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「幼女戦記(TVアニメ動画)」

総合得点
93.9
感想・評価
2195
棚に入れた
10562
ランキング
10
★★★★☆ 3.9 (2195)
物語
3.9
作画
3.9
声優
4.0
音楽
3.9
キャラ
3.9

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幼女戦記の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

みかづき さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 2.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

もっともっと「なんでこうなった!!?」希望ʕ•ٹ•ʔ

私のどーでもいい感想日誌読んでくれてありがとう。

萌要素なし、中身は硬派、キャッチしてる人がおもしろいとレビューしてたので、みてみました。

テンポよいし、中盤だれたりも、軸ぶれもなく、次々にみちゃった。

おもしろかったよ。
陸軍と魔導空軍、周辺国情勢の戦争世界だけど、要素はシンプルにしてるね。

主人公の幼女と副官女性が、軍事戦争シーンをやわらかな印象に落ち着かせるという技術(印象操作)をつかってる。

ガールズパンツァーも姿が女子学生ってだけで、物語シリーズのような萌シーンは少なかったよね。この幼女戦記そういうの皆無、割り切ったよね!

惜しい・・でも難しいかな?
というのが

冷淡・超合理主義の優れたサラリーマンが転生して「なんでこうなった!!?」がコピーになってるから

もっとサラリーマンっぽく。
「なんでこうなった!!?」が毎回、落としどころの物語だったら、
新しかったかと(๑•̀ㅁ•́๑)✧

人間の空中戦がメインなのは、この何年かアニメみてないので、私にはわりと楽しめた。
主人公のテーマの、抗う転生主でもある「神」。これが物語に全然描写ないで終わるねー。

劇場版もすぐみたい。。借りてこればよかった。
音楽好みじゃなくて辛めの評価になってしまいました。(・・;

投稿 : 2020/08/22
閲覧 : 249
サンキュー:

13

ネタバレ

たききく さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

幼女が戦場で無双!?

社会人の男性が自分が首にした男につきおとされ自称神様の存在xに生まれ変わらせてやると言われ幼女に生まれ変わるのに偶然生まれ持った魔法適正で軍に志願。そこで出世しラインの悪魔、幼女の皮を被った悪魔などの名前で呼ばれ戦争で無双するお話です。個人的には難しい話はわかりませんがとりあえず表情が好きですね。あと可愛い声でえげつないこと言うギャップもいいですしストーリーもよく作り込まれていて、戦争はダメとか幼女は戦争に行けないとかいう理屈を述べる人にはお勧めいたしません

投稿 : 2020/07/12
閲覧 : 255
サンキュー:

4

ネタバレ

ちゃっぴー0913 さんの感想・評価

★★☆☆☆ 2.0
物語 : 1.0 作画 : 1.5 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

無駄に中堅以上の声優が豪華な異世界転生もの

基本設定は崩壊しまくりでめちゃくちゃですが一応戦争物でキャラ設定や物語の設定を無視して見れば一応見れます。まぁ仮にも神を名乗る人より上位であろう存在が1人に固執し執着しまるで子供よりおこちゃまで他にいくらでもいよう無神論者を無視し手...等色々言いたいことはありますが矛盾や複線など物語にとって大事な所を無視して見れる人なら完走できるかと思います。

投稿 : 2020/06/29
閲覧 : 334
サンキュー:

14

ネタバレ

ナッシュ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

異世界ものが好きな人はぜひ

サブキャラの魅力は若干薄いものの、作品の展開としてはかなり面白いです。
ギャグもかなりハマり異世界ものの中でオバロと同じくらい好きな作品です。
ただすこし戦術などの用語がわからないと思いますが、そこは雰囲気と戦闘シーンで気にならないと思います

投稿 : 2020/06/27
閲覧 : 229
サンキュー:

3

ネタバレ

poppy さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

飽きさせないストーリーだが小細工も必要

戦争が始まった国に生まれ、エリート兵士として後衛でゆっくり生きていきたいという願望を募らせる主人公は、序盤では自身の有能さを利用し逃げようとするも中盤以降は魔法能力を発揮しひたすら戦う。序盤にあった主人公の可愛さはなく、退屈であるともいえるしサクサク観れるとも言える。大隊のメンバーの個性などをもっとだして主人公との絡みを増やして欲しかった。「幼女=きめぇ」で成り立つ物語ではない、むしろ幼女設定はほとんど生かされていないのは残念だ。ちなみにだが主人公は戦術を考えることはなく、パワープレイが基本だ。むしろ上官が有能であることも意外かもしれない。

投稿 : 2020/06/24
閲覧 : 220
サンキュー:

3

ネタバレ

ValkyOarai さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

もう一人の「神殺し」、降臨 なのはさんに負けず劣らずの悪魔だが、この戦場はプリキュア&その敵だらけ...

