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「幼女戦記(TVアニメ動画)」

総合得点
93.9
感想・評価
2195
棚に入れた
10562
ランキング
10
★★★★☆ 3.9 (2195)
物語
3.9
作画
3.9
声優
4.0
音楽
3.9
キャラ
3.9

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幼女戦記の感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

xinxin22 さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:----

幼女戦記

最後まで読みました。軽小説の「トイレットペーパー化」が深刻な今日において、このような作品に出会えるのは本当に貴重です。正直言って、私はもうほとんどライトノベルを読んでいませんが、かろうじて「旧時代の残党」とも言える立場にあります。この作品は「幼女」というタイトルを冠しているものの、その内容は正真正銘の軍事題材の戦争作品です。第一次世界大戦を背景に、第二次世界大戦の技術ツリーを加えています。率直に言えば、歴史的事実を元にした作品を書くのはそれほど難しくないでしょう。「芸術は生活に由来する」という言葉もありますが、第一次世界大戦の「戦争の芸術家」は決して少なくありません。

個人的には、戦争作品の核心は「平和」であるべきだと考えています。これは戦争作品を評価する上での基本的な要件の一つです。戦争は芸術であってはならないのです。たとえその中で多くの威名を馳せた「戦争の芸術家」が登場し、驚くべき戦術が数多く生まれたとしてもです。確かに、それらは人々を魅了するかもしれませんが、忘れないでください:戦争は芸術ではない。その本質は永遠に残酷です。本作の主人公は平穏な生活を送りたいと願っているのに、運命によって次々と最前線に押し出されてしまうというのも、運命の皮肉でしょう。

鉄は錆び、血は流れ尽くす。この作品に描かれる鉄血の未来は、実はすでに運命づけられているのです。しかし、歴史と小説を合わせて見ると、戦争の芸術は本当に心を打ちます。これは本当に皮肉ですね。
https://www.mangakoinu.com/manga-3417.html

投稿 : 2024/08/27
閲覧 : 34
サンキュー:

1

ネタバレ

おおかみ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白いし次シリーズ期待

面白いし推し声優だし、戦争歴史はアニメはまる前によく観てたんてゲルマンっぽいなとかOPもいいなとかあってすごく好きなんだけども、総合七位ってやりすぎでは?皆色々アニメみてんのかー?

投稿 : 2024/04/16
閲覧 : 127
サンキュー:

2

ネタバレ

メタルジャスティス さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

強烈な毒

そのタイトルを見た時は軽く忌避したものですが、デクレチャフ少佐の声優が悠木さんと知って、これは観なければなるまいと翻意した次第。

異世界モノを背景にしつつ戦記物のテイストに強烈なキャラクターが本作の魅力。
それも強烈な毒。
それでいて幼女の見た目故、毒は薄まり微笑ましくもある。
元が狡猾で非情なおっさんであっても、見た目と声が変われば不快感無く見れると言うのは不思議なものだ。

戦況の行方も去る事ながら、存在xとの関係、その後の結末がどこに収束するのか。
不安と期待が入り混じる。

ここ最近では1番好きな作品。

投稿 : 2023/12/24
閲覧 : 82
サンキュー:

0

ネタバレ

覆面反対 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

第一次大戦のドイツがモデル

この作品における世界観のベースは第一次大戦のドイツ🇩🇪 史実ではドイツは英仏とロシアに挟まれており、ロシア革命によるソビエト政権誕生までは二方面からの戦線となったが、この世界では対フランス、ロシア、スウェーデン、ルーマニア🇫🇷🇷🇺🇸🇪🇷🇴…とそれ以上にハード


そんな絶望的な状況の中をターニャ率いる203魔導大隊が連戦連勝で各個撃破していく…特にターニャの戦闘力が神がかっていて、敵兵からの銃弾を巧みにかわし、己の銃撃で相手を確実に次々と仕留める


敵兵への容赦の無さ…時折見せる狂気じみた表情…国際法を都合よく解釈し一般市民への砲撃も辞さない…冷酷な軍人な反面、11話で敵兵の攻撃から部下を庇って攻撃を受けたり…とカッコいい一面も備える幼女の皮を被った怪物🧌


史実の第一次大戦に空を飛ぶ部隊というフィクション要素…帝国による共和国の首都陥落という第二次大戦要素…を混ぜたのがこの世界。レトロな車にラジオ、機関車しか無い文明に空を飛ぶ靴が並行して存在する…というのは「何故そこだけ未来的?」とツッコミ要素ではあるけど、回を重ねて見ていくうちに面白さを感じる自分がいました

投稿 : 2023/11/25
閲覧 : 210
サンキュー:

5

ネタバレ

ミスターK さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

迫力あるけど原作そっくりとは期待しない方が良い

原作を読んでから観ました。迫力があり、声優さんからキャラの感情がよく感じたところが良かった!

原作と比べて話がもっと初心者向けになっていたのが欠点。特に{netabare}原作では会議などで両側の考え、本音、相手の目的の予測などにいろいろ拘っていたが、{/netabare}これがアニメではほぼ無いのが残念。あと原作の方がキャラ可愛かったかな(笑)

投稿 : 2023/02/16
閲覧 : 166
サンキュー:

4

ネタバレ

蒼い✨️ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ごきげんよう そして ごきげんよう 。

【概要】

アニメーション制作:NUT
2017年1月 - 3月に放映された全12話+総集編1話のTVアニメ。
原作は、カルロ・ゼン(日本人)による(辞書のように分厚い)ライトノベルです。
小説投稿サイト「Arcadia」のweb小説が雛形であり、

書籍版(エンターブレイン) = web小説をリメイクして、篠月しのぶのイラストがついたもの。
漫画版(KADOKAWA) = 東條チカ・作。書籍版に忠実に、そしてキャラの描写を膨らませたもの。
アニメ版 = 書籍版を大幅に編集して3巻の3/4までを全12話で纏め上げたもの。 

と、KADOKAWAグループのテコ入れでメディアミックス展開されています。
漫画版は、月刊コンプエースにて連載中です。

アニメ版の監督は、上村泰。

【あらすじ】

一人の男がいた。子供の頃から勉学に励み進学校から名門大学へ。
そして都心の高層ビルに本社を持つ一流企業で大過なく粛々と自分の職務をこなしている。
部長の席まで将来的には見えているのだから、世間の尺度で言えば勝ち組だろう。

彼は自分と本物の天才の差を実感していた。
本物は学問や研究などの分野で新たな一歩を踏み出すのだ。
学歴社会を勝ち上がった勉強ができるだけの凡人に過ぎない自分は、
社会のシステムとルールに逆らわず、
出世を約束されたレールに上手く乗って豊かな老後まで計算しつくされた、
実りある人生をつつがなく過ごすのが合理的であるのだと。

だが、しくじった。人事部で首切り役をやっていた彼は、
職務に纏わりつく人の恨みというのを失念していたのだ。
原作に詳細が書かれているが、
常識的に考えて解雇されて当然のクズ社員に自己都合退職勧告を通達したところ、
帰路の駅のホームにて、そいつの逆恨みで線路に突き落とされた。そして、挽肉へ。

さようなら、西暦2013年の東京。
はじめまして、統一暦1914年(アニメでは1913年)の帝都。

地球にそっくりな異世界。ヨーロッパに酷似した大陸。
プロイセン国王をドイツ皇帝に戴く帝政ドイツにそっくりな軍事国家。
統一暦の世界では第一次世界大戦(1914-1918年)が勃発していなく、
その影響でドイツ革命が起きてないのでヴァイマル共和政もナチズムも存在していない。

周辺には、ノルウェー、スウェーデン、フランス、イギリス、イタリア、ルーマニア、ソビエトとは、
名称は異なるが西暦の地球に似た該当国家まで存在。
更には大西洋の向こうには世界一の物量と工業生産力を誇るアメリカに該当する超大国がある。
日本に該当する東洋の島国もあり日露戦争に似た戦いがあったが、今作品では触れられず。

人類の神への信仰心が薄れているということで、
神の奇跡を信じるようにと神の恩寵によって目に見える形で魔法が復活した世界。
それは近年のことであり、科学と魔法が両立している。
そして世界各国は魔法を軍事技術に用いている。
これまた第一次世界大戦を経験していない影響で戦術ドクトリンの発達が西暦の世界より遅れている。

帝国は領土問題で衝突しており、周囲諸国との火種を抱えている。
戦争の匂いが充満した世界に、男は身寄りの無い金髪の女の赤子として転生した。
何故?輪廻の狭間で神を自称する存在Xに無信仰さを咎められ、更に口答えをした神罰だという。
国民皆兵制で男女平等主義。魔力を持つ者は例外なく徴兵されるという軍事国家で、
経済的自由のない孤児、貧相な幼い女の身体、そして魔法の才能というプレゼント付き。

歳月が流れて統一暦1923年。主人公は、ターニャ・デグレチャフ。10歳前後の金髪碧眼の少女?幼女?
職業・軍人。魔法の力で空を飛んで敵を倒したりするのがお仕事。
シカゴ学派とブラックコーヒーを愛する彼女に子供らしい愛らしさは皆無。

自らの魔導師適性を国家から認定されて軍隊入りを避けられなくなり、
孤児の立場で学問を修めることが可能な唯一の選択肢が士官教育であると鑑みた結果、
志願兵となって軍学校で勉強する →軍人として戦功を立てる →出世コースに乗る
→安全な後方勤務に転属 →経済的にも社会的にも満たされた状態で快適な人生を送りたい!
という自己目標があり、ひたすら自分のために一生懸命頑張るのですが、
自己評価の低さに由来する勤勉さ、上からの査定を気にして手を抜かない仕事ぶり、
そして、相手に自分の意図を察して欲しいのに、
勇壮な建前ばかり口にして本音を人に見せないがために墓穴を掘り、
上層部からも部下からも戦意旺盛で有能で勇敢な「戦争狂」と判断されて、
最前線をたらい回しにされてしまうというディスコミュニケーションを楽しむ、
ブラック・コメディ作品では本来ではある。

そして、統一暦1923年。帝国西方方面フランソワ共和国国境の激戦区・ライン戦線から、
アニメ版の幕が開ける。

【2022時点での追記的な感想】

劇場版を観る前の復習と、2期の制作が発表されているのにあたり、
5年も経てば以前とは自分の受け取り方が変わってるだろうと再視聴。

でも、やっぱりアニメのキャラデザは酷いかな、比べて全体的に美形度が高くて、
帝国の皇帝陛下や皇女殿下が登場したりで登場人物が格段に多くて、
物語が丁寧な漫画版のほうが何倍も面白いという意見は、レビュー初稿のころと変わりませんが、
こちらは、1クールアニメとしてわかり易く情報が整理されてテンポの良さとシナリオ構成が上等。
昭和のアニメにありがちな一方的な反戦イデオロギーでなく、
人間の業の深さや戦略・戦術重視といった別の観点で戦争を描いた、
エンターテインメント活劇のアニメとしては面白いとは思いますので、
評価点数が3.6→4.0に上昇しました。

まあ、漫画版をベースにアニメ化したらアニメーターの過重労働が深刻になって、
制作が続けられなかったり、銀河英雄伝説レベルの大長編アニメになりますので、
観る側としても妥協は必要ですね。

東條チカ先生がアニメ版の設定や演出術を研究・吸収して、
より迫力のある作品として漫画版の幼女戦記が昇華できましたので、
その点ではアニメスタッフの功績が大きいと思い感謝することにしました。

【リアルタイムでの感想】

予め断っておきますが私はコミカライズ版の賛美者であり、
アニメ版とは全く違う漫画での凛々しい顔をしたターニャと可憐なヴィーシャのファンです。
漫画版で展開が進む度にアニメでは、ここが残念だったなあ…と毎月思っています。
そのスタンスを理解した上で、お読みください。

この作品は、異世界モノではありますが20世紀の西洋史と戦争の歴史のパロディでありますので、
元ネタの知識がありますと一層楽しめるかもしれません。

なお、他メディアでは世界大戦の40年近く後の統一暦1967年。
大戦当時に従軍記者であったアンドリューWTN特派記者が、
謎の多い大戦当時の真実を究明するという形で、
“十一番目の女神”(歴史の陰に消えたターニャ)の足跡を追っていて、
後世から振り返ることによって大戦の趨勢、帝国はどうなったか?
についてはアニメ版以外では早期に判明しています。
しかし、アニメ版では“アンドリューレポート”関連は全てが当然のように省略されています。

アニメ版の設計思想は一貫していて、
原作者がマニア向け作品であると自認していて、人によっては読みにくい文章と評される原作小説を、
アニメとして幅広く理解してもらえるように翻訳して1クールで収まるよう再構成することにあります。

主人公のターニャ本人は、至って知的な文明人・常識人を自認しており、
「戦争狂」なつもりも無く自身の異常さに無自覚。
愛国心あふれる帝国軍人の模範たらん姿は総司令部ウケを狙った出世のためのポーズ、
前線なんてまっぴらごめん。後方で上質の珈琲でもすすりながら、
デスクワークに勤しんで終戦を迎えたいのがターニャの望みなのですが、
アニメ版では作戦会議の駆け引きにある会話を削るなど心情的な部分の多くが端折られた上で、
化け物で最強な主人公が活躍するというイメージでの戦闘がメインディッシュとして扱われており、
そもそもアニメ版では顔芸を多用しすぎて「残虐幼女」的な表情ですので、
ターニャの印象が大きく異なっていますね。
戦争狂とかクズとかいう感想がちらほら散見されるのを見るにつけ、
そこはアニメスタッフの意図通りなのでしょうか?

