岬ヶ丘 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
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幼女戦記の感想・評価はどうでしたか?
岬ヶ丘 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ゆう さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
アデュー さんの感想・評価
2.4
物語 : 1.0
作画 : 4.5
声優 : 2.0
音楽 : 3.0
キャラ : 1.5
状態:観終わった
とりあえず、全話視聴したが、どこが盛り上がる場所なのか不明だった。全くハラハラしない戦闘…
途中で切る程、つまらなくもないので勿体無い作品だった。
加藤と結婚したい さんの感想・評価
4.3
物語 : 4.5
作画 : 3.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
タイトルで敬遠していてなかなか手が出なかった作品です。あと、作画も敬遠する理由の一つでした...でも戦闘シーンの迫力がスゴかったし、人間味溢れていて良かったです!もし、前の私みたいに迷っている方がいれば視聴をおすすめします!!
ゆかりさん さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
自然 さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 4.5
キャラ : 5.0
状態:観終わった
身震いをするほどのターニャちゃんを演出され、見事な「主人公最高アニメ」。エンディングが「オレタタ」的でちょっとアレなんだけど、物語に何故かピッタリあって文句の付け様なし!一話で見て断念したら公開するぞ!
たけのこ さんの感想・評価
3.7
物語 : 3.5
作画 : 3.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
「異世界転生もの」というジャンルがあまり好きではない僕でも結構楽しめました。
原作も読んでいます。
この作品を観て一番気になったのは戦闘シーンの作画です。迫力があまり感じられませんでした。音楽はなかなか良かったです。OPやEDも好みです。でも、作画のせいで音楽の良さが半減されてしまっていると思いました。映画をやるらしいので、映画では作画を頑張ってほしいです。
原作よりアニメの方が話のテンポはいいです。原作の方では「テンポ悪いな…」と感じたところも、アニメの方ではテンポが良くなっていて観やすかったです。
kooodain さんの感想・評価
4.5
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.5
状態:観終わった
一応主人公最強系に分類されると思います。
近代戦争に加えて空中魔導戦闘という形態をとった戦争物です。
主人公はとても頭がキレ戦闘力も桁違いに強いです。
ですがこの作品の真骨頂というか面白さはそこだけではありません。
この作品には神という存在があります。
主人公はその神を憎み抗い不確かな存在である神を認めない。
世界は神によって左右され不条理を叩きつけられる。
そんな世界で抗う幼女の戦争の物語。
「幼女戦記」タイトルと宣伝や色々な画像で見るのを遅らせていました。
重そうだし顔芸だし暗そうだし。
まぁその事実は変わりませんでした。
ですが見ていてワクワクさせる面白さが有りました。
この種の重い作品でこんなにワクワクしながら見れたのは久々です。
キャラデザや宣伝、いろいろな情報で見るのを敬遠してる人は是非見てください。
もっと早くこの作品を見ていればよかったと必ず思えます。
▼物語の評価
戦争物ですので多少の重さはあります。
ですが陣営や状況などが視聴者にわかりやすく配慮されていました。
もう少し主人公の訓練官?時代の蛮行?wがあったのなら見たかったですがw
ワクワクが止まらずOPED全話すっ飛ばして見てしまう程の構成の良さです。
終わり方もとてもCool!!!
▼作画の評価
もっと魔導戦闘シーンは派手に光を使っても良いんじゃないかと思います。
が特に乱れもなく要所要所の顔芸?もとても素晴らしかった。
顔芸演出で素晴らしいと思えたのもこの作品が初めてです。
後で見ましたがEDの作画とてもいいですね。
▼声優の評価
主人公の演技がとても良かったです。
この作品はそれに尽きますw
違和感のある配役も特になかったように思います。
とてもバランスの取れた配役演技力だったかと。
▼音楽の評価
OPED結局聞きませんでした。それほどに中身が面白かったので。
後で聞きましたがEDはちょっと微妙でした。
セリフはこういうのは何ですがうざいですしもっと重い声が良い…。
OPはどうですかね…最大限合っているとは思えませんでしたが何とも言えません。
BGMは雰囲気にあっていて良かったと思います。
活躍シーンでも特に目立つような演出はせず戦闘に注視できます。