タダのロリだと思うなかれ

ターニャ=クック、ビッキー、のどか
ヴィーシャ=はーちゃん、カルパッチョ
レルゲン=リストル、コジロウ、アダム
ルーデンドルフ=ピエーロ、アクション仮面
ゼートゥーア=キングジコチュー、ネブラ
シューゲル=リーヴァ、コックカワサキ

初回で分かった
悪いがこれはもうイカレちまった幼女や!
常にガングニールが暴走しとるビッキーや!!
おったらアカン奴や!!

幼女の皮を被った悪魔や!!部下がくたばることを分かっとったんや!!

2話 始まりをここで持ってくる
彼は会社の部下にホームから突き落とされて転生
その時時間が止まり、神(存在X)が彼に語り掛けて来た
そして言われた、次に転生する保障は無いと...
だから幼女に転生後、魔力を認知、軍隊に行くことになった
世界を変えられるのなら...神などいらぬ!!

3話 空中でミンチになるくらいなら
ホントは後方で仕事したいターニャではあるが実際は...
へっ!機械の実験扱いかよ!!
下手したら空中で爆発してくたばるわ!!
これだったらまどかみたいに宇宙の概念になった方が何倍もマシや!
ビッキーみたいに片腕喰われるのもマシだけど...!
いーや秋穂みたいに{netabare}48手覚える方が{/netabare}何百倍もマシや!!
転属届を受理したその夜
存在Xが語って来た、この状況を満足しているか?

そして奴は呪いを残していった
祈れば魔力を増幅する呪いを...
しかし、この力を使わねば彼女はくたばる...

4話 キャンパスライフ~のはずが...
へ?大部隊へ属することに!?
ど う し て こ う な っ た

ならば書類整理で時間稼ぎをしようとしたら...
あれ?ヴィーシャ!?

5話
書類選考でやってくる奴らはこわ~い洗礼を...
砲撃が来るぞー!!
そして雪崩が来るぞー!!
しかし、死人は出なかった...
アニメ補正なのか主人公補正なのか...
ど う し て こ う な っ た

目指すは首都
宣言が完全にガキの悪戯www
そして綺麗な花火を打ち上げろ...!
たーまやー

7話
フィヨルドを制圧したターニャ達
あの男、どっかで見たっけ...?

9話
撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ
の一言で纏められる市街地を掃討した後日
今度は何ですか?少佐さんよぉ

10話11話
存在Xの奇襲を乗り越えて...
戦争は終わったのだろうか?
いーや、終わらせるチャンスを逃してしまった...

12話 そして劇場版へ
勝ちをどう使うのか
それはテンプレでは考える必要はない、だって女のためだもん
だがここは違う

ターニャに牙を剥くは共和国ではない
志願した少女の眼には存在X...
こいつの呪縛から逃れられるのだろうか...?

そしてこの幼女は6か月後、4度目の登場となる神殺しとなってアダムを殴り殺し
3年後、優しい心を持ってプリキュアになろうとは思ってもいなかった...
お前のせいか、存在Xうううううう!!

投稿 : 2020/06/17
閲覧 : 551
サンキュー:

11

ネタバレ

hige3 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルでは伝わらない、おもしろさ!

タイトルだけだと、伝わらない!!

幼女?戦争?萌え萌えな戦争系か?「なんだこれ?」とか思って、軽い気持ちで視聴していましたが、この作品の面白さはタイトルからは伝わらないよ!!

最近よくある、異世界もの。ファンタジーで、魔法で、転生で、そのあたりまでは本当によくある設定なのですが、幼女戦記のおもしろさはそこではないです。

まず、世界観や物語が特によかった。
第1次世界大戦のドイツを思わせる国、これから広がる世界大戦という世界観の中で、奮戦する主人公。また、本当は楽をして、のんびり過ごしたいはずなのだが、合理的、効率的に物事を進めようとするあまりどんどん戦争の渦に巻き込まれていく。合理的に戦争をすすめるだけ!ならよくある戦争物なんですが、そこに潜む「人の心の不合理性」にも切り口を当てており、非合理な心理と合理的な戦争とのバランスが非常によくできていると感じました。

また主人公「ターニャ」のキャラが非常に良かった。ただただ、インテリで、合理的で、賢くて、ってのはそれはそれで好きですが、人間の心の不合理さすら考えが及ぶカリスマ性。

女性キャラが多くなってしまいそうな昨今だが、今作はほとんどおっさんばかり。その分、ほんと素晴らしい声優陣だなって思う渋ぅ~い声のおっちゃんがぞろぞろ出てくるのも、萌え萌えしすぎておらず「戦争」という世界観が感じられてよかったです。

基本は戦争での駆け引きや戦術的な話も多いですが、シリアスパートばかりでなく、テンポよくコメディパートもあり視聴しやすいのもよいです。2話だけは、「あれ?」ってなります。