作品の本質的には本音と建前の乖離という点で「オーバーロード」と類似しているはずなのに、
その部分がアニメ版では重視されておらず、
内面描写が少ないがために説明不足かつ重苦しい。どうしてこうなった!?
監督の構想ではテンポ重視の戦争アニメを指向しているがために、説明セリフを伐採しまくりです。
終盤にターニャの意図と激情を表に出すのですが、
そこまでの過程をカットしまくったために唐突感が出ていますね。

・ターニャの描き方

 主人公のターニャは原作挿絵(EDにありますね)や漫画版では、
 顔の造形そのものはアニメ版より柔らかく、
 内面に潜む狂気を露出させたときに歪むといった感じ。
 特に漫画版では年齢に見合わぬ凛々しい姿と、
 時折見せる狂気のギャップで特別感を演出しているのですが、
 アニメ版では日常的なギザギザギトギト風味の表情の動きが、
 『あーん?何ガンつけてるんだ?ゴラァ?』てな感じ。
 人間というのは育ちの良し悪しが顔に出るものです。
 ターニャは前世においては経済的に不自由しない家庭環境に生まれ育ち、
 努力を惜しまぬ高学歴のインテリ層という設定で更にはサバゲーや軍記小説を嗜む趣味人で、
 マニアックさが昂じて、やたら人類史の戦争の変遷に詳しい軍事オタク。

 特に漫画版ではシベリアンハスキーを可愛がる姿で、
 血統書付きの犬の扱いに手慣れた様子が描かれたり、
 別のエピソードでは前世での“彼”の人生が少しばかり描かれ、
 ルールを重んじる人格が形成されていった過程や、文武両道の英才な少年期の姿が見られます。

 感情や暴力性に支配された層を忌避し、その類を落伍者と見なしてきた前世だったにしては、
 アニメでは表情の歪め方がいわゆる学歴を不問とされるブルーワーカーっぽく、
 自らが染まっているという矛盾。
 インパクト重視でわかりやすい暴力性演出なのでしょうか?
 戦場の狂気がそうさせるか?と言えば他の軍人たちの表情には、その傾向は無いですね。
 漫画版での別解釈による、狂気を孕みながらも表情がより知的なターニャ像がある以上は、
 疑問を挟む余地があります。

 そもそもが、ターニャの前世が大企業の人事部に所属していたという設定なのですが、
 企業が経営目標を達成できるように、必要な人材を見極めて採用をして、
 マナーや技術を身につけるための教育にあたる。社員の業績や適性を見て人員配置をする。
 社員がモチベーションを維持して能力を発揮して企業に貢献させるための評価制度づくり。
 社員の過労や職場のストレスによる精神疾患に対するメンタルヘルスケア。
 社員の職場の人間関係の悩みを相談されての、
 監督指導や配置調整なども人事の仕事に含まれるのですが、
 アニメのターニャはいつも不機嫌そうな顔と声色のパワハラ型の人間にしか見えませんね。
 ブラック企業ならともかく大企業で人事の仕事をしていたとか無理がありすぎます。

 漫画版ですと思考の差異でいつもいつも、
 『こんなはずじゃなかった!』的な展開に悩まされながらも、
 打算ながらも上司や部下との適切なコミュニケーションを試みようとする、
 ターニャの柔らかい人間味が見られます。
 部下に対する鬼教官のスパルタぶりでは共通しているのですが。
 対してアニメのターニャの表現は、
 他人に歩み寄ろうとして人の気持ちを読み取るのに失敗をするのではなく、
 自分しか信じていなく、前世での反省点が活かされていない感じがしますね。
 また、顔芸や演技指導を見るに前世を、自称「合理性を尊ぶサラリーマン」ではなくて、
 「暴力組織の構成員」か「総会屋」に設定変更したほうが、しっくりと来ますね。

・アニメーターが量産しやすいよう、動かしやすいよう、
 スケジュールが破綻しないためのキャラデザのアレンジ。

 ん?お題目は結構ですが、
 見るに原作のデザインに寄せる努力を一から放棄して自分の絵柄で描いていますね。
 萌えはいらぬ。可愛さはいらぬ。イケメンはいらぬ。
 主人公は生物学的には年端もいかない女児ではありますが、
 アニメのスタイルは、とにかく男成分マシマシ。女性は美人でなくキワモノに、
 イケメンはオジサン化というスタイル?
 挿絵に無いキャラに関しては自由裁量かと思いますが、
 原作挿絵にあるキャラのイメージ損壊はどうなのでしょうか?

 特にヴィーシャがね…。 原作でも漫画でも慎ましやかな胸を持つスラブ系少女じゃなかったっけ?
 ずぼらっぽいような、少々行儀の悪い天然系のダイナマイトボディだなんて、
 説明がなければヴィーシャだと解らない変更ですし、なんで口が顎の位置にあるんだろうと。
 そもそも性格からして別人ですし、名前しか共通点がないですね。
 原作挿絵とも美少女然とした漫画版ともテイストが違いすぎて、
 アニメ版の他のキャラと比べても違和感ありすぎです。

 アニメでは登場しない削られた人物が多く、
 その一人がヴィーシャの親友であるエーリャなのですが、
 彼女の特徴である、わがままボディと掴みどころのない言動を、
 アニメ版のヴィーシャに移植されたのでしょうか?
 勤勉、上品、インテリジェンス、ターニャへの忠誠心にマイナス修正が加えられていて、
 コメディリリーフとして脚本家が使いやすいように、
 原作のヴィーシャから故意に別人化されたっぽいですね。
 アニメ版特有のヴィーシャの顔の描き方に異論のある人が結構いますし、
 細かいことはさておいても、そこは変えてよかったのか疑問です。

 脚本家の人は原作者とよく連絡とりあってたらしいのですが、
 キャラクターデザインの人がイラストレーターの人と意思疎通をしてないような気がします。

・戦闘シーンはガンダムっぽく派手に!アニメ版の最大のセールスポイント!!

 動くアニメを意識して作画班は頑張ったので、そこがこのアニメでは一番評価しています。
 キャラデザの違和感、オマルと揶揄されたりする兵装のアニメ版独自デザイン、
 空戦で撃墜されるときの棒立ちの3点で敢えて点数を抑えていますが。 

・脚本と演出の犠牲?

 アニメ的な見栄えを重視して主人公の無双感を強調したいがために、
 シナリオを色々弄くりすぎですね。 
 主人公の戦略戦術の発想は、統一歴の世界の人類が未経験の、
 西暦20世紀の世界史と戦史の知識の応用なのです。
 赤本を見ながら問題を解くようなものであり、
 アニメ版では省かれているためにターニャがまるで預言者ですよね。
 賢い万能主人公と主人公に踏み潰されるだけの哀れな敵といった感じが原作小説以上にしますね。

 原作や漫画では、「シカゴ学派」「フォウニーウォー」「マッカーサー」など、
 史実ワードがふんだんに散りばめられて、
 ウィットが在るのですが、アニメではそのあたりはオールカットですので物足りません。

 元々は会話が主体の原作を、
 アニメ版ではインパクトと戦闘を重視したアクションフィルムに変換しているので、
 状況説明や脇役の心情描写をアニメ本編ではガンガン切り捨てています。
 原作通りにやれば銀河英雄伝説並の会話量と進行ペースになるのを、
 1クールの尺に収めるために原作のチャプターを幾つも丸ごとごそっと捨てています。
 他にもストーリーに絡むことになるはずだったハーバーグラム少将やジョンおじさん等など、
 アニメでは削られた原作での登場人物が多数です。

 いわば、ミニチュアライズされたアニメ版『幼女戦記』であり、不完全なものですね。

・存在X

 元々はターニャの状況を作るための舞台装置でなかった存在Xが、
 ターニャに執着し、ちょくちょくチョッカイをかけてくる部分はアニメ版の独自要素ですね。
 アニメ版では妄執じみたものをみせたり、ターニャも存在Xへの憎悪を高めている。
 それが意味を為すのかは、今のスタッフで続編をやらないことには判りかねますが。
 世界が絶望に染まり人類が神に祈るようになればOKで、
 ターニャが本人の意志に反して存在Xに利益をもたらしていますので黙認している、
 というのが本来の存在Xのポジションです。

【各話感想の残骸のまとめ】

アニメスタッフは努力したし良かったという人がいるのも承知の上で、
他のスタッフならば、どうなってただろう?という思いがあります。

『みなみけ』が1期が最高とされていて、
『おかわり』を黒歴史にしたい人(私もですが)が少なからず存在しますが、
1期がなければ『おかわり』が酷評されることも無かったのかもしれません。

私がアニメ版に不信感を持つようになった1話目は、
原作や漫画版にあるライン防衛戦での展開を半分以上省略。

『わたしたまにエーリャのことを 極東にいるという忍者かと思うわ…』
『いい女には秘密は付き物だよ セレブリャーコフ君!』

ヴィーシャとエーリャが幼年学校寄宿舎で朝食を採りながら新しい小隊長(ターニャ)の噂話。
前線に投入されて兵士詰め所で将兵が居並ぶ中でのターニャとヴィーシャの初対面。

『ターニャ・デグレチャフ少尉という自分の上官の第一印象は「吸血鬼」だった』

ライン戦線でのターニャの上官のイーレン・シュワルコフ中尉は、
豪胆かつ優秀な戦略眼の前線指揮官でありますが、
アニメ改変でエピソード短縮の煽りを食らって、
ライン防衛戦での出番・台詞を大幅に削られていて個性を消失。
ターニャと軍議を交わした百戦錬磨の名指揮官は消え、
残ったのは軍歴を感じさせない能天気そうな熊。

『神を讃えよ!その名も砲兵!!!素晴らしいリズムだ!!』
『そは戦場の神なり!!』
『我らの無線の請願に!!神は呼びかけに応じたり!!!』
『砲兵よ!!砲兵よ!!汝こそが我らの友』

『少尉 好き嫌いはいかんな 身長が伸びんぞ?』
『シュワルコフ中隊長殿
 わたしは被弾面積が小さいことを喜ぼうと思うのですが』
『…降参だ少尉
 わたしが聞いた中で これほど説得力のある好き嫌いの言い訳はない』
『宜しい 好き嫌いの激しいデグレチャフ少尉に
 独り占めされないように各自奮起せよ!』
『突撃!!!我に続けぇえええ!!!!』

血と汗と硝煙の匂いで化粧された死と隣り合わせの戦場で笑って過ごせる勇敢な兵隊さんたち。
ルーキーのヴィーシャの緊張をほぐそうと話しかけたり、
空中で敬礼の姿勢で闊歩しておどけるショーンズ軍曹。

↑削られた場面が多すぎであり、演出意図で空気が全然違っていて台無し感が甚だしく、
アニメ版第1話にて、このスタッフでは無理だと思いました。
1話目が私の中の底辺であって、他の話は演出やキャラデザの違和感に目をつぶれば見られましたが。

ターニャが演算宝珠エレニウム九五式を使ってオーバーキル気味の火力を発動しようとすると、
漫画版の第2巻では存在Xの呪いで強制的に天啓を授かった無垢なる聖女の祈りモードに入るのですが、
アニメ版では存在Xがターニャからの憎悪の対象として禍々しく描かれているためか、
アニメ版ターニャが悪魔的イメージで固定されているのも関係あるのか瞳孔の色が変わるだけで、
詠唱も必殺技を発動させるコマンドみたいな扱いで信仰心の欠片も見えない。
特定の宗教を連想させるのがいけないのか、存在Xを神聖なものに見せたくないのか演出が物足りない。
アニメ版でも『精神汚染』が台詞で出てくるものの、
ビジュアル化していなく神への憎悪を口にするだけ。

『悪魔』というキーワードを前面に押し出しているためか、ターニャは普通には笑えない。
笑おうとすれば口が引きつり大きく横に裂けて悪魔みたいな表情になってしまう。憤怒の化身みたいな存在。
アニメ版ではターニャの表情がギョロギョロし過ぎて、
ビジュアルとしても『悪魔』『化け物』と化している。
キーワードに囚われすぎて、異常者にしか見えない。
これが監督の作品解釈であり、演出意図なのでしょうが。

キャラ解釈も合いませんね。
前述のシュワルコフ中尉はもとより、

地上で戦う同胞の撤退を援護するために仲間を鼓舞しながら戦い抜いた、
フランソワ共和国軍のホスマン中尉
→ 蒼天の拳で霞拳志郎に割り箸を鼻に突っ込まれた挙句に、
  秘孔で爆殺されていそうな凶悪な雑魚顔のやられ役デザイン。

ウーガ大尉(少佐)
あれ?ウーガ大尉って参謀将校のレルゲンと年齢が大して変わらない、
初めて子供が生まれたばかりの秀才エリート士官のはずですよね?

