・藍那・バーンスタインの納得ずくの
三角関係?はその典型といった印象で、むしろ脇役であったラフタと昭弘・アルトランドの関係性の
方が印象深い。
 あとメリビット・ステープルトンに関して、当初はオルガ・イツカの相手役といった印象
だったが、オルガのような主要キャラの恋愛を描くとなるとそれなりの内容が必要で、その辺が
面倒になったか、時間が無かったかで、「意外性を狙ってナディ・雪之丞・カッサパとくっつけて
みました」みたいな印象があった。

 ビーム兵器はほとんど登場せず、更に飛び道具もそれほど有効ではないため、鈍器で殴り合うのが
主体という泥臭いモビルスーツ戦は、原始的な暴力性という魅力に溢れ、ガンダムというブランドの
中では異色な感が強くて面白かった。
 ただ、本作では戦闘においてダインスレイヴがキーポイントになることが多すぎで、その辺に
単調さを感じてしまった。

2019/03/03
2020/06/29 誤字修正

投稿 : 2020/06/29
閲覧 : 451
サンキュー:

8

ネタバレ

つんつく さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

本当にリアルな戦争、リアルなアニメってこういうのかも

持たざる者が持っている者には絶対に勝てない
教育を施されてないものは知恵もなく
敗北に突き進むのみ

でもそれが強い者の脅威となるから
なんとかしないとって本当の歴史みたいな作品
現実的な作品が苦手な人は苦手なんじゃないだろうか?
最高と最低の真っ二つに分かれるのもわかる気がする

主人公や他のキャラが全く成長しないのも
リアルでいい

私は好き

投稿 : 2020/06/03
閲覧 : 222
サンキュー:

0

ネタバレ

大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

不満はあれど傑作級

1話感想:
うむ、やはりオルフェンズはいいなぁ…。
メンバーそれぞれに成長が見えて面白い。

そして何より、ミカズキとバルバドスが格好いい! いやー、これは素晴らしいですよ。
まあバトルが少なかったので静かな滑り出しという感じですが、当然これからどんどん面白くなることを、大いに期待しています。

全話感想:
実に面白く、素晴らしく高品質な物語でした。
キャラクターが魅力的で、ストーリーが面白く、作画も美しく戦闘シーンも面白い。大変楽しめました。

ただ終盤の展開には考えさせられます。
ただ成功するだけの華やかな栄光譚では無かった点は、そこが良いとも、そこが不満とも言えて、正直賛否別れるところがあります。

マクギリスはなー。それまでの優秀さから、バエルを手に入れてからのグダグダっぷりは一体何なのか。普通もうちょっと根回ししときますよね…? 力だけを信じてバエルを手に入れたら、それは間違いだったとあちこちから突きつけられて、なのにそれを受け入れられなくて暴れてそのまま死んじゃった感じですかね。ちょっと唐突すぎて…。
ま、鉄華団の方は、欲を出して上手すぎる話に乗っちゃダメってことですね。
若くして成功しすぎたばかりに、より大きな成功を求めて暴走した結果の破滅…みたいな無常観を描いたと思えば深くて面白いと思います。
まあ何だったの? って気にもなりますけどね。
でも主人公だからどんな無茶も成功して当たり前ってわけじゃないのは、評価しても良いと思うのですよ。

ただ、その後のスタッフインタビューとかを聞くとこちらが深読みして評価していた内容を台無しにするコメントがあまりに多くて腹が立つ。それでアニメの評価を下げたくは無いですが…。製作者は余計なことを語らずアニメで語れ。
鉄華団は悪だから報いを受けたってコメントだけはブチ切れ。
じゃあ搾取されて奪われるままでいろというのか。自分の命と尊厳を守るための戦いが悪であってたまるか。

投稿 : 2019/03/30
閲覧 : 283
サンキュー:

5

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ハイセイコー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

宇宙世紀以外では一番面白かった

WやSEEDは最後までたどりつかず挫折

00は最後まで視聴したが何じゃこりゃ?という展開と結末

本作はキッチリと見られた良作だと思います

低評価の人も多いようですが、好みは分かれるかもしれませんね

{netabare} 少年兵が逃げ出して組織化したとしても行き着く先はこんなモノでしょう

火星の王になるような結末の方が興醒めだったでしょう

主人公とその盟友が死んでしまいますがバッドエンドでは無いし、最終的に救い・未来のある終わり方だったと思います

鉄華団とマクギリスの幼さに対して、ラスタル・エリオンの隙の無さが対照的でした。
{/netabare}

投稿 : 2019/01/14
閲覧 : 218
サンキュー:

2

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脇見 荒糊 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

死体蹴り?

