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「orange(TVアニメ動画)」

総合得点
67.4
感想・評価
622
棚に入れた
2907
ランキング
2494
★★★★☆ 3.3 (622)
物語
3.2
作画
3.2
声優
3.5
音楽
3.5
キャラ
3.2

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orangeの感想・評価はどうでしたか?

kameko さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

過去の自分に手紙を送れるなら

タイムカプセルを掘り返しに来た高校のクラスメイト5人組。その中身は6人ぶん。事故で亡くなった友人の手紙を読み、彼らはその死が事故でないことを知る。
その時、授業で聞いたパラレルワールド(ある世界(時空)から分岐し、それに並行して存在する別の世界)を思い出し、その存在を信じて過去の自分に手紙を書いて、過去を変えようとする話。

高校生活、好きな人ができて、そのひとつにのために頑張って、傷ついて、色んなことがあるよね、と思いながら視聴。もちろん現実と同じでそう簡単にはうまくいかないし、内容にはすごく引き込まれた。

でもね、やっぱり過去を変えるとなると、誰かが、何かが犠牲になる。最終回を迎えた時、その部分が引っかかって「めでたしめでたし」とは思えなかったな。
ただこれは、パラレルワールドであって、友人を助けたいだけではなくて「そんな世界があってもいいんじゃないか」ということが前提。
そう思うと、まだ納得できる気がする。

投稿 : 2016/10/15
閲覧 : 168
サンキュー:

7

ネタバレ

四季姫 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 2.0 作画 : 1.5 声優 : 1.5 音楽 : 4.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

菜穂と翔が面倒臭っ!

物語の設定はいいけど、菜穂と翔がメッチャ面倒くさい...
特に菜穂がうじうじしてるとこが一番イラッとくるです。
翔もそうですけど、まあ現実にはこういうなんでも抱え込んてる人はいますよねー

最初はね、翔が死んでもどうして菜穂が須和と結婚したのか、
あんな男どこがいいのかってねw
でも物語がどんどん進めると須和が一番いい男だと思くなった。

まあ、結局翔の事を無事に助けることができるし、めでたしめでたしかな?

でも一番気になるキャラは萩田とあずさですね、
二人共付き合えちゃえばいいのにー

投稿 : 2016/10/15
閲覧 : 227
サンキュー:

7

ネタバレ

ニャンキチ君 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

後悔はしたくないけど…。

 長野県の松本市が舞台のアニメで、松本市には時々出かけます。背景に知っている所が映るので 良く観ていました。

 あらすじは省略します。内容については賛否両論出ていますね。

 翔君は、精神を病んでいると思う。はたから見ると勝手な行動をしたり ちょっとしたことで心を閉ざすなど 心理状態も不安定なため 観ている側は、どうなの?と言いたくなると思います。翔君を理解することは 難しいかもしれません。

 (そんな中で明るいキャラの子がいるのでほっとします。)

 須和君がいい人過ぎて 自分の気持ちを、押し殺して笑顔を見せる須和君。見えない部分でもっと葛藤していたと思うのに それを出していませんでした。大丈夫かちょっと心配して観ていました。

 亡くなってしまった命は、戻りません。天命だったとあきらめ悲しむのか。あの時こうすれば良かったと 後悔を持ち続け悲しむのか…。
 ましてその人が近しい人で 過去の生きている間 死に至るきっかけを無くす事ができるというのならば 何とかしたいと思う気持ちはわかります。
 その方法については あまり突っ込まずに観てください。

 最終話{netabare} 翔君を支えてくれる仲間がいて良かった。 {/netabare}

投稿 : 2016/10/11
閲覧 : 270
サンキュー:

17

スマートなトーマス さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

構成はなかなか

現在(未来?)と過去(現在?)の進め方など、構成はなかなか良かったと思います。
ただ翔君めっちゃめんどくさいね。
終盤らへんはもうどうでもよく流し見してました。

投稿 : 2016/10/11
閲覧 : 246
サンキュー:

2

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

まあ・・・・・

この程度のストレスで駄目になるような主人公に無理やりくっつけられる
菜穂の将来がかわいそすぎるだろ
過去の不幸など笑って吹き飛ばすようじゃないと現実は厳しい

アニメ物語だから仕方ないけど

投稿 : 2016/10/10
閲覧 : 184
ネタバレ

ハヤブサ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

続 3話‥弁当つくって&毎朝5時に俺を起こしなさい?

いま 負けないで 泣かないで 消えてしまいそうなときは〜
私も、今より更にバカクズな過去の自分に手紙書きたいです。しかしながら、この考え方は後向きな気もします。

命からがら視聴終了‥
下記の様に、3話で意欲ダウンしたけど、OPED、雰囲気はいいので視聴継続‥その後も悲劇の主人公には惹かれる事なくフィニッシュでした。
翔が、ギザギザハートで、甘えてみて人を試してみてスネてみてのカマッテチャン‥嫌な予感は当たり、タイトルにある様に‥3話のさだまさし節はたまたまではなかった‥
菜穂が翔に一生懸命だけど‥須和と結婚しているリアルに感動は薄弱‥というか、菜穂の言ってる事無茶苦茶‥「もし、もう一度翔と会う事ができるなら小さい翔がいい」(須和と創ります)‥‥なんじゃぁ〜SAYONARADOKAAAAN!!
「翔が生きる事が辛くなったら、何度でも救うよ」(須和と微笑み合いながら)‥‥ふしだら小悪魔NG〜〜SAYONARADOKAAAAN!!!
翔が死んだ場所で、なんでそこまで盛り上がってるのか最後まで伝わってこない‥まるでボランティアみたいに感じてしまう‥

最後の出演者登場は良かったです。スタッフの皆様、お疲れ様でした。

以下は3話時に嫌な予感がしたレビュー‥
どうやって手紙送れたのか、転校生は現在どうなってるのか(解明済) 、1番は現在ヒロインは過去を変えてどうしたいのか‥気になります。

で、3話‥翔がためらいもなく、菜穂に毎朝5時に起きてモーニングコールしてって言った事にドン引きした‥ただでさえ毎朝弁当作ってもらってるのに‥言わせるなら、亭主関白だなって感じしたのは私だけでしょうか?周りは菜穂の気持ちに感づいてるのに、なんで翔は気付かないんだーです。
‥ここまでしてくれる菜穂の気持ちになんで気付かないんだ?しかも、メモに「俺は上田先輩と付き合っていいと思う?」‥あり得ない‥そしてそのまま付き合う展開‥
その上、その後も菜穂は引き続き5時に俺を起こせ、弁当作れの都合いい女性扱いだったらコイツ最悪だな。
‥なんでみんながいつも泣くほど、翔が慕われてるのか理解できません。更に、いつもみんな妙に翔に気をつかいすぎに不自然を感じます。ナホと結婚できた須和君?は、気配り上手でモテるのは分かるけど‥今後翔の良さが出てくるんでしょうか。
‥悲劇のヒーローの魅力は感動させるストーリーものにとって不可欠要素なのに‥
‥視聴意欲低下‥なのは、私だけなのか。