アニメだと目つきに覇気も意欲の欠片も無い、シワシワの中年過ぎてて、
キャラデザの人が原作を読み込んでいるのか本当に不安ですね。

このアニメでは士官が入る軍大学生の平均年齢が中年なのが普通なのかと思いきや、
教室のシーンを見るに他の生徒は25歳~33歳ぐらいの外見なのに、
ウーガ大尉だけ、成人した大きなお子さんを持ったお父さんですか?
ってぐらい老け過ぎなのですよね。
実はweb版では半世紀後(?)にも現役の中将として存命であることが示されており、
アニメ版を準拠にすると、後のウーガ中将はかなりの高齢な老人になってしまいます。
流石にありえませんね。
もうちょっと彼を有能っぽい顔にするか若々しいデザインに出来なかったのでしょうか?

ヴィーシャやウーガよりも問題なのが、
イングランドがモデルであるアルビオン連合王国に所属するドレイク中佐。
原作では航空魔導師としても指揮官としても作中でも超一流で英雄クラスで人格者でもある。
ガンダム世界でエースパイロットでも違和感がない、
櫻井孝宏ボイスが似合いそうなイケメン将校である彼が、
アニメ版ではチョビヒゲの伍長みたいな冴えない中年風体になっていますしね。
高岡瓶々の声もかっこ悪いですし、
アニメ改変でターニャの遠距離砲撃に脂汗を流して逃亡している始末。
あまりにも原作と違いすぎていて、キャラクター(デザイン)原案って何?って本気で思ってしまいます。
スターは主人公一人で十分!という考え方で、
主役っぽい敵キャラを故意に地味キャラに下げている感じですね。
アニメ版ドレイクはガンダム世界で言えば、若者に倒される使えない上官のオッサンそのものです。
アニメでは登場しない人物である連、
合王国の諜報員・ジョンおじさんとキャラを合体させたせいでしょうか?
ヴィーシャのキャラ変更といい本当に余計なキャラ改造が多いアニメですね!

キャラ評価を“普通”止まりにしているのは、要らない改変が目につくからです。
主人公が禍々しい金髪幼女であったり、副官は、まいっちんぐマチコ先生であったり、
その他全員がモブ顔or老け顔。
ビジュアルイメージがアニメ版の難点であり、
キャラデザさえ良ければ私の評価も違っていたかもしれません。

また、漫画版ではアニメで初めて外見が設定されたキャラのみ容姿を輸入しているのですが、
それも漫画版のほうが各人物の精神年齢が高く見えますね。
アニメでは第6話-第7話に登場した北方方面軍参謀長のシュライゼ中将の扱いの差が、
具体例として適切です。アニメではターニャに高圧的に怒号をぶつけ、
無能を撒き散らすだけの役割でしか無い脳筋の噛ませ犬でありますのが、
一転、漫画版の第6巻のシュライゼ中将は、
最終的にはターニャに会議室からの退室を命じる点では同じですが、
シュライゼ中将は知的で思慮深く、
階級が下の者の具申を一方的に無下には扱わない人物として描かれており、
人間の描き方において、アニメ版と漫画版で格段の差が存在するように思われます。

基本的に何故こうなった?こういう意図で行動している!という説明を省いているために、
上っ面の映像化という側面が強くて、場面改変も手伝って、
原作小説でも漫画でもどっちでも良いからアニメで該当する部分を一度読んでしまうと、
ひとつひとつの場面に込められている心中を汲み取りにくいアニメ版を、
手放しに賞賛するのは難しいですね。
深読みせずに表面にある情報をなぞって楽しめ!ということかもしれませんが。

戦闘にしても正攻法では難攻不落の要衝に友軍が膠着しているのを、
ターニャの豊富な戦史知識から拾い上げた、朝鮮戦争における国際連合軍総司令官である、
マッカーサー元帥の「スレッジハンマー作戦」をパクって攻略する話を、
アニメではターニャ本人の閃きの如くとされ、
隠密作戦を力押し気味に撃破すると言った風に描かれていたり、
単なる万能主人公無双系としての側面が強くなっていますね。

例えれば、現代人のバンドがビートルズがデビューする前の昭和の世界にタイムスリップして、
『「ラヴ・ミー・ドゥ」(" Love Me Do")』を自分たちのオリジナル曲として、
モノマネ披露でプロデビューして世界中から喝采されるような欺瞞。
そういった原作や漫画にある主人公の戦略と戦術の革新性のトリックを、
アニメ版では意図的に省いています。先駆者でも天才でもなく、
知識を記憶のデータベースから引き出して実行に移す能力こそが主人公の本領です。
その前提の説明を意図的に省かれた上で、
更に神から貰ったチート兵器の火力で敵を殲滅して最強主人公すごい!
みたいな評価を未読のアニメ視聴者から得るにつけて、
これをしたスタッフがダメだろ!と思うわけですね。
運用するのは本人の資質の高さであり実力ですが、知識と能力の借り物感を故意に薄めていますね。

本来ならば他の転生・召喚系作品と同じく、
主人公と異世界の現地人の知識の差が目に見える成果の違いになっているのです。

原作自体が『魔法少女リリカルなのは』の二次創作小説がスタート地点であり、
そこへ『皇国の守護者』『HELLSING』の“最後の大隊”など作者の好む要素をトッピング。
ロシア視点からのナチス親衛隊の悪行を描いた、
『炎628』(火の試練の元ネタ)などの戦争映画から得た着想やら、
更に作者の歴史や軍事の知識を『なろう』『理想郷』
にありがちな転生チートモノに何重にもコーティングしたものが、
『幼女戦記』の本質。

シリアスでハードな戦争ものと捉えるよりは、
転生チート作品の延長に過ぎないと思わざるをえないのですがどうでしょうか?
発想を生み出す知恵と不屈不撓の一心で戦局に応じていくのではなく、
未来知識と神チート兵器が主人公の強さの源泉ですので、
本当の意味での戦争のリアルさとは異質にしてなるものです。
強いものが生き延び、弱いものが戦死する。ただ、それだけの話ですが、
前世知識と存在Xの介入で主人公特権と言えるアドバンテージを得ていますので、
あんまり、リアルと言わないほうが良いと思います。
戦争のリアルを見たければ、『チートも魔法もない戦争記録映画を見てください』
と言いたくなります。

ミヒャエル・エンデのファンタジー文学の名作“はてしない物語”が、
“ネバーエンディングストーリー”として映画化したとき、
主人公のバスチアンの容姿が原作の描写とかけ離れていてイメージぶち壊しだったり、
ストーリー大幅カットや改悪シーンなどで原作ファンを落胆させたりみたいに、
文芸作品の映像化には一定のリスクが付随するのが常当たり前であり、
剛力彩芽が主演のドラマ“ビブリア古書堂の事件手帖”といった原作無視などに比べたら、
“幼女戦記”のアニメは比較的に原作に向き合って作っていると言えますが、
解釈と表現の問題でしょうかね。
本格戦争アニメとしての外面を被せるために、原作にある都合の悪い部分を切り捨てた上で、
キャラの容姿や性格をいじりまくって味付けを変えたのが、アニメ版『幼女戦記』の本質ですね。
 
根本的には1クールで無理やりでも、やりきってしまおうという企画に無理があり、
2クールアニメのリゼロ並の尺と情報量で作品を表現しなかったのが間違いだと思います。

まあ、原作など他のメディアに触れずにアクション物として、
アニメ版だけ観る分には十分に楽しめるクオリティですので、
やはり、メディアごとに作品の楽しみ方を変えたほうが良さそうですね。
キャラデザとシナリオの改変を敢えて気にしないようにすれば楽しめますし。
ただし、改変の多いアニメ版だけ観て『これが、幼女戦記だ!!』とは思わない方が良いです。

大筋では原作展開をなぞっているものの、構成を変えるためにキャラの表現が大幅に変わっています。
具体例を挙げれば、原作や漫画ではターニャの戦略意図を見破り、
手勢を率いて実力でターニャを苦境に追い詰めた、
協商連合のアンソン・スー大佐の有能さを示す活躍シーンを、アニメでは全部カットした挙句に、
ターニャに踏み潰されるだけの哀れな敵に過ぎないというアンソンの扱い。
そこまでして主人公無双感を強めたいのか?という疑問。
ストーリーのコマにするためだけに原作では死んだ後も、
アニメでは人格を失った再生怪人として利用してまた殺すという扱い。
キャラがストーリー上のコマとしての意味合いが強く、
だから名前付きキャラでも人格描写が浅く能力を下げられ総じて扱いが悪い。
アニメ版では全てが主人公を持ち上げて引き立てるための、
キャラデザと配置で設定された生贄に過ぎませんので、
人間たちの群像劇としては内容が薄すぎると思います。

アニメ版ではチート主人公が一方的に雑魚を蹴散らしてドヤ顔するだけの、
オースフィヨルド沿岸要塞上空の戦いが漫画版ではアンソンとの激闘でのターニャの窮地に、
帝国軍北洋艦隊が到着して敵を殲滅するというストーリーであり、
同じ原作の同じ文章から、ここまで内容に差が生じるのが疑問ですね。
顔芸が良い?主人公の余裕綽々の顔芸がやりたくて、
意図的に周りが貶められているだけで薄っぺらいですね。

また原作の続きでの共産主義/共産国家への過激すぎるスタンスをアニメで表現できるのか?との疑問。
アニメ版スタッフの宗教描写へのスタンスを見るに、2期をやったところで忠実な再現性は望めません。
こっちはこっちとして、別のスタッフで漫画版をベースとした別の切り口による、
『幼女戦記』というアニメを観てみたい気がしました。

これが原作無しのオリジナル作品であれば、
褒め称えている人のように私も高評価を下している可能性が高かったのですが、
メディアミックス展開で上位互換作品が存在しますので、個人的な印象でマイナス修正された感じです。
媒体違いで必要な予算と人員の差があり過ぎますので、単純比較してはいけないのですけどね。

原作と比べてどこがどう削られているのかは、
東條チカが手がけている原作ベースの漫画版を読むと理解しやすいです。
分厚い原作小説を手にとってギブアップした人が多いらしいですので。

漫画版のターニャは幼い少女の身体の本能と前世の記憶を持つ魂の乖離に煩悶しつつ、
虚勢を張ったり折り合いをつけながらも、案外今の人生を楽しんで生きています。
基本的には上から目線ではありますが。恥じらいの表情を見せたり、
機嫌が悪いとほっぺたを膨らませたりと人間らしい表情が多いです。

年上の部下など大人に侮られまいと土嚢や台や椅子で周りと目線の高さを合わせる
→ そこが周りの将兵から可愛いと思われる
→ 本人は、周りからそう思われているのに気づいていない
といったふうに、視覚効果を狙ったコミカルさの配分が絶妙なのです。

人前では軍人としての威厳を見せたいために鉄面皮、
それを幼い身でありながらも軍人の鑑であると誤解される。
人が見てないところでは本性を露わに喜怒哀楽に合わせて、
表情がコロコロ変わるのが魅力的なのでありますが。
外面では戦場の女神と悪魔的な軍人が同居している、それでなおかつ人間らしさが垣間見えるのが、
漫画版のターニャの魅力であります。

“幼女戦記”“comicwalker”で検索してみてください。
アニメ版しか観てないという人が大多数ですので…。


最後は漫画版の宣伝みたいになってしまいましたが、これにて感想を終わります。
読んで下さいまして、ありがとうございました。

投稿 : 2022/10/28
閲覧 : 2401
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164

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Sunshine さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

战争 异世界

战场上,没有正确与错误,没有正义与邪恶,只有人性与利益。

投稿 : 2022/10/22
閲覧 : 110
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Jeanne さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

