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「ユーリ!!! on ICE(TVアニメ動画)」

総合得点
76.0
感想・評価
742
棚に入れた
2994
ランキング
751
★★★★☆ 3.9 (742)
物語
3.8
作画
4.0
声優
3.9
音楽
4.0
キャラ
3.8

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ユーリ!!! on ICEの感想・評価はどうでしたか?

水水 さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

とてもいい作品に出会えた。

1話を見た瞬間から、
このアニメの世界観や、ストーリー、
キャラクター達にどっぷりはまってしまった。

主人公だけが成長するのではなく、
他のキャラクター達も成長していく姿が凄く頼もしいです。
それに、声優の声もキャラクターにあっていて、
感情のこもった演技をされている所が本当に見所です。

只々競っているだけではなくて、
キャラクター達が一時の休息時間にみせる仲の良いシーンは、
本当に見ていて和みました。

アニメで絶対苦手なキャラクターは一人ぐらい居るんですけど、
このアニメは全員憎めないキャラクターばかりです。
全員好き。

作画に関しては、スケートのシーンも全部手書きということでしたが。
作画班の方には、お金を貢ぎたいぐらいです。
後半のグランプリファイナルでは、
スケートシーンを全て書き直したみたいなんですが…。
またレベルが上がってるよ…と驚きました。

特にユリオの演技では本当に女性のような、しなやかな動きが綺麗です。
髪の毛は特に凝ってるんでしょうね、サラサラな感じが綺麗に表現されてました。
でも、男性のしっかりしたガタイをきちんと描いているので、
見ていて不快感とかは全然なかったです。

一人一人のキャラクターの演技は、本当魅入ります。
顔の表情も凄く細かく、魅入ってしまうカメラモーション、
迫力のある演技は、まだ見ていない方には是非っ!

スケートを知らない方でも、
アニメの中に解りやすい解説シーンもありますので。
素人の方も楽しめるはずですっ!

音楽に関しては、もう文句なしの出来。

OPはまさかのディーンフジオカ様が主題歌。
OPの作画は本当に凄い、滅茶苦茶綺麗で、幻想的です。

EDはどことなく切なくなるような曲ですが、
凄く楽しそうなキャラクター達のSNSは見所。
ヴィクトルと勇利のシーンは切なかったですが…。

劇中曲は特に「Yuri on ICE」が凄くお勧めです。
この曲の解釈を考えると本当に感慨深い物があります。
他の曲も、キャラクター達にあっていてとても良かった。

特に聴いていてよかったのは、やっぱり滑走音が良かったですね。
これは是非一度見て、聴いてみてください。

皆さんがちょっと、と思うヴィクトルと勇利に関してですが。
これは友情より、親愛って感じですかね?
お互い深く信じ合って、とても愛している、大切に思っていると思います。

最近BLは流行っているので、狙ってる感は確かにあると思いますけど、
でもこの二人はそういう感じには見れないですね。

本当に深い絆で繋がった友情なんだと思います。

投稿 : 2017/01/16
閲覧 : 196
サンキュー:

2

Ennuiシナジー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

フィギュアスケートのアニメ化

好きな声優さんが多数出演されていたので見ました。
女性受けしそうなネタが多く、アニメ化されたフィギュアスケートを楽しむ作品、といった印象です。
キャラの感情も確りと表現されているのですが、フィギュアスケートに興味がない私はあまり楽しめませんでした。

※所々BL的なシーンが描写されるので、苦手な方はご注意下さい。

投稿 : 2017/01/16
閲覧 : 160
サンキュー:

1

ネタバレ

にゃんちゅ(・ω・` さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

舞い踊れユーリ

腐女子大喜びな作品出来上がりました!な作品。

とはいえ、まぁまぁ楽しめましたが、
正直、やりすぎ感と狙いすぎ感は否めないと思う。

確かに"通常の"作画は素晴らしいと思った。
クオリティは素晴らしいですね。
幻想的なOP映像も良かったと思います。

ただ、「通常の」と付加えた理由として、大会の演技の作画がぐにゃぐにゃする。
また、背が伸びたり縮んだりと不安になった。

これが、スケーターの演技力として、あえてやっているのだろうかと思っては見たが、
どちらにせよ、アニメーター泣かせの作品だったんじゃないかなw

BLが苦手な私が、このBL要素の強い作品を見れた理由は、
ギャグも混ぜながら、キャラクターの個性がしっかり生きていたのと、
キャラクターの成長が見れたから。
(BLイチャイチャではなく、度の過ぎた男同士の絆・・・と脳内変換)
また、私自身フィギュアスケートが素人ではありますが、しっかりフィギュアについて解説してくれていたから。

ストーリーに関して、{netabare}
憧れていたフィギュアスケートのスーパースター:ヴィクトルが
ひょんなことから、主人公:勇利のコーチをするところから始まる。

ノーマル時の主人公の野暮ったさと、リンクに上がった時のかっこよさ。
この区別をつけたのは、流石だなと思った。

多少のアドバイスを元に、自分で考え成長していく勇利。

年齢も年齢だし・・・最後かもしれない選手生活。

身体作りをして、ライバルと戦って、一歩一歩上り詰めて、グランプリファイナルまで。
自信のない勇利が前進していく。

ストーリー進行は良かった。分かりやすかった。

ヴィクトルが後輩に点数を追い抜かれ、教え子に点数を追い抜かれ・・・
選手としてちょっと考え直す描写。悪くなかった。

しかしながら、

全てのテーマが「愛」であったこと。
ヴィクトルが振り付けした「愛についてアガペー」
勇利が掲げた目標「僕の愛について=Yuuri on ICE」

この時点で、初っ端から立ち上るホモホモ臭。
主人公のメンタルの弱さも、フェロモンで吹き飛ばすコーチ・・・

また、新たにあわられるユリオ。
言葉ではヴィクトルを連れて帰ると言ってはいるものの、違う意味に聞こえてくる。
依存のような・・・ね・・・。

大会をこなしていく上で、登場人物も増えますし、各々のキャラや滑り方。しっかりしていました。
同時に、ホモ臭も増していきます。

もう、後半は演技よりも男同士の絡みのが気になって気になって・・・

最終回の選手引退を告げる勇利に対してのヴィクトルの反応。(そして格好。ガウン。)

最後のEDの2人で滑るエキシビジョン。
OPのオマージュなのは分かるけど、やりすぎですわ。 {/netabare}

BLが加速したアニメだったな~っと。

まぁ・・・触手は人それぞれですしね。
腐女子アニメ自体が悪いわけじゃないし、逆にメディアにも取り上げられるし
丁度、現実世界でもGFのシーズン真っ只中。
キーワード検索も上昇。
最後のほうのゲストも豪華。

ヴィクトルが勇利に直接塗ってあげてたリップを見て、
モデルとなったシャネルのリップバームがバカ売れ。

アニメが話題になるのは、いいんじゃないでしょうか。

ただ、話題になったからと、この作品を普段アニメを視聴しない人が見て・・・
どう感じるのだろうっていう疑問。

もう少しBLっぽさを抑えていれば、名作になったんじゃないかな。

投稿 : 2017/01/15
閲覧 : 210
サンキュー:

17

チョタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

男が観ても

男が観ても楽しめました。

最後は泣かせに来てて、ボロボロです。

作画、曲もよく、感情表現豊かなアニメ好きなので、感情移入もしやすくお勧めです。

イベントも人気みたいなので、2期もやるでしょう。
おすすめです。

投稿 : 2017/01/15
閲覧 : 153
サンキュー:

3

ネタバレ

結香 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

投稿 : 2017/01/14
閲覧 : 161
サンキュー:

0

08261216 さんの感想・評価

★★★★★ 4.7
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

オリジナルとは・・・

いいですね、オリジナルでこのクオリティ。

決してBLではない!
確かに後半・・・え、嘘・・・ってシーンは確かに存在はしますが
微BLみたいには感じますが、外国の友情表現なのかと。
4話辺りで否定してますし。

オリジナル作品としては評価されるべき作品だと思います。

シーズン説明は素人にもわかりやすい。
作画が綺麗。
ストーリーの破たんもなく。
キャラもわかりやすい。
実況や解説も玄人みたいで素敵。

フィギアがわかりやすく、作画も演技シーンを頑張っている。

こういう作品は、もっと見てみたいです。

投稿 : 2017/01/14
閲覧 : 275
サンキュー:

4

ネタバレ

takarock さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

2016年グランプリファイナル「ユーリ!!! on ICE」選手 フリープログラム 解説:takarock

実況「あにこれの皆さん、こんばんは。
今日は2016年アニメ『ユーリ!!! on ICE』選手のフリープログラムの演技をお届けします。
解説はあにこれの恥部ことtakarockさんです。よろしくお願いします」

