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「舟を編む(TVアニメ動画)」

総合得点
73.2
感想・評価
669
棚に入れた
2939
ランキング
1040
★★★★☆ 3.7 (669)
物語
3.8
作画
3.7
声優
3.8
音楽
3.5
キャラ
3.6

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舟を編むの感想・評価はどうでしたか?

タイガー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

『何かに生涯を捧げるということは、どこか浮世離れするということなのかもしれません』

「大渡海」という辞書を作る長い期間を描いた物語

辞書を作る。ってすごく頭が良く、偉い人達が作ってるイメージを勝手に持っていたけど、違った。

辞書って聞くと難しい印象もっちゃうけど、そう思わせない作品の雰囲気と、opが特に印象的だった

不器用ながらに真っ直ぐな馬締さんと、軽い感じで仕事できる西岡さんを主に描かれてるんだけど、
声優さんが本当に当たりで、
櫻井孝宏さんの言葉を読みあげる時の暖かさと優しさ。
クールや冷静キャラが多い神谷浩史さんのチャラ感と安定感。最高でした。

強い気持ちを持ったキャラが多くて元気出た

伝えたい、繋げたい、感じたい、想いたい、紡ぎたい、
気持ちってたくさんあるけど、どれも誰かに対してだ。

無駄がなく伝えたいことを丁寧に描いている作品

投稿 : 2023/11/03
閲覧 : 72
サンキュー:

1

ネタバレ

なっぱ‪‪𖧷‪‪𓈒𓂂 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

繊細な空気感に心が惹き付けられました

原作未読。予備知識なしの初鑑賞。全11話。

理数系の私は学生時代、
国語の授業もテストも非常に苦手だったのですが
言葉を知りたいという意欲は大人になっても消えず、
文字の羅列がダメで小説なんかは読まないのに
読書として広辞苑を開く事はあるんですよね。

(でもやっぱり国語力がないから
言葉を知ったところで文章としては全く使えてないw)

そんな私にとってこのお話はもってこいな作品でした。
なぜもっと早く発見できなかったのかと、、悔しい。


さて自分語りをダラダラ書いたところで
誰の為にもならないのでこの辺にしておきましょうw

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈本題┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

人の時間(命)を大切に扱っている素敵な作品でした。

人生という時間を何に捧げてどう命を注げば、
自分は悔いを残すことなく満足した人生を送れたと
思うことが出来るだろうかと考えさせられます。

{netabare}閉鎖空間のようで一見暗く感じる職場なのに、{/netabare}
人同士で織り成す謎の柔らかな空気が流れているので
不思議と物語には暗さを感じることなく
ゆったりまったり観ることができますね。

人物の動作が基本的にゆっくり描かれていて、
作品によっては尺の無駄遣いと思われかねないくらいの
スピードですが寧ろそれが心地よく感じられるので
物語と作画が上手くマッチした作品となっています。


突然にも感じる時間の経過の伝え方も、
登場人物それぞれの背景変化から表しているものが多く
最初は無意味に感じられたやり取り等も
後の事象に深みを出すように響いてくるんですよ。

何気ないことが全然何気ないなんて事はなくて。

そんな素敵な登場人物達が手がける、
{netabare}辞書についての専門的な事を知れるのも楽しくて
普段自分が手にしてる広辞苑にも人々の想いとか
こだわりとかが詰まってたらいいな〜と夢見ました。

特に紙へのこだわりに驚きです。
「ぬめり感」初めて聞いた言葉で感動しましたし、
広辞苑をめくる時に癖になるあの感覚はこういった
こだわりから来てるのかと思うとドキドキします。{/netabare}


またこの言葉を大事にする作品のOPを言葉遊びの上手な
岡崎体育さんが担当していたのも良かったですね。


この作品を観た後は今まで気にしてなかった
日常生活で口にするなんて事ない言葉に対して
敏感に反応し自分なりの語釈を考え始めちゃうな(*´˘`*)


最近たまたま私がチョイスして観てきたノイタミナ作品
失敗続き(失礼ww)だったのでこのタイミングで
こんなに素敵な作品と出会えたことが嬉しいです。

投稿 : 2023/07/23
閲覧 : 157
サンキュー:

15

ネタバレ

ガムンダ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

辞書編さん 社会人プロジェクトもの

出版社に勤めるダメ営業の主人公が、辞書編さん部署の欠員補充候補に見出されて参加。辞書完成までの物語です。

社会人プロジェクトものですから「SHIROBAKO」的楽しみ方をすべきですが如何せん地味です。
しかしラストはプロジェクトが結実して感動するのは約束されたプロットではありますので、まずまず見応えはあります。

ちょっと気になった点を。
主人公のキャラと最初の展開、{netabare}嫁ゲッツ{/netabare}の成り行きが安直過ぎて最初ちょっと心のRejectボタンを構えちゃいました。

まあそれは良いとして。

時代設定がガジェットから96~99年くらいですよね?
PCモニターがCRTが主で、かつ折り畳み携帯電話が十分に普及している年代と言えばこの辺です。
単語の意味を短冊に書いて紙管理しています。
現代なら流石に無いです。当時でもちょっと時代遅れと思います。

この時代設定が何故? って思っちゃいました。
と言いますのも、

・言葉は時代に拠って遷り行く訳ですが、ネット社会となった時代の方がその頻度が高いです。
・そもそもネット社会に於ける紙媒体の辞書の立場が微妙になっています。
・そして今対話型AIの実用化もこの問題に絡んできます。

この物語はこの問題には一切挑まなかった。
時代設定で逃げた? って思っちゃったんです。

「昔は良かった」程度の物語になってしまってるんですよね。
もし上記に切り込んでたら文句なく物語評価5です。
この程度の普通の良い話では4はオマケです。


あと「右」の定義ですが普通の子供は「東」の前に「右」を理解します。
つまり「東」を覚える時に「右」を使うはずですから、
えーまあ誰でも思いつくんですわ(笑)

投稿 : 2023/06/08
閲覧 : 108
サンキュー:

3

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

【更新】言葉…それは人の営みを彩る現代の魔法

2016年10月~。原作 三浦しをん(直木賞受賞作家) 制作 ZEXCS。全11話。全話視聴済。原作未読。編集社による辞書制作に携わる人々を描いた異色の秀作。

【まえがき】
言葉・言語・表現に興味のある方、社会人、仕事の経験者、書物好きなど、やや指向性が別れる作品。
描写の色合いは淡く作画はシンプルなのに美しく、心にすうっと入り込むような優しい描写に惹かれます。
本作は、人の志し・営みを描いた秀作です。各話ED曲の後に次話に繋がるショート動画が有るのでお忘れなく。

【本編・みどころなど】
物語の舞台は、出版社 玄武書房 辞書編集部。デジタル化で紙の刊行物の販売低迷に歯止めが掛からない時節。辞書「大渡海」の出版を目指し奮闘中。

玄武書房の営業に属する馬締(まじめ)は知的だがメッチャコミュ力が低い。営業時に辞書編集部 西岡と出会い、営業としての在り方を指摘された際「空気を読めって事」と言われ無意識に反応を示す…。それを辞書編集部のベテラン荒木は、西岡から変な営業 馬締との会話を聞き閃く…。
長年辞書作りを共に歩んできた松本(国語学者)の言葉を思い返し、導かれるように馬締をみつける。人の出会い・縁の絶妙な描写。右の説明を求められた馬締は「身体を北に向けた時、東にあたる方角」と答える。馬締が「大渡海」に踏み出す瞬間だ。

帰宅後、自信が無いと語る馬締にタケ婆が「頼ったり頼られたりすればよい。一生懸命伝えれば皆も応えてくれる。」と諭すシーンは印象的。就寝後、トラ(猫)の鳴き声で目を覚ました馬締はベランダに出る...そして出逢う...。
「へぇ…嬉しい…迎えにに来てくれたんだ…」満月を背にトラを抱く月姫 林 香具矢と。前編の最も美しい描写。素晴らしい。
{netabare}
翌朝目覚めた馬締は、玄関を開けると香具矢が目の前に!挨拶する香具矢に返答も出来ず逃げ去ってしまう馬締に思わず「おぉ~いっ!!」とたくなる!。
辞書編集部の日常を通じ、馬締は一見チャラ男っぽい西岡とタッグを組む事で、徐々に夫々の能力を開花させてゆく。そのきっかけが馬締の恋バナかよ!!
香具矢が勤める料理屋を訪れた一行は、彼女の凛とした美しさ、熱意を称え、馬締は本気で西岡に恋の指南を頼む。「変な奴だけど面白くなるかもな」相棒となる瞬間だ。
しかし…新辞書出版の企画がボツりそうだと耳にする西岡…。
西岡の行動力、コミュ力、人脈が発揮するが彼は気付いていた。組織の壁が立ちはだかる事を。

久々の休日を得た馬締は偶然休みだった香具矢と共に初デート…。初冬の柔らかな陽射しの中、観覧車に乗る。
香具矢は「観覧車は料理に似てる。美味しい料理を作っても終わりじゃ無くて、そこが始まり。本当の完成って無い」と。馬締は共感し「僕、遊園地の乗りで、観覧車が1番好きです...」と下手な告白かよ!好きですとは大人でも言い難いけどね...。

予想通り、西岡は局長に呼び出され、半年後に宣伝部への移動と難題を押し付けられ、辞書編集部も仕方なく応じるが、移動については言い出せずにいた…。
外出した彼は、麗美(西岡の恋人)からの電話の気遣いを察し、宣伝部への移動を打ち明ける。例の恋文が15枚に及び、漢詩混じりの長文に呆れつつ「アドバイスするって約束しちまったしなぁ」と。情感溢れる西岡の描写に涙腺が緩みます...。

西岡に背中を押され、思い切って恋文を香具矢に渡す馬締だが…。内容を読んだ香具矢はラブレターだと確信が持てず...。
翌日、恋文を携えた香具矢と顔を合わせるが、緊張感に耐えきれず逃げ出す馬締。馬締ぇ~!と叫びたくなります!全くもうっ...タケ婆にメッチャ同意!

馬締を激励する西岡だが...打ち合わせの席で、春に移動になる事を打ち明ける。悔しさと申し訳なさ、馬締の不安な心理が伝わる描写が上手い。
帰宅し、業の意味を思い起こし前進する覚悟を決める馬締。同時に香具矢への想いにケジメをと、帰宅した香具矢に「恋文の話です!」と言えるが、2階に駆け上がってしまう香具矢...。
月明かりが射し込む部屋...「来たよ...」と声を掛ける香具矢...。「ラブレターだと確信が持てなくて...一晩悩んで...聞きに行こうとしたら逃げちゃうし...」でも...お互いの気持ちを言葉にして...。恋が実る素敵なシーン。おめでとう...。

大渡海の編集を依頼した大学教授に、手直しの内容が悪いとなじられ土下座を求められるが「大渡海はそんな安い辞書じゃねぇ...」。それでも最後は礼を尽くす。かっこいいぜっ西岡!!

西岡が移動した4月。新たな変人?岸辺 みどり(入社3年目。元女性ファッション誌編集部)がチームに加わる。彼女の登場で、自分の能力が何処で発揮できるかなど、やってみなければ解らない描写が上手く伝えられている。製紙会社 営業の宮本 慎一郎も仕事に真摯に向き合い、挑み続ける事の大切さを教えてくれる。
みどりは歓迎会の席で、自分が辞書編集に向いていないと飛び出してしまう。香具矢は「難しいね言葉って。一緒に辞書作れるといいね...」と馬締を励ます。包み込まれるような描写に緩める。
ベンチで考え込むみどりに、送迎から戻った西岡は右を説明してみろと促すと、「身体を北に向けた時、東にあたる方角」と答え、西岡を驚かせる…変人チーム加入決定!!

