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「ベルセルク(TVアニメ動画)」

総合得点
66.0
感想・評価
317
棚に入れた
1374
ランキング
3077
★★★★☆ 3.6 (317)
物語
3.7
作画
3.3
声優
3.6
音楽
3.6
キャラ
3.7

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ベルセルクの感想・評価はどうでしたか?

ネタバレ

ブリキ男 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 4.0 作画 : 3.5 声優 : 4.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

鍛えなおされた切れ味の悪いドラゴンころし?

漫画「ベルセルク」黄金時代篇の続きのお話、断罪篇以降を描くアニメの様です。

ベルセルクと言えば、ダイナミックなアクション描写を思い浮かべる人も多かろうと思われますが、映画版に準拠したCG表現過多のバトルシーンは、やはりセル画アニメと比べてスピード感が足りず、迫力も美しさも感じられませんでした。甲冑を着けた兵士を切っても、生身の生物を切っても、フライパンで硬いものを殴った様な軽い金属音しかしないのも※1リアリティとはかけ離れたもので、動きについても時によっては兵士達の動きが※2ストップモーション・アニメで作られたロボットの様に見える事もあり、こちらにも重さが感じられず、私見ですが、かなり興を削がれました。妖精(エルフ)のパックの声と口の動きが全く合っていないシーンにも前時代のCGアニメを観ている様で、目を瞑れぬ程の違和感を覚えます。

脚本についても映画版と同じく、原作漫画に沿ったもの(省略などはあります)の様なので、凄惨な描写や一部のコミカル表現など、忠実に描かれている部分はありますが、返せばそれはアニメ化に当たって、何の工夫も成されなかったという事にもなるのではないかと‥。漫画版を読んだ限り、小さなコマにギャグ描写(それでも私はあまり好きでない)がある分にはそこまで気にならなかったのですが、画面一杯に栗頭のパックが表示されるシーンなどでは、まるで違うアニメを観ている様な錯覚さえ覚えました。作品の雰囲気を台無しにしていた様に思います。

前アニメシリーズ「剣風伝奇ベルセルク」ではアクションシーン自体、原作漫画と比べて少なめで、省くべき所は省き、物語の骨子となる残すべき部分はしっかり残すと言う、取捨選択が秀逸で、最後まで飛ぶ様に物語を追えましたが、今回のテレビシリーズでは原作自体の持つ断罪編以降の鈍重とも言える展開の遅さがそのまま表に出てしまっている印象です。

OP、ED曲について、OPは前テレビシリーズと比べると普通のヒーローものとの明確な差異が見られず、EDについては作品と切り離して鑑賞する分には素敵なのですが、とても綺麗な印象で、それゆえに暗さと重さが足りず、作品の雰囲気とかなりずれている様に思われました。

続く次回予告については一変して無骨な印象で、不揃いの大きさの文字がドカドカと表示される大雑把な演出で、とても見辛く、却って軽薄な印象を受けました。タイトルロゴもそうですが、わざとバランスを崩している様なフォントのデザインも、迫力よりもけれん味が前面に出ている感じで好感が持てませんでした。

以上酷評となってしまいましたが、あくまでもシンプルなものを好み、奇を衒う表現を好まないブリキ男の私見です。こういう意見もあるのだなぁと一歩引いた視点で読んで頂ければ幸いです。

漫画版の初の映像化という事だけでも価値のある作品だとは思いますので、てこ入れなどを期待しつつ、続けて視聴していこうと思います。(5話にててこ入れと思われる描写あり、ドラゴンころしの効果音なども変わりました。)

以下は5話以降の感想

5話
{netabare}
CGキャラのギクシャクとした動きには相変わらず違和感を禁じ得ませんでしが、クシャーンのアサシン集団とガッツの戦闘シーンは緩急やスピード感があり、かなりの迫力を感じました。ドラゴン殺しを振った時の音も「ガイーン」じゃなくなったし‥。(でも時にバズーカでぶっとばした様な音になっていて妙に不安定。)ドラゴンころしが鍛えなおされたのと同じく、本当にてこ入れでもあったんだろうか?という印象を受けた回でした。

今回からルカ役、沢城みゆきさんが加わった事もあって、アニメとしての魅力が増した様に思えます。
{/netabare}
6~7話
{netabare}
やはりアニメ化すると、声優さんの演技や動画による存在感の割り増し感があり、漫画版よりもコミカル描写が目に付きます。剣風伝奇の様にバッサリ切り捨ててしまった方が良かった様な気がしてなりません。アクション部分については前回のてこ入れ(と思われる)回以降、鈍重さが消え、鋭さが増しました。初回と比べると雲泥の差かと思われます。
{/netabare}
8話
{netabare}
百戦錬磨の叩き上げのガッツに対して、地の利を生かした戦いとは言え、終始優位を崩さないセルピコの剣技と機知は天才的とも言えました。CG苦手気味、原作読了済み(未完なので途中までだけど)の私にとって、作画への期待が薄い場面でしたが、見事に再現されていました。5話にてこ入れがあったのか、以降は毎回溜飲が下がる思いです。でもやっぱり私的にはギャグ描写は抜きにした方がこの物語は映えると思います。イシドロはまだしも、パックはやはり目に付きます。キャラとしてはとても美しいので、登場するにしても栗頭無しで無言の方がカッコ良かったのではと思わないでもないです。

それにしてもガッツ、ドラゴンころしだけでなく、取り回しの良い※レイピアかショートソード、あるいはブロードソードの一本くらい持った方が良いと思われ‥。使徒との戦いだけでは済まないともう分かっているので‥。あんな巨大な鉄塊しょって旅してる彼の体力なら最大重量2キロ程度の剣など小枝にも等しいでしょうとか思ったり思わなかったり‥。

※テレビゲーム等の誤用から、刺突剣として広く認知されているレイピアですが、実態はその様なイメージとはかけ離れたものです。はっきり言って、ゲームやアニメなどで散見されるフルプレートの継ぎ目に一太刀あびせる事など不可能に近い神業です。(こういう用途にはコリシュマルドとかタックと呼ばれる刺突専用剣の方がまだ向いていますが、これらの剣にしても鎧そのものを貫通する目的で開発されました。)