解説「こんばんは。takarockです。今日はよろしくお願いします」

実況「さぁいよいよ始まります。
フィギュアスケートというアニメでは珍しいジャンルでどこまで自分を表現できるのか。
フリープログラム、曲は『History Maker』(OP)」

解説「おや?ユーリ!!! on ICE選手なら槇原敬之か平井堅をセレクトするかと思ったんですけど、
違うようですね」

実況「takarockさん、開始早々不穏な発言は控えてください」

実況「まず最初のジャンプ、4回転ループ、決まりました!
続いて2つ目、4回転サルコウ、これも見事に決まりました!」

解説「大きく加点されるジャンプです。主人公の勝生勇利が若干気持ち悪いですけど、
スタートとしてはとても引きつけられますね」

解説「バタフライからフライングキャメルスピン。
ユリオことユーリ・プリセツキーがとてもいい味を出してますね」

解説「ホモシークエンス」

実況「ステップです!ステップシークエンス!!」

実況「えーなんでも今回のプログラムのテーマはエロスで、
カツ丼をイメージしているそうです」

解説「カツ丼? あー黄身(君)と一緒にぐちょぐちょに溶け合うってことですね」

実況「なるほど、そういうことだったのですか!?」

解説「いえ、適当に言ってみただけです」

実況「・・・・」

実況「さ、さぁスリーターンからトリプルフリップ!4回転サルコウ、転倒!!」

解説「ちょっと途中でスピードが失速してしまいましたね。
フィギュアスケートという競技上仕方のないことなんですけど、
別の大会になっても基本的に同じことの繰り返しなので若干飽きてしまいますね」

実況「そういうまともな解説をお願いします」

解説「え?」

実況「さらにこの後も4回転を予定しています」

解説「4回転トゥループ、トリプルアクセル、トリプルトゥループ。
個性豊かなキャラがそのキャラならではの滑りを魅せるというのはとてもいいと思います。
ホモホモしいキャラばかりですけど」

解説「トリプルアクセル、シングルループ、ダブルサルコウ・・・」

解説「最後、シングルルッツ」

実況「ここは予定ではトリプルルッツのはずだったのですが・・・」

解説「あまりにホモが過ぎたようですね。1点近く得点を落としてしまいましたね」

実況「コンビネーションスピンから大きな拍手に包まれてのフィニッシュ!!」

解説「アヘ顔ダブルピースですね」

解説「綺麗にイッたことですし、これ以上は蛇足でしょう。
この次(続編)は相手が誰になろうとも、新しい相手が現れようとも必要ないと思いますね」

実況「その前にtakarockさんの解説の仕事も次はないと思いますよ」


おまけ「今年のアニメ作品に期待すること」

{netabare}本作の総括をすれば、1クール作品としておもしろかったし、
フィギュアスケートとアニメーションの相性がこれ程良いとは思っていませんでした。
ただ、私が本作を、特に同性に薦めることはないと思います。
あったとしても
「話としてはおもしろいと思う。ただ、ホモ描写がかなりキツイので耐性が必要かも」
このように不必要な注釈が付いてしまうわけです。
これは私の個人的な印象の話なんですけど、
男性作家はビジネスとしてのあざとい百合描写が多い。
女性作家は己の願望に忠実な止めどない、換言すれば、やり過ぎなBL描写が多い。
このように思っています。
まぁこの話は別にどうでもいいんですけど、ここで1つ思うことは、
百合やBLというのは、それ自体を主題としている作品を除くと、
ゆるいアニメやギャグアニメとの相性はいいと思いますが、
真剣勝負を取り扱ったストーリーで魅せるタイプのアニメとの相性は
あまりよくないなと感じました。
本作と同時期に放送していた「響け!ユーフォニアム2」なんかがそのタイプですね。
私は百合が大好物なんですけど、「響け!ユーフォニアム2」に関しては
必要以上の百合描写はノイズになる、純粋に話だけで魅せてくれと思ったわけです。
ただ、「響け!ユーフォニアム2」は久美子と麗奈の関係が本筋ではなかったので、
序盤以外はこのような不満を感じることはなかったです。
翻って本作はといえば、話もよく出来ていて、
フィギュアスケートアニメとしてもおもしろいと思う一方、
どうしてもBL描写がノイズになると感じました。
そもそも論として、勝生勇利とヴィクトル・ニキフォロフの関係はBLなのか?というはありますが、
ある程度アニメを視聴して耐性のある方には許容できる範囲内かもしれませんが、
そうでない人にとってはやはりやり過ぎだと感じるレベルだと私は思います。

昨年の大ヒット作と言えば、新海監督の「君の名は。」ですが、
それまでの新海監督の作品は内向的なロマンティシズムで、
観る人を選ぶマニア向けの作品だったのに対して、
「君の名は。」は外に開かれた、つまり非常にポップな作りだった為、
潜在的なアニメファン(ライト層)を強く引き込んだと思います。
そして同時に、こういった層は、実は非常に厚いのではということも感じました。
「君の名は。」のように素晴らしい作品があれば是非観てみたい。
でもどの作品がおもしろいのか分からないし、自分で調べる程興味はない。
そういう人たちに「ユーリ!!! on ICE」は単純におもしろい!!黙って視聴してみろ!!
と気持ちよく俺に言わせてくれ!!
「ホモ描写がかなりキツイので耐性が必要かも」なんて
余計なことを言わせるなよ!!
コア層に媚びるな!ストーリーでしっかり魅せられる作りなんだから悠然と構えてろ!!
わざわざ視聴者を篩いにかけるようなことをするんじゃねーよ!!

とまぁ散々自分勝手な主張をしてみたわけなんですけど、
同時期に放送した作品の中でも本作の円盤の売上はぶっちぎりでトップですw
そういうことなんですw 商売ですからw
でもね、狭い市場でヒットを飛ばすより、
潜在的なアニメファンも取り込んで大大大ヒットを目指す。
作り手の方々にはそうした高い志を持って頂きたいですし、
今年もそういう作品に出会いたいですね。これまた無責任で身勝手な要求なんですけどねw{/netabare}

投稿 : 2017/01/14
閲覧 : 620
サンキュー:

44

384 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 2.5 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

スポ根要素<BL要素<<動画のクオリティ

フィギアの世界大会で惨敗して田舎に帰ってきた主人公のところに、突然憧れの世界チャンピオンがコーチになると言ってやってきて、一緒に金メダルを目指す…みたいな話。

とにかく、
動画のクオリティは凄いの一言!!
CG無しでこんなに綺麗でリアルに動かせるんですね!!
動画の評価だけなら★10くらいつけたいです。笑
音響も素晴らしい!!

が、
ストーリーは…うーん、
ジャンル分類すると、スポーツよりやっぱBLになっちゃうよね…

個人的にはBLは嫌いじゃないけど、
もう少しスポ根よりだったら男性の視聴者も楽しめて、もっと高評価だったんじゃないかなぁー。

投稿 : 2017/01/14
閲覧 : 267
サンキュー:

4

emanamir さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルなし

過去にフィギュアスケートをしてた身としてはうれしいアニメでした。

確かにBL要素があり、苦手意識を持つ人には向かないアニメかもしれませんが、それ以上に愛について考えさせられるアニメでした。
とにかく愛が半端ないです。
最終話は号泣しました笑

残念だったのは圧倒的に尺が足りない感が否めませんでした。主人公たちが練習したり、困難を乗り越える描写などが少なく、ほぼ大会のみでした。

しかし、その短さをを上回る作画の美しさに曲の良さはかなりのものだったかと!毎週期待を裏切らないアニメでした。いろんな意味でドキドキハラハラさせられます。
観終わった後の満足度もかなり高い!