翌日、みどりは西岡が残した丸秘ファイルを発見し、馬締が書いた香具矢への恋文をみつけ読んだ末、言葉を大切にする意味を考える。時を経ても変わらず必要とされるものがあり、それは時代と共に変化が求められる事の表現描写が良い。
しかし、四校編集済みの中に「血潮」が抜けていることが発見される!
24万語の総ざらいを決めた馬締は、バイトと共に奮闘する中、松本が入院したとの報が…。混乱、不安、蓄積する疲労...。
皆で力を合わせて何かを成し得る描写は、全ての作品を通じて素晴らしいものです。{/netabare}

最終話。
馬締、荒木は報告の為、鎌倉の自宅で療養中の松本を訪ねる。松本は語る「言葉を紡ぐ人の心は自由であるべき」と。そして癌を患っていると告げる。松本の穏やかな表情描写に胸が熱くなる。

帰りの駅のホームで馬締は「誰もが自分の思いを伝えようと喜んだり傷ついたり。僕達に出来るのは道を照らし立ち止まらず、次の誰かにバトンを渡すこと」。覚悟の表現が素晴らしい。

最後の刷り出しが終わり、湧き上がる辞書編集部だが...。
松本が他界したとの電話が...。
西岡が想いを語る「大渡海は未来を担う人々にとって道標となる様にとの願いと情熱から生まれた。この辞書を1人でも多くの読者に届けられる事を心から誇りに思う」と...。グッとくる。「間に合わなかった」と涙ぐむ馬締...そっと寄り添う香具矢...。感無量の描写...。泣ける...。(キッチンから顔を覗かせた嫁が、あらあら...歳?涙腺弱くなったわねw)

完成した大渡海を前にお互いの労を労う中、心の整理をする馬締に西岡が語る。「俺達だけじゃない。人は支え合ったり補い合ったりしないと海を渡れない」と。2人が部屋を出た後、月明かりが差す部屋の描写...。拍手の音と出版記念パーティーの描写にクロスオーバーする「I&I」...ゆっくりと、じわっと染みるエンディング...荒木に宛てた松本の手紙を読む馬締...そして桜並木の中を香具矢と歩む...人生という旅を共に...。そして時も人も巡るのです…。

【あとがき】
EDのLeolaさんの「I&I」は柔らかく包み込まれるような歌唱でとても好みです。宜しければ聴いてみてね♪
https://youtu.be/KdA_pxK83T0
(JASRAC利用許諾済映像)

11話と長くない話数の中で、13年以上の歳月を描く制作サイドの力量に感服しました。辞書の特色を辞書タンズ(擬人化辞書キャラ)が解説するなどの工夫も良いです。本作の様に人が努力と研鑽を重ねて何かを成す物語はとても素晴らしく、もっともぉ~っと増えたら良いなぁと期待します。

投稿 : 2022/08/28
閲覧 : 184
ネタバレ

阿仁事頓馬 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

小説をアニメにした中でも、秀逸の出来

先に小説は読んでいた。
そして松田龍平と宮崎あおいで映画が製作され、国内の映画賞総なめに受賞するなど好評を得てからのアニメ化だった。
ライトノベル本なのではなく、本格的な小説のアニメ化はなかなか難しいが、作者の三浦しをんさんは、エッセイなどでも書いているが、漫画やアニメにも一家言ある方。
また小説の内容も、アニメに限らず映像化しやすい内容が多いので、他の作家の小説からの映像化に比べても、比較的なじみが良い作家さんではある。
アニメの方は演技などに定評がある中堅・ベテラン声優を配役してくれたおかげで安心して見ていられる。
櫻井孝宏、神谷浩史、坂本真綾などなど、声を聞いただけでアニメ好きは安心して見ていられる。
内容は辞書を何十年もかけて作り完成させていく過程を、主人公や仲間の青年期から中年になるまでの時間の流れを見せながら進んでいく。
当然、話の最初に老年だった方は、ストーリーの後半には年を重ねていくという現実もしっかりと組み込まれていて、時間の積み重ねと人の命には限りがあるという現実もしっかりと描かれていく。
でもそれは、辞書という一つの書物が、多くの人とのつながりと思いを形にするバトンのようなものとして表現され、そのバトンはまた新な人に託される。
ある程度年齢を重ねた人が見ると、涙腺がゆるゆるになるかな。
このレビューを書く前に久しぶりに視聴したら、前よりも泣けてきて、最終回はほんとに泣けました。
幅広い年齢層に見てもらいたいけど、内容に刺さるには、人生経験がある程度必要になるのかな。
社会人あるあるも多いので。
昨今のアニメはラノベの異世界ものが多く、内容に食傷気味。
”舟を編む”のような一般小説がアニメ化できることを証明している作品なので、それにチャレンジしてくれく制作会社が増えることに期待します

投稿 : 2022/08/26
閲覧 : 247
サンキュー:

4

ネタバレ

fuzzy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

文字を通しての心の物語

辞書を作るというお仕事もの

〈気になる点〉
学者に各単語の記載を依頼しているがあの仕組みや規模がわからなかった
またお話だけど土下座を強要するが意味が分かりづらいという意図からの編集に怒り、土下座までさせるようなことがあるのか。。だから衰退するのではと。
西岡の既成事実のくだりはだめでしょ。
西岡と彼女との最初の設定がわからなかった

〈トータル〉
1話2話はぐっときたけど
それ以降は
少したるく、朝ドラのよう
と思ったらいきなり、そ〜れから、っと月日がワープ
あまりみんな変わってないし

言葉は知っているが使えないもの
言葉に譲れない感性があるが活かせないもの
西岡も才はあったがあそこではなく異勤先で能力が発揮できたのかも

人間万事塞翁が馬

辞書のお仕事話
をうまく絡めた作品だったかも

辞書なんかもう家にないし、
あんなに時間をかけてでも作る、しかし人員を割かない辞書は必要なものなんだろうか
費用効果はどれだけのものなのだろうか

スマホでしか単語を調べないけど
辞書があれば知識だけでなく視覚、触覚、辞書の重さ、単語の位置などスマホにはない感覚が刺激される
そういった忘れかけている感覚を刺激するようなお話な気がしました
ま、スマホでも触覚も位置もあるけど

万人が面白いとは思わない作品だと思う
効率ばかりではなく、無駄と思われる時間や物事に価値を感じる方におすすめな作品かと。

※しかし、辞書編集に携わる方は生涯それだけの仕事になるのだろうか。。出版社のエゴであれば手厚く待遇されていて欲しいものです

榊原良子さんの声は辞書制作しているという設定に説得力を持たせるなぁ

投稿 : 2022/05/06
閲覧 : 260
サンキュー:

6

ちあき さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

感動しました。

この作品は辞書を作る人達を描いています。とても言葉を大切にしていることが伝わるアニメなので、コメントの言葉も相当考えてしまいますが、じんわりと強く感動しました。

私自身も辞書を使うことがあります。分からない言葉や疑問に思う言葉があると当たり前にように引いていた辞書ですが、今までそんなに辞書に対して思いを巡らせたことはありませんでした。

自分が使っている言葉はもちちろん、昔の言葉、他国の言葉。言葉は誰かが誰かにその想いを伝えるために発したものです。伝わった事、つまり言葉の表面だけでは、その人が何を伝えたかったのかは見えてきません。伝わった事と伝えたかった事は違います。

その言葉の裏側にある、本当にその人が伝えたかった想いは、その受け手が言葉を吟味しなければ、見えてこないもの。ましてや、時代が変われば、場所が変われば尚の事です。

確かに吟味したところで、その人の言葉の真意を完全に理解するのは不可能です。でも、吟味しないことには、何も見えてこない。言葉は、ただの記号、ただの文字であるだけです。そこに人としての中身が見えません。だから少しでもその人の言葉を理解しようとするのであれば、受け手が吟味しなければいけません。その吟味するために必要なのが辞書です。

だからこそ辞書は、その言葉を時間や場所を超えて届けてくれる渡し船となりうる。そして、辞書はそれほど言葉を大切にしてきた人達が編集してくれた渡し船なんだなと深々と感じました。

投稿 : 2021/10/25
閲覧 : 495
サンキュー:

12

ダビデ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

文芸作品のような作品で、アニメで表現したいことが良くわからなかった。

お仕事アニメが、ちょっと流行ってた頃だからですかね~

投稿 : 2021/08/24
閲覧 : 250
サンキュー:

3

あーちゃん さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:----

タイトルなし

私、ノイタミナのアニメ好きだなあ。
繊細というか、きれいというか丁寧なものが多い気がする。

投稿 : 2021/04/07
閲覧 : 239
サンキュー:

1

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

タイトルなし

変人として社内で有名な馬締は、国語辞典"大渡海"の後継者として辞書編集部へと異動となるのだった。
そこで自分が周りの人に伝えたい。繋がりたいという気持ちに気づくのだった。
言いたいことは言わないと伝わらない。それが言葉であり、臨機応変に使い分けられる言葉というのは光そのものでもある。また、言葉は人と人とを繋ぐツールであり、それを学び架け橋となるものが辞書というわけである。

投稿 : 2021/02/08
閲覧 : 179
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

「超エモい」は、「マジヤバイ」であり、「いとあはれ」でもあった。

[文量→大盛り・内容→雑談系]

【総括】
辞書作りに邁進する社会人にスポットを当てた、オンリーワンの作品。ノイタミナらしく、大人で、静かな魅力があります。

原作既読。アニメはかなり丁寧に、原作を大切しつつも、アニメーションとしての良さを出そうとして作られていた印象です。このアニメの出来自体にはなんの不満もないんですが、それでも言いたい。

「原作を読んでほしい」

レビューでは、その理由や、原作との印象の違い
アニメの感想などをざっくばらんに。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
日国(にっこく)と聞いて、何を思い出しますか?