いろいろあってフリージアが台無しになっているのが面白い

投稿 : 2018/12/22
閲覧 : 234
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0

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にしやまん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

良いんだけどけ

人死にすぎ。
みんな価値のある死だけど、後半乱発しすぎで感情が…
ストーリーは良かったけど、やっぱり悔しいよ。

投稿 : 2018/11/18
閲覧 : 208
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0

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退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.5 作画 : 2.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

後半の失速...

割とイイじゃんと思っていたが、ラフタが無意味に殺されたあたりからおかしいなと思っていたが、やはり最後の方はかなり酷くなってしまった。
人を殺して盛り上げようとしてる感じ。
新キャラは、結構イイ味出してたと思う。
最終回の〆方は、結構好みだった。
まあ、製作しないよりはしてくれて良かったかなーと思う。

投稿 : 2018/10/01
閲覧 : 356
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ろろ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

(2018/09/07 地上波で鑑賞)

*** 1期へのコメント(一部) ***

私自身はファーストガンダム世代ですが、「ガンダムらしさ」といわれるものがどんななのかわかりません。
評価がかなり分かれているようですが、私は高くつけました。
大事な仲間が容赦なく死んでいってしまう戦争を扱ったアニメは他にもあります。
フラグの立て方が粗いという点には同意しますが、それもこの作品に限ったことではないので…(苦笑)。

とりあえず、他人の評価で観ない選択をするには惜しい作品だと私は思います。
ああ、でも、アニメに厳しい現実云々を求めていない人にはオススメしないかな。たぶん、しんどいから。

******

1期の終わりの2年後から開始。
主軸は鉄華団だけど、クーデリアが社長を務めるアドモス商会、鉄華団が庇護を受けているテイワズ、陰で協力関係を結ぶマクギリスのいるギャラルホルン、その更に外側にいる大人たち…が絡んできて流れは複雑化。

失った仲間たち、手に入れたもの、手に入れたと思っていたもの。
目指す場所、目指したい未来、そこへ向かうための道は…。

ガンダムらしくないと言われる理由は、鉄華団が歴史に残れないからなのかな?
でも、底辺から這い上がってきた彼らの行く末がまっさらに明るいだなんて、それはあまりに嘘くさい。
あれだけの既得権益が絡み合った世界へ手を出して無事で済むはずがない。

それでも。
たくさんのものと引き換えにして得た、居場所。選択権。繋がれる命。
それは彼らの手の中になかったもの。

オルガに「次はどうすればいい?」とずっと訊いてきた三日月の語りは印象的でした。

投稿 : 2018/09/21
閲覧 : 216
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3

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コルーム さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.7
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

ヤクザ映画の結末のまんまの駄作ですね。

一期からかわって今期では火星で以前よりは
鉄華団も景気がよくなって新入の団員も増えました。
しかしマクギリスの壮大な野望などで
鉄華団の行く末も危うくなってきます。
賭けに勝てば火星の王負ければ何も残らない
そんなハイリスクハイリターンな賭けです。
ギャラルホルンもマクギリスや鉄華団を崩しに色々と暗躍してきます。
そんな中でマクギリスのあてが外れ
鉄華団の主要キャラも大多数死んで行き
最後はオルガも撃たれ、三日月も力尽きます。
「ガンダム」である必要は全くない話でしたね。
ただ、ガンダム側が勝利するというよくある結末ではなくて
主人公側が敗戦するというお話でした。
マクギリスのガンダム格好いいわりに出番無し
バルバトスも形態変わりすぎて滑稽でしたね。
まさかのヤクザ映画オチという残念な結果に
悪い意味で期待を裏切られました。
脚本家や監督は己の作品を見返し猛省して頂きたいですね。
もはや止まるんじゃねぇぞの
迷言を残したネタアニメとしか思えません。

投稿 : 2018/06/07
閲覧 : 413
サンキュー:

1

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カルラ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.8
物語 : 1.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

酷い

一期よかったそれなりに楽しめた。

二期は酷すぎる。

酷いところ

モビルアーマー(MA)の話はどこにいったのか?
マクギリスの根拠のない自信はなんなのか?
ダインスレイヴという兵器の命中率と破壊力が異常じゃないのか?