1話見て、2話見て、「あれ?これ違うアニメだっけ??」ってなりますが、必要な話なので、そこだけ我慢していただきたいかな。

アニメでハマって、漫画の方も読みましたが、1期しかアニメ化されていないので、2期以降が続いてほしいですね。1期だけだともったいない。

投稿 : 2020/06/10
閲覧 : 207
サンキュー:

2

ネタバレ

rolex さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

普通におもしろい

ラノベ作品としては、近年ではダントツの良作だと思いますね。
異世界転生ものとは思えないストーリーですが、ちょいちょい転生してきた記憶や言語を使うあたりが良いような、もったいないような。
主人公のキャラ設定がバツグンなのは間違いないです!

投稿 : 2020/06/06
閲覧 : 228
サンキュー:

5

ネタバレ

hyoi さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ターニャが強すぎる!

このアニメの凄いところは、すごい難しいこと言ってるのに、しっかり、わかるように話してくれるところがまず、いい!
それに、なんといってもターニャデグレチャフが強すぎる!
小さい幼女の姿なのに、他の人の何倍も、戦術、戦闘、全てにおいて優れていて清々しい!
それにかっこいい!
しかも、戦いが熱い!!
バトルもの探してる人はぜひ見た方がいい!

投稿 : 2020/05/21
閲覧 : 295
サンキュー:

4

ネタバレ

xwTza00790 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

何回か観る作品

突発的なここが面白いというのは数か所しかないですが、他の部分も平均的にいいと思います。
主人公が徹底的に鬼畜なのが良いですね。
鬼畜な割に仲間が死んでもいいような気もするんですが、そうならないのは少しアニメだなと。

一番の見どころは相手の戦略や仲間の戦略をよんでしまう部分でしょうね。
漫画よりアニメのが良くできてます。

投稿 : 2020/05/19
閲覧 : 235
サンキュー:

3

ネタバレ

にほんおおかみ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

あ、あれっ?

ざっくり説明すると

世界観独特だなー。幼女要素いる?

異世界転生だったんかーい。おじさんかーい。

いまいち収集がつかない神様設定??

戦闘シーン面白いじゃないか

結局主人公無双やないかい

よくある序盤が一番面白いやつですが
なんだかんだ毎回楽しめましたね  80点

投稿 : 2020/04/29
閲覧 : 208
サンキュー:

3

ネタバレ

なばてあ さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

無限遠点が懺悔する

原作未読。

すごく新しいと思う。見ていて、自分が「なにを」見ているのか分からなくなるくらい。これは最上級のポジティブな評価。「写実的な戦争+超能力もの」というジャンルでいうと『{netabare}終末のイゼッタ{/netabare}』が近い。あの作品も良作だった。構造としては似ているけど、あれはちゃんと「なにを」見たのか、きちんと認識できた。なぜこれはそれが難しいのか。

よくよく考えてみて、でも結論としては至極あたりまえなものしか出てこない。たぶん、つまり、「深夜アニメ」というカテゴリのなかで、この作品に似ている作品がほかに無いからだろう。『{netabare}終末のイゼッタ{/netabare}』との違いは、主人公であるターニャへの距離感である。この作品の語りは、ターニャに対して、徹底的にクールで客観的なのだ(ああでも『{netabare}銀英{/netabare}』とか『{netabare}ファイブスター{/netabare}』の魅力もこういうところにあったのか)。

ターニャのモノローグはよく知られるとおり「リアリストかつクレバーなおっさんのぼやき」であって、そこにギャップ萌えがあるのはまちがいない。けれどもそんな美味しい主人公のセリフなのに、本作を構成する要素のなかでそれはごくごく小さなパーツでしかない。この作品の視点は、様々な国の様々な階層に次々とシフトしていく。

無数の語りで、ひとつの戦争の輪郭を縁取っていく。結果、印象としては極めてクールな神の視点のようなもので悲劇を観察しているかのようである。そう、つまるところ、視聴者は存在Xの視点を知らず知らずトレースしていることになる。ターニャの胸躍るバトルや爽快な弁舌にわくわくしつつも、そこにいずれ迎える悲劇の種を見出す瞬間に、それは顕著となる。

ここが本作の際だったストロングポイントである。もちろんそれ以外にもポジティブな点は数知れない。プロットとしては、戦争と政治の二重性、もしくは戦術と戦略の齟齬みたいなものが酷薄に描かれているのが魅力的。戦争と戦術で無敵を誇るターニャがすこしずつデッドエンドへと追い詰められていく肌感覚は、視聴者にとって愉悦以外のなにものでもない。