そこで、「日本国語大辞典」という貴方は、さては文学部(もしくはよほどの国語好き)ですね(笑) 

「日本国語大辞典(日国)」は、全14巻(本編13巻・別巻1)、50万項目、100万用例を収録し、別巻には漢字索引、方言索引、出典一覧を収録する、日本最大級の辞書です。

あの重厚感のある深緑色の辞書は、学生時代にだいぶお世話になりました。小説を読んでいて、分からない言葉が出てきたらとりあえず日国を引く。今思えば、不思議とネットや電子辞書は使ってませんでしたね。身近に図書館があったのもあるけど、やっぱり私は、紙の本が好きなんですよ。未だに、電子書籍には手を出せてませんし。

という私にとって、元々興味があった作品。ただ、原作を読んだとき、「アニメにする必要はない」と思ってはいました。明らかに実写向き。それはアニメを観た後でも変わらないのだけど、それでも本作をアニメにする価値があるとすれば、

「なんか、良いよな、社会人」

と、子供達(高校生~大学生)が観て感じてほしいということかな。「職業に貴賤はない」という言葉があるけれど、働くことの楽しさ、やりがい、眩しさ。それを感じてほしいな~。

辞書編集なんて、本当に地味でこの上ない仕事を、ちゃんと熱く格好良く描けています。

子供達(小中学生)は別に良いんだけど、大学生くらいになってまで(実力も実績も努力も足りないのに)、「プロ野球選手になりたい」的なことを思っている、オシャレなところ、花形なところ以外は仕事だと思っていないバカがいますよね、いっぱい。

仕事なんてのは、(どんなものでも)必死にやっていくうちに段々面白くなっていくものだし、真剣にやっても何も面白さを見出だせないなら多分、自分が面白いと思っていたことを仕事にしたとしても、次第に楽しめなくなってくる人だと思いますよ。

だからこのアニメで、特に西岡を観てね、良いな~と思ってほしいな~。大人も充分に楽しいんですよ、人生は。

さて、原作好きからして、アニメとの違いだけど、細かなところは置いといて(以下は原作ネタバレありです)、

①西岡の活躍が増して、馬締めの心理描写が減った。
②佐々木さんが明るい

かな、気になったところは。

原作は小説媒体だけに、心理描写が厚い。特に馬締。

原作は掛け値なしに馬締の物語でした。

静かに、しかし情熱と拘りをもって辞書を作ります。香具矢への恋慕(ちなみに原作だと、香具矢が夜這いをかけて童貞喪失で、恋文の返事が夜這いというのはインパクトでかかったけど、不思議と魅力的なヒロインだったんですよね)、西岡との友情が、地味な作品を彩ります。

ただ、馬締は元々寡黙なキャラクターだから、会話文を拾っていけば、アニメのように少し薄味になってしまいますね。まあ、それを補うように西岡が原作以上に格好良く描かれていましたけど。

あと、佐々木さんは、原作だともっと地味で、居るのか居ないのか分からない、熱量もそこまで感じないんですよ、途中まで。だからこそ、少ない決め所をバチっと決め、契約社員だけれど熱意をもった仲間なんだよなという感じがして、好きなキャラでした。

アニメだと、口数が増えたというか、明るくなったというか、正社員感っていうか。

まあ、だから嫌ってことではなく、「アニメにしようと頑張っているな~」と、生暖かく観ていました。

岡崎体育さんのOPも、正直アニメの世界観には合ってないです。作中で文字が乱れ飛ぶような演出もあらましたが、それら全て、この地味な作品を、なんとかアニメーションの枠の中で表現したいと、制作の頑張りを感じました。

それでも、私が「原作を読んでほしい」としたのは、この作品最大の魅力が、三浦しをんさんの紡ぐ、透き通るような文体、日本語のリズムにあるからです。これは、上手く言葉にすることができず、ましてやアニメでは表現しきれない「小説の強み」と言える部分なので、実際に原作を読んで頂くしかない。

よくアニメ化される有名な小説家といえば、森見登美彦さんかなと思いますが、彼の、少し酔ったような、非常に個性的な文体(も勿論好きですが)とはある意味真逆で、とてもシンプルで読みやすい。スッと心に入ってくるような、透明感がありました。言葉の流れに無理がないから、小説の世界に没入できる。

この小説を読んだのが4~5年くらい前ですが、その年に読んだ小説としては一番楽しめました(ちなみに、この本の前に、「スクラップアンドビルド」「火花」と話題作を読んでいましたが、あの2作はあくまでアイディア賞であって、文章の上手さという点では、あまり感じませんでしたね。ただ、本作が楽しかったからその直後に読んだ「風が強く吹いている」では、ちょっと稚拙というか、そこまで美しい日本語の流れを感じなかったので、三浦しをんさんが本来持っているものというより、本作までに成長されたのかなと思いました)。

やっぱり、1クールのテレビアニメに一番向いているのは、1巻で完結している小説なんじゃないかなと思いました。小説原作のアニメ、もっと増えて欲しいです。

レビュータイトルにしたのは、最近読んだ新聞の記事から引用。当たり前だけれど、言葉は変化しながらも、人の心には変わらない部分がある。それを端的に表現しているなと思いました。

ただ、SNSや交通機関の発達により、言葉の変化はこれまでにない速度で進んでいます。これから、どこに行くんでしょうね、日本語は。

日本語を愛する立場としては、世界の中で1国しか使っていないこの小さな舟が、英語という大波に飲み込まれて沈没しないことを、切に願っています。
{/netabare}


【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆4
作画は綺麗だな。渋い、小説より地味なアニメってどうなのだろう(笑)

2話目 ☆4
言葉は舟、全くの同感。追いやられたのではなく、残った。恋愛模様は、なんか思ってたのと違うな~。

3話目 ☆4
童貞は、辞書作りの障害(笑) 何気に、松本先生、好き者だよな(笑)

4話目 ☆4
デート。2周目(笑)

5話目 ☆4
なんか、良いよな、社会人。そう、子供達に思ってほしい。Cパート、このコピーのシーンが実は重要なシーンになるとは、、、誰も分からないよな(笑)

6話目 ☆4
実は必要とされてた、喜び。童貞卒業シーンは、描くのかな?

7話目 ☆4
彼女の足の短さを笑顔で見られるのは大事だよな。西岡、良いキャラだよな~。「はい、遅れないように行きます」の、真面目な文体は、西岡が本気で自分を見てくれたことに対する返答だよな。上手い。

8話目 ☆4
13年後。岸辺さん。まあ確かに、この部署にきたら引くよな(笑) この「ヌメリ感」って、印象深いな~。松本先生見ると、泣けてくるな。

9話目 ☆3
ラブレターのやつ、5話Cパートの伏線回収。原作ならもっと、グッときたのだけれど。

10話目 ☆3
う~ん、ここまで楽しかったとなるのは、やや違和感。

11話目 ☆5
間に合わなかったのがな。松本先生の手紙、というか、遺影の前にある日本酒から、少し泣いたな。
{/netabare}

投稿 : 2021/01/26
閲覧 : 452
サンキュー:

24

ネタバレ

dFRjS80566 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

年寄り臭いね

実写劇場版を先に視聴済み

映画自体もテンポが悪く面白いとは思えなかったが
今作もアニメなのに 引き込まれるイベントは感じられなかった
エンタメ的なアニメと言うより
ドラマ寄りで若い人の感性に響くのか疑問(-ω- ?)

ダサ目の外見の馬締 が辞書編纂の仕事に付く展開で
先輩社員や上司 辞書編纂一筋の教授?
等との お仕事日常系作品なのかな?

レギュラーキャラは 他作品で主演級 声優ばかりなので
安定してる上 落ち着いた雰囲気なので観やすいとは思います

ですが高齢声優も多いので年寄り臭いです
2話ラストで謎の美人と軒先?で出会う馬締

名前が面倒臭いので(-_-#) カタカナ表記に変えます

カグヤ と言う大家の孫に一目惚れ
しかしコミュ症気味の マジメ は一言も返しが出来ない(ー_ー;)

朝の出社時にも 下を見ながらブツブツ 独り言呟きながらつまづき
誰も居ないのに頭を下げてる
 うわぁ~( ゚ε゚;)コイツ痛いわ~

出社時に訝しげに見てた チャラ男な先輩が
勤務中にソワソワしてる マジメ に好きな女でもできたか?
と尋ね モジモジしてるので異性と付き合いが無いと馬鹿にされる

武井壮 とかも何ですが その手でしつこく絡んでる奴ってウザいですね
以前 栗原類 にチューした事無いの??
と小学生みたいにしつこく絡んでた 彼が私の目には
中学生以下に映りました (。・´д`・。)

障害が有るとカミングアウトした 栗原類 の対応が遥かに大人で
感心させられましたが

本題に戻りますが マジメの女性未経験をからかってる途中に
上司と教授が到着 カグヤが板前で勤め先を覚えてた件から
夜の会食?の展開で

上司一同 綺麗なお嬢さん マジメ君にお似合いだと焚き付ける
( ´-ω-)う~ん
別作品でも似た見解を 書き込みましたが
人を好きになるのは素晴らしいですし♪ 自由ですが
好意対象が 自分に同じように好意を持ってくれるとは限らない点です

合コンや お見合いならともかく 勤務先に客として来られて
お似合いだのと、ましてや第3者に くっ付けられそうになる展開は

男女共に気持ちが悪い展開では無いでしょうか?(ー_ー;)

見終えて無いので マジメの恋が成就するのか解りませんが
気になった点です

知り合ってどれだけ経ったのか知りませんが
マジメ 一念発起し 恋文を綴る
しかも15ページのドン引き内容で・・・痛いわ~(・д・)

以前CS放送の結婚相談所の面白話で
聞いた話を抜粋

デートし女性が喫茶店に入りません?と切り出した
あくまで私の個人見解ですが
男性は 1 喫茶店は嫌なので断る
    2 折角だし入りましょうか♪
の2卓かなと思います
このエピソードのダメ男は 
店には入ったそうですが 何も注文せずに女性をただ見てるそうでσ(^_^;)?
女性が一人で注文してるのは辛いので何か注文しません?
と伺ったら そのクソヤローは 何で僕が貴重な時間を使って貴女に付き合ってるのに
頼みたくもない注文しなきゃならないんだ?ヽ(`Д´)ノプンプンとキレだしたそうで
事実か解りませんが 女性は退店時に男に 死ね!!(-_-#)
と言い捨てて別れたそうですww
死ね はともかく私でもそんなオカシイ男は辞めなさいよって
アドバイスしてると思います

最近公式やスビンオフ物でも ハッピーエンドで結ばれた様に見えた後
実は破局してた(´゚ω゚`)って酷い展開が後日談で良く見受けます
のめり込んでたファンはショックかもですが
私は結構楽しんでます
今回のラストで玄関で正座し手紙を手にカグヤを待つ
マジメは切腹待ちのサムライに見えました (ー_ー;)
私がカグヤだったら怖いのでホテルか別の居住地を
青白い顔で必死に探してると思います ((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

マジメのキャラ造形が昭和なら 堅苦しい真面目男でしょうが
現在の男性像で見ると やはり余り関わりたくない感じの男性ですね
ちょっと優しくしたら勘違いして付きまとって来そうで
中々に怖いです((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

マジメが告白して返答を貰えずカグヤに詰め寄る
カグヤがちょっと待ってと部屋に戻ったので振られたと素直に引く
物分かりの良いマジメ ちょい見直したストーカーになったら洒落にならんし
マジメの本棚に挟まれた地震等が有ったら助かりそうもない部屋に
カグヤが登場 手紙は難しい字ばっかりで読めなかったけど
心が伝わったので 私も好きだし お付き合いしましょう

へっへぇ~(´д`|||) ガクガク!!
読めない気持ち悪い(手紙)に感動する人って居るんだね(ー_ー;)
私だと読めない時点で呪いの文章と大差無いので怖いですが
カグヤが良いなら お幸せにと言うしかないですね (´゚ω゚`)

そもそも意思疎通が出来ない人と
付き合おうという気持ちが起きないですがww

名前覚えてないので チャラ男っぽい先輩が
大学教授と揉めた 原因は必要じゃない書き込みが多すぎ
辞書としては使えないので間引いたって事で良いのかな?