投稿 : 2016/10/10
閲覧 : 261
サンキュー:

26

ネタバレ

プラ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

良アニメ

高校の頃に転校してきた翔は、転校初日に母親が自殺してしまったことを気に病み、悩み続けた末に1年経たずして自殺してしまう。そんな翔の悩みをつゆ知らず、翔と楽しい青春を毎日過ごしていたと思い込んでいた5人の友人たちは、翔を助けてあげられなかったことを後悔する。5人は10年後の命日に、翔の死の真実を知ることになる。彼らは10年前の自分たちに届くか分からない手紙を書く。翔を自殺から救うため…自分たちが後悔しないため…そして、10年後もまた6人で集まって笑いあっていられるために…




・・・結果から言うと、翔を救うことができた。過去を変えたわけではなく、手紙を受け取り行動を変えていくことで翔が生きている世界線に入れた(シュタゲの言葉を借りれば、β世界線へ移線することができた)という感じ。


時間を遡ってやり直すっていうタイプのアニメの内容は好物だし、それに青春を加えた良いアニメだった。あと、現在と過去を交互にやったり、過去の秘密を現在の場面で少しずつ明かしていくっていう感じも好き。ぜひ見てほしい。


気になるところがいくつか。みんな手紙に縛られすぎてて本当に青春を楽しめていたのか?翔を助けることに必死になるのはいいんだけど、そこまで必死になるほどの理由が、手紙を受け取った彼ら5人にはあったのか?菜穂は終始おびえてりうように見えたけど、彼女は本当にそれでよかったのかな?

投稿 : 2016/10/10
閲覧 : 176
サンキュー:

3

のび太 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

王道の恋と友情の青春ストーリー

別冊マーガレット掲載の少女漫画が原作です。

過去に手紙を送って、自殺してしまったクラスメートを救おう!
というストーリーです。
ちょっとSF的な要素もありますが、基本は普通の学園物でした。

男子3人と女子3人で、地方の高校を舞台に、王道の恋と友情の青春ストーリーが展開されていきます。

映画にもなるメディアミックス作品のようだけど、ちゃんと予算とか出てるのかな?
けっこう作画とか気になるところもありましたw

だだ少女漫画だからしかたないけど、助けるのがイケメン男子とか
いまいち感情移入はできませんw

ちょっと男子には向かないかな?
普通に少女漫画らしい女子向けの作品でした。

投稿 : 2016/10/09
閲覧 : 207
サンキュー:

12

ネタバレ

ニャン さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

orange

このあなたは、
絵は、リアル感があって
見慣れてない感じの絵だったので

投稿 : 2016/10/09
閲覧 : 189
サンキュー:

2

ネタバレ

伝説のししとう さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

ク☆ソ☆ア☆ニ☆メ

こんな言葉は使いたくないんだけれど、このアニメに対してはこれが最適だと思った。
アニメでここまで胸糞悪くなるのも珍しい。
まさかこんな評価になるなんて思ってもみなかったから、ただただ残念。

{netabare}とにかく菜穂も翔も見ていてムカついたし、イライラが収まらなかった。
翔を救う物語なのに、視聴者に翔死ねって思わせてどうすんだよ。
菜穂も菜穂で、言動も仕草も何もかもがウザく感じる。序盤はそうでもなかったんだけどな〜上田先輩に共感することになるとは思わなかったよ。
あんな面倒臭い男好きになるなよ。須和が不憫すぎるよ…

手紙が全員のところに届いていたのは後付けにしかみえなかった。
そもそもこんなやつのために手紙出すなよ、タイムスリップだのブラックホールだの、なんかSF要素も絡んできてるし…萩田がタイムマシン開発したとかの方がしっくりくるわ。
なんでそんなに詳細に手紙書けるんだよとか、なんで棒倒しで脱ぐんだよとか、細かいところ突っ込んだらキリがないや。{/netabare}

ざーさんは好きなんだけど、菜穂を見ていると声にまで腹が立ってきた。ごめんね。

音楽は良いと思うが、私の好みとはズレている。
唯一評価できるところは作画だったけれど、その作画も9話で崩壊。良いとこなし。

批判ばかりになってしまったけれど、仕方ない。褒めるところがないんだもの。
少女漫画ってこれが普通なの?だったら俺には合わないや。作者の感性が理解できない。

投稿 : 2016/10/08
閲覧 : 331
サンキュー:

39

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

どうにか完走できた

作画だけ点数を高くしておきたい。

画面の端に必ず「ぼかし」を入れていたり、光線の使い方が、Stein's Gateとの共通点で、このこだわりに「さすが浜崎監督」と感じてしまう。

投稿 : 2016/10/08
閲覧 : 346
ネタバレ

ふわふわマショマル さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

「HAPPYな青春」にするって努力だね。尊い友情♡

人が死にたいと思うほど、悩む事って。。。。
とても深い作品だと思います。

私も助けられなかった人がこの人生において居たので、気持ちが残された友達とシンクロしてしまいそういうシーンでは涙腺崩壊を何度もしてしまいました。

この作品を軽く評価する人も居て人それぞれだなぁって感じました。

人それぞれの人生だから、それはそれで良いですね。

私が感じた事は、回想シーンがもう少しまとまっていたらと思いました。
重いところはazuちゃんのキャラと須和君の大きいハートで、救われてた気がします。

翔君の繊細なハートや優しい気持ちも震えるくらい気持ちが菜穂ちゃん寄りでキュンキュンきました。
{netabare} ~ お母さんが自殺するんだから翔の豆腐メンタルって評価はどうかとちょっと思いました。アニメなんだからと割り切れないのは私って未だ子供?でも、もし自分のお母さんが自分が一緒に居られなかったって言う事で自殺を止められなくて酷いメールしてたら絶対に翔みたいに自分を責めると思います。{/netabare}

松本の大自然がとても綺麗に描かれていて大好きになりました。

こんな友達が青春にこの人数で居たら、凄く楽しいですよね。
翔君が羨ましい。こんなに皆んなに愛されて。

後悔があったからこそ、本来あるべき姿をリベンジ。

パラレルワールドっていう設定が面白かった。
私は、これからの時代パラレルワールドのアニメはどんどん増えていくのでスタゲーとは別物だし全然気になりませんでした。

こんな風に友達として接する様にこれからも頑張りたいと思いました。
やっぱり、 {netabare} ~人が天命全うしないで逝くのは遺された人には辛いから。
大切なら大切な程、菜穂や皆んなみたいに過去の自分に手紙を出せたらどんなにいいのに。。。 {/netabare}

ある程度覚悟決めて、観たけどもう少し長く観たかったかな。
劇場版 是非観たいと思います。

投稿 : 2016/10/06
閲覧 : 260
サンキュー:

8

ネタバレ

天啓 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

メンヘライケメン男にご用心

高校卒業し10年ほど経った 青春を一緒に過ごした親友達の心残りを
解消するというストーリー

その心残りとは イケメン転校生のカケル君の自殺

イケメンだったし 東京から転校してきたこともあり
メインヒロイン ナホちゃん達仲良しグループが 仲間に受け入れる
しかし、このカケル君 かなり背負い込むタイプで色々心に重荷を背負いこんでいる

そうとも知らず ヒロインナホちゃんは カケル君に惚れてしまう

何も知らずに高校時代を過ごすうち あるときカケル君は自殺・・・・

社会人になった彼ら なんとかカケルの自殺を止められなかったのか?思い悩む
そして 思いついたのが 過去の自分に Dメールならぬ 手紙を送り 
自分達の行動を変えさせて 過去改変して カケルを救おうとするというお話

いや~シュタゲですね~~

物理の授業 先生は どう見てもオカリンじゃあr~りませんか!
容姿は全然違いましたが、白衣や話すことは一緒
多世界解釈理論を講義してましたな

かなりシュタゲから影響を受けてるのが判ります

しかし、この作品 ナホちゃん、諏訪君 、カケル君に感情移入まったく出来ませんでした
こういうストーリーは好物なはずなんですけど
致命的な設定上の問題が二つ

現在の彼ら(カケルはいない) 
{netabare}ナホちゃんと諏訪君が結婚して 子供までいること
そんな状況で 昔好きだった男を救おうとする神経が信じられない
ナホは今の旦那の諏訪君に悪いと思わないのかよ!
諏訪も諏訪で 自分の愛妻が昔の恋人を救おうとすることを許すどころか
自分も協力するというその神経{/netabare}
諏訪君は 聖人ですか?
私にはまったく理解できませんでした

そして もう一つが カケルのあまりの情弱っぷり
正直イラっときます
こんな奴自殺でもなんでもしてしまえ!と思いましたね


結局ラストは なんかうやむや 別の平行世界でカケルも俺達も幸せになっているんだろう的な
終わり方でした 
そんなんでいいのかよ! って感じです

作画ですが 背景作画は良かったんですけどね 人物作画が問題で
途中何度も崩れてました え!お前誰だよ?と思ったことも2~3回


良かったのは 仲間の萩田君が 過去は変えられない なぜなら 変わったとしたら
手紙を送る理由が無くなり 今の自分達の行動に矛盾が生じるからだ と説明してたとこかな

もうひとつ 良かったのは 高橋優さんが歌う OP 光の破片
これかなり好きだわ

投稿 : 2016/10/05
閲覧 : 288
サンキュー:

27

ブーブコム さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

最高の友達だね♪

自殺した翔のために大人になった友人たちが過去に手紙を送り
自殺しないように未来を変えてくストーリー

視聴してこれぞ青春って感じは出てたけど
ヒロインの菜穂の優柔不断さ、翔のメンタルの弱さにイライラするときもあった
でもそなんなときに萩田とあずさの夫婦漫才、須和の格好良さがあって
上手く中和されてたと思う

ただ視聴後に感じたのは
大人になった菜穂たちは過去の自分に手紙を送るが
それで現在が変わったわけではないから
本当に手紙が過去に送られたかもわからない、翔が助かったかもわからない
ただ自分の心の重荷が少し軽くなった感じだけななんだろうなぁと思った

投稿 : 2016/10/05
閲覧 : 209
サンキュー:

6

ネタバレ

やしうり さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 2.5 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 1.5 状態:観終わった

眩しすぎて直視出来ない(ノ∀`)アチャー

良いですね、リア充な高校生活。
1話と13話だけ見れば十分な作品です。間は要りませんよコレ。
続きよりも話の落としどころ、それにしか興味がなかったので、そんな理由もあり、作画崩壊の酷すぎる中盤は見るのが拷問でした:(T-T):
はっきり言って途中で切りたかったので、感想もうまく出てきません(*_*)

{netabare}結局は、自殺しそうな不安定なお友達を救うだけの、作者の妄想・自慰作品ですね。

途中は、随分と悲壮感を煽ってましたけど、過去を変えるために海にあるブラックホールに手紙を流そう!って、これまでの展開のどこからそんな発想が!?

人の生き死にを軽くもてあそんでいるような演出に、何とも言えない違和感しか覚えませんでした。{/netabare}

映画も公開するそうで…ロハでも気が進まないけど…ロハなら見るかなぁ…1.3倍速で(-_-)

投稿 : 2016/10/05
閲覧 : 198
サンキュー:

10

ZZZxq38369 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

良かった。

投稿 : 2016/10/03
閲覧 : 198
サンキュー:

1

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

感想めちゃくちゃ長いです

長文です。興味がある人以外は読まなくていいです。

良かったですよこの作品。漫画も実写も観てなかったです。絵が綺麗だなと思って観ました。
途中作画がおかしいときもありましたが十分干渉に耐えられるレベルです。

声優
良かったですよ。須和と奈穂と興津さん位しかわかんなかったけどそれぞれのキャラの顔、体格、性格に合った配役なんじゃないかと思います。花澤さんは良い声優さんになりましたね。翔の人はまだ若手なのかな?一番頼りなかったけど、逆にそれが翔の弱い部分を醸し出してるようでマッチしてました。

ストーリー
これはねえ、いろんな所で翔に対する批判と奈穂に対してのイライラ(嫉妬?)を感じている人がいるようですが、これも須和と言う優しくて明るくて大きな人間の、切ないストーリーが絡んだ結果なのかなと。ある意味作者さんの狙い通りの反響だったりするのかなと思います。
でもね、考えてみてください。唯一と言っていい身内である母親が自殺したんです。病気で精神不安定な母親の相手をするのはイライラすることだってあるでしょう。それでも母親の事は好きなんだと思いますよ。それを全て受け入れて、常に優しく対応できるほど16歳って大人じゃないでしょう。そんな時に最後自分が見せた反抗の後に自殺でもされたら苦しむよね。責任感じるよね。ましてやこの話はたった10ヶ月...そう考えると、簡単に立ち直れないし、罪悪感と後悔と悲しさで自殺を試みる気持ちも分からんではないですよ。上田先輩と付き合ったのも多分なにか気を紛らわしたいのと、自暴自棄になってたのを表現したかったんだと思いますよ。好きな人にフラれて寂しくて他の人と付き合うことってあったよね~。それに似てるのかなと。
皆といると楽しい。でも独りになると自分を責めてしまう。情緒不安定な翔が描かれていて自分としては共感が持てました。

ラストは感動って言うよりホッとしたって方が合ってます。これはラストに行き着くまでに色んな感動シーンがあったからかな。でもこれ以上お涙頂戴シーンを描こうとするってことは翔が死ぬ以外無理だろうなと。そうなるとこの作品のテーマとも言える友情や愛や青春、過ぎ去った後悔を取り戻す事が全て無かったことになってしまうと思うので自分としてはこの終わりかたで満足です♪

