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「君の名は。(アニメ映画)」

総合得点
91.2
感想・評価
2515
棚に入れた
11512
ランキング
39
★★★★★ 4.1 (2515)
物語
4.1
作画
4.5
声優
3.9
音楽
4.2
キャラ
4.0

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君の名は。の感想・評価はどうでしたか?

tag さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

新海誠の”全身全霊”

説明の必要がないほど、誰も知る傑作。老若男女、外国人でも、誰が見ても最高レベルのエンタテイメントだと思います。

もう何回も見ているので、少し冷静になったので、感想を書いてみようかと。新海誠は、「秒速5センチメートル」で知り、他の作品も見て高く評価していました。圧倒的な質感の画面作り、作画へも相当高い水準を求める完璧主義者のように見ていました。

しかし、彼の物語には、すっきり感が不足している。ただし、圧倒的に心に引っかかりを残す作家だなと。正直、「5センチ」も「言の葉」もかなり切なく、苦しい。簡単に言うと見続けるのが少しおっくうになるくらい。確かに、そんなグサッとする引っかかりを残すのも物語戦略としてはありかもとは、思っていました。

ただ、結果として、高い評価を得ながらも「売れている」とは言い難かったと思います。そして「君の名は。」です。彼のことを高く評価する人はたぶん数多くいた、そのため、たぶん予算も、人材も投入された。

複数回、この映画を見て、おそらく新海誠は、この映画のシナリオについて、3~5倍ストーリーを膨らませた上で、厳選に厳選を重ね、一秒たりとも演出上無駄な時間をなくし、必要にして十分な高密度の物語を完成させたように思える。たぶん、それでも映像としては、実際の上映時間を大幅に超えるストックがあったとさえ思える。それを更に最後の編集で、更に絞り込む、ただの一度のリダンダンシー(重複)もなく。

この映画を分析的に見てると、非常に苦しくなるのだ。どこにも寸分の余裕もない。ひたすら集中だ。笑いのシーンも悲しみのシーンも全集中(鬼滅!)。

電車ですれ違うシーン(これは、東野圭吾「パラレルワールドラブストーリー」のオマージュでしょう。)があります。二回あります、完全なる対比演出でしたが、私は、これは来るなと、対比とはとらえませんでした。ああ、これはいつもの新海エンド(つまりバッドエンドを予想)だなと。でも、そうならなかった。使われた場所は、まさに新海エンドにおあつらえ向きだったが。実は、これによって、新海誠がクリエーターとしての嗜好を曲げてでも、全身全霊を掛けてこの映画の成功に集中したのだと感じました。彼は少し苦しんだのかもしれないとも。

彼はこの作品を制作中、相当な高いプレッシャー下にあったのではと感じた次第です。もしかしたら、しばらく監督しないかもと思ったりもした。しかし、少し時間を経て、新たな作品を生み出しました。なんとなく、外野の意見で申し訳ないが、新海誠、一皮むけたのかな、と思った瞬間でした。

そう、東野圭吾のパラレルワールド(小説)は切ないエンドだった。東野圭吾の小説は、何故か切ないエンドが似合う。映画化は数多くなされたけど、ラストは小説とは変わっていた。個人的には小説のどうしようもない切なさと絶望感が好きだったが。

映像コンテンツのバットエンドは、相当に難しいことなのかもしれない。これはこれで、また宿題として考えたい。

新海誠の次回作「天気の子」はまだ見ていません。我が息子たちは見たそうで、エンドが意味深らしいです。彼らは決してネタバレしませんが、私に負けず劣らずひねくれている。もしかしたら、新海誠は長年の課題の解決策を見つけたのかも。天気の子を見て、私の宿題も深まりを見せるのが楽しみです。

投稿 : 2020/05/11
閲覧 : 251
サンキュー:

18

さっくー さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

心に残る作品。余韻凄い!

まず、音楽は100点満点中、1満点です。
RADWIMPS(アーティスト名)の夢灯龍・スパークルは4年経った今でもずっと聴いてます。挿入曲も穏やかでとてもいいです。流れた瞬間に鳥肌立ちますよ笑
さて、構成なんですが率直に言うと少し全体を理解するのに外部からの情報が必要になるかもです。なので少し頭を使う映画ですね!私も見終わったばかりの時はどこか突っかかりが残ってましたから。笑
でも、『君の名は。』の良いところはインターネット上で考察を見たり、もう一度見て頭で整理したり、深く深く知るほどとても面白くなっていくところだと思います!小ネタも沢山あるので是非調べてみてくださいヽ(*^ω^*)ノ(天気の子と絡めたりしても面白いですよ)  
あ、それと一つ言わせてください。君の名はなどの新海誠作品がつまらんという人は、ただ一回見ただけで終わってるからだと思います。ちゃんと面白いから!!深いから!!騙されないで!チッチ

そしてストーリーなんですが、
入れ替わり、天災というありふれた設定でありながらうまく登場人物と絡めていて飽きは全くこないです!自分がもし好きな人と入れ替わったら‥みたいに少し主人公の立場になって想像するのも楽しいです笑

見終わった後に余韻に浸るのが好きな自分からしたらこの作品はドンピシャで、ずっとボーっとしてました笑

まとめなんですが、
新海誠の美が詰まったこの作品は、忘れられない!また見たいなぁ‥!という気持ちを立たせてくれる最っ高の作品です!絵が綺麗だなぁレベルの軽い気持ちでも是非見てみてください!きっとあなたの中で良い作品になるはず。

もし天気の子とどっちを先に見ようかと考えている方には、普通に君の名はを先に見るのをおすすめします!

(*´-`)ここまで読んでくれてありがとうございました!是非、新海誠作品をお楽しみください!

投稿 : 2020/05/09
閲覧 : 189
サンキュー:

13

ネタバレ

みぃ さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

感動

最終局面で涙しました!

その世界の歴史、運命を知ったからこそ主人公たちは必死に生きようとしていてなにより勇気ある行動があったこそ今があるのがすんごく胸打たれました

投稿 : 2020/05/08
閲覧 : 292
サンキュー:

10

タカ さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

つまらない

なぜ流行ったのかわからないぐらいつまらない

投稿 : 2020/04/27
閲覧 : 188
サンキュー:

7

ふぁんた さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

お手本のようなボーイミーツガール

若者達の恋の話、青春していて本当によいですよね。

ストーリーもスケールが大きくキャラクター達がしっかり面白おかしく動いてくれるので飽きる場面がありません。
そりゃ売れまくるわと言える王道ボーイミーツガールです。
物語の背骨である入れ代わりが物語終盤の隕石に向けてなぜ起こるのか回収されていくのは名人芸のような違和感のなさです。

男の子と女の子、田舎と都会、設定と対比がシンプルでわかりやすいので入れ替わった時のお互いの違和感の演出がすとんと入ってきます。意外と見落としがちですが物語を邪魔しない舞台設定がよく練られていて監督が見せたいストーリーが分かりやすいなと感じます。


RADの楽曲はこの物語の印象をもう一つ上のランクに引き上げたと思います。
彼らの力強く耳に残るメロディは時に悲しく時に美しく各シーンを彩ってくれます。

歌と物語とアニメーションが重なるともう大好きになってしまうのでメチャクチャ盛り上がりましたね。

何回見ても泣けてしまいます。

投稿 : 2020/04/25
閲覧 : 205
サンキュー:

12

Pocali さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:途中で断念した

星が0にできません

こんなアニメ映画が流行っていいのか?
この監督が作るアニメが全部嫌いです。
こんなのが流行るなんて…日本の恥です(T . T)
これが本当のピュアブラック。

投稿 : 2020/04/22
閲覧 : 274
サンキュー:

7

ピエトロ さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

終始RADWIMPSがウザい

作画は普通、声優の演技は印象に残らない、挿入されすぎてるRADWIMPSの歌がウザい、中身スカスカ話が補完できてない、など私にはこの映画の面白さが全く理解できませんでした。

投稿 : 2020/04/06
閲覧 : 227
サンキュー:

8

ゼルミナ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 3.0 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 3.0 状態:観終わった

そりゃ素晴らしかったさ

公開当時劇場で鑑賞。

総合的な「作画」力は☆5中☆10という感じ。
音楽とのマッチも素晴らしかった。

投稿 : 2020/03/20
閲覧 : 235
サンキュー:

9

既読です。 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 3.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

私は面白かったです。

当時ベッドから動けない状態で
仕方なくスマホに入れていた
このアニメを上向いたまま鑑賞。

なんだか話題だけどどうだろう?
ん?男女入れ替わりのお話?
どこかで見たような・・・
それにしても画が綺麗だな。
アングルや見せ方も上手いし。

四葉がいちいち三葉に呆れるシーン
「何やってるん?早よ来ない!」
ってぴしゃりとふすまを閉めるシーン
なかなか好戦的な妹のキャラ設定GJ。

薪の舞、口噛み酒・・・神秘的。
口噛み酒、昔日本史で習ったな。

巫女の口噛み酒通販?
メイキング動画入り?
面白い!
四葉キャラが良い味出してる。
三葉が田舎をぼやくシーンも面白い。

まあ前半は入れ替わりやドタバタで
そこそこ面白いと観ていた訳ですが
中盤、急に荘厳というか不穏な空気から

え?そういうことだったの?
となってからストーリーが一気に加速!