教授に呼びつけられ 土下座で詫びろみたいな展開に
土下座しかけの先輩を 見つつ口許に笑みを浮かべる教授
何か嫌な演出ですが
SNSで似たような事を強要して逮捕沙汰になった頭がオカシイ人らが
居ましたが どっちが元祖なの?
こちらが後だしなら悪フザケに程が有るなと感じますが

以前 大学教授と談笑する機会に恵まれ 私も興味合った話題で
二時間程 お話し とても有意義な時間でしたが
私が別の話題を振ったら その方は全く答えられず
専攻分野にはオタクレベルの会話が出来るのに
専攻以外では そもそも知識すら無いらしく
あ・・・(´゚ω゚`)そうなのね 専攻話題 以外知らないのね・・・
とガッカリした記憶が有ります
 それしか知らないのは致命的だと思いますが (´д`|||)
何でも知ってて会話が成り立つ 
化け物語り の羽川さんや臥煙何処さん みたいな人は少ないって事ですw
どんな話題でも会話が成り立つ方は大切にした方が良いと思います♪

ED時に辞典の言葉が説明される演出はとても良いですね (*^_^*)
 辞典のゆるキャラの寸劇は要らない気がしますが

8話だったかでマジメが結婚 数年経った様な演出ですね
日笠陽子 役のファッション誌 から流されてきた新人登場

開始前に何年後か テロップ位 入れても良くね?
と不快に感じられた
一応主人公だろうが マジメの家庭を描く気も無いようで
家族が増えたのかも不明 興味無いですがw
いつまで経っても終わらない 道路工事並みに
辞書編纂に時間がかかってる模様

そりゃ社内の別部所 連中に金食い虫と蔑まれ
馬鹿にされますわな (´д`|||)

今回10話は 血潮と言う文字が抜けてる
と新人が指摘 マジメの妄想なのか
文字がぐにゃぐにゃして 浮き出す演出はかなり気持ち悪く吐き気がした
てか 冒頭にも述べたが 楽しいイベントが皆無な作品ですね
やはり年寄り臭く つまんないです

中高生に向けて製作して無いのは明白な演出ですね
かといって 大人が円盤買うか?
と聞かれたら モット話題性有るやつ買うんじゃね?
と思いますが
行きなり演出で数年経っても同じ事ダラダラやってたら
面白くないと思いますけどね~

最終話 辞書 (大渡海) ようやく完成・・・
一応全て視聴したけど盛り上がる様な展開は無かったですね ( ´-ω-)
初期から参加の教授が 癌で死んだとか言われても
端折気味で矢継ぎ早な展開で 何も感じず (´・(ェ)・`)
総評としては 実験的な作品に感じましたね


誰もツッコんで無さそうなので追記
OP歌ってる 岡崎体育 でしたっけ?
彼の おそらく  (正反対も~) と歌ってると思うんですが
私には 性犯罪も~ と聴こえてます (´д`|||)
聞き間違い とは言え 毎回ゲンナリしてます

麦人 氏の演じる教授が
アニメ日常 で教頭に銅像を弄られて
ハアハアしながら怯えてる?
リアクションを考えてる?
校長に見えてるのは私だけでしょうか?( ´-ω-)
同一人物なら面白いですけどね♪

投稿 : 2021/01/23
閲覧 : 428
サンキュー:

11

ハウトゥーバトル さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

その旅に後悔などなきように

序盤 辞書か...

中盤 おお

終盤 ほぉ

この話は出版社の辞書編集部の話
ジャンルは辞書・仕事・恋愛
三浦しをんさんが原作のアニメですね
辞書編集というマイナーな仕事を主軸とした話なので、ほかの作品と被ることはないでしょうが、出版というくくりで見ると同じに見えてしまうかもしれないのでそういう覚悟のもと見てください。
内容です。序盤は仕事説明が主です。辞書をつくるに対して何が必要なのか、辞書を通して何を伝えたいのか、みたいなことをやっていきます。一応キャラの成長や心情表現もちゃんと描いているのですが、成長するほどの複雑さをキャラが持っていないので正直ないと同じです。
中盤ではというか9話でいきなり飛びます。何が飛ぶのかはアレですが、8話までの流れは正直微妙でした。いや面白くないわけではなかったのですが、流れが停滞していたように感じました。悪く言えばネタ切れ感が。
9話以降も正直そこまででしたが、急な跳びに興味は持ちました。
終盤はちゃんと着地していました。しかし、ちょっと最後に詰め込んじゃった感は否めません。結構重要な出来事なはずなのに、なんかさっと終わってしまった感がすごいです。いや、わざとそうして儚さを表現したのかも知れませんが、少なくとも私には響きませんでした。

キャラに関してですが、苦手な人は苦手かもしれません。私は最初主人公のことを好きになれませんでしたが、慣れます。
他のキャラも好かない可能性がありますので主人公がダメだったら断念したほうがいいかも。

監督は黒柳トシマサさん。好きっていいなよのシリーズディレクターをされた方ですね
シリーズ構成は佐藤卓哉さん。FateStayNightのシリーズ構成をされた方ですね
キャラデザは青山浩行さん。初のキャラデザだそうですね
劇伴は池頼広さん。かみちゅやタイバニの劇伴をされた方ですね
アニメ制作はZEXCSさん。レギオスや惡の華などを制作したところですね

作画は悪くなかったと思います。ただところどころジブリリスペクトを感じました。
opは岡崎体育さんの「潮風」私この人個人的に好きじゃないんですよね。
edはLeolaさんと渡邉亜希子さん作詞、坂詰美紗子さん作曲、MANABOONさん編曲、Leolaさん歌唱の「I&I」初のアニメタイアップだそうですね
声優さんは良かったです

総合評価 そこまでではなかったなぁ

投稿 : 2020/12/31
閲覧 : 245
サンキュー:

7

buon さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

大海原を渡る

私もおでこを出している女性が大好きです。
前髪パッツンはとても残念です。
少しでいい、
君の月のような額を、玉肌を、
より君の顔をはっきりと見たい。

さて、舟を編むです。
人の言葉が、仕草が、表情が、眼差しがとても丁寧に描かれていて、
知的でありながらユーモアを交えた人と人との繋がりが心地よい。

三浦しをん先生が執筆した小説が原作です。
名前は知っておりましたが、辞書の作品を描くなんて、
書けるなんて言葉が好きなんだろう。

辞書、辞書づくり。
こんなテーマを掲げるなんて、
すごい。

西岡さん、
この作品で色が最も異なる人間。
彼がいたから辞書、大渡海の船出ができた。
社会人として非常に優れている。
新入社員の募集要項によく載せられている
 問題解決能力
 コミュニケーション能力
 主体性
とかだっけ、どれも曖昧で大きっらいな言葉だ。
それをどれも秀でている、高い能力として発揮できる漢だ。
主人公とは異なるが、彼も主人公チームの一員。

俺、来年落ち着いたら三浦しをん先生の作品を読むんだ。

11話しかないので溢れ出た行間の行も零れているかも知れない。
代わりにアニメ作品らしい可愛らしい表現や
可愛らしい女性や
かわいらしい登場人物の表情を目で見て、耳で聞いて、心で感じとることがことができた気がする。

社会人の話らしく柔なことだけでは済まされていない。
見ていると自分が辛くさせられるところもある。

そうやって先へ、未来へたえずに進むのでしょう。

投稿 : 2020/11/22
閲覧 : 217
サンキュー:

6

ネタバレ

かんぱり さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

辞書を創ること

出版社に勤める冴えない真面目な馬締が、辞書の編纂に関わっていくお話。
原作未読ですが、「風が強く吹いている」と同じ原作者さんみたいです。

営業部ではコミュ力の低さから、仕事の評価が低かった馬締だったけど、辞書編集部の荒木に見いだされて、辞書編集部で辞書の編纂に携わることに。

最初は辞書編纂に身が入らなかった西岡が、馬締の辞書への情熱に触れて変わっていくのも良かったです。

おちゃらけた感じの西岡だけど、結構面倒見がいいし意外と熱いところも持ってて 辞書編纂中止を阻止するために自分が犠牲になって、部署を異動した後も大渡海のために気配りしたり奔走したりして、すごくかっこいいなあと思いました。
なので、私の中でいつのまにか主人公は西岡くんになったりしてました。。

もちろん、馬締のひたむきな情熱も素敵だと思います。

あと完成に長い時間がかかる辞書編纂をしている馬締と一人前の板前になるまで長い時間がかかる香具矢ってお互いに理解者になれるし、お似合いだなと思いました。

13年の月日が流れ、主任となった馬締。そして様々な困難を経て、とうとう大渡海が完成間近に!

そして・・完成した大渡海を見ることなく、監修の松本先生が亡くなります。

残念で悲しいことですが、亡くなるまでひとつのことに夢中に なれたことは幸せなことじゃないかなと思いました。

辞書って勉強するときとかに使うってイメージだったけど、これを見て1冊の辞書を創るのって気の遠くなる手間と時間を経て創られていることが分かって、辞書に対する認識が少し変わりました。

あとEDに入る時に毎回表題とその意味が表示されて、波で消えていくところは綺麗な感じで好きでした。

ED後に入るちょっとした裏話も面白かったです。

余談ですが、作中に出てきた馬締さんが編纂したポ〇モンキャラ百科読んでみたい!なんか無駄に内容濃そうで面白そう☆

投稿 : 2020/09/19
閲覧 : 318
サンキュー:

19

ネタバレ

にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

舟を編むって。。 辞書のことを言葉の海を渡るのに必要な舟だと思って編集することみたい

公式のINTRODUCTION
{netabare}
口下手なのに営業部員の馬締光也と、一見チャラ男だが辞書編集部員である西岡正志は、偶然、街中で出会う。

中型国語辞典『大渡海』の刊行計画が進む、出版社・玄武書房のベテラン編集者・荒木は、自身の定年を間近に控えて後継者を探しに躍起になっていた。そんな中、西岡から馬締の話を聞き、彼をスカウトすることに。

「人をつなぐ言葉を編む」

伝わらない言葉。伝えられない想い。
これは、そんな不器用な人間達の物語である。
{/netabare}

スタッフ{netabare}
【原作】三浦しをん(光文社文庫刊)
【キャラクターデザイン原案】雲田はるこ
【監督】黒柳トシマサ
【シリーズ構成】佐藤卓哉
【キャラクターデザイン】青山浩行
【美術監督】平間由香
【音響監督】長崎行男
【音楽】池頼広
【アニメーション制作】ZEXCS
【制作】玄武書房辞書編集部
{/netabare}
楽曲{netabare}
【オープニング・テーマ】
潮風 歌・岡崎体育 (SMEレコーズ)
【エンディング・テーマ】
I&I 歌・Leola (ソニーミュージックアソシエイテッドレコーズ)
{/netabare}
キャスト{netabare}
【馬締光也】櫻井孝宏
【西岡正志】神谷浩史
【林香具矢】坂本真綾
【荒木公平】金尾哲夫
【松本朋佑】麦人
【佐々木薫】榊原良子
【三好麗美】斎藤千和
【岸辺みどり】日笠陽子
{/netabare}

+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-+:-+:

1話ずつの感想

{netabare}
第一話「茫洋」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
辞書編集部員の西岡は、街の本屋でとある営業マンのお粗末な仕事っぷりを目撃する。
それは、西岡も勤める玄武書房の社員である馬締(まじめ)という男だった。
一方、辞書一筋のベテラン編集者・荒木は、定年を前に後任者を探していた。
そんな荒木に何気なく馬締の話をする西岡。すると荒木は突然立ちがり、足早に営業部に向かった。
突然の訪問者に戸惑う馬締は、荒木からの『言葉』に関する質問に自分なりの答えを語る。
その瞬間、荒木は馬締のセンスを見抜き、辞書作りに向いていると確信する。
そして、その場で馬締をスカウトするのだった―――。
{/netabare}
感想
{netabare}
おはなしはあらすじの通りで
馬締さんがマジメすぎてちょっと変わった人

話のとちゅうで言葉の意味とか話し出す人って変わってるよね^^

ふつうあれっ!?って思っても言わない。。
ってゆうか空気を読むってふつうにゆうんじゃないのかな?
そんなことでいちいち考えてたら何にもできなくなっちゃわない?
にゃんもそんな感じかもだけどw


辞書は個性的って言ってたけど
にゃんはあにこれに来てみんなのレビュー読んでて分からない言葉が多くって
よくネットで検索するけど辞書ってそんなに変わらないみたい?