その点でもBGM演出も素晴らしかったのかもしれません。
▼キャラの評価
とにかく主人公が良い。
そして主人公のある種の相棒とも呼べる女の子が一人いますがその子も良い。
サバッチー さんの感想・評価
4.8
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
見た目は幼女 頭脳はおっさん! 的な。
ロリコン要素は一切なし。
現代のエリート頭脳を持ち、腕も立ち、クールで冷酷な部分があるが、空気も読めてユーモアのセンスもある、スーパー幼女魔導師が主人公。
ストーリーのテンポも良く、アクションもみせてくれるので、1話1話があっという間。
この作品は原作よりもアニメで見た方が内容が分かりやすいのと、音楽やアクションにより、より面白さを増していると思う。
木村天祐 さんの感想・評価
3.5
物語 : 3.5
作画 : 3.5
声優 : 3.5
音楽 : 3.5
キャラ : 3.5
状態:観終わった
アニメ界でも鉄板の地位になった異世界転生モノの中でも珍しい黒い作品です。
黒い作品では先にオバロがアニメ化されていますが、それとは違って、自らが軍でエースとして活躍して立身出世する話になります。黒っていうか、血みどろなので赤黒いかもしれませんね。
世界観が第一次か第二次世界大戦をモチーフとしている魔法ありの謎世界です。主人公はドイツ?陣営だと思います。雰囲気的に軽いミリオタをうまく引き込めたんじゃないかな。
この主人公がどんな人物かと言うと、転生前から有能?だけど冷酷?な人物として描かれており、恨まれて殺されました。やたら自分を異世界転生させた神?を恨んでいて作中でもよく悪態をついていますね。そんな感じの人物です。
個人的には敵におっさんが出てくる所が好きです。
マイナスな所は、幼女設定がうまく機能してないところですね。敵を煽る所以外幼女である設定を活かせてないです。恐らく他の視聴者も視聴中、彼のことをおっさんとして認識して、幼女であることを気にしないでしょう。そのくらい幼女感は薄いですね、幼女なんですが。
血みどろ作品はアニメでも珍しいジャンルなので、それだけで視聴する価値があると思います。
ossan_2014 さんの感想・評価
2.7
物語 : 1.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.0
キャラ : 1.0
状態:観終わった
【追記に蛇足追加 再読には及びません】
一見かわいらしい見せかけの幼女が、圧倒的な魔力で戦場を蹂躙する異世界の戦争。
タイトルに挿入された「the Evil」そのままに、まさしく邪悪の権化として死を振りまく主人公が「幼女」の姿をしているのは、ひょっとすると「妖女」の含意であるのかもしれない。
この無情な戦場に、殊更に非情に君臨する「幼女」とはいったい何なのだろう。
{netabare}といった緊迫感は、早々に「幼女」の中身が現代日本から転生したサラリーマンであることが暴露され、霧散する。
主人公に寄り添って物語を追えば、転生したサラリーマンの異世界でのサバイバルであり、「幼女」であることにほとんど意味は無い。
無常な「世界」の意味を問うような緊迫感の消失は、物語の焦点が主人公に「罰」あるいは「挑戦」を仕掛ける〈神〉と主人公の抗争にあって、「世界」自体が興味の対象から外されていることによる。
この視点の「矮小化」は、世界観の設定と主人公の設定の、二方面から生じているようだ。
神に逆らうというテーマはアニメやラノベでしばしば見受けられるが、何故かキリスト教の神を特権化して「神なるもの」全般を代理させることが多い。
「神なるもの」に運命や制度や抑圧を象徴させて「敵」として描こうとする意気込みに対して、日本社会に根付いているとは言えないキリスト教的な神をわざわざモデル化することで、たいていの場合、実体的な超越者ではなく、顔に「神」と書いた案山子を相手にシャドーボクシングを仕掛けているような、空回りした空想性が目立つことになる傾向があるようだ。
本作においても、罰や試練を与える抑圧者として〈神〉が一面化されているのは、主人公あるいは製作者が、自分の身の丈に合わせて「神なるもの」を切り縮めている結果だろう。
主人公が神を「存在X」と呼ぶのは、ある程度この空想性に自覚的であるのかもしれないが、この「世界」が超越者の創作であるという世界観の意味に迫ることなく、ただ「試練」との格闘だけに物語のスケールは切り縮められてゆく。
そして、このスケール感は、この「世界」に投げ出される主人公の、視野の狭さの反映でもある。
転生前の自分を有能な人材であったと自己認識する主人公は、転生先の異世界においても、現代日本で有効であったノウハウで「有能な」人間に相応しいエリートコースに乗ろうとする。
が、「生前」のエリート性の実態が、有能な「サラリーマン」=株主でも経営者でも無い「使用人」であったことに自覚的ではない。
主人公の考える有能な「エリート」性とは、「ご主人様」に命じられた課題と「ルール」をいかに忠実になぞるかという一点に焦点化されていて、自らがルールを創造して「ご主人様」になるような「有能」性は、視野の外に追いやられている。