観終わった後、面白かったと大満足。

翌日新橋駅を通過する電車を上から眺めながら
「君の名は。」と何度も口にしました。

新海監督の「ほしのこえ」、「秒速5センチメートル」
「言の葉の庭」はいずれも、情緒的ながら
一体何が言いたいの?って好きになれませんでしたが
「君の名は。」は私的に解りやすいアニメでした。

投稿 : 2020/03/17
閲覧 : 237
サンキュー:

15

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

何度も見たくなる作品

日本中で話題になった名作。
高校生の青春恋愛ものだが、どの年齢層が見ても感動できる内容で素晴らしいと思った。

投稿 : 2020/02/07
閲覧 : 154
ネタバレ

退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★★ 5.0
物語 : 5.0 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

深く考察しない方がいいかも

初見では、男女入れ替えのドタバタ劇かと思って観ていると、謎解きも加わり、中盤からの展開に ワクワクする高揚感や、現実問題に直面したり、山頂、ラストと見せ場が有る事で気持ちが上下しました。
二回目を観ると 始まって早々ちりばめられた謎が、組ひもの様に 点が線で繋がった様な気分になれて、伏線回収や新な発見があり、一回目とは違う楽しみ方が出来ました。上映当時、リピートして観た映画は始めてでした。
{netabare}新海作品では最後は すれ違いで終わるパターンが多いですが、忘れても再会し、「君の名は」で幕引きする終わり方は感激しました。記憶は消せても感情だけは残っていたのでしょうか、運命は二人を離さなかった。彼らしくないかも知れませんが、ハッピーエンドの作品の方が個人的には好きです。{/netabare}
映像は、タイムラプスの多用が見新しく、光と影の表現が上手く、キャラや繊細な風景の描写も高品質で、以降のアニメ映画のクオリティが全般的に良くなった気がします。
ただ音楽は、曲自体は問題ないのですが、映画館で観た時に音量がうるさかった記憶です。
一度気にし出すと止まらないので、タイムリープの矛盾点とかパクリ疑惑は 気にしないで観る様にして、見慣れた方も、物語を追って映像を楽しんでと単純に観る方がいいと思います。
これでも、中にはストーリーが難しすぎたという感想も ちらほら聞きましたが、大人や若者向きで、アニメに精通していない方も気軽に観る事が出来て、SFチックで高品質な 出会い系ラブロマンスという意味で高く評価しました。

投稿 : 2020/01/31
閲覧 : 133

鬼猿 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9
物語 : 2.5 作画 : 5.0 声優 : 3.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

なるほどよく分からん。

上映当時は今のようにアニメにハマってるわけでもなく、「言の葉の庭」が超傑作だったので見に行った。

ヤバいな!新海誠ヤバいな!この監督天下取れるでしょ!でも宮崎駿は永遠であってほしいなぁ…。
とか考えるレベルでどハマりした。

あれから数年、色んなアニメに出会い駄作から良作まで見てきた結果…
この映画めちゃくちゃだって事に気付いた。
作画に関しては素直に素晴らしいと思う。
でも話が全く意味不。色々と現実と非現実が交差しすぎ。
この映画での一番の主役はRADWIMPS。彼らの曲のおかげに尽きる。
ヲタクになってから見る君の名は。ヲタクじゃない時に見る君の名はでこんなにも印象が違うのかと思った。

正直上映当時も「君の名ははおもしろい」でも「聲の形はメッセージ性がすごくて頭に残る」だった事を思い出した。他にも言ってる方がいるけど、近い時期にやってた「聲の形」、「この世界の片隅に」はとんでもなく心に来る物があった。
でも君の名はにはそれがなかった。
あの頃からすでに答えは出てたって事。

HIPHOP的に言えばセルアウトだったね。新海誠は言の葉の庭までが新海誠だった。君の名はが売れたとはいえ、新海さんには世間体を気にしない自分のやりたい作品を作ってほしい。世界の評価とかじゃなく、自分自身に素直な作品を。そしたら多分過去作品のように素晴らしい作品を作れると俺は信じてる。

投稿 : 2020/01/21
閲覧 : 249
サンキュー:

10

aikawa さんの感想・評価

★★☆☆☆ 1.5
物語 : 1.5 作画 : 1.5 声優 : 1.5 音楽 : 1.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

面白くは

無いと思いますが質は非常に高い作品だと思います。

投稿 : 2020/01/09
閲覧 : 221
サンキュー:

5

DB さんの感想・評価

★★★★★ 4.3
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

タイトルなし

 前々作のようなメッセージ性や前作のような息をのむような画の美しさなどは抑え気味。でもその分一般向けになっていると思う。設定の突っ込みどころはともかく、物語に没入でき、最後には非常に温かい気持ちになれました。また見たくなる作品でした。

投稿 : 2020/01/02
閲覧 : 182
サンキュー:

8

ネタバレ

退会未定のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 3.5 作画 : 4.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 3.5 状態:観終わった

ネタバレ注意

ネタバレで面白さは半減します。観る前にガストで隣の席の奴らに大声でネタバレされました。「俺はここで気づいた」とか至極どうでも良い自慢話をしてました。

投稿 : 2019/12/08
閲覧 : 218
サンキュー:

6

かまいたち さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8
物語 : 4.5 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 3.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

ストーリーがよく練られている!

長所
・ストーリー
・美麗な絵

短所
●BGMの入り方が正直微妙...(※超個人的な感想)
RADWIMPSの2曲の入り方、切り方が微妙。
良い曲なのにもったいない。

●少し下品
女性の胸の俗称が結構出てくる...あと巫女の酒とか
監督のフェチとか。
恐らく家族では見れない。


総評
単純明快な捻りのないラブストーリーかと思って見れば全然そんなことはなく、逆によくできていて感動した作品。売れるべくして売れた。

投稿 : 2019/12/01
閲覧 : 251
サンキュー:

6

竜児 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

2018年1月4日視聴 95点。

テレビ放映されて初視聴、からの5回視聴。映画館で観ればよかった。

投稿 : 2019/12/01
閲覧 : 187
サンキュー:

4

ぎゃん (・ワ・) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.3
物語 : 2.5 作画 : 5.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.5 キャラ : 3.0 状態:観終わった

ファンの方が多いので申し訳ないですが・・・凡作

いろいろと物足りない作品。というかバランスが悪い・・・
それでは悪い部分をご紹介させていただきます。

①一番面白いはずである瀧君と三葉の入れ替わりのドタバタラブコメ展開は例の曲にあわせてダイジェスト編集。いや、CMで嫌というほど見たし・・・
②あの規模の隕石落下で被害が小さすぎる。少なく見積もっても岐阜の1/3は持っていかれるでしょ(岐阜県民の方はすいません><)
③そして世紀の天体ショーとしてメディアで取り上げられたのに隕石落下。これ自体ありえないが百歩譲るとして、そんな出来事をたかが3年で忘れてる瀧君ってやべぇ奴でしょ。ってか行く途中で気づけよ。
④リアルな部分とフィクションの部分のバランスが悪い。飛騨高山や東京をキレイに描きすぎ、郷土文化まで盛り込んだため上記の事がどうしても気になる。
⑤どうしても泣かせようとして感動シーンが長いためいろいろクドいくせに、オチは結構早い段階で読める。わかりやすい事は悪いことではないのだが、①で述べたように序盤をダイジェストにしてるから感情移入がしにくい。やっぱバランスが悪い。

うーん、10年前くらいに公開してたら面白かったのかな~。どうしても他の作品と比べてしまうからね・・・特に「聲の形」や「この世界の片隅に」と内容の濃い作品と近い時期だったから凡作感が否めない。
駄作とまではアタシ言ってないからね!!