色々書きましたが自分としても意外なほどに評価の高い作品で、この夏一番好きなアニメでした。

投稿 : 2016/10/03
閲覧 : 142

ゲリオ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

翔とかいう豆腐メンタル

リア充青春アニメ。俺とは全く無縁の内容だったけど最後まで見てしまったやで。たまにはこういった作品も悪くはない。
とりあえず絶対自殺するマンの翔きゅんにイライラしたのが一番かな。
翔のことが大好きな主人公とその一味が、未来から送られた手紙を元に彼を救おうとする内容なんだけど、肝心の翔が面倒くさいメンヘラ野郎なのでどうにも共感しにくい部分があった。
みんなが心配してくれてんのに「もう話しかけないで」とか酷すぎて草w
一方で須和は最初から最後までいい男で、やっぱり主人公ちゃんは須和ルートの方が幸せになれたんじゃないかと思う。
手紙による助言が得られなくなる未来において、翔を死なせないってのは難易度高そう。結局どうやっても須和とくっつく未来に落ち着くんじゃねーかな。
あと、翔が死んだ世界線の描写で、どうやって過去に手紙を送るか主人公一味が話あったりして、バミューダトライアングルとかSF単語出すわ、
このリア充共、真剣な顔してなに頭おかしいこと言ってるんって思ってしまった。この辺は少女漫画らしいっちゃらしいが。
作画に関しては序盤は良かったけど、中盤は崩れかかって特に9話の体育祭の作画崩壊はネットでも話題になった模様。終盤で持ち直したので良しとするが。
総評としては、久々の少女漫画アニメに触れることができて新鮮な気持ちになれた一方で、キャラクターのウザさと共感点の低さが相まって感動は得られなかった。
続編として劇場版の制作が決定。こちらは漫画でも実写映画でもやらなかった新作エピソードとのこと。
キービジュアル見る限り須和が重要な役どころになりそうな感じだが、やっぱり翔の未来は・・・・・笑
おそらく映画館に行くことはないだろうがブルーレイで見たい。覚えてたら。

投稿 : 2016/10/02
閲覧 : 190
サンキュー:

10

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

青春は儚く尊い

原作未読・実写版未鑑賞 全13話(最終話1時間スペシャル) 劇場版2016年11月期間限定で公開予定

高校生で主人公の高宮 菜穂(たかみや なほ)に、ある日1通の手紙が届きました。10年後から送られた手紙を元に仲間を助ける青春学園ファンタジー作品です。

このクールはReがつく過去をやり直す作品が多く、この作品にはタイトルはReがついていませんが、内容はRe作品ですねw

色々と疑問に残る作品(手紙のことは色々と想像できますが)ですが、空回りしながらもなんとか助けたいという菜穂の気持ちが十分伝わる内容でした。

菜穂目線の作品なので、話数の問題もありますが他のキャラ目線のお話ももう少し語られても良かったですね。

6人で行動することが多い作品ですが、あずさと萩田のコンビが一番好きでした。掛け合いも面白かったです。

ファンタジー面を外すと学園青春物語なので、もどかしい感じのお話が苦手ではない方は観てもいいかもしれません。

OPは青春!って感じの曲でした。EDは実写と一緒でコブクロさんが歌っています。

最後に、高校時代にこんな友人たちがいたら楽しいだろうなと思った作品でした^^

投稿 : 2016/10/02
閲覧 : 290
サンキュー:

29

えくいてぃ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

こういう系統の作品にめっちゃ弱い自分を改めて思い知らされましたっ!

リアルタイムで見損ねてて、
通勤途中のニュースアプリで映画化の記事を見て、
これはっ!と思ってみてみたら、
やばいです。ほんと、涙腺が・・・( ;∀;)

登場人物の感情が思い切り入ってきて、
ぶうゎっとなって、どばぁ~ってきて、
この作品を見ることができて本当に良かった。

やっぱり私ってこういう作品によわいなぁ~って改めて思い知らされましたっ!

投稿 : 2016/10/02
閲覧 : 193
サンキュー:

5

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

その手紙に込められた願いを叶えたくて…

この作品の原作は未読ですが、花澤さん、あやねるが出演される事を知り視聴を決めた作品です。
実写版の映画が先行して上映されていたからでしょうか…この作品に期待する声がちらほら聞こえてきたのも視聴への後押しになっていたと思います。

物語の舞台は長野県松本市…地元の高校に通う高宮菜穂には、大切な4人の仲間がいました。
何をやるのも5人一緒で、他愛もない話で盛り上がったりバカ騒ぎしたり…
ずっとこんな日常が続くと思っていた…と思います。

ところが、2年生の始業式の日に差出人が自分になっている自分宛の手紙が届いたのですが、その手紙にはとても大切な事が書かれていたんです。
「後悔を繰り返したくない」という思いを胸に秘めて…物語が動いていきます。

そしてその日…菜穂たち5人にとってとても大切な日になりました。
成瀬翔が東京から転校してきて…菜穂たち5人の仲間になったんです。
東京から引っ越してきて右も左も分からないだろうし、それに5人と一緒だったら絶対楽しいから…
きっとみんなそう思っていました。
6人の目の届かないところで何が起きていたかを知らずに…

差出人が自分になっている自分宛の手紙…普通に考えたら有り得ない事ですし、もしそれが事実ならその手紙を出した記憶がある筈なのに…
普通なら絶対に届かない手紙…それが届くという事はそれだけ差出人の思いが強かったという事…
奇跡…なんて軽々しく言えない程天文学的確率を乗り越えて届いた手紙…

信憑性は分からない…他人に言っても絶対に信じて貰えない…
でもその手紙に綴られた言葉は、強くて明確なメッセージを発している…
書いたのは自分…だから感じる事もあると思うんです。

運命が変えられるなら変えたい…
きっと同じ立場なら誰でもそう考えると思います。
でもそれが実行に移せるか…となると別だと思います。

菜穂は優しい性格の持ち主ですが消極的で誰かの後ろを付いて歩くタイプで、言いたいことを飲み込んでしまう女の子なんです。
勇気を絞り出しても言えない事…行動できない事だってあるんです。

そんな時、そっと手を差し出してくれるのが、これまでの仲間たちでした。
時間を積み重ねた分だけ思いは募って何度も空回りをしたけれど、仲間に助けられて…本音を知って…行動する…
本音には本音を…
泣きながら思いを伝える場面…大切な存在だと知ってほしくて精一杯の勇気を振り絞った菜穂に思わず感涙です。

この作品の特徴として、仲間同士の思い合いが抜群だったと思います。
特に須和…ちゃんと空気を読んで自分より他人を優先する事の出来る彼の言動にグッと来る事がありました。
あずさと貴子は菜穂一筋…菜穂の敵は私たちの敵と言わんばかり…
それでも仲間への優しさを常に持ち合わせていました。
萩田は口数は少なめですが要所で良い仕事をしてくれていました。