また、空戦シーンの作画もすばらしい。カメラとキャラクタの関係がめまぐるしく動く派手なカット割りだけれど、レイアウトが精密に練られているので、各キャラクタの動きを見失うことはほとんどない。銃や兵器の設定もきっちりと詰められているし、塹壕戦の汚さや臭さみたいなものさえ、匂ってくる画作りには脱帽する。・・・とはいえこのへんは『{netabare}終末のイゼッタ{/netabare}』でも共通する点だったりはする。

さらに、帝国軍幹部3名のCVの豪華さも外せない魅力だろう。あまりにも耳が幸せ。そこに悠木碧さんが絡んでいくのだから、平時の描写も戦争の描写に引けを取らないくらいおもしろかったりする。よくこんなキャスティングができたものだと思う。作品の重心をそうしてターニャ一極集中にしなかったことが、すべからく良い効果を生んでいることは述べたとおり。

そして、そう、さすがの演技なのだ。この難しいキャラクタをスイっと視聴者に理解させているのは、脚本の推敲もだけど、CVに寄るところが大きい。

ほんとうにすごい。

悠木碧さんに、花束を。

衝撃:★★★★
独創:★★★★☆
洗練:★★☆
機微:★★
余韻:★★★☆

投稿 : 2020/03/29
閲覧 : 357
サンキュー:

6

ネタバレ

もんめ さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

なんで最強なの?

信仰心を芽生えさせるために転生させたのになんでオレツエーな能力を与えちゃうのかしら、だったら蛆虫らしいモブからスタートでもしてくださいよ。

投稿 : 2020/03/22
閲覧 : 208
サンキュー:

3

ネタバレ

bmqsG04033 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.2
物語 : 1.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

戦闘シーンは熱い

戦闘シーン、空中戦は進撃の巨人などの彷彿させるような素晴らしい出来だったと思う。
しかし、物語は退屈過ぎる。バトルだけ楽しみたいなら見てもいいと思う

投稿 : 2020/02/29
閲覧 : 233
サンキュー:

3

ネタバレ

kapita さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

幼女とは言っても

転生ものとはいっても
姿は幼女でも中身はリーマン男性
幼女の可愛さをなんて皆無
姿は幼女のまま大人と一緒に訓練し、出世して隊を率いて全線で戦争参加したり迫力や声に凄みがあり、見応えがあります
神に挑むをもっと見たかったなと思いますが、話は終わっていないのでまだ続くと期待し物語の評価は低めですが、お勧めできる作品です

投稿 : 2020/02/27
閲覧 : 252
サンキュー:

15

ネタバレ

ひろぞう さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

これぞ本物の異世界転生物

あんまりネガティブ作品評価ばかりするのもなんだから
ポジティブ評価も
ボロクソ「なろう系」実はなににも本来なりきってもいない、ボロクソ異世界転生物と比べて、決定的に違うのは
前世というか、現代日本での今までの経験というものを生かして、異世界での現状を打開する。
ここがボロクソ破綻作品と違う。
本来異世界転生物ならこうあるべきという指標を指し示した作品だと思う。
ある程度の世界史知識と、その他サラリーマン時代で培った経験を、過酷な戦場で生き抜くために駆使する。
そして世界は主人公に優しくもないし、当然世界が主人公に合わせてくれるわけでもないし、謎の存在Xという妨害勢力までいる。
最近の読者視聴者は「主人公が成長する、努力する過程を見ることを嫌がる」傾向があるらしいが
私らの感覚で言えば、乗り越えるべき壁が高ければ高いほど、その成功時のカタルシスが大きくなるし、強力なライバルいてこその主人公もより輝きを増すという物だと思う。
シャアあってのアムロだし、ヤンがいてのラインハルトだし、ビシャスがいてのスパイクだと思う。
こういう考え方って、もはや時代遅れのロートルなのかなって。
日本人の古来からの勝負論は
「柔よく剛を制す」だと思うのだが
それで世界にアメコミの凋落と共に、ジャパニメーションの名声を高めていった歴史があるのに。
果たして戦術、試行錯誤なしの、力押しでただ勝ってしまう「無双系」作品ばかり世に送り出してしまっていいのかって杞憂がある。
そういう作品を褒める輩の二つ言葉は
「なにも考えず楽しめた」なんだが。
そういう作品の存在は否定まではしないが、そればかりやった時にはアメコミのように、ジャパニメーションの滅亡の路線も決定的になると思う。
大体勝負って競った勝負だから、そこにおもしろみがある物だし
そもそも弱点まるでなしの主人公ほどおもしろくない物はない
ウルトラマンはカラータイマーあるからやきもきするのだし
キャシャーンは雨続きではソーラー充電だから、身動き取れなくなってしまう
そこに一喜一憂するのが「物語」という物だと思うけど
ちゃんと中身が入っているこういう作品だって、無理に思考働かせなくても楽しめる物だと思うけど。
本来いい作品という物は「間口は広いが実は奥深い」という作品だと思う。
実際の第一次世界大戦のドイツ軍人の中にルーデンドルフやゼイトゥーアは該当人物がいます。
そういう問答無用に塵芥のように他人を蹂躙して
「なにも考えずに楽しめた、スカッとした」なんていう層が、激増しているのなら、日本人の古来からのメンタリティーはもはやなき物だし
本当に恐ろしい世の中になってきていると思う。