劇中の描写からは、どうやら、自分の「死」は「ルール」に記載されていない「敬虔」や「慈悲」という無価値な美徳を欠いた結果、「存在X」に与えられた「罰」であると、主人公は捉えているらしい。
ルールに忠実な「意識の高い」自分が、インチキな基準で断罪されるのは不当であると。
が、普通に観ている視聴者には、「殺される」という事態を招いたこと自体が、適切に職務を遂行できていなかった「無能」の結果としか見えないのだが、自分の姿を相対化できない視野狭窄としか思えない。
この視野狭窄の一面性が、戦争状態の異世界へ放り込まれても平然と「出世コース」を探るという「牧歌的」な主人公の精神状態と、抑圧者として一面的に描かれる〈神〉との抗争という物語の基礎となっている。
極めて人工的な恣意性を感じさせる「異世界」が、それでも不思議に空想的な印象が希薄なのは、この視野の狭い主人公の設定が奇妙な整合性を感じさせるからだ。
「不思議」と感じるのは、どうも、この「整合性」が作者や製作者の計算によるものとは思えない印象が強いせいだろう。
会社員として身に着けた世間知と異常な魔力を元手に「出世街道」を上ろうとする主人公だが、これほどの「武器」があれば既存の秩序(の少なくとも一部)を自分の都合よくひっくり返して、造り変えることも可能だ。
しかし、既存体制での「出世」以外の選択肢は、主人公にはない。
あくまで「ルール」の「外」を発想しない思考様式は、「生前」に執心であったシカゴ学派のネオリベ理論と奇妙に符合する。
「ルール」がすべて=ルールに載っていないことは何でも「許される」というネオリベの世界把握は、ある意味では子供の理屈だ。
人間の行動を律するものは、法律や明文化された「ルール」のほかにも、社会倫理や自己倫理、単なる因習や気まぐれなど多様にある。
が、子供の世界には「ルール」しかない。
定義として、自己の核としての内的倫理や、共同体の社会倫理を獲得するという成長過程の途上にある者こそが「子供」であるからだ。
子供の行動を定めるものは、「ルール」という与えられた枠と、そこからはみ出せば「怒られる」という他律的な基準しかない。
「廊下を走ってはいけません」「上履きで校庭に出てはいけません」といったルールに過剰に敏感で、一歩でも「校庭に踏み出した」生徒を学級会でルール違反者として吊し上げる下らない規範意識は、「子供じみた」態度の典型例として定番だ。
一方で、「座って読んでいるから立ち読みではない」と「ルール」の言葉じりをとらえて「違反」から逃がれたつもりになる猿知恵もまた。
「怒られない」限り何でもしてもいいのだ、という子供の行動原理が、主人公と重なる。
「いい年をして」子供じみている主人公の行動原理は、単一のルールブックに反していない限りどのような競争も正当であるというネオリベ理論「しか」行動律のない反映でもある。
あるいは、「幼女」の外見は、子供じみた内面の表現であるのか。
多様な基準を貫いて自身の行動を決定する「自己」を持つものが「大人」であるならば、単一の基準しか知らないのが「子供」であるとはいえるが、「この基準が絶対で、それ以外は守る必要などない」と強制するのがネオリベ理論であって、この「強制」にさらされていた主人公の視野の狭さには、確かに整合性がある。
実質的な軍事体制下にある「異世界」が、ソビエト連邦を連想させるくせに殆んど抑圧性を感じさせることなく主人公になじんでいるのは、主人公ご執心のネオリベ理論が、ある意味で(ニワトリと卵のように)平時の日常世界に戦時の非常事態性を持ち込んで固定化する原因でもあり/結果でもあるものだからだろうか。
ここでも、現代日本と同じ方法論で異世界を「世渡り」する主人公の描写は、やはり整合性があり、現代日本が一種の戦争状態であると表現されている、かのように見える。
だが、〈神〉のスケールの小ささが、やはりこの整合性が計算の結果であるのかを怪しくさせる。
「死」の瞬間、「敬虔」や「慈悲」の欠如を指摘された主人公だが、本来、それらは人の行動律として異常なものではない。
時には矛盾も衝突もする多様な規範の中から、その時「自分が」どう行動するか判断できるのが一般的な普通の大人であり、大人としての能力だが、シカゴ学派のネオリベ理論とやらの唯一の「ルール」しか所有していないことが、主人公の過剰な反発の根源だ。
「敬虔」や「慈悲」が数千年にわたって人類社会に「生存戦略」として機能してきたことに対して、崩壊が目前に迫っているネオリベ理論は余りにも貧弱で勝負にはなりそうもない。
が、〈神〉は「存在X」に切り縮められる。
「敬虔」を象徴するイコンであるはずの〈神〉は、単に自分の教えに拝跪することを強制し、従わないものに「罰」を与える、「存在X」という抑圧者に一面化されてしまう。
「生存戦略」の人格化であった〈神〉は、信仰心と「引き換え」に恩寵を与える「契約者」のごときものとして、契約を拒むものに脅迫で契約を迫る悪徳リフォーム業者のごときものとして、「存在X」に変貌してしまう。
主人公を超越するものとして登場したはずの〈神〉が、まさしく主人公の子供の世界観に適合してしまう展開は、果たして作中で何が争われているのかを曖昧化してしまう。