まとめ

人型兵器がミサイル兵器に負けた話
これは、ガンダムいう人型兵器を否定した話

投稿 : 2018/04/24
閲覧 : 433
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11

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(´ω`) さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

ヤバい

ガンダムあるあるですが人死にすぎです(笑)
少年兵の話しで小学生くらいの子たちが沢山死んじゃいます。
最終的には子供は大人に勝てないんだなぁと感じました。
それでもとても面白いです。
ガンダムシリーズの中では一番好きです。

投稿 : 2017/11/27
閲覧 : 228
サンキュー:

2

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退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

過酷な若者たち

なんでこのテーマなのかというのが疑問に思っていた。少年や若者が劣悪な環境で戦う世界。

ヒューマンデブリというのが出てくる。使い捨ての鉄砲玉。心を殺して戦う。そういう奴だけが生き残る。現代の労働環境となんとなく似ているなと。

使い捨てるということを否定するのが鉄華団の役割。不利な状況を打破するためには、釣り合わないようなリスクを取らなければならない。

アラヤシキという戦闘能力を向上させる手術もそうだ。

現状を打破するためには、必要以上のリスクを取る必要がある。それをわかった上で覚悟を決めて立ち向かうところが良い。

三日月の容赦ないところが良い。それだけの覚悟とリスクを払っている。真摯に生きることに向き合っている。そして、飄々としている。

最終回を見終わって

任侠ものの特徴かもしれないが、国家のもつ大義とは別の動機で戦った少年、青年たち。

生きるため、仲間を守るため。リスクをかえりみずに命を懸けたものたち。

バカな少年たちだ、教育を受けていれば、不幸な境遇でなければと一笑にふすことはできるだろう。この物語では鉄華団は世間からは忘れ去られたとのみ語られる。

このアニメが不幸な展開を迎えながらも面白いと感じるのは 大義 ではない動機で抗い続けたからだと思う。

これが、マクギリスの言う世直しであったら面白くなかっただろう。そうではなく、血の繋がっていない家族を守る、居場所をつくる物語だから、共感を持てた。

大義 は正しいのである。しかし、生き物としての人間としては頭でっかっちでつまらないのだ。

今回ラスタルがその役目だった。確実な方法で若者たちをメタメタに潰した。それは現実的ではあるが、感情的になるならば卑怯でつまらない大人だった。

ジュリエッタはラスタルを心酔していたが、最後の言動を見るともはやそうではなくなったと見受けられる。ギャラルホルンは否定しないが、鉄華団の方が生き方としては正しかったのではないかと。

子ども向けの番組ながら、大人の汚さ狡猾さを隠さずに描いところは、ある意味教育的で、真摯に作ったなと感じる。

また、過酷な若者たちをいくらリスクをとったからといって単純には這い上がらせない、革命は簡単にはならないというところが嘘くさくなく良い作品だと感じる。

王の資質とは何かについて書いてみる。一番はラスタルだった。狐のような狡猾さと、獅子のような威圧力をもっていた。

マクギリスは個人単体の能力は十分であったが、それを過信していた。だからセブンスターズを仲間に引き入れることができず失敗した。力に対して潔癖すぎた。清濁併せ呑むことができなかった。