投稿 : 2020/02/15
閲覧 : 300
サンキュー:

5

ネタバレ

HANIHO さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

おもしろい

おもしろい

投稿 : 2020/02/15
閲覧 : 199
サンキュー:

1

ネタバレ

はる さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

元サラリーマン幼女!

ターニャちゃんがもうかわかっこよくてたまりません!

投稿 : 2019/12/04
閲覧 : 203
サンキュー:

1

ネタバレ

ノギア さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

・幼女
幼女戦記というパワーワードが目に入る。
幼女とは言うものの中身はリーマン男性である。
異世界において社畜のように奮起する話で、主人公の行動は個人の意向とは食い違い戦火に一直線することとなる。
幼女である必要性は大きく、ギャップが作品を良くしていると思います。

・転生もの
この手の利点は俺TUEEEである。
他の作品との違いは、チート級ではないことやファンタジー色が弱く、キャラ的に主人公意外薄い。

有利なことには変わらないため、すぐに頭角を現していくことになる。

・見どころ
論文が優秀過ぎることや戦略を見抜いてしまう部分。
漫画だとそのことが殆ど描かれていない部分があり、個人的にはアニメを推奨する作品です。

投稿 : 2019/11/26
閲覧 : 234
サンキュー:

2

ネタバレ

上杉達也 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

良かっただけにおしいかな

なぜ90点以上??とは思いましたが、、、
設定、内容、作りなどなど、面白くとても良かったです。

劇場版ありきだったのかは知りませんが、メアリー・スーの声優に有名どこはないと、、、
良さげな敵役の2.3度しか出てこないただの娘が印象強すぎて、、、
アニメでは何かする訳ではないので原作知らない私からするとマイナスすぎましたね。

90点以上には引っ掛かりましたが、作品的には12話でこの作りはとても良かったと思います。
エンド曲○、、、

投稿 : 2019/11/05
閲覧 : 307
サンキュー:

6

ネタバレ

しゅう さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

現実世界に酷似した世界

作者は歴史の勉強をちゃんとしてきたんだなあと思いました。

舞台はW.W.Ⅰ近くのヨーロッパに近い異世界です。ドイツに似た"帝国"の軍人として主人公が、その時代の知識(歴史事実、戦術、戦略)を駆使して、活躍するといった物語です。

自分が不勉強なためかもしれませんが、作者の歴史の知識は相当なもののように思えます。
その知識をもとに、物語や発想が組み立てられているので、違和感を覚える展開が少ないです。

これを見ているともう一度ちゃんと歴史を勉強し直したくなる。そんなおもしろいアニメです。

投稿 : 2019/11/01
閲覧 : 216
サンキュー:

3

ネタバレ

ライロキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

安全・安心な生活を求めて試行錯誤して裏目に。

原作未読です。
天才的思考能力なのに序盤の色々考えて口にした言葉で
裏目うらめになってしまうところは笑えますね。
部下の教育や指揮命令するシーンやセリフは好きですね。
話はまだまだ続くような感じですし、映画はまだ観ていないのですが
続きなのでしょうか。2期を作ってほしいです。
地下鉄のシーンのポスターにオーバーロードがありましたよね。

投稿 : 2019/08/30
閲覧 : 262
サンキュー:

20

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

神の見えざる手

久々に鳥肌が立った作品です。

美しき幼い少女『ターニャ・フォン・デグレチャフ』。
彼女が見せる勝利への執着と恐ろしく悍ましいその素顔は、クリエーターの
優れたセンスを感じます。

市場原理主義の塊であった日本のサラリーマンが死後転生をしたターニャ。
親を失い、貧しい生活を脱し生き抜くために帝国軍への入隊を志願。しかし
前線から離れた安全な部隊への配属の望みとは裏腹に、隊の最前線に駆り出
されていくことに。

神への信仰を真向から否定し、市場原理を信じ自身が思う合理性を描く彼女。
優れた才能を発揮し、そして巧妙に徹底的に敵に立ち向かい、やがて軍の
上級階層へと邁進して行く姿の恐ろしさ。