自分に従わなければ「罰」を与えると迫る超越者は、外観上は主人公の価値観と差異が無い。
主人公の「罪」を鳴らして「罰」を与える根拠は、互いの力関係の大小というだけで、両者が争うことに説得的な理由を見出すことが出来なくなる。
一見して整合性が生じているように見える「世界」は、整合性と引き換えに、そもそもの「世界」の意味が混濁していくかのようだ。
一体、主人公は何と戦っているのだろうか。
劇中の「戦場」で、敵も味方も区別せずに死を振りまく主人公が、情実に惑わされずに状況に応じた冷徹な決断を下している、と見える視聴者がもしも居るならば、おそらく「社畜」の素質があるだろう。
そうでないなら、他者に死を与えるたびに主人公が振りかざす「祖国の為」といった理屈を、主人公自身は全く「信じてはいない」事をどう捉えているのか。
それらの理屈は、自分が他者に君臨するための「いいわけ」でしかなく、理屈の実践のために他者を支配するのではなく、生殺与奪という究極的な他者の支配を正当化するために持ち出されている「口実」に過ぎない。
全く信じていない大義名分を持ち出すのは、自分の生存のためですらなく、安楽を手に入れる「出世」のために他者を殺す口実に「使える」からだ。
もっともらしい「大義名分」の下に殺される敵・味方の兵士は、主人公の出世のための犠牲でしかない。
反道徳的な言動で他者を踏みにじる姿は、ニーチェを誤読した中二病患者の妄想する「超人」をモデル化したかのようだが、ルサンチマンを超越する意思もなく、既存の支配的規範の「威を借りて」恣意的な暴力を行使する主人公は、いわばウルトラ化したルサンチマンの権化であり、こんなものを超人と同一視すれば墓の中でニーチェが激怒することだろう。
言ってみれば、ブラック企業の中間管理職が「会社の為」と称して精神や健康を破壊する過剰労働を強制しているのと同じ姑息さに過ぎない。
戦場に君臨する幼女の皮をかぶった「化け物」というよりも、タイトル通りEvil=「邪悪」が相応しく思えるのは、ブラック企業の管理職のように、「信じてもいない」タテマエを持ち出して、自分の安泰のために他者を踏みつけることを正当化している薄汚さのためだ。
ブラック企業においてすら、「会社が絶対」というタテマエを本気で信じているようなら「管理職」にはなれないだろう。
戦時下の「異世界」では、死にたくなければ戦時下の規範を受け入れる他ない。
自分の「死を避ける」ためには、他者に死を「押し付ける」しかない。
主人公の主観では、このように自分の行動は「現実的」なだけだと自己了解されているようだ。
戦争を終わらせ、死なずに済む「平和」をもたらす為には、戦闘で大勝利することが「現実的」な手段であるのだと。
この主人公の自己了解を真に受けて「冷徹な決断」者だと肯定的に見てしまう感性は、「会社の為」というタテマエを真に受けて奴隷労働を受け入れる社畜根性と同型的に見える。
平和を望むのは、自身が「勝者」として生きるために過ぎない。
戦争が終結しなければ=勝敗が決定しなければ「勝者」になりようがないからで、他者の「平和」に関心はない。
「冷徹な決断」は、ようするに自己保身の理論化だ。
押し付けられた規範に嫌々「妥協」しているのではなく、進んで「同化」する態度は、「現実」の日本社会から引きずられて持ち込まれたものだ。
その意味で、この異世界は現代日本を表現するために創作されたかのような整合性は、確かに感じられるとは言えるだろう。
ネオリベ理論を内面化して抑圧的な権力に同化しようとする「生前」の態度は、ミシェル・フーコーが言及した、遍在する微小な権力が統合されて大きな抑圧権力を構成する「生権力」の姿に過不足なく適合する。
抑圧的な権力に支配されることを承認すれば、自分がより弱いものを抑圧して踏みつける行為もまた、許される。
「ルール」に支配される子供が、「学級会の吊るし上げ」リンチを内心で楽しむように。
そのような微細な「権力」を吸い上げて統合するものとして利用されるのが、一つにはネオリベ理論だ。
従って、視野狭窄の主人公の、〈神〉の存在を否定する動機が「合理性」の有無であるという言葉は、鵜呑みにすることはできない。
主人公にとって身体化されている「生権力」の体系を脅かすものであるから、〈神〉は否定されなければならない。
抑圧の根拠たる生権力が揺らぐことは、自身が微小な「権力」を行使する根拠の消滅を招くことになるからだ。
いや、意思的に否定を「決断」しているのではない。
拒絶の根拠は、〈神〉という属性がどうこうという問題ではなく、「身体化」が必然とする思考以前の「脊髄反射」だ。
ネオリベを基礎づける市場原理主義が「世界」を支配出来るのは、「(生存のためのあらゆる必需品を含め)全ての」モノやサービスは「貨幣を媒介とした」交換によって入手しなければ「ならない」、というドグマを確立したからだ。
生存のための手段は、したがって「金銭を稼ぐ」というただ一つの行為に制約され、金儲けの「ルール」が世界を支配するルールにすり替わる。
このようなドグマは、別に自然法則に根拠づけられているわけではない。
もしも金銭以外の価値や、生存を超える価値が承認されたとしたなら、「ルール」の支配性は崩れるだろう。