そんな良い仲間に支えられながら時間はゆっくりと流れていくのですが、運命が変える…ってやっぱり簡単じゃありませんでした。
本当に悪気はありませんでした。ただ元気付けたいと思っていただけなのに…
言葉の解釈の違いから関係にヒビが入ってしまうのです。

時間だけが無情にも過ぎていきます…
変えなきゃいけないのに…もう時間が無いのに…
ここで動かなかったら絶対後悔する…
ずっと消える事の無い後悔を…
この後の菜穂たちの奮闘ぶりの気になる方は是非本編でご確認下さい。

オープニングテーマは、高橋優さんの「光の破片」
エンディングテーマは、コブクロさんの「未来」
どちらも甲乙なんて付けられない程の良曲だったと思います。
カラオケのレパートリーがまた増えました。

1クール13話の物語でした。でもこの作品はこれで終わりじゃありません。
須和の視点で見たTVアニメ版に後日談を加えた「orange -未来-」が、2週間限定で劇場公開される事になったんです。
物語の中でも重要な役どころだった須和…きっと色んな気持ちを抱えていたんだと思います。
こちらも楽しみな作品です。

投稿 : 2016/10/02
閲覧 : 249
サンキュー:

26

ネタバレ

ヤマザキ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 3.5 作画 : 1.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

途中から評価急降下・・・(「注目しています」を改題)

H28.9.27追記

なぁにぃ~?やっちまったなぁ!(←古っ!)

{netabare}途中までは良かったんですけどねぇ。すごく良かったんですけどねぇ・・・。でも、途中でぽっきり中折れです(こらっ!)。

面白かったのは上田先輩と翔を巡って争っている頃がピークでしょうか?上田先輩という悪役がいたからこそ、なんか面白かったんですよね。翔を思う菜穂、そして友人たち。なんとも美しいじゃありませんか!この頃までは結構毎回涙ぐみながら観ていました。

それが醒めたのは、菜穂以外の友人たちにも手紙が届いていたのを知ってから。最初は菜穂だけ、もしくはせいぜい須和までくらいが、この先起こる未来を知っていて、その気持ちが以心伝心で友人たちにも伝わったのかと思っていたら、なんとまあ、ストレートな理由で皆さん、翔のことを心配していたんですね。

そうなると今度は、勝手にひねくれて心を閉ざす翔が、すごくイヤな奴に映るわけです。なんかチヤホヤされてるのをいいことに、やりたい放題わがまま放題みたいに感じられてくるんですよ。

小学生の時に、隣のクラスに不慮の事故で父親を亡くした奴がいましてね、そいつ、周囲が「あいつ可愛そうだよね」「きっと傷ついているよね」って理由で親切にしていたら、すっかり増長して、単なるわがままな奴になり、かえって周囲から嫌われるようになったものですが、そいつの顔をウン十年ぶりに思い出しましたよ。もっともそいつの顔は翔ほどいい男じゃなかったですけどね(当たり前か?)。

ここですっかり感動が薄まる、というか、心が折れると、今度は感動してみていた初期の頃のへんな矛盾までが気になり始めます。おいおいおい、つきあってもいないくせに、クラスメイトの女の子に昼の弁当作らせるんじゃねえよ、ちゃんと材料費くらい払えよな、とか、好きなのに付き合わないとはどういうことだ、この究極の草食系め!・・・とかね。なんだ、翔って、周りが気を遣ったから増長したんじゃなくて、最初からもともと変な奴だったんじゃねえかよ!

さらには、「たとえパラレルワールドとは言え、自分の子どもが生まれない世界を作って、それでいいのか?」とか、「そもそもその手紙どう届けた?」とか、新たなツッコミどころがムクムクと生まれてきて、後半はそうしたアラばかりが気になってしまい、あんなに感動していた話にすっかりのめり込めなくなってしまい、あげくには『「翔」ってのは「欠ける」と掛けていたのか、ひでえダジャレだなぁ・・・』と、そんな点まで気になり始めるのでした。こうなるともう、観る意義すら失いかけ、最後はやっと完走といった形で終わりました、とさ。

・・・いや~、返す返すも残念な作品でした。

そうそう、ちょうど9話~10話に掛けてでしたか、急に作画が乱れました。もともとキャラデザインがあまり好きではなかったのですが、この作画の乱れは痛かった。それがちょうど話がつまらなくなった時期と重なり、そして思ったわけです。

{netabare} 「作画の乱れは心の乱れ」{/netabare}

・・・ってね。{/netabare}

あああ、鑑賞途中で書いた以下の感想がちょっぴり悲しく感じられる秋の夜長であります。

↓↓↓

===

あらすじを読んだときに「ん?どこかで聞いた話・・・」と思ったら、土屋太凰と山崎賢人の出演した映画化が先にあったのね。そうかそうか。

個人的には好きな要素である「タイムリープもの(と言い切っていいかどうかはわからないけれど「過去改変」は間違いなし)」「学園もの」「群像劇」といったものを満たしているので、かなり期待しています。今季のアニメ作品の中でも注目の一作。ただ、ちょっと女の子のキャラデザがちょっと好きになれないかな?キャラデザは結城信輝氏、どこかで聞いた名前だと思ったら、「宇宙戦艦ヤマト2199」のキャラデザ担当だったのね。両者のデザインはかなり違う気がするけれど、やはりオリジナル作品じゃない限りは原作ファンのためにもともとのデザインに似せる必要があるから、きっとそういうことなんだね。

一応最後まで観て、それから最終的に評価したいと思います。とりあえず、「期待大」ということで・・・。

投稿 : 2016/10/02
閲覧 : 315
サンキュー:

26

星々 さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:今観てる

駄目なニオイがする

1話から既に駄アニメなニオイがするんだけど・・・・。なんとなく、先とオチも予想できる。

一生の後悔、突然の2週間の休み、来年はサッカー出場

死亡フラグがバッサバッサ

しかも、10年後の主人公が他のメンバーと子供作ってるシーン?
これで観たくなくなってきた。胸糞悪そう。

結局、カケルが死んで主人公は新たな恋いとか劇中での三角関係の片方と落ち着くとか、そんなチープなNTRエンドじゃないことを祈ります。

投稿 : 2016/10/02
閲覧 : 190
サンキュー:

3

ネタバレ

東アジア親日武装戦線 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

後悔が先に立てば苦労はしない

原作:高野苺 別冊マーガレット→月刊アクションにまたがり連載
監督:浜崎博嗣(過去作STEINS;GATE他 )
シリーズディレクター:中山奈緒美
シリーズ構成・脚本:柿原優子(過去作ちはやふる2他)
OP「光の破片」高橋優
ED「未来」コブクロ(映画版主題歌)
制作:トムス
アニメーション制作:テレコム

原作未読、映画未鑑賞

物語の舞台は長野県松本市。

どうでもいいことですけど、シリーズディレクターは映画会社系の作品にたまにクレジットされますけど、アニメメーション制作がテレコムで、制作がトムスとなっており元請となるトムス側の監督責任者なのでしょうか。
シュタゲの浜崎監督、ちはやふるの柿崎さんの脚本というだけでも観る価値は十分にあります。