異世界転生系の中でも屈指の面白さ

小説原作 原作未読 全12話

優秀ではあるが冷酷で合理主義者のサラリーマンが、リストラを言い渡した部下に逆恨みされ駅のホームで突き飛ばされ、存在Xという謎の存在によって異世界転生し、見た目は幼女の帝国軍軍人ターニャとして戦う話です。

非常に面白い作品でした。
中盤辺りで多少の中だるみはありましたが全体を通して高水準の面白さだったと思います。

設定が異世界転生+主人公は最強で超有能+魔法を使った戦闘となろうのテンプレ(本作は非なろう)ではありますが、ナーロッパに代表される薄っぺらいファンタジーな世界観でありませんでした。
恐らく参考にしたであろう第一次世界大戦の時代考証がしっかりできているので、重厚な軍事物として楽しめました。

また、ターニャが異世界転生するきっかけになった存在Xの存在(分かりにくいですね)も良いスパイスになっていたと思います。
主人公は転生前、電車に引かれる寸前に存在Xから宗教観について聞かれ、信仰などするつもりはない、信仰など弱者がするものだと突っぱね、それを聞いた存在Xによって過酷な世界に転生することになりました。
転生後も過酷な世界で有能さを発揮し順調に戦いを進めていくターニャの前に存在Xは姿を現して邪魔をします。
それによって上手くことが進まない不条理さによって次にどういった展開が待っているのかワクワクすることができました。

声優さんに関してはターニャ役の悠木碧さんが素晴らしい演技でした。
まどマギのまどかと同じ声優さんとは思えない狂気に満ちた演技で、ターニャの冷酷さや非常さが表現できていて良かったです。

作画は魔導士部隊による空中での戦闘シーンが多いのですが、ダイナミックなアングルでの描写が多く、見ていてハラハラする素晴らしい戦闘シーンが多かったので非常に良かったと思います。

続きが気になる終わり方で2期の製作も発表されているので、それまでに映画もチェックしたいです。

投稿 : 2022/04/09
閲覧 : 250
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fuzzy さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 2.5 作画 : 4.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

良作とは思うのだが。。設定が

最初から幼女でよいのでは?
あの容姿で毒舌で有能なら
それだけでキャラが立っているが
主人公が可愛いと思うなら
中身がおっさんならなんか気持ちが悪くならんかのう。

前半の転生させたものとのやりとりや悔しさなどは面白いと思うけど。

たまに空想で元の姿で考察するとかあればいいけど、後半転生の設定が不要なような。。
幼女の設定も5話の宣戦布告くらいしか意味をなしてないような。。

途中ですが。。なんかもったいないなぁ
パタリロに見えてきた。。


〈視聴後〉
【良い点】
・op、安定した作画、魔法のガードの描写
・前半の元サラリーマン設定

【うーんな点】
・サラリーマンの設定が後半意味を成してない
・勉強したくだりはあるが主人公は戦術のプロより元サラリーマンの知識や意識を絡めてほしかった
・魔法がよくわからない。弾丸がファンネルになる、威力が上がる、たまに自爆できる?、媒体を通して飛べる。。ですかね。。。訓練とか戦闘絡めて説明ほしかった。
・魔法がちと地味
・神リスペクトすれば魔法が使えるが、結局戦争にしか使わないのか。。ぶれる。。邪悪な神なのかな

〈トータル〉
初期設定はよかったけど
だんだん頭の切れる幼女というだけの軍人になってしまった。
魔法が今ひとつ戦場ですごい勢力にみえないので、魔法なしの戦争もしくは派手な魔法のほうがよかったのでは?
ちょっと色々盛りすぎかなぁ

作画がよく、主人公のみキャラが良かったけど
これ以降は観ないかな

投稿 : 2022/03/23
閲覧 : 280
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10

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エイ8 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 2.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

幼女である意義を見出せない

『幼女戦記』(ようじょせんき、英語: The Saga of Tanya the Evil)は、カルロ・ゼンによるライトノベル及び、その元となったオンライン小説。書籍版をベースに書籍付属のサウンドドラマ、漫画、アニメ、映画とメディアミックス展開が行われている。
第1期は2017年1月から3月までAT-Xほかにて放送された。(wikipedia)

その昔この作品が本屋に平積みされ始めた時、いくらなんでもあからさますぎるタイトルだと逆に感心したことを覚えている。まあ正直に言って〇リコンの方々ご用達の内容なんだろうなーと思ってスルーしていたわけだけど、その後あれよあれよという間にアニメ化された。
それでも尚見る気が起きなかったが、その後一応見てみようかと思ったのは想像以上に人気があったから。ただ、それでも総評としてはタイトルの通り。

確かにある意味では意表をつかれたとも言える。原作は全くの未読なので実際のところはどうなのかわからないが、アニメで見た限りでは幼女要素は明らかに「撒き餌」でしかなく内容自体はそれなりにハードなストラテジーものだった。
逆に言うならば当初「幼女」に反応し食らいついたであろう萌え〇タ達の期待を裏切る内容であるにもかかわらずアニメ化までこぎつけたということは、その内容自体が魅力の溢れた面白い作品だったということなのだろう。そして実際、より幅広い人の層が見るアニメも好評だった。原作者の「技あり」が見事に決まったと言っていいのかもしれない。

多分視聴者の多くはこの意外性を良い方向に受け取ったんだろうと思う。それこそもっとモエモエしたものだと思ったら結構なシリアスものだったというように。
だが個人的には逆だった。確かに内容自体はそれほど悪くない、むしろそれなりに物語に引き込まれた。しかし、いやだからこそ主人公が「幼女」であることに引っかかった。
結局のところよくある「最弱スキルの俺最強」ものとしか思えなかった。いや、それよりもっと事情は悪いかもしれない。最弱スキル系は一応理由があって最弱というレッテルを貼られてはいるものの使い方次第で最強にもなれるといったことが多いのに対し、この「幼女」性は本来どうひっくり返っても最強とはならない。バカと鋏は使いようだが、幼女はどう扱っても幼女でしかない。にもかかわらず相当なチートキャラだ。

「いやいやwファンタジーなんだから別に幼女が最強でもいいじゃんw」と言われるかもしれない。それ自体は仰る通り。例え幼女が自身の倍以上ある重量の巨大な斧をブンブン振りまわしたとしても別に構わないとは思う、通常ならば。
だがそもそも何故この物語において30代男性のサラリーマンが存在Xによって幼女に転生させられたかと言えば、それは主人公を「無力な存在」とするためだった筈だ。
にもかかわらずどういうわけか初めから魔力適性がありフィジカルも大人顔負け。設定では一応「元来の魔導師としての能力は早熟である点を除けば、他の一線級の魔導師たちと比較して隔絶的に優秀というほどではない」らしいが充分強力だ。その上で尚エレニウム95式というチートアイテムを存在Xにより与えられている。

この「幼女戦記」の構造を別の設定に当てはまると以下の感じになる。
・主人公は大手一流企業に勤めるイケメン。有能だが性悪でイキり倒したあげく恨みを買い罠に嵌められ闇社会にその身を落とすことになる。(主人公の転生前)
・周りの人間は強面だらけ、そのため中性的でイケメンの彼は「カワイ子ちゃん」と揶揄われナメられる。今まで培ってきた地位もこの世界では役に立たない。(転生後、幼女)
・その一方で役立つ技能を持っていることを買われ、初めからそれなりの権限を与えてもらう。(魔力適性)
・それでも慣れない闇社会、とんでもないピンチに見舞われることもあるがそこに颯爽と現れるたるが主人公のボス。「困ったときは俺を頼りな。但し、感謝の言葉は忘れるな」と言われる。(エレニウム95式)
・しかし主人公は極力頼りたくはない。何故ならこのボスこそが罠に嵌めらた自分を闇社会にまで引きずり込んだ元凶だからだ。(存在X)
・だがそれでも命がかかるとそんなことも言ってられない。結局ボスにすがり、窮地を脱却することに成功する。「今後は人に、世の中に感謝することを覚えろよ」と言われるが背面服従。そもそも俺がこんな目に合ってるのは誰のせいだ!と逆ギレ状態。

……こうやって書いたら既にどっかにありそうな話に見えてきた。だが本当に構造としてはこんな感じ。そしてこちらで見ると、多分主人公の好感度はそれほど高くならないと思う。そもそもイキッてたてめーの自業自得だろというような感じになるんじゃないか。

一方で「幼女戦記」が人気なのは主人公の見た目と通常ありえない異世界転生、そして存在Xというほとんど神と同義の存在に対する一種の現代的な反発心からくるものなんじゃないかと思う。確かにアニメでの存在Xはやたらと押しつけがましいように映る。しかし一方で何だかんだ言って面倒も見てるだよね。

現状だとオチとして考えられるのは次の二通りだと思う。一つは存在Xの鼻を明かしてやったという流れ。もう一つは結局存在Xの手の平の上で踊ってたに過ぎないという流れ。多分まあ、前者になるんだろうなあとは思うが今のところ内容自体は後者だ。ターニャは正直「はじめてのお使い」をしているかのような状態でしかない。あまりにも初めから与えられているものが多く、そして何かあったときのための非常ブザー(エレニウム95式)すら持たされている。

ただまあ正直に言って存在Xが何をしたいのかよくわからないというのはある。この辺は原作者の宗教観によるものなのか何なのかわからないが、感謝されたくてされたくて仕方のない神といいますか、とてもお節介焼きさんだよなあと。最近信者が減ってきて一人でも多くの信者を獲得しようと誘致に必死なのかもしれない。まあ、どちらかというと神と言うより悪魔の手口っぽい。そしてそれが災いして存在Xの好感度が下がり、逆にターニャの反抗心が持ち上げられてる感じ。

いずれにしろターニャが幼女なのは、本当にただの客寄せ用きぐるみとしか思えなかったわけですが。

投稿 : 2022/02/05
閲覧 : 260
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6

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Prospero さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

不条理な神との戦い

表向きは異世界転生の戦争ものだが、転生する前に喧嘩した神との戦い。
原作からよくここまでのクオリティに仕上げたなぁと感動した。
中年オヤジが幼女に転生するパターンとしてはキャラクターが異色で好き嫌い分かれるとは思うが、悠木碧はエンディングの曲まで流石としか言いようがない。

投稿 : 2022/02/02
閲覧 : 210
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2

ネタバレ

天地人Ⅱ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

SFスーパー英雄(?)列伝18

最終回終了後、打ち上げパーティで美酒に酔い痴れているスタッフ一同。
ターニャ
「クソッ、何故、放送終了で良しとするんだ。すぐさま、再放送を開始しないと人気は続かないというのに。あと、一撃、あと一撃あれば、幼女戦記の人気は不動のものとできるのに・・・」

いや、そんな事はないですけど(汗)
素晴らしい作品を作ってくれた製作スタッフには感謝の言葉しかありません。
で、主人公のサターニャ
「幼女の格好で戦記物なんて、最高に悪魔的な行為でしょっ!」
って、何か違う(こらっ)
はっ!サの字が付くだけで、こんなにアホになるんて、なんて恐ろしい(おいおい)
原作を読んでないので、予備知識無しで観ましたが、いい意味で裏切られましたね。
時代設定は史実の第二次世界大戦前というか、第一次世界大戦の技術レベルに第二次大戦時のナチスドイツってイメージでしょうか。
なんか、これからってところで終りましたが、ぜひ2期を観たいです。
おそらく、原作では個々のキャラにもっと内面のセリフがあるんだろうと思いますが、アニメで、しかも1クールでそれを表現するのは困難だと思います。
そういう意味では、これから世界大戦へと拡大していく予感で終るのは、正解かもしれないですね。

ターニャ
「いかに近代化が進もうとも、いかに社会規範が浸透しようとも、人間は時として合理性よりもネタを優先する愚かな存在であるという事を!」
だから、自分がネタを書いてしまうのはしょうがないんですよ、うんうん(って、こらーっ)

※ 2017/04/17ネオSFスーパー英雄(?)列伝48として天地人で投稿したものを転記しました。

投稿 : 2021/12/29
閲覧 : 296
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13

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やん さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

思考停止

悠木〜早見〜最高〜

投稿 : 2021/10/20
閲覧 : 271
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5

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誰か さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

アニメらしい戦記物

安全に順風満帆に生きていこうとして、逆になったり、前世の人格がそのまま出ているんで

キャラとの乖離がアニメっぽくて、戦記物にありがちな重すぎにならず、微笑ましく思える出来栄え

アニメのツボを良く抑えているんじゃないかと。


映画版のメアリーのトンデモ火力とブチギレ具合が凄いけど、2期には登場しない様子ですねぇ~~

しかし、2期制作決定はありがたいっす。

投稿 : 2021/10/18
閲覧 : 249
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2

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仁烏 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 2.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

神と化け物

1回挫折してリトライ。
プロローグの2話を見てビックリ。
まさかの転生モノじゃないか!
戦争も転生も魔法も好きではないけれど、幼女という点で見やすさが変わってくる。
まぁ幼女ってか少女な気もするけど。
設定で色々詰め込んでるわりに、なんとも面白みのないストーリー。
うーん、残念。

絵は綺麗でクセがあるけれど好き。
テーマソングも合ってて良い。

悠木碧さんはキャラにピッタリだったと思う。他がちょっと印象と声がマッチしなくて好みではなかった。
知ってる声優さん結構出てたのになぁ…。

見返しは無いかな。

投稿 : 2021/09/10
閲覧 : 308
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1

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退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

面白いけどこういうのにありがちなやつ

面白いです
悠木碧さんの声を堪能できます
設定も面白い
軍モノとか魔法とか好きな人におすすめです
でも軍事モノあるあるなのがやはり他の国との関係性や立地関係などはちゃんと見てないと把握できなくなるのでそこは注意ですね
おすすめです

投稿 : 2021/08/31
閲覧 : 240
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もっちょん さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

合理主義のサラリーマンが幼女に転生!?