西洋においてはふいごの発明とそれに伴う鋼鉄の精製が可能になった事によって、銑鉄によって作られる従来の分厚く重いロングソードの代わりとして、細く強靭なレイピアは生まれました。中世後期における銃器の発達による白兵戦の軽視と、それに伴う甲冑の簡略化が、"鈍器"としての剣の役割を卑小せしめたのもレイピアという兵器が台頭する要因になりました。しかしその活躍の期間は長くなく、やはりこの武器も銃火器の発達により衰退の一途を辿ります。
{/netabare}
9話~11話
{netabare}
モズグズ編? やはり大河ドラマ然としていた黄金時代編と違ってバトルものの色合いが強いです。原作がそうだし、分かってはいた事ですが、必殺技名とかギャグ描写は熾烈な戦いや悲壮感のあるドラマに水を差している気がしてなりません。バトル要素のある作品が長期連載となると避けられぬ宿命だとしたら悲しいものがあります。

剣風伝奇から続投の平沢進氏による劇中歌「灰よ」は次回予告でも使われている印象の為かゴリ押し感ありますが、心沸き立たせるものを感じます。
{/netabare}
最終話
{netabare}
グリフィス受肉シーン、何故にロック? 何故にごつい声のナレーション? 美しさが全て台無しでした。神聖さ、厳格さのある、著作権フリーのクラシックを起用した方がずっと良かったかも知れないという印象を受けてしまいました。ファルネーゼの独白も説明的という以上の価値を見出せませんでした。

不謹慎なギャグも相変らず‥。一視聴者としての印象は、ほぼ全編を通して見所が殆ど無い、原作を追うだけの作品でした。これまでの視聴、黄金時代編を知っていただけに、惰性で先を追っていただけなのかも知れません。(漫画版も含む)円盤を買いたくない作品の筆頭に上げられる荒削りでがさつな印象を残す作品でした。
{/netabare}

※1:海外には奇特な方がおられます。黄金時代編のガッツの大剣やドラゴンころしの模造品を実際に造って試し切りされている映像がネット上にあります。興味のある方は「武器職人 ベルセルク」でぐぐってみて下さい。スゴい迫力です。餌食になった椅子とか勿体無いけど‥。新品とかまだ使える品とかで無い事を願う。

※2:静止画を繋ぎ合わせて作られるアニメの事、クレイアニメとか人形アニメとかに用いられる手法。レイ・ハリーハウゼン氏やヤン・シュヴァンクマイエル氏の映画等でも割と広く知られているはず‥。これらの映画では主にロボットやクリーチャーの表現に用いられ、おどろおどろしい不気味な感じが出ていて非常に効果的。

投稿 : 2016/10/06
閲覧 : 679
サンキュー:

30

君野ユカリ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

原作よりは見劣りするのは確か

原作の作画が精密なのに対して、アニメの作画は素人目からすると野暮った3D作画に感じるので不満の声があるのは仕方ない。ストーリーも省略されている部分あるし。

ただ(私が特別原作ファンというわけではないのもあってか)原作ありアニメとして普通に楽しめるレベルの作品になっていた。原作がかなり面白いので、少し品質が落ちても大丈夫だとも言えるわけだが。
作画に関しても慣れもあってかそこまで気にならなくなった。

ちなみに平沢さんの音楽は相変わらず良いのですが、作品中での使どころは残念な部分あったかな。

投稿 : 2016/10/06
閲覧 : 228
サンキュー:

2

タケ坊 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

何も知らずに観たのが幸い

一応コメント書きますけど、正直殆ど参考にもならないと最初にお断りしておきます。。
というのも、原作が世界的にヒットしている有名な漫画だということは知ってはいましたが、
自分は内容を全く知らなかったんですよね。


☆物語、全体の感想☆

だいぶ前に制作されたアニメの続き?ということで、
そっちを観てないと正直楽しめないだろうなぁ、とは思いつつも、
CGを大胆に導入しているのもあって、興味本位で取り敢えず最初だけでも観てみるか、
と思って視聴を開始してみると...面白い。。

いや、とにかく話は以前を観てないので当然分からなくて、
(普通にこれまでを振り返ることもなく続きって感じで始まるのでなおさら)
ガッツっていう主人公がキャスカっていう人物を探している、
邪魔するものは誰であろうとなぎ倒す、ってだけしか判らないんですが、
判らないからツマラナイ、観る気が起きない、っていう風にはならず、
結局最終話まで毎週楽しみに観てました。

分からなくても重厚な世界観に引き込まれますし、
CGの良さを生かした戦闘シーンは迫力があってグロさもあり、
BGMもド派手で単純に娯楽的に観てて飽きなかったんですよね。
結果的には漫画を読んでなくて、以前のアニメも観てないのは、
色々と比べてしまうということがないので、むしろ良かったのかもしれません。
どうしても原作の再現性が~、とか、CGじゃない以前の作画と比べて~、とか先入観で観てしまうでしょうからね。

これから続編が春にまた始まるということで、
それまでに以前のシリーズをおさらいしておこうかなと思います。


☆声優☆

何と言ってもガッツ役の声優さん、凄くハマってて渋く格好良かったです。
声優陣はベテラン&人気声優がバランスよくキャスティングされてて、
何も不満はなかったです。

☆キャラ☆

これまでの過去を知らないので、ガッツがどういう思いなのか、
とかそういうのは分からないので、評価できません。
ガッツ自身が口数少なく語ることもないですしね。
ましてや、キャスカはあんな状態ですし。

ガッツ以外のファルネーゼやモズグス、
ニーナなんかの方がキャラ的には内面が窺い知れました。
で、まだよくわからないんですけど、
「完璧な世界の卵」ってキャラの台詞が重かった。。


☆作画☆

自分は以前のアニメを観てないので、OPなんかでちょっと出てくるのを観ても全然違うな、
とは思うものの、これはこれで良いんじゃないかと思いますね。
本作の戦闘シーンなんかを作画だけで描こうとしても限界があるように思いますし、
キャラや背景はかなり精細に描かれてて凝ってるなぁと関心しました。

作画に関しては自分が原作や以前のアニメを観てなかったのが幸いでしたね。
これから以前の作品を見比べてみてどう思うか分かりませんけど、
以前作られた劇場版もCGメインの作画だったみたいなので、
それと比べてどうなのか?ってのは気になりますが。。