唯一手放しで褒められるのは作画がキレイな事くらいかな。
5.0なんてアタシ初めて付けたよwww

声優の評価ですが、メインキャラをほぼ俳優、女優が担当したため、声優の評価をさげています。同じ点をつけるのは流石に声優さんに失礼なので。
実際俳優陣は神木くん以外はあまり上手くないですし。(神木くんもアニメを見る上で気にならないレベル。プロの声優さんに比べると・・・)

あと評価とは関係ないですが、いくら話題作だったとは言え、あのレベルで声優アワード2016の主演男優、女優ダブル受賞はおかしいです。普段から声のお仕事に命をかけてる声優さん達に失礼過ぎです。百歩、いや千歩譲って作品賞と特別賞くらいでしょ。
っと愚痴はこの辺にして・・・

まとめると普段あまりアニメを見てない方や、小さい事は気にしない、わかちこわかちこタイプの方にオススメのアニメですw

投稿 : 2019/11/24
閲覧 : 444
サンキュー:

22

ネタバレ

バニラコーク さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 4.5 声優 : 4.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.5 状態:観終わった

瞬きすら忘れるほど

やっと、やーっと観ました。
もうね、瞬きすら忘れるほど没頭しました。
なんだろうな、どう言えばいいか
ゆっくり流れる日常と
後半訪れる疾走感。
言い過ぎかもしれないが宮崎アニメの空を駆ける感じ。
それと似た躍動感に溢れた走るシーン。
ありふれた風景が美しい。
頼む、頼むから助かってくれ!出会ってくれ!
そう思いながら、願いながら
ちょっぴり涙しながら観ました。
ストーリーはそれほど珍しいものではなく
年がずれてるのもスマホ見てたら気づくでしょ
なんて野暮かな。
こう言う作品を観て、素直に感動出来る自分で良かった。
素敵な時間を過ごさせて頂き、感謝感激です。

投稿 : 2019/11/10
閲覧 : 318
サンキュー:

15

エイジ さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.4
物語 : 2.5 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

「おまえは誰だ」なんて書くやつはいない

「おまえは誰だ」って・・
この状況でこんなこと書くやつはいない。
CMに載せるために奇をてらった演出としか思えない。
おっぱい揉んでるところを妹に見られるとか、完全にオタアニメ。

最後のほうみんなで団結して人助けしようって部分、そのまま解決すれば私の好きな話になりそうだったのに、こういうところだけ厳しい現実でグダグダで終わる。

主人公が精神疾患のごとく心情が破綻している。
核である恋愛をなくせば、いい話になったかもしれない。

新海は一通り見ていて、もう見ないと決定的に思った作品。
が事情により天気の子を見てしまった。

投稿 : 2019/10/30
閲覧 : 284
サンキュー:

6

ネタバレ

USB_DAC さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

何年も待ち望んで掴んだ出逢いは、やはり美しい

物語:
今までの新海作品で感じた胸が締め付けられる様な思いは、余り感じません。
圧倒的に明るく笑いもあり、各キャラクターの表情は非常に豊かです。過去
の作品からのオマージュも複数存在しています。そして今作品は三葉の未来
改変を描く作品。新海監督らしい和歌や古の正史を引用した伏線など、より
考察も楽しめる内容となっています。

作画:
とにかく精細な描写が美しい作品。自然豊かな飛騨の景色や普段目にする都
会の雑踏など、ただフィクションを精密に描くだけではなく、若干のファン
タジー要素も加えられているところが、アニメらしくまた素晴らしい。

そして、あの美しく描かれた糸守町をほんの一瞬で破壊した映像には衝撃を
受け、暫く放心状態だったのを未だに覚えています。

声優:
主人公の立花瀧役は監督のお気に入りだという神木隆之介さん。ヒロインの
宮水三葉は上白石萌音さんと共に若手俳優。厳正なオーディションで決めた
という通り、キャラとの違和感は全く感じず、その他豪華キャストとの掛け
合いもとても良かったと思いました。入れ替わりの声の変化も良かったと思
います。それにしても花澤香菜さんがチョイ役なんて、何と贅沢なことか。

音楽:
劇伴を含む全ての楽曲をRADWIMPSが担当。物語へのさり気ない感情の補足
や空気感を伝えるかの様な楽曲です。特に「スパークル」・「なんでもない
や」は個人的にとても印象に残る爽やかな曲です。

キャラ:
入れ替えに戸惑い、いがみ合いながらも惹かれ合う二人。ただ助けたい一心
で御神体に向かう瀧、ただ逢いたい一心で瀧の住む街に向かう三葉。容姿は
勿論、そのひた向きな姿に当然の様に魅了される自分がいます。そして一切
迷わず三葉の言葉を信じて協力する勅使河原と早耶香。瀧の3人の友。二人
に関わる全てのキャラが優しく、そして魅力的です。

入れ替わり後の朝、三葉に入れ替わった瀧を起こす度に一言二言語り、一々
襖を閉め怒鳴る四葉もまた、とても印象的な人物の一人です。



[あらすじ:始まり]
{netabare}
暗記カードを見る電車の中で、突然見知らぬ少女から声を掛けられ戸惑う瀧。
何故か淋しく乗降する彼女に慌てて名前を聞き、咄嗟に渡された組紐を掴む
途中でふと目を覚ます。見知らぬ部屋の風景に暫し茫然とする瀧。やがて身
体の異変に気付き驚くのだった。

翌日、何食わぬ顔で朝食を取る三葉。祖母と四葉、二人の友人にも昨日の様
子を指摘されるものの全く覚えてはいなかった。登校の途中、選挙演説をす
る父を見かける。しかし土建屋を営む勅使河原の父との癒着を噂さされる父
が許せず距離をとる毎日。その後の授業中、ノートに書かれたある文字を見
て薄っすらではあるが別人の生活を意識するようになる。

代々糸守を守る宮水神社の宮司を務める宮水家。三葉と妹の四葉は共に巫女
として過ごしていた。古伝である口噛み酒の儀式が揶揄われることが苦痛で
しかなく、来世は東京のイケメン男子になりたいと常々ボヤいていた。

翌日それが現実のものとなる。東京の四谷に住む立花瀧と入れ替わった三葉
は、戸惑いながらも東京生活を次第に楽しむようになっていく。その後、週
に2~3度は入れ替わりが発生する中で、互いの為にルールを決め、曖昧に
なる記憶を留めようと記録を残す仲にもなっていた。

ある日、一葉たち3人は口噛み酒を奉納する為、山上の中心にある宮水神社
の御神体に出向く。そしてそれは「その身の半身」だと一葉から伝えられた。
{/netabare}

[あらすじ:止まった時間]
{netabare}
その翌日、 目を覚ました瀧はある一通のメールに気付いた。それは入れ替
わった三葉がセットした憧れの先輩奥寺ミキとのデートの約束だった。慌て
て待ち合わせ場所に向かう瀧。しかし奥手の彼は場を持たすことが出来ずに、
ただ悪戯に時間だけが過ぎていく。

ふと立ち寄ったギャラリーである写真に釘付けになる瀧。それは何処か見覚
えのある湖を写した作品だった。その姿を見て彼の気持ちは別の場所に居る
ことに気付いたミキ。結局、散々だった二人の初デート。ミキは言葉少なに
その場を後にする。瀧は暫くその場に残り、ただひたすら携帯電話を手に取
る。しかし幾らコールをしようと、三葉への報告は叶うはずもなかった。

その頃、糸守町は地元の神社で行われた祭りで賑わっていた。そしてこの日、
あのティアマト彗星が現れる日。ぼんやりと夜空を見上げる髪を切った三葉。
二つに割れた美しい彗星に見とれた瞬間、彼との時間がぷっつりと途絶える。
{/netabare}

[あらすじ:真実を知る]
{netabare}
この日を境に、二人の入れ替わりは起きなくなっていた。次第に三葉の記憶
が薄れていく瀧。その後、何かに取り憑かれたかのように飛弾の風景の絵を
書き続けていた。いた堪れなくなった瀧は三葉に直接会いに行くことを決心
する。自ら描いた絵だけを頼りにミキと司を連れ、彼女が住む町へと向かう。

手掛かりが見つからないまま、ふと立ち寄ったラーメン店で、彼が書いた絵
が消えた町「糸守町」であることを知らされる。それは3年前、ティアマト
彗星の隕石が落下し、多数の命を失った事故の被災地であることを知った。