市場原理ベースの「生権力」の体系は混乱し、これに迎合することで他者を抑圧支配させていた主人公の微小な「権力」もまた、消滅してしまう。
単一の「ルール」しか持たない空虚な人格であるがゆえに、代替えの基準を持たない主人公は、「ルール」の否定性に過剰に反発せざるを得ない。
だが、ネオリベ/市場原理主義の否定性を〈神〉として導入した安易さが、このような主題化を不可能にしているようだ。
いや、「存在X」が、真の意味で〈神〉であったなら、違っていたのかもしれない。
自身が他者の上に立つ「権力」性の確保を目的として支配的な規範/権力にすり寄る、という意味で、主人公の態度は現代日本でも「異世界」でも変らずに一貫している。
「生きたい」を「金銭を稼ぐ」に一面化する市場原理の生権力と、「死にたくない」から軍政に従わせる「異世界」の抑圧性は、外見的には双子のように似ている。
異世界の「戦争」が、拝跪を強制する理不尽な「契約者」に矮小化された〈神〉=「存在X」によって一方的に押し付けられた「試練」であると設定することで、一方の「生権力」もまた、超越的に「押し付けられた」ものであるかのように見せかけてしまう。
両者が曖昧に混濁して見えてしまう結果、主人公の行動原理の深層も曖昧化したままだ。
主人公の、他者を踏みつける「権力」を欲する欲望が、自身をも踏みつける「ルール」に接近させるという倒錯した深層も。
「ルールには従わなければならない」という行動原理は、いささかも変化していない。
主人公の「敵意」は、実行に伴う「苦労」の多さに向けられるだけで、「従う」という行動原理自体への懐疑は全く生じない。
それゆえに、主人公に「罰」を加える理由も、この「異世界」が果たして「罰」として機能しているのかも全く意味不明にする。
そうして、「生前」も「転生」後も他者を踏みにじり続ける主人公の、「生前」も「転生」後も強圧的な「ルール」に翻弄されているかのような「被害者面」を不自然に感じない視聴者も出てくるのだろう。
このように単純な抑圧者「存在X」が、主人公との対立軸をも単調化する。
いや、現代社会の抑圧に対抗するものを、〈神〉という名の別種の抑圧者の形でしか発想できなかった限界性なのだろうか。
主人公の「本音」が見えない作中の兵士たちはともかく、視聴者の立場で、主人公が冷徹な現場指揮官のように見えてしまう屈折した視聴は、この「世界」が「物語」の舞台として緻密に構築されたものではなく、「マジック・ワード」に依存した一種のゲーム空間に過ぎない印象しか視聴者に与えることが出来ていない事を示しているようだ。
アニメを視聴するとき(フィクションを鑑賞するとき)、たいていの視聴者は、何処か虚空に自立して「実在」している別「世界」に入り込んでいるように看做していることが殆どだろう。
作り手は、なんとか「実在」感を生み出し、視聴者の現実感に接続しようとあの手この手で四苦八苦する。
一方で、ゲームにおいては、プレーヤーを引き込む「実在」感は問題にされず、何処までも恣意的に制作される仮想空間として了解されるようだ。
その意味で、存在X=〈神〉という創造主兼管理者のいる「世界」は、架空の時空間に「自生した」固有の歴史性を持つ異世界ではなく、「運営」が恣意的に作るオンラインゲームのステージと同質と言える。
もっともらしい「戦争」は、創造主に「創造」されたゲーム世界の「設定」に過ぎず、死んでいく兵士や市民も、「創造主」に創造されコントロールされているという意味でNPCと同質であると言えるかもしれない。
本作内の戦争について、その是非や悲惨について考慮するのは、この「ゲーム」空間の恣意的な「設定」に合わせてあちこちから引用してきた「背景」に過ぎない以上、あまり意味がないだろうと感じさせる。
主人公の殺戮は、異「世界」での殺人ではなく、ゲーム空間の「無双」ではないかと。
キリスト教的な、世界の「造物主」としての唯一の〈神〉は、絶対的に「世界」の「外部」に在る、「世界-内」存在である人間にとって絶対的な不可知の存在だ。
何であれ不可知のものは、人間が認識できた瞬間に〈世界-内〉に取り込まれる。
どこまでも〈内〉化できない非・認識の絶対性が、神を定義する。
日本の〈カミ〉のように、お供えやお祈りによってご利益を与える、人間と同次元にいる交渉可能な〈世界-内〉に存在する〈神〉とは異なる絶対性が、造物主としての唯一神だ。
決して〈世界―内〉に降りてこない不在としての神、絶対的な「外部」の存在との契約の不可能性と可能性、このような不条理と信仰の絶対性、などなどの難問は、西欧では数百年にわたって考え抜かれている。
日本においても、遠藤周作が『沈黙』を書いたのは50年以上も前だ。
人間の眼前にある案山子に『神』と書き込んであれば〈神〉扱いして疑問を持たない、というのはラノベ/アニメ周辺のローカル・ルールに過ぎない。
〈世界-内〉に入り込んで「世界」に自由に干渉する「造物主」は、ラノベ/アニメの外では存在矛盾として成立できないだろう。
案山子の〈神〉は、「全能の」神という一種の「マジック・ワード」として、製作者の代理として「世界」の創造や改変を容易化してくれるものとして導入される。