自分はCGのアニメにもだいぶ慣れてきたというのもありますけど、
これからのアニメ制作の未来を考えると、CGの導入にいつまでも抗っているよりは、
むしろ発展の方に期待するべきだと常々思うんですよね。

労働スタイルも絶えず締め切りに追われ、寝る間を削って働かないといけない過酷なものですし、
人口減少につれて原画描きも当然人手不足になってくる事が考えられます。
現実に背景以外の原画まで海外に委託する制作会社が最近増えてきてますけど、それで良いのか、と。。


☆音楽☆

ドラムのツーバス連打&ギターのタッピングから入るOPがメチャ格好良かったです。
EDの方は逆にしっとりと聴かせるもので対照的でした。
で、何と言っても平沢進の劇中歌「灰よ」でしょう、文句なしに最高。

また作中BGMや効果音の方も仰々しさや棘棘しさ満点で全般的に音量もデカくて派手でしたが、
世界観を再現するのにかなり拘ってるように見受けられ、素晴らしかったと思います。

投稿 : 2016/10/04
閲覧 : 336
サンキュー:

10

野菜炒め帝国950円 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

ネバーエンディング・ストーリー

待望のベルセルク新作アニメ。

そしてそれは原作好きたちとのバトルの幕開けでもあった。

と言うのもこの作品。もう長いこと連載されておりダークファンタジーとも言うべき作風と主人公ガッツの生き様に魅せられた多くのファンが多分存在するんです。

自分もそのうちの1人なのですが最近はほとんど見てないのが現状。
決してつまらないからではなく余りに長い連載と雄大なナイル川を思わせるような非常にゆったりとしたペース故に別に今急いで見なくてもいいやという一種の悟りのようなものに目覚めたからです。
今で言うとハンターハンターとかがこんな感じでしょうかね。

話を戻すとそれだけに根強いファンも多分多くそれだけにこのアニメ化に対する期待と不安は半端ないものだったと思われます。

さて今回のベルセルク最大の売りと言えば間違いなく作画。ほぼ3DCGという挑戦的なものでした。
ここが賛否両論。いやおそらく否のが多かったような気もします。
そういう私もどちらかと言うと否派でした。なんかのっぺりしてるというか違和感があるというか。
それでも見てるうちにある程度慣れては来るのだけどやはり通常の絵で見たかったというのもまた本音なのです。

ともかくここがまさに原作組から総攻撃を受けることとなるのでありました。
見ようによっては叩きの大半をこの部分(作画)が引き受けてくれたとも言えるかと。
敬意を込めて今回の3DCGはイージスの盾と名づけます。

しかしそんな原作組でも「蝕」以降の展開をアニメで見れたことには概ね満足だったのではないでしょうか。

只、これは同時に「蝕」以前の展開。すなわちとても大事な序盤を省いてしまったということを意味します。
これがどういう結果を生むかと言うと・・・。

まどか「そんな…どうして…?ベルセルクちゃん、ダークファンタジーだって、もうすぐ視聴出来るって、そう思って魔法少女になったんだよ?なのに…」
「話の展開についていけない。全然納得できない」

新規さんにとってはこうなるわけです。

まあここは仕方ない部分もあるわけでして、最初からやったらどう考えたって12話じゃ収まりません。
新規さんはここは素直に旧作ベルセルクで予習するのが最善の道になるのではないでしょうか。

一応OPで多少そのへんをカバー?してるのかもしれないですが知らない人が見たら只ガッツが暴れてるようにしか見えないのが哀しいところ。
そのOPもどういうわけか不評だったと聞き正直「何故?」という思いが強いです。
テンポも良くていい曲だったと思うのですが・・・。

さて肝心の内容ですが、序盤は正直見慣れない3DCGも手伝ってか微妙というかやや退屈な展開だったとは思いますが途中から話も動き始めて中々いい感じで視聴出来たのではないかと思います。
優秀な原作があるというのもありますがキャラも非常に立ってたのではないかと。

全体的に重くシリアスな作風ではありますが妖精とイシドロの掛け合い等々、意外とコメディ要素も盛り込まれておりこの辺りのバランスは上手いなあと思います。

すでに2期が決定してるようで非常に楽しみなんですが出来れば次は通常の絵柄で見たいなと願わずにはいられません。

投稿 : 2016/10/03
閲覧 : 637
サンキュー:

24

ケンシロウ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

期待通りの出来

原作未読。

映画版を視聴したので今作も視聴することにした。
ダークファンタジーの名にふさわしい出来となっており、
人をバッサバッサ切り殺していく作品なのでグロイのが苦手な方には向いていない。
とはいえ映画版よりはさしてグロさは感じなかった。
1クールのみでストーリーがあまり進行しなかった点が残念だったが、
続編も決定しているので期待して待ちたい。

投稿 : 2016/10/03
閲覧 : 221
サンキュー:

5

snow さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

雰囲気は醸し出してた<52>

クリーチャー等は雰囲気がでてるけど、主要キャラはイマイチ。
3Dの不得手なところをフォローするためか、やたらカットが短くてすぐ顔のアップに切り替わるのが鼻についてた。
ヘルシングOVAみたいな作画でやれるのが一番なんだろうけど、ベルセルク長すぎるしなぁ。
話はほぼ原作に沿ってるし、パックも含め原作のテイスト尊重してるので特に言うこともなく。
分割でまたやるんですね。

結構いいんじゃね<55>
1話視聴
違うアニメの海外反応見てたら、何故か「ベルセルクが残念」って外人さんの反応をあちこちで見かけて、そんな酷いことになってんのかと思ってたけど、実際観てみると結構いいように見えた。

3DCGで人形くさい動きになってたり、ガッツの顔がやけに細くなってるとこもあるけど、グロクリーチャーとか描写が細かったり痛し痒し。
影エフェクトはベストじゃないにしても、無しでツルツルキャラ動かすよりはマシかと。
キメの非3DCGの絵と比べたらそりゃ見劣りするけど、

原作だと、ガッツファミリー集める辺りだけどどこまでやるんだろ。

投稿 : 2016/10/02
閲覧 : 224
サンキュー:

2

オヤジですがなにか さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.5
物語 : 3.0 作画 : 1.0 声優 : 2.5 音楽 : 2.0 キャラ : 4.0 状態:途中で断念した