急遽、地元の図書館に出向く3人。事故の詳細を調べる中で多数の見覚えの
ある名前に驚愕する。そして、今迄の入れ替わりの真実に気付くことになる。

翌日、瀧は記憶だけを頼りに御神体へと向かった。あの口噛み酒を口にする
ことで、再び三葉と結ばれると確信する瀧。やがて、三葉の様々な記憶が頭
の中を走馬灯の様に巡りながら、その場で気を失ってしまう。

目を覚ました瀧は再び三葉と入れ替わっていた。そして彼女の生存に安堵す
る。今日は彗星が落下する当日。朝食を摂る中、一葉から幼い頃に夢で入れ
替わりの様な不思議な経験があることを聞き、代々受け継がれる宮水の家系
の入れ替わりは、この日の災いから糸守を守る為だと確信する。
{/netabare}

[あらすじ:未来の改変]
{netabare}
三葉に入れ替わった瀧が必死に町民に避難を訴え掛ける中、前日に突然東京
へ向かったと四葉から聞かされる。ただ彼に逢いたい一心で、3年の時間差
を知らぬまま必死だった三葉。例え出会い声を掛けたとしても、まだ中3の
瀧は当然彼女を知る由もなかった。淋しさと恥ずかしさから次の駅で降りる
三葉。名を聞かれ懸命に手渡す組紐が、やがて二人を永遠に結ぶ事になる。

見つめる先に三葉の存在を感じる瀧。勅使河原の自転車を借り、傷を負いな
りながらも懸命に御神体へと向かう。山頂の縁を走り回りながら声を掛け合
うが何故か互いの姿は見えない。やがて片割れ時となり、時空を超えて漸く
出会うことが出来た二人。

涙を流しながら瀧に近づく三葉。瀧は笑顔で組紐を三葉に返し、目が覚めて
も忘れぬ様にと、お互いの手に名前を書こうとする。しかし、あっという間
に片割れ時は終わり、ふと気づくと名前も書けぬまま三葉の姿は消えていた。
次第に記憶が薄れていく二人。既に互いの名前は忘れてしまっていた。

その後、仲間を巻き込みながら町を守ろうとする三葉。送電所を爆破し、町
の避難放送を乗っ取り、町中の人々にただひたすら訴える。被害が及ばない
高校へと誘導させようとするが、やはり彼等だけの力では及ばない。一度は
突き放されたものの、再び父を説得するために町役場へと走り出す三葉。

辿り着いた父の元には、何故か一葉と四葉の姿があった。血相を変え真っ直
ぐに父の前に向かう三葉。と、次の瞬間、隕石が神社の麓に直撃し、激しい
衝撃と爆風で町のほぼ半分が壊滅してしまう。
{/netabare}

[あらすじ:再会]
{netabare}
あれから5年が過ぎ、大学生となっていた瀧は就活に必死な毎日だった。既
に、あの日の出来事は記憶さえも薄らいでいた。町に隕石が落下したあの日、
偶然にも町を上げての避難訓練があり、ほぼ町の住民が助かっていたと報道
されていたことは覚えていた。何故だか良く分からないが、不思議とあの町
に興味を惹かれていたことは確かだった。

朝、目が覚めると何故か泣いている。そういうことが時々ある。あの美しい
星が降った日からずっと何かを、そして誰かを探している。偶然立ち寄った
カフェで聞き覚えのある二人の声にハッとする瀧。いつしか暇を見つけては
街の図書館に行き、あの町の景色を見ては心を締め付けられる様な気がする。
そんな日々を送る瀧。ある日、自分が乗る電車の車窓から併走する電車を眺
めると見覚えがある女性と目が合う。

赤い組紐で髪を結った女性もまた、瀧の顔を見て表情が一変する。互いに次
の駅を降り、ただ闇雲に街中を走り回る二人。漸くある坂を間に見つめ合う。
向かい合いながら一旦足を止める二人。名前など覚えていない、何を話して
いいかさえも分からない。暫くして無言のまま歩き出す二人。坂を上りきる
ところで勇気を振り絞り「君を何処かで」と声を掛ける瀧。振り返えるその
女性は涙を流しながら頷いていた。そして声を掛け合う「君の名前は?」と。
{/netabare}

[誰そ彼]
{netabare}
誰そ彼と 我をな問ひそ 九月の 露に濡れつつ 君待つ我を(巻十2240)

誰あの人は、などと私に聞かないで下さい。それは秋が深まる九月の露に濡
れながら、あなたを待っているこの私のことなのだから。

夕暮れになると、薄暗さからそこに居る人の姿が分からなくなることがある。
それ故に、古くから夕方のことを「誰そ彼時」と言うようになりました。こ
の短歌は、恋を抱く男性を待つ女性の歌。そして自分は問い掛けるのに、相
手からは聞かれたくないという矛盾。それは互いが結ばれる為に必要な、最
初の言葉を大切にしたいという思いが込められている様にも感じられます。
{/netabare}

[宮水家]
{netabare}
1,200年周期で訪れる隕石の災害を回避させる為に、自らの数年先を生きる
審神者(さにわ)との夢を通わせる力。宮水神社の神楽舞台での舞や奉納も、
200年前の「繭五郎の大火」によって文献の消失と共に意味も失われました。

宮水家で重要視される「ムスビ」。神の力で結び付けられる物や現象を全て
呼ぶとされるそれは組紐と口噛み酒の二つの風習に保存されています。そし
て組紐は、その複雑に絡まり合い生み出される様から神の業と時間の流れを
表していると説明されています。
{/netabare}

[口神酒]
{netabare}
口噛み酒もまた、ムスビを司る重要なアイテムとして描かれています。小さ
な洞窟の中にある御神体は、小川で囲まれていて、内側は幽世、即ちあの世
であり、一度入ったら出るときに自分の半分(口噛み酒は半身と一葉により
説明されています)を置かなければならない、とされています。

冒頭で世界最古の酒として語られ、舞の奉納と共に幽世で時間をかけて発酵
させる。それは3年後に口に含んだ瀧と隕石によって死んだ三葉とを再び引
き合わせるものとして、非常に重要な伏線となっています。
{/netabare}

[瀧が選ばれた理由]
{netabare}
宮水三葉の名前は水の神である罔象女神(みつはのめのかみ)即ち瀧神とい
う古事記・日本書紀との繋がりがあるようです。また神楽舞台で奉納に使う
織物も蛇や龍を模していることからも関連性が伺われます。

詳細は外伝「Another Side:Earthbound」にて
{/netabare}

[組紐]
{netabare}
隕石落下の3年後に瀧と三葉の入れ替わりが始まります。瀧の世界線でいう
と、三葉が3年前に瀧に組紐を渡した為に、二人の間にムスビができ、入れ
替わりが起こり始める。その後の終盤に瀧が糸守町を訪れ、片割れ時に三葉
に組紐を返すことによって三葉は難から逃れ、無事に助かるという訳です。
{/netabare}

[最後に]

5年後、雨の降る歩道橋で擦れ違う二人。「秒速」のラストを連想させるか
の様なこの一瞬に、やはりそうなるかと思わせられる。出会えるのかどうか
分からない中で芽生える恋など、最後まで本当に叶うのかと思ってしまう。

そしてあの劇的なラストシーンの安堵感。それは当然の様に感動へと誘ない
容赦なく涙腺を刺激する。まるで感動と不安を綯い交ぜた彩り豊かな組紐の
様な美しさです。

何年も待ち望んで掴んだ出会いと幸せ。いつ迄も大切にして欲しい。



以上、拙い感想でした。


2019/10/27  誤字修正

投稿 : 2019/10/27
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退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0
物語 : 4.0 作画 : 4.0 声優 : 3.5 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

時空を超えたボーイミーツガール

公開当時、普段アニメを見ないようなおじさんとかも君の名は。見た?とか話題にしてましたね。
カラオケに行くと、男の子は前前前世とかのRADWIMPSを熱唱してたり。。もう3年前になるんだ。早いなあ。
OPで瀧と三葉は赤い糸で結ばれてるんですね。二人は出会うことを暗示している?

最初は遠くにいる男の子と女の子の体が(精神が)入れ替わるという、ある意味古典的でわかりやすいプロットで興味を惹かれました。
入れ替わっても、元に戻ると、その時の記憶は消えてしまう。お互いに夢を見てるみたいなものなのかな?

相変わらず映像と音楽のシンクロがうまいな。MVみたいなとことか。新海監督の真骨頂ですね。

神社のある場所が巨大なクレーター跡というのは何かの暗示?