終わってしまった今、ユーリロスが半端ないです。
二期があったとしたらぜひ見たいです。

投稿 : 2017/01/13
閲覧 : 196
サンキュー:

2

玉太郎@ほうき さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

BL嫌いだから無理だった

評判がすごい良くて円盤も売り上げ良いから観てみようと…。
1話を観て作画もよく面白そうだなって思ってたんですけど、どんどん臭くなってきてもう…無理でした…。
BLに嫌悪感が元々あったのでうわぁ…と思いました
作画は良いですがそれを上回るBL

投稿 : 2017/01/13
閲覧 : 258
サンキュー:

4

ゆゆちゃん さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

11

投稿 : 2017/01/13
閲覧 : 348
サンキュー:

3

Dkn さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

温泉でキャッキャウフフ♡

初回の平松原画と凝った演出で期待感を煽られ、
これから面白いことが始まっていくよ!
・・と言わんばかりのスタートで胸踊りました。

今まであまり無かったフィギュアスケートアニメ。
漫画家を脚本・プロットとして起用する。
テレビシリーズのアニメでありながら、豪華な音楽やゲスト。
過去にあまり例がない意欲作です。

ただ、1クールアニメらしい、竜頭蛇尾な印象でした。

致命的なのが、中盤からラストにかけてのバンク。
役者の熱演に対して、表情や仕草、カメラワークなどが
伴っていない為、映像作品なのに場面を想像しないといけない
というのが辛かった。内容は悪くありません。

もし続編があるなら観たいです(良くなる気はしませんが)

ホモホモしぃ事については、「2人は幸せなキスをして終了」を
作中半ばでやってしまった感があって、その後のベタベタを、
同性としては「女性から見てる世界観だな」と割りきってました。
普段から少女マンガ等で慣れてないとキツイかもしれませんねw

男性にしかわからない『男同士の距離感』とかあるんですが・・

例えるなら男が温泉で、女子の触りあいを妄想してるようなもので
不透明な部分が多いまま理想を描いてるというんでしょうか・・?

でもそれはしょうがない気がします。
だって覗いたら犯罪ですもんね?

投稿 : 2017/01/12
閲覧 : 332
サンキュー:

11

ネタバレ

K さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

美しいホモ

アイススケートに関して一切知識がないまま見ましたがこんなに美しいスポーツなのかと驚きました。
勿論実際のフィギュアスケートとは違うところもたくさんあると思いますが実際の方も見てみたくなりました。
キャラも魅力的で声優も豪華で音楽も素敵でよかったのですが指輪交換あたりから公式がホモすぎて少し冷めてしまったのも事実でした。
ですが泣けて笑えて見惚れてしまうほどの美しいアニメでした。今後に期待です。

投稿 : 2017/01/11
閲覧 : 247
サンキュー:

2

Wild Geese さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

演技の躍動感 ◎

初めてのグランプリファイナルに大敗、選手
として伸び悩んだ勝生 勇利は引退も考えながら
故郷に帰省していた。知り合いのスケート場で
憧れの人 ヴィクトル・ニキフォロフの演技を
真似した事で新たな世界が開き始める。

作画の出来が素晴らしい。キャラクターの動き
特に、メインキャラの演技は躍動感が爽快で
非常にレベル高い。他の演技も十分な出来はある。
モブキャラは緩い所があるが、差し引いても
見て欲しい作画だと思う。

大概の情報をアニメで取り込むため、あまり
フィギュアスケート知らないのだが、それでも
楽しめました。フィギュア界隈ではそっち系が
多いのか?ちょいちょい怪しい感じが出ていて
そういうのが少し気になった。

投稿 : 2017/01/09
閲覧 : 214
サンキュー:

10

ネタバレ

jujube さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

1話、覇権になるべきアニメが来た![完走後追記]

1話視聴、PVから連想される、女性向け(シリアス)というイメージを変えるほど、キャラが意外にもギャグ多めでテンポ良く進む。
そして主人公は太りやすいという、女性向けにあるまじき設定。
主人公含め、家族らの人物像もそこらへんに居るようで馴染みやすい。普通の女性達ももちろん出てくる。
まあ普通じゃないのは、ロシア側だが。それもまた味があって面白い!

そんな主人公の置かれた状況は、崖っぷちフィギュアスケーター。トップアスリートながら、メンタル弱くて連敗続き。

ストーリーは、フィギュア視聴初心者でも分かりやすく、入り込みやすくなってるし、オリジナルアニメながら、続きが気になる構成と、非常に各バランスが良いものになってるので、老若男女問わずに広く見て欲しいと思う。
PV切りでは勿体無い。誰が見ても損はさせない1話だった!

題材もフィギュアスケートなんてアニメでやるのに難易度が高く、過去に無かったのを良くやった。羽生選手でのリアルの盛り上がりもあってか、満を持して登場した感じ。プロの振付師や本物のアナウンサーも使ってて、かなり挑戦的な作品になりそう。

そして、肝心の作画は、1話の本気度が半端無かった!
全て手書きでここまで描けるのは凄い!!
あとはアニメーターが息切れしないよう、維持してもらいたいが、今後演技中演出面での更なる味付けを期待する。
今回より、もっと凄いものを見せてもらいたい。いや、このスタッフなら出来るんじゃないかと。そんな予感のする1話だった。

OPはまた絵が独特なタッチだが、曲が本当に凄く良い!映画の感動大作並だわ。この作品のポテンシャルを凝縮したかのよう。
曲って凄く大事なんだよね。
本編が面白い作品てOPも良いし、OP飛ばせないのがデフォ。OPクソで本編が良いなんて事はほぼ無い。

もちろんEDも良いのだが、意外にも羽多野さんか。いや、アニソンとは思えない質の高さでビックリ。
一般アーティストじゃ無かったけども、アニソンのテイストじゃないから本編を考えてちゃんと作られたのが良く分かった。
この曲なら普通に一般アーティストと、タイバンでライブ出来るレベル。

なので、1話は、ストーリー・作画・声優・音楽・キャラクターで減点するところが無かった。


-----上記1話視聴迄、下記完走後追記-----

この作品は、自分の評価基準をぶっ壊してくれた!色んな所で良い意味で。
星がカンストしまくって、他作品と同列では評価できなくなってしまった。
まるでこの作品だけが、10段階評価が必要なよう。

あえて付けるなら、
物語:9.5、音楽:10、キャラ:9.0
作画と声優は据置きとさせて頂こう。

作画は超絶頑張ってた。あんな激しいスケーティングの動きを見事な手書きで全話駆け抜けたのには感服する。正に挑戦であり、手書きだからこそ伝わるスケートの美しさと見せ場が非常に良かった。
ただやっぱり脇キャラのスケート含め、それ以外でも崩れざるを得ないところがあったので、円盤での修正が期待される。

声優も凄く良かった。普通が3だから、全然ダメってことではない。
円盤1巻のオーディオコメンタリーを聴いて、原案・久保ミツロウ氏に激しく同意したかったのは、勇利役の豊永利行氏へのコメント。勇利というキャラがどんどん変わっていく中にあって、芯がぶれなかったのは豊永さんの役に寄り添う自然体な演技!他の方も同じだが、あまりに自然すぎて気づけないんだ、そこに。だからこそ評価が難しい。

以下、アニメだけで分かる情報で記載していく。
物語はひとまず置いておいて、音楽について語るとすると、
驚くべきことに、各キャラが披露するSP(ショートプログラム)、FS(フリースケーティング)の楽曲の殆どが新曲だという事!!
始めはてっきり全部どこかから似たような既存曲を持ってくるものだと思ってたけど。確かに著作権の切れてない最近のキャッチーな楽曲は使いづらいし、使ったらどれだけ権利料払わないといけないのかと思ったら。
公式「自前で用意しました。」
マジか!そこまでして各キャラに寄り添ったものを作って来たスタッフの本気度をビシビシ感じたね。もちろん、演出・演技・構成のおかげもあって、激しく印象が刻み付けられた!
サントラが売れるのも疑いようがない事実!!

{netabare}
・ヴィクトルFS曲:『アリア/離れずにそばにいて』⇒久保氏日本語歌詞→イタリア語化歌詞→オペラ楽曲に!とにかく切なくて美麗!
・ユーリ(ユリオ)SP曲:『愛について~Agape~』⇒作曲家の日本語歌詞→ラテン語歌詞で崇高な讃美歌のよう。FF辺りで使われそうなw
・勇利SP曲:『愛について~Eros~』⇒歌無し。ギターの旋律と揺らぎがいいね。ラテンって感じ。
Wユーリは対曲だからアレンジ違いて言われても、全然印象が被らないのが凄い!
・勇利FS曲:『Yuri on ICE』⇒歌無し。感動シーンと共に、ネタバラシでもあって使い方が凄く上手い。このピアノ曲の旋律が綺麗過ぎて実は自分的にはPVから期待度MAXだったんだ…なんて今更感。