しかし、容易化は安易化として、創造された作品「世界」を、人為的なゲーム空間に矮小化してしまう。
「存在X」と呼称する、〈神〉性を引きずった、「世界」内に立ち入って自在に干渉する「造物主」を導入することで、「運営」が作り自在にコントロールする人工的な「ゲーム空間」に、異「世界」は同質化することになる。
主人公の利己的な行動が爽快に見えてしまうのは、主人公が「物語」の登場「人物」ではなく、単なるゲームのキャラとして、「ゲーム空間」で都合よく無双をしているに過ぎないと無意識で解釈されている結果ではないか。
主人公が現代日本から「異世界」に転生したという設定も、単に、初めて絶滅戦争という異様な形態の戦争を経験しようとしている「異世界」にやってきた、すでに絶滅戦争の世界大戦を経験している現代日本人という、一種のチート的な優位性で「無双」をするネタに過ぎないものに、これまた矮小化されている。
【追記】
敗者が抵抗をあきらめずに「復讐」する不合理な感情が、「戦争」を終わらせようとする「合理的な」行動を無駄にすると語る主人公だが、勝者の立場に立ち、他者の反抗を認めない傲慢からくる事実誤認に過ぎない。
敗者の抵抗が続くのは、この「戦争」が現実の世界大戦同様に「絶滅戦争」=どちらかの国家が絶滅するまで終わらない異様な性質のものであるからだ。
作中での、後方の民間人の殺戮も、この性質から余儀なく生じている。
相手が絶滅するまで、あるいは国体が完全崩壊する=敵「国家」が「死滅」するまで戦闘が継続されるということは、死滅しない限り敵への反撃を止めては「ならない」ということでもある。
感情的に「もう戦争は嫌だ」と思っていても、息がある限り「理論上」反抗を止めることが出来ない。
敵の執拗な抵抗は、感情に駆られているのではなく、主人公が敵国家の完全壊滅を完遂しようとするのと正に同じ「論理」の裏返しとして、選択の余地なく発生してくる。
自分が優秀な「合理主義者」で、馬鹿な敵が感情に任せて抵抗してくるという主人公の自己認識は、全くの的外れで、視野の狭さからくる「合理性」の不徹底さを露呈しているに過ぎない。
視聴者までが、この自己認識を真に受けて、優秀な合理主義者だと看做してやるいわれはないだろう。
そもそも転生の原因となった「死」も、一方的な逆恨みの被害であると疑われていないが、普通の企業であれば、職務の遂行において「殺される」ほどのトラブルを発生させることは、直ちに「無能」とみなされる。
逆恨みされて転生した「エリート」が「優秀な合理主義者」として戦争を生き抜こうとしているという主人公の自己認識は妄想的で、「認知のゆがみ」を引き起こしているのではないのか、と疑ってみるほうが自然な気がする。
労を惜しまずに設定を積み重ねれば、「存在X」という案山子の〈神〉など導入しなくても、このような「異世界」とサラリーマンの「転生」を創造することは可能だったろう。
世界を支配するルールと人間の対決を描く為には、〈神〉は必要条件ではない。
設定の土台を、案山子の〈神〉=作者の傀儡に過ぎない造物主に置いてしまった安易さが、「異世界」につづられる「物語」なのか、ゲーム空間での妄想的な無双であるのか、分裂して中途半端に揺れる視聴感になって現れてくる。
一見、現代日本を批判的に再現したような「世界」と「物語」は、結局、オンラインゲームに閉じ込められたトッチャン坊やのクエストと同型だという印象しか与えることが出来ていないようだ。
これだけの道具立てをそろえながら、幼女の外見とサラリーマンの内面のギャップの笑いと、「無双」で破壊されるビジュアルの派手さだけが見どころであるというのは、なんとも勿体ない気がする。{/netabare}
それにしても、アニメ作品の評価に「声優」を独立した項目として入れるのは妥当なのだろうか。
確かに、声優はキャラクターに生命感を与える重要なパートではある。
しかし、世界観の破綻や、脚本上の不備を修正できる立場にいるわけではない。
そのような作品でキャラに生命を吹き込んでも、「不条理な世界にも関わらず『生きいきと』生活する狂人」が生まれるだけだろう。
そんな立場である声優に評価の一端を背負わせるのは、余りに気の毒な気がする。
ほち さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ぱえりか さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
展開、緊張感、演出、
テンポよくストーリーが進み
一気に全話観てしまいました!
幼女だし画風的に萌えグロ系かなってと思って
ずっと観なかったんですが
裏切られました!面白かったです
1話みて止まらなくなりました
個人的に短絡的って言葉を学びました
シバクマ さんの感想・評価
5.0
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
もっと評価されていいと思う
追加レビュー
ちなみに3回見直しました
戦争系アクションが大嫌い、もしくは絵のタッチが嫌い(ここは見てたら慣れますが)な人以外は1度みてみても良いかなと!