神を信じない合理主義者のサラリーマンが恨みを買って、電車のホームで後ろから押されまさに死ぬ瞬間に時間がゆっくり流れ自称神こと存在xによって、戦争が起きてる異世界に幼女として転生させられます。魔法が使える世界で、主人公が軍人となって戦争に巻き込まれていきます。可愛い幼女でありながらも冷徹な性格であるというギャップが面白いです。

投稿 : 2021/07/28
閲覧 : 493
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7

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リタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

この見た目だからこその◎

だいぶ前に観たのに評価漏れしていたけど、未だにちゃんと覚えてる良作。

この幼女の見た目がアンバランスでしっかり味のある作品になってる。
声優さんもすごい。緊張感溢れる表現豊かな声がさらに面白くしている。

設定はありふれた転生モノだったとしても、このアニメはしっかりと確立されていて例えどんどん続編が出ても安定して楽しめそう。

ゾクっとする表情、窮地に立たされても折れない図太さなんかが最高。
ブラックだけどこういった主人公寄りな展開もすごく好き。

投稿 : 2021/05/30
閲覧 : 272
サンキュー:

3

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ハニワピンコ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

幼女の皮を被っためちゃくちゃ有能なオジサン

漫画版は最新話まででは無いが少し読んでる

日本のサラリーマンであった男性が、首を切った人間にホームに突き落とされるがその瞬間に神の意向で別世界の大戦期に孤児として転生し、軍人として生きていく物語

話題に上がるキャラデザは嫌いじゃない。ムーミンも段々慣れてきて漫画版よりこじんまりしていて違った可愛さがある
男衆のリアル路線が出来たなら…とも思うがあの絵を動かすのは無理だから仕方ない

ターニャちゃんのキャラが良いね
前世の記憶を反芻し、歴史から学んだことを生かし、利己的な人間らしい人間であるが故に合理的な展開など無いと理解しており、豊富な知識に加え、合理性に対する反例を知っており、それらを最大限生かし、努力し安全な後方勤務へ行こうとするが、裏目に出て前線へ送られるというこの作品のギャグポイントが、主人公の頭脳明晰な現実主義的なキャラとマッチしていてとても面白い

また、ターニャはいわゆる無神論者で実存主義的な思想を持っており、それに対する人物として神と直接対話させる形式は中々に面白いと思ったけど、その神がただの思春期中学生で、しょうもない事起こしては神に祈れと迫ってくる。真っ白な服と黒い帽子で真夏にやってくるおば様宗教勧誘より怖い。怖いというか神が小物すぎて恐怖すら覚えると言った感じ
途中から祈り始めたがそこはよく分からなかった
というかそもそも魔法が普通にある世界で空ビュンビュン飛んで戦争してるよく分からない世界。空戦はカッコイイけどね

原作にある可愛い動物での戦況説明が無いので、状況は中々に掴みにくくはなっている。その為か、参謀本部のオジサン達の描写が原作よりかなり多かった印象がある。死屍累々な前線も面白いが、作戦を聞いていたり謀りを見ているだけでも面白いのでもっと増えろ

あまり詳しくはないが戦争描写はリアルで、魔法ファンタジーとも上手く噛み合わさっていた
ビュンビュン動いてドンパチやってる「動」の戦争系は久しぶりに見た

主人公のキャラが良く、史実と魔法ファンタジーが上手く合わさっていて、程よい緊張感とリアルさがあって、戦争物としてとても良かったと思う

劇場版が配信されているが、戦争物はやっぱり映画館の立体音響で見たいとも思うので暫く待ってみようかな
漫画版もちまちま集める

投稿 : 2021/05/28
閲覧 : 315
サンキュー:

7

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さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

うーん。まさか観るとは思わなかった。
オススメされたから気まぐれに観たんだけど、全部観た後も別にこの作品好きにならなかった。

もともとタイトルが引っ掛かる、絵が好みじゃない、表情が嫌、金髪幼女に興味がない、で好きになる要素皆無だから観るつもりはなかったんだけど…。
それでも1話観て全部一気観したのは、作品のテンポが良かったからが大きい。あと生身で飛行して戦闘する戦闘シーンが良かったのと戦記ものだったからかなぁと思う。
これ見てこういう下っ端軍人が主人公の戦記もの見たくなった。これは主人公が好みじゃなかったけど…。

この作品、飛行戦闘が中心だから雲がよく目に付いたんだけど、なんか雲が違和感あったというか、雲だけリアル過ぎてキャラや建物と合ってない?
上手く説明できないんだけど何かが違和感あった。
でも今まで他の作品では雲だけ気になった事なんてなかったので気のせいかもしれない。


OPED:作品的には◎ 個人的な好みは△

投稿 : 2021/05/10
閲覧 : 264
サンキュー:

5

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haruto さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

2021.3.20

2021.3.20

投稿 : 2021/03/20
閲覧 : 375
サンキュー:

1

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にゃん^^ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

転生したら魔法幼女だった件

公式のINTRODUCTION
{netabare}
統一暦1923年6月。
金髪碧眼の幼女、ターニャ・デグレチャフは帝国軍士官学校の最終課程、
部隊勤務の一環として北方軍管区ノルデン戦区の第三哨戒線で研修に励んでいた。
航空魔導師として輝かしいキャリアを踏み出すための第一歩である研修は
何事もなく無事に終わるはずだった。

しかし事態は思わぬ方向へ転がっていく。
協商連合の越境侵犯をきっかけに帝国と協商連合は戦争状態に突入。
戦時体制への移行に伴い、観測任務が割り当てられるも、
協商連合軍による奇襲が発生し、
ターニャは敵の魔導師中隊と単独で交戦しなければならない事態に陥ってしまう。
多勢に無勢で味方が到着するまで持ちこたえることなどできるわけもなく、
しかし逃げようものなら敵前逃亡で死罪は免れないという絶望的な状況。
何としても生き延び、上層部に対して最善を尽くしたとアピールするため、
ターニャはとある作戦に打って出るのだが……。

“其れは、幼女の皮をかぶった化物――。”
{/netabare}

メインスタッフ{netabare}
原作:カルロ・ゼン(「幼女戦記」/KADOKAWA刊)
キャラクター原案:篠月しのぶ
監督:上村泰
キャラクターデザイン・総作画監督:細越裕治
シリーズ構成・脚本:猪原健太
副監督:春藤佳奈
サブキャラクターデザイン:谷口宏美、牧孝雄、髙田晴仁
服飾デザイン:谷口宏美
魔導具デザイン:江畑諒真
プロップデザイン:森山洋
銃器デザイン:秋篠Denforword日和、大津直
キーアニメーター:石橋翔祐、栗田新一、堀内博之
エフェクトディレクター:橋本敬史
軍事考証:大藤玲一郎
美術監督:平栁悟
色彩設計:中村千穂
撮影監督:頓所信二
3DCGIディレクター:高橋将人
編集:神宮司由美
音響監督:岩浪美和
音楽:片山修志
アニメーション制作:NUT
製作:幼女戦記製作委員会
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メインキャスト{netabare}
ターニャ・デグレチャフ:悠木碧
ヴィーシャ:早見沙織
レルゲン:三木眞一郎
ルーデルドルフ:玄田哲章
ゼートゥーア:大塚芳忠
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OP/EDテーマ{netabare}
オープニングテーマ
「JINGO JUNGLE」:MYTH & ROID
エンディングテーマ
「Los! Los! Los!」:ターニャ・デグレチャフ(CV:悠木碧)
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第 1 話「ラインの悪魔」
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公式のあらすじ
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脚本:猪原健太 絵コンテ:上村泰/谷口宏美 演出:上村泰 作画監督:細越裕治

帝国西方、国境付近のライン戦線。帝国にとって共和国による不意の全面攻勢は、完全に想定外の事態であった。対応に追われた帝国軍は辛うじて防衛線を死守し、協商連合へと北進させていた主軍の転進を発令。戦線の再配置を急ピッチで進めるが、やはり対応の遅れは否めず、初戦における多大な損耗は免れなかった。そこで帝国軍参謀本部は、増援として航空魔導部隊を前線に投入。だが増援は新兵ばかりの寄せ集めに過ぎず、劣勢を余儀なくされていた。塹壕線には砲弾が止むことなく炸裂し、爆煙と轟音のなか、多くの兵士たちが次々と銃弾に倒れてゆく。そんな地獄のようなライン戦線には、戦場に似つかわしくない金髪碧眼の幼女、ターニャ・デグレチャフの姿があった。
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感想
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あにこれのあらすじには
今日のおはなしになかったネタバレが書いてあるから読まない方がいいかも?


リアルの世界とあんまり変わらない魔法使いの世界で
第2次世界大戦(?)中ってゆう「終末のイゼッタ」みたいなおはなし

作画は男の人はリアルっぽい顔なのに
女子はデフォルメがきつくって目が大きすぎ

とくにターニャの部下のヴィーシャがお化けみたい。。


おはなしはターニャが神がどうの祖国がどうのって言いながら
魔法で戦争して人をいっぱい殺してくの
(もちろん相手もこっちを殺すんだけど)

ターニャは設定が幼女ってゆうだけで悪魔みたい
ふつうのヒロインだったらしょうがないから殺すけどホントはやさしい
とかってあるんだけど
ターニャは味方でもさからったりすると見すてちゃう。。


あにこれのあらすじ見たらまだ出てきてない設定とかあるみたいだけど
どんどん人が死んじゃうところとかアニメで見たくないから
1話目でやめちゃうけど
みんなの感想読んでいいおはなしになりそうだったらまた見るね☆
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第 2 話「プロローグ」
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公式のあらすじ
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脚本:猪原健太 絵コンテ:上村泰/谷口宏美 演出:赤松康裕 作画監督:髙田晴仁

帝国郊外の孤児院。ターニャは貧しい生活から抜け出すため、帝国軍への入隊を志願。魔導師としての適性を発揮し、士官学校へ進学する。その最後の研修として、北方のノルデン戦区上空にて、友軍による砲弾射撃の観測任務に就いていた。それは危険などない簡単な任務のはずだった。だが協商連合軍の越境侵犯を契機に帝国と協商連合が戦争状態に突入し、状況は一変。ターニャは敵魔導中隊の奇襲を受け、単独で交戦しなければならない事態に陥ってしまう。多勢に無勢で増援の到着まで持ちこたえられるわけもないが、逃げようものなら敵前逃亡で死罪は免れないという絶望的な状況のなか、ターニャは何としても生き延び、上層部に最善を尽くしたとアピールするため、とある作戦に打って出る。
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感想
{netabare}

みんなの感想読んでたら
おもしろいってゆう人が多いみたいだから2話も見てみたけど
ぜんぜん違うおはなしみたいだった。。


何だか「地獄少女」のおはなしに似てて
地獄に流された男の人がそこで生まれ変わって。。
ってゆうおはなしだったみたい


このおはなしの世界って地獄だから苦しまないといけないけど
でも、この世界って神様を信じればすくわれそう?
それなのに
主人公って頭がいいはずなのにどうして神を信じないとか言っちゃうのかな?