ここまでは他作品でもオリジナルでやれるだろうけど、制作がトチ狂ってるのがその後(笑)
他にも特筆すると、グランプリシリーズでの各キャラのスケーティング曲もオリジナルで制作!
・ピチットfrom泰国 SP曲:映画"王様とスケーター"より『Shall We Skate?』⇒久保氏日本語歌詞→英語詩。ディズニー感を演出するような楽しい楽曲。映画はどこかで聞いたタイトルだがw、久保氏のこだわりようにおいては更にツィにぶっとんだ創作映画あらすじを載せるwww
・光虹from中国 SP曲:『La Parfum de Fleurs』⇒歌無し。中華風で胡琴のような音もする。短過ぎて不鮮明だけど。
・レオfrom米国 SP曲:『Still Alive』⇒英語詩。最近のアメリカでの売れ筋曲って感じもするし、爽やかでハモリも素敵。BGMにずっと聴いていたい曲。回想シーンでのレオ君の「音楽に出会って無ければ一体どうやってこの魂を勇気付けることが出来ただろう」はこの曲だからこそまっすぐに心に刺さった一言。
・クリスfrom瑞国 SP曲:『Intoxicated』⇒英語詩。もう曲自体がアンニュイだけど緊張感もあってセクシー過ぎる!!舌舐めずりした蛇が這いよってくるような。
・ギオルギーfrom露国 FS曲:『A Tales of Sleeping Prince』⇒英語詩。彼のSPの既存曲と対比になるような。眠れる美女からの~。意味深な曲題。そして楽曲自体は力強い女性Vo.と綺麗なハーモニー。誰かを鼓舞している、勇気を貰えるような曲。
・JJ from加国 SP曲:『Theme of King JJ』⇒英語詩。劇中でもJJプロデュースのオリ曲扱いw初めは歌詞も含めてJJらしくPOPで良い意味でウザいと思ったのが、まさかあんな感動的な合唱曲になるとはw

全部の曲は書き切れないけど、このくらいの情熱が各楽曲から迸ってきていたのです!
{/netabare}


スケーティングの描写に関しては、自分がスケオタじゃないばかりに知識不足で語ることができない。
スケオタなら、上記の音楽語り以上のものが出来て、作画評価爆上げだったかもしれない。
フィギュアスケートはまれにファイナルを見るくらいで、技の見分けが付きにくい。一番見てた時は実は真央ちゃん世代w
ノーミス連発するこいつら(キャラ達)は化け物か!!
ミスの仕方も自然で素晴らしかった。

ただ言えることは、アニメーターもほとんど自分と同じ立場で必死にそれらの違いを描いたことだろう。こういう動きはそれが難しい。そこそこスケオタ層もいるから誤魔化しが一切効かない。
でもそれこそが、久保氏ならびに山本監督が描きたかったものなんだろう。前進のアニメーター見本市映像を見ても、美しいスケーティング演技を描きたいというのが良く分かる。それも普段は見ることができないようなカメラワークで。
そもそも前段階で、漫画のように要所要所で止め絵で誤魔化すなんて逃げをここのスタッフは一切しなかった。ほとんどのキャラのスケーティング演技を時間の許す限り見せてくれた。
こんなことは実写じゃあ引退したプロに全て実演させるしか実現できない。日常演技に目を瞑って。
つまりアニメじゃないと不可能なわけで。
それでもアニメですらそのハードルは高すぎる。CGじゃあの美しさは出来なかった。

一般的な目線でも、作中で勇利がヴィクトルの真似をした時には、デブってんなってくらいの重量感を演技の端々で感じた。(まあ太鼓腹は格好付かないから精一杯引っ込めてた設定にしておくが。)

勇利のSP・FSともに成長=作画も少しずつ修正、演技ミスor変更する箇所も時々で違う。同じように見えて一から書き直しも多いはず。(これは他キャラにも共通なことだが。)
最初は野暮ったかった滑りが徐々になめらかになっていくのには感動する。
FSの完成形ではもう最後の指先のひとつまで、柔らかく美しい演技だった。




さて、続いて物語の話しをしようか。
これには相当な覚悟が要る。(自分的に)
何故かというと、、、毎週1話ずつ書いていくことも考えた。
でもそれは無理なんだ!時間的に!!
このアニメの各話何時間見た?毎話増えていくんだよ!終いには半日はリピートで潰れたよ。
そこから考察サイトとかイラスト巡りにして半日。
感想を書くなら、各話それぞれであと半日はかかるのは間違い無い!
しかも超長文、各話大量の文章で埋め尽くされる!
だからここではなるべく多大な努力を払ってざっくり書くことにする。


スケートの軸と平行して、今作は勇利とヴィクトルの関係性がもう一つの軸。でも彼らの周りにはそれ以外にも愛があった。
全体的に愛と成長がテーマだね。

ヴィクトルは1話ではまさに生ける伝説。神々しい存在。
それがいきなり押しかけコーチになるほど破天荒で、毒舌だけどおちゃらけてて憎めない。そして何気に純粋。
段々と殻が剥げていって人間に近づいていくんだけど、
勇利はいつまで彼を神扱いをするのか?気安い間柄にはなったけど、精神的な距離に置くところはそれほど変わってないように見える。
ヴィクトル自体は喜怒哀楽を意外と出すんだけど、中々底知れなさもあって、今作でもまだ全てを見せていないと感じている。
そこが次シーズンがあるなら、肝になるかと思う。

勇利は女々しい?メンタル弱い?いやいや、一応成人してるだけのことはありますわ。2話でユリオを鼻であしらったのからアレ?と来て、4話でヴィクトルに噛み付きかけるとこで確信。こいつはビックリ箱だ!まだまだ本性を押し隠した、これから化けるぞっていう。
そうこうしてたら10話で想像以上のことをされたけどね(笑)
自分の意志は意地でも曲げない、コーチの言う事聞かないw
もう人間くさくてしょうがない!恋人にするには面倒臭い奴!ヴィクトルくらいじゃないと操れないかな。
自信は無くても、トップアスリートとしてのプライドはある。
ただ今まで世界で1人で戦ってるような気分で、視野が狭くなってて周りの愛に気づけてなかった。
それに気付けたのが、ヴィクトルを必死で掴もうとする貪欲さから、自分に足りない物を探し始めた時。そしてFS曲に全てを籠めようとする。
最後だと思って滑るスケートは美しい、美しすぎる。
年齢的に引退でもおかしくないが、いや待て!お前人より体力あるだろうと!
ヴィクトルさん、目を覚まさせてやってください。

ユリオは最初から貪欲で上しか目指してない。だけど、所々に幼さがあって、危うい感じがする。体力も足りてなかったりするけど、若さ故の無謀さがある。自分の時限の美しさを自覚するのが儚い。
爺ちゃんに対するアガペーは彼を年相応に見せてて良い。
最終回で彼が成し遂げたことはメダルだけじゃないのが良かった。
素晴らしき大団円かな。

{netabare}
もう少し各話をピックアップして見ていく。
作品タイトルを山場のカギにするのは良くあるけど、この作品は早くも4話でそれが来た。ヴィクトルが来るだいぶ以前の勇利の問題(人間関係)を正面から受け止めて、やっと手にした楽曲が『Yuri on ICE』。それも勇利の成長の証。勇利自らが万感の思いを込めて名付ける。そして、勇利の引退を予感させての引きが儚くて切ない。
大会を経るごとに浮き沈み激しくも、ナチュラルにヴィクトル超えを目指していく大胆な勇利。
6話で追われるのは慣れてないけど、世界のスターよりもアンチヒーローの方が心地良い、この勇利のメンタルが凄い。(8話も同様に。)
7話でそれが空回りしすぎてガチガチになるけど、ヴィクトルが試合前の選手にトドメを刺す駄目コーチっぷりを発揮しつつ、「ヴィクトルは僕より僕の勝利を信じてればいいんだよ!」っていう勇利の逆切れで元鞘という、予想外の破れ鍋綴じ蓋っぷり!あーもうヴィクトルは勇利のコーチにしか成れないねw残念だったな、ユリオ。

そしてかなり描写不足を感じたのが、8話。
ヴィクトルの愛犬マッカチン(in日本)の危篤の知らせに、ロシア大会中の勇利を残して日本に戻るかどうかの決断まで。2人の関係性の齟齬は?
これだけだと確かに薄いストーリーだろう。
これに対してはいつか公式が補強してくれるだろうと思って、脳内補完するしかなかった。⇒妄想だけど、{netabare} とあるまとめサイトにも同じこと書いたが、
仮説として、これまで一切描写されて来なかったヴィクトルの身内事情を考察。ヴィクトルがソ連崩壊の丁度2年前に生まれたとして、激動の時代に貧困にあえいだ幼き日があったかもしれない。作中で身内の描写も無いのは・・・ヴィクトルの過去がもし孤児院出身だったら、10代そこそこで飼い始めたマッカチン(けっこう老犬で現役)は名実共に唯一の家族。ただのペットでは無かった。ヴィクトルの過去記事を読み漁ってた勇利は当然その事を知っていて、この局面で日本に戻れと自ら言う。いくらヴィっちゃんのことがあったからって、前回で勇利が成長したからって、普通ならコーチとして優先させるべきはFSなはず。その後間を置かずにヴィクトルがヤコフにコーチ代理を依頼するのも早急すぎて。ヴィクトルだって、前回で勇利を側で見守りたい気持ちが高まっていたはずなのにそれを振り切れるほどの一大事なのだと、そうやって作中では描かれていない事情を類推するしかない。