原作でも好きなエピソードなんだけど

とにかくCGのモーション、特に人の動きが無重力過ぎて見るに堪えなくなって断念。
せっかく鎧着ているのに重厚感も何もない。
声優もいまいち。
キャラだけは原作に忠実なので合格点。

投稿 : 2016/10/02
閲覧 : 212
サンキュー:

0

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

問答無用で大剣を振り敵をなぎ倒す主人公

原作未読 全12話 

時代は中世ヨーロッパ風、魑魅魍魎が跋扈する中、たった一人、化け物と戦う主人公のガッツ、そのガッツの旅の一部を描いたダークファンタジー作品です。

ファンタジーと書くと綺麗なイメージがありますが、全然そんなことはありません。化け物は醜く人が多く死に、殺し合いや酷い拷問など結構ハードな内容で描かれています。

1話から観て途中から始まったかのような感じだったので、旅の中の1つの目的は分かりましたが、世界観や話の全体像が最後まで分かりません。

ガッツが大剣を振りかざし敵をなぎ倒す(振り払う)ところやバトルは迫力がありました。

メインで出てくるキャラたちも追い詰められるシーンが多くて結構ドキドキしながら観ていましたね。

敵も一癖も二癖もある連中ばかりで、なかなかの悪役ぶりでした。

声優さんでは、ガッツの声がかっこよくてキャラにも合っていました。俳優さんみたいですね。

作画は結構3DCGを駆使されていましたが、キャラがのっぺりと見えるところを線をたくさん書くことで影つけて立体感を強調していたのは最近の作品では珍しかったです。

謎多き世界、終盤でもまたまた謎が出てきました。2017年春に続きがあるみたいなので楽しみしています。

OP 9mm Parabellum Bullet、EDはやなぎなぎさん、儚い感じが良かったですね。

最後に、全体的にシリアスな作品ですが、コミカルなシーンもあって一息つけることができました^^

投稿 : 2016/10/01
閲覧 : 288
サンキュー:

23

ヤマザキ さんの感想・評価

★★★★★ 4.1
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

なかなかいい感じ・・・。でも・・・。

H28.9.29追記

なかなかよかったのではないでしょうか?最後までテンションも落ちずに楽しく鳥肌を立てながら観ることができました。ただ、視聴途中の感想に書いたとおり、この前日譚を理解していなかったので、肝心なところ、すなわち最後に出て来たあの見目麗しき全裸の男性がナゾで、理解できませんでした。きっと、この前作のアニメを観ていたり、原作を読んでいたりしていれば、「おおっ!」って思うシーンなんでしょうね。そのあたりの気持ちが持てなかった分、やはりちょっとした「置いてけぼり感」は、正直なところ感じました。

あにこれにおいてもこのアニメに対する低評価が渦巻く中これだけ楽しめたわけですから、きっと原作や前作はすごかったのだろうと、それは確実に推測できます。それを観た上で、もう1回この作品を観直してみたいですね。そうやって初めて正しい評価を下せるんだろうなぁと思います。是非是非やってみたいですね。

ストーリーは、最後の男性がナゾだった以外は、文句のつけようがなかったくらい好きです。ちょっと気になったのですが、あの異端審問官のモズクズを初めとする法王庁の面々ですが、あれってその系統の宗教団体から苦情がいかないのでしょうか?かなりスレスレのところをいっているような気がするのですが・・・。

おっと、第2期が2017年夏に開始ですか。それまでに前作を観直さねば・・・、って思っている私はもう完全にベルセルクの虜なんでしょうか?

===

原作はタイトルだけ知っていましたが、未読です。

なかなか面白いですね。完全に大人向け。大好きです、こういうの。グロでエロで、中世のあの血なまぐさく淫靡な感じがよく出ているように思います。CG大活用との触れ込みですが、違和感は全くありません。むしろ、1970年代後半~1980年代前半の、出崎統氏のアニメ、もっと具体的に言ってしまうと「宝島」「あしたのジョー2」あたりの香りも漂っていて、ちょっと懐かしい感じもします。

・・・ただ、皆さん評価辛いですねぇ。やはり原作と比べちゃうのかな?原作付きはあにこれでは不利ですねぇ(嘆)。下手に原作を知らない方が、アニメを純粋に楽しめるのかな?

あ、でも、まったく原作のことを知らないと、かなり「置いてけぼり感」は感じます。うん、かなりじゃないな、すごくだな。

やはり原作読んだ方がいいのかな?もしくは昔アニメ化された時のもの?

投稿 : 2016/09/29
閲覧 : 389
サンキュー:

19

なまはげ@いわて さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

戦闘シーンがかっこいい

内容的には終始暗いアニメです。
原作を知らないので序盤は入り込めず、断念しようかと思ってしまいました(笑)


が、戦闘シーンはかっこいいですね!
動きがなめらかというか、目が離せないです。

あと、後半になるにつれて話の内容も深くなっていきます。
自分的にはここで終わり?的な内容でしたが、とりあえず一段落なんだろうな、と。
原作観てない組は、この人誰なの!?という人も最後に出てきます。

そういう意味では続きが気になる作品でした。

絵的にも、内容的にも人を選ぶアニメだと思いますが、続きがあったら観たいかなぁとは思います。

投稿 : 2016/09/27
閲覧 : 197
サンキュー:

2

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

圧倒的な存在感…これぞガッツです!

この物語は、TVアニメ版「剣風伝奇ベルセルク」、劇場版3部作の続編に位置付けられる作品です。前作のTVアニメ版は2クールで、劇場版やTVアニメ版の焼き直しとなっています。
私はTVアニメ版は未視聴ですが、劇場版3部作を視聴してこの作品の視聴に至りました。

世の中は混沌さを増し、宗教、異教、邪教が世の中に蔓延っていました。
それでも変わらないのは、「蝕」の際にガッツの首に刻まれた刻印と刻印が呼び寄せるこの世ならざる者たち…

ガッツの目に映っているのはキャスカ…「蝕」のショックで自分自身を壊してしまったキャスカ…
もう2度とあんな思いはさせたくない…そんな気持ちが彼を突き動かすのでしょう…
これまでその強靭な肉体と精神によって戦場を生き抜いてきましたが、再び私たちの前に圧倒的存在感そのままに帰ってきてくれたのは嬉しい限りです。