会社のエライ人のゆうことは聞くのに
もっとエライ神様のゆうことは聞かないのってフシギ。。


あと、誰かが書いてたけど
おはなしは「このすば」に似てるのかも

主人公が異世界に行って
がんばればがんばるほどどんどん悪くなってくみたいなところとか。。

ただ「このすば」のカズマってやってることはクズっぽいけど
自分だけ助かろうとかぜんぜん思ってないから
見てても笑ってられるけど

ホントに自分のことしか考えない主人公ってどうなのかな?
たぶん気もち悪いだけじゃないのかな?
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第 3 話「神がそれを望まれる」
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公式のあらすじ
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脚本:猪原健太 絵コンテ/演出:春藤佳奈 作画監督:谷口宏美

協商連合軍との初戦闘から数週間後。戦功を称えられたターニャは、極めて優秀な魔導士官として認められ、幼いながらも帝都の戦技教導隊に配属される。切望していた安全な後方勤務を手にいれたと、内心で喜びを爆発させるターニャであったが、配属先で待っていた任務は、危険な新型演算宝珠のテスト要員であった。検証を任された試作品の性能は極めて不安定で、テストは失敗ばかり。そのうえ主任技師であるシューゲルは、開発のためなら人的犠牲も厭わないマッドサイエンティストであり、テストの中止を訴えるターニャの進言にも全く耳を貸さず、安全性など度外視した実験を強行。ターニャは遂に命の危険を感じ、技術局の本部に転属願を提出する
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感想
{netabare}

イヤだけど神様にお願いすれば助けてもらえるようになったみたい

でも、ちょっとバカにしたりすると
またすぐに1番大変なところに回される呪いがかけられたのかも?


スナオに神様ってすばらしい!ありがとう☆って思えたらいいけど
それができないのって悲しいことかも。。


本当の奇跡って

生き返ったり
海が2つにわれたり
世界1のお金持ちになったりすることじゃなくって

自分のキモチが変わることかも?ってにゃんは思った。。
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第 4 話「キャンパス・ライフ」
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公式のあらすじ
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脚本:猪原健太 絵コンテ:赤松康裕/春藤佳奈/谷口宏美/上村泰 演出:丸山裕介
作画監督:南井尚子/山口菜

統一暦1924年。北方では協商連合軍と、西方では共和国軍との戦闘が継続するなか、晴れて軍大学生となったターニャは、後方の安全な帝都で大学生活を満喫していた。軍大学といえども、待遇は一般の大学と同じ。さらには国費で給与まで貰える、実に恵まれた環境だった。ターニャは持ち前の知識と効率主義で、学内の座学や実地訓練を要領良くこなし、教官や同輩から高い評価を受けていた。一方、参謀本部では、共和国軍の侵攻によって西方方面軍が崩壊寸前になった事実を重く受け止め、即応力の増強を急いでいた。大規模な軍管区再編は困難であるとの見通しが強いなか、戦務次長のゼートゥーアが新たな即応部隊の創設を提案する。
{/netabare}
感想
{netabare}

にゃんは戦争アニメってニガテだから
今日みたく軍隊の言葉ばっかり出てくると中二用語とかよりむずかしくって
分からないところを何回も見直して言葉を調べて。。ってしてたらつかれちゃったw

ソクオウ部隊って即応部隊でいいのかな?
大尉とか中将とか少佐もどっちがえらいのかよく分からないから調べたら

「知恵袋」に一般的なランクは下の方から・・・

二等兵、一等兵、伍長、軍曹、曹長、准尉、少尉、中尉、大尉、少佐、中佐、大佐、准将、少将、中将、大将、元帥
准将・少将・中将・大将など将官クラスを「将軍」と言い
海軍においては「提督」と言います。って書いてあるの見つけた☆

あー。。提督。。提督って艦これに出てたよね^^(出ないけどw)

それで
教室で話しかけてきたウーガ大尉って中尉のターニャよりちょっと上なんだ。。
とかってまたアニメを見ながら考えてたんだけど

ターニャって参謀本部直轄の即応大隊の編成官(?)になることになって大尉。。
それからムリヤリ少佐にねじ込むって中将のゼートゥーアから言われてて
隊は48名以下なら好きに編成したまえって言われてたから
少佐って50人くらいの人たちをまとめる役?
それって学校だったらクラス委員くらいかも?


それでおはなしは

ターニャが安全な後方部隊に行くことばっかり考えてうまくやろうってするんだけど
それが原因で前線よりもあぶない即応大隊の編成官になっちゃうってゆう
ホントに「このすば」のカズマたちみたく
ミッション成功するとぎゃくに借金がふえる。。みたくなってくみたいw


でも、ターニャって頭がいいの?悪いの?それとも死ぬの?

だって存在Xを撃ち殺そうとかってホンキで考えてるみたいだけど
存在Xが神さまか悪魔か分からないってしても
死んだ人を転生させるくらいの力があるの分かってるんだから
楽したかったらすなおにアーメンハレルヤ!とか言ってればいいのに。。

何なんだろう?ただの負けずギライ?それともツンデレ?
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第 5 話「はじまりの大隊」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:猪原健太 絵コンテ:サトウシンジ 演出:高村雄太 作画監督:牧孝雄

ターニャは軍大学を優秀な成績で卒業し、ゼートゥーアが立案した即応の航空魔導大隊を任されることになった。即応部隊の大隊長ともなれば、最前線での激戦は免れない。後方の安全な勤務を望むターニャは、どうにか部隊編成を遅らせようと、様々な策を弄して志願兵を不合格にする。だが本人の意に反して、ターニャの下には次々と兵士たちが集まってくる。おまけに参謀本部からは、大隊の編成を急げとの指示。もはや逃げ道のなくなったターニャは、内心で多くの脱落者が出ることを願いながら、志願兵を再教育するとの名目で、極寒のアルペン山脈における過酷な実地訓練を開始する。その頃、帝国南方に位置するダキア大公国に、大規模動員の兆しがあった。
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感想
{netabare}

えーと。。だんだん歴史と地理がむずかしくなってくるみたいw
にゃんは社会科ってニガテで(ってゆうか勉強ぜんぶだけどw)
ウィキペディアとグ-グルマップ見ながらじゃないと
どうなってるかぜんぜん分からなくって。。

ダキアは調べたら今のルーマニアのことで
協商連合はスウェーデンとノルウェーで
共和国はフランスのことみたい

中佐と話しした時に地図が出てたから今の地図とくらべたら
ライヒ帝国ってドイツとポーランドとその下が
セルビアとボスニアヘルツェゴビナの上半分くらいまで来てて
ルーマニアは入ってないみたい。。
(国の名まえがちょっと違ってたらごめんなさい)


おはなしは

できるだけゆっくり部隊を編成しようってするターニャのところに
またヴィーシャが配属されてきて
そんなターニャの思いとか関係なくいそがせるのw

それから特訓させたりするんだけど
ターニャが厳しいことしたりするんだけどみんな生きてるし
みんなついてくるところがすごいなぁ。。って


。。ってそこまではよかったんだけどダキア軍が国境を越えてきて
そこに大隊をつれて攻撃しに行くんだけど
相手は歩兵ばっかりで大砲とかもなくってほとんどみな殺しで
ついでに首都までせめて帰るの。。

国境越えてくる相手の方が悪いんだけど
攻撃がとどかない相手をみな殺しって
見ててなんだか苦しくなってきちゃって心臓がドキドキしてた。。

このおはなしだと魔法のある世界だから「航空魔導大隊」ってゆうけど
ふつうの世界だと空軍とかになるのかも?

それで、世界大戦をしたことない世界とかって言ってたから
まだ飛行機とかもあんまりなかった時代の戦争なのかも?


さいごは首都の攻撃

ターニャの宣誓が「ダンガンロンパ」のモノクマみたいだった。。
このときのために中佐がダキア語を勉強しておいた方がいいって言ったのかも?

攻撃する前にターニャが「神のみ名において。。」って言ってたけど
存在Xってこれ見てどう思うのかな?


今週は戦争回でやっと終わった。。
来週は日常回みたいのだといいけど☆彡
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第 6 話「狂気の幕開け」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:猪原健太 絵コンテ:熊澤祐嗣 演出:赤松康裕 
作画監督:梁博雅/斎藤美香/牧孝雄/谷口宏美/髙田晴仁/南井尚子/三島詠子/緒方歩惟

帝国軍は圧倒的な軍事力と航空勢力によって、前時代的なダキア大公国軍に圧勝。ターニャ率いる第二〇三航空魔導大隊も、初戦闘で見事な戦功を挙げた。だが協商連合軍および共和国軍との戦闘は依然として継続中であり、帝国が二つの戦線を抱え込んでいることに変わりはなかった。そうした状況のなか、参謀本部作戦局のルーデルドルフは、国力の脆弱な協商連合から率先して叩くことを提案。戦務担当のゼートゥーアが兵站状況の不安から攻勢計画に難色を示すものの、ルーデルドルフはターニャの魔導大隊を北方に送り込む。一方、帝国を敵対視する周辺の列強諸国は、協商連合に対する義勇兵や武器の援助を開始。世界大戦の幕開けであった。
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感想
{netabare}

協商連合に共和国と連合王国(イギリス)が力を貸して攻めてきて
そんなこと思ってなかった帝国軍の大隊が負けそうになってるときに
ターニャの航空魔導大隊が応援に来ていっきにやっつけちゃった。。


今日はバトルがほとんどで第二〇三航空魔導大隊がかんたんに勝っちゃうんだけど
ターニャが1人でたくさんの戦闘機と戦ってヨユーで勝っちゃう
「最強主人公」を見せたいだけのおはなしになっちゃったみたい

存在Xが敵の死体に乗りうつってまた出てきて
「どうだね?世界を相手に無謀な戦いをいどむ気分は?」って言ってたけど
ターニャがこれだけ強かったらぜんぜん無謀じゃないみたいだけど。。

そのあとターニャがその敵を撃つところは目をつぶっちゃった。。
あんなに血を出さなくってもいいのに。。


にゃんが戦争のおはなしのイヤなところって負けそうでもやめないところかな。。

だって命令するのは安全なところにいるエライ人で
負けたら自分たちが殺されちゃうから
ふつうの人たちが何人死んでもさいごまで戦わせようってするんだって思う
戦ってる間は自分たちは生きてられるし


にゃんは第二次世界大戦だったら何となく分かるけど(日本とドイツが負けたくらい)
第一次世界大戦ってぜんぜん知らなかったから調べたら

ドイツ・オーストリア・オスマン帝国・ブルガリアの同盟国と
イギリス・フランス・ロシアの連合国(あとで日本・イタリア・アメリカも)
が戦って
戦争が長引いたから同盟国の中で革命がおきて負けちゃったみたい

戦争が長引いたら革命とか起きるって
戦わされてる人たちもつき合いきれなくなるんじゃないかな。。

やっぱり戦争って戦争したいのはエライ人たちだけみたい。。
このおはなしの戦争ってどうなるのかな?


さいご協商連合のアンソン大佐が子どもの写真をじっと見てたけど
大佐だってきっとほんとは戦いたくなんかないんだって思う。。
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第 7 話「フィヨルドの攻防」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:猪原健太 絵コンテ/演出:春藤佳奈 作画監督:牧孝雄/谷口宏美/髙田晴仁

ターニャ率いる第二〇三航空魔導大隊は北方方面軍に配属され、敵に強襲されていた物資集積所の防衛に成功。部隊は初の本格的な戦闘に戸惑いながらも、魔導師ならではの機動力で複数の爆撃機を撃墜した。さらには共和国の義勇兵や連合王国の監視拠点を壊滅させ、世界を相手にした戦いにおいて、帝国の国威を示した。そうして北方の司令部にもターニャの実力が知られるなか、現地に到着したルーデルドルフとレルゲンにより、新たな作戦が命じられた。それは協商連合との戦いにおいて決定的な一撃となるような、大胆な作戦であった。対して、帝国の動きを警戒する協商連合軍は、沿岸部のフィヨルドに魔導大隊を派遣。そこにはターニャと因縁深い、アンソンの姿があった。
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感想
{netabare}

帝国軍が協商連合のオース・フィヨルドに上陸するために
ターニャの大隊に砲台をおそわせるおはなし。。


戦争アニメだからバトルやってるうちに勝って終わっちゃった。。


アンソンはターニャのこと悪魔とかって言ってて
ホントにターニャってそんな感じなんだけどちょっとちがうみたい
だって戦争って人殺しのことなんだから参加してる人ってみんな悪魔だし

負けてるの分かってるのに
わざわざ追いかけて相手を1人でも多く殺そうってしたアンソンは
戦いが終わったから帰ろうってしたターニャより悪魔みたい。。


にゃんはイジメられてやらされたことあるけど
イジメられっ子どうし戦わせるイジメがあるの

にゃんは髪の毛とか引っ張られてもビンタとかされても
相手にやめようよ。。ってゆうだけで何もしなかったら
イジメっ子があきて行っちゃった。。

相手だってイヤイヤやってるから
こっちが何にもしなかったら本気でなぐったりしないし。。


戦争だってこっちがやり返さなかったら
ふつうの人だったら誰も殺したくなんてないよね。。

もちろんこっちにも変態の人がいるみたく相手にも変態の人がいて
ただ人をイジメたり殺したりするのが好きってゆう人もいるかもだけど
それって戦争じゃなくってもやる人は自分の国でやるし