となるとヴィクトルの性格付けで、本物の家族の愛を知らないが故の博愛主義的な態度、他人にあまり興味がなく、頼れるのは自分だけってのがあったりして・・・勇利に出会うまでは。彼もまた勇利から愛を受け取って視野を広げていく今作のもう1人の主人公なのかも。

ロシア経済が好転した2000年頃-ヴィクトル推定10歳頃に私生活でも転機があったりして(才能を見出されて孤児院からスケート養成機関に強化選手として引き取られるとか)

ちなみにヤコフは単に古い付き合いのコーチで師弟関係の色が強く、他に後見人は居ても親代わりの立ち位置の人間が居なかったのだとか。妄想終了。
{/netabare}
今まで丁寧に丁寧にキャラクター像を積み上げてきた公式だから、この回だけは後半への伏線なのかと思ったが、最終話まで描かれなかったので、次シーズンに期待するぞ!と言いたい。

大会中は、他選手(ライバル達)との関わり方とか、選手の演技そのもので回想シーンを挟みつつキャラの掘り下げをしてくれるから、様々な濃いキャラ達と各自の試合に臨む姿勢が良く分かる。それがまた凄く面白い!
よく想像を超えたキャラ達を生み出してくれたよ。
だからこそ、最初のヴィクトルの子豚ちゃんも子猫ちゃんも凡人に過ぎないよ♡っていう毒舌に納得するしかない。
ただ物語がヴィクトルと勇利とたまにユリオの閉じられたトライアングルな関係性だけだったら、ここまで大会が盛り上がらなかっただろう。
誰もが勝ってもおかしくないほど才能があるし、それこそ大会結果でさえ先を読めなくする好手。素直に選手全員を応援したくなる。

リアルを多少知ってれば、スケート競技ではミスして当たり前だし、それでもSPで勝つためにファイナルで更に難易度上げてミスをした勇利の悔しがる姿は口惜しいが美しい。
JJの思わぬ窮地も嘘臭くは感じられない。既に愛を持っててそれを理解しているJJだからこそ、そんな窮地でも中盤での挽回。去年の勇利にはそれが出来なかった。今ならどうだろうか。

それにしても、順調に紡いできたヴィクトルと勇利の関係性はそれを愛と呼ぼうが何と呼ぼうが最早問題では無い。
10話で勇利がヴィクトルにお守りという名の婚約指輪を送ろうが、2人が結婚しようが関係無い。
2人がスケート人生を全うするため、それが必要ならあるべきところに収まるまでだ。

そして10話にはまた逆転劇を公式がやってくれた!
OPで水彩絵の具が交わるように、1話は勇利視点から始まり、徐々にヴィクトルの視点も混ざりつつ、10話ラストで昨年のバンケット裏での重要な出来事の暴露!勇利が飲酒ダンスバトルで記憶から忘れ去った、ヴィクトルへの勧誘「Be my coach!」で、おまえが元凶か!!と。
バンケット乱れ咲でウハウハしてる場合じゃないぞと、視聴者皆がオセロの白から黒へパタパタっと視点を替えられた仰天事実。

あんなにバンケットで積極的だった勇利になら1話からヴィクトルはあんな態度も取るし、スキンシップも分からなくもないな。
勇利視点で見ていた恋多き手練れの色男ヴィクトルが陽炎になって、現れた一途で純粋なヴィクトルがそこに居た。
また1話から見直すドナドナですか。
当初のスキンシップが激しいほど、ミスリードにまんまと騙されたわけだw


最終回12話生ランビエールはオファーできてめちゃくちゃ凄いのは分かるけど、スケオタ以外にとっては遠慮して欲しい尺だったな。余計尺が短くなってあと1話欲しいくらいだった。

ファイナルはWユーリがそれぞれヴィクトル(の記録)を超えた!
ユリオはSPで。ユーリはFSで。
ユリオのSPジャンプノーミス&片手or両手挙げってもうコレ訳分かんねえなw万全だったロシア大会の遥か上を超えていくとか!
そして勇利の最難度なのに限りなく綺麗なFS演技。念願のノーミス!!

このまま勇利が金で逃げ切り引退かと思いきや、策士ヴィクトルが対抗馬ユリオを煽りに行く!!
わざわざ出番前に言うことが「ヤコフ!(ユリオ)、俺復帰するよ」これだけなら完全空気読めないキャラw
すると、勘の良いユリオは「それって勇利が引退するってことか」
どんだけ勇利気にかけてんだ、ユリオw
ヴィクトルが言うことは事実だけ。「勇利はファイナル後に引退かどうか決める。」
でもそれ以降無言で助けてユリオ!のハグで、困ったときはハグで助けてもらう精神のヴィクトル大勝利か。
ここで明かされるユリオの真実。あの1話直前から勇利のスケーティングを意識していたんだなぁ。ツンデレめ。
だからこその限界を超えての無謀演技再び。(片手挙げ等で加点増し演技)
ここにも勇利の引退を阻止したい人間が奮闘する。しかしフィニッシュ直後のユリオは得点計算が追い付かなかったんだろうな。僅かに負けたかと思っての、勇利を引き留められなかったと心からの涙。。。一瞬心が締め付けられたけど、本当の結果は僅差でのユリオが金、勇利が銀メダル。真実は結果だけじゃないだろうけど、勇利にもユリオの演技には思うところがあったはず。
頑固な勇利もヴィクトルによるトドメで引退を撤回し、ヴィクトルは現役復帰するけどコーチを辞めない。(思考停止)⇒皆でロシアに住めばいいじゃない!
・・・えーそんな方法があったのか!(目から鱗)
散々どっちかしかないような思わせぶりな展開をしておいて!
一体大会結果から2人の進退までドンピシャ的中させた視聴者は居るのだろうか。
だってユリオもシニア最年少金メダリストだよ!あんだけ体力心配だ言われておいて。逆伏線酷いw
本当全てが想像を超えた作品だったよ。
でもハッピーエンドな道が残されていて良かった。

考察はまだまだ書き切れないものが多すぎて、この作品は皆が1つのセリフの裏を10個は読もうと必死だったのが良く分かる。

〆のペアダンスもあのヴィクトルの美しすぎた1話『アリア/離れずにそばにいて』の再構築でのエキシビジョン。コーチもリンクでダンスしていいんだっけ?とか大量のハテナが飛び交いながらも、美しくも綺麗すぎて最高だった。
最終話終わって安らかになれたけど、次シリーズはいつまでも待ってるよ!

{/netabare}

投稿 : 2017/01/09
閲覧 : 605
サンキュー:

18

minisaku さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白かったです!!

主人公の勝生勇利は23歳のフィギュアスケート特別強化選手。実力はあるが、メンタルの弱さからの実力を
出し切れずにいた。そんな勇利がある人との出会いきっかけに
スケート界で上を目指していくってお話。全12話。

個人的には今期一番面白かったアニメです。他の方のレビューを見て少し驚いたのですが、
女性ウケ狙いすぎとか結構いわれてますが、自分はそんなに感じませんでした。
まぁ男どおしでの距離感が近すぎるってのはありますがw

ストーリーはテンポ良く進んでいくし展開やキャラの良さとか、なかなか良かったと思います。
続きがあればもちろん見たいけど、多分、ここで終わってるのが一番いいのかもしれないね。
まぁ苦手な人はいるだろうけど、自分は楽しめたので、見てない人には見て欲しいなって思いますw

投稿 : 2017/01/07
閲覧 : 238
サンキュー:

12

lll1 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

綺麗だったけれど

 MAPPAのアニメはいつも楽しませてくれるので期待して視聴しました。
 第1話の完成度がもの凄く高くて、良いアニメだなーと思いながら観ていましたが、6話あたりからは何とも。

 最初に良かったところから。
 映像がとても綺麗でした。よくこれだけ動かせるなと思いました。さすがMAPPA。MAPPAのアニメは神撃のバハムート、残響のテロルと非常に綺麗で、良く動くアニメをつくってくれる。本当に好きな制作会社。

 演技が下手だなと思うような声優はいなかったです。テレ朝のアナウンサーの方上手いね。
 だけど、それぐらいかな。

 次に不満があるところ、けっこうあります…。
 まず、色々なキャラクターにカメラを向けすぎ。各選手を描きたい気持ちは分かりますが、メインの登場人物を中心に繰り広げて欲しい。急に出てきて、演技中になんか色々喋ったり、過去シーンや妄想とか描いたりしてて何がしたいんだか。そんな短時間で感情移入できない。特に思い入れもない。