強くなることの究極はアインや、三日月のように戦闘においては人間性を殺すことだ。彼等は生き残るためにその道を選んだ。

ジュリエッタはその壁に直面し、踏み越えないことを決める。人間性を失って戦うことの恐怖を身をもって知っているからだ。

二周目を観て。

マクギリスがなぜ敗北したのかを考えてみる。
アグニカカリエルというギャラルホルンが作った神話を再現しようとしたことが敗因だ。

アグニカカリエルという神話は、ギャラルホルンの支配を正当化するための方便である。

ギャラルホルンという組織は、自身の方便には従わなかった。設立当初の理想は失われていたからだ。

ギャラルホルンは腐敗しているとわかっているのだから、次の一手があってしかるべきだがそれがなかった。

神話に自分をかけたマクギリスは、ラスタルから見れば子どもだっただろう。なぜ神話ではなく、人や組織の歴史を見ないのかと。

ギャラルホルンは、卓越した個人が始めたかもしれないが、その継続は名もない人々が行なってきた。

結果としては、マクギリス・ファリド事件でギャラルホルンは変わった。独裁ではなく、合議制に移行。支配は縮小した。

投稿 : 2017/11/26
閲覧 : 482
ネタバレ

タマランチ会長 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

ならず者集団の鉄華団。幹部が負け戦に没頭し命を落とす虚しさ

 45話から続いた最後の大博打に敗れ、選択肢が「逃亡」してひっそりと生き延びるしかなくなった鉄華団の面々。オルガ亡き後、終盤3話では「死ぬまで生きろ」という遺言で「生き残って一泡吹かせる」ことが鉄華団の意志統一されていたと思ったのですが、ミカヅキは無謀な戦闘に没頭し命を落とします。自分の居場所は戦場のみと決めつけ、自殺したように見えます。そして戦には負けたけどその影響もあり結果的に敵役が平和な世界を実現しましたって・・・全然スッキリしないんですけど!(苦笑)
 4クール50話で出した結論がこれ?って感じで薄味感半端ないっす。これは脚本が悪い。泣き演出が脚本をカバーしきれていない。まあ、期待が大きかっただけに残念な結末となりました。

投稿 : 2017/10/16
閲覧 : 295
サンキュー:

11

ネタバレ

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

若さと勢いだけじゃ、どうにもならない。

アニメーション制作:サンライズ
2016年10月2日 - 2017年4月2日に放映された全25話のTVアニメ。

監督:長井龍雪 シリーズ構成:岡田麿里
「あの花」コンビが作る新しいガンダムの後編。

【概要/あらすじ】

火星独立運動の中心人物、クーデリア・藍那・バーンスタイン。彼女の地球への護送任務の依頼から始まり、
それを阻もうとする、地球を中心とした世界の軍事力の担い手である治安維持組織ギャラルホルンの襲撃。
依頼された民間警備会社クリュセ・ガード・セキュリティの大人たちは逃亡。
大人たちに虐げられて生命を軽んじられていた少年たちは、ガンダム・バルバトスでギャラルホルンの部隊を倒し、
更にはクーデターを起こして会社を乗っ取り、新リーダーをオルガ・イツカとし組織名称を鉄華団と改めた。

その後に、度重なる戦闘。オルガは、気のいい男でタービンズのリーダーの名瀬が兄貴分になったり、
宇宙で仕事をしていく上でタービンズの親筋に当たる893な大企業テイワズの後ろ盾を得るなどの様々な出会い。
そして、数度の仲間の犠牲。主人公である三日月・オーガスが操縦するガンダム・バルバトスなどの活躍で、
ギャラルホルンの権威が失墜したことによって物語は一旦幕を下ろした。
ギャラルホルン内では高い地位にあり、鉄華団と手を組んだマクギリス・ファリドの野心を残して。

そして、2年後。まっとうな仕事で民間企業として大きく成長して順調な鉄華団。

ギャラルホルンのアリアンロッド総司令官であるラスタル・エリオンという人物がいた。
彼はマクギリスに対して危ないものを感じていて疑念を抱いている。
マクギリスは実際に、彼を慕う者を裏切り何度も死に追いやってきた。彼には、そうまでして叶えたい目的があるという。
大規模な紛争はないものの、ギャラルホルンの影響力低下によって治安が悪化している時代。
水面下では次なる戦いの火種が燻りつつあった。

【感想】

ネットでの評価は至極ボロカスで玩具にされつつある2期ではある。
岡田麿里がシリーズ構成なので若者のライブ感を大事にしている。
感情のままに動いて駆け抜け続けていった若者たち“鉄華団”は苦境に追い詰められて後戻りできなくなるのだが。

軍記モノ視点で言えば、主人公側が失敗し追い詰められていく一点に関しては問題は存在しないと思う。
三国志演義で言えば、蜀漢は孫呉との外交破綻・領土紛争から陰りを見せ始め、
劉備三兄弟の全員が別々の場所で望まぬ形での死を迎え、劉備は孔明に後を託して白帝城で没する。

日本史で見ると、旭将軍・木曽義仲は戦は強いのであるが京に入った後は失敗を繰り返し、
宇治川の戦いで範頼・義経に敗れて六条河原でさらし首。
平家を滅ぼした源氏の英雄である源義経は、兄・頼朝との関係が悪化して逃亡した先の平泉で自害をし、
源氏の棟梁である源頼朝は落馬が原因で間もなく命を落とした。