概要は、高校時代に自殺した友人を救えなかったトラウマを抱えた5人の男女が10年前の過去を変えて友人を救う物語。

基本的に【自殺】という人間の尊厳のなかでは一番重い生死に関わる内容をテーマにしています。
自殺を止める手段として過去改変の設定がありますけど、物語の主軸は主人公とヒロイン達が悩み苦しむ揺れる思春期の心理描写ですので、これをアニメで上手に表現し、原作ファンもアニメから入った方々にも共感を与えることができたか否かで、視聴者の評価は分かれるでしょう。
結論からいえば、脚本、演出ともに、この点は8割達成したのではないかと思います。
ただ、物語の内容が人の心の内面描写が大半で、展開の起伏が平坦ですので1クールでは冗長に感じたのも率直な感想ですしクールの連続物語よりも劇場版の方がより多くの感動を与えることができる作品だとも思います。



さて、ここからは登場人物名を出していきますのでネタバレに注意してください。

{netabare} 物語を再構成すると、菜穂(主人公)、須和 、萩田、あずさ、貴子の5名は翔の死後10年後、弘法山に集い翔を死に追いやったことにそれぞれ自責の念を語り合います。
過去のトラウトを清算したい5名の意見は、過去の自分達に手紙を送り、過去の事実を改変して翔の自殺をとめることで一致します。(第12話)
なお、12話での過去改変設定のカラクリは多くの方々から稚拙だとの批判がありますけど、SF物語ではなのでこれを追求するのは野暮ですし、それよりも過去を変えてでも翔を救いたいという10年越しの彼、彼女らの純粋な思いにこそスポットが当てられるべきです。
脚本の擁護になるかもしれませんけど、重力変位により時間の歪みが生じることは相対論で明らかにされていることですので、SFファンにはありきたりでも荒唐無稽な設定とはいえません。
また、世界線の分岐は諸説あり、現在のところはどれも仮説か妄想の類ですけど、専門家でもない彼等の純粋な想いが妄想を呼んだと思えばさして突っ込む意味もありません。
ゆえに、シュタゲをはじめSFアニメではもっと凝った設定がありますけど、SF設定の世界観で良し悪しが決まるアニメと心理描写がメインのこの作品を比較するのは意味がありません。
少々持ち上げましたけど、この作品から読み取れることは「エゴ」です。
ここからは先はファンの方は読まない方がいいです。

「自殺」とは本人意思で死を選ぶ行為です。
翔が自殺したのも翔の意思ですけど、第三者の立場では自殺は倫理に反することであり、これを止めることはモラルとして当然となります。
この物語が視聴者に感動を与える大きな山は
(1)翔の自殺を後悔している第三者の菜穂達5名
(2)過去を変えて自殺を止めたハッピーエンド。
果たしてそうでしょうか。
第三者視点では他人の死はとても不幸なことと勝手に決めつけていやしませんか。
最終話で明らかされますけど、翔が自殺を選択した直接動機は遺品の携帯に残された母親の遺言です。
翔は友人よりも母親との絆を選択し自殺に至ります。
翔の心の葛藤の真実を菜穂達は理解もせずに、翔を自殺から救うとの大義名分彼、彼女達の後悔とトラウマの清算のためにで、実態は翔の心のなかに土足で踏み込み、母親の死にトラウマを抱えた翔の自我に友情というペルソナを与えて現実逃避をさせ運命を捻じ曲げただけで、翔の心の闇は何も解決されておらず、菜穂他五名がトラウマから救われたいが為の自己満足物語です。
結果として物語では自殺の運命を分岐させることで、母子の絆よりも友情が優った結末ですけど、それが果たして倫理的と言えますか。
母親の立場となって菜穂は、自分が翔の母親と似たような立場となったときに、翔に対して今回ような第三者的な感覚でふるまえますか?多分無理でしょう。人間とは実はとても弱い生き物なんですから。

須和と菜穂の結婚も翔の自殺から生じた運命的な結果でしょう。
穿った見方をすれば、須和が翔の自殺につけいった結果ととも思える展開です。
少女漫画特有の女性主人公への感情移入は、正直、いろいろと後味が悪かったのがこの物語の感想です。

続きが須和視点で映画化されますけど、最終的な評価は次作がどうなのかで決まる含みもありますけど、観に行く気は今のところありません。

全般をとおしては、OPED曲とも作品に合っています。
最後の方では曲目当てで観ていたようなものですから。

翔役の山下さん、菜穂役の花澤さんは役をしっかりと演じきっていました。

少女漫画チックなキャラデザは好き嫌いが分かれますけど、ちはやふるや好きっていいなよ。も抵抗なく観れましたので、可もなく不可もなくです。{/netabare}

以上が評価の根拠です。

投稿 : 2016/10/02
閲覧 : 253
サンキュー:

27

アトランティス さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

萩田とあずのやり取りが好き

アニメの前に実写で映画化もされた作品。

学校に転校してきたある男の子のことが好きになってしまった女の子に
未来からその男の子が事故で亡くなるという手紙が届いて
迫り来る死からその男の子を救おうと奔走するアニメ。

花澤さんの独壇場でした。
菜穂の苦悩や悲しみ、喜び、葛藤がよく伝わってきて
さすが花澤さん!って感じです。

未来からの手紙について真相が徐々に明らかになっていくところも
良かった。
(でも、あんなに詳細を手紙に綴れるなんて……もしかして、菜穂は
魔女なんじゃ……村上くんか)

僕は恋したことがないので
途中いろいろじれったいなぁと思ったことも多かったですが
仲間っていいなぁと素直に思いました。
恋で自分も変われるのだろうか。

そして、コブクロのEDがまた哀愁あっていい感じだったので
いい余韻をもって毎週見終われてました。
OPの光の破片は歌詞がorangeの世界観とよく合っていて
ノリも良く、温かい曲だったと思います。


ところで、アニメ後を描いた映画化が決まったようですが
男が一人で見に行っても大丈夫な雰囲気になりますでしょうか。

投稿 : 2016/10/02
閲覧 : 216
サンキュー:

20

ネタバレ

ねこちゃん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

オレンジのように甘酸っぱい青春の物語

原作も見てないしに映画も見てません。
名前はまぁまぁ知られている作品で作品自体かなり大衆向けになっています。

全部視聴しての感想はまず手紙を使ってタケルを救うというのを土台にストーリーが13話あってこの土台を初めからずっと繋げていこうと思うと途中からダレてきたりすると思いますが、毎話うまいストーリー展開でうまい終わらせ方をするのであまりダレることもなく続きが気になるくらいになっていました。そこはかなり知れている作品という事もあり制作会社の方もかなり力を入れて丁寧に作っていることがわかります。話の途中途中にはグッとくるシーンもあり最終回もかなり良い終わり方になっていたと思います。