 心の声やら説明的なセリフ・シーンが多すぎる。先程も述べましたが、演技中に喋ったりするのがくどい。何かもっと違う描き方できなかったかな。
 説明するシーンもやたらアニメ的であまり好きじゃない。「し~ん」とかもわざわざ文字で画面に流れてて、別になくてもいいと思う。

 そして、純粋にストーリーが弱い。6話以降はほぼ演技してただけじゃないですか。う~ん、美しくはあるんだけどフィギュアスケートに無知な私はあまり楽しめない。

 作画について。使い回しが目立ちました。まぁ、少し仕方ない部分はあるけれど。

 最後にちょっと関係ないけど興味があったので。この作品がいわゆる「腐女子」向けだと言われており、実際そのような場面は見受けられました。私は、ゲイやレズビアンが登場する映画やテレビドラマをたくさん観たことがあるので、そこまで気になりませんでしたが、ちょっと「しつこい」というか「くさい」というかそんな感じの演出してるなとは思いました。
 そこで、実際どれほどフィギュアスケートの選手でゲイがいるのか調べてみました。けっこういるみたいです。作中でもそれっぽい人がいたと思う。クリスはおそらくゲイですよね。トランスジェンダーかも知れないけど。他はよくわかりません。

最終評価は 4 / 10点です。

後半でどんどん下がっていった。最初の方は好きです。「サガン鳥栖試合やろ」とか細かなセリフに笑いました。あとサーラが美人、綺麗だねあの人。

投稿 : 2017/01/07
閲覧 : 270
サンキュー:

7

ネタバレ

タック二階堂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

氷上のユーリ対決!

詳細は公式を。

正直、公式サイトの印象から
「なんだ、これも腐向けか…」と
ゲンナリしていましたが、観てみたら
予想外に面白かったです。

競女!!!!!!!!と並ぶ、「!」多めタイトルの
ダークホース枠と考えてもいいのでは
ないでしょうか。

制作は「残響のテロル」のMAPPA。
作画、特にスケートのシーンは驚くべき
再現度です。

とにかく、これは継続視聴ですね。

========第2滑走視聴後、追記です。

藪から棒に勇利のコーチをすることに決めた
ロシアのスター、ヴィクトル・ニキフォルフを
追って来日したもう1人のユーリである
ユーリ・プリセツキー。ヴィクトルの約束を
反故にさせないために佐賀で勇利と対決することに。

作画、ストーリー展開、ギャグとシリアスの
バランス全てが高いレベルでまとまっています。
これは今期、響け!ユーフォニアム2と並ぶ
覇権アニメ候補の筆頭になるでしょうね。

========第10滑走視聴後、追記です。

グランプリファイナル前の息抜き回でした。

ライバルのキャラが把握しやすく、それぞれの
キャラがいい塩梅に主張してバランスが非常に
いい作品です。

グランプリシリーズのテンポもちょうどいいし、
フィギュアスケート自体のルールやシーズンの
流れみたいなものも上手く説明していて、
興味を持った人も多いんじゃないでしょうか。

もちろん、フィギュアスケートの放送権を持つ
テレ朝がこれからシーズンに向けてフィギュア
スケートの魅力を伝えるプロモーション的な
役割の作品ではあるのでしょうけど、作品自体の
強さがあるので、それに留まらない魅力があります。

と、手放しで褒めてきましたが、ちょーっち腐向けに
振りすぎているなあという嫌いがありますかね。
男同士でキスはやりすぎでしょうよ。
そしてダメ押しにペアリングって…
思惑通り、Twitterでは腐女子たちが大騒ぎで、
若干うんざりしている面は否めません。
「●そ松さん」にしないで欲しいな、これ。

========最終滑走視聴後、感想です。

全体を通して見ると、試合をしてる回と、勇利と
ヴィクトル、ユリオ+取り巻く人々との日常回の
2系統の作品です。

試合回は、ホントに試合の描写のみ。
日常回はBL要素が目立つ内容でした。

スケートのシーンは作画、演出ともに素晴らしい
出来で、フィギュアスケートの序列とか試合の
流れ、採点法などが分かりやすく、しかも得点の
発表とかワクワク感を上手く煽って面白かった
です。

反面、日常回のBL演出は後半にいくほど、見るに
絶えないレベルの拒絶感がありました。
男同士のキス、エンゲージリングなどが、もう
ここに極まれりという感じです。
もちろん、制作サイドの狙い通りに腐女子を釣る
ことに成功し、ちょっとしたブームですね。
ビジネス的にはこれで成功なのでしょうが、
普通にストーリー展開しても、十分に人気を集める
こともできたのではないかと思いますが…

ただ、良作なのは良作です。

※2017.1.7追記
トレパク疑惑が持ち上がり、検証サイトを
見てみましたが、これは言い逃れができないレベル…
ただまあ、この作品だけを考えてみれば、作画は
かなり良かったので、僕的には評価を下げるまで
には至りませんでした。実際トレースしたのは
実写ですしね。んなこと言ったら風景の背景が
聖地になっている作品も、写真をトレースして
いたらパクリになっちゃうわけでw

投稿 : 2017/01/07
閲覧 : 393
サンキュー:

17

DEIMOS さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ホモアニメの衣を被った良作アニメ。

ホモアニメ、そう断じるのは表面的な見方にすぎない。
GPファイナル優勝の有名ロシアスケーター(ビクトル)がパッとしない日本人スケーター(ユーリ)のところに来て、コーチになり、一緒にGPファイナル優勝を目指す、という話。

一見すると、ビクトルとユーリのボーイズラブ的演出のみが強調されているように感じるが、普通のスポーツアニメとしてもよくできている。特に、序盤の目まぐるしい展開は、他のアニメではなかなか見られない。

また、ホモアニメの裏側には、作画アニメの顔があった。OPの作画には、度肝抜かれた。カッコ良すぎる。途中、省エネ回では、CGのスケートシーンが多用されたが、やはりCGでは感動しない。トップアニメーターによるフィギュアシーンはそれだけで感動モノ。後半、スケートシーンが増えすぎて、作画が崩壊気味になったところもあるが、うまく過去シーンをつなぎ合わせながら、最後まで走りきった。作画スタッフの頑張りに拍手を送りたい。

フジテレビがフィギュアスケートを盛り上げるために作った商業的宣伝アニメの顔もある。実際、実在する選手が解説やレポーターとして出演していた。アニメがそういったツールとして扱われるようになったということは素晴らしいことだ。

投稿 : 2017/01/07
閲覧 : 268
サンキュー:

4

ネタバレ

ごはんちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

潔い、全てが良い

最初普通のスケートアニメかと思って
そうそうスケートアニメもないし、内容も
引きこまれるものがあったので、とりあえず見た。
そしたら、最後はとてもじゃないけど
もろBLになっていったので笑ってしまった。
プロポーズっておい、指輪っておい。
物語りもよかったのだけど、この要素があまりにも
笑ってしまう。腐女子の友人は沼に落ちてしまった。
恐ろしかった。
多分二期もあるだろう。
楽しみです。

投稿 : 2017/01/06
閲覧 : 193
サンキュー:

2

ネタバレ

オヤジですがなにか さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ヤバイ、面白い!→今期最高峰の予感

1話視聴。
正直期待してなかったんですが……
良い!
キャラも立ってるし、スゲー動くし、スタッフさんがフィギュアスケートの動きを研究してるのがよく分かる。
今後に期待でキープ!

10月28日追記
4話まで視聴。
何がスゴいって、人間描写もさることながら、スケートシーン。
実演の方がいるとは言え、あの出来。
頭の先からつま先まで、細かな表情が描かれていて、ユーリ達が実在するかのように感じる。
キャラクターも魅力的。
今後も超期待です!!