ガッツの直向きさは周りに伝染します。
そして彼の自然な振る舞いは結果として自分の応援者を増やしていました。
ガッツは、行きがかり上止む無い時以外、誰にも一度たりとも「一緒に来てほしい」と頼んだ事はありません。
ガッツがそんな事を頼む相手はキャスカただ一人です。
それでもガッツの直向きさと強大な力に魅せられてしまうんです。

妖精のパック…「最強剣士」を目指す少年イシドロ…
ここまではお互い天涯孤独の身なのでフラッと付いていく事はできるでしょう。

でもファルネーゼともなると話は別です。
名門貴族としてこの世に生を受けた彼女は、修道院に入り聖鉄鎖騎士団団長に就任しました。
でも聖鉄鎖騎士団団長でいる限り彼女は何も変わらない…
ガッツに見透かされた彼女は激怒するのですが、これまでの人生経験と修羅場を…死線を潜ってきた差が歴然なんですから仕方ありません。
どんなに頑張って自分を繕おうとしてもできない時があるのと一緒です。
どんな状況になっても自らの生き様を変えず、自分自身で運命に抗い続けるガッツが琴線に触れたのでしょう…

ガッツの通り過ぎてきた道は、通る前と状況が明らかに変わります。
でも今期の作品の中で一番変わったのはファルネーゼだったのではないでしょうか。
これまではツンツンした女の子としか思えませんでしたが、これからどの様な接点が生まれていくかが楽しみです。

殺伐とした世界観…あちらこちらで行われている恐喝と密告…
根も葉もない噂を引き金に行われるのは連行…そして拷問…
その日食べる物にすら窮する一般市民の命の価値はいかほどだったのでしょうか…

そんな中、沢城さん演じるルカ達の話は、ささやかな幸せからは程遠いですが、人間の持つ温かさが失われていない場所だと思いました。
思いやって分け合って…何もかも決して独り占めする事無く公平に分配する…
本当に困ったときの助け合い方って…やっぱりこうですよね。

そんな中、ガッツの来訪により引き起こされたのは、全ての人への「試練」だったのではないでしょうか。
暗く険しい試練だったと思います。でもそこで同時に「過去の清算」も同時に行われたと考えると、生き残るべき人間が生き残った…と言えると思います。
この試練と過去の清算の顛末が気になる方は、ぜひ本編でご確認下さい。

オープニングテーマは、9mm Parabellum Bulletさんの「インフェルノ」
エンディングテーマは、やなぎなぎさんの「瞑目の彼方」
ガッツの激しさとこれからの苦難を象徴するようなオープニングアニメに合わせてインフェルノが流れてくるのですが、TV放送版の90秒がこの曲のフルバージョンなんです。
90秒に圧縮された思いがさく裂する…そんな勢いを感じる曲でした。
エンディングはやなぎなぎさんだったので、発売日当日にゲットしました。
私はAmazonでデジタルミュージックを購入しているのですが、好きな曲を1曲から購入できる事に魅力を感じています。

1クール12話の物語でした。物語は思い切り途中ですが、2017年春から続編の放送が既に決まっています。
今期は早くに続編が決まっている作品が多いのではないでしょうか。
販促目的の様に途中で投げ出さない作り手のスタンスは、視聴する側の作品への思い入れも変わってくるので、この傾向は嬉しい限りです。
もちろん続編もしっかり視聴させて頂きます。

投稿 : 2016/09/25
閲覧 : 368
サンキュー:

22

シャベール大佐 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 3.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

不評のCG、意外と好きでした

中世ヨーロッパ風の世界が舞台。行く手に立ち塞がる敵や魔物を、巨大な剣でなぎ倒していく剣士・ガッツが主人公のダークファンタジー。
原作漫画も以前のアニメ化作品も、どちらも観ていないので、先入観や比較対象なしの「まっさら」の状態で視聴しました。
いちおう最後まで観終わったのですが、作品の全体像は正直よくわからなかったです。
画面の中で起きていることは別に難解というわけではなく、普通に理解できるのですが、その背景やストーリーの目的地といったものがよく見えてこないので、各回の話自体はそれなりに面白いのに、ちょっと冷めた目線で眺めていました。この物語はこれで完結ではなく、すでに2017年春から2期の放映が決まっているようで、それを観ればわかる部分があるのかもしれず、とりあえず続きを待ちたいと思います。
この作品の評判を見ると、いちばん話題にされていたのは作画のようで、CGがショボいと結構な不評のようでしたが、個人的には意外と好きでした。人物の絵柄や色使いがかなり平面的で、中途半端にリアルさがないので、キャラが不自然な動きをしてもあまり不気味という感じがせず、なんとなく人形劇を観ているような味があって、これはこれで良かったと思います。また、キャラなどの影の部分に斜線を描いているのは、昔の海外小説などにあるような銅版の挿絵なんかを連想して、これも嫌いじゃなかったです。
キャラで印象に残ったのは、ニーナという娼婦の少女。先輩のルカにとても世話になっていながら、かなり恩知らずな行動を取るのに、観ていて憎らしいというよりは憐れというか、愚かすぎて可哀想と感じてしまうようなキャラで、ちょっと応援したくなりました。
音楽は次回予告で流れる曲がとても印象的でした。
原作や前作との比較、あるいはCGのクオリティなどが理由であまり評価が高くないようですが、個人的にはそこそこ楽しめる作品でした。

投稿 : 2016/09/25
閲覧 : 229
サンキュー:

17

ろれ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

後半ちょっと退屈だった

前半はすごい面白かったんですけどね。
内容はエログロ?なんですかね。

女キャラが裸になったりしますが、乳首がなかったw
これなら普段光で隠してるエロアニメって良いやり方だったんだなと思いますね。

乳首ないの気持ち悪いな。

小山力也のキャラが出たあたりからよくわからなくなって、気付いたら最終話で「これ原作知らんとダメなやつか?」と思ったんですけど、続編が発表されたのでまだ評価つけるのは難しいですね。

あとはCGが気持ち悪かったので普通の絵でやってほしかった。
シドニア、亜人はまぁ気にならなかったんですけど。

投稿 : 2016/09/24
閲覧 : 195
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シャンゼリゼN゜5 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.6
物語 : 2.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 2.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

悪夢の舞

かなり前に流行した??漫画らしいということだけの情報で視聴。
中世ヨーロッパの黒歴史や闇をイメージしたような、おどろおどろしい世界感を背景にした、ホラーバトルもの。