で悪かったかなと思うのは終盤にかけての10年後の方の世界線の話の出し方がすこし下手でした。まず学校生活ではどちらの世界線かというのを考えて見ますが、あの話の進め方だと10年後と今の世界線の話がかみ合わなく見え、あれもしかしてさらに違う世界線からも手紙来てんの?みたいな感じになる所が数個ありました。

opやedも大衆向けであるがゆえの良いチョイスだったと思います!毎話普通に見れるので良かったのですがやはりアニメ映画になっていたらよかったかなとすこし思ってしまいます笑

投稿 : 2016/10/01
閲覧 : 190
サンキュー:

4

ネタバレ

シャンゼリゼN゜5 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.9
物語 : 2.0 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

茶々番々

本屋さんで漫画を見かけたことがあって、タイトルを知っていたので視聴。
それなりに期待しているところがあったのですが、結果的に残念な作品だったかな。
申し訳ないけれど、振り返ってみて、否定的な言葉はたくさんでてくるのですが、肯定したいところがほとんど出てきません。あらら。

キャラ、展開や発想、何においても軽率、安易、幼稚という感じが拭えないのですよね。
もう突っ込んでいたらきりがないほど。
アニメという娯楽であるとはいうことは認識してはいるのですが、さすがに苦笑してしまう感じです。

それに加えて、常に漂う決して明るいとはいえない、メリハリをつくることができない空気感と雰囲気。
楽しい場面、悲しい場面なんかいずれもぼやっとしているように感じちゃう。
これは、作品の設定が影響しているのかな。
{netabare}もしも未来から手紙がとどき、それがあまりにも深刻な内容だったら。
この人は○月×日に自殺します。助けてあげてください。{/netabare}
なんて知らされてしまった日には、もう全てが手付かずになってしまうでしょうし、それに奔走し、いずれは憔悴しきってしまう。
大切な人を救う前に、自分自身がまいってしまいますよね。
よくも悪くもそんな不安つきまとう雰囲気が常に背景として存在している設定だったものだから、それはマイナスにはたらいていたかな。

私にとっては、茶番劇程度の印象でした。
未来からの手紙で、この作品をもっとよい物語に出来たらいいかもですね。
もっと色々といいたいことはあるのですが、お見苦しかったり嫌味な言葉を発してしまいそうなので、この辺で控えておきます(笑)

投稿 : 2016/10/01
閲覧 : 206
サンキュー:

14

daruma さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 1.5 作画 : 1.0 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

頭の悪い高校生がその場のノリで行動してるだけ

 イライラするアニメでした。

 主人公グループが翔のためにいろいろするけど頭が悪すぎるし、自分たち以外のことを無視した行動が多くて見た目は高校生なのに中身は小学生みたいな連中だな~って感じ。

 一番イラついたのはリレーの選手決めですかね。結果一番になれたからいいようなものの、なんの説明もないままノリで枠を埋めてしまう行為は周りの人間の気持ちを考えられてないんじゃないかなと。

 翔も自殺するときに車に突っ込んでましたが、人を引いた運転手がその後どのような社会的罰を受けるのかなど全く計算せずに行動しているあたりに気持ち悪さを感じました。

 翔や翔の母の自殺しようとした気持ちはなんとなく察することができました。本当に気分的に参ってるときって自分のことよりも他人に迷惑をかけることが何よりもつらく感じるときってありますもんね。それを他人にわかったような風にされるのもイラつきますしね。
 
 好きだけど付き合わないってのも、まあわからなくもないのかなって

 その辺の描写はなんとなく上手かった気がします。

 須和はいいやつだった。萩田は面白かったし、アズとの関係が微笑ましかった。黒髪女なんかしてたっけ?覚えてねーわ。

 「君に届け」とか「となりの怪物くん」みたいなコメディ多めの少女漫画原作アニメは好きですけど、こういうガチっぽいのはそんなにタイプじゃないかも。

投稿 : 2016/10/01
閲覧 : 190
サンキュー:

7

ネタバレ

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

序盤は期待できそうな雰囲気

高校2年の主人公・高宮菜穂が、10年後の自分から届いた手紙をもとに、後に自殺してしまうという転校生・成瀬翔(なるせかける)を救おうとする、といったストーリー。
最初に1話を観たときの印象では、ちょっと切なくて悲しい青春ドラマになりそうに感じられて結構期待したのですが、観続けているうちに期待は段々と萎んでいき、最後までいちおう観続けたものの、結局かなり残念な作品という感想になってしまいました。
いちばん良くなかったと思うのは、翔の人柄に全く魅力が感じられなかったことです。最初の数話の段階では、とりあえずイケメンでどこか影のような部分がある転校生というくらいしかわからず、これから徐々に翔の内面の長所が描かれていくのだろうなと思っていたら、物語が進んでいっても結局外見くらいしか長所が見当たらず、逆に面倒くさいやつという悪い印象がどんどん強くなっていきます。翔を救う物語なのに翔に全く好感が持てないのでは、その物語に共感できるはずもありません。また、菜穂がイケメンの翔を好きになるのはまあ理解できるとしても、友人たちも必死に奮闘する姿は、まさか男が翔の外見に惚れるわけもなく、いったいどこにそれほど惹かれる要素があったのだろうと不思議に思ってしまいました。さらに、10年後には菜穂と須和が結婚していて子供までいるという設定も、菜穂と翔の恋を素直に応援できない要因になっていました。
あずさを中心とした日常のちょっとした会話の様子、舞台となる松本の風景、OP曲やED曲など、ストーリーと直接関わらない部分には青春アニメらしい雰囲気が感じられて良いところもありました。
個人的には、作品の細かい部分の欠点ならある程度は大目に見て楽しむことができたとしても、この作品のように根本の部分に共感できないとなると、なかなか難しいものがあると感じました。

投稿 : 2016/10/01
閲覧 : 274
サンキュー:

27

ネタバレ

かしろん さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 1.5 作画 : 2.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

前半は楽しかったけど

【3話まで見て】
{netabare}去年だったかな。
朝の情報番組で実写邦画の紹介をしてた。
”未来の自分から手紙が届いて云々・・・”
「ほー、まぁまぁ面白そうだねぇ」
と思いながらも華麗にスルー。

で、6月末。
新アニメのチェックをしてたら
”orange”
の文字。
「あれ・・・?これって・・・」
で、内容を確認したら
”未来の自分から手紙が届いて云々・・・”
「おぉ、あれかっ!」
そんな切っ掛けで見ている次第。

2話まで見た時点では、
「面白いけど、このまま手紙忠告→回避のパターンが続くとタルいなぁ」
「過去改変モノは、過去を改変することによりその未来も変わってしまう
 ってのがあるから、手紙の忠告に従うとその後の忠告と合致しなくなる
 のが当たり前で、その辺をどう処理してくるのかなぁ」
とか思ってたんだが、3話冒頭で”入部”させることで、手紙の絶対性が
揺らいだことにより、一気に緊張感が出た。
”未来の自分から手紙が届く”って設定自体が荒唐無稽だから、手紙の
忠告に従うと手紙の内容も変わっていく、とかするのかと思ったが、その
絶対性を揺るがすほうにきたか。
ふむふむ。なかなかに楽しい。