前に「うる覚え」ってゆう言葉を調べたら「うろ覚え」が正しいみたいで
それで「うろ覚え」って何だろうってまた調べたら
。。「ぼんやりと覚えていること。確かでない記憶」ってあって
ほかの辞書でも「不確実な記憶」とかって大体おんなじ。。


でも、辞書じゃないところでおもしろい時があって。。

Yahoo!知恵袋に
『「うろ覚え」という言葉の「うろ」とは、どういう意味ですか?語源を教えて下さい。』ってゆう質問があって

ベストアンサーの人が
『「うろ」は「目に見えない、明確ではない」という意味の和語「うら」という言葉が、後ろに「お」の発音があるために「うろ」という発音になまったものです。
表面から見て見えない部分、つまり反対側や内側=「裏」、外海からは見えない海岸=「浦」など、また心の中も見えないから「うら」といいます。例:うらむ、うらぎる、うららか、など漢字は色々ありますが、意味はそういう意味です。目に見えないものは良く判らないので、明確でないという意味にも使われます。
空と書いて「うろ」と読むのも、そのニュアンスがあるためです。単なる「からっぽ」とは意味あいが違いますからね。
従って、うろ覚えは「心の中だけの感じで、目に見える確かな物証のない記憶」という意味になります。』

って教えてくれててびっくりしちゃった!!w
うろおぼえの「うろ」とうらぎるの「うら」って
どっちも外から見えないところのことだったんだ!ってw

でもふつうの辞書ってこんな面白いことって書いてないよね。。

辞書が舟だったらグーグルの方が辞書よりもっと大きくって
船ってゆう感じかもw
ネットがあったら辞書とかいらないみたい。。

でも、中二病の人とかみたく
むずかしい言葉とか好きな人がいて
わざとかっこつけて使いたがるから辞書とかもなくならないのかな?ってw


おばかなにゃんは
こんなムズカシイこと書く人ってきっと頭がいい人なんだ。。
って思ってたけど前にある博士が

「むずしい事をむずかしく言うのは誰でもできるけど
ほんとに頭のいい人ってむずかしい事を分かりやすく説明できる人」

みたく言ってて
そうなんだ^^って思ってから中二病とかってこわくなくなったw

分からないのは調べればいいし
それでも分からないのって書いた人があんまり頭がよくないんだ。。ってw

辞書ってむずかしい言葉とかかんたんに説明しなくっちゃダメだから
作ってる人ってきっと頭がいいんだろうな。。


あと、おばあさんが作ってくれたごはんがとってもおいしそうだったw
{/netabare}
{/netabare}
第二話「逢着」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
辞書編集部へ異動になった馬締は、荒木や監修の松本先生の辞書作りへの情熱を知ることになる。
編纂途中の中型辞書・『大渡海』への想い、そしてなぜ新しい辞書を作り続けるのか......。
そんな馬締は、彼らの期待に答えることができるのか......という不安に襲われていた。
しかし、下宿先の大家・タケさんは言う。
「頼ったり頼られたりすればいいと思うよ」 そんな満月の夜。
下宿先のベランダで、馬締は美しい女性と遭遇する―――。
{/netabare}
感想
{netabare}

今日はキャラの紹介と馬締さんのこれからの仕事のことと
さいごのきれいな女の人と逢着したおはなしかな?

馬締さんはケータイ持ってないって。。
にゃんも持ってないw

だって電話ってこわいよね
急に鳴るとビクッてして何かあったのかもって

知らない人からの電話だと
話してても何言ってるかよく分からないし
聞き返すと悪いかなって思って
留守番電話にして知ってる人からかかった時しか出ないようにしてる


馬締さんの趣味はエスカレータに乗る人を見ること。。って

にゃんは金魚とかアリとかでもじっと見てるの好きかも。。
何にも起きないけど何か起きそうで
することがないと1時間でもずっと見てられる

エスカレータだったら
もし誰かがころんだりしたらどうなるんだろ?とかって見ちゃいそう。。


大渡海って大海を渡ることって言ってたけど
それだったら「大会渡」とか「渡大海」ってなるんじゃない?
大会に出るのに「大出場会」とかって言ったら変みたい
でも言葉のことよく知ってる人が考えた名前だからそれでいいのかな?

そうゆうのって辞書に書いてないから
グーグルの方が質問とかもできていいかも?


あと、今回のサブタイの逢着もいろんな辞書に
『出あうこと。出くわすこと。行きあたること。「難問に―する」』
って書いてあるけど

「出会うこと」ってゆう意味だったら
「ある日、森の中、クマさんに逢着した」
って言ってもいいのかよく分からないし。。
「あしたの朝7時に逢着しましょう」ってメールとかしてもいいの?とか

「行き当たる」だったら行き当たりばったりのこと
「逢着ばったり」とかって言ってもいいの?
それとも「逢着したりばったり」の方がいいの?とかって質問できないのに
例文がほとんどの辞書に「難問に―する」だけしかのってないのって変?


あと、辞書を作るときほかの辞書にのってる言葉はかならずのせるとかって
ほとんどの言葉がほかのいくつもの辞書にのってるの知ってるのに
いろんな会社が10年も使って作るのっておかしくない?

だったら用例採集カードとかいらないから
ほかのいろんな辞書によくのってる言葉は意味だけ考え直して
のってない言葉だけくわしく説明したり

「逢着は約束のときは使えません」とか
(このおはなしのさいごに
「思いがけず出会うこと」って書いてあったから
たぶん約束のときは使えないよね?)

「逢着ばったり」は「ばったり逢着」のほうがいいとかダメとか
書いてある辞書を1冊くらい作ったらいいのに。。って


さいごは馬締さんがにゃんこにやっと逢着したおはなしと
そのにゃんこを抱いてるきれいな女の人にも逢着したおはなしw

来週は恋に逢着するおはなしになるみたい。。(ってゆうのはあってる?)
{/netabare}
{/netabare}
第三話「恋」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
馬締が、タケの孫娘・香具矢に恋をしたことが発覚。
そこで辞書編集部の一同は、香具矢が板前修業をしている店を訪れることに。
西岡の雑談にも程よく答えながら、真剣に料理と向き合う香具矢に見惚れる馬締。
彼女もまた、辞書作りと同じ長く困難な道を極めようとしているのだ。
帰り道、西岡と馬締は語る。馬締は、場を作るのがうまい西岡を尊敬していた。
そんな馬締を変な奴だ...と呆れる西岡は、これから面白くなるかもな...という期待も感じていた。
しかしそんなさなか、西岡は『大渡海中止』という噂を耳にしてしまう―――。
{/netabare}
感想
{netabare}

今日は恋のおはなし。。ってゆうか1目ぼれ?
どうして好きになったかってゆうのがきれいだったからだけ?
ラブコメみたいだったけどあんまり気もちが伝わってこなかったみたい

おはなしもあらすじの通りだったし
あんまりおもしろくなかったかも。。


あっ、「無精ひも」ってゆう名前は初めて聞いたw
アレってそんな名前だったんだ^^
{/netabare}
{/netabare}
第四話「漸進」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
社内で噂される『大渡海中止』の動きを阻止すべく、辞書編集部は西岡発案の大胆な策を実行する。
一丸となって奔走する一同。そんななか西岡は、今までにない生き生きした表情を浮かべていた―――。
数ヶ月後。久しぶりに休日を取った馬締は、タケの後押しもあり香具矢と二人で出かけることに。
二人は観覧車に乗り、東京の街を見渡した。そして、料理への情熱を語る香具矢。
感動した馬締も、自分なりに想いを伝えようとするのだが......。
その夜。馬締は香具矢へ想いを伝えるべく、手紙を書き始めた―――。
{/netabare}
感想
{netabare}

西岡さんも辞書作りの方は向いてないみたいだけど
人に会ってお願いしたりするのは得意みたいで
辞書編集部に自分の居場所ができたみたいでよかった☆


馬締さんの恋は片思いかなって思ったけど
香具矢は馬締さんのことみっちゃんって呼ぶし
おばあさんがウィンクしてたことに気がついてて
「なんかあたしたち、おばあちゃんに気つかわせちゃったね^^」って。。

メガネをはずした馬締さんってイケメンだし
「マジメさんが」気をつかわせた。。じゃなくって
「あたしたちが」って言ったのって
あたしも気をつかってもらってよかった☆って思ってるからかも^^

1人でもう1週に行っちゃった馬締さんのことも
別に変だとかって思ってないみたいだし
2人ってお似合いなのかも☆
{/netabare}
{/netabare}
第五話「揺蕩う」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
局長に呼び出された西岡は、『大渡海』続行の条件を言い渡される。
それは、別の辞書の改訂と、西岡の宣伝部への異動だった―――。
辞書作りへの情熱を感じ始めていた西岡はショックを受ける。しかし、『大渡海』の見本刷りを見て喜ぶ編集部員たちや、既に条件である小型辞書の改訂作業を始めている馬締。そんな彼らを目の当たりにし、「異動までに俺ができることは全部やる!」と意気込むのだった。
一方、恋文が完成した馬締は、勇気を振り絞り香具矢に手渡した―――。
{/netabare}
感想
{netabare}

辞書作るのってジミなおはなしって思ってたら
西岡さんって思ったよりアツい人だった^^

馬締さんはラブレターにアツい思いをこめて
厚くって重いラブレターになったみたい^^

でも、ちょっと見ただけだったけど
にゃんが読めない字とかあってムズカシそうだったけど
香具矢さんには分かるのかな?


2冊いっしょにやるってむずかしいみたいだけど
大渡海って10年かかるとか言ってたんだから
あと回しになってもあんまり変わらないんじゃないのかな?って。。
{/netabare}
{/netabare}
第六話「共振」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
恋文を渡した翌朝、香具矢に遭遇した馬締は思わず逃げ出してしまった......。
その日の昼、今後の対策について話しあう編集部員たち。
そこで、西岡が自身の異動を告白する。衝撃を受ける一同。
西岡さんが......と呆然となる馬締は、不安に襲われつつ帰宅するのだった。
その夜、恋文の返事を香具矢に迫る馬締。
絶対今日中に聞けと西岡から助言を受けていたのだ。
しかし、動揺した香具矢は部屋に戻ってしまった。
振られた......と肩を落とす馬締。
しかし、恋文の文面を再確認してきたという香具矢は、馬締へ想いを告げる。

「私も、好きです」―――。
{/netabare}
感想
{netabare}

馬締さんってムズカシイ手紙にしすぎたみたい。。
気もちはなんとなく伝わったかもだけど
馬締さんみたくたくさんむずかしい言葉知らないと辞書がいるかも^^

会社とかだったらしょうがないけど
わざとむずかしい言葉とか使う人って中二病なのかな?って思う
ただかっこつけたいだけなのかな?って

「揺蕩う」「逢着」「茫洋」こっちは今までのサブタイトルで
「布瑠の言」「纏死穢」「共振」こっちは「双星の陰陽師」の用語

「共振」ってこのおはなしのサブタイとおんなじだけど読み方はレゾナンスで

「双星の陰陽師だけが使える、秘術の1つ。互いの呪力を重ね、増幅させることにより術の威力が5~10倍にまで増大する。発動条件は、手をつなぐなど互いの体が触れ合っている状態で意識を1つにすること。意志の統一が続く限りは持続でき、呪力・体力が底を尽かなければ何度でも発動可能。ただし、発動中の全呪装が数倍にパワーアップするため、呪装を維持するための消費呪力もふくれあがるのが難点。複数の呪装を発動した状態での共振は、戦闘不能を起こす要因ともなるので発動のタイミングが、戦略上重要になってくる。」だってw

おはなしの中で松本先生が
「業はまたワザとも読みます。ナリワイや仕事という意味もありますね。
天命ともいえるかもしれません」って言ってた。。

ゴウとか天命とかってアニメとかでもときどき出てくるけど
「双星の陰陽師」とかに出てきてもおかしくないセリフだったw
アニメ見てるだけでにゃんもいがいに勉強してるみたいw


辞書使わないとわからない手紙って
アニメ見てない人に陰陽師のおはなしするのとおんなじで
どうでもいいとかウザいとかそれともこの人中二病?って思われたりするかも?