気持ちの悪すぎる異形の怪物や生き物。そして、{netabare}カルト、魔女、娼婦、拷問{/netabare}など、不気味とマイナスイメージを伴う描写がかなり前面に出てきます。
そして、キャラにおいては、卑しさや恨めしさなどの醜かったり偏りのある、狂気精神をもつものが多数。
この異常世界、夢に出てきそう。

ストーリーは、特に深みや感動があったりというのは皆無。ひたすらに不気味な世界を突き進んでいくだけで、なんかゲームみたい。然して面白みはなかったかな。
せっかく途中まで見たということで、完走はしましたけど、私にとっては、精神的に重い作品でした。せめて、もう少し希望や光が欲しかったです。

投稿 : 2016/09/24
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amZ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.5 作画 : 3.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

めっちゃつよいおっさん

映画や原作を見てない方にはおすすめ出来ないアニメです。

■最終話視聴後追記
最終話までめっちゃ強いおっさんでした。
ダークファンタジーと言いつつ、ガッツ以外の男性陣は完全にギャグ要員です(笑
今回は断罪編のアニメ化ということでしたが続編が2017年春にあるようでそちらも楽しみにしたいと思います。

それよりも漫画は終れるのであろうか…!

投稿 : 2016/09/24
閲覧 : 190
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がぁべら♪ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

断罪篇

剣と魔法、そして魔物が存在する世界を舞台に、主人公・ガッツの壮絶なる生き様を描くストーリーです。
-------------------------------

大人向けの作品だと思います。
残虐性が高く、グロイ場面が多いので、見る時には気を付けて下さい。
この作品を見る前に、ベルセルクの黄金期3部作を見た方が、よりストーリーが分かりやすいと思います。
ガッツがひたすらキャスカを助けようとする姿が印象的デス。
2期も決定してるので、今後の展開が見逃せません。

投稿 : 2016/09/24
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もろう さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

やっぱりCGだと伝わらない事が多い

主人公の声とかキャラクターの声は合っているように感じた。
バトルシーンの音楽、台詞の入れ方がかっこよくて良かった。
パックと主人公の掛け合いが面白いシーンあって楽しかった。

表情と声の演技があってなかったり、動きがおかしく感じるシーンが結構あったのが、残念だった。
やはり、CGだと表情が硬くて、上手くキャラクターの感情が伝わらない気がした。

2017年に二期が始まるが、またCGなのだろうか。

投稿 : 2016/09/23
閲覧 : 179
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のび太 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4
物語 : 3.5 作画 : 3.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

剣と魔法のバイオレンスファンタジー

原作は1989年から連載されている漫画作品です。
アニメの前作は1997年10月~放送みたいなので、ほぼ19年ぶりに続編がアニメ化されたという事ですね。
原作は今なお続いているようです。

ジャンルとしては、剣と魔法のバイオレンスファンタジー。
敵を大剣で真っ二つとか、かなり暴力的な内容となっています。

一応続編なので1期を見ていないとストーリーに付いていけませんw
こういバイオレンス物は、20世紀末に流行ったのですが、今となってはちょっと微妙ですね。

何故今になって、再びアニメ化されたか謎ですが、多分根強いファンがいるのでしょうね。
しかし3DCGで、その出来がかなりガッカリだったり、低予算臭が少なからずただよっています。

分割2クール?みたいなので後半に期待でしょうかね。

投稿 : 2016/09/22
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babylon913 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.0 作画 : 2.0 声優 : 4.5 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

実は今までのアニメ化で一番マシな出来なのでは

放送前のPVの時点で酷いCGだとか実歴の乏しい監督に制作会社だとかで叩かれまくった本作。
勿論パッと見のビジュアル面で剣風伝奇や劇場版三部作には敵うべくもなく、通してみても時代錯誤な酷いCGだった訳だが…
しかし、中身を見てみれば、比較的原作に忠実な展開とメリハリのある演出、キャストの演技もイメージ通りと案外悪くない。
むしろあの劇場版Ⅲ降臨を見た後だと傑出しているようにさえ見える。
音楽も出来れば全編ヒラサワが良かったが流石に無理だろうし、師匠に新アルバム出させただけでも十分偉業である。
来春には2クール目の聖魔戦記の章が構えているわけだけれど、放送前と打って変わって、狂戦士の甲冑を楽しみに待つことが出来ることは意外なことであり、かつ本当に喜ばしいことだ。
板垣監督にはこれを機にこういう生真面目な作品にもどんどんやってもらいたい。
案外、第二の水島努あたりは狙っていけるかも。

投稿 : 2016/09/22
閲覧 : 191
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死屍累 生死郎 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.0 作画 : 3.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

なんだかんだ最後までみてしまった

自分は原作も読んでいてこのベルセルクの1話見たときにガッカリ感がすごくありましたが
なんだかんだ見てるうちに慣れてきて最後まで見ちゃいました。時々CGじゃなくて
ちゃんと書いてるカットとかの絵はよかったんですけどあのクオリティで作るのは難しいんでしょうね~
シドニアと同じCGアニメでシドニアくらい音響がんばって欲しかったなぁ・・・

やっぱり断罪の塔入ってからが急激に面白くなりましたね。
モズクズの声がハマリ役すぎて余計楽しめたのもありますw

あとはやはり平沢進さんの曲が神々しすぎてヤバイw声に魔力宿ってますわ
今回はOPではなく劇中歌で楽曲提供されていて納得のクオリティでした!
歌のかっこよさにアニメがついてこれてない感じはしましたけどw

そこまで期待してみてなかった分満足できました。2017春からも視聴しようと思います。

投稿 : 2016/09/20
閲覧 : 233
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2

sobranie さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7
物語 : 4.5 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

タイトルなし

エルフの女王ロシーヌ編を端折るとは、怠惰です。

投稿 : 2016/09/20
閲覧 : 197
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退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 3.0 作画 : 3.5 声優 : 3.5 音楽 : 4.0 キャラ : 3.5 状態:観終わった

劇中歌の「灰よ」って・・・

原作は未読ですが連載前のプロトタイプ(?)は読んだことがあります。(か~な~り~昔ですが三浦先生の特集本で「王狼」も掲載されてました)