371 さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
ぜろろ さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
384 さんの感想・評価
3.3
物語 : 3.0
作画 : 4.0
声優 : 3.5
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
アンチ神の幹部リーマン主人公が、とある出来事をきっかけにヨーロッパ軍の幼女に転生して軍事の指揮をとる…みたいな話で、ロリ萌えアニメではありません。笑
劇中の台詞や口調に硬い熟語が多いのはミリタリ感あってカッコ良いんだけど、
おバカな私にはちょっと難しくてあまりスッと入り込めず…
敵味方も話の真意もあまり理解出来てないまま雰囲気だけ楽しんで観てたって感じ。(ゆる系&アニメの見過ぎかしら?笑)
ちょっぴりくだけたCパートが何気に1番好きだったり。笑
ひじりん さんの感想・評価
4.2
物語 : 5.0
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
幼女であることがいい味をだしているのでタイトルに偽りはないけど
もっと固いたいとるでも問題ない感じ
萌えは期待しないほうがいい
成分タグの中で主人公最強、1話で切った奴はもったいない
というのを強く感じた
好みがあるだろうけどもし切るにしても2話まで見て判断したほうが良いと思う
面白かった
デュフフ さんの感想・評価
2.5
物語 : 2.5
作画 : 2.5
声優 : 2.5
音楽 : 2.5
キャラ : 2.5
状態:観終わった
近代大戦下に似たような世界へ
幼女に転生して降り立つ異世界ファンタジー
描きたいものは想像できるんだけど
まず切り口を間違えて
さらに内容もとりあえず単純な無双ものという大変に残念なアニメ
舞台設定とかは嫌いじゃないし面白そうだったのに
幼女に大した意味はないし
存在Xとかいう神は出てくるし
魔法まで出てくるファンタジーでがっかり
さらに主人公最強でチート能力を発揮して無双するバトルアニメ
ストーリーは大雑把
見るべきものはない、面白くなかった
幼女に転生というキャッチーなだけのアニメ
似たような戦時設定アニメなら『軍靴のバルツァー』を
アニメ化してほしい
Takaさん さんの感想・評価
3.9
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.0
状態:観終わった
うなたまごはん さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
主人公が性悪で最強な幼女ってとこが良いです。
空を飛びながらのバトルシーンも迫力あってかっこいいし、絵も綺麗です。
狂気を感じさせる全体の雰囲気と、ミス&ロイドさんの音楽が最強に合っていて、毎回オープニング見入ってしまいました。中毒性ありです。
主人公が歌うエンディングも絵もかっこいいです。
ただ、ずっと戦争戦争なのでアニメだけで疲れてしまい(つまらないという意味ではありません決して)、小説やコミックを買って続きが読みたい、とまでは思いませんでした。
グロいと書かれている方もいらっしゃいましたので覚悟して見ましたが、とくにグロいとは思いませんでした。(殺したり殺されたりはたくさん出てきますが)
カレン さんの感想・評価
4.0
物語 : 4.0
作画 : 4.0
声優 : 4.0
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
この時期(17年冬)で1番楽しめました。
久しぶりに面白い、次が気になると毎話感じた戦争もののアニメでした。
とろとろとろろ さんの感想・評価
4.7
物語 : 4.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
戦場に身を置くゲスな幼女の活躍をただひたすら眺めるアニメ。
ストーリー上の戦略や人間関係は案外どうでもいいというか。
でもそのシンプルさが好き。
余計な人物を下手に掘り下げたりすると興醒めする場合が多いし。
まあ1クールじゃそんな余裕はないだろうけどね。
主人公(幼女)の声優さんの演技も文句なし。
お遊びが多いCパートも楽しい。
作画の質はTV版として望める最上の部類だが、音楽全般は更に気に入った。
{netabare}特に「戦線のリアリズム」が挿入歌として使われる9話の特攻シーンは
何度見ても最高だな!{/netabare}
そしてOPも実にかっこいい。
既に劇場版制作が決まってるようだけど、早く完成するのを願うだけだ。
とらお さんの感想・評価
3.0
物語 : 3.0
作画 : 3.0
声優 : 3.0
音楽 : 3.0
キャラ : 3.0
状態:観終わった
タイトルから興味を引かれて見る人がいると思う
アニメ過多だし見てもらわなきゃ始まらんし、タイトルは大事だね
タイトルからして見ませんって人ほど見ると高評価しそうなガチっぷり
タイトルとは裏腹にガチなのだとレビューさせるとこまで考えてるかも?