そうゆう人だけ見て
相手の国の人たちってみんな悪魔だって思うのはちがうって思う。。


6話目の感想で第1次世界大戦のこと調べたけど
けっきょく負けたほうの国って国民が革命を起こしたりしたからで
戦争って国のためにやってるけど
その国に住んでる人のためにやってるんじゃないってよく分かる。。


戦争したくなかったら戦争に行かないのが1番だって思う
誰も行かなかったら戦争なんておきないのに
戦争いやだって言いながら戦争に行く人たちって
戦争はじめる人とおんなじくらい悪魔だって思う

だから今回もターニャは悪魔だったけど
敵のアンソンも悪魔だし
お父さんのアンソンに銃を渡したあの子も悪魔だって思う


なんども書くけど
戦争って誰も行かなかったらはじまらないから。。

それで戦争って
いじめられっ子が仲間にしてやるからとかだまされたり命令されて
弱い人が自分とおんなじくらい弱い人と戦って傷つけたり殺すことだから。。

戦う相手って自分たちとおんなじただの人だから。。
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第 8 話「火の試練」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:猪原健太 絵コンテ:小林寛 演出:migmi
作画監督:三島詠子/緒方歩惟/梁博雅/南井尚子

統一暦1925年。帝国軍は協商連合全域を事実上の占領下においた。ターニャと第二〇三航空魔導大隊はライン戦線へ転属。共和国軍との血で血を洗う激戦が続くなか、元共和国領のアレーヌ市でパルチザンが蜂起したとの一報が入る。アレーヌ市は帝国軍の後方連絡線上にあり、このままでは前線への補給路が遮断されてしまう恐れがあった。参謀本部は司令部を通じ、「アレーヌ市の叛徒および合流してきた敵魔導部隊を排除せよ」との特命を、ターニャの大隊に発令。司令部によると、市内に残った敵はあくまでも「共和国軍」だというが、市街地の掃討戦で民兵と非戦闘員の区別が出来るはずもない。グランツを始めとする大隊各員は、非情な任務に動揺を隠せなかった。
{/netabare}
感想
{netabare}

今日は見てるのが苦しくなっちゃうくらい黒いしグロいおはなしだった


戦争はだんだんはげしくなってきて
敵が死ぬのはもちろんだけど味方も死んだりケガしたりで血がいっぱい

それに共和国の民兵とふつうの人の区別がつかないのに攻撃しちゃうってゆう
上からの命令だって言ってやらせてたけど
そのすごいひどいこと考えたのってターニャ。。

グロくって悲しいおはなしだったけど
にゃんは民兵の人が悪いって思う


前の感想で何回も書いたけど
人殺しに火殺しでさからったりしたらもっとひどくなるの分かってるのに

ふつうの戦争って戦わない人は殺さないよね?
攻撃するほうはできるだけよけいな力とか使わない方がいいに決まってるから


共和国の民兵になった人たちだって戦わなかったらすぐ戦争が終わって
新しい国になって新しいボスが上に来て
前よりちょっと苦しくなるかもだけど
しばらくしたらまたふつうにみんなで暮らせるのに。。

それで戦争したくない人たちがいっぱいいたら国だって変わってくのにね。。


戦争はいいことだって言ってるのって上の人たちだけだから
民兵の人たちのホントの敵って上の人たちで
自分たちはその人たちにたたかうのはいいことだって
洗脳されてるだけだって早く気がついてほしい☆彡

今日もケガした大隊の人が街の攻撃に反対してたけど
ふつうの兵隊の人たちだってできれば戦争(人殺し)なんてしたくないんだから


さいごはアンソンが生きてて
光に「悪魔のターニャを殺せ」って命令されたって言ってたけど
存在Xって何がしたいの?

ターニャを殺したいんだったら早く殺しちゃったらいいのに
どうしてほかの人たちまで巻き込もうってするんだろう?

存在Xってほんとにターニャより悪魔みたい。。
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第 9 話「前進準備」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:猪原健太 絵コンテ:丸山裕介/谷口宏美/上村泰 演出:丸山裕介 
作画監督:三井麻未/山中正博/山村俊了/KIM SU-HO/LEE JU-HYON

帝国軍はアレーヌ市を制圧した。だが戦いの影響で補給路が傷つき、ライン戦線における正面攻勢は不可能という状況であった。参謀本部が合同協議会を開いて対策を急ぐなか、ゼートゥーアは従来の戦争ドクトリンでは勝利の実現性が乏しすぎると指摘し、敵の戦争継続能力を粉砕することこそが戦争終結への唯一の道だと主張。すでに作戦局のルーデルドルフと協力し、敵主力軍の撃滅計画に着手していることを告げる。一方、参謀本部に呼び出されていたターニャは、移動中の列車内で軍大同期のウーガ少佐と再会し、作戦局が共和国との戦いに決着をつけるための作戦を計画していると耳にする。その作戦とは、敵の主力を引き込んでの大規模な包囲殲滅戦であった。
{/netabare}
感想
{netabare}

あらすじの通りのおはなしで
自分の隊を逃がしてそこに攻めてくる相手の軍をつぶすってゆう作戦で
逃げるとき相手に気がつかれないようにターニャの隊が必至で戦うんだけど
こんなに自分たちが負けてる戦いってゆうのはじめてみたい。。


でも、そのあとでまた
相手の指令部を直接たたいて混乱させる作戦までやらされることになっちゃった。。
たったの5人で!?ってたぶんまた成功するんだよね。。

ターニャは存在Xに市場原理をたたき込むまでは死なない!って言ってたけど
生きようってするから苦しいんだって気がつかないのかな?

だって存在Xって
ターニャ(元サラリーマン)のこと苦しめて回心させたくって
わざと生き返らせたんだから。。
{/netabare}
{/netabare}
第 10 話「勝利への道」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:猪原健太 絵コンテ:上村泰/谷口宏美 演出:小野田雄亮 作画監督:後藤圭佑/重原克也/林あすか

その日、帝国の最高統帥会議にて、ゼートゥーアとルーデルドルフは高級官僚たちから叱責されていた。帝国軍はライン戦線右翼を大幅に後退し、すでに西方工業地帯までもが重砲の射程圏内に捉えられつつある状況であった。官僚たちは、このままでは軍部に不本意な政治的措置を講じる必要もあると戒めるが、そうした官僚勢の訓告に対しても、ゼートゥーアとルーデルドルフは全く動じることなく、静かに時を待っていた。同じ頃、ターニャを始めとする第二〇三航空魔導大隊の精鋭数名は、シューゲル技師の開発したV-1ロケットにて敵の防衛線を飛び越え、共和国のライン方面軍司令部に潜入。「衝撃と畏怖作戦」と名付けられた極秘計画が、着々と進行中であった。
{/netabare}
感想
{netabare}

「衝撃と畏怖作戦」でターニャたちが司令部をつぶして
「開錠作戦」で右翼の敵の下に爆弾しかけて爆破させて敵のバリアをやぶって
グルって回って左翼の敵のうしろから攻撃する「回転ドア作戦」も成功して
今日はただの戦争でまたたくさんの人が死んでた。。

帝国軍も官僚の人たちから戦争早くやめろみたいに言われてたけど
戦争したいのって軍の人たちだけで
国を守るためとかって理由つけるけるけど
勝っても負けてもふつうの人たちってあんまりいいことないのにね。。

それなのに右翼にいた敵のふつうの兵隊の人が
ヒマで左翼がうらやましいとかって言ってて
にゃんは戦争に参加してる人ってどっちもふつうじゃないなぁって思った

あのままヒマな方がよかったのによけいなことゆうから(そのせいじゃないけど)
戦いが始まったら1番先に死んじゃったのって自分じゃない?

死んだ人はかわいそうかもだけど
誰も参加しなかったら戦争なんかはじまらなかったのにって☆彡


それでターニャたちもそう。。もう戦争は終わったみたく思ってたら
とつぜんアンソンたちが後ろからあらわれてグランツがやられちゃった。。


。。いつになったら戦争おわるのかな?
{/netabare}
{/netabare}
第 11 話「抵抗者」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:猪原健太 絵コンテ/演出:立川譲 作画監督:牧孝雄

ターニャは敵のライン方面軍司令部を強襲し、共和国軍の指揮系統撃滅に成功。その機に合わせ、帝国軍は坑道戦術でライン戦線左翼の敵陣地を突破。続けて機動力を活かした回転ドア作戦により、遊兵化した敵主力部隊を完璧に包囲した。あとわずかで共和国との戦争を終わらせられる。平和が戻ってくれば安定した出世の道が待っている。そんな確信を抱きながら、ターニャは大隊を率いてライン戦線に赴いていた。その数刻前、帝国軍が劣勢と見ていた連合王国は、本格的な参戦を開始。もはや遅すぎた介入ではあったが、そこにはターニャに憎悪を燃やすアンソンが、義勇兵として参加していた。アンソンは不意を突いてグランツを撃墜し、大隊との戦闘を開始する。
{/netabare}
感想
{netabare}

前半はアンソンとの戦いで
存在Xが何したいかほんとによく分からないおはなし。。
2話目見直しちゃった。。

それで分かったのってターニャを殺したいんじゃなくって
ターニャに信仰心を植えつけたくって
そのために過酷な状況に追いこもうってしてるみたい


ターニャって戦争早く終わらせてのんびりしたいって思ってるんだから
ホントは追い込まれたとき「神様助けてください!」って
お願いするのが1番いいって思うんだけど変に言い返したりするから
存在Xもよけいおこるんじゃないのかな?


でも、存在Xってホントは神さまじゃないみたいな気がする。。

だって70億の人間だけでも大変みたいなこと言ってたけど
世界は今の世界だけじゃなくってターニャの世界とかいろいろあるみたいだし
70億人くらいの世界が無限にありそうなのに。。

でも、次の転生はないって言ってたから
逃げられないんだったら戦うしかないのかな?

にゃんだったら次の転生とかない方がいいって思うけど。。


存在Xに命令されてターニャをおそったアンソンは
ターニャに殺されて死んじゃったけど存在Xって共感してくれないのかな?

自分の思い通りにならないターニャをイジメてるみたいにしか思えないけど。。
ターニャってルールは守るんだからやっていいことといけないこと書いて
渡せばいいだけなんじゃないのかな?

それから今日は部下をかばって自分が飛び込んでったけど
ターニャってべつに共感できない人じゃないんだって思うけど。。


後半は海で水着回☆。。ただ、女子向けだったけどw


それだけで終わればよかったんだけど
ターニャが戦争がまだ終わってないことに気がついて
早く終わらせるために敵のとどめを刺そうってしたんだけど
軍からダメ出しされてくやしい思いをするの。。

さっき2話を見返して分かったんだけど
ターニャは元の世界でドイツが負けたの知ってたけど
この世界は違うかもって思って軍に入ったんだよね。。

だから、今とどめを刺さないと。。って分かってて何にもできない。。
きっとこれも存在Xのイヤガラセじゃないのかな?