巨大な彗星が現れる。彗星が割れて落下して・・・そして入れ替わりが突然起きなくなって。。

ついに瀧は三葉に会いに行く。
ここまでの展開はすごくわくわくして、二人が会ったらどうなるんだろうと思って見てたんですが・・

なんとなくですが、この後の展開は、東日本大震災の経験を経て作られたような気がします。
実際私は湖になって電車がぐちゃぐちゃになったシーンなどを見て、8年前を思い出しました。
そして、この映画のように時を遡れたらいいのになと思いました。

彗星が落ちた大惨事は、3年前に起きたことで、三葉はすでに亡くなっていたことが分かります。
この展開はとてもびっくりして、そして三葉たちの穏やかな日常が消えてしまったことにとても悲しくなりました。

この後、瀧は米噛み酒を飲んで時を遡ります。そして、大勢の人々を救います。もちろん三葉も。
大災害で亡くなった運命を変えていくという展開は私も含め大多数の観客が望んでいると思うし、それでいいんだと思います。
二人が片割れ時にやっと出会えて、三葉の手にマジックで手に「すきだ」と書かれてるシーンは良かったです。

でもラストで二人が偶然出会うのはちょっと出来すぎかなと思ったり。

新海監督の作品は今までこれも入れて4作品見ましたが、やはりこれが一番良いです。
ちなみに私は、君の名は>秒速5cm>言の葉の庭>天気の子でした。

投稿 : 2019/10/17
閲覧 : 207
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tomledoru さんの感想・評価

★★★★★ 4.8
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 4.5 キャラ : 5.0 状態:観終わった

三年の時間差は

この話の面白い所は,高校生の男女の入れ替わりと,彗星の落下,そして,三年というタイムラグとタイムリープが存在するところですが周知のことですよね。

ご神体に供えられた,お酒を滝君が飲んだあたりから,最後の体の入れ替わりあたりまでで,タイムリープの発祥と世界線の移動が起こります。

この辺りは,あらかじめ新海監督が納得して設定したところで,私は「ご都合」主義ではないと思っています。

ここを気にされる方が多いようですので,SF青春ものとしてみれば,シュタインズ・ゲートとか数あるアニメと同じ構図です。

新海監督らしからぬところは,「秒速五センチメートル」のようにすれ違いのさびしい終わり方をせずに,ハッピーエンドで終わる,エンディングでしょうか。

万人受けを狙ったゆえに批評もされ,支持もされたのだと思います。

とにかく新海作品は,背景の描写がとても丁寧で見ていてすがすがしさを覚えます。

投稿 : 2019/10/15
閲覧 : 265
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ウル さんの感想・評価

★★★★★ 4.9
物語 : 4.5 作画 : 5.0 声優 : 5.0 音楽 : 5.0 キャラ : 5.0 状態:観終わった

今更ながら初めて見ました!予想以上に壮大な展開。

最初は恋愛物の映画なので全然期待してませんでした。す
理由は世間で流行ったとある2タイトルの恋愛映画が全く合わなかったからです。

この映画も前の2つ映画と同じ合わなかったら嫌だな…けどみんな面白いというなら見てみようって感じです!

最初の触りはあらすじ通りなのでちょっと退屈にも感じました
{netabare}序盤は三葉と滝が入れ替わってあたふたしてお互いにルールを決めるところは普通によかったです。
お互いがお互い好き勝手やってる部分とかもいいですね。
王道のストーリーだなっと思ってみてました。


三葉のアシストで先輩とデートここから物語がかなり動きます!
飛騨の写真を見て足止まる瀧、先輩からの別れ際の会話のやり取り。
ここで瀧も三葉のこと好きと自覚するシーンですね。
ここで彗星の伏線があったりします。

ここまで文句があるとするならお互いが好きになる心理描写が雑なところです。
ただ入れ替わって文句言ってRADWIMPSの曲流れてダイジェスト風なのでここをしっかり描写してほしかったです。
ダイジェストでも惹かれ合うシーンはわかりますけどここをもっと力入れてほしかったかな。
それでもこの時間によくまとめたと思います。

そこからシーンは飛び今までの三葉とかなりの頻度で入れ替わってたのに全く身体が入れ替わらなくなります。
思いを募らせる瀧…前見た写真をヒントに先輩も友人と瀧で三葉に会いに行こうとします。
諦めて帰ろうとするとラーメン屋で三葉の出身地がわかります。
ここは衝撃的でした。
町がなくなって湖になっていたので。
携帯の日記も消えていく…
三葉は死んでいた…?
かなりビックリしました!

ただここも疑問点が一つあります。
なんでこの場所を調べてたのに彗星が落下した大災害を瀧が覚えてない、または知らないかです。
ここは地名を聞いて思い出すシーンでもよかったかなと思いました。
それでも最初は疑問よりも衝撃のが強かったです!

一人で御神体のところに行って噛み酒を飲む瀧がなんとか三葉と繋がりを取り戻して入れ替わるシーンいいですね。
ここは感動もして、そして笑いました!
泣いて胸揉みながら四葉の名前言いながら近づいてきたらそりゃ四葉も三葉がおかしくなっと思います笑

そして身体が入れ替わる理由がわかります。
三葉の家系は神社の家系で歴代の人達も同じような経験があると聞かされます。
瀧はもしかしたら今日のためにあったのかもしれないと。
1000年前に彗星が落ちてこのことを予言?暗示してた三葉の家系はそういう能力があったってことですね。

瀧は町を救うために友達と協力してみんなを避難させようとします。
ここも描写不足のところです。
お婆ちゃんも信じなかった彗星が落ちてくる話を何故あんなにすんなり友人は信じたのでしょうか?
ここをもうちょっと丁寧に描写してほしかったです。

ここから自分では友人じゃなく三葉だったらもっとよく説得出来るのじゃないかと思い御神体のところに急ぎます。
ここも、もうちょっと丁寧に描写してくれたらなと思いました。
何故そこに行ったら三葉に会えると思ったのか?
このままでもあそこは不思議な繋がりとあの世、この世、未来過去が繋がってるって言ってましたけどここを一瞬でもいいから回想でいいので入れてほしかったです。

3年前の三葉と瀧の出会いは悲しかったです。
瀧からしたらそりゃ当たり前の反応です。
ただ悲しかった。

御神体のところで元の身体に戻って再会するシーン…バックの音楽と三葉と瀧のやり取りだけで泣けました。
目が覚めても忘れないように名前書いておこうってとこめっちゃいいです!
おまえが世界のどこにいても俺が必ずもういちど会いに行くってセリフ…普通ならちょっと恥ずかしいセリフですが最高でした。

そこから瀧が三葉の名前を忘れちゃうシーン…けど生きていてほしかった…大事な人、忘れたくない、忘れちゃだめな人…誰だ…誰だ…名前ってシーンも色々湧き上がってきます。

入れ代わった三葉も瀧の名前を忘れてしまいます…転ぶ三葉…掌の名前を確認しようとしたら「すきだ」って書いてあるシーンも最高でした。「これじゃ名前わからないよ」って名前がわからなくても好きなのは覚えている…お互いこのとき名前は忘れていても好きなことは忘れていない。

いい…すごくいい!

もしこのとき名前を書いていたら名前ごとマジックが消えてたのかなと思いました。

「すきだ」って言葉だから残ったのかなと。

彗星が落ちてシーンが切り替わったらほぼ三葉に関する気持ちは忘れてしまっていた瀧…けど潜在意識では覚えているのがよくわかる描写で本当に大切なことは記憶が忘れていてます身体が覚えているとわかるいいシーンです!
文字通り本当に身体も入れ替わってましたし!