彼女の口から発する可愛らしくも毒々しく、そして堅く鋭い上級官僚として
の台詞。異世界ながら現実的で巧みな戦争描写に、ただただ驚くばかりです。

帝国が持つ徹底した合理主義は、数多くの憎悪を生み出し、いつしか争いの
分子と火種を作り出すもの。

非合理である平和主義は、争いを望まずと語りながら正義と称し目的をすり
替え争う。そして行き過ぎた平和主義は、争いが起きた後の行動は決して示
さず、絶えず無責任な主張を訴え続けるだけ。

それぞれの正義・思想が世の中の大勢を占めたとしても、人は争うという性
からは決して逃れられない。今もどこかで大国が裏に潜み、他の人種を忌み
嫌い、常に一触即発な外交状況である現実がそれを物語っています。

かつて合理性を突き進み崩壊していったドイツ帝国の歴史を知る彼女は、こ
の時代をどう立ち振る舞い、そして神に抗い続け、どう生き抜くのか。

今直ぐにでも結末を見てみたい、興味の尽きない作品です。

投稿 : 2019/08/12
閲覧 : 223
ネタバレ

稲葉姫子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 5.0 状態:----

悪に対する大人の見方

ネットフリックスで一気に見ました。
原作も漫画も知りません。このアニメだけの評価です。

悪の魅力にこれほど心を動かされるとは思いませんでした。
私はいままで、戦争を描いていても「善」であったり、心和むものを見てきました。
ヴァイオレット・エヴァーガーデン
少女終末旅行
ソ・ラ・ノ・ヲ・ト
などです。
戦争を賛歌したり、戦争を好んでするものの対角線上に自分を置いていたのです。

ところがこの作品は「悪」が主役であり、「善」は悪の前に打ち負かされる存在です。いままでの私ならば、悪の主人公などとても自分に受け入れられるものではありません。と、ところがターニャ・デグレチャフ少佐には嫌悪感ではなく、親近感さえわくのです。「もっと殺してしまえ!」と。

我々は常にいい人間でありたい、優しい人でありたいという気持ちを持っています。仕事についても、営利とは別の次元でクライアントにはよくしてあげたいと思っているものです。でもこのアニメを見ていると、ターニャ・デグレチャフ少佐が私の耳元で囁いてきます。「クライアントなんてどうでもいい、我々がよければいいのだよ」

人が持っている悪の部分が、善の部分を平気で凌駕する危険性を持つアニメと言ったらいいすぎでしょうか。

ターニャ・デグレチャフの歌うEDの曲「 Los! Los! Los! 」を聞いたら、心を持ち直すために、Kalafina 「光の旋律」を聞く必要があります。

投稿 : 2019/07/15
閲覧 : 284
サンキュー:

8

ネタバレ

nan-nan さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

最近では一番の!!!

最近では一番のヒット作です!
ここのところ「面白い!」と思えるアニメになかなか出逢えていなかったので、出逢えて嬉しかったです!

私も神など信仰していないので、存在Xが気になるところです!

投稿 : 2019/06/24
閲覧 : 299
サンキュー:

5

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こまたち さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

幼女×軍人というインパクトだけでよく頑張った

<紹介>
 最近放送された軍記ものの作品。そして同時に異世界召喚ものであったりもする。作品の構成要素のインパクトが非常に大きい作品でこれまでの同系統の作品とは一線を画する。とはいえ内容はよくある大戦時を意識したもの。空飛ぶ兵士が主力であることと幼女が主人公であることを除けば普通の作品。…って、もうその時点で普通の作品ではないですね。

<感想>
 ストーリーははっきり言って平凡です。ただ幼女が軍隊のトップ層にのし上がっていくという新鮮で斬新な内容なので9話くらいまでは飽きずに視聴できます(残り3話ぐらいは惰性で観たんですけどね…)。

正直よく頑張った作品だと思います。原作はまだ続きがあるみたいですがアニメは1期だけでお腹いっぱいです。『神無月の巫女』を観たときと同じような感想で「たまにこういう癖の強い作品あってもいいな」と。

ところでこの作品の総合得点90点くらいなんですけど、かしいと思うのはわたしだけでしょうか?いや確かにいい作品ではありますよ。OP曲もED曲も神がかり的な格好良さで、作画も悪くない。声優さんの演技だって素晴らしい。ただだから総合30位かと言われると「いやいや、無理あるでしょう(笑)」。

投稿 : 2019/06/21
閲覧 : 288
サンキュー:

3

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大重 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

タイトルとはかけ離れた本格的戦争アニメ。いや戦記とはあるけどさ

1話感想:
全く正統派の、本格的な戦争アニメです。
とても気に入りました。
いや幼女に戦わせるな、と思って見始めましたが、そういう内容では全然無かった。幼女の皮をかぶった悪魔なら仕方がない。

しかしまあタイトルは何とかならなかったんですかね。タイトルで期待して見た人はドン引きだと思います。
タイトルに全然期待しなかった私みたいな人は食いつきましたが、そういう人はタイトルを見て0話切りしても仕方がないわけで…。ま、私は幸いちゃんと見れたのでこのまま楽しみに見続けたいと思います。