だってターニャのことほんとに過酷な状況に追いこもうってしたんだったら
魔力なんかないふつうの女の子にしたほうがよかったんだから。。
{/netabare}
{/netabare}
第 12 話「勝利の使い方」
{netabare}
公式のあらすじ
{netabare}
脚本:猪原健太 絵コンテ/演出:春藤佳奈 作画監督:髙田晴仁/谷口宏美

ライン戦線の包囲殲滅戦から数日後。敵の主力を撃破した帝国軍は、直ちに共和国の首都パリースイィを制圧。遂に輝かしい勝利を手にした。ターニャも勝利に沸きかえる帝都にて、ようやく手に入れた平和な生活を喜んでいたが、そこに共和国海軍が撤退中との報せが入った。ターニャは共和国のド・ルーゴ将軍が、本土を捨てて反抗勢力の一部を南方大陸に逃そうとしていることを見抜き、独断専行で出撃しようとする。だが寸前のところで、参謀本部より停戦命令が発令されてしまった。大隊の各員が束の間の休暇を楽しんでいるなか、戦争を終わらせる機会を逃したターニャは、これまでにない失意と憤りに崩れ落ち、参謀本部へと向かう。
{/netabare}
感想
{netabare}

帝国軍のエライ人たちは
戦争は終わったからこれ以上続けない方がいいって思ってて
ターニャは戦争は終わったように見えてもうらみが残ってるから
全滅させた方がいいって思っててそれでおこ。。ったみたい

にゃんは戦争なんかはじめからしない方がいいって思うから
どっちもダメって思う


けっきょくターニャが言った通り
残った共和国軍にそのほかの国も協力し始めてまた戦争がはじまっちゃった。。


でも、これってターニャが共和国軍を全滅させてたって
そのうち帝国の力が強くなったらまた誰かが戦争はじめちゃうんだろうな。。


1人1人が戦争なんかするくらいだったら死んだ方がいいって思わなかったら
けっきょく戦争がはじまって
1番戦争したくない人たちが1番先に戦争に行って殺しあうんだって思う


ターニャは存在Xのことすごいにくんでるけど
存在Xって自分の思い通りにならないターニャをイジメるために
ほかの人たちを巻きこんで戦争(殺し合い)させようって
してるみたいにしか見えないんだけど。。


あと、ターニャのこと悪魔だって言ってる人は
みんな自分が悪魔なんだって思いたくなくって
ターニャを悪魔にしたいだけみたい
{/netabare}
{/netabare}

見おわって


マジメだけどエライ人とかについ反抗しちゃうサラリーマンが
戦争地獄の世界の幼女に生まれ変わらされて変態神様にイジメられるおはなし

イジメられても抵抗とかしないでじっとしてたらいいのに
それがイヤでイジメるほうになろうってして
どんどん悪い方に行っちゃうの。。




それでにゃんの感想は
ターニャがこんな戦争しかないような世界でも生きてたいって思ってるの
すごいなぁって

あと、戦争するのが好きな人たちって自分たちは行かないで
弱い人たちを洗脳したりダマしりおどかしてやらせてるって
戦争に行く人たちが早く気がついて
そんなエライ人たちの思い通りにならなかったらいいのに。。って


にゃんはイジメっ子の人たちが
イジメられてる人どうしでケンカとかイジメ合いみたいなことさせたりするの
何回も見たり自分もさせられたりしたからよく分かるけど
みんな自分がイジメられるのイヤで相手を攻撃しはじめちゃうの

にゃんはそんなのおかしいって思うから
うずくまって頭を押さえて丸くなってじっとしてるだけ。。
抵抗とかしなかったらそのうちつまんないとか言って行っちゃう。。

戦争もおんなじだって思う
戦争したがる強い人たちって弱い人たちを戦わせようってするけど
そんな人たちに協力しなかったら戦争なんてはじまらないのに。。って


このおはなし見た人が
戦争なんてしない方がいいよね。。って思ってくれたらいいなって☆彡


声優、作画、キャラはとってもよかった
音楽はふつうによかった

投稿 : 2021/03/09
閲覧 : 1175
サンキュー:

136

ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

文句言いながらも頑張る子

【2019年10月~】12話

世界大戦中のヨーロッパ風の魔法、科学で戦う異世界。
日本人サラリーマンが幼女として帝国に転生し、帝国魔導士として協商連合、連邦などと戦う。

主人公は一流商社の人事のエリートサラリーマン(徹底した合理主義者)
リストラを言い渡した部下に駅で突き落とされ死亡。
その時神から信仰心が足りないと異世界転生させられ、戦争を通して信仰心を取り戻せとターニャ・デグレチャフとして孤児幼女に転生。

{netabare}
ターニャ…神「存在X」の意向に徹底的に背くつもり。
苦労無し、安泰な後方での生活を目論むも、ことごとく思惑からはずれ、最前線に。

【士官学校~魔導部隊結成】
学校卒業後、初任地「ライン戦線」で大活躍してしまう
銀翼突撃賞、「白銀」の二つ名を賜り前線向きと見られてしまう。
「ラインの悪魔」の異名

活躍&士官学校の成績から陸軍学校へ入学
後方へのキャリアにつながるか?

参謀本部の准将に、帝国が負ける(世界大戦時のドイツに似ていた)、解決策として魔導大隊設立を提案。
興味を持たれ、指揮官として本当に魔導大隊設立を命じられる

候補者を脱落させ、隊の設立を中止させたい為に過酷な訓練を実施

結果精鋭部隊を育ててしまい「第601編成部隊」結成

最前線で戦闘、戦果をあげる。
{/netabare}

【感想】
新しい切り口の異世界転生で斬新!
戦争モノは味方、敵国の情勢、戦況を理解しないといけないのでぽやっと見れないですな(笑)

前線の考えと本部の考えの相違、存在Xの介入などがありターニャの思うように進まないながらも、文句を言いつつ奮闘するところが憎めない。

投稿 : 2021/02/06
閲覧 : 221
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ウィラード さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

異世界モノは入り方が嫌いでしたが、この作品はあまり気にならなかったので見れた

異世界モノは入る前に
必ずと言っていいほど自分は社会弱者だっていうネガティブ意見を持ち出すんですね
それが自分は嫌いでした ざまぁ展開も自分はざまぁって感じに慣れなくてコンプ臭くて好きじゃなかったです

ですが幼女戦記の場合は、それとは違うエリート側だったので何とかその異世界までの入りを見れました
その後も、ざまぁ展開的なものも無いので(あっても嫌悪感出るようなざまぁ展開ではないので)

まあ世界観や設定は大分違いますけど
西洋的と考えれば
かつて神だった獣 や 進撃の巨人 とか好きなら見れると思います

あくまで異なる世界に飛んでるだけなんでそれが良かった

投稿 : 2021/01/21
閲覧 : 309
サンキュー:

4

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名無しA さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

文句なし

ストーリーも戦争の狂気や上司の無理難題がハラハラドキドキし宗教や神についても考えられる作品だった。 国名も元ネタが分かるとすっきりした。
とりあえずみておいてほしいアニメの一つ

投稿 : 2020/12/07
閲覧 : 235
サンキュー:

4

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遊微々 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

少佐殿!少佐!参謀!参謀殿!大隊指揮官殿!クリーク!クリーク!!クリーク!!!

タイトルで敬遠してた作品。最近レンタルショップで見かけた映画のPVが気になったので、今回思い切って視聴しましたが・・・
あ、これめちゃくちゃ面白いやつだわ。

戦争という極限状況を通して、合理性だけに則って行動しないことによる憎しみの連鎖、それによって生じる新たな争いの火種、人が何故争いを止めることができないのか、頭では理解していてもそれを理性で抑えることができない人間の弱さや愚かさがしっかり描かれていたのが印象深かったです。

あと全然知りませんでしたが異世界転生だったんですね本作。正直異世界転生であることの必要性をあまり感じませんでしたが、元々の人物像が他の異世界転生の主人公のような凡夫ではなく、上昇志向の高い慧敏な合理主義者という軍人適性が極めて高そうな主人公だったので、この辺りは特に抵抗なく受け入れることができました。
強さも一騎当千の実力者ではあるが、一人で複数大隊を相手に出来るほど現実離れしたものでは無かったのも好印象です。ピンチと活躍の緩急が絶妙でした。
また主人公を傑物に描きつつも、周りをそのためだけの安易な舞台装置にしてなかったことも評価できます。
やはりこういった作品は書き手次第でいくらでも面白く作れるんだなということを改めて実感しました。というか作者の方絶対頭いいですよね。戦史についての理解が深くないとこれだけのものは中々作れないと思います。

幼女戦記というくらいだからストパンみたいに女の子ばっか出るのかと思ったら圧倒的野郎ばっかだったので一安心。女性差別というわけではありませんがやっぱり戦場は男の舞台よ。
だからこそ時折見せる主人公とセレブリャコーフ少尉の言動に癒されます。
あと最後に志願兵となった彼女、メアリー・スーとはなんとも皮肉がきいた名前ですね。彼女は存在Xにとっての(都合のいい)メアリー・スーであり、ターニャ・デグレチャフにとっての(気に入らない)メアリー・スーといったところなのでしょうか。考えすぎかな?

今年見た中では一番面白かったかもしれない作品です。これは映画も見ないといけませんねえ。

投稿 : 2020/11/26
閲覧 : 463
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38

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ファースト さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 5.0 作画 : 4.5 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

飛行戦闘シーンが魅力的

異世界物が流行しているが、中でもこの作品は面白い部類。
2話の時点で主人公の置かれている状況への経緯が描かれていて、話の流れの作り方もうまいと感じたが、何よりこの作品は飛行戦闘の作画が魅力的。軍人、飛行と聞くと私の中では「ストライクウィッチーズ」が頭に浮かぶが、あの作品は美少女に銃火器の類を持たせて闘うというところを主としているように感じるため、系統としてはガルパンに類しているように感じるが、この作品は戦争というものをもっと深く描いていることから作品への差別化ができていると思う。

投稿 : 2020/11/18
閲覧 : 234
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5

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アトイ さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

序盤は惰性で見てたが途中から世界観にのめり込んだ

幼女とミリタリーという斬新な設定だが、転生後のストーリーは面白かった。戦闘シーン作画は最高によく、戦闘までの細かい作戦や会議の生々しさなど、全体的にかっこいい印象が強かったアニメ。

投稿 : 2020/10/27
閲覧 : 249
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6

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zeroone01 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

想像していたのと違う流れに・・・

 原作未読、タイトルだけ見ると萌え系なのかなんかよく分からないけど、評価が高かったので視聴開始。

 ちっちゃい女の子の話かと思ったら、中身は中年のサラリーマンです。
あと、戦場での「魔力」の設定は良いと思いました。
 観始めて、まず、声優陣が豪華です!主人公はもちろんですが、なんと言っても参謀本部の三人。最初にこの三人が登場して会話しているだけで鳥肌が立ちました。渋すぎるだろ・・・。

 1話、2話を観て、今後どんだけ残忍な感じで行くんだろうとゾクゾクっとしたが、なんか想像してたのと違う流れに。

{netabare}ただ、何とか後方勤務でまったり過ごしたいと企んでる、部下思いの良い上官でした。{/netabare}

だからと言って面白くない訳ではありません。幼女だから子供用の椅子に座って食事をしたり、作戦会議に背伸びをしながら話をしたり、そんな感じが所々あったり、後半の戦闘シーンなど迫力があって良いです。

 TV版では劇場版に続く流れで終わってしまうので、劇場版も続けて観たいと思いました。

投稿 : 2020/10/19
閲覧 : 396
サンキュー:

14

ネタバレ

junloft さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

素晴らしい!

最初タイトルにやられ視聴するつもりは有りませんでしたがいざ観てみると・・・

これは・・・いい品だな!と


以降知人関係にも勧め倒して同志を増やしております
勧め文句は「魔女っ子転生モノ」

投稿 : 2020/08/28
閲覧 : 199
サンキュー:

3

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幼女戦記のストーリー・あらすじ

統一暦1923年6月。
金髪碧眼の幼女、ターニャ・デグレチャフは帝国軍士官学校の最終課程、
部隊勤務の一環として北方軍管区ノルデン戦区の第三哨戒線で研修に励んでいた。
航空魔導師として輝かしいキャリアを踏み出すための第一歩である研修は
何事もなく無事に終わるはずだった。

しかし事態は思わぬ方向へ転がっていく。
協商連合の越境侵犯をきっかけに帝国と協商連合は戦争状態に突入。
戦時体制への移行に伴い、観測任務が割り当てられるも、
協商連合軍による奇襲が発生し、
ターニャは敵の魔導師中隊と単独で交戦しなければならない事態に陥ってしまう。
多勢に無勢で味方が到着するまで持ちこたえることなどできるわけもなく、
しかし逃げようものなら敵前逃亡で死罪は免れないという絶望的な状況。
何としても生き延び、上層部に対して最善を尽くしたとアピールするため、
ターニャはとある作戦に打って出るのだが……。

“其れは、幼女の皮をかぶった化物――。”(TVアニメ動画『幼女戦記』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2017年冬アニメ
制作会社
NUT
主題歌
≪OP≫MYTH &ROID『JINGO JUNGLE』≪ED≫ターニャ・デグレチャフ(CV.悠木碧)『Los! Los! Los!』

声優・キャラクター

悠木碧、早見沙織、三木眞一郎、玄田哲章、大塚芳忠

スタッフ

原作:カルロ・ゼン(『幼女戦記』/KADOKAWA刊)、 監督:上村泰、副監督:春藤佳奈、キャラクターデザイン・総作画監督:細越裕治、シリーズ構成・脚本:猪原健太、サブキャラクターデザイン:谷口宏美/牧孝雄/髙田晴仁、服飾デザイン:谷口宏美、魔導具デザイン:江畑諒真、プロップデザイン:森山洋、銃器デザイン:秋篠Denforword日和/大津直、キーアニメーター:石橋翔祐/栗田新一/堀内博之、エフェクトディレクター:橋本敬史、軍事考証:大藤玲一郎、美術監督:平栁悟、色彩設計:中村千穂、撮影監督:頓所信二、3DCGIディレクター:高橋将人、編集:神宮司由美、音響監督:岩浪美和、音楽:片山修志

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