先輩も結婚し、町民が無事だったことがわかる…カフェで飲んでいると三葉の友人二人が結婚のこと話し合ってるのに遭遇…もしかしたら三葉も外ですれ違いますがここではほんとにすれ違うだけです。

電車に乗っていたら対抗の電車の窓際でお互いを発見。
「ずっと誰かを探していた」
お互いすぐに電車を降りて探し合います。

階段で見つめ合う二人最初すれ違いなかなか声がかけられないところに瀧が声をかける…「あの俺君をどこかで」

三葉が泣きながら「私も」
瀧も泣いて「君の名前は」で終わります。

ラストもすごく綺麗でいいですね。

中盤からの展開から後半までずっと泣けるシーンが続いていい意味で辛かったです。

忘れちゃう切なさや忘れられないほどの体験。

記憶が忘れても心は忘れない。

物語で描写不足、無理矢理なところも多少ありましたがよくこの尺で収めたなと思います。

すごく感動しました。

星を少し下げたのは無理やりなところも多少あったのでその分です。ご了承を。{/netabare}

投稿 : 2019/10/10
閲覧 : 240
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19

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たんたんたぬき さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 4.5 声優 : 4.0 音楽 : 4.5 キャラ : 4.0 状態:観終わった

監督の仕事

映画とTVアニメってストーリーが違うと思う。というより以前アビスで書いたけど、映像ばかり注目されるけど監督の大事な仕事って時間管理だと思う。実写だとこれがすぐに納得してもらえる編集作業が入るからになる。アニメは原画を創るのでお金の問題でそれが無い。映像から選んで編集するって作業が無い。

絵を選ぶ作業が軸なんだけど、それに伴ってストーリーの編集も入ってくる。アニメも当然監督がこういうの管理してる。基本余程の事が無いと脚本の上に監督が居る。その余程の作品はまどマギで脚本家の一発手直し無しだったらしい。あの作品は監督より脚本家の作品だと思う。原作のある作品はほとんどが編集される。

その中にただ筋展開を選ぶだけじゃなくて、作品としてどう話を時間的に配分していくかが当然入ってる。あくまでマニアじゃなくて平均的人間を相手にするなら面白い話しっては基本は簡単で、冗長さを消すことに尽きるんだ。無駄なく押し込められたお弁当こそが面白い話しと言えるだろう。

この作品はそこが良い所だとおもう。素材を見るとなんてアリキタリでありふれてるんだと思わないか?となる。この作品のツボは雑多な要素の編集にあると見ている。ブレンドよりも、バラバラに使ったものがそのまま組み合わさってる。君の名はブレンドされた世界観を作り上げてない。ストーリーとしてくみ上げてるんだ。

私は新海監督かなり知ってるほうだと思う。逆に星を追うものぐらい見てないだけで大半見てる。その私から見てなんでこんな作品創れたんだ?ってすごく驚いてる。もし君の名はしか見た事無い人が居たら是非過去作品を見て欲しい。人間の能力について試して無い事は未知だと分かると思う。

人の能力は過去の実績で見られると思う。そこからならこの人が何故こんな作品を創れたか?全くの謎だと思う。この人を選んだプロデューサーがすごいと思う。簡単に言えばこれまでと違うのは大衆向けなんだと思う。こういう場合過去の持ち味を上手く大衆化するんだ。それが出来た監督が宮崎監督になる。

君の名はそういう作り方じゃない。全く新しい新海作品だと思う。70%ぐらい面白いツボは過去作品と関係が無い。私の言ってる事は過去作品を見れば絶対に分かる。持ち味が出てないわけじゃない。過去刺激になってた部分が、ものすごく薄められてる。ここまで薄いと別物と読んで良いだろう?

正直言えばこれが初監督作品だといわれても納得する。これで恋愛という縛りがなければ宮崎駿の再来だと言える。宮崎監督の一番のすごさはそのバリエーションの豊かさで似たタイプは手塚になる。

私の作品の評価より自論紹介になってしまうけど、私は大衆向けとマニア向けは刺激が違うと思ってる。馬鹿にしてると思われたくないけど、大衆向けってのはあんまり頭使わない刺激が多い。あくまであんまりなので。マニアってのは好きだから考えてくれる。大衆を馬鹿してるわけじゃなくて、大人の場合仕事以外でそんな一生懸命趣味でもないのに息抜きで頭使わないでしょ?

じゃアニメ漫画を趣味にしてる人はどうなんだ?確かにマニアは居る。だがアニメ漫画の本質ってのはあんまり頭使う物語じゃないと思う。だから考えなくても楽しめる物語にシフトしないといけないんだ。これが新海監督は出来てる。

冒頭の男女入れ替えこれによって分かりやすい刺激を作る。次にこれを遠距離にする事でアリガチな男女逆転に対して個性を創る。後は日常の中で都会と田舎の対比をして新しい刺激、おかしな行動を起こしてそれを観客に観察させて刺激にする。とても分かりやすい刺激を小まめに繋いでいく。

ちなみにこの遠距離の個性こそが新海監督の過去作との繋がった部分になる。届かない思いが多分新海監督のテーマでそれはデビュー作ほしのこえからやってるのでかなり思い入れのあるテーマだと見てる。じゃ新海監督らしいじゃないか?ものすごい薄めてあるので、これは別物だから。

単発の刺激を繰り返して、その場その場で退屈させないようにしてて、これを連続させて、どかんと来るのがヒロインを含めた町そのものが今は無いってのが分かる部分だと思う。王道、徹底的な物語の王道起承転結の転になる。これは教材になるぐらい上手い転だと思う。転とは何か?展開の驚きの刺激を最大限に出す部分。そこからの過去を変える結の流れも見事。

短期的に刺激を繋いで飽きさせない、そして単調な刺激の連続にならないように上手く全体の刺激に切り替える。そしてそれは最大の刺激を持って行う。ストーリーの刺激だけだとここまで退屈になってしまう。サビが良い曲はどの曲も大体そうなる、だがそこに至るまで退屈じゃない刺激に溢れてる部分に私は注目する。

大きな差はつかないが、退屈な気持ちに長時間させない。これが時間管理の1つの重要な手法になる。まあサビ自体の大きな差もやっぱり差になる部分なのでそこがすごいのはもちろんなのだけど。後の楽しみのためにじっと我慢してみ続ける、私はそういう小説的な楽しみ方が映像作品では受けないと思ってる。

ストーリーの整合性ばかりに眼を向ける人間ってのは小説的な古いストーリー論だと思う。絵的なストーリーはそれより重視うるものがあると思う。漫画も似てる、だが漫画と映像作品との決定的な違いは物語が進む時間が監督によってコントロールされてるって点なんだ。適切な時間に客を退屈させないように分かりやすい刺激を作る監督じゃないと大衆向けは成功しにくいだろうと私は考えてる。

過去の新海監督の作品はそれが出来ていたか?と言うと、何故こんな作品が出来たのか?過去の実績からはさっぱり私は分からない。過去の監督の作品が文学小説だとすると、これはラノベだぐらい違う作品だと思う。

あ、棚を見たら私新海監督評価した事が無かった。だから映像にも一応触れておこうと思う。私が映像が嫌いなのが映像ばかりで他の部分の力量の足りないクリエイターがアニメ製作者に多いからになる。原画からあがってきて監督になる人って物語についてどう考えてるのか?と思う。漫画で絵が綺麗なだけの人なんて売れないでしょ?そういう人は原作者と組んで始めて力を発揮できる。アニメで言えば脚本化がそうなって欲しいのだが、アニメはそうなってない。

ルーカスみたいな原作を創れる監督ってほとんど居ない。宮崎駿は漫画家が過去に軸がありだから原作を創れるし、彼の漫画ナウシカは私にとって最高傑作に近い作品になる。アニメの面白さをなんだと思ってるんだ?って思うから映像馬鹿が嫌いなんだ。金ばかりかかるくせに大して刺激にならない映像ってのが本当に嫌いで。

映像が単純に嫌いなわけじゃなくて、映像以外が金になる要素なのに映像ばかり金が費やされるアニメって媒体にほとほと嫌になってるからってのがある。

だが新海監督の映像は確かに凄いね。根本的には実写とあまり変わらないので、すごい衝撃的じゃないけど、ニッチ的な視点ならこれ十分実写と差別化された個性があると思う。私キラキラ妄想世界と読んでるけど、実際の現実を心象風景としてキラキラさせる絵ってのが新海監督の売りなんだと思ってる。

ピカソなどの芸術などと違ってシンプルに綺麗って思う絵だと思う。そういう本能に訴えかけるシンプルな美。特にこれが顕著なのが過去を振り返るような流れで創ってある秒速5センチメートルなんだけど、主人公の過去の恋愛の心象風景というような美化を映像化したものじゃないかな?と見てる。

今回の場合ハッピーエンドなのでその辺り違うのだけど、一度は失ってしまった過去なのでそのあたり良いんじゃないのかな?とは思う。リアルじゃなくて良いじゃない、嘘でも良いから思い出はキラキラしてほしいもんだ。

後音楽にも触れておこうと思う。秒速が顕著だけどあれ山崎まさよしの歌を膨らましたような内容だった。だからある意味長編PVと言っても良いような内容だった。その経験が生かされるのか?音楽の使い方が上手かったと思う。煩いという人もいるけど、そもそもPV的な創り方で音楽と新海作品は密接な関係があるんじゃないか?と思ってこの作品で知ったミュジーシャンだけど高い評価してる。

投稿 : 2019/10/08
閲覧 : 198
サンキュー:

7

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退会済のユーザー さんの感想・評価

★★★☆☆ 2.3
物語 : 1.0 作画 : 3.0 声優 : 2.5 音楽 : 3.5 キャラ : 1.5 状態:観終わった

What your name? I'm afraid I don't know my name

※辛辣な事を書いていますが
「素直な感想」です


あらすじ…

「男の子が女の子を助けるお話」
でいいのかな?