でも、むずかしい手紙でも書いた人のことが好きだったら
頭がいい人なんだなぁ。。とかむずかしい言葉知っててすごいな!とか
思うのかな?

だからワザとかんたんにしなくっても
この人はこうゆうのが好きな人なんだって思ってもらえるかも
だからそれでいいのかもね^^

香具矢は前から馬締さんのこと好きみたいだったから
一生けんめいが伝わってくる手紙だったら
きっとどんな手紙でもよかったのかも^^


あと
西岡さんがちがう部にかわるみたいだけど新しい人って入ってこないのかな?
正社員は馬締さんだけなんて大丈夫のかな?
それとも「ユーリ!!! on ICE」のユーリくんみたく
愛を知って強くなっちゃう?ちょっと楽しみかも☆
{/netabare}
{/netabare}
第七話「信頼」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
大学教授から上がってきた原稿に問題が見つかり、西岡と馬締は修正案を作成する。
そのなかで馬締は、大渡海には西岡が必要だと改めて感じる。
そんな馬締に、西岡は力強く語る。たとえ離れても、お前をフォローし続けると―――。
数日後。
修正に激怒した教授から連絡が入り、西岡は一人謝罪に向かう。露骨に不機嫌な態度をとる教授。
しかし西岡は機転をきかせ、教授に今後の協力を約束させる。
大学を後にした西岡は、晴れやかな表情で新たな道を歩き出した。
そして馬締も、新たな決意を胸に一人作業を続けていた―――。
{/netabare}
感想
{netabare}

えらい先生にたのんでもあとで直さなくっちゃいけなかったり
ふつうの辞書とあんまり変わらないみたい。。
だったらいろんな事典とか読んでどの事典にも書いてあること
馬締さんがまとめた方がはやそう。。


それにあの先生も人をイジメてよろこんだり浮気してたりって
(西岡さんって芸能記者とかやった方が合いそう。。)
これからも何かありそうでほかの人にたのんだ方がいいかも?って思った。。


西岡さんっていい人なんだけど
あんなやり方で原稿集めてたらあとで馬締さん困ったりしないのかな?


信頼ってゆうサブタイトルで
2人の友情みたいなおはなしはよかったんだけど
あとがいろいろ心配になっちゃうおはなしだった。。
{/netabare}
{/netabare}
第八話「編む」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
13年の月日が流れ、新たな社員・岸辺がやってきた。
しかし、入社以来ファッション雑誌を作ってきた岸辺は、なぜ私が辞書を......という悶々とした思いを抱えていた。
そんななか岸辺の歓迎会をすることに。そこで馬締は、岸辺が「言葉を大事にする人」だと言う。
しかし理解できない岸辺は、自分に辞書作りは無理だと店を飛び出してしまった......。
そんな岸辺と遭遇した西岡は、ある質問をする。それはかつて、荒木が馬締のスカウトを決めた『言葉』に関する質問だった。岸辺の答えを聞いた西岡は、微笑みこう言った。「君、辞書向いてるよ」
翌日。辞書編集部には、率先して仕事をする岸辺の姿があった―――。
{/netabare}
感想
{netabare}

えっ!?13年たっちゃったの?

香具矢さんと恋のおはなしとかいろいろあるのかなって思ってたら
イッキに13年も飛んじゃって香具矢さんと結婚してるし。。


でも、その間ずっと社員は馬締さん1人だけって
アウェイ感ハンパなかったのって馬締さんの方だったんじゃないのかな?

にゃんは小学校のころからずっとアウェイ感ハンパなかったから
岸辺さんの気もちってなんとなく分かるかも。。


でも、辞書に向いてる人ってどんな人なんだろう?

「右」を説明しなさいって言われたら
辞書編集部なんだし岸辺さんみたいにゆうんじゃないのかなぁ。。


でも、「北を向いたとき東に。。」ってゆう説明って
ほんとにそれでいいのかな?

だって「右」が分からない人ってたぶん「北」も分からないって思う

日本語の勉強してる外人の人が「右」ってどっち?って辞書見て
「北」って書いてあっても分からない。。
東はお日さまが出るから分かるけど。。

それで「北」って辞書調べて
「太陽の出る方に向かって左の方角」って書いてあったら
それって右を説明するのに「左」の反対って言ってるみたい

だったら「100人中50人以上の人がペンを持つ手」とかのほうが
時間はかかるけど分かりそう。。

10人だったらたしかじゃないけど
100人中50人も左ききの人がいるって
左きき大会とかじゃなかったらゼッタイないから。。

まわりに100人もいなかったら?って言われたらこまっちゃうけど
右を説明するのに左の反対ってゆうよりいいんじゃないかな?って。。

でも、100人もまわりに人がいるんだったら誰かに聞いた方が早いかもw


誰が使う辞書かってゆうのも大事かも?

小学生が使うんだったら「大人の人に聞いてみよう」の方が分かりやすそうw
大人用だったら「ぜったい知ってるよね?」とか書いてあったらウケそうw
でも日本のことぜんぜん知らない外国の人向けとかだったら
「100人中50人以上の人がペンを持つ手」の方が分かりやすいって思う☆
たぶん。。ネ?


そんな感じだから辞書に向いてる人ってどんな人かよく分からないし
西岡さんってもしかして人のこととかよく見てて
マインドコントロールしちゃうの上手なだけかもってw

だったら手相とか見てあげて
「ゼッタイ辞書作りに向いてるよ!」って言ってあげてもよかったのかも☆彡
{/netabare}
{/netabare}
第九話「血潮」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
新たなスタートを切った岸辺は、松本や馬締との交流のなかで、『言葉』や『辞書』についてより理解を深めていく。
そんななか総仕上げの作業が始まり、並行して『大渡海』専用の紙の開発も続けられていた。
来る日も来る日も机に向かい、黙々と作業をする一同。そして季節は移り変わっていく―――。
約一年が経過し、とうとう紙が完成した。
そして同時に、営業や宣伝といった他部署との打ち合わせも重ね、日に日に大渡海の完成に近づいてく。
そんなある日、重大なミスが発覚してしまう―――。
{/netabare}
感想
{netabare}

おもしろかったのは馬締さんのラブレターを見つけるところと
EDのあと岸部さんが紙屋さんとデートするところで
みんなが「岸部さんにお酒飲ませるな」って言ってるところかな?w

分かるw
にゃんのママも飲み過ぎておふろのお湯出しっぱで眠っちゃったりするからw
ほかにも言えないけどあんなこととかこんなこととか。。
このごろ外であんまり飲まないみたいだからちょっといいかも^^


馬締さんとか言葉を大切にしてるってまわりの人は思ってるみたい

でも、めれんとかって辞書ひいても誰も使い方もよく分からない単語って
中二用語とかとおんなじで使ってもいいけどほとんど誰にも分からないし
かっこつけてるだけって思われそう。。

中二用語辞典見てて「左手が疼く。。」「マグナカルタ」「聖姫」「舞想」
「ダー・ザイン」「シャドウプライス」「ツァイガルニック効果」とか
にゃんがぜんぜん分からない言葉っていっぱいあるけど
そうゆうことふつうにゆう人って言葉を大切にしてるのかな?って 

それで赤のことラテン語で「ルーフス」ってゆうんだって

でも
ほんとに相手に伝えたいんだったらふつうに赤って言った方がいいみたく
「めれん」だってふつうに「酔ってた」って言った方がいいんじゃないかな?

そうゆう言葉があるの分かるけど
わざとほかの人が使わない言葉をしゃべるのって中二病なだけじゃないのかな?

「異能バトルは日常系のなかで」鳩子が言ってた

「寿クンの言ってることは一つも分かんないよ!。。」
「おねがいだからわたしが分かる言葉で話してよ!。。
内容もちゃんと教えてくれなきゃ意味が分からないよ!
教えるならちゃんと教えてよ!」

みたいに馬締さんが近くにいたらにゃんもそう言っちゃうかも。。

だって「めれん」なんて辞書見たって使い方よく分からないし
出てない辞書だってあるくらい。。
言葉を大切にする人だったら
まわりの誰もそんな言葉を使わないって知ってるでしょ?
{/netabare}
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第十話「矜持」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
抜けている単語が見つかり愕然となる編集部員たち。
そこで馬締は、24万語全てのチェックをやり直すと決断した。そんな矢先、松本が入院してしまう。
焦る馬締は、いち早い『大渡海』の完成を目指し、黙々と作業を続けるのだった。
そうして、編集部員とアルバイトたちの壮絶な合宿生活が始まる。昼夜問わず作業を続け、限界まで働き続けた。
馬締は他部署との打ち合わせなどもこなしつつ、かつての自分を振り払うかの様に作業に没頭した。
そして時は流れ......とうとう全ての再確認が終了した。西岡も駆けつけ歓喜に湧く一同。
こうして、『大渡海』の完成が迫ってきたが―――。
{/netabare}
感想
{netabare}

えーと。。大変みたいだったけど計算してみたら
スタッフの人たちが24人いたら1人1万語で1つの単語に1分かかるんだと
167時間くらいで1日8時間くらい働いたら21日で週6日だと3週間くらいだから
あれだけの人がいたらふつうに働いても1か月で終わるんじゃないかな?って

1つの言葉で30秒だったら2週間くらいで終わっちゃうし^^
もうはじめてから15年くらいはかかってるんだから
今さらそんなに徹夜とかしなくっちゃダメなくらい急いでるのかな?


さいごは松本先生のお部屋ががらーんってしてたとこ写ってたけど
先生死んじゃったのかな?
{/netabare}
{/netabare}
最終回「灯」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
馬締と荒木は大渡海の刷り出しを手に、松本の自宅を訪れた。嬉しそうに紙に触れる松本。
しかし松本は告白する。食道に癌が見つかったのだ......。

そして初春を迎えた頃、とうとう『大渡海』の完成が目前に迫る。そんななか、編集部の電話が鳴り響く。
それは、松本の死を知らせるものだった―――。
『大渡海』は完成し、華やかなパーティが開かれた。そんななか、荒木が取り出した手紙を読んだ馬締は涙を流す。
そこには、松本からの感謝の言葉が綴られていたのだ―――。

そして......桜舞う春の日。馬締と香具矢が歩いている。馬締は、松本の言葉をかみしめながら、辞書作りについて思い巡らせている。

「僕らはくり返し、舟を編む」
香具矢としっかり手を繋ぎ、馬締は歩み続けるのだった―――。
{/netabare}
感想
{netabare}
さいごまであらすじの通りのおはなしだった


松本先生がもうちょっとのところで死んじゃって
馬締さんが泣いてるところがあったけど

馬締さんと先生も長い間いっしょに仕事してたけど
先生と辞書の方がずっと長くってお休みでも用例採集とかしてたから
できた辞書を見られなかったのって
とってもくやしかったんじゃないかな?って


あと、死んじゃった人もいるけど
西岡さんみたくいつの間にか子どもがいたりって
これからまた辞書作りに参加する人もいるのかなぁ。。って
{/netabare}
{/netabare}
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見おわって


辞書作りのお仕事でがんばる人たちの
大変さとか思いとかが伝わってくるいいおはなしだったって思う


ただ、気もちが伝わってくるおはなしだったら
「坂道のアポロン」「昭和元禄落語心中」とか
最近のだと「響け!ユーフォニアム」「ユーリ!!! on ICE」とかって
ほかにもいろいろあるけど

ほかのおはなしってもっといろんな事件とかおきて
笑ったり泣いたりできるところがいっぱいあって
次のおはなしが気になるようになってるけど
このおはなしって気もちは伝わってくるんだけど。。それだけ。。みたいな

1話ずつのあらすじに書いてあることだけで終わっちゃって
そんなに面白いおはなしじゃなかったって思う。。

それにせっかく恋愛とかおもしろくなりそうなおはなしとか出てきても
飛んじゃったりして「あれっ!?」ってがっかり。。


ただ、言葉のこととかでいろいろ考えたりできたから
そうゆうところはよかったかも^^


にゃんはあんまりおもしろかったって思わなかったけど
もっと大人になったらおもしろいって思えるおはなしなのかも?