全話感想:
ガッツリと戦争が描かれていて、実に素晴らしい内容でした。
作画も良く内容も良く、非常に高品質でした。

良く萌系批判に対する反論で、「主人公が少女であることを批判するけど、じゃあ主人公がおっさんでも同じように面白いといえるか」なんて反論があります。大抵のアニメはまあごもっとも、と思いますが、この話は別に主人公がおっさんでも良いと思います。
というか正体は合理主義の塊というおっさんだし。

主人公が結局はチート能力持ちで圧倒的に強すぎる、今風の物語なので萎える面もありましたが、内心と行動のギャップもあって楽しめました。
主人公の提言や希望はほぼ全部叶えられ、結果として最前線に叩き込まれているところなどは良かったです。

投稿 : 2019/04/27
閲覧 : 299
サンキュー:

8

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ジャスティン さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

外見幼女だけど、本当は悪魔です。

【視聴きっかけ】
リアタイ視聴で見ていた作品で
作画面が良く、あまり触れていない戦争っぽい話
だったので初挑戦していました。

【良い点】
まずは、主人公の設定がユニークでした。
ある意味異世界系の作品でもあり、
SF戦闘系とも言えるのかな。

だが、今回は面白い設定がいろいろとあった。
まずは、世界について異世界系というと
魔法やファンタジー世界がメインになっている傾向が
多く見られる。

幼女戦記ではそうではなく過去の世界へと送られることに
過去の世界へ行くアニメはあまり見ない。

そして、主人公(男性)だったが、ターニャちゃんとして
立派な幼女になる。

ここで、私は???状態でした。
この頃の私は、まだ異世界系のアニメを視聴していなくて
難しい話だとと思っていました。
実際に難しい話ばかりだったけど。

そして、何と言っても魅力的なのはOPとED。
OPとEDのお互いがカッコイイ曲で
OPは映像が神で、EDは原作絵が神と
初見でOPが見たときは鳥肌ものでした。

OPのおっさんしかいないのはこの時初めてみた。
※実際はおっさん以外にもいるけど

曲のためだけに視聴していたと言っても
間違いではないかもしれない。

ストーリーに関しては、難しい話ばかりで
私が追いつけなかった。
原作を読めば理解が出来ることが多いのだろうか?
普通に見ていて?状態を浮かべることが多かったような
気がします。

【悪い点】
私にとって一番苦労したのは
ここの世界がどういう世界で
今どういう状況で戦争を起こしているかが
よく分からない時期がありました。

逆に言えば、ストーリーが濃いから
面白いという人もいるでしょう。
というよりかはそれが魅力なのかもしれない。

話がしっかりと細かく設定している上で
ストーリーの話が進むので
私みたいに内容とか分からず見ていると
よく分からないまま戦争が始まって
いつも間にか終了していたみたいなことが
ほぼ毎回起きました。

でも、この作品はそれでも最後まで見れたので
意外と謎に包まれた作品でもありました。

投稿 : 2019/02/12
閲覧 : 281
サンキュー:

15

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鰺鱒 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

お互いのつまらん意地と言ってしまえばそれまでのような

==勘違いがあったので一部修正18/12/27==
==タイトル変更18/12/27==

アニメのみ。原作知らず。

面白かった。
タイトルとサムネ画像で長いこと敬遠していたが、見始めたらノンストップだった。

舞台設定としては、WWIに入る頃の(修正前:WWI-II期の)地球に良く似た、ただし魔法が存在する世界。(*削除↓)そこで魔法の能力をたてにわずか9歳の幼女にして軍士官となる主人公。

(*)どうみてもその頃出てきたアーリア至上主義の髭おじさん率いる国(でも「帝国」)←共和制移行前だから帝国でOK

合理主義者、安定志向(というより打算的)、社会の模範的歯車(を演じられるという意味でも模範的)で無神論者な男性が、輪廻転生の際に神なるもの(存在X)の不興を買い、信仰心を発現させられるべく理不尽な転生をさせられる。その結果が幼女(なかみおっさん)。転生先においても自らの志向を曲げようと仕掛ける神=存在Xの理不尽に抗う。というのが物語のベースライン。幼女である必然はないように思うが、行き過ぎた実力至上主義、あるいは行き過ぎた合理主義の体現としては必要な小道具だったと解釈することにした。もとがそれなりに優秀だったのだろうし、あちらの世界で類稀な魔法力を備えたわけで、その点では俺TUEEの流れもある。