地上波で 2度 観たのだけれど

1度観たとき
意味が 解らなくて(ちらっと観ただけだったし)

まだ私には早いのかな?と
思うことにして

2度目は 真剣に視聴

結論

さっぱり意味が解らない それどころか

疑問だらけ
「なんで?」「どして?」の嵐


もともと私は
「理解力」に欠けているし
「恋愛物」のアニメや 映画は苦手

ゆえに 相性は悪かった…


誰かに「聞きたい」思い みたいなものが
あって ちょっと書いてみようと思います



「彗星」が落ちること
いくらなんでも 前もって解るでしょ?
(それが解っていたら 物語が成立しない)

例え 落ちたとしても
被害は 穴ぼこ1個じゃ 済まないでしょ?
(いや ファンタジーだから)



いつ 何がきっかけで 瀧君と三葉ちゃんは
入れ替わったり 戻ったりするの?
(観てれば解るでしょ?ってことかな?)



心が入れ替わったら 相手を好きになるの?
(そうじゃないと 物語が成立しない)



「口噛み酒」を
「Kiss」(それ以上?)のような描写にする 安直さ
(誰かが怒るぞ?)

(あっ 口噛み酒の事なら「もやしもん」おすすめ!
丁寧に説明されてますよ)



瀧君の「憧れの先輩」が 夜 ケバ子さんになってた…


不安な時 雨が降る
ここぞ!の場面で 鳥が 空を舞う
etc.

いきなり の出来事や
予想通り の出来事が 沢山で

時系列も ずれているから
難解で

頭が 追い付かない状態に陥って
自分の馬鹿さに 悲しくなった


終盤
{netabare}お祖母さんが 三葉に
「私も昔 そういう経験をした」みたいな事を
言った時{/netabare}

えっ??
「特種能力」をもった「家系」ってこと?
(だから ファンタジーだからね)



友達は
「まぁ 解りやすくて面白いんじゃない?ハッピィエンデングで」

「深く考えて観る作品ではないよ 話はペラッペラだよ」

「あなたは 恋心の機微が解らない人だからね」

と言ってた「作画綺麗だし」とも


作画
私はやっぱり「やり過ぎ」だと感じた、
光の表現が。

「顔の半分色が違う」場面が多々あって
違和感が ぬぐえなかった



今 これを書いていて思う事

人が良いと思うものを「良い」と思えない私は
「天邪鬼」なのかな?
やっぱり凹んでしまう

きっと
例えば

「A→B→C」と
順序づけして 行動とかする人だったら

良い作品だと 思うのかもしれない

けれど
「B→C→A」
「C→B→A」
「C→A→B」の私には… 残念な作品だ


「名前」は記号でしかなく

目にはみえない「心」は 融合すること

私 知ってる

そして
私の目に映る「風景」は

こんな「嘘のかたまり」じゃない
もっと きれいなんだ






















「監督」は「裏方」であるべき

「お金」のにおいがするようになったら○○○



RADWIMPS ライブ よく行っていました
「へっくしゅん」「PAPARAZZI」(←I Razz Papa)
名曲いっぱい

投稿 : 2019/10/03
閲覧 : 450
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退会済のユーザー さんの感想・評価

★☆☆☆☆ 1.0
物語 : 1.0 作画 : 1.0 声優 : 1.0 音楽 : 1.0 キャラ : 1.0 状態:観終わった

新海誠は地に落ちた

このアニメで今までそこそこ好きだった新海誠が大嫌いになりました
背景も今回はギラギラピカピカしすぎ

{netabare}「お前は誰だ」と問うくらいなら入れ替わってる時に
生徒手帳でも見ればいいんじゃないかと思ったり
(そもそもいきなり入れ替わって学校とかバイト行けるか?
道なんて右も左もわからんだろ)
「忘れないように名前を書こう」と言っている本人が名前は書かず
「すきだ」とだけ書くのはどう考えてもおかしいし
見ず知らずの女にいきなり貰った紐大事にして腕に巻くか?
普通気持ち悪くて捨てるだろなど

決定的なこと言えばカレンダー見たら全てが破綻する{/netabare}

色々と腑に落ちない点や辻褄が合わない、強引すぎるところが多々あり
いくらSFやファンタジーと言っても舞台は現代ですので混乱しますし
物語の中盤で最早これだと
お話自体が成立しないんじゃないかと思ってしまう致命的描写があります

また日常とSFファンタジー場面の境目が曖昧で
非常にわかりづらいので話についていこうと考えながら観る程に
脚本のアラが見えてしまうといった具合です

ハッピーエンドなら過程は気にならない人が多いのでしょうか?
映画を考えながら観る方には全くオススメ出来ません

映画にとってある程度の「ご都合」は欠かせないものかもしれませんが
これはその「塊」で全く心に響きません

お話については世界線と時空を同時に超えて入れ替わるということ自体
舞台が現代なので無理がありすぎる設定だと思いますし
色々詰め込みすぎている割に内容は端折りすぎで
(特に三葉の父親説得シーンがないのは愕然としました)
三葉など500人もの過去を改変しているので
様々な問題が出てくるはずですがその辺もバッサリ切り捨てられていて

さらにその世界線は別ルートなわけですから
瀧が自分の世界線に帰ってきてその後二人が出会うということは
平行世界などの概念が色々おかしくなってしまうわけで
仮に単なるタイムトラベル物だとすると
さらに大きな矛盾が発生してしまうことになり
ますます説明がつかない事になってしまい
考えれば考えるほど訳が分からなくなります

災害なかったコトにして田舎を捨てて東京でみんなハッピーとか・・・
3.11など過去の災害をふまえて作ってるんだとしたら
これほど無神経なこともないわけで
(これは公式が意識して作ったと発言しましたね
人間性を疑いますし、新宿礼賛もいい加減にしろと言いたい)

このアニメにはある疑惑があり
(今に始まったことじゃないけれど今回のは決定的にダメ)
そのことについては新海誠はダンマリ決め込んでいますが
個人的にはクリエイターとしてやってはいけないことをしたと思っていますし
まあ監督自身「パッチワークした」と発言してる辺りそういうことなんでしょう
はっきり言って本当に失望しましたし
評価以前の問題となってしまいました

今まで色々目をつぶってきましたがもうダメです
自分はこの人のアニメは最早正面からは受け止められなくなりました
過去作も全て台無しです

あと、金が絡み始めてから新海アニメは工作が酷いですね

興行収入が良かった=面白い とは必ずしも一致しませんし
世間の評価は初回出荷分の円盤が未だにさばけず
ワゴンの惨状見れば一目瞭然でしょう

投稿 : 2019/08/22
閲覧 : 284
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sinnsi さんの感想・評価

★★★★★ 4.2
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 4.0 キャラ : 4.0 状態:観終わった

【再レビュー・点数変更】素直に楽しめばいい

【物語(+キャラ)評価】
{netabare}「どうして二人はお互いを好きになったの?」と疑問を抱く人がいる。
あらゆる作品上、お互いへの理解を深めるうち、好きになっていたというだけで十分だと思うのだが、それ以上の何かが必要だろうか。

本作に至っては、性別の異なる瀧と三葉は入れ替わるという超現象を体験し、共有している。
周囲の好意的な反応を観察し、可能な限り相手を演じ続け、外面も内面も十分理解するに至り、交換日記というラブレターまで交わしていた。
さらに、お互いを通じてジェンダーが理解できた側面だってあったはずだ。
そこでお互いを好きになる余地があるとすれば、それは同棲や結婚を超越した愛の形だろう。
(また、下記で記載した理由により、適したパートナーとして選別されていたようにも思われる。)

同時にこの入れ替わりでは、3年もの時間軸の入れ替わりまで生じており、
そこでより疑問を抱く人もいるが、なんということはない。素直に楽しめばいいのだ。

単純な話で、1200年周期で衝突する隕石を回避しようとする、宮水の力によって上記の入れ替わりがある一方、
その力の一片である、夢というのは欠陥性のある作用であり、それによって記憶がおぼろげになっていたにすぎない。
また三葉が見ていたのは予知夢であり、瀧はそれに干渉していたのだ。