弟・義経を屠って鎌倉幕府を創った頼朝の血流の将軍は三代目の実朝の暗殺で途絶え、
最終的な勝者は幕府内の権力争いを勝ち抜き承久の乱で朝廷の軍を倒し、
執権政治から始まり、幕府の最高権力者としての地位を代々担ってきた北条氏なのである。

歴史の中で様々な陣営の利害と思惑が絡み合い、戦闘状態が勃発する。
戦乱は必ずしも主人公無双の舞台ではない。主人公無双が見たければ、なろう小説でも読んでいれば良い。
これは、時代の流れの中で叫び一瞬の輝きを放ち、歴史の奔流の中でかき消されていった少年たちの物語なのである。

しかしながら、物語を動かすために意図的に登場人物の頭を悪くしているのも事実であり、突っ込まれどころだ。

若者たちの集団“鉄華団”の連中は学が無い。学が無いからこそストレートに彼らは感情だけで動く。
若者の感情をいくら爆発させ蛮勇を奮ったところで、大人の権力や理屈の前では翻弄されていく。

鉄華団の少年たちは教育が施されずに使い捨ての労働力のまま成長してしまった孤児たちであり、
学ぶ機会を持たなかったために元々が字を読めなくて腕っ節以外に何もない、感情のままに生きてる連中。
恵まれていて義務教育がある日本と、このアニメでの火星とでは住む世界が違うということを忘れてはいけない。

主人公の三日月の兄貴分で鉄華団の団長とメインキャラであるオルガ・イツカも例外ではない。
現場をまとめ上げるリーダーシップには十分はあり、その一点では無能ではないのだが、
学の無い割には頑張っているが、彼の能力以上の立場と目標を手に入れてしまったのが運の尽きか?
カッコつけてはいるがオルガの情けない迷走と鉄華団の破滅への道が2期では綴られていく。

現場の叩き上げ偏重主義である鉄華団は少年たちの横のつながりの組織であり、
知識というものを理解できない連中が大半であり、知恵があろうとも大人を信用しない。
鉄華団に在籍する数少ない大人は、自分らの専門分野の業務を遂行するだけで子供のやることには口出ししない。
そのうえで子供たちはオルガの命令がルールであり、自分らの狭い価値観の中だけでオラついた生き方をしている。
その前提の上に地道にコツコツを捨ててマクギリスの誘いという博打に乗ってしまったオルガの舵取りの拙さがある。

特にオルガの主体性の無さと変心ぶりは脚本の都合であり、キャラが動いているのではなく、
脚本家に動かされているとか言われたりしている。
自分から見たら、キャパ以上の状況を背負ってしまいオルガの化けの皮が剥がれただけにも見えるのだが。

高度な判断力を有する事態に相談できる人材がいなかったのがオルガと鉄華団の不幸か?
だが、1期でビスケットが生きてたときですらイケイケドンドンで慎重論が通らなかったので、どうもこうもしない。
仲間への信頼におんぶに抱っこで、失敗から教訓を得ないのが鉄華団の弱点なのではある。

結束は堅固で戦闘力は高いものの、行き当たりばったりの脳筋武装集団でしかない鉄華団。
組織に不足している要素があれば、それを可能にする能力のある人材を登用するのが基本。
だがしかし、鉄華団は怪我人が出る武装集団であるのに不自然にも医療スタッフが存在しないし、
中長期的な視点を持った参謀的なアドバイザーを雇うなど組織の弱点を補おうともせずに、
自分だけの判断に付き従い何も変わらない彼らのままであり続けて鉄華団は消滅への道を歩み続けていく。
コンセプトは解らないでもないが、見せ方に若干の難があったのは事実かも知れない。
事業拡大には事務方の仕事も増えていくのだが、適切な増員をせずに個人にオーバーワークを強いてもいたし。

山場を作るためにマフィア映画の如くにバンバンバンと死が続いていく。
それは良いのだが他はまだしも、『キボウノハナー』の48話。これは擁護できない!
止血して輸血すれば死なずに済んだ。結果が同じでも生きるために最善を尽くしたのであればまだしも、
銃で撃たれた後、手当せずにカッコつけて血塗れでポエムを語り続けて逝ってしまうのは伝説になった。

他にはマクギリスの目的がガバガバであり、それを成し遂げれば決着だと彼は思っていたのだが、
思い通りに行かずに狂言回しとしてシナリオの都合で踊らされるピエロになってしまった。

と数々の描写の拙さから、不遇から這い上がろうとした少年たちの青春とハードな戦場を扱ったアニメから、
残念ながらネタアニメへと評価が変わってしまった作品ではある。
他にもつまらぬヤクザの嫉妬や、バカな御曹司の猪突がトリガーとなって歴史が動くというのだから、
戦争はマトモじゃない!バカな人間の感情で起きるものだと作品を通して揶揄したかったのだろうか?