1月5日追記
いや~、面白かった。
ガチでBL狙いなんですが、師弟関係を極端に描くとこんな感じだよなぁとか思ってしまった。
ラストも納得な感じで終わってくれたので、文句なしで名作。

{netabare}
なんですが、ネットではもろもろ不穏なうわさが……
それも影響して、若干点数落ちてます(^^;)
{/netabare}

投稿 : 2017/01/05
閲覧 : 279
サンキュー:

14

ネタバレ

シャンゼリゼN゜5 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

キッチュな自分魅せの競演

全体的に、陽気でどこかラテンのノリみたいな雰囲気があり、それは新鮮味があってなかなかよかったです。
そしてお色気いっぱいの男性たちのナルシリズムと情熱の共鳴。それが様々な音楽と調和する描写は、ドラマティックでロマンティックでした。

ですが、スケートリンクでの表現、競技シーンが大半??を占めていて、仮想の大会としっかりと見ているかのごとくボリュームいっぱいの描写。
フィギュアというものに対して、殊更に好き嫌いの感情は持ち合わせていない私なのですが、この描写の多さはちょっとお腹いっぱいすぎかなー。
リアリティがあって??見ごたえは充分であったのは確かですが、中盤からやや飽きたといいますか、滑ってるだけだなって思う事もありました。
アニメで魅せるという娯楽作品へと昇華させるにあたっては、もうひとつふたつ違う角度からのアクションや演出が欲しかったかも。

キャラは美男子揃いで美しかったですが、私にとって、その絡みは時にセンシュアルすぎて、気持ち悪い域にはいってました(笑)
もう少し、男臭い?男らしい??ところかあって欲しかったかな。なにせ、みんな綺麗すぎだし、よくしゃべるので、絆や感情が軽く見えてしまいました。

あくまで、私の価値観ですが、
{netabare}言葉に頼りすぎると、退屈に感じてしまうものなので、言葉にならないものを上手い具合に表現して欲しかったかも。
仮に愛してるよって、毎日言われ続けても飽きちゃいますし、言葉が軽くなってしまいます。たまに言われた方が嬉しいみたいな。感情は全て口にしないで充分。
なんて、例えが悪いですね(笑){/netabare}

OPとEDは、映像と音楽ともに、作品の雰囲気とのマッチングが素晴らしくて、とてもセンスよかったと思います。
結構好きでした。

投稿 : 2017/01/03
閲覧 : 195
サンキュー:

16

ネタバレ

ネロ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

2期が無いと報われない

1期最終話グランプリファイナルまさかの結果。
1話目から良作の期待が大きく始まった時点で2期目を期待していました。

2期は是非、ヴィクトルvs勇利vsユーリのバトルをグランプリファイナルで、
映像化して下さい!!
と言うか、2クールでそうだと思っていたので、
1期のシナリオ評価は3.5としています。

投稿 : 2016/12/31
閲覧 : 213
サンキュー:

2

のび太 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ダークホースになり損ねたダークホースw

スケートシーンの動画が素晴らしく、OPのスケート動画をみて
「何これ!」と驚いた人も多いんじゃないでしょうか。
1話を見た限りでは、今期のダークホース筆頭だったのですがw

その後の展開が微妙な事に...

男どうしでエロスとか愛とか、もうほぼBLでしょw
肝心のスケートシーンも、何やら微妙な独白をバックに演技するとかw

終わってみると、スケートシーンの動画以外は少し微妙な作品でした。

同時期にあった、リアルのグランプリシリーズのPRとかにはなったのでしょうか?
まあ腐女子の方にはそれなり?に楽しめる作品かもw

投稿 : 2016/12/31
閲覧 : 301
サンキュー:

19

ネタバレ

ポロム さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

これはきっと・・・愛だよ。

最初、期待は全くしていない状態からの視聴。
1話からの作画が本当に凄い(よくわからないけれど本当に凄い)

たぶんこんなに色っぽい”カツ丼”はないんじゃないかと思う。
BLはそんなに好きではなかったけれど、今期の”ユーリ”と”私モテ”を観てから目覚めそうで危うい。
キャラも個性的で、居るだけでうるさいJJやポポの濃いメイク、クリスの色気とまつげとお尻が色んな意味で許せない・・ッ(笑)

{netabare} ヴィクトルとユーリの空港での再会シーンやキスしたように見えるシーン(これ絶対してるよね)ペアリングやら、もうドキドキが止まらない。
EDの酔った勇利のダンスシーン等、ツボに入っちゃって
ユーリグッズを探しにアニメイトに行ったり、ユーリ特集のアニメ雑誌や同人誌に手が伸びそうになったり、本当にこの作品は色んな意味で危険だと思った。
最終回のペアダンスに萌えたけど、まだまだ物足りないので2期があると嬉しい。{/netabare}

投稿 : 2016/12/31
閲覧 : 353
サンキュー:

38

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

表彰台の一番高いところを目指して…

この作品はオリジナルアニメ作品だったようですね。
私はフィギュアスケートを題材にした作品を視聴するのが今回が初めてです。
だから雰囲気を含め、どんな風な作品になるのか全く見当が付きませんでした。

この物語の主人公はフィギュアスケート特別強化選手のである23歳の勝生勇利…
元々実力はある選手なのですが、メンタル面の弱さから初出場したグランプリファイナルで大敗を喫しただけでなく、その他の大会でも鳴かず飛ばずのままシーズンが終了してしまいました。

失意のまま故郷に戻り、昔のリンクメイトである西郡優子に頼んで地元のリンクで滑らせて貰った時、勇利が憧れている世界トップフィギュア選手のヴィクトル・ニキフォロフのプログラムを滑ったのですが、その滑りを優子の娘が撮影しており、無断でネットに上げて全世界に発信してしまったんです。

その動画は色んな人の目にとまりました。そして、それはヴィクトルの目にも…
そして珍事は留まる事を知らず、日本にいる勇利の前に突然ヴィクトルが現れて、コーチを申し出るんです。
世界のトップスケーターが日本人の一選手の専属コーチを務める…
この噂は瞬く間に広がり…物語が動いていく事となるのです。

コーチの期間は次のシーズンまで…目標はグランプリファイナルで金メダル…
勇利は決して鬼ではありませんが、ヴィクトルは間違いなく金棒以上の存在…
こうして次のシーズンに向けて二人三脚で進みだそうとするのですが、ヴィクトルの判断を快く思っていない人もいたのでした。
真っ先にやってきたのは、ヴィクトルと先約を交わしており、隙あらばヴィクトルをロシアに連れ帰ろうと画策するジュニア金メダリストのユーリ・プリセツキーでした。

テコでも動かないユーリに対し、ヴィクトルは彼の振り付けたプログラムを滑り、勝った方のコーチを引き受けることを約束するのです。
昨シーズンは失意のシーズンだった…だから今度はヴィクトルと一緒に巻き返しを図りたい…
きっと勇利はこんな事を考えていたんだと思います。
その一方で大好きで憧れのヴィクトルに自分の全力を見て欲しいという欲求もあったと思います。
こうして二人のユーリの戦いが始まっていくのです。

フィギュアスケートってアニメで表現したらどうなるんだろう…と思っていました。
そして見てびっくり…まるでTVから流れてくる本物のスケート放送みたいに画面の中で選手が滑っているんです。
スケート放送といえば、技を教えてくれる解説も流れますが、それも本物そっくり…
滑っているのが2次元のキャラか実際のスケーターかの違いだけ…
会場の熱気も滑っている音も…ジャンプの前の緊迫した一瞬の空気も…まるで本物なんです。
これには恐れ入りました。

私たちは実際にスケートの放送を見て、選手を取り巻く関係者が今この瞬間何を考えているかは分かりません。
滑走前…当然緊張すると思います。そんな時、どういう言葉でリンクに向かっていくのか…ほんの少しだけ分かったような気がします。

物語はフィクション…だけど、今目の前で起こっているのはグランプリファイナルを始めとする各種大会…
選手の滑りも開設も本物さながら…そして選手の息遣いまでも聞こえる緊迫感…
全てが本物志向だから、これだけの感動を与えられるんだ…そう思った作品でした。

勇利にとって、きっと一番真剣にスケートに取り組んだシーズンだったと思います。
そして自分の弱点がメンタルにある事も理解しています。
全ての障害を跳ね除け、目標である表彰台の一番高いところに手は届くのか…
気になる方は是非本編でご確認頂ければと思います。

オープニングテーマは、DEAN FUJIOKAさんの「History Maker」
エンディングテーマは、YURI!!! on ICE feat. w.hatanoさんの「You Only Live Once」
主題歌ではありませんが、勇利のフリープログラムの曲「Yuri on ICE」のピアノの調べの格好良さは半端無かったと思います。

1クール12話の物語でした。物語も内容同様、綺麗に纏まっていたと思います。
作画、SEが秀逸な作品は見ていて気持ちが良いです。
初めてのスケートを題材にした作品をみましたが、これはまた同じ様な作品に出合えるのが楽しみです。
しっかり堪能させて頂きました。

投稿 : 2016/12/31
閲覧 : 247
サンキュー:

29

ネタバレ

NANA さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 2.0 声優 : 2.0 音楽 : 2.0 キャラ : 2.0 状態:途中で断念した

師弟愛とは違う別の何か/作画のトレパク疑惑について

3話までの感想

{netabare}
スケートアニメでした。
漫画では見たこともあるのですが、スケートをメインテーマとして描いたアニメは初めて観ました。というか、スケートアニメなんて描けるはずがないと思ってました。(スケート靴を履いたアニメは知っていますが)