アニメ第1作や映画版・黄金時代篇も機会がなく未視聴で、今回「初ベルセルク」です。

原作・前アニメのコアなファンの方々からはイメージ・雰囲気が全然違うと非難・酷評が轟々としているみたいですね。申し訳ありませんが、自分は今のところ気分を害することなく観れています。(生意気かもしれませんが)
動きがカクカクするのがやや気にはなりますが、ダークな雰囲気はイイと思います。神の名で説けば処刑も許される盲信的な宗教観。気を抜けばたちまち降りかかる死のトラブル。力と権威によって虐げられる希望を持てない民衆・・・

見ていて気になったのが、なんか聞き覚えのある雰囲気の劇中歌。「平沢進」さんだったのですね。前アニメでも歌っておられたそうで。

自分にとって「平沢進」さんといえば「サイレントメビウス」が華やかし1990年代に菊池通隆(麻宮騎亜)さんキャラデザのOVA「DETONATORオーガン」全3巻分のED「バンディリア旅行団」「山頂晴れて」「魂のふる里」を歌われてたのを思いだして懐かしかったです。今回も感情を高ぶらせる楽曲の雰囲気はイイですね。

とりあえず、グリフィス復活で〆た本作。続きは2017年春へ。
ニーナもファルネーゼも「まったく理解できない恐怖・脅威」にただただ狼狽する様は興味深かったです。ガッツのように修羅場くぐり運命を自分の身一つで切り抜けた者と違い、二人とも自分自身では何も出来ずファルネーゼは必死に信仰にすがろうとするし、ニーナは必死に逃げようとするどちらも心の弱い人間。最後まで生き延びさせたのは何かしら意味があるような気もします。

投稿 : 2016/09/19
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クリスク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6
物語 : 1.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

失敗の要因

原作既読

すべて構成が台無しにしている。
CG、モーション、演出、音楽、キャラ
申し分ないのにも関わらず、
設定飛ばしていきなり第2幕から始める無能さ。

序章(過去編)と1幕目を飛ばしたのは、失敗だったといえるだろう。

原作や旧アニメを知らない人を置いて、雰囲気のみの無理矢理感が否めない。

原作既読、旧アニメ視聴済の方は、モーションや演出などに惹かれると思われる。
しかし新規視聴者にはオススメしない。

投稿 : 2016/09/19
閲覧 : 192
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1

北山アキ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

タイトルなし

有名原作だが、画が重くて読もうと思ったことがなかった。

原作未読だと、物語の背景や構図がよく分からないまま観ることになる。
でも、(期待してなかったのもあるが)結構おもしろかった。
大仰な舞台やセリフ回しをドスンドスンと突っ込んでくるので
「?」と置き去りにされてしまう感じもあるけど、
結局は大剣を振り回すアクションでバッサバッサと解決?してしまう
分かりやすさで拾い上げてくれるからだろう。
3D作画はそんなに気にならなかった。

投稿 : 2016/09/19
閲覧 : 156
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1

37111 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

前回見ていない。原作見ていない。なのに完走。

背景とか全くわからず置いてけぼり。
まぁ、でも続き物って知ってるからそれはいいとしよう。

中盤までもう流し見してたけど途中からぐんと面白くなったなぁ。
何が面白かったのか正直分からないけどあーうーの女の子が出てきてからかな。

あの子が何なのかよくわからないけど、続きでたらみようかな。

投稿 : 2016/09/19
閲覧 : 244
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10

四畳半愛好家 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5
物語 : 4.0 作画 : 2.5 声優 : 3.5 音楽 : 3.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ベルセルク3DCG版!原作ファンは納得できないかも…?

 言わずと知れた大人気漫画「ベルセルク」の3DCGでのアニメ版

 私は長い原作の序盤までしか知りませんが、このアニメの戦闘シーンが原作と比べて迫力ないのは分かります。

 ただ、アニメで初見の方にとっては十分見応えのある戦闘だったように思いますし、内容的にもかなり面白い作品だったと思います。
 特にモズグス様辺りが出てくる終盤は、毎週楽しみでした。

 視聴者には原作ファンが多いと思いますが、寧ろこのアニメは初見さんの方が楽しめたかもしれません。

 寄生獣、うしおととら、テラフォーマーズ…等々
 人気原作の作品のアニメ化は難しいですね…。(ジョジョや進撃は稀少)

 来年の春から続きがあるみたいです!
 個人的には普通に楽しみです!
 主人公最強系アニメが好きな人は見てみることをお勧めします。
 大剣もって暴れる感じは、中二心をくすぐられますよね!格好いい主人公だと思います。

投稿 : 2016/09/17
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4

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星々 さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.2
物語 : 1.5 作画 : 2.5 声優 : 2.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.0 状態:観終わった

よく分からないことが分かった

個人的にキャスかがアホな子になってようとネタ要員のエルフが仲間になったのもどーでもいいんですが

話がさっぱり分かりませんでした。原作読んでれば分かるんでしょうか?

前作の内容は知っていますけど、敵サイドが意味不明すぎて付いてけないです。

あの司祭だか牧師はグリフィスサイドに良いように操られてるんでしょうか?よく分かりません。変なキモいタマゴキャラも出てきましたけど……。

トドメは最後に綺麗になったグリフィスが現れたことですね。
何でなんですかね。何か意味あるんでしょうか。原作読んでない自分からすると、もう何となく見栄えの為に出した感じがします。意味不明すぎです。

前作と比べると1クールも使ったくせに内容が薄すぎてつまらなかったです。

後、千手キャノン?カノン?千手観音にしか聞こえなくて笑えました。

投稿 : 2016/09/17
閲覧 : 201
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2

ガムンダ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

意味が分からなくても(たぶん)楽しめる

中世の様な世界で戦う孤独な剣士ガッツの物語。
主人公最強系です。
中世と言ってもファッション中世ではなくて本当に暗黒の時代と言う感じの鬱々とした世界観です。
何故か人外の物が登場します。

えーと、かなり昔にやってたものの続きになるのかな?
かなり長い原作コミックの一部になります。
最初は人外の物登場しない、傭兵団の青少年が時代を生き抜くお話でした。
たしか以前のTV版はその辺でしたよね。
それから何故か人外の物がワラワラ登場して混沌としてきます。