ちっぽけなものがイチイチ大事になっていく展開に、なんとなしにスケール感に欠ける印象を持ってしまう物語であった。


これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2017/10/10
閲覧 : 352
サンキュー:

33

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ぬるぽ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

シリアスな笑い?乾いた笑い?

第2シーズンでは最初から必然性のないキャラクター退場と見え見えな特定キャラクターのhate溜めがひたすら続く。
マクギリスがクーデターを引き起こすまでストーリー的に必須と思われる箇所ははっきり言ってない。
ヤクザ脱退も地球撤退もあれだけ尺を使ってたいしたことは起こってないのだから最初からヤクザになど加入せずに地球に向かい、地球支部も作らない脚本にしておけばいい。

内容は全体の構造を考えず脚本を考えた人のカッコいいと思うものを全部ぶちこんだ感じ。
だから主人公にも誰にも何も共感できない。登場人物がカッコいいものとヘイトを溜めるもののつぎはぎでしかないのだから当然だと思う。
さらに言えば、つぎはぎの弊害として発言に一貫性がなく、鉄華団には好感どころか嫌悪感が湧くばかりだった。

そんな連中がいかにも感動してください的なBGMの中金太郎飴のようにごちゃごちゃ言って死んでいく様には何度も笑ってしまった。
さらにダブル主人公が遺言として言っていることが食い違っていて、結局"何に""たどり着いていたのかいないのか"というこの作品の根幹をなすと想定されていたであろうテーマが意味不明である。だから三日月の子供が出てきても、火星独立云々の話があっても腑に落ちず、「お前らの人生無意味じゃん!」とだけ思ってしまった(ラスタル・エリオンは作品の初めから強力な権力を持っているので、改革の志を最初から有していればイズナリオ・ファリド等セブンスターズのごく一部を排除するだけで済む)。

投稿 : 2017/10/08
閲覧 : 250
サンキュー:

0

ネタバレ

めがもん。 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

キツイおしおきね

利口な方法を知らない子供たち
自分たちの未来の為に希望を懐いて成長をして
頑張って生き延びるがやはり大人の戦略や、裏の手に撃沈され
後半一気に登場人物とさよならだ。

しかも、いきなりホ●でB●漫画見てる気分になるし
下ネタに気分が悪くなり物語評価2化
入れるならもうちょっと作りを丁寧に構成して欲しかったね。
キャラクターは皆個性的で好きでしたが扱いがなんともいえないキャラがいる。

2期に入ってからのオルガの姿が
二代目で会社を潰してしまう社長みたいな印象に成り代わったようみえたのがな。
大人のアドバイスをキチンと受け入れ考えるという思考が欠けた青年で
最期に頭を抱えてうーんってしている姿に情けない。
明らかに先が見える内容で絶望しかない

投稿 : 2017/09/27
閲覧 : 290
サンキュー:

3

ネタバレ

ヒロミ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

いまいち

1期はなんとなく見る気がしなくて断念したので詳しいキャラ関係とかストーリーはわかりませんが、他の投稿にもあったように敵側の主要キャラがほとんど死なないのに対し主人公側のキャラがことごとく死んでいき、主人公が死んじゃうのにはビックリしました。そしてアトラの妊娠。多分そんなに行為はできていないと思うのに妊娠したとわかるのでしょうか?そして実際に妊娠していた、まさにアニメですね。機会があれば1期を見たいとは思いますが2期を再度見たいとはおもわないかな

投稿 : 2017/09/10
閲覧 : 273
サンキュー:

1

ネタバレ

まめ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

勝利したのは軽薄な人間味と陳腐な道徳観。 最終的に常識的な社会性を持った人間が生き残った。

前半の 俺たちが新世界の担い手だ! 的な展開から一転
後半は 現実的な大人たちに徹底的に叩きのめされます。

勝利したのは軽薄な人間味と陳腐な道徳観。
最終的に常識的な社会性を持った人間が生き残った。

なんだか解釈にこまりますが
アンチ セカイ系?
多様化する次世代へのアンチテーゼなのでしょうか?