投稿 : 2020/05/11
閲覧 : 951
サンキュー:

81

ヘーゼル さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アニメなのに読書している錯覚。

悪役はおらず、淡々と辞書作成を目指す人間ドラマ。
原作の小説は実写映画化もされている評価が高い作品です。

わざわざアニメにしなくても良い内容ではあるのですが、そこはノイタミナ。
丁寧な作りと声優の素晴らしい演技でレベルの高い作品になっています。
視聴後の清涼感はアニメ化して成功と言えると思います。

じっくりと小説を読むように物語に浸りたい時にお勧めします。

投稿 : 2020/04/28
閲覧 : 314
サンキュー:

4

Pocali さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

日本語の難しさ、伝えることの大切さ

たくさん学びました。
そしてこの様なお仕事があるということを知って、物ができるまでの経緯を想像する様にもなりました。
日本人の仕事に対する熱意、思いやりがたくさん表現された、素晴らしい作品だと思います!

投稿 : 2020/04/24
閲覧 : 297
サンキュー:

4

レモリア さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 5.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

辞書ってすごい。

最近の中で一番面白い。

投稿 : 2020/03/12
閲覧 : 266
サンキュー:

1

カミタマン さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

サムネイルが敷居を高くしているw

このサムネイルだけ見るとBL系?なんて思ってしまい,違うのは分かっていたのですがなんとなく敬遠していたというか…

でも,辞書つくりという内容が気になり,見ました。

大変面白かったです。

自分の好きな,静かなアニメ(なんて言いながら,激しいのも好きですが…)です,それも一級品の静かさ。夜更けに一人で噛みしめながら見たい作品です。

自分は男性ボーカルの曲はほとんど興味ないし,普通歌詞もほとんど気にしないのですが,主題歌の「潮風」はいいですね。歌詞が話の内容とマッチして独特な雰囲気を作り出しながらもすごく乗りのいい曲になっています。

投稿 : 2020/02/09
閲覧 : 328
サンキュー:

8

ネタバレ

Jun さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

日常を丁寧に

視聴後の清涼感が心地良いです。

言葉がテーマ。言語学部卒業で出版社の辞書を作る部署に勤める青年が主人公の、一種のお仕事アニメ。言葉の意味と重みを理解するため、思ったことをまっすぐ言語にできない青年。ですが人の縁には恵まれてパワハラもセクハラもなく、仕事を通して成長し、昇進してゆく。地味な話ですが、本当に羨ましいです。

12話の中で10年以上が経過します。人間の持つ時間は短く一片の辞書を世界に送り出すために、人間は歳をとり、粛々または淡々と作業し世代交代してゆく。こんなことになっているとは全然知りませんでした。

ただ僕自身、最後にハードカバーの国語辞典を手にしたのは高校時代でした。検索エンジンで縦横無尽にリアルタイムの世界を渡れる時代に、製造に10年以上を要するツール(舟)に敢えて乗ろうとする人はどこに行こうとするのでしょうか?

そんなことを夢想できる貴重なアニメでした。

投稿 : 2020/01/22
閲覧 : 253
サンキュー:

11

DB さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

原作・映画見ておりませんw・・・というわけで初めての出会いでしたが、面白かったです。まあ辞書づくり自体にはそれほど面白さはないと思うので、関わる人間が興味深かったということです。でもまあアニメとしなければならなかったのかは不明ですが、自分がこの作品と出会えたので良かったとも言えるかw

投稿 : 2020/01/02
閲覧 : 268
サンキュー:

1

Ryo さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

んーアニメ化する原作じゃないと思う。

辞書編集というとても素敵な職業を描いた作品。
とてもほのぼのとした良いストーリーだけどアニメ化するような作品なのか?と個人的には思ってい待った。

朝ドラの様なストーリー展開でまあ面白いけど、実写のドラマなどでも十分表現できる内容で、アニメとしての創意工夫を感じられない。

同じ小説原作で有名なアニメに「氷菓」があるけど、あれはしっかりとアニメの良さを生かした作品になっている。

静けさが心地良いアニメだけど、何か物足りなさを感じる。

この後は本つながりで「ガイコツ書店さん」を見るのがオススメ

投稿 : 2019/11/24
閲覧 : 323
サンキュー:

3

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

職業系大人アニメ

出版社辞書編集部の話。

映画も観ているが、その時に自分が描いていたキャスティングと違っていてう〜ん…でしたが、アニメ版のキャラデザはイメージに近くて良かった。

本来なら現職と内容が被り、ドキュメンタリーならストレスになるだけなので避けたい内容ではありますが、アニメですし、編集部に嫌な奴がいないし、まとまりのある人間関係を観てるのは心地よい。

人事異動やら恋愛の進捗をすっ飛ばしてはいるが、メインは新刊辞書制作なので。

四校で13年間ですよ。
辞書編集者には頭が下がりますね。
束見本のあの厚さ。

最近は電子書籍が支流になりつつあるが、古い人間なので紙質を指先で感じ、インキの臭いを感じてこそです。

シリーズ構成は佐藤卓哉氏でしたが、派手さはないがじわりじわりさせるのは相変わらず上手いね。

OPの切り抜きやフォント多用は大好きです。

投稿 : 2019/11/21
閲覧 : 291
ネタバレ

STONE さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

引き継がれていく思い

 原作は未読。
 辞書作りという地味なモチーフでも上手いことエンターテイメント性のある作品に仕上げている。
 さすがに派手な要素はなく、全体的な印象は淡々としたものだが、その分しみじみとした味わいが
あったりする。

 辞書作りが相当長期間に亘る作業であることがよく判る内容で、本作の描写だけでも13年ほどの
期間が描かれる。
 本作描写前から辞書作りは始まっており、本作後も改訂などが続いていくことを考えても、これは
一人の人間が業務に携わる期間で終わるものではないもので、自身の作業を全うするだけでなく、
それを次代に引き継いでいくことの大切さを感じさせる。
 本作も主人公の馬締 光也が辞書編集の新戦力として加わることから始まり、その後も様々な
事情で去る者、新たに加わる者などが描かれたが、こうした人の入れ替わり描写に関しては単なる
業務の引き継ぎではなく、辞書作りに対する思いをも引き継いでいくような印象。

 辞書に関して、言葉が人をつなぐものという趣旨が出てくるが、実際の辞書作りの展開で人の
つながりが大切であることが描かれるなど、この辺は上手い繋げ方だなと。
 同様な印象としては辞書作りに関して、「辞書は言葉の海を渡る舟、編集者はその海を渡る舟を
編んでいく」といったことが語られるが、この辞書作りという作業自体がとてつもなく長い航海を
思わせる。目的地こそ判っているが、それが何時になるか判らない大航海時代の航海のような。

 長期間を描いたものゆえにいきなり時間が飛ぶのは仕方ないが、見ている側の感覚としては、
作中人物が苦労した感じは伝わりにくいものになってしまうきらいが。
 途中、もっとトラブルがあっても良かったのかもと思ったりもするが、この辺はリアリティ重視
なのかな。
 トラブルで気になったのだが、時代設定が何時なのだろう?。途中、「血潮」という単語が
抜けていたというトラブルが描かれたが、電子化していれば予防できただろうし、仮に発生しても
その後の全単語チェックはもっと楽だったろうにと思ってしまった。さすがに今なら電子化して
いそうだけど。

 キャラに関しては馬締と西岡 正志の正反対なタイプでありながら、それゆえに自身の長所で
相手をフォローしていくことになる男二人のある種の戦友感を感じさせる関係性がいい。
 その反面、馬締と林 香具矢を始めとする男女間の描写はやや希薄であっさり風味の印象。
 他には松本 朋佑、タケなど老人キャラに味わいある人が多かった感じ。

2019/08/27
2019/08/28 脱字修正

投稿 : 2019/08/28
閲覧 : 346
サンキュー:

7

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

唸るほど素晴らしい

お仕事物になるんでしょうか

辞書作りと地味なテーマでありながら非常に丁寧に美しく描かれています

最初はタイトルから観るのに二の足を踏んでいましたが
いざ観てみるとこれがもうのめり込みました

辞書作りという特殊な仕事で気が遠くなるような長い期間の作業を描いたものですが
よくきれいに1クールでまとめたなという印象です

物語は割と淡々と進んでいくんですが、そこには様々なドラマがあり
特殊な職業の中で主人公の仕事、恋愛、友情に対する真摯な生き様に共感し
辞書を作り上げる達成感を味わうことができました

普段辞書なんて気にもとめていないですが
こんなにも大変なのかと携わっている方たちに敬意を表したくなり
同時に日本語の美しさを改めて知りました

実写版の原作がとても良いらしく機会があったら観たいと思います

Leolaが歌うEDテーマ「I&I」はとても美しい曲ですが
これが収録されているCDは女性向けなので注意してください

買ったはいいものの野郎が聴くにはキッツいですよ

投稿 : 2019/07/27
閲覧 : 361
ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

終わりは始まり

辞書の完成に13年。

何かにつけスピードを問われる現代社会に於いては次元の違う世界です。
調べると平均的には約15年は掛かるとのこと。いや~すごい世界です。

とにかく事前知識は全く持たず、ましてや辞書の制作工程など興味ゼロ。
大丈夫か?これ。

まぁいっかで観始めるも、ギャグらしきものは一切無し。ただ黙々と辞書
作りの情熱群像劇を見せられてる感じで、合わない人いるだろうなぁこれ。

でも何故か不思議と退屈はしませんでした。落ち着いた展開が妙にリアル
で、真面目な馬締(決して狙ってません)を応援する自分がいたり。
一つのものをみんなで協力し合って作り上げていくってなんかいいなぁと。

『大渡海』の完成後、自宅のベランダでの馬締と香具矢のシーンは本当に
感動しちゃいます。長いですよね、13年って。

物語を通して色々な名言が出てくるので、興味ある方はその辺も気にする
と面白いかも知れません。因みに僕が気に入った名言は「言葉がなければ
自分の想いを表現することも相手の気持ちを深く受け止める事も出来ない」
生前の松本先生が言った言葉です。