後にスマホ上のデータが消えたのは、三葉の死を回避できなかったため、世界が整合性を保とうとしたのだろう。
一度バッドエンドを迎えた後、瀧がグッドエンドを迎えようと奮起し、そこで新たなパラレルワールドが生まれたのである。
(宮水の力・夢の欠陥性については、本作の展開・セリフでも再三説明がされている。)

なお、私の過剰解釈により、瀧が三葉から組紐を譲り受けたことがきっかけで、入れ替わりが生じていたのだと思い続けていた時期があったが、それは正ではないだろう。
そう解釈した場合、話の構造が複雑となるか(再々レビューの必要がある)、タイムパラドックスが生じて物語として成立しなくなる。
入れ替わり自体は宮水家の力であり、相手が瀧であったのは、隕石の回避へと至らしめる相手として適切であったからにすぎない。
(それに加え、1200年後も隕石を回避するため、宮水の血を残すパートナーとして適切であったからだろう。)
(組紐においては、御神体への導き・口噛み酒による再入れ替わりの作用があったと解釈する余地はある。)

疑問点を解消していけば、この話はとても愛に満ちあふれた素直な話であり、
巨大なものから抗う愛をも描き、深い設定・世界観をも有しているので、幅広い層が楽しめるだろう。
しかし過去の私がそうであったように、疑問点を解消できないままでいると、話に入り込むことは難しいかもしれない。
そういった人は疑問点について予習をした上、もう一度だけでいいので、ぜひとも観てもらいたい。{/netabare}

【作画評価】
新海誠監督の前作『言の葉の庭』『星を追う子ども』の時点で、作画は十分に完成されているように感じていたが、
それを突き破る完成度を見せつけられ、1秒1秒、その世界へ没頭させられる。

美術背景はより実体感を持たせて自然に仕上がり、どれもプロのカメラマンが気合を入れて撮影した、綺麗な風景写真のように仕上がっている。
それなのに気取ったところはなく、普遍的なアニメのような塗りでもなく、風景写真をより良くしようと、一枚一枚エネルギーが込められている。

キャラデザと作画はとてもかわいらしいのに、萌え系には振り切っておらず、幅広い年齢層が楽しめる仕上がりになっている。
また高度な背景に負けることはなく、一体となってより高度に調和し、動きも非常に丁寧で活力にあふれている。
(キャラデザ・作画監督を担当した安藤雅司氏(ジブリ出身)の尽力もあるようにうかがえる。)

光の処理においても、非常に素晴らしい。
太陽・人工灯・彗星等の光が生じるシーンでは、光が常に計算されて背景とキャラクターに当たっているのだが、
どれも非常にエネルギーを感じられる光で、朝と昼の陽はまるで青春の1ページを切り取ったようなエネルギー感に満ちあふれ、暗所の人工灯・彗星では、陰鬱さと神秘性が際立っている。

本作の作画は、実写とアニメのいいとこ取りをして、極限までに完成度を高めている。
地上波アニメでやろうとすれば、予算や時間の制約から不可能であろう上、新海誠監督と恵まれたスタッフゆえに完成した境地だろう。

~~

↓旧レビュー(2016/09/04投稿・★3.2・サンキュー15) (本レビューは削除の上で再投稿をしたが、プロフィール上ではサンキュー歴が残ってしまうため、これまでサンキューをしてくれた方のために記録)
{netabare}(タイトル「闇鍋」・閲覧84)
本作は、遠い見ず知らずの少年少女の入れ替わり物でありながらも、
その少年少女は同じ時間軸を生きてはいない、タイムリープ物という要素も加わっている。
意外にも、誰もやらなかった盲点だろう。

しかし、それだけであるとも言える。
まず、入れ替わりの要因であると考えられる組紐を付けていた瀧(少年)だが、
これは瀧の時間軸で三年前、入れ替わりによって一方的に面識を持たれていた三葉(少女)から、不気味に受け取った代物なのだ。
この時点で「組紐が先か入れ替わりが先か」という単純明快なタイムパラドックスが起こっており、物語は数々の矛盾への補完がないまま進んでいく。

また、ズレた時間軸の中で三葉は死の運命の中にあり、
入れ替わりができなくなった後、事実を知った瀧は救い出そうと、死の運命より前に入れ替わろうと四苦八苦し、何とか入れ替わったのだが、
これ以降は設定が活きる事もなく、全てを知る瀧は安全圏の中にいるのだから、カタルシスを覚えることはない。
末期には副作用で、お互いが入れ替わり相手に関する記憶を喪失し、それに輪をかけて恋愛要素が絡むのだが、全体的に冗長でいて退屈だ。

ただそれでも、序盤は入れ替わりによる性差・カルチャーギャップ、それに順応しようとする描写は非常にコミカルであった上、
時には場面切り替えで数時間、数日、数年ほどシーンが大きく飛ばされるのも、演出の域にあるほどの見事な物であり、作画も劇場版クオリティを十二分に満たしている。
キャラクター・背景・他有機物は生命感にあふれ、最後のフレームまで生き生きとしていたのだった。
↑旧レビュー(2016/09/04投稿){/netabare}

投稿 : 2019/08/18
閲覧 : 199
サンキュー:

3

ネタバレ

icefish7 さんの感想・評価

★★★★★ 4.5
物語 : 4.0 作画 : 5.0 声優 : 4.0 音楽 : 5.0 キャラ : 4.5 状態:観終わった

美麗背景✕ボーイミーツガール✕時空SF

最後のお父さんとのやり取り→オカルト雑誌、ラッドの音楽など素晴らしい体験をさせてもらいました。

投稿 : 2019/08/07
閲覧 : 182
サンキュー:

6

たいが さんの感想・評価

★★★★☆ 3.1
物語 : 2.5 作画 : 4.5 声優 : 3.0 音楽 : 3.0 キャラ : 2.5 状態:観終わった

正直、宣伝の割に面白くなかった。

このアニメ映画が好きならば、
もっといい作品にまだ出会えてない
という事とも言えるので
ある意味羨ましくもあり、是非新しい神作品を見つけてほしい。

投稿 : 2019/08/05
閲覧 : 267
サンキュー:

8

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君の名は。のストーリー・あらすじ

新海誠監督による長編アニメーション。

千年ぶりとなる彗星の来訪を一ヶ月後に控えた日本。
山深い田舎町に暮らす女子高校生・三葉は憂鬱な毎日を過ごしていた。
町長である父の選挙運動に、家系の神社の古き風習。
小さく狭い街で、周囲の目が余計に気になる年頃だけに、都会へのあこがれを強くするばかり。

「来世は東京のイケメン男子にしてくださーい!!!」

そんなある日、自分が男の子になる夢を見る。
見覚えのない部屋、見知らぬ友人、目の前に広がるのは東京の町並み。
念願だった都会での生活を思いっきり満喫する三葉。

一方、東京で暮らす男子高校生、瀧も奇妙な夢を見た。
言ったこともない山奥の町で、自分が女子高校生になっているのだ。

繰り返される不思議な夢。そして、明らかに抜け落ちている、記憶と時間。
二人は気付く。

「私/俺たち、入れ替わってる!?」

いく度も入れ替わる身体とその生活に戸惑いながらも、現実を少しずつ受け止める瀧と三葉。
残されたお互いのメモを通して、時にケンカし、時に相手の人生を楽しみながら、状況を乗り切っていく。
しかし、気持ちが打ち解けてきた矢先、突然入れ替わりが途切れてしまう。
入れ替わりながら、同時に自分たちが特別に繋がっていたことに気付いた瀧は、三葉に会いに行こうと決心する。

「まだ会ったことのない君を、これから俺は探しに行く。」

辿り着いた先には、意外な真実が待ち受けていた…。

出会うことのない二人の出逢い。
運命の歯車が、いま動き出す(アニメ映画『君の名は。』のwikipedia・公式サイト等参照)

ティザー映像・PVも公開中!

放送時期・公式基本情報

ジャンル
アニメ映画
放送時期
2016年8月26日
制作会社
コミックス・ウェーブ・フィルム

声優・キャラクター

神木隆之介、上白石萌音、長澤まさみ、市原悦子、悠木碧、島﨑信長、石川界人、成田凌、谷花音

スタッフ

新海誠、 監督:新海誠、脚本:新海誠、キャラクターデザイン:田中将賀、作画監督:安藤雅司、音楽:RADWIMPS

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