戦火から予測される未来図をズバリ言い当てるも若年ゆえ侮られて苦悩葛藤
なーんてないので、幼女の意味はまるでありません
12歳の幼女なのに戦争映画にいるおっさん士官くらいに扱われます
マジで「視聴者さんのお好きな幼女だよ~」と見てもらう意味しかないのです
幼女を活かすorネタにする意識まるでなしの原作者・・・
担当編集が設定付けしたんじゃないか?くらいに疑います
カエル顔の造形は風変りで目新しいね
nozzynozzy さんの感想・評価
4.5
物語 : 4.5
作画 : 4.5
声優 : 4.5
音楽 : 4.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
翔 さんの感想・評価
4.9
物語 : 5.0
作画 : 4.5
声優 : 5.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
まず曲がかっこいいし、中毒性高い
今までになかった異世界召喚系アニメ
カボチャはんたー さんの感想・評価
4.8
物語 : 5.0
作画 : 5.0
声優 : 4.0
音楽 : 5.0
キャラ : 5.0
状態:観終わった
いしゆう さんの感想・評価
4.1
物語 : 3.5
作画 : 4.0
声優 : 5.0
音楽 : 3.5
キャラ : 4.5
状態:観終わった
あらすじはあにこれを参照ください
放送時期 2017年1月~3月
”新兵諸君!地獄へようこそ”
同僚たちを足蹴に 楽に出世を目論むサラリーマン
人の気持ちが読めず 恨まれ事件に巻き込まれる・・・
消え入る意識の中 存在xが問いかける
神を否定した彼は存在xに戦争中の異世界に飛ばされるのだった。
幼女ターニャ・デグレチャフとして転生した彼の
第二の戦いが今幕を開ける!。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
〇物語
20世紀初頭 大戦真っ只の中ヨーロッパ
地上では銃 海では戦艦 空には戦闘機
そして魔導士が飛び交う世界観
使い捨てのような過酷な前線から後方支援へ行きたい!
そのために持ち前の知恵を生かして行動するターニャ
外面は良く 秘めた欲望は決して悟らせない
そんな彼女を見透かし 試す存在x
刻一刻と激化する戦場の中 ターニャの命運は?
この主人公ターニャのサバイバル戦術も見所の一つです♪。
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
〇キャラ
ターニャ・デグレチャフ
彼女が好きか嫌いかで 作品の評価が割れる
それぐらいすごい存在感です!
彼女自身 合理的で自己保身で生きる現実主義なのに
結局損な役割に回される・・一種のコメディかと思いました
原作知らないわたしですが
悠木碧さんの演じる 憎たらしくも可愛い声 ハマる!
そのおかげでターニャの魅力も倍増しました。
。o◎*:..。o◎*:..。o◎*:..。o◎*:..。o◎*:..。o◎*:..。o◎*
〇観終わって
”戦場というのは えてして恥と屈辱の満ち溢れた空間だ”
そんな死と隣り合わせの中 次々迫られる極めて困難な問題も
いつも鮮やかな手で勝利を勝ち取るターニャ
彼女の行動 言動 未来が気になって一気に観てしまいました
彼女は存在xの手の平の上の存在か
それとも? この先はその目でご確認ください。
以上 最後までお読み下さりありがとうございます。
ペパミィン さんの感想・評価
4.2
物語 : 4.5
作画 : 4.0
声優 : 4.5
音楽 : 4.0
キャラ : 4.0
状態:観終わった
3話まで観て一度視聴を断念したのですが、
改めて観るととても面白かったです。
台詞が厨二心を擽ると言いますか、とにかく格好良いです。
是非最後まで観ていただきたい作品です。
途中で断念した方はもう一度一気に観てみることをオススメします。
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統一暦1923年6月。
金髪碧眼の幼女、ターニャ・デグレチャフは帝国軍士官学校の最終課程、
部隊勤務の一環として北方軍管区ノルデン戦区の第三哨戒線で研修に励んでいた。
航空魔導師として輝かしいキャリアを踏み出すための第一歩である研修は
何事もなく無事に終わるはずだった。
しかし事態は思わぬ方向へ転がっていく。
協商連合の越境侵犯をきっかけに帝国と協商連合は戦争状態に突入。
戦時体制への移行に伴い、観測任務が割り当てられるも、
協商連合軍による奇襲が発生し、
ターニャは敵の魔導師中隊と単独で交戦しなければならない事態に陥ってしまう。
多勢に無勢で味方が到着するまで持ちこたえることなどできるわけもなく、
しかし逃げようものなら敵前逃亡で死罪は免れないという絶望的な状況。
何としても生き延び、上層部に対して最善を尽くしたとアピールするため、
ターニャはとある作戦に打って出るのだが……。
“其れは、幼女の皮をかぶった化物――。”(TVアニメ動画『幼女戦記』のwikipedia・公式サイト等参照)
悠木碧、早見沙織、三木眞一郎、玄田哲章、大塚芳忠
原作:カルロ・ゼン(『幼女戦記』/KADOKAWA刊)、 監督:上村泰、副監督:春藤佳奈、キャラクターデザイン・総作画監督:細越裕治、シリーズ構成・脚本:猪原健太、サブキャラクターデザイン:谷口宏美/牧孝雄/髙田晴仁、服飾デザイン:谷口宏美、魔導具デザイン:江畑諒真、プロップデザイン:森山洋、銃器デザイン:秋篠Denforword日和/大津直、キーアニメーター:石橋翔祐/栗田新一/堀内博之、エフェクトディレクター:橋本敬史、軍事考証:大藤玲一郎、美術監督:平栁悟、色彩設計:中村千穂、撮影監督:頓所信二、3DCGIディレクター:高橋将人、編集:神宮司由美、音響監督:岩浪美和、音楽:片山修志
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