主人公の頭ひとつぬきんでた魔法力を発現させる代償として神への祈り・礼賛を言わせるようにする点など、神、存在Xなるものが余りに狡い。むしろ神なるものが依怙地になってるだけのような。というか「70億人は過分」とか言いながら神なるものを名乗る時点で矛盾を感じる(そもそも、70億人じゃすまないでしょ。こちらの世界と異世界とで共通の「神様」だったら)。アニメの終わりの時点で明らかにならないけれど、この相手は本当に神(あるいは悪魔)なのだろうか。それに負けじと、主人公も十分にひねくれているのは確かだが。下種とも感じられるほどに合理性に裏打ちされた打算で判断し続ける。その点では合理主義と反合理主義の意地の戦い。

いろいろな観点からこの作品を解釈することが可能だろうとおもうが、逆に詰め込みすぎてはっきりしないところも感じる。合理主義vs反合理主義や信仰心をめぐる両者の争いにはところどころ矛盾というか不合理が感じられるし(お話をまわす装置としては悪くない設定だと思った)、戦時政治の観点から見ても新しさはないし、戦記ものあるいは戦術論としてはおいしいとこどりだし(そも、いくら基がそれなりに優秀and/or転生後の知力がすごいとはいえ、戦闘各論、部隊編成、戦時法解釈、戦争を通した国際政治展望のすべてに主人公が参画するってのはいくらなんでもと思う。)、空戦ものとしては物足りないし。。。と、見終わって思い返すといろいろ出てくる。

それでもノンストップで視聴させるだけの魅力があったのは事実。
二週目はしないと思うけれど、一週目をすっきり見させるだけのテンポと引き込みの強さはあった。

主人公の適度なひねくれ具合と、(打算に裏打ちされたものが多いけど)上司としてこの上なく有能というギャップが個人的には楽しかった。また、異世界転生ものに良くある「濡れ手で粟で俺TUEE」とは異なり、ちゃんと「後で楽するために今めっちゃがんばる」を実践している点が一週回って微笑ましかった。これくらいの打算をもっと若い頃に自分もできたならなぁ・・・・・。

=====18/12/16追記
Xmas商戦真っ盛りですが、この時期はくるみ割り人形が店頭に並ぶんですよね。結構見かけるのですが、その都度なんか嫌な気分になるのはこの作品のせい(笑)

投稿 : 2018/12/27
閲覧 : 328
サンキュー:

27

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fShrH93972 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:今観てる

転生する必要あるの?

転生しなければ独特の世界観で面白いんだけど。転生しない体で見てます。

投稿 : 2018/12/04
閲覧 : 173
サンキュー:

2

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幼女戦記のストーリー・あらすじ

統一暦1923年6月。
金髪碧眼の幼女、ターニャ・デグレチャフは帝国軍士官学校の最終課程、
部隊勤務の一環として北方軍管区ノルデン戦区の第三哨戒線で研修に励んでいた。
航空魔導師として輝かしいキャリアを踏み出すための第一歩である研修は
何事もなく無事に終わるはずだった。

しかし事態は思わぬ方向へ転がっていく。
協商連合の越境侵犯をきっかけに帝国と協商連合は戦争状態に突入。
戦時体制への移行に伴い、観測任務が割り当てられるも、
協商連合軍による奇襲が発生し、
ターニャは敵の魔導師中隊と単独で交戦しなければならない事態に陥ってしまう。
多勢に無勢で味方が到着するまで持ちこたえることなどできるわけもなく、
しかし逃げようものなら敵前逃亡で死罪は免れないという絶望的な状況。
何としても生き延び、上層部に対して最善を尽くしたとアピールするため、
ターニャはとある作戦に打って出るのだが……。

“其れは、幼女の皮をかぶった化物――。”(TVアニメ動画『幼女戦記』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2017年冬アニメ
制作会社
NUT
主題歌
≪OP≫MYTH &ROID『JINGO JUNGLE』≪ED≫ターニャ・デグレチャフ(CV.悠木碧)『Los! Los! Los!』

声優・キャラクター

悠木碧、早見沙織、三木眞一郎、玄田哲章、大塚芳忠

スタッフ

原作:カルロ・ゼン(『幼女戦記』/KADOKAWA刊)、 監督:上村泰、副監督:春藤佳奈、キャラクターデザイン・総作画監督:細越裕治、シリーズ構成・脚本:猪原健太、サブキャラクターデザイン:谷口宏美/牧孝雄/髙田晴仁、服飾デザイン:谷口宏美、魔導具デザイン:江畑諒真、プロップデザイン:森山洋、銃器デザイン:秋篠Denforword日和/大津直、キーアニメーター:石橋翔祐/栗田新一/堀内博之、エフェクトディレクター:橋本敬史、軍事考証:大藤玲一郎、美術監督:平栁悟、色彩設計:中村千穂、撮影監督:頓所信二、3DCGIディレクター:高橋将人、編集:神宮司由美、音響監督:岩浪美和、音楽:片山修志

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