『舟を編む』。 とてもいい作品でした。

投稿 : 2019/07/05
閲覧 : 206
ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

辞書を創ること

出版社に勤める冴えない真面目な馬締が、辞書の編纂に関わっていくお話。
原作未読ですが、「風が強く吹いている」と同じ原作者さんみたいです。

営業部ではコミュ力の低さから、仕事の評価が低かった馬締だったけど、辞書編集部の荒木に見いだされて、辞書編集部で辞書の編纂に携わることに。

最初は辞書編纂に身が入らなかった西岡が、馬締の辞書への情熱に触れて変わっていくのも良かったです。
おちゃらけた感じの西岡だけど、結構面倒見がいいし意外と熱いところも持ってて {netabare} 辞書編纂中止を阻止するために自分が犠牲になって、部署を異動した後も大渡海のために気配りしたり奔走したりして、{/netabare}すごくかっこいいなあと思いました。
なので、私の中でいつのまにか主人公は西岡くんになったりしてました。。

もちろん、馬締のひたむきな情熱も素敵だと思います。
あと完成に長い時間がかかる辞書編纂をしている馬締と一人前の板前になるまで長い時間がかかる香具矢ってお互いに理解者になれるし、お似合いだなと思いました。

13年の月日が流れ、主任となった馬締。そして様々な困難を経て、とうとう大渡海が完成間近に!
そして・・{netabare}完成した大渡海を見ることなく、監修の松本先生が亡くなります。
残念で悲しいことですが、亡くなるまでひとつのことに夢中になれたことは幸せなことじゃないかなと思いました。{/netabare}

辞書って勉強するときとかに使うってイメージだったけど、これを見て1冊の辞書を創るのって気の遠くなる手間と時間を経て創られていることが分かって、辞書に対する認識が少し変わりました。

あとEDに入る時に毎回表題とその意味が表示されて、波で消えていくところは綺麗だなと思いました。
ED後に入るちょっとした裏話も面白かった。あ、じしょたんずも、ね。

余談ですが、作中に出てきた馬締さんが編纂したポ〇モンキャラ百科読んでみたい!なんか無駄に内容濃そうで面白そう。。

投稿 : 2019/06/22
閲覧 : 260
ネタバレ

大重 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

辞書編纂という仕事が面白そう。心に沁みる良作

1話感想
しっとりした雰囲気の良い良作っぽいですねぇ…。
辞書編纂という世界は全然知らない世界ですし、非常に興味深いです。
激しく面白い、というタイプではないですが、ぜひ見続けたいですね。

全話感想
しっとり心に沁みるとても素晴らしい物語でした。
最初はダメに見えた主人公もやがて成長して一人前にやっていく姿など、働くアニメとしても格好良いですね。
辞書編纂って作業にも興味がわきました。
印刷会社やら学者やらいろいろな人の力を結集して作るのですね。
ああいう作り手が居るんだなー、という思いです。
使う方は、まあ何気なく使っているんですけどね。
でも何気なく使う製品も、実は結構な情熱をもって作られているというのは何か良いですね。

投稿 : 2019/06/20
閲覧 : 345
サンキュー:

2

ヘラチオ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ゆっくり

三浦しをん原作。読んではいない。
辞書制作に携わる出版社の社員の物語。人生の多くを費やし、ゆっくりと完成させる辞書だけにゆったりとした話の展開。時間がとんでも歳をとって見た目が変化する以外はそこまでの変化はない。

主人公がこれまたゆったりとした人で時間が経過しても香具矢との関係も出会った当初のままという感じ。それはそれで良い。

作中に挟んでくる教えて!じしょたんずは色んな有名辞書が擬人化して辞書豆知識を教えてくれる。

OP
潮風 歌 岡崎体育
ED
I&I 歌 Leola
Leolaの歌は初めて聞いたけど、EDにぴったりなゆったりとした曲だった。


1. 茫洋
辞書編集部員の西岡は、街の本屋でとある営業マンのお粗末な仕事っぷりを目撃する。それは、西岡も勤める玄武書房の社員である馬締(まじめ)という男だった。一方、辞書一筋のベテラン編集者・荒木は、定年を前に後任者を探していた。そんな荒木に何気なく馬締の話をする西岡。すると荒木は突然立ちがり、足早に営業部に向かった。突然の訪問者に戸惑う馬締は、荒木からの『言葉』に関する質問に自分なりの答えを語る。その瞬間、荒木は馬締のセンスを見抜き、辞書作りに向いていると確信する。そして、その場で馬締をスカウトするのだった---。

2. 逢着
辞書編集部へ異動になった馬締は、荒木や監修の松本先生の辞書作りへの情熱を知ることになる。編纂途中の中型辞書・『大渡海』への想い、そしてなぜ新しい辞書を作り続けるのか……。そんな馬締は、彼らの期待に答えることができるのか……という不安に襲われていた。しかし、下宿先の大家・タケさんは言う。「頼ったり頼られたりすればいいと思うよ」そんな満月の夜。下宿先のベランダで、馬締は美しい女性と遭遇する---。

3. 恋
馬締が、タケの孫娘・香具矢に恋をしたことが発覚。そこで辞書編集部の一同は、香具矢が板前修業をしている店を訪れることに。西岡の雑談にも程よく答えながら、真剣に料理と向き合う香具矢に見惚れる馬締。彼女もまた、辞書作りと同じ長く困難な道を極めようとしているのだ。帰り道、西岡と馬締は語る。馬締は、場を作るのがうまい西岡を尊敬していた。そんな馬締を変な奴だ…と呆れる西岡は、これから面白くなるかもな…という期待も感じていた。しかしそんなさなか、西岡は『大渡海中止』という噂を耳にしてしまう---。

4. 漸進
社内で噂される『大渡海中止』の動きを阻止すべく、辞書編集部は西岡発案の大胆な策を実行する。一丸となって奔走する一同。そんななか西岡は、今までにない生き生きした表情を浮かべていた---。数ヶ月後。久しぶりに休日を取った馬締は、タケの後押しもあり香具矢と二人で出かけることに。二人は観覧車に乗り、東京の街を見渡した。そして、料理への情熱を語る香具矢。感動した馬締も、自分なりに想いを伝えようとするのだが……。その夜。馬締は香具矢へ想いを伝えるべく、手紙を書き始めた---。

5. 揺蕩う
局長に呼び出された西岡は、『大渡海』続行の条件を言い渡される。それは、別の辞書の改訂と、西岡の宣伝部への異動だった---。辞書作りへの情熱を感じ始めていた西岡はショックを受ける。しかし、『大渡海』の見本刷りを見て喜ぶ編集部員たちや、既に条件である小型辞書の改訂作業を始めている馬締。そんな彼らを目の当たりにし、「異動までに俺ができることは全部やる!」と意気込むのだった。一方、恋文が完成した馬締は、勇気を振り絞り香具矢に手渡した---。

6. 共振
恋文を渡した翌朝、香具矢に遭遇した馬締は思わず逃げ出してしまった……。その日の昼、今後の対策について話しあう編集部員たち。そこで、西岡が自身の異動を告白する。衝撃を受ける一同。西岡さんが……と呆然となる馬締は、不安に襲われつつ帰宅するのだった。その夜、恋文の返事を香具矢に迫る馬締。絶対今日中に聞けと西岡から助言を受けていたのだ。しかし、動揺した香具矢は部屋に戻ってしまった。振られた……と肩を落とす馬締。しかし、恋文の文面を再確認してきたという香具矢は、馬締へ想いを告げる。「私も、好きです」---。

7. 信頼
大学教授から上がってきた原稿に問題が見つかり、西岡と馬締は修正案を作成する。そのなかで馬締は、大渡海には西岡が必要だと改めて感じる。そんな馬締に、西岡は力強く語る。たとえ離れても、お前をフォローし続けると---。数日後。修正に激怒した教授から連絡が入り、西岡は一人謝罪に向かう。露骨に不機嫌な態度をとる教授。しかし西岡は機転をきかせ、教授に今後の協力を約束させる。大学を後にした西岡は、晴れやかな表情で新たな道を歩き出した。そして馬締も、新たな決意を胸に一人作業を続けていた---。

8. 編む
13年の月日が流れ、新たな社員・岸辺がやってきた。しかし、入社以来ファッション雑誌を作ってきた岸辺は、なぜ私が辞書を……という悶々とした思いを抱えていた。そんななか岸辺の歓迎会をすることに。そこで馬締は、岸辺が「言葉を大事にする人」だと言う。しかし理解できない岸辺は、自分に辞書作りは無理だと店を飛び出してしまった……。そんな岸辺と遭遇した西岡は、ある質問をする。それはかつて、荒木が馬締のスカウトを決めた『言葉』に関する質問だった。岸辺の答えを聞いた西岡は、微笑みこう言った。「君、辞書向いてるよ」翌日。辞書編集部には、率先して仕事をする岸辺の姿があった---。

9. 血潮
新たなスタートを切った岸辺は、松本や馬締との交流のなかで、『言葉』や『辞書』についてより理解を深めていく。そんななか総仕上げの作業が始まり、並行して『大渡海』専用の紙の開発も続けられていた。来る日も来る日も机に向かい、黙々と作業をする一同。そして季節は移り変わっていく---。約一年が経過し、とうとう紙が完成した。そして同時に、営業や宣伝といった他部署との打ち合わせも重ね、日に日に大渡海の完成に近づいてく。そんなある日、重大なミスが発覚してしまう---。

10. 矜持
抜けている単語が見つかり愕然となる編集部員たち。そこで馬締は、24万語全てのチェックをやり直すと決断した。そんな矢先、松本が入院してしまう。焦る馬締は、いち早い『大渡海』の完成を目指し、黙々と作業を続けるのだった。そうして、編集部員とアルバイトたちの壮絶な合宿生活が始まる。昼夜問わず作業を続け、限界まで働き続けた。馬締は他部署との打ち合わせなどもこなしつつ、かつての自分を振り払うかの様に作業に没頭した。そして時は流れ……とうとう全ての再確認が終了した。西岡も駆けつけ歓喜に湧く一同。こうして、『大渡海』の完成が迫ってきたが---。

11. 灯
馬締と荒木は大渡海の刷り出しを手に、松本の自宅を訪れた。嬉しそうに紙に触れる松本。しかし松本は告白する。食道に癌が見つかったのだ……。そして初春を迎えた頃、とうとう『大渡海』の完成が目前に迫る。そんななか、編集部の電話が鳴り響く。それは、松本の死を知らせるものだった---。『大渡海』は完成し、華やかなパーティが開かれた。そんななか、荒木が取り出した手紙を読んだ馬締は涙を流す。そこには、松本からの感謝の言葉が綴られていたのだ---。そして……桜舞う春の日。馬締と香具矢が歩いている。馬締は、松本の言葉をかみしめながら、辞書作りについて思い巡らせている。「僕らはくり返し、舟を編む」香具矢としっかり手を繋ぎ、馬締は歩み続けるのだった---。

投稿 : 2019/04/10
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舟を編むのストーリー・あらすじ

三浦しをんさんの小説「舟を編む」が原作。

玄武書房に勤める馬締光也(まじめ・みつや)が、辞書編集部で新しい辞書「大渡海」を編集することになる……というストーリー。定年間近のベテラン編集者、日本語研究に人生を捧げる学者、徐々に辞書に愛情を持ち始める“チャラ男”など個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。(TVアニメ動画『舟を編む』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2016年秋アニメ
制作会社
ZEXCS
主題歌
≪OP≫岡崎体育『潮風』≪ED≫Leola『I & I』

声優・キャラクター

櫻井孝宏、神谷浩史、坂本真綾、金尾哲夫、麦人、榊原良子、斎藤千和、日笠陽子

スタッフ

原作:三浦しをん(光文社文庫刊)、キャラクターデザイン原案:雲田はるこ、 監督:黒柳トシマサ、シリーズ構成:佐藤卓哉、キャラクターデザイン:青山浩行

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