投稿 : 2017/08/14
閲覧 : 223
サンキュー:

2

ネタバレ

waku さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

死に際のかっこよさ (ネタバレ注意

1期と2期の総評ってことで

1期はサクセスストーリー
2期はバッドエンドにみせかけたトゥルーエンド

2期は最終盤でなにしてるかわからない部分が多かったが割と〆がしっかりしていて結果的に面白いと感じました

みんなの死に際のかっこよさが本当に際立ったアニメだとおもった

ただ好きなキャラの一人のシノの死に際だけは可哀そうだった。。。

オルガ 暗殺で死ぬが最後に残した言葉がかっこいい
三日月 最後までオルガの命令を守り今いるとこらがアガリときづいて死亡
アキヒロ 最後までオルガの命令を三日月とともに守りいい土産話をもって死亡
シノ 作戦失敗し死亡
ビスケット オルガを守り死亡
ハッシュ 死に際に三日月に初めて認められて死亡
とまだまだありますが死に際のみんなの言葉や死んだあとの周りの台詞が泣けました
兄貴とか姉さんの死に際も完璧でしたメインキャラより良かったかも

物語4はいろいろつっこみどころがあるからですね

最後のライドの復讐なんて他のちゃんとした生活してる元団員に迷惑かけることになるかもしれないのにイオク様みたいに成長が見られない

シノはバイセクシャルっていう公式発表には驚きましたが
男だけの生活で何人か抱いてそうですねシノみんなに優しいし
あと同性婚が普通にある世界設定らしいのでいろいろありそうですね!

好きなキャラランクは
フミたん、ハッシュ、アキヒロ、シノ、コーデリアアイナバーンシュタインの順ですかね

投稿 : 2017/07/23
閲覧 : 278
サンキュー:

0

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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ Ⅱのレビュー・感想/評価は、ユーザーの主観的なご意見・ご感想です。 あくまでも一つの参考としてご活用ください。 詳しくはこちら
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機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ Ⅱのストーリー・あらすじ

大仕事を成し遂げ火星に帰還した鉄華団は、テイワズの庇護の下、ハーフメタル利権に由来する豊富な資金を元に、地球に支部を置くほどの大企業となる。一方、彼らの活躍によって少年兵の有用性が示されたことで、戦場に駆り出される子供やヒューマンデブリの数は激増し、世界の治安は悪化の一途を辿る。エドモントンでの戦いから2年後のある日、アドモス商会の社長となったクーデリアからハーフメタル採掘場の視察の護衛を依頼された鉄華団は、サンドバル・ロイター率いる宇宙海賊夜明けの地平線団の襲撃を受ける。テイワズ本部からガンダム・バルバトスルプスを受領した三日月の活躍で撃退に成功するも、地平線団は主力艦隊を投入して鉄華団を殲滅しようとする。鉄華団と協力関係を結んでいたマクギリスは、部下の石動・カミーチェ率いる援軍を派遣するも、そこにマクギリスを警戒しているアリアンロッド司令のラスタル・エリオンが派遣したイオク・クジャン率いる第二艦隊が介入し戦況は混迷を極めるが、三日月がサンドバルの身柄を抑えたことで戦いは終結。彼らと手を結んでいた活動家団体テラ・リベリオニスも三日月たちによって粛清される。その頃、アーブラウでは防衛軍の発足式典が行われるが、その最中に蒔苗を狙った爆弾テロが発生する。やがて、この事件はSAUの関与が疑われ始め、両者の間では戦争の機運が高まる。(TVアニメ動画『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ Ⅱ』のwikipedia・公式サイト等参照)

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放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2016年秋アニメ
制作会社
サンライズ
主題歌
≪OP≫SPYAIR『RAGE OF DUST』、KANA-BOON『Fighter』≪ED≫GRANRODEO『少年の果て』、Uru『フリージア』

声優・キャラクター

河西健吾、細谷佳正、梅原裕一郎、内匠靖明、村田太志、天﨑滉平、田村睦心、斉藤壮馬、寺崎裕香、金元寿子、櫻井孝宏、大川透

スタッフ

原作:矢立肇/富野由悠季、 監督:長井龍雪、企画:サンライズ、シリーズ構成:岡田麿里、キャラクターデザイン原案:伊藤悠、キャラクターデザイン:千葉道徳、メカデザイン:鷲尾直広/海老川兼武/形部一平/寺岡賢司/篠原保、美術:草薙、音楽:横山克、制作協力:創通・ADK

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