過去改変モノに共通することは、主人公が利己的である、ってことである。
そりゃそうだ。
どんなことが原因であれ、自分の気に食わない事があるから、それを過去
に遡ってまで回避してやろうってんだから。
だけど、利己が強いとキャラとしてキッツいから、それを如何にあんまり
感じさせない作りにするか、ってのが作る側の腕の見せどころ。
よくあるのは”大事な人の死を回避したい”。
過去改変は大事な人の為だってことになり、その大事な人への思いは、
改変したい人間が苦難を受けることで、利己から純真へと置き換わる。
本当は、大事な人がいない世界は嫌だ、って利己なんだけどね。
この作品では、優柔不断で引っ込み思案という性格に加えて、CV花澤香菜
とすることで、第一印象としてはかなり中和されていると思う。
で、物語上なんだけど、この辺が巧い引っ掛けになってるのかなぁ、と。
正直、このままだと、本当に只の利己だけなんだよね。高校時代の後悔を
解消したいよー、っていうだけの。
例えばだけど、代打満塁ホームラン。
代打を断ったことを後悔し続けてるから、代打を引き受けて、と。
書く必要がない配球までご丁寧に書いてある。代打を断ったことが後悔なら、
打つ必要までは無いはずなのに。
で、引き受けて、打つわけだが、主人公にとっては良かったね、だ。
だけど、本当なら抑えて優勝していたはずの、打たれた相手ピッチャーの
存在だってあるのだ。打たれてしまったせいで、彼女のその後の人生が大きく
狂ってしまったかもしれない訳で。
そんな他人の人生をも大きく巻き込む過去改変。
各話冒頭や最後で10年後の彼らが出てくる。
主人公は、仲間の一人と結婚し、子供まで授かっている。
十分に幸せだ。
でも、十分に幸せなはずの主人公が、どうしてそこまで過去を変えたいのか。
そこにある真実ってなんなのか。
どんなふうに話をひっくり返してくるのか。
そこに何かが無いと、この物語は苦しいなぁ、とも思う。
期待してます!


ところで。
弁当作ってもらって・・・
わざわざ5時にモーニングコールをお願いして・・・
って状況でも付き合ってることにならんのか?
好きだ嫌いだとか付き合ってるとか確認せなあかんの?
こんな状況でも、他の人から告白されたら受けるもんなの?
おっちゃんは、ジェネレーションギャップに困惑中です。{/netabare}

【最終話まで見て おっさんの戯言】
{netabare}男「好きだよ」
女「私も好きだよ」
男女「でも付き合ってませんが何か」

・・・はぁ?
今の若い子たちにとっての「付き合う」ってなんなの?
何をしたら付き合うなの?突き合うなの?
「付き合って下さい」「はい」って会話が無いと付き合ってることにならない
ものなの?
おっさんの私にはここで躓くわけです。
そんなおっさんの戯言です。


途中までは楽しんでました。
 菜穂は未来を知ってしまったことから、翔を救おうと一人で藻掻き苦しむ。
 しかし、変えられぬ因果により翔は死んでしまう。
 だけど、手紙をくれた10年後の自分が知らなかった真実にたどり着いて・・・
みたいな話なら良いなぁー、とか思ってました。
ところが、話が不穏な進み方をします。

須和「俺にも手紙が来てるんだ」
えーっ・・・
ま、まぁ、結婚してるんだし・・・当事者みたいなもんか。

その他3人「私達にも手紙が来てるんだ」
えーっ!
いやいやいや。ちょっとまて。
どんな気持ちで手紙書いたんだよ。
どういう気持ちで翔が生き残る未来を望むのよ。
お前ら3人にとって、翔の生き死にってそんなに重要な要素か?
須和と菜穂が結婚して子供までいるわけだろ。幸せそうな2人なわけ。
そこに、菜穂と相思相愛だった翔が生き残ってたら話がややこしいことに
なるじゃん。
あれか。
実はそう幸せでもないように見えるのか?
お前らには翔が死んで落ち込んでる菜穂の弱った心に須和が浸け込んだ
ように見えてるのか?
菜穂と須和はギリで許せるんだよ。それでも翔に生きてて欲しいと望む気持ち
を抱いたとしても。
仲良し6人組とはいえ、結果的に部外者じゃん、あんた達。

結果的に翔を救うことに成功します。
「未来から手紙が来てて、それでお前を救えたんだ。
 始業式の日に何があったかも知ってる」
「助けてくれて有難う」
ならねーよっ!
「だったらなんで母さんを助けるように手伝ってくれなかったんだっ!」
ってなりますよ。
束縛する母からの解放。
母子の意思の齟齬の修正。
翔という人間にとって必要なことだったかもしれない。
けど、それは母親が生きててもやれること。
大きな根本として
「母の死」
というのがあるんだから、その回避手段となりえるかもしれないことを
友人が持ってて使ってくれなかったとしたら、キレますよ。普通は。

5人が書いた手紙。
当たり前だが、本当に過去に届くとは思ってない手紙。
これを書く意味。
10年という一昔への区切り。
自殺を防げなかったことへの懺悔。自分への赦し。
結果的に、過去の自分を苦しめることになるという因果。


そんなこと等がモヤモヤと気になり続けたので、後半は面白くなかったです。
作画も後半は完全に息切れしてたしね。
それもこれも、私がおっさんだから気になるんですかね・・・{/netabare}

投稿 : 2016/09/30
閲覧 : 333
サンキュー:

18

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orangeのストーリー・あらすじ

長野県松本市に住む女子高校生・高宮菜穂は2年生になった4月の始業式の日、差出人が自分の名前になっている手紙を受け取る。その手紙には、26歳になった10年後の自分が後悔をしていて、その後悔を16歳の自分には味わってほしくないこと、菜穂に今後起きること、それに対して菜穂にしてほしい行動が書かれていた。菜穂は、初めは誰かのいたずらと思っていたが、手紙に書かれていた通り、成瀬翔が東京から転校してくる。手紙には、5月に成瀬翔を好きになること、翔が17歳の冬に事故で亡くなること、その事故は防ぐことが出来たと書かれていた。(TVアニメ動画『orange』のwikipedia・公式サイト等参照)

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2016年夏アニメ
制作会社
テレコム・アニメーションフィルム
主題歌
≪OP≫高橋優『光の破片』≪ED≫コブクロ『未来』

声優・キャラクター

花澤香菜、高森奈津美、衣川里佳、山下誠一郎、古川慎、興津和幸、佐倉綾音

スタッフ

原作:高野苺(双葉社『月刊アクション』連載)、 監督:浜崎博嗣、脚本:柿原優子、キャラクターデザイン:結城信輝、音響監督:長崎行男、音楽:堤博明、制作協力:トムス・エンタテインメント

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