私はモズグス篇好きなので今回のTVは楽しめました。
上記の暗黒の中世間が良く出てる面白いエピソードでした。
とはいってもこの辺から妖精のパック、泥棒少年イシドロなどの陽キャラも登場します。
私もあなたと同様最終話で「シールケタンキター!」と叫んだクチです(笑)

そんな訳で、原作を知っていればそのアニメ版として楽しめます。
評判良くないCGですが、確かになんだかゲームみたいでした。
原作はもっと禍々しくておどろおどろしい感じでしたが、なんだかアッサリになっちゃってるのが残念でした。

原作知らない人にはどうでしょうか。
大昔の序章か原作を読まないと終始意味がわかりません。
でもまあ主人公最強系で禍々しい敵をばったばったと倒すのでそれだけでも観てて面白いんじゃないでしょうか。

原作「ベルセルク」と言えば徐々にグダグダになる漫画として有名です。
実は私も読破していません。
このあとどこまでアニメでやるの?続きはまた10年後?と思ったら来年やるみたいです。

原作も覚えてるのこの辺までなので、続き楽しみです。
次はシールケタンて言う子魔女が登場しますよー
(それだけは覚えている)

投稿 : 2016/09/17
閲覧 : 403
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Progress さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0
物語 : 3.0 作画 : 3.0 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

世界観には魅力を感じたが、原作を生かせなかった印象

このアニメに興味がわいたのは、コンビニにある分厚い漫画で読み、ガッツがグリフィスと初めて出会うシーンから見ていたもので、アニメで見た時はあれ?ガッツがなんかオッサンになっているな、と少し混乱しましたが、どうやらこのTVシリーズの前に別の場でガッツ青年期?は描かれたらしいです。

このTVシリーズから入った人は、ガッツのバックボーンや、世界の情勢がどうなっているか分からない点があったのではないでしょうか。

【物語】
雰囲気としてはダークファンタジー。
物語はガッツが旅をしてひたすら戦う。
世界の情勢やガッツの敵の暗躍等の物語の「外側」の情報に魅力を感じる作品。

【作画】
CGと手描きの合わせ技。CGが8割程度。
CGはお世辞にも良いとは言えない。安上がりにしたかったのだろうか?
悪い所を上げたらきりはないが主要キャラ、モブ、モンスター、どれをとってもCGが酷い。

【声優】
気になったキャラを挙げていくと、
高森奈津美さんがニーナ役。
小山力也さんがモズグス役。

【音楽】
音楽は鷺巣詩郎さん。一部挿入歌の楽曲の提供で平沢進さん。
平沢進さんはアニメ映画「パプリカ」の「白虎屋の娘」という曲がとても神秘的で壮大、かつどこか懐かしさのある曲なので一度聞いてみてほしい。

【キャラ】
ガッツ・・・自分の身長と同じくらいの大剣を振り回す戦士。この大剣を振り回すのがかっこいい(らしい)。
グリフィス・・・鷹の団団長。今回のTVシリーズでは出番少な目。
ルカ姉・・・娼婦で性格が聖人。ここまで良い人である必要があったのだろうか?
イシドロ・・・ガッツに戦士として惚れる。ほぼほぼギャグ担当。
モズグス・・・敵役。宗教に入り込みすぎて歪んでいる良いゲスキャラ。

【総評】
魅力的な暗い世界観の情報に入り浸りたくなる。
しかし、あまりにCGが陳腐だったため、楽しさは半減し、ポジティブな驚きがなかった作品。

投稿 : 2016/09/17
閲覧 : 277
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19

もんたろう さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 5.0 作画 : 2.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:今観てる

9話のラストがとにかくすごい

とにかくなにも言わずに、9話のラストを見てほしい。

・中二心を揺さぶられるたまらない演出。

・三浦先生のキャラクターデザイン力

・平沢さんの音楽「灰よ」

この三つが混ざり合った嗜好のアニメです。



個人的に好きなツボをツキまくってます。

僧侶とか司祭のような高尚な人がクズ
無慈悲な拷問
堕天使
拷問官のデザイン


たまりません。

10話以降はそんなに盛り上がりませんが・・・

投稿 : 2016/09/16
閲覧 : 197
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ベルセルクのストーリー・あらすじ

ミッドランド辺境の安酒場にて、黒衣の剣士・ガッツは言いがかりをつけてきた盗賊たちを撃退。居合わせたエルフのパックと少年・イシドロは、ガッツの手際と大剣に興味を抱き、彼を追う。

村を出たガッツは通りがかりの荷馬車に誘われる。そこには僧侶と娘のコレット、そしてパックが乗り合わせていた。ひと時の安らぎと思いきや、ガッツを狙う闇が迫る――。(TVアニメ動画『ベルセルク』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
TVアニメ動画
放送時期
2016年夏アニメ
制作会社
GEMBA / ミルパンセ
主題歌
≪OP≫9mm Parabellum Bullet『インフェルノ』≪ED≫やなぎなぎ『瞑目の彼方』
挿入歌
平沢進『灰よ』

声優・キャラクター

岩永洋昭、水原薫、日笠陽子、興津和幸、下野紘、安元洋貴、行成とあ、櫻井孝宏、大塚明夫、石塚運昇、沢城みゆき、高森奈津美、平川大輔、竹達彩奈、寿美菜子、中村悠一、石井康嗣、小山力也、稲垣隆史

スタッフ

原作・総監修:三浦建太郎(スタジオ我画)(白泉社ヤングアニマル連載)、 監督:板垣伸、シリーズ構成:深見真、シリーズ構成協力:山下卓、メインキャラクターデザイン:阿部恒、メインCGモデリング:鎌田麻知美、美術監督:伊藤弘、美術設定:小倉奈緒美、カラーコーディネート:羽毛田信一郎、3Dディレクター:佐藤敦/江川久志、ビジュアルディレクター:篠崎享、テクニカルディレクター:水橋啓太、キャラクターモデルリード:五十嵐成海、背景モデルリード:荒井己太郎/今井俊太、セットアップリード:佐藤宏樹、アニメーションリード:小林圭介、エフェクトリード:荻原怜、コンポジットリード:畠山貴匡、編集:田村ゆり、音響監督:岩浪美和、音響効果:小山恭正、音響制作:グロービジョン、音楽:鷺巣詩郎、制作:ライデンフィルム

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