作画はすごいの一言です。プロスケーターが監修?に入っているのですね。スケーティング動画も3Dではないけど、実写をトレースしてるでしょ絶対。そうでもなければこれだけのリアルな動きは描けないと思う。ちゃんと体重が乗っているし、エッジワークを追い掛けたくなるような作画は圧巻です。お金掛かってるんだろうなあ。(苦笑)
フィギュアに関してはちょっと細かいのですが、スケート描写に期待出来るというだけで個人的にはかなりポイント高いです。

ストーリーに関してです。
2話まで見て。女性が主なターゲットなのでしょうか?自分はそっち方面はまったくわからない(むしろ苦手)のですが、キャラデザもそこまでキラキラした絵ではなく、熱いスポ根もの+ほど良いギャグという印象を受けました。テンポが良いので見易いです。メインのストーリーもどんどん進みますが、王道のスポ根もの真っ只中を行きそうで安心感があります。キャラも立っている。
あ、そっか三角関係が女性に受けてるのか。もちろん面白かったのですが、ネットの反応見ると若干温度差は感じます。(^^;; これから物語がどう進むかは楽しみですが。

キャラクターの生き様が垣間見えそうなアニメ、実在のスケーターに重ねて見てしまうところがあります。ただ、やっぱりスケートの演技自体は本物には敵わないと思うので、アニメでしか見せられない何かに期待したいです。(期待値高過ぎてハードル上がってます)

3話視聴
あ、そっか、ユリじゃなくて薔薇…なのか?(^^;;(他の方のレビュー見ながら)
お断りしておくと、自分はBL脳皆無です。むしろかなり苦手な部類…(^^;;

でも、これはガチですね。(^^;;
いえ、決してホモではないと思いますが、ある意味ホモよりもガチだと思う。()フィギュアの選手とコーチって固い信頼関係で結ばれているので、その絆は恋人以上(性的な意味ではなく)だったりすると思うんです。コーチが憧れの選手なわけでしょ。もうね、これは…(^^;;
ここまでガチなんだから、わざわざ釣りみたいな演出入れなくてもいいのに。画面いっぱいにホモやられると辛い…
歓喜のあまりハグってのはありだと思うけど。

勇利のあの演技も誰かに向けてのものだと考えると…いや、考えないでおこう。(苦笑)

{/netabare}


4話までの感想

{netabare}
評価はまだしてないので、暫定値(あにこれの現在の値)入れておきます。
ホモ成分多めでそこばかりツッコミ入れてますが、ストーリーは面白いです。今後の展開が気になるところ。ギャグも面白いですが、もうちょっとシリアス部分をゆっくり堪能したい気も。

23歳で引退とか、女子はともかく男子はまだ早いかな〜。でも、ユリオ君も年のこと気にしてたし、やたらと時間を強調するのは何かあるのかな⁉︎と勘ぐってしまいます。
また、色々と妄想してしまう(BL以外の部分で)のですが、想像力を掻き立てられるのは良作の証拠、じっくり本編を追っていきたいと思います。で、全部見終わったら感想書きます。(たぶん)
{/netabare}


5話まで見て(6話見れない)

フィギュア好きだし、スポコン路線メインなら多少の女性向けサービスは我慢したのですが…
師弟愛なら見たかったです。でも、どう見ても普通の師弟愛には見えません。
ぶっちゃけ、ホモを描くためにフィギュアを選んだのでは?と腹立たしくさえ思ってしまいます。ユーリ好きな人で現実のフィギュアもこんなものだと言う人がいますが、少なくとも私はそんな目でフィギュアを見たことはありません。(怒)
監督と原作者?が女性で歯止めが効かなくなってるとしか…
このアニメに限ったことではないのですが、女性の考える男同士の距離に違和感を感じます。それとも自分の感覚がおかしいのでしょうか?

BLサービス差し引いても自分が期待していたスポコンアニメにはならなさそうですね。2話あたりまでは面白かったです。



追記

作画だけはプロまで呼ぶ力の入れように感心していたのですが…トレパクはNO!です。

(ここで言うトレパクとは他者の画像や動画を無断トレース(もしくは模写)してオリジナルとして使用する行為の意味です。)

ダンスシーンのトレースは酷い…
振り付け師の方が本当にお気の毒です。

投稿 : 2016/12/31
閲覧 : 935
サンキュー:

29

Xsega06743 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

人を選ぶ良作アニメ

直接的な表現も無く、友情方向にも取れる見せ方をしてますが、
BL描写に嫌悪感を抱く方は観ない方が賢明です。
そうでは無い方には、是非観て欲しい作品。
フィギュアスケートに興味が無くても楽しめます。

また、実況に本物のアナウンサーを使ったりと、妙にリアリティーがあり
フィギュアスケートの雰囲気が存分に伝わってきます。

あと注意事項ですが、
EDを飛ばす方も10話だけは、絶対に飛ばしてはいけません。
面白い物が見られます。

投稿 : 2016/12/31
閲覧 : 228
サンキュー:

3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

1話を…

見たときの衝撃はここ最近のアニメでは1番かもしれません。

作品の内容はアニメでは珍しいフィギュアスケートを舞台にしたもので、主人公(男)の成長を描いています。

内容がフィギュアスケートというだけでも驚きましたが、この作品の1番注目すべき点は作画です。

現実のフィギュアスケートを思い浮かべていただければわかるかと思いますが、あれほどの独特な動きをアニメとして描くのは容易ではでしょう。

私が感じた衝撃をこれからご覧になられる方にも感じていただきたくコメントさせていただきました。

是非、ご覧になって下さい。

投稿 : 2016/12/31
閲覧 : 200
ネタバレ

天地人 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

続私的アニメ感想簿52

第○○滑走 超超超超がんばれんわ!!! グランプリファイナル感想(ん?)

ジャン・ジャック・ルロワ
「勇利勝生。ヴィクトルが君を選んだところでこの作品はキングの器ではない。最終回を見てよく分かったよ、2016秋アニメのキングはJoJoだッ!」
ほら、ジャン・ジャックだから、彼もジョジョという事で(どらららららららっ 吹っ飛ぶ天地人)
秋アニメの一番はどの作品になるのか難しいところですが(って、何の話だ)ユーリ面白かったですね。
BL的な描写が話題を呼びましたけど、この場合、コーチ(憧れの存在)と選手、特にフィギアはその結びつきが強いって事が、アニメを観て勘違い・・・じゃなくて理解できました(多分)
意識的かどうかはともかく、恋人的な存在になりえる女性キャラがいないため、余計にアッチ系な描写が目に付いたって事なんでしょうけど、アニメ的にこの方針は大成功でしたね。
あと、トップ6に入る位の選手の場合、精神的な度合いが成績に大きく響いてくるのが、観てて楽しかったです。
でも、個人的にはアニメよりメドベージェワ選手の方がずっといいですね(こらこら)
ユーリ・プリセツキー
「ハーッ?天地人に見せるアニメはねえ、バーカ(えっ?)」
ヴィクトル・ニキフォロフ
「世界選手権5連覇の俺が休んでまでコーチしたのに、今までサンキューひとつ取れないってどういう事?いつまで妄想書いてるつもりだい?(グサッ)」
天地人
「あれっ、勇利何してんの?(無言でハグしようと近づく勇利)うわーっ、こっち来んな・・・」

投稿 : 2016/12/30
閲覧 : 210
サンキュー:

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ユーリ!!! on ICEのストーリー・あらすじ

日本中の期待を背負って挑んだグランプリファイナルで惨敗…
故郷吸収に帰ることになったフィギュアスケーター勝生有利。

「現役続行と引退はハーフ ハーフ…」そんな気持ちで実家に引きこもっていた勇利のところに突然やってきたのは世界選手権5連覇のヴィクトル・ニキフォロフで…

日本の崖っぷちスケーター勝生勇利と、ロシアの下克上スケーター ユーリ・プリセツキー。

2人のユーリと、王者ヴィクトル・ニキフォロフで挑む前代未聞のグランプリシリーズが今、幕をあける!(TVアニメ動画『ユーリ!!! on ICE』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2016年秋アニメ
制作会社
MAPPA
主題歌
≪OP≫DEAN FUJIOKA『History Maker』≪ED≫YURI!!! on ICE feat. w.hatano『You Only Live Once』

声優・キャラクター

豊永利行、諏訪部順一、内山昂輝、細谷佳正、本城雄太郎、安元洋貴、宮野真守、小野賢章、前野智昭、村瀬歩、野島健児、福山潤、日野聡、羽多野渉、土岐隼一

スタッフ

原案:久保ミツロウ×山本沙代、 監督:山本沙代、シリーズ構成:山本沙代、ネーム・脚本原案・キャラクター原案:久保ミツロウ、キャラクターデザイン:平松禎史、音楽:梅林太郎/松司馬拓、音楽プロデューサー:冨永恵介、フィギュアスケート振付:宮本賢二

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